JP2003048281A - 防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルム - Google Patents
防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムInfo
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- JP2003048281A JP2003048281A JP2001237206A JP2001237206A JP2003048281A JP 2003048281 A JP2003048281 A JP 2003048281A JP 2001237206 A JP2001237206 A JP 2001237206A JP 2001237206 A JP2001237206 A JP 2001237206A JP 2003048281 A JP2003048281 A JP 2003048281A
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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- Laminated Bodies (AREA)
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- Paints Or Removers (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期にわたって持続する防霧性及びべたつき
抑制効果を備え、環境に与える影響の少ない防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを提供すること。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、可塑剤40〜60重量部、防曇剤1〜4重量部およ
び1分子中に少なくとも親水基と3次元架橋型オルガノ
ポリシロキサン構造を有する親水基変性オルガノポリシ
ロキサン0.03〜3重量部を配合した農業用塩化ビニ
ル系樹脂フイルムの片面に、アクリル系樹脂を主成分と
する防塵塗料の塗膜を設けた防塵性農業用塩化ビニル系
樹脂フイルム。
抑制効果を備え、環境に与える影響の少ない防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを提供すること。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、可塑剤40〜60重量部、防曇剤1〜4重量部およ
び1分子中に少なくとも親水基と3次元架橋型オルガノ
ポリシロキサン構造を有する親水基変性オルガノポリシ
ロキサン0.03〜3重量部を配合した農業用塩化ビニ
ル系樹脂フイルムの片面に、アクリル系樹脂を主成分と
する防塵塗料の塗膜を設けた防塵性農業用塩化ビニル系
樹脂フイルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作物を栽培する
ハウスやトンネルに使用され、防霧性と防塵性を備えた
農業用塩化ビニル系樹脂フイルムに関するものである。
ハウスやトンネルに使用され、防霧性と防塵性を備えた
農業用塩化ビニル系樹脂フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハウス栽培やトンネル栽培により農作物
の促成栽培が広く行われている。これらのハウスやトン
ネルに使用される被覆材としては各種の熱可塑性樹脂材
料が使用され、特に軟質塩化ビニル樹脂フイルムが広範
囲に用いられている。これらのフイルムで農作物の栽培
を行った場合、フイルム内表面に凝結水を生じ、その凝
結水のぼた落ちにより、幼芽が被害を受けたり、太陽光
の透過が悪くなるので、通常、防曇剤を配合することに
より、凝結水をフイルム内表面に拡げ、フイルム内表面
に添って流し落とす効果(防曇性)を付与している。
の促成栽培が広く行われている。これらのハウスやトン
ネルに使用される被覆材としては各種の熱可塑性樹脂材
料が使用され、特に軟質塩化ビニル樹脂フイルムが広範
囲に用いられている。これらのフイルムで農作物の栽培
を行った場合、フイルム内表面に凝結水を生じ、その凝
結水のぼた落ちにより、幼芽が被害を受けたり、太陽光
の透過が悪くなるので、通常、防曇剤を配合することに
より、凝結水をフイルム内表面に拡げ、フイルム内表面
に添って流し落とす効果(防曇性)を付与している。
【0003】この防曇剤としては、ソルビタン系、グリ
セリン系などの多価アルコール型の非イオン性界面活性
剤が用いられ優れた防曇性を有するが、フイルム内外に
おいて気温差の大きな冬期の朝、夕或いは降雨時にフイ
ルム内表面の近傍から霧が発生するという欠点がある。
セリン系などの多価アルコール型の非イオン性界面活性
剤が用いられ優れた防曇性を有するが、フイルム内外に
おいて気温差の大きな冬期の朝、夕或いは降雨時にフイ
ルム内表面の近傍から霧が発生するという欠点がある。
【0004】この霧は、作物の葉、茎、実などを濡らし
て病気発生の一因となり、また乾燥するのに暖房の熱量
が必要となる。この問題点を防止するため特公昭59−
35572号公報、特公昭62−31742号公報およ
び特公昭59−35573号公報のようにシリコーン系
界面活性剤、オルガノポリシロキサン化合物やフッ素系
界面活性剤を上記の防曇剤とともに併用した農業用被覆
材が、防曇性と共にフイルム内表面の近傍における霧発
生現象を抑制する(防霧性)を発揮することが知られて
いる。
て病気発生の一因となり、また乾燥するのに暖房の熱量
が必要となる。この問題点を防止するため特公昭59−
35572号公報、特公昭62−31742号公報およ
び特公昭59−35573号公報のようにシリコーン系
界面活性剤、オルガノポリシロキサン化合物やフッ素系
界面活性剤を上記の防曇剤とともに併用した農業用被覆
材が、防曇性と共にフイルム内表面の近傍における霧発
生現象を抑制する(防霧性)を発揮することが知られて
いる。
【0005】しかしながら、上記のシリコーン系界面活
性剤、オルガノポリシロキサン化合物は多量に配合しな
ければ十分な効果が得られず、また多量に配合すると、
べたつきが生じるため、一般的にはフッ素系界面活性剤
が使用されている。しかし、フッ素系界面活性剤を配合
した農業用被覆材を焼却するとフッ酸の発生が問題とな
っている。そのため、安全で長期的に防霧性を持続し、
べたつきの少ない材料が待望されている。
性剤、オルガノポリシロキサン化合物は多量に配合しな
ければ十分な効果が得られず、また多量に配合すると、
べたつきが生じるため、一般的にはフッ素系界面活性剤
が使用されている。しかし、フッ素系界面活性剤を配合
した農業用被覆材を焼却するとフッ酸の発生が問題とな
っている。そのため、安全で長期的に防霧性を持続し、
べたつきの少ない材料が待望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、長期
にわたって持続する防霧性及びべたつき防止性を備え、
環境に与える影響の少ない防塵性農業用塩化ビニル系樹
脂フイルムを提供することにある。
にわたって持続する防霧性及びべたつき防止性を備え、
環境に与える影響の少ない防塵性農業用塩化ビニル系樹
脂フイルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者らは、環境に対し
て安全性の高いシリコーン系化合物を用いて、上記課題
を解決するために検討を進め、その過程で、ポリオキシ
アルキレン基やグリセリン基などの親水基を有する変性
シリコーン化合物が添加されたフイルムが防霧性に優れ
ていることを見出し、引き続き、べたつきを改善するた
めに更に検討した結果、1分子中に少なくとも親水基と
3次元架橋型オルガノポリシロキサン構造を有する親水
基変性オルガノポリシロキサンを含有する農業用塩化ビ
ニル系樹脂フイルムの片面に、アクリル系樹脂を主成分
とする防塵塗料の塗膜を設けることにより防曇性および
防霧性の持続に優れ、べたつきを抑制できることを見出
した。
て安全性の高いシリコーン系化合物を用いて、上記課題
を解決するために検討を進め、その過程で、ポリオキシ
アルキレン基やグリセリン基などの親水基を有する変性
シリコーン化合物が添加されたフイルムが防霧性に優れ
ていることを見出し、引き続き、べたつきを改善するた
めに更に検討した結果、1分子中に少なくとも親水基と
3次元架橋型オルガノポリシロキサン構造を有する親水
基変性オルガノポリシロキサンを含有する農業用塩化ビ
ニル系樹脂フイルムの片面に、アクリル系樹脂を主成分
とする防塵塗料の塗膜を設けることにより防曇性および
防霧性の持続に優れ、べたつきを抑制できることを見出
した。
【0008】上記の3次元架橋型オルガノポリシロキサ
ン構造を有する親水基変性オルガノポリシロキサンの好
ましい構造は、一般式(R3 SiO1/2 )a (R2 Si
O2/ 2 )b (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d (式
中、Rは互いに同一または異種の、親水基または親水基
含有1価有機基または炭素原子数1〜30の有機基であ
って、少なくとも1つは親水基または親水基含有1価有
機基である。aは正数、b,cおよびdは0または正
数。)で表される。
ン構造を有する親水基変性オルガノポリシロキサンの好
ましい構造は、一般式(R3 SiO1/2 )a (R2 Si
O2/ 2 )b (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d (式
中、Rは互いに同一または異種の、親水基または親水基
含有1価有機基または炭素原子数1〜30の有機基であ
って、少なくとも1つは親水基または親水基含有1価有
機基である。aは正数、b,cおよびdは0または正
数。)で表される。
【0009】3次元架橋構造の(R3 SiO1/2 )
a (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 ) d は結合する親
水基や親水基変性オルガノポリシロキサンのブリードや
移動を抑えるため、長期にわたる防霧性やべたつき抑制
効果が与えられる。特に、(R3SiO1/2 )a (Si
O4/2 )d 構造が優れた防霧性、べたつき抑制効果を付
与する。親水基変性オルガノポリシロキサンが3次元架
橋構造と線状オルガノポリシロキサンとの共重合体の場
合には、前記一般式(R3 SiO1/2 )a (R2 SiO
2/2 )b (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d の構造
を有する共重合体中、(R3 SiO1/2 )a-e (R2 S
iO2/2 )b と、(R3 SiO1/2 )e (R1 SiO
3/2 )c (SiO4/2 )d (式中、eはa>eである正
の数)との重量比が(95〜0):(5〜100)の範
囲内で防霧性及びべたつき抑制効果を発揮するが、重量
比が(70〜0):(30〜100)の範囲内がより好
ましい。線状の(R3 SiO1/2 )a-e (R2 SiO
2/2 )b の構造が95%を超えると、べたつき抑制効果
が不十分となる。
a (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 ) d は結合する親
水基や親水基変性オルガノポリシロキサンのブリードや
移動を抑えるため、長期にわたる防霧性やべたつき抑制
効果が与えられる。特に、(R3SiO1/2 )a (Si
O4/2 )d 構造が優れた防霧性、べたつき抑制効果を付
与する。親水基変性オルガノポリシロキサンが3次元架
橋構造と線状オルガノポリシロキサンとの共重合体の場
合には、前記一般式(R3 SiO1/2 )a (R2 SiO
2/2 )b (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d の構造
を有する共重合体中、(R3 SiO1/2 )a-e (R2 S
iO2/2 )b と、(R3 SiO1/2 )e (R1 SiO
3/2 )c (SiO4/2 )d (式中、eはa>eである正
の数)との重量比が(95〜0):(5〜100)の範
囲内で防霧性及びべたつき抑制効果を発揮するが、重量
比が(70〜0):(30〜100)の範囲内がより好
ましい。線状の(R3 SiO1/2 )a-e (R2 SiO
2/2 )b の構造が95%を超えると、べたつき抑制効果
が不十分となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における一般式(R3 Si
O1/2 )a (R2 SiO2/2 )b (R1 SiO3/2 )c
(SiO4/2 )d におけるRの少なくとも1つは親水基
含有1価の有機基であるが、これは親水性を付与する官
能基を含有する1価の有機基を意味し、代表的な親水基
としては、ポリオキシアルキレン、高級アルコールポリ
オキシアルキレン付加物、アルキルフェノールポリオキ
シアルキレン付加物、脂肪酸ポリオキシアルキレン付加
物、高級脂肪族アミン及び脂肪族アミドのポリオキシア
ルキレン付加物を代表とするポリオキシアルキレン型、
アルコール、グリセリン、ポリグリセリン、ペンタエリ
スリトール、ソルビット、ソルビタン或いはこれらの脂
肪酸部分エステル、脂肪酸アルカノールアミドを代表と
するアルコール型等の非イオン性基;硫酸エステル塩、
燐酸エステル塩、スルホン酸塩等のアニオン性基;アミ
ン塩型、第4級アンモニウム塩型等のカチオン性基;ア
ミノ酸型、ベタイン型等の両性基;カルボキシル基など
が挙げられるが、防曇剤との相溶性に優れている非イオ
ン性親水性官能基が好ましい。一般に有機基とは、炭化
水素基またはこれらの基の一部が窒素原子、酸素原子や
硫黄原子で置換された基を言う。
O1/2 )a (R2 SiO2/2 )b (R1 SiO3/2 )c
(SiO4/2 )d におけるRの少なくとも1つは親水基
含有1価の有機基であるが、これは親水性を付与する官
能基を含有する1価の有機基を意味し、代表的な親水基
としては、ポリオキシアルキレン、高級アルコールポリ
オキシアルキレン付加物、アルキルフェノールポリオキ
シアルキレン付加物、脂肪酸ポリオキシアルキレン付加
物、高級脂肪族アミン及び脂肪族アミドのポリオキシア
ルキレン付加物を代表とするポリオキシアルキレン型、
アルコール、グリセリン、ポリグリセリン、ペンタエリ
スリトール、ソルビット、ソルビタン或いはこれらの脂
肪酸部分エステル、脂肪酸アルカノールアミドを代表と
するアルコール型等の非イオン性基;硫酸エステル塩、
燐酸エステル塩、スルホン酸塩等のアニオン性基;アミ
ン塩型、第4級アンモニウム塩型等のカチオン性基;ア
ミノ酸型、ベタイン型等の両性基;カルボキシル基など
が挙げられるが、防曇剤との相溶性に優れている非イオ
ン性親水性官能基が好ましい。一般に有機基とは、炭化
水素基またはこれらの基の一部が窒素原子、酸素原子や
硫黄原子で置換された基を言う。
【0011】本発明における親水基変性オルガノポリシ
ロキサンは、親水基以外に他の官能基、即ち、アミノ
基、エポキシ基、(メタ)クリル基、(メタ)クリロキ
シ基、(メタ)クリロイル基、メルカプト基、フェノー
ル基、アルコキシ基、フェニル基、メチルスチリル基、
または高級脂肪酸エステル残基を防霧性に対して影響を
与えない範囲で含むことは差し支えない。フッ素原子の
存在は、防霧性に対して悪影響を及ぼさないが、焼却処
分するとガスを発生するので含有しない方が好ましい。
ロキサンは、親水基以外に他の官能基、即ち、アミノ
基、エポキシ基、(メタ)クリル基、(メタ)クリロキ
シ基、(メタ)クリロイル基、メルカプト基、フェノー
ル基、アルコキシ基、フェニル基、メチルスチリル基、
または高級脂肪酸エステル残基を防霧性に対して影響を
与えない範囲で含むことは差し支えない。フッ素原子の
存在は、防霧性に対して悪影響を及ぼさないが、焼却処
分するとガスを発生するので含有しない方が好ましい。
【0012】本発明における3次元架橋型オルガノポリ
シロキサン構造とは、立体的網目構造及び/またはシロ
キサン結合以外の結合による分岐構造、即ち、(R3 S
iO 1/2 )e (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d で
表される構造であって、これが結合する親水基や親水基
変性オルガノポリシロキサンのブリードや移動を抑える
ため、長期にわたって防霧性やべたつき抑制効果が与え
られる。
シロキサン構造とは、立体的網目構造及び/またはシロ
キサン結合以外の結合による分岐構造、即ち、(R3 S
iO 1/2 )e (R1 SiO3/2 )c (SiO4/2 )d で
表される構造であって、これが結合する親水基や親水基
変性オルガノポリシロキサンのブリードや移動を抑える
ため、長期にわたって防霧性やべたつき抑制効果が与え
られる。
【0013】本発明における1分子中に少なくとも親水
基と3次元架橋型オルガノポリシロキサン構造を有する
親水基変性オルガノポリシロキサンの合成方法は例え
ば、フラスコに、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を
有するシリコーンオイル、トルエンなどの溶剤、白金触
媒を仕込み昇温させ、次いで、フラスコに親水基とビニ
ル基を含有する、例えば、ポリオキシエチレンモノアリ
ルエーテルと3次元架橋型オルガノシロキサンのトルエ
ン溶液を滴下し、付加反応を行う。反応完結後、溶剤を
除去して、3次元架橋型の親水基変性オルガノポリシロ
キサンを得る方法が挙げられるがこれに限定されない。
基と3次元架橋型オルガノポリシロキサン構造を有する
親水基変性オルガノポリシロキサンの合成方法は例え
ば、フラスコに、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を
有するシリコーンオイル、トルエンなどの溶剤、白金触
媒を仕込み昇温させ、次いで、フラスコに親水基とビニ
ル基を含有する、例えば、ポリオキシエチレンモノアリ
ルエーテルと3次元架橋型オルガノシロキサンのトルエ
ン溶液を滴下し、付加反応を行う。反応完結後、溶剤を
除去して、3次元架橋型の親水基変性オルガノポリシロ
キサンを得る方法が挙げられるがこれに限定されない。
【0014】本発明において使用される塩化ビニル系樹
脂は、ポリ塩化ビニル或いは塩化ビニルが主成分の共重
合体を挙げることができ、塩化ビニルと共重合しうる単
量体としては、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレ
ン、アクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、酢
酸ビニル等が挙げられる。この塩化ビニル系樹脂は、平
均重合度1000〜2500、好ましくは1100〜2
000の範囲のものが用いられ、また、異なる平均重合
度のものを2種類以上混合したものでもよい。
脂は、ポリ塩化ビニル或いは塩化ビニルが主成分の共重
合体を挙げることができ、塩化ビニルと共重合しうる単
量体としては、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレ
ン、アクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、酢
酸ビニル等が挙げられる。この塩化ビニル系樹脂は、平
均重合度1000〜2500、好ましくは1100〜2
000の範囲のものが用いられ、また、異なる平均重合
度のものを2種類以上混合したものでもよい。
【0015】上記の塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、可塑剤40〜60重量部、好ましくは45〜55
重量部配合される。40重量部未満であると低温での柔
軟性が劣り、また、60重量部を超えると、柔軟になり
すぎ取り扱い性や製造加工性が劣るようになるので好ま
しくない。本発明に用いられる可塑剤としては、例え
ば、ジ−n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルフタレート、ジイソデシルフタレートなどのフタル
酸エステル系可塑剤;イソフタル酸エステル系可塑剤;
トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェー
トなどのリン酸エステル系可塑剤;1,2−シクロヘキ
サンジカルポン酸ジエステル系可塑剤;エポキシ化大豆
油などが挙げられる。
して、可塑剤40〜60重量部、好ましくは45〜55
重量部配合される。40重量部未満であると低温での柔
軟性が劣り、また、60重量部を超えると、柔軟になり
すぎ取り扱い性や製造加工性が劣るようになるので好ま
しくない。本発明に用いられる可塑剤としては、例え
ば、ジ−n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルフタレート、ジイソデシルフタレートなどのフタル
酸エステル系可塑剤;イソフタル酸エステル系可塑剤;
トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェー
トなどのリン酸エステル系可塑剤;1,2−シクロヘキ
サンジカルポン酸ジエステル系可塑剤;エポキシ化大豆
油などが挙げられる。
【0016】また、本発明に用いられる防曇剤として
は、ソルビタン、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
或いはこれらの縮合物であるジグリセリン、ポリグリセ
リン、ソルビタン/グリセリンの縮合物などの多価アル
コール成分と炭素数14〜22の脂肪酸との部分エステ
ル化合物のほか、該エステル化合物のアルキレンオキサ
イド付加物などを挙げることができる。これらは単独或
いは2種以上を組み合わせて使用することができる。か
かる防曇剤の配合量は、1〜4重量部、好ましくは1.
5〜3重量部の範囲内である。1重量部未満であると防
曇性が不十分で、4重量部を超えるとブリードアウトし
易くなり、フイルムの透明性が低下するので好ましくな
い。
は、ソルビタン、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
或いはこれらの縮合物であるジグリセリン、ポリグリセ
リン、ソルビタン/グリセリンの縮合物などの多価アル
コール成分と炭素数14〜22の脂肪酸との部分エステ
ル化合物のほか、該エステル化合物のアルキレンオキサ
イド付加物などを挙げることができる。これらは単独或
いは2種以上を組み合わせて使用することができる。か
かる防曇剤の配合量は、1〜4重量部、好ましくは1.
5〜3重量部の範囲内である。1重量部未満であると防
曇性が不十分で、4重量部を超えるとブリードアウトし
易くなり、フイルムの透明性が低下するので好ましくな
い。
【0017】本発明において、上記の各種添加剤を塩化
ビニル系樹脂に配合するには、例えば、バンバリーミキ
サーで混合し、それをカレンダーに供給してフイルム成
形する通常の方法を用いることができる。フイルムの厚
さは、通常50〜200μm、好ましくは70〜150
μmの範囲である。
ビニル系樹脂に配合するには、例えば、バンバリーミキ
サーで混合し、それをカレンダーに供給してフイルム成
形する通常の方法を用いることができる。フイルムの厚
さは、通常50〜200μm、好ましくは70〜150
μmの範囲である。
【0018】上記の添加剤以外に、安定剤、紫外線吸収
剤、ヒンダートアミン系光安定剤、着色剤、エポキシ化
合物、複合金属酸化物系保温剤、有機りん酸エステル、
滑剤の他、必要に応じて、酸化防止剤、β−ジケトン、
防カビ剤、防藻剤、相溶性のある樹脂(塩素化ポリエチ
レン、アクリル系加工助剤など)を配合することができ
る。
剤、ヒンダートアミン系光安定剤、着色剤、エポキシ化
合物、複合金属酸化物系保温剤、有機りん酸エステル、
滑剤の他、必要に応じて、酸化防止剤、β−ジケトン、
防カビ剤、防藻剤、相溶性のある樹脂(塩素化ポリエチ
レン、アクリル系加工助剤など)を配合することができ
る。
【0019】本発明のフイルムの片面に設けられる、ア
クリル系樹脂を主成分とする防塵塗料としては、従来か
ら農業用塩化ビニル系樹脂フイルムの防塵加工に使用さ
れているアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルを
主成分とする共重合体からなるアクリル樹脂塗料が用い
られる。例えば、特公昭46−28194号公報、特公
昭52−6214号公報、特公昭57−15608号公
報、特開昭54−13924号公報などに開示されてい
るものから適宜選ぶことができるが、ヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレート及び/またはNメチロール(メ
タ)アクリロアミド4〜20重量%と(メタ)アクリル
酸の炭素数1〜12アルキルエステルの少なくとも1種
80〜96重量%との共重合によって得られるアクリル
系樹脂を主体とするものが、優れた防塵性、耐ブロッキ
ング性、柔軟性及び高周波溶着性を有しているので好適
である。中でも、メチルメタクリレート35〜55重量
%、エチルメタクリレート10〜30重量%、メチルア
クリレート10〜25重量%、ブチルアクリレート0〜
10重量部、Nメチロールアクリロアミド及び/または
2−ヒドロキシエチルメタクリレート4〜20重量部の
共重合によって得られるアクリル系樹脂を主体とするも
のが特に好適であり、更に上記のモノマーにアクリル
酸、メタクリル酸、エチルアクリレートなどを2重量%
以下の少量を組み合わせ共重合させたものも有効であ
る。上記のアクリル系樹脂に他の相溶性のある樹脂を混
合することも可能である。例えば、セルロースアセテー
トブチレート樹脂、フルオロアルキル基を側鎖にもつア
クリル樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂などを挙げること
ができる。
クリル系樹脂を主成分とする防塵塗料としては、従来か
ら農業用塩化ビニル系樹脂フイルムの防塵加工に使用さ
れているアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルを
主成分とする共重合体からなるアクリル樹脂塗料が用い
られる。例えば、特公昭46−28194号公報、特公
昭52−6214号公報、特公昭57−15608号公
報、特開昭54−13924号公報などに開示されてい
るものから適宜選ぶことができるが、ヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレート及び/またはNメチロール(メ
タ)アクリロアミド4〜20重量%と(メタ)アクリル
酸の炭素数1〜12アルキルエステルの少なくとも1種
80〜96重量%との共重合によって得られるアクリル
系樹脂を主体とするものが、優れた防塵性、耐ブロッキ
ング性、柔軟性及び高周波溶着性を有しているので好適
である。中でも、メチルメタクリレート35〜55重量
%、エチルメタクリレート10〜30重量%、メチルア
クリレート10〜25重量%、ブチルアクリレート0〜
10重量部、Nメチロールアクリロアミド及び/または
2−ヒドロキシエチルメタクリレート4〜20重量部の
共重合によって得られるアクリル系樹脂を主体とするも
のが特に好適であり、更に上記のモノマーにアクリル
酸、メタクリル酸、エチルアクリレートなどを2重量%
以下の少量を組み合わせ共重合させたものも有効であ
る。上記のアクリル系樹脂に他の相溶性のある樹脂を混
合することも可能である。例えば、セルロースアセテー
トブチレート樹脂、フルオロアルキル基を側鎖にもつア
クリル樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂などを挙げること
ができる。
【0020】かかるアクリル系樹脂を主成分とする防塵
塗料を成形された塩化ビニル系樹脂フイルムの片面に設
けるには、例えば、ロールコーティング、グラビアコー
ティング、バーコーティングなど公知の方法で行うこと
ができ、塗膜の厚さは、通常0.5〜5μm、好ましく
は1〜3μmの範囲である。
塗料を成形された塩化ビニル系樹脂フイルムの片面に設
けるには、例えば、ロールコーティング、グラビアコー
ティング、バーコーティングなど公知の方法で行うこと
ができ、塗膜の厚さは、通常0.5〜5μm、好ましく
は1〜3μmの範囲である。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお、%表示は重量%を表す。
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお、%表示は重量%を表す。
【0022】(親水性変性オルガノポリシロキサン−1
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(1)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有するシリ
コーンオイル75g、溶剤としてのトルエン220g、
白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させる。次いで、フ
ラスコに親水基として平均構造式が下記式(2)で表さ
れるポリオキシエチレンモノアリルエーテル95gと下
記式(3)で表される3次元架橋型オルガノポリシロキ
サンの50%トルエン溶液292gを滴下し、約100
℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエバポ
レーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な液
状の親水基変性オルガノポリシロキサン−1を得た。
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(1)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有するシリ
コーンオイル75g、溶剤としてのトルエン220g、
白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させる。次いで、フ
ラスコに親水基として平均構造式が下記式(2)で表さ
れるポリオキシエチレンモノアリルエーテル95gと下
記式(3)で表される3次元架橋型オルガノポリシロキ
サンの50%トルエン溶液292gを滴下し、約100
℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエバポ
レーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な液
状の親水基変性オルガノポリシロキサン−1を得た。
【0023】
【化1】
CH2 =CHCH2 O(C2 H4 O)9 H ・・・・・・・・・(2)
{Q3 SiO1/2 }0.85(SiO4/2 ) ・・・・・・・・・(3)
(末端ビニル基を0.08モル/100g有し、Qはメ
チル基又はビニル基)
チル基又はビニル基)
【0024】(親水性変性オルガノポリシロキサン−2
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(4)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有するシリ
コーンオイル191g、溶剤としてのトルエン230
g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させる。次い
で、フラスコに親水基として平均構造式が下記式(5)
で表されるメトキシポリオキシエチレンモノアリルエー
テル48gと下記式(3)で表される3次元架橋型オル
ガノポリシロキサンの50%トルエン溶液68gを滴下
し、約100℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロー
タリーエバポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透
明で粘凋な液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−
2を得た。
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(4)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有するシリ
コーンオイル191g、溶剤としてのトルエン230
g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させる。次い
で、フラスコに親水基として平均構造式が下記式(5)
で表されるメトキシポリオキシエチレンモノアリルエー
テル48gと下記式(3)で表される3次元架橋型オル
ガノポリシロキサンの50%トルエン溶液68gを滴下
し、約100℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロー
タリーエバポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透
明で粘凋な液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−
2を得た。
【0025】
{Q3 SiO1/2 }0.85(SiO4/2 ) ・・・・・・・・・(3)
(末端ビニル基を0.08モル/100g有し、Qはメ
チル基又はビニル基)
チル基又はビニル基)
【化2】
CH2 =CHCH2 O(C2 H4 O)9 CH3 ・・・・・・・(5)
【0026】(親水性変性オルガノポリシロキサン−3
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(6)で表さ
れる、珪素原子に結合する水素原子を有する3次元架橋
型オルガノポリシロキサン23g、溶剤としてのトルエ
ン230g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させ
る。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が下記
式(5)で表されるメトキシポリオキシエチレンモノア
リルエーテル100gと下記式(7)で表される末端ビ
ニル基を有するシリコーンオイル40gを滴下し、約1
00℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエ
バポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋
な液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−3を得
た。
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(6)で表さ
れる、珪素原子に結合する水素原子を有する3次元架橋
型オルガノポリシロキサン23g、溶剤としてのトルエ
ン230g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させ
る。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が下記
式(5)で表されるメトキシポリオキシエチレンモノア
リルエーテル100gと下記式(7)で表される末端ビ
ニル基を有するシリコーンオイル40gを滴下し、約1
00℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエ
バポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋
な液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−3を得
た。
【0027】
CH2 =CHCH2 O(C2 H4 O)9 CH3 ・・・・・・・(5)
{α3 SiO1/2 }1.6 (SiO4/2 ) ・・・・・・・・・(6)
(SiH基を0.96モル/100g有し、αはメチル
基又はビニル基)
基又はビニル基)
【化3】
【0028】(親水性変性オルガノポリシロキサン−4
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(8)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有する3次
元架橋型オルガノポリシロキサン70g、溶剤としての
トルエン200g、白金触媒を仕込み、60℃まで上昇
させる。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が
下記式(2)で表されるポリオキシエチレンモノアリル
エーテル82gと1−オクテン11gを滴下し、約10
0℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエバ
ポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な
液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−4を得た。
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(8)で表さ
れる、側鎖に珪素原子に結合する水素原子を有する3次
元架橋型オルガノポリシロキサン70g、溶剤としての
トルエン200g、白金触媒を仕込み、60℃まで上昇
させる。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が
下記式(2)で表されるポリオキシエチレンモノアリル
エーテル82gと1−オクテン11gを滴下し、約10
0℃で5時間付加反応を行う。反応後、ロータリーエバ
ポレーターにより溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な
液状の親水基変性オルガノポリシロキサン−4を得た。
【0029】
CH2 =CHCH2 O(C2 H4 O)9 H ・・・・・・・・・(2)
{α3 SiO1/2 }c (SiO4/2 )d ・・・・・・・・・(6)
(珪素原子結合水素原子を0.26モル/100g有
し、αはメチル基又はSiH基、c,dは各々独立した
正の正数)
し、αはメチル基又はSiH基、c,dは各々独立した
正の正数)
【0030】(親水性変性オルガノポリシロキサン−5
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(6)で表さ
れる、珪素原子に結合する水素原子を有する3次元架橋
型オルガノポリシロキサン160g、溶剤としてのトル
エン230g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させ
る。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が下記
式(5)で表されるメトキシポリオキシエチレンモノア
リルエーテル100gを滴下し、約100℃で5時間付
加反応を行う。反応後、ロータリーエバポレーターによ
り溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な液状の親水基変
性オルガノポリシロキサン−5を得た。
の合成)ガラス製4つ口フラスコに下記式(6)で表さ
れる、珪素原子に結合する水素原子を有する3次元架橋
型オルガノポリシロキサン160g、溶剤としてのトル
エン230g、白金触媒を仕込み、80℃まで上昇させ
る。次いで、フラスコに親水基として平均構造式が下記
式(5)で表されるメトキシポリオキシエチレンモノア
リルエーテル100gを滴下し、約100℃で5時間付
加反応を行う。反応後、ロータリーエバポレーターによ
り溶剤を除去して、淡黄色透明で粘凋な液状の親水基変
性オルガノポリシロキサン−5を得た。
【0031】
CH2 =CHCH2 O(C2 H4 O)9 CH3 ・・・・・・・(5)
{α3 SiO1/2 }1.6 (SiO4/2 ) ・・・・・・・・・(6)
(SiH基を0.96モル/100g有し、αはメチル
基又はビニル基)
基又はビニル基)
【0032】(「防塵塗料1」の作成)メチルメタクリ
レート39重量部、エチルメタクリレート28重量部、
エチルアクリレート18重量部、ブチルアクリレート1
0重量部、N−メチロールアクリロアミド5重量部の各
モノマー成分と、ベンゾイルパーオキサイド0.5重量
部、溶剤としての酢酸イソブチル100重量部を配合
し、80℃で10時間反応させた。得られたアクリル系
重合体溶液100重量部に対して、セルロースアセテー
トブチレート15重量部を添加し、酢酸エチル/ブチル
アルコール(重量比1/1)で希釈して固形分20重量
%の防塵塗料1を得た。
レート39重量部、エチルメタクリレート28重量部、
エチルアクリレート18重量部、ブチルアクリレート1
0重量部、N−メチロールアクリロアミド5重量部の各
モノマー成分と、ベンゾイルパーオキサイド0.5重量
部、溶剤としての酢酸イソブチル100重量部を配合
し、80℃で10時間反応させた。得られたアクリル系
重合体溶液100重量部に対して、セルロースアセテー
トブチレート15重量部を添加し、酢酸エチル/ブチル
アルコール(重量比1/1)で希釈して固形分20重量
%の防塵塗料1を得た。
【0033】(「防塵塗料2」の作成)メチルメタクリ
レート45重量部、ブチルメタクリレート30重量部、
ブチルアクリレート5重量部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート20重量部の各モノマー成分と、ベンゾイ
ルパーオキサイド0.5重量部、溶剤としてのイソプロ
ピルアルコール300重量部を配合し、80℃で10時
間反応させた。得られたアクリル系重合体溶液100重
量部に対して、セルロースアセテートブチレート10重
量部を添加し、酢酸エチル/イソプロピルアルコール
(重量比1/1)で希釈して固形分15重量%の防塵塗
料2を得た。
レート45重量部、ブチルメタクリレート30重量部、
ブチルアクリレート5重量部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート20重量部の各モノマー成分と、ベンゾイ
ルパーオキサイド0.5重量部、溶剤としてのイソプロ
ピルアルコール300重量部を配合し、80℃で10時
間反応させた。得られたアクリル系重合体溶液100重
量部に対して、セルロースアセテートブチレート10重
量部を添加し、酢酸エチル/イソプロピルアルコール
(重量比1/1)で希釈して固形分15重量%の防塵塗
料2を得た。
【0034】実施例1
塩化ビニル樹脂(平均重合度1450、日本ゼオン社
製)100重量部、エボキシ樹脂2重量部、可塑剤(D
OP)47重量部、トリクレジルホスフェート(TC
P)4重量部、バリウム−亜鉛複合熱安定剤2.7重量
部、ハイドロタルサイト(協和化学工業社製、「アルカ
マイザーDHT−4A」)2重量部、防曇剤(ソルビタ
ンモノステアレート:ソルビタンモノパルミテート=
1:1)2.2重量部、滑剤0.5重量部、ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤(シプロ化成社製、「SS−10
2」)0.1重量部、ヒンダートアミン系光安定剤(チ
バスベシャルティケミカルズ社製、「TINUVIN6
22LD」)0.1重量部、防霧剤(親水性変性オルガ
ノポリシロキサン−1)0.3重量部を配合し、バンバ
リーミキサーで混練した後、4本ロールカレンダーに供
給して、厚さ100μmの農業用塩化ビニル系樹脂フイ
ルムを作成した。次に、「防塵塗料1」をグラビアコー
ターで塗布し、熱風で乾燥し、厚さ2μmの塗膜を形成
し、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得
られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性お
よびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
製)100重量部、エボキシ樹脂2重量部、可塑剤(D
OP)47重量部、トリクレジルホスフェート(TC
P)4重量部、バリウム−亜鉛複合熱安定剤2.7重量
部、ハイドロタルサイト(協和化学工業社製、「アルカ
マイザーDHT−4A」)2重量部、防曇剤(ソルビタ
ンモノステアレート:ソルビタンモノパルミテート=
1:1)2.2重量部、滑剤0.5重量部、ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤(シプロ化成社製、「SS−10
2」)0.1重量部、ヒンダートアミン系光安定剤(チ
バスベシャルティケミカルズ社製、「TINUVIN6
22LD」)0.1重量部、防霧剤(親水性変性オルガ
ノポリシロキサン−1)0.3重量部を配合し、バンバ
リーミキサーで混練した後、4本ロールカレンダーに供
給して、厚さ100μmの農業用塩化ビニル系樹脂フイ
ルムを作成した。次に、「防塵塗料1」をグラビアコー
ターで塗布し、熱風で乾燥し、厚さ2μmの塗膜を形成
し、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得
られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性お
よびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
【0035】実施例2
実施例1において、防霧剤を親水性変性オルガノポリシ
ロキサン−2に変更したこと以外は、実施例1と同様に
して、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。
得られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性
およびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
ロキサン−2に変更したこと以外は、実施例1と同様に
して、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。
得られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性
およびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
【0036】実施例3
実施例1において、防霧剤を親水性変性オルガノポリシ
ロキサン−3に変更し、防塵塗料を「防塵塗料2」に変
更したこと以外は、実施例1と同様にして、防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られたフイルム
について後記の評価方法により防霧性およびべたつきを
評価し、結果を表1に記した。
ロキサン−3に変更し、防塵塗料を「防塵塗料2」に変
更したこと以外は、実施例1と同様にして、防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られたフイルム
について後記の評価方法により防霧性およびべたつきを
評価し、結果を表1に記した。
【0037】実施例4
実施例1において、防霧剤を親水性変性オルガノポリシ
ロキサン−4に変更し、防塵塗料を「防塵塗料2」に変
更したこと以外は、実施例1と同様にして、防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られたフイルム
について後記の評価方法により防霧性およびべたつきを
評価し、結果を表1に記した。
ロキサン−4に変更し、防塵塗料を「防塵塗料2」に変
更したこと以外は、実施例1と同様にして、防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られたフイルム
について後記の評価方法により防霧性およびべたつきを
評価し、結果を表1に記した。
【0038】実施例5
実施例1において、防霧剤を親水性変性オルガノポリシ
ロキサン−5に変更したこと以外は、実施例1と同様に
して、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。
得られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性
およびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
ロキサン−5に変更したこと以外は、実施例1と同様に
して、防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。
得られたフイルムについて後記の評価方法により防霧性
およびべたつきを評価し、結果を表1に記した。
【0039】比較例1
実施例1において、防霧剤を下記式(A)で表されるポ
リオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン(化合物
A)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして、防
塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られた
フイルムについて後記の評価方法により防霧性およびべ
たつきを評価し、結果を表1に記した。
リオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン(化合物
A)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして、防
塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られた
フイルムについて後記の評価方法により防霧性およびべ
たつきを評価し、結果を表1に記した。
【化4】
(上記の構造を有し、25℃における粘度が600mm
2 /s、HLB値が4.5である。)
2 /s、HLB値が4.5である。)
【0040】比較例2
実施例1において、防霧剤を下記式(B)で表されるジ
メチルホリシロキサン(化合物B)に変更したこと以外
は、実施例1と同様にして、防塵性農業用塩化ビニル系
樹脂フイルムを得た。得られたフイルムについて後記の
評価方法により防霧性およびべたつきを評価し、結果を
表1に記した。 (CH3 )3 {Si(CH3 )2 0}n Si(CH3 )3 ・・・(B) (分子量約7500、nは約100である。)
メチルホリシロキサン(化合物B)に変更したこと以外
は、実施例1と同様にして、防塵性農業用塩化ビニル系
樹脂フイルムを得た。得られたフイルムについて後記の
評価方法により防霧性およびべたつきを評価し、結果を
表1に記した。 (CH3 )3 {Si(CH3 )2 0}n Si(CH3 )3 ・・・(B) (分子量約7500、nは約100である。)
【0041】比較例3
比較例1で使用した防霧剤(化合物A)の配合量を0.
5重量部としたこと以外は、比較例1と同様にして、防
塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られた
フイルムについて後記の評価方法により防霧性およびべ
たつきを評価し、結果を表1に記した。
5重量部としたこと以外は、比較例1と同様にして、防
塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを得た。得られた
フイルムについて後記の評価方法により防霧性およびべ
たつきを評価し、結果を表1に記した。
【0042】
【表1】
【0043】(防霧性の評価方法)5℃の恒温室内に設
置した、上面に傾斜したアルミニウム製枠と、内部に水
温30℃の水槽を持った霧試験機を用いて各防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムの防霧性の評価を行った。
試験は、該霧試験機の枠に防塵塗料の塗膜の形成面を外
側にして各防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを張
り、試験開始2週間後、4週間後および6週間後の各フ
イルム内表面近傍における霧の発生状況を目視で観察
し、下記の基準で評価した。 ○ : フイルム内表面近傍に霧の発生なし。 △ : フイルム内表面近傍に僅かに霧の発生が認めら
れる。 × : フイルム内表面近傍に明らかに霧の発生が認め
られる。
置した、上面に傾斜したアルミニウム製枠と、内部に水
温30℃の水槽を持った霧試験機を用いて各防塵性農業
用塩化ビニル系樹脂フイルムの防霧性の評価を行った。
試験は、該霧試験機の枠に防塵塗料の塗膜の形成面を外
側にして各防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルムを張
り、試験開始2週間後、4週間後および6週間後の各フ
イルム内表面近傍における霧の発生状況を目視で観察
し、下記の基準で評価した。 ○ : フイルム内表面近傍に霧の発生なし。 △ : フイルム内表面近傍に僅かに霧の発生が認めら
れる。 × : フイルム内表面近傍に明らかに霧の発生が認め
られる。
【0044】(べたつきの評価方法)製造直後の各防塵
性農業用塩化ビニル系樹脂フイルム、および該フイルム
を巻の状態で、23±2℃の恒温室に2週間、4週間保
管した後、下記の基準でフイルムの感触評価を実施し
た。 ○ : べたつき無し △ : ややべたつく × : かなりべたつく
性農業用塩化ビニル系樹脂フイルム、および該フイルム
を巻の状態で、23±2℃の恒温室に2週間、4週間保
管した後、下記の基準でフイルムの感触評価を実施し
た。 ○ : べたつき無し △ : ややべたつく × : かなりべたつく
【0045】
【発明の効果】本発明の防塵性農業用塩化ビニル系樹脂
フイルムは、防霧剤として環境に対して安全性の高いシ
リコーン系化合物を用い、かつ、長期にわたって持続す
る防霧性及びべたつき防止性を備えているので、ハウス
やトンネル栽培に好適な被覆材である。
フイルムは、防霧剤として環境に対して安全性の高いシ
リコーン系化合物を用い、かつ、長期にわたって持続す
る防霧性及びべたつき防止性を備えているので、ハウス
やトンネル栽培に好適な被覆材である。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B32B 27/30 101 B32B 27/30 101 4J035
C08G 77/04 C08G 77/04 4J038
C08J 7/04 CEV C08J 7/04 CEVZ
C08K 5/00 C08K 5/00
C08L 27/06 C08L 27/06
C09D 133/06 C09D 133/06
C09K 3/00 C09K 3/00 R
112 112F
//(C08L 27/06 C08L 83:04
83:04)
(72)発明者 井原 俊明
群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10
信越化学工業株式会社シリコーン電子材料
技術研究所内
(72)発明者 一戸 省二
群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10
信越化学工業株式会社シリコーン電子材料
技術研究所内
Fターム(参考) 2B024 DB01
2B029 EB02 EC04 EC09 EC20
4F006 AA17 AA42 AB24 BA11 CA06
4F100 AK15A AK25B AK52A AK53
AL05A BA02 BA07 CA04A
CA10A CC00B GB01 JB05A
JL00 JL06B YY00A
4J002 BD041 BD051 BD071 BD081
BD091 CD163 CH014 CH054
CP052 CP092 CP102 CP112
CP132 CP152 CP162 CP182
EH057 EH096 EH146 EW046
FD023 FD026 FD204 FD207
GA01 GF00
4J035 BA06 CA052 CA062 CA072
CA112 CA132 CA142 CA182
CA192 CA262 CA272 EA01
GA08 GB01 LB20
4J038 CG141 CG171 CH031 CH121
Claims (3)
- 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、可塑剤40〜60重量部、防曇剤1〜4重量部およ
び1分子中に少なくとも親水基と3次元架橋型オルガノ
ポリシロキサン構造を有する親水基変性オルガノポリシ
ロキサン0.03〜3重量部を配合した農業用塩化ビニ
ル系樹脂フイルムの片面に、アクリル系樹脂を主成分と
する防塵塗料の塗膜を設けたことを特徴とする防塵性農
業用塩化ビニル系樹脂フイルム。 - 【請求項2】 3次元架橋型オルガノポリシロキサン構
造を有する親水基変性オルガノポリシロキサンは、一般
式(R3 SiO1/2 )a (R2 SiO2/2 ) b (R1 S
iO3/2 )c (SiO4/2 )d (式中、Rは互いに同一
または異種の、親水基または親水基含有1価有機基また
は炭素原子数1〜30の有機基であって、少なくとも1
つは親水基または親水基含有1価有機基である。aは正
数、b,cおよびdは0または正数。)で表される3次
元架橋型構造を有することを特徴とする請求項1に記載
の防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルム。 - 【請求項3】 3次元架橋型オルガノポリシロキサン構
造を有する親水基変性オルガノポリシロキサンは、一般
式(R3 SiO1/2 )a-e (R2 SiO2/2)b と、
(R3 SiO1/2 )e (R1 SiO3/2 )c (SiO
4/2 )d (式中、eはa>eである正の数)との重量比
が(95〜0):(5〜100)であることを特徴とす
る請求項2に記載の防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイ
ルム。
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JP2001237206A JP2003048281A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 防塵性農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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