JP2003028963A - パルス信号検出装置 - Google Patents

パルス信号検出装置

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JP2003028963A JP2001217861A JP2001217861A JP2003028963A JP 2003028963 A JP2003028963 A JP 2003028963A JP 2001217861 A JP2001217861 A JP 2001217861A JP 2001217861 A JP2001217861 A JP 2001217861A JP 2003028963 A JP2003028963 A JP 2003028963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害ノイズ侵入時でもノイズが除去されたパ
ルス信号の計数値に基づいてパルス計数率を演算し、信
頼性の高いパルス信号検出装置を得る。 【解決手段】 入力端子からのパルス信号を一定周期毎
に計数するカウンタ手段7A、8と、カウンタ手段から
の最終的な計数値に基づいてパルス計数率を算出する演
算器9Aと、最終的な計数値を格納するメモリ10と、
パルス計数率を外部に出力する計数率出力端子11と、
パルス信号に侵入したノイズ信号を検出して有害ノイズ
の有無を判定する手段9Aと、有害ノイズの侵入状態が
判定された場合に、ノイズ侵入状態を示す警報を外部に
出力する警報出力端子12と、入力端子1とカウンタ手
段7Aとの間に挿入されて正常なパルス信号のみを通過
させるためのノイズ除去手段3〜6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば放射線
監視装置などのパルス信号の計数に用いられるパルス信
号検出装置に関し、特に有害ノイズの侵入により監視値
に多大の影響を受けることが想定される場合に、警報を
出力して対処および改善することのできるパルス信号検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はたとえば特開2000−2585
37号公報に示された従来のパルス信号検出装置を示す
ブロック構成図である。
【0003】図5において、1は監視装置の検出器(図
示せず)に接続される入力端子、2は入力端子1に接続
された第1の波高弁別器、7はパルス幅弁別器15を介
して第1の波高弁別器2の出力端子に接続された第1の
カウンタ、8は第1の波高弁別器2の出力端子に直接接
続された第2のカウンタである。
【0004】9は第1および第2のカウンタ7、8の出
力端子に接続された演算器、10は演算器9に接続され
たメモリ、11は演算器9から生成される最終的な計数
値に基づくパルス計数率を外部に出力する計数率出力端
子、12はノイズ侵入時に演算器9から生成される警報
を出力するための警報出力端子である。
【0005】13、14はそれぞれ入力端子1に接続さ
れた第2、第3の波高弁別器であり、第2、第3の波高
弁別器13、14の出力端子は、第1のカウンタ7に接
続されている。
【0006】次に、図5を参照しながら、従来のパルス
信号検出装置の動作について説明する。図5において、
放射線監視装置などからパルス信号検出装置の入力端子
1を介して検出されるパルス信号は、まず、第1の波高
弁別器2に入力される。
【0007】第1の波高弁別器2は、パルス信号から必
要パルス波高値以下のパルスを除去する。これにより、
パルス信号のうち、必要パルス高さの信号のみがパルス
幅弁別器15および第2のカウンタ8に入力される。
【0008】パルス幅弁別器15は、第1の波高弁別器
2から入力される信号のうち、必要パルス幅以上の有害
ノイズの信号のみを第1のカウンタ7に入力する。一
方、入力端子1から取り込まれたパルス信号は、第2お
よび第3の波高弁別器13、14にも分岐されて入力さ
れる。
【0009】第2の波高弁別器13は、パルス信号から
必要パルス高さ以下のパルスを除去し、パルス信号のう
ち、必要パルス高さ以上の信号を弁別して有害ノイズと
して第1のカウンタ7に入力する。また、第3の波高弁
別器14は、パルス信号のうち、入力パルスとは逆極性
のパルスを有害ノイズの信号として第1のカウンタ7に
入力する。
【0010】これにより、第2のカウンタ8には、検出
器からの全てのパルス信号が入力され、第2のカウンタ
8により全パルス信号が計数される。一方、第1のカウ
ンタ7には、有害ノイズを示すパルスのみが入力され、
第2のカウンタ8により有害ノイズのパルス信号が計数
される。
【0011】第1および第2のカウンタ7、8で計数さ
れたパルスは、演算器9により処理され、演算器9は、
処理結果に応じた検出情報を計数率出力端子11および
警報出力端子12から出力する。
【0012】次に、図6を参照しながら、図5に示した
従来のパルス信号検出装置による演算処理動作について
説明する。図6は図5内の演算器9の動作(演算手順)
を示すフローチャートである。
【0013】図6において、演算器9は、まず、第1の
カウンタ7による計数値N1と、第2のカウンタ8によ
る計数値N2とを読み込み(ステップS1、S2)、第
1のカウンタ7の計数値N1が任意の設定値A(有害ノ
イズの侵入判定基準値)よりも大きいか否かを判定する
(ステップS3)。
【0014】ステップS3において、N1≦A(すなわ
ち、No)と判定されれば、演算器9は、有害ノイズが
侵入してきていないものと判定し、第2のカウント8の
計数値N2に基づいて全パルス信号の計数率を算出し、
計数率出力端子11からパルス計数率の演算結果を出力
すると同時に、第2のカウンタ8の計数値N2を前回計
数値N2(t−1)としてメモリ10に格納し(ステッ
プS4)、ステップS1に戻る。
【0015】一方、ステップS3において、N1>A
(すなわち、Tes)と判定されれば、演算器9は、有
害ノイズが侵入したものと判定し、今回演算周期におけ
る第2のカウンタ8の計数値N2を使用せずに廃棄し、
メモリ10に格納されている前回演算周期での計数値N
2(t−1)を使用してパルス計数率の演算を行う。
【0016】そして、前回計数値N2(t−1)から演
算されたパルス計数率を、メモリ10に格納して出力端
子11から出力するとともに、警報出力端子12から有
害ノイズの侵入を示す警報を出力し(ステップS5)、
ステップS1に戻る。このように、パルス信号から有害
ノイズを除去するとともに、有害ノイズ成分の侵入を判
定している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス信号検出
装置は以上のように、パルス信号から有害ノイズを除去
するとともに、有害ノイズ成分の侵入を判定することが
できるものの、ノイズ侵入時には必ず前回演算周期での
計数値を用いているので、実際の検出器からのパルス信
号に基づく計数値を用いてパルス計数率を出力すること
ができず、十分な信頼性を達成することができないとい
う問題点があった。
【0018】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ノイズ侵入時には必ず前回演算
周期での計数値を用いるのではなく、有害ノイズの侵入
があった場合でも波高弁別器を介してノイズを除去した
パルス信号の計数値に基づいてパルス計数率を演算する
ことにより、信頼性の高い検出を可能にしたパルス信号
検出装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパルス信
号検出装置は、検出器からのパルス信号を取り込む入力
端子と、入力端子を介して取り込まれたパルス信号を一
定周期毎に計数するカウンタ手段と、カウンタ手段から
の最終的な計数値に基づいてパルス計数率を算出する演
算器と、最終的な計数値を格納するメモリと、パルス計
数率を外部に出力する計数率出力端子と、一定周期にパ
ルス信号に侵入したノイズ信号を検出して有害ノイズの
有無を判定する有害ノイズ判定手段と、有害ノイズの侵
入状態が判定された場合に、ノイズ侵入状態を示す警報
を外部に出力する警報出力端子と、入力端子とカウンタ
手段との間に挿入されて正常なパルス信号のみを通過さ
せるためのノイズ除去手段とを備えたものである。
【0020】また、この発明に係るパルス信号検出装置
は、入力端子に接続された第1の波高弁別器を備え、カ
ウンタ手段は、ノイズ除去手段を介したパルス信号を計
数する第1のカウンタと、第1の波高弁別器の出力端子
に直接接続された第2のカウンタとを含み、ノイズ除去
手段は、第1の波高弁別器の出力端子に接続されたパル
ス幅弁別器と、入力端子に接続された第2および第3の
波高弁別器と、パルス幅弁別器の出力信号と第2および
第3の波高弁別器の各出力信号との論理積演算結果を第
1のカウンタに入力するアンド回路とを含み、演算器
は、有害ノイズ判定手段を含み、第1および第2のカウ
ンタの各計数値に基づいて有害ノイズの有無を判定する
とともに、第1のカウンタの計数値に基づいて計数率を
算出するものである。
【0021】また、この発明に係るパルス信号検出装置
の演算器は、第1および第2のカウンタの計数値差が第
1の設定値を越えた場合に、警報を出力するとともに、
第1のカウンタの今回計数値と前回計数値との計数値変
化量を算出し、計数値変化量が第2の設定値以下の場
合、または計数値差が第1の設定値以下の場合に、第1
のカウンタの計数値から計数率を算出し、計数値変化量
が第2の設定値を越えた場合に、第1のカウンタの前回
計数値をメモリに格納するものである。
【0022】また、この発明に係るパルス信号検出装置
は、有害ノイズの侵入状態が判定された場合に、有害ノ
イズに応じた識別情報を生成するノイズ識別手段を備
え、演算器は、識別情報を警報出力端子から出力するも
のである。
【0023】また、この発明に係るパルス信号検出装置
の演算器は、有害ノイズの侵入状態が判定された場合
に、有害ノイズの種類を示す識別情報を警報に付加して
出力するものである。
【0024】また、この発明に係るパルス信号検出装置
の演算器は、有害ノイズの侵入状態が判定された場合
に、有害ノイズの種類を示す識別情報をメモリに格納す
るものである。
【0025】また、この発明に係るパルス信号検出装置
は、入力端子に接続された第1の波高弁別器を備え、カ
ウンタ手段は、ノイズ除去手段を介したパルス信号を計
数する第1のカウンタと、第1の波高弁別器の出力端子
に直接接続された第2のカウンタとを含み、ノイズ除去
手段は、第1の波高弁別器を通過したパルス信号の波形
を1つずつ解析し、正常なパルス信号のみを通過させる
単一のADコンバータにより構成されたものである。
【0026】また、この発明に係るパルス信号検出装置
のADコンバータは、有害ノイズの種類を識別するため
の波形情報を演算器に入力し、演算器は、波形情報に基
づく有害ノイズの識別情報をメモリに格納するものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。
【0028】図1はこの発明の実施の形態1を示すブロ
ック構成図であり、3〜5、7Aおよび9Aはそれぞれ
前述(図5参照)の第2、第3の波高弁別器13、1
4、パルス幅弁別器15、第1のカウンタ7および演算
器9に対応しており、1、2、8、10〜12は前述と
同様のものである。
【0029】図1において、6は第1のカウンタ7Aの
入力側に挿入されたアンド回路であり、パルス幅弁別器
5の出力信号と、第2および第3の波高弁別器3、4の
出力信号との論理積をとって、その論理演算結果を第1
のカウンタ7Aに入力する。
【0030】この場合、第2、第3の波高弁別器3、
4、パルス幅弁別器5およびアンド回路6は、ノイズ除
去手段を構成しており、第1のカウンタ7Aには、正常
なパルス信号のみが入力される。
【0031】次に、図1を参照しながら、この発明の実
施の形態1による動作について説明する。まず、監視対
象の検出器から入力端子1を介して取り込まれるパルス
信号は、第1の波高弁別器2において必要パルス高さの
信号のみが通過されて、第2のカウンタ8に入力され
る。
【0032】また、入力端子1から取り込まれたパルス
信号は、第2の波高弁別器3に分岐入力されて、必要パ
ルス高さ以上の信号が有害ノイズとして除去され、正常
の高さのパルス信号のみが通過してアンド回路6に入力
される。
【0033】さらに、入力端子1から取り込まれたパル
ス信号は、第3の波高弁別器4に分岐入力されて、入力
パルスとは逆極性のパルスが有害ノイズとして除去さ
れ、入力パルスと同極性のパルス信号のみが通過してア
ンド回路6に入力される。
【0034】一方、パルス幅弁別器5は、第1の波高弁
別器2から出力されたパルス信号を入力信号とし、必要
パルス幅以上のパルス信号を有害ノイズとして除去し、
必要幅以内のパルス信号のみを通過させて、アンド回路
6に入力する。
【0035】こうして、パルス幅弁別器5からの出力信
号、第2および第3の波高弁別器3、4からの出力信号
は、全てアンド回路6に入力される。アンド回路6は、
上記出力信号の全てが揃った状態のみにおいて、「H」
レベルの論理積演算結果を出力し、これを第1のカウン
タ7Aに入力する。
【0036】次に、図2を参照しながら、図1に示した
この発明の実施の形態1による演算処理動作について説
明する。図2は図1内の演算器9Aの動作(演算手順)
を示すフローチャートであり、S1およびS2は前述
(図6参照)と同様の処理ステップである。
【0037】図2において、演算器9Aは、まず、第1
および第2のカウンタ7A、8の各計数値N1、N2を
読み込み(ステップS1、S2)、第1のカウンタ7A
の計数値N1と第2のカウンタ8の計数値N2との差の
絶対値C(=|N2−N1|)を算出する(ステップS
11)。
【0038】続いて、計数値差(絶対値)Cが任意の設
定値K以下か否かを判定し(ステップS12)、C≦K
(すなわち、Yea)と判定されれば、演算器9Aは、
第1のカウンタ7Aの計数値N1と第2のカウンタの計
数値N2との間に差がないものと見なす。
【0039】したがって、有害ノイズの侵入はなかった
ものと判定し、計数値N1を用いてパルス計数率の演算
を行うと同時に、今回演算周期の第1のカウンタ7Aの
計数値N1を、次回演算周期に用いられる前回正常計数
値N1(t−1)としてメモリ10に格納し(ステップ
S13)、ステップS1に戻る。
【0040】一方、ステップS12において、C>K
(すなわち、No)と判定されれば、演算器9Aは、第
1のカウンタ7Aの計数値N1と第2のカウンタの計数
値N2との間に設定値K(許容値)を越える差が発生し
たものと見なし、有害ノイズが侵入したものと判定す
る。
【0041】したがって、有害ノイズの侵入状態を示す
警報を警報出力端子12から外部に出力する(ステップ
S14)。これにより、計数値差Cが設定値Kを越えた
場合には、有害ノイズの侵入が外部に伝達される。
【0042】続いて、今回演算周期で第2および第3の
波高弁別器3、4、パルス幅弁別器5により有害ノイズ
が除去された計数値N1と、前回演算周期でメモリ10
に格納されている前回正常計数値N1(t−1)との計
数値差の絶対値|N1−N1(t−1)|が、任意の設
定値B以下か否かを判定する(ステップS15)。
【0043】ステップS14において、|N1−N1
(t−1)|≦B(すなわち、Yes)と判定されれ
ば、各弁別器3〜5により有害ノイズの除去が正しく行
われているものと判定して、ステップS13に進み、今
回の計数値N1を用いてパルス計数率の演算を行と同時
に、今回演算周期の計数値N1を次回演算周期用の前回
正常計数値N1(t−1)としてメモリ10に格納す
る。
【0044】一方、ステップS15において、|N1−
N1(t−1)|>B(すなわち、No)と判定されれ
ば、有害ノイズが除去されたはずの計数値N1と前回正
常計数値N1(t−1)との差が設定値B(許容値)を
越えているので、演算器9Aは、ノイズ除去用の各弁別
器3〜5を通過したノイズパルスが侵入したものと判定
する。
【0045】したがって、演算器9Aは、今回の計数値
N1を廃棄し、前回正常計数値N1(t−1)を用いて
パルス計数率の演算を行うと同時に、今回演算周期で使
用したN1(t−1)の値を、次回演算周期用の前回正
常計数値N1(t−1)としてメモリ10に再度格納し
(ステップS16)、ステップS1に戻る。
【0046】これにより、有害ノイズが侵入した場合に
おいても、従来装置のように必ず前回演算周期値を用い
るのではなく、条件によってはノイズが除去された今回
演算周期値を使用することができるので、検出不能期間
を短くして信頼性の高い検出頻度を多くすることができ
る。
【0047】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、単にノイズが除去されたパルス信号を計数したが、
図3に示すように、アンド回路6の入力情報を演算器9
Bに入力して、有害ノイズに関する各種識別情報をメモ
リ10に格納するように構成してもよい。
【0048】図3はこの発明の実施の形態2を示すブロ
ック構成図である。図3において、9Bは前述(図1参
照)の演算器9Aに対応しており、1〜8および10〜
12は前述と同様のものである。
【0049】図3に示すように、アンド回路6の入力情
報は演算器9Bに入力されており、演算器9Bは、アン
ド回路6の入力情報(各弁別器3〜5の出力信号)に基
づいて、有害ノイズの影響がどの弁別器に関連している
かを識別することができる。
【0050】たとえば、演算器9Bは、アンド回路6の
入力側から得られる有害ノイズの種類識別信号aに基づ
いて、第2の波高弁別器3の出力信号が得られなかった
のか、第3の波高弁別器4の出力信号が得られなかった
のか、パルス幅弁別器5の出力信号が得られなかったの
かを識別する。
【0051】また、演算器9Bは、識別情報を必要に応
じてメモリ10に格納するとともに、識別情報を付加し
た警報を警報出力端子12から出力する。これにより、
ノイズ侵入後のノイズ発生要因の解析に供することがで
きる。
【0052】実施の形態3.なお、上記実施の形態1、
2では、各弁別器3〜5を用いてノイズを除去したが、
図4に示すように、単一のADコンバータ16を用いて
入力パルス波形を1つずつ解析し、所定の正常パルスの
みを通過させるように構成してもよい。
【0053】図4はこの発明の実施の形態3を示すブロ
ック構成図である。図4において、9Cは前述(図1、
図3参照)の演算器9A、9Bに対応しており、1、
2、7A、8および10〜12は前述と同様のものであ
る。
【0054】16は第1の波高弁別器2の出力端子に接
続された単一のADコンバータであり、ADコンバータ
16の一方の出力端子は第1のカウンタ7Aに接続さ
れ、ADコンバータ16の他方の出力端子は演算器9C
に接続されている。
【0055】この場合、第2、第3の波高弁別器3、
4、パルス幅弁別器5(図1、図3参照)およびアンド
回路6(図3参照)は不要となり、簡易な回路で構成す
ることができる。
【0056】ADコンバータ16は、第1の波高弁別器
2から出力されるパルス波形を1つずつ解析し、所定の
正常パルスのみを通過させて第1のカウンタ7Aに入力
するとともに、通過パルス信号の波形情報bを演算器9
Cに入力する。
【0057】演算器9Cは、ADコンバータの波形情報
bに基づいて有害ノイズの種類を識別し、必要に応じて
識別情報をメモリ10に格納するとともに、識別情報を
付加した警報を警報出力端子12から出力する。これに
より、前述と同様にノイズ侵入後のノイズ発生要因の解
析に供することができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、検出
器からのパルス信号を取り込む入力端子と、入力端子を
介して取り込まれたパルス信号を一定周期毎に計数する
カウンタ手段と、カウンタ手段からの最終的な計数値に
基づいてパルス計数率を算出する演算器と、最終的な計
数値を格納するメモリと、パルス計数率を外部に出力す
る計数率出力端子と、一定周期にパルス信号に侵入した
ノイズ信号を検出して有害ノイズの有無を判定する有害
ノイズ判定手段と、有害ノイズの侵入状態が判定された
場合に、ノイズ侵入状態を示す警報を外部に出力する警
報出力端子と、入力端子とカウンタ手段との間に挿入さ
れて正常なパルス信号のみを通過させるためのノイズ除
去手段とを備え、有害ノイズの侵入があった場合でも、
波高弁別器を介してノイズを除去したパルス信号の計数
値に基づいてパルス計数率を演算するようにしたので、
信頼性の高い検出を可能にしたパルス信号検出装置が得
られる効果がある。
【0059】また、この発明によれば、入力端子に接続
された第1の波高弁別器を備え、カウンタ手段は、ノイ
ズ除去手段を介したパルス信号を計数する第1のカウン
タと、第1の波高弁別器の出力端子に直接接続された第
2のカウンタとを含み、ノイズ除去手段は、第1の波高
弁別器の出力端子に接続されたパルス幅弁別器と、入力
端子に接続された第2および第3の波高弁別器と、パル
ス幅弁別器の出力信号と第2および第3の波高弁別器の
各出力信号との論理積演算結果を第1のカウンタに入力
するアンド回路とを含み、演算器は、有害ノイズ判定手
段を含み、第1および第2のカウンタの各計数値に基づ
いて有害ノイズの有無を判定するとともに、第1のカウ
ンタの計数値に基づいて計数率を算出するようにしたの
で、信頼性の高い検出を可能にしたパルス信号検出装置
が得られる効果がある。
【0060】また、この発明によれば、第1および第2
のカウンタの計数値差が第1の設定値を越えた場合に、
警報を出力するとともに、第1のカウンタの今回計数値
と前回計数値との計数値変化量を算出し、計数値変化量
が第2の設定値以下の場合、または計数値差が第1の設
定値以下の場合に、第1のカウンタの計数値から計数率
を算出し、計数値変化量が第2の設定値を越えた場合
に、第1のカウンタの前回計数値をメモリに格納するよ
うにしたので、さらに信頼性を向上させたパルス信号検
出装置が得られる効果がある。
【0061】また、この発明によれば、有害ノイズの侵
入状態が判定された場合に、有害ノイズに応じた識別情
報を生成するノイズ識別手段を備え、演算器は、識別情
報を警報出力端子から出力するようにしたので、ノイズ
発生要因の解析が可能なパルス信号検出装置が得られる
効果がある。
【0062】また、この発明によれば、演算器は、有害
ノイズの侵入状態が判定された場合に、有害ノイズの種
類を示す識別情報を警報に付加して出力するようにした
ので、ノイズ発生要因の解析が可能なパルス信号検出装
置が得られる効果がある。
【0063】また、この発明によれば、演算器は、有害
ノイズの侵入状態が判定された場合に、有害ノイズの種
類を示す識別情報をメモリに格納するようにしたので、
ノイズ発生要因の解析が可能なパルス信号検出装置が得
られる効果がある。
【0064】また、この発明によれば、入力端子に接続
された第1の波高弁別器を備え、カウンタ手段は、ノイ
ズ除去手段を介したパルス信号を計数する第1のカウン
タと、第1の波高弁別器の出力端子に直接接続された第
2のカウンタとを含み、ノイズ除去手段は、第1の波高
弁別器を通過したパルス信号の波形を1つずつ解析し、
正常なパルス信号のみを通過させる単一のADコンバー
タにより構成されたので、信頼性を向上させるとともに
回路を簡略化したパルス信号検出装置が得られる効果が
ある。
【0065】また、この発明に係るパルス信号検出装置
のADコンバータは、有害ノイズの種類を識別するため
の波形情報を演算器に入力し、演算器は、波形情報に基
づく有害ノイズの識別情報をメモリに格納するようにし
たので、回路簡略化とともにノイズ発生要因の解析が可
能なパルス信号検出装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による演算器の動作
を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示すブロック構成
図である。
【図5】 従来のパルス信号検出装置を示すブロック構
成図である。
【図6】 従来のパルス信号検出装置による演算器の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 入力端子、2 第1の波高弁別器、3 第2の波高
弁別器、4 第3の波高弁別器、5 パルス幅弁別器、
6 アンド回路、7A 第1のカウンタ、8第2のカウ
ンタ、9A、9B、9C 演算器、10 メモリ、11
計数率出力端子、12 警報出力端子、16 ADコ
ンバータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器からのパルス信号を取り込む入力
    端子と、 前記入力端子を介して取り込まれたパルス信号を一定周
    期毎に計数するカウンタ手段と、 前記カウンタ手段からの最終的な計数値に基づいてパル
    ス計数率を算出する演算器と、 前記最終的な計数値を格納するメモリと、 前記パルス計数率を外部に出力する計数率出力端子と、 前記一定周期に前記パルス信号に侵入したノイズ信号を
    検出して有害ノイズの有無を判定する有害ノイズ判定手
    段と、 前記有害ノイズの侵入状態が判定された場合に、ノイズ
    侵入状態を示す警報を外部に出力する警報出力端子と、 前記入力端子と前記カウンタ手段との間に挿入されて正
    常なパルス信号のみを通過させるためのノイズ除去手段
    とを備えたパルス信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記入力端子に接続された第1の波高弁
    別器を備え、 前記カウンタ手段は、 前記ノイズ除去手段を介したパルス信号を計数する第1
    のカウンタと、 前記第1の波高弁別器の出力端子に直接接続された第2
    のカウンタとを含み、 前記ノイズ除去手段は、 前記第1の波高弁別器の出力端子に接続されたパルス幅
    弁別器と、 前記入力端子に接続された第2および第3の波高弁別器
    と、 前記パルス幅弁別器の出力信号と前記第2および第3の
    波高弁別器の各出力信号との論理積演算結果を前記第1
    のカウンタに入力するアンド回路とを含み、 前記演算器は、前記有害ノイズ判定手段を含み、前記第
    1および第2のカウンタの各計数値に基づいて前記有害
    ノイズの有無を判定するとともに、前記第1のカウンタ
    の計数値に基づいて前記計数率を算出することを特徴と
    する請求項1に記載のパルス信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記演算器は、 前記第1および第2のカウンタの計数値差が第1の設定
    値を越えた場合に、前記警報を出力するとともに、前記
    第1のカウンタの今回計数値と前回計数値との計数値変
    化量を算出し、 前記計数値変化量が第2の設定値以下の場合、または前
    記計数値差が前記第1の設定値以下の場合に、前記第1
    のカウンタの計数値から前記計数率を算出し、 前記計数値変化量が前記第2の設定値を越えた場合に、
    前記第1のカウンタの前回計数値を前記メモリに格納す
    ることを特徴とする請求項2に記載のパルス信号検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記有害ノイズの侵入状態が判定された
    場合に、前記有害ノイズに応じた識別情報を生成するノ
    イズ識別手段を備え、 前記演算器は、前記識別情報を前記警報出力端子から出
    力することを特徴とする請求項1から請求項3までのい
    ずれかに記載のパルス信号検出装置。
  5. 【請求項5】 前記演算器は、前記有害ノイズの侵入状
    態が判定された場合に、前記有害ノイズの種類を示す識
    別情報を前記警報に付加して出力することを特徴とする
    請求項4に記載のパルス信号検出装置。
  6. 【請求項6】 前記演算器は、前記有害ノイズの侵入状
    態が判定された場合に、前記有害ノイズの種類を示す識
    別情報を前記メモリに格納することを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載のパルス信号検出装置。
  7. 【請求項7】 前記入力端子に接続された第1の波高弁
    別器を備え、 前記カウンタ手段は、 前記ノイズ除去手段を介したパルス信号を計数する第1
    のカウンタと、 前記第1の波高弁別器の出力端子に直接接続された第2
    のカウンタとを含み、 前記ノイズ除去手段は、前記第1の波高弁別器を通過し
    たパルス信号の波形を1つずつ解析し、正常なパルス信
    号のみを通過させる単一のADコンバータにより構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のパルス信号検出
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ADコンバータは、前記有害ノイズ
    の種類を識別するための波形情報を前記演算器に入力
    し、 前記演算器は、前記波形情報に基づく前記有害ノイズの
    識別情報を前記メモリに格納することを特徴とする請求
    項7に記載のパルス信号検出装置。
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