JP2003018702A - 電気車の駆動システム - Google Patents

電気車の駆動システム

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JP2003018702A JP2001200348A JP2001200348A JP2003018702A JP 2003018702 A JP2003018702 A JP 2003018702A JP 2001200348 A JP2001200348 A JP 2001200348A JP 2001200348 A JP2001200348 A JP 2001200348A JP 2003018702 A JP2003018702 A JP 2003018702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 き電線・架線の電圧の安定化及び損失の低減
を実現するとともに、設備費の低減も図り得る電気車の
駆動システムを提供する。 【解決手段】 架線1から供給される直流電力をモータ
駆動変換器3で変換してモータ4を駆動し、この駆動力
で電気車を走行させる一方、上記架線1に対してモータ
駆動変換器3に並列に大容量蓄電装置5を接続し、電気
車Iの力行時の電力は、主に大容量蓄電装置5から供給
する一方、回生制動時の回生電力は前記大電流蓄電装置
5に蓄えることによって、電気車Iに架線1から供給す
る電力量及び電気車Iが架線1に回生する電力量を低減
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電気車の駆動システ
ムに関する。さらに詳言すると、電気車に電力貯蔵シス
テムを搭載してモータの駆動電力の供給及び回生電力の
吸収を行い得るようにしたものである。 【0002】 【従来の技術】直流電気鉄道において、電気車への電力
の供給は、一般に次のような経路で行われている。すな
わち、電気車の加速時・登坂時などの力行時には、き電
変電所からき電線・架線を経由して電気車に電力が供給
され、回生制動時には電気車から架線・き電線を介して
別の力行中の電気車に電力が供給される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
おいては、電気車が回生制動をかける際に他に力行中の
車両が存在しないと回生電力の行き場がなくなるため、
回生を行うことができなくなる。すなわち、回生失効と
いう問題を生起する。また、直流電気鉄道ではき電線・
架線の電流が大きいため、き電線・架線での電圧降下が
大きくき電変電所から遠い地点では電圧を定格値に保つ
ことが難しい。このため、き電変電所の間隔をあまり大
きくすることができず、設備投資額が高騰する。さら
に、き電線・架線の抵抗成分による損失が大きく、エネ
ルギー的に無駄が多い。 【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、き電線・
架線の電圧の安定化及び損失の低減を実現するととも
に、設備費の低減も図り得る電気車の駆動システムを提
供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、次の点を特徴とする。 【0006】1) 架線から供給される直流電力をモー
タ駆動変換器で変換して駆動源であるモータを駆動する
ことにより走行する電気車の駆動システムにおいて、上
記架線に対してモータ駆動変換器に並列に大容量蓄電装
置を接続し、当該電気車の力行時には大容量蓄電装置か
らモータ駆動変換器に電力を供給するとともに、回生時
にはモータ駆動変換器から大容量蓄電装置に電力を供給
してこの大容量蓄電装置に蓄電するように構成したこ
と。 【0007】2) 上記1)に記載する電気車の駆動シ
ステムにおいて、大容量蓄電装置は、DC/DC変換器
と、このDC/DC変換器の制御装置と、大容量二次電
池又は大容量コンデンサとで構成したこと。 【0008】3) 上記2)に記載する電気車の駆動シ
ステムにおいて、DC/DC変換器は、双方向チョッ
パ、フィルタ及び逆転防止スイッチで構成するととも
に、前記双方向チョッパは、2個の自己消弧形スイッチ
ンング素子を交互にON,OFFさせることで、フィル
タ側と、大容量二次電池又は大容量コンデンサ側との双
方向に電流を流すことが可能であり、その電流は自己消
弧形素子のON時間とOFF時間の比率を調整すること
で制御可能なものとし、フィルタは、双方向チョッパへ
流れ込む補償電流を平滑化するものであり、逆転防止ス
イッチは、架線の電圧が大容量二次電池又は大容量コン
デンサの電圧よりも小さくなった場合にOFF状態とな
り、双方向チョッパと架線との接続状態を遮断するもの
としたこと。 【0009】4) 上記3)に記載する電気車の駆動シ
ステムにおいて、フィルタは、モータ駆動変換器の架線
側に設けるフィルタと共用したこと。 【0010】5) 上記2)乃至4)の何れか一つに記
載する電気車の駆動システムにおいて、DC/DC変換
器の制御装置は、モータ駆動変換器への入力電流と当該
DC/DC変換器への補償電流とを検出し、前記入力電
流を電流指令値として補償電流との偏差が小さくなるよ
うにDC/DC変換器を制御するものであること。 【0011】6) 上記5)に記載する電気車の駆動シ
ステムにおいて、制御装置は、補償電流IC を制御する
ための制御ループ及び大容量二次電池又は大容量コンデ
ンサへの充放電電流IB を制御するための制御ループを
有し、入力電流IL を電流指令値I* C とし、これと補
償電流IC との偏差をPI制御器に入力するとともに所
定のリミッタを通した上で、次段の充放電電流IB の制
御ループの電流指令値I* B とし、さらに前記電流指令
値I* B と充放電電流IB の検出値との偏差をPI制御
器に入力するとともに所定のリミッタを通した上で変調
率指令値m* とし、次に、変調率指令値m* を基に、変
調率指令値m* とキャリア信号とを比較器に入力し、そ
の出力信号をスイッチング信号とし、このスインチング
信号に基づきゲート信号を形成してDC/DC変換器の
スイッチング素子のスイッチングタイミングを制御する
ようにしたこと。 【0012】7) 上記2)乃至4)の何れか一つに記
載する電気車の駆動システムにおいて、DC/DC変換
器の制御装置は、架線への架線電流を検出し、零とする
電流指令値と前記架線電流との偏差が小さくなるように
DC/DC変換器を制御するものであること。 【0013】8) 上記7)に記載する電気車の駆動シ
ステムにおいて、制御装置は、架線電流IB を制御する
ための制御ループ及び大容量二次電池又は大容量コンデ
ンサへの充放電電流IB を制御するための制御ループを
有し、電流値零を電流指令値I* B とし、これと架線電
流IB との偏差をPI制御器に入力するとともに所定の
リミッタを通した上で、次段の充放電電流IB の制御ル
ープの電流指令値I* B とし、さらに前記電流指令値I*
B と充放電電流IB の検出値との偏差をPI制御器に入
力するとともに所定のリミッタを通した上で変調率指令
値m* とし、次に、変調率指令値m* を基に、変調率指
令値m* とキャリア信号とを比較器に入力し、その出力
信号をスイッチング信号とし、このスインチング信号に
基づきゲート信号を形成してDC/DC変換器のスイッ
チング素子のスイッチングタイミングを制御するように
したこと。 【0014】9) 上記1)乃至8)に記載する何れか
一つの電気車の駆動システムにおいて、電気車の運転ダ
イヤや速度・位置に基づき大容量蓄電装置の充放電のパ
ターン及びリミッタの制御を行うこと。 【0015】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0016】本発明は電気鉄道の電気車に大容量蓄電装
置を設け、力行時の電力は、主にこの大容量蓄電装置か
ら供給する一方、回生制動時の回生電力は前記大電流蓄
電装置に蓄えることによって、電気車に架線から供給す
る電力量及び電気車が架線に回生する電力量を低減する
ものである。 【0017】図1は本発明の実施の形態に係る電気車の
駆動システムを電気車に搭載した状態で示す全体のブロ
ック線図である。同図に示すように、当該電気車Iは、
架線1からパンタグラフ2を介して供給される直流電力
をモータ駆動変換器3で交流又は他の電圧の直流に変換
し、変換後の交流又は直流電力により駆動源であるモー
タ4を駆動するようになっている。かかる構成は従来技
術と同様である。 【0018】本形態では、上記架線1に対してモータ駆
動変換器3に並列に大容量蓄電装置5を接続している。
かくして、電気車Iが力行する際には大容量蓄電装置5
からモータ駆動変換器3にエネルギーを供給し、回生時
には逆にモータ駆動変換器3から大容量蓄電装置5へエ
ネルギーを供給する。また、大容量蓄電装置5の容量や
電流定格の制限から、力行時にモータ駆動変換器3が必
要とする電流に対して大容量蓄電装置5だけでは不足す
る場合は、不足分を架線1から供給する一方、回生時に
モータ駆動変換器3が発生した回生電流を大容量蓄電装
置5だけでは回収できない場合には、その余剰分を架線
1に回生するものとする。 【0019】以上の構成により、十分な容量の大容量蓄
電装置5を用いれば、架線1を流れる電流を従来と比較
して大幅に小さくすることができる。これにより、架線
電圧が定格電圧から大きく変動する現象を抑制すること
が可能となる。同時に、架線1での損失が小さくなるた
め、従来に比べて省エネルギーとなる鉄道システムを構
築可能となる。また、架線1へ回生される電力が大幅に
小さくなるので、回生失効が起こりにくくなる。さら
に、路線を走る全ての電気車Iに本形態の電気車の駆動
システムを搭載することで、き電線に従来のような大電
流が流れることがなくなるので、き電線を細くしたりき
電線長を長くする(変電所間隔を広げる)ことが可能と
なる。これにより、電気鉄道の地上設備の大幅なコスト
ダウンが可能となる。 【0020】図2は図1の大容量蓄電装置の構成をさら
に詳細に示すブロック線図である。同図に示すによう
に、当該大容量蓄電装置5は、DC/DC変換器6、大
容量二次電池(または大容量コンデンサ)7及び制御装
置8で構成する。ここで、図2に示すように架線1を流
れる架線電流をIS 、モータ駆4変換器3の入力電流を
L 、大容量蓄電装置5からの補償電流をIC 、大容量
二次電池7の充放電電流をIB とする。DC/DC変換
器6は大容量二次電池7からの充放電電流IB の制御の
ために必要であり、双方向に電流を流すことができる変
換器である必要がある。制御装置8は電流検出器9、1
0で検出した入力電流IL 及び補償電流I C を表す信号
を入力とし、DC/DC変換器6の各素子のゲート信号
を出力とする。制御装置8では架線電流IS の絶対値を
小さくするように補償電流IC の制御を行うものとす
る。 【0021】かかる大容量蓄電装置5の具体的な主回路
構成の一例を図3に示す。同図では制御装置8を省略し
て示してある。この制御装置8については後述する。ま
た、同図においては、スイッチング素子としてIGBT
のシンボルを用いているが、IGBTに限らず自己消弧
形素子であれば置換可能である。 【0022】図3に示すように、大容量蓄電装置5は、
逆流防止スイッチ11、LCフィルタ12及び双方向チ
ョッパ13からなるDC/DC変換器6と、大容量二次
電池7とを有している。双方向チョッパ13は自己消弧
形素子と逆並列ダイオードを組み合わせたもの2組と平
滑リアクトルで構成される。この双方向チョッパ13は
2個の自己消弧形素子を交互にON,OFFさせること
で、LCフィルタ12側の電圧が大容量二次電池7側の
電圧よりも高い場合に、双方向に電流を流すことが可能
であり、その電流は自己消弧形素子のON時間とOFF
時間の比率を調整することで制御可能である。双方向チ
ョッパ13のLCフィルタ12側の電流は双方向チョッ
パ13のスイッチングによってパルス状の波形となって
おり、これをそのまま架線・き電線に流した場合には様
々な悪影響を及ぼす虞がある。このため、LCフィルタ
12で前記電流の高周波成分を取り除いている。 【0023】双方向チョッパ13の動作を図4を用いて
説明する。リアクトルLC の両端にかかる電圧VLcはス
イッチの状態に応じて図4のようになる。すなわち、ス
イッチS2 又はダイオードD2 が導通状態にあるとき、
電圧VLcは大容量二次電池7の電圧VB に等しくなり、
スイッチS1 又はダイオードD1 が導通状態にあるとき
は電圧VB は電圧VCFに等しくなる。スイッチS2 又は
ダイオードD2 が導通状態にあるときは電圧VLcは正と
なるためリアクトルLC の電流ILcは増加し、逆にスイ
ッチS1 又はダイオードD1 が導通状態にあるときは電
圧VLcは負となるためリアクトルLC の電流ILcは減少
する。ここで、後述する理由により大容量二次電池7の
電圧VB はフィルタコンデンサの電圧VCFよりも小さく
なるように動作点を設定してあるので、スイッチS1
はダイオードD1 が導通状態にあるときはVLc=VB
CFは負となる。このため、電流ILcはスイッチS
1 (又はスイッチS2 )のON時間とOFF時間の比率
を調整しながらスイッチS1 、S2 を交互にON,OF
Fさせることで制御可能である。電流IF は、図4に示
すようにスイッチS1 又はダイオードD1 が導通状態の
時は電流IB に等しく、それ以外の時には0となる。こ
れをLCフィルタ12で平滑化した電流が補償電流IC
となる。 【0024】図4は大容量二次電池7から放電する場合
(IB が正の場合)について示したものであるが、電流
B が逆方向に流れる場合も電流の符号が変わるだけで
同様の動作となる。 【0025】図4に示す回路の双方向チョッパ13が正
常に動作するためには、双方向チョッパ13のLCフィ
ルタ12側の電圧VCFが大容量二次電池7側の電圧VB
よりも大きい必要がある。さもないとスイッチS1 ,S
2 の状態に関係なくリアクトルLC の電圧VLcが常に正
となってしまい、充放電電流IB が増加し続けてしまう
ために充放電電流IB を制御することができなくなって
しまう。かかる現象を回避するために逆流防止スイッチ
11を設けている。逆流防止スイッチ11の自己消弧形
素子は通常ON状態で用いるが、架線1の電圧が大容量
二次電池7の電圧よりも小さくなった場合にOFFに
し、大容量二次電池7から架線1に大電流が流れるのを
防止している。 【0026】ところで、モータ駆動用変換器3にはモー
タ4の種類によってDC/DC変換器やDC/AC変換
器といった半導体電力変換器を用いるのが普通である。
このため、前記大容量蓄電装置5と同様に、当該モータ
駆動変換器3から架線1側に高い周波数成分を含む電流
を流出させないために、モータ駆動変換器3にもLCフ
ィルタを設けるのが普通である。このLCフィルタと大
容量蓄電装置5のLCフィルタを共用とし、図5のよう
な構成とすることも可能である。なお、図5中、図4と
同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略す
る。 【0027】図6は、図2の大容量蓄電装置5における
制御装置8のさらに具体的な構成例を示すブロック線図
である。同図に示すように、制御装置8では、電流検出
器9で検出したモータ駆動変換器3への入力電流I
L を、大容量蓄電装置5の電流指令値I* C とし、これ
に電流検出器10で検出する補償電流IC が一致するよ
うにフィードバック制御を行う。 【0028】ここで、入力電流IL 及び補償電流IC
パルス状電流の場合など、高周波成分を多く含む場合に
は、図7に示すように、電流検出器9、10の出力信号
である電流検出値を必要に応じてローパスフィルタ1
4、15に通した後、これを処理するようにしても良
い。 【0029】大容量二次電池7の容量や定格電流の制限
等によって大容量蓄電装置5の電流IC を指令値I* C
と一致させることができないことがある。この場合に
は、リミッタ16(図6及び図7参照。)を作動させ、
各部の定格電流・動作範囲を超えないように制御する。
リミッタ16の作動によって指令値通りの電流が得られ
ない場合、不足分は架線1に流れることになる。 【0030】制御装置8のより具体的な構成例を図8に
示す。同図に示す制御装置8は、図3又は図5に示す主
回路に適用するためのものである。まず、同図の電流制
御部分について説明する。電流制御部分は、IC
L ,IB の各検出値を入力とし、ゲート信号G1 ,G
2 を出力とする。図では省略してあるが、電流検出値に
高周波成分が多く含まれるときは必要に応じて電流検出
値をローパスフィルタを通すフィルタ処理を行う。電流
制御部分は、大容量二次電池7の充放電電流IB を制御
するためのフィードバックループと大容量蓄電装置5の
入力電流IC を制御するためのフィードバックループ及
びゲート信号生成部から構成される。 【0031】補償電流IC を制御するためのフィードバ
ックループでは、入力電流IL を指令値I* C (補償電
流IC の指令値)とし、これと補償電流IC との偏差を
PI制御器17に入力する。PI制御器17の出力はリ
ミッタ18を通した上で次段の電流IB の制御ループの
電流指令値I* B とする。リミッタ18では大容量二次
電池7の電流定格を超えないように電流指令値I* B
一定範囲内に制限するようリミッタをかける。また、電
圧VB に基づき大容量二次電池7の充電状態を判断し、
それ以上の放電が不可能な場合には電流指令値I* B
0となるように、またそれ以上充電できないときには電
流指令値I* B ≧0となるようにリミッタを制御する。 【0032】次段の電流IB を制御するループでは、前
段で求めた電流指令値I* B と電流検出値IB との偏差
をPI制御器19に入力し、その出力をリミッタ20に
通した上で変調率指令値m* とする。変調率mはスイッ
チS1 のON時間t1 とスイッチS2 のON時間t2
用いて次式のように定義する。 【数1】 【0033】リミッタ20では変調率指令値m* の上限
値・下限値を制御する。上式より0≦m≦1であるが、
通常は細すぎるONパルスやOFFパルスを発生しない
ようにリミッタ範囲をこれより狭くするのが一般的であ
る。 【0034】次に、変調率指令値m* を基にスイッチン
グ信号を生成する。具体的には変調率指令値m* とキャ
リア信号発生部22が発生するキャリア信号とを比較器
22に入力し、その出力信号をスイッチング信号とす
る。キャリア信号としては、図9に示すような三角波を
用いる。この場合、キャリア三角波の周波数がスイッチ
ング周波数となる。 【0035】上述の処理により発生したスイッチング信
号G′1 ,G′2 に対して、デッドタイム処理部23で
ターンオンのタイミングを微小時間だけ遅らせる処理を
施したものをスイッチング素子のゲート信号G1 ,G2
とする。ここで、デッドタイム処理はスイッチS1 ,S
2 が同時にONになるのを防止するために必要な処理で
ある。 【0036】次に、逆流防止スイッチ11の制御部につ
いて説明する。ゲート信号G3 はスイッチS3 のゲート
信号であり、通常の動作においては常時ON(G3
1)となっている。これに対し、電圧VS が電圧VB
り小さくなった場合にはG3 =0として逆流防止スイッ
チ11をOFFにし、大容量蓄電装置5から架線1に電
流が流れるのを防止する。また、電圧VS と電圧VB
を比較器24で比較した後、必要に応じて状態保持器2
5を設け、ひとたび電圧VS が電圧VB より小さくなっ
たらその後、逆流防止スイッチ11がOFFの状態を維
持する。 【0037】図10は、図2の大容量蓄電装置5の制御
装置8の他の構成例をさらに詳細に示すブロック線図で
ある。同図に示すように、図6に示す構成例とは電流の
検出部位が異なる。本例では電流検出器26で架線電流
S を検出し、これを0に制御する制御装置8である。
したがって、電流指令部27には、電流指令値=0が設
定してある。本例では、図6に示す例に対して、電流検
出器が少なくて済むという特長がある。 【0038】ここで、電流検出器26で検出する電流検
出値は、図11に示すように、必要に応じてローパスフ
ィルタ30によりフィルタ処理を行うように構成しても
良い。 【0039】図11に示す制御装置8を、図3又は図5
に示す主回路に適用するための制御系の一例を図12に
示す。当該制御系は、図8に示す制御系とは、補償電流
Cの検出値の代わりに架線電流IS の検出値を用い、
架線電流IS の電流指令値I * S として0を用いている
点が異なる。他の構成は、図8に示す構成と同様であ
る。そこで、図8と同一部分には同一番号を付し、重複
する説明は省略する。 【0040】電車は進行ダイヤが決まっているため、力
行・回生のパターンはある程度決まっている。このた
め、運行ダイヤの情報や列車の速度・位置をもとに本発
明に係る電気車の駆動システムの大容量蓄電装置5の運
転パターン(充放電パターンやリミッタ値)を決めれ
ば、当該電気車の駆動システムをより有効に活用するこ
とができる。例えば次のような方法が考えられる。 【0041】 次に力行すると分かっている場合に
は、力行する前に大容量二次電池7を充電し、逆に回生
すると分かっている場合には大容量二次電池7を放電し
ておく。具体的には、大容量二次電池7を充放電してい
ないとき(電気車Iの停止時又は定速走行時)に、次の
動作を予測して電流指令値I* B を調整して大容量二次
電池7を充電または放電しておく。このとき架線電流I
S が大きくならないように電流指令値I* B は比較的小
さい値とする。 【0042】 図13に示すように、長時間の力行
(又は回生)を行い大容量二次電池7が力行(または回
生)途中で全放電(または満充電)してしまうことが分
かっている場合に、電流IB のリミッタ値を小さく設定
しておき、力行中(又は回生中)ずっと、ある程度の補
償が行えるようにする。このようにリミッタを設定する
ことで、架線1に大電流が流れるのを防ぐことができ
る。 【0043】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
た通り、本発明によれば、電気鉄道の電気車に大容量の
蓄電装置をもうけ、力行時の電力は主にその蓄電装置か
ら供給し、また回生制動時にはその回生電力を前記蓄電
装置に蓄えることができるので、電気車が架線から供給
される電力量及び電気車が架線に回生する電力量を低減
することができる。 【0044】この結果、き電線・架線の電圧変動を低減
するとともに、き電線・架線に流れる回生電流を大幅に
低減して回生失効を回避することもできる。さらに、き
電線・架線での損失を低減することが可能で、省エネル
ギー効果がある。 【0045】また、全電気車に本電力貯蔵システムを搭
載することで、き電線に従来ほどの大電流が流れること
がなくなるため、き電線の太さを細くすること、及びき
電変電所の間隔を大きくすることが可能となり、地上設
備のコストダウンが実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る電力貯蔵装置を電気
車に搭載した状態で示す全体のブロック線図である。 【図2】図1の大容量蓄電装置の構成をさらに詳細に示
すブロック線図である。 【図3】図2の大容量蓄電装置の主回路の具体的な一構
成例を示す回路図である。 【図4】図3の双方向チョッバにおける各部の波形を示
す波形図である。 【図5】図2の大容量蓄電装置の主回路の具体的な他の
構成例を示す回路図である。 【図6】図2の大容量蓄電装置の制御装置の第1の構成
例をさらに詳細に示すブロック線図である。 【図7】図6の制御装置にローパスフィルタを追加した
その変形例を示すブロック線図である。 【図8】図3及び図5に示す主回路に適用する制御系の
一例を示すブロック線図である。 【図9】図8に示す制御系におけるゲート信号の発生方
法を説明するための波形図である。 【図10】図2の大容量蓄電装置の制御装置の第2の構
成例をさらに詳細に示すブロック線図である。 【図11】図10の制御装置にローパスフィルタを追加
したその変形例を示すブロック線図である。 【図12】図3及び図5に示す主回路に適用する制御系
の他の例を示すブロック線図である。 【図13】長時間力行することが分かっている場合に電
流リミッタを小さくする対策の効果を説明するための説
明図である。 【符号の説明】 I 電気車 1 架線 3 モータ駆動変換器 4 モータ 5 大容量蓄電装置 6 DC/DC変換器 7 大容量二次電池又は大容量コンデンサ 8 制御装置 11 逆転防止スイッチ 12 LCフィルタ 13 双方向チョッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA01 AA07 BA01 DA07 DA18 FA06 GB03 GB06 5H115 PA11 PC02 PG01 PI03 PI16 PO02 PO17 PU02 PV02 PV23 QE04 QE08 QI04 QN22 QN23 QN27 SE04 SE06 TI06 TO13 TR16 TR19 TU05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 架線から供給される直流電力をモータ駆
    動変換器で変換して駆動源であるモータを駆動すること
    により走行する電気車の駆動システムにおいて、 上記架線に対してモータ駆動変換器に並列に大容量蓄電
    装置を接続し、当該電気車の力行時には大容量蓄電装置
    からモータ駆動変換器に電力を供給するとともに、回生
    時にはモータ駆動変換器から大容量蓄電装置に電力を供
    給してこの大容量蓄電装置に蓄電するように構成したこ
    とを特徴とする電気車の駆動システム。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載する電気車の駆動シ
    ステムにおいて、 大容量蓄電装置は、DC/DC変換器と、このDC/D
    C変換器の制御装置と、大容量二次電池又は大容量コン
    デンサとで構成したことを特徴とする電気車の駆動シス
    テム。 【請求項3】 〔請求項2〕に記載する電気車の駆動シ
    ステムにおいて、 DC/DC変換器は、双方向チョッパ、フィルタ及び逆
    転防止スイッチで構成するとともに、 前記双方向チョッパは、2個の自己消弧形スイッチンン
    グ素子を交互にON,OFFさせることで、フィルタ側
    と、大容量二次電池又は大容量コンデンサ側との双方向
    に電流を流すことが可能であり、その電流は自己消弧形
    素子のON時間とOFF時間の比率を調整することで制
    御可能なものとし、 フィルタは、双方向チョッパへ流れ込む補償電流を平滑
    化するものであり、 逆転防止スイッチは、架線の電圧が大容量二次電池又は
    大容量コンデンサの電圧よりも小さくなった場合にOF
    F状態となり、双方向チョッパと架線との接続状態を遮
    断するものとしたことを特徴とする電気車の駆動システ
    ム。 【請求項4】 〔請求項3〕に記載する電気車の駆動シ
    ステムにおいて、 フィルタは、モータ駆動変換器の架線側に設けるフィル
    タと共用したことを特徴とする電気車の駆動システム。 【請求項5】 〔請求項2〕乃至〔請求項4〕の何れか
    一つに記載する電気車の駆動システムにおいて、 DC/DC変換器の制御装置は、モータ駆動変換器への
    入力電流と当該DC/DC変換器への補償電流とを検出
    し、前記入力電流を電流指令値として補償電流との偏差
    が小さくなるようにDC/DC変換器を制御するもので
    あることを特徴とする電気車の駆動システム。 【請求項6】 〔請求項5〕に記載する電気車の駆動シ
    ステムにおいて、 制御装置は、補償電流IC を制御するための制御ループ
    及び大容量二次電池又は大容量コンデンサへの充放電電
    流IB を制御するための制御ループを有し、 入力電流IL を電流指令値I* C とし、これと補償電流
    C との偏差をPI制御器に入力するとともに所定のリ
    ミッタを通した上で、次段の充放電電流IB の制御ルー
    プの電流指令値I* B とし、 さらに前記電流指令値I* B と充放電電流IB の検出値
    との偏差をPI制御器に入力するとともに所定のリミッ
    タを通した上で変調率指令値m* とし、 次に、変調率指令値m* を基に、変調率指令値m* とキ
    ャリア信号とを比較器に入力し、その出力信号をスイッ
    チング信号とし、このスインチング信号に基づきゲート
    信号を形成してDC/DC変換器のスイッチング素子の
    スイッチングタイミングを制御するようにしたことを特
    徴とする電気車の駆動システム。 【請求項7】 〔請求項2〕乃至〔請求項4〕の何れか
    一つに記載する電気車の駆動システムにおいて、 DC/DC変換器の制御装置は、架線への架線電流を検
    出し、零とする電流指令値と前記架線電流との偏差が小
    さくなるようにDC/DC変換器を制御するものである
    ことを特徴とする電気車の駆動システム。 【請求項8】 〔請求項7〕に記載する電気車の駆動シ
    ステムにおいて、 制御装置は、架線電流IB を制御するための制御ループ
    及び大容量二次電池又は大容量コンデンサへの充放電電
    流IB を制御するための制御ループを有し、 電流値零を電流指令値I* B とし、これと架線電流IB
    との偏差をPI制御器に入力するとともに所定のリミッ
    タを通した上で、次段の充放電電流IB の制御ループの
    電流指令値I* B とし、 さらに前記電流指令値I* B と充放電電流IB の検出値
    との偏差をPI制御器に入力するとともに所定のリミッ
    タを通した上で変調率指令値m* とし、 次に、変調率指令値m* を基に、変調率指令値m* とキ
    ャリア信号とを比較器に入力し、その出力信号をスイッ
    チング信号とし、このスインチング信号に基づきゲート
    信号を形成してDC/DC変換器のスイッチング素子の
    スイッチングタイミングを制御するようにしたことを特
    徴とする電気車の駆動システム。 【請求項9】 〔請求項1〕乃至〔請求項8〕に記載す
    る何れか一つの電気車の駆動システムにおいて、 電気車の運転ダイヤや速度・位置に基づき大容量蓄電装
    置の充放電のパターン及びリミッタの制御を行うことを
    特徴とする電気車の駆動システム。
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