JP2003018008A - 電圧比較回路及びそれを備えたad変換装置、並びに、トランジスタの閾値電圧変更方法、トランジスタの閾値制御回路 - Google Patents

電圧比較回路及びそれを備えたad変換装置、並びに、トランジスタの閾値電圧変更方法、トランジスタの閾値制御回路

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JP2003018008A
JP2003018008A JP2001203392A JP2001203392A JP2003018008A JP 2003018008 A JP2003018008 A JP 2003018008A JP 2001203392 A JP2001203392 A JP 2001203392A JP 2001203392 A JP2001203392 A JP 2001203392A JP 2003018008 A JP2003018008 A JP 2003018008A
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comparison circuit
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Nobutoshi Arai
暢俊 洗
Tomohisa Okuno
智久 奥野
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単化できる電圧比較回路を提供し
て、コンパクトで高速のAD変換装置を提供する。 【解決手段】 上記AD変換装置の電圧比較回路11
は、同一のアナログ入力電圧Vinを受けると共に、異
なる閾値を有する15個のCMOSインバータIV1〜
IV15を備えている。15個のCMOSインバータI
V1〜IV15は、閾値電圧の異なるトラジスタから構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧比較回路及び
それを備えたAD(アナログ デジタル)変換装置、並
びに、トランジスタの閾値電圧変更方法、トランジスタ
の閾値制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、並列型のAD変換装置としては、量子化のレベル
数だけ電圧比較回路を用意し、一時点で並列に比較操作
を行なうことにより、極めて高速のAD変換を可能にし
たものがある。しかしながら、上記従来の並列型のAD
変換装置では、桁数が増すと、電圧比較回路の数が著し
く増加し、全体の回路が大規模になるという欠点があ
る。
【0003】このような欠点を有する並列型のAD変換
装置としては、例えば、特開平7−15334号公報に
開示されている。特開平7−15334号公報の並列型
のAD変換装置は、図4に示すように、基準電圧発生回
路30と電圧比較回路31を備え、基準電圧回路30を
構成する各抵抗R1〜R16の抵抗値が異っているが、
抵抗分圧や大規模な電圧比較回路31を用いることに変
わりない。なお、32は論理回路であり、33はエンコ
ーダである。
【0004】そこで、本発明の課題は、極めて簡単化で
きる電圧比較回路を提供して、コンパクトで高速のAD
変換装置を提供する。更に、低消費電力性にも優れるA
D変換装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電圧比較回路は、同一の入力を受けると共
に、異なる閾値を有する複数の比較部を備え、上記複数
の比較部は、閾値の異なるトラジスタから構成されてい
ることを特徴としている。
【0006】上記構成の電圧比較回路によれば、上記複
数の比較部が異なる閾値を有するので、例えば基準電圧
発生回路を省くことができて、極めて簡単な構成にする
ことができる。
【0007】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
比較部はインバータである。
【0008】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
比較部はCMOS(complementarymetal oxide semicon
ductor)回路である。
【0009】上記実施形態の電圧比較回路によれば、上
記比較部がCMOS回路であるから、消費電力を低減で
きる。
【0010】一実施形態の電圧比較回路は、上記トラン
ジスタは電界効果型のトランジスタであって、互いに閾
値の異なる上記電界効果型のトランジスタのゲート絶縁
膜の厚さは異なる。
【0011】一実施形態の電圧比較回路は、少なくとも
1つの上記トランジスタの閾値は可変であって、上記ト
ランジスタの閾値を制御する閾値制御回路を備えてい
る。
【0012】上記実施形態の電圧比較回路によれば、上
記トランジスタの閾値は可変であるから、その閾値を閾
値制御回路で制御することにより、大きな入力に対して
も柔軟に対応することができる。
【0013】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
トランジスタは不揮発性メモリトランジスタである。
【0014】上記実施形態の電圧比較回路によれば、上
記トランジスタが不揮発性メモリトランジスタであるか
ら、一旦閾値を変化させれば保持電力が不要であり、低
消費電力化を実現することができる。
【0015】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
不揮発性メモリトランジスタはMNOS(Metal Nitrid
e Oxide Semiconductor)型トランジスタ、浮遊ゲート
型トランジスタ、MIOS(Metal Insulator Oxide Se
miconductor)型トランジスタ、またはMOIOS(Meta
l Oxide Insulator Oxide Semiconductor)型トランジス
タである。
【0016】一実施形態の電圧比較回路は、抵抗分圧型
基準電圧発生回路を備え、上記抵抗分圧型基準電圧発生
回路からの複数の各出力を上記複数の比較部に基準値と
して入力する。
【0017】上記実施形態の電圧比較回路によれば、上
記抵抗分圧型基準電圧発生回路からの複数の各出力を複
数の比較部に基準値として入力するから、トランジスタ
の閾値を正確に設定または修正することができる。
【0018】一実施形態の電圧比較回路は、少なくとも
1つの上記比較部は、閾値が可変なトランジスタから構
成されており、少なくとも1つの上記比較部は、閾値が
非可変なトランジスタから構成されている。
【0019】また、本発明のAD変換装置は、上記電圧
比較回路を備えたことを特徴としている。
【0020】上記構成のAD変換装置によれば、上記電
圧比較回路を備えることにより、従来必要であった例え
ば基準電圧発生回路を省くことができて、コンパクト化
および高速化を実現できる。
【0021】一実施形態のAD変換装置は、上記電圧比
較回路の出力が供給される論理回路と、上記論理回路の
出力をコード化するエンコーダとを備えている。
【0022】一実施形態のAD変換装置は、継続比較
型、並列型および直並列型のうちのいずれか1つであ
る。
【0023】上記実施形態のAD変換装置によれば、継
続比較型のAD変換装置の場合は、小型化と低消費電力
性に優れる。
【0024】また、並列型のAD変換装置の場合は、従
来の並列型のAD装置に比べ、小型化、低消費電力性に
優れる。
【0025】また、直並列型のAD変換装置の場合は、
高速性、精度に優れる上に、極めて広範囲の入力に対応
可能である。
【0026】また、本発明のトランジスタの閾値変更方
法は、上記閾値が可変なトランジスタの閾値を変更する
トランジスタの閾値変更方法であって、複数の上記トラ
ンジスタに入力される入力電圧を検出する第1ステップ
と、上記入力電圧と複数の上記トランジスタの閾値とを
比較し、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有
する上記トランジスタを特定する第2ステップと、上記
入力電圧に対して最も差が大きい閾値が、複数の上記ト
ランジスタの閾値のうち最も高い閾値であるか、また
は、複数の上記トランジスタの閾値のうち最も低い閾値
であるかを判定する第3ステップと、上記第3ステップ
で最も高い閾値であると判定された場合には、上記入力
電圧に対して最も差が大きい閾値を有する上記トランジ
スタの閾値を、上記最も低い閾値よりも低く設定し、上
記第3ステップで最も低い閾値であると判定された場合
には、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有す
る上記トランジスタの閾値を、上記最も高い閾値よりも
高く設定することを特徴としている。
【0027】上記構成のトランジスタの閾値変更方法に
よれば、上記第3ステップで最も高い閾値であると判定
された場合には、入力電圧に対して最も差が大きい閾値
を有するトランジスタの閾値を、最も低い閾値よりも低
く設定する。また、上記第3ステップで最も低い閾値で
あると判定された場合には、入力電圧に対して最も差が
大きい閾値を有するトランジスタの閾値を、上記最も高
い閾値よりも高く設定する。このように、上記入力電圧
に対して最も差が大きい閾値を有するトランジスタの閾
値を適宜設定することにより、トランジスタに入力され
る入力電圧を、トランジスタの最大閾値とトランジスタ
の最小閾値との間の真中付近にすることが可能となる。
したがって、上記入力電圧が急激に変化しても、閾値の
変更が間に合わなくなるのを防げる。
【0028】また、本発明のトランジスタの閾値制御回
路は、閾値が可変な複数のトランジスタの閾値を制御す
るトランジスタの閾値制御回路であって、上記複数の上
記トランジスタに入力される入力電圧を検出する第1手
段と、上記入力電圧と上記複数の上記トランジスタの閾
値とを比較し、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾
値を有する上記トランジスタを特定する第2手段と、上
記入力電圧に対して最も差が大きい閾値が、上記複数の
上記トランジスタの閾値のうち最も高い閾値であるか、
または、上記複数の上記トランジスタの閾値のうち最も
低い閾値であるかを判定する第3手段と、上記第3手段
で最も高い閾値であると判定された場合には、上記入力
電圧に対して最も差が大きい閾値を上記複数の上記トラ
ンジスタの閾値のうち最も低い閾値になるように変更
し、上記第3手段で最も低い閾値であると判定された場
合には、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を上
記複数の上記トランジスタの閾値のうち最も高い閾値に
なるように変更する第4手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0029】上記構成のトランジスタの閾値制御回路に
よれば、上記第3手段で最も高い閾値であると判定され
た場合には、入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有
するトランジスタの閾値を、最も低い閾値よりも低く設
定する。また、上記第3手段で最も低い閾値であると判
定された場合には、入力電圧に対して最も差が大きい閾
値を有するトランジスタの閾値を、上記最も高い閾値よ
りも高く設定する。このように、上記入力電圧に対して
最も差が大きい閾値を有するトランジスタの閾値を適宜
設定することにより、トランジスタに入力される入力電
圧を、トランジスタの最大閾値とトランジスタの最小閾
値との間の真中付近にすることが可能となる。したがっ
て、上記入力電圧が急激に変化しても、閾値の変更が間
に合わなくなるのを防げる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電圧比較回路及び
それを備えたAD変換装置を図示の実施の形態により詳
細に説明する。
【0031】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態のAD変換装置の回路図である。
【0032】上記AD変換装置は、図1に示すように、
例えば4ビットの並列型のAD変換装置であって、電圧
比較回路11と、この電圧比較回路11の出力を受ける
論理回路12と、この論理回路12の論理出力をコード
化するエンコーダ13とを備えている。上記電圧比較回
路11は、同一の入力を受けると共に、異なる閾値を有
する複数の比較部の一例であるCMOSインバータIV
1〜IV15を備えている。具体的には、上記電圧比較
回路11は、15個のCMOSインバータIV1〜IV
15で構成されおり、このCMOSインバータIV1〜
IV15の入力端に印加されるアナログ入力電圧Vin
と、CMOSインバータIV1〜IV15の閾値電圧と
を一括して比較する。このCMOSインバータIV1〜
IV15の閾値電圧は、各CMOSインバータIV1〜
IV15におけるゲート絶縁膜の厚さ、基板濃度、基板
バイアスなどにより、所望の変換特性にあわせてそれぞ
れ異なるように設定されている。ここでは、上記CMO
SインバータIV1〜IV15が有するトランジスタの
ゲート酸化膜の厚さが、それぞれ異なるように製膜され
ている。これにより、上記CMOSインバータIV1〜
IV15は、所望の変換特性に対応した各々異なる閾値
電圧すなわち基準電圧を得ている。
【0033】例えば、上記CMOSインバータIV1の
閾値電圧を最も低くし、順次CMOSインバータIV2
〜IV15の閾値電圧を高く設定して、CMOSインバ
ータIV15の閾値電圧を最も高く設定した場合、CM
OSインバータIV1におけるトランジスタのゲート酸
化膜が最も薄くなるように成膜し、CMOSインバータ
IV2〜IV15のゲート酸化膜が徐々に厚くなるよう
に順次成膜する。
【0034】上記構成のAD変換装置は以下のようにし
てAD変換を行う。
【0035】上記アナログ入力電圧Vinが電圧比較回
路11に入力されると、電圧比較回路11において、C
MOSインバータIV1〜IV15の閾値電圧とアナロ
グ入力電圧Vinとが比較される。このとき、あるCM
OSインバータより上位(CMOSインバータIV1
5)側のCMOSインバータの出力は全て論理“1”、
そのあるCMOSインバータより下位(CMOSインバ
ータIV1)側のCMOSインバータの出力は全て論理
“0”という状態になる。
【0036】そして、上記CMOSインバータIV1〜
IV15の各出力は論理回路12に供給される。この論
理回路12は、隣り合う2つのCMOSインバータの出
力を2入力とし、下位側の出力が論理“0”でかつ上位
側の出力が論理“1”の時に論理“1”の出力を発生す
る14個のゲートA1〜A14と最上位の出力のみを入
力とするゲートA15とから構成されている(ゲートA
15のみ反転出力する)。
【0037】そして、上記論理回路12におけるゲート
A1〜A15の各論理出力は、エンコーダ13に供給さ
れる。エンコーダ13は論理回路12からの論理“1”
の出力をコード化、4ビットのディジタル信号D0〜D
3として出力する。
【0038】このように、上記電圧比較回路11を構成
するCMOSインバータIV1〜IV15の閾値電圧を
各々異ならしめ、これら閾値電圧を所望の変換特性に合
わせて設定することにより、従来のような複雑な図3の
電圧比較回路31、および、その電圧比較回路に供給さ
れる基準電圧を発生する基準電圧発生回路を用いなくて
もよい。その結果、極めて簡単な構成にて消費電力性に
優れる高速のAD変換装置を得ることができた。
【0039】上記第1の実施の形態では、電圧比較回路
11にCMOS回路を用いていたが、NMOS(n chan
nel Metal Nitride Oxide Semiconductor)回路などを
用いてもよいが、NMOS回路を用いるよりもCMOS
回路を用いる方が、低消費電力性に優れ更に閾値劣化の
問題を回避できる観点上好ましい。
【0040】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態のAD変換装置の回路図である。図2に
おいて、図1に示した構成部と同一構成部は、図1にお
ける構成部と同一の参照番号を付して説明を省略する。
【0041】上記AD変換装置では、図2に示すよう
に、閾値電圧可変なトランジスタを有するCMOSイン
バータIV21〜IV35で電圧比較回路21を構成し
ている。具体的には、閾値電圧可変なトランジスタとし
て、MNOS型メモリートランジスタを用いている。M
NOS型メモリートランジスタでは、書き込み電圧を異
ならしめて、電荷蓄積量を変化させ、閾値電圧を変えれ
る。また、上記AD変換装置は、MNOS型メモリート
ランジスタの閾値電圧を制御する閾値制御回路20を有
している。
【0042】上記構成のAD変換装置によれば、閾値電
圧可変なトランジスタ、つまりMNOS型メモリートラ
ンジスタでCMOSインバータIV21〜IV35を構
成することにより、変換特性を任意に変えることができ
る。例えば、上記CMOSインバータIV21〜IV3
5を構成するMNOS型メモリートランジスタの閾値電
圧を順次均等に高く設定していく場合、閾値電圧を高く
していくステップを小さくすることによって、デジタル
変換するステップを小さくできる。また、この場合、C
MOSインバータIV21におけるMNOS型メモリー
トランジスタの閾値と、CMOSインバータIV35に
おけるMNOS型メモリートランジスタの閾値との差を
大きくすることによって、変換可能な電圧レンジを大き
くすることが可能である。
【0043】また、上記MNOS型メモリートランジス
タの閾値が可変であるから、CMOSインバータIV2
1〜IV35の閾値電圧を各々異ならしめ、これら閾値
電圧を所望の変換特性に合わせて設定することにより、
従来のような複雑な図3の電圧比較回路31、および、
その電圧比較回路31に供給される基準電圧を発生する
基準電圧発生回路を用いなくてもよい。その結果、極め
て簡単な構成にて消費電力性に優れる高速のAD変換装
置を得ることができた。
【0044】また、上記MNOS型メモリートランジス
タは不揮発性を有するので、一旦閾値を変化させれば保
持電力が不要である。したがって、低消費電力化を実現
することができる。
【0045】上記閾値電圧可変なトランジスタとして
は、基板バイアス印加可能なトランジスタや、フローテ
ィングゲート型のメモリートランジスタを用いることが
できる。閾値を変化させるには、基板バイアス印加可能
なトランジスタの基板バイアスの値を変化させる方法
や、メモリートランジスタの電荷蓄積量を変化させる方
法などを用いることが可能である。また、言うまでもな
いが、閾値の変化を利用するメモリであれば、フラッシ
ュメモリーや、強誘電メモリなどの他のメモリーを用い
ることが可能である。
【0046】上記CMOSインバータIV21〜IV3
5に不揮発性メモリートランジスタを用いた場合、一旦
閾値を変化させれば保持電力が不要になるから、低消費
電力化を実現することができる。ここで、不揮発性メモ
リトラジスタとは、閾値の情報を変更でき、その情報を
保持できるものである。例えば、MNOS型トランジス
タ、浮遊ゲート型トランジスタ、MIOS型トランジス
タ、またはMOIOS型トランジスタなどが、不揮発性
メモリトランジスタである。
【0047】上記CMOSインバータIV21〜IV3
5は、不揮発性メモリトランジスタで構成してもよい。
【0048】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態のAD変換装置は、第1の実施の形態において電
圧比較回路11を構成するCMOSインバータIV1〜
IV15の一部を、閾値電圧可変なトランジスタで構成
したものである。例えば、CMOSインバータIV11
〜IV15を構成するトランジスタを、第2の実施の形
態に記載の閾値電圧可変なトランジスタに置き換える。
これにより、通常用いる低電圧側を正確に変換できると
共に、大きなアナログ入力電圧Vinに対しても、閾値
電圧可変なトランジスタの閾値をアナログ入力電圧Vi
nに応じて高く設定変更して柔軟に対応できる。すなわ
ち、アナログ入力電圧Vinの低電圧側を正確に変換で
きて、しかも大きなアナログ入力電圧Vinにも柔軟に
対応できるAD変換装置を提供することができる。
【0049】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態のAD変換装置は、上記第2の実施の形態におい
て閾値電圧可変な複数のトランジスタのうち一つ以上の
トランジスタの閾値電圧を固定したものである。例え
ば、CMOSインバータIV1〜IV15のトランジス
タのうち、CMOSインバータIV1のトランジスタの
みを通常の閾値電圧固定のトランジスタにし、CMOS
インバータIV2〜IV15のトランジスタを閾値電圧
可変なトランジスタにする。そして、CMOSインバー
タIV1に用いられた通常の閾値固定されたトランジス
タの閾値と、CMOSインバータIV2〜IV15に用
いられた閾値電圧可変なトランジスタの閾値とを比較す
る回路を設ける。これにより、適時、閾値電圧可変なト
ランジスタの閾値を修正することが可能となるから、信
頼性をより向上させることができる。
【0050】上記第4の実施の形態のAD変換装置は、
第2の実施の形態においてCMOSインバータIV21
〜IV35の少なくとも一つ以上に閾値変化不能なトラ
ンジスタを付加してたものでもよい。
【0051】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態のAD変換装置は、上記第2の実施の形態におい
て電圧比較回路11に抵抗分圧型基準電圧発生回路を設
けたものである。上記電圧制御回路11において、閾値
電圧可変なトランジスタの閾値電圧を制御する際には、
抵抗分圧型基準電圧発生回路によって発生させた基準電
圧と、そのトランジスタの閾値電圧とを比較しながら、
トランジスタの閾値電圧を変化させて、予め設定した範
囲内でそれらの閾値電圧が同じになった時に閾値変化を
完了させる。これにより、閾値電圧可変なトランジスタ
の閾値電圧を正確に設定または修正することが可能とな
るから、信頼性をより向上させることができる。
【0052】また、上記閾値電圧可変なトランジスタと
して不揮発性メモリトランジスタを用いた場合は、一旦
閾値電圧可変なトランジスタの閾値を設定すれば、従来
のように基準電圧を発生させる必要がなく、低消費電力
を低く抑えることができる。
【0053】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態のAD変換装置は、閾値電圧可変なトランジスタ
が対応できない大きな電圧レンジのアナログ入力電圧V
inがあった場合、第5の実施の形態の抵抗分圧型基準
電圧発生回路を用いて基準電圧を発生させ、その基準電
圧とアナログ入力電圧Vinとを比較することによっ
て、広範囲のアナログ入力電圧Vinに対応できる汎用
性と低消費電力性を両立させることができる。
【0054】すなわち、上記AD変換装置は、基準電圧
とアナログ入力電圧Vinとを比較する比較器で構成さ
れた第1の定電圧比較回路Aと、例えば第2の実施の形
態に用いた閾値電圧可変なトランジスタで構成された第
2の定電圧比較回路Bと、第1の定電圧比較回路Aと第
2の定電圧比較回路Bとの切り替えを行なう制御回路と
を有している。
【0055】上記構成のAD変換装置によれば、アナロ
グ入力電圧Vinが、第2の定電圧比較回路Bのトラン
ジスタの最小閾値電圧以上かつ最大閾値電圧以下の場
合、第2の比較回路Bを用いて低消費電力を実現する。
また、上記アナログ入力電圧Vinが第2の定電圧比較
回路Bのトランジスタの最小閾値電圧未満または最大閾
値電圧をこえる場合、第2の定電圧比較回路Bから第1
の定電圧比較回路Aに切り替えることにより、広範囲の
アナログ入力電圧Vinにも対応できる。
【0056】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態のAD変換装置は、第2の実施の形態において閾
値電圧可変なトランジスタの閾値電圧の間隔を狭くする
ことによって、精度よく変換可能とし、更に、アナログ
入力電圧Vinに対し最も離れた閾値を、設定されてい
ない閾値電圧であって順次よりアナログ入力電圧Vin
に近い閾値電圧に設定し直しておくことによって、より
広範囲のアナログ入力電圧Vinに対応するものであ
る。
【0057】以下、図3のフローチャートを用いて、よ
り広範囲のアナログ入力電圧Vinに対応する方法を説
明する。
【0058】ます、図3に示すように、処理がスタート
すると、第1ステップS1で、CMOSインバータIV
21〜IV35の複数のトランジスタに入力されるアナ
ログ入力電圧Vinを検出する。
【0059】そして、第2ステップS2で、上記アナロ
グ入力電圧Vinと複数のトランジスタの閾値電圧とを
比較し、アナログ入力電圧Vinに対して最も差が大き
い閾値電圧を有するトランジスタを特定する。
【0060】引き続いて、第3ステップS3で、上記ア
ナログ入力電圧Vinに対して最も差が大きい閾値電圧
が、複数のトランジスタの閾値電圧のうち最も高い閾値
電圧であるか、または、複数のトランジスタの閾値電圧
のうち最も低い閾値電圧であるかを判定する。
【0061】次の第4ステップS4では、第3ステップ
S3においてアナログ入力電圧Vinに対して最も差が
大きい閾値電圧が最も高い閾値電圧であると判定された
場合、アナログ入力電圧Vinに対して最も差が大きい
閾値電圧を有するトランジスタの閾値電圧を、最も低い
閾値電圧よりも低く設定する。また、上記第3ステップ
S3においてアナログ入力電圧Vinに対して最も差が
大きい閾値電圧が最も低い閾値電圧であると判定された
場合には、アナログ入力電圧Vinに対して最も差が大
きい閾値電圧を、最も高い閾値電圧よりも高く設定す
る。
【0062】このように、ステップS1〜S4の処理を
行ってトランジスタの閾値電圧を変更することにより、
アナログ入力電圧Vinが、常に変換可能な範囲、すな
わち上記閾値電圧可変なトランジスタのうち最大と最小
の閾値電圧の中心付近になるように、トランジスタの閾
値電圧を変化させていく。具体的に数値をあげて説明す
ると、現在のアナログ入力電圧Vinが例えば1.75
Vであって、その時の電圧比較回路のトランジスタの閾
値電圧を例えば1Vから2.4Vまで0.1V刻みに設
定しておき、例えばアナログ入力電圧Vinが1.8V
になったら、閾値電圧が1Vのトランジスタの閾値を
2.5Vに変更する。このようにすることで、極めて広
範囲の入力電圧に対し、精度よく変換することが可能と
なる。
【0063】また、上記電圧比較回路のトランジスタの
閾値は最大と最小の閾値の中心付近に入力電圧がなるよ
うに制御することで、急激な入力電圧の変化に対し、閾
値変更が間に合わず変換不可能になることを回避するこ
とができる。
【0064】ここでは、第1ステップS1が第1手段、
第2ステップS2が第2手段、第3ステップS3が第3
手段、第4ステップS4が第4手段に相当している。
【0065】このような本発明によるAD変換装置を用
いることにより、AD変換を必要とするシステム、例え
ば携帯電話などの消費電力の低減及び小型が可能とな
り、携帯端末機器に代表されるシステム用いることは極
めて効用が高い。特に、携帯電話などの特定用途に用い
られるAD変換装置においてはあらかじめ入力範囲が予
想できるため、予め閾値電圧を固定したトランジスタで
も対応できるため、極めて単純な構成となるため安価で
かつ信頼性の高いシステムを構成することが可能とな
る。
【0066】本発明の電圧比較回路は、直並列型のAD
変換装置、および、その他の比較回路を用いる全ての回
路に用いることができる。例えば、本発明の電圧比較回
路を継続比較型のAD変換装置に用いれば、小型化と低
消費電力性に優れる。また、上記実施の形態にあるよう
に並列型のAD変換装置に用いれば、従来の並列型のA
D装置に比べ、小型化、低消費電力性に優れ、更に閾値
電圧可変なトランジスタを用いれば、様々なアナログ入
力電圧Vinに対して対応可能である。また、本発明の
電圧比較回路を直並列型のAD変換装置に用いれば、高
速性、精度に優れる上に、極めて広範囲のアナログ入力
電圧Vinに対応可能である。
【0067】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の電圧
比較回路によれば、同一の入力を受ける複数の比較部
は、閾値の異なるトラジスタから構成され、異なる閾値
を有するので、例えば基準電圧発生回路を省くことがで
きて、極めて簡単な構成にすることができる。
【0068】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
比較部がCMOS回路であるから、消費電力を低減でき
る。
【0069】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
トランジスタの閾値は可変であるから、その閾値を閾値
制御回路で制御することにより、大きな入力に対しても
柔軟に対応することができる。
【0070】一実施形態の電圧比較回路によれば、上記
トランジスタが不揮発性メモリトランジスタであるか
ら、一旦閾値を変化させれば保持電力が不要であり、低
消費電力化を実現することができる。
【0071】一実施形態の電圧比較回路は、抵抗分圧型
基準電圧発生回路からの複数の各出力を複数の比較部に
基準値として入力するから、トランジスタの閾値を正確
に設定または修正することができる。
【0072】また、本発明のAD変換装置は、上記電圧
比較回路を備えているので、従来必要であった例えば基
準電圧発生回路を省くことができて、コンパクト化およ
び高速化を実現できる。
【0073】一実施形態のAD変換装置は継続比較型で
あるので、小型化と低消費電力性に優れる。
【0074】一実施形態のAD変換装置は並列型である
ので、従来の並列型のAD装置に比べ、小型化、低消費
電力性に優れる。
【0075】一実施形態のAD変換装置は直並列型であ
るので、高速性、精度に優れる上に、極めて広範囲の入
力に対応可能である。
【0076】また、本発明のトランジスタの閾値変更方
法は、閾値が可変な複数のトランジスタに入力される入
力電圧に対して最も差が大きい閾値を有するトランジス
タの閾値を第4ステップで適宜設定するから、入力電圧
が急激に変化しても、閾値の変更が間に合わなくなるの
を防げる。
【0077】また、本発明のトランジスタの閾値制御回
路は、閾値が可変な複数のトランジスタに入力される入
力電圧に対して最も差が大きい閾値を有するトランジス
タの閾値を第4手段で適宜設定するから、入力電圧が急
激に変化しても、閾値の変更が間に合わなくなるのを防
げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による第1の実施の形態のAD
変換装置の回路図である。
【図2】 図2は本発明による第2の実施の形態のAD
変換装置の回路図である。
【図3】 図3は本発明の一実施の形態のトランジスタ
の閾値電圧変更方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】 図4は従来のAD変換装置の回路図である。
【符号の説明】
11,21 電圧比較回路 12 論理回路 13 エンコーダ 20 閾値制御回路 IV1〜IV35 CMOSインバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J022 AA06 BA05 BA06 CB01 CD03 CD04 CF01 CG01 5J039 DA12 DB17 KK10 KK31 MM03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の入力を受けると共に、異なる閾値
    を有する複数の比較部を備え、 上記複数の比較部は、閾値の異なるトラジスタから構成
    されていることを特徴とする電圧比較回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電圧比較回路において、 上記比較部はインバータであることを特徴とする電圧比
    較回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電圧比較回路
    において、 上記比較部はCMOS回路であることを特徴とする電圧
    比較回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    電圧比較回路において、 上記トランジスタは電界効果型のトランジスタであっ
    て、互いに閾値の異なる上記電界効果型のトランジスタ
    のゲート絶縁膜の厚さは異なることを特徴とする電圧比
    較回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    電圧比較回路において、 少なくとも1つの上記トランジスタの閾値は可変であっ
    て、上記トランジスタの閾値を制御する閾値制御回路を
    備えたことを特徴とする電圧比較回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電圧比較回路におい
    て、 上記トランジスタは不揮発性メモリトランジスタである
    ことを特徴とする電圧比較回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電圧比較回路におい
    て、 上記不揮発性メモリトランジスタは、MNOS型トラン
    ジスタ、浮遊ゲート型トランジスタ、MIOS型トラン
    ジスタ、またはMOIOS型トランジスタであることを
    特徴とする電圧比較回路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    電圧比較回路において、 抵抗分圧型基準電圧発生回路を備え、上記抵抗分圧型基
    準電圧発生回路からの複数の各出力を上記複数の比較部
    に基準値として入力することを特徴とする電圧比較回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    電圧比較回路において、 少なくとも1つの上記比較部は、閾値が可変なトランジ
    スタから構成されており、少なくとも1つの上記比較部
    は、閾値が非可変なトランジスタから構成されているこ
    とを特徴とする電圧比較回路。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいずれか1つに記載
    の電圧比較回路を備えたことを特徴とするAD変換装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載
    の電圧比較回路の出力が供給される論理回路と、 上記論理回路の出力をコード化するエンコーダとを備え
    たことを特徴とするAD変換装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載のAD変
    換装置において、 継続比較型、並列型および直並列型のうちのいずれか1
    つであることを特徴とするAD変換装置。
  13. 【請求項13】 請求項5乃至7のいずれか1つに記載
    の閾値が可変なトランジスタの閾値を変更するトランジ
    スタの閾値変更方法であって、 複数の上記トランジスタに入力される入力電圧を検出す
    る第1ステップと、 上記入力電圧と複数の上記トランジスタの閾値とを比較
    し、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有する
    上記トランジスタを特定する第2ステップと、 上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値が、複数の上
    記トランジスタの閾値のうち最も高い閾値であるか、ま
    たは、複数の上記トランジスタの閾値のうち最も低い閾
    値であるかを判定する第3ステップと、 上記第3ステップで最も高い閾値であると判定された場
    合には、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有
    する上記トランジスタの閾値を、上記最も低い閾値より
    も低く設定し、上記第3ステップで最も低い閾値である
    と判定された場合には、上記入力電圧に対して最も差が
    大きい閾値を有する上記トランジスタの閾値を、上記最
    も高い閾値よりも高く設定することを特徴とするトラン
    ジスタの閾値変更方法。
  14. 【請求項14】 閾値が可変な複数のトランジスタの閾
    値を制御するトランジスタの閾値制御回路であって、 上記複数の上記トランジスタに入力される入力電圧を検
    出する第1手段と、 上記入力電圧と上記複数の上記トランジスタの閾値とを
    比較し、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を有
    する上記トランジスタを特定する第2手段と、 上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値が、上記複数
    の上記トランジスタの閾値のうち最も高い閾値である
    か、または、上記複数の上記トランジスタの閾値のうち
    最も低い閾値であるかを判定する第3手段と、 上記第3手段で最も高い閾値であると判定された場合に
    は、上記入力電圧に対して最も差が大きい閾値を上記複
    数の上記トランジスタの閾値のうち最も低い閾値になる
    ように変更し、上記第3手段で最も低い閾値であると判
    定された場合には、上記入力電圧に対して最も差が大き
    い閾値を上記複数の上記トランジスタの閾値のうち最も
    高い閾値になるように変更する第4手段とを備えたとを
    備えたことを特徴とするトランジスタの閾値制御回路。
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