JP2015126379A - 比較器、ad変換器及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作の精度を容易に向上させることができる比較器、AD変換器及び無線通信装置を提供する。【解決手段】実施形態の比較器は、第1トランジスタと、第2トランジスタと、出力段と、ノード群とを有する。第1トランジスタは、入力段に設けられ、印加される第1電圧が第1閾値を超えた場合に動作する。第2トランジスタは、入力段に設けられ、印加される第2電圧が第2閾値を超えた場合に動作する。出力段は、第1電圧と第2電圧との大小関係の切り替わりに応じて電圧を切替えて出力する。ノード群は、第1電圧と第2電圧とが比較されない非動作時に、第1閾値及び第2閾値の少なくともいずれかを変更する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、比較器、AD変換器及び無線通信装置に関する。
比較器は、オペアンプの派生製品の1つであり、2つの入力端子に入力される電圧を比較し、入力された2つの電圧の大小関係に応じて出力電圧が切り替わる素子である。2つの入力端子の電圧が同一の場合、出力電圧は理想的には0となる。入力端子は、CMOS型であれば、それぞれMOSFETのゲートで構成される。
特開2003−18008号公報
従来技術においては、比較器の動作の精度を向上させることが困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、動作の精度を容易に向上させることができる比較器、AD変換器及び無線通信装置を提供することである。
実施形態の比較器は、第1トランジスタと、第2トランジスタと、出力段と、ノード群とを有する。第1トランジスタは、入力段に設けられ、印加される第1電圧が第1閾値を超えた場合に動作する。第2トランジスタは、入力段に設けられ、印加される第2電圧が第2閾値を超えた場合に動作する。出力段は、第1電圧と第2電圧との大小関係の切り替わりに応じて電圧を切替えて出力する。ノード群は、第1電圧と第2電圧とが比較されない非動作時に、第1閾値及び第2閾値の少なくともいずれかを変更する。
並列比較型のAD変換器の構成を示す図。 AD変換器の入出力特性例を示すグラフ。 実施形態にかかる比較器を備えた並列比較型のAD変換器のブロック図。 実施形態にかかる比較器の構成を示す図。 オフセット電圧の調整前と調整後の状態を示すグラフ。 実施形態にかかるAD変換器が有する比較器群及びエンコーダを示す図。 比較器群及びエンコーダの変形例を示す図。 実施形態にかかるAD変換器を有する無線通信装置の構成を示す図。
まず、実施形態にかかる比較器及びAD変換器を発明するに至った背景について説明する。比較器は、同じ設計の2つの入力端子を構成する2つのMOSFETの閾値電圧にばらつきがあると、出力が0となるときには、2つの入力端子に電圧差がある。このときの電圧差をオフセット電圧と言う。
比較器は、オフセット電圧があると、オフセット電圧より大きな電圧差で比較をしなければならない。つまり、オフセット電圧は、比較器の動作の精度を決める極めて重要なファクターである。オフセット電圧を発生させる要因は、閾値電圧のばらつきだけではない。オフセット電圧には、一般的に、システマティックオフセット成分と、ランダムオフセット成分とがある。ここで、システマティックオフセットとは、差動ペア間の回路の設計非対称性などに起因した現象である。また、ランダムオフセットとは、閾値電圧ばらつきのような、製造上のばらつきなどによって発生するオフセット電圧である。
また、比較器が多く用いられる並列比較型(フラッシュ型)のAD変換器では、例えばNビットのデジタルデータを得ようとする場合、アナログ信号のフルスケールを2のN乗の区間に分割する2N−1個の比較用電圧と、2N−1個の比較器とが必要となる。これにより、並列比較型のAD変換器は、1クロックで量子化して温度計コードを出力し、さらにこれをエンコードすることによってデジタルデータを出力することができるので、AD変換の方式の中では最も高速に動作するという特長がある。
一方、並列比較型のAD変換器は、抵抗ラダーの抵抗値の精度と、比較器の分解能(特にオフセット電圧)によって変換精度が決まる。抵抗ラダーの分圧精度は、半導体微細加工技術の精度に依存する。抵抗ラダーの各抵抗値がばらつくことを回避する方法として、抵抗ラダーと共に抵抗ヒューズ(可変抵抗)を作りこんでおき、AD変換器の製造後に不要な抵抗ヒューズを一つ一つレーザー照射などで焼き切ることにより、抵抗値を調節してから出荷する方法(レーザートリミング法)がある。しかしながら、この方法では、AD変換器が高分解能になるほど回路規模が大型化し、SOC(システムオンチップ)として他の回路に接続されて動作する場合、一つ一つ抵抗値を調整することが困難になる。
つまり、AD変換器の分解能は、半導体微細加工技術の精度の範囲内で制限される。また、AD変換器の抵抗ヒューズを一旦焼き切ってしまうと、その後の抵抗値の調整は不可能となるので、抵抗ラダーの分圧精度を十分に向上させることは困難である。また、比較器のオフセット電圧を補償するためには、補償回路が必要となるため、チップ面積や消費電力の点での不利益が生じる。
図1は、並列比較型のAD変換器1の構成を示す図である。図1に示すように、AD変換器1は、電圧生成部10と、複数の比較器12と、エンコーダ14とを有する。
電圧生成部10は、直列に接続された複数の抵抗R(抵抗ラダー)を含む。そして、電圧生成部10は、外部から与えられた基準電圧VREFを抵抗ラダーで分圧することにより、複数の異なる比較用電圧を生成する。電圧生成部10が生成した複数の比較用電圧は、それぞれ対応する比較器12に入力される。また、各比較器12には、共通のアナログ入力(入力電圧)が入力される。各比較器12は、当該比較器12に入力された比較用電圧とアナログの入力電圧とを比較し、その比較結果に応じたデジタル信号をエンコーダ14へ出力する。エンコーダ14は、各比較器12が出力したデジタル信号をコード化(符号化)して得られたデジタル値を出力する。
図1において、AD変換器1は、複数の抵抗Rと、複数の比較器12とを有するように示されているが、抵抗Rと比較器12の数が増大するほど分解能は向上する。AD変換器の変換精度を向上させるという観点からすれば、AD変換器は、10ビット以上の分解能を有していることが望ましいが、以下では、説明の便宜上、低ビットの分解能を有するAD変換器を例に挙げて説明する。
AD変換器1からの出力値(変換されたデジタル値)としては、例えば基準電圧VREFとGNDとの間を均等に分割(8ビットの場合は256、10ビットの場合は1024)して整数値化したものが読み出される。また、基準電圧として、「VREF」が与えられる場合と、「±VREF」が与えられる場合があるが、「VREF」が与えられる場合は、「VREF」を2(Nは出力値のビット数)で割った値(すなわちVREF/2)が、図2に示す階段状の入出力特性の1つの階段ステップの高さに相当する(「±VREF」が与えられる場合は、2VREF/2となる)。この場合の階段ステップ数は2のN乗−1個になる。
分解能が3ビットの場合を例に挙げると、アナログの入力電圧は2の3乗=8個に分割され、階段ステップ数は7個となり、0電圧も含めてそれぞれの電圧レベルがデジタル値として出力される。電圧最小単位をLSBとすると、最下位ビットのみ1/2LSB分の範囲がある。なお、LSB(Least significant bit)とは、本来2進数の最下位の桁を指すものである。逆に2進数の最上位の桁をMSBと呼ぶ。AD変換器1内部では、アナログの入力電圧と、基準電圧VREFを抵抗ラダーで分圧したものとを比較し、そこで得られたコンパレータ出力となる温度計コードを、またエンコーダ14にてバイナリコードに変換して出力(デジタル出力)する。
ここで、AD変換器1の精度は、各比較器12による電圧比較の精度によって大きく左右される。8ビット分解能のAD変換器の場合、±VREF=±0.5Vを印加した抵抗ラダーから取り出される比較用電圧の間隔は約4mVもの小さな値となる。つまり、階段ステップの電圧誤差の最大値を2mV(1/2LSB)以下に抑えなければならない。また、参照電源として一般に用いられるバンドギャップ参照電源などによる基準電圧VREF自身にも同様に高い精度を確保しなければならない。
さらに、比較器12は、上述したように、入力端子のオフセット電圧や回路レイアウトに依存したオフセット電圧によっても精度が大きく影響される。このように、並列比較型のAD変換器の性能は、入力電圧の精度、基準電圧の精度、及び比較器のオフセット電圧などによって決められる。
(実施形態)
次に、実施形態にかかる比較器を備えた並列比較型のAD変換器について説明する。図3は、実施形態にかかる比較器を備えた並列比較型のAD変換器2の構成を例示するブロック図である。図3に示すように、AD変換器2は、比較器群20、エンコーダ22、検出部24、判定部26及び閾値調整部28を有する。つまり、AD変換器2は、図1に示した電圧生成部10に相当する回路が不要となっている。なお、AD変換器2は、検出部24、判定部26及び閾値調整部28を具備しない構成であってもよい。また、検出部24、判定部26及び閾値調整部28を具備する単体の比較器も構成可能である。
まず、AD変換器2の概要について説明する。比較器群20は、図4等を用いて後述する実施形態にかかる比較器3を2N−1個有する。ここで、Nは、AD変換器2が出力するデジタルデータのビット数を示す。
エンコーダ22は、比較器群20が出力する2N−1個の比較結果を受入れる論理回路(図示せず)を含み、比較器群20が出力した比較結果をコード化して出力する。
検出部24は、比較器群20の各比較器3が出力する2N−1個の比較結果(電圧の切替え)をそれぞれ検出し、判定部26に対して出力する。
判定部26は、検出部24が検出した各比較結果(電圧の切替え)が、それぞれ予め定められた設定動作(電圧の切替え)となっているか否かを判定する。また、判定部26は、検出部24が検出した各比較結果がそれぞれ予め定められた設定動作となっていない場合、各比較器3が設定動作となるために必要な調整量(例えば、設定に対応させるために必要な書き込み時間)をそれぞれ閾値調整部28に対して出力する。
閾値調整部28は、判定部26から受入れた必要な調整量に応じて、比較器群20の各比較器3の後述する閾値を調整する。例えば、閾値調整部28は、比較器3に入力される2つの電圧(入力電圧)の差の絶対値が予め定められた設定値以下になった場合に、比較器3が出力する電圧値が予め定められた他の設定値以下になるように、比較器3の後述するノード群にそれぞれ電圧を印加することにより、比較器3の入力端子(入力ノード)が接続されたトランジスタの閾値の少なくともいずれかを調整する。
次に、AD変換器2を構成する各部について順に詳述する。まず、比較器3について説明する。図4は、比較器3の構成を示す図である。図4に示すように、比較器3は、入力ノード30−1,30−2、定電流ノード32、出力ノード34及びモニターノード36を有する。なお、出力ノード34は、モニターノード36の機能を兼ねるように構成されてもよい。以下、入力ノード30−1,30−2など複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「入力ノード30」などと略記することがある。
比較器3は、入力ノード30−1,30−2に入力される2つのアナログ信号(印加される2つの入力電圧)を比較し、2つの入力信号の大小関係の切り替わりに応じて切り替わる出力電圧を出力ノード34から出力する。定電流ノード32は、定電流源を構成するために定電圧が印加される。モニターノード36は、出力ノード34から出力する電圧をモニターするためのノードである。特に、モニターノード36は、比較器3のオフセット電圧を検出する場合に用いられる。
入力ノード30−1は、トランジスタ(メモリトランジスタ)40−1のゲートに接続されている。入力ノード30−2は、トランジスタ(メモリトランジスタ)40−2のゲートに接続されている。
トランジスタ40は、例えば電荷蓄積層を備えた電荷蓄積型のSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Semiconductor)トランジスタである。SONOSトランジスタ(SONOS)は、酸化膜に挟まれた、絶縁膜である窒化膜(電荷蓄積層)中のトラップに電荷を蓄積し、記憶を保持する機能を有する。SONOSは、電荷蓄積層に蓄積された電荷量に応じて閾値電圧(閾値)Vthが変化し、電荷量が保たれると閾値電圧Vthの値も保たれる。なお、トランジスタ40は、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)であってもよいし、フローティングゲート(FG)型のフラッシュメモリなどに用いられるトランジスタなどであってもよい。
つまり、AD変換器2の各比較器3は、それぞれトランジスタ40−1,40−2の閾値を個別に設定可能にされている。従って、比較器3は、入力ノード30−1,30−2に対して同一の電圧が印加されても、異なる電圧が印加されても比較器として出力電圧を切替える動作を行うように設定可能となっている。AD変換器2の各比較器3は、例えばそれぞれの入力ノード30−1,30−2に対して同一の電圧(アナログ入力)が印加される。
また、各比較器3は、それぞれのトランジスタ40−1(又はそれぞれのトランジスタ40−2)の閾値が等間隔で順次に異なるように調整され、調整されたトランジスタ40に接続された入力ノード30がAD変換における基準電圧VREFを印加されるノードとなる。つまり、AD変換器2は、各比較器3のトランジスタ40の閾値が調整されることにより、図1に示した電圧生成部10を備えていなくても、電圧生成部10を備えた場合と同様にAD変換が可能である。
定電流ノード32は、nMOSトランジスタ41のゲートに接続されている。また、比較器3は、トランジスタ40−1,40−2の電源側にpMOSトランジスタ42−1,42−2が設けられている。pMOSトランジスタ42−1,42−2は、カレントミラー回路を構成する。
さらに、比較器3には、nMOSトランジスタ43−1,43−2,45と、pMOSトランジスタ44−1,44−2,46−1,46−2,48とが設けられている。
そして、比較器3は、他の回路に接続可能にされたノード50,51−1〜54−1,51−2〜54−2、内部のノードであるノード61−1〜63−1、61−2〜63−2も有する。例えば、ノード50,51−1〜54−1,51−2〜54−2は、他の回路からの制御によって電位が電源電圧からグランドまで任意に変更可能にされている。また、ノード50,51−1〜54−1,51−2〜54−2は、書き込み時と回路動作時とでもそれぞれ異なる電位が設定され得る。
nMOSトランジスタ43は、ノード54がゲート端子に接続されており、トランジスタ40とトランジスタ42との間に位置するノード62にドレイン端子が接続されている。
pMOSトランジスタ44は、ノード53がゲート端子に接続されており、ノード51に電源電圧などが印加される場合のドレイン端子が、トランジスタ40のゲート端子(及び入力ノード30)とノード63において接続されている。
pMOSトランジスタ46は、ノード52がゲート端子に接続されており、ノード50に電源電圧などが印加される場合のドレイン端子が、nMOSトランジスタ41のドレイン端子とノード61において接続されている。
比較器3において、nMOSトランジスタ45、pMOSトランジスタ48、出力ノード34及びモニターノード36は出力段70を構成し、その他のトランジスタ及びノードは入力段72を構成している。
次に、AD変換器2におけるトランジスタ40に対する書き込み(電荷蓄積:閾値電圧調整)動作例について説明する。ここでは、トランジスタ40−1に対する書込みについて説明するが、トランジスタ40−2についても同様に書き込み可能である。
ノード50に電源電圧(例えば3.3V)が印加され、ノード52−1が0Vにされると、pMOSトランジスタ46がオンとなってノード61−1の電位が電源電圧となる。さらに、ノード54−1に電源電圧が印加されると、nMOSトランジスタ43−1がオンとなってノード62−1の電位がグランド(接地)となる。
この状態で、ノード51−1に電源電圧が印加され、ノード53−1が0Vにされると、pMOSトランジスタ44−1がオンとなってトランジスタ40−1のゲート端子に電源電圧と同じ電圧が印加される。このときの電流の方向が破線の矢印で示されている。
このようにトランジスタ40が動作すると、トランジスタ40のドレイン側(ノード61−1側)ではインパクトイオン化によりホットキャリアが発生し、トランジスタ40の電荷蓄積層に電子がトラップされ、閾値電圧Vthが変化する。このとき、トランジスタ40のゲート端子に印加される電圧は電源電圧以下であればよく、インパクトイオン化を効率よく発生させるよう、適宜変更してもよい。
検出部24は、比較器群20内の各比較器3から、それぞれのモニターノード36を介してオフセット電圧を検出する。判定部26は、検出部24が検出した各比較結果(電圧の切替え)が、それぞれ予め定められた設定動作(電圧の切替え)となっているか否かを判定する。また、判定部26は、検出部24が検出した各比較結果がそれぞれ予め定められた設定動作となっていない場合、各比較器3が設定動作となるために必要な調整量をそれぞれ閾値調整部28に対して出力する。閾値調整部28は、判定部26から受入れた必要な調整量に応じて、比較器群20の各比較器3の閾値(閾値電圧Vth)を調整する。
具体的には、閾値調整部28が判定部26から受入れた必要な調整量に応じて各比較器3のトランジスタ40の閾値電圧Vthを変化させた後に、再び検出部24がオフセット電圧を検出する。そして、閾値調整部28は、各比較器3それぞれに対して予め定められたオフセット電圧になるまで、各比較器3それぞれのトランジスタ40の閾値を調整する。
つまり、AD変換器2は、各比較器3それぞれの上述した複数のノード(ノード群)にそれぞれ電圧を印加することにより、各比較器3それぞれのトランジスタ40−1の閾値、又は各比較器3それぞれのトランジスタ40−2の閾値が等間隔で順次に異なるように調整する(図7参照)。
なお、AD変換器2が検出部24、判定部26及び閾値調整部28を具備しない場合、検出部24、判定部26及び閾値調整部28が比較器群20(各比較器3)に対して行う動作が外部から行われてもよい。
上述したように、トランジスタ40の電荷蓄積層に蓄積された電荷量に応じて閾値電圧Vthは変化し、電荷量が保たれると閾値電圧Vthの値も保たれる。従って、閾値電圧Vthの調整後に比較器3が動作する場合、ノード61,62,63には、トランジスタ40の電荷蓄積層への書き込みが起きないように電位が設定される。例えば、トランジスタ40に対し、ソースとなるノードには0V、ドレインとなるノードには0.1V、ゲートとなるノードには0.8Vが設定される。
次に、閾値調整部28が各比較器3のオフセット電圧を調整する動作例について詳述する。図5は、オフセット電圧の調整前(a)と調整後(b)の状態を示すグラフである。
まず、閾値調整部28(図3)は、比較器群20の中の基準となる1つの比較器3(図4)に対し、例えばトランジスタ40−1のゲートに印加する電圧を固定する。閾値調整部28は、トランジスタ40−2のゲートには、トランジスタ40−1に印加した電圧を含む任意の範囲で掃引される電圧を印加する。ここで、トランジスタ40−1とトランジスタ40−2に印加される電圧値の差分をVinと定義する。
閾値調整部28は、トランジスタ40−2に印加する電圧を掃引しながら、検出部24がモニターノード36を介して検出したオフセット電圧に対して判定部26が判定した後に出力する調整量に応じて、例えばトランジスタ40−2に書き込みを行って閾値を調整する。つまり、閾値調整部28は、検出部24が検出するオフセット電圧が予め定められた設定値以下(例えば略0)になるように(即ち、図5(a)の状態から図5(b)の状態になるように)、トランジスタ40に書き込みを行う。
ここで、例えばpMOSトランジスタ44−2及びpMOSトランジスタ46−2のゲートに電源電圧が印加されるのと同時に、pMOSトランジスタ46−2のソースに電源電圧が印加され、さらにpMOSトランジスタ42−2のゲートに電源電圧が印加される。この環境下で、トランジスタ40−2は、ゲート及びドレインに電源電圧が印加された状態になり、SONOSにおける電荷蓄積層へホットキャリアが注入されることにより書き込みが行われ、閾値電圧が正方向へシフトする。閾値調整部28は、トランジスタ40−2の電荷蓄積層へ注入するホットキャリアの量を、トランジスタ40−2のゲート及びドレインに電圧を印加する時間を調整することによって決めることができ、閾値電圧を微調整することができる。
このときの閾値の値は、各比較器3に対して入力されるアナログ信号(入力電圧)に応じて適宜決められる。このように、AD変換器2は、検出部24が検出するオフセット電圧に応じて閾値調整部28が閾値を調整するので、システマティックオフセット成分とランダムオフセット成分による精度劣化を同時に解消することができる。
次に、AD変換器2が有する比較器群20及びエンコーダ22について説明する。図6は、AD変換器2が有する比較器群20及びエンコーダ22を例示する図である。なお、AD変換器2は、図3に示した検出部24、判定部26及び閾値調整部28を備えることなく、比較器群20及びエンコーダ22によって構成され、検出部24、判定部26及び閾値調整部28に相当する外部からの制御に応じて書き込みが行われてもよい。
図6に示すように、比較器群20は、複数の比較器3を有する。各比較器3は、それぞれ2つの入力ノード(即ち、入力ノード30−1,30−2)にAD変換の対象となるアナログ信号(入力電圧)が入力される。比較器群20は、各比較器3それぞれのトランジスタ40−2(トランジスタ40−1でも可能)の閾値が等間隔で順次に異なるように調整される。
具体的には、基準となる1つの比較器3のオフセット電圧が例えば0になるように調整された後に、基準となる比較器3(以下、図6において最上部の比較器3とする)以外の比較器3のトランジスタ40−2に対して書き込みを行う。このとき、AD変換器2がNビットである場合、比較器3の総数は2N−1個である。従って、基準となる比較器3以外の比較器3は、2N−2個である。
例えば、閾値調整部28は、基準となる比較器3の下方にある2N−2個の比較器3のうち、基準となる比較器3に最も近い位置に配置された比較器3のトランジスタ40−2に対して、オフセット電圧を1LSB、即ちVREF/(2−1)分、プラス方向へシフトさせるように正確に書き込みを行う。このとき、閾値調整部28は、検出部24が検出するオフセット電圧に基づいて、比較器3に所定の書き込みを行う。
続いて、閾値調整部28は、同様に残りの比較器3に対して、1LSBずつオフセット電圧がずれるように、トランジスタ40−2に対して書き込みを行う。つまり、比較器群20は、全ての比較器3の全ての入力ノード(即ち、入力ノード30−1,30−2)に対し、AD変換の対象となる共通のアナログ信号が入力されると、(参照電圧VREFがなくても)アナログ信号に対応する温度計コードを出力する。エンコーダ22は、比較器群20が出力する温度計コードをコード化してデジタル出力を行う。このように、AD変換器2は、ばらつきのない理想的な比較用電圧生成部(抵抗ラダー)を有していなくても、比較用電圧生成部を有している場合と同等の出力が可能である。
(変形例)
図7は、図6に示した比較器群20及びエンコーダ22の変形例を示す図である。図7に示すように、比較器群20が有する各比較器3は、それぞれの−入力端子(例えば入力ノード30−2とする)に共通の基準電圧VREFが入力され、それぞれの+入力端子(例えば入力ノード30−1とする)に共通の入力電圧Vinが入力されるように接続されてもよい。
ここでも、上述した比較器群20と同様に、例えば各比較器3それぞれのトランジスタ40−2(トランジスタ40−1でも可能)の閾値が等間隔で順次に異なるように調整される。図7においては、各比較器3それぞれのトランジスタ40−2のI−V特性(ゲート電圧−ドレイン電流特性)が模式的に示されている。
以上説明したように、AD変換器2は、各比較器3のオフセット電圧が検出され、各オフセット電圧がそれぞれ予め定められた設定範囲内にあるか否かが判定されて、オフセット電圧が予め定められた設定範囲内にない比較器3には、オフセット電圧が設定範囲内に入るまで書き込みが繰り返し行われる。AD変換器2は、各比較器3がそれぞれ設定されたオフセット電圧となった後に、比較器群20がアナログ値の入力を受け入れて比較動作を行い、結果をエンコーダ22へ出力する。
次に、AD変換器2を有する無線通信装置8について説明する。図8は、AD変換器2を有するダイレクトコンバージョン方式の無線通信装置8の構成の概要を例示する図である。図8に示すように、無線通信装置8は、アンテナ80、スイッチ81、ローノイズアンプ(LNA)82、PLL(Phase Locked Loop)83、2つのミキサ回路84,87、ローパスフィルタ(LPF)85、AD変換器(ADC)2、DA変換器(DAC)86、パワーアンプ(PA)88及び処理部9を有する。
スイッチ81、LNA82、PLL83、2つのミキサ回路84,87、LPF85、AD変換器(ADC)2、DA変換器86、PA88及び処理部9は、個別のチップで構成されてもよいし、任意の組み合わせで1チップ化されてもよい。
アンテナ80は、搬送波に信号が重畳された電波を受信する。スイッチ81は、LNA82などを含む受信回路と、PA88などを含む送信回路との切り替えを行う。LNA82は、アンテナ80が受信した信号(RF信号)を増幅し、ミキサ回路84に対して出力する。PLL83は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を含み、搬送波と同じ周波数の信号(ローカル信号LO)を位相同期させ、2つのミキサ回路84,87に対して出力する。
受信回路に含まれるミキサ回路84は、PLL83が出力したローカル信号LOと、LNA82が出力したRF信号とを混合し、LPF85に対して出力する。送信回路に含まれるミキサ回路87は、PLL83が出力したローカル信号LOと、DA変換器86が出力した送信信号とを混合し、PA88に対して出力する。なお、ミキサ回路84,87は、閾値電圧Vthを調整可能なトランジスタが用いられていてもよい。
LPF85は、ミキサ回路84から受信信号を受け入れて低域の信号を通過させる。AD変換器2は、信号をAD変換する。ここでのAD変換器2は、検出部24、判定部26及び閾値調整部28を含む場合を示すが、検出部24、判定部26及び閾値調整部28を含まず、処理部9によって各比較器3の閾値が調整されてもよい。
DA変換器86は、送信信号をDA変換し、送信回路のミキサ回路87に対して出力する。PA88は、送信信号を増幅させる。なお、DA変換器86は、閾値電圧Vthを調整可能なトランジスタが用いられていてもよい。
処理部9は、検出処理部90、判定処理部92及び制御部94を有する。検出処理部90は、2つのミキサ回路84,87及びDA変換器86が閾値電圧Vthを調整可能なトランジスタを有する場合、又は、AD変換器2が検出部24、判定部26及び閾値調整部28を含まない場合等に、閾値電圧Vthを調整可能なトランジスタそれぞれの書込み時などにおけるゲート電圧、ドレイン電流及び基板電流を検出する。
判定処理部92は、検出処理部90が検出するゲート電圧、ドレイン電流及び基板電流に基づいて、電荷蓄積膜に蓄積される電荷により変化する閾値電圧Vthが目標値に達したか否か、及び基板に流れた総電荷量が上限値に達したか否か等を判定する。
制御部94は、無線通信装置8を構成する各部を制御する。
このように、比較器3が、入力段72のトランジスタ40−1,40−2に印加される電圧が比較されない非動作時に、トランジスタ40−1,40−2の少なくともいずれかの閾値が変更可能にされているので、動作の精度を容易に向上させることができる。なお、閾値の調整は、電荷蓄積膜に対する電荷の蓄積、又は電荷の消去のいずれによって行われてもよい。
なお、実施形態にかかる比較器3は、並列比較型のAD変換器2のように1チップ内に設けられる数が多い場合に効果がより顕著であるが、1チップ内に1つであってもよい。また、比較器3は、出力段70が出力する電圧がGNDと電源電圧との電圧差に近い範囲で変化する。つまり、比較器3にはゲインがある。また、比較器3は、入力段72と出力段70との間に、さらにゲインを生じさせる利得段が設けられてもよい。従って、比較器3は、パイプライン型又は巡回型のAD変換器を構成するコンパレータ(1bitAD変換器)やアンプとして用いられてもよく、逐次比較型又は△Σ型等のAD変換器にも使用可能である。
また、本発明のいくつかの実施形態を複数の組み合わせによって説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 AD変換器
3 比較器
8 無線通信装置
9 処理部
20 比較器群
22 エンコーダ
24 検出部
26 判定部
28 閾値調整部
30 入力ノード
32 定電流ノード
34 出力ノード
36 モニターノード
40 トランジスタ
41,43,45 nMOSトランジスタ
42,44,46,48 pMOSトランジスタ
50〜54 ノード
61〜63 ノード

Claims (9)

  1. 入力段に設けられ、印加される第1電圧が第1閾値を超えた場合に動作する第1トランジスタと、
    前記入力段に設けられ、印加される第2電圧が第2閾値を超えた場合に動作する第2トランジスタと、
    前記第1電圧と前記第2電圧との大小関係の切り替わりに応じて電圧を切替えて出力する出力段と、
    前記第1電圧と前記第2電圧とが比較されない非動作時に、前記第1閾値及び前記第2閾値の少なくともいずれかを変更するノード群と
    を有する比較器。
  2. 前記第1電圧と前記第2電圧との電位差の絶対値が予め定められた第1設定値以下になった場合に、前記出力段が出力する電圧値が予め定められた第2設定値以下になるように前記ノード群にそれぞれ電圧を印加することにより、前記第1閾値及び前記第2閾値の少なくともいずれかを調整する閾値調整部
    をさらに有する請求項1に記載の比較器。
  3. 前記閾値調整部は、
    前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの少なくともいずれかが備える電荷蓄積層に電荷を蓄積させることにより、前記第1閾値及び前記第2閾値の少なくともいずれかを調整する
    請求項2に記載の比較器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の比較器を少なくとも1つ有する複数ビット分解能のAD変換器。
  5. 複数の比較器が並列に動作した結果をコード化することによってAD変換を行う並列比較型のAD変換器であって、
    前記複数の比較器それぞれは、
    入力段に設けられた第1トランジスタと、
    前記入力段に設けられた第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの動作に基づいて、電圧を切替えて出力する出力段と、
    前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの非動作時に、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの閾値の少なくともいずれかを変更するノード群と
    を有するAD変換器。
  6. 前記複数の比較器それぞれの前記ノード群にそれぞれ電圧を印加することにより、前記複数の比較器それぞれの前記第1トランジスタの閾値、又は前記複数の比較器それぞれの前記第2トランジスタの閾値が等間隔で順次に異なるように調整する閾値調整部
    をさらに有する請求項5に記載のAD変換器。
  7. 前記複数の比較器の前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタは、それぞれ同一の電圧がゲートに印加されるように接続されている
    請求項5に記載のAD変換器。
  8. 前記複数の比較器の前記第1トランジスタは、
    第1電圧がそれぞれゲートに印加されるように接続され、
    前記複数の比較器の前記第2トランジスタは、
    第2電圧がそれぞれゲートに印加されるように接続されている
    請求項5に記載のAD変換器。
  9. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の比較器、及び、請求項4乃至8のいずれか1項に記載のAD変換器の少なくともいずれかを有する無線通信装置。
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