JP2003014690A - ガスセンサ素子及びガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ素子及びガスセンサ

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JP2003014690A JP2002097568A JP2002097568A JP2003014690A JP 2003014690 A JP2003014690 A JP 2003014690A JP 2002097568 A JP2002097568 A JP 2002097568A JP 2002097568 A JP2002097568 A JP 2002097568A JP 2003014690 A JP2003014690 A JP 2003014690A
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裕之 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の窒素酸化物センサによると、新規な
構造であり、より自由に構造を設計できる窒素酸化物セ
ンサ素子及びこのような窒素酸化物センサ素子を備える
窒素酸化物センサを提供する。 【解決手段】 発熱抵抗体145を内包し、アルミナを
80質量%、ジルコニアを20質量%含有する絶縁性基
部111上に、固体電解質体151の表面に電極141
1及び電極142を備える第1酸素ポンプセルと、固体
電解質体153の表面に電極1413及び電極144を
備える酸素濃淡電池セルと、固体電解質体152の表面
に電極1412及び電極143を備える第2酸素ポンプ
セルとを並列に形成する。これらセルの固体電解質体は
ジルコニアを70質量%、アルミナ30質量%とするこ
とで絶縁性基部111との熱膨張差が抑制され、高い耐
久性を有することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスセンサ素子及び
ガスセンサに関する。更に詳しくは、新規な構造のガス
センサ素子及びこれを備えるガスセンサに関する。本発
明のガスセンサ素子及びガスセンサは、自動車等の内燃
機関の排気ガス中のガス成分を検出するためのガスセン
サ素子及びガスセンサとして好適であり、特に窒素酸化
物の濃度を検出することができる窒素酸化物センサ素子
及び窒素酸化物センサとして好適である。
【0002】
【従来の技術】従来より、その全体がジルコニア系焼結
体からなり、1つの酸素濃度検出セルと、2つの酸素ポ
ンプセルとを備える窒素酸化物センサ素子及びこれを備
える窒素酸化物ガスセンサが知られている。これまでに
知られている窒素酸化物センサは、第1酸素ポンプセ
ル、第2ポンプセル及び酸素濃度検出セルの各々を構成
する固体電解質体が、連通する2つの拡散室を挟んで積
層された構造を呈している。また、窒素酸化物センサで
は、この窒素酸化物センサ素子を加熱するためのヒータ
素子を備える。このヒータ素子は、急激且つ落差の大き
な冷熱間サイクルに晒されるためにアルミナを主成分と
する耐熱性板体に発熱抵抗体が挟まれた構造を呈し、窒
素酸化物センサ素子とヒータ素子とは耐熱性セメントに
より張り合わされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】窒素酸化物センサ素子
の酸素濃度検出セル及び酸素ポンプセルを構成する固体
電解質体にはジルコニア系材料を用いるが、このガスセ
ンサ素子は落差の大きな冷熱間サイクルに晒されるた
め、用いる材料間の熱膨張差を小さくしなければ一体に
形成できない。このためガスセンサ素子の大部分をジル
コニア系材料から形成し、全体としての強度を得るため
に3つのセルを積層している。
【0004】しかし、このために各セルの配置は限定さ
れ、素子の厚さ等も制約を受けることとなる。また、ヒ
ータ素子はその高い耐熱性の要求からアルミナにより構
成されるが、大部分がジルコニア系材料からなるガスセ
ンサ素子とは熱膨張差が大きく、一体に形成することが
困難である。このためガスセンサ素子とヒータ素子とを
別に製造した後、熱膨張を緩衝する耐熱性セメントなど
により各々を張り合わせて形成している。
【0005】しかし、このように焼成後に張り合わせる
方法を用いると、ガスセンサ素子とヒータ素子(以下、
これらを合わせたものを「素子体」という)とを合わせ
た素子体全体は大きくなり、素子体を加熱して測定を開
始できるまでに要する暖気時間が長くなる。このため、
内燃機関の始動後早期に測定を開始し、排気ガスの浄化
率を更に高めようとする上で障害となっている。また、
素子体自体の構造も複雑であることはコスト面において
も不利である。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、暖気時間を短くでき、且つより簡便に製造すること
ができるガスセンサ素子及びこのようなガスセンサ素子
を備えるガスセンサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガスセンサ素子
は、絶縁性セラミックス内に発熱抵抗体が埋設された絶
縁性基部と、該絶縁性基部上に直接的又は他部材を介し
て間接的に接合された第1酸素ポンプセル及び第2酸素
ポンプセルと、被測定ガスを拡散律速させて導入できる
被測定ガス拡散室とを備える一体に焼成されたガスセン
サ素子であって、該第1酸素ポンプセル及び該第2酸素
ポンプセルは各々固体電解質体と一対の電極とを有し、
少なくとも、該第1酸素ポンプセルの一方の電極と、該
第2酸素ポンプセルの一方の電極とは該被測定ガス拡散
室内に配置されていることを特徴とする。
【0008】また、本発明のガスセンサ素子は、上記被
測定ガス拡散室内における上記被測定ガスが導入される
上流側に上記第1ポンプセルの上記一方の電極が配置さ
れ、下流側に上記第2酸素ポンプセルの上記一方の電極
が配置されたものとすることができる。更に、上記絶縁
性基部上に直接的又は他部材を介して間接的に接合され
た酸素濃度検出セルを備え、該酸素濃度検出セルの負電
極は上記被測定ガス拡散室内に配置されたものとするこ
とができる。また、上記酸素濃度検出セルの有する上記
負電極は、上記第1酸素ポンプセルの上記一方の電極よ
りも下流側であって、上記第2酸素ポンプセルの上記一
方の電極よりも上流側に配置されたものとすることがで
きる。更に、上記絶縁性基部はアルミナを70質量%以
上含有するものとすることができる。また、上記絶縁性
セラミックスはジルコニアを1〜20質量%含有するも
のとすることができる。更に、上記固体電解質体の少な
くともいずれかは、上記絶縁性セラミックスの主構成絶
縁成分を30〜80質量%含有するものとすることがで
きる。本発明のガスセンサは、本発明のガスセンサ素子
を備えることを特徴とするガスセンサ。
【0009】
【発明の効果】本発明のガスセンサ素子によると、新規
で簡易な構造とすることができ、更に必要な構成部分を
自由に設計でき、特にセンサ素子全体を薄く設計するこ
とが可能である。また、一体に発熱抵抗体を備える場合
にも熱膨張差に起因するクラック等の発生が無く高い耐
久性が得られる。また、絶縁性基部上に各固体電解質体
を挟んだセルが配置される構成であるため、セル間のリ
ーク電流を小さい値に抑えることができる。
【0010】更に、絶縁性セラミックスはアルミナを7
0質量%以上含有するものとすることにより、特に十分
に絶縁性及び耐熱性及び耐熱衝撃性等が発揮される。ま
た、絶縁性セラミックスがジルコニアを1〜20質量%
含有することにより、ジルコニアを主成分とする固体電
解質体として用いるガスセンサ素子では、絶縁性セラミ
ックスからなる部分と固体電解質体との間の熱膨張差を
緩和でき、ガスセンサ素子にクラックや割れ等が生じる
ことを効果的に防止できる。更に、上記固体電解質体が
絶縁性セラミックスの主構成絶縁成分を30〜80質量
%含有することにより、絶縁性セラミックスがジルコニ
アを1〜20質量%含有する場合と同様に、絶縁性セラ
ミックスからなる部分と固体電解質体との間の熱膨張差
を緩和でき、ガスセンサ素子にクラックや割れ等が生じ
ることを効果的に防止できる。また、本発明のガスセン
サは、本発明のガスセンサ素子を備えることにより、小
型で且つ高い耐久性を有するものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】上記「絶縁性セラミックス」は、
絶縁性基部の主要構成部材である。この絶縁性セラミッ
クスとしては、アルミナ、ムライト及びスピネル等を主
成分とするセラミックスを挙げることができる。これら
を主成分とする場合には十分な絶縁性及び耐熱性及び耐
熱衝撃性等が発揮されるように、絶縁性セラミックス全
体に対してアルミナを70質量%以上含有することが好
ましい。一方、その残部は、絶縁性セラミックスに直接
接して積層される部分を構成する成分(例えば、ジルコ
ニア)を1〜20質量%含有することができる。これに
より、双方の熱膨張率差を緩和できる。
【0012】上記「絶縁性基部」は、主に絶縁性セラミ
ックスから構成され、内部に発熱抵抗体を備える。ま
た、後述する第1酸素ポンプセル(以下、単に「第1I
pセル」ともいう)及び第2酸素ポンプセル(以下、単
に「第2Ipセル」ともいう)、更には酸素濃度検出セ
ル(以下、単に「Vsセル」ともいう)が直接又は間接
的に一体に焼結されて接合されているものである。この
ため、熱伝達が早く各セルを早期に活性化させることが
できる。また、この絶縁性基体は各セル間を電気的に絶
縁する役目も有する。このため、温度800℃において
ヒータと各セル間との電気抵抗値が1MΩ(好ましくは
10MΩ)以上となる程度の絶縁性を有することが好ま
しい。また、絶縁性基部は、通常、未焼成の絶縁性セラ
ミックスが層状に積層されて形成された未焼成積層体が
焼成されて得られ、各層は異なる組成比の材料から形成
されていてもよい。
【0013】上記「発熱抵抗体」は、通電により発熱で
きるものであれば特に限定されない。例えば、貴金属、
タングステン、モリブデン及びレニウム等を含有する粉
末、バインダ及び可塑剤等から調合されたペーストをス
クリーン印刷法等により、薄く塗布した後、乾燥させて
得られる未焼成体を焼成して得ることができる。更に、
この発熱抵抗体にはロジウム等を5〜20質量%程度添
加することが好ましい。これにより抵抗温度係数を低減
でき、早期に活性温度まで加熱することができる。
【0014】上記「第1酸素ポンプセル」は、後述する
被測定ガス拡散室(以下、単に「拡散室」ともいう)内
へ導入された被測定ガス中の酸素(一部の窒素酸化物か
ら解離された酸素を含む)を拡散室外へ汲み出し、拡散
室内へ導入された被測定ガスの酸素濃度を低下させる役
目を有するセルである。上記「第2酸素ポンプセル」
は、酸素濃度が低下した拡散室内の被測定ガスに、窒素
酸化物のみが分解される程度の電圧を印加することによ
り分解された酸素を固体電解質体を通して拡散室外へ汲
み出し、この時の電流値を出力するセルである。これら
第1Ipセルと第2Ipセルとの位置関係は、被測定室
内において流入する被測定ガスの上流側に第1Ipセル
が配置され、下流側に第2Ipセルが配置されるもので
あることが好ましい。
【0015】更に、本発明では第1Ipセル、第2Ip
セル以外に、上記「酸素濃度検出セル」を設けることが
できる。このVsセルを備えることにより、第1Ipセ
ルにより酸素濃度が低下された被測定ガス中の酸素濃度
を測定し、第2Ipセルにおいて汲み出す酸素の量から
第1Ipセルにより除去しきれなかった酸素濃度を差し
引く補正を行うことで、より正確な窒素酸化物濃度を測
定することができる。更には、第2Ipセル近傍に拡散
する被測定ガス中の酸素濃度を監視し、フィードバック
することで第1Ipセルにより低酸素濃度化された被測
定ガス中の酸素濃度を一定に保持することが可能とな
る。従って、このVsセルは、被測定ガスの拡散方向に
おいて上流側に位置する第1Ipセルと、下流側に位置
する第2Ipセルとの間に配置されることが好ましい。
【0016】これら第1Ipセル、第2Ipセル及びV
sセルは各々固体電解質体とこの固体電解質体の表面に
形成された一対の電極とを備える。これらの固体電解質
体及び電極等は結果的に第1Ipセル、第2Ipセル及
びVsセルとして機能していれば、一体物であってもよ
い。即ち、例えば、第1Ipセル、第2Ipセル及びV
sセルの備える各々の負電極は兼用された1つの負電極
とすることができる。また、固体電解質体においても同
様である。しかし、各固体電解質体は各々別体に備える
ことが好ましい。これにより、各セル間を流れる電流が
相互の干渉することを防止でき、より精度の高い濃度測
定を行うことができる。
【0017】この第1Ipセル、第2Ipセル及びVs
セルに用いられる固体電解質体としては、ジルコニア系
焼結体(イットリア等の安定化剤を含有できる)、La
GaO系焼結体、更には、これらの焼結体にハフニウ
ムを含有するもの等が挙げられる。中でも、酸素導電性
に特に優れたイットリアを安定化剤として含有するジル
コニア系焼結体を用いることが好ましい。また、固体電
解質体は、全体の30〜80質量%(より好ましくは3
0〜50質量%)に上記絶縁性セラミックスを構成する
絶縁性成分を含有することができる。
【0018】固体電解質体がジルコニア系焼結体である
場合には、固体電解質体はジルコニアを20質量%以上
(より好ましくは50〜80質量%)含有することが好
ましい。更に、固体電解質体がジルコニア系焼結体であ
り、絶縁性セラミックスがアルミナを主成分とする場合
は、固体電解質体は固体電解質体全体の20質量%以上
(より好ましくは50〜80質量%)のジルコニアを含
有し、アルミナを20〜80質量%(より好ましくは3
0〜50質量%)含有することが好ましい。一方、絶縁
性セラミックスは絶縁性セラミックス全体の30質量%
以下(より好ましくは10〜30質量%)のジルコニア
を含有することが好ましい。これにより本発明のガスセ
ンサ素子において一体に焼成される絶縁性基部と第1I
pセル及び第2Ipセルとの接合性が向上し、絶縁性基
部と両セル間の熱膨張差は大幅に緩和される。
【0019】但し、本発明のガスセンサ素子が、後述す
るVsセルを備える場合には、第1Ipセルに含有され
る絶縁性セラミックスを構成する絶縁性成分は、Vsセ
ルに含有されるその含有量と同じか又は少ない方が好ま
しい。第1Ipセル用固体電解質体には、Vsセル用固
体電解質体に比べてより大きな電圧を流す場合があり、
絶縁性セラミックスの含有量が過度に多いと、過電圧が
印加されて、第1Ipセル用固体電解質体が分解し、ブ
ラックニングと称される現象を生じることがある。
【0020】また、第1Ipセル、第2Ipセル及びV
sセルに用いられる電極は特に限定されないが、その電
気抵抗率が10−2Ω・cm以下(Ω・cmとは試料の
大きさにおいて1×1×1cmあたりの抵抗値を示
す)であることが好ましい。更に、耐熱性及び耐食性に
優れ、また、固体電解質体との密着性に優れることが好
ましい。このような電極を形成できる材料としては、白
金族に含まれる金属等を挙げることができ、更に、固体
電解質体を構成する主成分を20質量%以下含有するこ
とが好ましい。これにより固体電解質体に対する高い密
着性を得ることができる。
【0021】これらの各セルの電極は、上記の一対以外
にも備えることができる。例えば、固体電解質体の温度
に相関する抵抗値を測定するための電極対を備えること
で、別体又は一体に有するヒータにこの抵抗値によるデ
ータをフィードバックし、固体電解質層体の温度を正確
に制御することもできる。これにより、常に固体電解質
体の導電性を目的の状態に維持することができる。
【0022】上記「被測定ガス拡散室」は、センサ素子
外に存在する被測定ガスを導入でき、その内部で被測定
ガスが拡散できる程度に粗密な部位であれば特に限定さ
れない。従って、例えば、緻密なセラミックスにより区
切られた内部が空洞の空間であっても、また、緻密なセ
ラミックスにより区切られた空間内が連通孔を有する多
孔性セラミックにより充填された部位であってもよい。
また、1つの部屋であってもよく、複数の部屋に連通経
路を介して区切られていてもよく、更には、一連の所定
の形状を有する経路であってよい。
【0023】この拡散室では、導入された被測定ガスを
先ず第1Ipセルにより酸素(一部の窒素酸化物から解
離された酸素を含む)を汲み出すことで低酸素濃度化
し、同時に又はその後、Vsセルによりこの低酸素濃度
化された被測定ガス中の酸素濃度を測定し、酸素濃度測
定の後に低酸素濃度化された被測定ガス中の窒素酸化物
の濃度を第2Ipセルにより測定できることが好まし
い。従って、拡散室は被測定ガスがこの順に拡散できる
形状であることが好ましく、例えば、第1Ipセルによ
るポンピングを行える部屋、Vsセルによる測定を行え
る部屋、及び第2Ipセルにより窒素酸化物濃度を測定
できる部屋の3つの部屋に各部屋を繋ぐ経路により連接
された拡散室や、これらを順次行えるような一本の経路
であることが好ましい。
【0024】更に、この拡散室に導入される被測定ガス
は、センサ素子外における流速に関係なく略一定の速度
で拡散室内に導入できる(このように導入することを以
下、単に「律速」という)ことが好ましい。このため、
被測定ガスを導入する導入部を有し、この導入部は連通
孔を有する多孔性セラミックからなる拡散律速経路であ
ることが好ましい。また、拡散室とは別に必要あれば基
準ガス室等を設けることができるが、この基準ガス室も
基準ガス室部として拡散室に連設されていてもよい。
【0025】本発明のガスセンサ素子としては、例え
ば、図1〜11に示す断面構造を有するものを挙げるこ
とができる。図1〜図3に示すガスセンサ素子は、絶縁
性基部111上に、第1Ipセル用固体電解質体15
1、第2Ipセル用固体電解質体152及びVsセル用
固体電解質体153の各々を有し、各固体電解質体の同
一面側の表面に各々2つの電極を備える。また、このガ
スセンサ素子は拡散室13を備え、更に、この拡散室の
側部には被測定ガスを導入するための多孔質体からなる
被測定ガス導入部12を備える。
【0026】この拡散室内には第1Ipセル用正電極1
412、Vsセル用負電極1431及び第2Ipセル用
負電極1421が配置されている。また、第1Ipセル
用負電極1411は被測定ガス室外に配置されている。
Vsセル用正電極1432は被測定ガス室内において緻
密なセラミックスにより覆われている。これによりVs
セル用正電極1432はVsセル用固体電解質体153
との界面に一定圧の酸素を充填でき、Vsセルは基準酸
素を自己生成する方式により酸素濃度を測定できる。第
2Ipセル用正電極1422は拡散室外に配置され、緻
密なセラミックスにより覆われている。
【0027】更に、絶縁性基部111内には発熱抵抗体
144が埋設されており、この発熱抵抗体に電力を供給
することにより第1Ipセル、第2Ipセル及びVsセ
ルを加熱することができる。尚、図2は被測定ガス導入
部12及び第1Ipセル用正電極1412を含むA−
A’における断面図である。また、図3はVsセル用正
電極1432を含むB−B’における断面図である。
【0028】この図1〜図3に示すガスセンサ素子で
は、被測定ガス導入部12において律速されて導入され
た被測定ガスは、第1Ipセル用正電極1412上まで
拡散され、次いで、Vsセル用負電極1431上まで拡
散され、その後、第2Ipセル用負電極上1421まで
拡散されることとなる。従って、前記被測定ガスの低酸
素濃度化が行われた後、酸素濃度測定が行われ、次い
で、窒素酸化物濃度測定が行われることとなる。
【0029】尚、図1〜図3では第1Ipセル用正電極
1412が拡散室内に配置され第1Ipセル用負電極1
411が拡散室外に配置されているが、第1Ipセル用
正電極が拡散室外に配置され第1Ipセル用負電極が拡
散室内に配置されていてもよい。更に、各電極は2つ又
は3つの電極が兼用された1つの電極により構成するこ
ともできる。即ち、第1Ipセル用負電極、Vsセル用
負電極及び第2Ipセル用負電極を同一の1つの電極に
より兼用することもできる。また、第1Ipセルの備え
る電極のうち、拡散室外に配置される電極上には被毒防
止等の目的で保護層を設けることもできる。
【0030】図4に示すガスセンサ素子は、図1〜図3
に示す第1Ipセル、第2Ipセル及びVsセルの各々
は各固体電解質体の一面側にのみ一対の電極を備えるた
め、各セルの電極間の導通を補助するための導通補助電
極145を備えること以外は図1〜図3に示すガスセン
サ素子と同様である。
【0031】図5に示すガスセンサ素子は、第2Ipセ
ル用正電極1422を絶縁性基体111と第2Ipセル
用固体電解質体152との界面に形成していること以外
は図1〜図3に示すガスセンサ素子と同様である。ま
た、図には示していないが、この図5に示すガスセンサ
素子の第1Ipセル及びVsセルにも図4と同様に導通
補助電極を設けたガスセンサ素子とすることもできる。
【0032】図6に示すガスセンサ素子は、第2Ipセ
ル用正電極1422を、第2Ipセル用固体電解質体1
52を挟んで第2Ipセル用負電極1412に対向させ
て設けている。この第2Ipセル用正電極1422は基
準ガス導入経路17により基準ガスに晒すことができる
(図1〜図3では基準酸素を自己生成しているのに対し
て、大気中から基準酸素を供給できる)。また、図には
示していないが、この図6に示すガスセンサ素子の第1
Ipセル及びVsセルにも図4と同様に導通補助電極を
設けたガスセンサ素子とすることもできる。
【0033】図7に示すガスセンサ素子は、Vsセル用
正電極1432をVsセル用固体電解質体153を挟ん
でVsセル用負電極1431に対向する面に設けたこと
以外は図5に示すガスセンサ素子と同様である。また、
図には示していないが、この図7に示すガスセンサ素子
の第1Ipセルにも図4と同様に導通補助電極を設けた
ガスセンサ素子とすることもできる。
【0034】図8に示すガスセンサ素子は、基準ガス導
入経路17を設けることにより第2Ipセル用正電極1
422を基準ガスに晒すことができる他は図7に示すガ
スセンサ素子と同様である。また、図には示していない
が、基準ガス導入経路17をVsセル用正電極1432
まで延長し、Vsセル用正電極1432を同時に基準ガ
スに晒すことできるガスセンサ素子とすることもでき
る。更に、第1Ipセルに図4と同様に導通補助電極を
設けたガスセンサ素子とすることもできる。
【0035】図1〜図8の各ガスセンサ素子では、緻密
なセラミックスにより区切られた内部の空洞を拡散室と
して用いているが、この空洞が連通孔を有する多孔性セ
ラミックにより充填されていてもよい。
【0036】図9〜11に示すガスセンサ素子は、第1
Ipセル、第2Ipセル及びVsセルの全てのセルを各
固体電解質体を挟んで電極を対向させたガスセンサ素子
である。これらのガスセンサ素子では、緻密なセラミッ
クスにより区切られた空間が連通孔を有する多孔性セラ
ミックにより充填された拡散室13を用いている。図9
は、Vsセル用正電極1432及び第2Ipセル用正電
極1422の両方を基準ガス導入経路17により基準ガ
スに晒すことができるガスセンサ素子である。これに対
して図10はVsセル用正電極1432のみを基準ガス
に晒すことができ、図11は第2Ipセル用正電極14
22のみを基準ガスに晒すことができる。
【0037】これら図1〜図11に例示するガスセンサ
素子は、いずれも各セルが絶縁性基部上に並列に配置さ
れている構造を呈するが、本発明のガスセンサ素子はこ
れらの構造に限定されるものではない。即ち、各セルは
絶縁性基部上に複数のセルが積層された構造であっても
よい。このような構造のガスセンサ素子としては、図1
2及び図13に分解斜視図として示すものを挙げること
ができる。但し、図12と図13は、この2つの図面で
一つのガスセンサ素子を表すものであり、図12の最下
層として示されている第1拡散室25、被測定ガス導入
部251及び層間調節層252の各部分は、図13の仮
想的な最上層として点線で示されている位置に配置され
るものである。
【0038】図12及び図13に示すガスセンサ素子
は、第1絶縁性基部21を有する。この第1絶縁性基部
21は、発熱抵抗体213(発熱部214及び発熱抵抗
体リード部215を備える)が第1絶縁性基部下層21
1と第1絶縁性基部上層212とに挟まれてなる第1絶
縁性基部21を備える(発熱抵抗体には白金等から形成
される発熱抵抗体取出線216により外部回路から電力
が供給される)。このうち、第1絶縁性基部下層211
及び第1絶縁性基部上層212は、前述の絶縁性セラミ
ックスから形成されている。また、第1絶縁性基部21
上には、第2Ipセル24が積層されている。この第2
Ipセルは、第2Ipセル用固体電解質体241と、第
2Ipセル用負電極242と、第2Ipセル用正電極2
43と、高温時に第2Ipセル用負電極242及び第2
Ipセル用正電極243間で電流がリークすること等を
防止する第2Ipセル内絶縁層244と、を備える。ま
た、第2Ipセル用負電極242及び第2Ipセル用正
電極243の各電極リード部の末端部は、白金等から形
成される電極取出線2451及び2452と接続され
て、外部回路へ酸素のポンピングに必要な電流値を出力
することができる。
【0039】更に、第2Ipセル24上には、第2拡散
室及び基準ガス室用の層間調節層28が積層されてい
る。この層間調節層28は、第2拡散室281となる開
口部及び基準ガス室282となる開口部を有し、前述の
絶縁性セラミックスから形成されている。また、層間調
節層28上には、Vsセル23が形成されている。この
Vsセル23は、Vsセル用固体電解質体231と、V
sセル用負電極232と、Vsセル用正電極233とを
有する。更に、高温時の各電極間のリークを防止するV
sセル内絶縁層2351及び2352を有する。また、
Vsセル用固体電解質体231の中央部には貫通孔が形
成されており、この貫通孔内には中心に貫通孔が形成さ
れた多孔質部材からなり、第1拡散室と第2拡散室とを
連通するための第1第2拡散室部連通経路234が形成
されている。このVsセル23では、白金等から形成さ
れる各電極の取出線2361及び2362を通じて第1
拡散室内の酸素濃度に対応する電圧を外部へ出力するこ
とができる。
【0040】更に、Vsセル23上には、第1拡散室用
の層間調節層252が積層されている。この層間調節層
252は、第1拡散室25となる切欠部を有し、前述の
絶縁性セラミックスから形成されている。また、この層
間調節層252の切欠部の一端側には被測定ガス導入部
251が形成されている。この被測定ガス導入部251
も上記絶縁性セラミックスから形成することができる。
層間調節層252上には、第1Ipセル22が形成され
ている。この第1Ipセル22は、第1Ipセル用固体
電解質体221と、第1Ipセル用正電極222と、第
1Ipセル用負電極223とを有する。更に、高温時の
各電極間のリークを防止する第1Ipセル内絶縁層22
41及び2242を有する。この第1Ipセル22で
は、白金等から形成される各電極の取出線2251及び
2252を通じて、外部回路へ酸素のポンピングに必要
な電流値を出力することができる。
【0041】また、第1Ipセル22上には、中間層2
7が形成されている。この中間層は、多孔質部271と
非多孔質部272とを備え、後述する第2絶縁性基部の
多孔質部261と第2絶縁性基部の非多孔質部262と
の境界を、第1Ipセル用正電極222に直接接触させ
ないために形成されている。この中間層の多孔質部27
1及び非多孔質部272は、各々前述の絶縁性セラミッ
クスから形成することができる。更に、中間層27上に
は、第2絶縁性基部26が形成されている。この第2絶
縁性基部26は、多孔質部261と非多孔質部262と
を備え、各々前述の絶縁性セラミックスから形成するこ
とができる。尚、図12及び図13に示した、各絶縁層
2241、2242、2351、2352及び244
は、各電極間の電流のリークの防止を要しない場合には
備える必要はない。また、中間層27も必ずしも必要と
するものではない。
【0042】このようなガスセンサ素子の製造方法は特
に限定されないが、例えば、図12に示される部分と図
13に示される部分とに分けて各々の未焼成積層体を形
成し、これらの2つの未焼成積層体を更に張り合わせて
得られる未焼成体を焼成することにより、上記のガスセ
ンサ素子を得ることができる。更に、図12に示される
部分は、第2絶縁性基部26となる未焼成体を最下層と
して、この層の上に各部分を積層して得ることができ
る。一方、図13に示される部分は、第1絶縁性基部2
1となる未焼成体を最下層として、この層の上に各部分
を積層して得ることができる。即ち、一方の方向からす
べての層を積層することなく、2つの積層体に分けて形
成することができる。
【0043】本発明のガスセンサは、本発明のガスセン
サ素子を備えることにより、従来のガスセンサ素子に比
べて構造を自由に設計でき、特により薄くすることがで
きるためガスセンサ自体の小型化を図ることができる。
また、ガスセンサ素子は絶縁性基部中に発熱抵抗体を埋
設することができ、ガスセンサ素子全体を一体焼成物と
して得ることができるため熱伝導性に優れている。従っ
て、このようなガスセンサ素子を備えるガスセンサはエ
ンジン始動直後の早期の活性に優れた特性を有すること
となる。即ち、小型で且つ早期活性に優れた特性を有す
るガスセンサを得ることができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明を図14〜28を用いて更に詳
しく説明する。尚、以下では解かり易さのために各部の
符号を焼成前後で同じにした。また、素子1個を製造す
るかのように説明するが、実際の工程では長さ60m
m、幅4mmの未焼成の素子が10個切り出せる大きさ
の各未焼成シートに10個分の印刷パターンを形成し、
積層後に未焼成ガスセンサ素子を切り出している。ま
た、各未焼成シートには周縁部に位置合わせ用の孔を形
成し、この孔の各々に固定用ピンと挿通することで各々
の未焼成シートの位置合わせを行っている。
【0045】[1]窒素酸化物センサ素子の製造 〈1〉3種類の未焼成セラミックシートの作製 (1) 第1未焼成セラミックシート アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及びジ
ブチルフタレートと、溶媒であるトルエン及びメチルエ
チルケトンとを混合し、スラリー状にした。その後、ド
クターブレード法により、厚さ0.4mmのシートに成
形した。次いで、このシートの一端側の所定位置には3
つのスルーホール3111を設け図14に示す平面形状
の第1未焼成セラミックシート311(焼成後、絶縁性
基部となる)を得た。
【0046】(2) 第2未焼成セラミックシート 第1未焼成セラミックシートと同様にしてスラリーを
得、その後、ドクターブレード法により、厚さ0.2m
mのシートに成形した。次いで、スルーホール3122
及び開口部3121を設けて、図15に示す平面形状の
第2未焼成セラミックシート312(焼成後、補強部を
構成する)を得た。尚、開口部3121は縦1.2m
m、幅1.8mmである。
【0047】(3) 第3未焼成セラミックシート 第1未焼成セラミックシートと同様にしてスラリーを
得、その後、ドクターブレード法により第1未焼成セラ
ミックシートと同じ大きさのシートを得た。次いで、開
口部3131と3つのスルーホール3132を設けて、
図16に示す平面形状の第3未焼成セラミックシート3
13(焼成後、補強部を構成する)を得た。尚、開口部
3131の大きさは第2未焼成セラミックシート312
の開口部3121と同じである。
【0048】〈2〉未焼成積層体形成工程 (1)被測定ガス導入部となる未焼成被測定ガス導入部
の形成 アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合したペーストに、更
に、所定量のブチルカルビトール及びアセトンとを加え
て、4時間混合してアセトンを蒸発させて得られたペー
ストに、平均粒径5μmのカーボン粉末をアルミナとの
体積比で45体積%混合した多孔質部用ペーストを調製
した。この多孔質部用ペーストを第1未焼成セラミック
シート上に図17に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥
させて未焼成被測定ガス導入部32(焼成後、被測定ガ
ス導入部となる)を形成した。
【0049】(2)拡散室となる焼失部の形成 カーボン粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合して焼失部用ペースト
を調製した。この焼失部用ペーストを第1未焼成セラミ
ックシート上に図18に示す形状にスクリーン印刷し、
乾燥させて焼失部33(331、332、333、33
4及び335からなり、各々は焼成により焼失し、第1
拡散室部331、第2拡散室部332、基準ガス室部3
33、基準ガス室部に過充填された基準ガスの排出経路
334及び第1第2拡散室部連通経路335となる)を
形成した。
【0050】尚、焼成後形成される第1拡散室部331
は、第1Ipセルにより被測定ガス中の酸素濃度を低下
させるために使用される。更に、この低酸素濃度化され
た被測定ガスは第1第2拡散室部連通経路335を通過
して、第2拡散室部332に拡散され、そこで先ずVs
セルにより酸素濃度の測定が行われる。ついで、被測定
ガスは第2測定室の更に奥に配置された第2Ipセル用
負電極上まで拡散され、ここで窒素酸化物濃度が測定さ
れることとなる。
【0051】(3)第1Ip第2IpVsセル用未焼成
負電極の形成 ジルコニア粉末(共沈法により得られた安定化剤として
を5.4mol%含有し、平均粒径0.3〜
0.4μm)15質量部と白金粉末100質量部とを配
合した導電層用ペーストを調製した。得られた導電層用
ペーストを焼失部及び未焼成第1セラミックシート上に
図19に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて第1
Ip第2IpVsセル用未焼成負電極341(焼成後
は、第1Ipセル用負電極部3411、第2Ipセル用
負電極部3412及びVsセル用負電極部3413を備
えるものとなる)、第2Ipセル用正電極343(焼成
後、第2Ipセル用正電極となる)及びVsセル用未焼
成正電極344(焼成後、Vsセル用正電極となる)を
形成した。
【0052】(4)未焼成固体電解質層下部の形成 質量比においてジルコニア粉末(純度99.9%以上)
70質量%とアルミナ粉末(純度99.99%以上)3
0質量%とを配合した混合粉末と分散剤とをアセトン中
で混合してスラリーを得た。一方でバインダとブチルカ
ルビトール、ジブチルフタレートとアセトンとを混合し
たバインダ溶液を用意し、このバインダ溶液を先のスラ
リーに加え、混練しながらアセトンを蒸散させ、固体電
解質体用ペーストを得た。得られた固体電解質体用ペー
ストを未焼成電極と接触するように図20に示す形状に
スクリーン印刷し、乾燥させて未焼成第1Ipセル用固
体電解質体の下部3511(焼成後、第1Ipセル用固
体電解質体の下部となる)、未焼成第2Ipセル用固体
電解質体の下部3521(焼成後、第2Ipセル用固体
電解質体の下部となる)、未焼成Vsセル用固体電解質
体の下部3531(焼成後、Vsセル用固体電解質体の
下部となる)を形成した。
【0053】(5)未焼成第1絶縁層の形成 アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合したペーストに、更
に、所定量のブチルカルビトール及びアセトンとを加え
て、4時間混合してアセトンを蒸発させ、絶縁層用ペー
ストを調製した。得られた絶縁層用ペーストを未焼成固
体電解質体下部を除く未焼成第1セラミックシート上に
図21に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて未焼
成第1絶縁層361(焼成後、第1絶縁層となる)を形
成した。
【0054】(6)未焼成固体電解質体上部の形成 (4)で用いたと同様な固体電解質体用ペーストを各未
焼成固体電解質体の下部上に図22に示す形状にスクリ
ーン印刷し、乾燥させて未焼成第1Ipセル用固体電解
質層の上部3512(焼成後、第1Ipセル用固体電解
質体の上部となる)、未焼成第2Ipセル用固体電解質
層の上部3522(焼成後、第2Ipセル用固体電解質
体の上部となる)、未焼成Vsセル用固体電解質層の上
部3532(焼成後、Vsセル用固体電解質体の上部3
532となる)を形成した。
【0055】(7)未焼成第2絶縁層の形成 (5)で用いたと同様な絶縁層用ペーストを各未焼成固
体電解質体の上部を除く未焼成第1絶縁層361上に図
23に示す位置にこの図に示す形状にスクリーン印刷
し、乾燥させて未焼成第2絶縁層362(焼成後、第2
絶縁層となる)を形成した。
【0056】(8)第1Ipセル用未焼成電極の形成 (3)で用いたと同様な導電層用ペーストを未焼成第1
Ipセル用固体電解質体の上部3512に接するように
未焼成第2絶縁層上に図24に示す形状にスクリーン印
刷し、乾燥させて第1Ipセル用未焼成正電極342
(焼成後、第1Ipセル用正電極となる)を形成した。
【0057】(9)未焼成第2セラミックシートの積層 〈1〉の(2)で得られた未焼成第2セラミックシート
312を(8)で形成した第1Ipセル用未焼成正電極
上342に第2ブタノールとブチルカルビトールとの混
合液を用いて積層し、圧着した。
【0058】(10)未焼成発熱抵抗体の形成 白金粉末94質量部とアルミナ粉末6質量部とを配合し
た混合粉末と、バインダであるブチラール樹脂と、溶媒
であるブチルカルビトールとを混合してスラリー状の未
焼成発熱抵抗体用ペーストを調製した。得られた未焼成
発熱抵抗体用ペーストを、積層された未焼成第2セラミ
ックシート312上の図25に示す形状で印刷し、乾燥
させて未焼成発熱抵抗体345(焼成後、発熱抵抗体)
を形成した。
【0059】(11)未焼成第3セラミックシートの積
層 〈1〉の(3)で得られた未焼成第3セラミックシート
313を(10)で形成した未焼成発熱抵抗体345上
に第2ブタノールとブチルカルビトールとの混合液を用
いて積層し、圧着した。
【0060】(12)未焼成外側導体層の形成 (3)で用いたと同様な導電層用ペーストを未焼成第3
セラミックシート上の図26に示す形状にスクリーン印
刷し、乾燥させて未焼成発熱抵抗体用外側導電層346
(焼成後、発熱抵抗体用外側導電層)を形成した。次い
で、これまでに形成された未焼成積層体の表裏を反転さ
せて、未焼成第1セラミックシート311上の図26に
示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて未焼成電極用
外側導電層347(焼成後、電極用外側導電層)を形成
した。尚、図27に図14〜図26に示す各層の積層位
置を示した。
【0061】〈3〉脱脂及び焼成 〈2〉までに得られた未焼成積層体を、大気雰囲気にお
いて、室温から420℃まで昇温速度10℃/時間で昇
温させ、420℃で2時間保持し、脱脂処理を行った。
その後、大気雰囲気において、1100℃まで昇温速度
100℃/時間で昇温させ、更に、1520℃まで昇温
速度60℃/時間で昇温させ、1520℃で1時間保持
し焼成し窒素酸化物ガスセンサ素子を得た。
【0062】〈4〉窒素酸化物センサの製造 予め得た窒素酸化物センサ素子1を用いて図28(紙面
上をセンサ素子上方、紙面下をセンサ素子下方とする)
に示す窒素酸化物センサ4を製造した。この窒素酸化物
センサ4において、センサ素子1は主体金具42内に収
められたセラミックホルダ411、タルク粉末412及
びセラミックスリーブ413(センサ素子1とセラミッ
クスリーブ413との間にはリードフレーム45を介
し、センサ素子1の上端はセラミックスリーブ413内
位置する)に支持されて固定されている。この主体金具
42の下部には、センサ素子1の下部を覆う複数の孔を
有する2重構造の金属製のプロテクタ43が取設され、
主体金具42の上部には外筒44が取設されている。ま
た、外筒44の上部には、センサ素子1を外部回路と接
続するためのリード線46を分岐挿通する貫通孔が設け
られたセラミックセパレータ47及びグロメット48を
備える。この窒素酸化物センサ4は、主体金具42の側
面に形成された螺子部421により、例えば、排気管等
の管壁に取設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図2】図1に示すガスセンサ素子のA−A’断面にお
ける模式的な断面図である。
【図3】図1に示すガスセンサ素子のB−B’断面にお
ける模式的な断面図である。
【図4】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図5】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図6】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図7】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図8】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図9】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図10】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断
面図である。
【図11】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断
面図である。
【図12】本発明のガスセンサ素子の一例の一部の模式
的な分解斜視図であり、図13に示される部分に連続す
る部分である。
【図13】本発明のガスセンサ素子の一例の一部の模式
的な分解斜視図であり、図12に示される部分に連続す
る部分である。
【図14】実施例で使用する第1未焼成セラミックシー
トの平面図である。
【図15】実施例で使用する第2未焼成セラミックシー
トの平面図である。
【図16】実施例で使用する第3未焼成セラミックシー
トの平面図である。
【図17】実施例で形成した未焼成被測定ガス導入部の
平面図である。
【図18】実施例で形成した焼失部の平面図である。
【図19】実施例で形成した未焼成電極の平面図であ
る。
【図20】実施例で形成した未焼成固体電解質体下部の
平面図である。
【図21】実施例で形成した未焼成第1絶縁層の平面図
である。
【図22】実施例で形成した未焼成固体電解質体上部の
平面図である。
【図23】実施例で形成した未焼成第2絶縁層の平面図
である。
【図24】実施例で形成した未焼成電極の平面図であ
る。
【図25】実施例で形成した未焼成発熱抵抗体の平面図
である。
【図26】実施例で形成した発熱抵抗体用未焼成外部導
体層及び電極用未焼成外部導体層の平面図である。
【図27】図14〜図26の各層の積層位置を表す説明
図である。
【図28】本発明のガスセンサの一例の断面図である。
【符号の説明】
111;絶縁性基部、12;被測定ガス導入部、13;
被測定ガス拡散室、1411;第1Ipセル用負電極、
1412;第1Ipセル用正電極、1421;第2Ip
セル用負電極、1422;第2Ipセル用正電極、14
31;Vsセル用負電極、1432;Vsセル用正電
極、144;発熱抵抗体、145;導通補助電極、15
1;第1Ipセル用固体電解質体、152;第2Ipセ
ル用固体電解質体、153;Vsセル用固体電解質体、
161;第1絶縁層、162;第2絶縁層、17;基準
ガス導入経路。21;絶縁性基部(第1絶縁性基部)、
214;発熱抵抗体、22;第1Ipセル、221;第
1Ipセル用固体電解質体、222;第1Ipセル用正
電極、223;第1Ipセル用負電極、23;Vsセ
ル、231;Vsセル用固体電解質体、232;Vsセ
ル用負電極、233;Vsセル用正電極、234;第1
第2拡散室部連通経路、24;第2Ipセル、241;
第2Ipセル用固体電解質体、242;第2Ipセル用
負電極、243;第2Ipセル用正電極、25;被測定
ガス拡散室(第1拡散室部)、251;被測定ガス導入
部、26;絶縁性基部(第2絶縁性基部)、281;第
2拡散室部、282;基準ガス室部。311;未焼成第
1セラミックシート、312;未焼成第2セラミックシ
ート、313;未焼成第3セラミックシート、32;未
焼成被測定ガス導入部、33;焼失部、331;焼失部
(第1拡散室部)、332;焼失部(第2拡散室部)、
333;焼失部(基準ガス室部)、334;焼失部(基
準ガス排出経路)、335;焼失部(第1第2拡散室部
連通経路)、341;第1Ip第2IpVsセル兼用未
焼成負電極、3411;第1Ipセル用未焼成負電極
部、3412;第2Ipセル用未焼成負電極部、341
3;Vsセル用未焼成負電極部、342;第1Ipセル
用未焼成正電極、343;第2Ipセル用未焼成正電
極、344;Vsセル用未焼成正電極、345;未焼成
発熱抵抗体、346;発熱抵抗体用未焼成外部導体層、
347;電極用未焼成外部導体層、3511、351
2;第1Ipセル用未焼成固体電解質体、3521、3
522;第2Ipセル用未焼成固体電解質体、353
1、3532;Vsセル用未焼成固体電解質体、36
1;未焼成第1絶縁層、362;未焼成第2絶縁層。
4;窒素酸化物センサ、1;窒素酸化物センサ素子、4
11;セラミックホルダ、412;タルク粉末、41
3;セラミックスリーブ、42;主体金具、43;プロ
テクタ、44;外筒、45;リードフレーム、46;リ
ード線、47;セラミックセパレータ、48;グロメッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟野 真也 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 林 裕之 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 柳 邦夫 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 水谷 昭夫 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性セラミックス内に発熱抵抗体が埋
    設された絶縁性基部と、該絶縁性基部上に直接的又は他
    部材を介して間接的に接合された第1酸素ポンプセル及
    び第2酸素ポンプセルと、被測定ガスを拡散律速させて
    導入できる被測定ガス拡散室とを備える一体に焼成され
    たガスセンサ素子であって、 該第1酸素ポンプセル及び該第2酸素ポンプセルは各々
    固体電解質体と一対の電極とを有し、少なくとも、該第
    1酸素ポンプセルの一方の電極と、該第2酸素ポンプセ
    ルの一方の電極とは該被測定ガス拡散室内に配置されて
    いることを特徴とするガスセンサ素子。
  2. 【請求項2】 上記被測定ガス拡散室内における上記被
    測定ガスが導入される上流側に上記第1ポンプセルの上
    記一方の電極が配置され、下流側に上記第2酸素ポンプ
    セルの上記一方の電極が配置されている請求項1記載の
    ガスセンサ素子。
  3. 【請求項3】 上記絶縁性基部上に直接的又は他部材を
    介して間接的に接合された酸素濃度検出セルを備え、該
    酸素濃度検出セルの負電極は上記被測定ガス拡散室内に
    配置されている請求項1又は2記載のガスセンサ素子。
  4. 【請求項4】 上記酸素濃度検出セルの有する上記負電
    極は、上記第1酸素ポンプセルの上記一方の電極よりも
    下流側であって、上記第2酸素ポンプセルの上記一方の
    電極よりも上流側に配置されている請求項3記載のガス
    センサ素子。
  5. 【請求項5】 上記絶縁性基部はアルミナを70質量%
    以上含有する請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記
    載のガスセンサ素子。
  6. 【請求項6】 上記絶縁性セラミックスはジルコニアを
    1〜20質量%含有する請求項1乃至5のうちのいずれ
    か1項に記載のガスセンサ素子。
  7. 【請求項7】 上記固体電解質体の少なくともいずれか
    は、上記絶縁性セラミックスの主構成絶縁成分を30〜
    80質量%含有する請求項1乃至6のうちのいずれか1
    項に記載のガスセンサ素子。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちのいずれか1項に
    記載のガスセンサ素子を備えることを特徴とするガスセ
    ンサ。
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