JP2002357589A - ガスセンサ素子及びガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ素子及びガスセンサ

Info

Publication number
JP2002357589A
JP2002357589A JP2002097563A JP2002097563A JP2002357589A JP 2002357589 A JP2002357589 A JP 2002357589A JP 2002097563 A JP2002097563 A JP 2002097563A JP 2002097563 A JP2002097563 A JP 2002097563A JP 2002357589 A JP2002357589 A JP 2002357589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
sensor element
solid electrolyte
unfired
gas sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002097563A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Mabuchi
智裕 馬渕
Yoshiaki Kuroki
義昭 黒木
Shinya Awano
真也 粟野
Hiroyuki Hayashi
裕之 林
Kunio Yanagi
邦夫 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2002097563A priority Critical patent/JP2002357589A/ja
Priority to US10/270,292 priority patent/US6936148B2/en
Priority to DE10248033.8A priority patent/DE10248033B4/de
Publication of JP2002357589A publication Critical patent/JP2002357589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の全領域空燃比センサによると、新規
な構造であり、より自由に構造を設計できる全領域空燃
比センサ素子及びこのような全領域空燃比センサ素子を
備える全領域空燃比センサを提供する。 【解決手段】 アルミナを80質量%、ジルコニアを2
0質量%含有する絶縁性基部11上に、電極1411と
電極143と固体電解質体15とを備える酸素ポンプセ
ル、及び、電極1412と電極142と固体電解質体1
5とを備える酸素濃淡電池セルを並列に形成する。これ
らセルの固体電解質体15はジルコニアを60質量%、
アルミナ40質量%とすることで絶縁性基部11との熱
膨張差が抑制され、高い耐久性を有することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスセンサ素子及び
ガスセンサに関する。更に詳しくは、新規な構造のガス
センサ素子及びこれを備えるガスセンサに関する。本発
明のガスセンサ素子及びガスセンサは、自動車等の内燃
機関の排気ガス中のガス成分を検出するためのガスセン
サ素子及びガスセンサとして好適であり、特に全領域の
空燃比を検出することができる全領域空燃比センサ素子
及び全領域空燃比センサとして好適である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガスセンサ素子として、幅広
い空燃比領域において空燃比測定が可能な全領域空燃比
センサ素子が知られている。この全領域空燃比センサ素
子は、センサ素子とヒータ素子とを備える。センサ素子
は、酸素濃度検出セルと酸素ポンプセルとが被測定ガス
検出室を挟んで、長さ方向に対して垂直な方向に積層さ
れた形状を呈している。また、ヒータ素子は、センサ素
子を加熱するためのものであり、急激且つ落差の大きな
冷熱間サイクルに晒されるためにアルミナを主成分とす
る耐熱性板体に発熱抵抗体が挟まれた構造を呈する。
【0003】また、センサ素子の備える酸素ポンプセル
及び酸素濃度検出セルにはジルコニア系材料を用いる必
要があるため、センサ素子の大部分がこのジルコニア系
材料から構成されている。一方で、ヒータ素子は高い絶
縁性が要求されるためアルミナにより構成される。そし
て、これらセンサ素子及びヒータ素子は各々焼成後にセ
メントによって張り合わせるという手法が採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように焼
成後に張り合わせる方法を用いると、センサ素子とヒー
タ素子(以下、これらを合わせたものを「素子体」とい
う)とを合わせた素子体全体は大きくなり、素子体を暖
めて測定を開始できるまでに要する暖気時間が長くな
る。このため、内燃機関の始動後早期に空燃比制御を開
始し、排気ガスの浄化率を更に高めようとする上で障害
となっている。また、素子体自体の構造も複雑であるこ
とはコスト面においても不利である。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、暖気時間を短くでき、且つより簡便に製造すること
ができるガスセンサ素子及びこのようなガスセンサ素子
を備えるガスセンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガスセンサ素子
は、絶縁性セラミックス内に発熱抵抗体が埋設された絶
縁性基部と、該絶縁性基部上に直接的又は他部材を介し
て間接的に接合された酸素ポンプセル及び酸素濃度検出
セルと、被測定ガスを拡散律速させて導入できる被測定
ガス拡散室とを備える一体に焼成されたガスセンサ素子
であって、該酸素ポンプセル及び該酸素濃度検知セルは
各々固体電解質体と一対の電極とを有し、該酸素ポンプ
セルの一方の電極と該酸素濃度検知セルの一方の電極と
は上記被測定ガス拡散室内に配置されていることを特徴
とする。
【0007】また、上記絶縁性セラミックスはアルミナ
を70質量%以上含有するものとすることができる。更
に、上記絶縁性セラミックスはジルコニアを1〜20質
量%含有するものとすることができる。また、上記固体
電解質体は上記絶縁性セラミックスの主構成絶縁成分を
30〜80質量%含有するものとすることができる。本
発明のガスセンサは、本発明のガスセンサ素子を備える
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】本発明のガスセンサ素子によると、新規
で簡易な構造とすることができ、更に必要な構成部分を
自由に設計でき、特にセンサ素子全体を薄く設計するこ
とが可能である。また、一体に発熱抵抗体を備える場合
にも熱膨張差に起因するクラック等の発生が無く高い耐
久性が得られる。また、絶縁性セラミックスはアルミナ
を70質量%以上含有するものとすることにより、特に
十分に絶縁性及び耐熱性及び耐熱衝撃性等が発揮され
る。更に、絶縁性セラミックスがジルコニアを1〜20
質量%含有することにより、ジルコニアを主成分とする
固体電解質体として用いるガスセンサ素子では、絶縁性
セラミックスからなる部分と固体電解質体との間の熱膨
張差を緩和でき、ガスセンサ素子にクラックや割れ等が
生じることを効果的に防止できる。また、上記固体電解
質体が絶縁性セラミックスの主構成絶縁成分を30〜8
0質量%含有することにより、絶縁性セラミックスがジ
ルコニアを1〜20質量%含有する場合と同様に、絶縁
性セラミックスからなる部分と固体電解質体との間の熱
膨張差を緩和でき、ガスセンサ素子にクラックや割れ等
が生じることを効果的に防止できる。更に、本発明のガ
スセンサは、本発明のガスセンサ素子を備えることによ
り、小型で且つ高い耐久性を有するものとすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】上記「絶縁性セラミックス」は、
絶縁性基部の主要構成部材であり、酸素ポンプセル及び
酸素濃度検出セルが直接又は間接的に近傍に接合され
る。絶縁性セラミックスは酸素濃度検出セルに対して、
酸素ポンプセルから電流がリークし、酸素濃度の測定に
影響を与えないようにする役目を有する。
【0010】この絶縁性セラミックスとしては、アルミ
ナ、ムライト及びスピネル等を主成分とするセラミック
スを挙げることができる。これらを主成分とする場合に
は十分な絶縁性及び耐熱性及び耐熱衝撃性等が発揮され
るように、絶縁性セラミックス全体に対してアルミナを
70質量%以上含有することが好ましい。一方、その残
部は、絶縁性セラミックスに直接接して積層される部分
を構成する成分(例えば、ジルコニア)を1〜20質量
%含有することができる。これにより、双方の熱膨張率
差を緩和できる。
【0011】上記「絶縁性基部」は、主に絶縁性セラミ
ックスから構成され、内部に発熱抵抗体を備える。ま
た、後述する酸素ポンプセル及び酸素濃度検出セルを支
持する基体であり、両セル間を電気的に絶縁する役目を
有する。この絶縁性基部は、温度800℃においてヒー
タと、酸素ポンプセル又は酸素濃度検知セルとの間の電
気抵抗値が1MΩ(好ましくは10MΩ)以上となる程
度の絶縁性を有することが好ましい。この絶縁性基部
は、通常、未焼成の絶縁性セラミックスが層状に積層さ
れて形成された未焼成積層体が焼成されて得られ、各層
は異なる組成比の材料から形成されていてもよい。
【0012】上記「発熱抵抗体」は、通電により発熱で
きるものであれば特に限定されない。例えば、貴金属、
タングステン、モリブデン及びレニウム等を含有する粉
末、バインダ及び可塑剤等から調合されたペーストをス
クリーン印刷法等により、薄く塗布した後、乾燥させて
得られる未焼成体を焼成して得ることができる。
【0013】本発明のセンサ素子においては、絶縁性基
部内に発熱抵抗体を備え、更に、酸素ポンプセル及び酸
素濃度検出セルと一体に焼成されている。このため、各
セルを早期に活性温度まで加熱することができる。
【0014】上記「酸素ポンプセル」(以下、単に「I
pセル」という)は、被測定ガス拡散室内への酸素の出
し入れと、これに必要とする電流量を出力するセルであ
る。一方、上記「酸素濃度検出セル」(以下、単に「V
sセル」という)は、被測定ガス拡散室内の酸素濃度を
電圧差として出力し、酸素濃度を検出するセルである。
【0015】これらIpセル及びVsセルは、各々、固
体電解質体とこの固体電解質体の表面に形成された一対
の電極とを備える。これらの固体電解質体及び電極等は
結果的にIpセル及びVsセルとして機能していれば、
一体物であってもよい。即ち、IpセルとVsセルの備
える固体電解質体が1つの兼用された固体電解質体であ
ってもよい。また、電極についても同様である。しか
し、酸素ポンプセル及び酸素濃度検出セルを構成する固
体電解質体は別体であり、更には、個別に絶縁性基部に
離間して接合されていることが好ましい。これにより、
各セル間の絶縁を確実なものとすることができ、酸素ポ
ンプセルからの電流がリークし酸素濃度検出セルの測定
に対する影響を危惧する必要はなくなる。
【0016】このIpセル及びVsセルに用いられる固
体電解質体としては、ジルコニア系焼結体(イットリア
等の安定化剤を含有できる)、LaGaO系焼結体、
更には、これらの焼結体にハフニウムを含有するもの等
が挙げられる。中でも、酸素導電性に特に優れたイット
リアを安定化剤として含有するジルコニア系焼結体を用
いることが好ましい。また、固体電解質体は、全体の3
0〜80質量%(より好ましくは30〜50質量%)に
上記絶縁性セラミックスを構成する絶縁性成分を含有す
ることができる。
【0017】固体電解質体が、ジルコニア系焼結体であ
る場合には、このジルコニア系焼結体全体の20質量%
以上(より好ましくは50〜80質量%)のジルコニア
を含有することが好ましい。更に、固体電解質体がジル
コニア系焼結体であり、絶縁性セラミックスがアルミナ
を主成分とする場合は、固体電解質体は固体電解質体全
体の20質量%以上(より好ましくは50〜80質量
%)のジルコニアを含有し、絶縁性セラミックスは絶縁
性セラミックス全体の30質量%以下(より好ましくは
10〜30質量%)のジルコニアを含有することが好ま
しい。また、固体電解質体の残部には固体電解質体全体
の30〜80質量%(好ましくは30〜50質量%)の
アルミナが含有されることが好ましい。これにより本発
明のセンサ素子において一体に焼成される絶縁性基部と
Ipセル及びVsセルとの接合性が向上し、絶縁性基部
と両セル間の熱膨張差は大幅に緩和される。
【0018】但し、Ipセルに含有される絶縁性セラミ
ックスを構成する絶縁性成分は、Vsセルに含有される
その含有量と同じか又は少ない方が好ましい。Ipセル
用固体電解質体には、Vsセル用固体電解質体に比べて
より大きな電圧を流す場合があり、この場合に絶縁性セ
ラミックスの含有量が過度に多いと、過電圧が印加され
るので、Ipセル用固体電解質体が分解し、ブラックニ
ングと称される現象を生じることがあるためである。
【0019】また、Ipセル及びVsセルに用いられる
電極は特に限定されないが、その電気抵抗率が10−2
Ω・cm以下(Ω・cmとは試料の大きさにおいて1×
1×1cmあたりの抵抗値を示す)であることが好ま
しい。更に、耐熱性及び耐食性に優れ、また、固体電解
質体との密着性に優れることが好ましい。このような電
極を形成できる材料としては、白金族に含まれる金属等
を挙げることができ、更に、固体電解質体を構成する主
成分を20質量%以下含有することが好ましい。これに
より固体電解質体に対する高い密着性を得ることができ
る。
【0020】これらの両セルの電極は、上記の一対以外
にも備えることができる。例えば、固体電解質体の温度
に相関する抵抗値を測定するための電極対を備えること
で、別体又は一体に有するヒータにこの抵抗値によるデ
ータをフィードバックし、固体電解質層体の温度を正確
に制御することもできる。これにより、常に固体電解質
体の導電性を目的の状態に維持することができる。
【0021】上記「被測定ガス拡散室」は、センサ素子
外に存在する被測定ガスを導入でき、その内部で被測定
ガスが拡散できる程度に粗密な部位であれば特に限定さ
れない。従って、例えば、緻密なセラミックスにより区
切られた内部が空洞の空間であっても、また、緻密なセ
ラミックスにより区切られた空間内が連通孔を有する多
孔性セラミックにより充填された部位であってもよい。
また、複数の部屋に連通経路を介して区切られていても
よく、一連の所定の形状を有する経路であってよい。
【0022】更に、この被測定ガス拡散室に導入される
被測定ガスは、センサ素子外における流速に関係なく略
一定の速度で被測定ガス拡散室内に導入できる(このよ
うに導入することを以下、単に「律速」という)ことが
好ましい。このため、被測定ガスを導入する導入部は連
通孔を有する多孔性セラミックからなる拡散律速経路で
あることが好ましい。また、被測定ガス拡散室とは別に
必要あれば基準ガス室等を設けることができるが、この
基準ガス室が被測定ガス室に連設されていてもよい。
【0023】本発明のセンサ素子としては、例えば、図
1〜7に示すような構造とすることができる。図1及び
図2に示すセンサ素子は、絶縁性基部11上にIpセル
及びVsセルに共通な固体電解質体15を有し、この固
体電解質体15上に4つの電極を備える。これらの電極
のうちの1つは直接又は間接的(被毒防止等の目的の保
護層を設ける場合)に被測定雰囲気に晒される電極14
11であり、1つは拡散律速経路12により被測定雰囲
気(被測定ガスを含む)が侵入でき、絶縁性セラミック
スにより形成された被測定ガス拡散室13内に設けられ
た電極143である。電極1411はIpセルの正電極
であり、電極143はIpセルの負電極である。従っ
て、固体電解質体15と電極1411及び電極143に
よりIpセルを構成している。
【0024】また、4つの電極のうちの残る2つの電極
のうちの一方は測定室内にIpセルの負電極143と共
に配置された電極1412であり、他方は緻密なセラミ
ック部に囲まれて配置された電極142である。電極1
412はVsセルの負電極であり、電極142はVsセ
ルの正電極である。従って、固体電解質体15と電極1
412及び電極142によりVsセルを構成している。
Vsセルは電極1412から電極142に向かって酸素
をポンピングすることにより電極142と固体電解質体
との界面に一定圧の酸素を充填することによって基準酸
素を自己生成して酸素濃度を測定することができる。ま
た、絶縁性基部11内には発熱抵抗体144が埋設され
ており、この発熱抵抗体144に電圧を印加することで
Ipセル及びVsセルを加熱できる。
【0025】図3に示すセンサ素子は、図1に示すVs
セルは基準酸素を自己生成して酸素濃度を測定するのに
対して、大気から基準酸素を供給することで酸素濃度を
測定する(以下、単に「大気導入方式」という)。従っ
て、大気導入経路17を備える。その他は、図1におけ
ると同様である。
【0026】図4に示すセンサ素子は、図1に示す固体
電解質体15がIpセルとVsセルとで共通であるのに
対して、絶縁性基部の一部により2つの絶縁された固体
電解質体となっている。また、図1においては兼用電極
が用いられていないのに対して、図4ではIpセル用負
電極とVsセル用負電極とが兼用電極となっている。こ
れら以外は図4に示すセンサ素子は図1におけるセンサ
素子と同様である。
【0027】図5に示すセンサ素子は、絶縁性基部11
と各固体電解質層15との間に導電性補助電極147が
設けられていること以外は図4に示すセンサ素子と同様
である。この導電性補助電極147が設けられることに
よりIpセルにおける電極1411と電極143との間
の酸素の移動、また、Vsセルにおける電極1412と
電極142との間の酸素の移動を促進することができ
る。
【0028】図6に示すセンサ素子は、絶縁性基部上に
2つのセルを備える。図1〜図5における各セルは固体
電解質体に対して同一面側に一対の電極を備えるのに対
して、図6における各セルは固体電解質体15を挟んで
一対の電極を備える。この他は図4におけるセンサ素子
と同様である。また、図7に示すセンサ素子は、Vsセ
ルが大気導入方式であるために大気導入経路17を備え
る以外は図6に示すセンサ素子と同様である。
【0029】また、本発明のガスセンサ(以下、単に
「センサ」ともいう)は、上記本発明のガスセンサ素子
を備える。本発明のガスセンサ素子は、従来のセンサ素
子に比べて構造が簡易で、特により薄くすることができ
るためセンサ自体の小型化を図ることができる。また、
センサ素子は絶縁性基部中に発熱抵抗体を埋設すること
ができ、センサ素子全体を一体焼成物として得ることが
できるため熱伝導性に優れている。従って、このような
センサ素子を備えるセンサはエンジン始動直後の早期の
活性に優れた特性を有することとなる。即ち、小型で且
つ早期活性に優れた特性を有するセンサを得ることがで
きる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を図8〜23を用いて更に詳し
く説明する。尚、以下では解かり易さのために各部の符
号を焼成前後で同じにした。また、素子1個を製造する
かのように説明するが、実際の工程では長さ60mm、
幅4mmの未焼成の素子が10個切り出せる大きさの各
未焼成シートに10個分の印刷パターンを形成し、積層
後に未焼成センサ素子を切り出している。また、各未焼
成シートには周縁部に位置合わせ用の孔を形成し、この
孔の各々に固定用ピンと挿通することで各々の未焼成シ
ートの位置合わせを行っている。
【0031】[1]全領域空燃比センサ素子の製造 〈1〉3種類の未焼成セラミックシートの作製 (1) 第1未焼成セラミックシート アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及びジ
ブチルフタレートと、溶媒であるトルエン及びメチルエ
チルケトンとを混合し、スラリー状にした。その後、ド
クターブレード法により、厚さ0.4mmのシートに成
形した。次いで、このシートの一端側の所定位置には3
つのスルーホール1111を設け図8に示す平面形状の
第1未焼成セラミックシート111(焼成後、絶縁性基
部の一部となる)を得た。
【0032】(2) 第2未焼成セラミックシート 第1未焼成セラミックシートと同様にしてスラリーを
得、その後、ドクターブレード法により、厚さ0.2m
mのシートに成形した。次いで、開口部1121を設け
て、図9に示す平面形状の第2未焼成セラミックシート
112(焼成後、絶縁性基部の一部を構成する)を得
た。尚、開口部1121は縦1.2mm、幅1.8mm
である。
【0033】(3) 第3未焼成セラミックシート 第1未焼成セラミックシートと同様にしてスラリーを
得、その後、ドクターブレード法により第1未焼成セラ
ミックシートと同じ大きさのシートを得た。次いで、開
口部1131と2つのスルーホール1132を設けて、
図10に示す平面形状の第3未焼成セラミックシート1
13(焼成後、絶縁性基部の一部を構成する)を得た。
尚、開口部1131の大きさは第2未焼成セラミックシ
ート112の開口部1121と同じである。
【0034】〈2〉未焼成積層体形成工程 (1)拡散律速経路となる未焼成拡散律速経路の形成 アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合したペーストに、更
に、所定量のブチルカルビトール及びアセトンとを加え
て、4時間混合してアセトンを蒸発させて得られたペー
ストに、平均粒径5μmのカーボン粉末をアルミナとの
体積比で45体積%混合した多孔質部用ペーストを調製
した。この多孔質部用ペーストを第1未焼成セラミック
シート上に図11に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥
させて未焼成拡散律速経路12(焼成後、拡散律速経路
となる)を形成した。
【0035】(2)被測定ガス拡散室となる焼失部の形
成 カーボン粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合して焼失ペーストを調
製した。この焼失部用ペーストを第1未焼成セラミック
シート上に図12に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥
させて焼失部13(焼成により焼失し、被測定ガス拡散
室131、基準ガス室133及び基準ガス室に過充填さ
れた基準ガスの排出経路132となる)を形成した。
【0036】(3)Ipセル及びVsセル用未焼成電極
の形成 ジルコニア粉末(共沈法により得られた安定化剤として
を5.4mol%含有し、平均粒径0.3〜
0.4μm)15質量部と白金粉末100質量部とを配
合した導電層用ペーストを調製した。得られた導電層用
ペーストを焼失部及び未焼成第1セラミックシート上に
図13に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて未焼
成電極141及び142(焼成後、未焼成電極141は
Ipセルの負電極とVsセルの負電極との兼用電極とな
り、未焼成電極142はVsセルの正電極となる)を形
成した。
【0037】(4)未焼成固体電解質層下部の形成 質量比においてジルコニア粉末(純度99.9%以上)
70質量%とアルミナ粉末(純度99.99%以上)3
0質量%とを配合した混合粉末と分散剤とをアセトン中
で混合してスラリーを得た。一方でバインダとブチルカ
ルビトール、ジブチルフタレートとアセトンとを混合し
たバインダ溶液を用意し、このバインダ溶液を先のスラ
リーに加え、混練しながらアセトンを蒸散させ、固体電
解質体用ペーストを得た。得られた固体電解質体用ペー
ストを未焼成電極と接触するように図14に示す形状に
スクリーン印刷し、乾燥させて未焼成固体電解質体下部
151及び152(焼成後、未焼成固体電解質体下部1
51はIpセルの固体電解質体下部となり、未焼成固体
電解質体下部152はVsセルの固体電解質体下部とな
る)を形成した。
【0038】(5)未焼成第1絶縁層の形成 アルミナ粉末と、バインダであるブチラール樹脂及び可
塑剤であるジブチルフタレートと、溶媒であるトルエン
及びメチルエチルケトンとを混合したペーストに、更
に、所定量のブチルカルビトール及びアセトンとを加え
て、4時間混合してアセトンを蒸発させ、絶縁層用ペー
ストを調製した。得られた絶縁層用ペーストを未焼成固
体電解質体下部を除く未焼成第1セラミックシート上に
図15に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて開口
部1611、開口部1612及びスルーホール1613
を備える未焼成第1絶縁層161(焼成後、第1絶縁層
となる)を形成した。
【0039】(6)未焼成固体電解質体上部の形成 (4)で用いたと同様な固体電解質体用ペーストを未焼
成固体電解質体下部上に図16に示す形状にスクリーン
印刷し、乾燥させて未焼成固体電解質層上部153及び
154を形成した(焼成後、未焼成固体電解質層上部1
53はIpセルの固体電解質体上部となり、未焼成固体
電解質層上部154はVsセルの固体電解質体上部とな
る)。
【0040】(7)未焼成第2絶縁層の形成 (5)で用いたと同様な絶縁層用ペーストを未焼成固体
電解質体上部を除く未焼成第1絶縁層上に図17に示す
位置にこの図に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させ
てスルーホール1621を備える未焼成第2絶縁層16
2(焼成後、第2絶縁層となる)を形成した。
【0041】(8)Ipセル用未焼成電極の形成 (3)で用いたと同様な導電層用ペーストを未焼成固体
電解質体上部153に接するように未焼成第2絶縁層上
に図18に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて未
焼成電極143(焼成後、Ipセルの正電極となる)を
形成した。
【0042】(9)未焼成第2セラミックシートの積層 〈1〉の(2)で得られた未焼成第2セラミックシート
112を(8)で形成したIpセル用未焼成電極上に第
2ブタノールとブチルカルビトールとの混合液を用いて
積層し、圧着した。
【0043】(10)未焼成発熱抵抗体の形成 白金粉末94質量部とアルミナ粉末6質量部とを配合し
た混合粉末と、バインダであるブチラール樹脂と、溶媒
であるブチルカルビトールとを混合してスラリー状の未
焼成発熱抵抗体用ペーストを調製した。得られた未焼成
発熱抵抗体用ペーストを、積層された未焼成第2セラミ
ックシート上の図19に示す位置に、この図に示す形状
で印刷し、乾燥させて未焼成発熱抵抗体144(焼成
後、発熱抵抗体となる)を形成した。
【0044】(11)未焼成第3セラミックシートの積
層 〈1〉の(3)で得られた未焼成第3セラミックシート
113を(10)で形成した未焼成発熱抵抗体144上
に第2ブタノールとブチルカルビトールとの混合液を用
いて積層し、圧着した。
【0045】(12)未焼成外側導体層の形成 (3)で用いたと同様な導電層用ペーストを未焼成第3
セラミックシート上の図20に示す形状にスクリーン印
刷し、乾燥させて未焼成発熱抵抗体用外側導電層145
(焼成後、発熱抵抗体用外側導電層となる)を形成し
た。次いで、これまでに形成された未焼成積層体の表裏
を反転させて、未焼成第1セラミックシート11上の図
21に示す形状にスクリーン印刷し、乾燥させて未焼成
電極用外側導電層146(焼成後、電極用外側導電層と
なる)を形成した。尚、図22に図8〜図21に示す各
層の積層位置を示した。
【0046】〈3〉脱脂及び焼成 〈2〉までに得られた未焼成積層体を、大気雰囲気にお
いて、室温から420℃まで昇温速度10℃/時間で昇
温させ、420℃で2時間保持し、脱脂処理を行った。
その後、大気雰囲気において、1100℃まで昇温速度
100℃/時間で昇温させ、更に、1520℃まで昇温
速度60℃/時間で昇温させ、1520℃で1時間保持
し焼成し全領域空燃比センサ素子1を得た。
【0047】〈4〉全領域空燃比センサの製造 〈3〉までに得られた全領域空燃比センサ素子1を用い
て図23(紙面上をセンサ素子上方、紙面下をセンサ素
子下方とする)に示す全領域空燃比センサ2を製造し
た。この全領域空燃比センサ2において、センサ素子1
は主体金具211内に収められたセラミックホルダ2
2、タルク粉末23及びセラミックスリーブ24(セン
サ素子1とセラミックスリーブ24との間にはリードフ
レーム25を介し、センサ素子1の上端はセラミックス
リーブ24内位置する)に支持されて固定されている。
この主体金具211の下部には、センサ素子1の下部を
覆う複数の孔を有する2重構造の金属製のプロテクタ2
12が取設され、主体金具211の上部には外筒213
が取設されている。また、外筒213の上部には、セン
サ素子1を外部回路と接続するためのリード線26を分
岐挿通する貫通孔が設けられたセラミックセパレータ2
7及びグロメット28を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図2】図1に示す本発明のガスセンサ素子のA−Aに
おける模式的な断面図である。
【図3】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図4】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図5】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図6】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図7】本発明のガスセンサ素子の一例の模式的な断面
図である。
【図8】実施例で使用する第1未焼成セラミックシート
の平面図である。
【図9】実施例で使用する第2未焼成セラミックシート
の平面図である。
【図10】実施例で使用する第3未焼成セラミックシー
トの平面図である。
【図11】実施例で形成した未焼成拡散律速経路の平面
図である。
【図12】実施例で形成した焼失部の平面図である。
【図13】実施例で形成した未焼成電極の平面図であ
る。
【図14】実施例で形成した未焼成固体電解質体下部の
平面図である。
【図15】実施例で形成した未焼成第1絶縁層の平面図
である。
【図16】実施例で形成した未焼成固体電解質体上部の
平面図である。
【図17】実施例で形成した未焼成第2絶縁層の平面図
である。
【図18】実施例で形成した未焼成電極の平面図であ
る。
【図19】実施例で形成した未焼成発熱抵抗体の平面図
である。
【図20】実施例で形成した発熱抵抗体用未焼成外部導
体層の平面図である。
【図21】実施例で形成した電極用未焼成外部導体層の
平面図である。
【図22】図8〜図21の各層の積層位置を表す説明図
である。
【図23】本発明のガスセンサの一例である全領域空燃
比センサの断面図である。
【符号の説明】
111;未焼成第1セラミックシート(絶縁性基部)、
1111;スルーホール、112;未焼成第2セラミッ
クシート(絶縁性基部)、1121;開口部、113;
未焼成第3セラミックシート(絶縁性基部)、113
1;開口部、1132;スルーホール、12;未焼成拡
散律速経路(拡散律速経路)、131;焼失部(被測定
ガス拡散室)、132;焼失部(基準ガス排出経路)、
133;焼失部(基準ガス室)、141;未焼成電極
(Ipセル用負電極及びVsセル用負電極兼用電極)、
1411;Ipセル用負電極、1412;Vsセル用負
電極、142;未焼成電極(Vsセル用正電極)、14
3;未焼成電極(Ipセル用正電極)、144;未焼成
発熱抵抗体(発熱抵抗体)、145;発熱抵抗体用未焼
成外部導体層(発熱抵抗体用外部導体層)、146;電
極用未焼成外部導体層(電極用外部導体層)、147;
導通補助電極、15;固体電解質体、151;未焼成固
体電解質体下部(Ipセル用固体電解質体下部)、15
2;未焼成固体電解質体下部(Vsセル用固体電解質体
下部)、153;未焼成固体電解質体上部(Ipセル用
固体電解質体上部)、154;未焼成固体電解質体上部
(Vsセル用固体電解質体上部)、161;未焼成第1
絶縁層(第1絶縁層)、1611、1612;開口部、
1613;スルーホール、162;未焼成第2絶縁層
(第2絶縁層)、1621;スルーホール、17;基準
ガス導入経路、2;全領域空燃比センサ、1;全領域空
燃比センサ素子、211;主体金具、212;プロテク
タ、213;外筒、22;セラミックホルダ、23;タ
ルク粉末、24;セラミックスリーブ、25;リードフ
レーム、26;リード線、27;セラミックセパレー
タ、28;グロメット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟野 真也 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 林 裕之 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 柳 邦夫 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性セラミックス内に発熱抵抗体が埋
    設された絶縁性基部と、該絶縁性基部上に直接的又は他
    部材を介して間接的に接合された酸素ポンプセル及び酸
    素濃度検出セルと、被測定ガスを拡散律速させて導入で
    きる被測定ガス拡散室とを備える一体に焼成されたガス
    センサ素子であって、 該酸素ポンプセル及び該酸素濃度検知セルは各々固体電
    解質体と一対の電極とを有し、該酸素ポンプセルの一方
    の電極と該酸素濃度検知セルの一方の電極とは上記被測
    定ガス拡散室内に配置されていることを特徴とするガス
    センサ素子。
  2. 【請求項2】 上記絶縁性セラミックスはアルミナを7
    0質量%以上含有する請求項1記載のガスセンサ素子。
  3. 【請求項3】 上記絶縁性セラミックスはジルコニアを
    1〜20質量%含有する請求項1又は2に記載のガスセ
    ンサ素子。
  4. 【請求項4】 上記固体電解質体は上記絶縁性セラミッ
    クスの主構成絶縁成分を30〜80質量%含有する請求
    項1乃至3のうちのいずれか1項に記載のガスセンサ素
    子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちのいずれか1項に
    記載のガスセンサ素子を備えることを特徴とするガスセ
    ンサ。
JP2002097563A 2001-03-30 2002-03-29 ガスセンサ素子及びガスセンサ Pending JP2002357589A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002097563A JP2002357589A (ja) 2001-03-30 2002-03-29 ガスセンサ素子及びガスセンサ
US10/270,292 US6936148B2 (en) 2002-03-29 2002-10-15 Gas sensor element having at least two cells
DE10248033.8A DE10248033B4 (de) 2002-03-29 2002-10-15 Gassensorelement mit mindestens zwei Zellen

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102383 2001-03-30
JP2001-102383 2001-03-30
JP2002097563A JP2002357589A (ja) 2001-03-30 2002-03-29 ガスセンサ素子及びガスセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002357589A true JP2002357589A (ja) 2002-12-13

Family

ID=26612902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002097563A Pending JP2002357589A (ja) 2001-03-30 2002-03-29 ガスセンサ素子及びガスセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002357589A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008126159A1 (ja) * 2007-03-05 2008-10-23 Hitachi, Ltd. 酸素センサ及びその製造方法
WO2014118896A1 (ja) 2013-01-29 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2014118893A1 (ja) 2013-01-29 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN106537128A (zh) * 2014-06-09 2017-03-22 生物统计股份有限公司 用于测量分析物的低成本测试条和方法
US10473049B2 (en) 2013-01-29 2019-11-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system of internal combustion engine
US11255840B2 (en) 2016-07-19 2022-02-22 Biometry Inc. Methods of and systems for measuring analytes using batch calibratable test strips
US12117429B2 (en) 2014-06-09 2024-10-15 Biometry Inc. Mini point of care gas chromatographic test strip and method to measure analytes

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008126159A1 (ja) * 2007-03-05 2008-10-23 Hitachi, Ltd. 酸素センサ及びその製造方法
US10001076B2 (en) 2013-01-29 2018-06-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system of internal combustion engine
WO2014118893A1 (ja) 2013-01-29 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN104956058A (zh) * 2013-01-29 2015-09-30 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
US9745911B2 (en) 2013-01-29 2017-08-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system of internal combustion engine
WO2014118896A1 (ja) 2013-01-29 2014-08-07 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US10473049B2 (en) 2013-01-29 2019-11-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system of internal combustion engine
CN106537128A (zh) * 2014-06-09 2017-03-22 生物统计股份有限公司 用于测量分析物的低成本测试条和方法
US11435340B2 (en) 2014-06-09 2022-09-06 Biometry Inc. Low cost test strip and method to measure analyte
US11747324B2 (en) 2014-06-09 2023-09-05 Biometry Inc. Low cost test strip and method to measure analyte
US12117429B2 (en) 2014-06-09 2024-10-15 Biometry Inc. Mini point of care gas chromatographic test strip and method to measure analytes
US11255840B2 (en) 2016-07-19 2022-02-22 Biometry Inc. Methods of and systems for measuring analytes using batch calibratable test strips
US12038428B2 (en) 2016-07-19 2024-07-16 Biometry Inc. Methods of and systems for measuring analytes using batch calibratable test strips

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4050593B2 (ja) ガスセンサ素子及びこれを用いたガスセンサ
JP6059110B2 (ja) センサ素子およびセンサ
JP6533426B2 (ja) ガスセンサ素子及びガスセンサ
JP4035555B2 (ja) ガスセンサ素子及びこれを用いたガスセンサ
US6936148B2 (en) Gas sensor element having at least two cells
JP4093784B2 (ja) 積層型ガスセンサ素子及びその製造方法並びにガスセンサ
JP4050542B2 (ja) 積層型ガスセンサ素子及びその製造方法並びにガスセンサ
JP3874690B2 (ja) 積層型ガスセンサ素子及びその製造方法並びにガスセンサ
JP2002357589A (ja) ガスセンサ素子及びガスセンサ
JP3866135B2 (ja) 積層型ガスセンサ素子及びその製造方法並びにガスセンサ
JP3572241B2 (ja) 空燃比センサ素子
JP3874691B2 (ja) ガスセンサ素子及びガスセンサ
JP3860768B2 (ja) 酸素センサ素子
JP4262764B2 (ja) 積層型ガスセンサ素子
JP3679609B2 (ja) ガスセンサ及びその製造方法
JP4610127B2 (ja) 空燃比センサ素子
JP2001041922A (ja) ヒータ一体型酸素センサ素子
JP4007892B2 (ja) ガスセンサ素子及びこれを用いたガスセンサ
JP4689859B2 (ja) ヒータ一体型酸素センサ素子
JP2003107042A (ja) 酸素センサ
JP4698041B2 (ja) 空燃比センサ素子
JP2002228622A (ja) 酸素センサおよびその製造方法
JP4579636B2 (ja) ガスセンサの製造方法
JP4540222B2 (ja) 酸素センサおよびその製法
JP2002181768A (ja) ヒータ一体型酸素センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050314

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080115