JP2003014015A - 電動式パーキングブレーキ - Google Patents
電動式パーキングブレーキInfo
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- JP2003014015A JP2003014015A JP2001202896A JP2001202896A JP2003014015A JP 2003014015 A JP2003014015 A JP 2003014015A JP 2001202896 A JP2001202896 A JP 2001202896A JP 2001202896 A JP2001202896 A JP 2001202896A JP 2003014015 A JP2003014015 A JP 2003014015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブレーキ作動初期において応答性に優れ、駐車
ブレーキ力を保持するためのクランプ機構を簡素化した
電動式パーキングブレーキを提供する。 【解決手段】電動モータの駆動力を受けて摩擦部材Pを
被制動部材Dに押圧する力伝達変換機構Rを備えている
電動ブレーキ装置において、前記力伝達変換機構Rはボ
ールランプ機構を備え、同ボールランプ機構は、電動モ
ータの回転によって回転する作動軸10上に回転不能で
摺動自在に配置されブレーキピストンに作用的に当接す
るランプボディ8と、前記作動軸10上に螺合したナッ
ト11と、前記ランプボディ8と前記ナット11との間
に配置した回転体12とを有し、前記ランプボディ8と
前記ナット11との対向する少なくとも一方の面に回転
体保持用の傾斜溝15を備え、前記傾斜溝15は、作動
回転時に他方の部材に近づく第1の斜面18と、第1の
斜面18の頂部側において他方の部材から遠ざかる第2
の斜面19を有することを特徴とする電動式パーキング
ブレーキ。
ブレーキ力を保持するためのクランプ機構を簡素化した
電動式パーキングブレーキを提供する。 【解決手段】電動モータの駆動力を受けて摩擦部材Pを
被制動部材Dに押圧する力伝達変換機構Rを備えている
電動ブレーキ装置において、前記力伝達変換機構Rはボ
ールランプ機構を備え、同ボールランプ機構は、電動モ
ータの回転によって回転する作動軸10上に回転不能で
摺動自在に配置されブレーキピストンに作用的に当接す
るランプボディ8と、前記作動軸10上に螺合したナッ
ト11と、前記ランプボディ8と前記ナット11との間
に配置した回転体12とを有し、前記ランプボディ8と
前記ナット11との対向する少なくとも一方の面に回転
体保持用の傾斜溝15を備え、前記傾斜溝15は、作動
回転時に他方の部材に近づく第1の斜面18と、第1の
斜面18の頂部側において他方の部材から遠ざかる第2
の斜面19を有することを特徴とする電動式パーキング
ブレーキ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号によって
電動モータを作動し摩擦部材を被制動部材に押し付けて
駐車ブレーキ力を発生することができる電動式パーキン
グブレーキに関するものであり、特に、駐車ブレーキ力
を保持するためのクランプ機構を簡素化した電動式パー
キングブレーキに関するものである。
電動モータを作動し摩擦部材を被制動部材に押し付けて
駐車ブレーキ力を発生することができる電動式パーキン
グブレーキに関するものであり、特に、駐車ブレーキ力
を保持するためのクランプ機構を簡素化した電動式パー
キングブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、様々な電動式パーキングブレ
ーキが提案されている。こうした多くの電動式パーキン
グブレーキでは、電動モータの回転トルクをパッドクラ
ンプ力に変換する機構として、ねじ、ボールねじ、ロー
ラねじ、ボールランプ等からなるさまざまな形式の回転
−直線変換機構(以下、力伝達変換機構という)が採用
されている。しかし、こうした機構を採用する場合、駐
車時のブレーキ力を保持するためのクランプ力保持手段
が必要となってくる。
ーキが提案されている。こうした多くの電動式パーキン
グブレーキでは、電動モータの回転トルクをパッドクラ
ンプ力に変換する機構として、ねじ、ボールねじ、ロー
ラねじ、ボールランプ等からなるさまざまな形式の回転
−直線変換機構(以下、力伝達変換機構という)が採用
されている。しかし、こうした機構を採用する場合、駐
車時のブレーキ力を保持するためのクランプ力保持手段
が必要となってくる。
【0003】このような手段として特開平10−339
339号公報等に記載されているような電動式パーキン
グブレーキが提案されている。前記公報に記載されてい
る電動式パーキングブレーキは、駐車ブレーキがリング
と、電動機軸と相対的に回転しない固着部材とを備え、
リングが電動機の電動機軸に対して軸方向に摺動可能に
設けられ、リングが第1の軸方向位置で両回転方向への
電動機軸の回転を妨害しないで許容し、リングが第2の
軸方向位置で電動機軸に係合してこの電動機軸と一緒に
回転し、リングの第2の軸方向位置で電動機軸が一方の
回転方向に回転することにより、リングが電動機軸と相
対的に回転しない固着部材に係合し、他の回転方向に電
動機軸が回転することにより、電動機軸とリングの間の
係合と、相対回転しない固着部材とリングの間の係合が
解除されることを特徴としている。
339号公報等に記載されているような電動式パーキン
グブレーキが提案されている。前記公報に記載されてい
る電動式パーキングブレーキは、駐車ブレーキがリング
と、電動機軸と相対的に回転しない固着部材とを備え、
リングが電動機の電動機軸に対して軸方向に摺動可能に
設けられ、リングが第1の軸方向位置で両回転方向への
電動機軸の回転を妨害しないで許容し、リングが第2の
軸方向位置で電動機軸に係合してこの電動機軸と一緒に
回転し、リングの第2の軸方向位置で電動機軸が一方の
回転方向に回転することにより、リングが電動機軸と相
対的に回転しない固着部材に係合し、他の回転方向に電
動機軸が回転することにより、電動機軸とリングの間の
係合と、相対回転しない固着部材とリングの間の係合が
解除されることを特徴としている。
【0004】しかしながらこの公報に記載されているよ
うな力伝達変換機構を採用した場合、駐車時のクランプ
力を保持する新たなクランプ力保持手段が必要となり、
このため、構造が複雑になる上にコストの上昇を招く等
の問題が発生してくる。
うな力伝達変換機構を採用した場合、駐車時のクランプ
力を保持する新たなクランプ力保持手段が必要となり、
このため、構造が複雑になる上にコストの上昇を招く等
の問題が発生してくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、力
伝達変換機構として、クランプ力保持手段を兼ねた改善
されたボールランプ機構を備え、新たな部品を追加する
ことなく、駐車時のクランプ力を確実に保持することが
できる電動式パーキングブレーキを提供し、上記問題点
を解決することを目的とする。本発明は、力伝達変換機
構を構成するボールランプ機構内に、クランプ力保持手
段を組み込むことにより、具体的にはボールランプ機構
内の回転体を保持する溝の形状を工夫することにより、
極めて簡単な機構によって、確実に駐車時のクランプ力
保持を実現することができる。
伝達変換機構として、クランプ力保持手段を兼ねた改善
されたボールランプ機構を備え、新たな部品を追加する
ことなく、駐車時のクランプ力を確実に保持することが
できる電動式パーキングブレーキを提供し、上記問題点
を解決することを目的とする。本発明は、力伝達変換機
構を構成するボールランプ機構内に、クランプ力保持手
段を組み込むことにより、具体的にはボールランプ機構
内の回転体を保持する溝の形状を工夫することにより、
極めて簡単な機構によって、確実に駐車時のクランプ力
保持を実現することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、電動モータの駆動力を受けて摩擦
部材Pを被制動部材Dに押圧する力伝達変換機構Rを備
えている電動ブレーキ装置において、前記力伝達変換機
構Rはボールランプ機構を備え、同ボールランプ機構
は、電動モータの回転によって回転する作動軸10上に
回転不能で摺動自在に配置されブレーキピストンに作用
的に当接するランプボディ8と、前記作動軸10上に螺
合したナット11と、前記ランプボディ8と前記ナット
11との間に配置した回転体12とを有し、前記ランプ
ボディ8と前記ナット11との対向する少なくとも一方
の面に回転体保持用の傾斜溝15を備え、前記傾斜溝1
5は、作動回転時に他方の部材に近づく第1の斜面18
と、第1の斜面18の頂部側において他方の部材から遠
ざかる第2の斜面19を有することを特徴とする電動式
パーキングブレーキである。また、前記第2の斜面19
側の底部は第1の斜面18の底部よりも浅く(L2<L
1)ことを特徴とする電動式パーキングブレーキであ
る。また、前記ボールランプ機構において、第1の斜面
18と第2の斜面19とからなる傾斜溝15は連続した
凹部として形成されていることを特徴とする電動式パー
キングブレーキである。
した技術解決手段は、電動モータの駆動力を受けて摩擦
部材Pを被制動部材Dに押圧する力伝達変換機構Rを備
えている電動ブレーキ装置において、前記力伝達変換機
構Rはボールランプ機構を備え、同ボールランプ機構
は、電動モータの回転によって回転する作動軸10上に
回転不能で摺動自在に配置されブレーキピストンに作用
的に当接するランプボディ8と、前記作動軸10上に螺
合したナット11と、前記ランプボディ8と前記ナット
11との間に配置した回転体12とを有し、前記ランプ
ボディ8と前記ナット11との対向する少なくとも一方
の面に回転体保持用の傾斜溝15を備え、前記傾斜溝1
5は、作動回転時に他方の部材に近づく第1の斜面18
と、第1の斜面18の頂部側において他方の部材から遠
ざかる第2の斜面19を有することを特徴とする電動式
パーキングブレーキである。また、前記第2の斜面19
側の底部は第1の斜面18の底部よりも浅く(L2<L
1)ことを特徴とする電動式パーキングブレーキであ
る。また、前記ボールランプ機構において、第1の斜面
18と第2の斜面19とからなる傾斜溝15は連続した
凹部として形成されていることを特徴とする電動式パー
キングブレーキである。
【0007】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明すると、図1は本実施形態に係わる液圧式ブレ
ーキ装置に組み込んだ電動式パーキングブレーキの断面
図である。
態を説明すると、図1は本実施形態に係わる液圧式ブレ
ーキ装置に組み込んだ電動式パーキングブレーキの断面
図である。
【0008】図1において、液圧式ブレーキ装置は公知
のようにキャリパ1を備えておりキャリパ1とブレーキ
ピストン3のそれぞれには摩擦部材としてのブレーキパ
ッドPが設けられ、これらブレーキパッドPが相互の方
向に移動することによって被制動部材としてのブレーキ
ロータDを挟持し、ブレーキ力を働かせることができる
構成となっている。キャリパ1内に形成したシリンダ2
内にはブレーキピストン3が摺動自在に配置されてお
り、ブレーキピストン3とシリンダ2の間にはダストシ
ール4および液圧シール5が配置されており、液圧シー
ル5は液圧ブレーキ開放時にブレーキピストン3を初期
状態へ復帰させるための復帰用スプリングを兼ねてい
る。ブレーキピストン3には中心部に液圧室6が形成さ
れており、この液圧室6はキャリパ1に形成した孔7を
介して図示せぬマスタシリンダに接続されている。上記
ブレーキ装置の基本構成は従来のブレーキ装置と同様で
あり、ブレーキパッドPの突起24とブレーキピストン
3の凹部3cとが嵌め合わされて、ブレーキピストン3
に対し回転規制されている。
のようにキャリパ1を備えておりキャリパ1とブレーキ
ピストン3のそれぞれには摩擦部材としてのブレーキパ
ッドPが設けられ、これらブレーキパッドPが相互の方
向に移動することによって被制動部材としてのブレーキ
ロータDを挟持し、ブレーキ力を働かせることができる
構成となっている。キャリパ1内に形成したシリンダ2
内にはブレーキピストン3が摺動自在に配置されてお
り、ブレーキピストン3とシリンダ2の間にはダストシ
ール4および液圧シール5が配置されており、液圧シー
ル5は液圧ブレーキ開放時にブレーキピストン3を初期
状態へ復帰させるための復帰用スプリングを兼ねてい
る。ブレーキピストン3には中心部に液圧室6が形成さ
れており、この液圧室6はキャリパ1に形成した孔7を
介して図示せぬマスタシリンダに接続されている。上記
ブレーキ装置の基本構成は従来のブレーキ装置と同様で
あり、ブレーキパッドPの突起24とブレーキピストン
3の凹部3cとが嵌め合わされて、ブレーキピストン3
に対し回転規制されている。
【0009】またブレーキピストン3の液圧室内6には
力伝達変換機構Rを構成するランプボディ8が配置さ
れ、このランプボティ8は周囲にキー構造による凸部8
aを有しており、この凸部8aがブレーキピストン3の
内面軸方向に形成した凹部3aと嵌合することによりラ
ンプボディ8は非回転でかつブレーキピストン3内で軸
方向へ摺動自在な構成となっている。なお、ランプボデ
ィ8とブレーキピストン3との非回転、摺動自在な組み
付け構造は同様な機能を達成できるランプボディ削り出
し等の他の構造を採用することができる。
力伝達変換機構Rを構成するランプボディ8が配置さ
れ、このランプボティ8は周囲にキー構造による凸部8
aを有しており、この凸部8aがブレーキピストン3の
内面軸方向に形成した凹部3aと嵌合することによりラ
ンプボディ8は非回転でかつブレーキピストン3内で軸
方向へ摺動自在な構成となっている。なお、ランプボデ
ィ8とブレーキピストン3との非回転、摺動自在な組み
付け構造は同様な機能を達成できるランプボディ削り出
し等の他の構造を採用することができる。
【0010】前記ランプボディ8の中心には作動軸10
が回転自在、摺動不能に保持されており、さらにランプ
ボディ8内には作動軸10に螺合しているナット11が
配置され、ランプボディ8とナット11との間にはボー
ルランプ機構(後述する)を形成する回転体(ボール)
12が配置されている。これらランプボディ8とナット
11とボール12とによって力伝達変換機構Rを構成し
ている。ボールランプ機構内のナット11はコイルスプ
リング13により常時図中左方に付勢されてランプボデ
ィ8とともに回転体12を挟持している。なお、コイル
スプリング13はその両端がランプボディ8とナット1
1とに挿入されて、それらが近づく方向の捩り力を有す
る。
が回転自在、摺動不能に保持されており、さらにランプ
ボディ8内には作動軸10に螺合しているナット11が
配置され、ランプボディ8とナット11との間にはボー
ルランプ機構(後述する)を形成する回転体(ボール)
12が配置されている。これらランプボディ8とナット
11とボール12とによって力伝達変換機構Rを構成し
ている。ボールランプ機構内のナット11はコイルスプ
リング13により常時図中左方に付勢されてランプボデ
ィ8とともに回転体12を挟持している。なお、コイル
スプリング13はその両端がランプボディ8とナット1
1とに挿入されて、それらが近づく方向の捩り力を有す
る。
【0011】作動軸10はキャリパ1に対してベアリン
グ21で軸支されており、さらにキャリパ1外側に突出
した部分には減速機構22を介して電動モータ23の出
力軸(不図示)が連結されている。力伝達変換機構を構
成するランプボディ8とナット11の対向する少なくと
も一方の面には図2に示すような傾斜溝15が形成さ
れ、この傾斜溝内に回転体としてのボール12が保持さ
れている。傾斜溝15は連続した凹部として形成され、
ランプボディとナットとが対向する少なくとも一方の面
に形成してあり、この傾斜溝15は、急斜面16と緩斜
面17とによって他方の部材に近づくように形成された
第1の斜面18と、第1の斜面18の頂部側において他
方の部材から遠ざかるように形成された第2の斜面19
を有し、かつ第2の斜面側の底部は第1の斜面の底部よ
りも浅くなるよう(L1>L2)形成されている。
グ21で軸支されており、さらにキャリパ1外側に突出
した部分には減速機構22を介して電動モータ23の出
力軸(不図示)が連結されている。力伝達変換機構を構
成するランプボディ8とナット11の対向する少なくと
も一方の面には図2に示すような傾斜溝15が形成さ
れ、この傾斜溝内に回転体としてのボール12が保持さ
れている。傾斜溝15は連続した凹部として形成され、
ランプボディとナットとが対向する少なくとも一方の面
に形成してあり、この傾斜溝15は、急斜面16と緩斜
面17とによって他方の部材に近づくように形成された
第1の斜面18と、第1の斜面18の頂部側において他
方の部材から遠ざかるように形成された第2の斜面19
を有し、かつ第2の斜面側の底部は第1の斜面の底部よ
りも浅くなるよう(L1>L2)形成されている。
【0012】そして急斜面16と緩斜面17との接続点
は所定の力が作用した時にボール12が乗り越えること
ができる段部として、また、緩斜面17と第2の斜面1
9との接続点も同様に所定の力が作用した時にボール1
2が乗り越えることができる段部としての機能を備えて
いる。また傾斜溝15は図3に示すように少なくともラ
ンプボディ8とナット11の対向する面の一方に形成さ
れている。なお傾斜溝15溝の数は図3では3個となっ
ているが、必要に応じて増減することが可能である。そ
して対向する傾斜溝の間にボール12が保持され、図4
に示す初期状態をとっている。
は所定の力が作用した時にボール12が乗り越えること
ができる段部として、また、緩斜面17と第2の斜面1
9との接続点も同様に所定の力が作用した時にボール1
2が乗り越えることができる段部としての機能を備えて
いる。また傾斜溝15は図3に示すように少なくともラ
ンプボディ8とナット11の対向する面の一方に形成さ
れている。なお傾斜溝15溝の数は図3では3個となっ
ているが、必要に応じて増減することが可能である。そ
して対向する傾斜溝の間にボール12が保持され、図4
に示す初期状態をとっている。
【0013】以上の構成からなる電動式パーキングブレ
ーキの作動を図1、図4、図5に基づいて説明する。 液圧ブレーキ(サービスブレーキ)作動時 液圧ブレーキ作動時において、ブレーキペダルの踏み込
み作動によって図示せぬマスタシリンダで発生した液圧
はキャリパ1の孔7を介してブレーキピストン3内に形
成した液圧室6内に流入し、その液圧によってブレーキ
ピストン3がシール部材5を撓めながら図中左方に移動
し摩擦部材(ブレーキパッド)Pを被制動部材(ブレー
キロータ)Dに押しつけてブレーキを働かせる。また、
ブレーキ開放時にはブレーキピストン3はシール部材5
の弾性力により初期状態に復帰する。
ーキの作動を図1、図4、図5に基づいて説明する。 液圧ブレーキ(サービスブレーキ)作動時 液圧ブレーキ作動時において、ブレーキペダルの踏み込
み作動によって図示せぬマスタシリンダで発生した液圧
はキャリパ1の孔7を介してブレーキピストン3内に形
成した液圧室6内に流入し、その液圧によってブレーキ
ピストン3がシール部材5を撓めながら図中左方に移動
し摩擦部材(ブレーキパッド)Pを被制動部材(ブレー
キロータ)Dに押しつけてブレーキを働かせる。また、
ブレーキ開放時にはブレーキピストン3はシール部材5
の弾性力により初期状態に復帰する。
【0014】パーキングブレーキ作動時
パーキングブレーキ作動のために、パーキングスイッチ
を作動すると電動モータ23が減速機構22を介して作
動軸10を回転する。このブレーキ作動初期において
は、ブレーキパッドPとブレーキロータDとの間のブレ
ーキクリアランスが埋められておらず、ランプボディ8
とナット11との間の押圧力は小さいため、作動軸10
の回転に伴ってこれと嵌め合うナット11の移動により
ボールランプ機構が不作動状態でランプボディ8とナッ
ト11が一体となって作動軸10上を図中左方に移動す
る。この移動によりランプボディ8がブレーキピストン
3の内面に形成したストッパ3bに当接し、ブレーキピ
ストン3が図中左方に移動しブレーキパッドを移動して
同パッドPをブレーキロータDに押しつける。また、そ
の時の反力によってキャリパ1が図中右方に移動して他
側のブレーキパッドPもブレーキロータDに押圧され両
ブレーキパッドP、Pによりブレーキが働らく。
を作動すると電動モータ23が減速機構22を介して作
動軸10を回転する。このブレーキ作動初期において
は、ブレーキパッドPとブレーキロータDとの間のブレ
ーキクリアランスが埋められておらず、ランプボディ8
とナット11との間の押圧力は小さいため、作動軸10
の回転に伴ってこれと嵌め合うナット11の移動により
ボールランプ機構が不作動状態でランプボディ8とナッ
ト11が一体となって作動軸10上を図中左方に移動す
る。この移動によりランプボディ8がブレーキピストン
3の内面に形成したストッパ3bに当接し、ブレーキピ
ストン3が図中左方に移動しブレーキパッドを移動して
同パッドPをブレーキロータDに押しつける。また、そ
の時の反力によってキャリパ1が図中右方に移動して他
側のブレーキパッドPもブレーキロータDに押圧され両
ブレーキパッドP、Pによりブレーキが働らく。
【0015】ブレーキ押圧力が更に高くなると、即ち、
ランプボディ8から力伝達変換機構力伝達R(ボールラ
ンプ機構)のナット11に対する押圧力が大きくなる
と、ナット11が作動軸10と一体に回転をはじめ、そ
のナット11の回転でボール12が傾斜溝15内を転動
し、図4の状態から図5の状態に移行してボールランプ
機構が働き、非回転状態となっているランプボディ8を
図中左方に移動してさらに高い制動圧力を得ることがで
きるようになっている。ブレーキ作動状態にあって回転
体12が第1の斜面18の頂部を越えた位置に有る場
合、電動モータが停止するとランプ機構内の回転体12
がランプボディ、ナット部材に形成した第2の斜面19
内に落ち込み、この状態でブレーキ力がクランプ保持さ
れる。
ランプボディ8から力伝達変換機構力伝達R(ボールラ
ンプ機構)のナット11に対する押圧力が大きくなる
と、ナット11が作動軸10と一体に回転をはじめ、そ
のナット11の回転でボール12が傾斜溝15内を転動
し、図4の状態から図5の状態に移行してボールランプ
機構が働き、非回転状態となっているランプボディ8を
図中左方に移動してさらに高い制動圧力を得ることがで
きるようになっている。ブレーキ作動状態にあって回転
体12が第1の斜面18の頂部を越えた位置に有る場
合、電動モータが停止するとランプ機構内の回転体12
がランプボディ、ナット部材に形成した第2の斜面19
内に落ち込み、この状態でブレーキ力がクランプ保持さ
れる。
【0016】ブレーキペダルを開放すると、電動モータ
34が逆転する。ブレーキ開放時はボール12の転がり
抵抗の方が作動軸10とナット11の間の摩擦抵抗より
も小さいために、はじめにボールランプ機構が図4に示
す初期状態に戻ってブレーキ力を低下させ、その後、ナ
ット11が作動軸10上を非回転状態で図中右方に移動
し、その移動によってランプボディ8も一体となって図
中右方に移動してブレーキを開放する。
34が逆転する。ブレーキ開放時はボール12の転がり
抵抗の方が作動軸10とナット11の間の摩擦抵抗より
も小さいために、はじめにボールランプ機構が図4に示
す初期状態に戻ってブレーキ力を低下させ、その後、ナ
ット11が作動軸10上を非回転状態で図中右方に移動
し、その移動によってランプボディ8も一体となって図
中右方に移動してブレーキを開放する。
【0017】本発明は以上のように制動初期において
は、ナットを作動軸に螺合したネジ機構により、その
後、所定のブレーキ力が発生した以後においては力伝達
変換機構(ボールランプ機構)Rによりブレーキ押圧力
が高められる。電動モータの単位回転量当たりの、ブレ
ーキパッドの移動量は、ネジ機構に対するものよりもボ
ールランプ機構の方が小さく設定されている。そのた
め、制動初期においては、ブレーキパッドとブレーキロ
ータ間のブレーキクリアランスは速やかに埋められ、所
定のブレーキ力が発生した以後においては、機械効率の
良いボールランプ機構により大きな押圧力でブレーキパ
ッドを押圧できる。この結果、電動モータの小型化にも
役立つ。さらに、ボールランプ機構内の回転体がランプ
ボディ、ナット部材に形成した第2の斜面19内に落ち
込むことで駐車ブレーキ状態を確実にクランプ保持する
ことができる。
は、ナットを作動軸に螺合したネジ機構により、その
後、所定のブレーキ力が発生した以後においては力伝達
変換機構(ボールランプ機構)Rによりブレーキ押圧力
が高められる。電動モータの単位回転量当たりの、ブレ
ーキパッドの移動量は、ネジ機構に対するものよりもボ
ールランプ機構の方が小さく設定されている。そのた
め、制動初期においては、ブレーキパッドとブレーキロ
ータ間のブレーキクリアランスは速やかに埋められ、所
定のブレーキ力が発生した以後においては、機械効率の
良いボールランプ機構により大きな押圧力でブレーキパ
ッドを押圧できる。この結果、電動モータの小型化にも
役立つ。さらに、ボールランプ機構内の回転体がランプ
ボディ、ナット部材に形成した第2の斜面19内に落ち
込むことで駐車ブレーキ状態を確実にクランプ保持する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
ボールランプ機構からなる力伝達変換機構を採用したた
め、ネジ機構よりも力伝達効率が良く、さらに、力伝達
変換機構として改善されたボールランプ機構を採用する
ことにより、新たな部品を追加することなく、駐車時の
ブレーキ力を確実にクランプ保持することができる。ま
た構造も簡単となり装置の小型化に寄与する等の優れた
効果を奏することができる。
ボールランプ機構からなる力伝達変換機構を採用したた
め、ネジ機構よりも力伝達効率が良く、さらに、力伝達
変換機構として改善されたボールランプ機構を採用する
ことにより、新たな部品を追加することなく、駐車時の
ブレーキ力を確実にクランプ保持することができる。ま
た構造も簡単となり装置の小型化に寄与する等の優れた
効果を奏することができる。
【図1】本発明の実施形態に係わる電動式パーキングブ
レーキの断面図である。
レーキの断面図である。
【図2】ボールランプ機構内の傾斜溝の断面図である。
【図3】ランプボディとナットに形成する傾斜溝の正面
図である。
図である。
【図4】ボールランプ機構の初期状態を示す図である。
【図5】ボールランプ機構の作動状態を示す図である。
1 キャリパ
2 シリンダ
3 ブレーキピストン
4 ダストシール
5 液圧シール
6 液圧室
7 孔
8 ランプボディ
10 作動軸
11 ナット
12 回転体(ボール)
13 コイルスプリング
15 傾斜溝
16 急斜面
17 緩斜面
18 第1の斜面
19 第2の斜面
21 ベアリング
22 減速機構
23 電動モータ
P 摩擦部材
D ブレーキロータ
R 力伝達変換機構
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月31日(2001.7.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (3)
- 【請求項1】電動モータの駆動力を受けて摩擦部材Pを
被制動部材Dに押圧する力伝達変換機構Rを備える電動
ブレーキ装置において、 前記力伝達変換機構Rはボールランプ機構を備え、同ボ
ールランプ機構は、電動モータの回転によって回転する
作動軸10上に回転不能で摺動自在に配置され、かつブ
レーキピストンに作用的に当接するランプボディ8と、
前記作動軸10上に螺合したナット11と、前記ランプ
ボディ8と前記ナット11との間に配置した回転体12
とを有し、前記ランプボディ8と前記ナット11との対
向する少なくとも一方の面に回転体保持用の傾斜溝15
を備え、前記傾斜溝15は、作動回転時に他方の部材に
近づく第1の斜面18と、第1の斜面18の頂部側にお
いて他方の部材から遠ざかる第2の斜面19を有するこ
とを特徴とする電動式パーキングブレーキ。 - 【請求項2】前記第2の斜面19側の底部は第1の斜面
18の底部よりも浅く(L2<L1)ことを特徴とする
請求項1に記載の電動式パーキングブレーキ。 - 【請求項3】前記ボールランプ機構において、第1の斜
面18と第2の斜面19とからなる傾斜溝15は連続し
た凹部として形成されていることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の電動式パーキングブレーキ。
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ID=19039615
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080527 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090714 |