JP2003013362A - ポリウレタン系弾性繊維およびその製造方法 - Google Patents
ポリウレタン系弾性繊維およびその製造方法Info
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Abstract
条の解舒を安定して行うことができ、得られる編物、織
物等の品質を優れたものにすることができるポリウレタ
ン系弾性繊維を得ること。 【解決手段】金属石けんを含有し、かつ、不純物が50
ppm以下である処理剤が付与されてなることを特徴と
するポリウレタン系弾性繊維。
Description
性繊維およびその製造方法に関する。
合、パッケージから糸条の解舒を安定して行うことがで
き、得られる編物、織物等の品質を優れたものにするこ
とができるポリウレタン系弾性繊維およびその製造方法
に関する。
と伸長回復力を有し、その優れた弾性特性により伸縮性
やフィット性が要求される水着等の用途に使用される。
の伸びが大きいため、後加工工程でガイド類との摩擦抵
抗によって繊維が伸びやすく、得られる編物、織物等に
引きつれ等の斑が発生する。
大きいため、パッケージ中における糸条同士の膠着が生
じやすく、パッケージからの糸条の解舒が困難となる。
を低下するために各種の処理剤や添加剤が使用されてい
る。
号公報、特開平2−127570号公報、特開平8−7
4179号公報には、ステアリン酸マグネシウムを含有
するポリジメチルシロキサンが開示されているが、パッ
ケージからの糸条の解舒性を十分に改良しているとは言
い難かった。
を含有する処理剤は、糸条がガイド類と高速で擦過され
ることにより、スカムがガイド類に脱落、蓄積し、糸切
れ等のトラブルが発生するという問題があった。
工工程で使用した際、安定操業することができ、かつ得
られる編物、織物等の製品の品質を優れたものとするこ
とができるポリウレタン系弾性繊維を提供することにあ
る。
弾性繊維は、前記課題を解決するため、以下の手段を採
用する。
純物が50ppm以下である処理剤が付与されてなるこ
とを特徴とするポリウレタン系弾性繊維である。
製造方法は、前記課題を解決するため、以下の手段を採
用する。
純物を実質的に含有しない処理剤を付与することを特徴
とするポリウレタン系弾性繊維の製造方法である。
は、金属石けんを含有する処理剤が付与されてなるもの
である。
有しないと、巻き取られた糸条をパッケージから解舒す
ることが困難となる問題がある。
パルミチン酸、ミリスチン酸、アイコサン酸、ドコサン
酸、ラウリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸、オクタン酸、トール油脂肪酸等の脂
肪酸、アビエチン酸、ネオアビエチン酸、d−ピマル
酸、イソ−d−ピマル酸、ポドカルプ酸、アガテンジカ
ルボン酸、安息香酸、ケイ皮酸、p−オキシケイ皮酸、
ジテルペン酸等の樹脂酸またはナフテン酸等のアルカリ
塩以外の金属塩またはこれらの混合塩が好ましい。
ム、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、銀、バリウム、
ベリリウム、カドミウム、コバルト、クロム、銅、鉄、
水銀、マンガン、ニッケル、鉛、スズ、チタン等が好ま
しい。
属塩が好ましく、特にステアリン酸マグネシウム、ステ
アリン酸カルシウム等が好ましい。
の他に、平滑剤、帯電防止剤、分散剤等を含有すること
も好ましい。
炭化水素、ヤシ油、牛脂、パーム油、ひまし油、ナタネ
油等の天然油脂類、ラウリルオレート、ネオペンチルジ
ラウレート、オレイルオレート、ジオレイルアジペー
ト、2−エチルヘキシルステアレート、イソプロピルミ
リステート、イソプロピルパルミテート、ノルマルブチ
ルステアレート、イソラウリルオレート、ネオペンチル
グリコールジオレエート、トリメチロールプロパントリ
2−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトールテト
ラペラルゴネート等の脂肪族エステル類、シロキサン単
位として、1)ジメチルシロキサン単位から成るポリジ
メチルシロキサン、2)ジメチルシロキサン単位と炭素
数2〜4のアルキル基を含むジアルキルシロキサン単位
とから成るポリジアルキルシロキサン類、3)ジメチル
シロキサン単位とメチルフェニルシロキサン単位とから
成るポリシロキサン類等のシリコーンオイル等が好まし
く使用される。
イド類との走行摩擦を低減する観点から、25℃におけ
る粘度が5×10-6〜50×10-6m2 /Sであるのが
好ましい。かかる粘度は、JIS−K2283(原油及
び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法)に
記載された方法で測定され得る。
ト、脂肪酸石けん、アルキルスルフォネート、アルキル
燐酸エステル等のアニオン界面活性剤等が好ましく使用
される。
エーテル変性シリコーン、カルビノール変性シリコー
ン、カルボキシル変性シリコーン、アミノ変性シリコー
ン、アミド変性シリコーン、カルボキシアミド変性シリ
コーン、メルカプト変性シリコーン、有機カルボン酸等
が単独または混合物として好ましく使用される。
に応じて、つなぎ剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、濡れ性向上剤等の通常合成繊維処理剤に使用される
成分を含有させることも好ましく行われる。これらの金
属石けん、平滑剤、帯電防止剤等の含有量は、目的に応
じて適宜決定されるのが好ましい。
有量が50ppm以下である。
にスカムが脱落、蓄積する問題がある。
帯電防止剤、分散剤等の処理剤に所定の効果を発揮させ
るために含有させる成分以外のものをいう。
の製造工程において副成したり、合成繊維用処理剤の製
造工程中に混入すると考えられる。
物、水酸化物とを反応させる直接法または脂肪酸と水酸
化ナトリウムをけん化反応させ、金属塩水溶液で複分解
させる複分解法等で製造される。
粉末のものを製造することができるため、複分解法が採
用されることが一般的であるが、複分解法では多量に副
生する塩化ナトリウムや原料として使用する水酸化ナト
リウムに不純物として窒素、リン、硫黄、塩素を含む化
合物が混入する場合がある。例えば、カリウムイオン、
カルシウムイオン、硫酸イオン、リン酸イオン、硝酸イ
オン等で構成される無機塩が混入する場合があり、これ
らの不純物、特に水溶性塩を最終工程で精製しても残存
する場合がある。
金属石けんに含有する金属種以外の金属を含有する不純
物を実質的に含有しないのが好ましい。
ムを使用する場合、硫酸ナトリウムおよび塩化ナトリウ
ムのうち少なくとも一種を不純物として実質的に含有し
ないのが好ましい。
質の平均粒子径は、取り扱い性や分散性を向上させる観
点から、0.1〜1.0μmであるのが好ましい。
造方法は、特に制限されるものではなく、例えば、固体
であるステアリン酸マグネシウム等の金属石けんと液体
であるシリコーンオイル等の平滑剤とを所定割合で混合
し、湿式粉砕して金属石けんを分散させる方法が挙げら
れる。ここで湿式粉砕に用いる粉砕機としては、縦型ビ
ーズミル、横型ビーズミル、サンドグラインダー、コロ
イドミル等の各種の湿式粉砕機が使用できる。
ウレタン重合体を紡糸することにより得られる繊維をい
う。
リウレタン−ウレア共重合体であってもよいし、ポリウ
レタンとポリウレタン−ウレアの混合物もしくは共重合
体であってもよい。
タン重合体は、2種類の型のセグメント:(a)長鎖の
ポリエーテル、ポリエステルセグメントであるソフトセ
グメントと(b)有機イソシアネートとジアミン鎖伸長
剤またはジオール鎖伸長剤との反応により誘導された比
較的短鎖のセグメントであるハードセグメントとを含有
する。
ロキシル末端ソフトセグメント前駆体を有機ジイソシア
ネートでキャッピングすることによって得られるプレポ
リマー生成物をジアミンまたはジオールで鎖伸長させる
プレポリマー法で得てもよいし、また、全ての原料を同
一浴に入れて重合させるワンショット法で得てもよく、
またその他の方法で得てもよい。
はポリテトラメチレンエーテルグライコール(以下、P
TMGと略す)、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ン等から誘導されたもの、およびこれらの共重合体が含
まれ得る。その中でもポリテトラメチレンエーテルグラ
イコールから誘導されたポリエーテルが好ましい。典型
的なポリエステルソフトセグメントには、(a)エチレ
ングライコール、ポリテトラメチレンエーテルグライコ
ール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール等
と(b)二塩基酸、たとえばアジピン酸、コハク酸等と
の反応性物が含まれ得る。
ルとポリエステルとから、またはポリカーボネートジオ
ール、たとえば、ポリ−(ペンタン−1,5−カーボネ
ート)ジオールおよびポリ−(ヘキサン−1,6−カー
ボネート)ジオール等から形成されたポリエーテルエス
テルのような共重合体であってもよい。
型は、ビス−(p−イソシアナートフェニル)−メタン
(以下、MDIと略す)、トリレンジイソシアネート
(以下、TDIと略す)、ビス−(4−イソシアナート
シクロヘキシル)−メタン(以下、PICMと略す)、
へキサメチレンジイソシアネート、3,3,5−トリメ
チル−5−メチレンシクロヘキシルジイソシアネート等
である。その中でも、特にMDIが好ましい。
ミン、1,3−シクロヘキサンジアミン、1,4−シク
ロヘキサンジアミン等がポリウレタンウレアを形成させ
るための鎖伸長剤に好適である。鎖停止剤は、ポリウレ
タンウレアの最終的な分子量の調節を助けるために反応
混合物に含有させることができる。通常、鎖停止剤は活
性水素を有する一官能性化合物、たとえば、ジエチルア
ミンを用いるのが好ましい。
定されることはなく、ジオールを用いてもよい。例え
ば、エチレングライコール、1,3−プロパンジオー
ル、4−ブタンジオール、ネオペンチルグライコール、
1,2−プロピレングライコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジオール、
1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、ビ
ス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートおよびパラ
キシリレンジオール等である。ジオール鎖伸長剤は、1
種のみのジオールに限定されるわけでなく、複数種のジ
オールからなるものであってもよい。また、イソシアネ
ート基と反応する1個の水酸基を含む化合物と併用して
いてもよい。この場合、このようなポリウレタンを得る
方法については溶融重合法、溶液重合法など各種方法を
採用できる。重合の処方についても、特に限定されず
に、たとえば、ポリオールとジイソシアネー卜と、ジオ
ールからなる鎖伸長剤とを同時に反応させることによ
り、ポリウレタンを合成する方法等が挙げられ、いずれ
の方法によるものでもよい。
ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、ヒンダードア
ミン系等の耐候剤、ヒンダードフェノール系等の酸化防
止剤、酸化チタン、酸化鉄等の各種顔料、硫酸バリウ
ム、酸化亜鉛、酸化セシウム、銀イオン等を含有する機
能性添加剤等が含有されていてもよい。
体は溶媒を用いてポリウレタン溶液として使用すること
も好ましく、分散媒を用いてポリウレタン分散液として
使用することも好ましく、さらにこれらの混合物を使用
することも好ましい。
およびこれらの混合物を総称して原液と称する。また、
本発明では、溶媒、分散媒およびこれらの混合物を総称
して媒体と称する。
させるために用いる溶媒もしくは分散媒などの媒体は、
ポリウレタンに対して不活性なものであれば何を用いて
もよいが、ポリウレタン重合体の溶解性が高いN,N−
ジメチルアセトアミド(以下、DMAcと略す)、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ビニルピロ
リドン等を用いるのが好ましい。
が、通常、25重量%以上80重量%以下の範囲が好ま
しい。
以下の範囲であり、さらに好ましくは35重量%以上5
5重量%以下の範囲である。
媒等の蒸発に必要な熱量が多くなるため紡糸が困難とな
る傾向がある。
が悪化し、その結果、紡糸性が悪化し、原液の安定性を
向上させるため重合体の重合度を下げると糸質が低下す
る傾向がある。
ポイズ以下であることが好ましい。2500ポイズ以上
の粘度があれば、乾式紡糸する際の粘度低下による糸切
れも少なく紡糸性が良く、5500ポイズ以下の粘度で
あれば口金部分での圧損をある程度抑えることができる
ため、紡糸性や糸質を高めることができる。
式粘度測定法によるものである。
を紡糸して得ることができる。採用され得る紡糸方法と
して乾式紡糸法、溶融紡糸法、湿式紡糸法等のいずれの
方法であってもよい。
ましく採用され得る。乾式紡糸の際の原液の温度、雰囲
気温度、吐出速度、口金形状、糸条の引き取り速度等の
紡糸条件は適宜選択し得る。口金の穴数は、1本以上の
単糸を形成するため1個以上とするのが好ましい。
繊度、フィラメント数等は用途に応じて適宜決定され得
る。
維への付与は、主として紡糸等の製造工程で行われるの
が好ましい。
レー法等を選ぶことができる。
するが本発明はこれに限定されるものではない。実施例
および比較例中の部は重量部、%は重量%を表す。
て最初に説明する。
安定性および平均粒子径]分散安定性に関しては処理剤
100mlを密栓付きガラス製100mlメスシリンダ
ーに入れ、40℃にて1週間と1ケ月間放置し、1週間
後と1ケ月間後の処理剤の外観を観察し、下記の基準で
評価した。 ◎:均一な分散状態で外観に変化がなかった。 ○:5ml未満の透明層が発生した。 △:5ml以上の透明層が発生した。 ×:沈殿が発生した。
0ppmの濃度となるように処理剤を希釈して試料とし
た。この試料を25℃で超遠心式自動粒度分布測定装置
(堀場製作所製CAPA−700)を用いて面積基準の
平均粒子径を測定した。
与]まず、分子量2900のテトラメチレンエーテルグ
リコール、ビス−(p−イソシアナートフェニル)−メ
タンおよびエチレングリコールからなるポリウレタンの
N,N’−ジメチルアセトアミド(以下DMACと略す
る。)溶液(35重量%)を重合しポリマ溶液(A)と
した。
号に開示されたt−ブチルジエタノールアミンとメチレ
ン−ビス−(4−シクロヘキシルイソシアネ−ト)の反
応によって生成せしめたポリウレタン系染着剤DMAC
溶液(35重量%)(B)とアメリカ合衆国特許355
3290号に開示されたp−クレゾ−ルとジビニルベン
ゼンの縮合重合体の2対1重量比の混合物である酸化防
止剤DMAC溶液(35重量%)(C)とした。A、
B、Cそれぞれを94重量%、4重量%、2重量%で均
一に混合し、紡糸溶液とした。ここで得られた紡糸溶液
を用いて、ゴデローラーと巻取機の速度比1.4として
540m/分のスピードで乾式紡糸を行い、巻き取り前
にオイリングローラーによってポリウレタン系弾性繊維
用処理剤をニート給油して、処理剤の付着量が繊維に対
し4.0重量%となるように付与された20dtex、
モノフィラメントのポリウレタン系弾性繊維を長さ58
mmの円筒状紙管に、巻き幅38mmを与えるトラバー
スガイドを介して、サ−フェスドライブの巻取機を用い
て巻き取り、300gの巻糸体を得た。処理剤の付与量
の測定は、JIS−L1013(化学繊維フィラメント
糸試験方法)に準じ、抽出溶剤としてn−ヘキサンを用
いて抽出した値とした。
度、破断伸度は、繊維をインストロン4502型引張試
験機を用い、引張テストすることにより得た。これらは
下記により定義される。
張速度で300%伸長を5回繰返した。このときの応力
を(G1)とした。次に該長さを30秒間保持した。さ
らに6回目に繊維が切断するまで伸長した。この破断時
の応力を(G3)、破断時の試料長さを(L3)とし
た。
る。
4、20行から45行および図6に記載される方法を用
いて測定した。糸を45.7m/分で巻糸体の側面から
引き剥がし、183mを引き剥がす間の平均張力を計測
した。計測時の温度は25℃、60%RHにて実施し
た。計測する巻糸体の位置は巻糸体表層、中央層、最内
部層とした。具体的に巻糸体表層とは巻糸体表面から約
5グラムの糸を除去した層であった。この理由は巻糸体
表面の巻き上げのパターンを故意に変える場合があるか
らである。最内部層とは巻糸体に巻糸を約5gを残した
層。中央層とは巻糸体表層、最内部層の中間の層とし
た。解舒張力を測定する巻糸体は3ヶ月以上、約20℃
にて保管したものを使用した。
は、ポリウレタン系弾性繊維の紡糸巻取りの際の評価を
スカム評価1とし、巻き取られた巻糸体を使用する際の
評価をスカム評価2として評価した。
−フェスドライブロールへのスカムの脱落および蓄積状
態を45000km巻き取った時点で、肉眼観察し、次
の基準で評価した。 ◎:スカムの付着がほとんどなかった。 ○:スカムがやや付着しているが、糸の安定走行に問題
はなかった。 ×:スカムの付着および蓄積が多く、糸の安定走行に大
きな問題があった。
は、巻糸体をミニチュア整経機に10本仕立て、25℃
×65%RHの雰囲気下で糸速度300m/分で150
0km巻き取った。このとき、ミニチュア整経機のクシ
ガイドに対するスカムの脱落および蓄積状態を肉眼観察
し、次の基準で評価した。 ◎:スカムの付着がほとんどなかった。 ○:スカムがやや付着しているが、糸の安定走行に問題
はなかった。 ×:スカムの付着および蓄積が多く、糸の安定走行に大
きな問題があった。
る粘度が20×10-6m2 /Sであるシリコーンオイル
94.3重量部と分散剤としてアミノ変性シリコーン
0.7重量部とを混合したシリコーン混合物を得た(S
−1)。次に金属石けんとしてステアリン酸と酸化マグ
ネシウムを原料とし、乾式直接法で製造された、ナトリ
ウム含有量が30ppmのジステアリン酸マグネシウム
塩(M−1)4.0重量部を加えて20〜35℃で均一
になるまで混合した後、横型ビーズミルを用いて湿式粉
砕してジステアリン酸マグネシウム塩(M−1)がコロ
イド状に分散された分散液からなる合成繊維用処理剤
(T−1)を得た。元素分析により処理剤(T−1)中
にナトリウム、イオウが3ppm検出され、主たる不純
物は硫酸ナトリウムであり、不純物を実質的には含有し
ていないことが判明した。
に、(T−1)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
−1)を用いた比較例1よりやや低く、良好な結果であ
った。
がほとんどないことが判明した。
−1)を用いた比較例1はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があり、連続紡糸を行う
にはクリーニングを実施する必要があった。
ほとんどないことが判明した。
−1)を用いた比較例1はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があった。
ン混合物(S−1)に実施例1で使用した金属石けん
(M−1)を実施例1での使用量の1.5倍量である
6.0重量部を加えて20〜35℃で均一になるまで混
合した後、横型ビーズミルを用いて湿式粉砕してジステ
アリン酸マグネシウム塩(M−1)がコロイド状に分散
された分散液からなる処理剤(T−2)を得た。
リウム、イオウ、塩素が4ppm検出され、主たる不純
物は硫酸ナトリウムであり、不純物を実質的に含有して
いないことが判明した。
に、(T−2)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
−2)を用いた比較例2よりやや低く、良好な結果であ
った。
がほとんどないことが判明した。
−2)を用いた比較例2はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があり、連続紡糸を行う
にはクリーニングを実施する必要があった。
ほとんどないことが判明した。
−2)を用いた比較例2はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があった。
ン混合物(S−1)に金属石けんとしてステアリン酸と
水酸化ナトリウムを原料とする複分解沈殿法で、副成す
る水溶性塩を多量の洗浄温水を用い精製する工程を経て
製造され、ナトリウム含有量が28ppmのジステアリ
ン酸マグネシウム塩(M−2)4.0重量部を加えて2
0〜35℃で均一になるまで混合した後、横型ビーズミ
ルを用いて湿式粉砕してジステアリン酸マグネシウム塩
(M−2)がコロイド状に分散された分散液からなる処
理剤(T−3)を得た。(T−3)の不純物を測定する
ため元素分析を実施した結果、ナトリウム、イオウ、塩
素が28ppm検出され、主たる不純物は硫酸ナトリウ
ムであり、不純物を実質的に含有していないことが判明
した。
に、(T−3)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
−1)を用いた比較例1よりやや低く、良好な結果であ
った。
より、スカムの付着がほとんどないことが判明した。
る粘度が20×10-6m2 /Sであるシリコーンオイル
94.3重量部と分散剤としてカルボキシアミド変性シ
リコーン0.7重量部とを混合したシリコーン混合物得
た(S−2)。シリコーン混合物(S−2)に金属石け
んとしてステアリン酸と水酸化マグネシウムを原料とす
る湿式直説法で製造されたナトリウム含有量が70pp
mのジステアリン酸マグネシウム塩(M−3)であるジ
ステアリン酸マグネシウム塩(M−3)を4.0重量部
加えて20〜35℃で均一になるまで混合した後、横型
ビーズミルを用いて湿式粉砕してジステアリン酸マグネ
シウム塩(M−3)がコロイド状に分散された分散液か
らなる処理剤(T−4)を得た。T−4不純物を測定す
るため元素分析を実施した結果、ナトリウム、イオウが
6ppm検出され、主たる不純物は硫酸ナトリウムであ
り、不純物を実質的に含有していないことが判明した。
に、(T−4)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
−3)を用いた比較例3よりやや低く、良好な結果であ
った。
がほとんどないことが判明した。
−3)を用いた比較例3はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があり、連続紡糸を行う
にはクリーニングを実施する必要があった。
ほとんどなかった。
−3)を用いた比較例3はスカムの付着および蓄積が多
く、糸の安定走行に大きな問題があった。
る粘度が20×10-6m2 /Sであるシリコーンオイル
94.3重量部と分散剤としてアミノ変性シリコーン
0.7重量部とを混合したシリコーン混合物得た(S−
1)。次に金属石けんとしてステアリン酸と水酸化ナト
リウムを原料とする複分解沈殿法のジステアリン酸マグ
ネシウム塩(N−1)を用いた。(N−1)中のナトリ
ウム含有量は1800ppmであった。シリコーン混合
物(S−1)に対し(N−1)を4.0重量部を加えて
20〜35℃で均一になるまで混合した後、横型ビーズ
ミルを用いて湿式粉砕してジステアリン酸マグネシウム
塩(N−1)がコロイド状に分散された分散液から成る
処理剤(U−1)を得た。U−1の不純物を測定するた
め元素分析を実施した結果、ナトリウム、イオウが30
0ppm検出され、主たる不純物は硫酸ナトリウムであ
り、不純物を実質的に含有していたことが判明した。
に、(U−1)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
および蓄積が多く、スカム評価2の結果でも、スカムの
付着および蓄積が多く、糸の安定走行に大きな問題があ
った。蓄積物の主たる成分は硫酸ナトリウム10水和物
であった。
に6.0重量部のジステアリン酸マグネシウム塩(N−
1)を加えて20〜35℃で均一になるまで混合した
後、横型ビーズミルを用いて湿式粉砕してジステアリン
酸マグネシウム塩(N−1)がコロイド状に分散された
分散液からなる処理剤(U−2)を得た。U−2の不純
物を測定するため元素分析を実施した結果、ナトリウ
ム、イオウ、塩素が470ppm検出され、主たる不純
物は硫酸ナトリウムであり、不純物を実質的に含有して
いたことが判明した。処理剤(U−2)の組成および評
価を表1に、(U−2)を付与したポリウレタン系弾性
繊維の評価を表2に示す。
および蓄積が多く、スカム評価2の結果でも、スカムの
付着および蓄積が多く、糸の安定走行に大きな問題があ
った。蓄積物の主たる成分は硫酸ナトリウム10水和物
と塩化ナトリウムであった。
に金属石けんとしてステアリン酸と水酸化ナトリウムを
原料とする複分解沈殿法のジステアリン酸マグネシウム
塩(N−2)を用いた。元素分析により(N−2)のナ
トリウム含有量は2200ppmであったシリコーン混
合物(S−2)に対し(N−2)を4.0重量部を加え
て20〜35℃で均一になるまで混合した後、横型ビー
ズミルを用いて湿式粉砕してジステアリン酸マグネシウ
ム塩(N−2)がコロイド状に分散された分散液から成
る処理剤(U−3)を得た。U−1の不純物を測定する
ため元素分析を実施した結果、ナトリウム、イオウが3
30ppm検出され、主たる不純物は硫酸ナトリウムで
あり、不純物を実質的に含有していたことが判明した。
に、(U−3)を付与したポリウレタン系弾性繊維の評
価を表2に示す。
および蓄積が多く、スカム評価2の結果でも、スカムの
付着および蓄積が多く、糸の安定走行に大きな問題があ
った。蓄積物の主たる成分は硫酸ナトリウム10水和物
であった。
性繊維は、後加工工程で使用する際、ガイド類へスカム
の脱落、蓄積を防止するため安定操業ができ、得られる
編物、織物等の品質を優れたものとすることができると
いう効果がある。
Claims (8)
- 【請求項1】金属石けんを含有し、かつ、不純物が50
ppm以下である処理剤が付与されてなることを特徴と
するポリウレタン系弾性繊維。 - 【請求項2】前記金属石けんが脂肪酸金属塩であること
を特徴とする請求項1に記載のポリウレタン系弾性繊
維。 - 【請求項3】前記脂肪酸金属塩がステアリン酸マグネシ
ウムであることを特徴とする請求項2に記載のポリウレ
タン系弾性繊維。 - 【請求項4】前記不純物が金属石けんに含有する金属種
以外の金属を含有していることを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載のポリウレタン系弾性繊維。 - 【請求項5】前記不純物が窒素、リン、硫黄、塩素のう
ち少なくとも一種以上を含有する無機塩であることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリウレタン
系弾性繊維。 - 【請求項6】前記不純物が水溶性金属塩であることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポリウレタン
系弾性繊維。 - 【請求項7】前記不純物が硫酸ナトリウムおよび/また
は塩化ナトリウムであることを特徴とする請求項1〜6
のいずれかに記載のポリウレタン系弾性繊維。 - 【請求項8】金属石けんを含有し、かつ、不純物が50
ppm以下である処理剤を付与することを特徴とするポ
リウレタン系弾性繊維の製造方法。
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