JP2003013293A - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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JP2003013293A
JP2003013293A JP2001198071A JP2001198071A JP2003013293A JP 2003013293 A JP2003013293 A JP 2003013293A JP 2001198071 A JP2001198071 A JP 2001198071A JP 2001198071 A JP2001198071 A JP 2001198071A JP 2003013293 A JP2003013293 A JP 2003013293A
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jig
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guide rail
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Fumio Anzai
文夫 安齋
Katsumi Ishii
勝己 石井
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Almex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品から生じる塵埃が表面処理槽内の表
面処理液に混入されることを防止する。 【解決手段】 搬送方向に延設されたガイドレール37
に支持された冶具20を介して当該冶具20に保持され
たワークWを搬送可能な搬送手段30を有し、表面処理
槽10内でワークWを連続搬送しつつ表面処理を施すこ
とができる表面処理装置において、ガイドレール37お
よび搬送手段30を表面処理槽10の上部開口部10U
の外側に配設するとともに、冶具20を基端部21Kで
ガイドレール37に支持可能かつ先端部23Sでワーク
Wを表面処理槽10の搬送方向と直交する方向の中心に
位置決め保持可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドレールに支
持された冶具に保持されたワークを搬送可能な搬送手段
または冶具に保持されたワークを表面処理槽内外に搬入
・搬出可能な昇降手段を有する表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示す表面処理装置は、搬送方向
(図5で紙面に垂直方向)に延設されたガイドレール3
7P,このガイドレール37Pに支持された冶具20P
を介して当該冶具20Pに保持されたワークWを搬送可
能な搬送手段30Pを有し、表面処理槽10内の表面処
理液Q中でワークWを連続搬送しつつ表面処理を施すこ
とができる。
【0003】冶具20Pは、ガイドレール37Pに摺動
可能に支持された移動体32Pに連結されている。かく
して、表面処理槽10が電解処理槽(例えば、めっき処
理槽)である場合には、外部電源からガイドレール37
P,移動体32Pおよび冶具20Pを通してワークWに
給電することができるわけである。
【0004】一般的に、本装置のレイアウト的設計思想
は、表面処理槽群はワークWの搬送方向に沿って列配置
し、かつ左右方向は搬送軌跡を中心に図5で左右方向に
対称とすることである。
【0005】すなわち、搬送手段30Pを形成するガイ
ドレール37Pは、各表面処理槽10の左右方向中心に
配設されることになる。また、表面処理槽10が電解処
理槽(例えば、めっき処理槽)である場合には、外部電
源に接続されたガイドレール37Pに摺動する移動体3
2Pの集電子(図示省略)を含む給電手段50から冶具
20Pを介して給電している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電解処理槽
(例えば、めっき処理槽)を含む表面処理槽10では、
電解処理槽での給電を必須とすることから、電解処理槽
内の両側に配設された電極(アノード)とワーク(カソ
ード)との距離を等しくするために電解処理槽の搬送方
向で上流側に配設される前処理槽群およびその下流側に
配設される後処理槽群においても、左右方向中心として
搬送手段30P(ガイドレール37P)を設けている。
【0007】特に、ガイドレール37Pを給電レールと
して利用した給電手段50Pの場合には、ガイドレール
37Pを搬送手段30Pのみに利用する場合に比較し
て、ガイドレール37Pと移動体32P側の集電子(図
示省略)との接触圧力を大きくする必要がある。
【0008】かくして、いずれの表面処理槽10におい
ても、摺動するガイドレール37Pと移動体32P(冶
具20P)の摩擦により構成部品から塵埃が発生しかつ
その塵埃の殆んどが表面処理槽10の外部開口部10U
から当該表面処理液Q中に混入する。
【0009】かかる塵埃の発生は、表面処理対象製品に
よって許される場合と許されない場合とがある。装飾品
の如きは許されても、電子部品(例えば、プリント配線
基板)の場合は許され難い。換言すれば、電子部品のク
リーニングルーム(生産現場)での環境(空気清浄度)
が非常に高級になっているに対して、表面処理の場合に
はそこまで気配りされていなかったといえる。
【0010】つまり、従来装置では構成部品から生じか
つ表面処理液Q中に混入した塵埃がガサやザラの原因に
なっていた。このガサやザラのない高品質な表面処理製
品が強く求められている。例えば、プリント配線基板の
線幅やピン間距離の一段の狭小化には、是非解決しなけ
ればならない課題となって来た。
【0011】この課題は、上記した搬送手段30Pとと
もに、または搬送手段30Pとは独立した昇降手段(4
0P)を有する表面処理装置の場合も共通である。昇降
手段(40P)とは、例えば、ガイドレール37P相当
の昇降レール(43P)に支持された冶具20Pを介し
て当該冶具20Pに保持されたワークWを表面処理槽1
0内外に搬入・搬出可能に形成されたものである。な
お、昇降手段(40P)が設置されかつ搬送手段30P
が設置されない表面処理装置の場合も共通課題である
【0012】本発明の目的は、構成部品から生じる塵埃
が表面処理槽内の表面処理液に混入されることを防止す
ることができる表面処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、搬送
方向に延設されたガイドレール,このガイドレールに支
持された冶具を介して当該冶具に保持されたワークを搬
送可能な搬送手段を有し、表面処理槽内でワークを連続
搬送しつつ表面処理を施す表面処理装置において、前記
ガイドレールおよび搬送手段を前記表面処理槽の上部開
口部の外側に配設するとともに、前記冶具を基端部で前
記ガイドレールに支持可能かつ先端部で前記ワークを前
記表面処理槽の搬送方向と直交する方向の中心に位置決
め保持可能に形成された表面処理装置である。
【0014】かかる発明では、搬送方向に延設されたガ
イドレールおよびガイドレールに支持された冶具を介し
て当該冶具に保持されたワークを搬送可能な搬送手段
が、表面処理槽の上部開口部の外側に配設されているの
で、搬送に伴うガイドレール,冶具および搬送手段の構
成部品から生じる塵埃が表面処理槽内の表面処理液に混
入することを未然に防止することができる。
【0015】しかも、冶具の基端部がガイドレールに支
持されかつ冶具の先端部でワークを表面処理槽の搬送方
向と直交する方向の中心に位置決め保持することができ
るから、表面処理槽内のレイアウトに改変を加える必要
がなく、特に表面処理槽が電解処理槽である場合には槽
内左右両側の電極(アノード)とワーク(カソード)と
の極間距離を正確に保てる。
【0016】したがって、表面処理槽に改変を加えるこ
となくかつ表面処理液を清浄に維持できるからガサやザ
ラのない高品質の表面処理を行える。
【0017】また、請求項2の発明は、前記冶具の基端
部が前記ガイドレールに転がり係合機構を介して支持さ
れた表面処理装置である。
【0018】かかる発明では、搬送手段が表面処理槽の
上部開口部の外側に配設された上に、冶具(基端部)が
ガイドレールに転がり係合機構を介して移行可能に支持
されているので、請求項1の発明の場合と同様な作用効
果を奏することができることに加え、さらに構成部品間
の摩擦抵抗軽減に基づき塵埃発生量を極減化できるか
ら、一層の高品質処理を行なえる。
【0019】さらに、請求項3の発明は、昇降レールに
支持された冶具を介して当該冶具に保持されたワークを
表面処理槽内外に搬入・搬出可能な昇降手段を有し、ワ
ークを表面処理槽内に搬入した状態で表面処理を施す表
面処理装置において、前記昇降レールおよび昇降手段を
前記表面処理槽の上部開口部の外側に配設するととも
に、前記冶具を基端部で前記昇降レールに支持可能かつ
先端部で前記ワークを前記表面処理槽の幅方向の中心に
位置決め保持可能に形成された表面処理装置である。
【0020】かかる発明では、昇降レールおよび昇降手
段が表面処理槽の上部開口部の外側に配設されているの
で、搬送に伴う昇降レールおよび昇降手段の構成部品か
ら生じる塵埃が表面処理槽内の表面処理液に混入するこ
とを未然に防止することができる。
【0021】しかも、冶具の基端部が昇降レールに支持
されかつ先端部でワークを表面処理槽の幅方向の中心に
位置決め保持することができるから、表面処理槽内のレ
イアウトに改変を加える必要がない。
【0022】したがって、表面処理槽に改変を加えるこ
となくかつ表面処理液Qを清浄に維持できるから当該表
面処理を高品質で行える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】(第1の実施形態)本表面処理装置は、図
1〜図4に示す如く、ガイドレール37および搬送手段
30を表面処理槽10の上部開口部10Uの外側に配設
するとともに、冶具20を基端部21K(21V)でガ
イドレール37に支持可能かつ先端部23SでワークW
を表面処理槽10の搬送(X)方向と直交する方向の中
心に位置決め保持可能に形成されている。
【0025】本表面処理装置の基本的構成・機能は、搬
送(X)方向に延設されたガイドレール37に支持され
た冶具20(ハンガー29)を介して当該冶具20(2
9)に保持されたワークWを搬送可能な搬送手段30を
有し、表面処理槽10内でワークWを連続搬送しつつ表
面処理を施すことができる。
【0026】図1〜図3において、表面処理槽10は、
ワークWのX方向に伸びる搬送軌跡(図1で紙面に垂直
方向)を中心に左右方向が対称となるように配設してあ
る。したがって、表面処理槽10がこの実施形態のよう
に電解処理槽である場合には、槽内左右両側の電極(ア
ノード)とワーク(カソード)との極間距離を正確に保
てる。
【0027】搬送手段30は、図1に示すように表面処
理槽10の上部開口部10Uの外側(図で右側)に配設
されている。搬送手段30および関連機器から発生する
粉塵等を含む塵埃が表面処理槽液Q内に混入(侵入)す
ることを防止するためである。
【0028】この搬送手段30は、図4に示すX方向に
延設されたガイドレール37と,ガイドレール37に沿
って一定ストロークだけ往復移動可能な往復移動部材3
2と,この往復移動部材32に一定ピッチで取り付けら
れた複数のアンチバック爪33と,往復移動部材32に
往復移動力を付与するネジ式往復移動機構31とを含
み、複数の冶具20(ワークW)を一定ピッチだけ離隔
させた状態でX方向に間欠搬送することができる。
【0029】アンチバック爪33は、往復移動部材32
のX方向への移動中つまり往動時には係合する冶具20
に往動力を加えて当該冶具20をX方向へ往動させるこ
とができるが、復動時には冶具20に復動力を付与せず
無抵抗として通過する。つまり、一方向送りタクト搬送
機構から形成されている。
【0030】各冶具20は、搬送手段30を表面処理槽
(この実施形態では、電解処理槽…めっき処理槽)10
の横外方に配設しつつ表面処理槽10自体を従来例の場
合と比較して大きく改変しなくてもすむように、図1,
図2に示す構造とされている。
【0031】図1において、冶具20は、水平部21と
垂直部23をL字形状に連結した構造で、基端部21K
でガイドレール37に相対移動可能に支持させ、先端部
23SでワークWを保持することが出来る。
【0032】基端部21Kは起立する係止部21Vを介
して間接的にガイドレール37に支持され、先端部23
Sは図2に示すハンガー29を介してワークWを保持す
る。
【0033】すなわち、各冶具20は、転がり係合機構
90を介してガイドレール37に支持される。冶具20
とガイドレール37との直接接触および摺動による摩擦
抵抗軽減に基づき塵埃発生量の極減化を企図するのであ
る。
【0034】この転がり係合機構90は、当該機構の枠
体を兼ねる冶具20の一部である係止部21Vに回転自
在に装着された複数の車輪92を含み、ガイドレール3
7に各冶具20を転がり係合させる役目を持つ。
【0035】車輪92は、冶具20の係止部21Vに装
着された図2に示す複数の上下方向規制車輪92Vと,
図3に示す水平方向規制車輪92Hと,外れ防止車輪9
2Gとから形成されている。
【0036】各上下方向規制車輪92Vは、ガイドレー
ル37の図2に示す上面37Uに係合され冶具20の上
下方向の位置を規制する。また、水平方向規制車輪92
Hは、ガイドレール37の図3に示す側面37Sに係合
され冶具20の水平方向の位置を規制する。
【0037】そして、外れ防止車輪92Gは、ガイドレ
ール37の側面37Sの高さ方向中間に突出して設けた
外れ防止レール37Gにこれを水平方向の両側から挟み
込むように係合されている。したがって、各上下方向規
制車輪92Vおよび水平方向規制車輪92Hの協働のも
とに、冶具20がガイドレール37から外れる心配がな
い。
【0038】カソードであるワークWには、図1に示す
ように、当該冶具20(21,23)を介して給電手段
50から、マイナス電源が供給される。アノードである
表面処理槽10内両側の電極は図示省略してある。
【0039】給電手段50は、図1に示す表面処理槽
(10)上部で外部側に設けられたX方向に延びる給電
レール51と,外部電源装置(図示省略)と給電レール
51とを接続する給電バー52と,係止部21Vにバネ
式接触圧調整手段56を介して取り付けられた集電子5
5およびリード線59とからなる。
【0040】この給電手段50も表面処理槽10の外側
に配設されているので、各集電子55と給電レール51
との摺動(直接接触)による粉塵(塵埃)が生じても表
面処理槽10内には侵入し難いわけである。
【0041】しかし、更なる慎重を期して給電部(5
1,55)を内包するチャンバー61と下向きの排気管
62とを含み、発生した粉塵を例えば下方のピット内に
回収しつつ外部に排出・廃棄する粉塵回収廃棄手段60
を設けてある。なお、排気管62に排気ダクトを接続し
てフィルタへ導くことも好ましい。
【0042】かかる構成の第1の実施形態では、搬送
(X)方向に延設されたガイドレール37およびガイド
レール37に支持された冶具20を介して当該冶具20
に保持されたワークWを搬送可能な搬送手段30が表面
処理槽10の上部開口部10Uの外側に配設されている
ので、搬送に伴うガイドレール37,冶具20および搬
送手段30の構成部品から生じる塵埃が表面処理槽10
内の表面処理液Qに混入することを未然に防止すること
ができる。
【0043】しかも、冶具20の基端部21Kがガイド
レール37に支持されかつ冶具30の先端部23Sでワ
ークWを表面処理槽10のX方向と直交する方向(幅方
向)の中心に位置決め保持することができるから、表面
処理槽10内のレイアウトに改変を加える必要がなく、
特に電解処理槽(表面処理槽10)内左右両側の電極
(アノード)とカソード(ワークW)との極間距離を正
確に保てる。
【0044】しかして、この第1の実施形態によれば、
表面処理槽10に従来例の場合に比較して大きな改変を
加えることなくかつ表面処理液Qを清浄に維持できるか
らガサやザラのない高品質の表面処理を行える。
【0045】しかも、搬送手段30が表面処理槽10の
上部開口部10Uの外側に配設された上に、冶具20
(基端部21K…21V)がガイドレール37に転がり
係合機構90を介して移行可能に支持されているので、
さらに構成部品間の摩擦増大に基づく塵埃の発生量を極
減化できるので、一段の高品質処理を行なえる。
【0046】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、第1の実施形態が搬送手段30に関するものであっ
たのに対して、昇降手段の構成部品から生じる塵埃が表
面処理槽10内の表面処理液Qに混入することを未然防
止可能に形成したものである。
【0047】すなわち、昇降レールに支持された冶具2
0を介して当該冶具20に保持されたワークWを表面処
理槽10内外つまり上下方向に搬入・搬出可能な昇降手
段(40)を有し、ワークWを表面処理槽10内に搬入
した状態で表面処理を施す表面処理装置において、昇降
レール(43)および昇降手段(40)を表面処理槽1
0の上部開口部10Uの外側に配設するとともに、冶具
20を基端部21Kで昇降レールに支持可能かつ先端部
23SでワークWを表面処理槽10の幅方向の中心に位
置決め保持可能に形成されている。
【0048】なお、構造については、例えば図1,図3
におけるガイドレール37相当の便宜的に符号“43”
として表した昇降レールを、図1に便宜的に符号“4
0”として表した昇降手段(例えば、エレベータ式リフ
ター)で昇降させればよいことが、第1の実施形態の場
合(図1〜図3)から容易に推測できるので、図示省略
する。
【0049】すなわち、昇降レール(43)および昇降
手段(40)が表面処理槽10の上部開口部10Uの外
側に配設されているので、搬送に伴う昇降レール(4
3)および昇降手段(40)の構成部品から生じる塵埃
が表面処理槽10内の表面処理液Qに混入することを未
然に防止することができる。
【0050】しかも、冶具20の基端部21Kが昇降レ
ール(43)に支持されかつ先端部23SでワークWを
表面処理槽10の幅方向の中心に位置決め保持すること
ができるから、表面処理槽10内のレイアウトに従来例
に比較して大きな改変を加える必要がなく、表面処理槽
10内付属品のレイアウトも容易である。
【0051】しかして、第2の実施形態によれば、従来
例の場合に比較して表面処理槽10に改変を加えること
なくかつ表面処理液Qを清浄に維持できるから当該表面
処理を高品質で行える。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ガイドレール
および搬送手段を表面処理槽の上部開口部の外側に配設
するとともに、冶具を基端部でガイドレールに支持可能
かつ先端部でワークを表面処理槽の搬送方向と直交する
方向の中心に位置決め保持可能に形成された表面処理装
置であるから、従来例の場合に比較して表面処理槽に改
変を加えることなくかつ表面処理液を清浄に維持できる
からガサやザラのない高品質の表面処理を行える。
【0053】また、請求項2の発明によれば、冶具の基
端部がガイドレールに転がり係合機構を介して支持され
ているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏す
ることができることに加え、さらに構成部品間の摩擦抵
抗軽減に基づき塵埃発生量を極減化できるから、一層の
高品質処理を行なえる。
【0054】さらに、請求項3の発明によれば、昇降レ
ールおよび昇降手段を表面処理槽の上部開口部の外側に
配設し、冶具を基端部で昇降レールに支持可能かつ先端
部でワークを表面処理槽の幅方向の中心に位置決め保持
可能に形成された表面処理装置であるから、表面処理槽
に従来例に比較して大きな改変を加えることなくかつ表
面処理液を清浄に維持できるから当該表面処理を高品質
で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、転がり係合機構を説明するための正面
図である。
【図4】同じく、搬送手段を説明するための側面図であ
る。
【図5】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 表面処理槽 10U 上部開口部 20 冶具 21 水平部 21K 基端部 23 垂直部 23S 先端部 30 搬送手段 31 ネジ式往復移動機構 32 往復移動部材 33 アンチバック爪 37 ガイドレール 40 昇降手段 41 昇降レール 50 給電手段 60 粉塵回収廃棄手段 61 チャンバー 90 転がり係合機構 92V 上下方向規制車輪 92G 外れ防止車輪 92H 水平方向規制車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 17/00 C25D 17/00 G Fターム(参考) 4F040 AA01 AA12 AB13 AC02 BA06 BA16 BA44 BA47 CC19 CC20 DA14 4F042 AA01 AA06 BA08 DF02 DF15 DF34 4K024 BB11 CB03 GA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に延設されたガイドレール,こ
    のガイドレールに支持された冶具を介して当該冶具に保
    持されたワークを搬送可能な搬送手段を有し、表面処理
    槽内でワークを連続搬送しつつ表面処理を施す表面処理
    装置において、 前記ガイドレールおよび搬送手段を前記表面処理槽の上
    部開口部の外側に配設するとともに、前記冶具を基端部
    で前記ガイドレールに支持可能かつ先端部で前記ワーク
    を前記表面処理槽の搬送方向と直交する方向の中心に位
    置決め保持可能に形成した、表面処理装置。
  2. 【請求項2】 前記冶具の基端部が前記ガイドレールに
    転がり係合機構を介して支持されている請求項1記載の
    表面処理装置。
  3. 【請求項3】 昇降レールに支持された冶具を介して当
    該冶具に保持されたワークを表面処理槽内外に搬入・搬
    出可能な昇降手段を有し、ワークを表面処理槽内に搬入
    した状態で表面処理を施す表面処理装置において、 前記昇降レールおよび昇降手段を前記表面処理槽の上部
    開口部の外側に配設するとともに、前記冶具を基端部で
    前記昇降レールに支持可能かつ先端部で前記ワークを前
    記表面処理槽の幅方向の中心に位置決め保持可能に形成
    した、表面処理装置。
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