JP4257897B2 - メッキ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、プリント基板等の被処理物で、特に薄板をメッキ槽内に自動的に投入して搬送し、被処理物を薄く均一に電気メッキ処理すると共に、多品種(サイズ)に対応できるようにしたメッキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント基板等の被処理物をメッキするメッキ装置としては、例えば、メッキの前処理及び/または後処理をする処理槽に配設された搬送装置と、メッキ槽に配設された搬送装置とが設けられ、これらを一体に形成したものと別体に形成したものとがあり、一体に形成したものは搬送装置の全体を昇降させて、被処理物を前処理及び/または後処理とメッキ槽との間を乗り換えさせる構成になっている。
【0003】
また、別体に形成された搬送装置においては、メッキ槽に配設された搬送装置は昇降させないで、前処理及び後処理をする処理槽に配設された搬送装置のみ昇降させて被処理物を乗り換えさせるものであって、昇降できる搬送装置は、前処理部用レール軌道及び後処理部用レール軌道と押送体からなり、メッキ槽に配設された搬送装置は、メッキ処理部用レール軌道とエンドレスに配設されたメッキ処理部用歯付きベルトとから構成されている。
【0004】
そして、被処理物を電気メッキ処理する場合には、前処理部用レール軌道及び後処理部用レール軌道とがそれぞれ複数個の被処理物を個々に治具を介して吊垂した状態で全体を同時に昇降するものであり、上昇位置においても下降位置においても押送体により治具を一定のストローク押送し、下降位置において被処理物を前処理部用レール軌道からメッキ処理部用レール軌道に、またはメッキ処理部用レール軌道から後処理部用レール軌道にそれぞれ一つづつ間欠的に乗り換えさせて移送させるものである。
【0005】
また、メッキ槽においては、治具に取り付けた係合爪をメッキ処理部用歯付きベルトの係合歯と係合させ、前記メッキ処理部用歯付きベルトの搬送駆動によって前記治具に懸垂状態に挟持された被処理物、即ちシート状短冊製品を、電流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ処理部用レール軌道に沿って横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら電気メッキするようにした電気メッキ処理システムである(特許文献1参照)。
【0006】
更に、この公知技術においては、前記前処理部用レール軌道の前と、前記後処理部用レール軌道の後とに、それぞれ乗り換えレールが設けられ、これら乗り換えレールと直交する方向にそれぞれ乗り換え装置が設けられると共に、前記乗り換えレール及び前記メッキ処理部用レール軌道とそれぞれ対象状態に治具戻し用の乗り換えレールと治具戻し部用レール軌道とが配設された構成を有するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−54197号公報(第2頁、図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1の公知技術においては、メッキ処理タンクの上部に設けられたメッキ処理部用レール軌道に対して、前処理部用レール軌道及び後処理部用レール軌道とがそれぞれ同時に昇降するものであり、これら前処理用及び後処理用レール軌道に複数個の被処理物が吊垂状態になっていることから、一つづつの被処理物を間欠的に乗り換えさせる毎に全体を同時に昇降することにより、処理液が入った各タンクに対して或る程度のスピードをもって出したり入れたりを繰り返すことになるのであり、特に、フィルム状の薄板からなる被処理物の場合に、処理液の中に入れる際に、薄板の下端部が角度的に少しでも曲がっていると斜めにずれて入り、処理液との均等な接触がなされない現象が生じて全面的に均一な処理ができないと言う問題点を有している。
【0009】
また、一つの被処理物を乗り換えさせる時に、前処理部用レール軌道及び後処理部用レール軌道とがそれぞれ同時に昇降することにより、複数個の被処理物が繰り返し処理液中に入れたり出したりされることで、角度的な曲がりが助成されると共に、上昇したときに全部の押送体が同時に動作するが、下降した時には、端部に位置する押送体のみが動作するようにしなければならないのであり、押送体の駆動がどのように行われるかについては不明であることから、手動によってのみ可能であり、乗り換えが自動的に行われないという問題点を有している。
【0010】
更に、被処理物は係合爪が付いた治具に取り付けられ、該治具の係合爪をエンドレスのメッキ処理部用歯付きベルトの係合歯と係合させて搬送させる構成であるため、搬送のための部材が比較的多く存在し、それによって各ベルト及び各レール軌道から生じたゴミ等も必然的に多くなり、それらのゴミ等が前記メッキ処理タンクと、前処理タンクと、後処理タンクとの内部に混入するという問題点を有する。
【0011】
従って、従来のメッキ装置においては、メッキ槽の上部に配設される搬送装置を昇降させない構成にすると共に、メッキ処理槽の前処理及び後処理における被処理物の乗り換えを一つづつ自動的にスムーズに行えるようにし、且つその乗り換えの際に角度的な曲がりがあっても、被処理物を処理液中に適正な状態を維持して侵入させることができるようにすることに解決しなければならない課題を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、メッキ液が収納され陽極板が配設されたメッキ槽と、処理液が収納された前処理槽と、処理液が収納された後処理槽と、被処理物の搬送手段と、被処理物の昇降手段と、被処理物の移動手段と、前記被処理物を支持して前記搬送手段と前記昇降手段との間を乗り換えできるハンガーとを備え、前記搬送手段は、前記メッキ槽の上部側面に沿わせ且つその上部側面から所定の間隔をもって配設し、前記昇降手段は、前記前処理槽と前記メッキ槽との間と、該メッキ槽と前記後処理槽との間にそれぞれ配設し、前記移動手段は、駆動源により水平方向に往復移動するスライド部材で爪部を有するもので、前記搬送手段と前記昇降手段との乗り換え位置であって且つ該昇降手段の上昇位置と下降位置とでそれぞれ動作するように配設し、前記ハンガーは、所要長さの水平部と垂下部とからなるアームを有すると共に、該アームの垂下部に陰極用のクランプが設けられ、該クランプに前記被処理物を垂下状態に挟持させたハンガーを、前記前処理槽からメッキ槽及び後処理槽に順次、昇降手段と移動手段及び搬送手段を介して自動的に乗り換えさせて搬送し前記被処理物をメッキ処理できる構成にし、前記メッキ槽内及び/または処理槽内には、少なくとも被処理物が投入される側に、処理液を噴出して被処理物の投入を中央部に誘導するための整流部材を設けたことを特徴とするメッキ装置を提供するものである。
【0013】
この発明において、前記整流部材は上部を外側に開いて対峙させた処理液の噴出管または上端部近傍に噴出管が設けられた斜下降流板であること;前記メッキ槽内には、所定の長さに分割され、それぞれ上下動する可動遮蔽板を被処理物の搬送方向と平行に配設し、被処理物の大きさに対応したダミー板を被処理物の先頭に吊垂して通過させることにより可動遮蔽板の上下動を制御できる構成にしたこと;前記メッキ槽内には、被処理物の搬送方向と平行且つ該被処理物の搬送方向に沿って上向きまたは下向きに傾斜させた搬送ガイド部材を複数列配設させたこと;前記搬送ガイド部材は、所定の長さで複数に分割し、該分割した搬送ガイド部材の一部をオーバーラップさせたこと;前記噴出管または斜下降流板の下部側に、誘導用の処理液を循環させるために循環ポンプに接続された吸液管を配設したこと;を付加的な要件として含むものである。
【0014】
本発明に係るメッキ装置は、移動手段を前記搬送手段と前記昇降手段との乗り換え位置であって且つ該昇降手段の上昇位置と下降位置とにそれぞれ配設したことによって、メッキ処理槽の前処理及び後処理における被処理物の乗り換えを一つづつ自動的にスムーズに行えるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の第1の実施の形態に係るメッキ装置について図1〜4を用いて説明すると、図1は装置の概略を示す平面図で、図2は図1のA−A線に沿う略示的断面図であり、図3及び図4は搬送部を略示的に拡大して示す断面図及び側面図である。
【0016】
これら図において、メッキ装置1には、メッキ工程における前後処理を行う処理槽2と、メッキ液が収納されメッキ処理を行うメッキ槽3とからなり、上記処理槽2は、前処理をする処理液を収納した前処理槽2aと後処理をする処理液を収納した後処理槽2bとからなる。なお、この処理槽2は、前処理槽2aまたは後処理槽2bのいずれか一方であっても良い。
【0017】
また、メッキ装置1は、被処理物をメッキ槽3内を通過させてメッキ処理するための搬送手段4と、前記処理槽2とメッキ槽3との間を乗り換えさせるための昇降手段5と、被処理物を吊垂状態に支持して前記搬送手段4により搬送させ、且つ昇降手段5によって被処理物を保持したまま乗り換えさせることができるハンガー6とを有し、該ハンガー6は、下端部側にローラ6aが取り付けられると共に、基部側を一体的に固定させたアーム7を有するものである。
【0018】
このメッキ工程の前処理槽2aによる処理としては、例えば、脱脂、水洗及び酸洗等があり、また、メッキ工程の後処理槽2bによる処理としては、例えば、シャワーによる水洗及び防錆処理等である。
【0019】
前記搬送手段4は、図3〜4に示したように、例えば、メッキ槽3の長さと略対応する長さ範囲に一対のチェーン4a、4bを並列に且つ共通の軸4cをもってエンドレスに配設し、複数のギヤ駆動輪4dに懸架して駆動されるように構成され、更に、この駆動手段4と並列にワークレール8aを備えており、該ワークレール8aはメッキ槽3の上部外側側面に沿って配設されている。また、前処理槽2a側にもワークレール8bが設けられている。
【0020】
昇降手段5には、昇降ガイド9が昇降自在に配設されており、該昇降ガイド9は、適宜の駆動源、例えば、上部に設置されたモータMにより上下動するものであり、前記ハンガー6を引っ掛けて保持した状態で駆動される。また、昇降ガイド9に保持されたハンガー6は、昇降ガイド9の上昇終点位置近傍において横方向へ移動させられるための移動手段5aが略平行に設けられている。
【0021】
この移動手段5aは、図5に示したように、所謂水平に配設されたバー状またはレール状部材であって、該バー状またはレール状部材に沿って往復移動するスライド部材5bが設けられ、該スライド部材5bには一方向のみに作用する爪部5cが突出形成されている。そして、スライド部材5bは適宜の駆動源によって駆動される両側のリール5dに懸架した紐状の緊張材5eを介して往復移動し、爪部5cが昇降ガイド9に保持されたハンガー6の上部に作用して横方向に移動させるのである。
【0022】
また、昇降ガイド9が下降して搬送手段4へのハンガー6の乗り換えについては、要するに、横方向へ移動させるものであるため、実質的に前記移動手段5aと同一構造のものが使用される。従って、説明が重複するので、各構成部分についての詳細は省略するが、図4に示したように、搬送手段4の端部に隣接させて爪部5cが上向きになるように取り付けるのである。そして、爪部5cがハンガー6の下部に作用して横方向に移動させるのである。
【0023】
ハンガー6は、前記アーム7とは反対側に駆動伝達用の係止用突起6bが設けられており、また、アーム7は、水平部7aと自由端部側に垂下部7bが形成されており、該垂下部7bの端部には、陰極用のクランプ10が取り付けられており、該陰極用のクランプ10で被処理物11を挟持させ垂下状態に維持するものである。この被処理物11としては、例えば、比較的薄いフィルム状または薄板状のプリント基板等を挙げることができる。
【0024】
そして、前記ハンガー6は、搬送手段4側に位置した場合には、ワークレール8aに対してローラ6aが当接し、係止用突起6bは一対のチェーン4a、4bの間の軸4cに係止し、チェーンの駆動によりローラ6aが転動して水平に移動できるようになっている。また、処理槽2側にハンガー6が位置する場合には、昇降手段5と共に配設されているワークレール8bにローラ6aが当接して転動し水平に移動できる状態になっているのである。
【0025】
次に動作について図6〜図8を用いて説明すると、図6は、メッキ装置1の前処理槽2aと、後処理槽2bと、メッキ槽3とを説明のために、Uターン部分を直線的に配置して略示的に示す断面図を示したものであり、図7は、メッキ槽3と後処理槽2bとの一部を拡大して略示的に示し断面図を示し、図8はハンガー6の乗り換え状況を説明するための要部の略示的側面図を示すものである。
【0026】
そこで、昇降手段5に昇降自在な状態で配設された昇降ガイド9は、前処理槽2a乃至メッキ槽3の投入部3aと、該メッキ槽3の搬出部3b乃至後処理槽2bに沿ってそれぞれ配設されると共に、移動手段5aも昇降手段5の上部と搬送手段4の両端部とにそれぞれ配設されている。
【0027】
昇降手段5に配設された昇降ガイド9は、被処理物11を、前処理槽2a及び後処理槽2bに配設された各処理槽の間並びに該前処理槽2aとメッキ槽3との間及びメッキ槽3と後処理槽2bとの間を移動させる際、前記昇降手段5によって上下方向に昇降し、その上昇位置及び下降位置に昇降ガイド9が到達した時にそれを検出して移動手段5aが動作してハンガー6を水平方向に移動させる。
【0028】
前記昇降ガイド9によって昇降及び水平搬送されるハンガー6と、該ハンガー6に取り付けられたアーム7とは、各処理槽で適宜昇降させられて図1のアームの軌跡7cに示したように上側位置または下側位置を水平に搬送される。
【0029】
まず、前処理槽2aにおいて、昇降ガイド9に対してハンガー6を引っ掛けると共にアーム7のクリップ10に被処理物11を挟持させて吊垂状態にして供給し、該被処理物11を前処理槽2aに収納された処理液に浸漬させて前処理をする。この前処理工程においては、複数の処理槽があって、一番端の処理槽から順送りしながら前処理をするものであって、その都度昇降ガイド9が上下動し、上昇した時点で移動手段5aによりハンガー6を一個づつ各処理槽に対応する位置まで横方向に順送りをする。
【0030】
前処理槽2aで処理された被処理物11は、次にメッキ槽3に移動させられるものであり、その移動については、前処理槽2aでの順送りと同一のピッチではないが、略同じやり方を採用して移動するものであって、昇降ガイド9が上昇したときに、前処理工程が終了した被処理物11を吊垂しているハンガー6に対して、移動手段5aが作用してメッキ槽3の投入部3aに対応する位置まで横方向に移動させる。
【0031】
この移動させた位置において、昇降ガイド9を下降させることにより被処理物11はメッキ槽3の投入部3aに投入される。この投入部3aへの投入、即ち、昇降ガイド9の下降点において下部側に配設した移動手段5aが駆動され、昇降ガイド9に吊垂状態にあるハンガー6を横方向に移動させてワークレール8aに乗り換えさせると共に、搬送手段4である一対のチェーン4a、4bの間の軸4cにハンガー6の係止用突起6bが係合し、それによってハンガー6はワークレール8aに沿って移動し、アーム7の端部に取り付けられている陰極用のクランプ10に挟持された被処理物11をメッキ槽3内に収納されたメッキ液に浸漬させた状態で搬出部3bまで搬送移動させる。
【0032】
メッキ槽3内には、メッキ液が収納されると共に、両壁面に沿って陽極板12が配設されており、被処理物11と平行に陽極板12が位置しているので、メッキ槽3内を移動している中で、陰極用のクランプ10に挟持された被処理物11の両面を均一にメッキ処理することができる。
【0033】
また、メッキ槽3内には、図2に示したように、被処理物11の搬送方向に沿って平行に該被処理物11の両面側に複数の噴出管13が配設されており、該噴出管13に設けられた複数の噴出ノズル13aから被処理物11の両面に連続的にメッキ液を噴出させているため、該被処理物11には、常に新しいメッキ液が接触し、高い効率で安定したメッキ処理をすることができると共に、メッキ液の濃淡によるメッキ厚の差異を少なくして、均一にメッキ処理することができるのである。
【0034】
メッキ処理が終了した被処理物11は、図7及び図8に示したように、メッキ槽3から搬出され後処理槽2bに移送されるものであるが、その搬出に当たっては、搬送手段4の後端側において、昇降ガイド9が下降し、その下降点に達した時に下部側に配設した移動手段5aが駆動され、スライド部材5bの爪部5cが搬送手段4で搬送されてきたメッキ処理済みの被処理物11を吊垂しているハンガー6の下部に作用して横方向に移動させ、そのハンガー6を昇降ガイド9にスムーズに乗り換えさせるのである。
【0035】
このように乗り換えさせられたハンガー6は、被処理物11と共に昇降ガイド9の上昇に伴ってメッキ槽3から引き抜かれ、昇降ガイド9が上昇点に達したときに上部に配設してある移動手段5aが駆動され、スライド部材5bの爪部5cがハンガー6の上部に作用して横方向に移動させ、後処理槽2bに対応する位置まで移動させる。そして、この位置において、再び昇降ガイド9が下降したときに、一方においては、メッキ槽3からメッキ処理済みのハンガー6を受け入れ、他方においては、後処理槽2bにメッキ処理済みのハンガー6を乗り換えさせて後処理するのである。
【0036】
いずれにしても、前後の処理槽2及びメッキ槽3と、搬送手段4、昇降手段5及び移動手段5aとは、それぞれ所定の間隔をもった処理部所間をつなぐように設けられ、該搬送手段4及び昇降手段5によって移動または搬送されるハンガー6のアーム7に取り付けられている陰極用のクランプ10に挟持された被処理物11は、各処理部所間において、全て自動的に乗り換えさせることができるので作業効率が著しく向上する。
【0037】
更に、本発明に係る第2の実施の形態について、図9〜図11について説明する。なお、基本的な構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、その実施の形態についての具体的な全体の図示を省略し、図2に新たな構成部分を付加して説明する。
【0038】
図9は、メッキ槽3の内部を略示的に示した側面図であり、図10はその略示的断面図である。メッキ槽3内の下部側には、陽極板12及び噴出管13よりも内側で、被処理物11の両面側に搬送方向(矢印a)と平行に、所定の長さに分割した可動遮蔽板16を配設させたものであり、該可動遮蔽板16の外側に近接させて、該可動遮蔽板16を保護するためのカバー板17が配設されている。
【0039】
図9(a)〜(c)においては、被処理物11の搬送方向における時間の経過と共に搬送される様子を示してあり、また、図10(a)においては、被処理物11の深さ方向の長さが長い場合で、可動遮蔽板16がカバー板17と同じレベルに収納されている状態を示してあり、図10(b)においては、被処理物11の深さ方向の長さが短い場合で、可動遮蔽板16がカバー板17から上方に摺動した状態を示してある。
【0040】
可動遮蔽板16は、被処理物11の深さ方向の長さが長い場合には、カバー板17と同じレベルの下側に位置しており、被処理物11の深さ方向の長さが短い場合には、カバー板17から上方位置に摺動され、陽極板12からの電流18の一部(下側)を遮断して、前記被処理物11に透過される電流を一定に維持し、被処理物11のメッキ処理が均一にされるようにする。
【0041】
このように、被処理物11の大きさ(上下方向の長さ)に対応して、上下動する可動遮蔽板16を配設させたことにより、被処理物11を均一にメッキ処理でき、更に、可動遮蔽板16を所定の長さで分割したことにより、例えばダミー板11aを1枚使用するだけで、異なる長さの被処理物11に対応させることができるため、多品種・少量生産に適応させることができるのである。つまり、ハンガー6にダミー板11aを吊垂させ、該ダミー板11aを付けたハンガー6の通過を検知することで、可動遮蔽板16の上下動を制御すれば良いのである。
【0042】
更に、図11にメッキ槽3の内部に搬送ガイド部材19を取り付けた状態を略示的に示ししてある。つまり、メッキ槽3内で噴出管13よりも内側に、被処理物11の搬送方向(矢印a)と平行で且つ該被処理物11の搬送方向に沿って下向きに傾斜させた平板または棒状の搬送ガイド部材19を複数列配設させている。なお、この搬送ガイド部材19は、被処理物11の搬送方向に沿って上向きに傾斜させても良い。
【0043】
この搬送ガイド部材19は、所定の長さで複数に分割し、該分割した搬送ガイド部材19の一部(前後端部)を相互にオーバーラップさせ、被処理物11を整然と搬送すると共にメッキ液との接触、即ちメッキ液の流れを一定方向にならないように攪拌するため、被処理物11にメッキ処理による縞模様の発生を防ぐことができる。
【0044】
本発明の第3の実施の形態に係るメッキ装置を図12及び図13に示す。この実施の形態においても、その基本的な構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、その実施の形態についての具体的な全体の図示を省略して説明する。
【0045】
図12にメッキ槽の内部を略示的に示した側面図を示し、図13にその断面図を示す。なお、この第3の実施の形態においては、前記第2の実施の形態の可動遮蔽板16をフロート式にしたものであり、その他の構成については、前記第2の実施の形態と同一であるため、同一部分については、同一の符号を付して説明し、その詳細な説明は省略する。
【0046】
この第3の実施の形態においては、支持軸20を介して可動遮蔽板16とフロート21とを連結させた構成にしている。このフロート21は、適宜の押し板22で押圧することにより、前記可動遮蔽板16を上昇・下降させている。この場合の押し板22は、適宜の手段、例えば、エアー等により上下動するものであって、ダミー板11aの通過により駆動させるものである。
【0047】
また、図示していないが、例えば、先端が緩やかな曲面をもって上方に所定長さ曲げて形成した押し板も使用でき、ダミー板11aを境にしてその取付位置を被処理物11の長さに対応して設定して、例えば、ハンガー6等に取り付け、被処理物11の搬送に伴って移動させることにより、フロート21の上下動を順次行って可動遮蔽板16を上下動させ、いずれにしても、被処理物11のメッキ処理が均一になされるようにしてある。
【0048】
また、本発明の第4の実施の形態に係るメッキ装置の要部を図14に示す。この実施の形態においても、その基本的な構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、その実施の形態についての具体的な全体の図示を省略し、要部のみを示して説明する。
【0049】
この実施の形態においては、前記第1の実施の形態に係る噴出管13の構成を改良したものであり、メッキ槽3内の配設位置等は全く同一である。
改良した噴出管23は、対をなす噴出管23a、23bであって、その上部をそれぞれ外側に折り曲げて開くように形成し、対をなす上部の形状を略V字状に開いて対峙させた形状に形成したものである。
【0050】
そして、対をなす略V字状の噴出管23a、23bは、少なくともメッキ槽3における被処理物11の投入部位に配設されるものであり、投入部位以降は、前記第1の実施の形態に係る噴出管13を配設しても良いのである。また、略V字状に形成した上部側からも被処理物11の搬送方向aに対して略直行する方向にメッキ液を噴出させるものである。
【0051】
このように、上部を略V字状に形成した噴出管23a、23bを少なくともメッキ槽3の被処理物11の投入部位に配設することによって、特に、被処理物11が薄いフィルム状のものであっても、また、被処理物11の投入角度または下端側の角度がずれていても、噴出させたメッキ液により被処理物11を噴出管23a、23bの中央部に直ちに誘導できるため、該被処理物11の保持治具・挟み機構を必要とすることなく、メッキ槽3内に被処理物11を安定した状態でスムーズに投入できるようになり、コストを削減することができる。
【0052】
更に、本発明の第5の実施の形態に係るメッキ装置の要部を図15〜図16に示す。この実施の形態においても、その基本的な構成については、前記第1の実施の形態と同一であるので、その実施の形態についての具体的な全体の図示を省略し、要部のみを示して説明する。
【0053】
この実施の形態においては、主としてメッキ槽3における被処理物11の投入部位を改良したものであり、要部のみを斜視図として図15に示し、その投入部位のメッキ槽3の側面を略示的に図16に示す。
【0054】
図において、メッキ装置におけるメッキ槽3の内部で、特に、被処理物11の投入部位に、一種の整流部材31を配設したものであり、該整流部材31は、対をなす斜下降流板31a、31bからなるものである。また、その他の構成については、前記第1の実施の形態と同一であるため図示と説明とを省略する。
【0055】
この整流部材31を構成する対をなす斜下降流板31a、31bは、その上部側をそれぞれ外側に開いて略V字状に形成したものであり、これら斜下降流板31a、31bを被処理物11の搬送方向aに対して平行に且つ対峙させて配設すると共に、斜下降流板31a、31bの上端部近傍に沿って噴出管32が設けられ、更に、斜下降流板31a、31bの下部側中央部には、吸液管33が配設され、噴出管32と吸液管33との間に適宜の循環ポンプを介在させ、吸液管33を介して吸引したメッキ液を噴出管32から噴出させて斜下降させるものであり、循環させるものである。
【0056】
このように、メッキ槽3内に略V字状に形成した斜下降流板31a、31bを配設することによって、被処理物11が薄いフィルム状のものであっても、また、被処理物11の投入角度または下端側の角度がずれていても、循環噴出させた斜下降するメッキ液により被処理物11を斜下降流板31a、31bの中央部に速やかに誘導できるため、被処理物11の保持治具・挟み機構を必要とすることなくメッキ槽3内に被処理物11を安定した状態で投入できるようになり、コストを削減することができる。
【0057】
また、前記第4の実施の形態に係る噴出管23a、23bと、前記第5の実施の形態に係る斜下降流板31a、31bとは、前後の処理槽2に配設させても良い。因みに、前処理槽2aに対して付加した状態がどのようなものであるかを明確にするため、一例として整流部材31を取り付けた状態を前記第1の実施の形態に係る図2に示してある。
【0058】
いずれにしても、仕切られた前後の処理槽2とメッキ槽3とにおいて、移動手段5aと搬送手段4とを独立させ、且つ関連的に駆動させることにより、被処理物11を前後の処理槽2とメッキ槽3との間での乗り換えを自動的に且つスムーズに行うことができ、また、被処理物11のサイズが異なっても、装置の駆動を停止することなく、連続した状態でしかも均一に処理することができ、更に、処理槽2においてもメッキ槽3においても、被処理物11が投入される部位に、所謂整流部材を設けたことにより、乗り換えの際に角度的な曲がりがあっても、被処理物を処理液中に適正な状態を維持して侵入させことができるのである。
【0059】
また、移動手段5aと搬送手段4とを独立させたことにより、搬送手段4の速度に合わせて移動手段5aを調整できるので、処理液に対する被処理物11の浸漬時間を自由に制御できると共に、搬送手段4が、処理槽2及びメッキ槽3の上部中央部ではなく上部側面の所定間隔をもった位置に配設されているため、該搬送手段4の駆動または摺動等によって生じるゴミ等が前記処理槽2及びメッキ槽3の中に混入しないのである。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のに係るメッキ装置は、メッキ液が収納され陽極板が配設されたメッキ槽と、処理液が収納された前処理槽と、処理液が収納された後処理槽と、被処理物の搬送手段と、被処理物の昇降手段と、被処理物の移動手段と、前記被処理物を支持して前記搬送手段と前記昇降手段との間を乗り換えできるハンガーとを備え、前記搬送手段は、前記メッキ槽の上部側面に沿わせ且つその上部側面から所定の間隔をもって配設し、前記昇降手段は、前記前処理槽と前記メッキ槽との間と、該メッキ槽と前記後処理槽との間にそれぞれ配設し、前記移動手段は、駆動源により水平方向に往復移動するスライド部材で爪部を有するもので、前記搬送手段と前記昇降手段との乗り換え位置であって且つ該昇降手段の上昇位置と下降位置とでそれぞれ動作するように配設し、前記ハンガーは、所要長さの水平部と垂下部とからなるアームを有すると共に、該アームの垂下部に陰極用のクランプが設けられ、該クランプに前記被処理物を垂下状態に挟持させたハンガーを、前記前処理槽からメッキ槽及び後処理槽に順次、昇降手段と移動手段及び搬送手段を介して自動的に乗り換えさせて搬送し前記被処理物をメッキ処理できる構成にし、前記メッキ槽内及び/または処理槽内には、少なくとも被処理物が投入される側に、処理液を噴出して被処理物の投入を中央部に誘導するための整流部材を設けた構成としたことにより、メッキ処理のために供給される被処理物の処理槽への供給において、被処理物の投入角度または下端側の角度がずれていても、誘導する処理液によりメッキ槽または処理槽の中央部の処理液中に、被処理物を適正な状態を維持して速やかに侵入させることができるので、メッキ処理槽の前処理及び後処理における被処理物の乗り換えを一つづつ自動的にスムーズに行えメッキ処理作業が効率よく行えると言う優れた効果を奏する。
【0061】
また、この発明において、前記整流部材が上部を外側に開いて対峙させた処理液の噴出管または上端部近傍に噴出管が設けられた斜下降流板であることによって、被処理物の投入角度または下端側の角度がずれていても、誘導する処理液によりメッキ槽または処理槽の中央部の処理液中に、被処理物を適正な状態を維持して更に一層速やかに侵入させることができ、それによって各処理槽への被処理物の乗り換えがスムーズに行えると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメッキ装置を略示的に示した平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同メッキ装置の要部のみを略示的に示した断面図である。
【図4】同メッキ装置における搬送手段と移動手段との関係を示す要部の略示的側面図である。
【図5】同メッキ装置における昇降手段と移動手段との関係を示す要部の略示的側面図である。
【図6】同メッキ装置を解りやすく説明するために前処理槽と、後処理槽と、メッキ槽と直線的に配置して略示的に示した断面図である。
【図7】同メッキ装置における被処理物の乗り換え状況を説明するためにメッキ槽と後処理槽との一部を拡大して略示的に示した断面図である。
【図8】同メッキ装置における被処理物の乗り換え位置の要部を拡大して示した側面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るメッキ装置であって、メッキ槽における基本的な構成をブロック的に示し、(a)〜(c)はその動作状況を示した側面図である。
【図10】同メッキ装置のメッキ槽において、(a)〜(b)は可動遮蔽板の動作状況をを略示的に示した断面図である。
【図11】同メッキ装置のメッキ槽において、もう一つの要部を略示的に示した断面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るメッキ装置であって、メッキ槽における基本的な構成を略示的に示した側面図である。
【図13】同メッキ装置のメッキ槽において、(a)〜(b)は可動遮蔽板の動作状況をを略示的に示した断面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係るメッキ装置においてメッキ槽の内部に取り付けて使用する噴出管を略示的に示した斜視図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態に係るメッキ装置においてメッキ槽の内部に取り付けて使用する斜下降流板を略示的に示した斜視図である。
【図16】同メッキ装置のメッキ槽におけるメッキ槽の内部を略示的に示した側面図である。
【符号の説明】
1 メッキ装置
2 処理槽
2a メッキの前処理槽
2b メッキの後処理槽
3 メッキ槽
4 搬送手段
4a、4b チェーン
4c 軸
4d ギヤ駆動輪
5 昇降手段
5a 移動手段
5b スライド部材
5c 爪部
5d リール
5e 緊張材
6 ハンガー
6a ローラ
6b 係止用突起
7 アーム
7a アームの水平部
7b アームの垂下部
8a、8b ワークレール
9 昇降ガイド
10 陰極用のクランプ
11 被処理物
11a ダミー板
12 陽極板
13、32 噴出管
13a 噴出ノズル
16 可動遮蔽板
17 カバー板
18 電流
19 搬送ガイド板
20 支持軸
21 フロート
22 押し板
23、23a、23b 噴出管
31 整流部材
31a、31b 斜下降流板
33 吸液管

Claims (6)

  1. メッキ液が収納され陽極板が配設されたメッキ槽と、処理液が収納された前処理槽と、処理液が収納された後処理槽と、被処理物の搬送手段と、被処理物の昇降手段と、被処理物の移動手段と、前記被処理物を支持して前記搬送手段と前記昇降手段との間を乗り換えできるハンガーとを備え、
    前記搬送手段は、前記メッキ槽の上部側面に沿わせ且つその上部側面から所定の間隔をもって配設し、
    前記昇降手段は、前記前処理槽と前記メッキ槽との間と、該メッキ槽と前記後処理槽との間にそれぞれ配設し、
    前記移動手段は、駆動源により水平方向に往復移動するスライド部材で爪部を有するもので、前記搬送手段と前記昇降手段との乗り換え位置であって且つ該昇降手段の上昇位置と下降位置とでそれぞれ動作するように配設し、
    前記ハンガーは、所要長さの水平部と垂下部とからなるアームを有すると共に、該アームの垂下部に陰極用のクランプが設けられ、
    該クランプに前記被処理物を垂下状態に挟持させたハンガーを、前記前処理槽からメッキ槽及び後処理槽に順次、昇降手段と移動手段及び搬送手段を介して自動的に乗り換えさせて搬送し前記被処理物をメッキ処理できる構成にし、
    前記メッキ槽内及び/または処理槽内には、少なくとも被処理物が投入される側に、処理液を噴出して被処理物の投入を中央部に誘導するための整流部材を設けたこと
    を特徴とするメッキ装置。
  2. 前記整流部材は、
    上部を外側に開いて対峙させた処理液の噴出管または上端部近傍に噴出管が設けられた斜下降流板であること
    を特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
  3. 前記メッキ槽内には、
    所定の長さに分割され、それぞれ上下動する可動遮蔽板を被処理物の搬送方向と平行に配設し、被処理物の大きさに対応したダミー板を被処理物の先頭に吊垂して通過させることにより可動遮蔽板の上下動を制御できる構成にしたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のメッキ装置。
  4. 前記メッキ槽内には、
    被処理物の搬送方向と平行且つ該被処理物の搬送方向に沿って上向きまたは下向きに傾斜させた搬送ガイド部材を複数列配設させたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のメッキ装置。
  5. 前記搬送ガイド部材は、
    所定の長さで複数に分割し、該分割した搬送ガイド部材の一部をオーバーラップさせたこと
    を特徴とする請求項4に記載のメッキ装置。
  6. 前記噴出管または斜下降流板の下部側に、誘導用の処理液を循環させるために循環ポンプに接続された吸液管を配設したこと
    を特徴とする請求項2に記載のメッキ装置。
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