JP2003013010A - フロアーポリッシュ用組成物 - Google Patents

フロアーポリッシュ用組成物

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JP2003013010A JP2001198240A JP2001198240A JP2003013010A JP 2003013010 A JP2003013010 A JP 2003013010A JP 2001198240 A JP2001198240 A JP 2001198240A JP 2001198240 A JP2001198240 A JP 2001198240A JP 2003013010 A JP2003013010 A JP 2003013010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木質系床材、合成樹脂からなる化学床材、コン
クリートや大理石等の石床などの床面に対して、特に、
多価金属化合物(重金属等)を含まずとも、耐水性、耐
久性、塗布性等の諸性能に優れ、しかも、塗布、乾燥後
に短時間で十分な皮膜硬度と光沢性が得られる、環境衛
生にも優れたフロアーポリッシュ用組成物を提供する。 【解決手段】ガラス転移温度が60〜130℃であり、
且つ酸価が130〜180mgである水性分散状態にあ
るエチレン性不飽和化合物の重合体を含有し、且つ金属
架橋を用いないことを特徴とするフロアーポリッシュ用
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質系床材、合成
樹脂からなる化学床材、コンクリートや大理石等の石床
などの床面に好適なフロアーポリッシュ用組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】木質系床材、合成樹脂からなる化学床
材、コンクリートや大理石等の石床などの床面には、床
材の美観を保つともに、床面を保護することを目的とし
てフロアーポリッシュ用組成物が用いてられている。フ
ロアーポリッシュ用組成物には、溶剤を使用する油性タ
イプのものから、水性または乳化状態のものが一般的で
ある。
【0003】例えば、特公昭47−14019号公報、
特公昭47−15597号公報には、木質系床材、合成
樹脂からなる化学床材、コンクリートや大理石等の石床
などの床面に、多価金属化合物を使用したフロアーポリ
ッシュ用組成物が開示されている。この場合の多価金属
化合物は、亜鉛、コバルト、カドミウム、ニッケル、ク
ロム、ジルコニウム、錫、タングステン、アルミニウム
等の重金属を含み、アミン又はアンモニアとの錯体を形
成するフロアーポリッシュ用組成物が開示されている。
【0004】また、これら錯体を使用しないフロアーポ
リッシュ用組成物も提案されている。例えば、特公昭6
0−48542号公報においては、金属錯体の使用に代
えて、重合体エマルション中に酸化亜鉛を分散させる方
法が提案されている。この方法では、アクリル系共重合
体を含むエマルション中に、例えば攪拌混合により酸化
亜鉛を分散せしめる工程を含み、それにより安定で、か
つ乾燥時にアミン臭がしないフロアーポリッシュ用組成
物が得られることを特徴している。これらの多価金属化
合物は、フロアーポリッシュ用組成物の耐久性、耐水性
および剥離性向上のために添加されてきたものである
が、近年、環境問題への関心が高まるにつれ、多価金属
化合物(重金属等)等を含有しないものが望まれてい
た。
【0005】さらに、亜鉛化合物を使用することが、重
金属による環境汚染を引き起こす虞もあるとの理由か
ら、金属架橋剤としてカルシウムを用いることも試みら
れている。例えば、特開平8−92529号公報では、
金属架橋剤としてカルシウムを用いたフロアーポリッシ
ュ用組成物の提供が開示されているが、金属架橋剤を単
にカルシウムに置き換えたもので、通常使用されている
亜鉛を用いた金属架橋と比較して、十分な耐久性や耐摩
耗性を皮膜に付加することができず、上記の発明では水
性ポリウレタン樹脂にカルシウム化合物との架橋反応さ
せ、耐久性や耐摩耗性の不足部分を補っている。
【0006】さらにまた、金属架橋剤を一切含まない水
性被覆組成物も提案されている。例えば、特開2001
−2980号公報では、ガラス転移温度が80℃以下の
共重合体の水性分散体100質量%(固形分)にアミン
化合物0.1〜100質量%とを含有させることによっ
て、耐久性を上げている。しかしこの方法ではポリッシ
ュを塗り重ねるときに、アミンが下地ポリッシュの皮膜
を侵すことにより十分な光沢が得られず、また、粘度が
高くなり塗り作業性が悪くなるといった欠点を有してい
る。なお、フロアーポリッシュ用組成物の粘度は、通
常、15mPa・s以下に設定されることが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この課題に対し、本発
明者らは鋭意検討した結果、本発明は、上記課題を解決
するものであり、フロアーポリッシュ用組成物として、
多価金属化合物(重金属等)を含まずとも、耐水性、耐
久性、塗布性等の諸性能に優れ、特に、塗布、乾燥後に
短時間で十分な皮膜硬度と光沢性が得られ、環境衛生に
も優れたフロアーポリッシュ用組成物を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記背景のもと、本発明
者らは鋭意検討した結果、特定のガラス転移温度と酸価
とを有するエチレン性不飽和化合物の重合体により、金
属架橋を用いなくとも、耐水性、耐久性、塗布性等の諸
性能に優れ、特に、塗布、乾燥後に短時間で十分な皮膜
硬度と光沢性が得られ、環境衛生にも優れたフロアーポ
リッシュ用組成物が得られることを見いだし、本発明を
完成した。
【0009】すなわち、本発明は、ガラス転移温度が6
0〜130℃であり、且つ酸価が130〜180である
水性分散状態にあるエチレン性不飽和化合物の重合体を
含有し、且つ金属架橋を用いないフロアーポリッシュ用
組成物を第1の要旨とする。また、エチレン性不飽和化
合物の重合体が、少なくとも2種以上の単量体から得ら
れるものであって、且つメタクリル酸を必須とし、メタ
クリル酸メチル及び/又はスチレンを単量体として含有
することを特徴とするフロアーポリッシュ用組成物を第
2の要旨とする。さらに、エチレン性不飽和化合物の重
合体100質量部(固形分量)に対して、アミン化合物
を0.1質量部未満含有することを特徴とするフロアー
ポリッシュ用組成物を第3の要旨とし、さらにまた、ア
ミン化合物を含まないことを特徴とするフロアーポリッ
シュ用組成物を第4の要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。
【0011】本発明に用いられる水性分散状態にあるエ
チレン性不飽和化合物の重合体としては、ガラス転移温
度が60〜130℃であり、且つ酸価が130〜180
の範囲のものである。エチレン性不飽和化合物の重合体
のガラス転移温度が60℃未満では、ポリッシュ皮膜に
べたつきを生じ、また、充分な耐久性が得られにくい。
【0012】本発明にて用いるガラス転移温度(以下、
Tgという)は、次に示されるFoxの式1で求められ
る。
【式1】1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+W3
/Tg3・・・ ここで、W1、W2、W3、・・・は、重合体中の単量
体1、2、3の重量分率を示し、Tg1、Tg2、Tg
3・・・は、同じく単量体1、2、3・・・のホモポリ
マー(単独重合体)のガラス転移温度(式上では絶対温
度を使用)を示したものである。
【0013】上式において、ホモポリマー(単独重合
体)のTgについては、ポリマーハンドブックなどに記
載されている値が用いられる。例えば、ポリメタクリル
酸メチル:105℃、ポリアクリル酸ブチル:−54
℃、ポリアクリル酸2-エチルへキシル:−50℃、ポ
リアクリル酸シクロヘキシル:19℃、ポリメタクリル
酸:228℃、ポリアクリル酸:106℃、ポリスチレ
ン:100℃等である。
【0014】また、本発明に用いられる上記エチレン性
不飽和化合物の重合体の酸価は、130〜180の範囲
で設定されることが好ましい。酸価が130未満では、
耐久性の良い皮膜を得られにくく、また、ポリッシュ皮
膜の耐ブラックヒールマーク(BHM)性に乏しいもの
となる。また、酸価が180を超えると、ポリッシュの
耐水性に乏しいものとなる。なお、酸価とは、重合体1
g中のカルボン酸を中和するのに必要な水酸化カリウム
(KOH)のmg数で表される。そして、本発明におい
て、エチレン性不飽和化合物の重合体を製造するときに
用いられるα,β―不飽和カルボン酸の理論酸価値は、
例えば、アクリル酸は779、メタクリル酸は652で
ある。従って、重合体中に10質量%のメタクリル酸が
含まれている場合の重合体の酸価は、重合体中に含まれ
るα,β―不飽和カルボン酸の含有比率として算出(小
数点以下四捨五入)され、この重合体の理論酸価値は6
5となる。本発明でいうところの酸価とは、このように
して算出された理論酸価値のことをいう。
【0015】本発明に用いられるエチレン性不飽和化合
物の重合体を製造するには、エチレン性不飽和単量体と
して、(イ)α,β−不飽和カルボン酸、(ロ)(メ
タ)アクリル酸エステル、(ハ)メタクリル酸エステ
ル、(ニ)α,β−不飽和カルボン酸や(メタ)アクリ
ル酸エステル及びメタクリル酸エステルと共重合可能な
重合体が用いられる。
【0016】更に詳しくは、(イ)α,β−不飽和カル
ボン酸としては、(メタ)アクリル酸、フマル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、メタクリル酸、クロトン酸などが
挙げられ、好ましくはメタクリル酸が用いられる。これ
らのα,β−不飽和カルボン酸単量体は単独で用いても
よく、或いは2種以上を併用することもできる。
【0017】また、(ロ)(メタ)アクリル酸エステル
としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体
としては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、
(メタ)アクリル酸i−プロピル、(メタ)アクリル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)
アクリル酸n−アミル、(メタ)アクリル酸i−アミ
ル、(メタ)アクリル酸へキシル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸i−ノニル、(メタ)アクリル
酸デシル、ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシアミル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレートなどが挙
げられ、好ましくは(メタ)アクリル酸n−ブチル、
(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルが用いられる。
これらの(メタ)アクリル酸エステル単量体は単独で用
いてもよく、或いは2種以上を併用することもできる。
【0018】そして、(ハ)メタクリル酸エステルとし
ては、メタクリル酸メチル,メタクリル酸エチル等のメ
タクリル酸アルキル、メタクリル酸シクロアルキル、メ
タクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリ
ル酸グリシジルなどが挙げられ、好ましくはメタクリル
酸メチルが用いられる。これらのメタクリル酸エステル
単量体は単独で用いてもよく、或いは2種以上を併用す
ることもできる。
【0019】さらにまた、(二)上記α,β−不飽和カ
ルボン酸や(メタ)アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルと共重合可能な単量体としては、スチレン、
α−メチルスチレン、4−メチルスチレン、2−メチル
スチレン、3−メチルスチレン、4−メトキシスチレ
ン、2−ヒドロキシメチルスチレン、4−エチルスチレ
ン、4−エトキシスチレン、3,4−ジメチルスチレ
ン、2−クロロスチレン、3−クロロスチレン、4−ク
ロロー3−メチルスチレン、4−t−ブチルスチレン、
2,4−ジクロロスチレン、2,6−ジクロロスチレ
ン、1−ビニルナフタレン、ジビニルベンゼンなどの芳
香族ビニル単量体、ベンジル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、アルキルフェノ
キシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシボリエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、アルキルフェ
ノールエチレンオキシド(メタ)アクリレート、アルキ
ルフェノールプロピレンオキシド(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)
アクリレート、エチレングリコール(メタ)アクリレー
トモノフタレート、エチレングリコール(メタ)アクリ
レートヒドロキシエチルフタレートなどのポリエステル
(メタ)アクリレート類、アリルグリシジルエーテル、
グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル
(メタ)アクリレートなどのエポキシ化合物、ジビニル
ベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ー卜、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
トなどの多官能性単量体、(メタ)アクリルアミド、N
−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N′−メチレンビスアクリル
アミド、ダイアセトンアクリルアミド、マレイン酸アミ
ド、マレイミドなどの酸アミド化合物、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、酢酸ビニル、脂肪酸ビニルエステルなど
のビニル化合物、トリフルオロエチル(メタ)アクリレ
ート、ペンタデカフルオロオクチル(メタ)アクリレー
トなどのフッ素原子含有単量体、γ−メタクリロイルプ
ロパントリメトキシシラン、チッソ(株)製のサイラプ
レーンFMO711などの反応性シリコーンなどのシリ
コーン化合物、アミノエチルアクリレート、ジメチルア
ミノエチルアクリレート、ブチルアミノエチルアクリレ
ートなどのエチレン系不飽和カルボン酸のアミノアルキ
ルエステル、アミノエチルアクリルアミド、ジメチルア
ミノメチルメタクリルアミド、メチルアミノプロピルメ
タクリルアミドなどのエチレン系不飽和カルボン酸のア
ミノアルキルアミド、(メタ)アクリロニトリル、α−
クロルアクリロニトリルなどのシアン化ビニル系単量体
などが挙げられ、好ましくは、スチレンが用いられ
る。。これらのα,β−不飽和カルボン酸や(メタ)ア
クリル酸エステル及びメタクリル酸エステルと共重合可
能な単量体は単独で用いてもよく、或いは2種以上を併
用することもできる。
【0020】そして、公知の乳化重合法、懸濁重合法等
により、ガラス転移温度60〜130℃で、且つ、酸価
130〜180を有するエチレン性不飽和化合物の重合
体を得ることができる。なかでも、エチレン性不飽和化
合物の重合体が、少なくとも2種以上の単量体から得ら
れるものであって、且つメタクリル酸を必須とし、メタ
クリル酸メチル及び/又はスチレンを単量体として含有
するものであることが好ましい。詳しくは、少なくとも
メタクリル酸とメタクリル酸メチルを含む2種以上の単
量体からなるエチレン性不飽和化合物の重合体、少なく
ともメタクリル酸とスチレンを含む2種以上の単量体か
らなるエチレン性不飽和化合物の重合体、少なくともメ
タクリル酸とメタクリル酸メチル及びスチレンを含む3
種以上の単量体から得られたエチレン性不飽和化合物の
重合体であることが好ましい。
【0021】上記エチレン性不飽和化合物の重合体は、
例えば、固形分量8〜50質量%濃度の水性分散液とし
て得られ、本発明のフロアーポリッシュ用組成物中に、
固形分として6〜35質量%の範囲で添加される。
【0022】本発明のフロアーポリッシュ組成物は、エ
チレン性不飽和化合物の重合体の他に、公知成分である
可塑剤、皮膜形成助剤、レベリング剤、滑り調整剤、濡
れ性向上剤等の成分を用いて構成される。
【0023】可塑剤としては、フタル酸ジメチル、フタ
ル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ2−エチ
ルヘキシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデ
シル、フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸エステル
類、クエン酸アセチルトリブチル等のクエン酸エステル
類、リン酸トリブチル、リン酸トリ2−エチルヘキシ
ル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレシル、リン酸
トリブトキシエチル等のリン酸エステル類、アジピン酸
ジブチル、アジピン酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン
酸ジ−n−アルキル610、アゼライン酸ジ−2−エチ
ルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−2−
エチルヘキシル等の脂肪族二塩基酸エステル類、ペンタ
ジオールのイソブチルエステル誘導体、塩素化パラフィ
ン等を用いることができる。
【0024】皮膜形成助剤として、エタノール、イソプ
ロピルアルコール等のアルコール類、エチレングリコー
ル等の多価アルコール類、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノ−2−メチルヘキシルエーテル、ジエチレン
グリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル等のグリ
コールエーテル類等を用いることができる。
【0025】レベリング剤としては、スチレン−アクリ
ル酸共重合体、スチレン−αメチルスチレン−アクリル
酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、ジイソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体、ロジン変性マレイ
ン酸、シェラック等のアルカリ可溶性樹脂等を用いるこ
とができる。
【0026】滑り調整剤としては、キャンデリラワック
ス、カルナバワックス、ライスワックス、木ロウ、ホホ
バ油等の植物系ワックス、蜜蝋、ラノリン、鯨ロウ等の
動物系ワックス、モンタンワックス、オゾケライト、セ
レシン等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油系ワ
ックス、フィッシャートロプシュワックス等の合成炭化
水素系ワックス、(酸化)ポリエチレンワックス、(酸
化)ポリプロピレンワックス等の合成ワックス等を用い
ることができる。
【0027】濡れ性向上剤としては、フッ素系界面活性
剤、シリコーン系界面活性剤、高級アルコール硫酸エス
テルナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、コハク酸ジアルキルエステルスルホン酸ナトリウ
ム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステルナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
エステルナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリウム等
のアニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン共重合体、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル類、ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノール
アミド、ラウリン酸ミリスチン酸ジエタノールアミド、
ミリスチン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノ
ールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミドなど
の脂肪酸アルカノールアミド類、アルキルグルコシド等
の非イオン界面活性剤、ラウリルベタインなどのアルキ
ルベタイン型両性界面活性剤、ラウロイルアミドプロピ
ルベタイン等のアミドベタイン型両性イオン界面活性
剤、2−アルキル−N−カルボキシメチルイミダゾリニ
ウムベタイン、及び2−アルキル−N−カルボキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型両性イ
オン界面活性剤、アルキルスルホベタイン型両性イオン
界面活性剤、ヤシ脂肪酸アミドジメチルヒドロキシプロ
ピルスルホベタインなどのアミドスルホベタイン型両性
界面活性剤、N−アルキル−β−アミノプロピオン酸
塩、N−アルキル−β−イミノジプロピオン酸塩、β−
アラニン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤を用いる
ことができる。
【0028】このほか、任意成分として、アンモニア等
のpH調整剤、防腐剤、消泡剤、抗菌剤、香料、染料、
ウレタン樹脂、コロイダルシリカ、蛍光増白剤、紫外線
吸収剤等を用いることもできる。
【0029】一方、本発明のフロアーポリッシュ用組成
物においては、例えば、酸化亜鉛、酸化カルシウム、水
酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸亜鉛アンモ
ニア、炭酸カルシウムエチレンジアミン−アンモニア、
酢酸亜鉛アンモニア、アクリル酸亜鉛アンモニア、リン
ゴ酸亜鉛アンモニア、アラニンカルシウムアンモニア等
の金属架橋を形成するための多価金属化合物(重金属
等)等を含有しない。ここでいう多価金属とは、2価以
上の金属であり、具体的には、ベリリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、鉄、コバルト、ニッ
ケル、亜鉛、マンガン、銅、カドミウム、鉛、ビスマ
ス、バリウム、アンチモン、ジルコニウム等が挙げら
れ、多価金属化合物とは、これらの多価金属を含有する
化合物である。従来、これらの多価金属化合物は、フロ
アーポリッシュ用組成物中に含有し、フロアーポリッシ
ュとして塗布された後、乾燥過程で金属と重合体(エチ
レン性不飽和化合物の重合体)に含まれる酸成分(メタ
クリル酸やアクリル酸など)とが金属架橋するメカニズ
ムによって、耐久性、耐水性および剥離性向上といった
性能が導き出されていたが、近年、環境問題への関心が
高まるにつれ、多価金属化合物(重金属等)等を含有し
ないものが望まれていたからである。
【0030】さらに、本発明のフロアーポリッシュ用組
成物においては、α−アミノアルコール、β−アミノア
ルコール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、2−アミノイソヘキシルアルコール、N,N,−ジ
エチルエタノールアミン、N,N,−ジメチルエタノー
ルアミン、アミノエチルエタノールアミン、N−メチル
−N,N−ジエタノールアミン、N,N−ブチルエタノ
ールアミン、N−メチルエタノールアミン、3−アミノ
−1−プロパノール等のアミン化合物は、エチレン性不
飽和化合物の重合体100質量部(固形分量)に対し
て、アミン化合物を0.1質量部未満含有するか、好ま
しくは、これを含有しない。個人差はあるものの、上記
の量を超えて配合した場合には、組成物自体の臭いが気
になる場合が多くなる。また、これらのアミン化合物を
エチレン性不飽和化合物の重合体100質量部(固形分
量)に対して、数質量%以上配合した場合には、フロア
ーポリッシュ用組成物を塗り重ねるときに、下地ポリッ
シュの皮膜を侵してしまうために十分な光沢が得られな
くなることや、組成物自体の粘度が高くなり作業性が悪
くなることが顕著に現れるためである。
【0031】本発明のフロアーポリッシュ組成物におい
て、上記任意成分とを含めた不揮発分は、12〜40質
量%程度に設定されることが好ましい。
【0032】またフロアーポリッシュ用組成物を製造す
る好ましい方法は、水に可塑剤、皮膜形成助剤、アルカ
リ可溶性樹脂、フッ素系界面活性剤を添加した後、エチ
レン性不飽和化合物の重合体を加えた後、合成ワックス
等を混合することにより製造することができる。また、
必要に応じ適宜の工程において、アンモニア等のpH調
整剤、防腐剤、消泡剤、抗菌剤、香料、染料、ウレタン
樹脂、コロイダルシリカ、蛍光増白剤、紫外線吸収剤等
の任意成分が添加される。
【0033】
【実施例】以下、本発明のフロアーポリッシュ組成物に
ついて、詳細に説明する。なお、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0034】(1)エチレン性不飽和化合物の重合体の
調整 常用の乳化重合法を用いて、表1及び表2に示す組成の
エチレン性不飽和化合物の重合体を得た。また、各重合
体の単量体組成、質量部、ガラス転移点(℃)、酸価、
不揮発性分量(%)を併せて示した。なお、表1及び表
2において、nBAはアクリル酸n−ブチル、2EHA
はアクリル酸2−エチルヘキシル、MAAはメタクリル
酸、MMAはメタクリル酸メチル、STはスチレン、T
gはガラス転移点をそれぞれ示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】(2)フロアーポリッシュ組成物の調製 上記表1及び表2のエチレン性不飽和化合物の重合体を
用い、表3〜表5に示す実施例1〜7及び比較例1〜7
のフロアーポリッシュ用組成物を調製し、各種試験に供
した。なお、これらの処方は、日本フロアーポリッシュ
工業会規格、「水性フロアーポリッシュポリマータイプ
の標準処方」に、準拠したものである。
【0038】また、得られた各種フロアーポリッシュ組
成物について、外観、pH、粘度、光沢度、耐ヒールマ
ーク性、べたつき、耐水性、環境安全性、組成物の臭い
及び総合評価の試験項目について、以下の試験方法と判
定基準により評価し、その結果を表3〜5に併せて示し
た。
【0039】 (1)外観 〔試験方法〕供試フロアーポリッシュ用組成物の外観に
ついて、目視にて観察し、判定した。
【0040】(2)pH 〔試験方法〕JIS K 3920(フロアーポリッシュ
試験方法)に準拠し、供試フロアーポリッシュ用組成物
の原液のpHを、pHメーターを用いて測定した。
【0041】(3)粘度 〔試験方法〕JIS K 3920(フロアーポリッシュ
試験方法)に準拠し、単一円筒粘度計(単位:mPa・
s)を用いて、供試フロアーポリッシュ用組成物の粘度
を測定した。
【0042】(4)光沢度 〔試験方法〕JIS K 3920(フロアーポリッシュ
試験方法)に準拠し、ホモジニアスビニルタイル(東リ
社製、マチコSプレーンNo.5626)に、供試フロ
アーポリッシュ用組成物を3回塗布後、1時間乾燥させ
たものの光沢度を鏡面光沢度計を用いて測定した。
【0043】(5)耐ヒールマーク性(BHM) 〔試験方法〕JIS K 3920(フロアーポリッシュ
試験方法)に準拠し、ホモジニアスビニルタイル(東リ
社製、マチコSプレーンNo.5626)に、供試フロ
アーポリッシュ用組成物を3回塗布し、常温にて一昼夜
乾燥させたものをヒールマーク試験機にて試験し、目視
にて10段階で判定した。 〔判定基準〕 10:極めて高い耐BHM性を示す。 6〜9:適度な耐BHM性を有し、実用性を備えてい
る。 2〜5:耐BHM性に欠け、実用性にも欠ける。 1:極めて耐BHM性に欠ける。
【0044】(6)べたつき 〔試験方法〕25℃の雰囲気下にて、ホモジニアスビニ
ルタイル(東リ社製、マチコSプレーンNo.608)
に、供試フロアーポリッシュ用組成物試料を塗布し、2
0分間乾燥後、12g/cmのおもりを観察表面に3
秒間押し付け、戻したときのべたつきを3段階で判定し
た。 〔判定基準〕 3:べたつかない 2:ややべたつく 1:べたつく
【0045】(7)耐水性 〔試験方法〕JIS K 3920(フロアーポリッシュ
試験方法)に準拠し、コンポジションビニルタイル(東
リ社製、ニューマチコV No.33)に、供試フロアー
ポリッシュ用組成物を3回塗布し、38℃雰囲気下で一
昼夜乾燥しさせた後、0.1mLの水滴を滴下した。さ
らに1時間静置したときのコンポジションビニルタイル
表面の白化状態を目視で判定した。 〔判定基準〕 合格:白化を認めない。 不合格:白化を認める。
【0046】(8)環境安全性 〔試験方法〕供試フロアーポリッシュ用組成物における
多価金属化合物(重金属等)の含有の有無により、判定
した。 〔判定基準〕 ○:含有していない。 ×:含有する。
【0047】(9)組成物の臭い 〔試験方法〕供試フロアーポリッシュ用組成物における
不快臭の有無により、判定した。 〔判定基準〕 ○:不快臭等がない。 ×:不快臭(アミン臭)がする。
【0048】(10)総合評価 〔試験方法〕上記評価項目(1)〜(9)を総合的に判
断し、供試フロアーポリッシュ用組成物としての実用性
について、総合的に評価判断した。 〔判定基準〕 ○:実用性を大きく満たしている。 △:やや課題がある。 ×:実用性に欠ける。
【0049】
【表3】
【0050】*1:ガラス転移点50℃、酸価120の
エチレン性不飽和化合物の重合体 *2:フッ素系界面活性剤:S−100 (チバ・スペ
シャリティー・ケミカルズ社製 フッ素系界面活性剤;
1%水溶液) *3:消泡剤:SE−21 (WSC社製 消泡剤 純分
17%) *4:ワックスエマルション:ハイテック E−4B
(東邦化学工業社製 ポリエチレンワックスエマルショ
ン 純分40%) *5:レジン:トプコLR400 レジン溶液(東洋ペ
トロライト社製 レジン純分30%) *6:可塑剤:トリブトキシエチルフォスフェート(F
MC社製 可塑剤) *7:被膜形成助剤:ジエチレングリコール モノエチ
ルエーテル(皮膜形成助剤) *8:架橋剤:炭酸亜鉛アンモニウム錯体水溶液(亜鉛
量12%)
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】本発明のフロアーポリッシュ用組成物であ
る実施例1〜7において、外観、pH、粘度、光沢度、
耐ヒールマーク性、べたつき、耐水性、環境安全性、組
成物の臭い及び総合評価のいずれにおいても良好な性能
を示すことがわかる。
【0054】比較例1は、ガラス転移温度(Tg)が本
発明の下限範囲未満であるときの例であり、べたつきが
高く、実用性に乏しいことがわかる。比較例2は、酸価
が本発明の下限範囲未満であるときの例であり、ブラッ
クヒールマーク性(BHM)が劣り、実用性に乏しいこ
とがわかる。比較例3は、酸価が本発明の上限範囲を超
える場合の例であり、耐水性に劣り、実用性に乏しいこ
とがわかる。比較例4は、従来の重合体と金属架橋剤と
を含む場合であり、環境安全性に課題を有することがわ
かる。比較例5及び6は、アミン化合物を含むため、組
成物に不快臭を生じるとともに、光沢度が劣っているこ
とがわかる。また、比較例5ではpHが弱アルカリ性を
示し、比較例6では極めて高い粘度を示し、実用性に欠
けていることがわかる。比較例7は、従来の重合体で金
属架橋剤を含まない場合であり、べたつきを生じるとと
もに、極めて低いブラックヒールマーク性(BHM)を
示し、実用性に欠けていることがわかる。
【0055】
【発明の効果】本発明のフロアーポリッシュ用組成物
は、木質系床材、合成樹脂からなる化学床材、コンクリ
ートや大理石等の石床などの床面に好適なフロアーポリ
ッシュ用組成物として好適に用いることができる。特
に、多価金属化合物(重金属等)を含まずとも、耐水
性、耐久性、塗布性等の諸性能に優れ、しかも、塗布、
乾燥後に短時間で十分な皮膜硬度と光沢性が得られる、
環境衛生にも優れたフロアーポリッシュ用組成物を提供
することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス転移温度が60〜130℃であり、
    且つ酸価が130〜180である水性分散状態にあるエ
    チレン性不飽和化合物の重合体を含有し、且つ金属架橋
    を用いないことを特徴とするフロアーポリッシュ用組成
    物。
  2. 【請求項2】エチレン性不飽和化合物の重合体が、少な
    くとも2種以上の単量体から得られるものであって、且
    つメタクリル酸を必須とし、メタクリル酸メチル及び/
    又はスチレンを単量体として含有することを特徴とする
    請求項1記載のフロアーポリッシュ用組成物。
  3. 【請求項3】エチレン性不飽和化合物の重合体100質
    量部(固形分量)に対して、アミン化合物を0.1質量
    部未満含有することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のフロアーポリッシュ用組成物。
  4. 【請求項4】アミン化合物を含まないことを特徴とする
    請求項1〜3に記載のフロアーポリッシュ用組成物。
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