JP2003009350A - リレー、リレーユニット及び電気接続箱 - Google Patents

リレー、リレーユニット及び電気接続箱

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JP2003009350A JP2001346681A JP2001346681A JP2003009350A JP 2003009350 A JP2003009350 A JP 2003009350A JP 2001346681 A JP2001346681 A JP 2001346681A JP 2001346681 A JP2001346681 A JP 2001346681A JP 2003009350 A JP2003009350 A JP 2003009350A
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    • HELECTRICITY
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    • H01H85/02Details
    • H01H85/20Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
    • H01H2085/2075Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout
    • H01H2085/208Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout specially adapted for vehicles
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各車両仕様の搭載回路のバリエーションに容
易に対応できる。 【解決手段】 リレースイッチが介在される一対のスイ
ッチ接続用回路体5a〜5d,6a〜6dとリレーコイ
ルが介在される一対のコイル接続用回路体7a〜7d,
8a〜8dとを有するリレー2A〜2Dを複数設け、こ
の複数のリレー2A〜2Dを構成する各スイッチ接続用
回路体5a〜5d,6a〜6d及び各コイル接続用回路
体7a〜7d,8a〜8dの間を切断可能なジョイント
部9a〜9jを介してそれぞれ電気的に接続し、この複
数のジョイント部9a〜9jの適所を適宜カットして目
的の搭載回路を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリレーを有
するリレーユニット、及び、このようなリレーユニット
に適用されるリレー、及び、このようなリレーユニット
を搭載した電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の電気接続箱であるリレー
ボックスが図16に示されている。図16において、リ
レーボックス120は、リレーキャビティ121、ヒュ
ーズキャビティ122、FLキャビティ123、バスバ
ー124を有し、各キャビティ121,122,123
にはリレー、ヒューズ、FLの電子部品が収容される。
バスバー124は、各キャビティ121,122,12
3間を電気的に接続している。又、各キャビティ12
1,122,123には電線に圧着された接続端子がそ
れぞれ挿入され、電線を介してリレーボックス120に
所望の電子信号の入出力がなされている。以上より、リ
レーボックス120には所望のリレー回路が構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リレー回路
は全車両で一律ではなく、車両仕様によって異なるリレ
ー回路が適用される。しかし、従来のリレーボックス1
20は、回路変更機能を有さず、単一のリレー回路にし
か対応することができないため、各車両仕様に対応する
リレー回路を内蔵したリレーボックス120を多数用意
しなければならなかった。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、各車両仕様の搭載回路のバリ
エーションに容易に対応できるリレーユニット、及び、
このようなリレーユニットに適用されるリレー、及び、
電気接続箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リレ
ースイッチが介在される一対のスイッチ接続用回路体と
リレーコイルが介在される一対のコイル接続用回路体と
を有するリレーを複数設け、この複数のリレーを構成す
る前記各スイッチ接続用回路体及び前記各コイル接続用
回路体の間を切断可能なジョイント部を介してそれぞれ
電気的に接続し、この複数のジョイント部の適所を適宜
カットして目的の搭載回路を構成したことを特徴とす
る。
【0006】このリレーユニットでは、複数のジョイン
ト部のカット箇所によって異なる回路パターンが種々構
成される。又、双方の回路体同士をジョイントしたい場
合には、双方の回路体同士を接続するジョイント部をカ
ットしなければ良い。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のリレー
ユニットであって、複数の前記ジョイント部は、同一の
前記リレー内では一方の前記スイッチ接続用回路体と一
方の前記コイル接続用回路体との間に介在され、異なる
前記リレー間では隣り合う前記リレーの一対の前記スイ
ッチ接続用回路体と一方の前記スイッチ接続用回路体と
の間に介在されたことを特徴とする。
【0008】このリレーユニットでは、請求項1の発明
の作用に加え、同一リレー内に配置されたジョイント部
をカットすることにより一対のコイル接続用端子を制御
端子に使用でき、上記ジョイント部をカットしないこと
によりスルー回路に使用できる。又、異なるリレー間に
介在されたジョイント部をカットすることにより隣り合
うリレー同士を独立の回路として使用でき、上記ジョイ
ント部をカットしないことにより隣り合うリレーを混合
の回路として利用できる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載のリレーユニットであって、前記スイッチ接続用回
路体及び前記コイル接続用回路体は、バスバーで構成さ
れたスイッチ接続用バスバー及びコイル接続用バスバー
であることを特徴とする。
【0010】このリレーユニットでは、請求項1又は請
求項2の発明の作用に加え、搭載回路のバリエーション
に対応するのに単一のバスバー成形型を作成すれば良
い。又、各回路体が強度的に強い。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のリレー
ユニットであって、前記各スイッチ接続用バスバー及び
前記各コイル接続用バスバーには、前記各バスバの一部
でコネクタ接続用のリレー端子が形成されていることを
特徴とする。
【0012】このリレーユニットでは、請求項4の発明
の作用に加え、リレーと別にリレー端子を作成する必要
がない。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記
載のリレーユニットを搭載したことを特徴とする電気接
続箱である。
【0014】この電気接続箱では、請求項1〜請求項4
の発明と同様の作用を有する電気接続箱を提供できる。
【0015】請求項6に記載の発明にかかるリレーは、
請求項1〜請求項4に記載のリレーユニット中のリレー
であって、ヒューズをヒューズ接続部を介して一体に結
合し、このヒューズとともにユニット化したことを特徴
としている。
【0016】この場合、ヒューズ接続部にヒューズが直
接接続されるため、リレーとヒューズとの間の電線によ
る接続が不要になり、作業性の向上を図ることができる
ようになるとともに、ヒューズを本リレーに対して積層
状態で配置できるため、その収納スペースをコンパクト
にまとめて電気接続箱の小型化を図ることができるよう
になる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のリレーにおいて、一の端子にヒューズの下流側端子を
接続させるヒューズ接続部を形成するとともに、前記一
の端子を他の端子の伸びる方向とは異なる方向に伸びる
ように位置を違えて配置したことを特徴としている。
【0018】この場合、一の端子と他の端子の位置を違
えて配置することにより、一の端子へのヒューズ接続部
の形成が可能になる。そして、一の端子にヒューズ接続
部を形成すれば、そのヒューズ接続部にヒューズの下流
側端子を直接接続させることが可能になる。以上によ
り、リレーとヒューズとの間の電線による接続が不要に
なり、組付け作業性の向上を図ることができるようにな
る。また、他の端子の位置が仮にリレーの下部側である
とすると、一の端子の位置はリレーの側部または上部側
となって、特にその上部側に一の端子が配置されると、
ヒューズが本リレーに対して積層されるような状態にな
り、電気接続箱の小型化を図ることができるようにな
る。
【0019】請求項8に記載の発明にかかる電気接続箱
は、請求項6又は請求項7に記載のリレーを、これの投
影面積が最小となる方向を、載置面に対して垂直となる
方向に配置して収納したことを特徴としている。
【0020】この場合、リレーの投影面積が最小となる
方向、つまり、ユニット化されたリレーを縦置きとして
電気接続箱に収納されるので、この電気接続箱への収納
面積を小さくし、ひいては電気接続箱の小型化が図られ
る。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の電気接続箱において、リレーと、このリレーの一の端
子に形成されたヒューズ接続部に下流側端子が接続され
るヒューズと、を少なくとも備えて箱本体を構成し、こ
の箱本体には、前記リレーに対する収容部と、前記一の
端子が挿入される前記ヒューズに対してのヒューズキャ
ビティとを形成したことを特徴としている。
【0022】この場合、リレーはヒューズと一体化され
ているため、そのリレーのヒューズ接続部にヒューズの
下流側端子を直接接続させるような電気接続箱になる。
すなわち、リレーを収容部に収容した状態でヒューズキ
ャビティにヒューズを挿入すると、そのヒューズキャビ
ティに挿入された一の端子とヒューズの下流側端子とが
直接接続される電気接続箱になる。以上により、リレー
とヒューズとの間の電線により接続が不要になり、作業
性の向上を図ることができるようになる。また、リレー
の他の端子の位置が仮にリレーの下部側であるとする
と、一の端子の位置はリレーの側部または上部側となっ
て、特にその上部側に一の端子が配置されると、ヒュー
ズがリレーに対して積層されるような状態になり、前記
の作業性向上に係ることの他に、更に電気接続箱の小型
化を図ることができるようになる。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の電気接続箱において、前記リレーの前記一の端子を
このリレーの他の端子の反対側に配置し、前記ヒューズ
を前記リレーの前記一の端子側に積層するような状態で
前記箱本体を構成したことを特徴としている。
【0024】この場合、リレーの他の端子の位置が仮に
リレーの下部側であるとすると、一の端子の位置はリレ
ーの上部側になることから、前記の如く電気接続箱の小
型化を図ることができるようになる。
【0025】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の電気接続箱において、前記箱本体に、前記リレー
の前記他の端子を用いてワイヤハーネスに設けられるコ
ネクタに対する接続用のコネクタ接続部を形成したこと
を特徴としている。
【0026】この場合、ワイヤハーネスのコネクタとコ
ネクタ接続が可能になる。これにより、リレーの他の端
子を一括して接続することができるようになる。言い換
えれば、リレーの他の端子に対応する位置に電線付き端
子を1つ1つ配置させるような作業が不要となり、作業
性の向上を図ることができるようになる。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の電気接続箱において、前記箱本体を、前記コネク
タ接続部がロアカバーの底面から所定間隔を有するよう
に前記ロアカバーに取り付けたことを特徴としている。
【0028】この場合、請求項11の発明のコネクタ接
続にかかるスペースの確保と、ワイヤハーネス等の収納
性を向上させることが可能になる。また、ロアカバーの
底面に予めワイヤハーネスのコネクタを係止させておく
ことが可能になり、組付けの際にコネクタ接続部を待ち
受けることができるようになる。以上により、作業性の
向上を図ることができるようになる。
【0029】請求項13に記載の発明は、請求項10〜
13のいずれかに記載の電気接続箱において、前記リレ
ーが配置される並びであって、このリレーに接続される
前記ヒューズ同士の間に、前記リレーとの接続のない他
のヒューズを接続させるための他のヒューズキャビティ
を配置、形成したことを特徴としている。
【0030】この場合、リレーとヒューズの大きさの違
いによって各リレーに接続されるヒューズ同士の間にス
ペースが生じることになるが、そのスペースを有効に利
用することができるようになる。これにより、電気接続
箱の小型化を図ることができるようになる。
【0031】請求項14に記載の発明は、請求項9〜1
3のいずれかに記載の電気接続箱において、少なくとも
前記ヒューズの上流側端子と、電力の供給を外部から受
ける電力供給部との間を接続するバスバーを更に備えた
ことを特徴としている。
【0032】この場合、少なくともヒューズの上流側端
子と電力供給部との間を電線によって接続する作業が不
要になる。これにより、作業性の向上を図ることができ
るようになる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0034】図1〜図8は本発明の第1実施形態を示
し、図1はリレーユニット1の基本バスバー回路体4及
び電源供給バスバー3の構成図、図2は基本バスバー回
路体4のジョイント部9a〜9jの切断前におけるリレ
ーユニット1の回路図である。
【0035】図1及び図2に示すように、リレーユニッ
ト1は、ユニットケース(図示せず)内に内蔵された4
組分のリレー2A〜2Dと電源供給バスバー3とを有す
る。4組分のリレー2A〜2Dは、4組分のリレースイ
ッチSW(図2に示す)及びリレーコイルL(図2に示
す)と基本バスバー回路体4とから構成されている。こ
の基本バスバー回路体4は、リレースイッチSWが介在
される一対のスイッチ接続用回路体であるスイッチ接続
用バスバー5a〜5d,6a〜6dと、リレーコイルL
が介在される一対のコイル接続用回路体であるコイル接
続用バスバー7a〜7d,8a〜8dとを4組並設状態
で有すると共に、各スイッチ接続用バスバー5a〜5
d,6a〜6d及び各コイル接続用バスバー7a〜7
d,8a〜8dの間の適所に介在されたジョイント部9
a〜9jとから一体的に形成されている。つまり、基本
バスバー回路体4は単一のバスバー成形型より形成さ
れ、各ジョイント部9a〜9jは、幅狭で切断容易に形
成されている。
【0036】具体的には、ジョイント部9a〜9jは、
同一のリレー2A〜2D内では一方のスイッチ接続用バ
スバー5a〜5dと一方のコイル接続用バスバー7a〜
7dとの間に介在され、異なるリレー2A〜2D間で
は、隣り合うリレー2A〜2Dの一対のスイッチ接続用
バスバー5a〜5d,6a〜6dと一方のスイッチ接続
用バスバー5a〜5dとの間に介在されている。この複
数のジョイント部9a〜9jの適所を適宜カットするこ
とにより種々の搭載回路を構成でき、これについては下
記に詳述する。図2には、明確化のため、各ジョイント
部9a〜9jのカットによって切断される回路部分には
当該ジョイント部9a〜9jに対応する符号9a〜9j
を付してある。
【0037】各リレー2A〜2Dの一方のスイッチ接続
用バスバー5a〜5dには、上部にヒューズ接続用の下
流側ヒューズ接続部11a〜11dが、下部にコネクタ
接続用のリレー端子12a,12e,12i,12mが
それぞれ一体的に形成されている。下流側ヒューズ接続
部11a〜11dはユニットケース(図示せず)のヒュ
ーズ装着部(図示せず)内に、リレー端子12a,12
e,12i,12mはユニットケース(図示せず)のコ
ネクタフード部(図示せず)内にそれぞれ突設されてい
る。つまり、下流側ヒューズ接続部11a〜11dとリ
レー端子12a,12e,12i,12mとは互いに異
なる方向に突設されている。
【0038】各リレー2A〜2Dの他方のスイッチ接続
用バスバー6a〜6d及び双方のコイル接続用バスバー
7a〜7d,8a〜8dには、下部にコネクタ接続用の
リレー端子12b〜12d,12f〜12h,12j〜
12l,12n〜12pがそれぞれ一体的に形成されて
いる。各リレー端子12b〜12d,12f〜12h,
12j〜12l,12n〜12pは、上記した一方のス
イッチ接続用バスバー12a,12e,12i,12m
のものと同様に、ユニットケース(図示せず)のコネク
タフード部(図示せず)内に突設されている。つまり、
全てのリレー端子12a〜12pは、下方のコネクタフ
ード部(図示せず)内に並列状態で突設され、このコネ
クタフード部(図示せず)に装着されるコネクタ(図示
せず)を介して外部に電気的に接続されるようになって
いる。
【0039】前記電源供給バスバー3は、メインバー部
3aと、このメインバー部3aより上方に突設された4
つの上流側ヒューズ接続部13a〜13dと、メインバ
ー部3aより下方に折曲された電源供給用端子14とか
ら構成されている。メインバー部3aは、ユニットケー
ス(図示せず)の内面に配置され、4つの上流側ヒュー
ズ接続部13a〜13dは、ユニットケース(図示せ
ず)の4箇所のヒューズ装着部(図示せず)内にそれぞ
れ配置されている。4つの上流側ヒューズ接続部13a
〜13dは、前記した4つの下流側ヒューズ接続部11
a〜11dの対向位置にそれぞれ配置されており、上流
側ヒューズ接続部13a〜13dと下流側ヒューズ接続
部11a〜11dとにより合計4組の一対のヒューズ接
続部15a〜15dが構成されている。そして、各上流
側ヒューズ接続部13a〜13d及び各下流側ヒューズ
接続部11a〜11dは、上端から下方に向かって切り
込みを有し、一対のヒューズ接続部15a〜15dの各
切り込み内にヒューズ16a〜16dを挿入することに
よってヒューズ16a〜16dを装着できるようになっ
ている。
【0040】電源供給用端子14は、ユニットケース
(図示せず)の電源供給用フード部(図示せず)内に突
設されている。このコネクタフード部(図示せず)に装
着されるコネクタ(図示せず)を介して外部に電気的に
接続されるようになっている。つまり、電源供給バスバ
ー3より各ヒューズ16a〜16dを介して4つのリレ
ー2A〜2Dに電源供給できるようになっている。
【0041】次に、複数のジョイント部9a〜9jの適
所を適宜カットして構成できる対象回路について説明す
る。図3は対象回路No.1〜No.4の回路図と、その基本
バスバー回路体4の切り分け状態及び通電パターンを示
す図、図4は対象回路No.5及びNo.6の回路図と、その
基本バスバー回路体4の切り分け状態及び通電パターン
を示す図、図5は対象回路No.7及びNo.8の回路図と、
その基本バスバー回路体4の切り分け状態及び通電パタ
ーンを示す図、図6は対象回路No.9の回路図と、その
基本バスバー回路体4の切り分け状態及び通電パターン
を示す図である。図3〜図6では、明確化のため、カッ
トするジョイント部9a〜9jが黒塗りで、カットしな
いジョイント部9a〜9jはハッチングで示されてい
る。
【0042】対象回路No.1は、電源電流がヒューズ1
6aを通って常時通電されるスルー回路である。例えば
リレー2Aを使用するのであれば、電源供給バスバー3
より電源供給し、リレー端子12aより出力する。この
場合には、リレー2Aに関係する全てのジョイント部9
a〜9cをカットすることにより目的の回路が構成され
る。
【0043】対象回路No.2は、電源電流がヒューズ1
6を通らずに、制御信号のオン・オフにより通電される
リレー回路である。例えばリレー2Aを使用するのであ
れば、リレー端子12aより電源供給し、一対のリレー
端子12b,12cを制御端子としてリレー端子12d
より出力する。この場合にも、リレー2Aに関係する全
てのジョイント部9a〜9cをカットすることにより目
的の回路が構成される。
【0044】対象回路No.3は、電源電流がヒューズ1
6aを通って、制御信号のオン・オフにより通電される
リレー回路である。例えばリレー2Aを使用するのであ
れば、電源供給バスバー3より電源供給し、一対のリレ
ー端子12b,12cを制御端子としてリレー端子12
dより出力する。この場合にも、リレー2Aに関係する
全てのジョイント部9a〜9cをカットすることにより
目的の回路が構成される。
【0045】対象回路No.4は、電源電流がヒューズ1
6aを通って常時2つのリレー端子12c,12dより
通電する回路である。例えばリレー2Aを使用するので
あれば、電源供給バスバー3より電源供給し、2つのリ
レー端子12c,12dより出力する。この場合には、
リレー2Aに関係するジョイント部9a〜9c中のジョ
イント部9aをカットせず、ジョイント部9b,9cを
カットすることにより目的の回路が構成される。
【0046】対象回路No.5は、電源電流がヒューズ1
6aを通って常時4つのリレー端子12c,12d,1
2g,12hより通電する電源回路である。例えばリレ
ー2A,2Bを使用するのであれば、電源供給バスバー
3より電源供給し、4つのリレー端子12c,12d,
12g,12hより出力する。この場合には、リレー2
A,2Bに関係するジョイント部9a〜9f中のジョイ
ント部9a,9b,9dをカットせず、その以外のジョ
イント部9c,9e,9fをカットすることにより目的
の回路が構成される。
【0047】対象回路No.6は、電源電流がヒューズ1
6aを通って2つの分岐され、この分岐電流が各制御信
号のオン・オフによりそれぞれ通電されるリレー回路で
ある。例えばリレー2A,2Bを使用するのであれば、
電源供給バスバー3より電源供給し、2対のリレー端子
12b,12c,12f,12gを各制御端子として2
つのリレー端子12d,12hより出力する。この場合
には、リレー2A,2Bに関係するジョイント部9a〜
9f中のジョイント部9bをカットせず、その以外のジ
ョイント部9a,9c〜9fをカットすることにより目
的の回路が構成される。
【0048】対象回路No.7は、電源電流がヒューズ1
6aを通って2つの分岐され、この分岐電流が単一の制
御信号のオン・オフにより通電されるリレー回路であ
る。例えばリレー2Aを使用するのであれば、電源供給
バスバー3より電源供給し、一対のリレー端子12b,
12cを制御端子として2つのリレー端子12a,12
dより出力する。この場合には、リレー2Aに関係する
全てのジョイント部9a〜9cをカットすることにより
目的の回路が構成される。
【0049】対象回路No.8は、電源電流がヒューズ1
6cを通って3つの分岐され、この分岐電流が単一の制
御信号のオン・オフにより通電されるリレー回路であ
る。例えばリレー2C,2Dを使用するのであれば、電
源供給バスバー3より電源供給し、一対のリレー端子1
2j,12kを制御端子として3つのリレー端子12
l,12o,12pより出力する。この場合には、リレ
ー2C,2Dに関係するジョイント部9e〜9j中のジ
ョイント部9i,9jをカットせず、その以外のジョイ
ント部9e〜9gをカットすることにより目的の回路が
構成される。
【0050】対象回路No.9は、電源電流がヒューズ1
6a〜16dを通らずに、常時2つのリレー端子12
c,12dより通電する回路である。例えばリレー2A
を使用するのであれば、リレー端子12aより電源供給
し、2つのリレー端子12c,12dより出力する。こ
の場合には、リレー2Aに関係するジョイント部9a〜
9c中のジョイント部9aをカットせず、ジョイント部
9b,9cをカットすることにより目的の回路が構成さ
れる。
【0051】そして、これら対象回路のいずれか1つに
より、又は、2つ以上を任意に組み合わせることにより
搭載回路を構成でき、実際の搭載回路の一具体例を説明
する。図7はその回路図であり、図8は実際の搭載回路
を形成する基本バスバー回路体4の切り分け状態と通電
パターンを示す図である。
【0052】図7に示すように、この搭載回路は対象回
路No.3と対象回路No.2と対象回路No.8との組み合わ
せにより構成される。対象回路No.3については、リレ
ー2Aを使用し、3箇所のジョイント部9a,9b,9
cをカットする。そして、電源供給バスバー3よりヒュ
ーズ16aを介して電源供給し、一対のリレー端子12
b,12cを制御端子とし、リレー端子12dを出力端
子とする。対象回路No.2については、リレー2Bを使
用し、3箇所のジョイント部9d,9e,9fをカット
する。そして、リレー端子12eより電源供給し、一対
のリレー端子12f,12gを制御端子とし、リレー端
子12hを出力端子とする。対象回路No.8について
は、リレー2C,2Dを使用し、2箇所のジョイント部
9g,9hをカットする。そして、電源供給バスバー3
よりヒューズ16cを介して電源供給し、一対のリレー
端子12j,12kを制御端子とし、3つのリレー端子
12l,12o,12pを出力端子とする。
【0053】以上、第1実施形態のリレーユニット1で
は、複数のジョイント部9a〜9jのカット箇所によっ
て異なる回路パターンが種々構成される。従って、単に
ジョイント部9a〜9jの適所をカットするだけで搭載
回路のバリエーションに容易に対応できる。又、双方の
回路体5a〜5d,6a〜6d,7a〜7d,8a〜8
d同士をジョイントしたい場合には、双方の回路体5a
〜5d,6a〜6d,7a〜7d,8a〜8d同士を接
続するジョイント部9a〜9jをカットしなければ良
い。従って、回路体5a〜5d,6a〜6d,7a〜7
d,8a〜8d同士のジョイント吸収、ひいてはワイヤ
ーハーネス(図示せず)のジョイント吸収を容易に行う
ことができる。
【0054】又、前記第1実施形態では、複数のジョイ
ント部9a〜9jは、同一のリレー2A〜2D内では一
方のスイッチ接続用バスバー5a〜5dと一方のコイル
接続用バスバー7a〜7dとの間に介在され、異なるリ
レー2A〜2D間では隣り合うリレー2A〜2Dの一対
のスイッチ接続用バスバー5a〜5d,6a〜6dと一
方のスイッチ接続用バスバー5a〜5dとの間に介在さ
れているので、同一リレー2A〜2D内に配置されたジ
ョイント部9a,9d,9g,9jをカットすることに
より一対のコイル接続用端子12b,12c,12f,
12g,12j,12k,12n,12oを制御端子に
使用でき、上記ジョイント部9a,9d,9g,9jを
カットしないことによりスルー回路に使用できる。又、
異なるリレー2A〜2D間に介在されたジョイント部9
b,9c,9e,9f,9h,9iをカットすることに
より隣り合うリレー2A〜2D同士を独立の回路として
使用でき、上記ジョイント部9b,9c,9e,9f,
9h,9iをカットしないことにより隣り合うリレー2
A〜2Dを混合の回路として利用できる。従って、バリ
エーションに富んだ回路を構成できる。
【0055】又、前記第1実施形態では、スイッチ接続
用回路体及びコイル接続用回路体は、バスバーで構成さ
れたスイッチ接続用バスバー5a〜5d,6a〜6d及
びコイル接続用バスバー7a〜7d,8a〜8dである
ので、搭載回路のバリエーションに対応するのに単一の
バスバー成形型を作成すれば良いため、バスバー成形型
費の削減等に寄与する。又、各回路体が強度的に強いた
め、一体的に端子などを形成可能である。
【0056】又、前記第1実施形態では、各スイッチ接
続用バスバー5a〜5d,6a〜6d及び各コイル接続
用バスバー7a〜7d,8a〜8dには、各バスバーの
一部でコネクタ接続用のリレー端子12a〜12pが形
成されているので、リレー2A〜2Dと別にリレー端子
を作成する必要がないため、リレーユニット1の構成の
単純化、コンパクト化等に寄与する。
【0057】又、前記第1実施形態では、ユニットケー
ス(図示せず)内に複数のリレー2A〜2Dと、この複
数のリレー2A〜2Dに電源を供給する電源供給バスバ
ー3とを内蔵し、この電源供給バスバー3より各ヒュー
ズ16a〜16dを介して各リレー2A〜2Dに電源供
給するので、複数のヒューズ16a〜16dが複数のリ
レー2A〜2Dの近傍で共に内蔵されるリレーユニット
1を提供できるため、リレーユニット1をコンパクト化
できる。又、各ヒューズ16a〜16dへの電源供給
は、電源供給バスバー3で行うため、電線による接続が
不要となり、組み付け作業性の向上にもなる。
【0058】又、前記第1実施形態では、一方のスイッ
チ接続用バスバー5a〜5dには下流側ヒューズ接続部
11a〜11dと共にリレー端子12a,12e,12
i,12mをそれぞれ一体的に形成したので、この各リ
レー端子12a,12e,12i,12mを使用してヒ
ューズ16a〜16dを通さずに各リレー2A〜2Dに
電源供給できる。従って、ヒューズ16a〜16dを装
着しない時は、独立したリレー2A〜2Dやスルー回路
として使用できる。対象回路No.2やNo.9である。
【0059】又、前記第1実施形態では、一方のスイッ
チ接続用バスバー5a〜5dの下流側ヒューズ接続部1
1a〜11dとリレー端子12a,12e,12i,1
2mとは、それぞれ異なる方向に突設されているので、
下流側ヒューズ接続部11a〜11dとリレー端子12
a,12e,12i,12mとの突設方向が分散され
る。従って、ヒューズ装着部とコネクタ装着部とが異な
る面に配置され、リレーユニット1の構成の単純化、コ
ンパクト化等に寄与する。尚、前記第1実施形態では、
下流側ヒューズ接続部11a〜11dが上方向に、リレ
ー端子12a,12e,12i,12mが下方向に突設
されているが、双方の端子が同じ方向に突設されなけれ
ば良く、下流側ヒューズ接続部11a〜11dが上方向
に、リレー端子12a,12e,12i,12mが横方
向に突設されるようにしても良い。
【0060】又、前記第1実施形態では、一方のスイッ
チ接続用バスバー5a〜5dより一体的に形成した下流
側ヒューズ接続部11a〜11dと、電源供給用バスバ
ー3より一体的に形成した複数の上流側ヒューズ接続部
13a〜13dとを対向配置して一対のヒューズ接続部
15a〜15dを構成したので、一対のヒューズ接続部
15a〜15dを簡単な構造により、且つ、少ない部品
点数で作成でき、リレーユニット1の構成の単純化、コ
ンパクト化等に寄与する。
【0061】又、前記第1実施形態では、リレーユニッ
ト1は4組分のリレー2A〜2Dより構成されている
が、リレーの数は2つでも3つでも、或いは5つ以上で
も良い。
【0062】又、前記第1実施形態では、リレーユニッ
ト1は4組分のリレー2A〜2Dを有し、基本となる対
象回路が9通りであるため、9の4乗通りの搭載回路の
バリエーションに対応可能である。
【0063】図9〜図13は本発明にかかるリレーおよ
び電気接続箱の第2実施形態を示し、図9は電気接続箱
の平面図、図10はリレーユニットを正面断面図(a)
と側断面図(b)と平面図(c)で示す構成図、図11
は電気接続箱の断面図(本発明によるリレーの正面図を
含む)、図12は図11の電気接続箱の平面図、図13
は図11のリレーとヒューズの接続部分の拡大図であ
る。尚、本明細書において上下左右とは図11を基準に
していうものとする。
【0064】図9〜図13は、自動車などの車両に搭載
されるリレーおよび電気接続箱の一実施形態を示し、第
2実施形態では図9,図10に示すようにリレー25に
ヒューズ接続部50を介してヒューズ24を一体に結合
してリレーユニット100を構成し、このリレーユニッ
ト100を電気接続箱に収納するようになっている。こ
のリレーユニット100は5組分のリレー25を有し、
5組分のリレー25は、前記第1実施形態と略同様に、
5組分のリレースイッチ(図示せず)及びリレーコイル
(図示せず)と基本バスバー回路体(図示せず)とから
構成されている。この基本バスバー回路体(図示せず)
の構成については、組数が異なるのみで前記第1実施形
態と同様であるため、省略する。
【0065】前記リレーユニット100の構成および電
気接続箱を、図11〜図13によって以下詳述する。即
ち、電気接続箱の箱本体21は、合成樹脂製のメインカ
バー22と、同じく合成樹脂製のアンダーカバー23
と、メインカバー22側に収容される複数の既知構成の
ヒューズ24と、アンダーカバー23側に収容される複
数のリレー25と、電源供給用の1対の電源供給バスバ
ー26等とを備えて構成されている。
【0066】また、箱本体21には、図示省略したバッ
テリ等から電力が供給される電力供給部27と、リレー
25およびヒューズ24に接続される複数のコネクタ接
続部28とが形成されている。
【0067】前記メインカバー22には、前記電力供給
部27のフード部29を構成する上壁30および奥壁3
1と、前記ヒューズ24に対する複数のヒューズキャビ
ティ32と、前記アンダーカバー23に係止される複数
のロック部33とが形成されている。
【0068】そのメインカバー22に形成された上壁3
0は平板状であって、先端部分内側には、電力供給部2
7にコネクタ接続される電源供給用のコネクタ34を係
止するためのロック35が形成されている。また、上壁
30と奥壁31は、上壁30の基端部分内側において直
交するように配置形成されている。
【0069】各ヒューズキャビティ32は、その先端側
からヒューズ24が下方に向けて挿入されるようになっ
ている。また、各ヒューズキャビティ32の内部には、
端子収容室36が形成されている。更に、各ヒューズキ
ャビティ32は、メインカバー22を上下に貫通するよ
うに形成されている。本実施形態のヒューズキャビティ
32は、既知のものと同じに形成されている。
【0070】尚、図11において右から1,3,5番目
のヒューズキャビティ32は、特許請求の範囲に記載し
た他のヒューズキャビティに相当するものとする。これ
らはスペースを有効に利用するために配置形成されてい
る(リレー25が配置される並びであって、そのリレー
25に接続されるヒューズ24同士の間に配置形成され
る)。
【0071】ロック部33は可撓性を有しており、ヒュ
ーズキャビティ32が形成される壁37の周縁から下方
に向けて一体に形成されている。
【0072】前記アンダーカバー23には、前記フード
部29を構成するフード本体38および奥壁39と、前
記リレー25に対する複数の収容部40と、その収容部
40間に形成される複数の貫通孔41と、前記コネクタ
接続部28を構成する複数のフード部42と、嵌合しあ
うメインカバー22のロック部33を係止する突起状の
ロック43とが形成されている。
【0073】このようなアンダーカバー23に形成され
たフード本体38は、コ字状(コネクタ34の接続方向
から見た場合)に形成されている。また、フード本体3
8は、メインカバー22に形成された上壁30を適宜手
段で係止することができるように形成されている。
【0074】一方、このようなフード本体38の基端部
分に形成された奥壁39は、メインカバー22に形成さ
れた奥壁31とともに前記電源供給バスバー26を挟み
込んで、その電源供給バスバー26を保持するように形
成されている。また、奥壁39は収容部40の一部を構
成するとともに(電力供給部27の隣のみ)、後述する
基板54の受けとして機能するように形成されている。
【0075】収容部40は、前記リレー25の外形に応
じて形成されており、上方から下方に向けてリレー25
を完全に収容することができるようになっている。ま
た、収容部40の底壁には、フード部42の内側に連通
する端子挿通孔44が形成されている。尚、その端子挿
通孔44と同様に、貫通孔41もフード部42の内側に
連通するようになっている。
【0076】前記ヒューズ24は、既知構成のものであ
るので詳細な説明は省略するが、タブ状の上流側端子4
5および下流側端子46と、これらの間に介在する可溶
体(図示省略)とを備えて構成されている。
【0077】前記リレー25は、合成樹脂製の図示省略
した基板と、その基板を覆う合成樹脂製の箱形の外カバ
ー47と、これらの内部に設けられる図示省略したリレ
ーコイルと、外カバー47の上壁から導出される一の端
子48と、前記基板から導出される3つ(2つのみ図
示)の他の端子49とを備えて構成されている。また、
本実施形態において、リレー25の一の端子48は上方
に、他の端子(第1実施形態のリレー端子12a〜12
pに相当)49は下方に向けてそれぞれ真っ直ぐに伸び
るように配置されている。
【0078】一の端子48には、その一端側にヒューズ
24の下流側端子46を接続させるヒューズ接続部50
が形成されている(音叉端子として機能するように形成
されている)。また、一の端子48の他端側には、外カ
バー47の内部に位置する接点が形成されている。
【0079】一方、他の端子49は、3つともその一端
側がタブ状に形成されており、コネクタ接続部28を構
成するようになっている。
【0080】尚、一の端子48は、外カバー47の上壁
ではなく側壁から導出させてもよいものとする。その場
合には、リレー25の例えば左右方向にヒューズ24が
並ぶようになり、小型化に関して本実施形態の箱本体2
1ほどの後述する効果を得ることはないが、後述する作
業性の向上は確実に得られるようになる。
【0081】前記電源供給バスバー26は、電力供給部
27を構成するタブ51と、メインカバー22の奥壁3
1およびアンダーカバー23の奥壁39に挟み込まれる
第1中間部52と、リレー25の前記上壁に対して平行
に配置される第2中間部53とを備えて構成されてい
る。また、電源供給バスバー26は、その第2中間部5
3が合成樹脂製の基板54に載置して固定されるように
なっている。
【0082】電源供給バスバー26のタブ51は、フー
ド部29内に突出するように配置されており、そのタブ
51を介して電力が供給されるようになっている。ま
た、第2中間部53には、ヒューズ24の上流側端子4
5を接続させる複数のヒューズ接続部55が形成されて
いる。そのヒューズ接続部55は、リレー25の一の端
子48に形成されたヒューズ接続部50と同じ形状に形
成されている(ヒューズ接続部55は図11および図1
3においてヒューズ接続部50の裏側に位置するため、
図11および図13ではかっこ書きで符号を付すことに
する)。
【0083】基板54は、奥壁39および収容部40の
各端部に載せられるように配置されており、前述の電源
供給バスバー26と、これとは別の複数のバスバー56
とが固定されている。また、基板54には、各リレー2
5の一の端子48を挿通させるための複数の貫通孔57
と、バスバー56に対する複数の貫通孔58とが形成さ
れている。その貫通孔58は、アンダーカバー23の貫
通孔41の位置に一致するように形成されている。
【0084】電源供給バスバー26とは別に基板54に
載置して固定される前記バスバー56の一端側には、図
11において右から1,3,5番目のヒューズキャビテ
ィ32に挿入されるヒューズ24の下流側端子46を接
続させるヒューズ接続部59が形成されている。また、
そのバスバー56の他端部には、基板54の貫通孔58
とアンダーカバー23の貫通孔41とに跨って挿通され
るとともに、リレー25の他の端子49とともにコネク
タ接続部28を構成する長いタブ60が形成されてい
る。
【0085】次に、前記構成に基づき、本発明の電気接
続箱の箱本体21がどのようにして組み立てられるかを
説明する。
【0086】まず、第1にアンダーカバー23の各収容
部40にリレー25をそれぞれ収容する工程を実施す
る。すなわち、リレー25は他の端子49側から対応す
る収容部40内に差し込まれる。そして、リレー25が
完全に収容されると、そのリレー25の他の端子49が
端子挿通孔44を介してフード部42内に突出する。
尚、リレー25の一の端子48のみが収容部40から上
方へ突出した状態となる。
【0087】このような状態から第2に、電源供給バス
バー26および56を載置して固定した基板54を各収
容部40の端部に載せる工程を実施する。その基板54
は、リレー25の一の端子48を貫通孔57に挿通させ
ながら、また、バスバー56のタブ60をアンダーカバ
ー23の貫通孔41に挿通させながら各収容部40の端
部に載せていく。そして、基板54が各収容部40の端
部に完全に載せられバスバー56のタブ60がフード部
42内に突出すると、コネクタ接続部28が構成され
る。
【0088】続いて第3に、メインカバー22をアンダ
ーカバー23に嵌合させる工程を実施する。メインカバ
ー22のロック部33がアンダーカバー23のロック4
3に係止されると、電源供給バスバー26および基板5
4が、メインカバー22とアンダーカバー23との間に
挟まれて保持される。また、リレー25の一の端子48
のヒューズ接続部50と電源供給バスバー26のヒュー
ズ接続部55、バスバー56のヒューズ接続部59と電
源供給バスバー26のヒューズ接続部55がヒューズキ
ャビティ32の端子収容室36内に収容される。
【0089】そして、最後に、以上のような状態におい
て、ヒューズ24を各ヒューズキャビティ32に挿入
し、その上流側端子45および下流側端子46をリレー
25の一の端子48のヒューズ接続部50と電源供給バ
スバー26のヒューズ接続部55、バスバー56のヒュ
ーズ接続部59と電源供給バスバー26のヒューズ接続
部55に接続させると、一連の組み立てが完了する。
【0090】なお、リレーを接続しない場合には、パタ
ーン化したバスバーの一部を、別部品のジョイント端子
に替えて、ジャンクションコネクタとして使用すること
もできる。
【0091】以上説明したように、第2本実施形態の電
気接続箱にあっては、図10に示すように、ヒューズ2
4をヒューズ接続部50を介して一体に結合し、このヒ
ューズ24とともにリレー25をユニット化することに
よりリレーユニット100を構成したので、リレー25
とヒューズ24との間の電線による接続が不要になり、
作業性の向上を図ることができるようになる。また、ヒ
ューズ24を本リレー25に対して積層状態で配置でき
るようになり、それぞれの収納スペースをコンパクトに
まとめて電気接続箱の小型化を図ることができるように
なる。
【0092】また、第2本実施形態のリレー25によれ
ば、図11〜図13に示すように、一の端子48と他の
端子49の位置を違えて配置するとともに、一の端子4
8にヒューズ接続部50を形成していることから、ヒュ
ーズ24の下流側端子46を直接接続させることができ
る。従って、リレー25とヒューズ24との間の従来の
ような電線による接続が不要となり、ヒューズ24をリ
レー25の上側に容易に積層させることができるように
なり、組付け作業性を向上させることができる。
【0093】更に、他の端子49の位置が仮にリレー2
5の下部側であるとすると、一の端子48の位置はリレ
ー25の側部または上部側となって、特にその上部側に
一の端子48が配置されると、ヒューズ24が本リレー
25に対して積層されるような状態になり、電気接続箱
の小型化を図ることができるようになる。
【0094】次に、本発明の電気接続箱によれば、前記
効果を奏するリレー25を備えていることから、そのリ
レー25のヒューズ接続部50にヒューズ24の下流側
端子46を直接に接続させるような電気接続箱にするこ
とができる。すなわち、リレー25を収容部40に収容
した状態でヒューズキャビティ32にヒューズ24を挿
入すると、そのヒューズキャビティ32に挿入されたリ
レー25の一の端子48とヒューズ24の下流側端子4
6とが直接に接続しあうような電気接続箱にすることが
できる。従って、リレー25とヒューズ24との間の従
来ような電線による接続が不要となり作業性を向上させ
ることができる。
【0095】また、本発明の電気接続箱によれば、前記
効果を奏するリレー25を備えていることから、ヒュー
ズ24をリレー25に積層させた状態の電気接続箱にす
ることができる。従って、このような構成により電気接
続箱の小型化を図ることができる。
【0096】更に、本発明の電気接続箱によれば、コネ
クタ接続部28を有していることから、リレー25の他
の端子49にワイヤーハーネスのコネクタ(図示省略)
を一括してコネクタ接続させるような電気接続箱にする
ことができる。従って、リレー25の他の端子49に対
応する位置に電線付き端子を1つ1つ配置させるような
面倒な作業が不要となり、作業性を向上させることがで
きる(コネクタ接続部28を形成しない場合にはこの限
りでないものとする)。
【0097】更にまた、本発明の電気接続箱によれば、
電源供給バスバー26を有していることから、ヒューズ
24の上流側端子45と電力供給部27との間を接続す
ることができる。従って、前記の間を電線によっていち
いち接続する必要性が無くなり、作業性を向上させるこ
とができる。
【0098】図14は第3実施形態を示す電気接続箱
で、前記第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付し
て重複する説明を省略して述べる。この第3実施形態で
はリレーユニット100を、これの投影面積が最小とな
る方向を、電気接続箱の載置面110に対して垂直とな
る方向に配置して収納するようになっている。
【0099】即ち、リレー25とヒューズ24とを一体
化したリレーユニット100の寸法は、図10(a)に
示す長さ方向のa寸法と、図10(b)に示す高さ方向
のb寸法および幅方向のc寸法とをそれぞれ比較する
と、a>b>cとなっている。
【0100】従って、リレーユニット100の投影面積
が最小となるのは、縦方向(b寸法)と幅方向(c寸
法)で囲まれる側面方向であり、図14はこの側面方向
を載置面110に対向させて収納した状態の平面図とし
て示してある。つまり、このようにリレーユニット10
0の側面方向が載置面110に対向されることにより、
リレーユニット100の長さ方向(a寸法)は載置面1
10に対して垂直となり、このリレーユニット100は
縦置きとして電気接続箱内に収納されることになる。
【0101】このように、この第3実施形態では、リレ
ーユニット100が縦置きとして電気接続箱に収納され
るため、図14に示すように、電気接続箱への収納面積
を小さくし、ひいては電気接続箱の小型化が図られる。
このことによって、この実施形態の電気接続箱は、その
平面形状が図9では正矩形状であったが、リレーユニッ
ト100が縦置きされることにより、図14に示すよう
に、P部分に空きスペースを作り出すことができ、この
空きスペースに他の電子部品や回路を配置できるように
なって、電気接続箱の全体的な平面面積を小さくするこ
とができる。このことは、電気接続箱を狭いエンジンル
ーム内やダッシュボード下に取り付ける際に、そのレイ
アウトを容易にすることができる。
【0102】図15は第4実施形態を示す断面図で、前
記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する
説明を省略して述べる。この第4実施形態の電気接続箱
は、箱本体61とロアカバー62とを備えており、箱本
体61に形成されたコネクタ接続部63がロアカバー6
2の底面64から所定の間隔を有するようにこれらが取
り付けられている。尚、箱本体61とロアカバー62は
ロックなどの適宜固定手段で固定されるものとする。
【0103】前記構成についてもう少し詳しく説明する
と、前記箱本体61は、メインカバー65と前記ヒュー
ズ24と前記リレー25と前記電源供給バスバー26と
を備えている。また、そのメインカバー65には、フー
ド部66と収容部67とヒューズキャビティ68とがロ
アカバー62の底面64側から順に形成されている。そ
して、収容部67には、スリット69が形成されてお
り、リレー25に形成されたロック70がそのリレー2
5を収容した際に係止され、リレー25の抜けが防止さ
れるようになっている。
【0104】尚、前記ヒューズ24と前記リレー25と
前記バスバー26との電気的接続に関しては、前記実施
形態と同じであるものとする。従って、その説明は省略
する。
【0105】前記構成において、リレー25が収容部6
7に収容されるとそのリレー25の他の端子49がフー
ド部66内に突出し、これによりコネクタ接続部63が
形成される。そして、そのコネクタ接続部63にはコネ
クタ71がコネクタ接続される。
【0106】コネクタ接続部63は、ロアカバー62の
底面64から所定の間隔を有して配置されるようになる
ことから、ワイヤハーネス72に設けられたコネクタ7
1のコネクタ接続に係るスペースの確保と、ワイヤハー
ネス72等の収納性を向上させることができる。従っ
て、これにより作業性を向上させることができる(その
他の効果は前記実施形態の効果と同様である)。
【0107】尚、ロアカバー62の底面64に予めコネ
クタ71を係止させておけば、組付けの際にコネクタ接
続部63を待ち受けることができ、この場合においても
作業性を向上させることができる。
【0108】その他、本発明は発明の主旨を変更しない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、一の端子48にヒューズ接続部50を形成せずにタ
ブ状のままとし、既知構成の雄雌中継端子を介してヒュ
ーズ24の下流側端子46と間接的に接続させることも
可能である。その場合、本発明のリレーを以下のように
特徴付けても良いものとする。
【0109】(1)ヒューズの下流側端子に対応する一
の端子を他の端子の伸びる方向とは異なる方向に伸びる
ように位置を違えて配置したことを特徴とするリレー。
【0110】(2)前記(1)に記載のリレーにおい
て、前記一の端子に前記ヒューズの前記下流側端子を直
接に接続させるヒューズ接続部を形成したことを特徴と
するリレー。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、リレースイッチが介在される一対のスイッチ接
続用回路体とリレーコイルが介在される一対のコイル接
続用回路体とを有するリレーを複数設け、各スイッチ接
続用回路体及び各コイル接続用回路体の間を切断可能な
ジョイント部を介してそれぞれ電気的に接続し、この複
数のジョイント部の適所を適宜カットして目的の搭載回
路を構成したので、複数のジョイント部のカット箇所に
よって異なる回路パターンが種々構成されるため、単に
ジョイント部の適所をカットするだけで搭載回路のバリ
エーションに容易に対応できる。又、双方の回路体同士
をジョイントしたい場合には、双方の回路体同士を接続
するジョイント部をカットしなければ良いため、回路体
同士のジョイント吸収、ひいてはワイヤーハーネスのジ
ョイント吸収を容易に行うことができる。
【0112】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
リレーユニットであって、複数のジョイント部は、同一
のリレー内では一方のスイッチ接続用回路体と一方のコ
イル接続用回路体との間に介在され、異なるリレー間で
は隣り合うリレーの一対のスイッチ接続用回路体と一方
のスイッチ接続用回路体との間に介在されているので、
請求項1の発明の効果に加え、同一リレー内に配置され
たジョイント部をカットすることにより一対のコイル接
続用端子を制御端子に使用でき、上記ジョイント部をカ
ットしないことによりスルー回路に使用できる。又、異
なるリレー間に介在されたジョイント部をカットするこ
とにより隣り合うリレー同士を独立の回路として使用で
き、上記ジョイント部をカットしないことにより隣り合
うリレーを混合の回路として利用できる。従って、バリ
エーションに富んだ回路を構成できる。
【0113】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2記載のリレーユニットであって、スイッチ接続用
回路体及びコイル接続用回路体は、バスバーで構成され
たスイッチ接続用バスバー及びコイル接続用バスバーで
あるので、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、
搭載回路のバリエーションに対応するのに単一のバスバ
ー成形型を作成すれば良いため、バスバー成形型費の削
減等に寄与する。又、各回路体が強度的に強いため、一
体的に端子などを形成可能である。
【0114】請求項4の発明によれば、請求項3記載の
リレーユニットであって、各スイッチ接続用バスバー及
び各コイル接続用バスバーには、各バスバーの一部でコ
ネクタ接続用のリレー端子が形成されているので、請求
項4の発明の効果に加え、リレーと別にリレー端子を作
成する必要がないため、構成の単純化、コンパクト化等
に寄与する。
【0115】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4記載のリレーユニットを搭載したことを特徴とする
電気接続箱であるので、請求項1〜請求項4の発明と同
様の作用を有する電気接続箱を提供できる。
【0116】請求項6に記載の発明によれば、ヒューズ
をヒューズ接続部を介して一体に結合し、このヒューズ
とともにリレーをユニット化したので、リレーとヒュー
ズとの間の電線による接続が不要になり、作業性の向上
を図ることができるようになるとともに、ヒューズを本
リレーに対して積層状態で配置できるため、その収納ス
ペースを小さくして電気接続箱の小型化を図ることがで
きるという効果を奏する。
【0117】請求項7に記載の発明によれば、一の端子
と他の端子の位置を違えて配置するとともに、一の端子
にヒューズ接続部を形成していることから、ヒューズの
下流側端子を直接に接続させることができるようにな
り、リレーとヒューズとの間の電線による接続が不要と
なり、また、本リレーに対してヒューズを無理なく積層
できるようになり、組付け作業性を向上させることがで
きるという効果を奏する。
【0118】請求項8に記載の発明によれば、ヒューズ
とユニット化したリレーを、これの投影面積が最小とな
る方向を、載置面に対して垂直となる方向、つまり、縦
置きとして収納したので、この電気接続箱への収納面積
を小さくし、ひいては電気接続箱の小型化を図ることが
できるという効果を奏する。
【0119】請求項9に記載の発明によれば、リレーは
ヒューズと一体化されているため、そのリレーのヒュー
ズ接続部にヒューズの下流側端子を直接接続させるよう
な電気接続箱にすることができる。すなわち、リレーを
収容部に収容した状態でヒューズキャビティにヒューズ
を挿入すると、そのヒューズキャビティに挿入された一
の端子とヒューズの下流側端子とが直接接続される電気
接続箱とすることができる。従って、リレーとヒューズ
との間の電線により接続が不要になり、組付け作業性の
向上を図ることができるようになるという効果を奏す
る。また、請求項2に記載のリレーを備えることによ
り、ヒューズをリレーに積層させた状態に箱本体を構成
することが可能になることから、その場合において、電
気接続箱の小型化を図ることができるという効果を奏す
る。
【0120】請求項10に記載の発明は、前記リレーの
前記一の端子をこのリレーの他の端子の反対側に配置
し、前記ヒューズを前記リレーの前記一の端子側に積層
するような状態で前記箱本体を構成したので、リレーの
他の端子の位置をリレーの下部側に配置できるようにな
るため、一の端子の位置はリレーの上部側になることか
ら、前記の如く電気接続箱の小型化を図ることができる
という効果を奏する。
【0121】請求項11に記載の発明によれば、リレー
の他の端子にワイヤハーネスのコネクタを一括してコネ
クタ接続することができる。従って、リレーの他の端子
に対応する位置に電線付き端子を1つ1つ配置させるよ
うな作業が不要となり、作業性を向上させることができ
るという効果を奏する。
【0122】請求項12に記載の発明によれば、ワイヤ
ハーネスに設けられるコネクタのコネクタ接続に係るス
ペースの確保と、ワイヤハーネス等の収納性を向上させ
ることができる。従って、これにより作業性の向上を図
ることができるという効果を奏する。また、ロアカバー
の底面に予めワイヤハーネスのコネクタを係止させてお
けば、組付けの際にコネクタ接続部を待ち受けることが
できる。従って、この場合においても作業性を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【0123】請求項13に記載の発明によれば、リレー
とヒューズの大きさの違いによって各リレーに接続され
るヒューズ同士の間に生じるスペースを有効に利用する
ことができる。従って、これにより電気接続箱の小型化
を図ることができるという効果を奏する。
【0124】請求項14に記載の発明によれば、少なく
ともヒューズの上流側端子と電力供給部との間をバスバ
ーによって接続することができる。従って、前記の間を
電線によっていちいち接続する必要性が無くなり、作業
性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、リレーユニット
の基本バスバー回路体及び電源供給バスバーの構成図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、基本バスバー回
路体のジョイント部の切断前におけるリレーユニットの
回路図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、基本バスバー回
路体のジョイント部のカットにより構成できる対象回路
No.1〜No.4の回路図と、その基本バスバー回路体の切
り分け状態及び通電パターンを示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、基本バスバー回
路体のジョイント部を切断することにより構成できる対
象回路のNo.5及びNo.6の回路図と、その基本バスバー
回路体の切り分け状態及び通電パターンを示す図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、基本バスバー回
路体のジョイント部を切断することにより構成できる対
象回路のNo.7及びNo.8の回路図と、その基本バスバー
回路体の切り分け状態及び通電パターンを示す図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、基本バスバー回
路体のジョイント部を切断することにより構成できる対
象回路のNo.9の回路図と、その基本バスバー回路体の
切り分け状態及び通電パターンを示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、実際の搭載回路
の一具体例を示す回路図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、実際の搭載回路
を形成する基本バスバー回路体の切り分け状態と通電パ
ターンを示す図である。
【図9】本発明にかかる電気接続箱の第2実施形態を示
す平面図である。
【図10】本発明にかかるユニット化したリレーの第2
実施形態を正面断面図(a)と側断面図(b)と平面図
(c)とで示す構成図である。
【図11】本発明にかかる電気接続箱の第2実施形態を
示す断面図(本発明によるリレーの正面図を含む)であ
る。
【図12】図11の電気接続箱の平面図である。
【図13】図11のリレーとヒューズの接続部分の拡大
図である。
【図14】本発明にかかる電気接続箱の第3実施形態を
示す平面図である。
【図15】本発明にかかる電気接続箱の第4実施形態を
示す断面図である。
【図16】従来例のリレーボックスの平面図である。
【符号の説明】
1 リレーユニット 2A〜2D リレー 3 電源供給バスバー 4 基本バスバー回路体 5a〜5d 一方のスイッチ接続用バスバー(一方のス
イッチ接続用回路体) 6a〜6d 他方のスイッチ接続用バスバー(他方のス
イッチ接続用回路体) 7a〜7d 一方のコイル接続用バスバー(一方のコイ
ル接続用回路体) 8a〜7d 他方のコイル接続用バスバー(他方のコイ
ル接続用回路体) 9a〜9j ジョイント部 11a〜11d 下流側ヒューズ接続部 12a〜12p リレー端子 13a〜13d 上流側ヒューズ接続部 14 電源供給用端子 15a〜15d 一対のヒューズ接続部 16a〜16d ヒューズ SW リレースイッチ L リレーコイル 21 箱本体 22 メインカバー 23 アンダーカバー 24 ヒューズ 25 リレー 26 電源供給バスバー 27 電力供給部 28 コネクタ接続部 29 フード部 32 ヒューズキャビティ 40 収容部 45 上流側端子 46 下流側端子 48 一の端子 49 他の端子(リレー端子) 50 ヒューズ接続部 54 基板 56 バスバー 61 箱本体 62 ロアカバー 63 コネクタ接続部 64 底面 67 収容部 68 ヒューズキャビティ 71 コネクタ 100 リレーユニット 110 載置面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 好文 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内 Fターム(参考) 5G361 BA04 BB02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレースイッチ(SW)が介在される一
    対のスイッチ接続用回路体とリレーコイルが介在される
    一対のコイル接続用回路体とを有するリレーを複数設
    け、この複数のリレーを構成する前記各スイッチ接続用
    回路体及び前記各コイル接続用回路体の間を切断可能な
    ジョイント部を介してそれぞれ電気的に接続し、この複
    数のジョイント部の適所を適宜カットして目的の搭載回
    路を構成したことを特徴とするリレーユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリレーユニットであっ
    て、 複数の前記ジョイント部は、同一の前記リレー内では一
    方の前記スイッチ接続用回路体と一方の前記コイル接続
    用回路体との間に介在され、異なる前記リレー間では隣
    り合う前記リレーの一対の前記スイッチ接続用回路体と
    一方の前記スイッチ接続用回路体との間にそれぞれ介在
    されたことを特徴とするリレーユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のリレーユ
    ニットであって、 前記スイッチ接続用回路体及び前記コイル接続用回路体
    は、バスバーで構成されたスイッチ接続用バスバー及び
    コイル接続用バスバーであることを特徴とするリレーユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のリレーユニットであっ
    て、 前記各スイッチ接続用バスバー及び前記各コイル接続用
    バスバーには、前記各バスバの一部でコネクタ接続用の
    リレー端子が形成されていることを特徴とするリレーユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4に記載のリレーユニ
    ットを搭載したことを特徴とする電気接続箱。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4に記載のリレーユニ
    ットのリレーであって、 ヒューズをヒューズ接続部を介して一体に結合し、この
    ヒューズとともにユニット化したことを特徴とするリレ
    ー。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のリレーにおいて、 一の端子にヒューズの下流側端子を接続させるヒューズ
    接続部を形成するとともに、前記一の端子を他の端子の
    伸びる方向とは異なる方向に伸びるように位置を違えて
    配置したことを特徴とするリレー。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7に記載のリレー
    を、これの投影面積が最小となる方向を、載置面に対し
    て垂直となる方向に配置して収納したことを特徴とする
    電気接続箱。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電気接続箱において、 リレーと、このリレーの一の端子に形成されたヒューズ
    接続部に下流側端子が接続されるヒューズと、を少なく
    とも備えて箱本体を構成し、 この箱本体には、前記リレーに対する収容部と、前記一
    の端子が挿入される前記ヒューズに対してのヒューズキ
    ャビティとを形成したことを特徴とする電気接続箱。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電気接続箱におい
    て、 前記リレーの前記一の端子をこのリレーの他の端子の反
    対側に配置し、前記ヒューズを前記リレーの前記一の端
    子側に積層するような状態で前記箱本体を構成したこと
    を特徴とする電気接続箱。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電気接続箱におい
    て、 前記箱本体に、前記リレーの前記他の端子を用いてワイ
    ヤハーネスに設けられるコネクタに対する接続用のコネ
    クタ接続部を形成したことを特徴とする電気接続箱。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電気接続箱におい
    て、 前記箱本体を、前記コネクタ接続部がロアカバーの底面
    から所定間隔を有するように前記ロアカバーに取り付け
    たことを特徴とする電気接続箱。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    電気接続箱において、 前記リレーが配置される並びであって、このリレーに接
    続される前記ヒューズ同士の間に、前記リレーとの接続
    のない他のヒューズを接続させるための他のヒューズキ
    ャビティを配置、形成したことを特徴とする電気接続
    箱。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれかに記載の電
    気接続箱において、少なくとも前記ヒューズの上流側端
    子と、電力の供給を外部から受ける電力供給部との間を
    接続するバスバーを更に備えたことを特徴とする電気接
    続箱。
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