JP6809855B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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この発明は、自動車などの車両に搭載され、バッテリなどの電源からの電力を複数の補機に分配する電気接続箱に関する。
近年、自動車などの車両では、車両に搭載される補機の数が増加する傾向にあり、このような補機の数の増加に対して電力供給を十分に確保するために、例えば、バッテリを12Vから48Vに高電圧化する傾向がある。
バッテリの48V化に伴って補機も48V対応に変更する必要があるが、全ての補機を一斉に48V対応に変更することができないため、12V対応の補機と48V対応の補機とが混在するおそれがある。それにより、12V対応の補機と48V対応の補機とが混在又は共存する状況になる。
従来の電気接続箱では、バッテリからの入力電力を変圧せずに複数の補機に分配している(特許文献1)。このため、従来の電気接続箱では、バッテリの電圧が例えば12Vである場合、バッテリからの12Vの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した12V対応の補機のみに分配することができ、該入力電力の電圧に対応しない48V対応の補機には分配することができなかった。即ち、1つの電気接続箱で、バッテリからの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機と、該入力電力の電圧に対応しない補機との両方に分配することができなかった。
WO2014/076987A1
そこで、この発明は、1つの電気接続箱で、電源からの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機と、該入力電力の電圧に対応しない補機とに分配することができる電気接続箱を提供することを目的とする。
この発明は、電源からの入力電力を、前記入力電力の電圧に対応した第1補機と、前記入力電力の電圧に対応しない第2補機とに分配する電気接続箱であって、前記電源からの前記入力電力を前記第1補機及び前記第2補機に分配するための分配回路と、前記分配回路によって前記第2補機に分配される前記入力電力の電圧を前記第2補機の対応電圧に変圧する変圧回路と、外殻を構成すると共に前記分配回路及び前記変圧回路を収容する筐体とが備えられるとともに、前記変圧回路が設けられた回路基板と、前記電源からの前記入力電力及び前記変圧回路によって変圧された前記入力電力のうち、高電圧側の入力電力が導通する第1電路が設けられた高電圧基板と、前記電源からの前記入力電力及び前記変圧回路によって変圧された前記入力電力のうち、低電圧側の入力電力が導通する第2電路が設けられた低電圧基板とを有し、前記筐体の内部において、一方向に沿って前記高電圧基板と前記低電圧基板とを間隔を空けて積層するとともに、当該高電圧基板と当該低電圧基板との間に前記回路基板が間隔を空けて配置された電気接続箱であることを特徴とする。
なお、入力電力の電圧に対応した第1補機とは、入力電力の電圧と同じ対応電圧の第1補機であり、入力電力の電圧に対応しない第2補機とは、入力電力の電圧と異なる対応電圧の第2補機である。
なお、仮に電源電圧が12Vで且つ第2補機の対応電圧が48Vである場合は、変圧回路は、12V電圧を48V電圧に昇圧する昇圧回路である。また、仮に電源電圧が48Vで且つ第2補機の対応電圧が12Vである場合は、変圧回路は、48V電圧を12V電圧に降圧する降圧回路である。
この発明により、電源からの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した第1補機に対しては変圧せずに分配し、他方、該入力電力の電圧に対応しない第2補機に対しては、変圧回路で第2補機の対応電圧に変圧して分配するため、1つの電気接続箱で、電源からの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した第1補機と、前記入力電力の電圧に対応しない第2補機とに分配することができる。
また、高電圧基板と低電圧基板とを別々の基板に分けることができる。これにより、高電圧に対する安全対策(例えば絶縁対策)を高電圧基板だけに行うことで、高電圧に対する安全対策が複雑化することを抑制することができる。
また、上記のように高電圧基板と低電圧基板とを別々の基板に分けることで、高電圧基板の電圧が低電圧基板に作用することを防止することができる。
さらに、高電圧基板と低電圧基板との混在を無くし、筐体内での基板配置スペースをコンパクト化することができる。即ち、高電圧基板と低電圧基板とが隣合うと、それらの間隔を比較的大きく確保する必要があるが、低電圧基板同士または高電圧基板同士が隣合うと、それらの間隔を比較的小さくすることができる。このため、上述のように、高電圧基板と低電圧基板とを分けて配置して、高電圧基板と低電圧基板とが隣合うことを回避することで、低電圧基板と高電圧基板とが混在する場合と比べて、筐体内での基板配置スペースをコンパクト化することができる。
また、この発明の態様として、前記高電圧基板は、前記筐体内の所定の箇所に集めて配置されてもよい。
なお、筐体内の所定の箇所は、一箇所であっても複数箇所であってもよい。また、筐体内の所定の箇所は、既存の高電圧基板又は追加の絶縁板で区画されることで、明確化されてもよい。
この発明により、高電圧基板を低電圧基板から分けて管理することができる。これにより、高電圧に対する安全対策が複雑化することを抑制することができる。
また、高電圧基板が筐体内の所定の箇所に配置されることで、筐体内での基板の配置場所によって、当該基板が高電圧基板であるか否かを容易に区別することができる。
また、仮に所定の箇所を一カ所に限定した場合、高電圧基板は筐体内の一箇所に配置されるため、高電圧に対する安全対策を当該一箇所だけに行えばよく、これによっても、高電圧に対する安全対策の複雑化を抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記所定の箇所は、前記筐体の内部において、第1方向上の第1位置から前記第1方向の一端までの第1範囲内であってもよい。
なお、仮に第1方向が上下方向の場合、第1範囲を筐体内の上下両側のうちの片側(例えば上側)全体に設定することができ、また、仮に第1方向が左右方向の場合、第1方向を筐体内の左右両側のうちの片側全体(例えば右側全体)に設定することができる。
この発明により、高電圧基板を筐体内における第1方向上の第1位置から第1方向の一端までの第1範囲内に制限して配置することができる。これにより、高電圧に対する安全対策を第1範囲に制限して行うことができ、高電圧に対する安全対策の複雑化を抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記所定の箇所は、前記筐体の内部において、前記第1方向に直交する第2方向上の第2位置から前記第2方向の一端までの第2範囲と、前記第1範囲との共通範囲であってもよい。
この発明により、高電圧基板を、第1方向に直交する第2方向上の第2位置から第2方向の一端までの第2範囲と、上記の第1範囲との共通範囲に制限して行うことができる。即ち、第1範囲に制限した場合よりも更に制限されるため、高電圧に対する安全対策の複雑化をより一層抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記変圧回路は、前記電源からの前記入力電力が導通する電路に介装され、前記電路に導通する前記入力電力を時分割制御するスイッチ素子と、前記電路における前記スイッチ素子の下流側に介装され、前記スイッチ素子によって時分割制御された前記入力電力を平滑化する平滑回路とを備え、前記スイッチ素子は、半導体ヒューズであって、前記電路に流れる電流を検出する電流センサと、前記電路に介装された半導体スイッチと、前記電流センサの検出値が所定電流値未満の電流値である場合は、前記半導体スイッチをチョッパ制御することで前記電路に導通する前記入力電力を時分割制御し、前記電流センサの検出値が所定電流値以上の電流値である場合は、前記半導体スイッチをオフ制御して前記電路を遮断する制御部とを備えてもよい。
この発明により、降圧回路と半導体ヒューズとの間で半導体スイッチを共有することができる。これにより、電気接続箱内の半導体スイッチの数を削減することができると共に、当該半導体スイッチを制御する制御系を簡素化することができる。
また、この発明の態様として、前記分配回路によって前記第1補機に分配される前記入力電力を前記第1補機に供給するための第1電線と、前記変圧回路によって変圧された前記入力電力を前記第2補機に供給するめの第2電線とが備えられ、前記筐体には、前記第1電線同士を束ねて前記筐体の内部から外部に引き出すための第1開口部と、前記第2電線同士を束ねて前記筐体の内部から外部に引き出すための第2開口部とが設けられてもよい。
なお、第1電線及び第2電線のうち、相対的に高電圧の電力が導通する方を高電圧電線と記載し、相対的に低電圧の電力が導通する方を低電圧電線と記載する。
この発明により、高電圧電線同士及び低電圧電線同士を別々に束ねて筐体から引き出すことができるため、高電圧電線と低電圧電線とを容易に区別でき、高電圧電線及び低電圧電線に対する安全対策を適切に行うことができる。
また、この発明の態様として、前記第1開口部の開口面の形状は、前記第2開口部の開口面の形状と異なってもよい。
この発明により、電線(第1電線又は第2電線)が引き出される開口部の形状によって、当該電線が高電圧電線であるか低電圧電線であるかを容易に区別することができる。
また、この発明の態様として、前記第1電線の外周面の色又は模様は、前記第2電線の外周面の色又は模様と異なってもよい。
この発明により、電線の外周面の色又は模様によって、当該電線が高電圧電線であるか低電圧電線であるかを容易に区別することができる。
また、この発明の態様として、前記第1電線及び前記第2電線は、芯線と芯線を被覆する被覆部とを有し、前記第1電線及び前記第2電線のうち、相対的に高電圧の電力が導通する方の電線の前記被覆部は、相対的に低電圧の電力が導通する方の電線の前記被覆部よりも厚く形成されてもよい。
この発明により、第1電線及び第2電線のうち、相対的に高電圧の電力が導通する方の電線の短絡を抑制することができる。
この発明によれば、1つの電気接続箱で、電源からの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機と、該入力電力の電圧に対応しない補機とに分配することができる。
本発明の実施形態に係る電気接続箱の電気的接続構造を示すブロック図。 図1の昇圧回路の一例を示す回路図。 図1のヒューズを示す構成図。 電気接続箱を示す断面図。 高電圧基板の配置場所の一例を示す筐体の外観図。 入力電力を降圧する場合の電気接続箱の電気的接続構造を示すブロック図。 図6の降圧回路の一例を示す回路図。 入力電力を昇降圧する場合の電気接続箱の電気的接続構造を示すブロック図。 筐体からの電線の引き出し方の変形例を示す筐体の外観図。 電線を引き出すための開口部の形状の変形例を示す筐体の斜視図。 電線の外周面の模様の変形例を示す電線の側面図。 昇圧回路と電源用コネクタとの配置場所の変形例を示す電気接続箱の概略断面図。 昇圧回路と電源用コネクタとの配置場所の他の変形例を示す電気接続箱の概略断面図。 昇圧回路と電源用コネクタとの配置場所の他の変形例を示す電気接続箱の概略断面図。 昇圧回路と電源用コネクタとの配置場所の他の変形例を示す電気接続箱の概略断面図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
(実施形態)
図1は、この発明の実施形態に係る電気接続箱1の電気的接続構造を示すブロック図であり、図2は、図1の昇圧回路11の一例を示す回路図であり、図3は、図1のヒューズ23を示す構成図であり、図4は、電気接続箱1を示す断面図である。
図1に示すように、電気接続箱1は、自動車などの車両に搭載され、車両に搭載された電源Bから入力された入力電力を、該入力電力の電圧に対応した複数の補機3と、該入力電力の電圧に対応しない複数の補機4とに分配する装置である。
なお、入力電力の電圧に対応した補機とは、入力電力の電圧と同じ対応電圧の補機であり、入力電力の電圧に対応しない補機とは、入力電力の電圧と異なる対応電圧の補機である。
この実施形態では、電源Bは、バッテリなどの12Vの直流電源である。補機3は、12V対応の低電圧補機であり、具体的には、点火系負荷(ヘッドランプ、テールランプ、ストップランプ、ターンランプなど)、ホーン、パネル上計器類(スピードメータ−、燃料系、距離系など)、パワーウインドウ、ワイパー、シートヒーター、ブロワー、ドアロック、電動ミラーなどである。また、補機4は、48V対応の高電圧補機であり、具体的には、ボディ系負荷(エアコンシステムの電動コンプレッサーなど)、及び、駆動系負荷(Drive by wire、break by wire などのX-by-wire)である。即ち、電気接続箱1は、電源Bからの12Vの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した12V対応の低電圧補機3と、該入力電力の電圧に対応しない48V対応の高電圧補機4とに分配する。
電気接続箱1は、電源Bからの入力電力を低電圧補機3及び高電圧補機4に分配するための電気要素(例えば各種の電子部品や電路)が設けられた複数の回路基板5と、電気接続箱1の外殻を構成すると共に複数の回路基板5を収容する筐体7とを備えている(図4参照)。
複数の回路基板5には、上記の電気要素として、電源Bからの入力電力を低電圧補機3及び高電圧補機4に分配する分配回路9と、分配回路9によって高電圧補機4に分配される12Vの入力電力を48V(即ち高電圧補機4の対応電圧)に昇圧する昇圧回路11と、電源Bからの電線W1が接続された相手側コネクタ12が連結される電源用コネクタ13と、低電圧補機3a,3bからの電線W2,W3が接続された相手側コネクタ14,15が連結される低電圧補機用コネクタ16,17と、高電圧補機4a,4bからの電線W4,W5が接続された相手側コネクタ18,19が連結される高電圧補機用コネクタ20,21と、分配回路9及び各電線W2,W3,W4,W5に定格電流以上の電流が流れることを防止するための複数のヒューズ23とが設けられている。
なお、この実施形態では、上記の低電圧補機用コネクタ及び高電圧補機用コネクタはそれぞれ2つ備えられるが、それぞれ1つであっても3つ以上であってもよい。
また、各電線W1,W2,W3,W4,W5は、導電部材から成る芯線の周囲に樹脂部材から成る被覆部が形成された被覆電線である。各電線W2,W3は、低電圧補機3に供給される12Vの低電圧電力が導通する低電圧電線であり、各電線W4,W5は、高電圧補機4に供給される48Vの高電圧電力が導通する高電圧電線である。
分配回路9は、電源Bからの入力電力を入力する主電路91と、主電路91から分岐し、入力電力を低電圧補機用の電力及び高電圧補機用の電力に分流させる低電圧系電路92及び高電圧系電路93と、低電圧系電路92から分岐し、低電圧補機用の電力を各低電圧補機3に分配するための複数の低電圧系分岐路94と、高電圧系電路93から分岐し、高電圧補機用の電力を各高電圧補機4に分配するための複数の高電圧系分岐路95とで構成されている。
複数の回路基板5は、昇圧回路11が設けられた回路基板51と、12V電力及び48V電力のうち低電圧側の12V電力が導通する電気要素が設けられた1つ以上(この実施形態では2つ)の低電圧基板52,53と、12V電力及び48V電力のうち高電圧側の48V電力が導通する電気要素が設けられた1つ以上(この実施形態では2つ)の高電圧基板54,55で構成されている。
より詳細には、回路基板51には、昇圧回路11の他に、主電路91と、低電圧系電路92のうち主電路91から分岐した第1区間92aと、高電圧系電路93のうち主電路91から分岐した第1区間93aと、主電路91に接続された電源用コネクタ13とが設けられている。
昇圧回路11は、高電圧系電路93の第1区間93aに介装されており、主電路91から第1区間93aに分流した低電圧補機用の電力(即ち12V電力)を高電圧補機の対応電圧(即ち48V)に昇圧して第1区間93aの下流側に出力する。
昇圧回路11は、例えば図2に示すように、第1区間93aに介装されたコイルL1と、第1区間93aにおけるコイルL1の下流側において順方向に介装されたダイオードD1と、コイルL1とダイオードD1との間の接続点と接地点との間に介装された半導体スイッチ(例えばN型MOSFET)Q1と、ダイオードD1の下流側と接地点との間に設けられたコンデンサC1と、半導体スイッチQ1をオンオフ制御する制御部26とを備えている。
この昇圧回路11では、制御部26によって半導体スイッチQ1がチョッパ制御される。半導体スイッチQ1のオン時は、矢印Iaに示すように、電源Bからの電力がコイルL1及び半導体スイッチQ1を通電して接地点に流れる。そして、半導体スイッチQ1のオフ時は、コイルL1の自己誘導によって誘導起電力が発生し、この誘導起電力が電源Bの電圧に直列に加算されることで電源Bからの電力が昇圧される。そして、昇圧された電力は、矢印Ibに示すように、ダイオードD1及びコンデンサC1を介して平滑化され、48Vの高電圧電力として補機4側に出力される。
電源用コネクタ13は、相手側コネクタ12との連結面を回路基板51の外周側に向けた状態で、回路基板51の周縁の適宜箇所に設けられている(図4参照)。電源用コネクタ13は、ハウジング部13aの内部にコネクタ端子13bが収容されて構成されている。コネクタ端子13bの基端部は、ハウジング部13aの後端面から外部に突出されて屈曲されて主電路91の上流側端部に半田付けなどで接続されている。
電源用コネクタ13と相手側コネクタ12とが互いに連結することで、それらのコネクタ端子13b,12bが互いに接触し、電源Bからの入力電力がコネクタ端子13bを介して主電路91に入力される。
低電圧基板52には、図1に示すように、低電圧系電路92の第2区間92bと、第2区間92bから分岐した複数の低電圧系分岐路94aと、各低電圧系分岐路94aに介装された複数のヒューズ23aと、各低電圧系分岐路94aの下流側端部に跨って接続された低電圧補機用コネクタ16とが設けられている。
各ヒューズ23aは、それが介装した低電圧系分岐路94aに定格電流以上の電流が流れると、それが介装した低電圧系分岐路94aを遮断する。この実施形態では、各ヒューズ23aは、例えば半導体ヒューズであり、図3に示すように、低電圧系分岐路94aを遮断/導通するFET(Field effect transistor)などの半導体スイッチ30と、低電圧系分岐路94aを流れる電流を検出する電流センサー31と、電流センサー31の検出値に基づいて半導体スイッチ30をオン/オフ制御する制御部32とを備えている。
制御部32は、電流センサー31の検出値が定格電流値未満の電流値である場合は、半導体スイッチ30をオン制御して低電圧系分岐路94aを導通させ、他方、電流センサー31の検出値が定格電流値以上の電流値である場合は、半導体スイッチ30をオフ制御して低電圧系分岐路94aを遮断する。
低電圧補機用コネクタ16は、相手側コネクタ14との連結面を低電圧基板52の外周側に向けた状態で、低電圧基板52の周縁の適宜箇所に設けられている(図4参照)。低電圧補機用コネクタ16は、ハウジング部16aの内部に複数のコネクタ端子16bが収容されて構成されている。各コネクタ端子16bの基端部は、ハウジング部16aの後端面から外部に突出されて屈曲されて、互いに異なる低電圧系分岐路94aの下流側端部に半田付けなどで接続されている。
低電圧補機用コネクタ16のハウジング部16aと相手側コネクタ14のハウジング部14aとが互いに連結することで、低電圧補機用コネクタ16の複数のコネクタ端子16bと相手側コネクタ14の複数のコネクタ端子14bとが互いに対応するもの同士接触し、これにより、各低電圧系分岐路94aを導通する低電圧補機用の電力が各コネクタ端子16bから各低電圧補機3aに供給される。
低電圧基板53には、図1に示すように、低電圧基板52と同様に、低電圧系電路92の第3区間92cと、第3区間92cから分岐した複数の低電圧系分岐路94bと、各低電圧系分岐路94bに介装された複数のヒューズ23bと、各低電圧系分岐路94bの下流側端部に跨って接続された低電圧補機用コネクタ17とが設けられている。
各ヒューズ23bは、ヒューズ23aと同様に構成された半導体ヒューズであり、それが介装した低電圧系分岐路94bに定格電流が流れると、それが介装した低電圧系分岐路94bを遮断する。低電圧補機用コネクタ17は、低電圧補機用コネクタ16の設け方と同様の設け方で低電圧基板53に設けられている。
低電圧補機用コネクタ17のハウジング部17aと相手側コネクタ15のハウジング部15aとが互いに連結することで、低電圧補機用コネクタ17の複数のコネクタ端子17bと相手側コネクタ15の複数のコネクタ端子15bとが互いに対応するもの同士接触し、これにより、各低電圧系分岐路94bを導通する低電圧補機用の電力が各コネクタ端子17bから各低電圧補機3bに供給される。
高電圧基板54には、図1に示すように、高電圧系電路93の第2区間93bと、第2区間93bから分岐した複数の高電圧系分岐路95aと、各高電圧系分岐路95aに介装された複数のヒューズ23cと、各高電圧系分岐路95aの下流側端部に跨って接続された高電圧補機用コネクタ20とが設けられている。
各ヒューズ23cは、ヒューズ23aと同様に構成された半導体ヒューズであり、それが介装した高電圧系分岐路95aに定格電流が流れると、それが介装した高電圧系分岐路95aを遮断する。高電圧補機用コネクタ20は、低電圧補機用コネクタ16の設け方と同様の設け方で高電圧基板54に設けられている。
高電圧補機用コネクタ20のハウジング部20aと相手側コネクタ18のハウジング部18aとが互いに連結することで、高電圧補機用コネクタ20の複数のコネクタ端子20bと相手側コネクタ18の複数のコネクタ端子18bとが互いに対応するもの同士接触し、これにより、各高電圧系分岐路95aを導通する高電圧補機用の電力が各コネクタ端子20bから各高電圧補機4aに供給される。
高電圧基板55には、図1に示すように、高電圧基板54と同様に、高電圧系電路93の第3区間93cと、第3区間93cから分岐した複数の高電圧系分岐路95bと、各高電圧系分岐路95bに介装された複数のヒューズ23dと、各高電圧系分岐路95bに跨って接続された高電圧補機用コネクタ21とが設けられている。
各ヒューズ23dは、ヒューズ23aと同様に構成された半導体ヒューズであり、それが介装した高電圧系分岐路95bに定格電流が流れると、それが介装した高電圧系分岐路95bを遮断する。高電圧補機用コネクタ21は、高電圧補機用コネクタ20の設け方と同様の設け方で高電圧基板55に設けられている。
高電圧補機用コネクタ21のハウジング部21aと相手側コネクタ19のハウジング部19aとが互いに連結することで、高電圧補機用コネクタ21の複数のコネクタ端子21bと相手側コネクタ19の複数のコネクタ端子19bとが互いに対応するもの同士接触し、これにより、各高電圧系分岐路95bを導通する高電圧補機用の電力が各コネクタ端子21bから各高電圧補機4bに供給される。
回路基板51と各低電圧基板52,53とは、各接続端子30,31によって回路的に接続されており、回路基板51と各高電圧基板54,55とは、各接続端子32,33によって回路的に接続されている。各接続端子30,31,32,33は、例えば金属製の棒状である。
接続端子30は、その一端部が回路基板51に設けられた第1区間92aの下流側端部に電気的に接続されると共に、その他端部が低電圧基板52に設けられた第2区間92bの上流側端部に電気的に接続されることで、低電圧系電路92の第1区間92aと第2区間92bとを回路的に接続している。
接続端子31は、その一端部が低電圧基板52に設けられた第2区間92bの下流側端部に電気的に接続されると共に、その他端部が低電圧基板53に設けられた第3区間92cの上流側端部に電気的に接続されることで、低電圧系電路92の第2区間92bと第3区間92cとを回路的に接続している。
接続端子32は、その一端部が回路基板51に設けられた第1区間93aの下流側端部に電気的に接続されると共に、その他端部が高電圧基板54に設けられた第2区間93bの上流側端部に電気的に接続されることで、高電圧系電路93の第1区間93aと第2区間93bとを回路的に接続している。
接続端子33は、その一端部が高電圧基板54に設けられた第2区間93bの下流側端部に電気的に接続されると共に、その他端部が高電圧基板54に設けられた第3区間93cの上流側端部に電気的に接続されることで、高電圧系電路93の第2区間93bと第3区間93cとを回路的に接続している。
このように構成された複数の回路基板5(51,52,53,54,55)では、電源Bからの12Vの入力電力がコネクタ端子13bを介して主電路91に入力され、その入力電力は、低電圧系電路92と高電圧系電路93とに分流する。
そして、低電圧系電路92に分流した電力は、12V電力のまま、低電圧系電路92の各区間92a,92b,92cを導通すると共に、それら各区間92a,92b,92cから複数の低電圧系分岐路94a,94bに分流して各コネクタ端子14b,15bから各低電圧補機3a,3bに供給される。
他方、高電圧系電路93に分流した電力は、第1区間93aに設けられた昇圧回路11によって48Vに昇圧された後、第2区間93b及び第3区間93cに導通すると共に、それら各区間93b,93cから複数の高電圧系分岐路95a,95bに分流して各コネクタ端子20b,21bから各高電圧補機4a,4bに供給される。
従って、回路基板51には、12V電力及び48V電力の両方の電力が導通し、各低電圧基板52,53には、12V電力及び48V電力のうちの低電圧側の12V電力だけが導通し、各高電圧基板54,55には、12V電力及び48V電力のうちの高電圧側の48V電力だけが導通する。
この電気接続箱1では、図4に示すように、12V電力と48V電力のうち高電圧側の48V電力だけが導通する各高電圧基板54,55は、筐体7内の所定の一箇所(所定の箇所)S1に集められて配置され、他の回路基板(即ち回路基板51及び各低電圧基板52,53)は、各高電圧基板54,55と分けられて筐体7内に配置されている。
より詳細には、筐体7は、樹脂部材により例えば略直方体形の箱状に形成されており、各高電圧基板54,55は、上記の所定の一箇所S1として、筐体7内の略上側半分の範囲内、換言すれば、筐体7内における上下方向P1の中央上寄りの位置から上端までの範囲内に、互いに間隔を空けて上下に積層された状態で配置されている。
また、各低電圧基板52,53は、所定の一箇所S1とは別の所定の一箇所S2に集めて配置されている。具体的には、各低電圧基板52,53は、筐体7内の略下側半分の範囲内、換言すれば、筐体7内における上下方向P1の中央下寄りの位置から下端までの範囲内に、互いに間隔を空けて上下に積層された状態で配置されている。回路基板51は、所定の一箇所S1に集められた高電圧基板54,55と、別の所定の一箇所S2に集められた低電圧基板52,53との間に配置されている。
このように各回路基板5(51,52,53,54,55)が筐体7内に配置されることで、筐体7内での回路基板5の上下方向P1の位置によって、各回路基板5が高電圧基板であるか否かが区別可能になっている。
なお、各高電圧基板54,55が配置される所定の一箇所(即ち筐体7内の略上側半分の範囲内)S1は、各高電圧基板54,55のうちの一番下側の高電圧基板54によって筐体7内の他の場所から区画されている。即ち、筐体7の内部のうち高電圧基板54から上側の範囲が所定の一箇所S1である。同様に、各低電圧基板52,53が配置される別の所定の一箇所(即ち筐体7内の略下側半分の範囲内)S2は、各低電圧基板52,53のうちの一番上側の低電圧基板52よって筐体7内の他の場所から区画されている。
また、筐体7には、各コネクタ13,16,17,20,21の先端部(即ち相手側コネクタとの連結面)を外部に露出させるための複数の開口部7a,7b,7c,7d,7eが設けられており、複数の回路基板5が筐体7内に配置された状態で、各コネクタ13,16,17,20,21の先端部は、各開口部7a,7b,7c,7d,7eから外部に露出されている。
以上、この実施形態に係る電気接続箱1によれば、電源Bからの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機3(第1補機)と、該入力電力の電圧に対応しない補機4(第2補機)とに分配する電気接続箱であって、電源Bからの入力電力を補機3及び補機4に分配するための分配回路9と、分配回路9によって補機4に分配される入力電力の電圧を補機4の対応電圧に変圧する昇圧回路11(変圧回路)と、電気接続箱1の外殻を構成すると共に分配回路9及び昇圧回路11を収容する筐体7とが備えられている。
この構成により、電源Bからの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機3に対しては変圧せずに分配し、他方、該入力電力の電圧に対応しない補機4に対しては、昇圧回路11で補機4の対応電圧に変圧して分配するため、1つの電気接続箱1で、電源Bからの入力電力を、該入力電力の電圧に対応した補機3と、入力電力の電圧に対応しない補機4とに分配することができる。
また、補機3に分配される入力電力及び昇圧回路11によって変圧された入力電力のうち、高電圧側の入力電力が導通する電路93b,93c,95a,95b(第1電路)が設けられた高電圧基板54,55と、補機3に分配される入力電力及び昇圧回路11によって変圧された入力電力のうち、低電圧側の入力電力が導通する電路92b,92c,94a,94b(第2電路)が設けられた低電圧基板52,53とが備えられている。
この構成により、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とを別々の基板に分けることができる。これにより、高電圧に対する安全対策(例えば絶縁対策)を高電圧基板54,55だけに行うことで、高電圧に対する安全対策が複雑化することを抑制することができる。
また、上記のように高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とを別々の基板に分けることで、高電圧基板54,55の電圧が低電圧基板52,53に作用することを防止することができる。
また、高電圧基板54,55は、筐体7内の所定の一箇所S1に集めて配置されるため、高電圧基板54,55を低電圧基板52,53から分けて管理することができる。これにより、高電圧に対する安全対策が複雑化することを抑制することができる。
また、高電圧基板54,55は筐体7内の一箇所S1に配置されるため、高電圧に対する安全対策を当該一箇所S1だけに行えばよく、これによっても、高電圧に対する安全対策の複雑化を抑制することができる。
また、高電圧基板54,55が筐体7内の所定箇所S1に配置されることで、筐体7内での基板の配置場所によって、当該基板が高電圧基板であるか否かを容易に区別することができる。
なお、低電圧基板52,53は、高電圧基板54,55に比べて、相対的に電流が多く流れるため、高電圧基板54,55に比べて熱問題が生じる。このため、低電圧基板52,53は、金属芯を内包するメタルコア基板を使用する等で熱対策が行なわれる。一方、高電圧基板54,55は、通常のPCB(Printed Circuit Board)基板等のプリント基板を用いることができる。このため、上述のように、高電圧基板54,55を筐体7内の所定箇所S1に配置して、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とを分けて管理することで、高電圧基板54,55及び低電圧基板52,53に対して、適した基板(メタコア基板又はPCB基板)を用いることができ、コスト削減を図ることができる。
また、上述のように、高電圧基板54,55を筐体7内の所定箇所S1に限定して、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とを分けて配置することで、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53との混在を無くし、筐体7内での基板配置スペースをコンパクト化することができる。即ち、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とが隣合うと、それらの間隔を比較的大きく確保する必要があるが、低電圧基板52,53同士または高電圧基板54,55同士が隣合うと、それらの間隔を比較的小さくすることができる。このため、上述のように、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とを分けて配置して、高電圧基板54,55と低電圧基板52,53とが隣合うことを回避することで、低電圧基板52,53と高電圧基板54,55とが混在する場合と比べて、筐体7内での基板配置スペースをコンパクト化することができる。
また、高電圧基板54,55が配置される所定の一箇所S1は、筐体7内の略上側半分の範囲内、換言すれば、筐体7内における上下方向P1(第1方向)の中央上寄り位置(第1位置)から上端(第1方向の一端)までの範囲(第1範囲)内に設定されている。
この構成により、高電圧基板54,55を筐体7内の略上側半分の範囲内に制限して配置することができる。これにより、高電圧に対する安全対策を筐体7内の略上側半分の範囲に制限して行うことができ、高電圧に対する安全対策の複雑化を抑制することができる。また、このように所定の一箇所S1を設定することで、所定の一箇所S1における隣接空間との境界を一面(即ち所定の一箇所S1の下側)に限定できるため、これによっても、高電圧に対する安全対策の複雑化を抑制することができる。
以下、上記の実施形態の変形例を説明する。
(変形例1)
上記の実施形態では、所定の一箇所S1は、略直方体形の筐体7の6つの外面のうちの上面に着目し、筐体7内の略上側半分の範囲内(即ち略直方体形の筐体7の6つの面のうちの上面と、上面に隣接する4つの側面の各上面側半分とで囲まれた範囲内)に設定されたが、筐体7の6つの外面のうち上面以外の一面に着目し、所定の一箇所S1を、筐体7の略当該一面側半分の範囲内(即ち筐体7の6つの面のうち上面以外の一面と、その一面に隣接する4つの面の各当該一面側半分とで囲まれた範囲内)に設定されてもよい。
(変形例2)
また、図5に示すように、所定の一箇所S1を、筐体7内の上下方向P1の略上側半分の範囲(第1範囲)Saと、筐体7内の上下方向P1に直交する横方向P2(第2方向)の片側半分の範囲(換言すれば、筐体7内の横方向P2の中央位置(第2位置)から横方向P2の一端までの範囲(第2範囲))Sbとの共通範囲内に設定してもよい。
なお、図5に示す例では、横方向P2は、上下方向P1に直交する方向のうち、筐体7の一組の対向する側面に直交する方向を向いている。即ち第2範囲Sbは、筐体7の上面に隣接する4つの側面のうちの一側面に着目し、筐体7内の当該一側面側半分の範囲になっている。
このように、所定の一箇所S1を、筐体7内の上下方向P1の略上側半分の範囲Saと、筐体7内の横方向P2の片側半分の範囲Sbとの共通範囲内に設定することで、筐体7内の略上側半分の範囲よりも小さい範囲に制限できるため、高電圧に対する安全対策の複雑化をより一層抑制することができる。
(変形例3)
また、上記の実施形態では、筐体7内の所定の一箇所S1は、既存の高電圧基板54で筐体7内の他の場所から区画されたが、既存の高電圧基板54の代わりに追加の絶縁板を用いて、所定の一箇所S1を筐体7内の他の場所から区画してもよい。同様に、別の所定の一箇所S2を、既存の低電圧基板52の代わりに追加の絶縁板を用いて、筐体7内の他の場所から区画してもよい。
(変形例4)
また、上記の実施形態では、電源Bの電圧を12Vとし、補機3を12V対応の低電圧補機とし、補機4を48V対応の高電圧補機とした。そして、電源Bからの12Vの入力電力を12V対応の補機3に分配すると共に、その入力電力を48Vに昇圧して48V対応の補機4にも分配する場合で説明したが、電源Bの電圧、各補機3,4の対応電圧は、このような値に限定されない。
例えば、電源Bの電圧を48Vとし、電源Bからの48Vの入力電力を48V対応の補機4に分配すると共に、その入力電力を12Vに降圧して12V対応の補機3にも分配してもよい。この場合の電気接続箱1は、図6に示すように、上記の実施形態(図1参照)において、昇圧回路11が省略され、昇圧回路11の代わりに、48V電力を12V電力に降圧する降圧回路40が低電圧系電路92の第1区間92aに介装される。
また、この場合、降圧回路40は、例えば図7に示すように、低電圧系電路92の第1区間92aに介装され、第1区間92aに導通する電力を時分割制御する半導体スイッチQ2(スイッチ素子)と、第1区間92aにおける半導体スイッチQ2の下流側に介装され、半導体スイッチQ2によって時分割制御された電力を平滑化する平滑回路42とを備えている。
平滑回路42は、第1区間92aにおける半導体スイッチQ2の下流側に介装されたコイルL2と、半導体スイッチQ2とコイルL2との間の接続点と接地点との間に逆方向に介装されたダイオードD2と、コイルL2の下流側と接地点との間に介装されたコンデンサC2と、半導体スイッチQ2をオンオフ制御する制御部27とを備えている。
この降圧回路40では、制御部27が半導体スイッチQ2をチョッパ制御することで、電源Bからの48Vの入力電力が半導体スイッチQ2によって時分割制御され、この時分割制御された入力電力が平滑回路42によって平滑化されることで12Vの電力に降圧されて、補機3側に出力される。
(変形例5)
なお、変形例4において、半導体スイッチQ2として、半導体ヒューズ(例えば図3に示した半導体ヒューズ23と同種の半導体ヒューズ)を用いてもよい。この場合、半導体ヒューズ内の電流センサの検出値が、第1区間92aに設定された定格電流値(所定電流値)未満の電流値である場合は、半導体ヒューズ内の制御部は、降圧回路40の制御部27の制御に基づいて半導体ヒューズ内の半導体スイッチをチョッパ制御することで、第1区間92aに導通する電力を時分割制御する。他方、半導体ヒューズ内の電流センサの検出値が定格電流値以上の電流値である場合は、半導体ヒューズ内の制御部は、半導体ヒューズ内の半導体スイッチをオフ制御して第1区間92aを遮断する。
このように、降圧回路40内の半導体スイッチQ2として半導体ヒューズを用いることで、降圧回路40と半導体ヒューズとの間で半導体スイッチを共有することができる。これにより、電気接続箱1内の半導体スイッチの数を削減することができると共に、当該半導体スイッチを制御する制御系を簡素化することができる。
(変形例6)
この変形例6は、図8に示すように、上記の実施形態において、昇圧回路11の代わりに昇降圧回路100を備えることで、12V電源BL及び48V電源BHの両方から直流電力を入力し、低電圧補機3に対しては、12V電源BLからの12Vの入力電力を変圧せずに供給すると共に48V電源BHからの48Vの入力電力を昇降圧回路100で12Vに降圧して供給し、また、高電圧補機4に対しては、48V電源BHからの48Vの入力電力を変圧せずに供給すると共に12V電源BLからの12Vの入力電力を昇降圧回路100で48Vに昇圧して供給するようにしたものである。
この変形例6では、図8に示すように、回路基板51には、12V電源BLからの入力電力を入力する低電圧系の主電路91Lと、主電路91Lから分岐した低電圧系電路92の第1区間92aと、48V電源BHからの入力電力を入力する高電圧系の主電路91Hと、主電路91Hから分岐した高電圧系電路93の第1区間93aと、主電路91Lと主電路91Hとの間に跨設された中継電路96と、主電路91Lに接続され、12V電源BLからの電線WLが接続された相手側コネクタ12Lに連結する12V電源用コネクタ13Lと、主電路91Hに接続され、48V電源BHからの電線WHが接続された相手側コネクタ12Hに連結する48V電源用コネクタ13Hとが設けられている。
なお、主電路91Lの下流側端部は、接続端子30を介して低電圧基板52の低電圧系電路92の第2区間92bに電気的に接続され、主電路91Hの下流側端部は、接続端子32を介して高電圧基板54の高電圧系電路93の第2区間93bに電気的に接続されている。
また、中継電路96には、昇降圧回路100が介装されている。主電路91Lには、主電路91Lに定格電流以上の電流が流れると、主電路91Lを遮断する溶断ヒューズ101が介装され、低電圧系電路92の第1区間92aには、第1区間92aに定格電流以上の電流が流れると、第1区間92aを遮断する半導体ヒューズ102が介装されている。同様に、主電路91Hには、主電路91Hに定格電流以上の電流が流れると、主電路91Hを遮断する溶断ヒューズ103が介装され、高電圧系電路93の第1区間93aには、第1区間93aに定格電流以上の電流が流れると、第1区間93aを遮断する半導体ヒューズ104が介装されている。
この変形例では、12V電源BLから回路基板51の主電路91Lに入力された12Vの入力電力は、低電圧系電路92の第1区間92aから各低電圧基板52,53の区間92b,92cに順に導通し、各区間92b,92cから分岐した各低電圧系分岐路94a,94bから各低電圧補機3a,3bに供給される。また、主電路91Lに入力された12Vの入力電力は、48V電源BHからの電力が不足している場合など必要に応じて中継電路100に分流されて、昇降圧回路100で48Vに昇圧された後、高電圧系電路93の第1区間93aから各高電圧基板54,55の各区間93b,93cに順に導通し、各区間93b,93cから分岐した高電圧系分岐路95a,95bから各高電圧補機4a,4bに供給される。
同様に、48V電源BHから回路基板51の主電路91Hに入力された48Vの入力電力は、高電圧系電路93の第1区間93aから各高電圧基板54,55の区間93b,93cに順に導通し、各区間93b,93cから分岐した各高電圧系分岐路95a,95bから各高電圧補機4a,4bに供給される。また、主電路91Hに入力された48Vの入力電力は、12V電源BLからの電力が不足している場合など必要に応じて中継電路100に分流されて、昇降圧回路100で12Vに降圧された後、低電圧系電路92の第1区間92aから各低電圧基板52,53の各区間92b,92cに順に導通し、各区間92b,92cから分岐した低電圧系分岐路94a,94bから各低電圧補機3a,3bに供給される。
(変形例7)
また、上記の実施形態において、分配回路9によって低電圧補機3に分配される電力を低電圧基板52,53から低電圧補機3に供給するための低電圧電線W2,W3(第1電線)と、分配回路9によって高電圧補機4に分配される電力であって昇圧回路11によって昇圧された電力を高電圧基板54,55から高電圧補機4a,4bに供給するための高電圧電線W4,W5(第2電線)とを筐体7の内部から外部に引き出す方法として、図9に示す方法を採用してもよい。
即ち、筐体7に、低電圧電線用の第1開口部70と、高電圧電線用の第2開口部71とを設け、各低電圧電線W2,W3を束ねて第1開口部70を通して筐体7の内部から外部に引き出し、他方、各高電圧電線W4,W5を束ねて第2開口部71を通して筐体7の内部から外部に引き出す。
このようにすることで、高電圧電線同士及び低電圧電線同士を別々に束ねて筐体7から引き出すことができるため、高電圧電線と低電圧電線とを容易に区別でき、高電圧電線及び低電圧電線に対する安全対策を適切に行うことができる。また、筐体7の内部から外部に引き出された電線が低電圧電線であるか高電圧電線であるかを、当該電線がどちらの開口部(即ち第1開口部70及び第2開口部71)から引き出されているかによって、容易に区別することができる。
また、第1開口部70を筐体7の所定箇所(例えば高電圧基板54,55が配置される箇所に対応する箇所)に設けてもよく、第2開口部71を筐体7の上記の所定箇所以外の箇所(例えば低電圧基板52,53が配置される箇所に対応する箇所)に設けてもよい。これにより、第1開口部70及び第2開口部71の配置箇所によって、第1開口部70及び第2開口部71から引き出された電線が、高電圧電線であるか低電圧電線であるかを判別することができる。
(変形例8)
また、変形例5において、第1開口部70の開口面の形状を、第2開口部71の開口面の形状と異ならせてもよい。例えば図10に示すように、第1開口部70の開口面の形状を円形とし、第2開口部71の開口面の形状を矩形としてもよい。
このようにすることで、電線(第1電線又は第2電線)が引き出される開口部の形状によって、当該電線が高電圧電線であるか低電圧電線であるかを容易に区別することができる。
(変形例9)
また、上記の実施形態において、低電圧電線W2,W3(第1電線)の外周面の色又は模様を、高電圧電線W4,W5(第2電線)の外周面の色又は模様と異ならせてもよい。
例えば、低電圧電線W2,W3の外周面の色を黒色とし、高電圧電線W4,W5の外周面の色を赤としてもよい。また、低電圧電線W2,W3の外周面の模様を、例えば図11(a)に示すように黒地M1に黄色ラインM2が描かれた模様とし、高電圧電線W4,W5の外周面の模様を、例えば図11(b)に示すように黒地M3に黄色スパイラル線M4が描かれた模様としてもよい。
これにより、電線の外周面の色又は模様によって、当該電線が高電圧電線であるか低電圧電線であるかを容易に区別することができる。
(変形例10)
また、上記の実施形態において、高電圧電線W4,W5(第1電線及び第2電線のうち相対的に高電圧の電力が導通する方の電線)の被覆部は、低電圧電線W2,W3(第1電線及び第2電線のうち相対的に低電圧の電力が導通する方の電線)の被覆部よりも厚く形成されてもよい。これにより、高電圧電線W4,W5の短絡を抑制することができる。
(変形例11)
また、上記の実施形態では、電源Bからの入力電力を入力するための電源用コネクタ13及び昇圧回路11を回路基板51に設けたが、電源用コネクタ13及び昇圧回路11の各配置場所はこのように限定されない。例えば、電源用コネクタ13及び昇圧回路11の各配置場所を、図12〜図15の何れかに示す各配置場所に変更してもよい。
図12に示す例では、電源用コネクタ13は、上記の実施形態と同様に回路基板51に設けられ、昇圧回路11は、回路基板51に設けられる代わりに高電圧基板54に設けられている。この場合、昇圧回路11は、高電圧基板54に設けられた高電圧系電路93の第2区間93bの上流側端部付近に介装される。
なお、この場合、第2区間93bにおける昇圧回路11よりも上流側には、12Vの低電圧電力が導通するため、昇圧回路11が設けられた高電圧基板54には、低電圧電力が導通する電路が一部含まれることになる。
図13に示す例では、回路基板51は省略され、電源用コネクタ13は、低電圧基板52に設けられ、昇圧回路11は高電圧基板54に設けられている。
この場合、昇圧回路11は、高電圧基板54に設けられた高電圧系電路93の第2区間93bの上流側端部付近に介装される。また、主電路91及び低電圧系電路92の第1区間92a及び高電圧系電路93の第1区間93aは、電源用コネクタ13と共に低電圧基板52に設けられる。
図14に示す例では、電源用コネクタ13は、回路基板51に設けられる代わりに低電圧基板52に設けられ、昇圧回路11は、上記の実施形態と同様に回路基板51に設けられている。この場合、主電路91、低電圧系電路92の第1区間92a、及び、高電圧系電路93の第1区間93aにおける昇圧回路11よりも上流側の部分は、電源用コネクタ13と共に低電圧基板52に設けられる。
なお、図14の符号35は、第1区間93aにおける上記の昇圧回路11よりも上流側の部分と、昇圧回路11の上流側の部分とを電気的に接続する接続端子である。
図15に示す例では、回路基板51は省略され、電源用コネクタ13及び昇圧回路11は低電圧基板52に設けられている。この場合、主電路91、低電圧系電路92の第1区間92a、及び、高電圧系電路93の第1区間93aは、電源用コネクタ13及び昇圧回路11と共に低電圧基板52に設けられる。
なお、この場合、第1区間93aにおける昇圧回路11の下流側には、48Vの高電圧電力が導通するため、昇圧回路11が設けられた低電圧基板52には、高電圧電力が導通する電路が一部含まれることになる。
(変形例12)
上記の実施形態では、電源Bの電圧を12Vとし、電源Bからの12V電力を12V対応の補機3と48V対応の補機4とに分配したが、別の態様として例えば、電源Bの電圧を24V(又は36V)とし、電源Bからの24V電力を、12V対応の補機3に対して12Vに降圧して分配し、48V対応の補機4に対しては48Vに昇圧して分配してもよい。
なお、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…電気接続箱
3…低電圧補機
4…高電圧補機
5…回路基板
7…筐体
9…分配回路
11…昇圧回路
23…半導体ヒューズ
42…平滑回路
50…第1開口部
51…第2開口部
52,53…低電圧基板
54,55…高電圧基板
S1…筐体内の所定の一箇所
Q2…半導体スイッチ
W2,W3…低電圧電線
W4,W5…高電圧電線

Claims (9)

  1. 電源からの入力電力を、前記入力電力の電圧に対応した第1補機と、前記入力電力の電圧に対応しない第2補機とに分配する電気接続箱であって、
    前記電源からの前記入力電力を前記第1補機及び前記第2補機に分配するための分配回路と、
    前記分配回路によって前記第2補機に分配される前記入力電力の電圧を前記第2補機の対応電圧に変圧する変圧回路と、
    外殻を構成すると共に前記分配回路及び前記変圧回路を収容する筐体とが備えられるとともに、
    前記変圧回路が設けられた回路基板と、
    前記電源からの前記入力電力及び前記変圧回路によって変圧された前記入力電力のうち、高電圧側の入力電力が導通する第1電路が設けられた高電圧基板と、
    前記電源からの前記入力電力及び前記変圧回路によって変圧された前記入力電力のうち、低電圧側の入力電力が導通する第2電路が設けられた低電圧基板とを有し、
    前記筐体の内部において、一方向に沿って前記高電圧基板と前記低電圧基板とを間隔を空けて積層するとともに、当該高電圧基板と当該低電圧基板との間に前記回路基板が間隔を空けて配置された
    電気接続箱。
  2. 前記高電圧基板は、前記筐体内の所定の箇所に集めて配置された
    請求項に記載の電気接続箱。
  3. 前記所定の箇所は、前記筐体の内部において、第1方向上の第1位置から前記第1方向の一端までの第1範囲内である
    請求項に記載の電気接続箱。
  4. 前記所定の箇所は、前記筐体の内部において、前記第1方向に直交する第2方向上の第2位置から前記第2方向の一端までの第2範囲と、前記第1範囲との共通範囲である
    請求項に記載の電気接続箱。
  5. 前記変圧回路は、
    前記電源からの前記入力電力が導通する電路に介装され、前記電路に導通する前記入力電力を時分割制御するスイッチ素子と、
    前記電路における前記スイッチ素子の下流側に介装され、前記スイッチ素子によって時分割制御された前記入力電力を平滑化する平滑回路とを備え、
    前記スイッチ素子は、半導体ヒューズであって、
    前記電路に流れる電流を検出する電流センサと、
    前記電路に介装された半導体スイッチと、
    前記電流センサの検出値が所定電流値未満の電流値である場合は、前記半導体スイッチをチョッパ制御することで前記電路に導通する前記入力電力を時分割制御し、前記電流センサの検出値が所定電流値以上の電流値である場合は、前記半導体スイッチをオフ制御して前記電路を遮断する制御部とを備える
    請求項1から請求項のうちの一項に記載の電気接続箱。
  6. 前記分配回路によって前記第1補機に分配される前記入力電力を前記第1補機に供給するための第1電線と、
    前記変圧回路によって変圧された前記入力電力を前記第2補機に供給するめの第2電線とが備えられ、
    前記筐体には、
    前記第1電線同士を束ねて前記筐体の内部から外部に引き出すための第1開口部と、
    前記第2電線同士を束ねて前記筐体の内部から外部に引き出すための第2開口部とが設けられた
    請求項1から請求項のうちの一項に記載の電気接続箱。
  7. 前記第1開口部の開口面の形状は、前記第2開口部の開口面の形状と異なる
    請求項に記載の電気接続箱。
  8. 前記第1電線の外周面の色又は模様は、前記第2電線の外周面の色又は模様と異なる
    請求項又は請求項に記載の電気接続箱。
  9. 前記第1電線及び前記第2電線は、芯線と芯線を被覆する被覆部とを有し、
    前記第1電線及び前記第2電線のうち、相対的に高電圧の電力が導通する方の電線の前記被覆部は、相対的に低電圧の電力が導通する方の電線の前記被覆部よりも厚く形成されている
    請求項から請求項のうちの一項に記載の電気接続箱。
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