JP3915447B2 - ジャンクションブロック - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等に用いられるジャンクションブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のジャンクションブロックでは、その本体ケース内に、平板状のバスバー及び絶縁板が交互に積層されたバスバー積層体とプリント配線基板とが収容されている。バスバー積層体とプリント配線基板とは所定の間隔をおいて平行に対峙している。バスバーは一枚の金属板を打ち抜いたものであって、その一部にはプレス装置により直角に折曲されたタブ端子が形成され、そのタブ端子は、最外層に配置された絶縁板から突出されている。そして、タブ端子が中継端子を介してプリント配線基板に接続されることにより、バスバー積層体に設けられたバスバーとプリント配線基板とが電気的に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、バスバー積層体及びプリント配線基板を、中継端子がある分だけ距離をおいて配置しなければならない。つまり、中継端子の配置スペースを確保しなければならない。そのため、ジャンクションブロックの大型化を招く構造となっている。更には、バスバー積層体に設けられたタブ端子とプリント配線基板とに中継端子を1つずつ接続する作業が面倒である。
【0004】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、ジャンクションブロックの小型化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、本体ケースに電装品が着脱可能に装着される電装品装着部を備えたカバーを着脱可能に設け、前記本体ケース内に、バスバー及び合成樹脂製の絶縁板を交互に重ね合わせたバスバー積層体と、電気部品が半田付けによって実装されるプリント配線基板とを収容したジャンクションブロックにおいて、前記バスバー積層体の端面とプリント配線基板の実装面とが向き合う位置関係で、同プリント配線基板をバスバー積層体端部付近に配置し、前記バスバー積層体とプリント配線基板とをほぼ直角をなすように配置し、かつ前記プリント配線基板の実装面に電気部品を実装しない領域を設け、その領域にバスバー積層体の端部が配置され、特定の層にあるバスバーと一体的に設けられるとともにそのバスバーを含む平面上において直線的に形成された接続端子を、バスバー積層体の端面から外方に突出させ、前記接続端子を前記プリント配線基板に対し半田付けによって接続したことを要旨とする。
【0006】
ここで、電装品とは、ダイレクト端子に着脱可能に接続されるものを含むものであって、例えばヒューズ、リレー、コネクタ等を示す。又、電気部品とは、プリント配線基板に対し、半田付けにより着脱不能に接続されているものであって、例えば、リレー、ICチップ、抵抗素子、スイッチング素子等を示す。
【0009】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、バスバー積層体の端面から外方に突出された接続端子は、ダイレクトでプリント配線基板に接続されている。このことから、中継端子等の部材を必要としないので、それを設置するスペースを無くすことができ、ジャンクションブロックの小型化を図ることができる。しかも、中継端子等の部材を用いないので、組み付け工数や部品点数も少なくすることができ、結果として製造コストを低減することができる。しかも、バスバー積層体に設けられた接続端子を、電気部品を避けるように曲げ加工しなくて済むので、接続端子の接続が容易であるのはもちろんのこと、加工コストが上昇するのを防止することが可能になる。
【0010】
また、プリント配線基板の実装面は、バスバー積層体側に向けられている。この構成としたことにより、電気部品がバスバー積層体に対して背く側に張り出すような配置形態をとらないため、ジャンクションブロックの小型化にいっそう貢献する。
【0011】
さらに、プリント配線基板の実装面において、電気部品を実装しない領域にバスバー積層体が配置される。このことから、電気部品が配置される箇所と同じ箇所でバスバー積層体の端部を配置することができる。この構成によって、バスバー積層体とプリント配線基板とをコンパクトに組み付けることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車用ジャンクションブロックに具体化した一実施形態を、図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1に示すように、自動車のエンジンルーム内に設置された縦置き電気接続箱12は、前側が開口された合成樹脂製の箱本体14を備えており、その内部にはジャンクションブロック11が収容されている。箱本体14の前側には、ジャンクションブロック11を覆うようにスライドカバー15が設けられている。箱本体14の両側面には、上下方向に沿って延びるガイド突部16がそれぞれ形成され、そのガイド突部16に係合する溝部17がスライドカバー15の内側面に凹設されている。そして、溝部17がガイド突部16に係合されることにより、スライドカバー15は箱本体14に対する上下方向への移動がガイドされる。
【0014】
箱本体14の底壁14aは、ジャンクションブロック11よりも前側に延設され、その先端部には係止爪18が形成されている。そして、この係止爪18にスライドカバー15の前面下端縁に形成された係止孔19が係合されることにより、スライドカバー15が箱本体14に着脱可能に取り付けられている。
【0015】
図1,図2に示すように、スライドカバー15の上部は、箱本体14の中央部から上部に亘って覆う袋状の覆い部15aが形成されている。この覆い部15aによって、箱本体14の上側がその前側開口部14bを含んで覆われる。これにより、電気接続箱12の上部の防水がなされているため、前側開口部14bの上側から箱本体14の内部に水滴が侵入することはない。
【0016】
図1,図3に示すように、ジャンクションブロック11は、前面が開口された本体ケース21と、その前側開口部21aを塞ぐカバー22を備えている。本体ケース21の外周面には、複数の係止凹部21bが形成されている。そして、この係止凹部21bにカバー22の外周面に形成された係止突部22bが係合されている。この係合によって、カバー22が本体ケース21に着脱可能に取り付けられている。
【0017】
カバー22の上下両側面及び左右両側面には、それぞれ嵌合凹部20aが形成されている。この嵌合凹部20aが箱本体14の内面に形成された嵌合突部20bに係合されることにより、ジャンクションブロック11は決められた収容位置に位置決めされる。カバー22における電装品装着面(図3の手前側の面)の上部には、電装品装着部としてのヒューズ装着部23が複数形成され、各ヒューズ装着部23には電装品としてのヒューズ24が交換可能に装着されている。又、ジャンクションブロック11の電装品装着面の両側部には、電装品装着部としてのリレー装着部25が複数形成され、各リレー装着部25には電装品としてのリレー26が交換可能に装着されている。
【0018】
ジャンクションブロック11の部品装着面中央部には、電装品装着部としてのコネクタ装着部27が形成され、そのコネクタ装着部27には電装品としてのコネクタ29が離脱可能に挿入されている。そのコネクタ29から延びるワイヤハーネス28は、電気接続箱12における箱本体14の下部に切り欠き形成されたハーネス挿通部30を介して外部に導出されている。なお、図3には、ヒューズ24、リレー26及びコネクタ29がそれぞれ1つのみ図示してある。
【0019】
図3〜図6に示すように、合成樹脂からなる複数の絶縁板31と、平板状をなすバスバー32とを交互に積層したバスバー積層体33がジャンクションブロック11内に収容されている。バスバー32は、一枚の金属板材を打ち抜いたものであって、その端部にはプレス装置により直角に折曲された圧着端子32a及びコネクタ端子32bが形成されている。
【0020】
コネクタ端子32bは、バスバー積層体33の前面から複数突出され、コネクタ装着部27内に挿入配置されている。そして、コネクタ装着部27に装着されるコネクタ29に設けられた接続端子29aがコネクタ端子32bに接続される。一方、圧着端子32aについても、バスバー積層体33の前面から複数突出され、ヒューズ装着部23及びリレー装着部25の内側にそれぞれ挿入されている。そして、各装着部23,25に装着されるヒューズ24及びリレー26に設けられた接続端子24a,26aが圧着端子32aに挟入接続される。
【0021】
次に、本実施形態の要部について説明する。
図4〜6に示すように、前記ジャンクションブロック11内におけるバスバー積層体33の下側位置には、中電流用プリント配線基板41が設けられている。バスバー積層体33と中電流用プリント配線基板41とは直交する位置関係にあって、バスバー積層体33の下端面は、中電流用プリント配線基板41の実装面(図3の上面)から若干の隙間をおいて対峙している。
【0022】
中電流用プリント配線基板41の実装面には、電気部品である複数のリレー42や、コネクタハウジング43が設けられている。これらのリレー42、コネクタハウジング43は、中電流用プリント配線基板41に半田付けで着脱不能に固定されている。各リレー42は、中電流用プリント配線基板41の前後両端縁に沿って配置されている。そして、中電流用プリント配線基板41の中央部付近、つまり各リレー42が配置されていない基板設置領域(図6に斜線で示す部分)44となっている。この基板設置領域44の真上に、前記バスバー積層体33の下端部に形成された張り出し部分が配置されている。別の言い方をすると、中電流用プリント配線基板41の両側にあるリレー42群の谷間に、バスバー積層体33の下端部に形成された張り出し部分が差し込まれていると把握することができる。
【0023】
バスバー積層体33の各層に設けられたバスバー32には複数の接続端子45が形成され、その接続端子45はバスバー積層体33の下端面から複数突出されている。各接続端子45は、それぞれに対応するバスバー32から折り曲げられることなくストレート(直線的)に延びている。つまり、各接続端子45は、それが形成されているバスバー32を含む平面と同じ面上にあることとなる。そして、各接続端子45は、中電流用プリント配線基板41に形成されたスルーホール41aに挿入され、その挿入部分が半田付けによって接続されている。
【0024】
前記バスバー32の各端子32a,32bが突出されている面とは反対側であるバスバー積層体33の後面には、小電流用プリント配線基板47が配設されている。バスバー積層体33には、一部のバスバー32を直角に折曲したタブ端子48が、同バスバー積層体33の後面から突出されている。そのタブ端子48は、小電流用プリント配線基板47に形成されたスルーホールに挿入され、その挿入部分が半田付けによって接続されている。以上説明したような接続関係によって、バスバー積層体33、中電流用プリント配線基板41、及び小電流用プリント配線基板47は、互いに電気的に接続されている。
【0025】
小電流用プリント配線基板47の実装面(図5の右面)には、電気部品であるICチップやコンデンサ等の弱電部品50が装設されている。これらの弱電部品50は、小電流用プリント配線基板47に半田付けにより着脱不能に固定されている。
【0026】
ここで、各プリント配線基板41,47に装設されている部品の定格電流の違いから、ジャンクションブロック11の電気的回路構成は3つに分けられている。すなわち、定格電流が20A以下のリレー26等を扱う大電流回路と、7A以下のリレー42を扱う中電流回路と、70μA以下の弱電部品50を扱う小電流回路とに分けられている。具体的にいうと、大電流回路はバスバー積層体33にあるバスバー32によって構成され、中電流回路は中電流用プリント配線基板41によって構成され、更に小電流回路は小電流用プリント配線基板47によって構成されている。なお、小電流用プリント配線基板47は、上述した電流値に基づけば、微弱電流用プリント配線基板と把握することもできる。
【0027】
本実施形態の特徴を以下に示す。
(1)バスバー積層体33の下側に中電流用プリント配線基板41が配置されている。そして、バスバー積層体33の端面から外方に突出された接続端子45は、中継端子を介すことなくダイレクトで中電流用プリント配線基板41に接続されている。この構成によって、中継端子等の設置スペースを無くすことができるので、ジャンクションブロック11の小型化を図ることができる。しかも、中継端子等の部材を用いないので、組み付け工数や部品点数も少なくすることができ、結果として製造コストを低減することができる。
【0028】
(2)各接続端子45は、それぞれに対応するバスバー32から折り曲げられることなくストレートに延びている。そのため、中電流用プリント配線基板41に設けられたリレー42やコネクタハウジング43を避けるために、接続端子45を曲げ加工する必要がない。そのため、加工コストが上昇するのを防止することができる。それに加え、接続端子45の形状はストレートであるため、組み付け時において、中電流用プリント配線基板41に形成されたスルーホールに接続端子45を容易に挿入することができる。このことは、接続端子45が多いほど効果を発揮する。
【0029】
(3)バスバー積層体33と中電流用プリント配線基板41とは、接続端子45を介して半田付けで互いに固定されている。そのため、バスバー積層体33と中電流用プリント配線基板41とががたつくのを防止することができる。特に、自動車の走行時に生じる振動を受けても、それらに電気的接続不良等の悪影響を受けるのを確実に防止できる。
【0030】
(4)バスバー積層体33と中電流用プリント配線基板41とはほぼ直角をなすように配置されている。そして、中電流用プリント配線基板41の実装面は、バスバー積層体33側に向けられている。そのため、中電流用プリント配線基板41に装設されたリレー42及びコネクタハウジング43が、バスバー積層体33に対して背く側に張り出すような配置形態をとっていない。例えば、本実施形態に示す中電流用プリント配線基板41を裏返し、リレー42及びコネクタハウジング43を下側に向くように配置した場合と比較すると、本体ケース21の収容スペースを小さくすることができる。つまり、本体ケース21の小型化を実現することができ、この結果としてジャンクションブロック11の更なる小型化を図ることができる。
【0031】
(5)中電流用プリント配線基板41の実装面には、基板設置領域44が設けられ、その領域44にバスバー積層体33の下端部に形成された張り出し部分が配置されている。そのため、リレー42及びコネクタハウジング43と同じ配置レベルにバスバー積層体33の下端部を配置することができる。端的に言えば、リレー42及びコネクタハウジング43等の電気部品とバスバー積層体33の下端部との配置レベルをオーバーラップさせることができる。そのオーバーラップ分だけ、バスバー積層体33と中電流用プリント配線基板41とをコンパクトに組み付けることができる。
【0032】
(6)バスバー積層体33に設けられたバスバー32、中電流用プリント配線基板41、小電流用プリント配線基板47によって、電気的回路構成が3つに分けられている。そして、中電流用プリント配線基板41は、バスバー積層体33に対し直交をなすように配置され、一方の小電流用プリント配線基板47はバスバー積層体33に対し平行に配置されている。例えば、各部材33,41,47を上下方向に沿って一列に配列した場合に比べて、ジャンクションブロック11の上下方向の長さを短くすることができる。従って、各部材33,41,47の配置関係を工夫することで、ジャンクションブロック11の小型化を容易に実現することができる。
【0033】
(7)大電流回路を構成するバスバー積層体33の下側には、中電流回路を構成する中電流用プリント配線基板41が配置されている。この配置によって、中電流用プリント配線基板41に設けられたコネクタハウジング43を、バスバー積層体33に設けられた端子32a,32b群の下側に配置することができる。そのため、コネクタハウジング43を設置スペースが確保しやすくなる。
【0034】
(8)大電流回路を構成するバスバー積層体33の裏側(後面側)には、小電流回路を構成する小電流用プリント配線基板47が配置されている。小電流用プリント配線基板47は、その厚みが中電流用プリント配線基板41よりも薄く、しかも弱電部品50も小さい。そのため、小電流用プリント配線基板47をバスバー積層体33に重ねるように配置しても、ジャンクションブロック11の厚みが極端に増えることもない。
【0035】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態では、電気接続箱12を縦置きに具体化したが、例えば横置きにする等、電気接続箱12の置き方の態様を任意に変更してもよい。
【0036】
・ 前記実施形態では、バスバー積層体33の下端面から中電流用プリント配線基板41に接続する接続端子45を突出させた。接続端子45を突出させる箇所は、任意の箇所に変更してもよい。例えばバスバー積層体33の上側に、中電流用プリント配線基板41を配置し、バスバー積層体33の上端面から接続端子45を突出させてもよい。
【0037】
・ 前記実施形態では、電気部品であるリレー42群の谷間に、バスバー積層体33の下端部を配置した。この構成以外に、複数のリレー42をいずれか一方に寄せて配置することで一まとまりのリレー群とし、それらが配置されていないスペースを基板設置領域44としてもよい。そして、この基板設置領域44にバスバー積層体33の下端部を配置してもよい。
【0038】
・ 前記実施形態では、バスバー積層体33に設けられた接続端子45に中電流用プリント配線基板41を接続したが、中電流用プリント配線基板41に代えて小電流用プリント配線基板47としてもよい。
【0039】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。
(1) 請求項において、前記プリント配線基板の実装面に設けられた電気部品は、前記バスバー積層体が配置される箇所を避けるようにして配置されているジャンクションブロック。
【0040】
(2) 電装品が着脱可能に装着される電装品装着部を備えた本体ケース内に、バスバー及び合成樹脂製の絶縁板を交互に重ね合わせたバスバー積層体と、電気部品が半田付けによって実装される2つのプリント配線基板とを収容したジャンクションブロックにおいて、
前記バスバー積層体によって大電流回路を、前記一方のプリント配線基板によって中電流回路を、前記他方のプリント配線基板によって小電流回路をそれぞれ構成し、前記バスバー積層体を上下方向に沿って縦置きに配置し、そのバスバー積層体の下側に一方のプリント配線基板を直交するように配置し、更にバスバー積層体に重ね合わせるように他方のプリント配線基板を配置し、前記バスバー積層体から突出されている端子を介して、同バスバー積層体と両プリント配線基板とを互いに接続したことを特徴とするジャンクションブロック。この構成にすれば、ジャンクションブロックを最大限小さくすることができる。
【0041】
(3) 請求項1に記載のジャンクションブロックを、接続箱本体に収容し、この接続箱本体に、前記ジャンクションブロックを覆うスライドカバーを上下方向に沿って移動可能に設けた縦置き電気接続箱。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ジャンクションブロックの小型化を図ることができる。
【0043】
また、バスバー積層体とプリント配線基板とをコンパクトに組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における電気接続箱の分解斜視図。
【図2】スライドカバーを下から見上げた斜視図。
【図3】ジャンクションブロックの分解斜視図。
【図4】ジャンクションブロックの正面図。
【図5】ジャンクションブロックの側断面図。
【図6】ジャンクションブロック内を下側から見上げて示す断面図。
【符号の説明】
11…ジャンクションブロック、21…本体ケース、22…カバー、24…ヒューズ(電装品)、26…リレー(電装品)、27…コネクタ装着部(電装品装着部)、29…コネクタ(電装品)、31…絶縁板、32…バスバー、33…バスバー積層体、41…中電流用プリント配線基板(プリント配線基板)、42…リレー(電気部品)、44…基板設置領域(領域)、45…接続端子。

Claims (1)

  1. 本体ケースに電装品が着脱可能に装着される電装品装着部を備えたカバーを着脱可能に設け、前記本体ケース内に、バスバー及び合成樹脂製の絶縁板を交互に重ね合わせたバスバー積層体と、電気部品が半田付けによって実装されるプリント配線基板とを収容したジャンクションブロックにおいて、
    前記バスバー積層体の端面とプリント配線基板の実装面とが向き合う位置関係で、同プリント配線基板をバスバー積層体端部付近に配置し、前記バスバー積層体とプリント配線基板とをほぼ直角をなすように配置し、かつ前記プリント配線基板の実装面に電気部品を実装しない領域を設け、その領域にバスバー積層体の端部が配置され、特定の層にあるバスバーと一体的に設けられるとともにそのバスバーを含む平面上において直線的に形成された接続端子を、バスバー積層体の端面から外方に突出させ、前記接続端子を前記プリント配線基板に対し半田付けによって接続したことを特徴とするジャンクションブロック
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