JP2001025133A - 電子ユニット接続構造 - Google Patents
電子ユニット接続構造Info
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Abstract
費用の増大化を抑制することができる電子ユニット接続
構造を提供する。 【解決手段】電子ユニット搭載部12Aを有すると共
に、少なくともその電子ユニット搭載部12A自体を対
称配置として形成された2種類の電気接続箱(一方が1
0A)における各電子ユニット搭載部に対し、同一構造
の電子ユニット1が接続されるものであって、一方の電
気接続箱10Aにおける電子ユニット搭載部12Aに電
子ユニット1を接続した場合とは反対側に電子ユニット
1を向けると、その状態の電子ユニット1を他方の電気
接続箱における電子ユニット搭載部に接続できる。
Description
て使用される電気接続箱と電子ユニットとの接続に好適
な電子ユニット接続構造に関する。
には、ドアロックや警告ブザー等を制御するための電子
ユニットが搭載されることが一般的である。複数の国向
けの仕様が車両に設定されている場合、特に右ハンドル
車と左ハンドル車の設定がある場合は、ハンドルのみな
らず殆どの部品が左右対称な位置に搭載されるため、電
気接続箱についても、左右対称形状に形成されたものを
使用することがある。
状に形成された電気接続箱は、同一機能であっても端子
配列が逆になるため、それぞれ専用の電子ユニットを準
備する必要があり、その結果、電子ユニットの品番や点
数が増加し、また開発費用の増大化が招来されるという
問題があった。
決すべくなされたものであり、電子ユニットの品番や点
数の増加、および開発費用の増大化を抑制することがで
きる電子ユニット接続構造を提供することを目的とす
る。
続構造は、電子ユニット搭載部を有すると共に、少なく
ともその電子ユニット搭載部自体を対称配置として形成
された2種類の電気接続箱における各電子ユニット搭載
部に対し、同一構造の電子ユニットが接続される電子ユ
ニット接続構造であって、一方の電気接続箱における電
子ユニット搭載部に電子ユニットを接続した場合とは反
対側に電子ユニットを向けると、その状態の電子ユニッ
トを他方の電気接続箱における電子ユニット搭載部に接
続できる構成である。
おける電子ユニット搭載部に、電子ユニットの片面側を
接続でき、また、他方の電気接続箱における電子ユニッ
ト搭載部に、電子ユニットのもう片面側を接続できる。
上記電気接続箱に設けられた端子は雄型であり、上記電
子ユニットは、これに設けられた相手側端子に、双方向
の挿入が可能な雌型のものを用いている構成とすること
ができる。
気接続箱に対し、双方向の挿入が可能な雌型端子を有す
る電子ユニットを、電子ユニットの向きをどちらか一方
に向けて接続すると、両端子間が連結される。また、電
子ユニット側に雌型端子を用いているので、電子ユニッ
トに雄型端子を用いる場合とは異なり、接続しない側の
端子が外側に突出することがない。よって、周囲との間
の不要な電気的接続に気を使うことがなくなる。
上記電子ユニットは相手側雌型端子を内蔵するケースを
有し、そのケースに、上記雄型端子を双方向から挿入可
能なように相手側雌型端子を挟む両側に雄型端子挿入口
が開設されている構成とすることができる。
上記電子ユニット搭載部が電子ユニットのケースに応じ
た大きさで凹状に形成されている構成とすることができ
る。
が凹状である故に、その凹部に電子ユニットを入れる
と、端子同士が自ずと接続される。
接続箱に電子ユニットを接続した状態を示す外観斜視図
であり、図1(b)は左ハンドル用の電気接続箱に電子
ユニットを接続した状態を示す外観斜視図である。
1に示すように、右ハンドル用電気接続箱10Aと左ハ
ンドル用電気接続箱10Bとに、同一構成の電子ユニッ
ト1が搭載された構造である。その搭載は、図1(a)
に示す右ハンドル用電気接続箱10Aに対しては表側1
aを外側にして行われていて、図1(b)に示す左ハン
ドル用電気接続箱10Bに対しては裏側1bを外側にし
て行われている。
示す正面図であり、図2(b)は左ハンドル用の電気接
続箱を示す正面図である。
(a)に示すように、外側がケース11Aにて覆われて
いて、ケース11Aには電子ユニット搭載部12Aが凹
状に形成されているとともに、例えば6つのヒューズ搭
載部14Aや2つのリレー搭載部15Aが設けられてい
る。また、図3に示すように、ケース11Aの内部に
は、複数のバスバー16Aが間に絶縁層17Aを介装し
て設けられ、所定のバスバー16Aにはタブが起立状態
に形成されている。そのタブは、ヒューズ搭載部14A
等に達していて、ヒューズ等と電気的に接続されてお
り、また、凹状をした電子ユニット搭載部12Aについ
ては、例えば9つのタブが雄型バスバー端子13Aとし
て上側に突出している。
(b)および図4に示すように、右ハンドル用電気接続
箱10Aとは、左右対称の構成となっていることを除
き、同一構成となっている。図2(b)および図4にお
いて、11Bはケースであり、12Bは電子ユニット搭
載部、13Bは雄型バスバー端子、14Bはヒューズ搭
載部、15Bはリレー搭載部、16Bはバスバー、17
Bは絶縁層である。また、両電気接続箱10Aと10B
は、同一の回路構成となっている。なお、図2中の雄型
バスバー端子13A、13Bにおける1〜9の数字は、
バスバー端子数を示す。
続箱10Aと10Bによる制御対象を、図5に基づいて
説明する。
用のヒューズ21と、イグニッションスイッチ22と、
ドアスイッチ23と、キースイッチ24と、ドアロック
スイッチ25と、ドアロックスイッチ25をロック側2
5aとアンロック側25bの一方に接続させるための2
系統のドアロックモータ26、27と、ブザー35と、
9つの端子(上記電気接続箱10Aまたは10Bに設け
た雄型バスバー端子13Aまたは13B)とを有する。
なお、図5中の1〜9の数字を付した部分が端子であ
る。
スバー端子(上記雄型バスバー端子13Aまたは13
B)に接続する端子と、電圧を低電圧に落とす電圧回路
31と、ドアロックスイッチ25のロック/アンロック
の信号等を入力する入力回路32と、入力信号、例えば
ロック/アンロックの信号等に基づいてドアロックモー
タ26、27の制御、およびブザー35を吹鳴する制御
等を行う制御部33と、制御部33からの指示に基づい
て出力信号を出力する出力回路34とを有する。
部カバー2aを被せたケースを有し、このケースの開口
部の大きさは上記電子ユニット搭載部12A、12Bと
ほぼ同じ大きさに形成されている。ケースの内部には、
プリント基板4が設けられ、このプリント基板4の上に
は、ケースの一部を構成する端子部5と、種々の電子部
品8とが搭載されている。この端子部5は、図1に示す
ように、比較的長い直方体に形成され、上部カバー2a
に形成した開口部3の内部に入った状態で収められてい
て、外部に露出されている。なお、図5中の9は半田付
け部である。
型端子6が複数、例えば9つ配設されている。その配設
方向は、端子部5の長手方向としている。各雌型端子6
は、双方向、この図示例では上側と下側から上記雄型バ
スバー端子13A、13Bが挿入可能な構成のものであ
る。具体的には、2つの弾性部材6aが、対向側のケー
ス厚み方向中央部を狭くし、かつその両側(ケース厚み
方向)を徐々に広くした構成となっている。また、2つ
の弾性部材6aの一方は、プリント基板4上に形成され
たプリント配線と端子6bを介して接続されている。
バスバー端子挿入口7aが形成されている(図1参
照)。端子部5の雌型端子6の下側にも、バスバー端子
挿入口7aと同様の方向に長いバスバー端子挿入口7c
が形成され、その下側のプリント基板4にも、バスバー
端子挿入口7cと同様の方向に長いバスバー端子挿入口
4aが形成され、下部カバー2bにも、バスバー端子挿
入口7cと同様の方向に長いバスバー端子挿入口7bが
形成されている。
バスバー端子13Aはバスバー端子挿入口7b側から挿
入することにより雌型端子6に電気的に接続され、ま
た、図4に示すように上記雄型バスバー端子13Bはバ
スバー端子挿入口7a側から挿入することにより雌型端
子6に電気的に接続される。つまり、図3に示すように
右ハンドル用の電気接続箱10Aにおける電子ユニット
搭載部12Aに電子ユニット1を搭載した場合とは反対
側に電子ユニット1を向けると、つまり上下逆にする
と、図4に示すように、その状態の電子ユニット1を左
ハンドル用の電気接続箱10Bにおける電子ユニット搭
載部12Bに搭載できる。
て、同一車種の右ハンドル用と左ハンドル用とに用いら
れる、つまり電子ユニット搭載部の部分だけでなく、電
子ユニットと接続するためのバスバータブを含む全体構
成を対称形状としたものを用いているが、本発明はこの
ような電気接続箱に対する接続に限らない。本発明は、
例えば、電子ユニット搭載部の部分のみが対称形状であ
り、他の部分は相互に同一の箇所に配設された電気接続
箱に対しても適用できることは勿論である。つまり、別
車種に用いられる電気接続箱との共用化にも適用でき
る。
電子ユニットに搭載された場合について説明している
が、本発明はこれに限らず、電気接続箱にプリント基板
が設けられた場合にも適用できる。
搭載した電気接続箱による制御対象として、イグニッシ
ョン、ドア、キー、ドアロック、ブザー等を制御する場
合を説明しているが、本発明はこれに限らず、上記制御
内容の一部を制御対象とした場合や、別の制御対象を制
御する場合にも同様に適用することができる。
には、一方の電気接続箱における電子ユニット搭載部に
電子ユニットを接続した場合とは反対側に電子ユニット
を向けると、その状態の電子ユニットを他方の電気接続
箱における電子ユニット搭載部に接続できる構成である
故に、一方の電気接続箱における電子ユニット搭載部
に、電子ユニットの片面側を接続でき、また、他方の電
気接続箱における電子ユニット搭載部に、電子ユニット
のもう片面側を接続できるため、電子ユニットの品番や
点数の増加、および開発費用の増大化を抑制することが
できるという優れた効果を奏する。
あり、(a)は右ハンドル用の電気接続箱に電子ユニッ
トを接続した状態を示す外観斜視図、(b)は左ハンド
ル用の電気接続箱に電子ユニットを接続した状態を示す
外観斜視図である。
気接続箱を示す図であり、(a)は右ハンドル用の電気
接続箱を示す正面図、(b)は左ハンドル用の電気接続
箱を示す正面図である。
右ハンドル用の電気接続箱と電子ユニットを示す側面断
面図(部分断面)である。
左ハンドル用の電気接続箱と電子ユニットを示す側面断
面図(部分断面)である。
対象の制御回路を説明するブロック図である。
る電子ユニットを示す側面断面図(部分断面)である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子ユニット搭載部を有すると共に、少
なくともその電子ユニット搭載部自体を対称配置として
形成された2種類の電気接続箱における各電子ユニット
搭載部に対し、同一構造の電子ユニットが搭載される電
子ユニット接続構造であって、 一方の電気接続箱における電子ユニット搭載部に電子ユ
ニットを搭載した場合とは反対側に電子ユニットを向け
ると、その状態の電子ユニットを他方の電気接続箱にお
ける電子ユニット搭載部に搭載できる構成としたことを
特徴とする電子ユニット接続構造。 - 【請求項2】 上記電気接続箱に設けられた端子は雄型
であり、上記電子ユニットは、これに設けられた相手側
端子に、双方向の挿入が可能な雌型のものを用いている
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ユニット接続構
造。 - 【請求項3】 上記電子ユニットは相手側雌型端子を内
蔵するケースを有し、そのケースに、上記雄型端子を双
方向から挿入可能なように相手側雌型端子を挟む両側に
雄型端子挿入口が開設されていることを特徴とする請求
項2に記載の電子ユニット接続構造。 - 【請求項4】 上記電子ユニット搭載部が電子ユニット
のケースに応じた大きさで凹状に形成されていることを
特徴とする請求項3に記載の電子ユニット接続構造。
Priority Applications (1)
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JP19403899A JP3443368B2 (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 電子ユニット接続構造 |
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JP (1) | JP3443368B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042049A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Kyocera Corp | 無線通信装置、信号送信方法及びプログラム |
JP2006046356A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Hitachi Ltd | 電動ディスクブレーキ |
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BR102020001512A2 (pt) | 2020-01-23 | 2021-07-27 | Biomotion Indústria E Comércio De Equipamentos Para Reabilitação Ltda. | Equipamento para movimentação passiva da articulação do joelho |
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- 1999-07-08 JP JP19403899A patent/JP3443368B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3443368B2 (ja) | 2003-09-02 |
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