JP2752015B2 - 電気接続箱とリレーユニットの取付構造 - Google Patents

電気接続箱とリレーユニットの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの相互
接続などに用いられる電気接続箱とオプション回路用の
リレーを装着したリレーユニットとの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は、一般に図6に示すよう
に、上,下ケース1,1′内に印刷配線板、ブスバー配
線板などの回路板(図示せず)を収容し、上ケース1の
外面にヒューズ用コネクタ2A、リレー用コネクタ2
B、ワイヤハーネス接続用コネクタ2Cなどの各種コネ
クタを設け、これらのコネクタ内に前記回路板の回路導
体と導通するコネクタ端子を突出させ、ヒューズ3、リ
レー4、ハーネス端末のコネクタ5と嵌合接続するよう
にした構成を有する。
【0003】上ケース1の外面には、オプション回路の
追加や内部回路の一部変更などに備えるため、予備コネ
クタ2Xを設けると共に、上ケース1の側面1aには係
止部6を設けておく。そして、例えばリレーを含むオプ
ション回路を新に形成接続する場合には、上面にリレー
4′を接続したカセット式リレーユニット7の嵌合部材
6′を前記係止部6に係合させて固定すると共に、該ユ
ニット7の下面から導出した電線8の端末のコネクタ
5′を上記予備コネクタ2Xに接続して電源を取り出し
ている。8′はリレー4′の出力用の電線である。
【0004】図7は上記カセット式リレーユニット7と
電気接続箱Jの接続部分の配線図を示し、実線は電気接
続箱内部の回路導体としてのブスバー9を、破線は電線
8,8′を表わしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリレーユニット
7の取付および接続構造では、電気接続箱Jとの接続の
ためにユニット7の他に電線8とコネクタ5′で構成さ
れる枝ハーネスw1 を必要とするうえに、この枝ハーネ
スw1 は電気接続箱Jの下面から上面側に回し込んで接
続しなければならず、作業が面倒であり、見映えも悪
い。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、電気接続箱にリレーを含むオプション回路を
追加する際に、箱内部の回路構成を変えることなく、電
線およびコネクタなどの部品点数と共にこれらの接続作
業の工数を減らすことができる電気接続箱とリレーユニ
ットの取付構造を提供とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の電気接続箱とリレーユニットの取付構造
は、請求項1に記載のように、ケース内に回路板を収容
し、ケースの外面にヒューズ、リレーなどの電気部品や
ワイヤハーネスを接続するための各種のコネクタを設け
ると共に電源分配用の予備コネクタをケースの側面に沿
って設け、前記各コネクタには前記回路板と導通するコ
ネクタ端子を収容して成る電気接続箱(JB)と、前記
予備コネクタに嵌合されるJB結合用コネクタとオプシ
ョン用リレーを接続搭載するリレー装着部とを一体に形
成してなるリレーユニットとからなり、前記JB結合用
コネクタとリレー装着部の間に、一端に前記予備コネク
タのコネクタ端子に接続される端子接続部を設け、他端
にリレーの電源端子に接続される電源端子接続部を設け
たブスバーを配設すると共に、前記予備コネクタが設け
られたケースの側面にコネクタ挿着方向に2条のガイド
突条を突設し、前記リレー装着部より前記JB結合用コ
ネクタと並行して前記ガイド突条に案内されて嵌合する
脚板を設け、また前記予備コネクタとJB結合用コネク
タとの間にロック手段を設け、両コネクタの嵌合ロック
時に電気接続箱とリレーユニットの電気的および機械的
結合を同時に行う構造としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】リレーユニットのJB結合用コネクタを電気接
続箱の予備コネクタに嵌合すると、両者はワンタッチで
電気的および機械的に結合される。リレーユニットに
は、ブスバーによりリレーを含むオプション回路の形成
に必要な回路部分が内蔵され、該ブスバーから導出され
る電源端子接続部がJB結合用コネクタを構成してい
る。従って、電気接続箱内部の回路構成を変える必要は
なく、また、リレーユニットの電気接続箱への接続に従
来のような枝ハーネスが不要となり、部品点数と共に接
続作業工数が減少し、コスト軽減を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1は電気接続箱AとリレーユニットBの分
離状態の斜視図を示す。なお、電気接続箱Aにおける従
来と同様の構成部材には図6と同一の符号を用いて詳細
な説明を省略する。
【0010】電気接続箱Aの上ケース1の上面には、そ
の側面1aに沿って予備コネクタ10を設けると共に側
面1aには2条のガイド突条11を突設してある。予備
コネクタ10内には内部のブスバー配線板(図示せず)
から起立連成した2本のコネクタ端子12が収容され、
それぞれ電源およびアースに接続される2極コネクタと
して形成されている。予備コネクタ10の囲い壁のうち
長手方向の一方(上記側面1a側)は開放されて三方囲
いとされ、他方の側壁にはロック受13が設けてある。
【0011】リレーユニットBは、オプション用リレー
4′を接続搭載するリレー装着部B 1 とJB結合用コネ
クタB2 とが架橋部B3 を介して一体に形成されてい
る。図2はリレーユニットBの分解斜視図、図3はその
底面図、図4はリレーユニットBと電気接続箱Aの接続
部の部分断面図を示す。これらの図に示すように、リレ
ーユニットBの外郭を構成する絶縁ケース14はリレー
装着部分14A、コネクタ部分14Bおよび両者をつな
ぐ架橋部分14Cとから成る。
【0012】リレー装着部分14Aは上下に開口する大
小二種の端子収容室151 〜155 と16を有し、これ
らの上端開口側からリレー4′の端子4aが差し込まれ
る。また、下端開口側(図3参照)からは、電線8′の
端末の端子17,18が挿着される。また、リレー装着
部分14Aの上端開口側には電線係止用のフック19を
立設し、下端開口側には両側に前記ガイド突条11に外
接する脚板20,20を垂設してある。
【0013】コネクタ部分14Bは、外側に前記ロック
受13に係合する可撓ロック腕21を有し、内部には上
端部が閉じた一対の端子収容室22が形成され、2極の
JB結合用コネクタB2 として形成されている。即ち、
コネクタ部分14Bの端子収容室22とリレー装着部分
14Aの端子収容室151 (152 )間には、図3およ
び図4に示すようにブスバー収容溝24を設け、該溝2
4の対向する溝壁には好ましくは互い違いの係止爪25
を設けて、挿入したブスバー26の脱落を防止してい
る。ブスバー26は一端に上向きのタブ27を、他端に
下向きのタブ27′を突設し、それぞれ雌−雌型中継端
子28を嵌挿することにより、一方をリレー4′の(電
源)端子4aに対する電源端子接続部29とし、他方を
予備コネクタ10のコネクタ端子12に対する端子接続
部29′としたものである。また、30はコネクタ部分
14Bに被せるコネクタカバーを示す。
【0014】上記構成において、リレー4′を装着した
リレーユニットBのJB結合用コネクタB2 を電気接続
箱Aの予備コネクタ10に挿入すると、リレー装着部B
1 の脚板20,20もガイド突条11,11により案内
されるから両コネクタB2 ,10は円滑に嵌合され、可
撓ロック腕21とロック受13の係合によりロックされ
る。また、リレーユニットBは、上記ガイド突条11に
外接する脚板20により左右への動きが規制されるの
で、外力に対して安定である。
【0015】また、JB結合用コネクタB2 と予備コネ
クタ10との嵌合ロックにより、リレー4′の(電源)
端子4aがブスバー26を介してコネクタ結合(コネク
タ端子12,端子接続部29′,電源端子接続部29)
されるから、図5と図7に示す配線図の比較から明らか
なように、リレー4′の電源接続用の枝ハーネスw1
不要となり、部品点数の削減と省線化を図ることができ
る。
【0016】なお、リレーユニットBに接続される電線
8′群はフック19に係止することにより端子抜けなど
を未然に防止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気接続箱にリレーを含むオプション回路を追加接続す
る際に、箱内部の回路構成を全く変える必要がなく、電
線およびコネクタなどの部品点数の削減と接続作業の工
数を減らすことができ、コストの軽減を図ることができ
る。また予備コネクタをケースの側面に設けると共に該
側面にコネクタ挿着方式に2条のガイド突条を設け、リ
レー装着部よりJB結合用コネクタと並行して前記ガイ
ド突条に案内されて嵌合する脚板を設けるようにしたの
で、リレーユニットはガイド突条と嵌合した脚板によっ
て左右の動きが規制されて、外力に対して安定となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気接続箱とリレーユ
ニットを分離した状態の斜視図である。
【図2】同上のリレーユニットの分解斜視図である。
【図3】同上のリレーユニットの底面図である。
【図4】図1のリレーユニットと電気接続箱の接続部の
部分断面図である。
【図5】図4の接続部の配線図である。
【図6】従来の電気接続箱とカセット式リレーユニット
の取付構造を示す分離した状態の斜視図である。
【図7】図6の電気接続箱とカセット式リレーユニット
の接続部の配線図である。
【符号の説明】
A 電気接続箱 B リレーユニット B1 リレー装着部 B2 JB結合用コネクタ 1 上ケース 1′ 下ケース 2A,2B… コネクタ 3 ヒューズ 4 リレー 5 コネクタ 8,8′ 電線 9 ブスバー 10 予備コネクタ 12 コネクタ端子 13 ロック受 151 ,152 … 端子収容室 16 端子収容室 17,18 端子 21 可撓ロック腕 22 端子収容室 26 ブスバー 29 電源端子接続部 29′ 端子接続部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に回路板を収容し、ケースの外
    面にヒューズ、リレーなどの電気部品やワイヤハーネス
    を接続するための各種のコネクタを設けると共に電源分
    配用の予備コネクタをケースの側面に沿って設け、前記
    各コネクタには前記回路板と導通するコネクタ端子を収
    容して成る電気接続箱(JB)と、前記予備コネクタに
    嵌合されるJB結合用コネクタとオプション用リレーを
    接続搭載するリレー装着部とを一体に形成してなるリレ
    ーユニットとからなり、前記JB結合用コネクタとリレ
    ー装着部の間に、一端に前記予備コネクタのコネクタ端
    子に接続される端子接続部を設け、他端にリレーの電源
    端子に接続される電源端子接続部を設けたブスバーを配
    設すると共に、前記予備コネクタが設けられたケースの
    側面にコネクタ挿着方向に2条のガイド突条を突設し、
    前記リレー装着部より前記JB結合用コネクタと並行し
    て前記ガイド突条に案内されて嵌合する脚板を設け、ま
    前記予備コネクタとJB結合用コネクタとの間にロッ
    ク手段を設け、両コネクタの嵌合ロック時に電気接続箱
    とリレーユニットの電気的および機械的結合を同時に行
    う構造としたことを特徴とする電気接続箱とリレーユニ
    ットの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記リレーユニットよりオプション用リ
    レーのオン/オフ制御、オプション用リレーの接点でオ
    ン/オフされ信号線等のワイヤハーネスが接続されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱とリレー
    ユニットの取付構造。
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