JP2003008151A - フレキシブル配線基板およびその製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線基板およびその製造方法

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JP2003008151A
JP2003008151A JP2001187882A JP2001187882A JP2003008151A JP 2003008151 A JP2003008151 A JP 2003008151A JP 2001187882 A JP2001187882 A JP 2001187882A JP 2001187882 A JP2001187882 A JP 2001187882A JP 2003008151 A JP2003008151 A JP 2003008151A
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wiring board
opening
flexible wiring
window frame
copper foil
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JP2001187882A
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Masahiro Nakada
正弘 仲田
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Kyocera Display Corp
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Kyocera Display Corp
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
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  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメントマーク観察用の開口部の縁切れ
を確実に防止する。 【解決手段】 樹脂印刷法より形成されてなる一対のベ
ースフィルムを備え、それらの間に銅箔をパターニング
してなる配線回路が形成されているとともに、接続端子
部6に配線回路の一部4bを表裏両面に露出させる窓枠
6aが形成されており、その窓枠6aの両側に接続相手
基板に形成されているアライメントマーク観察用の開口
部7が連設されているフレキシブル配線基板10におい
て、ベースフィルムの間で上記開口部7の周りに、銅箔
をパターニングしてなる補強パターン11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続端子部に電極
箔を露出させる窓枠付きのフレキシブル配線基板および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル配線基板は、2つの電気部
品間を接続する中継基板として多用されており、液晶表
示素子の分野では、液晶表示パネルと周辺駆動回路基板
とを接続するTCP(tape carrier pa
ckage)基板やFPC(flexible pri
nted circuit)基板が該当する。
【0003】通常、フレキシブル配線基板は、ポリイミ
ド樹脂などのフィルム上に配線回路を形成し、その配線
回路形成面に接続電極部を除いて絶縁コート層を被覆し
てなるが、本発明が対象とするのは、ベースフィルムが
樹脂印刷法より形成されてなり、しかも接続端子部に電
極箔を露出させる窓枠を有しているフレキシブル配線基
板である。
【0004】この種のフレキシブル配線基板の基本的な
形態を図7(a)の平面図および図7(b)の断面図に
より説明する。なお、これらの図には実際の寸法などは
反映されておらず、多分に模式化されている。
【0005】このフレキシブル配線基板1は、樹脂印刷
法より形成されてなる一対のベースフィルム2,3を有
し、これらの間には銅箔をパターニングしてなる多数の
配線回路(引き回し配線)4が形成されている。
【0006】この例において、接続端子部は2箇所に設
けられており、その一方の接続端子部5は、片側のベー
スフィルム3に配線回路4の一部分を接続電極部4aと
して露出させる窓枠5aを形成してなる。
【0007】他方の接続端子部6は、両方のベースフィ
ルム2,3に窓枠6aをそれぞれ形成してなり、この接
続端子部6においては、配線回路4の一部分が接続電極
部4bとしてフレキシブル配線基板1の表裏両面に露出
されている。
【0008】また、この接続端子部6においては、図7
(a)に示されているように、窓枠6aの両側に、接続
相手側基板に形成されているアライメントマーク(例え
ば、接続端子部5の両端に示されている凸状パターン参
照)を観察するための開口部7が連設されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このフレキシブル配線
基板1によれば、ベースフィルム2,3が樹脂印刷法よ
り形成されてなるため、通常のポリイミド樹脂製のベー
スフィルムを用いたフレキシブル配線基板に比べて柔軟
性に富み、また、端子出しのための窓枠をベースフィル
ムの形成時に形成することができる。しかしながら、次
のような課題があった。
【0010】すなわち、ベースフィルム2,3が樹脂印
刷法より形成されてなるため、その硬化時に若干ではあ
るが収縮する。そのため、図8に示すように、アライメ
ントマーク観察用の開口部7の縁が樹脂収縮により切れ
てしまうことがある。
【0011】この樹脂切れが生ずると、窓枠6aによる
補強が得られないため、ハンダ付け後における接続電極
部4bの接続強度が低下し信頼性が損なわれる。これを
防止するには、開口部7の縁の幅を広くすればよいので
あるが、その分、接続部が大きくなるため、好ましい解
決策ではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、樹脂印刷法より形成されてなる一対のベー
スフィルムを備え、それらの間に銅箔をパターニングし
てなる配線回路が形成されているとともに、接続端子部
に上記配線回路の一部を表裏両面に露出させる窓枠が形
成されており、上記窓枠の両側に接続相手基板に形成さ
れているアライメントマーク観察用の開口部が連設され
ているフレキシブル配線基板において、上記ベースフィ
ルムの間で上記開口部の周りには、銅箔をパターニング
してなる補強パターンが形成されていることを特徴とし
ている。
【0013】この補強パターンを得るため、本発明の製
造方法は、基材の一方の面に貼り付けられた銅箔をパタ
ーニングして配線回路と上記開口部となる部分の周りに
補強パターンを形成する第1工程と、上記基材の一方の
面に、上記窓枠となる部分および上記開口部となる部分
を除いて、樹脂印刷法により一方のベースフィルムを形
成した後、同ベースフィルムから上記基材を剥がす第2
工程と、上記一方のベースフィルムの上記基材が剥がさ
れた面に、上記窓枠となる部分および上記開口部となる
部分を除いて、樹脂印刷法により他方のベースフィルム
を形成する第3工程とを備えていることを特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明による
フレキシブル配線基板10においても、先に従来例とし
て説明したフレキシブル配線基板1と同じく、2つの接
続端子部5,6を備えているが、一方の接続端子部5は
本発明の要部ではないため、この実施形態では、もっぱ
らアライメントマーク観察用の開口部7を有する他方の
接続端子部6について説明する。
【0015】本発明によると、開口部7の縁の樹脂切れ
を防止するため、開口部7の周りに補強パターン11が
形成されている。以下、この補強パターン11を有する
フレキシブル配線基板10の製造方法を工程順に説明す
る。なお、補強パターン11以外の各構成要素の参照符
号は上記フレキシブル配線基板1のものをそのまま用い
る。
【0016】まず、図2に示すように、基材20に銅箔
21を貼り付けたものを用意し、図3に示すように、そ
の銅箔21をパターニングして配線回路(引き回し配
線)4を形成する。このとき、開口部7となる部分の周
りにも補強パターン11を形成する。
【0017】次に、図4に示すように、ガイド枠22を
用いて、基材20の片側面に、窓枠6aとなる部分およ
び開口部7となる部分を除いて、例えばポリイミド樹脂
を印刷して一方のベースフィルム2(図7(b)参照)
を形成する。そして、図5に示すように、そのベースフ
ィルム2の硬化をまって基材20を剥がす。
【0018】しかる後、図6に示すように、もう一つの
ガイド枠23を用いて、ベースフィルム2の基材20を
剥がした側の面に、同じく窓枠6aとなる部分および開
口部7となる部分を除いて、ポリイミド樹脂を印刷して
他方のベースフィルム3(図7(b)参照)を形成す
る。最後に、ベースフィルム3の硬化をまってガイド枠
22,23を外す。
【0019】このようにして、図1に示すフレキシブル
配線基板10を製造することができる。このフレキシブ
ル配線基板10によれば、開口部7の周りに銅箔からな
る補強パターン11が形成されているため、樹脂硬化時
の収縮によっても開口部7の縁が切れることはない。ま
た、補強パターン11はベースフィルム2,3の間に形
成されているため、ハンダ付け時の支障とならない。
【0020】なお、この実施形態では、開口部7の全周
に補強パターン11を形成しているが、場合によって
は、幅の細い縁部分だけに沿って補強パターン11を形
成するようにしてもよい。また、補強パターン11には
電気的接続機能は必要とされないため、配線回路4とは
電気的に絶縁したパターンとして形成される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
樹脂印刷よりなる一対のベースフィルムを備え、それら
の間に銅箔よりなる配線回路が形成されているととも
に、接続端子部に配線回路の一部を表裏両面に露出させ
る窓枠が形成されており、その窓枠の両側に接続相手基
板に形成されているアライメントマーク観察用の開口部
が連設されているフレキシブル配線基板において、ベー
スフィルムの間にあって、上記開口部の周りに形成され
た銅箔よりなる補強パターンを備えていることにより、
アライメントマーク観察用の開口部の縁切れを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフレキシブル配線基板
の一部分を切り欠いた模式的平面図。
【図2】上記フレキシブル配線基板の製造工程を説明す
るための模式的断面図。
【図3】上記フレキシブル配線基板の製造工程を説明す
るための模式的平面図。
【図4】上記フレキシブル配線基板の製造工程を説明す
るための模式的断面図。
【図5】上記フレキシブル配線基板の製造工程を説明す
るための模式的断面図。
【図6】上記フレキシブル配線基板の製造工程を説明す
るための模式的断面図。
【図7】従来例としてのフレキシブル配線基板を示した
模式的平面図およびその模式的断面図。
【図8】上記従来例で開口部の縁切れを示した模式的平
面図。
【符号の説明】
2,3 ベースフィルム 4 配線回路 5,6 接続端子部 5a,6a 窓枠 7 アライメントマーク観察用の開口部 10 フレキシブル配線基板 11 補強パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E314 AA25 AA36 BB06 BB12 CC06 FF06 FF19 GG26 5E317 AA06 BB03 BB12 CD23 CD25 GG09 5E338 AA01 AA12 BB02 BB17 CC01 CD13 EE60 5E339 AA02 AB02 AD01 BC02 BD11 BE11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂印刷法より形成されてなる一対のベ
    ースフィルムを備え、それらの間に銅箔をパターニング
    してなる配線回路が形成されているとともに、接続端子
    部に上記配線回路の一部を表裏両面に露出させる窓枠が
    形成されており、上記窓枠の両側に接続相手基板に形成
    されているアライメントマーク観察用の開口部が連設さ
    れているフレキシブル配線基板において、 上記ベースフィルムの間で上記開口部の周りには、銅箔
    をパターニングしてなる補強パターンが形成されている
    ことを特徴とするフレキシブル配線基板。
  2. 【請求項2】 樹脂印刷法より形成されてなる一対のベ
    ースフィルムを備え、それらの間に銅箔をパターニング
    してなる配線回路が形成されているとともに、接続端子
    部に上記配線回路の一部を表裏両面に露出させる窓枠が
    形成されており、上記窓枠の両側に接続相手基板に形成
    されているアライメントマーク観察用の開口部が連設さ
    れているフレキシブル配線基板の製造方法において、 基材の一方の面に貼り付けられた銅箔をパターニングし
    て配線回路と上記開口部となる部分の周りに補強パター
    ンを形成する第1工程と、 上記基材の一方の面に、上記窓枠となる部分および上記
    開口部となる部分を除いて、樹脂印刷法により一方のベ
    ースフィルムを形成した後、同ベースフィルムから上記
    基材を剥がす第2工程と、 上記一方のベースフィルムの上記基材が剥がされた面
    に、上記窓枠となる部分および上記開口部となる部分を
    除いて、樹脂印刷法により他方のベースフィルムを形成
    する第3工程と、 を備えていることを特徴とするフレキシブル配線基板の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108012405A (zh) * 2017-11-29 2018-05-08 武汉天马微电子有限公司 柔性电路板及显示装置
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US11211710B2 (en) 2017-03-17 2021-12-28 Mitsubishi Electric Corporation Array antenna apparatus and method for fabricating same

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