JP2003003839A - 後部消音器のための組立て可能な排出管並びに自動車のための後部消音器 - Google Patents

後部消音器のための組立て可能な排出管並びに自動車のための後部消音器

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JP2003003839A
JP2003003839A JP2002133821A JP2002133821A JP2003003839A JP 2003003839 A JP2003003839 A JP 2003003839A JP 2002133821 A JP2002133821 A JP 2002133821A JP 2002133821 A JP2002133821 A JP 2002133821A JP 2003003839 A JP2003003839 A JP 2003003839A
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discharge pipe
housing
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Juergen Schorn
ユルゲン・ショルン
Michael Wessels
ミヒヤエル・ヴエッセルス
Manfred Hein
マンフレート・ハイン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方で、後部消音器における簡単かつ迅速に
解除すべき終端管の接続が保証されており、他方で、後
部消音器ハウジングから終端管への熱伝導が十分に回避
され、従って外に向かって明白な終端管の変色が回避さ
れるように、固定が行なわれるよう、自動車の後部消音
器のための組立て可能な排出管の接続部を改善する。 【解決手段】 後部消音器ハウジングに固定するための
手段を有する、自動車の後部消音器のための組立て可能
な排出管において、排出管（１８）に、後部消音器ハウ
ジング（２）に懸垂可能であるフック（２２）が設けら
れていること、そして、排出管（１８）に、後部消音器
ハウジング（２）にナット−ボルト結合部（２８，３
０）を介して固定可能である開口部（２４）を備えた保
持ブラケット（２６）が配設されていることによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の後部消音
器のための組立て可能な排出管及び自動車のための後部
消音器に関する。
【０００２】
【従来の技術】独国特許出願公開明細書第１９９ １４
４２６号から、排気設備の排気管のための空隙絶縁さ
れた終端管が公知であり、この排気管は、差込み座とし
て排気管上で展開されており、ボルト結合部によって固
定されている。排気管への熱的接続に基づいた二重壁に
形成された終端管の変色を回避するため、例えば終端管
内の冷却作用を向上させるための空気流入開口部のよう
な付加的措置が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一方
で、後部消音器における簡単かつ迅速に解除すべき終端
管の接続が保証されており、他方で、後部消音器ハウジ
ングから終端管への熱伝導が十分に回避され、従って外
に向かって明白な終端管の変色が回避されるように、固
定が行なわれるよう、自動車の後部消音器のための組立
て可能な排出管の接続部を改善することにある。
【０００４】更に後部消音器ハウジングは、本発明によ
る組立て可能な排出管を後部消音器ハウジングに固定す
ることができるようにする固定手段を備えるべきであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、請求
項１及び４の特徴によって行なわれる。
【０００６】フックを備えた排出管は、簡単な様式及び
方法で、後部消音器ハウジングの適当な位置に固定する
ことができ、排出管の下面に設けられたブラケットによ
ってナット−ボルト結合部を介して後部消音器ハウジン
グに固定することができる。固定部のこの様式によっ
て、排出管自身は、直接には後部消音器ハウジングと結
合されず、従って後部消音器ハウジングから排出管への
熱伝導は十分に中断されている。
【０００７】従属請求項には、本発明による組立て可能
な排出管の別の有利な形態が含まれている。
【０００８】排出管を固定するために設けられたフック
及び開口部を備えたブラケットは、有利な方法で一体的
な薄板条片から製造されており、この薄板条片は、排出
管の２つの個別管の間に、例えば個別点で溶接されて、
固定されている。
【０００９】排出管が後部消音器ハウジングに組み立て
られる場合、ブラケットにおける開口部と対応するナッ
トが、ブラケット上に溶接又はハンダ付けされている場
合が特に有利である。
【００１０】排出管の固定のために設けられた後部消音
器は、２つの半殻から成るハウジングは折り曲げられた
縁部を形成し、この縁部には、有利な方法で、排出管に
設けられたフックを懸垂させることができる。後部消音
器ハウジングは、同様に開口部を備えたブラケットを備
え、このブラケットは、ナット−ボルト結合部を介して
排出管に設けられたブラケットと結合されている。
【００１１】後部消音器のハウジングは２つの排出開口
部を備えており、これらの排出開口部は、それぞれ１つ
のカラーによって取り囲まれている。２つの個別管を備
えた終端管へと排出開口部を排気側に接続するために、
カラー内に固定された後部消音器の排気管は両方の個別
管内へと係合する。この場合、カラー内に固定された排
気管の直径は個別管の直径よりも小さく、従って排出管
への後部消音器ハウジングの直接の熱的な接続が回避さ
れる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明を、以下に、図面に図示さ
れた実施例を基にして詳細に説明する。
【００１３】後部消音器ハウジング２は２つの半殻２Ａ
及び２Ｂから成り、これらの半殻は、その周縁部におい
て、折り曲げられたカラー縁部４が形成されているよう
に互いに結合されている。消音器ハウジング２は、２系
統の排気設備のために形成されており、このため、後部
消音器ハウジング２の両側に、２つの吸入側開口部６
（図５においては、一方の側しか図示されてない）が設
けられており、これらの開口部へと相応に図示されてな
い２つの排気管がフランジ留めされている。懸垂部８
は、自動車のシャシにおける消音器ハウジング２の組立
てを可能にする。
【００１４】後部消音器ハウジング２は、カラー１０を
備えた２つの開口部１２を備え、これらの開口部内へ
と、それぞれ、後部消音器ハウジング２内に配設された
排気管１４の端部が差し込まれ、カラー１０と溶接され
ている。両方のカラー１０もしくは開口部１２は相前後
して位置するので、図５においては、それぞれ１つのカ
ラー１０もしくは排気管１４しか認めることができな
い。後部消音器ハウジング２の下の半殻２Ｂの下面に
は、開口部を備えたブラケット１６が固定されており、
このブラケットは、以下に詳細に記載する組立て可能な
排出管１８を固定するために設けられている。排出管１
８は、互いに結合され、かつ二重壁に形成された２つの
個別管１８Ａ及び１８Ｂから成る。両方の個別管１８Ａ
と１８Ｂとの間には、薄板条片から形成された固定要素
２０が設けられており、この固定要素は、例えば両方の
個別管１８Ａ及び１８Ｂに点溶接によって固定されてい
る。固定要素２０は、後部消音器ハウジング２に組み立
てられた排出管１８に関して、上にはフック２２を、下
には開口部２４を備えた保持ブラケット２６を形成す
る。保持ブラケット２６の開口部２４上には、ナット２
８がハンダ付け又は溶接されている。
【００１５】排出管１８は、以下の方法で後部消音器ハ
ウジング２に組み立てられる。
【００１６】フック２２でもって、排出管１８が折り曲
げられた後部消音器ハウジング２のカラー縁部４に懸垂
され、排出管１８に設けられた保持ブラケット２６が、
ナット−ボルト結合部（２８，３０）を介して、脱落し
ないように、後部消音器ハウジング２に設けられたブラ
ケット１６に固定される。固定された状態で、後部消音
器ハウジング２内に配設された排気管１４は、排出管１
８の両方の内部部分３２及び３４内へと係合するが、こ
れらと接触することはない。
【００１７】
【発明の効果】本発明により、一方で、後部消音器にお
ける簡単かつ迅速に解除すべき終端管の接続が保証され
ており、他方で、後部消音器ハウジングから終端管への
熱伝導が十分に回避され、従って外に向かって明白な終
端管の変色が回避されるように、固定が行なわれるよ
う、自動車の後部消音器のための組立て可能な排出管の
接続部が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図１】後部消音器の組立て可能な排出管に対する平面
図を示す。
【図２】図１における線ＩＩ−ＩＩに沿った断面図を示
す。
【図３】排出管の側面図を断面図で示す。
【図４】排出管を後方から見た図を示す。
【図５】組立て可能な排出管と共に後部消音器の側面図
を示す。
【符号の説明】
２ 後部消音器ハウジング ２Ａ，２Ｂ 半殻 ４ カラー縁部 ６ 開口部 ８ 懸垂部 １０ カラー １２ 開口部 １４ 排気管 １６ ブラケット １８ 排出管 １８ａ，１８ｂ 個別管 ２０ 固定要素 ２２ フック ２４ 開口部 ２６ 保持ブラケット ２８ ナット ３０ ボルト ３２，３４ 内部部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・ショルン ドイツ連邦共和国、ルーテスハイム、フオ ンタネストラーセ、８ (72)発明者 ミヒヤエル・ヴエッセルス ドイツ連邦共和国、ヴアイスザッハ、エル ミユーレ、２ (72)発明者 マンフレート・ハイン ドイツ連邦共和国、レオンベルク、オーベ レ・タンネンベルクストラーセ、18 Ｆターム(参考） 3G004 AA01 BA00 BA07 DA13 EA05 GA01 GA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 後部消音器ハウジングに固定するための
    手段を有する、自動車の後部消音器のための組立て可能
    な排出管において、 排出管（１８）に、後部消音器ハウジング（２）に懸垂
    可能であるフック（２２）が設けられていること、そし
    て、排出管（１８）に、後部消音器ハウジング（２）に
    ナット−ボルト結合部（２８，３０）を介して固定可能
    である開口部（２４）を備えた保持ブラケット（２６）
    が配設されていることを特徴とする組立て可能な排出
    管。
  2. 【請求項２】 フック（２２）及び保持ブラケット（２
    ６）が、排出管（１８）の２つの個別管（１８ａ，１８
    ｂ）の間に固定されている薄板条片（２０）から形成さ
    れていることを特徴とする請求項１に記載の組立て可能
    な排出管。
  3. 【請求項３】 保持ブラケット（２６）における開口部
    （２４）と対応するナット（２８）が、保持ブラケット
    （２６）上に溶接又はハンダ付けされていることを特徴
    とする請求項１又は２に記載の組立て可能な排出管。
  4. 【請求項４】 少なくとも１つの吸入側開口部及び少な
    くとも１つの排出側開口部を備えるハウジングを有する
    自動車のための後部消音器であって、この後部消音器に
    あっては、排出側開口部（１２）に、請求項１〜３のい
    ずれか１つに記載の組立て可能な排出管（１８）が設け
    られており、ハウジングが２つの半殻（２Ａ，２Ｂ）か
    ら成り、これらの半殻が、その折り曲げられた縁部
    （４）を介して互いに結合されており、ハウジング
    （２）の排出管（１８）に向けられた側に、開口部を備
    えたブラケット（１６）が設けられており、このブラケ
    ットが、ナット−ボルト結合部（２８，３０）を介し
    て、排出管（１８）に設けられた保持ブラケット（２
    ６）と結合されている後部消音器。
  5. 【請求項５】 後部消音器ハウジング（２）が、それぞ
    れ１つのカラー（１０）を備える２つの排出開口部（１
    ２）を備え、これらの排出開口部内に、それぞれ排気管
    （１４）の端部が収容されていることを特徴とする請求
    項４に記載の後部消音器。
JP2002133821A 2001-05-15 2002-05-09 後部消音器のための組立て可能な排出管並びに自動車のための後部消音器 Withdrawn JP2003003839A (ja)

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