JP2003002186A - 車両用電動駐車ブレーキ装置の異常判定装置 - Google Patents

車両用電動駐車ブレーキ装置の異常判定装置

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JP2003002186A JP2001186106A JP2001186106A JP2003002186A JP 2003002186 A JP2003002186 A JP 2003002186A JP 2001186106 A JP2001186106 A JP 2001186106A JP 2001186106 A JP2001186106 A JP 2001186106A JP 2003002186 A JP2003002186 A JP 2003002186A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用電動駐車ブレーキ装置において、別途
センサを必要とすることなく、簡単な構成で、確実に異
常判定を行ない得る異常判定装置を提供する。 【解決手段】 電子制御装置ECUによって、車両の駐
停車時に、車輪RR,RLに対して電動モータMTによ
る制動力の付与及び解除を制御する。電動モータの電流
値(Imt)を監視し、電流変化量(dImt)を演算す
る。この電流変化量を所定のしきい値と比較し、この比
較結果に基づき電動駐車ブレーキ装置の異常判定を行な
う。例えば、電動モータによる制動力付与時の電流変化
量(dImt)が第1のしきい値(dIth1 )より大であ
るときに、電動駐車ブレーキ装置が異常と判定すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の駐停車時
に、車輪に対して電動モータによる制動力の付与及び解
除を制御する車両用電動駐車ブレーキ装置の異常判定装
置に関し、特に電動モータの電流値を監視して車両用電
動駐車ブレーキ装置の異常判定を行なう異常判定装置に
係る。
【0002】
【従来の技術】車両用電動駐車ブレーキ装置に関して
は、例えば特公平3−2696号公報に開示されてい
る。同公報には、切換操作スイッチの操作により自動制
御モードとマニュアル制御モードとを切換選択可能と
し、自動制御モードの選択時にはアクセルペダル踏込み
信号に基づいて発進時が検出されるとブレーキ解除指令
信号を発して駐車ブレーキを自動的に解除するようにし
た電動駐車ブレーキ装置において、急な上り坂での後退
発進を含む一定勾配以上の下り坂での発進時には、自動
制御モードから強制的にマニュアル制御モードに移行し
て、自動制御モードによる駐車ブレーキの自動解除を禁
止するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の電動
駐車ブレーキ装置を含む車両用電動駐車ブレーキ装置に
おいて、例えば駐車ブレーキケーブルの切断等の異常が
生じたときには、直ちにこれを検出し得るようにする必
要がある。この異常判定装置としては、例えばホールI
C等のセンサを用いてケーブルのストロークを直接監視
して異常を検出することが考えられるが、新たにセンサ
を設ける必要が生じ、コストアップとなる。
【0004】そこで、本発明は、車両用電動駐車ブレー
キ装置において、別途センサを必要とすることなく、簡
単な構成で、確実に異常判定を行ない得る異常判定装置
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載のように、車両の駐停車
時に、車輪に対して電動モータによる制動力の付与及び
解除を制御する車両用電動駐車ブレーキ装置において、
前記電動モータの電流値を監視する電流監視手段と、該
電流監視手段が監視する電流値の電流変化量を演算する
電流変化量演算手段と、該電流変化量演算手段の演算結
果の電流変化量を所定のしきい値と比較し、該比較結果
に基づき前記電動駐車ブレーキ装置の異常判定を行なう
判定手段とを備えることとしたものである。尚、電流変
化量は、電動モータを流れる電流値の変化速度あるいは
変化割合であり、例えば電流値を微分した値、あるいは
所定の演算サイクルで演算される電流値の前回値と今回
値の差が用いられる。
【0006】前記判定手段は、請求項2に記載のよう
に、前記車輪に対する前記電動モータによる制動力付与
時に、前記電流変化量演算手段の演算結果の電流変化量
を、正常時における前記電動モータによる制動力付与時
の電流変化量より大の第1のしきい値と比較し、該第1
のしきい値より前記電流変化量演算手段の演算結果の電
流変化量が大であるときに、前記電動駐車ブレーキ装置
が異常と判定するように構成するとよい。
【0007】また、前記判定手段は、請求項3に記載の
ように、前記車輪に対する前記電動モータによる制動力
付与時に、前記電流変化量演算手段の演算結果の電流変
化量を、正常時における前記電動モータによる制動力付
与時の電流変化量より小の第2のしきい値と比較し、該
第2のしきい値より前記電流変化量演算手段の演算結果
の電流変化量が小である状態が所定時間以上継続したと
きに、前記電動駐車ブレーキ装置が異常と判定するよう
に構成してもよい。
【0008】更に、前記判定手段は、請求項4に記載の
ように、前記車輪に対する前記電動モータによる制動力
解除時に、前記電流変化量演算手段の演算結果の電流変
化量を、正常時における前記電動モータによる制動力解
除時の電流変化量より大の第3のしきい値と比較し、該
第3のしきい値より前記電流変化量演算手段の演算結果
の電流変化量が大であるときに、前記電動駐車ブレーキ
装置が異常と判定するように構成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は車両用電動駐車ブレ
ーキ装置の全体構成を示すもので、車輪RRは運転席か
らみて後方右側の車輪を示し、車輪RLは後方左側の車
輪を示し、前方の車輪は省略している。車輪RR及びR
Lには夫々駐車ブレーキユニットBrr及びBrlが装
着されている。これらの駐車ブレーキユニットBrr及
びBrlはケーブルCAを介してケーブル制御機構CC
に接続されており、ケーブルCAの巻上げによって車輪
RR及びRLに対し制動力が付与され、ケーブルCAの
巻戻しによって当該制動力が解除されるように構成され
ている。
【0010】上記ケーブル制御機構CCは電動モータM
Tによって駆動され、電動モータMTの非作動時には電
動モータMTの作動終了時の状態が維持される。電動モ
ータMTは電子制御装置ECUによって制御され、正転
時にケーブルCAが巻上げられ、逆転時にケーブルCA
が巻戻される。電子制御装置ECUは、図示は省略する
が、マイクロコンピュータを有し、入力ポート、出力ポ
ート、CPU、ROM、RAM及びタイマがバスを介し
て相互に接続されている。
【0011】この電子制御装置ECUにはオートモード
スイッチAS及びマニュアルモードスイッチMSが接続
されると共に、ブレーキペダルBPの操作に応じてオン
オフするブレーキスイッチBS、車輪RR及びRLの車
輪速度を検出する車輪速度センサWS1及びWS2(前
輪については省略)が接続されており、図示は省略する
が、車両の水平面に対する傾斜角を検出する傾斜セン
サ、変速装置のシフト位置を検出する変速位置センサ、
ケーブルCAの張力を検出する張力センサ等が接続され
ている。また、電子制御装置ECUの出力側は電動モー
タMTの駆動制御用のリレーRY1及びRY2に接続さ
れている。尚、リレーRY1及びRY2は電動モータM
Tの駆動回路に対するスイッチ手段の一例であり、例え
ばFETを用いることとしてもよい。そして、電動モー
タMTに流れる電流値Imtが検出され、電子制御装置E
CUに供給されるように構成されている。
【0012】オートモードスイッチASは運転席近傍に
配置され、例えば自己保持型の2位置切換スイッチで構
成され、運転者の操作に応じて、その第1位置でマニュ
アルモードを表す信号が電子制御装置ECUに出力さ
れ、第2位置でオートモードを表す信号が出力される。
尚、マニュアルモードでは、運転者によるマニュアルモ
ードスイッチMSの操作に応じて車輪RR及びRLに対
する制動力の付与及び解除が行なわれ、オートモードで
は、車両の運転状態に応じて車輪RR及びRLに対する
制動力の付与及び解除が自動的に行なわれるように構成
されている。
【0013】マニュアルモードスイッチMSも運転席近
傍に配置され、例えば自己復帰型の3位置切換スイッチ
で構成され、非操作時には自己復帰する第1位置に保持
され、電子制御装置ECUに対し出力されず、運転者の
操作に応じて、その第2位置で制動力付与の指示信号が
電子制御装置ECUに出力され、第3位置で制動力解除
の指示信号が出力される。尚、オートモードスイッチA
S及びマニュアルモードスイッチMSは、インストルメ
ントパネル、ステアリングシャフト、シフトレバー等
(図示せず)、もしくはこれらの近傍に設けられ、運転
者の手動操作によって作動するように構成されるが、何
れか一方又は両方共、運転者の足によって操作するよう
に構成してもよい。
【0014】そして、電子制御装置ECUのマイクロコ
ンピュータ(図示せず)においては、ROMは図2等に
示したフローチャートに対応したプログラムを記憶し、
CPUはイグニッションスイッチ(図示せず)が閉成さ
れている間当該プログラムを実行し、RAMは当該プロ
グラムの実行に必要な変数データを一時的に記憶する。
而して、電子制御装置ECU内に、本発明の電流監視手
段、電流変化量演算手段及び判定手段が構成されてお
り、後述のように処理される。
【0015】上記のように構成された本実施形態におい
ては、電子制御装置ECUにより以下のように自動駐車
ブレーキ制御及び異常判定が行なわれる。イグニッショ
ンスイッチ(図示せず)が閉成されると、先ず図2のス
テップ101にて初期化が行なわれ、各種の演算値がク
リアされると共に各種のフラグがリセット(0)された
後、ステップ102以降に進み、ステップ102乃至1
04の処理が所定の周期(例えば6ms)で繰り返され
る。即ち、ステップ102において自動駐車ブレーキ制
御が行なわれると共に、ステップ103にて自動駐車ブ
レーキ制御時の異常判定が行なわれる。異常判定の結
果、異常フラグFaがセットされていなければステップ
102に戻り、自動駐車ブレーキ制御が継続されるが、
異常フラグFaがセットされた場合にはステップ105
に進み、自動駐車ブレーキ制御が解除されると共に、警
告ランプ(図示せず)の点灯等による警報が行なわれれ
る。
【0016】上記ステップ102において実行される自
動駐車ブレーキ制御は、車輪に対する電動モータMTに
よる制動力付与の制御(ロック制御と略す)と制動力解
除の制御(解除制御と略す)を含み、以下にその概要を
説明する。例えば、オートモードにおいて前述の変速位
置センサ(図示せず)の検出信号に基づき、車両のシフ
トレバーがパーキング位置に設定されていると判定され
たとき、あるいは傾斜センサ(図示せず)の検出信号に
基づき、車両が所定の傾斜角度以上にあって、車輪速度
センサWS1等の検出信号に基づき車両が停止している
と判定されたときに、自動駐車ブレーキ制御が開始し、
電動モータMTによってケーブル制御機構CCが駆動さ
れてケーブルCAが巻上げられ、駐車ブレーキユニット
Brr及びBrlによって車輪RR及びRLに対し制動
力が付与される。また、例えば、変速位置センサ(図示
せず)の検出信号に基づき、シフトレバーが走行レンジ
の各位置(ドライブ位置等)に設定されたとき、あるい
はブレーキスイッチBSがオフとなったときには、制動
力解除の条件が成立し、電動モータMTが逆方向に回転
駆動されケーブルCAが巻戻され、車輪RR及びRLに
対する制動力が解除される。
【0017】図3は上記ステップ103で行なわれる異
常判定の処理を示すもので、先ずステップ201におい
て各スイッチ及びセンサの出力信号と共に、電動モータ
MTの電流Imtが入力され、順次メモリに格納される。
次に、ステップ202において電流Imtが微分され、あ
るいは前回値と今回値の差が求められ、電流変化量(電
流変化速度)dImtが求められる。更に、ステップ20
3において制御出力が判定される。即ち、ロック制御出
力及び解除制御出力が判定される。
【0018】そして、ステップ204においてロック制
御中か、解除制御中か否かが判定され、何れでもなけれ
ば図2のメインルーチンに戻る。ロック制御中又は解除
制御中であればステップ205に進み、電動モータMT
が起動後、所定時間T1を経過しているか否かが判定さ
れる。電動モータMTが起動後所定時間T1を経過して
いない場合には、図4に示すように、電動モータMTの
作動が過渡状態にあって後段の判定に適さないと推定さ
れ、メインルーチンに戻る。電動モータMTの起動後所
定時間T1を経過している場合にはステップ206に進
み、ロック制御中か否かが判定される。
【0019】ロック制御中である場合には、ステップ2
07において電流変化量(電流変化速度)dImtが第1
のしきい値dIth1 と大小比較される。この第1のしき
い値dIth1 は、図4に示す正常時における電動モータ
MTによる制動力付与時の電流変化量より大の値に設定
されている。従って、電流変化量dImtが第1のしきい
値dIth1 より大であれば、正常時の電流変化量より大
となっており、図5に示すように、ta時に何らかの原
因で電動モータMT、ケーブル制御機構CC等が機械的
にロックし、電動モータMTの負荷が急上昇して電流値
Imtも急上昇したと推測される。従って、この場合には
ステップ208に進み、異常フラグFaがセット(1)
される。
【0020】ステップ207において電流変化量dImt
が第1のしきい値dIth1 以下と判定された場合には、
ステップ210に進み、更に、電流変化量dImtが第2
のしきい値dIth2 (但し、dIth2 <dIth1 )を下
回った状態が所定時間T2継続しているか否かが判定さ
れ、そうでなければメインルーチンに戻る。図6に示す
ように、電流変化量dImtが第2のしきい値dIth2 を
下回った状態が所定時間T2継続している場合には、ロ
ック制御中であるにも拘らず、電動モータMTの負荷が
上昇せず電流値Imtも上昇しないことを意味しているの
で、例えばケーブルCAの切断等の故障と推測される。
従って、この場合にはステップ210からステップ20
8に進み、異常フラグFaがセット(1)される。
【0021】一方、ステップ206において、ロック制
御中でない(従って、解除制御中)と判定された場合に
は、ステップ206からステップ209に進み、第3の
しきい値dIth3 (但し、dIth3 >dIth2 )と大小
比較される。この第3のしきい値dIth3 は、図7に示
す正常時における電動モータMTによる制動力解除時の
電流変化量より大の値に設定されている。従って、電流
変化量dImtが第3のしきい値dIth3 より大であれ
ば、正常時の電流変化量より大となっており、図8に示
すように、解除制御中、tb時に電動モータMT、ケー
ブル制御機構CC等が機械的にロックし、電動モータM
Tの負荷が急上昇して電流値Imtも急上昇したと推測さ
れる。従って、この場合にもステップ208に進み、異
常フラグFaがセット(1)される。尚、ステップ20
9において電流変化量dImtが第3のしきい値dIth3
以下と判定された場合には、そのままメインルーチンに
戻る。
【0022】以上のように、上記の実施形態において
は、電動モータMTに流れる電流値Imtを検出し、これ
から電流変化量dImtを演算するのみで、確実に電動駐
車ブレーキ装置の異常判定を行なうことができ、別途セ
ンサを必要とすることなく、簡単な構成で異常判定装置
を構成することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の
異常判定装置においては、電動モータの電流変化量と所
定のしきい値との比較結果に基づき電動駐車ブレーキ装
置の異常判定を行なうように構成されているので、特段
のセンサを付設することなく容易且つ確実に異常判定を
行なうことができる。
【0024】前記判定手段は、請求項2に記載のよう
に、電動モータによる制動力付与時の電流変化量が第1
のしきい値より大であるときに、電動駐車ブレーキ装置
が異常と判定するように構成することができ、容易且つ
確実に異常判定を行なうことができる。
【0025】前記判定手段は、請求項3に記載のよう
に、電動モータによる制動力付与時の電流変化量が第2
のしきい値より小である状態が所定時間以上継続したと
きに、電動駐車ブレーキ装置が異常と判定するように構
成することもでき、容易且つ確実に異常判定を行なうこ
とができる。
【0026】更に、前記判定手段は、請求項4に記載の
ように、電動モータによる制動力解除時の電流変化量が
第3のしきい値より大であるときに、電動駐車ブレーキ
装置が異常と判定するように構成することもでき、容易
且つ確実に異常判定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用電動駐車ブレ
ーキ装置の全体構成を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における自動駐車ブレーキ
制御及び異常判定の処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における異常判定の処理を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態において電動モータによる
制動力付与時における電動モータの正常時の電流特性を
示すグラフである。
【図5】本発明の一実施形態において電動モータによる
制動力付与時に電動モータの負荷が急上昇した異常時の
電流特性を示すグラフである。
【図6】本発明の一実施形態において電動モータによる
制動力付与時に電動モータの負荷が上昇せず電流値も上
昇しない異常時の電流特性を示すグラフである。
【図7】本発明の一実施形態において電動モータの制動
力解除時における正常時の電流特性を示すグラフであ
る。
【図8】本発明の一実施形態において電動モータの制動
力解除時に電動モータの負荷が急上昇した異常時の電流
特性を示すグラフである。
【符号の説明】
MT 電動モータ, CC ケーブル制御機構, CA
ケーブル,RR,RL 車輪, Brr,Brl 駐車ブ
レーキユニット,AS オートモードスイッチ, MS
マニュアルモードスイッチ,BP ブレーキペダル,
BS ブレーキスイッチ,WS1,WS2 車輪速
度センサ, ECU 電子制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相澤 博昭 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 立入 良一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 浜田 敏明 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 木崎 二郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D049 BB02 BB32 CC01 HH44 HH47 HH54 KK17 QQ01 RR11 3J058 BA60 CC15 CC66 DB29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駐停車時に、車輪に対して電動モ
    ータによる制動力の付与及び解除を制御する車両用電動
    駐車ブレーキ装置において、前記電動モータの電流値を
    監視する電流監視手段と、該電流監視手段が監視する電
    流値の電流変化量を演算する電流変化量演算手段と、該
    電流変化量演算手段の演算結果の電流変化量を所定のし
    きい値と比較し、該比較結果に基づき前記電動駐車ブレ
    ーキ装置の異常判定を行なう判定手段とを備えたことを
    特徴とする車両用電動駐車ブレーキ装置の異常判定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段が、前記車輪に対する前記
    電動モータによる制動力付与時に、前記電流変化量演算
    手段の演算結果の電流変化量を、正常時における前記電
    動モータによる制動力付与時の電流変化量より大の第1
    のしきい値と比較し、該第1のしきい値より前記電流変
    化量演算手段の演算結果の電流変化量が大であるとき
    に、前記電動駐車ブレーキ装置が異常と判定するように
    構成することを特徴とする請求項1記載の車両用電動駐
    車ブレーキ装置の異常判定装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が、前記車輪に対する前記
    電動モータによる制動力付与時に、前記電流変化量演算
    手段の演算結果の電流変化量を、正常時における前記電
    動モータによる制動力付与時の電流変化量より小の第2
    のしきい値と比較し、該第2のしきい値より前記電流変
    化量演算手段の演算結果の電流変化量が小である状態が
    所定時間以上継続したときに、前記電動駐車ブレーキ装
    置が異常と判定するように構成することを特徴とする請
    求項1記載の車両用電動駐車ブレーキ装置の異常判定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段が、前記車輪に対する前記
    電動モータによる制動力解除時に、前記電流変化量演算
    手段の演算結果の電流変化量を、正常時における前記電
    動モータによる制動力解除時の電流変化量より大の第3
    のしきい値と比較し、該第3のしきい値より前記電流変
    化量演算手段の演算結果の電流変化量が大であるとき
    に、前記電動駐車ブレーキ装置が異常と判定するように
    構成することを特徴とする請求項1記載の車両用電動駐
    車ブレーキ装置の異常判定装置。
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