JP3595249B2 - 車両用駐車ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気アクチュエータにより駆動されて車輪に制動力を付与するとともに同制動力を解除する車両用駐車ブレーキ装置に係り、特に車両の運転状態に応じて電気アクチュエータを制御して前記制動力の付与及び解除を自動的に制御する機能を備えた車両用駐車ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、例えば特公平3−2696号公報に示されているように、制動力の付与及び解除を自動的に行うオートモードと、同制動力の付与及び解除を運転者のマニアル操作によって行うマニアルモードとを選択可能になっている。オートモードにおいては、車両が停止状態にあるとき、ブレーキペダルが踏み込み操作状態にあるなどの条件により制動力が自動的に付与され、アクセルペダルが踏み込み操作状態にあるなどの条件により前記制動力が自動的に解除される。マニアルモードにおいては、車両が停止状態にあるとき、運転者のマニアル操作によって制動力の付与及び解除が切換えられる。また、この装置においては、サービスブレーキ(常用ブレーキ)系統が故障した場合のみ、車両の走行中であっても、前記マニアル操作により車両を制動可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置においては、オートモードにあっても、マニアル操作子が操作された場合、同操作子の操作に従って制動力が付与及び解除される。しかし、この従来の装置は、サービスブレーキ系統が故障した場合以外、基本的にはオートモードとマニアルモードは独立して利用されることを意図してなされたもので、オートモード中になされたマニアル操作はその操作中のみ有効で、同操作が解除された後には、制動力の付与及び解除はオートモードによる条件に従って切り換えられてしまう。したがって、寒冷地において車両を長時間駐車させる場合には、オートモードに設定されていても、駐車ブレーキ機構の固着を避けるために、マニアル操作によって制動力の付与を解除しておきたいことがあるが、このような場合でも、マニアル操作を解除すると、オートモードによる制御によって制動力が再度付与されてしまう。この再度の制動力の付与を避けるためには、オートモードをマニアルモードに切換えた後に、マニアル操作子を操作する必要があり、また再度オートモードの機能を発揮させるためには前記切換えられたマニアルモードを再度オートモードに切換える必要がある。このように、上記従来の装置にあっては、オートモードによる使い勝手の良さを享受した上でマニアル操作による制動力の付与及び解除機能を充分に発揮させることができなかった。
【0004】
また、上記従来装置にあっても、サービスブレーキ系統が故障した場合には、走行中の車両をマニアル操作により制動させることが可能ではある。しかし、このマニアル操作は、サービスブレーキ系統の故障が検出された場合にのみ機能するもので、同故障が検出されない場合、運転者が身体的な理由などによりサービスブレーキを用いて車両を制動させられない又は同サービスブレーキを用いて車両を制動させたくない場合には、前記マニアル操作によって車両を制動させることができない。
【0005】
【発明の概略】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、オートモード時であっても、サービスブレーキ系統の故障が検出されない場合であっても、マニアル操作により車両を制動したり、同制動を解除できるようにして、オートモードによる使い勝手の良さを享受した上で、マニアル操作の機能を生かすようにした車両用駐車ブレーキ装置を提供するものである。
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、電気アクチュエータにより駆動されて車輪に制動力を付与するとともに同制動力を解除する制動力制御機構と、運転者により切換え操作されて前記制動力の付与及び解除を自動的に行うオートモードを選択するためのオートモード選択操作子と、前記オートモード選択操作子によってオートモードが選択されているとき車両の運転状態に応じて前記電気アクチュエータを制御して前記制動力の付与及び解除を自動的に制御するオートブレーキ制御手段と、運転者により操作されて前記制動力の付与及び解除を指示するための制動指示操作子と、前記制動指示操作子の操作に応答して前記電気アクチュエータを制御して前記制動力の付与及び解除を制御するマニアルブレーキ制御手段とを備えた車両用駐車ブレーキ装置において、前記制動指示操作子の操作を記憶して同記憶が所定の運転条件により解除されるまで前記オートブレーキ制御手段による自動制御を制限する制限手段とを設けたことにある。
【0007】
これによれば、制限手段が、制動指示操作子の操作を記憶して同記憶が所定の運転条件により解除されるまでオートブレーキ制御手段による自動制御を制限するので、オートモードに設定されている状態であっても、マニアル操作子の操作によって制動力の付与及び解除が実質的に可能になり、オートモードによる使い勝手の良さを享受した上で、マニアル操作の機能を生かすことができる。
【0008】
この場合、例えば、前記オートブレーキ制御手段は、前記車両の運転状態として車両の駐車を検出して同検出時に制動力を付与する制動力付与手段を有し、前記制限手段は、前記制動指示操作子が制動力を解除するために操作されたとき同制動指示操作子の制動力解除操作を記憶する第1記憶手段と、前記所定の運転条件として車両を発進させるための運転操作又は車両の発進を検出して前記第1記憶手段に記憶した制動力解除操作を解除する第1記憶解除手段とを有するように構成したことにある。
【0009】
これによれば、オートモードに設定されている状態で、オートブレーキ制御手段の制動力付与手段により、車両の駐車時に制動力が自動的に付与された場合であっても、制動指示操作子が制動力を解除するために操作されると、この解除操作は第1記憶手段によって記憶される。そして、この記憶は、車両を発進させるための運転操作又は車両の発進の検出に応答した第1記憶解除手段による記憶解除まで続く。したがって、オートモードに設定された状態であっても、制動指示操作子によって制動力を解除すれば、制限手段は、車両が実質的に次に発進されるまで前記制動力の解除を維持し、発進時にはオートモードによる制御に自動的に切り換えられる。その結果、寒冷地において車両を長時間駐車させる場合には、オートモードに設定されていても、制動指示操作子によって制動力を解除しておけば、駐車中において制動力が再度付与されることがなくなり、ブレーキ制御機構の固着を避けることができる。また、車両の発進時には、オートモードに自動的に復帰されて、オートモードによる使い勝手の良さを享受できる。
【0010】
また、前記オートブレーキ制御手段は、前記車両の運転状態として車両の発進準備を検出して同検出時に制動力を解除する制動力解除手段を有し、前記制限手段は、前記制動指示操作子が制動力を付与するために操作されたとき同制動指示操作子の制動力付与操作を記憶する第2記憶手段と、前記所定の運転条件として車両の停止を検出して前記第2記憶手段に記憶した制動力付与操作を解除する第2記憶解除手段とを有するようにも構成できる。
【0011】
これによれば、オートモードに設定されている状態で、オートブレーキ制御手段の制動力解除手段により、車両の発進時に制動力が自動的に解除された場合であっても、車両走行中に制動指示操作子が制動力を付与するために操作されると、この制動力付与操作は第2記憶手段によって記憶される。そして、この記憶は、車両の停止に応答した第2記憶解除手段による記憶解除まで続く。したがって、オートモードに設定された状態であっても、制動指示操作子によって制動力を付与すれば、制限手段は、車両が実質的に次に停止されるまで前記制動力の付与状態を維持し、車両の停止時にはオートモードによる制御に自動的に切り換えられる。その結果、オートモードに設定されている状態で、運転者が身体的な理由によりサービスブレーキを用いて車両を制動させられない又は同サービスブレーキ以外の操作子を用いて車両を制動させたい場合には、制動指示操作子の操作によって車両を制動して停止させることができる。また、車両の停止後には、オートモードに自動的に復帰されて、オートモードによる使い勝手の良さを享受できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両用駐車ブレーキ装置の全体を概略的に示している。
【0013】
車両用駐車ブレーキ装置は、車両の左右後輪RW1,RW2にそれぞれ組み付けられた駐車ブレーキユニット11,12を備えている。この駐車ブレーキユニット11,12は、ケーブル13の巻上げによって左右後輪RW1,RW2に制動力を付与し、同ケーブル13の巻戻しによって前記制動力を解除する。このケーブル13は、ケーブル巻上げ機構14によって巻上げられるとともに巻戻されるようになっている。なお、これらの駐車ブレーキユニット11,12、ケーブル13及びケーブル巻上げ機構14は、制動力制御機構を構成している。ケーブル巻上げ機構14は、電気アクチュエータとしての電動モータ15の作動によって駆動され、電動モータ15の非作動時には同モータ15の作動終了時の状態を維持する。電動モータ15は、電子制御ユニット20によって回転制御されて、正転によりケーブル13を巻上げ、逆転によりケーブル13を巻戻す。
【0014】
電子制御ユニット20は、CPU,ROM,RAMなどからなるマイクロコンピュータを主要構成部品としており、図2のプログラムを所定の短時間毎に繰り返し実行することにより、電動モータ15の作動を制御する。電子制御ユニット20には、オートモード選択操作子21及び制動指示操作子22が接続されている。
【0015】
オートモード選択操作子21は、運転席近傍に設けられて運転者によって操作される自己保持型の2位置切換えスイッチによって構成されている。このオートモード選択操作子21は、第1位置にて基本的には制動指示操作子22の操作に応じて左右後輪RW1,RW2に対する制動力の付与及び制動力の解除を行うマニアルモードを表す信号を電子制御ユニット20に出力し、第2位置にて基本的には車両の運転状態に応じて左右後輪RW1,RW2に対する制動力の付与及び制動力の解除を自動的に行うオートモードを表す信号を電子制御ユニット20に出力する。
【0016】
制動指示操作子22は、運転席近傍に設けられて運転者によって操作される自己復帰型の3位置切換えスイッチによって構成されている。この制動指示操作子22は、運転者の非操作状態にて自己復帰する第1位置に保たれるとともに、運転者の操作により同操作中にわたって第2位置(図示作動)又は第3位置(図示解除)にそれぞれ切換えられる。第1位置では、指示信号は電子制御ユニット20に対して出力されない。第2位置では、制動力付与を表す指示信号が電子制御ユニット20に対して出力される。第3位置では、制動力解除を表す指示信号が電子制御ユニット20に対して出力される。
【0017】
なお、これらのオートモード選択操作子21及び制動指示操作子22は、インストルメントパネル、ハンドルシャフト、シフトレバーなど又はそれらの近傍に設けられていて手動により操作されるように構成することが好ましい。ただし、両操作子21,22の一方又は両方を、足により操作される操作子によって構成するようにしてもよい。
【0018】
また、電子制御ユニット20には、ブレーキスイッチ23、傾斜センサ24、変速位置センサ25、車輪速センサ26a,26b及び張力センサ27も接続されている。
【0019】
ブレーキスイッチ23は、サービスブレーキ用(常用ブレーキ用)のフットペダルの踏み込み操作を検出するもので、同ペダルが踏み込み操作されていない状態ではオフしていて、同ペダルの踏み込み操作時にオンする。傾斜センサ24は、車両(走行路面)の水平面に対する傾斜角を検出して、同傾斜角を表す検出信号を出力する。変速位置センサ25は、変速機のシフトレバーの位置(パーキング位置や、ドライブ、ロー、セカンド、バック位置などの走行レンジ位置など)を検出して、同位置を表す検出信号を出力する。車輪速センサ26a,26bは、左右後輪RW1,RW2の各速度(各回転速度)を検出して、各車輪速を表す検出信号をそれぞれ出力する。張力センサ27は、ケーブル13に付与されている張力を検出して、同張力を表す検出信号を出力する。
【0020】
上記のように構成した実施形態の動作を説明すると、イグニッションスイッチ(図示しない)の投入後、電子制御ユニット20は図2のプログラムを繰り返し実行して左右後輪RW1,RW2に対する制動力の付与及び解除を制御する。このプログラムの実行はステップ100にて開始され、ステップ102にて、オートモード選択操作子21の状態に基づいて、運転者がオートモードを選択しているか、マニアルモードを選択しているかを判定する。
【0021】
まず、オートモード選択操作子22が第1位置にあってマニアルモードが選択されている場合について説明する。この場合、ステップ102にて「NO」と判定し、ステップ104,106の処理を実行しないでプログラムをステップ108に進め、ステップ108以降の処理を実行する。制動指示操作子22が操作されなくて第1位置に保たれていれば、ステップ108,116にてそれぞれ「NO」と判定されて、駐車ブレーキユニット11,12はなんら制御されずに左右後輪RW1,RW2には制動力が付与されない。
【0022】
いま、車両の停止状態において制動指示操作子22が操作されて第2位置に切換えられると、同操作子22から電子制御ユニット20には制動力付与を表す指示信号が供給される。これにより、ステップ108にて「YES」と判定し、ステップ110にて状態フラグSTFが”0”であるか否かを判定する。状態フラグSTFは、”1”により駐車ブレーキユニット11,12によって左右後輪RW1,RW2に制動力が付与されている状態を表し、”0”により同制動力が解除されている状態を表す。前記のように左右後輪RW1,RW2に制動力が付与されていない状態であれば、ステップ110にて「YES」と判定し、ステップ112にてブレーキ作動制御処理を実行する。
【0023】
このブレーキ作動制御処理においては、電動モータ15を正転させるための制御信号を出力するとともに、張力センサ27からの検出信号を入力して、同検出信号によって表された張力が所定値以上になった時点で前記制御信号の出力を停止する。電動モータ15は前記制御信号の供給に応答して正転し始め、ケーブル巻上げ機構14はこの電動モータ15の駆動力によってケーブルを巻上げる。これにより、駐車ブレーキユニット11,12は、左右後輪RW1,RW2に対して制動力を付与し始める。このケーブル13の張力が所定値以上になると、電子制御ユニット20は電動モータ15に制御信号の出力を停止するので、電動モータ15は正転を停止し、ケーブル巻上げ機構14もケーブル13の巻上げ動作を終了する。そして、このケーブル13の巻上げ状態は電動モータ15の正転が停止された後にも持続するので、左右後輪RW1,RW2には所定の制動力が付与され続けて、車両は停止状態に維持される。
【0024】
前記ステップ112のブレーキ作動制御処理後、ステップ114にて、状態フラグSTF及びロックフラグLKFを”1”にセットするとともに、リリースフラグRLFを”0”にクリアする。なお、このロックフラグLKFを”1”にセットすることは、制動指示操作子22の制動力付与操作を記憶することを意味する。また、リリースフラグRLFを”0”にクリアすることは、制動指示操作子22の制動力解除操作の記憶を解除することを意味する。
【0025】
一方、前記のような制動力の付与状態で、制動指示操作子22が操作されて第3位置に切換えられると、同操作子22から電子制御ユニット20には制動力解除を表す指示信号が供給される。これにより、ステップ116にて「YES」と判定し、ステップ108にて状態フラグSTFが”1”であるか否かを判定する。いま、状態フラグSTFは”1”にセットされているので、ステップ118にて「YES」と判定し、ステップ120にてブレーキ解除制御処理を実行する。
【0026】
このブレーキ解除制御処理においては、電動モータ15を逆転させるための制御信号を出力するとともに、張力センサ27からの検出信号を入力して、同検出信号によって表された張力が所定値未満になった時点で前記制御信号の出力を停止する。電動モータ15は前記制御信号の出力に応答して逆転し始め、ケーブル巻上げ機構14はこの電動モータ15の駆動力によってケーブルを巻戻す。これにより、駐車ブレーキユニット11,12は、左右後輪RW1,RW2に付与されている制動力を解除し始める。このケーブル13の張力が所定値未満になると、電子制御ユニット20は電動モータ15に対する制御信号の出力を停止するので、電動モータ15は逆転を停止し、ケーブル巻上げ機構14もケーブル13の巻戻し動作を終了する。そして、このケーブル13の巻戻し状態は電動モータ15の逆転が停止された後にも持続するので、左右後輪RW1,RW2に対して付与された制動力は解除され続けて、車両は走行可能になる。
【0027】
前記ステップ120のブレーキ解除制御処理後、ステップ122にて、状態フラグSTF及びロックフラグLKFを”0”にクリアするとともに、リリースフラグRLFを”1”にセットする。なお、このリリースフラグRLFを”1”にセットすることは、制動指示操作子22の制動力解除操作を記憶することを意味する。また、ロックフラグLKFを”0”にクリアすることは、制動指示操作子22の制動力付与操作の記憶を解除することを意味する。なお、これらのリリースフラグRLF及びロックフラグLKFは、詳しくは後述するステップ124〜132の処理によっても、”0”にクリアされる。
【0028】
このようにマニアルモードに設定されている状態では、制動指示操作子22の指示により、左右後輪RW1,RW2に対して制動力が付与されるとともに、同付与された制動力が解除される。
【0029】
次に、オートモード選択操作子21が第2位置に設定されていてオートモードが選択されている場合について説明する。この場合、ステップ102にて「YES」と判定し、ステップ104の自動ブレーキ作動制御ルーチン及びステップ106の自動ブレーキ作動解除制御ルーチンを実行する。
【0030】
自動ブレーキ作動制御ルーチンは図3に詳細に示されており、その実行はステップ200にて開始され、ステップ202に制動開始条件が成立しているか否かを判定する。この制動開始条件は、基本的には車両の駐車を判定するもので、例えば、シフトレバーがパーキング位置に設定されているか、又は車両が坂道で停止中であるかなどである。前者の条件は、変速位置センサ25からの検出信号がパーキング位置を表しているかにより判定される。後者の条件は、傾斜センサ24による検出信号が所定の傾斜角以上を表し、かつ車輪速センサ26a,26bによる検出信号が共に停止(車輪速「0」)を表しているかによって判定される。制動開始条件が成立していなければ、ステップ202にて「NO」と判定し、プログラムをステップ212に進めて、同ステップ212にてこの自動ブレーキ作動制御ルーチンの実行を終了する。
【0031】
前記制動開始条件が成立すれば、ステップ202にて「YES」と判定し、ステップ204にてリリースフラグRLFが”0”であるか否かを判定する。リリースフラグRLFは、前述のように制動指示操作子22の操作によって”1”にセットされるものであり、制動指示操作子22が操作された場合については詳しく後述することにして、この状態では制動指示操作子22が操作されていなくてリリースフラグRLFは”0”であるものとする。したがって、この場合には、ステップ204にて「YES」と判定し、ステップ206にて状態フラグSTFが”0”であるか否かを判定する。状態フラグSTFが”1”であって左右後輪RW1,RW2に既に制動力が付与されている状態であれば、ステップ206にて「NO」と判定してステップ212にてこの自動ブレーキ作動制御ルーチンの実行を終了する。
【0032】
状態フラグSTFが”0”であって左右後輪RW1,RW2に未だ制動力が付与されていなければ、ステップ206にて「YES」と判定して、ステップ208にて前記ステップ112と同様なブレーキ作動制御処理を実行する。これにより、左右後輪RW1,RW2には、駐車ブレーキユニット11,12によって所定の制動力が付与される。前記ステップ208の処理後、ステップ210にて状態フラグSTFを”1”にセットして、ステップ212にてこの自動ブレーキ作動制御ルーチンの実行を終了する。
【0033】
その結果、このオートモードの制御によれば、車両が停止されてシフトレバーがパーキング位置に設定されたり、車両が坂道で停止した場合には、左右後輪RW1,RW2に制動力が自動的に付与されるので、運転者にとって駐車ブレーキユニット11,12を作動させるための操作の手間が省けて便利である。
【0034】
自動ブレーキ作動解除制御ルーチンは図4に詳細に示されており、その実行はステップ220にて開始され、ステップ222に制動解除条件が成立しているか否かを判定する。この制動解除条件は、基本的には車両の発進準備を判定するもので、例えば、シフトレバーが走行レンジ(ドライブ、ロー、セカンド、バック位置など)に設定され、かつサービス用のブレーキペダルの踏み込みが解除されているかなどである。この条件は、変速位置センサ25及びブレーキスイッチ23からの検出信号により判定される。制動解除条件が成立していなければ、ステップ222にて「NO」と判定し、プログラムをステップ232に進めて、同ステップ232にてこの自動ブレーキ作動解除制御ルーチンの実行を終了する。
【0035】
前記制動解除条件が成立すれば、ステップ222にて「YES」と判定し、ステップ224にてロックフラグLKFが”0”であるか否かを判定する。ロックフラグLKFも、前述のように制動指示操作子22の操作によって”1”にセットされるものであり、制動指示操作子22が操作された場合については詳しく後述することにして、この状態では制動指示操作子22が操作されていなくてロックフラグLKFは”0”であるものとする。したがって、この場合には、ステップ224にて「YES」と判定し、ステップ226にて状態フラグSTFが”1”であるか否かを判定する。状態フラグSTFが”0”であって左右後輪RW1,RW2に対する制動力が既に解除されていれば、ステップ226にて「NO」と判定してステップ232にてこの自動ブレーキ作動解除制御ルーチンの実行を終了する。
【0036】
状態フラグSTFが”1”であって左右後輪RW1,RW2に制動力が付与されていれば、ステップ226にて「YES」と判定して、ステップ228にて前記ステップ120と同様なブレーキ解除制御処理を実行する。これにより、駐車ブレーキユニット11,12による左右後輪RW1,RW2に対する制動力が解除される。前記ステップ228の処理後、ステップ230にて状態フラグSTFを”0”にクリアして、ステップ232にてこの自動ブレーキ作動解除制御ルーチンの実行を終了する。
【0037】
その結果、このオートモードの制御によれば、車両の発進準備のためにシフトレバーが走行レンジ位置に設定され、かつサービス用のブレーキペダルの踏み込みが解除されると、左右後輪RW1,RW2に付与されている制動力が自動的に解除されるので、運転者にとって駐車ブレーキユニット11,12の作動を解除するための操作の手間が省けて便利である。
【0038】
次に、オートモードに設定された状態で制動指示操作子22が操作された場合について説明する。前述のように車両が駐車中であってステップ104の処理によって左右後輪RW1,RW2に制動力が自動的に付与されている状態で、運転者が制動指示操作子22を操作して第3位置に切換えると、同操作子22から電子制御ユニット20には制動力解除を表す指示信号が出力される。これに応答して、電子制御ユニット20は、ステップ116にて「YES」と判定して、上述したステップ118〜122の処理を実行する。したがって、左右後輪RW1、RW2に駐車ブレーキユニット11,12による制動力が付与されていて状態フラグSTFが”1”であれば、ステップ120のブレーキ解除制御処理によって前記左右後輪RW1、RW2に対する制動力が解除される。そして、ステップ122の処理により、前述のように、状態フラグSTF及びロックフラグLKFが”0”にクリアされるとともに、リリースフラグRLFが”1”にセットされる。このリリースフラグRLFの”1”へのセットにより、制動力解除状態が記憶されたことになる。
【0039】
このように、リリースフラグRLFが”1”にセットされた状態で前記ステップ104の自動ブレーキ作動制御ルーチンが実行されると、ステップ204にて「NO」と判定されて、ステップ206〜210の処理が実行されることなく、ステップ212にてこの自動ブレーキ作動制御ルーチンの実行が終了される。したがって、オートモードに設定されている状態で、運転者によって制動指示操作子22が操作されて駐車ブレーキユニット11,12による左右後輪RW1、RW2への制動力が解除されると、たとえ制動開始条件が成立しても、すなわちステップ202にて「YES」と判定されても、左右後輪RW1、RW2に制動力が自動的に付与されることがなくなる。
【0040】
その結果、寒冷地において、オートモードに設定された状態のまま車両を長時間駐車させる場合、運転者が制動指示操作子22を操作して駐車ブレーキユニット11,12による左右後輪RW1、RW2への制動力を解除しておけば、駐車ブレーキユニット11,12、ケーブル13、ケーブル巻上げ機構14などの制動力制御機構の固着を避けることができる。
【0041】
前記車両の駐車後、運転者が車両を発進させるためにシフトレバーを操作して同レバーをドライブ、ロー、セカンド、バック位置などの走行レンジ位置に切換えたり、車両が走行し始めると、前記リリースフラグRLFは”0”にクリアされる。すなわち、電子制御ユニット20は、ステップ124にて変速位置センサ25からの検出信号に基づいて「YES」(シフトレバーが走行レンジ位置に切換えられた)と判定し、又はステップ126にて車輪速センサ26a,26bからの検出信号に基づいて「YES」(各検出車輪速から計算した車速Vが予め定めた所定車速V1以上である)と判定して、ステップ128にてリリースフラグRLFを”0”にクリアする。なお、前記所定車速V1は、車両が停止から走行開始したことの判定に用いられるもので、「0」に近い極めて小さな値(例えば、5km/h)に設定されている。また、前記ステップ124、126の判定処理のうちのいずれか一方の判定処理を省略してもよい。
【0042】
このようにしてリリースフラグRLFが”0”にクリアされた後には、前記自動ブレーキ作動制御ルーチンのステップ204にて「YES」と判定され始めて、ステップ206〜210の処理が実行されるようになる。その結果、前記制動指示操作子22の操作による自動的な制動力の付与の制限が解除され、駐車ブレーキユニット11,12による左右後輪RW1、RW2に対する制動力の付与が前述したオートモードにおける制動開始条件に従うことになる。したがって、運転者による特別な操作を必要とすることなく、オートモードによる使い勝手の良さを享受できる。
【0043】
また、前述のように車両が走行していてステップ106の処理によって左右後輪RW1,RW2に対する制動力の付与が自動的に解除されている状態で、運転者が制動指示操作子22を操作して第2位置に切換えると、同操作子22から電子制御ユニット20には制動力付与を表す指示信号が出力される。これに応答して、電子制御ユニット20は、ステップ108にて「YES」と判定して、上述したステップ110〜114の処理を実行する。したがって、左右後輪RW1、RW2に駐車ブレーキユニット11,12による制動力が付与されていなくて状態フラグSTFが”0”であれば、ステップ112のブレーキ作動制御処理によって前記左右後輪RW1、RW2に制動力が付与される。そして、ステップ114の処理により、前述のように、状態フラグSTF及びロックフラグLKFが”1”にセットされるとともに、リリースフラグRLFが”0”にクリアされる。このロックフラグLKFの”1”へのセットにより、制動力付与状態が記憶されたことになる。
【0044】
このように、ロックフラグLKFが”1”にセットされた状態で前記ステップ106の自動ブレーキ作動解除制御ルーチンが実行されると、ステップ224にて「NO」と判定されて、ステップ226〜230の処理が実行されることなく、ステップ232にてこの自動ブレーキ作動解除制御ルーチンの実行が終了される。したがって、オートモードに設定されている状態で、運転者によって制動指示操作子22が操作されて駐車ブレーキユニット11,12により左右後輪RW1、RW2へ制動力が付与されると、たとえ制動解除条件が成立しても、すなわちステップ222にて「YES」と判定されても、左右後輪RW1、RW2に対する制動力が自動的に解除されることがなくなる。
【0045】
その結果、オートモードに設定された状態であっても、運転者が身体的な理由によりサービスブレーキを用いて車両を制動させられない又は同サービスブレーキ以外の操作子を用いて車両を制動させたい場合には、制動指示操作子22の操作によって車両を制動して停止させることができる。
【0046】
前記のようにして車両が停止すると、前記ロックフラグLKFは”0”にクリアされる。すなわち、電子制御ユニット20は、ステップ130にて車輪速センサ26a,26bからの検出信号に基づいて「YES」(各検出車輪速から計算した車速Vが予め定めた所定車速V2以下である)と判定して、ステップ132にてロックフラグLKFを”0”にクリアする。なお、前記所定車速V2は、車両が走行中から停止したことの判定に用いられるもので、「0」に近い極めて小さな値(例えば、5km/h)に設定されている。
【0047】
このようにしてロックフラグLKFが”0”にクリアされた後には、前記自動ブレーキ作動解除制御ルーチンのステップ224にて「YES」と判定され始めて、ステップ226〜230の処理が実行されるようになる。その結果、前記制動指示操作子22の操作による自動的な制動力の付与解除の制限が解除され、駐車ブレーキユニット11,12による左右後輪RW1、RW2に対する制動力の付与解除が前述したオートモードにおける制動解除条件に従うことになる。したがって、運転者による特別な操作を必要とすることなく、オートモードによる使い勝手の良さを享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用駐車ブレーキ装置の全体概略図である。
【図2】図1の電子制御ユニットにて実行されるプログラムのフローチャートである。
【図3】図2のプログラムの自動ブレーキ作動制御ルーチンの詳細フローチャートである。
【図4】図2のプログラムの自動ブレーキ作動解除制御ルーチンの詳細フローチャートである。
【符号の説明】
RW1,RW2…後輪、11,12…駐車ブレーキユニット、13…ケーブル、14…ケーブル巻上げ機構、15…電動モータ、20…電子制御ユニット、21…オートモード選択操作子、22…制動指示操作子、23…ブレーキスイッチ、24…傾斜センサ、25…変速位置センサ、26a,26b…車輪速センサ、27…張力センサ。
Claims (3)
- 電気アクチュエータにより駆動されて車輪に制動力を付与するとともに同制動力を解除する制動力制御機構と、
運転者により切換え操作されて前記制動力の付与及び解除を自動的に行うオートモードを選択するためのオートモード選択操作子と、
前記オートモード選択操作子によってオートモードが選択されているとき車両の運転状態に応じて前記電気アクチュエータを制御して前記制動力の付与及び解除を自動的に制御するオートブレーキ制御手段と、
運転者により操作されて前記制動力の付与及び解除を指示するための制動指示操作子と、
前記制動指示操作子の操作に応答して前記電気アクチュエータを制御して前記制動力の付与及び解除を制御するマニアルブレーキ制御手段と
を備えた車両用駐車ブレーキ装置において、
前記制動指示操作子の操作を記憶して同記憶が所定の運転条件により解除されるまで前記オートブレーキ制御手段による自動制御を制限する制限手段とを設けたことを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。 - 前記請求項1に記載した車両用駐車ブレーキ装置において、
前記オートブレーキ制御手段は、前記車両の運転状態として車両の駐車を検出して同検出時に制動力を付与する制動力付与手段を有し、
前記制限手段は、前記制動指示操作子が制動力を解除するために操作されたとき同制動指示操作子の制動力解除操作を記憶する第1記憶手段と、前記所定の運転条件として車両を発進させるための運転操作又は車両の発進を検出して前記第1記憶手段に記憶した制動力解除操作を解除する第1記憶解除手段とを有する車両用駐車ブレーキ装置。 - 前記請求項1に記載した車両用駐車ブレーキ装置において、
前記オートブレーキ制御手段は、前記車両の運転状態として車両の発進準備を検出して同検出時に制動力を解除する制動力解除手段を有し、
前記制限手段は、前記制動指示操作子が制動力を付与するために操作されたとき同制動指示操作子の制動力付与操作を記憶する第2記憶手段と、前記所定の運転条件として車両の停止を検出して前記第2記憶手段に記憶した制動力付与操作を解除する第2記憶解除手段とを有する車両用駐車ブレーキ装置。
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