JP2003001012A - 凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法 - Google Patents
凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法Info
- Publication number
- JP2003001012A JP2003001012A JP2001184424A JP2001184424A JP2003001012A JP 2003001012 A JP2003001012 A JP 2003001012A JP 2001184424 A JP2001184424 A JP 2001184424A JP 2001184424 A JP2001184424 A JP 2001184424A JP 2003001012 A JP2003001012 A JP 2003001012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- sludge
- membrane
- sedimentation
- coagulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/30—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
- Y02W10/37—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で凝集沈殿によって生じた汚泥か
らアルミニウムを回収して凝集剤の使用量を削減すると
ともに、汚泥の脱水性を向上させる。 【解決手段】 被処理水20に含まれる濁質成分をアル
ミニウム系の凝集剤22を用いて凝集沈殿させる凝集沈
殿工程10と、沈殿した汚泥34にアルカリ38を添加
して汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程36
と、溶解したアルミニウムを汚泥と分離する膜分離工程
42とを含み、分離したアルミニウムを凝集沈殿工程1
0に返送して凝集剤として再利用する。
らアルミニウムを回収して凝集剤の使用量を削減すると
ともに、汚泥の脱水性を向上させる。 【解決手段】 被処理水20に含まれる濁質成分をアル
ミニウム系の凝集剤22を用いて凝集沈殿させる凝集沈
殿工程10と、沈殿した汚泥34にアルカリ38を添加
して汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程36
と、溶解したアルミニウムを汚泥と分離する膜分離工程
42とを含み、分離したアルミニウムを凝集沈殿工程1
0に返送して凝集剤として再利用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は凝集沈殿処理方法に
係り、特に被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウム
系の凝集剤を用いて凝集沈殿処理する方法に関する。ま
た、本発明は被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウ
ム系の凝集剤を用いて凝集沈殿させた沈殿汚泥の処理方
法に関する。
係り、特に被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウム
系の凝集剤を用いて凝集沈殿処理する方法に関する。ま
た、本発明は被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウ
ム系の凝集剤を用いて凝集沈殿させた沈殿汚泥の処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】被処理水に含まれる濁質成分を硫酸アル
ミニウムやポリ塩化アルミニウムなどのアルミニウム系
の凝集剤を用いて凝集沈殿させ、清澄水を得る方法は多
用されている。この凝集沈殿処理では被処理水の性状に
もよるが多量の凝集剤を必要とする場合があり、運転費
が高騰するという問題点がある。また、処理に伴って発
生する汚泥は粘稠性の水酸化アルミニウムを含むため、
濾過脱水性や天日乾燥時の乾燥性を著しく低下させると
いう問題点がある。
ミニウムやポリ塩化アルミニウムなどのアルミニウム系
の凝集剤を用いて凝集沈殿させ、清澄水を得る方法は多
用されている。この凝集沈殿処理では被処理水の性状に
もよるが多量の凝集剤を必要とする場合があり、運転費
が高騰するという問題点がある。また、処理に伴って発
生する汚泥は粘稠性の水酸化アルミニウムを含むため、
濾過脱水性や天日乾燥時の乾燥性を著しく低下させると
いう問題点がある。
【0003】このような問題点を改善するために、凝集
沈殿処理で発生したアルミニウムを含有する汚泥に強酸
を添加してアルミニウム塩を回収し、この回収したアル
ミニウム塩を凝集剤として再利用することが行われてい
る。しかしながら、このような方法では強酸の添加によ
って汚泥中の重金属、有機物などが同時に溶解して回収
したアルミニウム塩に含まれるため、凝集剤として再利
用すると重金属が蓄積するなどの種々の弊害が生じるこ
とが指摘されている。
沈殿処理で発生したアルミニウムを含有する汚泥に強酸
を添加してアルミニウム塩を回収し、この回収したアル
ミニウム塩を凝集剤として再利用することが行われてい
る。しかしながら、このような方法では強酸の添加によ
って汚泥中の重金属、有機物などが同時に溶解して回収
したアルミニウム塩に含まれるため、凝集剤として再利
用すると重金属が蓄積するなどの種々の弊害が生じるこ
とが指摘されている。
【0004】また、特開平11−114598号公報に
は、アルミニウム含有汚泥にアルカリを添加してアルミ
ニウムを溶解し、その後の凝集剤の添加を含む固液分離
処理によってアルミニウムを汚泥と分離するとともに、
溶液側のアルミニウムを複数の処理工程によって精製し
た後、水処理工程用の凝集剤として再利用する方法が回
示されている。しかしながら、この方法は操作が煩雑で
あり、また、アルミニウムを汚泥と分離するために別の
凝集剤を必要とするので凝集剤使用量の低減効果が少な
いという課題がある。
は、アルミニウム含有汚泥にアルカリを添加してアルミ
ニウムを溶解し、その後の凝集剤の添加を含む固液分離
処理によってアルミニウムを汚泥と分離するとともに、
溶液側のアルミニウムを複数の処理工程によって精製し
た後、水処理工程用の凝集剤として再利用する方法が回
示されている。しかしながら、この方法は操作が煩雑で
あり、また、アルミニウムを汚泥と分離するために別の
凝集剤を必要とするので凝集剤使用量の低減効果が少な
いという課題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記従
来技術の問題点を改善し、簡単な操作で凝集沈殿によっ
て生じた汚泥からアルミニウムを回収し、再利用するこ
とによって、凝集剤の使用量を削減するとともに、汚泥
の脱水性や乾燥性を向上させることができる凝集沈殿処
理方法及び沈殿汚泥の処理方法を提供することにある。
来技術の問題点を改善し、簡単な操作で凝集沈殿によっ
て生じた汚泥からアルミニウムを回収し、再利用するこ
とによって、凝集剤の使用量を削減するとともに、汚泥
の脱水性や乾燥性を向上させることができる凝集沈殿処
理方法及び沈殿汚泥の処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る凝集沈殿処
理方法は、被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウム
系の凝集剤を用いて凝集沈殿させる凝集沈殿工程と、こ
の凝集沈殿工程から排出される汚泥にアルカリを添加し
て汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程と、この
溶解工程で溶解したアルミニウムを分離膜によって汚泥
と分離する膜分離工程とを含み、膜分離工程で分離した
アルミニウムを前記凝集沈殿工程に返送して凝集剤とし
て再利用することを特徴とする。なお、本明細書におい
てアルミニウムという用語は金属単体としてのアルミニ
ウムではなく、各種形態のアルミニウム化合物を総称し
て使われており、各工程におけるアルミニウムとはそれ
ぞれ当業者が想定し得る適宜な形態のアルミニウム化合
物を意味するものとする。
理方法は、被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウム
系の凝集剤を用いて凝集沈殿させる凝集沈殿工程と、こ
の凝集沈殿工程から排出される汚泥にアルカリを添加し
て汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程と、この
溶解工程で溶解したアルミニウムを分離膜によって汚泥
と分離する膜分離工程とを含み、膜分離工程で分離した
アルミニウムを前記凝集沈殿工程に返送して凝集剤とし
て再利用することを特徴とする。なお、本明細書におい
てアルミニウムという用語は金属単体としてのアルミニ
ウムではなく、各種形態のアルミニウム化合物を総称し
て使われており、各工程におけるアルミニウムとはそれ
ぞれ当業者が想定し得る適宜な形態のアルミニウム化合
物を意味するものとする。
【0007】本発明の凝集沈殿工程では濁質成分を含む
被処理水に対して新規に補充されるアルミニウム系の凝
集剤と後段の膜分離工程で分離したアルミニウムが添加
されて凝集沈殿処理が行われ、前記濁質成分が汚泥とし
て沈殿分離される。溶解工程では凝集沈殿工程から排出
される汚泥にpHが9〜11となるようにアルカリを添
加して汚泥中のアルミニウムを溶解させる。pHが9未
満であればアルミニウムの溶解が不十分となり、pHが
11を超えるとアルミニウムの溶解に寄与しないアルカ
リの添加量が増加し、コストアップを招くとともに、後
段で使用する分離膜に対して化学的劣化を引き起こす恐
れがある。アルミニウムの代表的な溶解反応は例えば下
記(1)式が想定され、この反応が十分に進行すると汚
泥中の大部分のアルミニウムがAl(OH)4 -として溶解
する。
被処理水に対して新規に補充されるアルミニウム系の凝
集剤と後段の膜分離工程で分離したアルミニウムが添加
されて凝集沈殿処理が行われ、前記濁質成分が汚泥とし
て沈殿分離される。溶解工程では凝集沈殿工程から排出
される汚泥にpHが9〜11となるようにアルカリを添
加して汚泥中のアルミニウムを溶解させる。pHが9未
満であればアルミニウムの溶解が不十分となり、pHが
11を超えるとアルミニウムの溶解に寄与しないアルカ
リの添加量が増加し、コストアップを招くとともに、後
段で使用する分離膜に対して化学的劣化を引き起こす恐
れがある。アルミニウムの代表的な溶解反応は例えば下
記(1)式が想定され、この反応が十分に進行すると汚
泥中の大部分のアルミニウムがAl(OH)4 -として溶解
する。
【化1】
【0008】膜分離工程では前記溶解工程で溶解したア
ルミニウムを含む汚泥が膜分離処理を受け、溶解したア
ルミニウムと汚泥が分離される。分離した汚泥はアルミ
ニウムの大部分が除去されているので減量化し、かつ脱
水性も著しく向上している。このため、例えばベルトプ
レス式脱水機によって処理した脱水ケーキは含水率が低
くなり、脱水ケーキの発生量を大幅に低減できる。この
工程の分離膜としては精密濾過膜又は限外濾過膜が使用
される。分画分子量が10万〜100万の限外濾過膜を
用いることが特に好ましい。分離膜の分画分子量が10
万未満ではアルミニウムが透過し難くなり、回収率が低
下する。換言すれば分離した汚泥にアルミニウムが残存
し易くなり、汚泥の脱水性が低下する。分離膜の分画分
子量が100万を越えると濾液側に濁質成分や細菌類、
原生生物などが漏れ込み易くなり好ましくない。逆浸透
膜ではAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンが
濾液側に透過しないので使用できない。分離膜の材質は
使用環境がpH10程度であるのでポリスルフォン、ポ
リアクリルニトリルなどほとんどの有機膜を採用するこ
とができる。分離膜の型式は高濃度の汚泥に強いものが
よく、例えば特許第2928966号公報に開示されて
いる回転平膜式の膜分離機が特に好ましい。
ルミニウムを含む汚泥が膜分離処理を受け、溶解したア
ルミニウムと汚泥が分離される。分離した汚泥はアルミ
ニウムの大部分が除去されているので減量化し、かつ脱
水性も著しく向上している。このため、例えばベルトプ
レス式脱水機によって処理した脱水ケーキは含水率が低
くなり、脱水ケーキの発生量を大幅に低減できる。この
工程の分離膜としては精密濾過膜又は限外濾過膜が使用
される。分画分子量が10万〜100万の限外濾過膜を
用いることが特に好ましい。分離膜の分画分子量が10
万未満ではアルミニウムが透過し難くなり、回収率が低
下する。換言すれば分離した汚泥にアルミニウムが残存
し易くなり、汚泥の脱水性が低下する。分離膜の分画分
子量が100万を越えると濾液側に濁質成分や細菌類、
原生生物などが漏れ込み易くなり好ましくない。逆浸透
膜ではAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンが
濾液側に透過しないので使用できない。分離膜の材質は
使用環境がpH10程度であるのでポリスルフォン、ポ
リアクリルニトリルなどほとんどの有機膜を採用するこ
とができる。分離膜の型式は高濃度の汚泥に強いものが
よく、例えば特許第2928966号公報に開示されて
いる回転平膜式の膜分離機が特に好ましい。
【0009】膜分離工程で濾液側に分離したアルミニウ
ムは前記凝集沈殿工程に返送して凝集剤として再利用す
る。凝集沈殿工程での凝集槽では必要に応じて酸が添加
されてpHが5〜7程度の弱酸性に維持されており、前
記したAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンは
例えば下記(2)(3)式の反応によって水酸化アルミ
ニウム又はその重合物を生成する。生じた水酸化アルミ
ニウムは陽性電荷を持っており、反対電荷を持つ濁質成
分を中和、凝集して、いわゆるフロックを形成する。
ムは前記凝集沈殿工程に返送して凝集剤として再利用す
る。凝集沈殿工程での凝集槽では必要に応じて酸が添加
されてpHが5〜7程度の弱酸性に維持されており、前
記したAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンは
例えば下記(2)(3)式の反応によって水酸化アルミ
ニウム又はその重合物を生成する。生じた水酸化アルミ
ニウムは陽性電荷を持っており、反対電荷を持つ濁質成
分を中和、凝集して、いわゆるフロックを形成する。
【化2】
【0010】上述のとおり、前記膜分離工程で回収した
Al(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンは市販さ
れているアルミニウム系の凝集剤と同様の凝集作用があ
る。このため、凝集沈殿工程では新規に添加するアルミ
ニウム系の凝集剤の使用量を大幅に削減することができ
る。
Al(OH)4 -で代表されるアルミニウムイオンは市販さ
れているアルミニウム系の凝集剤と同様の凝集作用があ
る。このため、凝集沈殿工程では新規に添加するアルミ
ニウム系の凝集剤の使用量を大幅に削減することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
ブロック系統図である。破線で囲まれた凝集沈殿工程1
0は混合攪拌槽12、凝集槽14、沈殿槽16によって
構成され、混合攪拌槽12には被処理水20が流入する
とともに、アルミニウム系の凝集剤22,pH調整剤2
4及び後述する膜分離工程で分離されたアルミニウムの
溶液26が添加され、被処理水20はこれらの添加物と
凝集に好適なpH5〜7程度の弱酸性に調整されて混合
攪拌される。アルミニウムの溶液26のpHは前記した
ように好ましくは9〜11であるから、被処理水20が
アルカリ性又は中性の場合にはpH調整剤24としては
硫酸や塩酸などが添加される。また、被処理水20が酸
性の場合には上記好適なpH5〜7程度の弱酸性となる
ようにpH調整剤24として酸又はアルカリが適宜に制
御されて添加される。
ブロック系統図である。破線で囲まれた凝集沈殿工程1
0は混合攪拌槽12、凝集槽14、沈殿槽16によって
構成され、混合攪拌槽12には被処理水20が流入する
とともに、アルミニウム系の凝集剤22,pH調整剤2
4及び後述する膜分離工程で分離されたアルミニウムの
溶液26が添加され、被処理水20はこれらの添加物と
凝集に好適なpH5〜7程度の弱酸性に調整されて混合
攪拌される。アルミニウムの溶液26のpHは前記した
ように好ましくは9〜11であるから、被処理水20が
アルカリ性又は中性の場合にはpH調整剤24としては
硫酸や塩酸などが添加される。また、被処理水20が酸
性の場合には上記好適なpH5〜7程度の弱酸性となる
ようにpH調整剤24として酸又はアルカリが適宜に制
御されて添加される。
【0012】混合攪拌槽12からの被処理水28は次段
の凝集槽14に流入し、緩速な混和を受けて被処理水中
の濁質成分が凝集処理される。すなわち、溶液26中の
溶解アルミニウムは前記(2)(3)式の反応によって
水酸化アルミニウム又はその重合物を生成し、濁質成分
を凝集してフロックを形成する。一方、新規に添加され
たアルミニウム系の凝集剤22、例えば硫酸アルミニウ
ムは下記(4)式に代表される加水分解反応によって水
酸化アルミニウム又はその重合物を生成し、濁質成分を
凝集してフロックを形成する。
の凝集槽14に流入し、緩速な混和を受けて被処理水中
の濁質成分が凝集処理される。すなわち、溶液26中の
溶解アルミニウムは前記(2)(3)式の反応によって
水酸化アルミニウム又はその重合物を生成し、濁質成分
を凝集してフロックを形成する。一方、新規に添加され
たアルミニウム系の凝集剤22、例えば硫酸アルミニウ
ムは下記(4)式に代表される加水分解反応によって水
酸化アルミニウム又はその重合物を生成し、濁質成分を
凝集してフロックを形成する。
【化3】
【0013】このように新規に添加されたアルミニウム
系の凝集剤22と、溶液26中の溶解アルミニウムは異
なる反応によってそれぞれ水酸化アルミニウム又はその
重合物を生成し凝集作用を奏する。
系の凝集剤22と、溶液26中の溶解アルミニウムは異
なる反応によってそれぞれ水酸化アルミニウム又はその
重合物を生成し凝集作用を奏する。
【0014】凝集槽14からの被処理水30は次段の沈
殿槽16に流入し、沈殿処理される。沈殿処理後の上澄
水は処理水として系外に排出され、必要に応じて高度処
理を受けた後、浄水として利用され又は排水として放流
される。沈殿槽16の底部に沈殿した汚泥34は次段の
アルミニウム溶解槽36に送られる。アルミニウム溶解
槽36では水酸化ナトリウムなどのアルカリ38が添加
され、槽内の汚泥のpHが9〜11の範囲内の適当な値
となるように調整される。このアルカリの添加によって
汚泥中のアルミニウムが前記(1)式で想定される反応
によって例えばAl(OH)4 -として溶解する。汚泥中の
アルミニウムは凝集した濁質成分の種別,性状によって
多様な結合形態を持ち、同一のpHでも溶解性が異な
り、また溶解したアルミニウムも上記Al(OH)4 -とは
異なる種々の化合物が混在している。このため、後段の
膜分離での分離特性も種々の化合物ごとに異なる。した
がって、処理目標に達成するためのアルミニウム溶解槽
36での好適なpH値は運転の試行錯誤によって求め、
この好適なpH値を維持するようにアルカリの添加量制
御を行う。
殿槽16に流入し、沈殿処理される。沈殿処理後の上澄
水は処理水として系外に排出され、必要に応じて高度処
理を受けた後、浄水として利用され又は排水として放流
される。沈殿槽16の底部に沈殿した汚泥34は次段の
アルミニウム溶解槽36に送られる。アルミニウム溶解
槽36では水酸化ナトリウムなどのアルカリ38が添加
され、槽内の汚泥のpHが9〜11の範囲内の適当な値
となるように調整される。このアルカリの添加によって
汚泥中のアルミニウムが前記(1)式で想定される反応
によって例えばAl(OH)4 -として溶解する。汚泥中の
アルミニウムは凝集した濁質成分の種別,性状によって
多様な結合形態を持ち、同一のpHでも溶解性が異な
り、また溶解したアルミニウムも上記Al(OH)4 -とは
異なる種々の化合物が混在している。このため、後段の
膜分離での分離特性も種々の化合物ごとに異なる。した
がって、処理目標に達成するためのアルミニウム溶解槽
36での好適なpH値は運転の試行錯誤によって求め、
この好適なpH値を維持するようにアルカリの添加量制
御を行う。
【0015】アルミニウム溶解槽36からの汚泥40は
膜分離槽42に送られ、膜分離処理を受ける。膜分離槽
42内には限外濾過膜で構成された回転平膜式の平膜4
4が配置されており、この平膜44の一次側を加圧する
か又は二次側を吸引することによって、溶解したアルミ
ニウムが平膜44を透過し、懸濁性の汚泥のみが平膜4
4の一次側に分離される。分離された汚泥46は粘稠な
アルミニウムの大部分が除去されているので脱水性が著
しく向上し、例えば図示されないベルトプレス式脱水機
によって処理した脱水ケーキは含水率が低くなり、脱水
ケーキの発生量を大幅に低減できる。また、天日乾燥す
る場合でも乾燥性がよいので、乾燥日数や含水率を大幅
に低減することができる。
膜分離槽42に送られ、膜分離処理を受ける。膜分離槽
42内には限外濾過膜で構成された回転平膜式の平膜4
4が配置されており、この平膜44の一次側を加圧する
か又は二次側を吸引することによって、溶解したアルミ
ニウムが平膜44を透過し、懸濁性の汚泥のみが平膜4
4の一次側に分離される。分離された汚泥46は粘稠な
アルミニウムの大部分が除去されているので脱水性が著
しく向上し、例えば図示されないベルトプレス式脱水機
によって処理した脱水ケーキは含水率が低くなり、脱水
ケーキの発生量を大幅に低減できる。また、天日乾燥す
る場合でも乾燥性がよいので、乾燥日数や含水率を大幅
に低減することができる。
【0016】平膜44を透過したアルミニウムの溶液2
6は前記混合攪拌槽12に返送され、前記したように凝
集剤として再利用される。このため、混合攪拌槽12に
新規に添加するアルミニウム系の凝集剤22の使用量を
大幅に削減できる。
6は前記混合攪拌槽12に返送され、前記したように凝
集剤として再利用される。このため、混合攪拌槽12に
新規に添加するアルミニウム系の凝集剤22の使用量を
大幅に削減できる。
【0017】図2は本発明の他の実施形態を示すブロッ
ク系統図である。図2において図1と同一の符号を付し
たものは前記実施の形態で説明したものと同一の要素、
機能を示しており、説明を省略する。この実施形態では
膜分離槽42からのアルミニウムの溶液26を一旦、再
生槽50で処理した後、再生液として混合攪拌槽12に
送り込む点で前記実施の形態と相違する。すなわち、再
生槽50では硫酸54を添加してアルミニウムの溶液2
6のpHを2〜3とする。この硫酸54を添加によっ
て、前記したAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイ
オンは例えば下記(5)式の反応によって硫酸アルミニ
ウムに再生される。
ク系統図である。図2において図1と同一の符号を付し
たものは前記実施の形態で説明したものと同一の要素、
機能を示しており、説明を省略する。この実施形態では
膜分離槽42からのアルミニウムの溶液26を一旦、再
生槽50で処理した後、再生液として混合攪拌槽12に
送り込む点で前記実施の形態と相違する。すなわち、再
生槽50では硫酸54を添加してアルミニウムの溶液2
6のpHを2〜3とする。この硫酸54を添加によっ
て、前記したAl(OH)4 -で代表されるアルミニウムイ
オンは例えば下記(5)式の反応によって硫酸アルミニ
ウムに再生される。
【化4】
【0018】この再生された硫酸アルミニウムは新規に
添加される凝集剤(硫酸アルミニウム)と実質的に同等
の凝集作用があり、前記実施の形態で説明したAl(O
H)4 -の状態で直接に混合攪拌槽12に添加する場合に
比べて凝集作用が安定している利点がある。しかしなが
ら、再生のための操作が一つ増加するとともに、再生液
52が上記のとおりpH2〜3となるので、被処理水が
酸性の場合には混合攪拌槽12では中和のためのアルカ
リ使用量が多くなるという短所がある。したがって、図
1に示した方法とするか、又は図2に示した方法とする
かは被処理水の性状や処理目標によって適宜選択する。
添加される凝集剤(硫酸アルミニウム)と実質的に同等
の凝集作用があり、前記実施の形態で説明したAl(O
H)4 -の状態で直接に混合攪拌槽12に添加する場合に
比べて凝集作用が安定している利点がある。しかしなが
ら、再生のための操作が一つ増加するとともに、再生液
52が上記のとおりpH2〜3となるので、被処理水が
酸性の場合には混合攪拌槽12では中和のためのアルカ
リ使用量が多くなるという短所がある。したがって、図
1に示した方法とするか、又は図2に示した方法とする
かは被処理水の性状や処理目標によって適宜選択する。
【0019】
【実施例】浄水処理用に前記実施の態様で説明した方法
に準じた内容で回分実験した。その結果、凝集剤として
硫酸アルミニウム又はポリ塩化アルミニウムのいずれを
用いた場合でも、本発明の方法によれば凝集沈殿汚泥に
含まれるアルミニウムの内、65〜80%のアルミニウ
ムを汚泥から分離回収することができ、この回収したア
ルミニウムを凝集沈殿工程に返送して凝集剤として再利
用すると、従来の単純な凝集沈殿処理方法に比べて凝集
剤の使用量を1/3〜1/5に低減できるとの見通しを
得た。また、処理後のアルミニウムを分離した汚泥は脱
水性や乾燥性に優れており、例えばベルトプレス式脱水
機によって処理した脱水ケーキや天日乾燥した時の最終
的な汚泥の発生重量を1/2〜1/4に低減できるとの
見通しを得た。
に準じた内容で回分実験した。その結果、凝集剤として
硫酸アルミニウム又はポリ塩化アルミニウムのいずれを
用いた場合でも、本発明の方法によれば凝集沈殿汚泥に
含まれるアルミニウムの内、65〜80%のアルミニウ
ムを汚泥から分離回収することができ、この回収したア
ルミニウムを凝集沈殿工程に返送して凝集剤として再利
用すると、従来の単純な凝集沈殿処理方法に比べて凝集
剤の使用量を1/3〜1/5に低減できるとの見通しを
得た。また、処理後のアルミニウムを分離した汚泥は脱
水性や乾燥性に優れており、例えばベルトプレス式脱水
機によって処理した脱水ケーキや天日乾燥した時の最終
的な汚泥の発生重量を1/2〜1/4に低減できるとの
見通しを得た。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば簡単な操作で凝集沈殿に
よって生じた汚泥からアルミニウムを回収でき、かつ汚
泥の脱水性や乾燥性を向上させることができる。また、
この回収したアルミニウムを凝集沈殿工程に返送し再利
用することによって、凝集沈殿処理における凝集剤の使
用量を削減することができる。
よって生じた汚泥からアルミニウムを回収でき、かつ汚
泥の脱水性や乾燥性を向上させることができる。また、
この回収したアルミニウムを凝集沈殿工程に返送し再利
用することによって、凝集沈殿処理における凝集剤の使
用量を削減することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック系統図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施形態を示すブロック系統図で
ある。
ある。
10……凝集沈殿工程
12……混合攪拌槽
14……凝集槽
16……沈殿槽
20……被処理水
22……凝集剤
24……pH調整剤
26……溶液
36……アルミニウム溶解槽
38……アルカリ
42……膜分離槽
46……汚泥
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B01D 63/08 B01D 63/08
63/16 63/16
C02F 1/44 C02F 1/44 E
11/00 11/00 Z
11/12 11/12 C
Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA41 HA83 KA02
KA12 MA03 MB05 MC39 MC62
PA02 PC64
4D015 BA15 BB05 DA04 DA05 DC02
EA13 EA17 EA32 FA03 FA17
FA28
4D059 AA06 BD18 BE08 BE15 BE42
BF14 BH04 CC05 DA01
Claims (5)
- 【請求項1】被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウ
ム系の凝集剤を用いて凝集沈殿させる凝集沈殿工程と、
この凝集沈殿工程から排出される汚泥にアルカリを添加
して汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程と、こ
の溶解工程で溶解したアルミニウムを分離膜によって汚
泥と分離する膜分離工程とを含み、膜分離工程で分離し
たアルミニウムを前記凝集沈殿工程に返送して凝集剤と
して再利用することを特徴とする凝集沈殿処理方法。 - 【請求項2】前記溶解工程では汚泥のpHが9〜11と
なるようにアルカリを添加することを特徴とする請求項
1に記載の凝集沈殿処理方法。 - 【請求項3】前記膜分離工程では分離膜として分画分子
量が10万〜100万の限外濾過膜を用いることを特徴
とする請求項1に記載の凝集沈殿処理方法。 - 【請求項4】前記膜分離工程では回転平膜式の分離膜を
用いることを特徴とする請求項1に記載の凝集沈殿処理
方法。 - 【請求項5】被処理水に含まれる濁質成分をアルミニウ
ム系の凝集剤を用いて凝集沈殿させた汚泥にアルカリを
添加して汚泥中のアルミニウムを溶解させる溶解工程
と、この溶解工程で溶解したアルミニウムを分画分子量
が10万〜100万の限外濾過膜によって汚泥と分離す
る膜分離工程とを含み、膜分離工程で分離したアルミニ
ウムを凝集剤として回収することを特徴とする沈殿汚泥
の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184424A JP2003001012A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184424A JP2003001012A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003001012A true JP2003001012A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19024188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184424A Pending JP2003001012A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003001012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185602A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Japan Organo Co Ltd | 二段固液分離システム及び二段固液分離処理方法 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297256A (en) * | 1976-02-12 | 1977-08-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Water treating method |
JPS52123977A (en) * | 1976-04-10 | 1977-10-18 | Ebara Infilco Co Ltd | Sludge treatment |
JPH01107890A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-25 | Chiyoda Corp | フッ素含有排水の処理法 |
JPH0576900A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-03-30 | Kurita Water Ind Ltd | アルミニウム含有汚泥の改質方法 |
JPH05261370A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-12 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | ろ過装置 |
JPH0671257A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-15 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 浄水製造設備 |
JPH07289861A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-07 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 膜回転型膜分離装置 |
JPH0880488A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Ebara Corp | 有機性汚水の高度処理方法 |
JPH1034166A (ja) * | 1996-07-22 | 1998-02-10 | Japan Organo Co Ltd | フッ素含有排水処理装置および方法 |
JPH11114598A (ja) * | 1997-10-15 | 1999-04-27 | Kurita Water Ind Ltd | アルミニウム含有汚泥の処理方法 |
JP2000093706A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Japan Organo Co Ltd | 凝集沈澱処理設備 |
JP2000288560A (ja) * | 1999-04-02 | 2000-10-17 | Hitachi Ltd | 水の浄化処理装置及びその方法 |
JP2002336870A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-26 | Sanki Eng Co Ltd | 排水中のリンおよび凝集剤回収再利用方法 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184424A patent/JP2003001012A/ja active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5297256A (en) * | 1976-02-12 | 1977-08-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Water treating method |
JPS52123977A (en) * | 1976-04-10 | 1977-10-18 | Ebara Infilco Co Ltd | Sludge treatment |
JPH01107890A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-25 | Chiyoda Corp | フッ素含有排水の処理法 |
JPH0576900A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-03-30 | Kurita Water Ind Ltd | アルミニウム含有汚泥の改質方法 |
JPH05261370A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-12 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | ろ過装置 |
JPH0671257A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-15 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 浄水製造設備 |
JPH07289861A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-07 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 膜回転型膜分離装置 |
JPH0880488A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Ebara Corp | 有機性汚水の高度処理方法 |
JPH1034166A (ja) * | 1996-07-22 | 1998-02-10 | Japan Organo Co Ltd | フッ素含有排水処理装置および方法 |
JPH11114598A (ja) * | 1997-10-15 | 1999-04-27 | Kurita Water Ind Ltd | アルミニウム含有汚泥の処理方法 |
JP2000093706A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Japan Organo Co Ltd | 凝集沈澱処理設備 |
JP2000288560A (ja) * | 1999-04-02 | 2000-10-17 | Hitachi Ltd | 水の浄化処理装置及びその方法 |
JP2002336870A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-26 | Sanki Eng Co Ltd | 排水中のリンおよび凝集剤回収再利用方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185602A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Japan Organo Co Ltd | 二段固液分離システム及び二段固液分離処理方法 |
JP4615447B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2011-01-19 | オルガノ株式会社 | 二段固液分離システム及び二段固液分離処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2707011C (en) | Method for removing silica from evaporator concentrate | |
CN104936907B (zh) | 通过利用再生三水铝石降低废水流中硫酸盐浓度的工艺 | |
JPH09192675A (ja) | 廃水の処理方法 | |
JP4468571B2 (ja) | 浄水処理システム及び浄水処理方法 | |
JPH0576876A (ja) | 弗素およびマンガン含有廃水の処理方法 | |
JP2020058963A (ja) | 水処理装置および水処理方法 | |
JP2003001012A (ja) | 凝集沈殿処理方法及び沈殿汚泥の処理方法 | |
JP7149129B2 (ja) | シリカ含有水の処理方法および処理装置 | |
JP3496773B2 (ja) | 有機性汚水の高度処理方法及び装置 | |
TWI771476B (zh) | 含二氧化矽之水的處理裝置及處理方法 | |
JP2019051450A (ja) | シリカ含有水の処理装置および処理方法 | |
JPH10180008A (ja) | 膜分離装置 | |
JP7168324B2 (ja) | シリカ含有水の処理装置および処理方法 | |
JP7137393B2 (ja) | シリカ/硬度成分含有水の処理方法および処理装置 | |
CN113429053A (zh) | 一种硅胶废水资源化处理方法 | |
JP6162375B2 (ja) | 廃棄物からのリン酸の回収方法 | |
JP7108392B2 (ja) | シリカ含有水の処理装置および処理方法 | |
JP4022909B2 (ja) | 銅含有水の処理方法 | |
JPH1076279A (ja) | 重金属含有排水の処理方法 | |
JP3339352B2 (ja) | 汚泥の処理方法 | |
JP2005007246A (ja) | 有機性廃水の処理方法 | |
WO2019241408A1 (en) | Methods and processes for lignin isolation/extraction | |
JP3864518B2 (ja) | アルミニウム含有汚泥の処理方法 | |
JP2005254158A (ja) | 排水中のフッ素除去装置及びフッ素除去方法 | |
JP7520764B2 (ja) | 水処理方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081226 |