JP2002544416A - 一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品及びその製造方法 - Google Patents

一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品及びその製造方法

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JP2002544416A
JP2002544416A JP2000617300A JP2000617300A JP2002544416A JP 2002544416 A JP2002544416 A JP 2002544416A JP 2000617300 A JP2000617300 A JP 2000617300A JP 2000617300 A JP2000617300 A JP 2000617300A JP 2002544416 A JP2002544416 A JP 2002544416A
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フランス,ジョン・エス
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ヴァーティカル・ヴェンチャーズ・ヴイ−5・リミテット・ライアビリティ・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】マルチガラス窓ユニット(20)は,ガラス(30)が直接固定される一体型スペーシング構造(24)を含んで,形成される。一体型スペーシング構造(24)は垂直な内部グレージング・サーフェース(26)のところで,サッシ・フレーム(22)と一体化して形成される。接着剤(28)が,ガラスを固定するために垂直な内部グレージング・サーフェースに施される。このようにして,堅固な構成のサッシ・フレーム(22)がガラス(30)を固定する前に形成され,このことにより,別個に製造された断熱ガラスを使用する必要がなくなるとともに,同様な利点および改良された利点が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は,商業用および建築用の窓,特に一体型マルチガラス窓ユニットとサ
ッシの組み立て体およびそれらの製造方法に関するものである。
【0002】 従来の技術 現在よく知られている断熱ガラスユニット,すなわちIGユニットは,現在窓や
ドアのエレメントとして広く利用されている。このようなユニットを窓やドアに
用いると,冬季には建物内部からの熱の損失を低減し,夏期には空気調和がなさ
れた屋内への熱の流入を抑えることができる。断熱ガラスユニットはサッシと別
に作り,後の別なプロセスでサッシに断熱ガラスユニットが取り付けられるのが
一般的である。
【0003】 IGユニットは,相互の間に空間を設けた二枚の平行なガラスから成り,ガラス
間の空間はガラスの周囲に沿って密閉され,ガラス間のスペースに空気を閉じ込
めている。二枚のガラス間のスペースの周囲にはスペーサーバーが取り付けられ
ている。このスペーサーバーは,折り曲げによりまたはコーナーキーを用いて組
み立てて長方形のフレームにするのが一般的である。
【0004】 発展し現在では商業的にも成功した技術になってきたように,断熱ガラスユニ
ットは窓ユニットに使われるサッシ・エレメントの内部コンポーネントのみを形
成する。サッシ・エレメントが窓の作動エレメントを形成し,またサッシ・エレ
メントをスライド,ロック,クランクなどさせるのに必要な金属部品を固定する
サッシ・フレームと呼ばれる周辺部品を形成している。
【0005】 サッシ・エレメントの製造には従来から木材,アルミニウムなどの様々な素材
が使用され,塩化ポリビニル・ポリマーを押し出し成形して製造したサッシ・エ
レメントを使用した,今や入手可能な断熱窓ユニットは,在来の商業利用や住宅
用に使用した場合,優れた断熱効果を発揮することが知られている。
【0006】 在来のサッシの製造は,「PVC」プロフィールと呼ばれている押し出し成形型
を使って始める。押し出し成形型は押し出し成形型のメーカーから購入でき,一
定の美的な外観を備えたスタイルを作り出すよう設計されている。押し出し成形
型は通常市販されているが,しかし,実際にはごく一部の地域や市場などにしか
供給されておらず,その結果,特定の窓メーカーではある特定の外観とそのメー
カーの製品を関連付けられるようになった。したがって,押し出し成形型プロフ
ィールはオリジナル・デザインのものが多いにも関わらず,市場では半ば日用品
として扱われている。
【0007】 押し出し成形プロフィールの別な態様として,外側面はメイン・フレームと一
致ししなければならず,プロフィールも機能的であり,かつ美的でなければなら
ないという点もある。そうした機能を実現するため内側の溝やチャンネルなどが
変更されている。
【0008】 サッシ製造におけるもう一つの要素は,サッシ・エレメントの留め仕口をカッ
トすることである。カットは1/4から1/8インチほど余剰部分を残してカットする
。余剰部分を残してあるため,その部分を利用してビニル溶接と呼ばれるプロセ
スを行なうことができ,ここでビニル溶接というのは,PVC材が軟化する温度ま
で両方の継ぎ目が加熱され,継ぎ目がプレスされて接合した後冷却し,その場で
凝縮性のあるボンドを作り出すプロセスである。このプロセスによって,押し出
し成形したままのものより強いコーナー継ぎ目が作られる。
【0009】 サッシを製造すると四面のサッシ・フレームになる。しかし,ビニル溶接プロ
セスではフラッシュ・ビルドアップ,すなわち“帯状”の継ぎ目跡ができてしま
う。これらの継ぎ目跡は研削,カット,研磨,その他の方法で取り除かなければ
ならない。このプロセスはコーナー・クリーニングと呼ばれ,通常コーナー・ク
リーナーと呼ばれている別な製造装置で行われている。
【0010】 この時点で,サッシ・フレームはガラスを取り付けられるようになっている。
ガラスの取り付けグレ−ジングは典型的には,一つないし二つのプロセスで完了
する。最初のプロセスでは,グレ−ジング・テープと呼ばれている粘着テープを
,グレージング・レッグと呼ばれるプロフィールの構造物に張り付ける。その後
IGユニットをグレ−ジング・テープの裏面に張り付け,さらにグレ−ジング・ス
トップをIGユニットに取り付けIGユニットの外側を固定する。このプロセスの場
合,これを実施するための装置や技術をグレ−ジング・テープのメーカーに任せ
,窓のメーカーは少ない設備や資本で窓を製造できるという利点はある。しかし
,グレ−ジング・テープに成形できる素材が限られ,コストとがかさむという欠
点もある。
【0011】 ガラスを取り付ける別な方法は,バックベッディング・シーリングと呼ばれて
いるプロセスによるものある。この方法では,サッシ・フレームがバックベッデ
ィング機のX−Y軸上に水平に置かれ,そのバックベッディング機はグレ−ジン
グ・レッグに沿って液体のバックベッディング用シーラントのビードを連続して
付けてゆく。IGユニットはつぎに,バックベッディングに接着され,グレ−ジン
グ・ストップが取り付けられる。この方法では,バックベッディング材はIGユニ
ットとサッシ・フレーム間を密閉する。このプロセスではさらに他の装置が必要
にはなるが,価格や特性,またはその両者の面で優れているシリコン接着剤など
様々な素材を利用することが可能である。
【0012】 いずれの場合もIGユニットは,別々に製造しなければならず,別々の会社で多
くのステップを経て製造されている。しかし傾向としては,こうしたステップを
内部で行い,コスト,サイズ,入手状況などをコントロールしようとする方向に
向かっている。また,IGユニットのメーカーをより直接的にコントロールするこ
とで,更新(注文生産)と規格サイズ(新規設備)の両市場への委託も可能にな
る。
【0013】 在来のIGユニットの製造は,現在のPCV断熱窓の生産の際に利用されているよ
うに,完全にその技術において行われ,すなわちその技術に組み込まれているの
である。構造を理解し本発明の参考となるフレームを提供するためにも,その製
造について簡単に解説する。先ず,スペーサーバーが製作されるが,通常は中空
圧延加工された平坦な金属から中空の管が成形される。一般的に,中空管の中に
は乾燥剤が置かれるが,乾燥剤が流体に接触してもよいように準備がされるが,
このように準備がなされないと,IGユニットの内部スペースが影響を受けるから
である。スペーサーバーはつぎに,刻み目が入れられ,長方形のフレームに成形
できるようにする。このフレームの形状および性質のため,IGユニットは刻み目
を付けたポイントで,構造的な強度が極めて弱い。そのポイントでスペーサーバ
ーの外側の三面にシーラントが施され,二枚のガラスの,スペーサーバーと反対
側同士が接着される。その場合,強度と防湿特性の組み合わせを考慮しポリウレ
タンないしポリスルフィド(ポリ硫化物)製のシーラントが使われるのが一般的
である。ガラスを入れシーラントを施すと,IGユニットは最終的に強固な構造に
なる。現在のこの種の技術は,レオポルドの名で発行されている米国特第5,313,
761号で開示されている。この特許では,折り畳み式コーナーキーと結合するス
ペーサー・エレメントに,高温の溶融ブチルが直接施される。このような方法を
実現するには,非常に手の込んだ難しい製造プロセスが必要で,しかもそのプロ
セスには製造上の固有の問題も多数含まれ,その問題の一つとして,シーラント
が高温高圧の下で施さなければならないことがあり,また完全に硬化するまでそ
の後1〜2日ほどかかる。
【0014】 現在のIGユニットの性能に関しては他にも多くの問題がある。ポリウレタンや
ポリスルフィド製シーラントは硬化すると曲げられなくなるため,熱によりエレ
メントの膨張と収縮が繰り返されるとガラスに応力亀裂を発生する可能性がある
。亀裂ができるとそこから空気の入ったスペースに霧や水蒸気が侵入する。防湿
効果に優れていることからポリイソブチレンのシーラントを使用する試みも行わ
れた。しかし,結果は構造上の一体性が悪くなっている。またシリンコーンも強
力なシーラント材ではあるが,多孔質のため水蒸気が侵入するため単独では利用
できず,二重密閉ユニット(デュアル・シール)の一部として利用されなければ
ならない。
【0015】 最近ではさらに別な問題も生じており,従来の技術でも対処を迫られているが
,それは“ワーム・エッジ・テスト”と呼ばれる規格である。ワーム・エッジ・
テストとは,IGユニットの断熱特性に関係する熱伝導テストと,コンポーネント
部品のみの断熱性能だけでなく,組み立てた断熱窓の断熱性能を量的に測定する
方法のことである。政府の規制でも構造物は一定の熱保持特性を備えることを求
めており,そうした政府の規制もあってこの点の性能について一層拍車がかかっ
ている。しかし,在来のIGユニットでは,このことは,金属製のスペーサーが必
要で,金属スペーサーを使用するという構造上の理由から熱伝導率が上昇するこ
とから,達成されない。そのためこの点では従来のIGユニットでは性能が劣るこ
とになる。その主な原因として,在来のIGユニットでは視界を確保するガラス部
分に断熱性を与えているが,周囲のサッシやフレーム部分の断熱性を高めるよう
には設計されていなかったことが挙げられる。
【0016】 この技術の現在の水準は,レオポルドの名で発行されている米国特許第5,313,
761号でも示されている。この特許では,コーナーキーのない“U”字形のスペー
サーが使われており,このような溝の熱伝導は半分になっている。またコーナー
キーをなくしたことでシステム内の漏洩箇所もなくなっている。
【0017】 したがって結論的には,ガラスの二面でエアーポケットを作り,そこに空気を
構造的に閉じ込めて熱を遮断し,しかも在来の機能を備えた窓に使用できるよう
に改良されてはいるが,構造がさほど複雑でない窓の必要性は以前からあったの
である。
【0018】 発明の要約 発明の要約高性能な断熱エアースペースの質が優れていれば,ガラスが膨張,
収縮してもガラスの応力亀裂が起こりそうな場所に応力が発生せず,またシーラ
ントが変形し,構造上の一体性を維持できようにない部分に届くことが明らかに
なっている。
【0019】 また,ガラスとシーラント間には必然的に応力が発生するため,サッシはそう
した応力や運動が起きてもガラスやシーラントに及ぶ力の最大負荷を軽減するよ
う設計しなければならないことが明らかになっている。
【0020】 さらに,IGユニットがサッシと接触すると,サッシは熱を放射する放熱装置と
して,さらには振動や結果的に音まで伝播する媒体として機能してしまうことが
明らかになっている。
【0021】 さらに,ガラスの熱膨張率は押し出し成形部分の熱膨張率より小さく,そのた
め組み立て品はすべて常に押し出し成形したビニルと直接接触しないようにして
おかなければならないことが明らかになっている。
【0022】 したがって,本発明の目的は,現在の技術水準に固有な欠点を含まない,上記
開示内容のような装置を提示することである。
【0023】 したがって,本発明の目的は,改良された一体型マルチガラス窓ユニットとサ
ッシの組み立て品を提示することである。
【0024】 本発明のもう一つの目的は,このようなマルチガラス窓ユニットの改良された
製造方法を提示することである。
【0025】 本発明の特徴は,熱を遮断し,構造的には密閉されたエアーポケットをガラス
の二面で作り出し,そのエアーポケットの周囲を内部グレ−ジング・レッグで囲
んだ,一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を提示することであ
る。
【0026】 本発明のもう一つの特徴は,ガラスが膨張,収縮しても応力が発生せず,ガラ
スやシーラントを破損しない一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て
品を提示することである。
【0027】 本発明のもう一つの特徴は,ガラスをすべて押し出し成形した棚構造の上に載
せることができ,その場合も亀裂の原因となるガラスのエッジにかかる応力をす
べて除去し,またシーラントから離れた位置に排水管を設け,シーラントが水に
接触する可能性を少なくした一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て
品を提示することである。
【0028】 本発明のもう一つの特徴は,サッシのプロフィールに,下方向に傾斜したオフ
セット部分を設け,水蒸気を排出しやすくした一体型マルチガラス窓ユニットと
サッシの組み立て品を提示することである。
【0029】 本発明のもう一つの特徴は,グレ−ジング・クリップを使用し,製造プロセス
の間シーラントが硬化するまで一時的にその場所に保持できるようにした一体型
マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を提示することである。
【0030】 本発明のもう一つの特徴は,シーラントを接着と防湿バリアを形成する両方の
目的で使用した一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を提示する
ことである。
【0031】 本発明のもう一つの特徴は,ガラス・エレメントが押し出し成形部分の間にあ
るシーラント上に“浮かぶ”ようにし,ガラスがビニルと直接接触しないように
した一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を提示することである
【0032】 本発明のもう一つの特徴は,乾燥剤を外部の原因となるものから完全に隔絶さ
せ,乾燥剤が水蒸気の影響を受けないようにした一体型マルチガラス窓ユニット
とサッシの組み立て品を提示することである。
【0033】 本発明のもう一つの特徴は,さらに音響吸収特性も備えた一体型マルチガラス
窓ユニットとサッシの組み立て品を提示することである。
【0034】 本発明のもう一つの特徴は,別々に製造して組み付ける在来のIGユニットに替
わる一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を提示することである
【0035】 本発明のもう一つの特徴は,このような一体型マルチガラス窓ユニットとサッ
シの組み立て品の製造プロセスを提示することである。
【0036】 本発明の一実施例に即して簡単に解説すると,開示する一体型マルチガラス窓
ユニットとサッシの組み立て品はサッシ・フラームを有し,そのサッシ・フレー
ムには,サッシ・フレームと一体成形され視野開口部の中へ突出している一体型
スペーシング構造が設けられている。一体型スペーシング構造は少なくとも,垂
直な内部グレ−ジング・サーフェースを二面以上備え,この垂直な内部グレ−ジ
ング・サーフェースに接着剤が施されている。このような構造にすることで,各
ガラスをサッシ・エレメントに接合しているシーラントがそれぞれ独立し,各ガ
ラスもそれぞれ別々に機能できるようになっている。
【0037】 本装置の利点は開示内容からも容易に理解できるが,まとめれば,優れた性能
を備えたマルチガラス窓ユニットとその製造方法を提示することである。
【0038】 これらの利点をまとめる,典型的なIGユニットを,在来の,熱を周期的に変動
させる“ホット・ボックス”テストにかけたところ,その結果は予想に反し応力
のため約12週間で異常をきたしたが,しかし,本発明の教示に即した窓ユニッ
トでは25週間経過してもまったく問題はない。
【0039】 本発明のそのような実施例を製造する一つの方法に即して簡単に解説すると,
サッシ・フレームと一体成形され,視野開口部の中へ突出している一体型スペー
シング構造を備えた一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品を使用
することにより,製造プロセスが効率化され,初期段階では在来の方法でサッシ
を製造できる。構造タイプ,防湿タイプ,両者を組合せたコンビネーション・タ
イプのいずれか,または両タイプとも,堅固な構造のサッシ・メンバーとシーラ
ントを最初に製造し,その後それらを完成したサッシ・フレームの内部グレ−ジ
ング・サーフェースの垂直面に直接取り付けることができる。また,内部グレ−
ジング・レッグと視野開口部の中まで突出したスペーシング構造を採用すること
で,後からガラスにシーラントを施せるようになっている。この時点でグレ−ジ
ング・クリップが取り付けられ,製造プロセスの間シーラントが硬化するまで一
時的にガラスが保持される。
【0040】 本発明の方法の利点は本開示内容から容易に理解できるが,まとめると,少な
いコストで,かつ既存のIGユニットを使用して窓を製造する場合に比べ,必要と
する製造ステップ,装置,人員も少ない方法でそのような窓を製造すること。
【0041】 本発明の利点および特徴は,添付図面とともに,以下の説明および特許請求の
範囲を参酌することにより,よりよく理解されよう。図面では,同じ要素には同
じ符号が付されている。
【0042】 好適な実施例の説明 1.装置の詳細な説明 図1において,PVC断熱窓を製造する場合に用いられている在来のIGユニッ
ト10が示されている。ほぼ中空の圧延成形された平坦な金属で作られているス
ペーサーバー11が中空の中空チャンネル12を形成している。中空チャンネル
12の中には乾燥剤14が入れられており,乾燥剤14が液体と接触できるよう
に液体導管16が設けられているが,この液体導管16を設けないとIGユニット
10の内部スパースに影響ができるからである。スペーサーバー11の外側の三
面にはシーラント18が施され,一組の板ガラス19がスペーサーバー11のど
ちらの側にも接着されている。
【0043】 図2において,一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品20が示
されており,これは,サッシ・フレームと一体成形され,視野開口部(符号25
により一般的に示されている)の中に突出した一体型スペーシング構造24が設
けられているサッシ・フレーム22を有する。この一体型スペーシング構造24
には,少なくとも二面の垂直の内部グレ−ジング・サーフェース26が設けられ
ており,そのグレ−ジング・サーフェースの上には粘着剤ないしシーラント28
が施されている。各板ガラス30を一体型スペーシング構造24に接合している
シーラント28は互いに独立し,そのためガラス30はそれぞれ独立して機能で
きるようになっている。
【0044】 高性能な断熱エアースペースの品質が優れていれば,ガラスが膨張,収縮して
もガラスの応力亀裂が起こりそうな場所に応力は発生せず,またシーラントが変
形しその部分の構造的な強度が損なわれることもないことが明らかになっている
。また,ガラスとシーラント間には必然的に応力が発生しするため,本発明では
ガラス30の応力が垂直グレ−ジング・サーフェースを経てシーラントを通り直
接サッシ・エレメントに作用できるようにし,向かい合うガラスには作用しない
ようにし,これにより,そうした応力や運動が起きてもガラスやシーラントに及
ぶ力の最大負荷を軽減するようになっている。これは,一体型スペーシング構造
にして,それでガラス・エレメントを押し出し成形部分のシーラント上に“浮か
せる”ことで実現し,その場合も,ガラスがビニルに直接接触しないようになっ
ている。
【0045】 さらに細かい部分が図3aで示され,説明したように,サッシ・フレーム22
は一体型スペーシング構造24に直接組み込まれている。一体型スペーシング構
造24は,サッシ・フレームと一体成形されている。サッシ・フレーム22自体
は堅固な構造になっており,サッシ・フレーム全体に必要または求められる構造
的な強度を提供している。在来の窓とは異なり,IGユニットを堅固にしそれによ
ってシステムに一定の構造的強度を得る必要はない。一体型スペーシング構造2
4の機能は二つあり,一つは,ガラス30の間に分離スペース“D”を作り出し
,断熱エアースペース32を与えることであり,もう一つは内部グレ−ジング・
サーフェース26として示されている一組のグレ−ジング・サーフェース(各ガ
ラス30がその上に取り付けられる)を提供することである。
【0046】 サッシ・フレーム・エレメント22を形成する各PVCプロフィールには,イン
ナー・サッシ・フレーム面34も含まれていなければならない。一体型スペーシ
ング構造24は,インナー・サッシ・フレーム面34のレベルより上に伸び,視
野開口部(符号25により一般的に示されている)の中まで突き出ていなければ
ならない。一体型スペーシング構造24は,垂直の内部グレ−ジング・サーフェ
ース26を少なくとも二面備えており,その内部グレ−ジング・サーフェース上
には接着剤ないしシーラント28が施されている。各ガラス30を一体型スペー
シング構造24に接合しているシーラント28は互いに独立している。この突出
部を設けたことで,以下で述べる多くの製造上の利点が得られ,またサッシ・フ
レーム22自体も,完成したサッシ・アッセンブリーに求められる必要な構造的
強度がすべて得られるように設計され,また製造できるようになっている。一体
型のサッシ・フレーム24だけにし,内部グレ−ジング・サーフェース26はイ
ンナー・サッシ・フレーム面34の上にもっていけるようにしたことで,組み込
むガラス30は最終サッシ・フレーム24の上にもっていくことができ,その上
に収められるようになっている。そうしないと,サッシ・フレームをガラス30
上に取り付けなければならず,製造プロセスの間にガラス30を構造的に一体化
する必要が出てくる。確かにこのような実施例も考えられないわけではなく,本
開示内容でも予想される利点がいくつか示されてはいる。しかし,そのような実
施例は本開示内容を最も優れた形で実現したものとは考えられない。
【0047】 最後に,内部グレ−ジング・サーフェース26とガラス30の両方にシーラン
ト28のビードが付けられているのが見える。ガラスの膨張率はPVCの押し出し
成形部分の膨張率より低いため,このようなシーラントの構成は,ガラス30が
押し出し成形ビニルと直接接触しないようにする。ガラス30とスペース24の
接触を最小限に抑えることで,従来の技術に内在する欠点を回避し,しかもガラ
ス30の二面とその外周で,熱の面でも構造上でも密閉されたエアーポケットを
形成している。また,ガラス30の寸法が全体にインナー・サッシ・フレーム面
34の寸法より小さくなっているため,ガラスが膨張,収縮しても応力が発生せ
ず,結果的にガラスとシーラントのいずれにも損傷を与えることがない。さらに
,ガラスはすべてこの押し出し成形棚構造の上に載っているため,ガラスのエッ
ジにかかる応力を除去し,応力亀裂を発生させる可能性もない。また,水が通る
溝は,シーラントから遠く離して設け,シーラントと水が接触する機会を少なく
している。
【0048】 ユニットのグレ−ジング・エレメントを見えなくして美観を確保するため,在
来のグレ−ジング・クリップ36を別な方法で使用することも考えられる。また
グレ−ジング・クリップ36は,製造プロセス中にシーラント28が硬化するま
で一時的にガラス30を固定しておくのにも利用できる。
【0049】 図3bは本発明の二つ目の好適実施例を示したもので,この例では,一体型ス
ペーシング構造24に,垂直方向に隙間を開けた平行な二つの内部グレ−ジング
・レッグ35間に分離スペース“D”を設けている。各グレ−ジング・レッグ3
5にはグレージング・サーフェースが設けられており,このグレ−ジング・サー
フェース上には各ガラス30が取り付けられる。また,グレ−ジング・レッグを
設けた結果,個々のガラスは独立して膨張,収縮できるため応力が発生せず,ガ
ラスやシーラントの破損を招くこともなく,ガラスやシーラントにかかるそうし
た応力の最大負荷も軽減する。このことで,各ガラスは独立して膨張,収縮でき
るため応力が発生せず,ガラスやシーラントが破損することもない。また,ガラ
スとスペーサー間で共有されるサーフェース・エリアを最小限にすることで防音
効果も得られる。
【0050】 最後に,図3bは,内部グレ−ジング・サーフェース26とガラス30の両方
にシーラント28の複数のビードが付けられている構成を示す。このような多く
のビードにすると,分離タイプの構造接着剤や防湿シーラントも利用できる。
【0051】 図3cは本発明の第三の好適実施例を示したもので,この実施例ではさらに分
離スペース,複数の内部空間,外部形状面を備えた一体型スペーシング構造24
を利用し,目下のところ本発明の最適な実施例になっている。一組の垂直な方向
に間隔を開けた平行な内部グレ−ジング・レッグ35によって,乾燥剤を置く収
納空間40が形成されている。このような構造にしたことにより,乾燥剤(図で
は示されていない)や在来型の他の乾燥剤を収納空間40に設置でき,また収納
空間40と,ガラス30間に形成され熱を遮断した内部のエアースペースとの間
で流体のやり取りができるエアー導管42を設けることが可能になっている。各
グレ−ジング・レッグ35にはグレージング・サーフェースが設けられ,そのグ
レージング・サーフェース上には各ガラス30を置くようになっている。またガ
ラス30が膨張収縮する際に伝わる応力を受け止められるよう横方向の柔軟性も
確保されている。
【0052】 図で示されているように,サッシ・フレームの断面内には複数,この場合は二
つのフレーム内空間が形成されている。このような空間は製造が容易であるとい
う製造上の利便性のほかにも,サッシ・フレーム全体の組み立て品としての構造
的強度も高まる。さらに,こうした空間を設ける設計にすると,様々な構造上の
必要性にも充分対応でき,また乾燥剤や断熱材などのような他の素材も受け入れ
ることができると考えられる。
【0053】 図3cで開示されている他の特徴として,シーラントを置く凹部46があり,
図では,各内部グレージング・レッグのグレージング・サーフェース最外側の面
の下に設けられた溝ないしノッチ(notch)凹部として示されている。このよう
な構造にすることで,シーラントとグレージング・サーフェース間の接触する表
面エリアが増し,シーラント用に利用できる部分の容積も増加,さらにはシーラ
ントをグレ−ジング・サーフェースに施す作業も容易になり製造全体が簡素化さ
れる。
【0054】 最後に,図3cで示した本発明の最適な実施例では,さらに多くの特徴が開示
されている。それらの特徴は以下のようなものである:ガラス30の厚い部分を
受け止める内部オフセット・サーフェース50;内部オフセット・サーフェース
50の上端から下方に向かって傾斜した面として形成され,水蒸気を水蒸気収集
チャンネル56へ排出しやすくする内部排水スロープ52;および摩擦衝突によ
ってグレージング・クリップを保持すると同時に溜った水蒸気を流す液体導管に
もなるという二つの機能を持つチャンネル58を保持しているグレージング・ク
リップ。
【0055】 図3dは本発明のさらに別な実施例を示したもので,三重グレージングの可能
性を示している。このような実施例は,本発明の教示の本質部分を提示する目的
のためだけに説明するものである。このような実施例の場合,サッシ・フレーム
は,サッシ・フレームと一体化されている第一の内部グレージング・レッグ60
を備えている。サッシ・フレーム自体は堅固な構造になっており,完成したサッ
シ・フレーム全体に必要ないし求められる構造的な強度をすべて備えている。第
二の内部グレ−ジング・レッグ62もさらに具備されており,これもサッシ・フ
レームと一体化され,前記第一の内部グレ−ジング・レッグと平行になっている
。さらに,第一の内部グレ−ジング・レッグと第二の内部グレ−ジング・レッグ
の間の空間には第三の内部グレ−ジング・レッグ64が設けられている。このよ
うな方法によって,第一の内部グレ−ジング・レッグと第三の内部グレ−ジング
・レッグの間に第一の分離スペース66が,また第二内部グレージン・レッグと
第三の内部グレージング・レッグの間には第二の分離スペース67が形成されて
いる。各グレージング・レッグはガラス30が載るグレージング・サーフェース
をもつ。各内部グレージング・レッグはサッシ・フレームのインナー・サーフェ
ース34のレベルより内側上方に伸び,視野開口部(符号25により一般的に示
されている)の中に突出していなければならない。後に示した製造方法では,ガ
ラスを取り付ける前にサッシ・フレームを完全に組み立てておくことになってお
り,その方法に従えば,第三の内部グレ−ジング・レッグは他の内部グレージン
グ・レッグの一つのレベルより上に出ている必要がある。実際図では第二の内部
グレージング・レッグのレベルより内側上方に伸びた状態で表示されている。こ
の方法にすると,三重ガラス一体型スペーシング構造によって,垂直の内部グレ
−ジング・サーフェース26を三面設けることができ,それらの三面それぞれに
接着剤やシーラント28を施し,三重ガラス断熱ユニットを形成することができ
る。
【0056】 本発明の教示は別な方法でも実現することができる。例として次のとおりいく
つかのバリエーションを説明するが,そうした例だけに限定されるわけではない
。 1.内部グレージング・レッグを二つにし,一方のグレージング・レッグはもう
一方のグレージング・レッグより上に突出し,ユーザーは両方の面にガラスを固
定でき,三重ガラスの固定構造にすることも可能である。 2.縦桟保持クリップないし受け入れノッチを,サッシ・プロフィール内に,特
に垂直に間隔を開けた内部グレージング・レッグが形成する一体型スペーシング
構造内に形成された分離スペース内に組み込む。 3.在来の構造特性,および乾燥特性と相性のよい防湿特性を備えた乾燥シーラ
ント材を使用し,内部空間がシーラントの内表面と接触できるような構造にする
。 4.一重ガラスに代えて従来型のIGユニット10を使用し,その場合,次の二つ
の技術の利点を組み合わせることができる。 5.焼き戻しガラス,色付けガラス,プレート,防弾ガラス,またはガラスを使
用した従来型IGユニットを硬化させることになる熱と圧力を受けることのない特
殊ガラスを取り付け,その場合には,断熱ガラス窓を,現在ではまだ利用されて
いない様々な領域で利用できるようになる。
【0057】 バリエーション,実施例,改善などあらゆる形態で示されている本発明により
もたらされる設計の別の利点として,密閉した断熱空間でサッシ・フレームに直
接縦桟バーを取り付けられるようにしたことが挙げられる。図4aによく示され
ているが,フレームに挿入する部分71を備えたセ分離式縦桟保持クリップ70
(これは他の従前の摩擦フィトとして示されている)が,サッシ・フレーム・メ
ンバー24の内部にあってそのサッシ・フレーム・メンバーで形成されているク
リップ受け入れスロット73内に受け入れられているロック・ファスナー・エレ
メントをとらえるようになっている。この構造では,中空のグリッド・メンバー
を構成している縦桟グリッドがクリップ70の反対側の端部を受け止める。この
ようなクリップを多数用いれば,縦桟組み立て品を断熱スペースの内部で保持し
,直接サッシ・フレームに取り付けることができる。図4bには,多くの可能性
の中のさらに別な例がしめされているが,これは他の例として提示しただけに過
ぎず,それに限定されるわけではなく,縦桟グリッド・メンバー75は,ノッチ
76が付いたサッシ・フレームを直接グリッド・エレメントに取り付けられるよ
うになっている。このような構造は,サッシ・フレーム・メンバー24の内部に
あってそのサッシ・フレーム・メンバーで形成されているクリップ受け入れスロ
ット73内に直接受け入れ,保持できる。このようなクリップを多用すれば,縦
桟組み立て品を断熱スペースの内部で保持し,しかも直接サッシ・フレームに取
り付けることができる。
【0058】 本発明の教示を利用したさらに別な例を示したものが図5に示され,この例が
提示,教えている技術は,木材やアルミニウム,あるいはその他の素材を用いた
窓を製造する場合に取り入れ利用されている。このような構造は,前記のサッシ
・フレームの場合と同様な方法で形成した内部グレージング・インサート80を
利用することによって可能になっているが,ただし,このインサートは,これに
代えて,在来のIGユニットで行なっているような方法で,従来の木製ないしアル
ミニウム窓にも挿入,取り付けできるようになっている。
【0059】 開示したこうした一体型マルチガラス窓インサート80が,インサート・フレ
ームと一体に成っており視野開口部の中に突出している一体型スペーシング構造
24を持っている。一体型スペーシング構造24は垂直な内部グレージング・サ
ーフェース26を少なくとも二面備えており,その面の上に接着剤やシーラント
28が施されている。各ガラス30を一体型スペーシング構造24に接合してい
るシーラント28は互いに独立しているため,各ガラス30も独立して機能でき
るようになっている。この方法ならば,優れた熱特性をもつエアースペースの特
質は達され,ガラスが膨張,収縮しても応力亀裂が発生しそうな点にも応力がか
らない。この構成はまた,シーラントが変形し構造上の一体性を損なうようなこ
とも回避でき,他の木製またはアルミニウム製のサッシ・フレームに適用されう
る。このような方法の場合,ガラスとシーランの間に必然的に発生する応力は,
木製またはアルミニウム製サッシ・フレームよりはむしろPVCインサートへ伝
えられる。
【0060】 2.装置製造方法の詳細な説明 本開示内容に即した構造の装置が具備する特徴から得られる機能上および性能
上の利点に加え,製造プロセスの面でも多くの改善が行なうことができる。具体
的には,サッシ・フレームと一体になっており視野開口部の中まで突出した一体
型スペーシング構造を備えた一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み合わ
せを製造することによって製造プロセスが効率化し,初期段階では在来の方法で
サッシを製造できるようになっている。構造タイプ,防湿タイプ,両者を組み合
わせたコンビネーション・タイプのいずれか,または両タイプとも,堅固な構造
のサッシ・メンバーとシーラントを最初に製造し,その後それらを,完成したサ
ッシ・フレームの垂直の内部グレージング・サーフェースに直接取り付けられる
ようになっている。また,内部グレージング・レッグと視野開口部の中まで突出
したスペーシング構造を採用することで,後からガラスにシーラントを施せるよ
うになっている。この時点でクリップを取り付け,製造プロセスの間シーラント
が硬化するまで一時的にガラスを保持しておく。
【0061】 本発明の方法の利点は本開示内容からも容易に理解できるが,まとめれば,少
ないコストで,既存のIGユニットを使用した窓を製造する場合に比べ必要とする
製造ステップ,装置,人員も少ない方法でそのような窓を製造することである。
【0062】 本発明の教示を具体化した装置なら設計どおり簡単に使用できる。以上の説明
には好適実施例の操作方法の解説も含まれているが,以上の説明は本発明の適用
範囲を限定するものではない。関連する技術の当業者であれば,本発明の教示を
応用し,本開示内容からも容易に予見しうるようなわずかな変更を多数加えるこ
とも可能であろう。したがって本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ広く
限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は従来の技術による窓サッシ・フレームの分解斜視図である。
【図2】 図2は本発明にしたがった,一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み合
わせ,第一の好適実施例の窓サッシ・フレームの分解斜視図である。
【図3】 図3aは本発明の第一の構成にしたがったサッシ・フレーム・エレメントの部
分断面図,図3bは本発明の第二の構成にしたがったサッシ・フレーム・エレメ
ントの部分断面図,図3cは本発明の第三の構成にしたがったサッシ・フレーム
・エレメントの部分断面図,図3dは本発明の第四の構成にしたがったサッシ・
フレーム・エレメントの部分断面図である。
【図4】 図4aは本発明と組み合わせて示した縦桟アッセンブリー・コネクションの部
分斜視図,図4bは本発明と組み合わせて示した縦桟アッセンブリー・コネクシ
ョン別の設計例の部分斜視図である。
【図5】 図5は木製フレーム窓サッシとともに使用するための,本発明の教示を組み込
んだサッシ・フレーム・エレメントの部分断面図である。
【符号の説明】
20 一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み合わせ 22 サッシ・フレーム 24 一体型スペーシング構造 25 視野開口部 26 内部グレージング・サーフェース 28 シーラント 30 ガラス 32 断熱エアースペース 34 インナー・サッシ・フレーム面 35 内部グレージング・レッグ 36 グレージング・クリップ 40 収納空間 50 内部オフセット・サーフェース 52 内部排水スロープ 56 水蒸気収集チャンネル 58 チャンネル 60 第一の内部グレージング・レッグ 62 第二の内部グレージング・レッグ 64 第三の内部グレージング・レッグ 66 第一の分離スペース 67 第二の分離スペース
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月4日(2000.5.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項20】マルチガラス窓ユニットであって, 内側周囲部を有する構造フレームをもつ窓サッシと, 該窓サッシの主構造部分と一体になって伸びる,少なくとも二つの,間隔が空
けられた平行なグレージング・レッグを含み,そのグレージング・レッグが,前
記窓ユニットのために視野開口を与えるために,前記内側周囲部よりも小さな視
野周囲を画成し,他のものとは独立であり,間でストレスが伝わらないように前
記構造フレームの全視野周囲に実質的にそってはいるが連結されない端部に至る
,ところガラススペーシングおよび取り付け構造と, 前記視野周囲よりも大きく,前記構造フレームの内側周囲部よりも小さい周囲
部を画成するエッジをもつ第一のガラスであって,そのガラスのエッジが前記グ
レージング・レッグの一方上に浮かして,接着剤で取り付けられる,ところの第
一のグレーイング・ガラスと, 前記視野周囲よりも大きく,前記構造フレームの内側周囲部よりも小さい周囲
部を画成するエッジをもつ第二のガラスであって,そのガラスのエッジが前記グ
レージング・レッグの他方上に浮かして,接着剤で取り付けられる,ところの第
二のグレーイング・ガラスと, を含み, 前記スペーシングおよび取り付け構造は,間に一定のスペースをもって,互い
に実質的に平行な前記第一および第二のガラスの平坦な窓サーフェースを維持し
,ガラスが他方から独立で,ストレスに関して独立に機能する, ところのマルチガラス窓ユニット。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月8日(2001.11.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2E016 BA01 CA01 CB01 CC02 CC03 DA06 DC05 DD01 EA01 FA01 2E036 RA03 RB01 TA06

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み合わせ品であっ
    て, 視野開口部を形成し,かつ視野開口部と境を接しているサッシ・フレームと, 前記サッシ・フレームと一体成形されて視野開口部の中に突出していると共に
    ,少なくとも二面の,垂直な内部グレージング・サーフェースを備えている一体
    型スペーシング構造と, エッジが境を接した一組の平坦なガラス面を備えると共にガラスの一枚が先の
    垂直な内部グレージング・サーフェースと対応しているガラスと, 前記一枚の各ガラスを一つの平坦なガラス面で垂直な内部グレージング・サー
    フェースに固定する接着剤と, を有する,ところの一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  2. 【請求項2】前記ガラスが実質的に平行に間隔をおいて離れるように,前記
    各ガラスは,前記各垂直な内部グレージング・サーフェースに前記接着剤により
    固定され,それらのガラスの間にできた断熱エアースペースが構造上の気密密閉
    の効果を奏し,在来の断熱ガラスユニットにより作られた窓に匹敵する断熱効果
    が得られる, ところの請求項1に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  3. 【請求項3】前記接着剤が,前記各ガラスと個々の垂直な内部グレージング
    ・サーフェースとの間において,構造上の取り付け物を形成する,ところの請求
    項2に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  4. 【請求項4】前記の接着剤が,前記の各ガラスと個々の垂直な内部グレージ
    ング・サーフェースとの間において,防湿バリアを形成する,ところの請求項2
    に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  5. 【請求項5】前記接着剤が,前記の各ガラスと個々の垂直な内部グレージン
    グ・サーフェースとの間において,構造上の取り付け物と防湿バリアの両方を形
    成する,ところの請求項2に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ
    品。
  6. 【請求項6】前記ガラスを,シンプルなガラス,焼き戻しガラス,安全ガラ
    ス,サーモプラスチック・コーティングガラス,サーモプラスチックのグループ
    から選択した,ところの請求項1に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み
    合わせ品。
  7. 【請求項7】さらに紫外線や可視光線の透過を削減する標準的なコーティン
    グを含み,前記コーティングは前記のガラスの表面に施されている,ところの請
    求項7に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  8. 【請求項8】垂直な各内部グレージング・サーフェースの間に形成されるト
    ラフをさらに含み, 該トラフは,乾燥剤がガラス間の断熱エアースペースと通じるように,乾燥剤
    を受け入れ,保持し,固定し,または保管することができる,ところの請求項2
    に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  9. 【請求項9】垂直な各内部グレージング・サーフェースの間に形成される
    トラフをさらに含み, 該トラフは,縦桟に類似した組み立て体を確実に受け入れ,固定し,保持でき
    る,ところの請求項2に記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  10. 【請求項10】ほぼ平行に間隔をあけて置かれているガラスの間に設置さ
    れている,縦桟バーに類似した組み立て体を備える,ところの請求項2に記載の
    一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  11. 【請求項11】さらにほぼ平行に間隔をあけて置かれているガラスの間に
    設置されている,縦桟バーに類似した組み立て体を備える,ところの請求項2に
    記載の一体型マルチガラス窓ユニットの組み合わせ品。
  12. 【請求項12】視野開口部と,平行に間隔をあけて置かれた一対のガラスを
    分けるスペーシング構造とを形成して断熱エアースペースを形成し,またそのス
    ペーシング構造と境を接しているサッシ・フレームを備えた一体型マルチガラス
    窓ユニットとサッシの組み立て品において, 前記サッシ・フレームと一体成形され,また前記視野開口部の中に突出すると
    ともに,少なくとも二つの,内部グレージング・サーフェースの垂直面に形成さ
    れるところの一体型スペーシング構造と, ガラスを前記一体型スペーシング構造の垂直面に固定し,前記断熱エアースペ
    ースの内部を構造的に密閉し,在来の断熱ガラスユニットで作られた窓に匹敵す
    る断熱性能を得るための接着剤と, を含む一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  13. 【請求項13】前記接着剤が,ガラスと一体型スペーシング構造の各垂直面
    間の構造上の取り付け物と防湿バリアの両方を構成するよう改良される,ところ
    の請求項12に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  14. 【請求項14】さらに前記のガラスが焼き戻しガラス,安全ガラス,サーモ
    プラスチック・コーティングガラス,サーモプラスチックのグループから選択す
    るように改良される,ところの請求項12記載の一体型マルチガラス窓ユニット
    とサッシの組み立て品。
  15. 【請求項15】一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品であっ
    て, 比較的堅固な構造の窓サッシ・エレメントと視野開口部を形成するサッシ・フ
    レームと, このサッシ・フレームと一体成形され,視野開口部の中に突出した一体型スペ
    ーシング構造と, 該一体型スペーシング構造でサポートされた,内部グレ−ジング・サーフェー
    スの垂直面と, 各々が各内部グレ−ジング・サーフェース用のものである二枚以上のガラスと
    , ガラスパネルを内部グレ−ジング・サーフェースに接合するシーラントであっ
    て,各ガラスが互いに独立し,温度が変化する場合でも他に関係なく独立して機
    能できるようにする,ところのシーラントと, を含む一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  16. 【請求項16】前記ガラス・エレメントは前記のシーラントに付けられてい
    るが,内部グレ−ジング・サーフェースと直接接触しないようになっている,と
    ころの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品
  17. 【請求項17】前記サッシ・フレームは堅固な構造になっており,完成した
    サッシ・フレームに必要ないし求められる構造的な強度がすべて得られるように
    なっている,ところの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッ
    シの組み立て品。
  18. 【請求項18】一体型スペーシング構造はさらに垂直な内部グレ−ジング・
    サーフェース間に分離スペースを備え,前記のガラス間に断熱エアースペースを
    形成している,ところの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサ
    ッシの組み立て品。
  19. 【請求項19】前記のサッシ・フレーム・エレメントと一体型スペーシング
    構造が塩化ポリビニルで作られている,ところの請求項15記載の一体型マルチ
    ガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  20. 【請求項20】前記サッシ・フレームはインナー・サッシフレーム・サ−フ
    ェースを備え,また前記の内部グレ−ジング・サーフェースは上記のインナー・
    サッシフレーム・サ−フェースにアクセスでき,前記のガラスを完成したサッシ
    ・フレームに取り付け固定できるようになっている,ところの請求項15に記載
    の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  21. 【請求項21】さらにサッシ・エレメントのグレ−ジング・エレメントを見
    えなくして外観を美しくするグレ−ジング・クリップを含む,ところの請求項1
    5に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  22. 【請求項22】前記グレ−ジング・クリップが,前記のシーラントが硬化す
    るまで一時的にその場所に前記のガラスを保持しておくためにも利用できる,と
    ころの請求項21に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品
  23. 【請求項23】前記の分離スペースが,垂直方向に間隔を空けた一組の平行
    な内部グレ−ジング・レッグを形成し,また各グレ−ジング・レッグは最低一つ
    のグレ−ジング・サーフェースを備え,そのグレ−ジング・サーフェース上に前
    記のガラスを取り付けられ,ところの請求項18に記載の一体型マルチガラス窓
    ユニットとサッシの組み立て品。
  24. 【請求項24】さらに前記の内部グレ−ジング・サーフェースにはシーラン
    トの多数のビーズが付けられ,これらのビーズにより,分離タイプの構造接着用
    シーラントと防湿シーラントが利用できる,ところの請求項15に記載の一体型
    マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  25. 【請求項25】垂直な内部グレ−ジング・サーフェースの間に形成されてい
    る前記分離スペースは,さらに複数の内部空間からできている,ところの請求項
    18に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  26. 【請求項26】前記の内部空間が乾燥剤を収納する空間を形成し,流体が,
    前記のガラスパネルで形成されている内部の断熱エアースペースと通じられるよ
    うになっている,ところの請求項25に記載の一体型マルチガラス窓ユニットと
    サッシの組み立て品。
  27. 【請求項27】シーラントを置く凹部が,各内部グレ−ジング・レッグのグ
    レ−ジング・サーフェース最外側の面の下に設けられており,前記のシーラント
    とグレ−ジング・サーフェース間の接触する表面エリアが増し,シーラント用に
    利用できる部分の容積も増加している,ところの請求項15に記載の一体型マル
    チガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  28. 【請求項28】さらにガラスの厚い部分を受け止める内部オフセット・サー
    フェースを含む,ところの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットと
    サッシの組み立て品。
  29. 【請求項29】さらに,水蒸気を排出しやすくするための,内部オフセット
    ・サーフェースの上端から下方に向かって傾斜した面として形成された内部排水
    スロープを含む,ところの請求項28に記載の一体型マルチガラス窓ユニットと
    サッシの組み立て品。
  30. 【請求項30】さらに,摩擦衝突によってグレ−ジング・クリップを保持す
    ると同時に溜った水蒸気を流す液体導管にもなるという二つの機能を持つチャン
    ネル58を保持するグレ−ジング・クリップを含む,ところの請求項15に記載
    の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  31. 【請求項31】さらに第一の内部グレ−ジング・レッグと第二内部グレ−ジ
    ング・レッグの間の空間に第三の内部グレ−ジング・レッグが設けられ,この場
    合各グレ−ジング・レッグにはガラスが載るグレ−ジング・サーフェースが設け
    られている,ところの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッ
    シの組み立て品。
  32. 【請求項32】さらに垂直方向に間隔をあけた内部グレ−ジング・レッグが
    形成する一体型スペーシング構造内にできる分離スペース内に縦桟レシービング
    ・ノッチを取り付けている,ところの請求項18に記載の一体型マルチガラス窓
    ユニットとサッシの組み立て品。
  33. 【請求項33】前記のシーラントはさらに,従来の構造特性および乾燥特性
    と相性のよい防湿特性を備えた乾燥シーラント材からできている,ところの請求
    項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  34. 【請求項34】前記ガラスに従来のIGユニット,焼き戻しガラス,色付け
    ガラス,プレートガラス,防弾ガラスのグループから選択したものを最低一枚以
    上使用している,ところの請求項15に記載の一体型マルチガラス窓ユニットと
    サッシの組み立て品。
  35. 【請求項35】マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品であって, 視野開口部とサッシインサート収納スロットを創出するサッシ・フレームと, 視野開口部と比較的堅固な構造の窓サッシ・インサート・エレメントを接合す
    る内部グレ−ジング・インサートと, この内部グレ−ジング・インサートと一体成形され,視野開口部の中に突出し
    た一体型スペーシング構造と, この一体型スペーシング構造でサポートされた内部グレ−ジング・サーフェー
    スの二枚以上の垂直面と, それぞれが,少なくとも二つの,各内部グレ−ジング・サーフェース用のガラ
    スと, ガラスパネルを一体型スペーシング構造に接合するシーラントであって,各ガ
    ラスは互いに独立し,温度が変化する場合でも他に関係なく独立して機能できる
    ようになっている,ところのシーラントと, を含むマルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  36. 【請求項36】前記サッシ・フレームに木材,PVC,その他のプラスチッ
    クのグループから選択した素材が使われている,ところの請求項35に記載のマ
    ルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  37. 【請求項37】一体型マルチガラス窓とサッシの組み立て品であって, 視野開口部とサッシインサート収納スロットを創出するサッシ・フレームと, 該サッシ・フレームと一体成形され,視野開口部の中に突出していると共に垂
    直な内部グレ−ジング・サーフェースが二面以上の設けられている一体型スペー
    シング構造と, そらぞれが一組の平坦な面が一つのエッジ部分で接合されるガラスであって,
    一つのガラスが前記の垂直な内部グレ−ジング・サーフェースと対応する二枚以
    上のガラスと, 平坦なガラスの一面を垂直な内部グレ−ジング・サーフェースに接合する接着
    剤と, 視野開口部に建築的な設計を施すための縦桟グリッドと, 一体型スペーシング構造内のサッシ・フレームに直接縦桟グリッドを受け入れ
    る,縦桟グリッド受け入れ手段と, を含み一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの組み立て品。
  38. 【請求項38】前記縦桟グリッド受け入れ手段は, 固定ポイントと縦桟グリッドを固定する手段が取り付けられている,少なくと
    も一つの縦桟保持クリップと, サッシ・フレーム・メンバーによってそのサッシ・フレーム・メンバー内に形
    成され,前記縦桟固持クリップと結合する同数の受け入れスロットと, を含む,ところの請求項37に記載の一体型マルチガラス窓ユニットとサッシの
    組み立て品。
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