JP2002539873A5

JP2002539873A5 -

Info

Publication number: JP2002539873A5
Application number: JP2000607475A
Authority: JP
Filing date: 2000-03-30
Publication date: 2006-01-05

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】食品が置かれる空洞を規定する底壁と側壁とを有し、前記空洞が端部を有し、少なくとも端部の一つは外部に開口しているヒートシンクと、
前記ヒートシンクに適用された熱がそのヒートシンクの空洞内の食品に移るように前記ヒートシンクを加熱するヒータと、
前記空洞の上に配置されたカバーと、
を備えている食品加熱用のオーブン。
【請求項２】請求項１のオーブンにおいて、前記ヒートシンクの側壁が上方に向けられた水平ショルダを有しており、前記カバーはそのショルダ上に支えられるようにしてそれらのショルダ上に延びている。
【請求項３】熱の良導体から形成され、底壁と、その底壁から上方に延びて底壁とともに空洞を規定する側壁とを有し、その空洞は端部を有し、少なくとも端部の一つはヒートシンクの外部に開口しているヒートシンクと、
前記ヒートシンクの温度を上昇させるための前記ヒートシンク上のヒータエレメントと、
前記ヒートシンクの前記空洞内に置かれる食品容器であって、但し、前記食品容器は、前記ヒートシンクの底壁に沿って置かれる底壁と、容器の底壁から上方に延びかつ前記ヒートシンクの側壁に沿って置かれる側壁と、容器の底壁から上方に延び前記容器の側壁を接合する端壁とを有し、それにより前記ヒートシンクからの熱が前記食品容器へと伝えられる食品容器と、
を具備する組み合わせ。
【請求項４】請求項３の組み合わせにおいて、前記食品容器が前記ヒートシンクの側壁間の中心に置かれたとき、前記ヒートシンクの前記側壁の内面と前記食品容器の側壁との間のスペースが、いずれの高さにおいても、およそ０．５インチを越えない。
【請求項５】請求項３の組み合わせにおいて、容器が、開いた上端を有するトレイであり、前記組み合わせは、前記ヒートシンクの上に載置されて前記トレイの前記開いた上端の上方に延びるカバーをさらに具備している。
【請求項６】底壁と、少なくとも側壁に囲まれて上向きに開口しかつその上向きに開口した部分が側壁上のリムによって囲まれた内部とを有するトレイと、前記トレイの内容物を温かく保つためのオーブンとの組み合わせにおいて、
前記オーブンは、キャビネットと、前記キャビネット内に配置されたヒートシンクとを具備し、
前記ヒートシンクは熱の良導体から形成されかつ前記トレイを受け入れる空洞を提供するチャンネル形状を有し、
前記トレイを前記空洞の中心に置いたとき、前記トレイと前記ヒートシンクの側壁との間のスペースは０．５インチを越えず、
前記チャンネル形状のヒートシンクの空洞は、前記キャビネットの外部に開口する少なくとも一つの開口端と、前記ヒートシンクの温度を上昇させて前記ヒートシンクの熱を前記トレイに伝達するための前記ヒートシンク上のヒータエレメントとを有している。
【請求項７】各々が、底壁とその底壁に付けられかつ食品を保持するための上向きに開口した内部を与えるためにリムリップまで上向きに延びている側壁及び端壁とを有している複数のトレイと、前記トレイの内部及びそのような内部の食品に熱を伝えるオーブンとの組み合わせにおいて、
前記オーブンは、キャビネットと、端部が開口した囲いを規定する前記キャビネット内の第１及び第２部材であって、各第１部材は横断面において概ね溝形状であってかつ剛直な水平横壁及びその横壁から概ね垂直に延びる剛直な側壁とを有し、前記第２部材は前記トレイの一つが置かれる囲いを完成させるために少なくとも一つの前記第１部材の側壁間にて概ね水平方向に延びかつ前記第１部材の水平横壁から間隔をおかれた横壁を与え、それにより異なる囲い内のトレイが互いに隔離されて一つのトレイから他のトレイにオーブン内で横方向に風味が伝わらないようにされた第１及び第２部材と、前記囲い内のトレイを熱するために、各囲いにおいて前記水平横壁の一つに沿って置かれているヒータエレメントと、を有している。
【請求項８】複数の区画を内部に有するキャビネットと、一つの区画につき一つのトレイとされた前記区画内の複数のトレイと、前記複数の区画を加熱するための複数のヒータと、を備え、一つの区画内における一つのトレイ内の食品からの風味が隣接する区画内の食品に移ることが防止されるように前記区画は前記キャビネット内において互いに独立し、各々の区画は、区画内に前記トレイを置きかつ前記区画から前記トレイを取り出すための開口端を有し、前記複数のヒータの各々の作動が他のヒータに対して独立して制御されるオーブン。
【請求項９】複数の区画を内部に有するキャビネットと、一つの区画につき一つのトレイとされた前記区画内の複数のトレイと、前記複数の区画を加熱するための複数のヒータと、前記複数の区画の少なくとも一つの内にあり、その区画内のトレイを覆うためのカバーと、を備え、一つの区画内における一つのトレイ内の食品からの風味が隣接する区画内の食品に移ることが防止されるように前記区画は前記キャビネット内において互いに独立し、各々の区画は、区画内に前記トレイを置きかつ前記区画から前記トレイを取り出すための開口端を有し、各区画はその区画に隣接して配置された複数のヒータの一つによって加熱され、前記複数のヒータの少なくとも一つのグループの作動は前記複数のヒータの他のグループに対して独立して制御されるオーブン。

Claims

食品が置かれる空洞を規定する底壁と側壁とを有し、前記空洞が端部を有し、少なくとも端部の一つは外部に開口しているヒートシンクと、
前記ヒートシンクに適用された熱がそのヒートシンクの空洞内の食品に移るように前記ヒートシンクを加熱するヒータと、
前記空洞の上に配置されたカバーと、
を備えている食品加熱用のオーブン。
請求項１のオーブンにおいて、前記ヒートシンクの側壁が上方に向けられた水平ショルダを有しており、前記カバーはそのショルダ上に支えられるようにしてそれらのショルダ上に延びている。
熱の良導体から形成され、底壁と、その底壁から上方に延びて底壁とともに空洞を規定する側壁とを有し、その空洞は端部を有し、少なくとも端部の一つはヒートシンクの外部に開口しているヒートシンクと、
前記ヒートシンクの温度を上昇させるための前記ヒートシンク上のヒータエレメントと、
前記ヒートシンクの前記空洞内に置かれる食品容器であって、但し、前記食品容器は、前記ヒートシンクの底壁に沿って置かれる底壁と、容器の底壁から上方に延びかつ前記ヒートシンクの側壁に沿って置かれる側壁と、容器の底壁から上方に延び前記容器の側壁を接合する端壁とを有し、それにより前記ヒートシンクからの熱が前記食品容器へと伝えられる食品容器と、
を具備する組み合わせ。
請求項３の組み合わせにおいて、前記食品容器が前記ヒートシンクの側壁間の中心に置かれたとき、前記ヒートシンクの前記側壁の内面と前記食品容器の側壁との間のスペースが、いずれの高さにおいても、およそ０．５インチを越えない。
請求項３の組み合わせにおいて、容器が、開いた上端を有するトレイであり、前記組み合わせは、前記ヒートシンクの上に載置されて前記トレイの前記開いた上端の上方に延びるカバーをさらに具備している。
底壁と、少なくとも側壁に囲まれて上向きに開口しかつその上向きに開口した部分が側壁上のリムによって囲まれた内部とを有するトレイと、前記トレイの内容物を温かく保つためのオーブンとの組み合わせにおいて、
前記オーブンは、キャビネットと、前記キャビネット内に配置されたヒートシンクとを具備し、
前記ヒートシンクは熱の良導体から形成されかつ前記トレイを受け入れる空洞を提供するチャンネル形状を有し、
前記トレイを前記空洞の中心に置いたとき、前記トレイと前記ヒートシンクの側壁との間のスペースは０．５インチを越えず、
前記チャンネル形状のヒートシンクの空洞は、前記キャビネットの外部に開口する少なくとも一つの開口端と、前記ヒートシンクの温度を上昇させて前記ヒートシンクの熱を前記トレイに伝達するための前記ヒートシンク上のヒータエレメントとを有している。
各々が、底壁とその底壁に付けられかつ食品を保持するための上向きに開口した内部を与えるためにリムリップまで上向きに延びている側壁及び端壁とを有している複数のトレイと、前記トレイの内部及びそのような内部の食品に熱を伝えるオーブンとの組み合わせにおいて、
前記オーブンは、キャビネットと、端部が開口した囲いを規定する前記キャビネット内の第１及び第２部材であって、各第１部材は横断面において概ね溝形状であってかつ剛直な水平横壁及びその横壁から概ね垂直に延びる剛直な側壁とを有し、前記第２部材は前記トレイの一つが置かれる囲いを完成させるために少なくとも一つの前記第１部材の側壁間にて概ね水平方向に延びかつ前記第１部材の水平横壁から間隔をおかれた横壁を与え、それにより異なる囲い内のトレイが互いに隔離されて一つのトレイから他のトレイにオーブン内で横方向に風味が伝わらないようにされた第１及び第２部材と、前記囲い内のトレイを熱するために、各囲いにおいて前記水平横壁の一つに沿って置かれているヒータエレメントと、を有している。