JP2000004953A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

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JP2000004953A
JP2000004953A JP17579198A JP17579198A JP2000004953A JP 2000004953 A JP2000004953 A JP 2000004953A JP 17579198 A JP17579198 A JP 17579198A JP 17579198 A JP17579198 A JP 17579198A JP 2000004953 A JP2000004953 A JP 2000004953A
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JP
Japan
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liquid beverage
service
opening part
opening
container
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Application number
JP17579198A
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English (en)
Inventor
Hisashi Tsutsui
久之 筒井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両本体10の側面を開閉自在に形成すると
共に車両本体10を前後方向に仕切って内部に温蔵庫1
4と冷蔵庫16とを形成し、車両本体10の下面にモー
ターにより駆動される走行用の車輪20を設けて形成さ
れる自走式の配膳車であって、お茶等を配る作業が、作
業性良く且つ安全にできる配膳車を提供する。 【解決手段】 車両本体10の正面又は背面に、上側に
開口する開口部25を設け、その開口部25に、お茶等
を内部に収容した容器30を挿入可能に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食事を配るときに
使用する自走式の配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や学校等で各部屋に食事を配る場
合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器
をトレーの上に並べた後、このトレーを配膳車内に複数
収納し、配膳車を走行させて各部屋を回りながら、配膳
車からトレーを取り出して食事を配ることが行われてい
る。
【0003】この配膳車としては、例えば、図4に示す
ような、配膳車の車両本体10の側面に扉12を設け
て、側面を開閉自在に形成すると共に車両本体10内を
仕切板15で仕切って温蔵庫14と冷蔵庫16とを形成
し、車両本体10の下面にモーターにより駆動される走
行用の車輪20を設けた、保温と保冷の機能を有する自
走式の配膳車が提供されている。なお図4は、扉12を
開いた状態を表す図である。
【0004】なお、各部屋に食事を配る場合、お茶等の
液状飲料をも配ることが一般に行われており、このお茶
等を配る方法としては、配膳車で食事を配った後、やか
んにお茶等を入れて食事と別途に搬送して注いで回る方
法や、配膳車で食事を配るときに、お茶等を入れたやか
んを配膳車の上面に乗せて搬送して、食事を配るときに
同時に注いで配る方法が行われている。しかし、別途に
搬送して注いで回る方法の場合、作業が増えて面倒であ
るという問題があり、また、やかんを配膳車の上面に乗
せて搬送する方法の場合、やかんが転倒したり落下する
恐れがあり、危険であるという問題があった。そのた
め、お茶等を配る作業が、作業性良く且つ安全にできる
配膳車が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、車両本体の側面を開閉自在に形成すると共に車両
本体を前後方向に仕切って内部に温蔵庫と冷蔵庫とを形
成し、車両本体の下面にモーターにより駆動される走行
用の車輪を設けて形成される自走式の配膳車であって、
お茶等を配る作業が、作業性良く且つ安全にできる配膳
車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
配膳車は、車両本体の側面を開閉自在に形成すると共に
車両本体を前後方向に仕切って内部に温蔵庫と冷蔵庫と
を形成し、車両本体の下面にモーターにより駆動される
走行用の車輪を設けて形成される自走式の配膳車におい
て、車両本体の正面又は背面に、上側に開口する開口部
を設け、その開口部に、液状飲料を内部に収容した容器
を、挿入可能に形成されていることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る配膳車は、請求項
1記載の配膳車において、開口部の近傍にヒーターが設
けられ、容器に収容した液状飲料を、加熱可能に形成さ
れていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る配膳車は、請求項
1又は請求項2記載の配膳車において、容器に、液状飲
料をそれぞれの内部に収容可能な、複数の収容室を有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明によると、車両本体に設けられた開
口部に、液状飲料を内部に収容した容器を挿入可能に形
成されているため、食事を配るときに同時にお茶等をも
配ることができ、作業性が良好であると共に、搬送する
ときに開口部の内壁で保持して容器が転倒したり落下す
る恐れがないため、お茶等を配る作業が安全にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る配膳車を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る配膳車の一実施の形
態を説明する側面図であり、図2は本発明に係る配膳車
の一実施の形態の要部を説明する斜視図である。また、
図3は本発明に係る配膳車の一実施の形態の、容器の変
形例を説明する斜視図である。
【0011】本発明に係る配膳車の一実施の形態は、図
1又は図2に示すように、車両本体10の下面にACサ
ーボモーター等のモーターにより駆動される走行用の車
輪20と、首振り自在な操向輪21が設けられている。
そして車両本体10は、両側の側面が開口する箱状の温
冷庫13と、その温冷庫13の両側の開口部分を除い
て、温冷庫13の外面に外装される外装パネル18と、
温冷庫13の両側の側面の開口部分に、扉12が取り付
けて形成してある。なお図1は、扉12を開いた状態を
表す図である。また、車両本体10の上部には各種スイ
ッチ類や計器類が形成された操作表示部19が設けられ
ている。
【0012】温冷庫13は、前後方向に仕切板15で仕
切って温蔵庫14と冷蔵庫16とが形成されており、そ
の温蔵庫14と冷蔵庫16の内部に、縦方向に複数並べ
て、トレー受け17が形成されている。そして、食事を
配るときは、食物を盛り付けた食器を並べたトレーを、
仕切板15に填め込むと共にトレー受け17の上に乗せ
ることにより、配膳車が走行する時トレーが動かないよ
うに固定して食事を配ることが可能になっている。
【0013】温蔵庫14内には、中空の温風ダクト14
1が縦方向に配設してあり、その温風ダクト141内部
には、加熱用熱交換機及び温風循環用ファンが設けられ
ている。また、温風ダクト141の側面には穴が形成さ
れており、加熱用熱交換機で加熱した温風を、温風ダク
ト141から温蔵庫14内に吹き出して温蔵庫14内を
保温することにより、トレーの上の食物を保温するよう
になっている。
【0014】また、冷蔵庫16内には、中空の冷風ダク
ト161が縦方向に配設してあり、その冷風ダクト16
1内部には、冷却用熱交換機(エバポレーター)及び冷
風循環用ファンが設けられている。また、冷風ダクト1
61の側面には穴が形成されており、冷却用熱交換機で
冷却した冷風を、冷風ダクト161から冷蔵庫16内に
吹き出して、冷蔵庫16内を冷却することにより、トレ
ーの上の食物を保冷するようになっている。
【0015】また、車両本体10の正面には、食事を配
る人が掴んで走行方向を調整するためのハンドル22が
設けられていると共に、上側に開口する開口部25が設
けられている。そしてこの開口部25は、お茶等の液状
飲料を内部に収容した容器30を、挿入可能に形成され
ている。そのため、食事を配るときに同時に液状飲料を
も配ることができ、作業性が良好であると共に、搬送す
るときに開口部25の内壁で保持して容器30が転倒し
たり落下する恐れがないため、配ることが安全にできる
ようになっている。
【0016】なお、容器30の上面には、注ぎ口を塞い
で蓋31が設けられており、食事を搬送するときに、容
器30の内部に収容した液状飲料が漏れ出さないように
なっている。なお、蓋31を設けずに、注ぎ口が露出し
ていても液状飲料は漏れ出しにくいが、蓋31を設ける
と、食事を搬送するときに配膳車が大きく揺れた場合で
あっても、内部に収容した液状飲料が漏れ出さなくなり
好ましい。また、容器30の上面には、取っ手32が設
けられており、開口部25に容器30を挿入したり、開
口部25から容器30を取り出す作業が容易にできるよ
うになっている。
【0017】また、開口部25の底部近傍には、ヒータ
ー26が設けられており、容器30に収容した液状飲料
を、加熱可能に形成されている。そのため、液状飲料が
加温された液状飲料の場合に、食事を配る時間が長くか
かっても、その間に液状飲料が冷えにくくなっており、
加温された液状飲料を配ることが可能になっている。な
お、ヒーター26を設ける位置は、容器30に収容した
液状飲料を加熱可能な開口部25の近傍であれば特に限
定するものではなく、容器30の側面近傍等に設けても
良い。
【0018】また、図3に示すように、容器30の内部
が複数の収容室33・・に分割されており、液状飲料を
それぞれの収容室33・・の内部に収容可能に形成され
ている場合には、複数の種類の液状飲料を同時に配るこ
とができ好ましい。また、1つの収容室33に一人分の
液状飲料を収容して配ることによって各人に配る量を安
定化することも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る配膳車は、車両本体の正面
又は背面に、上側に開口する開口部を設け、その開口部
に、液状飲料を内部に収容した容器を挿入可能に形成さ
れているため、お茶等を配る作業が、作業性良く且つ安
全に行うことが可能になる。
【0020】本発明の請求項2に係る配膳車は、上記の
効果に加え、液状飲料が加温された液状飲料の場合に食
事を配る時間が長くかかっても、その間に液状飲料が冷
えにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配膳車の一実施の形態を説明する
側面図である。
【図2】本発明に係る配膳車の一実施の形態の要部を説
明する斜視図である。
【図3】本発明に係る配膳車の一実施の形態の、容器の
変形例を説明する斜視図である。
【図4】従来の配膳車を説明する側面図である。
【符号の説明】
10 車両本体 12 扉 13 温冷庫 14 温蔵庫 15 仕切板 16 冷蔵庫 17 トレー受け 18 外装パネル 19 操作表示部 20 車輪 21 操向輪 22 ハンドル 25 開口部 26 ヒーター 30 容器 31 蓋 33 収容室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体の側面を開閉自在に形成すると
    共に車両本体を前後方向に仕切って内部に温蔵庫と冷蔵
    庫とを形成し、車両本体の下面にモーターにより駆動さ
    れる走行用の車輪を設けて形成される自走式の配膳車に
    おいて、車両本体の正面又は背面に、上側に開口する開
    口部を設け、その開口部に、液状飲料を内部に収容した
    容器を、挿入可能に形成されていることを特徴とする配
    膳車。
  2. 【請求項2】 開口部の近傍にヒーターが設けられ、容
    器に収容した液状飲料を、加熱可能に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の配膳車。
  3. 【請求項3】 容器に、液状飲料をそれぞれの内部に収
    容可能な、複数の収容室を有することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の配膳車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204720A (ja) * 2001-01-12 2002-07-23 Sanyo Electric Co Ltd 配送・配膳カート
JP2007117318A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 配膳車
JP2018147152A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 富士ゼロックス株式会社 移動装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040330