JP2000152829A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

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JP2000152829A
JP2000152829A JP10332882A JP33288298A JP2000152829A JP 2000152829 A JP2000152829 A JP 2000152829A JP 10332882 A JP10332882 A JP 10332882A JP 33288298 A JP33288298 A JP 33288298A JP 2000152829 A JP2000152829 A JP 2000152829A
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JP
Japan
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tray
box
refrigerator
placing means
serving
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Pending
Application number
JP10332882A
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English (en)
Inventor
Hisashi Tsutsui
久之 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両本体10をトレー受け15で前後方向に
仕切って、食事を載置した複数のトレー30を内部に配
置可能な温蔵庫14と冷蔵庫16とを形成し、車両本体
10の下部にモーターにより駆動される走行用の車輪2
0を設けて形成される自走式の配膳車であって、食事を
載置したトレー30及びトレー30の食事を並べる部分
の大きさより大きな箱状物35を同時に配膳することが
でき、配膳効率が優れた配膳車を提供する。 【解決手段】 温蔵庫14又は冷蔵庫16の内部に、ト
レー受け15と接続すると共に箱状物35を載置可能な
平板状の箱置き手段24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食事を配るときに
使用する自走式の配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や学校等で各部屋に食事を配る場
合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器
をトレーの上に並べた後、このトレーを配膳車内に複数
収納し、配膳車を走行させて各部屋を回りながら、配膳
車からトレーを取り出して食事を配ることが行われてい
る。
【0003】この配膳車としては、例えば図4に示すよ
うな、配膳車の車両本体10の側面に扉12を設けて、
側面を開閉自在に形成すると共に、車両本体10内をト
レー受け15で仕切って、食器等を並べた複数のトレー
30を内部に配置可能な温蔵庫14と冷蔵庫16とを形
成し、車両本体10の下部にモーターにより駆動される
走行用の車輪20を設けた、保温と保冷の機能を有する
自走式の配膳車が提供されている。
【0004】なお、トレー30の固定方法としては、ト
レー受け15の凹部にトレー30を填め込むことによ
り、トレー30を固定することが一般的に行われてい
る。しかし、配膳車を走行させたときに振動等が発生す
るため、その振動等に耐えるように、トレー受け15の
水平方向に拡大部17を形成することにより、広い接触
面積でトレー30を支えることや、図5に示すように、
トレー30の端部を支えるための第二支持部28を設け
てトレー30の両端部を支えることにより、トレー30
を振動させにくくすることが行われている。この第二支
持部28は、接続棒29を介してトレー受け15に固定
されている。なお、図5は、配膳車を破断して示した平
面図であり、図で左側はトレー30を填め込んだ状態、
右側はトレー30が無い状態を表している。
【0005】なお、食事を配る場合には、トレー30の
食事を並べる部分の大きさより大きな、弁当箱や食缶等
を配る必要が生じる場合がある。しかし、従来の配膳車
の場合、トレーの食事を並べる部分の大きさより大きな
ものは収納することができない、又は収納したとしても
食事を配る際に配膳車内で動いて危険なため、これらは
別に分けて配る必要があり、配膳効率が低いという問題
があった。そのため、食事等を配る際に、配膳効率が優
れた配膳車が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、車両本体をトレー受けで前後方向に仕切って、食
事を載置した複数のトレーを内部に配置可能な温蔵庫と
冷蔵庫とを形成し、車両本体の下部にモーターにより駆
動される走行用の車輪を設けて形成される自走式の配膳
車であって、食事等を配る際の配膳効率が優れた配膳車
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
配膳車は、車両本体の側面に開閉自在な扉を設けると共
に、車両本体をトレー受けで前後方向に仕切って、食事
を載置した複数のトレーを内部に配置可能な温蔵庫と冷
蔵庫とを形成し、車両本体の下部にモーターにより駆動
される走行用の車輪を設けて形成される自走式の配膳車
において、温蔵庫又は冷蔵庫の内部に、トレー受けと接
続すると共に箱状物を載置可能な平板状の箱置き手段を
備えることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る配膳車は、請求項
1記載の配膳車において、箱置き手段の平板部に、貫通
穴を有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る配膳車は、請求項
1又は請求項2記載の配膳車において、箱置き手段の平
板部の表面が、粗面化処理されていることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項4に係る配膳車は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の配膳車において、箱
置き手段が、トレー受けと着脱可能に形成されているこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る配膳車を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る配膳車の一実施の形
態を説明する側面図であり、図2は図1の配膳車を破断
して示した平面図である。また、図3は本発明に係る配
膳車の箱置き手段を表す側面図である。
【0012】本発明に係る配膳車の一実施の形態は、図
1又は図2に示すように、車両本体10の下部にACサ
ーボモーター等のモーターにより駆動される走行用の車
輪20と、首振り自在な操向輪21が設けられている。
そして車両本体10の両側面は、開口するように形成さ
れており、その側面の開口部分に、開閉自在な扉12が
取り付けて形成してある。なお図1は、左側の扉12を
開き、右側の扉12を閉じた状態を表す図である。ま
た、車両本体10の上部には各種スイッチ類や計器類が
形成された操作表示部19が設けられており、車両本体
10の正面側には、食事を配る人が掴んで走行方向を調
整するためのハンドル22が設けられている。
【0013】車両本体10の内部は、前後方向にトレー
受け15で仕切って温蔵庫14と冷蔵庫16とが形成さ
れており、その温蔵庫14と冷蔵庫16の内部のトレー
受け15から離れた部分に、トレー30の端部を支える
ための第二支持部28が設けられている。そして、食事
を配るときは、食物を盛り付けた食器を並べたトレー3
0を、トレー受け15に填め込むと共に第二支持部28
の上に乗せることにより、配膳車が走行する時トレー3
0が動かないように固定して食事等を配るようになって
いる。
【0014】温蔵庫14内には、図示しない中空の温風
ダクトが縦方向に配設してあり、その温風ダクト内部に
は、加熱用熱交換機及び温風循環用ファンが設けられて
いる。そして、温風ダクトの側面には穴が形成されてお
り、加熱用熱交換機で加熱した温風を、温風ダクトから
温蔵庫14内に吹き出すことにより、温蔵庫14内の食
物等を保温するようになっている。
【0015】また、冷蔵庫16内には、図示しない中空
の冷風ダクトが縦方向に配設してあり、その冷風ダクト
内部には、冷却用熱交換機(エバポレーター)及び冷風
循環用ファンが設けられている。そして、冷風ダクトの
側面には穴が形成されており、冷却用熱交換機で冷却し
た冷風を、冷風ダクトから冷蔵庫16内に吹き出すこと
により、冷蔵庫16内の食物等を保冷するようになって
いる。
【0016】また、第二支持部28は、接続棒29を介
してトレー受け15に固定されており、トレー受け15
が上下に動いたときに、同様に上下に動くようになって
いる。
【0017】そして、温蔵庫14内の接続棒29の上側
部分には、箱状物35を載置可能な平板状の箱置き手段
24が取り付けられている。そのため、トレー30の食
事を並べる部分の大きさより大きな弁当箱や食缶等を配
る必要が生じた場合には、トレー30を用いずに、直接
箱置き手段24の上に弁当箱や食缶等の箱状物35を乗
せることが可能になっている。なお、この箱置き手段2
4は平板状のため、箱状物35との間で適度な摩擦力が
生じ、食事を配る際に配膳車内で動きにくくなってい
る。そのため、食器を並べたトレー30を収納すること
が可能であると共に、トレー30の食事を並べる部分の
大きさより大きな箱状物35をも収納することが可能と
なっており、これらをまとめて配膳することができるた
め、配膳効率が優れた配膳車となっている。
【0018】なお、箱置き手段24の平板部242の表
面が、粗面化処理されていると、箱状物35と箱置き手
段24との間の摩擦力が大きくなるため、食事を配る際
に箱状物35が配膳車内で特に動きにくくなり好まし
い。
【0019】また、箱置き手段24の平板部242に
は、貫通穴244が形成されている。そのため、加熱用
熱交換機で温度調整された温風が、箱状物35の裏面に
直接当たるようになっており、保温性を高めるようにな
っていると共に、箱状物35を載置していない箱置き手
段24の部分は温風が通過するため、温蔵庫14内の温
度のばらつきが小さくなるようになっている。なお、こ
の貫通穴244の形状は円形に限定するものではなく、
スリット状等でも良く、この平板部242を伝熱性の優
れた材質で製造している場合には、貫通穴244は無く
ても良い。
【0020】また、この箱置き手段24は、トレー受け
15と着脱可能に形成されており、図3(a)に示すよ
うに、平板部242の裏面には、トレー受け15に固定
された接続棒29に填め込むための嵌合部246が設け
られている。このように箱置き手段24が、トレー受け
15と着脱可能に形成されていると、トレー30のみで
食事を配る場合には、箱置き手段24を取り外すことに
より、重量を軽くすることができ好ましい。また、嵌合
部246が、図3(b)に示すような、接続棒29の周
囲を包み込むような形状の場合、固定が強固になるた
め、重量の重い箱状物35をも載置することが可能とな
り好ましい。
【0021】なお、上記の実施の形態は、温蔵庫14内
に箱置き手段24が設けられている実施の形態を説明し
たが、冷蔵庫16内に設けるようにしても良く、温蔵庫
14内と冷蔵庫16内の両者に設けるようにしても良
い。また、箱置き手段24に載置する箱状物35は、ト
レー30の食事を並べる部分の大きさより大きなものに
限定するものではなく、トレー30の食事を並べる部分
の大きさより小さなものでも良い。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る配膳車は、温蔵庫又は冷蔵
庫の内部に、トレー受けと接続すると共に箱状物を載置
可能な平板状の箱置き手段を備えるため、トレーの食事
を並べる部分の大きさより大きな箱状物をも収納して配
膳することができ、配膳効率が優れた配膳車となってい
る。
【0023】本発明の請求項2に係る配膳車は、上記の
効果に加え、箱状物や温蔵庫・冷蔵庫内部の温度の安定
性が優れた配膳車となる。
【0024】本発明の請求項3に係る配膳車は、上記の
効果に加え、箱状物が配膳車内で特に動きにくい配膳車
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配膳車の一実施の形態を説明する
側面図である。
【図2】図1の配膳車を破断して示した平面図である。
【図3】箱置き手段の側面図であり、(a)は本発明に
係る配膳車の一実施の形態の箱置き手段を表し、(b)
は本発明に係る配膳車の他の実施の形態の箱置き手段を
表す図である。
【図4】従来の配膳車を説明する側面図である。
【図5】従来の配膳車を説明する破断して示した平面図
である。
【符号の説明】
10 車両本体 12 扉 14 温蔵庫 15 トレー受け 16 冷蔵庫 17 拡大部 19 操作表示部 20 車輪 21 操向輪 22 ハンドル 24 箱置き手段 242 平板部 244 貫通穴 246 嵌合部 28 第二支持部 29 接続棒 30 トレー 35 箱状物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体の側面に開閉自在な扉を設ける
    と共に、車両本体をトレー受けで前後方向に仕切って、
    食事を載置した複数のトレーを内部に配置可能な温蔵庫
    と冷蔵庫とを形成し、車両本体の下部にモーターにより
    駆動される走行用の車輪を設けて形成される自走式の配
    膳車において、温蔵庫又は冷蔵庫の内部に、トレー受け
    と接続すると共に箱状物を載置可能な平板状の箱置き手
    段を備えることを特徴とする配膳車。
  2. 【請求項2】 箱置き手段の平板部に、貫通穴を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の配膳車。
  3. 【請求項3】 箱置き手段の平板部の表面が、粗面化処
    理されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の配膳車。
  4. 【請求項4】 箱置き手段が、トレー受けと着脱可能に
    形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の配膳車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890647A (zh) * 2018-08-07 2018-11-27 北京云迹科技有限公司 一种自动送餐方法、装置以及机器人

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