JP2002533973A - 容量性フラッシュアナログ−ディジタル変換器用電子回路 - Google Patents

容量性フラッシュアナログ−ディジタル変換器用電子回路

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JP2002533973A
JP2002533973A JP2000590301A JP2000590301A JP2002533973A JP 2002533973 A JP2002533973 A JP 2002533973A JP 2000590301 A JP2000590301 A JP 2000590301A JP 2000590301 A JP2000590301 A JP 2000590301A JP 2002533973 A JP2002533973 A JP 2002533973A
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アム パスカル
モルタラ アレサンドロ
マサ ペテル
ハイトガー フリードリッヒ
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シーエスイーエム センター スイス デレクトロニク エ ドゥ マイクロ テクニク ソシエテ アノニム
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    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
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Abstract

(57)【要約】 容量性比較器の並列枝路アレイを用いて、第1アナログ信号と第2アナログ信号との比をディジタルコード表現に変換するための容量性フラッシュアナログ-ディジタル変換器用電子回路である。各枝路は、その枝路のアレイインデックスに従ってディジタルコードの1ビットを同時に計算する。第1アナログ信号は、正の第1信号ノード及び負の第1信号ノードを具えている第1信号ノード間に電圧差として供給する。第2アナログ信号は、正の第2信号ノード及び負の第2信号ノードを具えている第2信号ノード間に電圧差として供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アナログ-ディジタル変換器、特に、容量性の加重が正確で、1ク
ロックサイクルで変換し、入力を入れ替えることができ、且つ線形又は非線形変
換が可能なフラッシュADC用の電子回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多くの超大規模集積化(VLSI)プロセスにとって最も正確なデバイスはコンデ
ンサである。その理由の1つは、多くのADCはコンデンサ及び電荷の再分布原理
を用いるからである。従来の最もコンパクトな構成のADCは、ハードウェアを節
約するために並列というよりもむしろ、多数のステップで変換を行なうようにし
ている(例えば、US特許第4,831,381号、US特許第4,517,549号、US特許第4,129
,863号及びUS特許第4,922,251号)。これらのADCは、ハードウェアは効率的では
あるが、変換に多数のクロックサイクルを必要とするために、極めて高速度では使
用できない。
【0003】 フラッシュ変換器は、たいてい1クロックサイクル内にて並列に変換を行なう
。従来、たいていのn-ビット構成のものは、一連の2個の基準電圧を発生させ
る2個の抵抗を有する抵抗性のラダー回路と、入力電圧を複数の基準電圧と比
較する2個の比較器とを用いている。こうした構成のものでは、抵抗性のラダ
ー回路を基準電圧に接続するスイッチの抵抗を考慮しなければならない。
【0004】 US特許第4,742,330号には容量性のフラッシュADCが開示されている。このADC
は、2個の並列枝路を3つのフェーズで用いて2nビット変換を行なうようにし
ている。第1フェーズでは、オフセット補正を行ない、第2及び第3フェーズにて
それぞれ上位n-ビット(MSB)と、下位n-ビット(LSB)を得るようにしている。
第2フェーズの作業は、上述した抵抗性のラダー回路を有する慣例のフラッシュ
ADCのものと密接に関連している。MSBは、入力信号が位置する粗電圧範囲{V ...i+1}を決定する。第3フェーズのLSBは、粗電圧範囲{Vi...i+1 }を、各々がlogn個の2進加重コンデンサを含む2個の並列枝路を用いて
個の細密電圧レベルに分けることにより決定される。これらの加重コンデン
サの幾つかのものはVに、他のものはVi+1に接続して、2つの極限値間にて補
間をとるようにする。2個の比較器は入力電圧を2個の細密基準電圧と並列
に比較する。
【0005】 従来の一般的なADCは、それらの構成が2つの入力電圧、即ち基準電圧と、変換
すべき信号電圧とに対して対称になっていない。概して、基準電圧は時間で変化
するものでもない。これらの制限を克服する原理については下記に説明する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来の容量性フラッシュADC回路の欠点を克服して改善した容
量性フラッシュADC用の電子回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためには次ぎのようにするのが望ましい。 ・ 回路構成を2つの入力電圧に対して対称にして、基準電圧と、変換する信号
電圧とを動作中に入れ替えることができるようにする。 ・ 基準電圧が時間で変化し得ると共に、この基準電圧が変換すべき信号電圧
と同じ高さの周波数成分を有し得るようにする。 ・ VLSIプロセスの最も正確な素子であるコンデンサで計算する。 ・ アナログ-ディジタル変換を1クロックサイクル内にて行なうようにし、
且つ ・ 構成は制御し易く簡単にする。
【0008】 そこで、本発明は、第1と第2アナログ信号の比を、並列アレイの容量性比較
器の枝路を用いてディジタルコード表現に変換するための容量性フラッシュアナ
ログ-ディジタル変換器用電子回路であって、各枝路がそのアレイインデックス
に従ってディジタルコードの1ビットを同時に計算し、前記第1アナログ信号が
、正の第1信号ノード及び負の第1信号ノードを具えている第1信号ノード間に
電圧差として供給され、前記第2アナログ信号が、正の第2信号ノード及び負の
第2信号ノードを具えている第2信号ノード間に電圧差として供給され、各枝路
が: (i) 正入力ノード、負入力ノード、正出力ノード及び負出力ノードを有する
比較器と、 (ii) 前記比較器の正入力ノードに接続した正の共通プレートを有している正
の第1及び第2コンデンサと、 (iii) 前記比較器の負入力ノードに接続した負の共通プレートを有している
負の第1及び第2コンデンサと、 (iv) 第1及び第2帰還スイッチと を具え、 前記正の第1及び第2コンデンサが、前記第1及び第2信号ノードにそれぞれ切
換え自在に接続される正の第1及び第2対向プレートもそれぞれ有し、且つ前記
負の第1及び第2コンデンサも、前記第1及び第2信号ノードにそれぞれ切換え
自在に接続される負の第1及び第2対向プレートをそれぞれ有するようにしたこ
とを特徴とする容量性フラッシュアナログ-ディジタル変換器用電子回路にある
【0009】 前記アナログ-ディジタル変換は、第1フェーズと第2フェーズとから成る1
クロックサイクル内にて行なうようにするのが好適である。また、ディジタルコ
ードはディジタル温度計コードとするのが好適である。
【0010】 好ましくは、前記クロックサイクルの第1フェーズにて、前記正の第1対向プ
レートが、前記正の第1信号ノードに接続され、前記正の第2対向プレートが、
前記負の第2信号ノードに接続され、前記負の第1対向プレートが、前記負の第
1信号ノードに接続され、前記負の第2対向プレートが、前記正の第2信号ノー
ドに接続され、且つ前記第1帰還スイッチが前記比較器の前記負出力ノードを該
比較器の前記正入力ノードに接続し、前記第2帰還スイッチが、前記比較器の前
記正出力ノードを前記比較器の前記負入力ノードに接続し;且つ前記クロックサ
イクルの前記第2フェーズでは、前記正の第1対向プレートが、前記負の第1信
号ノードに接続され、前記正の第2対向プレートが、前記正の第2信号ノードに
接続され、前記負の第1対向プレートが、前記正の第1信号ノードに接続され、前
記負の第2対向プレートが、前記負の第2信号ノードに接続され、且つ前記第1
及び第2帰還スイッチが共に開いて、前記比較器の正出力ノードと負出力ノード
との間の電圧差の極性で前記ディジタルコードの1ビットを出力するようにする
【0011】 前記正と負の各第1コンデンサ及び前記正と負の各第2コンデンサの、それぞ
れのキャパシタンスが、各枝路毎に当該枝路のアレイインデックスに従って異な
るようにするのが好適である。
【0012】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサのキャパシタンスが、前記負の第1コ
ンデンサのキャパシタンスにほぼ等しく、且つ前記正の第2コンデンサのキャパ
シタンスが、前記負の第2コンデンサのキャパシタンスにほぼ等しくなるように
するのが好適である。
【0013】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサと前記正の第2コンデンサとのキャパ
シタンスの比が、当該枝路のアレイインデックスの一次関数となるようにして、
前記第1及び第2アナログ信号の比と前記ディジタルコードとの間で線形変換を
するようにするのが好適である。
【0014】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサと前記正の第2コンデンサとのキャパ
シタンスの比が、当該枝路のアレイインデックスの非線形関数となるようにして
、前記第1及び第2アナログ信号の比と前記ディジタルコードとの間で非線形変
換を行なうようにするのが好適である。
【0015】 好ましくは、それぞれ異なる枝路における各コンデンサのキャパシタンスの比
が、前記アレイインデックスの関数として線形的に離間されるようにする。
【0016】 それぞれ異なる枝路における各コンデンサのキャパシタンスの比が、前記アレ
イインデックスの関数として非線形的に離間されるようにするのも好適である。
【0017】 前記第1アナログ信号が、周期性信号の位相角の正弦関数に相当し、前記第2ア
ナログ信号が、前記周期性信号の位相角の余弦関数に相当し、且つどの枝路でも、
前記正の第1と第2コンデンサのキャパシタンスの比を、当該枝路におけるアレ
イインデックスの一次関数の正接関数となるようにして、前記位相角と該位相角
のディジタルコード表現との間で線形変換するのが好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【0019】 図1は、本発明による容量性フラッシュADCの電子回路の基本原理を示した図
である。アナログ入力信号ΔV,ΔV及び出力信号ΔVoutは、それぞれ対応す
る電圧V,V及びVoutと云うよりもむしろ、電圧のトランジションとする。AD
Cに関する慣例の論議では、入力信号Vは既定比率の基準電圧Vと比較される信
号電圧とすることができた。しかしながら、本発明のこの実施例における回路は
、2つの入力信号に対して対称とする必要があり、従って、固定された基準とな
るものをなくし、実際上、VとVを置きかえることができるようにする。
【0020】 以下の説明では、コンデンサのプレートが他のコンデンサのプレートと共用さ
れる場合に、そのプレートを“共通プレート”と称し、共用されないプレートの
ことを“対向プレート”と称する。容量性比較の基本的な考え方は、2つの入力
電圧のトランジションを図1に示したようにコンデンサの対向プレートに印加す
ることにある。これらのトランジションの符号(sign)は互いに反対であって、
一方のトランジションはコンデンサの共通プレートの電圧を下げるも、他方のト
ランジションはコンデンサの共通プレートの電圧を高める。コンデンサが大きく
なるにつれて、それぞれの入力の影響は大きくなる。
【0021】 電荷保存原理を用いることにより、図1における比較器の入力端子に供給され
る出力電圧のトランジションを次式1のように計算することができる。 ここに、ΔV及びΔVは入力の電圧トランジションであり、C及びCはそれ
ぞれのコンデンサのキャパシタンス値であり、Cは共通プレートと大地との間の
寄生キャパシタンスである。入力電圧のトランジションが印加される前には、Vo ut =0であるため、入力電圧のトランジションが印加された後には、比較器の出
力が出力電圧のトランジションの符号に依存するようになることが想定される。
比較器の出力“ビット(Bit)”は、Voutが増大する場合に1となり、また、Vou t が減少する場合に-1となる。式1から、比較器の出力は次式2のようになる。
従って、容量性比較器回路は入力電圧のトランジションの比率をキャパシタンス
の既定比率C/Cと比較する。
【0022】 図2は、図1に示した電子回路に対応する差動回路を示す。この差動回路利点
の1つは、差分信号の極性を反転させることにより、正と負の双方の電圧トラン
ジションを簡単に発生させることができることにある。
【0023】 図3は、容量性比較器の並列枝路のアレイを用いて、第1と第2アナログ信号
の比をディジタルコードに変換するための本発明による容量性フラッシュADCの
一実施例を示す。この例で説明するディジタルコードはディジタル温度計のコー
ドとする。従って、例えば10進数の“5”の8ビット表現は00011111となり、ま
た、10進数の“6”の8ビット表現は00111111となる。温度計のコード以外のデ
ィジタルコードも本発明には適用可能である。アナログ-ディジタル変換は、図5
に示したような第1フェーズ31と第2フェーズ32とから成る1クロックサイ
クル内にて行うのであって、第1フェーズ31では、オフセット補正を行ない、
また、第2フェーズ32の期間中にアナログ-ディジタル変換を行なうようにす
る。図4は、図3における1つの容量性比較器の枝路10を詳細に示した図であ
る。
【0024】 全てのスイッチが位置“1”にある図3及び図4に示したような第1フェーズに
おいては、スイッチセット11及び12は、第1アナログ信号Vが実際上正の
極性を有し、また、第2アナログ信号Vが実際上負の極性を有するような第1
の切換え状態にある。従って、正の第1コンデンサ20における正の第1対向プ
レート20aは、スイッチセット11の正の第1信号ノード11aに接続され、
正の第2コンデンサ18における正の第2対向プレート18aは、スイッチセッ
ト12の負の第2信号ノード12bに接続される。負の第1コンデンサ21にお
ける負の第1対向プレート21aは、スイッチセット11の負の第1信号ノード
11bに接続され、負の第2コンデンサ19における負の第2対向プレート19
aは、スイッチセット12の正の第2信号ノード12aに接続される。第1帰還
スイッチ13は、比較器15の負出力ノード16をこの比較器15の正入力ノー
ド22に接続し、第2帰還スイッチ14は、比較器15の正出力ノード17を比
較器15の負入力ノード23に接続する。閉じた帰還スイッチ13,14による
負帰還によって、比較器15の正入力ノード22と負入力ノード23との間の差
分電圧及び比較器15の正出力ノード17と負出力ノード16との間の差分電圧
を共にゼロにする。
【0025】 図示してはないが、図3及び図4の全てのスイッチを第2位置を占めるように
する第2フェーズにおいては、スイッチセット11及び12は、第1アナログ信
号Vが実際上負の極性を有し、また、第2アナログ信号Vが実際上正の極性を
有するような第2の切換え状態にある。従って、正の第1コンデンサ20におけ
る正の第1対向プレート20aは、スイッチセット11の負の第1信号ノード1
1bに接続され、正の第2コンデンサ18における正の第2対向プレート18a
は、スイッチセット12の正の第2信号ノード12aに接続される。負の第1コ
ンデンサ21における負の第1対向プレート21aは、スイッチセット11の正
の第1信号ノード11aに接続され、また、負の第2コンデンサ19における負
の第2対向プレート19aは、スイッチセット12の負の第2信号ノード12b
に接続される。帰還スイッチ13,14が開いていることにより、比較器15の
正出力ノード17と負出力ノード16との電圧差の極性によって温度計コードの
1ビットが出力される。
【0026】 並列の容量性比較器枝路のアレイにおけるキャパシタンス比は、アナログ-デ
ィジタル変換用の基準レベルを規定する。このことを、図4に詳しく示した容量
性比較器の枝路10につき説明する。なお、全ての並列枝路は、コンデンサ18
,19,20,21の実際のキャパシタンス値以外は同様な電子回路を有するこ
とに留意すべきである。
【0027】 並列枝路の総数nはディジタル温度計コードの分解能(即ち、ビット数)を決
定し、例えば、8つの並列枝路(n=8)の容量性比較器を用いる場合には、ADCの出
力は8ビットの分解能を有することになる。なお、このような状況では、温度計コ
ードの場合における8ビット分解能は、非冗長8ビット2進コードの場合におけ
るような256のレベルではなく、僅か8つの異なるレベルを符号化するだけで
済むことに留意すべきである。n個の並列容量性比較器の枝路(例えば、枝路1
0)は、いずれも第1及び第2アナログ信号に対応する同じ電圧トランジション
を受取り、これらの電圧トランジションの比をn個の既定キャパシタンス比と並
列に比較する。既定キャパシタンス比は、加重キャパシタンス20と18(又は
21と19)の比、即ちC/Cとする。
【0028】 正の第1及び第2コンデンサ18及び20の共通プレート20b/18bは、
比較器15の正入力ノード22に接続され、負の第1及び第2コンデンサ21及
び19の共通プレート21b/19bは、比較器15の負入力ノード23に接続
されている。クロックサイクルの第2フェーズの期間中には、正の第1コンデン
サ20における正の第1対向プレート20a及び負の第1コンデンサ21におけ
る負の第1対向プレート21aが、負の第1信号ノード11b(Vx-)及び正
の第1信号ノード11a(Vx+)にそれぞれ接続される。同様に、正の第2コン
デンサ18における正の第2対向プレート18a及び負の第2コンデンサ19に
おける負の第2対向プレート19aが、正の第2信号ノード12a(Vr+)及
び負の第2信号ノード12b(Vx-)にそれぞれ接続される。正の第1コンデ
ンサ20と、負の第1コンデンサ21のキャパシタンスを正確に整合させ(即ち
、キャパシタンスが等しくなるように設計し)、且つ正の第2コンデンサ18と
、負の第2コンデンサ19のキャパシタンスを同様に整合させる。従って、クロ
ックサイクルのこの第2フェーズの期間中には、比較器15の正入力ノード22
及び負入力ノード23における各電圧トランジションは式1からそれぞれ次ぎの
ようになる。 ここに、Vr+及びVr-は、第2アナログ(差分電圧)信号V(即ち、V=V r+ -Vr-)によるスイッチセット12の正の第2信号ノード12a及び負の第
2信号ノード12bにおけるそれぞれの電圧であり、Vx+及びVx-は、第1ア
ナログ(差分電圧)信号V(即ち、V=Vx+-Vx-)によるスイッチセット
11の正の第1信号ノード11a及び負の第1信号ノード11bにおけるそれぞ
れの電圧であり、CはVの加重キャパシタンスであり、CはVの加重キ
ャパシタンスであり、Cはそれぞれの共通プレートと大地との間の寄生キャパ
シタンスである。
【0029】 従って、比較器15の正入力ノード22と負入力ノード23との間の差分電圧
トランジションは、引き算により次式のように表される。
【0030】 一般に、比較器15の正出力ノード17と負出力ノード16との間の(2値の
)差分電圧トランジションに相当する温度計コードのn番目のビットは、式2と
同様に次式のように得ることができる。
【0031】 従って、バイナリストリング(Bit,1; Bit,2; Bit,3…Bit,n)は、第1及び第
2アナログ(差分電圧)信号V/Vの比のディジタルn-ビット温度計コード
表現を成す。
【0032】 第1アナログ信号Vの線形ADCを得るために、第2アナログ信号Vは基準信
号として供給し、且つ加重キャパシタンス比は、次ぎのようにアレイインデック
スの一次関数となるようにする。 Cx,1/Cr,1=n Cx,2/Cr,2=n-1 Cx,3/Cr,3=n-2 ・ ・ ・ Cx,n/Cr,n=1
【0033】 なお、この実施例では、大きい方のアナログ信号(即ち、基準電圧)の加重キ
ャパシタンスは、小さい方のアナログ信号(即ち、アナログ-ディジタル変換を行
なうべき電圧信号)の加重キャパシタンスよりも小さくする。従って、このよう
な回路配置では、キャパシタンス比の固定後には入力信号を入れ替えることはで
きない。
【0034】 本発明による電子回路の他の実施例では、キャパシタンス比の集合を線形離間
ベクトルに限定されないようにする。実際には必ずしも単調性でないものが必要
とされる。
【0035】 このような実施例の1つに、特殊な非線形ADCの電子回路がある。周期信号の位
相角αを符号化すべきとするも、この位相角αには直接アクセスすることはでき
ない。位相角αについて入手できる間接情報は2つのアナログ信号だけであり、
その1つは位相角の正弦関数に比例し、他の1つは位相角の余弦関数に比例するも
のである。即ち:
【0036】 位相角αから、αのn-ビット温度計コード表現への線形変換を得るためには
、加重キャパシタンス比が位相角の正接関数、即ちアレイインデックスの一次関
数の正接関数となるように設計する。つまり、0<α<π/4の範囲内で変化する位
相角αの場合に、次式が成立するようにする。
【0037】 本発明は、上述した例のみに限定されるものでなく、幾多の変更を加え得るこ
とは明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つのアナログ信号を容量的に比較する基本原理を立証する電子回路
図である。
【図2】 図1に示した電子回路に対応する差動回路を示した図である。
【図3】 本発明による容量性フラッシュADC用の電子回路図である。
【図4】 図3における容量性比較器の枝路の1つを詳細に示した図である。
【図5】 本発明による電子回路によって行なうアナログ-ディジタル変換の1
クロックサイクルにおける2つのフェーズを示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 パスカル アム スイス国 1022 シャヴァンヌ リュ ド ゥ ラ ブランシェリ 17 (72)発明者 アレサンドロ モルタラ スイス国 1004 ローザンヌ シュマン デ クロシュトン 11ビス (72)発明者 ペテル マサ スイス国 2208 レ ゾー ジュネベ リ ュ ドゥ ラ レピュブリク(番地なし) (72)発明者 フリードリッヒ ハイトガー スイス国 3004 ベルン ヒンテレ エン ゲハルデンシュトラーセ 70 Fターム(参考) 5J022 AA06 AA14 BA03 BA05 BA09 CA09 CE01 CF01 CF07 CG01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2アナログ信号の比を、並列アレイの容量性比較器の枝
    路を用いてディジタルコード表現に変換するための容量性フラッシュアナログ-
    ディジタル変換器用電子回路であって、各枝路がそのアレイインデックスに従っ
    てディジタルコードの1ビットを同時に計算し、前記第1アナログ信号が、正の
    第1信号ノード及び負の第1信号ノードを具えている第1信号ノード間に電圧差
    として供給され、前記第2アナログ信号が、正の第2信号ノード及び負の第2信
    号ノードを具えている第2信号ノード間に電圧差として供給され、各枝路が: (i) 正入力ノード、負入力ノード、正出力ノード及び負出力ノードを有する
    比較器と、 (ii) 前記比較器の正入力ノードに接続した正の共通プレートを有している正
    の第1及び第2コンデンサと、 (iii) 前記比較器の負入力ノードに接続した負の共通プレートを有している負
    の第1及び第2コンデンサと、 (iv) 第1及び第2帰還スイッチと を具え、 前記正の第1及び第2コンデンサが、前記第1及び第2信号ノードにそれぞれ切
    換え自在に接続される正の第1及び第2対向プレートもそれぞれ有し、且つ前記
    負の第1及び第2コンデンサも、前記第1及び第2信号ノードにそれぞれ切換え
    自在に接続される負の第1及び第2対向プレートをそれぞれ有するようにしたこ
    とを特徴とする容量性フラッシュアナログ-ディジタル変換器用電子回路。
  2. 【請求項2】 前記アナログ-ディジタル変換が、第1フェーズと第2フェーズ
    とから成る1クロックサイクル内にて行なわれるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の電子回路。
  3. 【請求項3】 前記ディジタルコードをディジタル温度計コードとしたことを特
    徴とする請求項1に記載の電子回路。
  4. 【請求項4】 前記クロックサイクルの第1フェーズでは、前記正の第1対向プ
    レートが、前記正の第1信号ノードに接続され、前記正の第2対向プレートが、
    前記負の第2信号ノードに接続され、前記負の第1対向プレートが、前記負の第
    1信号ノードに接続され、前記負の第2対向プレートが、前記正の第2信号ノー
    ドに接続され、且つ前記第1帰還スイッチが前記比較器の前記負出力ノードを該
    比較器の前記正入力ノードに接続し、前記第2帰還スイッチが、前記比較器の前
    記正出力ノードを前記比較器の前記負入力ノードに接続し;且つ前記クロックサ
    イクルの前記第2フェーズでは、前記正の第1対向プレートが、前記負の第1信
    号ノードに接続され、前記正の第2対向プレートが、前記正の第2信号ノードに
    接続され、前記負の第1対向プレートが、前記正の第1信号ノードに接続され、前
    記負の第2対向プレートが、前記負の第2信号ノードに接続され、且つ前記第1
    及び第2帰還スイッチが共に開いて、前記比較器の正出力ノードと負出力ノード
    との間の電圧差の極性で前記ディジタルコードの1ビットを出力するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子回路。
  5. 【請求項5】 前記正と負の各第1コンデンサ及び前記正と負の各第2コンデン
    サの、それぞれのキャパシタンスが、各枝路毎に当該枝路のアレイインデックス
    に従って異なるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子回路。
  6. 【請求項6】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサのキャパシタンスが、前
    記負の第1コンデンサのキャパシタンスにほぼ等しく、且つ前記正の第2コンデ
    ンサのキャパシタンスが、前記負の第2コンデンサのキャパシタンスにほぼ等し
    くなるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子回路。
  7. 【請求項7】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサと前記正の第2コンデン
    サとのキャパシタンスの比が、当該枝路のアレイインデックスの一次関数となる
    ようにして、前記第1及び第2アナログ信号の比と前記ディジタルコードとの間
    で線形変換を行なうようにしたことを特徴とする請求項6に記載の電子回路。
  8. 【請求項8】 どの枝路でも、前記正の第1コンデンサと前記正の第2コンデン
    サとのキャパシタンスの比が、当該枝路のアレイインデックスの非線形関数とな
    るようにして、前記第1及び第2アナログ信号の比と前記ディジタルコードとの
    間で非線形変換を行なうようにしたことを特徴とする請求項6に記載の電子回路
  9. 【請求項9】 それぞれ異なる枝路における各コンデンサのキャパシタンスの比
    が、前記アレイインデックスの関数として線形的に離間されるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の電子回路。
  10. 【請求項10】 それぞれ異なる枝路における各コンデンサのキャパシタンスの
    比が、前記アレイインデックスの関数として非線形的に離間されるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子回路。
  11. 【請求項11】 前記第1アナログ信号が、周期性信号の位相角の正弦関数に相
    当し、前記第2アナログ信号が、前記周期性信号の位相角の余弦関数に相当し、且
    つどの枝路でも、前記正の第1と第2コンデンサのキャパシタンスの比が、当該
    枝路におけるアレイインデックスの一次関数の正接関数となるようにして、前記
    位相角と該位相角のディジタルコード表現との間で線形変換を行なうようにした
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子回路。
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