JP2002532109A - 封入された香味及び/又は香気製剤 - Google Patents

封入された香味及び/又は香気製剤

Info

Publication number
JP2002532109A
JP2002532109A JP2000589053A JP2000589053A JP2002532109A JP 2002532109 A JP2002532109 A JP 2002532109A JP 2000589053 A JP2000589053 A JP 2000589053A JP 2000589053 A JP2000589053 A JP 2000589053A JP 2002532109 A JP2002532109 A JP 2002532109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flavor
fluidized bed
granules
sprayed
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000589053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002532109A5 (ja
Inventor
シユライフエンバウム,ビルギツト
ウーレマン,イエンス
ベツク,ラインハルト
ヒンデラー,ユルゲン
Original Assignee
ハーマン・ウント・ライマー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26050863&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002532109(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from DE19956604A external-priority patent/DE19956604A1/de
Application filed by ハーマン・ウント・ライマー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング filed Critical ハーマン・ウント・ライマー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Publication of JP2002532109A publication Critical patent/JP2002532109A/ja
Publication of JP2002532109A5 publication Critical patent/JP2002532109A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/11Encapsulated compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/70Fixation, conservation, or encapsulation of flavouring agents
    • A23L27/72Encapsulation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q13/00Formulations or additives for perfume preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、封入された香味及び/又は香気製剤及びそれと同じものを高分子のキャリヤー及び乳化された香味及び/又は香気の水性溶液からなる噴霧溶液から製造する方法に関する。顆粒は、0.2から2mmの間の調整可能な粒径を有し、なめらかな粒度分布及び球状の形をもたらし、そしてさらに揮発性香味の高濃度及び高い保持により特徴づけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、連続流動床噴霧凝集(fluidized−bed spray
agglomeration)により封入された(encapsulated)
香味製剤及び/又は香料製剤、それらの製造方法及び好適には食物でのそれらの
使用に関する。
【0002】 香味(flavouring)及び香料(perfume)は一般に液体成分
の複雑な液体混合物である。香味顆粒(granules)は異なった目的で必
要である。噴霧乾燥による香味の封入は通例であるが、これによっては相対的に
微細な及び不規則な構造の粒子のみが製造される(R.Buettiker、D
issertation ETH Zuerich No.6148)。
【0003】 噴霧乾燥の代わりは、流動床噴霧凝集による香味顆粒の製造である。欧州特許
出願(EP−A)第070 719号は、例えば慣用のバッチ操作の流動床での
香味顆粒の製造を記載する。顆粒化される(granulated)香味のエマ
ルジョンは、空気流動(air−fluidized)粒子からなる流動床へ噴
霧される。その後粒子は、顆粒粒子(granule grains)の生成の
ための核として作用する。
【0004】 WO第97/16078号は、慣用のバッチ操作の流動床回転粗砕機(gra
nulator)での香味顆粒の製造を記載する。回転粗砕機は、その中に存在
する流動床に、回転する底板(base plate)によって渦を発生させる
。この方法において、材料は先に導入されたコアー(core)上にのみ噴霧で
きるので、最終生成物の香味含量が非常に低くなる。
【0005】 両方の方法はバッチ式で操作する。言い換えれば噴霧溶液(spray−so
lution)バッチの処理の後で、製造方法が終了し、顆粒が装置から取り出
される。その後新しい噴霧溶液バッチが処理されなければならない。従って経済
的効率の理由のために、処理は高い床含量(bed content)で操作さ
れなければならない。顆粒の成長を前以て調整するためには、対応する量の噴霧
溶液が蒸発しなければならない。それゆえ、高い床含量が数時間の範囲である、
顆粒の長い滞留時間をもたらす。しかしながら、長い滞留時間は同時に起こる空
気流中の顆粒の熱応力を伴って、相対的に揮発性香味の高い損失をもたらす。空
気の温度及び/又は空気の流量を減少させることは香味の損失を減少させない。
なぜならそうすると噴霧溶液を蒸発するための時間が不可避的に伸びるからであ
る。
【0006】 欧州特許出願(EP−A)第070 719号による方法のさらなる欠点は、
その方法が製造する生成物が、狭い粒度分布を得るために再度ふるい分け(re
screen)されなければならないことである。第一にこれはさらなる労働費
用がかかり、第二に高価な材料がこの間に失われる。
【0007】 WO第97/16078号での欠点は、顆粒コアー中の充填材の高い比率(約
60から90重量%)及び顆粒の表面のみで香味が吸着することである。表面の
吸着は香味の保護を減少し、最大充填(maximum loading)を制
限し、そして顆粒の表面の香味の望ましくない高い含量をもたらす。
【0008】 欧州特許出願(EP−A)第070 719号又はWO第97/16078号
により製造された顆粒は、溶解性及び香味放出(release)挙動を調整す
るために又はある特定の保護作用を達成するためにコーティングをすることがで
きるが、まだ相対的に不均一な(non−uniform)粒径分布及び相対的
に不規則な粒子表面が、一定のコーティング厚さでの均一なコーティングを行う
ことを困難にさせる。それゆえ、実際に香味又は香料の時間−又は温度制御され
た放出は達成できない。
【0009】 本発明の目的は、粒状の封入された香味製剤及び/又は香料製剤である。顆粒
は、狭い粒径分布及び球状の形状(geometry)を有し、好適には0.2
から2mmの範囲で調整可能な粒径を有し、そして揮発性の香味での高い充填を
有すべきである。製造の間に、揮発性香味の保持(retention)は最大
とできるべきであり、ふるい分けの損失は最小とできるべきであり、そして設定
可能な所望の粒径の収率は最大とできるべきである。顆粒は、さらにコーティン
グのための理想的な前提条件(precondition)を提供すべきであり
、コーティングの適切な選択により香味の性質は、用途に対し特に適合させるこ
とができる。
【0010】 封入された香味製剤及び/又は香料製剤が、香味製剤及び/又は香料製剤が凝
集核を含む流動床中へ噴霧されそして噴霧された香味製剤及び/又は香料製剤の
平均(mean)滞留時間が流動床中で20分未満である、連続流動床噴霧凝集
を用いて製造されることが見出された。
【0011】 本発明の新規の香味製剤及び/又は香料製剤は、上述の必要条件を満たす。特
に、それらは0.2から2mmの粒径を有し、ダストフリーの(dust−fr
ee)、香味充填が1から25重量%の範囲であり、凝集工程の間の香味の保持
が60から90重量%である。
【0012】 香味製剤及び/又は香料製剤が凝集核(agglomeration nuc
lei)を有する流動床中へ噴霧される、流動床噴霧凝集により製造された、封
入された香味製剤及び/又は香料製剤を製造するための方法であって、噴霧され
る香味製剤及び/又は香料製剤の平均滞留時間が流動床中で20分未満であるこ
とを特徴とする方法も見出された。
【0013】 噴霧される香味製剤及び/又は香料製剤の平均滞留時間は、流動床中で好適に
は2から15分、特には5から10分である。
【0014】 研究において、第一に香味及び/又は香料は、この型の短い時間スパン中で十
分に顆粒化でき、そして第二に粒径の分布、形状、保持及び充填に関してかなり
改良された生成物が得られることが見出された。ここでの高い充填は顆粒の塊(
mass)に基づいて封入された香味の高い全体の量を意味する。個々の揮発性
成分の保持が高いほどこれらの成分の損失が低くなる。
【0015】 本発明の方法はバッチ式又は連続して行うことができる。好適には、本発明の
方法は連続的に行われる。連続の方法は工業的な製造のためにより適当であり、
そして短い滞留時間を有する。同じ材料処理量では、流動床噴霧凝集の連続方法
での床含量は、バッチ式の方法のそれより低い。連続流動床噴霧凝集において同
時に成長するようにされた全ての顆粒核の全量の代わりに、顆粒核のわずかな量
のみを噴霧し、所望の粒径に達した後にそれらをシフターを用いてすぐに取り出
す。本発明で製造された封入された香味及び/又は香料製剤は小さな粒径分布を
有し;さらに適当な径の粗粒(grains)を特に取り出すことができる。
【0016】 それゆえ、本発明の関連において小さな床の高さ(bed height)を
有する流動床が好適である。好適には、これは3から50cm、特に好適には5
から20cmである。
【0017】 連続流動床噴霧凝集は、水、乳化された香味及び溶解された/懸濁されたキャ
リヤーからなる噴霧溶液から、封入された香味/香料を有する易流動性で、低ダ
ストで、粒状の(grainy)顆粒を製造する。理想的な場合には、核発生(
nucleus generation)の基本的な操作、すなわち乾燥、造形
及び所望の粒径を達成した粒子の選択的な取出しを一つの装置で同時に行われる
【0018】 連続流動床噴霧凝集の基本的な原理(Chemie−Ingenieur−T
echnik、第62巻(1990)、822から834頁)は、多くの変形(
variants)で実行されてきた。特に、外部シフター、粉砕機(grin
der)、又は他の固体溜めから核を床へ加える、外部核生成(externa
l nucleus formation)を有する変形と内部(intern
al)核生成を有する変形との間で差異(distinction)はつけられ
なければならない。比較すると、外部核生成を有する変形は常に二つの理由によ
り増加された滞留時間を有する。
【0019】 1.床の高さは核の供給により制御され、それゆえ制御可能な最小(値)以下 に減少することはできない。
【0020】 2.外部の固体回路(circuits)が本方法には必要である。
【0021】 それゆえ本発明の関連において、内部核の供給を有する方法が好適である。一
つのそのような方法は、例えば欧州特許出願(EP−A)第163 836号に
記載された方法である。さらにこれは粒径制御のための自制機構を備え、それゆ
え最小の滞留時間を有する。
【0022】 噴霧溶液は底部から、横部から、又は上部から流動床へ噴霧できる。排気され
た空気から伴出(entrained)された固体を取り除くためには、分離方
法(例えば、サイクロン又はフィルター)により又は取除きの位置(粗砕機の内
側又は外側)により異なる多くの変形が可能である。
【0023】 最終的に顆粒を取り出す(discharge)ためには好適にはシフターが
使用される。シフターを使用することは粗い粒子だけを流動床から取り去る(l
eave)ことができることを意味する。後に残っている粒子は、それらはまた
所望の粒径を達成するまで流動床中に残る。
【0024】 顆粒粒子は好適にはそれらの製造の後にコーティングされる。このコーティン
グはそのために適当な流動床装置(上部噴霧塗工機、底部噴霧塗工機、ウースタ
ー(Wurster)塗工機)中か又はフィルムコーター中で適用できる。これ
は、そのフィルム生成性質のためにこれらの目的のために使用されるものとして
知られる物質の溶液、エマルジョン、分散液又は物質の溶融物を噴霧することに
よって達成される。使用できるコーティング材料は、物質又は物質の混合物、例
えば脂肪、ワックス、タンパク質、例えばゼラチン、ヒドロコロイド、例えばデ
ンプン、分解させた(degraded)デンプン、化学的に変性させたデンプ
ン、変性させたセルロース、微晶質セルロース、植物分泌物、例えばアラビアゴ
ム、ガッチゴム(ghatti gum)、トラガカント、ゴムカラヤ(gum
karaya)、植物抽出物、例えばカラギーナン、グアー種粉末(guar
seed meal)、イナゴマメ粉(carob bean flour)
、寒天、アルギン酸エステル(塩)、ペクチン、イヌリン、動物抽出物、例えば
キトサン及びシェラク(schellac)、微生物の生産物、例えばキサンタ
ンガム、ゲランガム(gellan gum)、化粧品又は製薬に使用できるプ
ラスチック、例えばポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、ポリメタクリレ
ート、ポリビニルアセテートフタレート、ポリエチレングリコールである。コー
ティング材料は、用途に依存して顆粒のそれぞれの要求を満たす。
【0025】 顆粒化される噴霧溶液は、香味の噴霧乾燥における手順と同様に、溶解された
及び/又は懸濁された高分子のキャリヤー及び乳化された香料を有する水からな
ることができる。高分子のキャリヤーは、加水分解された又は変性されたデンプ
ン又はヒドロコロイド例えばアラビアゴムで、純粋な物質として、又は任意の比
率の混合物であることができる。
【0026】 慣用の添加剤及び成分、例えば食物又は化粧着色剤、甘味料、抗酸化剤、食用
酸、例えばクエン酸、香味強化物質、例えばグルタミン酸ナトリウム、ビタミン
、ミネラル、ジュース濃縮物等は顆粒化される噴霧溶液へ加えることができる。
【0027】 本発明の流動床噴霧凝集の方法は、好適には60℃から180℃、好適には1
00℃から140℃の範囲で昇温した空気温度で行うことができる。空気(ai
r)の流量は、最大乾燥性能のために可能な限り大きくなるように選択すること
ができる。適当なガス速度は、0.5から1.5m/sの範囲であり、好適には
1m/sである。許容される生成物温度は排気空気温度と関連し、噴霧溶液の噴
霧速度により設定される。欧州特許出願(EP−A)第163 836号による
方法中の床の高さは、わずかに数センチメートルである。外部核生成を有する変
形中の床の高さは20から50センチメートルの範囲に制御される。
【0028】 適当な香味及び香料は、香味及び香料のために以前に使用された全ての個々の
成分、すなわち香味及び/又は香料及び精油又はそれらのフラクションを含むこ
とができる、複雑な香味組成物である。しかしまた個々の香味又は香料、例えば
アセトアルデヒド、メントール、エチルブチレート、等又は精油又はそれらのフ
ラクションも含むことができる。
【0029】 本発明の関連における実施例により言及され得る香味及び香料は、好適にはベ
リー、シトラス(citrus)、ポーム フルーツ(pome fruit)
、チーズ、肉、魚、魚介類、スパース、ハーブ、野菜、コーヒー、チョコレート
、ミント、タバコ、木、花、等である。
【0030】 本発明の封入された香味製剤及び/又は香料製剤は好適には食物に使用できる
【0031】 本発明は実施例を参照して以下に説明される。
【0032】 生成物実施例 実施例 1(ストロベリー): 欧州特許(EP)第163 836号で記載された型の凝集装置(以下の性質
を有する:ガスディストリビュータプレートの直径:225mm、スプレーノズ
ル:2成分ノズル、分級排出機(classifying discharge
):ジグザグシフター;フィルター:内部バッグフィルター)で、水 44重量
%、ストロベリー香味 11重量%、アラビアゴム 13重量%及び加水分解され
たデンプン(maltodextrin DE 15−19) 32量%を凝集さ
せた。溶液を流動床凝集機中へ32℃で噴霧した。床の内容物を(conten
t)を流動化させるために窒素を140kg/hの割合(rate)で吹き込ん
だ(blown)。流動化ガスのインレット温度は140℃であった。排出ガス
の温度は76℃であった。分級ガスとして、窒素も50℃の温度で15kg/h
の割合で供給された。流動床含量は約1700gであった。凝集出力(outp
ut)は約2.8kg/時であった。600g/lの嵩密度で1mmの平均粒子
直径を有する易流動性の(free−flowing)顆粒が得られた。顆粒は
丸く滑らかな表面を有した。フィルターの一定の圧力の低下及びまた一定の床含
量(contents)のために、凝集工程については定常状態条件が仮定され
た(assumed)。
【0033】 実施例 2(ミント): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 37重量%、アラビアゴム 1
5重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−1
9) 35量%及びハッカ芳香(peppermint aroma) 13重量
%からなる溶液の凝集が行われた。溶液を青色染料(E131)(40gの2%
濃度溶液)で染色した。溶液を35℃の温度で流動床噴霧凝集機中へ噴霧した。
床内容物を流動化するために窒素を130kg/hの割合で吹き込んだ。流動化
ガスのインレット温度は140℃であった。排出ガスの温度は85℃であった。
供給された分級ガスの窒素は30℃の温度で16kg/hの割合であった。流動
床含量は約1700gであった。凝集出力は約4kg/時であった。550g/
lの嵩密度で1mmの平均粒子直径を有する易流動性の顆粒が得られた。顆粒は
丸く粗い表面を有した。
【0034】 同じ装置で、先に製造された顆粒は、脂肪Revel A(Loders C
roklaanから)で塗工され;床として400gが前以て投入された。25
℃で23kg/hまで分級ガスの割合を増加することによっても、いかなる材料
も取り出されなかった。すなわちコーティングがバッチ式で行われた。溶融物は
、74℃の温度で流動床凝集機へ噴霧された。噴霧ガスの温度は70℃であった
。床内容物を流動化させるために窒素を100kg/hの割合で吹き込んだ。冷
却された流動化ガスのインレット温度は16℃であった。排出ガスの温度は28
℃であった。易流動性の顆粒が得られた。顆粒は丸かった。フラクチャー表面の
SEM像は、脂肪で実質的に均一にコーティングされた顆粒を示した。
【0035】 実施例 3(茶抽出物): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 25重量%、アラビアゴム 4
重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−19
) 19量%及び茶抽出物(固体含量約63重量%) 52重量%からなる溶液を
凝集した。床内容物を流動化するために窒素を110kg/hの割合で吹き込ん
だ。流動化ガスのインレット温度は138℃であった。排出ガスの温度は80.
5℃であった。供給された分級ガスの窒素は81℃の温度で11.5kg/hの
割合であった。流動床含量は約450gであった。凝集出力は約2kg/時であ
った。0.8mmの平均粒子直径を有する易流動性の顆粒が得られた。顆粒は丸
く非常に滑らかな表面を有した。
【0036】 実施例 4(チキン): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 44重量%、アラビアゴム 1
4重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−1
9) 31量%及びチキン香味 11重量%からなる溶液を凝集した。溶液を30
℃の温度で流動床凝集機中へ噴霧した。床内容物を流動化するために窒素を13
0kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガスのインレット温度は140℃であっ
た。排出ガスの温度は91℃であった。供給された分級ガスの窒素は65℃の温
度で16kg/hの割合であった。流動床含量は約650gであった。凝集出力
は約2kg/時であった。1.5mmの平均粒子直径を有する易流動性の顆粒が
得られた。顆粒は丸く適度に滑らかな表面を有した。
【0037】 実施例 5(ラズベリー): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 50重量%、アラビアゴム 1
1重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−1
9) 22.5量%、ラズベリー香味 16.5重量%からなる溶液及び少量の着
色剤の凝集が行われた。溶液を32℃の温度で流動床凝集機中へ噴霧した。床内
容物を流動化するために窒素を110kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガス
のインレット温度は130℃であった。排出ガスの温度は84℃であった。供給
された分級ガスの窒素は81℃の温度で9kg/hの割合であった。流動床含量
は約300gであった。凝集出力は約1.5kg/時であった。0.5mmの平
均粒子直径を有する易流動性の顆粒が得られた。顆粒は丸く適度に滑らかな表面
(ときどき二次凝集を形成する)を有した。
【0038】 同じ装置で、先に製造された顆粒は、ボイゼンベリー香味(水 50重量%、
アラビアゴム 11重量%、加水分解されたデンプン(maltodextri
n DE 15−19) 22.5量%、ボイゼンベリー香味 16.5重量からな
る溶液)で塗工され;床として530gが前以て投入された。90℃で20kg
/hまで分級ガス速度を増加することによっても、いかなる材料も取り出されな
かった。すなわちコーティングがバッチ式で行われた。溶液は、26℃の温度で
流動床凝集機へ噴霧された。噴霧ガスの温度は30℃であった。床内容物を流動
化させるために窒素を110kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガスのインレ
ット温度は130℃であった。排出ガスの温度は82℃であった。易流動性の顆
粒が得られた。固体の粒子は丸かった。フラクチャー表面のSEM像は、顆粒の
非常に均一なコーティングを示した。
【0039】 実施例 6(エチルブチレート): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 38重量%、アラビアゴム 1
5重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−1
9) 34量%及びエチルブチレート 13重量%からなる溶液を凝集した。溶液
を38℃の温度で流動床凝集機中へ噴霧した。床内容物を流動化するために窒素
を125kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガスのインレット温度は105℃
であった。排出ガスの温度は66℃であった。供給された分級ガスの窒素は30
℃の温度で10kg/hの割合であった。流動床含量は約1650gであった。
凝集出力は約1.4kg/時であった。465g/lの嵩密度で0.5mmの平
均粒子直径を有する易流動性の顆粒が得られた。顆粒は丸く適度に滑らかな表面
を有した。
【0040】 実施例 7(香味混合物モデル): 実施例「ストロベリー」で記載した装置で、水 50重量%、アラビアゴム 4
重量%、加水分解されたデンプン(maltodextrin DE 15−19
) 36量%及び香味混合物モデル(リモネン:エチルブチレート:フェニルエ
タノール=1:1:1) 10.0重量%からなる溶液の凝集が行われた。溶液
を22℃の温度で流動床凝集機中へ噴霧した。床内容物を流動化するために窒素
を125kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガスのインレット温度は105℃
であった。排出ガスの温度は59℃であった。供給された分級ガスの窒素は30
℃の温度で14kg/hの割合であった。流動床含量は約700gであった。凝
集出力は約1.25kg/時であった。0.7mmの平均粒子直径を有する易流
動性の顆粒が得られた。顆粒は丸く粗い表面を有した。
【0041】 同じ装置で、先に製造された顆粒は、メチルセルロース(固体を2重量%含む
水性溶液)Methocel A 15 LV(ダウケミカル)でコーティングさ
れ;床として480gが前以て投入された。30℃で20kg/hまで分級ガス
速度を増加することによっても、いかなる材料も取り出されなかった。すなわち
コーティングがバッチ式で行われた。溶液は、22℃の温度で流動床凝集機へ噴
霧された。噴霧ガスの温度は30℃であった。床内容物を流動化させるために窒
素を120kg/hの割合で吹き込んだ。流動化ガスのインレット温度は140
℃であった。排出ガスの温度は81℃であった。易流動性の顆粒が得られた。固
体粒子は丸かった。フラクチャー表面のSEM像は、顆粒の非常に均一な薄いコ
ーティング(顆粒の重量に基づいてメチルセルロース5重量%)を示した。
【0042】 適用における顆粒の使用 実施例で言及した香味顆粒及び香料顆粒は食物(例えば、インスタント飲料粉
、浸出(infusion)のためのティーバック、硬い又は軟らかいカラメル
、ワインガム(wine gums)、パン生成物(bakery produ
cts)、食物製剤(dietary preparations)、圧縮した
生成物、チューインガム、アイスクリーム、アイスクリームコーティング、フィ
ルド(filled)チョコレート生成物、インスタントスープ及びインスタン
トソース、冷凍の即席食事(frozen ready meals)、熱処理
した飲料、スープ及びソース、口腔衛生生成物、例えば歯の洗浄錠剤、及び歯磨
き粉)で香味付けられるものとして使用され又は化粧用生成物、衛生生成物、製
薬用生成物、セッケン生成物、洗浄生成物又は香料を付けられる家庭用生成物で
使用される。
【0043】 使用実施例 実施例 8(硬い又は軟らかいカラメル) 封入されたミント香味を有する青色に染色された香味粒子が、ショ糖、グルコ
ースシロップ及び水からなる、熱い(140℃)硬いカラメルの塊中へ1%で混
合された。まだ熱い塊はその後モールド(mould)中へ投入された。
【0044】 軟らかいカラメルを製造するために、香味顆粒は、ショ糖、水、グルコースシ
ロップ、脂肪、フォンダン(fondant)、ゼラチン、クエン酸及び乳化剤
を含む塊中へ同様に(correspondingly)120℃で取り込まれ
た。その後塊は、40℃以下まで冷いテーブルで冷却され、ローリングにより手
動的に通気した(aerated)。
【0045】 利点: −注目に値する(noticeable)粒子によって、処理及び貯蔵の間に保
持される光学的効果を達成できる。 −低い香味の損失が処理の間に起こる。 −幾つかの場所に局在化されたマトリックス(matrix)中で香味が存在し
、移動(migrate)しない。結果としてある特定の知覚効果(senso
ry effect)が達成される(ホットスポット(hot spot))。
異なった液体香味はカラメルマトリックスそれ自体に加えることができ、その結
果として知覚二重効果(sensory double effect)が達成
される。 −硬いカラメルの吸引挙動が変わらずに残され、粒子は干渉としては認められな
い。
【0046】 実施例 9(ゼリー状になったフルーツ) 脂肪コーティングがさらに行われた、封入されたストロベリー香味を有する赤
く染色された香味粒子を、水、ショ糖、グルコースシロップ及び寒天からなるゼ
リー状になったフルーツのために、70℃で塊へ取り込ませた。この塊はその後
成形粉へ注がれた。
【0047】 利点: −相対的に高い水含量にもかかわらず、注目に値する粒子によって、処理及び貯
蔵の間にマトリックス中で保持される光学的効果を達成できる。 −低い香味の損失が処理の間に起こる。 −香気(aroma)が幾つかの場所に局在化されたマトリックス中で存在し、
移動しない。結果としてある特定の知覚効果が達成される(ホットスポット)。
異なった液体香気はマトリックスそれ自体に加えることができ、その結果として
知覚二重効果が達成される。
【0048】 実施例 10(硬いビスケット) 封入されたチーズの香気を有し、続いて脂肪コーティングが行われたオレンジ
色に染色された香味粒子は、硬いビスケットのためにこね粉(dough)へ取
り込まれた。
【0049】 利点: −低い香味の損失がベーキング(baking)工程の間に起こる。 −香味が幾つかの場所に局在化されたマトリックス中で存在し、移動せず、その
結果としてある特定の知覚効果が達成される(ホットスポット)。異なった液体
香気はマトリックスそれ自体に加えることができ、その結果として知覚二重効果
が達成される。
【0050】 実施例 11(チューインガム) 封入されたミントの香気を有する香味粒子は、チューインガムの塊に取り込ま
れた。
【0051】 利点: −生成物中の高い香気濃度の部分的な局在化のために、高い香味がぶつかる(i
mpact)。香気の放出はチューイングの間に機械的に起こる。
【0052】 実施例 12(アイスクリーム) 封入されたアプリコットの香気を有し、さらに脂肪のコーティング含むオレン
ジ色に染色された香味粒子は、アイスクリームに取り込まれた。
【0053】 利点: −注目に値する粒子によって、アイスクリームの貯蔵の間に保持される光学的効
果が、温度の変動(fluctuations)の下でも達成できる。 −さらなるさくさくさ(crispness)の効果がアイスクリームにおいて
でさえも、相対的に高い水の活性を有する食物として達成できる。
【0054】 実施例 13(圧縮された生成物) 封入されたブルーベリーの香味を有し、5%のメチルセルロース層でコーティ
ングされた香味顆粒を、ソルビトール、クエン酸及びアスパルテームの混合粉体
に2%加え、そして圧縮された生成物を生成するために タブレット成形機で圧縮した。
【0055】 利点: −粉体混合物の吸湿性は著しく減少した。圧縮の間の染料表面の粘着はもはや起
こらなかった。
【0056】 実施例 14(方法の比較) 図は、ストロベリー香味から個々の香味成分の異なった保持割合(rate)
(Y軸:保持 %で)の比較を、使用された香味技術の関数として示す。垂直棒
(vertical bars)は、揮発性の減少の順に左から右へ配列された
それぞれ個々の香味成分を表す。
【0057】 特に非常に揮発性の成分(それぞれの場合、それぞれの分類の最も左の棒)に
とっては、本発明の連続流動床凝集5の保持は非常に良好であることが、明白に
見られるであろう。このことは香味成分の比率は互いに実質的には変わらないで
残ることを意味する。従って、香味プロファイル(profile)は実質的に
液体の封入されていない香味のそれに対応する。示される他の技術(1=吸着、
2=噴霧乾燥、3=凝集;4=圧縮(compacting))は、香味のプロ
ファイルの保持に関する連続流動床噴霧凝集より著しく劣る。香気全体の保持は
また、連続流動床噴霧凝集の場合最も高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11B 9/00 C11B 9/00 Z 15/00 15/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ベツク,ラインハルト ドイツ・デー−41564カールスト・アルテ ヘーア−シユトラーセ56−58 (72)発明者 ヒンデラー,ユルゲン ドイツ・デー−51381レーフエルクーゼ ン・アムベンタール54 Fターム(参考) 4B047 LB09 LE06 LE07 LG01 LG08 LG27 LG30 LG38 LP09 4B048 PE02 PE10 PN02 PN28 PQ03 4H059 BC10 BC23 BC45 BC46 CA53 CA96 DA09 DA16 EA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香味製剤及び/又は香料製剤が、凝集核を含む流動床中へ噴
    霧されそして流動床中における噴霧された香味製剤及び/又は香料製剤の平均滞
    留時間が20分未満である流動床噴霧凝集を用いる、封入された香味製剤及び/
    又は香料製剤。
  2. 【請求項2】 香味製剤及び/又は香料製剤が凝集核を有する流動床中へ噴
    霧される流動床噴霧凝集により製造された、封入された香味製剤及び/又は香料
    製剤を製造する方法であって、流動床中における噴霧される香味製剤及び/又は
    香料製剤の平均滞留時間が20分未満であることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 該方法が連続的に行われることを特徴とする、請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 顆粒核が流動床中で製造されることを特徴とする、請求項2
    又は3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 流動床が、10cm未満の床高さを有することを特徴とする
    、 請求項2から4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 所望の粒径の顆粒が、流動床からシフターで分離されること
    を特徴とする、請求項2から5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 顆粒に、それらの製造の後液体コーティング材料を噴霧する
    ことにより外的なコーティングを与えることを特徴とする、請求項2から6のい
    ずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 香味及び/又は香料が、香味及び/又は香料を水及び高分子
    のキャリヤーと混合することにより製造されるエマルジョンの形態で使用される
    ことを特徴とする、請求項2から7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 使用される高分子のキャリヤーが加水分解された又は変性さ
    れたデンプンであり、使用されるヒドロコロイドがアラビアゴム又はそれらの混
    合物であることを特徴とする、請求項2から9のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 香味エマルジョン及び/又は香料エマルジョンが、添加剤
    として、食物着色料又は化粧着色料、甘味料、抗酸化剤、食用酸、香味強化物質
    、ビタミン、ミネラル及び/又はジュース濃縮物を含むことを特徴とする、請求
    項2から9のいずれか一つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 封入された香味及び/又は食物での使用。
  12. 【請求項12】 香味エマルジョン及び/又は香料エマルジョンが例えば食
    物着色料又は化粧着色料、甘味料、糖置換物質、抗酸化剤、食用酸、香味強化物
    質、ビタミン、ミネラル及び/又はジュース濃縮物のような添加剤及び成分をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項4から11のいずれか一つに記載の方法。
JP2000589053A 1998-12-18 1999-12-08 封入された香味及び/又は香気製剤 Pending JP2002532109A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19858729 1998-12-18
DE19956604A DE19956604A1 (de) 1998-12-18 1999-11-25 Eingekapselte Aroma- und/oder Riechstoffzubereitungen
DE19956604.6 1999-11-25
DE19858729.5 1999-11-25
PCT/EP1999/009644 WO2000036931A1 (de) 1998-12-18 1999-12-08 Eingekapselte aroma- und/oder riechstoffzubereitungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002532109A true JP2002532109A (ja) 2002-10-02
JP2002532109A5 JP2002532109A5 (ja) 2006-08-03

Family

ID=26050863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000589053A Pending JP2002532109A (ja) 1998-12-18 1999-12-08 封入された香味及び/又は香気製剤

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1139791B1 (ja)
JP (1) JP2002532109A (ja)
CN (1) CN1330519A (ja)
AT (1) ATE279125T1 (ja)
AU (1) AU765160B2 (ja)
BR (1) BR9916315A (ja)
CA (1) CA2356688A1 (ja)
ES (1) ES2229806T3 (ja)
IL (1) IL143220A0 (ja)
WO (1) WO2000036931A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132801A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Lion Corp 口腔内崩壊錠
JP2008528680A (ja) * 2005-02-03 2008-07-31 フイルメニツヒ ソシエテ アノニム 噴霧乾燥した組成物およびその使用
JP2018527029A (ja) * 2015-09-15 2018-09-20 ジボダン エス エー シーズニング組成物、前記組成物を含むスナック食品、およびスナック食品をシーズニングする方法
JP2021510674A (ja) * 2018-01-26 2021-04-30 フイルメニツヒ ソシエテ アノニムFirmenich Sa マイクロカプセルを含有する毛髪染色用組成物
JP2021534795A (ja) * 2018-08-27 2021-12-16 ジボダン エス エー フレーバー組成物
JP2023503809A (ja) * 2019-11-29 2023-02-01 シムライズ アーゲー 香りの性能を向上させたトイレ用リムブロック

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4141600B2 (ja) 1999-09-17 2008-08-27 株式会社ロッテ チューインガム組成物及びその製造方法
ATE290324T1 (de) 2000-12-15 2005-03-15 Quest Int Eine feuchtigkeit- und sauerstoff-stabile zusammensetzung und verfahren zur herstellung
US6932982B2 (en) 2001-02-16 2005-08-23 Firmenich Sa Encapsulated flavor and/or fragrance composition
JP2006501051A (ja) * 2002-08-14 2006-01-12 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 高液体ローディングの流動可能な固体粉末
RU2343195C2 (ru) * 2003-03-24 2009-01-10 Дзе Скриппс Рисерч Инститьют Днк-вакцины против опухолевого роста и способы их применения
EP1610627A1 (en) * 2003-04-08 2006-01-04 Quest International B.V. Oxigen stable active containing compositions
DE10347243A1 (de) 2003-10-10 2005-05-04 Wella Ag Färbemittel für Keratinfasern
US7704420B2 (en) * 2003-12-23 2010-04-27 Yara International Asa Spraying device and method for fluidised bed granulation
EP1609374A1 (en) * 2004-06-17 2005-12-28 Solae, LLC Dry flowable flavouring ingredient based on soy cotyledon fibre, method for preparation thereof and food compositions comprising it
EP2368442B1 (en) 2005-07-27 2014-12-17 Symrise AG Use of hesperetin for enhancing the sweet taste
US20080220140A1 (en) 2007-01-25 2008-09-11 Symrise Gmbh & Co. Kg Use of propenylphenyl glycosides for enhancing sweet sensory impressions
EP1958520A3 (de) 2007-02-09 2013-04-03 Symrise AG Wirbelschichtgranulate mit hohem Fruchtanteil
EP1977655B1 (de) 2007-03-29 2011-05-18 Symrise AG Aromakompositionen von Alkamiden mit Hesperetin und/oder 4-Hydroxydihydrochalkonen und deren Salzen zur Verstärkung süßer sensorischer Eindrücke
US20090253612A1 (en) 2008-04-02 2009-10-08 Symrise Gmbh & Co Kg Particles having a high load of fragrance or flavor oil
FR2935084B1 (fr) * 2008-08-19 2011-05-06 Pancosma Sa Pour L Ind Des Produits Biochimiques Additif pour l'alimentation animale et son procede de preparation
TW201130428A (en) * 2010-01-25 2011-09-16 Japan Tobacco Inc Method for making flavoring pellets
DE102010054127A1 (de) * 2010-12-10 2012-06-14 Maria Clementine Martin Klosterfrau Vertriebsgesellschaft Mbh Verfahren zur Herstellung alkoholfreier pflanzenbasierter Zusammensetzungen sowie auf diese Weise hergestellte Zusammensetzungen und deren Verwendung
DE102010054128A1 (de) * 2010-12-10 2012-06-14 Maria Clementine Martin Klosterfrau Vertriebsgesellschaft Mbh Verfahren zur Herstellung alkoholfreier Zusammensetzungen sowie auf diese Weise hergestellte Zusammensetzungen und deren Verwendung
CN103566819B (zh) * 2012-08-07 2015-07-08 潮州市顺冠生物科技有限公司 一种加香剂造粒工艺及其造粒装置
EP2801263B1 (de) 2013-05-09 2021-04-14 Symrise AG Verfahren zur Herstellung einer kühlende Zusammensetzung in Form eines Granulats
CN104560398A (zh) 2013-10-18 2015-04-29 国际香料和香精公司 杂合芳香包封制剂及其使用方法
CN107349114A (zh) * 2017-07-19 2017-11-17 广州凯普秀科技有限公司 一种新型速溶牙齿护理微囊颗粒及其制备方法
CN112825890A (zh) * 2019-11-25 2021-05-25 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 冷饮用饼干的生产方法
WO2021104619A1 (de) * 2019-11-27 2021-06-03 Symrise Ag Partikuläre erzeugnisse und verfahren zu deren herstellung
DE102021105519A1 (de) * 2021-03-08 2022-09-08 August Töpfer & Co. (GmbH & Co.) KG Aromaspeicher für die Speicherung von Duftstoffen, Verfahren zu seiner Herstellung sowie Trinksystem mit einem solchen Aromaspeicher
CN115633771B (zh) * 2022-10-26 2024-03-15 鲜之然(天津)生物技术有限公司 胡椒微胶囊及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PH18554A (en) * 1981-07-21 1985-08-09 Unilever Nv Encapsulation of volatile liquids
DE59609238D1 (de) * 1995-10-27 2002-06-27 Givaudan Sa Aromengranulat
BR9709921A (pt) * 1996-06-20 1999-09-21 Tetra Laval Holdings & Finance Artigo e processo para determinar o tempo de residência de uma partìcula de alimento que

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132801A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Lion Corp 口腔内崩壊錠
JP2008528680A (ja) * 2005-02-03 2008-07-31 フイルメニツヒ ソシエテ アノニム 噴霧乾燥した組成物およびその使用
JP2018527029A (ja) * 2015-09-15 2018-09-20 ジボダン エス エー シーズニング組成物、前記組成物を含むスナック食品、およびスナック食品をシーズニングする方法
JP2021510674A (ja) * 2018-01-26 2021-04-30 フイルメニツヒ ソシエテ アノニムFirmenich Sa マイクロカプセルを含有する毛髪染色用組成物
JP7384796B2 (ja) 2018-01-26 2023-11-21 フイルメニツヒ ソシエテ アノニム マイクロカプセルを含有する毛髪染色用組成物
JP2021534795A (ja) * 2018-08-27 2021-12-16 ジボダン エス エー フレーバー組成物
JP2023503809A (ja) * 2019-11-29 2023-02-01 シムライズ アーゲー 香りの性能を向上させたトイレ用リムブロック

Also Published As

Publication number Publication date
BR9916315A (pt) 2001-08-14
CN1330519A (zh) 2002-01-09
WO2000036931A1 (de) 2000-06-29
ATE279125T1 (de) 2004-10-15
AU765160B2 (en) 2003-09-11
AU2095500A (en) 2000-07-12
ES2229806T3 (es) 2005-04-16
IL143220A0 (en) 2002-04-21
EP1139791A1 (de) 2001-10-10
EP1139791B1 (de) 2004-10-13
CA2356688A1 (en) 2000-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002532109A (ja) 封入された香味及び/又は香気製剤
US9278234B2 (en) Encapsulated flavor and/or fragrance preparations
JP3145759B2 (ja) エリスリト−ル組成物
US6056949A (en) Aromatic granulated material
JP2874778B2 (ja) ソルビトール結晶小球
EP2026664B1 (en) One step spray-drying process
EP1064856B1 (en) Encapsulation of active ingredients
JP3444874B1 (ja) 顆粒状香料およびその製造方法
CA2313011A1 (en) Encapsulation of active ingredients
KR20140056400A (ko) 천연 고역가 감미료 조성물의 전달계와 그의 제형 방법 및 용도
EP1958520A2 (de) Wirbelschichtgranulate mit hohem Fruchtanteil
JP2002532109A5 (ja)
US6537595B1 (en) Chewing gum composition
JP2002526565A (ja) 特定の放出挙動を有するカプセルに包まれた香料及び/又は芳香剤
JP2882895B2 (ja) 改善された口触りを有する低カロリー圧縮錠剤
JP2001204419A (ja) カプセル化された香味料
US3947596A (en) Free-flowing, high density, agglomerated vitamin A powder compositions
US20040081735A1 (en) Encapsulated flavor and/or fragrance preparations
JP2012115205A (ja) 粉末香味料及びその製造方法
JP4039782B2 (ja) 粉末酸味料組成物及びその製造方法
MXPA01006228A (en) Encapsulated flavour and/or fragrance preparations
CN112137043B (zh) 一种可量化槟榔劲道的固体卤水颗粒的制备方法及所得产品和应用
EP2560501B1 (en) Slow-release dietary formulations
WO2021054454A1 (ja) 大豆タンパク質造粒物
CN117715534A (zh) 风味化颗粒递送系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060615

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090113