JP2002530394A - 新規アガロフラン誘導体、それらの製造、それらを含む医薬組成物および医薬としてのそれらの使用 - Google Patents
新規アガロフラン誘導体、それらの製造、それらを含む医薬組成物および医薬としてのそれらの使用Info
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Abstract
Description
む医薬組成物、ならびにそれらの医薬的使用、特に不安および/またはうつ病を
治療するためのそれらの使用方法に関する。
会の競争と共に増加しつつある。ベンゾジアゼピン化合物(ジアゼパムなど)、
ブスピロンおよびフルオキセチンを含む不安緩解剤は、CNS医薬品の中でも最
高の売り上げであることが報告されている。しかし、耐性、嗜癖、再発または遅
効といったいくつかの副作用および欠陥が観察されている。したがって、治癒効
果がより優れ不必要な作用のより少ない新規抗不安薬の開発が必要である。
a Roxbに含まれ、下記出版物中に以下のような9個の化合物が報告されて
いる。
aheshwari);Tetrahedron、19巻、1519ページ、1
963年(M.L.Mheshwari);Tetrahdron、21巻、1
15ページ、1965年(K.R.Varma);Phytochemistr
y、23巻、2068ページ、1984年(K.Yoneda);Phytoc
hemistry、23巻、2066ページ、1984年(T.Nakamis
h);Acta Pharmaceutica Sinica、21巻、516
ページ、1986年(J−S、Yang);Acta Pharmaceuti
ca Sinica、24巻、264ページ、1989年(J−S、Yang)
;J.Am Chem.Soc.、89巻、5665ページ、1967年(H.
C.Barret);J.Org.Chem.、33巻、435ページ、196
8年(J.A.Marshall);Tetrahedron、24巻、491
7ページ、1968年(C.H.Heathcock);Can.J.Chem
.、46巻、2817ページ、1968年(A.Asselin);J.Org
.Chem.、44巻、546ページ、1979年(G.Buchi);Chi
nese Chem.Lett.、2巻、425ページ、1991年(Q.Li
u);Chinese Chem.Lett、3巻、495ページ、1992年
(Q.Liu);J.Org.Chem.、47巻、3254ページ、1982
年(J.W.Huffman)。上記の報告はすべて化合物の化学のみを扱って
おり、それらの生物活性の教示および記述はない。
剤を見いだすことである。 本発明では、より優れた安全性プロフィルと共に、治療効果、特に抗不安作用
を有する以下の新規アガロフラン化合物を発見した。
し、
く、R1、R2およびR3はそれぞれ、2、3または4位にある。R1およびR 2 、またはR2およびR3は独立に、2、3、または4位にある。 R1は、H、C2〜12直鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であ
り、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義された
アルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルなどの1つまたは
複数の置換基によって置換されていてもよく、前記アルキルはまた、シクロアル
キル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基で置換され
ていてよく、アリールは、非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル
、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロまた
はN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置換基によって置換されて
おり、前記定義中で、複素環は、酸素、イオウまたは窒素から選択される少なく
とも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単環または多環であり、アリー
ルには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基はアルキルの可能ないずれの
位置にあってもよい。
、飽和または不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んで
もよく、前に定義されたアルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカル
ボニルなどの1つまたは複数の置換基によって置換されていてよく、前記アルキ
ルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、また
はアリール基が結合していてもよく、アリールは、非置換であるか、直鎖または
分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒ
ドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置
換基によって置換されており、前記定義中で、複素環は、酸素、イオウまたは窒
素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を有する飽和または不飽和の単環
または多環であり、アリールには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基は
アルキルの可能ないずれの位置にあってもよい。 R3は、H、オキソ、ヒドロキシルまたはハロゲンである。 ただし、R1、R2およびR3は同時にHではない。
、高い安全係数を特徴とし、抗うつ作用を伴う顕著な抗不安活性を示す。 本発明の別の態様は、活性成分として少なくとも1つの式(I)の化合物また
はその立体異性体、および医薬用坦体または賦形剤を含む医薬組成物を提供する
。 本発明にはさらに、式(I)の化合物またはそれを含む不安および/またはう
つ病の予防または治療に有用な組成物が含まれる。
少なくとも1つの式(I)の化合物またはそれを含む組成物を、予防および/ま
たは治療を必要とする宿主に投与することを含む方法を提供する。 本発明によれば、式(I)の化合物は、不安緩解剤にとっての典型的な薬理学
モデルであるラットによる高架式十字迷路試験および社会的相互作用試験で抗不
安活性を示した。さらに、式(I)の化合物は、抗うつ薬にとっての典型的な薬
理学モデルであるマウスの強制水泳試験で抗うつ活性を示した。
性体に関し、
く、R1、R2およびR3はそれぞれ、2、3または4位にある。R1およびR 2 、またはR2およびR3は独立に、2、3、または4位にある。
り、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義された
アルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルなどの1つまたは
複数の置換基によって置換されていてもよく、前記アルキルはまた、シクロアル
キル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基で置換され
ていてよく、アリールは、非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル
、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロまた
はN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置換基によって置換されて
おり、前記定義中で、複素環は、酸素、イオウまたは窒素から選択される少なく
とも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単環または多環であり、アリー
ルには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基はアルキルの可能ないずれの
位置にあってもよい。
、飽和または不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んで
もよく、前に定義されたアルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカル
ボニルなどの1つまたは複数の置換基によって置換されていてよく、前記アルキ
ルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、また
はアリール基が結合していてもよく、アリールは、非置換であるか、直鎖または
分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒ
ドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置
換基によって置換されており、前記定義中で、複素環は、酸素、イオウまたは窒
素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単環ま
たは多環であり、アリールには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基はア
ルキルの可能ないずれの位置にあってもよい。 R3は、H、オキソ、ヒドロキシルまたはハロゲンである。 ただし、R1、R2およびR3は同時にHではない。
中、A環の2−3位には二重結合があり、R1は前記のように定義されて2位に
あり、R2およびR3はHであり、ただしR1はHではない。
中、A環には二重結合がなく、R1とR2は共に2位にあり、R1は前の定義の
通りであり、R2はHまたはOHであり、R3はHであり、ただしR1はHでは
ない。
中、A環には二重結合がなく、R1は2位にあり、R2とR3は共にA環の3位
にあり、R1、R2およびR3は前の定義の通りであり、ただしR1およびR2 は同時に水素ではない。
合がある式(Id)で表され、式中、R2は2位にあり、R2は、C1〜12直
鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1
〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義されたアルキルは、非置換またはヒ
ドロキシルまたはカルボニルなどの置換基などの1つまたは複数の置換基によっ
て置換されていてよく、アルキルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数の
ヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基が結合していてよく、アリールは、
非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、
トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミ
ノなどの1つまたは複数の置換基によって置換されており、前記定義中で、複素
環は、酸素、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を有
する飽和または不飽和の単環または多環であり、アリールにはフェニルおよびナ
フチルが含まれ、置換基はアルキルの可能ないずれの位置にあってもよい。 R1およびR3は、Hである。
合がある式(Ie)で表され、R2は3位にあり、式中、R2は、C2〜12直
鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1
〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義されたアルキルは、非置換またはヒ
ドロキシルまたはカルボニルによって置換されていてよく、アルキルにはまた、
シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基
が結合していてもよく、アリールは、非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C 4 アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、
ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置換基によって
置換されており、前記定義中で、複素環は、酸素、イオウまたは窒素から選択さ
れる少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単環または多環であ
り、アリールには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基はアルキルの可能
ないずれの位置にあってもよい。 R1およびR3は、Hである。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−オキサ
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ペンチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ヘキシル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−イソペンチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ベンジル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(4−フルオロベンジ
ル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロキシプロ
ピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−2−ヒ
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチリデン−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロキ
シプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−
3−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2R,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−3−オン、 (1S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−3−ヒ
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,1’R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒドロ
キシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−
エン、 (1R,1’S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒドロ
キシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−
エン、 2−ブチリル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサ
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 メチル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサトリシ
クロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン−2−エチルケトン、 (1S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−11−オキサ
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン。
製することができる。 スキームI
式で、R1は前に定義した通りであり、R2はβ−OHであり、または
式で、R1は前に定義した通りであり、R2はα−OHであり、または
式で、R1は前に定義した通りであってα位にあり、R2はHであり、または
式で、R1は前に定義した通りであってβ位にあり、R2はHである。
式で、R1は前に定義した通りであり、R2はHであり、R3はOHであり、ま
たは
式で、R1は前に定義した通りであり、R2およびR3は酸素であり、または
式で、R2は前に定義した通りであり、R1はHであり、R3はOHであり、ま
たは
式で、R1およびR2はHであり、R3はハロゲンである。
であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義さ
れたアルキルは、非置換またはヒドロキシルまたはカルボニルによって置換され
ていてもよく、アルキルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原
子を含む複素環、またはアリール基が結合していてよく、アリールは、非置換で
あるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロ
メチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの
1つまたは複数の置換基によって置換されており、前記定義中で、複素環は、酸
素、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和ま
たは不飽和の単環または多環であり、アリールにはフェニルおよびナフチルが含
まれ、置換基はアルキルの可能ないずれの位置にあってもよい。R2は、式(I
d−1)ではα位に、式(Id−2)ではβ位にある。
であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義さ
れたアルキルは、非置換またはヒドロキシルまたはカルボニルによって置換され
ていてもよく、アルキルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原
子を含む複素環、またはアリール基が結合していてよく、アリールは、非置換で
あるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、またはハロゲン、ト
リハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロもしくはN,N−ジアルキルアミ
ノなどの基など1つまたは複数の置換基で置換されており、前記定義中で、複素
環は、酸素、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含
む飽和または不飽和の単環または多環であり、アリールには、フェニルおよびナ
フチルが含まれ、置換基はアルキルの可能ないずれの位置にあってもよい。
−ビシクロ[4.4.0]デカ−1−エン−3−オン(式1)は、ベンゼン、t
−ブタノールなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有機溶媒中、
アルカリ媒質の存在下にハロゲン化アルキルR1X(R1は前に定義した通りで
あるがHではなく、Xはハロゲン)と反応し、(6R/S,9R)2−R1−6
−メチル−9−(1−メチルビニル)−ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン
−3−オン(式2)を生成する。反応は一般に、用いる溶媒の還流温度で行い、
好ましいアルカリ試薬は、水素化ナトリウムおよびカリウムt−ブトキシドなど
の金属アルコキシドまたは水素化物である。式(2)の化合物と、有機過酸、好
ましくはメタクロロ安息香酸との反応で、(6R/S,9R)2−R1−6−メ
チル−9−(1−メチル−エポキシエチル)−ビシクロ[4.4.0]デス−1
−エン−3−オン(3)が生成する。反応は一般に、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジエチルエーテルなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有機
溶媒中、室温またはより低い温度で行う。金属水素化物複合物、好ましくは水素
化アルミニウムリチウムによる化合物(3)の還元で、式(4)の化合物が生成
する。反応は一般に、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、
クロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有
機溶媒中、室温またはより低い温度で行う。化合物(4)は、酸、好ましくは塩
酸、硫酸、またはリン酸などの無機酸で処理することによって式(Ia)の化合
物に変換され、反応は一般に、水、メタノール、エタノール、ジエチルエーテル
、ベンゼン、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、酢酸エチル、テトラヒド
ロフランなどの溶媒またはそれらの混合物、好ましくはベンゼン−水、ジエチル
エーテル−水系中、室温またはより低い温度で行う。
、クロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の
有機溶媒中、室温またはより低い温度で有機過酸、好ましくはメタクロロ安息香
酸と反応させると、式(5)の化合物が生成する。このように生成した化合物(
5)は、LiAlH4/ルイス酸などの金属水素化物複合体またはボラン、好ま
しくはLiAlH4またはLiAlH4/AlCl3によって還元され、式(I
b−1)が生成する。反応は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有機溶媒中、室温または氷浴で冷却
して行う。(1R,6R,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサト
リシクロ[7.2.1.0]ドデカン−2−オン(式6)は、グリニャール試薬
または有機リチウム試薬などの有機金属試薬と反応し、式(Ib−2)の化合物
を生成する。反応は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなどの有機溶媒、
または反応を妨害しない他の任意の有機溶媒中、室温もしくは氷浴または氷−塩
混合物で冷却して行うことができる。式(Ib−1)の化合物は、ピリジン、ま
たはトリエチルアミン中、室温もしくは氷浴または氷−塩混合物で冷却して塩化
チオニル、オキシ塩化リン、五酸化リンで処理し、式(7)の化合物に変換する
ことができる。(7)の接触水素化により、式(Ib−3)の化合物が生成する
。水素化は、エタノール、メタノール、酢酸などの有機溶媒、または反応を妨害
しない他の任意の有機溶媒中室温で、一般に使用される酸化白金、ラネーNi、
パラジウム炭素、またはロジウム炭素などの触媒によって触媒される。同様に、
式(Ia)の化合物の接触水素化は式(Ib−4)の化合物を生成し、反応は、
エタノール、メタノール、酢酸などの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任
意の有機溶媒中室温で、一般に使用される酸化白金、ラネーNi、パラジウム炭
素、またはロジウム炭素などの触媒によって触媒される。
フラン、1,2−ジメトキシエタンなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他
の任意の有機溶媒中、室温で金属水素化物複合体、好ましくはLiAlH4で還
元すると、式(Ic−1)の化合物が生成する。CrO3/ピリジン、クロロク
ロム酸ピリジニウム(PCC)またはジョーンズ試薬、好ましくはPCCによる
式(Ic−1)の化合物の酸化で式(Ic−2)の化合物が生成し、反応は一般
に、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒、または反応を妨害
しない他の任意の有機溶媒中、室温または加熱して行う。(1S,6S,9R)
6,10,10−トリメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6 ]ドデス−2−エン(式8)は、有機過酸、好ましくはメタクロロ安息香酸によ
って酸化され、(1S,2S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2,
3−エポキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン(式
9)が生成し、反応は、ジエチルエーテル、塩化メチレン、クロロホルム、ベン
ゼンなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有機溶媒中、室温また
冷却して行う。このように生成した化合物(9)は、金属水素化物複合体、好ま
しくはLiAlH4によって還元されて(1S,3S,6R,9R)6,10,
10−トリメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
−3−オン(式10)を生成し、反応は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタンなどの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任
意の有機溶媒中、室温または氷浴で冷却して行う。式(10)の化合物は、Cr
O3/ピリジン、PCC、またはジョーンズ試薬、好ましくはPCCによって酸
化され、(1S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサトリ
シクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−3−オン(式11)を生成し、反応
は、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒、または反応を妨害
しない他の任意の有機溶媒中、室温または加熱して行う。化合物(11)に、グ
リニャール試薬または有機リチウム試薬などの有機金属試薬を反応させると式(
Ic−3)の化合物が生成し、反応は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
などの有機溶媒、または反応を妨害しない他の任意の有機溶媒中、室温または氷
浴で冷却して行う。式(10)の化合物は、トリフェニルホスフィンの存在下で
トリハロゲン化リンと反応して(1S,3R,6R,9R)6,10,10−ト
リメチル−3−ハロ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカ
ンを生成し、反応は、無水ジエチルエーテル中、氷浴または氷−塩混合物で冷却
して行う。
の化合物を生成し、反応は通常、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、また
は反応を妨害しない他の任意の溶媒中、室温または氷浴で冷却して行う。式(1
2)の化合物をピリジン/塩化チオニルで処理すると水の分子が脱離して式(I
d−1)および(Id−2)の化合物が生成し、反応は、室温もしくは氷浴また
は氷−塩混合物で冷却して行う。 式(13)の化合物は、式(Ic−1)の化合物を調製するのと同様の方法で
調製することができる。
−ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン(1)を、室温で硫酸およ
びギ酸の混合物で処理すると(6R/S,9R)6−メチル−9−(1−ヒドロ
キシイソプロピル)−ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン(14
)が生成する。化合物(14)は、グリニャール試薬または有機リチウム試薬な
どの有機金属試薬と反応して式(15)の化合物を生成し、反応は、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、または反応を妨害しない他の任意の溶媒中、室温
もしくは氷浴または氷−塩混合物で冷却して行う。式(Ie)の化合物を生成す
るために、式(15)の化合物の環化は、水、メタノール、エタノール、ジエチ
ルエーテル、ベンゼン、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、酢酸エチル、
テトラヒドロフラン、またはそれらの混合物、好ましくはベンゼン−水、ジエチ
ルエーテル−水混合物などの反応を妨害しない任意の溶媒中、任意選択で塩酸、
硫酸、またはリン酸と共に酸性媒質中で行う。
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル
、イソ−ペンチル、ネオ−ペンチル、1−メチルブチル、n−ヘキシル、イソヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、またはデシルなどの2から12個の炭素
原子を有する直鎖または分枝炭素鎖を意味し、前記アルキルは、非置換であるか
鎖上でヒドロキシまたはカルボニルによって置換されていてもよい。
ヨードを意味する。 特に明記しない限り、「不飽和アルキル」という用語は、その中に2から12
個の炭素原子および1から3個の二重結合を有する、例えば、ビニル、2−プロ
ペニル、3−ブテニル、2−ブテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニルなどの
直鎖または分枝炭素鎖を意味する。前記不飽和アルキルは、非置換であるか鎖上
でヒドロキシまたはオキソによって置換されていてもよい。式(I)の化合物は
、SまたはR配置のキラル中心を含むことがあり、したがって、立体異性体を有
することがある、本発明には、すべての可能な鏡像異性体およびジアステレオマ
ーが混合物および分離された個々の異性体として含まれる。2個の鏡像異性体、
すなわち左旋体および右旋体の混合物は、異なる比で存在してもよい。シス、ト
ランス異性体がある場合には、本発明には、シス、トランス異性体またはそれら
の混合物が含まれる。個々の立体異性体は、従来の分割法または立体選択的合成
によって調製することができる。活性Hがある場合には、本発明には、互変異性
体も含まれる。
し、したがって、生物、具体的には哺乳動物、特にヒトの不安緩解剤として使用
することができる。 本発明はまた、少なくとも1つの式(I)の活性化合物および/またはその立
体異性体、または薬剤として許容されるその塩、ならびに従来の医薬品賦形剤ま
たはアジュバントを含む医薬品組成物を提供する。この組成物は0.1重量%〜
90重量%の式(I)の化合物またはその医薬的に使用し得る塩を含み、当技術
分野で知られている方法によって調製する。この目的のために、式(I)の化合
物を1つまたは複数の液体または固体の賦形剤および/またはアジュバントと混
合し、医薬または動物用医薬として使用するのに適当な投与形または剤形を製造
することができる。
の形で投与され、投与経路は、経口、筋肉内、皮下、経皮、鼻内、腹腔内、直腸
内、局所などの腸または非経口でよい。前記医薬品調製物は、通常用いられる増
量剤、充填剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤などの希釈剤、ま
たは賦形剤を使用することによって製剤化する。医薬品調製物は、治療目的に従
って、様々な投与形から選択することができる。典型的な投与形に関しては、錠
剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、座剤、注射剤調製
物(液剤、懸濁剤など)、徐放調製物、放出制御調製物形などを例示することが
できる。投与単位形を錠剤に成形する目的では、当技術分野でよく知られている
様々な担体を広く使用することができる。担体の例に関しては、乳糖、白砂糖、
塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶
セルロース、ケイ酸アルミニウムなどの賦形剤;水、エタノール、プロパノール
、単シロップ、ブドウ糖溶液、デンプン溶液、ゼラチン溶液、カルボキシメチル
セルロース、シェラック、メチルセルロース、リン酸カルシウム、ポリビニルピ
ロリドンなどの結合剤;乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、寒天粉末、ラミ
ナラン粉末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸のモノグリセリド
、デンプン、乳糖などの崩壊剤;白砂糖、ステアリン、カカオバター、硬化油な
どの崩壊阻害剤;四級アンモニウム塩、ラウリル硫酸ナトリウムなどの吸収促進
剤;グリセリン、デンプンなどの湿潤剤;デンプン、乳糖、カオリン、ベントナ
イト、コロイド状ケイ酸などの吸着媒;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸粉
末、ポリエチレングリコールなどの滑沢剤を挙げることができる。錠剤調製物は
さらに、通常の錠剤コーティングでコーティングされた錠剤、例えば、糖衣錠剤
、ゼラチンフィルムコーティング錠剤、腸溶性コーティング錠剤、フィルムコー
ティング錠剤、または二重層錠剤および多層錠剤に成形することができる。投与
単位を丸剤に成形する目的には、当技術分野でよく知られている様々な担体を広
く使用することができる。担体の例に関しては、ブドウ糖、乳糖、デンプン、カ
カオバター、硬化植物油、カオリン、タルクなどの賦形剤;アカシア末、トラガ
カント末、ゼラチン、エタノールなどの結合剤を例示することができる。投与単
位を座剤に成形する目的には、当技術分野でよく知られている様々な担体を広く
使用することができる。担体の例に関しては、ポリエチレングリコール、カカオ
バター、高級アルコール、高級アルコールのエステル、ゼラチン、半合成グリセ
リドなどを挙げることができる。投与単位形をカプセル剤に成形する目的には、
有効成分として式(I)の化合物を、前述の様々な担体と混ぜ、このようにして
得られる混合物を硬ゼラチンカプセルまたは軟カプセルに入れる。投与単位を注
射剤調製物に成形する目的には、液体調製物、エマルジョン調製物および懸濁剤
調製物を殺菌し、さらにこれらの調製物を血液に対して等張とすることが好まし
く、当技術分野で従来から用いられるすべての希釈剤、例えば、水、エチルアル
コール、マクロゴール、プロピレングリコール、エチルオキシ化イソステアリル
アルコール、ポリオキシル化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステルを使用することができる。さらに、等張注射剤調製物を
調製する目的には、注射剤調製物に十分量の塩化ナトリウム、ブドウ糖またはグ
リセリンを加え、さらに、通常の溶解添加剤、緩衝剤、局所麻酔剤などを加える
ことができる。さらに、必要ならば、着色剤、保存剤、香辛料、調味料、甘味剤
などを医薬品調製物に加えることができる。
区別、および症状の程度に応じて適当に選択され、式(I)の有効な化合物の1
日量は一般に、1日当たり体重約75kgにつき約0.001から100mgで
あり、約0.01から20mgが好ましい。上記調製物は、単回投与、もしくは
2、3または4などの数回の投与に分割して投与することができる。 以下の実施例および生物活性試験は、本発明を例示するために用いられ、本発
明に対するいかなる限定も意味していない。 使用する出発材料は、知られている化合物であるか、知られている方法によっ
て調製することができる。
.0]デス−1−エン−3−オン
年,19〜23ページ,2109〜2112ページに記載の手順に従って調製す
る。
ル)−1−ヒドロキシ−ビシクロ[4.4.0]デカン−3−オンの調製
),8102〜8106ページに記載の手順に従って調製する。 ステップC:(6R/S,9R)6−メチル−9−(1−メチルビニル)−ビシ
クロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン
溶液に、窒素の保護下で10%NaOHを加える。反応混合物を1時間加熱還流
し、次いで室温まで冷却し、3N HClで中和する。真空で溶媒を除去後、水
層を酢酸エチルで抽出し、併わせた有機層を食塩水で洗浄し、乾燥する。溶媒除
去後、残渣を真空クロマトグラフィ(VLC)で分離し、石油エーテル/酢酸エ
チル(40/1〜10/1)で洗浄すると、油として生成物が得られる。MS:
204(M+)。1HNMR(CDCl3、δ):1.30(s、3H、6−C
H3)、1.74(s、3H、10−CH3)、4.76(ブロードS、1H、
10−CH2)、5.77(d、J=3.6Hz、1H、2−H)。
エーテル100mL懸濁液に、ブロモプロピオン酸エチルエステル11.45g
(63mmol)を加える。反応混合物を−60℃で2時間撹拌し、次いで30
分で−10℃まで温める。反応を水飽和ジエチルエーテルでクエンチし、次いで
10%NaOHを加える。ろ過後、ろ液を乾燥して蒸発乾固すると収率70%で
生成物6.8gが得られる。
びジヒドロピラン3.5g(42mmol)の塩化メチレン15mL溶液に、p
−トルエンスルホン酸20mg(0.116mmol)を加え、反応混合物を室
温で7時間撹拌し、次いで10%NaOH溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し、
蒸発乾固すると、収率96%で表題生成物8.7gが得られる。
7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、
)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン
)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン8g(0.039mol)
、m−クロロ過安息香酸(含量55%)23g(0.0416mol)および塩
化メチレン100mLの混合物を室温で4時間撹拌し、次いで1N NaOH溶
液および食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発乾固すると粗生成物9gが得られる。
−ヒドロキシエチル)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オール
ル150mL混合物に、ステップAから得られる生成物の無水ジエチルエーテル
溶液を加え、反応混合物を同温度で30分間、室温で3時間撹拌する。反応を水
飽和ジエチルエーテルでクエンチし、次いで10%NaOH溶液を加える。ろ過
後、ろ液を乾燥し、蒸発させると粗生成物9gが得られる。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン ステップBから得られる化合物、メタノール200mL、および塩酸0.15
mLの混合物を室温で30分間撹拌し、次いで3N NaOH溶液で中和する。
メタノール除去後、残渣をカラムクロマトグラフィで精製すると、ステップAか
ら計算して収率45%で生成物3.6gが得られる。 油、[α]D 20+55.6゜(C=1.5、アセトン) MS:206(M+、39)、191(100)、173(20)、148(
47); 1HNMR(CDCl3、δ):0.94(s、3H、6−CH3)、1.2
2(s、3H、10−CH3)、1.34(s、3H、10−CH3)、5.3
8(d、J=10Hz、1H、2−H)、5.80(m、1H、3−H)。
キシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
R)6,10,10−トリメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.0.
1,6]ドデス−2−エン4g(0.0194mol)の塩化メチレン80mL
溶液に加える。反応混合物を室温で5日間撹拌しろ過する。ろ液を1N NaO
H溶液10mLで洗浄し、乾燥し、蒸発させる。残渣を石油エーテル/酢酸エチ
ル(10/1)で溶出するカラムクロマトグラフィによって精製すると、収率7
4%で白色固体3.2gが得られる。融点45〜46℃、[α]D 20−40.
7゜、(C=1.4、アセトン)。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
ビニル)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン
ブタノール8mLに溶かした。この溶液に、t−ブタノールに溶かした調製Aス
テップCから得られた化合物を加え、次いで還流下、ヨウ化メチル0.69g(
3.75mmol)のt−ブタノール40mL混合物を加えた。50分間還流後
、反応を冷却し、10%HClで中和し、蒸発乾固した。残渣をエーテル50m
Lに取り、食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残渣を石油エーテル/酢酸エ
チル(100/1)で溶出するカラムクロマトグラフィによって精製すると、収
率57%で生成物0.592gが得られた。
エポキシエチル)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン
過安息香酸1.24g(7.17mmol)の混合物を塩化メチレン100mL
に溶かし、室温で4時間撹拌した。ろ過後、ろ液を1N NaOH溶液10mL
、食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発させると、表題生成物が得られた。
1−ヒドロキシ−イソプロピル)−3−ヒドロキシ−ビシクロ[4.4.0]デ
ス−1−エン
150mL懸濁液に、ステップBから得られた化合物の無水エーテル溶液を加え
た。反応混合物を冷却しながら30分間、室温で3時間撹拌し、次いで水飽和エ
ーテルおよび10%NaOH溶液2mLでクエンチした。ろ過後、溶媒を蒸発に
よって除去すると表題生成物が得られた。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン 濃HCl50mLのメタノール30mL溶液に、ステップCで調製された化合
物を加え、反応を室温で30分間撹拌した。3N NaOH溶液で中和した後、
溶媒を除去し、残渣を石油エーテル/酢酸エチル(100/1)で溶出するカラ
ムクロマトグラフィによって精製すると、収率31%(3ステップ)で生成物0
.525gが得られた。 油、[α]D 17+17.4゜(C=0.73、エタノール) MS:248(M+、31)、57(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(m、6H、6−CH3、3’−H
)、1.24(s、3H、10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3 )、5.56(ブロードs、1H、3−H)。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
従って調製した。 白色固体、融点24℃、[α]D 20=16.8゜(C=1.3、アセトン) MS:262(M+、79)、244(39)、219(19)、147(2
3)、41(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、6−CH3)、1.2
3(s、3H、10−CH3)、1.35(s、3H、10−CH3)、5.7
3(ブロードs、1H、3−H)。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
に従って調製した。 油、[α]D 17=19.2゜(C=0.53、アセトン) MS:277(M+1)、276(M+、100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.92(m、6H、6−CH3+5’−H
/2R)、1.26(s、3H、10−CH3)、1.38(s、3H、10−
CH3)、5.56(ブロードs、1H、3−H)。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
に従って調製した。 油; MS:290(M+、13)、275(4)、219(4)、123(21)
、105(20)、81(37)、55(60)、41(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.92(s、3H、6−CH3)、1.2
6(s、3H、10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、5.5
6(ブロードs、1H、3−H)。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
1の手順に従って調製した。 白色固体、融点38〜39℃; MS:276(M+、100)、261(50)、258(53)、243(
16)、220(40)、123(46)、91(70)、55(73)。 1HNMR(CDCl3、δ):0.88(s、3H、3’−CH3/2R)
、0.92(s、3H、3’−CH3/2R)、0.94(s、3H、6−CH 3 )、1.25(s、3H、10−CH3)、1.38(s、3H、10−CH 3 )、5.56(s、1H、3−H)。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
従って調製した。 MS:346(M+、5)、328(100)、313(22)、202(2
5)、187(58)、131(41)、81(21)、55(32)、41(
62); 1HNMR(CDCl3、δ):0.94(s、3H、6−CH3)、1.2
8(s、3H、10−CH3)、1.38(s、3H、10−CH3)、5.5
8(ブロードs、1H、3−H)。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
の手順に従って調製した。 白色固体、融点49〜50℃; MS:279(M+1、22)、296(M+、100)、278(43)、
200(11)、158(32)、91(88); 1HNMR(CDCl3、δ):0.98(s、3H、6−CH3)、1.3
0(s、3H、10−CH3)、1.40(s、3H、10−CH3)、3.4
4(s、2H、CH 2Ph)、5.54(ブロードs、1H、3−H)、7.2
2(s、5H、Ph−H)。
ル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
施例1に記載の手順に従って調製した。 白色固体、融点131〜133℃; MS:314(M+、30)、296(28)、176(26)、147(2
0)、123(17)、109(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.96(s、3H、6−CH3)、1.2
8(s、3H、10−CH3)、1.40(s、3H、10−CH3)、3.7
9(s、2H、CH 2Ar)、5.50(ブロードs、1H、3−H)、7.2
2〜6.84(m、4H、Ph−H)。
ル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
施例1に記載の手順に従って調製した。 白色固体。 MS:327(M+1、22)、326(M+、60)、308(43)、1
21(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.96(s、3H、6−CH3)、1.2
8(s、3H、10−CH3)、1.40(s、3H、10−CH3)、3.3
6(s、2H、CH 2Ar)、3.80(s、3H、OCH3)、5.50(ブ
ロードs、1H、3−H)、6.80(d、J=8.5Hz、2H、Ar−H)
、7.10(d、J=8.5Hz、2H、Ar−H)。
ル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
例1に記載の手順に従って調製した。 白色固体、融点87〜88 MS:332(M+、14)、330(40)、312(28)、277(1
3)、192(22)、147(21)、125(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.92(s、3H、6−CH3)、1.2
4(s、3H、10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、3.3
6(s、2H、CH 2Ar)、5.48(ブロードs、1H、3−H)、7.0
3〜7.26(m、4H、Ar−H)。
ル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
ロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン−2−酢酸エチル
Lに溶かし、次いでt−ブタノール15mLを留去した。この残りの溶液に、調
製AステップCから得られた化合物の無水ベンゼン40mL溶液を加え、ベンゼ
ンの一部を留去して反応溶液約30〜40mLに保った。室温まで冷却した後、
ブロモ酢酸エチル5g(32.7mmol)を加え、混合物を7時間撹拌し、次
いでエーテル100mLで希釈し、食塩水で洗浄し、乾燥して蒸発させた。残渣
をカラムクロマトグラフィ(石油エーテル/酢酸エチル10/1、8/1、5/
1)によって精製すると、収率45%で生成物1.9gが得られた。
ル)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン−2−酢酸エチル
Bに記載の手順に従って調製した。
(2−ヒドロキシエチル)−9−(1−ヒドロキシイソプロピル)ビシクロ[4
.4.0]デス−1−エン
Cに記載の手順に従って調製した。
ドロキシエチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−
2−エン この化合物は、上記ステップCで調製された化合物から、実施例1のステップ
Dに記載の手順に従って調製し、収率31%(3ステップ)で生成物0.5gが
得られた。 白色固体、融点34〜36℃、[α]D 17+31.6゜(c=0.75、エ
タノール) MS:250(M+、24)、136(100)。 1HNMR(CDCl3、δ):0.94(s、3H、6−CH3)、1.2
8(s、3H、10−CH3)、1.39(s、3H、10−CH3)、3.6
〜3.8(m、2H、2’−H/2R)、5.70(t、J=3.6Hz、1H
、3−H)。
ピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
ブロモプロピルテトラヒドロピラニルエーテルを用い、実施例1のステップAに
記載の手順に従って調製した。 油、[α]D 10+24.6゜、(c=0.62、クロロホルム) MS:264(M+、85)、249(7)、246(15)、231(8)
、41(100)。 1HNMR(CDCl3、δ):0.89(s、3H、6−CH3)、1.2
3(s、3H、10−CH3)、1.34(s、3H、10−CH3)、3.6
4(t、J=7.0Hz、2H、3’−H/2R)、5.70(t、J=3.6
Hz、1H、3−H)。
チルアミノ−)エチル]−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ド
デス−2−エン
−トルエンスルホニル)エチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01, 6 ]ドデス−2−エン
mol)および塩化p−トルエンスルホニル300mg(1.57mmol)を
ピリジン3mLに溶かし、氷浴中に12時間放置した。エーテル50mLを加え
、溶液を硫酸銅および食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発させた。残渣をシリカゲル
のカラムクロマトグラフィによって精製すると、白色固体として生成物390m
gが得られた。収率80%。融点108〜109℃。
N,N−ジエチルアミノ−)エチル]−11−オキサトリシクロ[7.2.1.
01,6]ドデス−2−エン ステップAから得られた化合物150mg(0.97mmol)をジエチルア
ミン2mLに加え、80℃で1.5時間撹拌した。次いで、エーテル50mLを
加え、水、10%NaOH溶液および食塩水で順次洗浄し、乾燥して蒸発乾固し
た。残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィ(石油エーテル/酢酸エチル
/メタノール10/5/1)によって精製すると、収率97%で生成物110m
gが得られた。 油、[α]D 20+32.6゜(c=0.34、クロロホルム); MS:306(M+1、23)、290(6)、86(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.91(s、3H、6−CH3)、1.0
6(t、J=7.1Hz、9H、NCH2 CH 3)、1.26(s、3H、10
−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、2.58(m、6H、NC H 2 CH3)、5.61(ブロードs、1H、3−H)。
キシルアミノ−)エチル]−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]
ドデス−2−エン
例13のステップBに記載の手順に従って調製した。 油、[α]D 20+71.7゜(c=0.12、クロロホルム) MS:331(M+、3)、302(2)、279(2)、278(2)、2
58(5)、167(7)、149(30)、98(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、6−CH3)、1.2
3(s、3H、10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3)、5.6
1(ブロードs、1H、3−H)。
ール)エチル]−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン
mmol)およびイミダゾール150mg(2.2mmol)のメタノール5m
L溶液を、封管に入れ、80℃で1.5時間反応させた。溶媒を除去した後、残
渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィ(石油エーテル/酢酸エチル/メタノ
ール10/5/1)によって精製すると、収率63%で生成物70mgが得られ
た。 油、[α]D 10+33.4゜(c=0.63、クロロホルム); MS:301(M+1、100)、286(35)、242(60); 1HNMR(CDCl3、δ):0.91(s、3H、6−CH3)、1.2
3(s、3H、10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、2.4
8(ブロードt、J=7.7Hz、2H、1’−H/2R)、4.03(m、2
H、2’−H/2R)、5.50(t、J=3.6Hz、1H、3−H)、6.
92(s、1H、5”−H/2R)、7.05(s、1H、4”−H/2R)、
7.52(s、1H、2”−H/2R)。
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
チル−2,3−エポキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ド
デカン
−クロロ過安息香酸330mg(1.05mmol)の塩化メチレン10mL混
合物を、室温で4時間撹拌し、次いで1N NaOH溶液および食塩水で洗浄し
、乾燥して蒸発させると、白色結晶として融点70〜72℃、[α]D 10−2
7.4゜(c=0.95、エタノール)の生成物272mgが得られた。 MS:278(M+、3)、263(20)、235(2)、221(5)、
193(4)、167(20)、41(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.83(s、3H、6−CH3)、0.8
7(t、J=7.4Hz、3H、4’−CH3)、1.28(s、3H、10−
CH3)、1.35(s、3H、10−CH3)、2.94(ブロードs、1H
、3−H)。
チル−2−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデ
カン 氷浴で冷却したAlCl3180mg(1.39mmol)のエーテル15m
L懸濁液に、LiAlH4154mg(4.05mmol)を加え、この混合物
を5分間、次いで室温で30分間撹拌した。次いで、ステップAから得られた化
合物270mg(0.97mmol)のエーテル10mL溶液を加え、2時間撹
拌し、水飽和エーテルおよび10%HCl10mLでクエンチした。有機層を乾
燥して蒸発乾固し、残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル
/酢酸エチル30/1)によって精製すると、収率85%で生成物230mgが
得られた。 [α]D 17−57.4゜(c=1.7、エタノール)。 MS:280(M+、3)、263(2)、219(2)、205(2)、1
98(20)、98(20)、43(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、3’−CH3/2R)
、1.04(s、3H、6−CH3)、1.16(s、3H、10−CH3)、
1.29(s、3H、10−CH3)、2.50(ブロードs、1H、2−OH
)。
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
29mmol)のピリジン1.5mL溶液に、塩化チオニル0.4mLを滴加し
、反応を2時間撹拌した。仕上げた後、粗生成物をカラムクロマトグラフィによ
って精製すると、収率71%で表題生成物80mgが得られた。 油、[α]D 17−165.8゜(c=0.44、エタノール)。 MS:263(M+1、19)、262(M+、52)、201(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.96(s、3H、6−CH3)、1.1
5(s、3H、10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、5.1
2(t、J=7.2Hz、1’−H)。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
1mL溶液に、PtO210mgを加え、混合物を水素中35℃で7時間撹拌し
た。ろ過後、溶媒を除去し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィによっ
て精製すると、収率95%で表題生成物48mgが得られた。 油、[α]D 17−26゜(c=0.46、クロロホルム)。 MS:264(M+、60)、249(100)、220(60)、193(
35)、179(60); 1HNMR(CDCl3、δ):0.89(t、J=7.3Hz、3H、3’
−CH3/2R)、0.99(s、3H、6−CH3)、1.15(s、3H、
10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3)。
シプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
ドロキシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカ
ン
)を氷酢酸1.5mLに溶かし、5%Rh/C50mg上で8時間水素化した。
ろ過および酢酸の除去後、残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エ
ーテル/酢酸エチル15/1)によって精製すると生成物が得られた。 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロ
キシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン: 油、2mg、収率4%、[α]D 10−25.4゜(c=0.26、クロロホ
ルム)。 MS:266(M+、50)、25(100)、233(30)、149(5
0); 1HNMR(CDCl3、δ):0.99(s、3H、6−CH3)、1.1
5(s、3H、10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3)3.64
(t、J=6.6Hz、2H、3’−H/2R)。 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロ
キシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン 油、5mg、収率10%、[α]D 10−95.3゜(c=0.22、クロロ
ホルム)。 MS:266(M+、38)、25(100)、233(30)、149(5
8); 1HNMR(CDCl3、δ):1.02(s、3H、6−CH3)、1.1
6(s、3H、10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3)3.65
(t、J=7.8Hz、2H、3’−H/2R)。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
3−p−トルエンスルホニルオキシ)プロピル−11−オキサトリシクロ[7.
2.1.01,6]ドデカン
チル−2−(3−ヒドロキシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1
.01,6]ドデカン10mg(0.037mmol)のピリジン1mL溶液に
、塩化p−トルエンスルホニル10mg(0.0628mmol)を加え、5℃
で12時間放置した。この反応混合物に水0.1mLを加え、さらに1時間放置
し、次いでエーテル20mLを加え、3N HCl、10%NaOH溶液および
食塩水で洗浄し、乾燥して蒸発させると、粗生成物10mgが得られた。
チル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン 上記ステップAで調製された化合物10mgを、マグネシウム50mg(2.
08mmol)およびヨウ化メチル285mg(2.01mmol)から調製さ
れたグリニャール試薬に加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで飽和
塩化アンモニウム溶液でクエンチした。エーテル層を食塩水で洗浄し、乾燥して
蒸発させ、残渣を薄層クロマトグラフィ(シリカゲル、シクロヘキサン/エーテ
ル80/1、3回展開)によって精製すると、収率10%で表題生成物2mgが
得られた。 MS:264(M+、17)、249(42)、221(45)、193(2
2)、179(50)、167(23)、149(32)、55(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.89(t、J=7.1Hz、3H、4’
−H/2R)、1.02(s、3H、6−CH3)、1.15(s、3H、10
−CH3)、1.33(s、3H、10−CH3)。
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
2,3−エポキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
sai、J.Org.Chem.、47巻、3254ページ、1982年)に従
って調製した。
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
シ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
まで上げ、30分間撹拌し、次いで氷浴で再び冷却した。調製Dで調製された化
合物2g(9mmol)のエーテル10mL溶液を反応混合物に加え、1時間お
よび20分間撹拌した。処理後、(1S,2S,6S,9R)6,10,10−
トリメチル−2−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6 ]ドデカンおよび(1S,3S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−3
−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカンが混
合物として得られた。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−2−オン
クロ[7.2.1.01,6]ドデカン−3−オン
酸ピリジニウム(PCC)1.6g(7.44mmol)を加え(始めに700
mg、残りの900mgは10時間間隔で3回にわたり)、6時間撹拌し、次い
でエーテル30mLを加えた。10分間の撹拌後、反応混合物をセライトを通し
てろ過し、ろ液を食塩水で洗浄し、乾燥して蒸発させた。残渣をカラムクロマト
グラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル20/1および4/1)によ
って精製すると、収率59%で融点55〜56℃、[α]D 10−123.8゜
(c=1.15、クロロホルム)の(1R,6S,9R)6,10,10−トリ
メチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−2−オン
233mgが白色固体として、収率18%で融点60〜61℃、[α]D 17−
22.9゜(c=0.55、エタノール)の(1S,6R,9R)6,10,1
0−トリメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−
3−オン70mgが得られた。
チル−2−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデ
カン 氷浴中のステップCから得られた(1R,6S,9R)6,10,10−トリ
メチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−2−オン
400mg(1.82mmol)の無水エーテル3mL溶液に、窒素中ブチルリ
チウム溶液(2mL、1.6Mシクロヘキサン溶液)を加え、30分間撹拌した
。処理後、粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢
酸エチル4/1)によって精製すると、収率83%で表題生成物420mgが得
られた。 白色固体、融点90〜92℃、[α]D 10−66.8゜(c=0.66、ク
ロロホルム) MS:280(M+、100)、265(20)、247(10)、198(
60)、162(50); 1HNMR(CDCl3、δ):0.89(t、J=7.0Hz、3H、3’
−CH3/2R)、1.15(s、3H、6−CH3)、1.26(s、3H、
10−CH3)、1.33(s、3H、10−CH3)。
3−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
mmol)のテトラヒドロフラン5mL溶液を、LiAlH4262mg(6.
9mmol)のテトラヒドロフラン12mL還流溶液に滴加し、3時間撹拌した
。処理後、粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢
酸エチル40/1)によって精製すると、収率35%で表題生成物140mgが
得られた。 白色固体、融点47〜48℃、[α]D 17−22.7゜(c=0.44、ク
ロロホルム) MS:280(M+、40)、265(30)、247(40)、204(9
0)、195(75)、167(60)、41(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.89(t、J=7.0Hz、3H、3’
−CH3/2R)、0.98(s、3H、6−CH3)、1.16(s、3H、
10−CH3)、1.32(s、3H、10−CH3)、3.81(ブロードd
、J=3.7Hz、1H、3−OH)。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン−3−オン
ン2mL溶液に、PCC100mg(0.46mmol)を加え、反応混合物を
室温で5時間撹拌した。2回に分けてさらにPCC64mg(0.30mmol
)を5時間間隔で反応に加え、5時間撹拌した。処理後、粗生成物をカラムクロ
マトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル40/1)によって精製
すると、収率90%で表題生成物115mgが得られた。 白色固体、融点64〜66℃、[α]D 17−10.3゜(c=0.58、ク
ロロホルム)。 MS:278(M+、85)、263(55)、235(75)、164(1
00); 1HNMR(CDCl3、δ):0.92(t、J=7.0Hz、3H、3’
−CH3/2R)、1.19(s、3H、6−CH3)、1.29(s、3H、
10−CH3)、1.32(s、3H、10−CH3)。
シ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
チル710mg(5mmol)から調製されたグリニャール試薬を、氷−塩混合
物で冷却した実施例21のステップCから調製された(1S,6R,9R)6,
10,10−トリメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ド
デカン−3−オン300mg(1.35mmol)のエーテル5mL溶液に加え
た。反応混合物を15℃で1時間撹拌し、次いで処理した。粗生成物をカラムク
ロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル40/1)によって精
製すると、収率62%で生成物200mgが得られた。 白色結晶、融点68〜70℃、[α]D 17−62.2゜(c=1.8、エタ
ノール)。 MS:239(M+1、11)、238(M+、46)、153(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.96(s、3H、6−CH3)、1.1
6(s、3H、10−CH3)、1.20(s、3H、3−CH3)、1.35
(s、3H、10−CH3)。
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
の手順に従って調製した。 固体、融点25〜26℃、[α]D 17−30.8゜(c=0.61、エタノ
ール)。 MS:280(M+、39)、205(23)、195(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.96(t、J=7.0Hz、3H、3’
−CH3/3R)、1.20(s、3H、6−CH3)、1.35(s、3H、
10−CH3)、1.36(s、3H、10−CH3)。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
た。 方法2:無水エーテル10mLに溶かした調製Dの化合物1.1g(5mmo
l)を、LiAlH4475mg(12.5mmol)の無水エーテル50mL
懸濁液に加え、反応を室温で2時間撹拌した。処理後、粗生成物をカラムクロマ
トグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル8/1)によって精製する
と、収率81%で表題生成物0.9gが得られた。 白色固体、融点58〜59℃、[α]D 17−37.7゜(c=0.73、エ
タノール)。
ロモ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン 三臭化リン500mg(1.84mmol)、無水エーテル10mL、および
トリフェニルホスフィン370mg(1.41mmol)の混合物を、氷浴で冷
却したステップAの化合物150mg(0.67mmol)に加え、反応混合物
を2時間撹拌した。水5mLおよびエーテル20mLを加え、エーテル層を飽和
NaHCO3溶液、および食塩水で洗浄し、乾燥して蒸発させた。粗生成物をカ
ラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル80/1)によ
って精製すると、収率36%で表題生成物87mgが得られた。 油、[α]D 17−54.6゜(c=0.87、クロロホルム)。 MS:287(M+、4)、285(M+、4)、273(100); 1HNMR(CDCl3、δ):1.04(s、3H、6−CH3)、1.1
6(s、3H、10−CH3)、1.32(s、3H、10−CH3)、3.3
4(tt、J=12.3、6.4Hz、1H、3−H)。
キシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−
エン
ヒドロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス
−2−エン
シメチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
5〜428ページ、1991年に記載の手順に従って調製した。
ル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
レン2mL溶液に、PCC250mg(1.16mmol)を加え、反応を室温
で2時間撹拌し、次いで、PCC50mg(0.23mmol)を加えた。1時
間撹拌後、エーテル20mLを加え、ろ過した。エーテル層を食塩水で洗浄し、
乾燥して蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテ
ル/酢酸エチル5/1)によって精製すると、収率81%で生成物120mgが
得られた。
(1−ヒドロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]
ドデス−2−エンおよび(1R,1’S,6S,9R)6,10,10−トリメ
チル−2−(1−ヒドロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.
01,6]ドデス−2−エン ステップBの(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−カルボ
ニル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン10
0mg(0.427mmol)のエーテル5mL溶液を、窒素中エーテル中で臭
化プロピル246mg(2mmol)およびマグネシウム60mg(2.5mm
ol)から調製されたグリニャール試薬に滴加した。10分間撹拌した後、飽和
塩化アンモニウム溶液を加えることにより反応をクエンチし、次いで食塩水で洗
浄し、乾燥し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィによって精製すると
、それぞれ収率15%および61%で、(1R,1’R,6S,9R)6,10
,10−トリメチル−2−(1−ヒドロキシブチル)−11−オキサトリシクロ
[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン18mgおよび(1R,1’S,6
S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒドロキシブチル)−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン72mgが得ら
れた。 (1R,1’R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン:油、[α]D 10−176.7゜(c=0.1、クロロホルム)。 MS:279(M+1、10)、243(79)、236(62)、228(
45)、218(82)、200(95)、157(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、6−CH3)、0.9
4(t、J=7.2Hz、3H、3’−CH3/2R)、1.28(s、3H、
10−CH3)、1.38(s、3H、10−CH3)、4.26(t、J=5
.7Hz、1H、1’−H)、6.06(dd、J=3.9Hz、1H、3−H
)。 (1R,1’S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン:油、[α]D 10+50゜(c=0.05、クロロホルム)。 MS:278(M+、17)、245(25)、235(85)、217(6
0)、41(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.91(s、3H、6−CH3)、0.9
2(t、J=7.2Hz、3H、3’−CH3/2R)、1.26(s、3H、
10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、4.15(dd、J=
7.9、5.5Hz、1H、1’−H)、5.94(dd、J=3.9、3.6
Hz、1H、3−H)。
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
,10,10−トリメチル−2−(1−ヒドロキシブチル)−11−オキサトリ
シクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン9mg(0.032mmol
)の塩化メチレン2mL溶液に加え、反応混合物を室温で5時間撹拌し、次いで
セライトを通してろ過し、エーテル5mLを追加した後、ろ液を濃縮し、カラム
クロマトグラフィによって精製すると、収率67%で表題生成物6mgが得られ
た。 MS:277(M+1、10)、261(15)、243(8)、233(2
0)、218(82)、200(95)、157(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.91(t、J=7.2Hz、3H、3’
−CH3/2R)、0.92(s、3H、6−CH3)、1.34(s、3H、
10−CH3)、1.35(s、3H、10−CH3)、2.60(tq、J=
7.1、2.8Hz、2H2’−H/2R)4.15(dd、J=7.9、5.
5Hz、1H、1’−H)、6.65(dd、J=3.9、3.6Hz、1H、
3−H)。
−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
キソプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン
9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロキシプロピル)−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン100mg(0.
38mmol)の塩化メチレン15mL溶液に加え、反応混合物を室温で3時間
撹拌し、次いでエーテル15mLを加えた。ろ過後、ろ液を濃縮すると、粗生成
物90mgが得られた。
(3−ヒドロキシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6 ]ドデス−2−エン
ヒドロキシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデ
ス−2−エン
mL中でヨウ化メチル284mg(2mmol)およびマグネシウム60mg(
2mmol)から調製されたグリニャール試薬に加え、反応混合物を室温で10
分間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、食塩水で洗浄し、
乾燥して蒸発させると、粗生成物が得られた。
キソブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−
エン ステップBの粗生成物の塩化メチレン12mL混合物に、PCC250mg(
1.16mmol)を加え、反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いでエーテル
15mLを加え、セライトを通してろ過した。濃縮後、粗生成物をカラムクロマ
トグラフィによって精製すると、収率38%(3ステップ)で生成物40mgが
得られた。 白色固体、融点59〜62℃、[α]D 10+17.1゜(c=0.21、ク
ロロホルム)。 MS:277(M+1、100)、259(90)、219(18)、203
(24); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、6−CH3)、1.2
5(s、3H、10−CH3)、1.37(s、3H、10−CH3)、2.1
6(s、3H、4’−CH3/2R)、2.32(m2H、1’−H/2R)、
2.57(m、2H、2’−H/2R)、5.55(ブロードs、1H、3−H
)。
ドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
ポキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン60mg(
0.26mmol)のエーテル5mL溶液を、マグネシウム26mg(1.1m
mol)およびヨウ化メチル142mg(1mmol)から調製されたグリニャ
ール試薬に加え、反応混合物を室温で15分間撹拌し、次いで処理した。粗生成
物をカラムクロマトグラフィによって精製すると、収率60%で生成物27mg
が得られた。 白色固体、融点76〜77℃、[α]D 10−86.9゜(c=0.16、ク
ロロホルム)。 MS:223(M−15、50)、205(22)、177(15)、163
(38)、147(100); 1HNMR(CDCl3、δ):1.24(s、3H、6−CH3)、1.3
1(s、3H、10−CH3)、1.40(s、3H、10−CH3)、4.1
9(ブロードs、1H、3−H)。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−3−エン
R,3S,6R,9R)2,6,10,10−テトラメチル−3−ヒドロキシ−
11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン20mg(0.08
2mmol)のピリジン2mL溶液に加え、反応混合物を1.5時間撹拌した。
処理後、粗生成物をカラムクロマトグラフィによって精製すると、収率76%で
生成物14mgが得られた。 油、[α]D 10+13.8゜(c=0.16、クロロホルム)。 MS:205(M−15、58)、187(30)、147(50)、41(
100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.93(s、3H、6−CH3)、1.2
2(s、3H、10−CH3)、1.35(s、3H、10−CH3)、5.4
3(d、J=9.7Hz、1H、3−H)、5.83(d、J=9.7Hz、1
H、4−H)。
クロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
ル)−ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン
ビニル)ビシクロ[4.4.0]デス−1−エン−3−オン1.2g(5.87
mmol)をギ酸20mLに溶かし、5%硫酸溶液4mLに加えた。反応混合物
を室温で2日間、冷蔵庫中で3日間撹拌し、次いで冷却しながらK2CO3で中
和し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和NaHCO3溶液および食塩水で洗
浄し、乾燥し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油
エーテル/酢酸エチル5/1)によって精製すると、収率39%で油として生成
物500mgが得られ、出発材料620mgが回収された。 MS:204(M−18、5)、176(3)、164(15)、149(1
6)、91(10)、59(100); 1HNMR(CDCl3、δ):1.16(s、3H、6−CH3)、1.2
0(s、3H、10−CH3)、1.26(s、3H、10−CH3)、5.8
1(s、1H、2−H) IR:3431、2966、2929、1660、1650、1618、14
64、1379、1178。
ロキシイソプロピル)−3−ヒドロキシ−ビシクロ[4.4.0]デス−1−エ
ン
し、エーテル10mL中でヨウ化メチル284mg(2mmol)およびマグネ
シウム60mg(2.5mmol)から調製されたグリニャール試薬に加え、反
応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし
た。エーテル層を食塩水で洗浄し、乾燥し、蒸発させると、粗生成物が得られた
。
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン 濃HCl25μLのメタノール25mL混合物を、ステップBからの粗生成物
に加え、反応混合物を室温で5分間撹拌し、次いで10%NaOH溶液で中和し
た。蒸発後、残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、石油エーテル/酢酸
エチル60/1)によって精製すると、収率56%(2ステップ)で生成物41
mgが得られた。 白色固体、融点38〜39℃、[α]D 1045.8゜(c=0.47、クロ
ロホルム)。 MS:220(M+、15)、205(50)、187(14)、162(3
1)、147(50)、31(100); 1HNMR(CDCl3、δ):0.90(s、3H、6−CH3)、1.2
1(s、3H、10−CH3)、1.33(s、3H、10−CH3)、1.3
7(s、3H、3−CH3)、5.16(s、1H、2−H)。
トリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
の手順に従って調製した。 油、[α]D 17+40.18゜(c=1.09、アセトン)。 MS:262(M+、30)、247(78)、220(45)、204(5
5)、189(22)、147(100)、105(37)、91(53)、8
2(78); 1HNMR(CDCl3、δ):0.88(t、J=7.2Hz、3H、3’
−CH3/3R)、0.89(s、3H、6−CH3)、1.20(s、3H、
10−CH3)、1.33(s、3H、10−CH3)、5.13(s、1H、
2−H)。
用試験などの不安の動物モデルにおいて良好な活性を示した。マウスにおける強
制水泳試験では、化合物はまた、抗うつ活性を示した。式(I)の化合物は、マ
ウスにおける単回投与毒性試験で低毒性であった。以下の薬理実験に用いた化合
物は、実施例2の化合物、すなわち(1R,6S,9R)6,10,10−トリ
メチル−2−ブチル−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス
−2−エン(以後AF−5と呼ぶ)である。
.およびFile、SE.によって用いられてきた。不安緩解剤に対して最も広
く用いられるモデルの1つである。高架式十字迷路は、2本の交差するアームを
有し、一方は、オープンアーム(50*10cm、長さ、幅)であり、もう一方
はクローズドアーム(50×10×40cm、長さ、幅、高さ)であって、実験
中の迷路は床から50cmの高さにある。 実験用ラットは、2本のアームの交差点(10×10)にある開口部に置き、
オープンアームあるいはクローズドアームのどちらに進入するかを自由に選択す
ることができる。
分けた。取扱順応訓練は、実験の一週間前に行った。実験では、表1に列挙した
投与量の2%レシチンに溶かしたAF−5を、実験前12時間絶食したラットに
投与した。投与後、オープンアームに向けて高架式十字の中央開口部にラットを
置き、オープンアームへの進入時間、オープンアーム上に滞在する合計時間、お
よびクローズドアーム内部へ往復する時間を記録した。試験用の化合物は、オー
プンアーム中の滞在時間を延長するが、往復する時間を低下させない場合に活性
と見なす。
示した。
示した。
40cm)内に個別に収容し、取扱順応訓練および注射訓練は、実験の2週間前
に1日2回行った。実験の1日前にラットの体重を測って標識を付け、無作為に
2匹一組にグループ分けしたが、実験前は別々にしておいた。実験では、8組の
ラットに、2%レシチンに溶かしたAF−5を投与し(対照として2%レシチン
)、臭いをかぐ、なめる、もたれる、つかむ、追いかける、噛む、後からついて
いく、蹴る、ぶつかるなどを含む相互作用の合計時間を記録した。実験条件は、
慣れない条件の高照度(HU)、慣れない条件の低照度、慣れた条件の高照度お
よび慣れた条件の低照度とした。T検定を用い、試験群と対照群の間の有意性を
判定した(表3、4)。
には、3つの投与計画(表6)があり、1)1.5、5、15mg/kgの単回
投与で、投与30分後に試験、2)0.5、1.5、5mg/kg、1日3回(
実験前24、5、0.5時間)、3)1用量で1日当たり5mg/kg、連続2
1日間、最後の投与後0.5時間に試験とした。 実験容器の水は、深さ12cm、直径12.5cmとし、26℃に保った。そ
れぞれのマウスを水中に入れて6分間泳がせ、最後の4分間の合計無動時間を記
録し、実験群と対照群の間の有意性をT値によって検定した(表5)。
活動相の時間を引き延ばさないこと(対照に対してP>0.05);1日3回の
投与は、1.5mg/kg群で有意性を示し、0.5および5mg/kg群は、
活動時間は延びたが有意性は示さないこと;連続21日間の投与は、活動時間を
有意に引き延ばしたことを示した。したがって、AF−5は抗うつ活性を有する
。
低下を示したが、他の異常な反応はなかった。1週間生存率は100%であった
。P.O.による忍容用量は2.4g/kgであり、この用量での2週間生存率
は100%であった。したがって、AF−5は、低毒性で高い安全係数を有する
不安緩解剤である。
Claims (25)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、 A環の2−3位または3−4位には二重結合が存在しても存在していなくても
よく、R1、R2およびR3がそれぞれ、2、3または4位にあり、R1および
R2、またはR2およびR3が独立に、2、3、または4位にあり、 R1が、H、C2〜12直鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であ
り、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義された
アルキルが、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルなどの1つまたは
複数の置換基によって置換されていてもよく、前記アルキルがまた、シクロアル
キル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基で置換され
ていてもよく、アリールが、非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキ
ル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロま
たはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数の置換基によって置換され
ており、前記定義中で、複素環が、酸素、イオウまたは窒素から選択される少な
くとも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単環または多環であり、アリ
ールには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基がアルキルの可能ないずれ
の位置にあってもよく、 R2が、H、オキソ、ヒドロキシル、C1〜12直鎖または分枝アルキル鎖で
、飽和または不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含むこ
とができ、前に定義されたアルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカ
ルボニルなどの1つまたは複数の置換基によって置換されていてもよく、前記ア
ルキルにはまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含む複素環、
またはアリール基が結合していてもよく、アリールが、非置換であるか、直鎖ま
たは分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、アミノ
、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまたは複数
の置換基によって置換されており、前記定義中で、複素環が、酸素、イオウまた
は窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和または不飽和の単
環または多環であり、アリールには、フェニルおよびナフチルが含まれ、置換基
がアルキルの可能ないずれの位置にあってもよく、 R3が、H、オキソ、ヒドロキシルまたはハロゲンであり、 上記定義中で、R1、R2およびR3は同時にHではない) の化合物およびそれらの立体異性体。 - 【請求項2】 式(Ia) 【化2】 (式中、2−3位に二重結合があり、 R1が、請求項1と同様に定義されるが、Hではなく、 R2およびR3がHである)の化合物である請求項1に記載の化合物およびそ
の立体異性体。 - 【請求項3】 式(Ib) 【化3】 (式中、A環に二重結合がなく、R1およびR2がA環の2位にあり、 R1が、請求項2と同様に定義され、 R2が、Hまたはヒドロキシルであり、 R3がHである)の化合物である請求項1に記載の化合物およびその立体異性
体。 - 【請求項4】 式(Ic) 【化4】 (式中、A環に二重結合がなく、R1がA環の2位にあり、R2およびR3がA
環の3位にあり、 R1、R2、R3が請求項1と同様に定義され、R1およびR2が同時にHで
はない)の化合物である請求項1に記載の化合物およびその立体異性体。 - 【請求項5】 式(Id) 【化5】 (式中、3−4位に二重結合があり、R2がA環の2位にあり、 R2が、C1〜12直鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であり、
不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義されたアル
キルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルによって置換されてい
てもよく、アルキルがまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含
む複素環、またはアリール基と結合してもよく、アリールが、非置換であるか、
直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、
アミノ、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまた
は複数の置換基によって置換されていてもよく、前記定義中で、複素環は、酸素
、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和また
は不飽和の単環または多環であり、アリールには、フェニルおよびナフチルが含
まれ、置換基がアルキルの可能ないずれの位置にあってもよく、 R1およびR3がHである)の化合物である請求項1に記載の化合物およびそ
の立体異性体。 - 【請求項6】 式(Ie) 【化6】 (式中、2−3位に二重結合があり、R2がA環の3位にあり、 R2が、C1〜12直鎖または分枝アルキル鎖で、飽和または不飽和であり、
不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前に定義されたアル
キルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルによって置換されてい
てもよく、アルキルがまた、シクロアルキル、1つまたは複数のヘテロ原子を含
む複素環、またはアリール基と結合してもよく、アリールが、非置換であるか、
直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、トリハロメチル、
アミノ、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミノなどの1つまた
は複数の置換基によって置換されていてもよく、前記定義中で、複素環は、酸素
、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む飽和また
は不飽和の単環または多環であり、アリールには、フェニルおよびナフチルが含
まれ、置換基がアルキルの可能ないずれの位置にあってもよく、 R1およびR3がHである)の化合物である請求項1に記載の化合物およびそ
の立体異性体。 - 【請求項7】 前記化合物に (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−プロピル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ペンチル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ヘキシル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−イソペンチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ベンジル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(4−フルオロベン
ジル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロキシプ
ロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−2−
ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチリデン−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロ
キシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル
−3−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
、 (1S,2R,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−3−オン、 (1S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−3−
ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,1’R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン、 (1R,1’S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン、 2−ブチリル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 メチル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサトリ
シクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン−2−エチルケトン、 (1S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エンが含まれる請求項1か
ら6のいずれか一項に記載の化合物。 - 【請求項8】 活性成分として請求項1から7のいずれか一項に記載の少な
くとも1つの式(I)の化合物またはその立体異性体、および常用の医薬用担体
または賦形剤を含む医薬組成物。 - 【請求項9】 前記活性成分が請求項1に記載の化合物またはその立体異性
体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項10】 前記活性成分が請求項2に記載の化合物またはその立体異
性体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項11】 前記活性成分が請求項3に記載の化合物またはその立体異
性体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項12】 前記活性成分が請求項4に記載の化合物またはその立体異
性体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項13】 前記活性成分が請求項5に記載の化合物またはその立体異
性体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項14】 前記活性成分が請求項6に記載の化合物またはその立体異
性体である、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項15】 前記組成物が、錠剤、カプセル剤、丸剤、スプレー、また
は注射剤として投与することができる、請求項8に記載の医薬組成物。 - 【請求項16】 前記活性成分が、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−プロピル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ペンチル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ヘキシル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−イソペンチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ベンジル−11−オ
キサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(4−フルオロベン
ジル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロキシプ
ロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン
、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−2−
ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチリデン−11−
オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(3−ヒドロ
キシプロピル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1S,2S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル
−3−ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン
、 (1S,2R,6R,9R)6,10,10−トリメチル−2−ブチル−11
−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−3−オン、 (1S,3S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−3−
ヒドロキシ−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデカン、 (1R,1’R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン、 (1R,1’S,6S,9R)6,10,10−トリメチル−2−(1−ヒド
ロキシブチル)−11−オキサトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2
−エン、 2−ブチリル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン、 メチル(1R,6S,9R)6,10,10−トリメチル−11−オキサトリ
シクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エン−2−エチルケトン、 (1S,6R,9R)6,10,10−トリメチル−3−ブチル−11−オキ
サトリシクロ[7.2.1.01,6]ドデス−2−エンから選択される、請求
項8〜14のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - 【請求項17】 不安および/またはうつ病の予防および/または治療に使
用するための、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。 - 【請求項18】 不安および/またはうつ病の予防および/または治療に使
用するための、請求項8から14のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項19】 不安および/またはうつ病の予防および/または治療のた
めに医薬品を製造するための、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。 - 【請求項20】 不安および/またはうつ病を予防および/または治療する
ための方法であって、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物、または請
求項8から14のいずれか一項に記載の医薬組成物を、不安および/またはうつ
病を予防および/または治療するのに有効な量で、このような予防および/治療
を必要とするヒトを含む哺乳動物に投与することからなる方法。 - 【請求項21】 (i)式(I)の化合物を、塩基性媒質および有機溶媒中
で、R1X(式中、R1が請求項1に記載の通りであるがHではなく、Xがハロ
ゲンである)の化合物と反応させ、 【化7】 式(2)の化合物を生成することと、 【化8】 (ii)(i)から得られる式(2)の化合物と有機過酸とを反応させて式(3
)の化合物を生成することと、 【化9】 (iii)式(3)の化合物を還元剤を用いて還元して式(4)の化合物を生成
することと、 【化10】 (iv)からなる式(4)の化合物を酸性媒質中で還化させて式(Ia)の化合
物を生成することとからなる請求項2に記載の式(Ia)の化合物を製造する方
法。 - 【請求項22】 (i)式(Ia)の化合物をエポキシ化させて式(5)の
化合物を得、 【化11】 次いで、式(5)の化合物と還元剤との反応で、式(Ib−1)(式中、R1が
請求項1に記載の通りであり、R2がβ−OHである)の化合物、すなわち 【化12】 を生成することと、 (ii)式(6)の化合物を、 【化13】 有機金属試薬との反応で、式(Ib−2)の化合物であって、R1が請求項1に
記載の通りであり、R2がα−OHである化合物、すなわち 【化14】 を生成することと、 (iii)式(7)の化合物の接触水素化により、 【化15】 式(Ib−3)(式中、R1が請求項1に記載の通りでα位にあり、R2がHで
ある)の化合物、すなわち 【化16】 を生成することと、 (iv)式(Ia)の化合物の接触水素化により、式(Ib−4)(式中、R1 が請求項1に記載の通りでβ位にあり、R2がHである)の化合物、すなわち 【化17】 を生成することとからなる請求項3に記載の式(Ib)の化合物を製造する方法
。 - 【請求項23】 (i)式(5)の化合物を還元することにより、 【化18】 式(Ic−1)(式中、R1が請求項1に記載の通りであり、R2がHであり、
R3がOHである)の化合物、すなわち 【化19】 を生成することと、 (ii)式(Ic−1)の化合物を酸化することにより、式(Ic−2)(式中
、R1が請求項1に記載の通りであり、R2がHであり、R3がオキソである)
の化合物、すなわち 【化20】 を生成することと、 (iii)式(8)の化合物をエポキシ化することにより、 【化21】 式(9)の化合物を生成し、 【化22】 次いで、還元剤を用いて(9)を還元することにより、式(10)の化合物を生
成し、 【化23】 酸化剤を用いて式(10)の化合物を酸化することにより、式(11)の化合物
を生成し、 【化24】 式(11)の化合物を有機金属試薬と反応させることにより、式(Ic−3)(
式中、R1がHであり、R2が請求項1に記載の通りであり、R3がOHである
)の化合物、すなわち 【化25】 を得ることと、 (iv)式(10)の化合物をハロゲン化することにより、式(Ic−4)(式
中、R1およびR2がHであり、R3がハロゲンである)の化合物、すなわち 【化26】 を生成することとからなる請求項4に記載の式(Ic)の化合物を製造する方法
。 - 【請求項24】 (i)式(9)の化合物を、 【化27】 有機金属試薬と反応させることにより、式(12)の化合物を生成し、 【化28】 次いで、式(12)の化合物を脱水することにより、式(Id−1) 【化29】 (式中、R2がα位にあり、C1〜12直鎖または分枝アルキル鎖で、飽和また
は不飽和であり、不飽和鎖の場合には、1〜3個の二重結合を含んでもよく、前
に定義されたアルキルは、非置換であるか、ヒドロキシルまたはカルボニルによ
って置換されていてもよく、アルキルがまた、シクロアルキル、1つまたは複数
のヘテロ原子を含む複素環、またはアリール基と結合してもよく、アリールが、
非置換であるか、直鎖または分枝C1〜C4アルキル、アルコキシ、ハロゲン、
トリハロメチル、アミノ、ヒドロキシル、ニトロまたはN,N−ジアルキルアミ
ノなどの1つまたは複数の置換基によって置換されていてもよく、前記定義中で
、複素環は、酸素、イオウまたは窒素から選択される少なくとも1つのヘテロ原
子を含む飽和または不飽和の単環または多環であり、アリールには、フェニルお
よびナフチルが含まれ、置換基がアルキルの可能ないずれの位置にあってもよい
)の化合物を生成すること、または (ii)式(13)の化合物を脱水することにより、 【化30】 式(Id−2) 【化31】 (式中、R2がβ位にあって、請求項24の(i)項に記載の通りである)の化
合物を生成することからなる式(Id)の化合物を製造する方法。 - 【請求項25】 式(1) 【化32】 の化合物を硫酸を用いて脱水することにより式(14)の化合物を生成し、 【化33】 式(14)の化合物を有機金属試薬と反応させることにより、式(15)の化合
物を生成し、 【化34】 酸性媒質中で式(15)の化合物を環化させることにより、式(Ie)(式中、
R2が請求項24に記載の通りである)の化合物を生成することからなる請求項
6に記載の式(Ie)の化合物を製造する方法。
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