JP3512236B2 - ピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体及びその製造法 - Google Patents

ピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体及びその製造法

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JP3512236B2
JP3512236B2 JP17004294A JP17004294A JP3512236B2 JP 3512236 B2 JP3512236 B2 JP 3512236B2 JP 17004294 A JP17004294 A JP 17004294A JP 17004294 A JP17004294 A JP 17004294A JP 3512236 B2 JP3512236 B2 JP 3512236B2
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久也 岡村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気道に選択的で、強力
な気管支拡張作用を有する新規なピラゾロピリジンオキ
ソアルキレン酸誘導体及びそれらの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】アデノシン拮抗作用を有し、多様な用途
が申し述べられているピラゾロピリジン誘導体として
は、特開昭64-45385号公報、特開平3-141222号公報並び
に特開平4-244084号公報記載の化合物群(A群)及び特
開平2-243689号公報並びに特開平4-253978号公報記載の
化合物群(B群)が知られているが、本発明化合物とは
構造的に異なるものである。
【0003】即ち、A群はピラゾロピリジン骨格の3位
置換基はアクリル酸誘導体であり、有用性ある化合物で
の2位置換基はアリール基、特にフェニル基であること
を特徴としている。一方、B群での3位置換基は不飽和
複素環、特に3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン
誘導体であり、2位置換基はアリール基に限定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、気管支拡張作用
は細胞内のサイクリックAMP上昇によって引き起こさ
れると考えられ、気管支拡張薬の研究はサイクリックA
MPを分解する、ホスホジエステラーゼの阻害薬の開発
に向けられてきている。ホスホジエステラーゼの阻害薬
としてもっとも一般的な薬物にテオフィリンがあげられ
るが、テオフィリンは標的器官に対する選択性が低い。
そのためテオフィリンを気管支拡張用途に用いた場合、
心拍数増加、嘔吐、中枢作用等の望ましくない作用を示
すため、非常に使用しにくい薬剤である。気道に選択的
で、強力な気管支拡張作用を有する薬剤の開発が望まれ
ている。
【0005】本発明者らは、気管支拡張作用を有する化
合物について鋭意研究を重ねた結果、これまでに知られ
ている気管支拡張薬とは構造を異にした新規なピラゾロ
ピリジンオキソアルキレン酸誘導体が気道に選択的で強
力な気管支拡張作用を有することを見い出し、発明を完
成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、一般式
(1) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
4 は水素原子又は炭素数1〜4の低級アルキル基を示
し、点線は二重結合又は単結合を示す]で表されるピラ
ゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体及びその薬理学
的に許容しうる塩である。
【0007】本発明における一般式(1)で表される化
合物の塩類は慣用のものであって、金属塩例えばアルカ
リ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩など)、ア
ルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩、マグネシウム
塩など)、アルミニウム塩等薬理学的に許容しうる塩が
挙げられる。
【0008】また、本発明における一般式(1)には、
二重結合及び不斉炭素に基づく立体異性体1個以上が含
まれることがあるが、そのような異性体及びそれらの混
合物はすべてこの発明の範囲内に包含されるものとす
る。
【0009】本発明の一般式(1)において、「低級ア
ルキル基」とは、メチル、エチル、プロピル等、直鎖も
しくは分岐した炭素数1〜4のものが挙げられる。「低
級アルコキシ基」とは、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ等、直鎖もしくは分岐した炭素数1〜4のものが挙げ
られる。「低級アルキルチオ基」とはメチルチオ、エチ
ルチオ、プロピルチオ等、直鎖もしくは分岐した炭素数
1〜4のものが挙げられる。「ハロゲン原子」とは、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ
る。
【0010】本発明によれば上記一般式(1)である化
合物は以下の方法により製造することができる。
【0011】一般式(1a)である化合物は下記一般式
(2)の化合物に下記一般式(3)の化合物を作用させ
ることにより製造することができる。
【0012】 [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
4 は水素原子又は炭素数1〜4の低級アルキル基を示
す]
【0013】 [式中、R1 ,R2 及びR3 は前述の通り]
【0014】 [式中、A及びR4 は前述の通り]
【0015】反応は有機溶媒、例えばベンゼン、トルエ
ン又はキシレン等中で、反応温度としては、室温〜溶媒
還流温度で行うことができるが、溶媒還流温度が好まし
い。また触媒として二級アミン(ピペリジン等)の添加
も好適である。更に酢酸の添加も好ましい。あるいは有
機溶媒、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
等中で反応温度としては−78℃〜室温でリチウムジイソ
プロピルアミド等の塩基の存在下得られるアルドール型
中間体を、p−トルエンスルホン酸等酸触媒存在下室温
〜加熱下脱水させることによっても行うことができる。
【0016】また、一般式(1b)である化合物は一般
式(1a)の化合物を還元することにより製造すること
ができる。 [式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びAは前述の通り] 反応は有機溶媒、例えばエタノール等中、又は水との混
合溶媒中で、室温〜加熱下にナトリウムアマルガムと処
理することにより行うことができる。あるいは有機溶
媒、例えばエタノール等中で、室温〜加熱下、パラジウ
ム/炭素等の触媒の存在下に水素添加することにより行
うことができる。
【0017】下記一般式(1d)である化合物は、下記
一般式(1c)の化合物を加水分解することにより製造
することができる。
【0018】 [式中R1 ,R2 ,R3 及びAは前述の通り]
【0019】 [式中R9 は炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、R
1 ,R2 ,R3 及びAは前述の通り]
【0020】反応は、酸性、又はアルカリ性条件下でい
ずれも常法により行うことができる。例えば、水あるい
は低級アルコール(メタノール、エタノール等)中水酸
化アルカリ金属(水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム)、炭酸カリウム等を作用させることが好ましい。反
応温度としては、冷却下、室温、加温で行うことができ
る。
【0021】また一般式(1c)である化合物は一般式
(1d)の化合物と低級アルコールを酸触媒下作用させ
ることにより製造することができる。
【0022】 [式中、R1 ,R2 ,R3 及びR9 は前述の通り]
【0023】 [式中R1 ,R2 ,R3 及びAは前述の通り]
【0024】反応は、低級アルコール例えばメタノー
ル、エタノール、n−プロパノール等中、酸触媒例えば
硫酸、p−トルエンスルホン酸等の存在下行うことがで
きる。また塩化チオニルの使用も有効である。反応温度
は室温−溶媒還流温度で行うことができるが溶媒還流温
度が好ましい。
【0025】本発明における一般式(2)の化合物のう
ち、R1 が炭素数3〜6のシクロアルキル基である化合
物は新規化合物であり、R1 が炭素数1〜4の低級アル
キル基である化合物と同様、以下の方法により製造する
ことができる。
【0026】
【0027】上記の通り一般式(5)である化合物は、
一般式(6)の化合物に対して一般式(7)あるいは
(8)の化合物を作用させることにより製造することが
できる。
【0028】 [式中、R10はメチル基、エチル基を示し、R1 ,R2
及びR3 は前述の通り]
【0029】 [式中、Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を示し、
2 及びR3 は前述の通り]
【0030】
【0031】 [式中、R1 及びR10は前述の通り]
【0032】反応は、水及び有機溶媒例えばエタノー
ル、メタノール、N,N−ジメチルホルムアミド等又は
それらの混合溶媒中、反応温度としては特に限定されず
冷却下室温、加温もしくは溶媒還流温度で行うことがで
きる。また無機塩基例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム等の存在が好ましい。一般式
(7)あるいは(8)の化合物のうち、R1 が炭素数3
〜6のシクロアルキル基の化合物は、R1 が炭素数1〜
4の低級アルキル基の化合物の場合に準じて合成でき
る。
【0033】ついで、一般式(4)である化合物は前記
一般式(5)の化合物に対して、そのままあるいは加水
分解してカルボン酸(一般式(5)においてR10が水
素)とした後、酸性条件下脱炭酸することにより製造す
ることができる。
【0034】 [式中、R1 ,R2 及びR3 は前述の通り]
【0035】反応は、水又は有機溶媒例えばメタノー
ル、エタノール等中又は、無溶媒で濃塩酸、濃硫酸、濃
臭化水素酸により、行うことができる。反応温度として
は、室温〜加温で行うことが好ましい。また一般式
(5)の化合物をアルカリ性条件下加水分解した後、当
反応を行うこともできる。アルカリとしては、水酸化ナ
トリウム等が好ましく、水あるいは含水メタノール、含
水エタノール等中反応温度としては、室温〜溶媒還流温
度で行うことが好ましい。
【0036】一般式(2)である化合物は前記一般式
(4)の化合物に対して、ビルスマイヤー反応を行うこ
とにより製造することができる。
【0037】 [式中、R1 ,R2 ,及びR3 は前述の通り]
【0038】反応は、有機溶媒例えば塩化メチレン、
N,N−ジメチルホルムアミド等中で、ジアルキルホル
ムアミド例えばN,N−ジメチルホルムアミドとオキシ
塩化リン、塩化チオニルなどにより調製したビルスマイ
ヤー試薬を作用することによって行うことができる。反
応温度は特に限定されないが冷却〜室温もしくは加温で
行うことが好ましい。
【0039】また原料化合物(2)のうち、環7位に低
級アルキル基又は低級アルキルチオ基をもつ化合物につ
いてはジャーナル オブ オルガニック ケミストリー
(57巻5538ページ、1992年)に開示の方法によっても製
造することができる。
【0040】
【実施例】次に本発明を具体例によって説明するがこれ
らの例によって本発明が限定されるものではない。
【0041】参考例1 2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−
3−カルボン酸エチルエステル
【0042】ヨウ化1−アミノピリジニウム(163.5
g)、炭酸カリウム(203.5g)、エタノール(1.3リット
ル)の混合物を室温で30分間攪拌後、シクロプロピルカ
ルボニル酢酸エチル(138g)のエタノール(200ml)溶液
を加え、16時間攪拌した。反応液をろ過し、ろ液を濃縮
し、残渣に1N−塩酸(1.3リットル)を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を1N−塩酸、水、飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、目的物(112g、収率66%)を得た。このものをジ
エチルエーテルより再結晶すると無色粉状晶なる。融点
88〜89℃
【0043】
【0044】参考例2 2−シクロヘキシルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−
3−カルボン酸メチル
【0045】ヨウ化1−アミノピリジニウム(10.7g)
のN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)溶液に、炭酸
カリウム(13.3g)を室温で加え、1時間攪拌した後、
3−シクロヘキシルプロピン酸メチル(8.0g)を室温で
滴下し、 1.5時間同温で攪拌した。さらに1晩静置後、
2時間攪拌し、溶媒を減圧留去し、水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、目的物(4.
98g、収率40.1%)を得た。このものをシクロヘキサン
とn−ヘキサンの混合溶媒にて再結晶し、無色粉状晶を
得た。融点 105〜106 ℃
【0046】
【0047】参考例3 2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−
3−カルボン酸
【0048】2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−カルボン酸エチルエステル(110
g)、水酸化ナトリウム(40g)、エタノール(150m
l)、水(300ml)の混合物を8時間加熱還流した。反応
液を濃縮し、残渣に水(1リットル)を加え、エーテル
にて洗浄した。水層に氷冷下濃塩酸を加えて酸性とし、
析出結晶をろ取、水洗後乾燥し、目的物(38g、収率39
%)を得た。このものをエタノールより再結晶し、無色
粉状晶として目的物を得た。融点 195〜198 ℃(dec.)
【0049】
【0050】参考例4〜9 参考例1,2,3と同様にして表1及び2の化合物を得
た。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】参考例11 2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン
【0054】2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−カルボン酸(38g)、47%臭化水素
酸(350ml)の混合物を 120℃にて25分間加熱攪拌した。
反応液を氷水(1リットル)に注ぎクロロホルムにて抽
出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:3)にて精製し、目的物(29.76
g,収率 定量的)を得た。融点54〜56℃
【0055】
【0056】参考例12〜16 参考例11と同様にして表3の化合物を得た。
【0057】
【表3】
【0058】参考例17 2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−
3−カルバルデヒド
【0059】N,N−ジメチルホルムアミド(28.4ml)
に氷冷下、オキシ塩化リン(42.13g)を加え、室温にて
1時間攪拌後、2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン(28.98g)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(80ml)溶液を氷冷下滴下し、そのまま1時間、室温
にて30分間攪拌した。反応液を氷水(1リットル)に注
ぎ、炭酸カリウムにて中和後、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、淡黄色結晶を得た。こ
のものをエタノールより再結晶し、無色針状晶として目
的物(28.32g、収率83%)を得た。融点 112〜113 ℃
【0060】
【0061】参考例18〜23 参考例15と同様にして表4の化合物を得た。
【0062】
【表4】
【0063】実施例1 (E)−6−(2−イソプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−イル)−4−オキソ−5−ヘキセン
【0064】2−イソプロピルピラゾロ[1,5−a]
ピリジン−3−カルバルデヒド(20g)、ピペリジン
(10.5ml)のトルエン(400ml)溶液中に、レブリン酸
(12.4g)を滴下し、ディーンスターク脱水装置を付
し、5時間加熱還流した後、さらにレブリン酸(6.2g)
を追加し、3時間加熱還流した。10%水酸化ナトリウム
で抽出し、水層を10%塩酸で弱酸性とし、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を、減圧留去し、得られた残渣
を酢酸エチルにて再結晶し、目的物(18.15g、収率59.8
%)を得た。融点 179〜183 ℃
【0065】
【0066】実施例2 (E)−6−(2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−
5−ヘキセン酸
【0067】2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−カルバルデヒド(10g)、α−メチ
ルレブリン酸メチルエステル(11.61g)、ピペリジン
(2.66ml)、酢酸(2.66ml)、トルエン(200ml)の混合
物をディーンスターク脱水装置を付して、15時間加熱還
流した。途中、α−メチルレブリン酸メチルエステル
(3.87g)を追加した。反応液をトルエンで希釈し、
0.5N−塩酸、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得た残渣にエタノー
ル(50ml)、10%水酸化ナトリウム水溶液(50ml)を加
え、1時間攪拌した。反応液を濃縮し、残渣を水に溶解
後、トルエンにて洗浄した。水層に氷冷下、濃塩酸を加
えて酸性とし、析出結晶をろ取、水洗乾燥した。このも
のをエタノールより再結晶し、黄色プリズム状晶として
目的物(13.24g、収率82.6%)を得た。融点 182〜183
【0068】
【0069】実施例3〜38 実施例1あるいは2と同様にして実施例3〜31は表5及
び表6の化合物を、実施例32〜38は表7の化合物を得
た。
【0070】
【表5】
【0071】
【表6】
【0072】
【表7】
【0073】実施例39 (E)−6−(2−イソプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−
5−ヘキセン酸メチルエステル
【0074】(E)−6−(2−イソプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸(300mg)、濃硫酸(0.2ml)、
メタノール(10ml)の混合物を2時間加熱還流した。反
応液に水(100ml)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減
圧留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサン=3:7)
にて精製し目的物(310mg、収率98.7%)を得た。このも
のをイソプロピルエーテルより再結晶すると淡黄色粉状
晶となる。融点58〜59.5℃
【0075】
【0076】実施例40〜42 実施例39と同様にして表8の化合物を得た。
【0077】
【表8】
【0078】実施例43 (E)−(−)−6−(2−シクロプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸
【0079】(E)−6−(2−シクロプロピルピラゾ
ロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−
4−オキソ−5−ヘキセン酸(5.0g)の酢酸エチル(270
ml)溶液に(S)−(−)−1−(1−ナフチル)エチ
ルアミン(2.87g)を加え、室温で1時間、冷所で16時
間静置した。析出した結晶をろ取し、冷酢酸エチルで洗
浄後乾燥し、粗塩(2.65g)を得た。粗塩を酢酸エ
チルにて2回再結晶し、(E)−(−)−6−(2−シ
クロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イ
ル)−2−メチル−4−オキソ−5−ヘキセン酸の
(S)−(−)−1−(1−ナフチル)エチルアミン精
製塩の結晶(1.14g、[α]D 20− 51.20°(C1.00、
エタノール)、m.p. 102〜103 ℃)を得た。
【0080】この精製塩に氷冷下 1.2N−塩酸を加えて
酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去した。これを酢酸エチルにて再結晶し、目的物(5
50mg、収率22.0%、[α]D 20−52.8°(C0.80、エタ
ノール))を得た。融点 161〜162 ℃
【0081】
【0082】実施例44 (E)−(+)−6−(2−シクロプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸
【0083】実施例43において粗塩を得たろ液に、氷
冷下 1.2N−塩酸を加えて酸性とし、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して得た残渣(3.32g)
を酢酸エチル(150ml)に溶解し、(R)−(+)−1−
(1−ナフチル)エチルアミン(1.90g)を加え、室温
で1時間、冷所で3日間静置した。析出した結晶をろ取
し、冷酢酸エチルで洗浄後乾燥し、粗塩(2.65g)を
得た。粗塩を酢酸エチルにて2回再結晶し、(E)−
(+)−6−(2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−
5−ヘキセン酸の(R)−(+)−1−(1−ナフチ
ル)エチルアミン精製塩の結晶(1.40g、[α]D 20
52.1 °(C1.04、エタノール)、m.p. 100〜101 ℃)
を得た。
【0084】この精製塩に氷冷下 1.2N−塩酸を加えて
酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去した。これを酢酸エチルにて再結晶し、目的物(7
00mg、収率28%、[α]D 20+52.0°(C 0.8、エタノ
ール))を得た。融点 159.5〜160.5 ℃
【0085】
【0086】実施例45 (E)−(−)−6−(2−イソプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸
【0087】(E)−6−(2−イソプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸を原料として用い、実施例43
と同様に処理して目的物を得た。融点 177〜178 ℃、
[α]D 24−49.8°(C1.00、エタノール)
【0088】
【0089】実施例46 (E)−(+)−6−(2−イソプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸
【0090】実施例45で得られた対掌体を含む液を、実
施例44と同様に処理して目的物を得た。融点 175〜177
℃、[α]D 25+50.0°(C1.00、エタノール)
【0091】
【0092】実施例47 (E)−5−(2−イソプロピルピラゾロ[1,5−
a]ピリジン−3−イル)−3−オキソ−4−ペンテン
酸エチルエステル
【0093】アルゴン雰囲気下、ジイソプロピルアミン
(2.38ml)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に、−78
℃にてn−ブチルリチウムの 2.5Mヘキサン溶液(6.8m
l)を滴下し、氷冷下30分間攪拌後、アセト酢酸エチル
エステル(1.04g)を加え、1時間攪拌した。同温に
て、2−イソプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン
−3−カルバルデヒド(1.0g)のテトラヒドロフラン
(10ml)溶液を滴下し、2時間攪拌した。氷冷下、反応
液に 1.2N−塩酸、水、エーテルを加え、室温にて数分
間攪拌し、有機層を分取した。水層をエーテルにて抽出
し、先の有機層とあわせて、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。
【0094】溶媒を減圧留去して得た黄色油状物(1.95
g)に、ベンゼン(50ml)、p−トルエンスルホン酸・
一水和物(10mg)を加えてディーンスターク脱水装置を
付して12時間加熱還流した。反応液を、水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去して得た残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒 酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)
にて精製し、目的物として、黄色結晶(950mg、収率59.5
%)を得た。このものをイソプロピルエーテルにて再結
晶すると黄色針状晶となる。融点82〜83℃
【0095】
【0096】実施例48 6−(2−シクロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリ
ジン−3−イル)−2−メチル−4−オキソ−5−ヘキ
セン酸
【0097】(E)−6−(2−イソプロピルピラゾロ
[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2−メチル−4
−オキソ−5−ヘキセン酸(720mg)、メタノール(24m
l)、水(12ml)の懸濁液に5%ナトリウムアマルガム
(6.66g)を加え、約9時間室温にて撹拌した。反応液
をセライト濾過し不溶物を除去、濾液を減圧濃縮し、残
渣を水で希釈、1N塩酸にて弱酸性とした後、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸ナトリウムにて乾燥、減圧濃縮した。
【0098】得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(CH2 Cl2 :EtOH=97:3)にて精
製した。得られた油状物を10%水酸化ナトリウム水に溶
解、エーテル抽出後水層を氷冷下、2N塩酸にて酸性と
し酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥、減圧濃縮し、更に減圧下乾燥すると結晶化し
た。得られた結晶をヘキサンにて洗浄後乾燥して無色粉
状の目的物(280mg、収率39%)を得た。融点 113〜114
【0099】
【0100】実施例49〜53 実施例48と同様にして表9の化合物を得た。
【0101】
【表9】
【0102】
【発明の効果】
実験例1.モルモットアナフィラキシー性気道収縮抑制
試験 体重 500g前後の雄性ハートレイ(Hartley)系モルモッ
トに卵アルブミンを筋肉内及び腹腔内にそれぞれ100mg/
kg投与して感作し、3日後にさらに卵アルブミン100mg/
kg(腹腔内)を投与して追加感作した。感作動物を初回
感作3〜5週間後にペントバルビタール・ナトリウム 2
5mg/kg(腹腔内)で麻酔し、気道内圧の変化をコンツェ
ットレスラー変法(J.Harvey, et al.; J. Pharmacol.
Method,9, 147-155,1983)に従って測定した。アナフィ
ラキシー性気道収縮は、卵アルブミン(5mg/kg)を左外
頸静脈に挿入したカニューレより投与することにより惹
起した。被験化合物はナトリウム塩溶液又はアラビアゴ
ムを用いた懸濁液とし、卵アルブミン投与1時間前に経
口投与した。最小有効量を求めその結果を表10に示し
た。
【0103】
【表10】
【0104】実験例2.モルモット摘出気管筋標本にお
ける弛緩作用 体重 400g前後の雄性ハートレイ(Hartley)系モルモッ
トから気管筋を摘出し、37℃に保温し、混合ガス(95%
2 +5%CO2 )を通気したTyrode液中に1gの負荷
をかけて懸垂した。ヒスタミン、U−46619、カル
バコール、LTD4 及びサブスタンスPにより気管筋を
収縮させた後、被験化合物を累積的に添加して、弛緩反
応を記録した。気管筋を50%弛緩させる濃度(IC50
を表11に示した。
【0105】
【表11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松澤 加代子 埼玉県上尾市原市611−16 (56)参考文献 特開 平3−141222(JP,A) 特開 平4−244084(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/04 106 A61K 31/435

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
    5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
    7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
    エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
    4 は水素原子又は炭素数1〜4の低級アルキル基を示
    し、点線は二重結合又は単結合を示す]で表されること
    を特徴とするピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導
    体及びその薬理学的に許容しうる塩。
  2. 【請求項2】 化合物が(E)−6−(2−シクロプロ
    ピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−2
    −メチル−4−オキソ−5−ヘキセン酸である、請求項
    1記載のピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体及
    びその薬理学的に許容しうる塩。
  3. 【請求項3】 化合物が(E)−(−)−6−(2−シ
    クロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イ
    ル)−2−メチル−4−オキソ−5−ヘキセン酸であ
    る、請求項1記載のピラゾロピリジンオキソアルキレン
    酸誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩。
  4. 【請求項4】 化合物が(E)−(+)−6−(2−シ
    クロプロピルピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イ
    ル)−2−メチル−4−オキソ−5−ヘキセン酸であ
    る、請求項1記載のピラゾロピリジンオキソアルキレン
    酸誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩。
  5. 【請求項5】 一般式(2) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示す]で表され
    る化合物に一般式(3) [式中、Aは−CR5 6 −(CR7 8 n −(式中
    5 ,R6 ,R7 ,R8は同一又は異なって水素原子、
    メチル基又はエチル基を表し、nは0〜5の整数を表
    す)を示し、R4 は水素原子、又は炭素数1〜4の低級
    アルキル基を示す]で表される化合物を作用させること
    を特徴とする一般式(1a) [式中R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びAは前述の通り]で
    表されるピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体の
    製造法。
  6. 【請求項6】 一般式(1a) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
    5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
    7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
    エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
    4 は水素原子又は炭素数1〜4の低級アルキル基を示
    す]で表される化合物を還元することを特徴とする一般
    式(1b) [式中R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びAは前述の通り]で
    表されるピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体の
    製造法。
  7. 【請求項7】 一般式(1c) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
    5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
    7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
    エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
    9 は炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、点線は二重
    結合又は単結合を示す]で表される化合物を加水分解す
    ることを特徴とする一般式(1d) [式中R1 ,R2 ,R3 及びAは前述の通り]で表され
    るピラゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体の製造
    法。
  8. 【請求項8】 一般式(1d) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
    5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
    7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
    エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、点
    線は二重結合又は単結合を示す]で表される化合物を必
    要ならば活性体とした後、炭素数1〜4の低級アルコー
    ルを作用させエステル化することを特徴とする一般式
    (1c) [式中、R9 は炭素数1〜4の低級アルキル基を示し、
    1 ,R2 ,R3 及びAは前述の通り]で表されるピラ
    ゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体の製造法。
  9. 【請求項9】 一般式(1) [式中、R1 は炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素
    数3〜6のシクロアルキル基を示し、R2 ,R3 は同一
    又は異なって、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル
    基、炭素数1〜4の低級アルコキシ基、炭素数1〜4の
    低級アルキルチオ基又はハロゲン原子を示し、Aは−C
    5 6 −(CR7 8 n −(式中R5,R6
    7 ,R8 は同一又は異なって水素原子、メチル基又は
    エチル基を表し、nは0〜5の整数を表す)を示し、R
    4 は水素原子又は炭素数1〜4の低級アルキル基を示
    し、点線は二重結合又は単結合を示す]で表されるピラ
    ゾロピリジンオキソアルキレン酸誘導体及びその薬理学
    的に許容しうる塩の少なくとも1種以上を有効成分とす
    る気管支拡張薬。
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