JP2002520093A - 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ - Google Patents

医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ

Info

Publication number
JP2002520093A
JP2002520093A JP2000558781A JP2000558781A JP2002520093A JP 2002520093 A JP2002520093 A JP 2002520093A JP 2000558781 A JP2000558781 A JP 2000558781A JP 2000558781 A JP2000558781 A JP 2000558781A JP 2002520093 A JP2002520093 A JP 2002520093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrier module
connector
barrier
base
connector according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000558781A
Other languages
English (en)
Inventor
クニーアバイン,ベルント
Original Assignee
フレセニウス・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フレセニウス・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical フレセニウス・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2002520093A publication Critical patent/JP2002520093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
    • A61J1/10Bag-type containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5883Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2575/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D2575/52Details
    • B65D2575/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D2575/583Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture the non-integral spout having an elongate cross-sectional shape, e.g. canoe or boat shaped

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタが、容器壁内に装入可能で容器壁に対してシール可能な下部(3)と、液体の流路を備えた上部(4)とからなる基体(2)を有している。この基体の下側および/または上側には障壁モジュール(15)が設けられている。障壁モジュール(15)は、特定の気体をほぼ透過させない材料からなるコア(15a)と、基体を構成している材料からなる外被(15b)とを有する射出成形品である。このコネクタは、障壁モジュールによって改善された気密性を提供し、廉価に大量生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、医療用液体、特に腸管栄養のための液体を内包する容器のための無
菌コネクタに関する。
【0002】 鋭敏な充填物の包装は、非常に良好な障壁性質を有する容器を必要とする。な
ぜならば、さもないと酸素が充填物と好ましくない反応を起こすおそれがあるか
らである。ガラス容器または金属容器は非常に良好な障壁性質を有している。こ
れに対してプラスチック容器は、鋭敏な充填物を保存するには問題があることが
分かった。
【0003】 腸管栄養溶液を受容するための公知のプラスチック容器は、拡散を十分シール
する複合フォイルからなる。しかし欠点は、公知のフォイルバッグ(Folienbeut
el)の、一般にポリオレフィン、特にポリプロピレンからなるコネクタ(ポート
)は、特定の気体を透過させることである。それゆえ、充填物が酸素と意図せず
反応する危険がある。充填物中に含まれている芳香物質もコネクタを通って拡散
する可能性がある。実用的には、腸管栄養溶液を保存する際に、時間が経過する
につれてビタミンC含有量が減少することが確認された。そのため保存期間は限
られている。
【0004】 DE29706159は、容器に向けられたコネクタの下側に、拡散を十分シ
ールする材料からなるフレキシブルなプラスチックフォイルの形をした障壁モジ
ュールを設けることを提案している。障壁モジュールは、容器中味とコネクタと
の間に、気体の通過を妨げるか、または少なくともほぼ制限する遮断層を提供す
る。
【0005】 DE29706159により知られているフォイルバッグの好ましい実施形態
において、コネクタ下部の下側溶接のために設けられているフォイル片は、気密
な金属的フォイル材料をベースとした一般に知られている複合フォイルであり、
コネクタと溶接可能なプラスチック材料からなる被覆を有している。その欠点は
、これらのフォイルの品質が純粋ではないことである。EVOHフォイルを溶接
したコネクタも知られている。しかし、フォイル片は条片に裁断されたフォイル
ウェブ(Folienbahn)から押し抜かれるため、フォイル片の露出した切断面が非
常に敏感である限りにおいて障壁材料としてEVOHを使用することには欠点が
ある。たとえば、殺菌などで温度や湿度の負荷を受けた後で露出した切断面に顕
著な変色や剥離が発生することが分かった。さらに、内側にあるフォイル構成部
材と製品との間の直接的な相互作用を排除できない。
【0006】 フレキシブルなフォイル片の形をした障壁モジュールの別の欠点は、形状嵌合
接続(formschluessige)および力作用接続(kraftschluessige)による接合が
可能ではないことである。その限りで、接合技術は限られている。
【0007】 良好な障壁を達成できるようにするために、コネクタの上側および/または下
側をすべて障壁モジュールで覆うべきである。しかし、これは、フォイルの下側
を溶接する際には、完全に実施することはできない。実用において、下側を溶接
したフォイル片がやや隆起している場合、フォイル片は、これに対して垂直な袋
状フォイル(Beutelfolie)を切り裂く可能性があることが分かった。それゆえ
、十分な縁間隔を守ることが必要であり、そのためにコネクタの上側および/ま
たは下側をすべて覆うことはできない。特に小さい構成部品では、この面積割合
はもはや無視することはできない。
【0008】 さらに、フォイル片をコネクタと溶接することはかなりコストがかかる。この
コストはコネクタをフォイルバッグ内に入れて溶接するコストにほぼ等しい。溶
接シームに気密でない部分が生じる可能性もある。
【0009】 本発明の課題は、高い気密性を保証し、取り扱いが容易で、廉価に大量生産で
きる無菌コネクタを提供することである。
【0010】 この課題は、本発明により請求項1の特徴部に記載された特徴によって解決さ
れる。
【0011】 本発明によるコネクタにおいて、障壁モジュールは、コアと外被とを有する射
出成形品である。コアが特定の気体をほぼ透過させない材料からなるのに対し、
外被は基体と同じ材料からなるので、基体と射出成形品とは互いに溶接できる。
【0012】 無菌コネクタをフォイルバッグ内に入れて溶接する場合に、袋状フォイルは、
フォイルと溶接可能な材料からなる基体とも、基体と同じ材料からなる障壁モジ
ュールとも溶接できる。それにより、容器閉鎖部材を気体に対してほぼ完全にシ
ールできる。
【0013】 射出成形では自由な形状に成形できるので、障壁モジュールを基体に固定する
ために、種々の接合技術を利用できる。射出成形品として障壁モジュールをわず
かな公差で廉価に大量生産できる。このために、2台の可塑化ユニットを有する
公知の射出成形機を使用できる。射出成形機により、最初に外被を射出し、次い
でコアを金型キャビティ内に射出する。この方法は、サンドイッチ射出成形法ま
たは共同射出成形法(Koinjektionsverfahren)とも呼ばれる。
【0014】 一体的に射出成形された障壁モジュールのサンドイッチ構造は、比較的鈍感で
あるという利点がある。EVOHからなるフォイルでは、殺菌などの際に高温度
や高湿度に基づいて剥離や変色を招く可能性のある露出した切断面は、この障壁
モジュールには存在しない。
【0015】 好適な実施形態において、障壁モジュールは基体に溶接されている。
【0016】 別の好適な実施形態では、障壁モジュールと基体が力作用接続(Kraftschluss
)および/または形状嵌合接続(Formschluss)により互いに接合されている。
したがって障壁モジュールは、たとえばはめ込み接合(Schnappverbindung)ま
たは締付け接合(Klemmverbindung)によって基体に固定できる。
【0017】 基体と障壁モジュールとの一体的構造も可能である。たとえば、基体と障壁モ
ジュールを膜ヒンジで組み合わせることができ、射出成形後に両部材を留め合わ
せて互いに固く接合できる。
【0018】 障壁モジュールがコネクタ内の流路を閉鎖するための突き抜け可能な膜を形成
し、この膜を穿刺針で突き抜けることが好都合である。
【0019】 穿刺針による突き抜けを容易にするために、障壁モジュールは流路の範囲に弱
体化区域を具備していることが合理的である。
【0020】 有利な構成において、障壁モジュールは、基体の下側および/または上側を覆
う板である。
【0021】 別の有利な構成において、障壁モジュールは、流路を閉鎖する位置と流路を開
放する位置との間で基体に移動可能に固定されている。これにより障壁モジュー
ルは、接続ピン33によって操作される、いわば閉鎖部材である。
【0022】 気体障壁を有意に改善するために、障壁モジュールは、1cm3/m2dbar
より小さい酸素障壁を有するのが好ましい。ほぼ拡散をシールする障壁モジュー
ルの核を構成する材料が、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)また
はPA(ポリアミド)であることが好ましい。障壁モジュールの外被が好ましく
はポリプロピレンからなるので、内側が同じ材料からなるシール層を有している
公知の袋状フォイルは、問題なく障壁モジュールと溶接できる。互いに溶接可能
な部材は、殺菌温度より高い融点を有するので、オートクレーブ内で殺菌できる
【0023】 本発明によるコネクタは、極めて種々の構成の医療用包装ユニットに利用でき
る。好適な利用分野は、医療用液体、特に腸管栄養のための液体を充填したフォ
イルバッグである。
【0024】 以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。
【0025】 ポリプロピレンからなる射出成形品として製造されたコネクタ1は、小船状に
形成された下部3と管状の上部4と保護キャップ5とを具備する基体2を有して
いる。下部3は、同一平面内に半径方向に張り出している翼状の2つの継ぎ足し
部(Ansatz)7、8を備えた管状部分6を有している。下部3は、公知の医療用
液体用のフォイルバッグの袋状フォイルの内側と溶接されている。
【0026】 下部3に接続している管状の上部4は、袋ナットをねじ込むための雄ねじ9を
備えている。上部4はその上縁に内方に突き出している継ぎ足し部10を有して
いる。継ぎ足し部10は穿刺針を回動しないように受容するための受容部材11
へと移行している。接続部材1の上部4を閉鎖する保護キャップ5は、その下縁
の範囲に環状破断区域12を備え、上部4の継ぎ足し部10と接合されている。
破断部材として形成された保護キャップ5は、半径方向に張り出している2つの
翼13、14を備えている。コネクタを開くには、保護キャップ5をその長手方
向軸心を中心に回すと、環状弱体化区域12で、その壁が破断する。
【0027】 基体2の下部3の、容器に向けられた下側には、障壁モジュール15が設けら
れている。障壁モジュール15は板状の射出成形品であり、サンドイッチ構造と
して一体的に射出成形されている。障壁モジュール15は基体の下側全体を覆い
、基体と溶接されている。
【0028】 図3は、障壁モジュールのサンドイッチ構造を示している。射出成形品は特定
の気体をほぼ通さない材料からなるコア15aを有している。コアは、気密なプ
ラスチック、たとえばEVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)からなり
、かつ20cm3/m2dbarより小さく、好ましくは1cm3/m2dbarよ
り小さい酸素障壁を形成する。コア15aは基体2と同じ材料からなる外被15
bによって包囲されている。外被15bは基体2と同様にポリプロピレンからな
るので、障壁モジュールと基体は互いに溶接できる。いわば、袋状フォイルを障
壁モジュール15の縁部と溶接することが可能である。
【0029】 障壁モジュール15は基体に向けられた上側に、環状破断区域16を備えてい
る。その直径は基体の流路の直径と等しいので、穿刺針を導入すると障壁モジュ
ールを突き抜くことができる。
【0030】 図4は、コネクタ1と、袋ナット18を有する穿刺針17(スパイク:Spike
)とからなるコネクタ装置を示す。管状の穿孔針17は、一方の端部には尖端部
17aを備え、他方の端部で、ホースパイプ系(Schlauchleitungssystems)の
図示されないプラスチックチューブと接続される。このプラスチックチューブは
、穿刺針の上側の継ぎ足し部17b内に挿入される。穿刺針は接続部材上部4の
内側の受容部材11によってシールされる。袋ナットは外れないように、環状ウ
ェブ(umlaufenden Steg)20によって穿刺針のチューブ側端部に確保されてい
る。
【0031】 図5a〜cは、障壁モジュール15をコネクタの基体2に固定するための種々
の接合技術を示している。
【0032】 図5aは、はめ込み接合を示す。基体の下部3はその下側に、アンダーカット
を入れた全周縁部(umlaufenden Rand)22を有している。障壁モジュール15
の寸法は、基体の凹部23に適合して装入でき、アンダーカット24によっては
め込み固定されるように設計されている。
【0033】 図5bは、障壁モジュール15の締付け接合を示す。障壁モジュールはその上
側に、外周に配設された複数の円錐ピン25を有している。基体の下部3の下側
には、相応のへこみ部26が設けられており、これに障壁モジュールのピンを圧
入できる。
【0034】 図5cは、障壁モジュールがコネクタの基体と一緒に射出成型品として製造さ
れている実施形態を示している。障壁モジュール15と基体2とは、膜ヒンジ1
5cによって互いに接合されている。射出成形後、障壁モジュールを基体の下側
に折りたたみ、両部材を互いに溶接する。
【0035】 図6は、コネクタの別の実施形態の部分図を示している。この実施例が図1〜
図4に基づいて説明した実施形態と異なるのは、障壁モジュール27が基体2の
下部3の下側ではなく、その上側に固定されている点である。障壁モジュール2
7は、コネクタの上部4と一緒に射出成形品として形成されている。コネクタの
流路の範囲で、障壁モジュールは環状破断区域28を備えている。基体の上部は
障壁モジュールと一緒に、基体の下側と溶接されている。
【0036】 図7に示された実施形態において、コアと外被とからなる障壁モジュール29
は閉鎖体として形成されている。障壁モジュールはその上側に環状の縁部30ま
たは外周に配設されたガイドピンを有している。コネクタの基体2の下部3の下
側には環状の凹部31もしくは相応のへこみ部が設けられていて、これに障壁モ
ジュール29の環状の縁部30もしくはガイドピンが軽く締め付けられるように
突入し、その結果として障壁モジュールを離して基体からの流路を開放したり、
障壁モジュールを近寄せて基体への流路を閉鎖したりできる。基体の下部3に対
して障壁モジュール29をシールするためにその上側に、環状の縁部30の外部
に位置しているリングシール32が設けられている。
【0037】 閉鎖部材の操作は、上記の実施形態の穿刺針の代わりにコネクタの通路状の凹
部内に挿入される接続ピン33によって行われる。接続ピン33はその下側端部
に環状の継ぎ足し部34を有しており、他方、障壁モジュール29内に円筒状の
へこみ部35、およびこの上側縁部に内方に突き出した継ぎ足し部36が設けら
れている。へこみ部35に接続ピン33の下側端部をはめ込んで固持できる。接
続ピンを挿入すると、その環状の継ぎ足し部34はへこみ部35の上側縁部に設
けた継ぎ足し部36によって把持される。コネクタを開閉するには、接続ピン3
3を前進させたり後退させたりし、それによって閉鎖体として形成された障壁モ
ジュール29が操作される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コネクタの好ましい実施形態の断面図である。
【図2】 図1に示したコネクタの平面図である。
【図3】 障壁モジュールの拡大断面図である。
【図4】 図1に示したコネクタと、袋ナットを有する穿刺針からなるコネクタ装置の好
ましい実施形態を示す図であり、障壁モジュールが突き抜かれている。
【図5】 a〜cは、障壁モジュールをコネクタの基体に固定するための種々の接合技術
を示す図である。
【図6】 障壁モジュールが基体の上側に固定されている、コネクタの別の実施例の部分
断面図である。
【図7】 障壁モジュールがコネクタの流路に対する移動可能な閉鎖部材として形成され
ている、コネクタの別の実施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC03 PD22 PE16 PE22 PF06 3E067 AA03 AB81 AC01 BA12A BB12A BB14A BC03A CA06 EA13 EB29 FA01 FB12 FC01 3E084 AA03 AA14 AA23 AA24 AB05 BA01 BA09 CA01 CB01 CC05 DA01 DB12 DC05 EA01 EC03 EC05 FA06 FB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタであって、
    当該コネクタが容器壁内に装入可能で容器壁に対してシール可能な下部(3)と
    、液体の流路を備えた上部(4)とからなる基体(2)を有しており、この基体
    に、容器とは反対に向けられた上側および/または当該容器に向けられた下側を
    少なくとも部分的に覆う、特定の気体をほぼ通さない材料からなる障壁モジュー
    ル(15)が設けられているものにおいて、 障壁モジュール(15)が、特定の気体をほぼ通さない材料からなるコア(1
    5a)と、基体を構成している材料からなる外被(15b)とを有する射出成形
    品であることを特徴とする、医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ装
    置。
  2. 【請求項2】 障壁モジュール(15)が基体(2)に溶接されていること
    を特徴とする、請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 障壁モジュール(15)と基体(2)が力作用接続および/
    または形状嵌合接続により互いに接合されていることを特徴とする、請求項1記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 基体(2)の上部(4)が穿刺針(17)を受容するように
    形成されており、障壁モジュール(15)が基体内の流路を閉鎖する突き抜け可
    能な膜と一体的であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記
    載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 障壁モジュール(15)が流路の範囲に弱体化区域(16)
    を具備していることを特徴とする、請求項4記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 障壁モジュール(15)が基体(2)の下側および/または
    上側を覆う板であることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載
    のコネクタ。
  7. 【請求項7】 障壁モジュール(29)が、流路を閉鎖する位置と流路を開
    放する位置との間で基体(2)に移動可能に固定されていることを特徴とする、
    請求項1から6までのいずれか1項記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 障壁モジュール(15)のコア(15a)が、20cm3
    2dbarより小さい、好ましくは1cm3/m2dbarより小さい酸素障壁
    を有する材料からなることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記
    載のコネクタ。
  9. 【請求項9】 障壁モジュール(15)のコア(15a)を構成する材料が
    EVOHであることを特徴とする、請求項8記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 障壁モジュール(15)の外被(15b)を構成する材料
    が、ポリオレフィン、好ましくはポリプロピレンであることを特徴とする、請求
    項1から9までのいずれか1項記載のコネクタ。
JP2000558781A 1998-07-11 1999-07-07 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ Pending JP2002520093A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19831235A DE19831235C1 (de) 1998-07-11 1998-07-11 Steriler Konnektor für medizinische Flüssigkeiten enthaltende Behälter
DE19831235.0 1998-07-11
PCT/EP1999/004776 WO2000002517A1 (de) 1998-07-11 1999-07-07 Steriler konnektor für medizinische flüssigkeiten enthaltende behälter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002520093A true JP2002520093A (ja) 2002-07-09

Family

ID=7873816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000558781A Pending JP2002520093A (ja) 1998-07-11 1999-07-07 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6364143B1 (ja)
EP (1) EP1096914B1 (ja)
JP (1) JP2002520093A (ja)
KR (1) KR100602485B1 (ja)
CN (1) CN1303258A (ja)
AR (1) AR019897A1 (ja)
AT (1) ATE225639T1 (ja)
BR (1) BR9912022A (ja)
DE (2) DE19831235C1 (ja)
ES (1) ES2185370T3 (ja)
HK (1) HK1035315A1 (ja)
WO (1) WO2000002517A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502431A (ja) * 2012-11-14 2016-01-28 アボット・ラボラトリーズAbbott Laboratories 経腸投与容器と共に利用するのに適したキャップ
JPWO2021131046A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01
JPWO2021131045A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0129176D0 (en) * 2001-12-06 2002-01-23 Dca Design Int Ltd Improvements in and realting to a medicament cartridge assembly
SE523001C2 (sv) * 2002-07-09 2004-03-23 Carmel Pharma Ab En kopplingsdel, en koppling, en infusionspåse, en infusionsanordning och ett förfarande för överföring av medicinska substanser
AU2003249296A1 (en) 2002-07-19 2004-02-09 Baxter Healthcare S.A. Systems and methods for performing peritoneal dialysis
DK1398286T3 (da) 2002-09-12 2010-09-13 Ferag Ag Fremgangsmåde og indretning til bearbejdning og adskillelse af en skælagtig formation af fleksible, flade genstande
US7350669B2 (en) 2002-10-11 2008-04-01 Novartis Ag Closure device for flexible pouches
DE10313760B3 (de) * 2003-03-27 2004-06-03 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Konnektor für medizinische Flüssigkeiten enthaltende Verpackungen und Verpackung für medizinische Flüssigkeiten
DE10348016B4 (de) * 2003-10-15 2007-05-03 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Konnektor für medizinische Flüssigkeiten enthaltende Verpackungen und Verpackung für medizinische Flüssigkeiten
US7896859B2 (en) * 2005-10-20 2011-03-01 Tyco Healthcare Group Lp Enteral feeding set
US7611502B2 (en) 2005-10-20 2009-11-03 Covidien Ag Connector for enteral fluid delivery set
FR2898812B1 (fr) * 2006-03-24 2008-06-13 Technoflex Sa Connecteur luer, connecteur medical et set de transfert comportant un tel connecteur
EP1921017B1 (de) * 2006-11-07 2009-09-23 INDAG Gesellschaft für Industriebedarf mbH & Co. Betriebs KG Auslaufstutzen für einen Behälter
US7736328B2 (en) 2007-07-05 2010-06-15 Baxter International Inc. Dialysis system having supply container autoconnection
US8057679B2 (en) 2008-07-09 2011-11-15 Baxter International Inc. Dialysis system having trending and alert generation
EP2332610B1 (de) * 2009-12-10 2013-02-13 Fresenius Kabi Deutschland GmbH Anschlusssystem für Nahrungsbehälter zur enteralen Ernährung
DE102010028529A1 (de) * 2010-05-04 2011-11-10 Robert Bosch Gmbh Einrichtung zur Bereitstellung von fliessfähigen Medien
CN101972210A (zh) * 2010-10-27 2011-02-16 安徽华峰医药橡胶有限公司 一种聚丙烯/热塑性弹性体组合盖及其制作方法
CN103327947A (zh) * 2011-01-25 2013-09-25 株式会社Jms 医用给药套件
CN114246794A (zh) * 2013-09-25 2022-03-29 费森尤斯卡比德国有限公司 营养物质装置
DE102014226702B4 (de) * 2014-12-19 2019-02-21 B. Braun Melsungen Ag Verbindungseinheit für ein medizinisches Fluidsystem
CN107810536B (zh) 2015-06-25 2023-01-24 甘布罗伦迪亚股份公司 具有分布式数据库的医疗装置系统和方法
US11045389B2 (en) * 2015-10-09 2021-06-29 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Cover for a container for receiving an enteral nutrition solution
EP3452137B1 (en) 2016-05-06 2023-02-15 Gambro Lundia AB Systems for peritoneal dialysis having point of use dialysis fluid preparation including testing thereof
EP3559951B1 (en) 2016-12-21 2022-01-12 Gambro Lundia AB Medical device system including information technology infrastructure having secure cluster domain supporting external domain
KR102279627B1 (ko) * 2021-03-02 2021-07-21 한국콜마주식회사 내용물 용기

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2098873A5 (ja) * 1970-07-30 1972-03-10 Labaz Laboratoires
US3870147A (en) * 1972-04-28 1975-03-11 Wolf Geraete Gmbh Container for storage and preparation of a plant protective material containing at least two components
JPS5463984A (en) * 1977-10-29 1979-05-23 Toppan Printing Co Ltd Pusheddout tube
JPS55134949U (ja) * 1979-03-19 1980-09-25
JPS5783427A (en) * 1980-11-14 1982-05-25 Daicel Chem Ind Ltd Bonding method of metal foil and thermoplastic resin
JPS59209352A (ja) * 1983-02-17 1984-11-27 フレセニウス・ア−ゲ− 輸液バツグ
JPS6040067A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 テルモ株式会社 医療用容器
JPH01127307A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Daiwa Can Co Ltd チューブ容器およびその製造方法
JPH02299819A (ja) * 1989-05-15 1990-12-12 Dainippon Printing Co Ltd 注出口の製造方法
JPH05162756A (ja) * 1990-12-28 1993-06-29 Safta Spa 開放及び再閉鎖のためのインサートを有する可撓性の積層シートからつくられた容器
JPH0788889A (ja) * 1993-09-22 1995-04-04 Toppan Printing Co Ltd 多層射出成形物
JPH07255821A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Koki Bussan Kk 容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞部材を用いた容器
JPH09154918A (ja) * 1995-12-04 1997-06-17 Lab Cusi Sa 2種の分離した物質を含有する医薬品容器およびその組み立て方法
JPH11189277A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Nissho Corp 用時調製型薬液容器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5137283A (en) * 1991-06-27 1992-08-11 Itt Corporation Thermally conductive gasket device
DE29706159U1 (de) * 1997-04-07 1997-07-03 Georg Menshen GmbH & Co KG, 57413 Finnentrop Ausgiess-Einschweissteil
DE19717765C1 (de) * 1997-04-26 1999-02-25 Fresenius Ag Steriler Konnektor und Folienbeutel mit einem sterilen Konnektor

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2098873A5 (ja) * 1970-07-30 1972-03-10 Labaz Laboratoires
US3870147A (en) * 1972-04-28 1975-03-11 Wolf Geraete Gmbh Container for storage and preparation of a plant protective material containing at least two components
JPS5463984A (en) * 1977-10-29 1979-05-23 Toppan Printing Co Ltd Pusheddout tube
JPS55134949U (ja) * 1979-03-19 1980-09-25
JPS5783427A (en) * 1980-11-14 1982-05-25 Daicel Chem Ind Ltd Bonding method of metal foil and thermoplastic resin
JPS59209352A (ja) * 1983-02-17 1984-11-27 フレセニウス・ア−ゲ− 輸液バツグ
JPS6040067A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 テルモ株式会社 医療用容器
JPH01127307A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Daiwa Can Co Ltd チューブ容器およびその製造方法
JPH02299819A (ja) * 1989-05-15 1990-12-12 Dainippon Printing Co Ltd 注出口の製造方法
JPH05162756A (ja) * 1990-12-28 1993-06-29 Safta Spa 開放及び再閉鎖のためのインサートを有する可撓性の積層シートからつくられた容器
JPH0788889A (ja) * 1993-09-22 1995-04-04 Toppan Printing Co Ltd 多層射出成形物
JPH07255821A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Koki Bussan Kk 容器用の刺針自在な閉塞部材、その製造方法および該閉塞部材を用いた容器
JPH09154918A (ja) * 1995-12-04 1997-06-17 Lab Cusi Sa 2種の分離した物質を含有する医薬品容器およびその組み立て方法
JPH11189277A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Nissho Corp 用時調製型薬液容器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502431A (ja) * 2012-11-14 2016-01-28 アボット・ラボラトリーズAbbott Laboratories 経腸投与容器と共に利用するのに適したキャップ
US9925120B2 (en) 2012-11-14 2018-03-27 Abbott Laboratories Cap suitable for use with enteral feeding container
JPWO2021131046A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01
JPWO2021131045A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01
WO2021131046A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 ウィーン医科大学 血液粘度測定方法
WO2021131045A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 ウィーン医科大学 血液粘度測定用採血管及び血液粘度測定装置及び血液粘度測定用採血管封入パック
JP7407431B2 (ja) 2019-12-27 2024-01-04 メディカル ユニバーシティ オブ ヴィエナ 血液粘度測定方法
JP7407430B2 (ja) 2019-12-27 2024-01-04 メディカル ユニバーシティ オブ ヴィエナ 血液粘度測定用採血管及び血液粘度測定装置及び血液粘度測定用採血管封入パック

Also Published As

Publication number Publication date
US6364143B1 (en) 2002-04-02
EP1096914A1 (de) 2001-05-09
KR100602485B1 (ko) 2006-07-19
CN1303258A (zh) 2001-07-11
AR019897A1 (es) 2002-03-20
ES2185370T3 (es) 2003-04-16
DE19831235C1 (de) 2000-03-16
HK1035315A1 (en) 2001-11-23
WO2000002517A1 (de) 2000-01-20
KR20010043522A (ko) 2001-05-25
ATE225639T1 (de) 2002-10-15
BR9912022A (pt) 2001-04-03
DE59903034D1 (de) 2002-11-14
EP1096914B1 (de) 2002-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002520093A (ja) 医療用液体を内包する容器のための無菌コネクタ
US20200360231A1 (en) Filing system and methods for aseptic cartridge and dispenser arrangement
US4961495A (en) Plastic container having an easy-to-peel seal forming compartments
US6280431B1 (en) Sterile formed, filled and sealed flexible container and draining administration port therefor
AU654442B2 (en) Vessel having a plurality of chambers
JP4533887B2 (ja) 医療用液体を収容するパック用のコネクタおよび医療用液体のパック
US5334180A (en) Sterile formed, filled and sealed flexible container
CN1232240C (zh) 无菌连接器
US5423421A (en) Containers having plurality of chambers
EP2455210B1 (en) Plastic cap and production method thereof
JP6251280B2 (ja) シーリング装置及びこれに割り当てられた容器
JPH08257102A (ja) 複室容器
JPH08508430A (ja) 無菌的に製造され、充填され、密封された可撓性容器
JP2013526312A (ja) 形状
EP2136862A1 (en) Storage container
JP2013526309A (ja) 充填
JP4481563B2 (ja) 輸液バッグ包装体
JP3004139B2 (ja) 医療用容器
JPH06116Y2 (ja) 輸液用プラスチック容器
MXPA01000367A (en) Sterile connector for containers which contain medicinal liquids
JP2607232Y2 (ja) 輸液容器
JP2527084Y2 (ja) 輸液容器
JPH09108302A (ja) 医療用容器及びその製造方法
JPH07313572A (ja) 輸液容器
JPH0144339B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090227