JP2002518928A - 符号分割多重接続通信における四相拡散コード - Google Patents

符号分割多重接続通信における四相拡散コード

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Abstract

(57)【要約】 最適なコードシーケンスが、符号分割多重接続(CDMA)通信システムにおける拡散及び逆拡散機能に使用するために生成される。特に、CDMA通信システムにおいて大容量を達成するために最大数の拡散コードを提供し、それと同時に相互相関干渉が許容できるレベル以下に維持されることを保証するために、族中の任意の2つの拡散コード間で最小ピーク相互相関を有する四相拡散コードの族が採用される。最適な四相拡散コード族は、mを5以上の整数として長さL=2m−1の四相コードシーケンスのS(2)族である。4進拡散S(2)族コードのサイズは、(L+2)(L+1)2であり、最大相互相関は、1+4(L+1)1/2である。拡散コードは、コードのS(0)及び/又はS(1)族のものと同じ相互相関特性を有するS(2)族の特定のコード部分集合を使用して、基地局に割り振られることが好ましい。必要なとき、又は望ましいときには、拡散コードが1つ又は複数のコードシンボルだけ拡張されることが有利である。例えば、可変伝送レートサービスをサポートするために、長さが移動体通信システムでの各拡散ファクタの整数倍として表現することができる拡散コードを採用することが望ましい。個々の拡散コードが長さ2m−1を有するため、生成された拡散コードに1つのコードシンボルが追加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、スペクトラム拡散通信に関し、より詳細には、符号分割多重接続通
信において拡散及び逆拡散機能を実施するために使用される最適なコードシーケ
ンスの生成に関する。
【0002】
【発明の背景及び概要】
ダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散(DSSS)システムは、システム
の周波数帯域幅全体がすべての時間に各ユーザに利用可能である広帯域システム
である。DSSSシステムは、伝送信号の帯域幅を、情報シンボルの伝送に必要
な帯域幅よりもはるかに広く拡大、すなわち「拡散」する拡散信号を採用する。
拡散信号は、通常、拡散コード又はスクランブル・コード、又はシーケンスと呼
ばれる。通常は、これを記述するために拡散コードを用いる。DSSSシステム
での異なるユーザは、異なる拡散コードを使用することで区別される。これが、
DSSSシステムがダイレクトシーケンス−符号分割多重接続(DS−CDMA
)システムとも呼ばれる理由である。一般的には、拡散コードは通常二相であっ
て、要素が集合{+1,−1}に属するか、又は多相であって、要素が、複素平
面内の単位円上にある等距離点に対応する複素数の集合に属する。例えば、四相
は、原点から単位長さにある4点に対応する。
【0003】 一般に、拡散コードの数を増大させることと干渉を低減させることの間には両
立し得ないものがある。特に移動局から基地局へのアップリンク方向では、移動
局ユーザを区別するために使用される拡散コードの数をできるだけ大きくすべき
である。これは、より多くの拡散コードがより多くの無線チャネルを提供し、そ
のためより多くの移動局が同じ地理的領域内で同じ時間に通信することができる
ようにするためである。しかし、CDMAシステムの容量を高めることは、すべ
てのユーザに対して通信の質を低める干渉という犠牲を強いることになる。しか
しながら、任意の2つの拡散コード間の相関の量を低減して、それらのコードを
使用して通信する移動局間の干渉を最小限に抑えることが望ましい。より改まっ
て言うと、任意の2つの拡散コード間の最大の周期的相互相関をできるだけ低く
する必要がある。
【0004】 偶数相関とも呼ばれる周期的相互相関は、相関動作中にデータ変調フォーマッ
トが変化しないという仮定の下での相関出力に等しい。実際には、連続するデー
タ変調シンボルは、周期的な値ではなくランダムな値を有する。したがって、相
関動作中に干渉信号のデータシンボルが変化するときには、奇数相関関数の方が
相関出力をより良く表している。偶数相関関数と奇数相関関数の両方を評価し、
一対の移動局に割り当てられた任意の2つの拡散コードに関する干渉尺度を得て
、相互相関の程度を求めるべきであるが、拡散コードの所与の集合に関して奇数
相互相関を理論的に求めることは困難である。したがって、偶数相関関数を使用
して拡散コードの様々な族又は集合を比較し、最適な族/集合を決定する。
【0005】 本発明は、例えば広帯域CDMA(WCDMA)移動無線通信システムで使用
する拡散コードの最適な集合を提供する。この拡散コードの集合は、基地局から
の同期したダウンリンク伝送に使用することもできるが、異なる移動局が相互に
同期していない、移動局から基地局へのアップリンク方向で特に有用である。最
適な拡散コード族は多数のコードを提供し、しかもそれらのコードは、異なる移
動局間で起こり得るすべての時間シフトに関して拡散コード間での相互相関が低
い。このようにすると、依然として他の移動局への、又はそこからの干渉を最小
限に抑えた満足な無線通信を提供しながら、移動通信システムの容量が大幅に高
まる。
【0006】 1つの好ましい実施形態では、最適なコード族は、mを5以上の整数として長
さL=2m−1の四相コードシーケンスのS(2)族である。S(2)族中のコードは
、加算する前に2進シーケンスb(n)及びc(n)を2倍し、第1の成分の4
進シーケンスa(n)と、第2の成分の2進シーケンスb(n)、及び第3の成
分の2進シーケンスc(n)を含む3つの成分シーケンスを、4を法として加算
することによって生成される。族のサイズ、すなわち4進拡散コードの数は、(
L+2)(L+1)2であり、任意の2つのコード間の最大相互相関は、1+4
(L+1)1/2である。3つの成分シーケンスは、対応する線形フィードバック
・シフトレジスタ発生器を使用して生成することができる。(L+2)(L+1
2個の異なるS(2)シーケンスの集合は、異なる初期シフトレジスタ状態、すな
わちa(n)シーケンスに関する(L+2)個の初期状態と、b(n)及びc(
n)シーケンスに関する(L+1)個の初期状態によって生成される、異なる成
分シーケンスを組み合わせることによって得られる。
【0007】 一例として、255チップの長さ(L)を有するS(2)拡散コードの数は、最
大の絶対偶数相互相関が65のとき16,842,752である。1600万を
超えるアップリンク拡散コードは、かなりのシステム容量を提供する。せいぜい
256個の移動局が単一の基地局セクタ内でサービスされると仮定すると、65
792個のコードの集合を移動通信システム中で再使用することができる。この
多数のコードの集合が、ネットワークの設計にかなりの柔軟性を与える。
【0008】 S(2)族からの拡散コードは、CDMA移動通信システムでの様々なユーザに
対してランダムに選択して割り振ることができるが、本発明の1つの好ましい例
示的実施形態では、ランダムなコード選択に比べてより有利な結果を達成する特
定のコード割振り手順に従って、拡散コードを割り振る。移動通信システム全体
がS(2)族コードを採用すると仮定すると、S(2)族コードの特定の拡散コードの
部分集合が、各基地局(又は基地局セクタ)に割り振られる。拡散コードの部分
集合は、S(0)及び/又はS(1)族コードと同じ相互相関特性を有し、S(2)族コ
ードからランダムに選択されたコードに比べ、同じ基地局(又は同じ基地局セク
タ)で動作する移動局に関する干渉を低減させる。
【0009】 容量は通信システムの1つの重要な側面であるが、サービスもまた非常に重要
である。複数のデータレートを必要とする、又はサポートすることがあるWCD
MAセルラシステムのような移動通信システムでは、各種のサービスが提供され
る。可変レートサービス及びその他のサービスでは、長さが移動通信システムで
の各拡散ファクタの整数倍として表現できる拡散コードを提供することが望まし
い。拡散ファクタは、単一のデータシンボルを拡散するために使用されるチップ
の数に対応する。CDMA無線基地局で複雑さの少ないマルチユーザ検出をサポ
ートするためには、コード周期が1つ又は複数のデータシンボルをカバーする比
較的短い拡散コードが望まれる。
【0010】 複数データレートを実現する一方法は、対応する拡散ファクタ(SF)をSF
(k)=L/2と表現することを可能にするデータレートを使用するものであ
る。ここで、Lはコード族中の各拡散コードの長さであり、kは正の整数であっ
て、データレートに比例して変化する。したがって、拡散コード長は2の数乗で
あるべきである。システムで取り得る各拡散ファクタの整数倍として表現可能な
拡散コード長を有することが、受信機での全体的な同期を大幅に低減させ、デー
タレートから独立させる。すなわち、拡散コードの周期が整数個のデータシンボ
ルを含む場合、受信機の逆拡散シーケンスが入力信号と同期するときに、受信機
中でのデータフレーム及びデータ同期が自動的に取られる。そうでない場合は、
(比較的小さな)拡散コード周期に関するデータシンボル位置が時間と共に変動
する、すなわちコード周期を連続的に拡散することが困難になる。その結果、拡
散コード周期に単一のデータ同期信号を付与することが困難になり、そのためコ
ード同期回路に加えて個別の回路を使用し、データ同期を取って追跡しなければ
ならない。
【0011】 しかし、典型的な拡散コード族中のコードの長さ(L)は、上述したS(2)拡
散コード族と同様、2m−1である。例えば、m=8の場合、コード長は255
である。最小の相互相関コード干渉で最適な高い容量を提供するという利点を得
、可変データレートのアプリケーションをサポートするために、本発明は、1コ
ードシンボルだけ各拡散コードの長さを拡張し、拡散コード長を2の累乗にする
。1つの好ましい例示的実施形態では、追加のコードシンボルが各拡散コードの
末尾に追加される。より具体的には、長さLの元の(拡張されていない)コード
のL個のシンボルの後に別のコードシンボルを追加することによって、拡張され
た拡散コードが得られる。
【0012】 1つの例示的実施形態では、族中のすべての拡散コードに関して、追加される
コードシンボルが固定、すなわち同じ値を有することがある。他の例示的実施形
態では、追加されるコードシンボルが、元の拡散コード中の第1のチップと同じ
値を有する。S(2)族中のコードのように4進拡散コードである場合、追加の拡
散コードシンボルは、4つの取り得る値、すなわち0、1、2、又は3を有する
。好ましくは、追加の拡散コードの値を、拡張された拡散コード間の互いの相互
相関を最適化するように選択する。
【0013】 本発明の前述及びその他の目的、特徴、及び利点は、以下の好ましい実施形態
の説明から明らかになり、且つ添付図面に示される。図面中、様々な図すべてを
通じて参照文字が同じ部分を示す。図面は必ずしも縮尺を合わされておらず、本
発明の原理を例示することに力点が置かれている。
【0014】 [図面の簡単な説明] 以下の記述では、本発明を完全に理解できるようにするため、具体的な実施形
態、手順、技法など特定の詳細を記載するが、説明のためであって限定のためで
はない。しかしながら、これら特定の詳細を逸脱する他の実施形態で本発明を実
施することもできることは、当業者には明らかであろう。例えば、時として本発
明を、アップリンク拡散コードを使用する移動無線局の文脈で記述するが、本発
明は、他の無線局、例えば無線基地局、ひいては任意のスペクトラム拡散通信シ
ステムにも同様に適用可能である。場合によっては、不必要に詳しくすることに
よって本発明の説明を不明瞭にしないように、周知の方法、インターフェース、
デバイス、及び信号技法の詳細な説明は、省略されている。
【0015】 本発明を、図1に示される汎用移動体電気通信システム(UMTS)10の文
脈で説明する。雲形12で示される代表的なコネクション型の外部コア・ネット
ワークは、例えば公衆電話交換網(PSTN)及び/又は統合サービス・デジタ
ル網(ISDN)である。雲形14で示される代表的なコネクションレス型の外
部コア・ネットワークは、例えばインターネットである。どちらのコア・ネット
ワークも、対応するサービスノード16に結合されている。PSTN/ISDN
コネクション型ネットワーク12は、回線交換サービスを提供する移動交換セン
タ(MSC)ノード18で示されるコネクション型サービスノードに接続される
。既存のGSMモデルでは、MSC18は、インターフェースAを介して基地局
サブシステム(BSS)22に接続され、BSS22がインターフェースA’を
介して無線基地局23に接続される。インターネット・コネクションレス型ネッ
トワーク14は、パケット交換型サービスを提供するように適合された汎用パケ
ット無線サービス(GPRS)ノード20に接続される。コア・ネットワーク・
サービスノード18及び20はそれぞれ、無線アクセス・ネットワーク(RAN
)インターフェースを介してUMTS無線アクセス・ネットワーク(URAN)
24に接続される。URAN24は、1つ又は複数の無線ネットワーク制御装置
26を含む。各RNC26は、複数の基地局(BS)28に、且つURAN24
内にある任意の他のRNCに接続される。
【0016】 好ましい実施形態では、無線アクセスは、CDMA拡散コードを使用して個々
の無線チャネルが割り振られる広帯域符号分割多重接続(WCDMA)に基づく
。WCDMAは、マルチメディア・サービス及びその他の高速要求に対する広い
帯域幅と、ダイバーシティ・ハンドオフ及びRAKE受信機のような堅固な機能
とを提供し、高品質を保証する。基地局20が特定の移動局からの伝送を識別で
き、且つ移動局が、その移動局に向けられた基地局からの伝送を、同じ領域内に
存在するすべての他の伝送及びノイズから識別できるように、各移動局24はそ
れ特有の拡散コードを割り当てられる。
【0017】 本発明を採用することができるCDMA無線局送受信機30を、機能ブロック
の形で図2に示す。CDMA送受信機で使用される、本発明に特には関連しない
他の無線送受信機の機能は示していないことを当業者は理解されよう。送信ブラ
ンチでは、伝送すべき情報ビットが拡散器32によって受信され、拡散器32は
、拡散コード発生器40によって生成される拡散コードに応じて、利用可能な周
波数スペクトルにわたってそれらの情報ビットを拡散する(広帯域CDMAでは
、この周波数帯域を例えば5MHz、10MHz、15MHz、又はそれ以上に
することができる)。制御装置44は、コード発生器40によってどの拡散コー
ドを拡散器32に提供するかを決定する。コード発生器40によって提供される
拡散コードは、CDMA通信システムにおける無線チャネルに対応する。各情報
ビットをコード化するために(WCDMAシステムなど可変データレートシステ
ム中の現行データレートに応じて)、非常に多くのコードシンボル(時に「チッ
プ」と呼ばれる)を使用することができるため、拡散動作がデータレートを大幅
に高め、それにより信号帯域幅を拡げる。拡散信号は変調器34に提供され、変
調器34が拡散信号を高周波(RF)搬送波で変調する。発振器42は、制御装
置44によって選択された周波数で適切な無線周波搬送波を発生する。次いで、
変調されたRF信号は、RF処理ブロック36でフィルタリングされ増幅された
後、アンテナ38を経由して無線インターフェースを介して伝送される。
【0018】 同様であるが逆の動作が、送受信機30の受信ブランチで行われる。RF信号
は、アンテナ38によって受信され、RF処理ブロック50でフィルタリングさ
れる。次いで、処理された信号は、発振器44によって提供される適切なRF搬
送信号を使用して、復調器48においてRF搬送波からベースバンド信号を抽出
するために復調される。復調された信号は、制御装置44によって選択され、コ
ード発生器40によって生成されたコードに従って、逆拡散器46で逆拡散され
る。逆拡散信号は、ベースバンドで受信された情報ビットに対応し、次いで通常
はそれらのビットがさらに処理される。個々の機能ブロックを無線局送受信機3
0内に示したが、これらの機能を、個々のハードウェア回路によって、及び/又
は適切にプログラムされたデジタル・マイクロプロセッサによって、及び/又は
特定用途向け集積回路(ASIC)によって、及び/又は1つ又は複数のデジタ
ル信号処理装置(DSP)によって実施することができることを当業者は理解さ
れよう。
【0019】 図3に、拡散器32及び変調器34のさらなる例示的な詳細を概略の形で示す
。同様の概略が、逆方向での逆の機能を有する復調器48及び逆拡散器46にも
当てはまる。(拡散器32によって行われる)データ変調にも、(直交変調器3
4によって行われる)拡散変調にも、直交位相シフト・キーイング(QPSK)
が使用される。図4に、実数軸I及び虚数軸Qによって定義される複素平面に対
応する単位円内の4つの四相点を示す。4つの四相アルファベット値は、
【0020】
【数1】 に対応し、ここでj=(−1)1/2である。
【0021】 図3の例示的拡散器32は、トラフィック・データ・ストリームと制御データ
・ストリームなど個別に復調すべき2つの二相(+/−1)情報ストリームを含
み、これらは、当該の乗算器52及び54に入力されて、拡散され、IQ乗算さ
れる。トラフィック・データ・ストリームと制御データ・ストリームは、異なる
チャネル化コードによって拡散され、次いでI及びQブランチにマップされる。
受信機でのI及びQ位相の同期が不完全であったとしても、受信機で実数及び虚
数情報ストリームを個別に識別し区別するように、チャネル化コードを採用する
。複数のトラフィック及び制御データ・ストリームが単一移動体ユーザから並列
に伝送される状況(例えば、非常に高いデータレート向けのマルチコード伝送)
では、複数の直交チャネル化コードを使用して、必要な並列コード・チャネルを
作成する。チャネル化コードは、異なる拡散ファクタが使用されたとしても直交
性を保ついわゆる直交可変拡散ファクタ(OVSF)コードに基づかせることが
できる。チャネル化コードは、すべての移動局に共通である。
【0022】 I及びQ情報ストリームは、CDMA無線チャネルを介して伝送すべき複素数
データ・ストリームの実数部と虚数部を表す。この説明では、対応する無線CD
MA拡散コードを使用して拡散すべき複素数信号を生成するために、個別の実数
及び虚数情報ストリームと、それに対応する異なるチャネル化コードとを採用し
た。しかし、信号は複素数である必要はない。実際、本発明は、任意のタイプの
情報信号を拡散するために採用することができる。
【0023】 拡散コード発生器40によって生成される拡散コードは、複素数情報信号を拡
散するために複素数乗算器60によって採用される。QPSKデータ変調器内の
複素数乗算器60は、複素数データ・ストリームI+jQと、(例えば一時的に
移動局に割り振られた)複素数拡散コードとの複素数乗算を行って、拡散信号出
力を変調器34に提供する。直交変調器34が、拡散信号を実数(I)ストリー
ムと虚数(Q)ストリームに分割し、それらが、ルート・コサイン・フィルタな
ど対応するパルス整形フィルタ62、64によって処理され、次いで当該のミキ
サ66及び68に提供される。これらのミキサは、RF搬送波の同相及び直交バ
ージョンも受信する。変調された搬送波直交信号は、加算器70で加算され、R
F処理ブロック36に出力される。
【0024】 上述したように、特に移動局から基地局へのアップリンク方向で移動局ユーザ
を区別するために使用されるCDMA拡散コードの数は、より多くの移動局が同
じ地理的領域内で同じ時間に通信することを可能にするように、できるだけ多く
すべきである。一方、拡散コードの数は、あまり多くすることはできない。多く
しすぎると、移動局間で発生する干渉が非常に大きくなり、通信を受け入れるこ
とができなくなる。本発明は、一組の拡散コードに最適なバランスを与える。す
なわち、族中の任意の2つの拡散コード間の周期的相互相関を最小限に抑えた状
態で、比較的多数の拡散コードを提供する。
【0025】 比較のために、様々な二相及び四相拡散コード族のパラメータを、以下の表1
に示す。アルファベット・サイズは、各コードシンボルが取ることができる異な
る値の数に対応する。二相コードでは、アルファベット・サイズが2である。四
相コードでは、アルファベット・サイズが4である。シーケンス長(L)は、各
コードにおけるコードシンボル(「チップ」)の数であり、表1中のすべてのコ
ード族に関しては、mを正の整数として2m−1に等しく、mの取り得る値は、
特定のコード族がどのように構成されているかに応じて制限される場合がある。
族サイズ(M)は、特定の拡散コード族中のコードの数である。族サイズMが大
きくなるとそれだけ容量も大きくなる。最大絶対相互相関(Cmax)は、拡散
コード族中の任意の2つの拡散コード間の最大周期的相互相関である。
【0026】
【表1】
【0027】 これらのコード族の様々な特徴の分析に基づき、本発明者は、拡散S(2)族コ
ードが、拡散コードの最大数(M)の(L+2)(L+1)2と最小相互相関1
+4(L+1)1/2との間で最適な妥協点を与えることを求めた。すなわち、S(
2)拡散コードでは、拡散コードの数と相互相関ピークとの比が、所与の拡散コー
ド長Lに関して最大になる。S(1)及びS(2)拡散コード族は、四相拡散コードの
S(0)族の構成から一般化することによって得られる。S(2)拡散コード族はS(1
)族を含み、これは、異なるa(n)及びb(n)成分シーケンスを組み合せる
ことによって得られる(L+2)(L+1)個の拡散コードの部分集合である。
S(2)及びS(1)拡散コード族はS(0)族を含み、これは、a(n)成分シーケン
ス・シフトレジスタの様々な初期状態によって得られる(L+2)個の拡散コー
ドの部分集合である。S(0)拡散コード族は、Gold拡散コード族と同数の拡
散コードを有し、しかし相互相関は少なくとも21/2倍小さい。
【0028】 ここで、本発明をより良く理解できるようにするために、拡散S(2)族コード
の構成を説明する。h(x)=xm+h1m-1+…+hm-1x+h(ここで、hk
,x∈Z4)をZ4にわたる次数mの原始多項式であるとし、Z4は、整数{0,
1,2,3}の集合、すなわち4を法とする整数の環であるとする。Hammo
ns等著の「On a Recent 4−Phase Sequence D
esign for CDMA」,IEICE Trans.Commun.,
vol.E76−B,no.8,pp.804−813に、次数m=15までの
4にわたるすべての原始多項式のリストが示されている。h(x)によって、 ar(n)=h1a(n−1)−h2(n−2)−…−hma(n−m) (mo
d4),n≧m (1) と定義されるZ4にわたるm階線形反復ar(n)は、周期L=2m−1の4進シ
ーケンスを生成する。上の反復は、帰還接続を有するシフトレジスタを使用して
実施することができる。
【0029】 反復の、すなわちシフトレジスタの適切な初期状態を選択することによって等
式(1)で定義される反復から得ることができる循環的に明確なシーケンスはL
+2個ある。初期状態τrは、m個の要素のベクトルであり、以下のように表す
ことができる。
【0030】 τr=[ar(m−1),ar(m−2),…,ar(0)] L+2個の初期状態τ0、τ1、τ2、…、τL+1は、以下のアルゴリズムに従っ
て選択することができる。
【0031】 τr=[T(γrm-1),T(γrm-2),…,T(γrx),T(γr)]
(2) ここで、
【0032】
【数2】 であり、且つ γ0=1,γ1=2,γ2=3, γ3=1−x,γ4=1−x2,…γL+1=1−xL-1,(mod h(x),m
od4) (4) である。等式(1)〜(4)によって定義されるシーケンスの集合{ar(n)
}は、パラメータが表1で与えられているシーケンスのS(0)族を表す。
【0033】 長さ255のシーケンスの集合{ar(n)}は、Z4にわたる次数8の原始多
項式によって生成することができる。対応するシフトレジスタ発生器の最も簡単
な帰還接続を提供する次数8の原始多項式は、以下のようなものである。
【0034】 h(x)=x8+x5+3x3+x2+2x+1 (5) シーケンス{yu(n)},u=0,1,…,(L+2)(L+1)−1のS(
1)族は、集合{ar(n)},r=0,1,2,…,(L+1)からの4進シー
ケンスを、同じ長さの2進シーケンス{bs(n)},s=0,1,2,…,L
と組み合せることによって得られるS(0)シーケンス族の一般化である。正確な
アルゴリズムは、以下の関係によって与えられる。
【0035】 yu(n)=ar(n)+2bs(n)(mod 4),n=0,1,…,L−
1 (6) シーケンスbs(n)は、Z2にわたる線形反復によって得られ、多項式g(x
)=xe+g1e-1+…+ge-1x+1によって、 bs(n)=g1b(n−1)+g2b(n−2)+…+b(n−e)(mod
2),n≧e (7) と定義される。ここで、e≦mは、(3・2e)mod(2m−1)=3を満足す
る最小の整数である。
【0036】 多項式g(x)は、多項式h(x)と関係し、
【0037】
【数3】 によって与えられる多項式g(x)’から得られ、以下の関係に従う。
【0038】
【数4】
【0039】 等式(5)によって与えられるh(x)では、対応するg(x)は、 g(x)=x8+x7+x5+x+1 (10) である。L+1個の明確な(しかし、循環的には明確でない)シーケンスbs
n)の集合は、等式(7)で定義される反復の適切な初期状態によって定義され
る。L+1個の初期状態δ0、δ1、δ2、…、δLは、 δ0=0,δ1=1, δ2=x,δ3=x2…,δL=xL-1,(mod h(x),mod2)
(11) と定義される。実際の初期状態[bs(m−1),bs(m−2),…,bs(0
)]は、以下の記法に従って等式(11)によって定義される対応する多項式δ s の係数によって与えられる。
【0040】 δs=bs(m−1)xm-1+bs(m−2)xm-2+…+bs(0) シーケンス{zv(n)},v=0,1,2,…,(L+1)(L+1)2−1
のS(2)族は、S(0)及びS(1)族を使用するさらなる一般化である。これは、以
下の関係に従って、前に定義した集合{ar(n)}及び{bs(n)}からのシ
ーケンスを、L+1個の2進シーケンスの追加の集合{ct(n)}と組み合わ
せることによって得られる。
【0041】 zv(n)=ar(n)+2bs(n)+2ct(n)(mod 4), n=0,1,…,L−1 (12) 集合S(2)に関する列挙アルゴリズムは、 ν=r・2(L+1)(L+1)+s・2L+1+t r=0,1,2,…,L+1 s=0,1,2,…,L t=0,1,2,…,L (13) によって定義することができる。
【0042】 シーケンスct(n)は、Z2にわたる線形反復によって得られ、多項式f(x
)=xe+f1e-1+…+fe-1x+1によって、 ct(n)=f1t(n−1)+f2t(n−2)+…+ct(n−e)(mo
d 2),n≧e (14) と定義される。ここで、e≦mは、(5・2e)mod(2m−1)=5を満足す
る最小の整数である。多項式f(x)は、多項式h(x)と関係し、
【0043】
【数5】 によって与えられる多項式f(x)’から得られ、以下の関係に従う。
【0044】
【数6】
【0045】 等式(5)によって与えられるh(x)では、対応するf(x)は、 f(x)=x8+x7+x5+x4+1 (17) である。L+1個の明確な(しかし、循環的には明確でない)シーケンスの集合
t(n)は、反復(14)の適切な初期状態によって定義される。これらの初
期状態は、等式(11)によってすでに定義されている。
【0046】 S(2)拡散コード族に関する上の構成は、要素が集合{0,1,2,3}に属
する4進コードを生成する。一定の包絡線を有し、実数部と虚数部が二相
【0047】
【数7】 値である、すなわち要素が集合
【0048】
【数8】 に属している複素数四相拡散コードを得るために、以下の変換が加えられる。
【0049】
【数9】
【0050】 拡散S(2)族コードを構成する方法に関するこの数学的な説明と共に、ここで
図5に機能ブロックの形で示される移動局呼出しルーチン(ブロック80)を参
照する。はじめに、移動局が、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)を介
してトラフィック・チャネル要求を送出することによってトラフィック・チャネ
ル(TCH)を要求する(ブロック82)。ランダム・アクセス・チャネルは、
そのランダム・アクセス・チャネルを介して送受信するために移動局が採用する
1つ又は複数の対応する拡散コードを有する。移動局の要求に応答して、基地局
は、割り振られた無線チャネルに対応するS(2)拡散コード族からの拡散コード
v(n)の数「ν」を、ランダム・アクセス・チャネルを介して移動局に送出
する(ブロック84)。Zv(n)は等式(12)で定義され、νは、上の等式
(13)で定義される。拡散コード数νを使用して、移動局は、順序数r、s、
及びtを決定し、それらが、それぞれ等式(1)、(7)、及び(14)で上に
定義された3つの成分シーケンスar(n)、bs(n)、及びct(t)を生成
するために使用されるシフトレジスタの初期状態を一意に識別する。これら3つ
の成分シーケンスは、等式(12)に従って対応するS(2)4進拡散コードZv
n)を提供するように組み合わせられる(ブロック88)。次いで、S(2)4進
拡散コードが、対応する四相拡散コードにマップされ(ブロック90)、(移動
局で現在実施されている送信又は受信動作に応じて、)生成された四相拡散コー
ドを使用して情報を拡散/逆拡散する(ブロック92)。
【0051】 図6は、本発明の1つの例示的実施形態に従ってS(2)四相拡散(及び逆拡散
)コードを生成するためのコード発生器40の1つの例示的なシフトレジスタの
実施を示す。コード発生器40は、3つの線形フィードバック・シフトレジスタ
100、102、及び104を示す。各シフトレジスタは、8つのメモリ要素(
シフト段)0〜7を含む。各チップ間隔の開始時に、各メモリ要素の内容が、隣
接する右側のメモリ要素に移動(シフト)される。メモリ要素の出力は、当該の
漸化式の係数を乗算され、次いで4(又は2)を法として加算される。加算の結
果は、後続のチップ間隔の開始時に最左端メモリ要素に格納される。
【0052】 シフトレジスタ104は、等式(1)で定義された線形反復ar(n)を実施
する。シフトレジスタ102は、bs(n)シーケンスを生成し、シフトレジス
タ100は、等式(7)及び(14)に従ってct(n)シーケンスを生成する
。シフトレジスタ100及び102の出力は、当該の乗算器106及び108で
2倍される。対応する3つのシフトレジスタによって出力される3つの数式はそ
れぞれ、加算器110で加算されて、S(2)4進コードを生成し、それがマッパ
112によって、対応するS(2)四相拡散コードに変換される。当然、S(2)4進
コード出力は、等式(2)、(3)、(4)、(11)に従って求められるシフ
トレジスタで設定される実際の初期状態によって、異なる。その初期状態は、送
受信機の制御装置44によって適切なシフトレジスタに入力することができ、制
御装置44は、移動局と基地局の送受信機のどちらにおいても、送信機及び受信
機で調節可能パラメータの適切な値を設定できる。好ましい実施形態では、必要
に応じて必要なS(2)拡散コードを発生するシフトレジスタを使用して拡散コー
ド発生器40が実施され、それらのS(2)拡散コードをあらかじめ生成し、メモ
リに格納し、テーブル・ルックアップ機能を使用して検索することができる。
【0053】 したがって、本発明は、最小相互相関を有する特定の長さのCDMA拡散コー
ドを最大数提供する四相CDMA拡散コードの族を提供する。同時に、これらの
拡散コードは、拡散器及び逆拡散器の実用的な実施に非常に好都合な小さな信号
アルファベットを有する。
【0054】 拡散S(2)族コードはランダムに割り振ることができるが、1つの好ましい実
施形態は、より有利な形でS(2)族からのコードを割り振る。上に示したように
、S(1)及びS(0)拡散コード族は、S(2)コード族の部分集合であり、より良い
相互相関特性を有し、それにより移動体ユーザ間であまり干渉を引き起こさない
。上の表1は、S(1)コード族及びS(0)コード族が、それぞれS(2)コード族の
半分、及び4分の1の最大絶対相互相関を有することを示す。
【0055】 この好ましい実施形態では、S(2)族によって提供される多数のコードが移動
体通信システムによって採用されるが、S(2)コードの特定の部分集合は、特定
の基地局又は基地局セクタに割り振られる。したがって、CDMAセルラ・ネッ
トワークの特定の領域内にいる移動体ユーザの数に応じて、サービス品質が改善
される。すなわち、同じ基地局又は基地局セクタに接続された移動体ユーザ間で
の干渉があまりなくなる。例えば、移動体通信システムは、長さL=255のS
(2)拡散コードを使用することができる。第1の基地局BS0は、添え字r=0,
1,2,…,256、s=0、t=0を有する成分シーケンスによって定義され
るS(2)コードの部分集合を割り振られる。すなわち、BS0は、コードの「純」
S(0)族を割り振られる。第2の隣接する基地局BS1は、添え字r=0,1,2
,…,256、s=1、t=0に対応する成分シーケンスによって定義されるS
(2)拡散コードの別の部分集合を割り振られる。第2の基地局コードは、純S(0)
コードに非常に良く似ており(S(0)コードは、チップごとに共通成分シーケン
スb1(n)と乗算される)、本質的には同じ特徴を有する。このS(2)コード
部分集合による割振りの結果、各基地局に対して割り振られたS(2)コード間の
相互相関は、S(0)コード族に関するものと同じである、すなわちコード間の相
互相関が、一般にS(2)族に関するものと比べると小さい。
【0056】 そのようなS(2)部分集合のコード割振り方策を使用すると、同じ基地局に接
続された移動局間の相互干渉が最小限に抑えられ、S(2)コードの特性に応じて
基地局間の干渉も制限される。S(2)部分集合のコード割振り方策は一般に、以
下のように定義することができる。各BS(又はBSセクタ)は、添え字r=0
,1,2,…,L+1と、各基地局(又は基地局セクタ)に関して一意の、すな
わち異なる基地局に関して異なる整数値を有する添え字s及びtとの3つの成分
シーケンスによって定義されるS(2)族からの少なくともL+2個の拡散コード
を有する。
【0057】 一般的なS(2)コード族と比べると、基地局/セクタ内で移動体ユーザ間の相
互相関を減少させるという点でこの部分集合のコード割振り方式は有利であるが
、ハンドオーバ状況に何らかの特別な規定を必要とする。呼出しの持続期間に、
移動局は、ハンドオーバ中の元の送信元基地局から宛先基地局へ移動体が移った
としても、送信元基地局/セクタによって呼出しの開始時に割り振られた同じ拡
散コードを保持する。送信元基地局によって割り振られると共に宛先基地局に接
続されるコードを使用することにより、S(0)族に関する干渉よりも大きな干渉
が引き起こされる可能性がある。しかし、その干渉はそれでも、S(2)コード集
合に関して定義されたものよりも大きくはない。
【0058】 送信元基地局が移動局に対して特定の拡散コードを割り振ったときのハンドオ
ーバ状況では、2つの移動局が同じコードを割り当てられる状況を避けるため、
ハンドオーバされている移動局が呼出しを終える前に送信元基地局が同じ拡散コ
ードを割り振るのを防止している。これを実施する一方法は、送信元基地局が、
各利用可能な拡散コードに対してタイムアウト・フラグを割り当てるものである
。タイムアウト・フラグが設定されることは、コードが割り振られてから事前定
義された時間間隔が経過した場合にのみ、コードを別の移動体に割り振ることが
できることを意味する。別法として、フラグは、移動体がハンドオーバ状態にあ
るときにのみ非ゼロ・タイムアウト値を有し、タイムアウト間隔は、ハンドオー
バの時間に始まるようにする。どちらの方法でも、移動体が隣接する基地局に接
続されるとき、同じコードが、同時に2つの移動局に割り当てられることが防止
されている。
【0059】 S(2)又はその他の拡散コードの族の構成が、それぞれ長さL=2m−1を有す
る拡散コードを生成する。したがって、各コードの長さは2の累乗ではない。し
かし、様々なサービスのうちどれが現在動作しているかに応じて同じ物理的無線
チャネルを介して様々なデータレートをサポートするCDMAシステムでは、拡
散コード長を、マルチレートCDMAシステムに既存の各拡散ファクタの倍数と
して表現すべきである。拡散ファクタは、データシンボル内部のチップの数であ
る(1つのデータビットを拡散するために複数のチップが使用される)。多重デ
ータレートを実現する一方法は、対応する拡散ファクタ(SF)が、 SF(k)=L/2k と表現されることを可能にするデータレートを使用するものである。ここで、変
数kはデータレートに比例する。さらに、データシンボル内部のチップの数は整
数であるため、拡散シーケンス長を2の累乗にすべきである。
【0060】 したがって、S(2)族に属する拡散コードシーケンスをマルチレートのCDM
Aシステムで最適に使用するために、1つの4進シンボルを用いて拡張すべきで
ある。本発明は、拡散コード族中の拡散コード間の最大相互相関を増大させるこ
となく、ハードウェア実施の複雑さを最小限に抑えて拡散コードの拡張を可能に
することによって、この必要性を解決する。
【0061】 ハードウェアの実施の複雑さを低減することを試みる1つの好ましい実施形態
では、1シンボルだけコードを拡張するために、拡散コードシンボルが元の拡散
コードの末尾に追加される。当然、元のコードにおける他の位置にコードシンボ
ルを追加することによって元の拡散コードの長さを拡張することもできる。すな
わち、長さL=2m−1の元の未拡張の拡散コードのL個のシンボルの後に追加
の拡散コードシンボルを追加することによって、拡張された拡散コードを得るこ
とができる。
【0062】 固定コードの拡張の例示的実施形態では、追加の拡散コードシンボルが固定さ
れる、すなわちすべての拡散コードに関して同じである。拡散S(2)族コードの
ような4進コードの場合、追加の拡散コードシンボルが4つの取り得る値を有す
ことができる。特定のコードシンボル値すなわちチップ値は、集合すなわちS(2
)シーケンス中の拡張されたシーケンス間での相互の相互相関を最小限に抑える
ように選択することができる。
【0063】 固定コード拡張の実施形態の一例は、長さ255の元のS(2)拡散コードに関
して図7に示されており、この図において同じ参照番号は図6と同じ要素を表す
。図7のコード発生器40’は、成分シーケンスar(n)を生成するシフトレ
ジスタ104の各メモリ要素の出力に接続された比較器120を含む。さらに、
シフトレジスタ104の初期状態τrを含む対応するレジスタ122が、比較器
120の残りの利用可能な入力に接続される。さらに、スイッチブロック124
が、1つの入力端子で加算器110の出力に接続される。他の入力端子は、固定
コードシンボル値xに接続され、スイッチの出力はマッパ112に接続される。
比較器120からの出力は、3つのレジスタ100、102、及び104すべて
のシフト動作を中断し、スイッチ110の状態を制御する。
【0064】 動作中、比較器120は、成分シーケンスar(n)の末尾を検出することに
よって、元のS(2)拡散コードの末尾を検出する。成分シーケンスar(n)のみ
が、S(2)拡散コードと同じ周期を有する。他の2つの成分シーケンスbs(n)
及びct(n)は、S(2)拡散コードの周期中に含まれるより短い周期を有し、し
たがってS(2)拡散コードの末尾を検出するためには使用されない。コード発生
器40の動作の初期化時にシフトレジスタ104にロードされたのと同じシフト
レジスタ104の状態が、後で周期的に出現するのを検出することにより、成分
シーケンスar(n)の末尾が検出される。コード発生器40の初期化中、3つ
のシフトレジスタ100、102、及び104はどれも対応する初期状態をロー
ドされ、次いで並列に実行するように解放される。ただし、シフトレジスタ10
4の内部状態のみが比較器120によって監視される。
【0065】 元の拡散コードの末尾が比較器120によって検出されると、比較器120は
、次の拡散コードシンボル・サイクル中にシフト中断動作を生成する。その時、
比較器120からの出力に従ってスイッチ124がx端子に瞬間的に接続される
と、値0、1、2、又は3の集合のうちの任意の1つである拡張シンボルxが、
コードの末尾に追加される。その時間中、3つのシフトレジスタいずれの内部状
態も変化しない。その結果、S(2)拡散コードは、2の累乗、すなわち28=25
6である総数256個のシンボルに対して1シンボルだけ拡張される。挿入され
たチップ間隔後、3つのシフトレジスタは、初期状態の実際のリロードを伴わず
に、対応する初期状態からのシフトを開始する。
【0066】 図8は、元の拡散コード中の第1のシンボルの値と同じ値の単一チップによっ
て元の拡散コードが拡張される、周期的コード拡張の実施形態の一例を示す。図
8に示されるコード発生器40”の構造及び動作は、図7に示されるコード発生
器40’に関して上述したものと同様である。しかし、スイッチ124は採用さ
れず、余分なチップを供給する外部ソース「x」も存在しない。その代わり、元
の拡散コードの末尾が比較器120によって検出されるとき、コード発生器40
”の対応する出力は、拡張された(256番目の)チップ値を示す。次のチップ
・サイクル中、すべてのシフトレジスタのシフトが中断され、そのため初期状態
と等しい同じ状態が、次の拡散コード周期の第1のチップ・サイクル中に現れる
。挿入されたチップ間隔後、3つのシフトレジスタは、それらの初期状態を実際
にリロードすることなく、それらの対応する初期状態からのシフトを継続する。
【0067】 したがって、元の拡散コード中の第1のシンボルに等しい追加のシンボルコー
ドは、ハードウェアを追加せずに、元の拡散コード中の最後のシンボルの後に挿
入される。拡張された拡散コードの末尾を示す値はL=255である(より一般
的には、カウンタの法が拡張拡散コードの周期に等しい)この例では、この同じ
周期的拡張は、256を法としてモジュロ・カウンタを使用して実施することが
できる。動作中、シフトレジスタは、通常通りコード周期の末尾で再初期化され
、次のチップ出力として、シフトレジスタの初期状態によって決定されるコード
の第1のチップを生成する。しかしこの第1のチップが出力された(それにより
生成された拡散コードを1チップだけ拡張した)後、カウンタは、シフトレジス
タにその当該の初期状態をリロードさせる出力を生成し、それにより拡張コード
生成動作が再び再始動される。
【0068】 ここで、本発明による例示的手順を示す拡張コード・ルーチン(ブロック20
0)を参照する。はじめに、それぞれが長さLを有する元の拡散コードの族が生
成される(ブロック202)。生成された拡散コードごとに、その元の拡散コー
ドの末尾が検出される(ブロック204)。コード発生器中のシフト及び線形フ
ィードバック動作が瞬間的に中断される(ブロック206)。ブロック208で
、すぐ上で2つの例示的な実施形態で説明した固定拡散コード拡張手順又は周期
的拡散コード拡張手順のどちらを選択するか決定される。周期的拡散コード拡張
では、そのコード中の第1のシンボルに等しい拡散コードシンボルが、拡散コー
ドの末尾に追加される(ブロック210)。固定拡散コード拡張では、固定コー
ドシンボルが、拡散コードの末尾に追加される(ブロック212)。コード拡張
プロセスは、生成されたコードごとに繰り返される(ブロック214)。当然、
特定のタイプの拡張に関する決定がなされているときは、ブロック208での決
定はもはや必要とされない。
【0069】 拡散S(2)族コードでは、上述した拡張手順をどちらも簡単に、且つハードウ
ェアを最小限にして行うことができる。これらの拡張されたS(2)コードは、マ
ルチレート通信を最適化するのに必要な柔軟性を提供し、それと同時に拡張され
たコード間の相互相関を最小限に抑えて、最大数のユーザがバランスを保つこと
を可能にする。拡張されたコードの相互相関特性を理論的に予測することは困難
であるため、拡張されたS(2)拡散コードの以下のようなパフォーマンス評価が
数値的に行われる。
【0070】 ここで、固定及び周期的拡散コード拡張のパフォーマンスを図10と共に考察
する。これは、K人の同時ユーザがいる多重アクセスシステム中の平均ビット誤
り確率Peの計算に基づく。ビット誤り確率の計算は、以下のように、コード対
相互相関確率密度関数の(K−2)倍の畳込みを含む解析的公式の数値評価に依
拠して実施される。
【0071】
【数10】
【0072】 Eは、データビット(拡散シーケンス)エネルギーであり、Noは、付加白
色ガウス雑音電力スペクトル密度であり、f1(z)は、多重アクセス干渉確率
密度関数(PDF)である。関数f1(z)は、コード対相互相関PDF fpai r (z’)の(K−2)倍の畳込みによって得られる。
【0073】
【数11】
【0074】 BPSKデータ変調フォーマット、及びコードシンボル(チップ)周期の整数
倍に対応するユーザ間の時間シフトは、相互相関確率密度関数を個別に推定する
ことができるように仮定した。相互相関確率密度関数は、拡散コードの所与の集
合内部における偶数及び奇数相互相関の異なる値の実数部をすべて数え上げるこ
とによって得られた。相互相関確率密度関数は、長さL=32の(S(2)拡散コ
ードの部分集合を形成する)拡張されたS(1)拡散コードに関して評価された。
【0075】 固定拡張手法と周期的拡張手法がほぼ同じ性能を持つことがわかった。長さ3
2の周期的に拡張されたS(1)シーケンス、及び固定シンボル(3に等しい)に
よって拡張されたS(1)シーケンスを使用するK=4の同時ユーザに関する平均
ビット誤り確率Peが、図10に示される。拡張されていないS(1)シーケンスと
拡張されたS(1)シーケンスとでパファーマンスを比較すると、最大絶対周期相
互相関(Cmax)に基づけば、拡張されていない拡散コードは、より小さいCmax 値を有するため、より良いパファーマンスを有すると予想される。ユーザの数が
K=4である場合、周期的に拡張された拡散コードは、わずかに高い平均ビット
誤り率を生み出す。しかし、ユーザの数がK=6まで増えると、拡張されたコー
ドは、驚くべきことに、拡張されていない拡散コードよりも低い平均ビット誤り
率を生み出す。この後者の関係は、6よりも大きいすべての他のユーザ数に関し
て有効であり、本発明の実施形態である拡張された拡散コードの別の利点である
。これは、拡張されていない拡散コードと拡張された拡散コードの両方に関して
コード対相互相関確率密度関数fpair(z’)の形状に主に影響を与える奇数相
互相関関数の特性から説明することができる。平均ビット誤り率を直接決定する
多重アクセス干渉確率密度関数f1(z)の形状は、関数fpair(z’)の形状
によって、且つ等式(20)でのfpair(z)の自己畳込みの数によって、すな
わち同時ユーザの数によって影響を及ぼされる。
【0076】 本発明を特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明が、本明細書に説明
され、図示された特定の実施形態に限定されないことを当業者には理解されたい
。図示し、説明したもの以外の様々なフォーマット、実施形態、及び適応例、な
らびに多くの修正例、変更例、及び等価な構造を使用して、本発明を実施するこ
ともできる。したがって、本発明をその好ましい実施形態に関して説明したが、
この開示は、本発明を単に例示しているにすぎず、本発明の完全且つ権能付与す
る開示を提供するためのものでは全くない。したがって本発明は、特許請求の範
囲の精神及び範囲によってのみ限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を有利に採用することができる例示的な移動体通信システムの機能ブロ
ック図である。
【図2】 本発明を有利に採用することができる例示的な無線局送受信機の機能ブロック
図である。
【図3】 図2に示される拡散器及び変調器の追加の詳細を示す機能ブロック図である。
【図4】 複素平面内の4つの四相値を示す単位円の図である。
【図5】 本発明による最適なS(2)拡散コード族から拡散コードを提供するための例示
的な手順を示す流れ図である。
【図6】 図2に示されるコード発生器をさらに詳細に示す概略図である。
【図7】 固定拡張シンボルの例示的な実施形態による、拡張された拡散コード発生器を
示す概略図である。
【図8】 周期的拡張シンボルの例示的な実施形態による、例示的な拡張された拡散コー
ド発生器を示す概略図である。
【図9】 本発明の拡張された拡散コード実施形態に従う例示的な手順を示す機能ブロッ
ク図である。
【図10】 固定及び周期的に拡張された拡散コードのパファーマンスを示すグラフ図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W 【要約の続き】 として表現することができる拡散コードを採用すること が望ましい。個々の拡散コードが長さ2m−1を有する ため、生成された拡散コードに1つのコードシンボルが 追加される。

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動体無線局が、無線チャネルを介して、対応する地
    理的領域内に位置する1つ又は複数の無線基地局と通信し、各無線チャネルが一
    組の拡散コードの1つに対応するダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散(D
    SSS)移動体通信システムにおける、1つ又は複数の無線局であって、 mを5以上の整数として長さL=2m−1であり、アルファベット{0,1,
    2,3}からのコード要素を有し、第2及び第3成分の2進シーケンスb及びc
    を4を法とする加算を行う前に2倍し、第1成分の4進シーケンスaと、前記第
    2成分の2進シーケンスbと、前記第3成分の2進シーケンスcとを含む3つの
    成分シーケンスを、4を法として加算することによって生成される4進シーケン
    スの族から4進拡散コードを提供する拡散コード発生器と、 拡散信号を提供するために、4進拡散コードの1つを使用して移動体無線によ
    って伝送すべき情報信号を拡散する拡散器と、 4進拡散コードの1つを使用して、受信した信号を逆拡散する逆拡散器とを備
    えることを特徴とする無線局。
  2. 【請求項2】 拡散信号を無線搬送波で変調する変調器と、 受信された無線信号を復調し、復調した信号を逆拡散器に提供する復調器とを
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  3. 【請求項3】 4進拡散コードの族が、最小相互相関を有する特定の長さの
    拡散コードを最大数提供することを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  4. 【請求項4】 4進拡散コードの族のサイズが(L+2)(L+1)2であ
    り、4進拡散コードの族に関する最大絶対相互相関値が1+4(L+1)1/2
    あることを特徴とする請求項3に記載の無線局。
  5. 【請求項5】 前記第1成分の4進シーケンスが、hを第1の多項式として
    、 ar(n)=h1a(n−1)−h2a(n−2)−…−hma(n−m)(mo
    d4),n≧m によって定義され、 前記第2成分の4進シーケンスが、gを第2の多項式として、 bs(n)=g1b(n−1)+g2b(n−2)+…+b(n−e)(mod
    2),n≧e によって定義され、 前記第3成分の4進シーケンスが、fを第3の多項式として、 ct(n)=f1t(n−1)+f2t(n−2)+…+ct(n−e)(mo
    d2),n≧e によって定義されることを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  6. 【請求項6】 コード発生器が、それぞれ第1、第2、及び第3成分の4進
    シーケンスを生成する第1、第2、及び第3のフィードバック・シフトレジスタ
    を含み、第1、第2、第3のシフトレジスタの対応する初期状態が、4進拡散コ
    ードの族中の各拡散コードごとに決定され再定義されることを特徴とする請求項
    5に記載の無線局。
  7. 【請求項7】 無線局が移動体無線局であり、基地局の1つが、移動体無線
    局に関わる通信に対する要求に応答して移動体無線局に拡散コードの1つを割り
    当てることを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  8. 【請求項8】 拡散コード発生器が4進拡散コードを四相拡散コードにマッ
    プすることを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  9. 【請求項9】 コード発生器が、生成された4進拡散コードの長さを拡張す
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線局。
  10. 【請求項10】 生成された4進拡散コードが4進シンボルを1つ拡張され
    、それにより4進拡散コード長が2の累乗になることを特徴とする請求項9に記
    載の無線局。
  11. 【請求項11】 複数の移動体無線局が、無線チャネルを介して、対応する
    地理的領域内に位置する1つ又は複数の無線基地局と通信し、各無線チャネルが
    一組の拡散コードの1つに対応する符号分割多重接続(CDMA)移動通信シス
    テムにおける、1つ又は複数の無線局であって、 最小相互相関を有する4進拡散コードを最大数有する4進拡散コードのS(2)
    集合から決定される、四相拡散コードを選択的に提供するコード発生器と、 拡散信号を提供するために、無線局に割り振られた四相拡散コードの1つを使
    用して無線局によって伝送すべき情報信号を拡散する拡散器と、 無線搬送波で拡散信号を変調する変調器とを備えることを特徴とする無線局。
  12. 【請求項12】 無線搬送波から受信したCDMA信号を復調する復調器と
    、 受信される情報信号を提供するために、1つの四相拡散コードを使用して受信
    したCDMA信号を逆拡散する逆拡散器と更にを備えることを特徴とする請求項
    11に記載の無線局。
  13. 【請求項13】 伝送すべき情報信号が、実数データストリーム及び虚数デ
    ータストリームに割り振られ、 実数チャネル化コードを使用して実数データストリームを拡散する実数チャネ
    ル拡散器と、 虚数チャネル化コードを使用して虚数データストリームを拡散する虚数チャネ
    ル拡散器と、 複素数信号を生成するために、実数チャネル拡散器及び虚数チャネル拡散器か
    らの出力を組み合わせる合成器とを更に備え、 拡散器が、移動体無線に割り振られた1つの四相拡散コードを使用して複素数
    信号を拡散することを特徴とする請求項11に記載の無線局。
  14. 【請求項14】 変調器が直交位相シフト・キーイング(QPSK)変調器
    であり、複素数信号が実数及び虚数成分に分割され、次いでそれらがQPSK変
    調器の実数及び虚数入力端に入力されることを特徴とする請求項13に記載の無
    線局。
  15. 【請求項15】 コード発生器が4進拡散コードを四相拡散コードにマップ
    することを特徴とする請求項14に記載の無線局。
  16. 【請求項16】 コード発生器がS(2)4進拡散コードの長さを拡張するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の無線局。
  17. 【請求項17】 S(2)4進拡散コードが4進シンボルを1つ拡張され、そ
    れにより4進拡散コード長が2の累乗になることを特徴とする請求項16に記載
    の無線局。
  18. 【請求項18】 複数の通信デバイスが、割り振られた通信チャネルを使用
    して通信し、各通信チャネルが一組のCDMA拡散コードの集合の1つに対応す
    る符号分割多重接続(CDMA)通信システムにおける方法であって、 それぞれが所定の長さを有する元のコードの族を生成する工程と、 CDMA拡散コードの族を生成するために、拡散コードの族からの元のコード
    の長さを1コードシンボルだけ拡張する工程とを有することを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 前記拡張する工程が、 元のコードの1つの末尾を検出する工程と、 元のコードの1つの末尾にコードシンボルを追加する工程とを更に有すること
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 追加されるコードシンボルが、族中のすべての元のコード
    に関して同じであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 1つの元のコードに追加されるコードシンボルが、1つの
    元のコードでの第1のコードシンボルと同じであることを特徴とする請求項18
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 元のコードの族が長さL=2m−1を有し、ただ1つのコ
    ードシンボルが元のコードの1つの末尾に追加されることを特徴とする請求項1
    8に記載の方法。
  23. 【請求項23】 元のコードの族が四相コードであり、元のコードを拡張す
    るために使用される追加コードシンボルがそれぞれ4つの取り得る値を有するこ
    とを特徴とする請求項18に記載の方法。
  24. 【請求項24】 元のコードの族がS(2)族コードであることを特徴とする
    請求項18に記載の方法。
  25. 【請求項25】 CDMA拡散コードを提供するCDMAコード発生器であ
    って、 mを整数としてm段を有する1つ又は複数のフィードバック・シフトレジスタ
    であって、最終段の出力が第1の段の入力にフィードバックされ、1つ又は複数
    のフィードバック・シフトレジスタの出力がコードの族の1つに対応する1つ又
    は複数のフィードバック・シフトレジスタと、 CDMA拡散コードの1つに対応する拡張されたコードを提供するために、1
    つのコードに追加のコードシンボルを追加するための電子回路とを備えることを
    特徴とするCDMAコード発生器。
  26. 【請求項26】 1つのコードの末尾を検出し、1つのコードの末尾に追加
    のコードシンボルを追加するために電子回路に信号を与える比較器を更に備える
    ことを特徴とする請求項25に記載のCDMAコード発生器。
  27. 【請求項27】 拡張されたコード周期の終了時にカウンタ出力を生成し、
    シフトレジスタに当該の初期状態が設定されるようにするカウンタを更に備える
    ことを特徴とする請求項25に記載のCDMAコード発生器。
  28. 【請求項28】 追加されるコードシンボルが、族中のすべてのコードに関
    して同じであることを特徴とする請求項25に記載のCDMAコード発生器。
  29. 【請求項29】 1つの元のコードに追加されるコードシンボルが、1つの
    元のコード中の第1のコードシンボルと同じであることを特徴とする請求項25
    に記載のCDMAコード発生器。
  30. 【請求項30】 元のコードの族が長さL=2m−1を有し、ただ1つのコ
    ードシンボルが元のコードの1つの末尾に追加されることを特徴とする請求項2
    5に記載のCDMAコード発生器。
  31. 【請求項31】 コードの族が、mを5以上の整数として長さL=2m−1
    であり、アルファベット{0,1,2,3}からのコード要素を有し、第1成分
    の4進シーケンスaと、第2成分の2進シーケンスbと、第3成分の2進シーケ
    ンスcとを含む3つの成分シーケンスを、4を法として加算することによって生
    成される4進シーケンスの族に対応し、 1つ又は複数のフィードバック・シフトレジスタが、それぞれ第1、第2、及
    び第3成分の4進シーケンスを生成する第1、第2、及び第3のフィードバック
    ・シフトレジスタを含み、第1、第2、及び第3成分の4進シーケンスが4を法
    として加算される前に、第2及び第3のシフトレジスタの出力が2倍されること
    を特徴とする請求項25に記載のCDMAコード発生器。
  32. 【請求項32】 コード発生器が、拡張された4進シーケンスを複素数の四
    相CDMA拡散コードにマップすることを特徴とする請求項32に記載のCDM
    Aコード発生器。
  33. 【請求項33】 移動局と通信するための複数の基地局を含み、移動局と基
    地局の間の無線通信に関する特定の拡散コード族からの拡散コードを採用する移
    動体通信システムにおける方法であって、 第1の基地局に特定の拡散コード族の第1の部分集合を割り振る工程と、 第2の基地局に特定の拡散コード族の第2の部分集合を割り振る工程とを有し
    、 第1及び第2の部分集合中の拡散コードが、特定の拡散コード族中の拡散コー
    ドよりも小さい相互相関を有することを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 特定の拡散コード族がS(2)コード族に対応し、第1及び
    第2の部分集合がS(0)及びS(1)コード族の一方又は両方と関連することを特徴
    とする請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 第1及び第2の拡散コードの部分集合が、それぞれ3成分
    シーケンスによって定義され、第1の成分シーケンスがLを拡散コード長として
    添え字r=0,1,2,…,L+1を含み、第2及び第3の成分シーケンスに関
    する1つ又は複数の添え字が、第1及び第2の基地局に関して異なることを特徴
    とする請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 特定の呼出しに関して、拡散コードの第1の部分集合から
    の割当てコードを、第1の基地局に関連する移動局に割り当てる工程と、 フラグを割当てコードと関連付ける工程と、 移動局が呼出しに関わっているときに、フラグを第1の値に設定する工程と、 所定の時間が経過した後に、フラグを第2の値に設定する工程と、 所定の時間が経過するまで、割当てコードを別の移動局に割り当てることを禁
    止する工程とを更に有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  37. 【請求項37】 呼出しの開始時にフラグを第1の値に設定する工程と、 呼出しの開始から所定の時間を測定する工程とを更に有することを特徴とする
    請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 呼出しが第2の基地局に対してハンドオーバされていると
    きでも、移動局が、呼出しの持続期間に割当てコードを採用することを特徴とす
    る請求項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】 移動体が呼出しに関わっているときに、フラグを第1の値
    に設定する工程と、 ハンドオーバに関連する時間から所定の時間を測定する工程と、 移動局が呼出し中にハンドオーバ状態にならなかった場合に、呼出しの終了時
    にフラグを第2の値に設定する工程とを更に有することを特徴とする請求項38
    に記載の方法。
  40. 【請求項40】 移動局と通信するための複数のセクタを有する基地局を含
    み、移動局と基地局の間の無線通信に関する特定の拡散コード族からの拡散コー
    ドを採用する移動通信システムにおける方法であって、 第1の基地局セクタに特定の拡散コード族の第1の部分集合を割り振る工程と
    、 第2の基地局セクタに特定の拡散コード族の第2の部分集合を割り振る工程と
    を有し、 第1及び第2の部分集合中の拡散コードが、特定の拡散コード族中の拡散コー
    ドよりも小さい相互相関を有することを特徴とする方法。
  41. 【請求項41】 特定の拡散コード族がS(2)コード族に対応し、第1及び
    第2の部分集合がS(0)及びS(1)コード族の一方又は両方に関連付けられること
    を特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 第1及び第2の拡散コード部分集合が、それぞれ3つの成
    分シーケンスによって定義され、第1の成分シーケンスがLを拡散コード長とし
    て添え字r=0,1,2,…,L+1を含み、第2及び第3の成分シーケンスに
    関する1つ又は複数の添え字が、第1及び第2の基地局セクタに関して異なるこ
    とを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 【請求項43】 特定の呼出しに関して、第1の基地局セクタに関連付けら
    れた移動局に、拡散コードの第1の部分集合からの割当てコードを割り当てる工
    程と、 フラグを割当てコードと関連付ける工程と、 移動局が呼出しに関わっているときに、フラグを第1の値に設定する工程と、 所定の時間が経過した後に、フラグを第2の値に設定する工程と、 所定の時間が経過するまで、割当てコードを別の移動局に割り当てることを禁
    止する工程とを更に有することを特徴とする請求項40に記載の方法。
  44. 【請求項44】 呼出しの開始時にフラグを第1の値に設定する工程と、 呼出しの開始から所定の時間を測定する工程とを更に有することを特徴とする
    請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】 呼出しが第2の基地局セクタにハンドオーバされたときで
    も、移動局が、呼出しの持続期間に割当てコードを採用することを特徴とする請
    求項43に記載の方法。
  46. 【請求項46】 移動局が呼出しに関わっているときにフラグを第1の値に
    設定する工程と、 ハンドオーバに関連する時間から所定の時間を測定する工程と、 移動局が呼出し中にハンドオーバ状態にならなかった場合に、呼出しの終了時
    にフラグを第2の値に設定する工程とを更に有することを特徴とする請求項45
    に記載の方法。
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