JP2002515227A - チーズが主成分である複合製品および製造方法 - Google Patents

チーズが主成分である複合製品および製造方法

Info

Publication number
JP2002515227A
JP2002515227A JP2000549101A JP2000549101A JP2002515227A JP 2002515227 A JP2002515227 A JP 2002515227A JP 2000549101 A JP2000549101 A JP 2000549101A JP 2000549101 A JP2000549101 A JP 2000549101A JP 2002515227 A JP2002515227 A JP 2002515227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cheese
composite product
product
outer shell
components
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000549101A
Other languages
English (en)
Inventor
フオントニル,エレーヌ
Original Assignee
フロマージユリー・ベル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フロマージユリー・ベル filed Critical フロマージユリー・ベル
Publication of JP2002515227A publication Critical patent/JP2002515227A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C19/00Cheese; Cheese preparations; Making thereof
    • A23C19/06Treating cheese curd after whey separation; Products obtained thereby
    • A23C19/09Other cheese preparations; Mixtures of cheese with other foodstuffs
    • A23C19/0908Sliced cheese; Multilayered or stuffed cheese; Cheese loaves

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、外殻と、該外殻に完全に包み込まれる内部充填物とを含み、少なくとも前記外殻はクリーミング特性を有するプロセスチーズから得られる、チーズを主成分とする複合製品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はチーズ産業に関する。特に本発明は、外部シェルとしても意図される
外部チーズペーストと、同種または異種のテクスチャーを有する内部充填物とを
含み、該外部チーズペーストがプロセスチーズを含む複合チーズ製品に関する。
【0002】 本発明は、このような製品の製造方法にも関する。
【0003】 チーズペーストを他種チーズまたはチーズ製品、あるいは他の食品と組み合わ
せたものを含む食品は周知である。
【0004】 一般に、チーズペーストを組み合わせる場合は、チーズの異なるブロックは互
いに接着されるか、あるいは食品産業において使用される結合剤による種々のペ
ーストが充填される。
【0005】 例として、仏国特許第2,411,539号、仏国特許第2,475,301
号、および仏国特許第2,504,781号を挙げることができ、これらには数
段階の別個の連続した工程で製造され数層の加工ペーストで形成されるチーズに
ついて記載されている。
【0006】 一般に、外部ペーストは加工された均一ペーストであり、これによって最終製
品の機械的強度を向上させることができ、その製造方法はプロセスチーズの製造
方法と同様である。
【0007】 欧州特許出願第102 232号、欧州特許出願第130 740号、および
欧州特許出願第130 772号の文献には、大理石模様の食品、または内部ペ
ーストを取り囲む外部ペーストを含む食品の製造を可能にする押出技術について
記載されている。
【0008】 しかし、これまで使用されてきている後者の技術は菓子類または穀粉を主成分
とする食品には適しているが、チーズには適していない。
【0009】 さらに、欧州特許出願第260 194号による元の製品と同様のテクスチャ
ーを有するシェルを形成するチーズペーストと、充填物を形成し該シェルに覆わ
れる第2製品とから形成される複合製品の製造方法も公知である。
【0010】 この方法は、チーズにタンパク質を加える第1工程と、引き続く機械的に処理
する工程と、処理した製品を成形する工程とを含む。しかし、この方法は、乾燥
抽出物(DE)が少なくとも50%である熟成加圧チーズを原料として使用する
ことと、二つの別個の実施工程とによってその実施が制限される。
【0011】 欧州特許出願第358 983号による外側が酸またはレンネットを使用して
排液したフレッシュカードで構成され、コアがコーティング層とは異なる性質の
フロマージュフレで構成されるためテクスチャーのコントラストが生じる複合チ
ーズの製造方法も公知であり、この製品の製造方法は同時押出法である。
【0012】 さらに、欧州特許出願第727 138号には、外側はフレッシュカードを混
合し、テクスチャー加工し、加熱することで製造され、コアはチーズまたは他の
食品から製造され、そのためテクスチャーのコントラストが生じる複合チーズ製
品の同時押出による製造について記載されている。
【0013】 実際、独国特許出願第128 963号には、加熱状態で計量して供給する方
法によるプロセスチーズを主成分とする別々の交互の層を含む複合チーズの製造
について記載されており、これらの製品の製造は壁を有する中間モールドを使用
した数段階の工程によって行われ、これによって異なる種類のペーストの注型の
時間を区切ることができ、次にゲル化した製品を最終包装材料に移動させる。し
かしこの方法は、すべてがプロセスチーズを主成分とする分離した複数層または
帯域の形態の数種類のペーストから製造させる製品に関する。
【0014】 さらに、本出願人は、仏国特許第2,650,484号によって、それぞれシ
ェルと充填物となる2種の成分を同時に計量して供給し同時に成形することから
なる「ワンショット」法と呼ばれる方法による硬い外部シェルとより軟度の高い
内部ペーストを含むチーズを主成分とする複合製品の製造について既に記載して
いる。
【0015】 この特許では、外部シェルは凝集剤(レンネット、酸性化剤)を含むが凝固し
ていないミルク濃縮物から形成され、同時成形時に塊状化またはゲル化によって
外部シェルが形成される。
【0016】 従って、記載される方法によって、プロセスチーズからではなく乳タンパク質
濃縮物からチーズのシェルを得ることができ、同時計量供給および同時成形は低
温(30〜50℃)で行われる。
【0017】 一般に、これまで述べた技術で使用される方法は、複数種のプロセスチーズペ
ーストを加熱状態で連続的注型し複数種の製品からなる重ね合わされた層を得る
か、同時押出によってコーティング層と、異なるテクスチャーおよび/または性
質のコアとを含む製品を得ることができるかのいずれかである。現在まで、コー
ティング層と充填物とを有する製品を得ることが可能な後者の技術は、加熱しな
い製品でのみ実施されている。実際、加熱した製品の同時押出についてはこれま
で記載されていないし、実施されていない。
【0018】 さらに、記載の方法は、その特性(剪断)のため、均一かつ連続的なゲルの形
態のコーティング層を得ることが不可能である。実際、コーティング層を既にゲ
ル化した製品に適用することによってゲルの破壊が起こり、その結果連続性が失
われる。
【0019】 結果として現在まで、均一で連続的なプロセスチーズゲルからなる外部シェル
と、プロセスチーズと任意に他の食品とからなる内部充填物とを含む種類のチー
ズ製品は知られていない。
【0020】 本発明の目的は、この要求を満足させることである。そのため、各成分を加熱
状態、すなわちタンパク質のゲル化温度より高温で同時に計量して供給する方法
を使用し、続いて静的に冷却して、連続的にゲル化させる。
【0021】 本発明の第2の目的は、外部シェルと、外部シェルに完全に封入される内部充
填物とを含み、少なくとも外部シェルはプロセスチーズを主成分とする種類のチ
ーズが主成分である複合製品を提供することである。
【0022】 本発明の別の目的は、上記種類の複合チーズの製造方法にも関する。
【0023】 本発明の目的は、仏国特許出願第2,650,484号に記載される同時に計
量して供給し同時成形する技術を、プロセスチーズの特定の性質、特にこれらの
ゾル状態からゲル状態への移行を可能にするクリーミング能力を利用することに
よって外部シェルを製造するためのチーズペーストに適用することによって実現
された。
【0024】 従って本発明の主題は、外部シェルと、外部シェルに完全に包み込まれる内部
充填物とを含み、少なくとも該外部シェルはクリーミング能力を備えたプロセス
チーズから得られる種類の複合チーズ製品である。
【0025】 本発明において、「プロセスチーズ」または「プロセスチーズペースト」とい
う用語は、乳化作用を有する塩などの存在下で、チーズおよび/またはその他の
乳製品(バター、クリーム、粉乳、乳清)あるいは植物性タンパク質および脂肪
を加熱状態で加工することによって得られる製品を示す。他の添加物(ゲル化剤
、増粘剤)も配合組成中に含まれてもよい。
【0026】 クリーミング能力という表現は、 タンパク質のペプチゼーションにより、鎖が水和して、それによって媒体の膨
潤と増粘が起こる、および 熱処理中に生成するCaピロリン酸塩がタンパク質鎖の間に挿入されることに
よって、タンパク質分子間およびタンパク質分子内でイオン結合が形成され、網
目構造のゲル化が起こる、 という2つの現象の作用によって増粘するプロセスチーズの性質を意味するもの
と理解されたい(Le fromage,A.Eck,J.C.Oillis,
Ed.Lavoisier,Technique et documentat
ion,1997)。
【0027】 充填物は、プロセスチーズペースト等または異なる性質を有する食品、特にピ
ューレで構成されうる。
【0028】 好都合には、外部シェルと内部充填物は、外部シェルを形成するプロセスチー
ズペーストと、充填物を形成する食品とを加熱状態で同時に計量し供給してさら
に同時成形され、これらの工程で使用される温度は外部シェルを構成するプロセ
スチーズのゲル化温度よりも高温である。
【0029】 従って本発明の別の主題は、外部シェルと、外部シェルに完全に包み込まれる
内部充填物とを含み、少なくとも該外部シェルはクリーミング能力を有するプロ
セスチーズから得られる種類のチーズが主成分である複合製品の製造方法であっ
て、該方法は外部シェルと充填物とが形成されるそれぞれの成分を加熱状態で同
時に計量して供給し、該成分を同時に型に供給し、外部シェルを構成するプロセ
スチーズペーストのゲル化温度よりも少なくとも低い温度までこれら成分を冷却
することを特徴とする。
【0030】 従って、本発明の方法の実現は、プロセスチーズの特定の性質、特にプロセス
チーズのゾル状態からゲル状態への移行を可能にする「クリーム化」能力の利用
が基本となっている。
【0031】 ゾル状態からゲル状態への移行は、50℃よりも低温に冷却して行われる。こ
の冷却は、静的状態で実施され、これによって連続的なゲルの形成が可能となる
。冷却は製品を包装材料中に計量して供給し成形を行ってから実施される。
【0032】 本発明において、この状態変化は外部コーティング層の形成には望ましいが、
中央部の充填物の場合、特に中心部でプロセスチーズが流動することが望まれる
場合においては任意選択となる。
【0033】 本発明の重要な特徴の1つは、加熱状態で同時に計量して供給することであり
、これは以下の2つの利点を有する: 1)チーズはタンパク質のゲル化温度よりも高温、すなわち製品がゾル状態で
計量して供給され、これは冷却の間にゲルに転化して形状が固定される。製品の
ゲル化点より高温である供給温度は70℃よりも高温であり、好ましくは70〜
90℃である。 2)高温のために、製品の汚染物質を除去することが可能となり、良好な衛生
品質が保たれ保存期間が延長される。
【0034】 以下の説明で本発明をより明確に理解できるであろう: プロセスチーズペーストと、チーズ等で構成される内部充填物を形成するため
の食品を出発原料として使用し、これらの成分は計量と型への供給を同時に行う
間には同様の粘度を有する。従って、コアまたは内部チーズを形成する成分とし
ては、計量と型への供給を同時に行う間に、外部シェルの形成を意図したプロセ
スチーズと同様の粘度を有するプロセスチーズ、加工フロマージュフレ(fro
mage frais)、フロマージュフレ、あるいは他のピューレ状食品ペー
ストを使用できる。
【0035】 同様の粘度という表現は、同時に計量して型に供給する連続した工程の間にお
いて、外部シェルと充填物を形成する成分の粘度の差が、ずり速度150s−1 において30ポアズ(3Pa・s)未満であることを意味すると理解されたい。
【0036】 2種類のペーストの粘度が同様であるというこの条件は、2つの性質が非常に
異なり混合していない成分を有する最終製品を得るためにこれら2種類のペース
トを型に供給するときに特に重要となる。
【0037】 同時に計量を行って型に供給するとき、2つの成分のみかけの粘度が、80℃
で剪断速度150s−1において5〜50ポアズ(0.5〜5Pa・s)の間で
あると好都合である。
【0038】 実際、粘度が低くなりすぎるとペーストは流動性が高くなりすぎて型に供給す
る際に互いに混合してしまうのでみかけの粘度は低すぎてなならないし、また粘
度が高すぎても、この場合はペーストが硬くなり同時に計量して型に供給する工
程で相溶性が低くなるため避けるべきである。
【0039】 さらに、計量時には、ペーストが同程度のpH値を有すると好都合である。こ
れら二つの製品のpH値は5.0〜5.8が好ましく、酸性pH値(pH<4.
5)は得られる製品が不安定となるためあまり望ましくない。
【0040】 「同程度のpH値」という表現は、同時に計量して成分を型に供給する時の温
度においてpH値の差が0.5以下であることを意味すると理解されたい。
【0041】 さらに、これらのペーストは同程度の抽出物を含有すると好都合である。
【0042】 「同程度の乾燥抽出物」という表現は、その差が5重量%以下であることを意
味すると理解されたい。
【0043】 このようにpH値ならびに乾燥抽出物量が接近していることは、製品の保存中
に製品の形状および感覚受容性を良好に維持するためにも重要である。
【0044】 各成分の同時の計量供給は70〜90℃の間の温度で行うことが好ましい。
【0045】 添付の図面は本発明の方法の実施を説明するものである。より詳細については
、前述の仏国特許出願第2,650,484号の説明および図面を参照すること
ができる。
【0046】 本明細書の理解を助けるために、使用される装置を添付の図1、および図2A
〜図2Dで示しており、 図1は本発明の方法の実施に使用される装置の断面図であり、 図2A〜図2Dは、プロセスチーズと内部充填物を形成するペーストとの同時
成形方法の工程を概略的に表している。 さらに、続く図3〜図5は、注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図で
ある。
【0047】 このように、図3Aは、注型終了時における、チーズ部分を計量して供給する
管と、最終包装材料に受け取られたチーズ部分の長手方向の断面図が示されてお
り、図3B、図3C、および図3Dはそれぞれこの種類の包装に適した形状の製
品を表しており、 図4Aは、注型終了時における、チーズ部分を計量して供給する管と、複合シ
ェル(二つのシェル)の形態の最終包装材料に受け取られたチーズ部分の長手方
向の断面図であり、図4Bは双シェルの形態で包装されたチーズ部分の正面図で
あり、 図5Aは、皿の形状の包装材料にチーズ部分を計量して供給する管の長手方向
の断面を表しており、図5Bはふたの付いた皿の斜視図であり、図5Cはふたを
開けた同じ皿に本発明の製品を注入したものである。
【0048】 図1は、「ワンショット」法と呼ばれる1回の操作による最終製品の成形方法
の実施に使用される装置の図である。この方法は、それぞれシェルと充填物とが
形成され、風味、テクスチャー、およびコンシステンシーが非常に異なっていて
もよい2種類の成分を、同時に計量して供給し同時に成形することからなる。
【0049】 このために、外部コーティング層の形成を意図したチーズペーストを形成する
成分1と、好都合にはペーストの形態である内部成分2とは、図には示されてい
ないが、異なるホッパーに供給され、ホッパーの底部にはノズル3および4が取
り付けられている。ノズルを通過する流量は、図には示されていないが、2つの
ピストン(各製品につき1つ)によって制御され、これによってそれぞれの同時
計量操作中の生成物の供給量を同調させて調節することが可能となる。
【0050】 ノズル3にはペースト1が送られ、ノズル4にはペースト2が送られる。次に
これらの成分は、それぞれ導管5および6によって4つの並列した計量管7、8
、9、10に送られ、それらの下には成形型を配置することができる。
【0051】 次にピストンによって、2つの成分が成形容器11に供給され、ここで図2A
〜図2Dに示されるように同時計量供給が実施される。
【0052】 本発明の方法の第1の工程(2A)では、最初にペーストの層が容器底部に達
するまでシェルを形成するペースト1を注入し、その厚さは所望のセルの厚さに
対応し、 工程2Bおよび2Cでは、ペースト1の注入を続けながら、内部ペースト2の
成分を容器内部に所望の充填物量に対応する時間注入し、 続いて、工程2Dで、外部ペースト層が形成されて本方法が終了する。
【0053】 計量された製品は50℃より低温まで冷却され、それによって外部ペーストが
ゲル化し、充填物周囲に硬いシェルが形成される。
【0054】 容器の形状、ならびに2つの成分のテクスチャー、風味、およびコンシステン
シーの特性次第で、多種多様の新規で革新的な製品が得られる。
【0055】 上述のように、外部層またはコーティング層は、クリーミング特性が望まれる
プロセスチーズから構成され、必ずしも必要ではないがプロセスチーズ成分に、
卵タンパク質または乳清タンパク質を混入することも可能であり、これらのタン
パク質は加熱により不可逆のゲルを形成することが可能であり、コアを安定に維
持するシェルとしてのコーティング層の役割を助長する。
【0056】 このような種類の成分の添加は、加熱後に食べる製品に特に好ましく、実際、
熱の影響下で凝固するが、製品の形状は維持される。
【0057】 この場合、加熱温度はこれらのタンパク質の凝固温度より低温であると好都合
であり、そうすることで製品が加熱(湯浴またはオーブンで加熱)される時に凝
固しなくなる。
【0058】 当然ながら、コーティング層を構成するプロセスチーズは、風味付けを行った
り成形要素を加えて栄養価を高めたりすることができる。
【0059】 充填物すなわちコアは、前述したように、シェル性質が同じまたは異なるプロ
セスチーズ、あるいはカードまたはフロマージュフレ、あるいはピューレの形態
で供給され外部シェルを構成するプロセスチーズと適合した粘度およびpHを有
する他の任意の食品から構成される。
【0060】 当然ながら、コアを構成する製品は風味付けおよび/またはオーバーラン処理
を行うことができる。
【0061】 最終製品に対するコア成分の重量比は10〜50%であり、10%は食感を得
るための閾値であり、50%は本発明の方法が実施可能な上限である。
【0062】 従って、外部シェルは、最終製品の全重量に対して50〜90重量%を占める
【0063】 得られる製品は、当業者には公知である任意の種類の包装材料で包装され、好
ましくは、アルミニウム製シェル、例えばプラスチックまたは他の好適な材料で
製造された「双シェル」またはふたを取り付けることができる皿に直接包装され
る。
【0064】 図3Aは、図1に関して説明した方法と同様にして、それぞれ外部シェルと内
部充填物を形成する成分12および13から形成されるチーズ部分11が計量管
14によってアルミニウム容器15内に供給される実施例を示しており、所望の
シェルの厚さに対応した厚さまで容器底部にペースト層が形成されるまで成分1
2を容器15に注入し、次に成分12の注入を続けながら、所望の充填物量に対
応する時間をかけて内部ペースト成分13を容器に注入し、本方法では続いて外
部成分12の層が注型される。
【0065】 この実施例では、種々の形状の製品を製造することが可能であり、特に円筒形
(3B)、三角形部分を有する形状(3C)、および正方形部分を有する平行六
面体形状(3D)が挙げられ、プロセスチーズの外部シェルと、外部シェルに完
全に包み込まれる内部充填物とが含まれる。
【0066】 図4Aは、外部シェルと内部充填物とをそれぞれ形成する成分12および13
から形成されるチーズ部分11が、計量管14によって容器16に供給される実
施例を示している。この容器は、対称に配置された2つの同形のシェル半体とし
て公知の構成をしている。これらは外周縁18に沿って互いに組み合わせられ、
これによってチーズ部分が閉じ込められる閉鎖空間が形成される。
【0067】 各シェル半体17は、中空形状に成形されたポリマーフィルムで形成され、特
に適した形状の型にブロー成形することによって作製される。従って、2つのシ
ェル半体を組み立てることを意図した平坦な周縁18が境界となって中空部分が
定められる。
【0068】 図4Bでは、包装材料の形状が長方形である。この図では、シェル半体は長手
方向の中心軸を有する。
【0069】 この軸に沿って、各シェル半体の周縁18は、把持手段を形成するタブまたは
耳19による片側に延びている。反対側では、各シェル反対の周縁18は平坦な
延長部分21を有する。これらの延長部分は互いに一体となって取り付けられる
ように意図されており、特にシェルを充填した後にヒートシールすることによっ
て取り付けられる。従って、これらは、2つのシェル半体の末端を封止するため
の区域となっている。
【0070】 このように包装されたチーズペーストを製造するために、周縁に沿って2つの
シェル半体を組み合わせることによって、外部シェルを形成する包装材料が最初
に作製される。2つのシェル半体は、大部分がこの周縁の全長に沿って、ヒート
シールすることによって互いに一体的に取り付けられる。
【0071】 図4Aに示されるように、2つのシェル半体は、2つの延長部分21の間では
分離したままとなっている。シェルの空隙が形成されたことによって、ここに計
量管14を装入することができる。外部シェル成分12と内部充填物成分13は
、図2A〜2Dに関する説明と同様の方法でシェル16内に注入される。
【0072】 注入が終了すると、計量管14が抜き取られ、2つの延長部分21は互いに合
わせられ固く密封される。このことを実施するために、例えば2つの加熱ジョー
の間で延長部分を加圧してヒートシールによる接着が行われる。
【0073】 この操作の後に、シェル16が熱により封止され、チーズ部分が外部環境から
隔離される。
【0074】 このように包装されたチーズ部分を食べるためには、消費者は片手ずつで耳1
9を1つずつつかむ。耳を引っ張ると、それによって2つの延長部分21で形成
されるヒンジを中心にして2つのシェル半体が引き離され、チーズ部分が露出す
る。
【0075】 図5Aは、外部シェルと内部充填物とをそれぞれ形成する成分12および13
から形成されるチーズ部分11が、図1と関連して説明した方法により計量管1
4によって熱成形皿22に送られる実施例を示している。
【0076】 図5Cに示されるように、熱成形皿22は平坦な周縁部23を含み、その一端
が延びて把持手段となるつまみ24を形成している。
【0077】 外部シェル成分12と内部充填物成分13は、図2A〜2Dに関して説明した
方法と同様にして皿22に注型される。
【0078】 皿22が満たされ計量管14が引き抜かれた後で、皿および平坦周囲端23の
形状および大きさと合致したふた25が、図5Bに示されるように周縁部23と
合わされヒートシールされる。
【0079】 このように包装されたチーズを食べるためには、消費者はつまみ24をつかん
でふた25を引張り、ふたを周囲端23から引き剥がし、図5Cに示されるよう
にチーズ部分を露出させる。
【0080】 別の方法としては、製品は、加熱状態で中間型に同時に計量し供給し、冷却中
にゲル化過程を進行させ、冷却後に、型から取りだし、脂質、タンパク質、また
は多糖類を主成分とする食用コーティング剤か、あるいは食品用ワックスのいず
れかでコーティングし、最終包装材料で包装することもできる。
【0081】 さらに、製品は任意の形状であってよく、重量は5〜200gの間、好ましく
は5〜50gの間にすることができる。
【0082】 以下の実施例を用いて本発明を説明するが、実施例は説明を目的としたのであ
って制限を目的としたものではない。
【0083】 実施例1 食後に少しずつ食べるための詰め物をしたパティ 外部シェル成分の配合: エメンタール 15% チェダー 20% バター 10.5% クリーム化ミルク 3% 乳タンパク質 4% 再利用(予備加工) 5% 乳化塩 1.5% NaCl 0.6% ゼラチン 2% カラゲナン 0.5% オレンジ色着色剤 0.003% 水 44.8% 激しい剪断条件において110℃ですべての成分を混合し加熱する。 製品を90℃に冷却し、装置の2つの計量容器の1つに移す。 この製品は外部ペーストとなる。乾燥抽出物が41%、脂肪/乾燥抽出物比4
8%、pH5.50である。
【0084】 充填物の配合: 内部ペーストは外部ペーストと同時かつ並行して製造される。
【0085】 ブリー 30% チェダー 19% チーズ 14% バター 12.5% フレッシュカード 10% ホエータンパク質 3% 乳化塩 0.8% NaCl 0.6% 再利用(予備加工) 5% 水 24.1%
【0086】 製造方法: 中程度の剪断速度で100℃においてすべての成分を混合し加熱する。
【0087】 製品を90℃に冷却し、装置の第2の計量容器に移す。この製品は、充填物と
して使用され、乾燥抽出物が42%、脂肪/乾燥抽出物比56%、pH5.6で
ある。
【0088】 これら2種類のペーストを同時に計量し、「ワンショット」法によって包装材
料に移す。最終製品は20gのパティであり、プラスチック製の双シェル型シェ
ルで包装され、密封され、次に冷却される。
【0089】 外部ペーストは固く、オレンジ色であり、充填物は口の中で溶融し、クリーム
色であり、代表的なブリーの風味を有する。
【0090】 2種類のペーストによって色、テクスチャー、および風味のコントラストが得
られる。
【0091】 実施例2 料理用の詰め物をした製品 外部シェル成分の配合: エメンタール 23% チェダー 24% バター 8% カゼイン 3% 卵白粉 4% 乳化塩 1.5% NaCl 0.6% カラギーナン 0.9% 水 35% 比較的激しい剪断条件において100℃で、卵白粉以外のすべての成分を混合
し加熱する。 製品を60℃に冷却し、次に中速で撹拌しながら卵白粉を混入させる。その全
体を、図1に示される装置の2つの計量容器の一方に移す。 60℃において卵白を後で加えることよって、加熱操作中のタンパク質の凝固
を防止することができる。こうして得られた製品は、弾性および展性があり外部
ペーストへの使用に非常に適している。これは乾燥抽出物45%、脂肪/乾燥抽
出物比45%、pH5.40である。
【0092】 充填物の配合: 充填物に使用される内部ペーストは、外部シェルに使用される外部ペーストと
同時かつ並行して製造される。
【0093】 ブルーベインドチーズ 12% 他のチーズ(ゴーダ、チェダー) 10% バター 18% 粉末ホエー 2.7% スキムミルク 6% カゼイン 4.5% 乳化塩 2% NaCl 0.5% 再利用(予備加工) 5% 水 44.3%
【0094】 製造方法: 高剪断速度で110℃においてすべての成分を混合し加熱する。
【0095】 製品を60℃に冷却して、装置の第2計量容器に移す。この製品は充填物とし
て使用され、乾燥抽出物43%、脂肪/乾燥抽出物比51.5%、pH5〜6で
ある。
【0096】 これら2種類のペーストを「ワンショット」法によって同時に計量する。
【0097】 最終製品の重量は50gである。この製品をアルミニウム製桶型容器で包装し
、これを密封する。
【0098】 「再利用」または「予備加工」という表現は、同じ組成で先に製造加工したチ
ーズに由来するクリーム化によりゲル化したプロセスチーズを意味し、タンパク
質網目構造の形成のための種として利用されるものとして理解されたい。従来プ
ロセスチーズの製造では、この化合物が配合の3〜6%の割合で加えられる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法の実施に使用される装置の断面図である。
【図2A】 プロセスチーズと内部充填物を形成するペーストとの同時成形方法の工程の概
略的図である。
【図2B】 プロセスチーズと内部充填物を形成するペーストとの同時成形方法の工程の概
略的図である。
【図2C】 プロセスチーズと内部充填物を形成するペーストとの同時成形方法の工程の概
略的図である。
【図2D】 プロセスチーズと内部充填物を形成するペーストとの同時成形方法の工程の概
略的図である。
【図3A】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、注型終了時における、
チーズ部分を計量して供給する管と、最終包装材料に受け取られたチーズ部分の
長手方向の断面図である。
【図3B】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、この種類の包装に適し
た形状の製品を表している。
【図3C】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、この種類の包装に適し
た形状の製品を表している。
【図3D】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、この種類の包装に適し
た形状の製品を表している。
【図4A】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、注型終了時における、
チーズ部分を計量して供給する管と、複合シェル(二つのシェル)の形態の最終
包装材料に受け取られたチーズ部分の長手方向の断面図である。
【図4B】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、双シェルの形態で包装さ
れたチーズ部分の正面図である。
【図5A】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、皿の形状の包装材料に
チーズ部分を計量して供給する管の長手方向の断面図である。
【図5B】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、ふたの付いた皿の斜視
図である。
【図5C】 注型ヘッドと本発明により得られる製品の略図であり、ふたを開けた図5Bに
示した皿に本発明の製品を注入した図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月22日(2000.6.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部シェルと、該外部シェルに完全に包み込まれる内部充填
    物とを含み、少なくとも前記外部シェルはクリーミング能力を有するプロセスチ
    ーズから得られる種類の、チーズが主成分である複合製品。
  2. 【請求項2】 前記充填物が、加工またはその他のチーズペースト、および
    非チーズ食品、特にピューレからなることを特徴とする請求項1に記載のチーズ
    が主成分である複合製品。
  3. 【請求項3】 加熱状態で同時に計量され、前記外部シェルおよびコーティ
    ング層をそれぞれ形成する成分の中間型または最終包装材料に同時に供給される
    ことにより形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のチーズが主成
    分である複合製品。
  4. 【請求項4】 前記外部シェルが完成製品の全重量の50〜90重量%であ
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のチーズが主成分であ
    る複合製品。
  5. 【請求項5】 前記内部充填物が完成製品の全重量の10〜50重量%であ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のチーズが主成分であ
    る複合製品。
  6. 【請求項6】 前記内部充填物がプロセスチーズからなることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  7. 【請求項7】 前記内部充填物が任意のチーズペーストからなることを特徴
    とする請求項1から6のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  8. 【請求項8】 前記内部充填物が、剪断速度150s−1において80℃で
    の粘度が5〜50ポアズ(0.5〜5Pa・s)である任意の食品からなること
    を特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合
    製品。
  9. 【請求項9】 前記チーズペーストが卵タンパク質または乳清タンパク質を
    含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のチーズが主成分で
    ある複合製品。
  10. 【請求項10】 食品用アルミニウム製包装材料で包装されることを特徴と
    する請求項1から9のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  11. 【請求項11】 双シェル型シェルで包装されることを特徴とする請求項1
    から9のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  12. 【請求項12】 ふたを使用して閉じられる皿で包装されることを特徴とす
    る請求項1から9のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  13. 【請求項13】 重量が5〜200gの間であることを特徴とする請求項1
    から12のいずれか1項に記載のチーズが主成分である複合製品。
  14. 【請求項14】 前記外部シェルと前記充填物とをそれぞれ形成する成分が
    加熱状態で同時に計量され、前記成分が中間型または最終包装材料に同時に供給
    され、前記外部シェルを構成するプロセスチーズペーストゲル化温度よりも低温
    に前記成分が冷却されることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記
    載の複合チーズ製品の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記成分の同時計量ならびに型または包装材料への同時供
    給が、前記外部シェルを構成するプロセスチーズのゲル化温度よりも高温で実施
    されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記成分の同時計量ならびに型または包装材料への同時供
    給が、50〜90℃の間の温度で実施されることを特徴とする請求項14または
    15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 剪断速度150s−1で80℃の場合の、同時計量ならび
    に型または包装材料への同時供給の間の前記成分の粘度が5〜50ポアズ(0.
    5〜5Pa・s)であることを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記冷却温度が50℃より低温である請求項14に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 同時計量ならびに型または包装材料への同時供給の時に、
    前記成分のpHの差が0.5以下であることを特徴とする請求項14から18の
    いずれか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 同時計量ならびに型または包装材料への同時供給の時に、
    前記成分の乾燥抽出物の差が5%以下であることを特徴とする請求項14から1
    9のいずれか1項に記載の方法。
JP2000549101A 1998-05-18 1999-05-11 チーズが主成分である複合製品および製造方法 Withdrawn JP2002515227A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9806256A FR2778532B1 (fr) 1998-05-18 1998-05-18 Produit composite a base de fromage et procede de fabrication
FR98/06256 1998-05-18
PCT/FR1999/001122 WO1999059420A1 (fr) 1998-05-18 1999-05-11 Produit composite a base de fromage et procede de fabrication

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002515227A true JP2002515227A (ja) 2002-05-28

Family

ID=9526462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000549101A Withdrawn JP2002515227A (ja) 1998-05-18 1999-05-11 チーズが主成分である複合製品および製造方法

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6551637B1 (ja)
EP (1) EP1079698B1 (ja)
JP (1) JP2002515227A (ja)
AT (1) ATE222702T1 (ja)
CA (1) CA2333424A1 (ja)
CZ (1) CZ300311B6 (ja)
DE (1) DE69902652T2 (ja)
DK (1) DK1079698T3 (ja)
ES (1) ES2182515T3 (ja)
FR (1) FR2778532B1 (ja)
HU (1) HUP0101908A3 (ja)
PL (1) PL190842B1 (ja)
PT (1) PT1079698E (ja)
SK (1) SK284808B6 (ja)
WO (1) WO1999059420A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113581A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Q P Corp 加工チーズ
JP2012519491A (ja) * 2009-03-06 2012-08-30 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 具入りプロセスチーズのシートを製造するための方法および機器、ならびに具入りプロセスチーズのシート

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2778532B1 (fr) * 1998-05-18 2000-06-30 Bel Fromageries Produit composite a base de fromage et procede de fabrication
NL1012973C2 (nl) * 1999-09-03 2001-03-06 Meton Voedingsmiddel bestaande uit ten minste twee kaassoorten en werkwijze voor het bereiden daarvan.
ES2421721T3 (es) * 2000-04-21 2013-09-05 Morinaga Milk Industry Co Ltd Material alimenticio y proceso para producirlo, y alimento similar al queso y proceso para producirlo
FR2819994B1 (fr) * 2001-02-01 2003-04-25 Sonjal Sas Procede et dispositif de fabrication et de conditionnement de produits de type saucisse
NL1018347C2 (nl) * 2001-06-21 2002-12-30 Campina Melkunie Bv Bakbaar voedingsproduct alsmede werkwijze voor het bereiden van een eetbare materiaalsamenstelling voor toepassing in een bakbaar voedingsproduct.
EP1417891A1 (de) * 2002-11-09 2004-05-12 Ceposa AG Käsekonfekt
ATE427664T1 (de) * 2005-10-12 2009-04-15 Unilever Nv Gekuhltes dessertprodukt und verfahren zur herstellung solch eines produkts
EP1933637A1 (en) * 2005-10-12 2008-06-25 Unilever N.V. Method for preparing a chilled dessert product
HUP0700143A2 (en) * 2007-02-08 2009-04-28 Friesland Hungaria Zrt Curd dessert and process for its production
FR2959102B1 (fr) * 2010-04-21 2012-05-04 Le Chevrefeuille Procede d'elaboration et de conditionnement d'une bouchee alimentaire composee, bouchee ainsi obtenue
GB2531263B (en) * 2014-10-13 2019-01-09 Kraft Foods R&D Inc Filled cheese product

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1721406A (en) * 1928-07-21 1929-07-16 Swift & Co Meat-cheese loaf and method of preparing same
FR728807A (fr) * 1931-12-24 1932-07-12 Swift & Co Perfectionnements au procédé pour la préparation d'un produit alimentaire formé de viande et de fromage et produit obtenu par le procédé en question
DE1161451B (de) * 1961-11-15 1964-01-16 Alberto Mingiardi Verfahren zur Herstellung von Laibchen des Grana- bzw. Parmesankaeses kleinen Formats
DE7710457U1 (de) * 1977-04-01 1977-12-29 Molkerei-Zentrale Sued Gmbh & Co Kg, 8500 Nuernberg Block aus schmelzkaese und/oder schmelzkaesezubereitungen
DE7737795U1 (de) * 1977-12-10 1978-06-29 Molkerei-Zentrale Sued Gmbh & Co Kg, 8500 Nuernberg Kaeseerzeugnis in blockform
DE3373401D1 (en) * 1983-06-13 1987-10-15 Nestle Sa Method and apparatus for the production of multilayered portions of foodstuffs
FR2603457B1 (fr) * 1986-09-08 1989-12-08 Bongrain Sa Procede de traitement d'un fromage, installation de traitement d'un fromage, specialite fromagere et produits alimentaires comportant cette specialite fromagere
US5194283A (en) * 1988-09-15 1993-03-16 Nestec S.A. Process for the manufacture of composite cheese and product thereof
FR2650484B1 (fr) * 1989-08-03 1992-09-04 Bel Fromageries Procede de fabrication d'un produit fromager composite et produits obtenus par ce procede
FR2730380B1 (fr) * 1995-02-15 1997-03-21 Bongrain Procede de preparation en continu d'un fromage ou d'une specialite fromagere, installations pour la mise en oeuvre du procede et produit obtenu par le procede
DE29620117U1 (de) * 1996-11-19 1997-01-23 Unilever N.V., Rotterdam Gefülltes Nahrungsmittelprodukt auf Schmelzkäsebasis
FR2778532B1 (fr) * 1998-05-18 2000-06-30 Bel Fromageries Produit composite a base de fromage et procede de fabrication

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113581A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Q P Corp 加工チーズ
JP4627060B2 (ja) * 2006-11-02 2011-02-09 キユーピー株式会社 加工チーズ
JP2012519491A (ja) * 2009-03-06 2012-08-30 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 具入りプロセスチーズのシートを製造するための方法および機器、ならびに具入りプロセスチーズのシート
JP2016019534A (ja) * 2009-03-06 2016-02-04 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッドKraft Foods R & D, Inc. 具入りプロセスチーズのシートを製造するための方法および機器、ならびに具入りプロセスチーズのシート

Also Published As

Publication number Publication date
EP1079698B1 (fr) 2002-08-28
PL190842B1 (pl) 2006-02-28
CZ20004247A3 (cs) 2001-04-11
CA2333424A1 (fr) 1999-11-25
FR2778532A1 (fr) 1999-11-19
US6551637B1 (en) 2003-04-22
SK284808B6 (sk) 2005-11-03
FR2778532B1 (fr) 2000-06-30
CZ300311B6 (cs) 2009-04-15
DE69902652D1 (de) 2002-10-02
DK1079698T3 (da) 2002-12-23
ATE222702T1 (de) 2002-09-15
DE69902652T2 (de) 2003-01-30
ES2182515T3 (es) 2003-03-01
WO1999059420A1 (fr) 1999-11-25
SK17462000A3 (sk) 2001-06-11
PL344287A1 (en) 2001-10-22
EP1079698A1 (fr) 2001-03-07
HUP0101908A2 (hu) 2001-10-28
PT1079698E (pt) 2002-12-31
HUP0101908A3 (en) 2003-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3706806B2 (ja) 食料製品の複合押し出し成形方法と、該方法を実現するための複合押し出し成形装置、および、該方法による食料製品
JP2002515227A (ja) チーズが主成分である複合製品および製造方法
JP2012519491A (ja) 具入りプロセスチーズのシートを製造するための方法および機器、ならびに具入りプロセスチーズのシート
CZ20001231A3 (cs) Kompozitní potravinářský výrobek na bázi sýra a pečivového výrobku a způsob jeho výroby
US4948613A (en) Manufacturing process for processed cheeses with an original texture and processed cheese obtained by this procedure
AU701500B2 (en) Shaping fresh cheese
US6821544B1 (en) Method of manufacturing a cheese or milk product by molding
EP1378174B1 (en) A food product which includes an hermetically sealed case of edible material with a moist filling
SI20714A (sl) Postopek za pripravo naknadno toplotno obdelanih skutnih produktov
WO2016043311A1 (ja) 包餡型ナチュラルチーズおよびその製造方法
JPH1052224A (ja) 酸性高タンパク質成形食品の製造法
CA2119313C (en) Form of processed cheese product
JPS59198938A (ja) 耐熱保形性を有するチ−ズフ−ドの製造方法
RU2216981C2 (ru) Композиция сыра плавленого
JP2016063808A (ja) 風味が良い包餡型ナチュラルチーズおよびその製造方法
CZ2001702A3 (cs) Potravinářský výrobek na bázi sýra a mléčných bílkovin, a způsob jeho přípravy
JPH05227886A (ja) チーズ被覆食品及びその製造法
CN114287505A (zh) 一种具有收缩式防粘效果的棒类雪糕成型方法
JPH0543342B2 (ja)
WO2007042097A1 (en) Method for preparing a chilled dessert product

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801