JP2002507753A - 電子部品を試験するための装置、アセンブリ及び方法と、試験装置の較正方法 - Google Patents

電子部品を試験するための装置、アセンブリ及び方法と、試験装置の較正方法

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JP2002507753A JP2000538246A JP2000538246A JP2002507753A JP 2002507753 A JP2002507753 A JP 2002507753A JP 2000538246 A JP2000538246 A JP 2000538246A JP 2000538246 A JP2000538246 A JP 2000538246A JP 2002507753 A JP2002507753 A JP 2002507753A
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carrier
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ウィレム アントニー ヘネケス
アントゥーン ウィレム ポトーベン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リードフレームのようなキャリア上に取り付けられた電子コンポーネントをテストする装置に関し、この装置は、テスト用キャリアを供給する搬送路と、供給されたキャリアを把持したり離したりするマニピュレータと、キャリアおよび/もしくはこのキャリア上に搭載された少なくとも一つの電子コンポーネントが前記マニピュレータにより接触状態に置かれるテストコンタクトと、テストされたキャリアを排出する搬送路とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リードフレームもしくは基板のようなキャリア上に取り付けられた
電子コンポーネントをテストする装置に関する。本発明はまた、少なくともこの
ような装置を有して構成されるテストアセンブリに関する。さらに、本発明は、
リードフレームのようなキャリア上に取り付けられた電子コンポーネントをテス
トする方法およびテスト装置を較正(キャリブレーション)する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようする課題】
従来、電子部品、特に半導体のテストは、多数の電子コンポーネントがキャリ
ア上に取り付けられた後に行われる。その後、このキャリアは一つのコンポーネ
ントが各ケース上に位置するように複数のセグメントに分割される。このように
して電子コンポーネントが搭載されて分割されたキャリアセグメントがそれぞれ
テスト装置のテストコンタクト上に載置されて計測が行われる。このテスト方法
におけるテスト装置では各電子コンポーネントと係合するグリッパが開発されて
いる。このグリッパはテストコンタクトに対して可動であり、これにより電子コ
ンポーネントをテストコンタクトに当接され、グリッパがその後スタート位置に
戻され、テストされた電子コンポーネントを離す。従来の方法および装置は比較
的低速であり、信頼性が低く、常に所望の正確な計測結果が得られるとは限らな
いものであった。
【0003】 本発明は、電子コンポーネントのテスト用の改良された装置および方法を提供
することを目的とし、これにより正確で且つ比較的高速にテストを行わせること
ができるようにすることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の斜視図である。
【図2】 図1に示す装置の変形例を示す斜視図である。
【図3】 図1および図2に示す装置の一部を示す斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月22日(2000.5.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子コンポーネントをテストする装置、アセンブリおよび
方法並びにそれらの較正方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、請求項1の前段部分に記載されている電子コンポーネントをテスト
する装置に関する。本発明はまた、少なくともこのような装置を有して構成され
るテストアセンブリに関する。さらに、本発明は、リードフレームのようなキャ
リア上に取り付けられた電子コンポーネントをテストする方法およびテスト装置
を較正(キャリブレーション)する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようする課題】 従来、電子部品、特に半導体のテストは、多数の電子コンポーネントがキャリ
ア上に取り付けられた後に行われる。その後、このキャリアは一つのコンポーネ
ントが各ケース上に位置するように複数のセグメントに分割される。このように
して電子コンポーネントが搭載されて分割されたキャリアセグメントがそれぞれ
テスト装置のテストコンタクト上に載置されて計測が行われる。米国特許第51
51650号には、ボートに置いた多数の半導体デバイスパッケージをテストヘ
ッドに搬送する半導体デバイス取り扱い装置が開示されている。
【0003】 本発明は、電子コンポーネントのテスト用の改良された装置および方法を提供
することを目的とし、これにより正確で且つ比較的高速にテストを行わせること
ができるようにすることを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の斜視図である。
【図2】 図1に示す装置の変形例を示す斜視図である。
【図3】 図1および図2に示す装置の一部を示す斜視図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月23日(2000.10.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子部品を試験するための装置、アセンブリ及び方法と、試験
装置の較正方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、リード・フレームあるいは支持体等の担体上に取り付けた電子部品
を試験するための試験装置に関する。本発明は、また、少なくとも一つの、その
ような装置を含む試験アセンブリに関する。さらに、本発明は、リード・フレー
ム等の担体上に取り付けた電子部品を試験するための方法と、試験装置を較正す
るための方法とを提供する。
【0002】
【従来の技術および課題】 従来の技術によれば、電子部品、特に半導体の試験は、通常、複数の電子部品
を担体上に配置した後に行う。担体は、その後、各部品が入れられるセグメント
に小分割される。電子部品が取り付けられた個別の担体セグメントは、試験のた
め、例えば、測定を行う試験コンタクトに対して個々に配置される。この既知の
方法による試験のために、個々の電子部品に係合するグリッパを持つ試験装置が
開発されている。このグリッパは、試験コンタクトの方へ移動可能であるため、
電子部品を試験コンタクトへ押しつけることができる。試験後、グリッパを始動
位置に移動させて、電子部品を戻すことができる。しかし、既存の方法及び装置
は、比較的に遅く、信頼性が低い。このため、所望する正確な測定結果が得られ
ないという問題がある。
【0003】 本発明の目的は、比較的に高速で正確に試験を行う、電子部品を試験するため
の改良型の試験装置及び方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この目的のために本発明は、請求項1による試験装置を提供する。好適実施例
では、担体を供給するための輸送路は、担体を排出するための輸送路に連結する
。もう一つの好適実施例では、担体を供給するための輸送路は、担体を排出する
ための輸送路の少なくとも一部に、少なくとも部分的に平行である。この試験装
置を用いれば、複数の電子部品が取り付けられた担体全体を、一度の操作で係合
できる。係合させた担体、そして/あるいは、それに取り付けた電子部品は、一
つ以上の試験コンタクトに一度あるいは複数回、異なる位置で接触させることが
できる。本発明による装置の有意義な利点は、電子部品の試験に必要な時間が、
かなり減少することである。担体上に同時に複数の電子部品を係合させることに
よって、試験する対象物を係合させ、試験コンタクトに近づけるのに必要な時間
が、かなり減少する。また、より少ない個別の対象物を試験装置内へ搬入するこ
ともできる。本発明による試験装置のもう一つの利点は、コンタクトに対する部
品の位置決め精度が増すため、接触が良好で、より均一になることである。担体
は、結局のところ、以前に操作を行うときに基準とした(割出孔とも呼ぶ)元来
の基準点を含む。試験装置に対して電子部品が分散される場合、例えば、成型ハ
ウジング等の基準点を位置決めしなければならない。担体上の元来の基準点を使
用することで、試験のための対象物をより正確に位置決めすることが可能になる
。このようにして、測定精度を増加させることができるため、製品が不必要に拒
絶されることは、ほとんどなくなる。本発明による試験装置のさらにもう一つの
利点は、生産工程の比較的に早い段階での試験を可能にするため、早い段階でエ
ラーが検出され、さらに行程を進めると費用がかさむ場合のフィードバックが比
較的に早く得られる。試験用担体を供給路から取り出し、そして試験済みの担体
を排出路へ置くため、製造ラインを流れる担体を試験するのに、互いに平行に複
数の試験装置を配置させることができる。したがって、試験装置の能力が、生産
工程のネックとなることがない。担体の供給及び排出にあたり、単一の輸送路を
採ることができる。この場合、どの担体が試験され、そしてどれがされてないか
記録することが好ましい。しかし、担体の供給及び排出のために、異なる輸送路
を用いることも可能である。後者の場合、排出路に存在すれば、その担体は既に
試験されたことを意味するので、どの担体が試験されたかをモニターする必要性
は低い。しかしながら、どちらの構成においても、互いに平行に複数の試験装置
を配置することが可能である。
【0005】 好適実施例では、少なくとも一つの輸送路が二つの方向への輸送に適合してい
る。これによって、特に、配置に関する試験装置の柔軟性がさらに増す。
【0006】 マニプレータには、マニプレータを平面的に変位させるための、二つのほぼ相
互に直角なリニアガイドが設けられることが好ましい。マニプレータには、さら
に、これらの二つのリニアガイドにほぼ直角な、第三のリニアガイドを設けても
よい。このようなマニプレータは、試験コンタクトに対して担体を正確に位置決
めすることが可能である。また、このようなマニプレータを用いれば、例えば、
担体上の異なる位置において、担体と試験コンタクトとを複数回相互に接触させ
ることができると共に、試験コンタクトに対して担体を正確に位置決めすること
が可能である。既に説明した上記の利点は、同じ担体に対して2回の測定を行う
場合、移送に必要な時間が短いということである。さらに、リニアガイドを持つ
マニプレータのもう一つの利点は、製造コストが比較的に安価で、またメンテナ
ンスが容易であるということである。
【0007】 さらに、もう一つの好適実施例においては、試験装置には、個々の担体を識別
するための識別手段が設けられる。したがって、担体上の所定位置の試験結果が
、個々の担体に関連づけられるため、オプションとしての、担体の次の処理にお
いて、試験結果を考慮することができる。
【0008】 さらにもう一つの好適実施例においては、マニプレータには、マニプレータに
対して担体を位置決めするための位置決め手段が設けられる。位置決め手段を用
いれば、マニプレータは、オリジナルの基準点に対して担体上に配置することが
できる。
【0009】 試験データの処理のために、試験装置は、試験コンタクトに接続されるコンピ
ュ−タ・システムからなることが好ましい。実際は、このようなコンピュ−タ・
システムは、試験装置自体よりも数倍(例えば、4倍ほど)費用がかかる。本発
明による試験装置の、従来の技術のものと比較した生産性の向上によって、比較
的に高価なコンピュ−タ・システムの生産性も向上する。したがって、測定毎の
処理時間の減少によって、周辺機器を使用しなくても試験装置の最適な利用が可
能であるという利点がある。
【0010】 本発明は、また、請求項10に述べる、リード・フレーム等の担体上に取り付
けた電子部品を試験するための試験アセンブリを提供する。このような試験アセ
ンブリは、独立型のユニットとして作動させることができるが、製造ラインへ組
み入れることも可能である。さらに、必要に応じて、一つ以上の試験装置を試験
アセンブリ内に組み込んでもよい。
【0011】 さらに、本発明は、請求項11に述べる、リード・フレーム等の担体上に取り
付けた部品を試験するための方法を提供する。ステップC)において、試験コン
タクトに当接させることによって、担体を試験することができる。担体、そして
/あるいは担体上に取り付けた部品を、複数の位置において試験コンタクトに当
接させることによって、複数回試験することもできる。さらに、担体、そして/
あるいは担体上に取り付けた部品を、複数の試験コンタクトに当接させることに
よって、複数回試験することもできる。これは、同時に、あるいは連続的に行う
ことができる。輸送路から、複数の電子部品が取り付けられた担体全体を取り出
すことによって、本発明による装置に関して既に上記に述べたような利点が得ら
れる。比較的に単純な方法は、比較的に単純な装置で行うことができる。この方
法は、高温(100から200℃)において測定を行うことが可能である。また
、低温(−60から−20℃)でも測定は可能である。本発明による装置は、低
温及び高温条件において用いることができる。
【0012】 試験を行う状態に応じて、担体は、試験の前に輸送路から取り出して、試験後
に同じ輸送路へ、あるいは異なる輸送路へ置いてもよい。本方法の独立型用途で
は、例えば、単一の輸送路で十分であるが、本方法が、異なる位置において同時
に行われる場合は、多数の輸送路を設けることが好ましい。
【0013】 最後に、本発明は、また、請求項17に述べる、試験装置を較正するための方
法を提供する。この方法の好適実施例では、較正担体が、較正処理後に、その始
動位置に返される。「金リード・フレーム」と呼ぶ較正担体を利用することによ
って、較正過程を複雑な切り換えなしで行うことができる。較正担体が始動位置
に返っている場合、都合の良いときに必要なだけ較正処理を繰り返してもよい。
試験装置の寸法に応じて、マニプレータによって、あるいはベルトコンベヤーを
逆方向に移動させることによって、較正を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】 図1は、供給コンベヤ2を持つ試験装置1を示す。このコンベヤに沿って、試
験のためにリード・フレーム3が供給される。リード・フレーム3は、所定位置
に到達したときに、可動グリッパ7を備えたマニプレータ6に係合される。マニ
プレータ6は、フレーム8によって移動可能に吊られている。このフレーム8に
は、垂直リニアガイド9(Z軸)が設けられているため、マニプレータ6は垂直
方向に変位可能である。フレーム8には、さらに二つの水平リニアガイド10、
11が、互いに対して直角に配置されている。このため、マニプレータ6は、リ
ード・フレーム3のための供給コンベヤ2と、試験済みリード・フレーム5を排
出するための排出コンベヤ4との上方を少なくとも部分的に通る平面上を、水平
リニアガイド10、11によって移動可能である。
【0015】 マニプレータ6は、試験用リード・フレーム3を供給コンベヤ2から取り込ん
だ後、試験コンタクト12の上方へ移動される。試験コンタクト12には、試験
用リード・フレーム3に配置された割出孔25に係合する位置決めピン13が設
けられている。代案として、マニプレータ6に、試験コンタクト12内の凹部に
係合する位置決めピン13を設けることもできる。マニプレータ6は、試験コン
タクト12上に試験用リード・フレーム3を位置させた後、垂直リニアガイド9
によって下方へ移動される。このとき、位置決めピン13がリード・フレーム3
の割出孔に係合する。マニプレータ6が下方へ移動するとき、リード・フレーム
3、あるいはその上に取り付けた電子部品が、試験コンタクト12上に配置され
た導電ストップ14に接触する。その後、測定が行われる。このことは、図3を
参照して、より詳しく説明する。
【0016】 一回目の測定を行った後、マニプレータ6は、上方へ限られた距離だけ移動す
るため、リード・フレーム3は、位置決めピン13から位置決めして外れる。走
らせる試験プログラムに応じて、リード・フレーム3を、XあるいはY方向へ限
られた距離だけ変位させて、再び下方へ移動する。その後、リード・フレーム3
対して次の試験を行う。したがって、単一のリード・フレーム3に対して複数の
試験を行うことができる。通常、行う試験の数は、リード・フレーム3に配置す
る電子部品数に一致する。なぜなら、同じリード・フレーム3に対して連続的に
測定を行う場合、リード・フレーム3の相対変位は比較的に小さいため、試験毎
の処理時間も限られている。試験用の、同じリード・フレーム3に対して複数の
多様な試験を行うために、多様な形状の、複数の試験コンタクト12を同じ試験
装置1に配置することもできる。
【0017】 必要な全試験を行った後、マニプレータ6を排出コンベヤ4の上方へ位置させ
、グリッパ7を開いて、試験済みリード・フレーム5を置く。試験用リード・フ
レームの量と、行う試験の複雑さとに応じて、一つ以上の試験装置1を結合させ
てもよい。この複数の試験装置1の結合は、供給コンベヤ2と排出コンベヤ4と
を分離させれば、比較的簡単に実施できる。しかしながら、単に一つの結合供給
及び排出コンベヤを用いる場合も、複数の試験装置1を結合することは可能であ
る。しかし、この場合は、コンベヤ上の、どのリード・フレーム4が既に試験さ
れ、どのリード・フレーム3がまだ試験されていないかをモニターする制御シス
テムが必要である。
【0018】 本発明による試験装置1には、試験装置1の構成要素として、製品に依存する
ような部品が、ほとんど用いられていないという利点がある。試験装置1は、異
なるタイプの製品を処理するよう、比較的素早く変えることができる。試験装置
1の中で最も製品に依存する部品は、試験コンタクト12であるが、これは、例
えば、高速作動カプリングによって、素早く取り換えられるように具現すること
が可能である。
【0019】 図2は、試験装置15を示す。この装置には、図1に示す部品の他に、二つの
移送装置16及び17が、試験のために輸送トラック26からリード・フレーム
3を取り除いて、そして試験後に輸送トラック26上に試験済みリード・フレー
ム5を戻すように配置されている。リード・フレーム3は、上方にカメラ19が
配置されたインフィード・ステーション18へ移される。ここでリード・フレー
ム3の第一回目の目視点検が行われる。カメラ19は、また、コードを読む、リ
ード・フレームを標識する、そして、それを識別するための、データ・コード・
リーダとして設けられてもよい。この情報に基づいて、試験結果と、リード・フ
レーム3上の個々の部品とを関連づけるリンクを形成することが可能である。こ
の情報は、後に試験済み部品を選択するときに用いることができる。マニプレー
タ6がインフィード・ステーション18でリード・フレーム3に係合し、それを
試験コンタクト12へ移動する。そこで、上記のような試験が行われる。試験が
行われた後、試験済みリード・フレーム5は、マニプレータ6によって、アウト
フィード・ステーション20内に配置される。インフィード・ステーション18
に配置したカメラ19に加えて、インフィード・ステーション18及びアウトフ
ィード・ステーション20の近くに、他の試験装置を実装してもよい。
【0020】 試験装置15には、マニプレータ6を載せるためのフレーム27が設けられて
いる。このフレームは、図1に示すフレーム8ほど完全ではなく、単に二つの方
向、X及びZ軸にマニプレータ6を自由に動かせるものである。Y方向への自由
度として、図1の試験装置1に示すものは、移送装置16及び17があるため、
余分であり、フレーム27は比較的に単純でよい。
【0021】 移送装置16及び17があるため、マニプレータ6は、限られた距離だけリー
ド・フレーム3及び5を変位させればよい。したがって、試験装置15の能力が
増す。移送装置16及び17とマニプレータ6とによる操作は、平行に行われる
ため、試験装置15は、試験装置1よりも生産性において優れている。さらに、
インフィード及びアウトフィード・ステーション18及び20は、点検を増やす
ことを可能にする。
【0022】 図3は、試験システムと呼ばれるものを視覚化するためのコンピュータ22を
概略的に示す。これは、実用的に、比較的に複雑な試験ソフトウェアを持つメイ
ンフレームからなる。試験装置1及び15毎に個々の試験システム22が用いら
れる。試験システム22は、信号線23によって、試験コンタクト12の導電ス
トップ14に接続されている。概略的に示すが、係合するリード・フレーム3を
識別するために、マニプレータ6内には、センサ24が含まれている。このため
、リード・フレーム3の試験結果を、リード・フレーム3の識別情報に関連づけ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置を示す概略的な斜視図である。
【図2】 図1に示す装置の変形型の概略的な斜視図である。
【図3】 図1及び2に示す装置の、コンピュータへ結合させた一部を示す概要図である
【手続補正2】
【補正対象書類名】
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【要約】 本発明は、リード・フレーム等の担体上に取り付けた電子部品を試験するため
の試験装置に関する。この装置は、試験用担体を供給する輸送路と、供給された
担体に係合して、それを移動させるマニプレータと、マニプレータによって、担
体を、そして/あるいは担体上に取り付けた少なくとも一つの部品を当接させる
試験コンタクトと、試験済み担体を排出するための輸送路とから構成される。本
発明は、また、少なくとも一つの上記試験装置を含む試験アセンブリに関する。
本発明は、さらに、担体上に取り付けた電子部品を試験するための方法、そして
試験装置を較正するための方法を提供する。 現地からの手続依頼から翻訳文提出期限までの時間的不足により、十分な対応
ができなかったため誤訳が生じた。今回、全般的な見直しを行い、正しい翻訳文
を作成し直したので、これを提出したい。
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月24日(2000.10.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子部品を試験するための装置、アセンブリ及び方法と、試験
装置の較正方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、請求項1に記載の前置きに従って、電子部品を試験するための試験
装置に関する。本発明は、また、少なくとも一つの、そのような装置を含む試験
アセンブリに関する。さらに、本発明は、リード・フレーム等の担体上に取り付
けた電子部品を試験するための方法と、試験装置を較正するための方法とを提供
する。
【0002】
【従来の技術および課題】 従来の技術によれば、電子部品、特に半導体の試験は、通常、複数の電子部品
を担体上に配置した後に行う。担体は、その後、各部品が入れられるセグメント
に小分割される。電子部品が取り付けられた個別の担体セグメントは、試験のた
め、例えば、測定を行う試験コンタクトに対して個々に配置される。米国特許第
5151650号には、ボート内の複数のパッケージ型半導体素子を試験ヘッド
へ移送する半導体素子ハンドラが開示されている。この装置では、半導体を載せ
たボートが、入力ステージング・セクションから試験セクションへ移送される。
試験セクションにおいて、このボートは、試験ヘッドの複数の試験ポケットに半
導体が接触するように、入力ステージング・セクションに連結可能なボート把握
器と共に持ち上げられる。半導体素子の試験後、ボート把握器は、出力ステージ
ング・セクションに連結する位置へ下げられる。
【0003】 本発明の目的は、比較的に高速で、より柔軟に、そして正確に試験を行う、電
子部品を試験するための改良型の試験装置及び方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この目的のために本発明は、請求項1による試験装置を提供する。好適実施例
では、担体を供給するための輸送路は、担体を排出するための輸送路に連結する
。もう一つの好適実施例では、担体を供給するための輸送路は、担体を排出する
ための輸送路の少なくとも一部に、少なくとも部分的に平行である。この試験装
置を用いれば、試験中に輸送路が操作可能なため、複数の電子部品が取り付けら
れた担体を、連続的な輸送路から試験のために取り出すことができる。したがっ
て、異なる数の試験装置を、一つ以上の輸送路と協調させることが可能になる。
また、本発明による試験装置は、輸送路から離れた担体の取り扱いも非常に柔軟
であるため、担体に対する種々の試験操作が可能である。係合させた担体、そし
て/あるいは、それに取り付けた電子部品は、一つ以上の試験コンタクトに一度
あるいは複数回、異なる位置で接触させることができる。本発明による装置の有
意義な利点は、電子部品の試験に必要な時間が、かなり減少することである。ま
た、電子部品が担体上に取り付けらるので、より少ない個別の対象物を試験装置
内へ搬入することもできる。
【0005】 本発明による試験装置のもう一つの利点は、担体上に電子部品の方向が固定さ
れるため、コンタクトに対する部品の位置決め精度が増し、接触が良好で、より
均一になることである。担体は、結局のところ、以前に操作を行うときに基準と
した(割出孔とも呼ぶ)元来の基準点を含む。試験装置に対して電子部品が分散
される場合、例えば、成型ハウジング等の基準点を位置決めしなければならない
。担体上の元来の基準点を使用することで、試験のための対象物をより正確に位
置決めすることが可能になる。このようにして、測定精度を増加させることがで
きるため、製品が不必要に拒絶されることは、ほとんどなくなる。本発明による
試験装置のさらにもう一つの利点は、生産工程の比較的に早い段階での試験を可
能にするため、早い段階でエラーが検出され、さらに行程を進めると費用がかさ
む場合のフィードバックが比較的に早く得られる。試験用担体を供給路から取り
出し、そして試験済みの担体を排出路へ置くため、製造ラインを流れる担体を試
験するのに、互いに平行に複数の試験装置を配置させることができる。したがっ
て、試験装置の能力が、生産工程のネックとなることがない。担体の供給及び排
出にあたり、単一の輸送路を採ることができる。この場合、どの担体が試験され
、そしてどれがされてないか記録することが好ましい。しかし、担体の供給及び
排出のために、異なる輸送路を用いることも可能である。後者の場合、排出路に
存在すれば、その担体は既に試験されたことを意味するので、どの担体が試験さ
れたかをモニターする必要性は低い。しかしながら、どちらの構成においても、
互いに平行に複数の試験装置を配置することが可能である。
【0006】 英国特許出願GB2285139には、リード・フレームに取り付けた複数の
電子素子を試験するための方法が開示されている。電子素子は、試験の前に相互
から分離され、分離後、試験固定具に接触するように試験固定具の下の試験サイ
トに配置される。
【0007】 米国特許第5686834号には、IC素子を試験するために複数のIC素子
を載せた担体を運ぶ処理システムが開示されている。少なくとも一つの試験ユニ
ットが、容器から担体へIC素子を移すためのローダあるいはアンローダに結合
されて、担体移送ユニットが、ローダ・アンローダユニットから対応する試験ユ
ニットへ担体を移すために試験ユニットに結合されている。
【0008】 国際特許出願WO92/04989には、試験用テスターに電子素子を自動的
に配置する電子素子試験ハンドラが開示されている。各々が電子素子のセットを
運ぶ複数の担体が、閉ループで周期的に運ばれ、電子素子は各担体から外されて
試験される。
【0009】
【発明の実施の形態】 好適実施例では、少なくとも一つの輸送路が二つの方向への輸送に適合してい
る。これによって、特に、配置に関する試験装置の柔軟性がさらに増す。
【0010】 マニプレータには、マニプレータを平面的に変位させるための、二つのほぼ相
互に直角なリニアガイドが設けられることが好ましい。マニプレータには、さら
に、これらの二つのリニアガイドにほぼ直角な、第三のリニアガイドを設けても
よい。このようなマニプレータは、試験コンタクトに対して担体を正確に位置決
めすることが可能である。また、このようなマニプレータを用いれば、例えば、
担体上の異なる位置において、担体と試験コンタクトとを複数回相互に接触させ
ることができると共に、試験コンタクトに対して担体を正確に位置決めすること
が可能である。既に説明した上記の利点は、同じ担体に対して2回の測定を行う
場合、移送に必要な時間が短いということである。さらに、リニアガイドを持つ
マニプレータのもう一つの利点は、製造コストが比較的に安価で、またメンテナ
ンスが容易であるということである。
【0011】 さらに、もう一つの好適実施例においては、試験装置には、個々の担体を識別
するための識別手段が設けられる。したがって、担体上の所定位置の試験結果が
、個々の担体に関連づけられるため、オプションとしての、担体の次の処理にお
いて、試験結果を考慮することができる。
【0012】 さらにもう一つの好適実施例においては、マニプレータには、マニプレータに
対して担体を位置決めするための位置決め手段が設けられる。位置決め手段を用
いれば、マニプレータは、オリジナルの基準点に対して担体上に配置することが
できる。
【0013】 試験データの処理のために、試験装置は、試験コンタクトに接続されるコンピ
ュ−タ・システムからなることが好ましい。実際は、このようなコンピュ−タ・
システムは、試験装置自体よりも数倍(例えば、4倍ほど)費用がかかる。本発
明による試験装置の、従来の技術のものと比較した生産性の向上によって、比較
的に高価なコンピュ−タ・システムの生産性も向上する。したがって、測定毎の
処理時間の減少によって、周辺機器を使用しなくても試験装置の最適な利用が可
能であるという利点がある。
【0014】 本発明は、また、請求項10に述べる、リード・フレーム等の担体上に取り付
けた電子部品を試験するための試験アセンブリを提供する。このような試験アセ
ンブリは、独立型のユニットとして作動させることができるが、製造ラインへ組
み入れることも可能である。さらに、必要に応じて、一つ以上の試験装置を試験
アセンブリ内に組み込んでもよい。
【0015】 さらに、本発明は、請求項9に述べる、リード・フレーム等の担体上に取り付
けた部品を試験するための方法を提供する。ステップC)において、試験コンタ
クトに当接させることによって、担体を試験することができる。担体、そして/
あるいは担体上に取り付けた部品を、複数の位置において試験コンタクトに当接
させることによって、複数回試験することもできる。さらに、担体、そして/あ
るいは担体上に取り付けた部品を、複数の試験コンタクトに当接させることによ
って、複数回試験することもできる。これは、同時に、あるいは連続的に行うこ
とができる。輸送路から、複数の電子部品が取り付けられた担体全体を取り出す
ことによって、本発明による装置に関して既に上記に述べたような利点が得られ
る。比較的に単純な方法は、比較的に単純な装置で行うことができる。この方法
は、高温(100から200℃)において測定を行うことが可能である。また、
低温(−60から−20℃)でも測定は可能である。本発明による装置は、低温
及び高温条件において用いることができる。
【0016】 試験を行う状態に応じて、担体は、試験の前に輸送路から取り出して、試験後
に同じ輸送路へ、あるいは異なる輸送路へ置いてもよい。本方法の独立型用途で
は、例えば、単一の輸送路で十分であるが、本方法が、異なる位置において同時
に行われる場合は、多数の輸送路を設けることが好ましい。
【0017】
【実施例】 図1は、供給コンベヤ2を持つ試験装置1を示す。このコンベヤに沿って、試験
のためにリード・フレーム3が供給される。リード・フレーム3は、所定位置に
到達したときに、可動グリッパ7を備えたマニプレータ6に係合される。マニプ
レータ6は、フレーム8によって移動可能に吊られている。このフレーム8には
、垂直リニアガイド9(Z軸)が設けられているため、マニプレータ6は垂直方
向に変位可能である。フレーム8には、さらに二つの水平リニアガイド10、1
1が、互いに対して直角に配置されている。このため、マニプレータ6は、リー
ド・フレーム3のための供給コンベヤ2と、試験済みリード・フレーム5を排出
するための排出コンベヤ4との上方を少なくとも部分的に通る平面上を、水平リ
ニアガイド10、11によって移動可能である。
【0018】 マニプレータ6は、試験用リード・フレーム3を供給コンベヤ2から取り込ん
だ後、試験コンタクト12の上方へ移動される。試験コンタクト12には、試験
用リード・フレーム3に配置された割出孔25に係合する位置決めピン13が設
けられている。代案として、マニプレータ6に、試験コンタクト12内の凹部に
係合する位置決めピン13を設けることもできる。マニプレータ6は、試験コン
タクト12上に試験用リード・フレーム3を位置させた後、垂直リニアガイド9
によって下方へ移動される。このとき、位置決めピン13がリード・フレーム3
の割出孔に係合する。マニプレータ6が下方へ移動するとき、リード・フレーム
3、あるいはその上に取り付けた電子部品が、試験コンタクト12上に配置され
た導電ストップ14に接触する。その後、測定が行われる。このことは、図3を
参照して、より詳しく説明する。
【0019】 一回目の測定を行った後、マニプレータ6は、上方へ限られた距離だけ移動す
るため、リード・フレーム3は、位置決めピン13から位置決めして外れる。走
らせる試験プログラムに応じて、リード・フレーム3を、XあるいはY方向へ限
られた距離だけ変位させて、再び下方へ移動する。その後、リード・フレーム3
対して次の試験を行う。したがって、単一のリード・フレーム3に対して複数の
試験を行うことができる。通常、行う試験の数は、リード・フレーム3に配置す
る電子部品数に一致する。なぜなら、同じリード・フレーム3に対して連続的に
測定を行う場合、リード・フレーム3の相対変位は比較的に小さいため、試験毎
の処理時間も限られている。試験用の、同じリード・フレーム3に対して複数の
多様な試験を行うために、多様な形状の、複数の試験コンタクト12を同じ試験
装置1に配置することもできる。
【0020】 必要な全試験を行った後、マニプレータ6を排出コンベヤ4の上方へ位置させ
、グリッパ7を開いて、試験済みリード・フレーム5を置く。試験用リード・フ
レームの量と、行う試験の複雑さとに応じて、一つ以上の試験装置1を結合させ
てもよい。この複数の試験装置1の結合は、供給コンベヤ2と排出コンベヤ4と
を分離させれば、比較的簡単に実施できる。しかしながら、単に一つの結合供給
及び排出コンベヤを用いる場合も、複数の試験装置1を結合することは可能であ
る。しかし、この場合は、コンベヤ上の、どのリード・フレーム4が既に試験さ
れ、どのリード・フレーム3がまだ試験されていないかをモニターする制御シス
テムが必要である。
【0021】 本発明による試験装置1には、試験装置1の構成要素として、製品に依存する
ような部品が、ほとんど用いられていないという利点がある。試験装置1は、異
なるタイプの製品を処理するよう、比較的素早く変えることができる。試験装置
1の中で最も製品に依存する部品は、試験コンタクト12であるが、これは、例
えば、高速作動カプリングによって、素早く取り換えられるように具現すること
が可能である。
【0022】 図2は、試験装置15を示す。この装置には、図1に示す部品の他に、二つの
移送装置16及び17が、試験のために輸送トラック26からリード・フレーム
3を取り除いて、そして試験後に輸送トラック26上に試験済みリード・フレー
ム5を戻すように配置されている。リード・フレーム3は、上方にカメラ19が
配置されたインフィード・ステーション18へ移される。ここでリード・フレー
ム3の第一回目の目視点検が行われる。カメラ19は、また、コードを読む、リ
ード・フレームを標識する、そして、それを識別するための、データ・コード・
リーダとして設けられてもよい。この情報に基づいて、試験結果と、リード・フ
レーム3上の個々の部品とを関連づけるリンクを形成することが可能である。こ
の情報は、後に試験済み部品を選択するときに用いることができる。マニプレー
タ6がインフィード・ステーション18でリード・フレーム3に係合し、それを
試験コンタクト12へ移動する。そこで、上記のような試験が行われる。試験が
行われた後、試験済みリード・フレーム5は、マニプレータ6によって、アウト
フィード・ステーション20内に配置される。インフィード・ステーション18
に配置したカメラ19に加えて、インフィード・ステーション18及びアウトフ
ィード・ステーション20の近くに、他の試験装置を実装してもよい。
【0023】 試験装置15には、マニプレータ6を載せるためのフレーム27が設けられて
いる。このフレームは、図1に示すフレーム8ほど完全ではなく、単に二つの方
向、X及びZ軸にマニプレータ6を自由に動かせるものである。Y方向への自由
度として、図1の試験装置1に示すものは、移送装置16及び17があるため、
余分であり、フレーム27は比較的に単純でよい。
【0024】 移送装置16及び17があるため、マニプレータ6は、限られた距離だけリー
ド・フレーム3及び5を変位させればよい。したがって、試験装置15の能力が
増す。移送装置16及び17とマニプレータ6とによる操作は、平行に行われる
ため、試験装置15は、試験装置1よりも生産性において優れている。さらに、
インフィード及びアウトフィード・ステーション18及び20は、点検を増やす
ことを可能にする。
【0025】 図3は、試験システムと呼ばれるものを視覚化するためのコンピュータ22を
概略的に示す。これは、実用的に、比較的に複雑な試験ソフトウェアを持つメイ
ンフレームからなる。試験装置1及び15毎に個々の試験システム22が用いら
れる。試験システム22は、信号線23によって、試験コンタクト12の導電ス
トップ14に接続されている。概略的に示すが、係合するリード・フレーム3を
識別するために、マニプレータ6内には、センサ24が含まれている。このため
、リード・フレーム3の試験結果を、リード・フレーム3の識別情報に関連づけ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置を示す概略的な斜視図である。
【図2】 図1に示す装置の変形型の概略的な斜視図である。
【図3】 図1及び2に示す装置の、コンピュータへ結合させた一部を示す概要図である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームのようなキャリア上に取り付けられた電子コ
    ンポーネントをテストする装置であって、 テスト用キャリアを供給する搬送路と、 供給されたキャリアを把持したり離したりするマニピュレータと、 キャリアおよび/もしくはこのキャリア上に搭載された少なくとも一つの電子
    コンポーネントが前記マニピュレータにより接触状態に置かれるテストコンタク
    トと、 テストされたキャリアを排出する搬送路と からなることを特徴とするテスト装置。
  2. 【請求項2】 前記テスト用キャリアを供給する搬送路と、前記テストされ
    たキャリアを排出する搬送路とが繋がっていることを特徴とする請求項1に記載
    のテスト装置。
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