JP2002505232A - 車体への粘着性保護フィルムの貼着方法及び装置 - Google Patents

車体への粘着性保護フィルムの貼着方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 下記の段階を含む、自動的に、連続して粘着性保護フィルムを車両の車体の表面に貼着する方法並びにこの方法を実施するのに適した装置。− 準備ステーションにおいて、少なくとも一つの保持要素によって、供給ロールから、引き出されるフィルム片を、皺なく張った準備状態で、準備する段階、− 前記フィルム片を、貼着ロボットにより誘導される少なくとも一つの保持要素によって保持し、所望の長さに引き出し、切断し、皺なく張った状態を維持し、相対する縁で保持して、貼着ステーションに移送し、そのとき、前記フィルム片を引き出すことによって後続する次のフィルム片を準備ステーションの少なくとも一つの保持要素で保持して、前記フィルム片を前記準備状態から貼着ステーションに移す段階、及び− フィルム片を、少なくとも一つの貼着ロボットにより位置正しく車体の一部をなす表面上に下げ、皺と気泡のない状態で前記表面に押しつけることにより、貼着ステーションに移されたフィルム片を貼着する段階、を含む車体の表面部分に粘着性保護フィルムの貼着方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、自動車を、特にその輸送時に、保護するために粘着性保護フィルム
を車体に貼着するための方法及び装置に関する。
【0002】 多くの自動車製造の連続生産時に、自動車は、自動車が傷つかないように、特
に塗装が輸送及び気候の影響によって損なわれないように、発送のために準備を
しなければならない。鉄道による旅行又は船舶による輸送が顧客への輸送のため
に必要なとき、自動車は、ワックス保護層によって覆い、顧客に引き渡す前にワ
ックス保護層を再び除かなければならない。保護ワックスを残すことなく除くこ
とは、従業員にとって重労働であるのみならず、このとき使用される溶剤のため
に人間及び環境に負担をかける。それ故、粘着性フィルムを使用して車体を保護
することに移行した。しかし、本質的には、天候及び堆積物の危険に曝される車
体の、水平な表面部分のみがそのように保護されるだけであった。このタイプの
保護は非常に有効であるのみならず比較的高価であるので、このタイプの保護は
、輸送中の保護として使用されるだけでなく自動車の組立て中の保護にも使用さ
れてきた。そのために、自動車の最終の組立ての前に、即ち車体に塗装直後に付
けられた。
【0003】 保護フィルムは、ある一定の貯蔵時間の後、皺又は気泡の下に微気候が生じ、
この微気候が、塗料のタイプ及び色により、場合により、可視可能な痕跡をもた
らすので、極力皺と気泡のないように貼着しなければならない。保護フィルムを
念入りに付けるために、フィルムブランクを先に4人の人が保持して、自動車の
上に持ってきて、車体の対象となる表面部分の上に配置、調整しなければならな
い。会社の高度の出費にも関わらず、保護フィルムの貼着中の皺又は気泡を避け
ることは常に可能ではなかった。続く、隣接して部品取付け部分の領域の切断削
除を行うときも、しばしば塗装が損傷した状態になり、その結果費用のかかる後
加工が必要になる。従来の手作業による保護フィルムの貼着の手順は次の通りで
ある。先ず、表面部分に寸法に関して整合している保護フィルムの方形片が少な
くとも2人の人間によって供給ロールから引き出され、切断され、そのとき4人
の人間が前記方形フィルム片を持ち上げなければならない。この保護フィルム片
は4人の人間によって、彼らの手作業により、貼着面を下にしてのばされ、粘着
面を正しく位置するように位置的に正しく対象となる表面部分の上に水平位置で
下げられ、多少の差はあれ、ともかく皺及び気泡のないように配置され、次いで
柔らかい滑動可能なもので、例えば剛直なフェルト片でブラッシングすることに
よって押し付けられる。フェンダー又はドア等の隣設する車体部分に対する、張
って覆われた隙間の領域においては、保護フィルムをナイフを使って手で切断し
、切断した縁が手で押しつけられる。ルーフ飾り棒状部、スライディングルーフ
カバー、ラジエータマスコット、ウインドーウォッシャノズル、アンテナ、窓枠
等の取付け部分の領域の保護フィルムを、正確に切断削除し、組立てに都合のよ
いように穴をあけることができるように、手でフィルムを貼着するときには、先
ず平らな帯状のひな型が、車体上に位置合わせして載置され、次いで貼着すべき
保護フィルムで同様に覆われ、その結果切断分離すべき領域にフィルムは、車体
表面に対してより小さな間隔で保持されるばかりか、カッタ用切断及び案内縁が
形成され、この縁に沿ってフィルムは輪郭に合わせて分離される。塗装された車
体表面に近接して鋭い刃先のカッタによる作業を行うことは、慌ただしく、継続
的な練習をしているにも関わらず、度重なる塗装の損傷と高価な後加工をもたら
す。
【0004】 この技術の水準は、少なくとも出願人の製造経験に相当する。環境保護の理由
で米国は自動車の発送に保護ワックス塗布をもはや許可していないので、他の自
動車製造業者もおおよそ発送中の自動車用への同様のフィルム保護システムに移
行している。しかし、このフィルム保護システムについての刊行物を出願人は知
らない。
【0005】 1996年10月17日のドイツ特許出願19642831.9に出願人は乗
用車の車体に保護フィルムを貼着する方法及び装置について説明している。そこ
においては、フィルムの車体への貼着を自動化するために、保護フィルムの予定
の大きさの方形片がロボット誘導型張り枠を使用して非貼着面が把持され、供給
ロールから引き出され、切断される。フィルムブランクを車体に取り付ける前に
、自由に張られた状態で引き裂き線が、一定の輪郭線に沿って機械的に導かれる
熱せられた歯付き円板によって取付け部品の領域に接着しないフィルム側から穿
孔される。次いで先ずこのように準備された、皺なく張り枠に張られた保護フィ
ルムがハンドリングロボットにより付属する表面の上に位置合わせして下げられ
、気泡のないように載置される。次いでブラッシング帯によりフィルムが押し付
けられる。張り枠は、保護フィルムを極力気泡及び皺がない取付け状態にフィル
ムを取り付けるとき、及び取り付けた後、一定の作業空間を必要とし、且つ一定
の旋回運動を行うので、この張り枠は新しく塗装した組立て前の車体にフィルム
を貼着することに利用することに適用されるだけである。組立て完了した車体に
フィルムを貼着するために前記の張り枠を利用することは、例えばウィンドウガ
ラス、外部ミラー、アンテナ、ラジエータマスコット等の色々な取付け部品のた
め、必要とされる作業空間が制限されるので、極度に制限された範囲でのみ可能
であるだけである。更に前記張り枠による、組立て前の車体へのフィルム貼着は
、手作業の過程を伴い、この過程で突き出ているミシン目のあるフィルム部分を
取り除かなければならない。しかし、完成した自動車の場合においても、フィル
ムを載置する時、突出部は取付け部品に接着されてしまい、あるいはフィルムの
張力による制限のため、全てに載置することが取付け部分によって妨げられてし
まうので、比較的大きなフィルム片を相応の車体領域上に載置し、次いで突出す
るフィルムをミシン目に沿って引き裂くことはたいていの場合不可能である。そ
れ故必要な場合、先ずより小さく突き出し部分のないフィルム片が車体の上に載
置される。次いでまだ接着されていない自由領域がフィルムストリップで止めら
れる。
【0006】 上記のことから発して、本発明は、課題を、利用者に対してより高い程度のフ
レキシビリティを提供する、自動車の車体に保護フィルムを貼着する方法及び装
置に置く。特に本発明の目的は、場所に依存することなく組立て前の車体にフィ
ルムを貼着するためのみならず既に組立て済みの自動車にフィルムを貼着するた
めに使用可能である方法及び装置を提案することである。
【0007】 前記の課題を解決するために請求項1に記載の特徴を有する方法及び請求項1
1の特徴を有する装置が提案される。
【0008】 本発明によれば、貼着すべきフィルムは少なくとも一つの供給ロール形態でフ
ィルム準備装置により準備される。このために、該フィルムは2つの保持要素、
特に吸引帯の間に、フィルムが張られた状態で保持される。これらの張られたフ
ィルム片の内側で穿孔具によってフィルムに輪郭線がミシン目状に穿孔され、こ
の輪郭線に沿って相応のフィルム部分を再び取り去ることができる。これは、完
成した自動車の場合にも、例えば輸送中全機能が保証されるように例えばウオッ
シャノズルを露出させるために必要である。
【0009】 穿孔具は、好ましくは、加熱される歯付き円板を有し、この円板は浮動状態で
つりさげられている。そのようにする代わりに加熱されたのみによって或いはレ
ーザによって実施することができる。
【0010】 この穿孔具は、種々の構成要素によって誘導される。例えばSCARAロボッ
ト6軸屈曲アーム、X−Y移動ユニットによっても行われる。
【0011】 本発明によりフィルム準備ステーションにおいて、貼着されるべきフィルムは
、少なくとも一つの工業用ロボットにより、少なくとも一つの保持要素、特に吸
引帯を使って、予め定められた長さで供給ロールから引き出され、張られた状態
で待機位置に保持される。このように張られ、保持されたフィルム片は、引き出
されたフィルム片の後方端部において、少なくとも一つの別の、少なくとも一つ
の保持要素、特に吸引帯を有する工業用ロボットにより、担持される。次いで張
られたフィルム片は、自動車の車体の上に載置される。
【0012】 フィルムの載置後に、同ステーションまたは別のステーションにおいて少なく
とも一つのテープ止め具を有する少なくとも一つの工業用ロボットを使ってフィ
ルムストリップの形態のフィルムが、前に貼着された方形のフィルム部分によっ
てまだ覆われていない、まだ自由な車体部分に貼着される。更にこのステーショ
ンにおいて、貼着されたフィルムの風に曝される縁を保護接着テープを使って止
めることが行われる。それに次いでフィルムにより覆われた車体の継ぎ目及び溝
が切断削除される。
【0013】 本発明により、互いに平行に配置されたフィルム端部を把持する保持要素、好
ましくは吸引帯を有する2つの保持要素で貼着すべきフィルムを移送することに
よって、組立て完成した自動車上に自動的にフィルムを貼着することが可能とさ
れる。例えば完成した自動車において風防ガラスが占有する領域において、張り
枠の作業空間又は旋回空間において移動させなければならないような、全フィル
ム片を包囲する、剛直な張り枠がもはや設ける必要がなくなる。2つの吸引帯を
使って貼着すべきフィルム部分を取り扱うために、吸引帯をそれにより保持され
るフィルムと共にフィルムが貼着されるべき車両部分の上を移動させることがで
き、一様に下げることによってフィルムを前記車体部分の上に貼着させることが
できる。その場合、吸引帯は、車体の上フィルムが下げられるとき、車両部分を
通り過ぎて車両部分の近くに誘導され、一方フィルムの他の2つの縁は露出する
ように誘導される。
【0014】 ロボットにより誘導される穿孔具、ロボットにより誘導されるフィルム用の保
持要素及びロボットにより誘導されるテープ止め具の作業空間を拡大するために
、工業用ロボットは好ましくは軸線上に配置される。このため、好ましい実施態
様において複数のステーションにわたって延びる軸線が自動車のサイド毎に設け
られている。全てのロボットは、軸線上でそのときどきに固有の移動キャリッジ
上の相応する側に着座している。これによって、サイクルタイムの最適化のため
に作業を、一つのステーションに集中させたり、複数のステーションに分配させ
ることができる。
【0015】 本発明を実施例に基づいて図面に概略示し、以下に図面を参照して詳細に説明
する。
【0016】 図1は、自動車に保護フィルムを自動的に連続して被覆するための貼着ライン
10の平面図を示す。図1に示す貼着ライン10は、例えば流れ作業で貼着ライ
ン10に沿って搬送される自動車Pの車体に保護フィルムを本発明に従って貼着
することを示す。本発明の方法は、全ての種類の自動車、特に配送車、トラック
等に利用可能である。更に、本発明による保護フィルムの貼着は、既に組立て完
了した車体に限定されず、製造ラインに入れることも出来、例えば塗装された組
立て前の車体に利用することができる。
【0017】 貼着ライン10は、第1のステーションIを含み、この第1のステーションに おいては自動車Pが、貼着ステーション10の搬送システムF(図1には詳細に
図示しない)に入れられる。これは、本質的に、洗車装置に乗用車を入れること
と同様である。
【0018】 第1のステーションの後に配置された、貼着すべき保護フィルムの準備ステー
ションIIは、少なくとも一つの保護フィルム用供給ロールV1を含み、保護フィ
ルムは適当な保持装置によって皺なく張った状態で準備される。ステーションI
Iは更に図示のように第1の工業用ロボットIR1を含み、この工業用ロボット
は穿孔具を備え、張られた状態で準備された保護フィルムにミシン目状に穿孔を
入れる役目をする。ステーションIIは以下に図2乃至図4を参照して詳細に説明
する。
【0019】 更に別の、自動車Pを保護フィルムで被覆するためのステーションIIIに全部 で4個の工業用ロボットIR2乃至IR5が設けられている。これらの工業用ロ
ボットIR2乃至IR5はそのときどきに移動可能に対をなして対向してライン
軸線L1乃至L2上に配置されている。工業用ロボットの第1の対IR2、IR
3は、貼着ロボットとして使われ、そのときどきに吸引帯S2乃至S3を自由に
使うことができ、これらの吸引帯を使ってステーションIIで準備したフィルムは
、貼着ロボットIR2、IR3を取り扱うことによってライン軸線L1、L2に
沿って移送され、乗用車Pの被覆されるべき領域の上に向けられ、載置される。
貼着ロボットIR2及びIR3の吸引帯にドクターブレードが装備されており、
このドクターブレードは引っ込ませたり、引き出すことができる。それ故、ドク
ターブレードを使ってフィルムを載置した後フィルムを車体に対して修正するこ
とができる。工業用ロボットIR4、IR5は、自動車Pを大面積のフィルム片
で被覆すること加えて、フィルムストリップで被覆されていない車体部分を止め
、風にさらされるフィルムの縁を保護テープで止めることが行われる。付加的に
、有利にテープ止め具に切断工具があり、この切断工具によって継ぎ目及びスリ
ット並びにエンジンフードの溝が切断される。ステーションIIIの構造及び機能 シーケンスを次に図5乃至14を参照して詳細に説明する。
【0020】 ステーションIIIに残りの手作業を行うためのステーションIVa及びIVbがつ ながっている。ステーションIVaは、屋根の上の手作業を容易にするようにその
ときどきに乗用車Pの左右に配置される台座12を含む。乗用車Pのエンジンフ
ード及びブートリッドの手作業はステーションIVbの台座のない位置で行われる
【0021】 後者のステーションにおいて貼着ライン10は、乗用車Pが貼着ラインの搬送
ラインFの外へ送り出される出口ステーションVにつながっている。
【0022】 図2は、貼着ライン10のステーションIIにある自動車Pの正面図を示す。自
動車Pは、次に図15乃至18を参照して詳細に説明する搬送システムF上にそ
の車輪20をおいている。
【0023】 図2の図面に自動車Pの左横に段状に形成された線型軸L1上に工業用ロボッ
トIR1が配置されている。工業用ロボットIR1は線型軸L1に沿って移動可
能であるが、しかし必ずしも移動可能である必要はない。
【0024】 自動車Pの上部に、3つの互いに重なって配置された供給ロールV1乃至V3
が配置されており、フィルムが前記供給ロールから引き出され、ステーションII
において準備される(図3及び4参照)。
【0025】 工業用ロボットIR1には穿孔具22が設けられており、この穿孔具によって
供給ロールV1乃至V3から引き出された保護フィルムに穿孔し、準備する。フ
ィルムの穿孔はステーションIIにおいて既に行われている。つまり貼着ロボット
IR2及びIR3によって前記引き出されたフィルムを移送する前に行われる。
結果的に、次に被覆されるべき自動車Pのフィルムへの穿孔は、貼着ロボットI
R2、IR3が乗用車Pの目下被覆されるべき部分の上にフィルムをおいている
ときに行われる。貼着ロボットIR2、IR3によるフィルムの移送中に同時に
対応する供給ロールから別のフィルムが引き出され、フィルム準備ステーション
IIの両吸引帯S0、S1の間に広げられる。次にこの機能シーケンスを図6を参
照して詳細に説明する。穿孔は、適当な工具によって、例えば加熱された歯車、
加熱されたのみ、又はレーザによって、行うことができる。このような穿孔具は
ドイツ特許出願19718204.6に本出願人が記載している。穿孔具の誘導
は、一つ又は複数のロボット、例えばSCARAロボット、6軸屈曲アーム等の
ロボット型によって行われる。穿孔具は、曲線の周りの移動、及びそれ故曲がっ
た輪郭の穿孔をロボットハンドの軸の誘導/回転によって行うことができるよう
に形成することができる(前記ドイツ特許出願19718204.6参照)。こ
の発明の構成において、穿孔具は、ロボットにより圧倒的に直線的に一つ又は複
数の面内で誘導される。曲線移動及び湾曲した輪郭の穿孔は、穿孔具自身におい
て付加的に制御される回転軸によって行われる。その場合、穿孔具又は附加的な
回転軸は、直接に又は一種の延長アームを介して装着されている。代わりに、一
つ又は複数の面における穿孔具の誘導は一つ又は複数のx−y移動ユニットによ
っても行われる。曲線移動、それ故湾曲した輪郭の穿孔は穿孔具自身における付
加的に制御される回転軸によっても同様に行われる。
【0026】 保護フィルムの穿孔がフィルムの移送及び供給ロールからの切断後に初めて行
われることも勿論可能である。この場合、保護フィルムは、穿孔中貼着ロボット
IR2、IR3による穿孔中吸引帯S2、S3によって保持される。
【0027】 図3は、ステーションIIにおけるフィルムの準備を詳細に図解して示す。この
ために予定の長さのフィルムが供給ロールV1から引き出され、両吸引帯S0及
びS1の間に皺なく張られている。両吸引帯S0及びS1は、出願人が前記出願
に記載した櫛状帯に対して、本質的に方形断面を有する。各吸引帯S0、S1に
割り当てられた把持要素による把持を容易にするように、その長手方向端部にだ
け空白部30が設けられている。
【0028】 吸引帯S0、S1の間に張られたフィルムSFの場合、その場合に応じて、割
り当てられた把持要素G0、G1が嵌められ、引き出されたフィルムSFを広げ
た状態で堅固に保持する。この手段は一方において、吸引帯S0、S1の吸引能
力が低下する場合安全装置として役に立ち、他方において、引き出されたフィル
ムSFを貼着ロボットIR2、IR3に引き渡すことが容易になる。特に、把持
要素G0、G1の利用は、何ら櫛状吸引帯を利用する必要はないことを意味する
【0029】 更に、ダンシングロール32は供給ロールから制御された一定の長さのフィル
ムの引出しのために設けられており、このダンシングロール32によって引出し
線がフィルムに対して規定されている。更に引き出されるフィルム長さを測定す
るための供給ロールV1に作用する測定ホイールが設けられている。引き出され
たフィルム長さの全長が予定の最大値に達すると、測定ホイールからは供給ロー
ルの交換をしなければならないことを示す信号が発せられる。この交換は手動に
より並びに自動化して行うことができる。
【0030】 一作業シフトの必要量に対してのフィルムの供給には、十分な供給ロールを利
用することが好ましい。それによって、シフトごとに一回だけ供給ロールを交換
するだけでよいことが保証される。
【0031】 フィルムを両吸引帯S0、S1の間に最初に張り広げることは手動により又は
部分的に機械化して行われる。フィルムの始めは手動によりロールにより引き出
され、次いでフィルムは、前方の吸引帯S1まで引き出され、両吸引帯S0、S
1によって吸引される。手動でフィルムを前方へ引っ張るために作業員又は相応
の補助装置が必要である。この代わりに手動で予め装備した全自動フィルムロー
ル交換装置も使用することができる。
【0032】 図2を参照して既に述べたようにフィルム準備ステーションIIに複数のフィル
ム供給ロールを特に重なり合って又は場合によっては並列して配置することがで
き、相応に引き出されたフィルム部分を重ね合わせて又は並列させて準備するこ
とができる。次いで各準備されたフィルム部分は2つの吸引帯により広げられて
保持され、工業用ロボットIR1の穿孔具22により順次穿孔される。
【0033】 図4に示すように、相当する吸引帯の配置は、前方のフィルム縁を保持する吸
引帯S1a、S1b、S1cが少しずつずれるように配置され、その結果フィル
ムSFを移送するステーションIIIの貼着ロボットは真っ直ぐな縁の吸引帯によ ってフィルムを移送することができる。後方の吸引帯S0a、S0b、S0c
の前方の吸引帯S1a、S1b、S1cに対する間隔及び配置は必要な穿孔領域
に応じて選択される。後方の吸引帯S0は場合により吸引帯S0と吸引帯S1の
間の内法が必要な穿孔領域に適合するように移動させることができる。それによ
ってフィルムは穿孔時に良好に張ることができる。
【0034】 複数の互いに重なって配置された供給ロールの場合、これらの供給ロールは、
供給ロールが補助装置、例えば供給ロールに対して適当な巻き上げ装置を使って
上から交換することができるように段階的に配置することができる。この配置と
は別に方向転換装置も備えることができるが、その場合において供給ロールは、
準備手段から脇で担持され、適切な高さまであげられ、次いでフィルム準備位置
に旋回移動して投入することができる。空のロールコアの除去は逆の順序で行わ
れる。これらのことから供給ロールの配置は、直接に重ね合わせたものが、より
好ましい。
【0035】 準備ステーションIIからステーションIIIの貼着ロボットIR2、IR3によ って引き出されたフィルム片SFの移送は図5において説明されている。
【0036】 既に上で説明したように、両吸引帯の間のフィルム片SFは皺なく張られてお
り、吸引帯S0、S1に割り当てられた把持要素G0、G1が嵌められる(ステ
ップ1)。
【0037】 次いで、ステップ2において吸引帯S1は通気され、吸引帯S0の方向に少し
、例えば約100乃至200mm移動せしめられる。この位置で吸引帯S1はフ
ィルムを再び吸着する。前方のフィルム端部はこの状態で把持要素G1によって
把持される。
【0038】 ステップ3において、貼着ロボットIR2が貼着ロボットIR2及びその吸引
帯S2とともに把持要素G1の後方に進みフィルム端部を吸着する。概略述べる
、吸引帯の移動及びその間のフィルムの保持の移動の措置は従来利用された櫛状
吸引帯に対して真っ直ぐな縁を有する吸引帯の利用を構成する。フィルム端部が
貼着ロボットIR2の吸引帯S2に吸引されるとすぐに、把持要素G1が開かれ
、脇に、即ちフィルムが引き出された方向に対して垂直に遠くへ移動され、貼着
ロボットIR2がフィルムをその吸引帯S2によってフィルムの引出し方向に引
くことができるようにする。フィルムの引出しのために、両吸引帯S0、S1に
空気が通され、把持要素G0は開かれる。
【0039】 貼着ロボットIR2は、吸引帯S2によってフィルムをロールから所望の長さ
引き出す(ステップ4)。
【0040】 その後、ステップ5において再び吸引帯S1はその最初の位置に前方に戻され
、フィルムをその位置で吸着する。把持要素G1は同様にその前の位置に戻り、
吸引帯S1の相応の空白部30の領域でフィルムを把持する。更に、吸引帯S0
は再びフィルムを吸着し、それに割り当てられた把持要素G0が嵌められる。そ
のとき、フィルムは、フィルム準備手段の両吸引帯S0、S1間に張られる。そ
の後、貼着ロボットIR2に共属された貼着ロボットIR3は、その吸引帯S3
と共に、フィルム準備手段の吸引帯S1の直前の所謂フィルムの引出し位置に移
動し、その位置でフィルムを吸着する。
【0041】 次いで、ステップ6において、(図5に詳細図示しない)刃38を備える切断
装置36が、フィルム準備手段の吸引帯S1と貼着ロボットIR3の吸引帯S3
の間のフィルムを切り離す。
【0042】 既に吸着され、吸引帯S0、S1の間に保持された状態の、しかしまだ供給ロ
ールV1から分離されていなかったフィルム片SFは、吸引帯S2を備える貼着
ロボットIR2により把持されることによって更に引き出され、その結果、準備
吸引帯S0、S1の間に後続するフィルムSF′が移送される。そのとき、フィ
ルム片SFは貼着ロボットIR2、IR3の吸引帯S2、S3により移送され、
既に準備されたフィルム片SF′から分離されて貼着ロボットIR2、IR3に
より線型軸L1、L2に沿って貼着ステーションIIIへと移動せしめられる。
【0043】 図11は、準備ステーション及び/又は貼着ステーションにおいて利用するた
めの吸引帯Sを横断面で示す。吸引帯Sは本質的に方形の横断面を有し、既知の
吸引帯とは異なり、支持体52に固定された並んで配置された複数の吸引室50
からなる。各吸引室50はそのときどきに真空接続部54に割り当てられる。図
面において下方を指す室50の側に、その下方に横たわる保護フィルムを吸着す
るために、適当な孔が設けられている。吸引帯Sは支持体52に固定されたフラ
ンジ56によってそのときどきの工業用ロボットに配置されている。複数の相並
んだ、互いに分離された室を有する吸引帯の構成は、異なる幅のフィルムを吸引
帯によって扱うことができるという利点を有する。このために真空接続部54は
選択的に作動せしめられる。
【0044】 図6は、貼着ステーションIIIを2つの貼着ロボットIR2、IR3の間にあ る自動車Pと共に正面図で示す。貼着ロボットIR2、IR3は、その都度の吸
引帯S2、S3によって貼着すべきフィルム片の対向する縁を保持する。図6に
おいて、貼着ロボットIR2、IR3は、それにより保持されるフィルム片を自
動車Pの屋根60の上方に保持している。
【0045】 図7は、その上方に向けられたフィルムと共に自動車Pの車両屋根60の部分
を拡大詳細図で示す。フィルムをテープで止めるべき自動車の領域の上方に位置
させるとき、吸引帯S2、S3を作動させる吸着システムにおいて、最大に可能
な負圧が優勢となる。エンジンフードの上方に位置させるときや、トランクリッ
ドの場合、フィルムはその縦軸に対して横向きに自動車の上に張られなければな
らず、それ故準備ステーションIIからの移送後に90度だけフィルムの向きを変
えなければならず、その結果吸引帯S2、S3はもはや平行ではなく、貼着ライ
ン10の搬送方向に対して横向きになる。車両屋根の上に貼着する場合、フィル
ムは自動車の上に縦方向に張らなければならず、向きを変えることは必要ではな
い。勿論、供給ロールの他の配列又はフィルムの準備手段の他の配列の場合相応
に措置を取らなければならない。
【0046】 図8から明らかなように、2つの貼着ロボットIR2、IR3は、車体、ここ
では車両屋根60の上に前記貼着ロボットにより一様に張られ保持されたフィル
ムを、図示した矢印の方向に下げる。フィルムを車体表面に載置することによっ
て、フィルムに増加する張力が生ずる。この張力を制限するために、吸着システ
ムにおいて、所謂バイパスが、フィルムが吸引帯S2、S3から「滑り落ちるこ
と」を可能にするように、限定的に切り換えられる。前記バイパスは、更に下げ
るときに、場合により更に拡大することができる。図7及び図8に関連して説明
した、フィルムを車体の屋根に貼着することはその他の車体領域にも相応にあて
はまる。
【0047】 同時にドクターブレードR2、R3が伸長される。その結果、伸長されたドク
ターブレードR2、R3によってフィルムの縁領域が限定的に車体に押し付けら
れる(図9参照)。フィルムをドクターブレードR2、R3によって押圧するこ
とによって、フィルムは吸引帯S2、S3から完全に離される。ドクターブレー
ドを下げるときフィルムが滑り落ちることを助けるために、吸引帯S2、S3は
、場合により斜めに位置させることができる(これに関しては、図面には詳細に
図示しない)。それによって、フィルムが任意の角度で吸引帯S2、S3からそ
れることが達成される。同時に場合により割り当てられたドクターブレードR2
、R3を最適に調整することができる。
【0048】 フィルムを載置した後、図10に示すように、フィルムは、ドクターブレード
R2、R3によって、確実に修正される。ドクターブレードで掻いてならす領域
は、必要に応じて、両貼着ロボットIR2、IR3の間で分けることができる。
例えば、エンジンフードとトランクリッドの場合、貼着ロボットIR2、IR3
の各々が本質的に領域の半部を中央から外方へドクターブレードでならすような
分割が行われ得るが、その場合一定のオーバーラップを設けることができる。つ
まり、一方の工業用ロボットが外側から中央へドクターブレードで掻き、同時に
他方の工業用ロボットが中央から外側へドクターブレードで掻くことも考えられ
る。車両屋根の場合、両貼着ロボットの一つが、前方から後方へ、屋根全部をド
クターブレードで掻くことが好ましい。貼着ライン10のサイクルタイムを、運
動の過程を有意義にかみ合わせることによって、最適化することができる。その
結果、貼着したフィルムをドクターブレードで掻くことを既に終えた貼着ロボッ
トは、準備ステーションIIの方へ戻り、そこで他のロボットがそのドクターブレ
ードが掻く過程を終えるまでフィルム部分の前端を移送して引出し、次いで引き
出されたフィルム片の後端を移送することができる。
【0049】 図12は、その次の工業用ロボットIR4及びIR5を有し、その場合に応じ
てテープ止め具80が装備される、貼着ステーションIIIの部分を正面図で示す 。工業用ロボットIR4、IR5は、フィルムストリップを、貼着ロボットIR
2、IR3により貼着される本質的に方形のフィルム片により覆われていない車
両領域に貼着するのに、使われる。更にテープ止め具80を有する工業用ロボッ
トIR4、IR5は保護接着テープを風に曝されるフィルム縁に貼着するのに使
われる。
【0050】 フィルムストリップ及び保護接着テープの貼着は好ましくは前記したドクター
ブレードで掻いてならした後に行われるが、しかし、場合により、ドクターブレ
ードにより掻いてならす前に行うことができる。
【0051】 第1のステップとして約100mm幅を有するフィルム片でより大きな自由面
がテープで止められる。このために複数のストリップを並列して貼着することが
必要である。
【0052】 続いて貼着されたフィルム又はフィルムストリップの風に曝される縁が小幅の
約40mm幅の保護接着バンドで止められる。図13は、屋根、リアフラップ及
びエンジンフードに貼着されたフィルム片で覆われた完成した乗用車Pを平面図
で示す。種々のまだ被覆されていない縁領域及び角領域はフィルムストリップで
止められる(図13の詳細拡大図参照)。次いで風に曝される縁が保護接着バン
ドで止められる(同詳細拡大図参照)。次いでエンジンフードとフェンダーの間
並びにリヤリッドとフェンダーの間の継ぎ目及び割れ目が自由切断される。
【0053】 テープ止めは、次に図14を参照して詳細に説明するテープ止め具80によっ
て行われる。このテープ止め具において場合により切断具(ナイフ及び/又は熱
風ブロワー)が、被覆された乗用車車体の継ぎ目及び溝の部分を切断するように
、一体化される。
【0054】 図14は、本発明で使用するテープ止め具の実施例を側面図(図14a)及び
平面図(図14b)で示す。このテープ止め具80は図示した実施の形態におい
て、夫々フィルムロール86及び保護接着テープを有するロール88用の2つの
保持具82、84を含む。一定の引出しのために、各ロールはそれ自身のダンシ
ングーロール87、89を有する。前記保持具82、84はプレート90に固定
されており、更にこのプレートは工業用ロボットIR4、IR5の一つのロボッ
トアームに連結されている。
【0055】 プレート90は図14の図面において下方へ延びており、保持具82、84に
取り付けられたロールに割り当てられたテープ保持具92、94及びその下流側
の方に配置された切断具96、98を固定するために使われる。切断具96、9
8の下方にテープ把持具100及び押し付けロール102が設けられている。
【0056】 前記テープ止め具80によって、同様の下記の原理に従って、フィルムロール
86からフィルムストリップが、またロール88から保護接着バンドが任意の順
序で次々に貼着される。このためにその時々に所望のテープの始端がテープ把持
具100によって把持され、次いで図14bに示す矢印の向きに押し付けロール
102のまわりに誘導され、その結果、把持されるテープの粘着側が外方へ、即
ち下方へ向くようにされる。そのとき、押し付けロール102を有するテープ止
め具80は被覆すべき車体部分の上に下げられその結果押し付けロール102に
隣接するテープ始端の粘着が車体に接し、貼着する。
【0057】 その後テープ把持具100はテープを解放し、図示の非作動位置に進む。止め
具80又は押し付けロール102の僅かな後退によってテープ始端は正確に適合
するように押し付けられる。次いでテープ止め具80は車体の上を前方へ進めら
れ、押し付けロール102を介してテープを車体に押し付ける。押し付けロール
102は、必要な押圧を生じさせ、車体輪郭に最適に従うことができ、車体の公
差を補うことのできるように、有利に跳ねるように吊り下げられる。
【0058】 保護接着バンド又はフィルムストリップの巻き戻しは、例えば、既に貼着され
たテープ片を経て、テープが駆動ロールに巻きつく摩擦駆動装置を経てテープを
牽引することによって、又はテープ駆動装置によって(直接に又は駆動ロール又
はダンシングロールを介して)行われる。
【0059】 貼着中にテープにかかるあまりにも強すぎる牽引力を避けるために、テープの
牽引は調整されなければならない。このため例えば、摩擦駆動装置又はテープロ
ール駆動装置は、テープ牽引力に関して、ロッカー上に配置された方向転換ロー
ラによって調整される。
【0060】 考慮に入れられなければならない切断長さを引いた所望のテープ長さを締着し
た後、テープは切断装置96又は98によって正確に適合するように切断され、
押し付けロール102が更に前方へ移動することによって押し付けられる。
【0061】 次いでテープ把持装置100は次の必要テープの始端を把持し、貼着サイクル
が新たに始まる。一定の用意とそれ故テープ把持装置100によるテープ始端の
把持が保証されるように、切断装置96による切断の前にテープが相当のテープ
保持装置92、94の刃の上方に固定される。テープ保持装置92、94及びテ
ープ把持装置100は、テープが前記テープ保持装置及びテープ把持装置に接着
しないように構成される。これは、例えば表面を波形又は節及び/又は相応の非
粘着性材料によって達成される。
【0062】 テープ止め具がロールに対して保持及びハンドリングのための構成要素のみを
有すること及び必要とあれば一つ又は互いに並んだ複数のテープ止め具が一つの
ロボットに装着されることも考えられる。これは各テープ止め具をそのときどき
のロール/テープの型に対して最適化することができるという利点を有する。そ
の場合、複数のテープ止め具を任意に次々装着することができる。そのとき必要
とあれば相応の押し付けロールを突き出したり又は引っ込ませることができる。
【0063】 有利には、テープ止め具80は切断具110も含み、この切断具は前記した実
施例においてプレート90の後側に配置されている。この切断具110は移動可
能に配置されており、貼って覆われた隙間と溝を自由切断するためのナイフ及び
/又は熱風ブロワーを含む。このような切断具は出願人がドイツ特許出願197
18204.6において詳細に説明している。
【0064】 更にテープ止め具は追加してフィルムをドクターブレードで掻くための、及び
/又はある一定の車体領域をドクターブレードで掻くための(詳細を図示しない
)より小さな幅を有するドクターブレードを含む。このドクターブレードは、有
利に(同様に詳細に図示しない)キャリッジ又は制御シリンダー上に固定される
【0065】 テープ止め具用の供給ロールは、一就業シフト中、極力新しいロールとの交換
がないような寸法に制作される。それでも尚交換が必要なときは、例えば、ロボ
ットがロールの交換位置に移動し、そこで従業員によって手作業で新しいロール
が挿入される。また、自動的なロール交換も考えられる。その場合、予め装備さ
れたロールが自動的にテープ止め具に挿入されるか、先のテープ止め具が他の予
め装備されたテープ止め具と自動的に交換される。
【0066】 テープ止め具は、全部モジュラー式に構成されており、その結果テープ止め具
に一つ又は複数のフィルムロール及び/又は保護接着バンドを有するロールが配
置されている。最も小さいモジュールユニットにはフィルムストリップ又は保護
接着バンド用のテープが一つあるだけであり、またこのテープ止め具は必要に応
じて、ロボットに相並んで固定された、2つ以上のモジュールを含む。別のモジ
ュールは切断具である。
【0067】 図15乃至18により、次に既に言及した搬送システムFについて説明する。
【0068】 既に述べたように被覆すべき完成した車両(図示の実施例においては乗用車P
)が洗車機の原理に従って貼着ラインを通って搬送される。その場合、組立て完
成した車両がそれ自身の車輪20の上にあり、乗り入れステーションI内に収容
するとき、そこで車両の横方向に例えばマーカーを介して、また車両の縦方向に
例えば上方へ旋回可能な乗り入れストッパによってだいたい調整される。その後
で、車両の仕様データが確かめられる。これは、例えばバーコードリーダー又は
手動走査入力装置によって車両添附カードを用いて行われる。
【0069】 次いで、車両は後部車輪を把持するキャリア120により把持され、先へ搬送
される。これは、例えば、図5に示すように、ロール122を経て駆動される無
端ベルトに配置されたキャリア120によって行われる。
【0070】 乗り入れステーションの後の第一のステーションとしてフィルム準備ステーシ
ョンIIに自動車Pが位置し、そこで既にこの車両に対して必要な穿孔が行われる
。車両の微位置決めはこの時点ではまだ必要ではない。
【0071】 つぎの搬送サイクルで、乗用車Pはキャリア120によってフィルム貼着のた
めのステーションIIIに搬送される。フィルム貼着の前に自動車Pは極力微位置 決めをしなければならない。その場合、X方向の位置決めは、縦に移動可能に配
置されたアライナー124によって行われる。このアライナー124は有利に楔
状に形成されており、車両は後方車輪の位置決めによって微位置調整される。
【0072】 Y方向の微位置決めは有利に縦に配置された複数のロールによって行われる。
この原理は図17に略図解されており、その場合において図17aは位置決め装
置上で位置決めすべき車両の2つの車輪20を示し、図17bは図17aの車輪
20を平面図で示している。
【0073】 位置決め装置130は複数のロール132を含み、これらのロール132の縦
軸は、車両搬送方向に対して平行に配置されている。その位置決め装置の上に車
輪20が載っている。ロール132は水平面上に平行に相並んで位置せしめられ
ており、そのときどきの前面に位置する保持レール134の間に回転可能に支承
されている。
【0074】 更に位置決め装置130はアライナー136、138を含み、これらのアライ
ナーは図示した実施例においてはロッド状に駆動装置140(例えば歯車又はウ
ォーム歯車)によって矢印の方向に搬送方向に対して横に移動可能である。乗用
車の微位置決めのために、アライナー136、138は車輪20にぶつかる位置
に移動せしめられ、車輪20にぶつかることによって車輪は、必要とされる位置
決めが得られるまで、ロール134上をY方向に調整される。両アライナーを一
様に外方へ突き出すことによって、トラック幅及び車輪の大きさに依存しないで
常に同心に調整される。
【0075】 Y方向の車両位置決めは概説した原理に従って、上に乗用車Pの車輪20がそ
の上に載る浮動スライド150によっても実現することができる(図18参照)
【0076】 別の実施の形態で、スライド上にある車体の供給は従来の供給技術によっても
行うことができる。貼着ステーションIIIにおいてスライドはスキッドクランピ ング装置及びガイドローラによって微位置合わせすることができる(図示せず)
【0077】 位置決めにおける車両の型への適応は種々のロボットプログラムによって行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動的に、連続的に保護フィルムを自動車に貼着するための製造ラインのレイ
アウトの平面図を示す。
【図2】 図1の貼着ラインの保護フィルムの準備及び穿孔のためのステーションの正面
図を示す。
【図3】 図2の準備及び穿孔のためのステーションの構造の略斜視図を示す。
【図4】 3つの重なり合う図2に示す供給ロールを有するフィルムロールの配置を概略
横から見て示す。
【図5】 フィルムを供給ロールから引き出し、該フィルムをフィルムステーションに移
送することを概略順番に説明する。
【図6】 図1の貼着ラインの保護フィルムを自動車に貼るためのステーションの正面図
を示す。
【図7】 貼られるべき車両屋根の上の貼着すべき保護フィルムの調整を図5の拡大部分
図で示す。
【図8】 フィルムの車両屋根の上への載置を図7の続きで示す。
【図9】 フィルムの車両屋根の上への押し付けを図8の続きで示す。
【図10】 車両屋根の上へ取り付けられたフィルムの修正を図9の続きで示す。
【図11】 保護フィルムを保持するための吸引帯を拡大図で示す。
【図12】 乗用車にフィルムストリップ及び/又は保護テープで止めるためのステーショ
ンの正面図である。
【図13】 フィルム、フィルムストリップ、及び接着バンドを備える完成した自動車の平
面図である。
【図14】 本発明によるテープ止め具を正面図及び側面図で示す。
【図15】 輪留め付きチェーン上に配置された乗用車を正面図と背面図で示す。
【図16】 乗用車の縦方向の位置決めを概略横から図示して説明する。
【図17】 縦に配置されたロールを用いた自動車の横方向の位置決めの原理を説明する。
【図18】 横に移動可能な浮動キャリッジを用いた自動車の横方向の位置決めの原理を説
明する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月29日(2000.2.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 ドイツ実用新案DE29622887に、乗用車の車体に保護フィルムを貼着
する装置が記載されている。そこにおいては、フィルムの車体への貼着を自動化
するために、保護フィルムの予定の大きさの方形片がロボット誘導型張り枠を使
用して非貼着面が把持され、供給ロールから引き出され、切断される。フィルム
ブランクを車体に取り付ける前に、自由に張られた状態で引き裂き線が、一定の
輪郭線に沿って機械的に導かれる熱せられた歯付き円板によって取付け部品の領
域に接着しないフィルム側から穿孔される。次いで先ずこのように準備された、
皺なく張り枠に張られた保護フィルムがハンドリングロボットにより付属する表
面の上に位置合わせして下げられ、気泡のないように載置される。次いでブラッ
シング帯によりフィルムが押し付けられる。張り枠は、保護フィルムを極力気泡
及び皺がない取付け状態にフィルムを取り付けるとき、及び取り付けた後、一定
の作業空間を必要とし、且つ一定の旋回運動を行うので、この張り枠は新しく塗
装した組立て前の車体にフィルムを貼着することに利用することに適用されるだ
けである。組立て完了した車体にフィルムを貼着するために前記の張り枠を利用
することは、例えばウィンドウガラス、外部ミラー、アンテナ、ラジエータマス
コット等の色々な取付け部品のため、必要とされる作業空間が制限されるので、
極度に制限された範囲でのみ可能であるだけである。更に前記張り枠による、組
立て前の車体へのフィルム貼着は、手作業の過程を伴い、この過程で突き出てい
るミシン目のあるフィルム部分を取り除かなければならない。しかし、完成した
自動車の場合においても、フィルムを載置する時、突出部は取付け部品に接着さ
れてしまい、あるいはフィルムの張力による制限のため、全てに載置することが
取付け部分によって妨げられてしまうので、比較的大きなフィルム片を相応の車
体領域上に載置し、次いで突出するフィルムをミシン目に沿って引き裂くことは
たいていの場合不可能である。それ故必要な場合、先ずより小さく突き出し部分
のないフィルム片が車体の上に載置される。次いでまだ接着されていない自由領
域がフィルムストリップで止められる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 前記の課題を解決するために請求項1に記載の特徴を有する方法及び請求項 の特徴を有する装置が提案される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D114 AA04 AA17 BA03 BA05 BA10 BA12 BA13 CA10 DA05 DA11 EA15 FA07 GA02 4F211 AD03 AG03 AH17 AM32 TA03 TC03 TD11 TH20 TJ13 TJ14 TJ15 TJ22 TJ23 TJ30 TN67 TQ03 TW23

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の表面部分に粘着性保護フィルムを貼着する方法におい
    て、 − 準備ステーション(II)において、少なくとも一つの保持要素(S0、S1
    )によって、供給ロール(V1、V2、V3)から、引き出されるフィルム片(
    SF)を、皺なく張った準備状態で、準備する段階と、 − 前記フィルム片(SF)を、貼着ロボット(IR2、IR3)により誘導さ
    れる少なくとも一つの保持要素(S2、S3)によって保持し、所望の長さに引
    き出し、切断し、皺なく張った状態を維持し、相対する縁で保持して、貼着ステ
    ーション(III)に移送し、そのとき、前記フィルム片(SF)を引き出すこと によって後続する次のフィルム片(SF′)を準備ステーション(II)の少なく
    とも一つの保持要素(S0、S1)で保持して、前記フィルム片(SF)を前記
    準備状態から貼着ステーション(III)に移す段階、及び − フィルム片(SF)を、少なくとも一つの貼着ロボット(IR2、IR3)
    により位置正しく車体の一部をなす表面上(60)に下げ、皺と気泡のない状態
    で前記表面に押しつけることにより、貼着ステーション(III)に移されたフィ ルム片(SF)を貼着する段階、 を含む車体の表面部分への粘着性保護フィルムの貼着方法。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つの貼着ロボット(IR2、IR3)によ
    るフィルム片(SF)の移送の前に、プログラミングして扱うことが可能な、穿
    孔具(22)を担持する装置によって、位置正しく保護フィルムに穿孔を形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 準備ステーション(II)において、フィルム片(SF)の自
    由端を第1の保持要素(S1)によって保持し、且つ供給ロール側を第2の保持
    要素(S0)によって保持すること、およびフィルム片(SF)を、貼着ステー
    ション(III)に移送するために、始めに、第1のロボット誘導型保持要素(S 2)が、前記フィルム片の自由端を第1の保持要素(S1)から移送し、供給ロ
    ール(V1)から所望の長さに引出し、次に、目下第1の保持要素(S1)の領
    域にあるフィルム片(SF)の供給ロール側端部を、第2のロボット誘導型保持
    要素(S3)によって保持し、準備ステーション(II)の第1の保持要素(S1
    )と第2のロボット誘導型保持要素(S3)の間で切断することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ロボット誘導型保持要素(S2、S3)を一つ又は二つの貼
    着ロボット(IR2、IR3)によって誘導することを特徴とする請求項3に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 その準備のために、該供給ロールから準備状態に引き出され
    たフィルム片(SFa、SFb、SFc)の保持要素(S0a、S0b、S0c
    ;S1a、S1b、S1c)が割り当てられた、少なくとも二つの対向して及び
    /又は相並んで配置された供給ロール(V1、V2、V3)が、準備ステーショ
    ン(II)に設けられることを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 大面積のフィルム片を貼着後に残っている車両部分を、ロボ
    ット誘導型テープ止め具(80)を用いて、フィルムストリップで被覆すること
    を特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 大面積のフィルム片及びフィルムストリップの貼着後に、被
    着された保護フィルムの風にさらされる縁を、ロボット誘導型テープ止め具(8
    0)を用いて、保護接着バンドで止めることを特徴とする請求項6に記載の方法
  8. 【請求項8】 フィルムストリップ及び保護接着バンドによる被覆を前記テ
    ープ止め具(80)を用いて行うことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 フィルムによって張って覆われた継ぎ目及び溝の部分の切断
    削除をテープ止め具(80)に付加的に設けられた切断具を用いて行うことを特
    徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 保持要素(S0、S1、S2、S3)が吸引帯であること
    を特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 保持要素(S0、S1)に把持要素(G0、G1)が割り
    当てられることを特徴とする先行する請求項の何れか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 フィルムの修正を、ロボット誘導型保持要素(S2、S3
    )に付加的に設けられたドクターブレードを用いて行うことを特徴とする先行す
    る何れか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 自動車の車体の表面部分(60)に粘着保護フィルム(S
    F)を自動的に連続して貼着するための、特に請求項1乃至10に記載の方法を
    実施するための装置であって、準備ステーション(II)と貼着ステーション(II
    I)を備え、前記準備ステーション(II)は少なくとも一つの供給ロール(V1 、V2、V3)から皺なく広げた状態で引き出されたフィルム片(SF)を準備
    するための少なくとも一つの保持要素(S0、S1)を含み、また、貼着ステー
    ション(III)は少なくとも一つの貼着ロボット(IR2、IR3)を含み、こ の貼着ロボットは、準備ステーション(II)において準備されたフィルム片(S
    F)を、供給ロール(V1)から引き出すことによって引き継ぎ、後続する準備
    ステーション(II)の少なくとも一つの保持要素(S0、S1)によって準備位
    置に引き出されたフィルム片(SF′)から分離させ、フィルム片(SF)の対
    向する縁をつかむ、少なくとも一つの保持要素(S2、S3)を用いて、皺なく
    張った状態で移送し、貼着ステーション(III)で待機している自動車の車体に 皺のなく且つ気泡のない状態で被着することに適していることを特徴とする装置
  14. 【請求項14】 引き出されたフィルム片(SF)の後続するフィルム片(
    SF′)からの分離を準備ステーション(II)の切断装置(36)を用いて行う
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 供給ロール(V1)に、保護フィルムを一定に引っ張るた
    めに、ダンシングロール(32)が割り当てられていることを特徴とする請求項
    13または14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 準備ステーション(II)が、工業用ロボット(IR1)に
    よって誘導される、準備されたフィルム片(SF)に予定の穿孔を入れる穿孔具
    (22)を含むことを特徴とする請求項13乃至15の何れか一項に記載の装置
  17. 【請求項17】 少なくとも2つの本質的に重なり合って位置せしめられた
    供給ロール(V1、V2、V3)を特徴とする請求項13乃至16の何れか一項
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】 準備ステーション(II)が、フィルム片(SF)を張られ
    た状態で保持し準備するために、各供給ロール(V1、V2、V3)に割り当て
    られた2つの保持要素(S0、S1)を含むことを特徴とする請求項13乃至1
    7の何れか一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 準備ステーション(II)の少なくとも一つの保持要素(S
    0、S1)に把持要素(G0、G1)が割り当てられていることを特徴とする請
    求項13乃至18の何れか一項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 貼着ステーション(III)が2つの工業用ロボット(IR 2、IR3)を含み、この工業用ロボットは、準備ステーション(II)から移送
    されたフイルム片(SF)を保持し、自動車(P)の車体に貼着するための各保
    持要素(S2、S3)を案内することを特徴とする請求項13乃至19の何れか
    一項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 貼着ステーション(III)の各保持要素(S2、S3)に は、車両表面に貼着されたフィルムを皺のないようにならすためのドクターブレ
    ード(R2、R3)が割り当てられていることを特徴とする請求項20に記載の
    装置。
  22. 【請求項22】 ドクターブレード(R2、R3)は引き延ばすことができ
    、貼着中に既にフィルム片を皺のないようにならすことを特徴とする請求項21
    に記載の装置。
  23. 【請求項23】 保持要素(S0、S1、S2、S3)が吸引帯であること
    を特徴とする請求項13乃至22の何れか一項に記載の装置。
  24. 【請求項24】 吸引帯(S0、S1、S2、S3)が多数の、互いに並ん
    で配置された吸引室(50)からなり、前記吸引室は支持体(52)に固定され
    ており、各吸引室には場合に応じて真空接続部(54)が割り当てられているこ
    とを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 貼着ステーション(III)が少なくとも一つの別の工業用 ロボット(IR4、IR5)を備え、この別の工業用ロボットは、大面積のフィ
    ルム部分によって被覆されない、自動車(P)の車体の角及び縁領域をフィルム
    ストリップによって止めるためのテープ止め具(80)を備えることを特徴とす
    る請求項13乃至24の何れか一項に記載の装置。
  26. 【請求項26】 テープ止め具(80)が、貼着される保護フィルム及び/
    又はフィルムストリップの風にさらされる縁を、保護接着テープを用いて止める
    ために付加的に利用されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 各テープ止め具(80)には、張って覆われた継ぎ目及び
    溝の切断のために切断具(110)が割り当てられていることを特徴とする請求
    項25又は26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 準備ステーション(II)及び貼着ステーション(III)を 通る貼着ラインに沿って自動車(P)を自動搬送のための搬送システム(F)が
    設けられていることを特徴とする請求項13乃至27の何れか一項に記載の方法
  29. 【請求項29】 搬送システム(F)が搬送方向に対して垂直に自動車(P
    )を位置決めするための位置決め装置(130、130′)を含むことを特徴と
    する請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 位置決め装置(130)は、多数のロール(132)を含
    み、前記ロールの縦軸線は車両の搬送方向に対して平行に配置され、前記ロール
    の上に車輪(20)が載っており、且つ前記位置決め装置は調整装置(136、
    138)を含み、この調整装置は自動車(P)の車輪(20)に当たる位置に移
    動可能であることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 位置決め装置(130′)が、自動車(P)の車輪(20
    )が載る浮動キャリッジ(150)を含むことを特徴とする請求項29に記載の
    装置。
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