JP4627178B2 - ラミネート装置 - Google Patents
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レーザ転写を行う方法を記載した文献として例えば特許文献1がある。
第2の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、を具備し、前記押圧手段は、ラミネートローラを含み、前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備え、前記吸着プレートの吸着部は、ローラ位置に応じて、吸着用部材の吸着位置を任意に変更可能であることを特徴とするラミネート装置である。
第3の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、を具備し、前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備え、前記空気除去手段は、前記吸着プレートの表面を凸形状に形成することにより、シートと基板の間に残留する空気を排出することを特徴とするラミネート装置である。
第4の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、を具備し、前記移動手段は、前記シートを吸着する吸着手段と、前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、を備え、前記吸着手段は、枠体の下部に設けられ、前記吸着手段は、前記シートの長さ方向の両端を吸着する1対の吸着パッドを有し、各吸着パッドの長さが、前記枠体に対して、前記枠体から下方向に沿って、伸縮可能であることを特徴とするラミネート装置である。
第5の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、を具備し、前記移動手段は、前記シートを吸着する吸着手段と、前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、を備え、前記吸着手段は、枠体の下部に設けられ、前記吸着手段は、前記シートの長さ方向の両端を吸着する1対の吸着パッドを有し、前記移動手段は、前記吸着手段の前記1対の吸着パッドの一方を、前記枠体に対して、前記枠体から下方向に伸長することにより、前記シートの一辺を前記吸着プレートに載置した後、前記シートの全体を前記吸着プレートに載置することを特徴とするラミネート装置である。
第6の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、を具備し、前記移動手段は、前記シートを吸着する吸着手段と、前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、を備え、前記移動手段は、前記シートの中央部を前記吸着プレートに載置した後、前記シートの保持を開放し全体を前記吸着プレートに載置することを特徴とするラミネート装置である。
第7の発明は、吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、を具備し、前記押圧手段は、ラミネートローラに加えて、ラミネートローラのシートと相対する側で接触する少なくとも1つの押圧ローラを設け、前記ラミネートローラを押圧し、2つの前記押圧ローラを前記ラミネートローラの長さ方向と直角の方向に並列に並べて設置し、同一の押圧力発生機構によりラミネートローラを押圧することを特徴とするラミネート装置である。
前記切断手段は、前記転写シートをチャック台上に押圧して仮固定する押圧部と、前記転写シートを切断するカッタと、を具備する。
前記移動手段は、前記吸着プレート上に、切断された複数枚の転写シートを載置し、載置された複数枚の転写シートの合わせ部を接合するテープの如き接合手段を更に具備するようにしてもよい。
このように、押圧ローラを設置することにより、ラミネートローラを介して転写シートを押圧することにより、転写シートと基板の間に残留する空気を適切に排出することが可能になる。
この転写シート1にレーザ光を照射すると、樹脂層7の樹脂がガラス基板11に転写され、所定のパターンが形成される。
後述するラミネータ201等のチャック装置等で転写シート1をチャックする場合、側部9をチャックする。側部9を設けることにより樹脂層7等の塗布量を削減でき、コスト低減を図ることができる。
図4に示されるように、ラミネータ(ラミネート装置)201は巻取り状の転写シート207、ガイドローラ209、ラミネートローラ211等からなる。巻取り状の転写シート207は、転写シート1が巻かれたものである。ステージ57上に直方体形状の1対の支持板203が対向して設けられ、またステージ57に直方体形状の1対の支持板213が設けられる。支持板203、203の間に転写シート1が巻かれたローラ207とガイドローラ209が回転可能に設けられる。支持板213、213の間にラミネートローラ211が設けられる。また、後述するようにチャック機構、カッタ、吸着パッド等が備えられる。
図5に示すように、吸着用部材95は定盤91の上面の周囲に口の字型に設けられる。吸着用部材95は多数の孔を有する。
ラミネータ201は巻き取り状の転写シート207、ガイドローラ209、チャック231、チャック台233、押圧部235、カッタ237、枠体239等からなる。
またこのとき、分割された吸着用部材の吸引箇所をラミネートローラの走行位置と合わせることによってエア残りを少なくする。
図15は、風船273を用いた例であり、吸着プレート73上に転写シート1を吸着させ、風船273を転写シート1上に載置し、風船273を押圧板271で押圧することにより転写シート1を加圧し、転写シート1とガラス基板11との間のエアー抜きを行う。
図16に示されるように、透明なガラス板275を転写シート1上に載置し、ガラス板275で転写シート1を押圧することによりエアー抜きを行ってもよい。透明なガラス板275をを用いることによって、レーザ照射を行う場合、ガラス板275を載置したままガラス板275の上からレーザ光を照射することができる。
また、描画部で描画を行うとき、転写シート1にレーザ光が照射される部分にエアーブローを行い、転写シート1とガラス基板11との間のエアー抜きを行うようにしてもよい。
ラミネートローラ211の上側部分に接するように、バックアップローラ212が設置され、バックアップローラ212は、下方への押圧力を発生する押圧力発生機構291に接続されている。押圧力発生機構291は、例えば、エアシリンダあるいは重り等である。
また、図19(c)に示すように、短い押圧ローラ212を複数個、ラミネートローラ211の上部に直列に設置するようにしてもよい。
同図に示すように、2つのバックアップローラ212aおよび212bを並列にラミネートローラ211の上部に配置し、これらのバックアップローラ212を一つの押圧力発生装置291により押圧しながら、ラミネートローラ211と同一の速度で移動させる。
図18に示したようなラミネートローラ211の上部に1つのバックアップローラ212を配置する方法は、バックアップローラ212が1本で構成が簡単だが、バックアップローラ212の中心と、ラミネートローラ211の中心が垂直の位置になるように制御する必要がある。
一方、図20に示したような2本の並列なバックアップローラ212aおよび212bを用いると、ローラ212の数が2つになるが、中心位置を合わせる制御が簡単になるという利点がある。
11………ガラス基板
73………吸着プレート
95………吸着用部材
201………ラミネータ
207………ローラ
231………チャック
233………チャック台
235………押圧部
237………カッタ
239………枠体
241………昇降機構
243………吸着パッド
Claims (32)
- 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段を具備し、
前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備え、前記吸着部の内周に間隙を設けたことを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、
を具備し、
前記押圧手段は、ラミネートローラを含み、
前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備え、
前記吸着プレートの吸着部は、ローラ位置に応じて、吸着用部材の吸着位置を任意に変更可能であることを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、
を具備し、
前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備え、
前記空気除去手段は、前記吸着プレートの表面を凸形状に形成することにより、シートと基板の間に残留する空気を排出することを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、
前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
を具備し、
前記移動手段は、
前記シートを吸着する吸着手段と、
前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、
を備え、
前記吸着手段は、枠体の下部に設けられ、
前記吸着手段は、前記シートの長さ方向の両端を吸着する1対の吸着パッドを有し、各吸着パッドの長さが、前記枠体に対して、前記枠体から下方向に沿って、伸縮可能であることを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、
前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
を具備し、
前記移動手段は、
前記シートを吸着する吸着手段と、
前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、
を備え、
前記吸着手段は、枠体の下部に設けられ、
前記吸着手段は、前記シートの長さ方向の両端を吸着する1対の吸着パッドを有し、
前記移動手段は、前記吸着手段の前記1対の吸着パッドの一方を、前記枠体に対して、前記枠体から下方向に伸長することにより、前記シートの一辺を前記吸着プレートに載置した後、前記シートの全体を前記吸着プレートに載置することを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段と、
前記所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
を具備し、
前記移動手段は、
前記シートを吸着する吸着手段と、
前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記シートの中央部を前記吸着プレートに載置した後、前記シートの保持を開放し全体を前記吸着プレートに載置することを特徴とするラミネート装置。 - 吸着プレート上に載置された基板にシートをラミネートするラミネート装置であって、
所定の長さのシートと前記基板との間に残留する空気を除去する空気除去手段と、
前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段と、
を具備し、
前記押圧手段は、ラミネートローラに加えて、ラミネートローラのシートと相対する側で接触する少なくとも1つの押圧ローラを設け、前記ラミネートローラを押圧し、
2つの前記押圧ローラを前記ラミネートローラの長さ方向と直角の方向に並列に並べて設置し、同一の押圧力発生機構によりラミネートローラを押圧することを特徴とするラミネート装置。 - 前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段を更に具備することを特徴とする請求項1、4乃至6のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記所定の長さのシートを巻き取りから取り出す取出手段を更に具備することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記シートの取り出し時にシートの張力を調整する張力調整手段を更に具備することを特徴とする請求項9記載のラミネート装置。
- 取り出された前記所定長さのシートを切断する切断手段を更に具備することを特徴とする請求項9又は10に記載のラミネート装置。
- 前記取出手段は、
前記シートをチャックするチャック機構と、
前記チャック機構を移動させる移動機構と、
を具備することを特徴とする請求項9、10、11のいずれかに記載のラミネート装置。 - 前記切断手段は、
前記シートをチャック台上に押圧して仮固定する押圧部と、
前記シートを切断するカッタと、
前記カッタが走行するカッタ溝と、
を具備することを特徴とする請求項11記載のラミネート装置。 - 前記カッタ溝に、前記シート切断時の塵吸引用の吸塵部を具備することを特徴とする請求項13記載のラミネート装置。
- 所定の長さのシートを前記吸着プレート上に移動させる移動手段を備え、
前記移動手段は、
前記シートを吸着する吸着手段と、
前記吸着手段を昇降させる昇降手段と、
を具備することを特徴とする請求項1、2、3、7のいずれかに記載のラミネート装置。 - 前記シートは非粘着性であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記吸着プレートは、周囲に吸着用部材による吸着部を備えることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧手段は、ラミネートローラ、重りの少なくとも一つであることを特徴とする請求項3、8のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記ラミネートローラは、移動速度が可変であることを特徴とする請求項2、7、18のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧手段は、押圧力が可変であることを特徴とする請求項2、7、18、19のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧手段は、ラミネートローラに加えて、ラミネートローラのシートと相対する側で接触する少なくとも1つの押圧ローラを設け、前記ラミネートローラを押圧することを特徴とする請求項2、18、19、20のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧手段が、前記シート上に載置する風船と、前記風船を押圧する押圧板であることを特徴とする請求項3、8のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記吸着プレートに吸着された前記シートを基板に押圧する押圧手段を更に具備し、
前記押圧手段が、重りとしての板材であることを特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。 - 前記押圧手段が、エアブローであることを特徴とする請求項3、8のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記空気除去手段は、前記吸着プレートの前記間隙および前記吸着用部材を通して、シートと基板の間に残留する空気を排出することを特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
- 前記空気除去手段は、前記押圧手段により、シートと基板の間に残留する空気を排出することを特徴とする請求項2、3、7、8のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧手段は、ラミネートローラを含み、
前記ラミネートローラを除電するための除電装置を具備することを特徴とする請求項2、3、7、8のいずれかに記載のラミネート装置。 - 前記巻き取り状のシート及び前記巻き取りから取り出されたシートの除電を行う除電バーを、更に備えることを特徴とする請求項9に記載のラミネート装置。
- 前記押圧ローラの長さは、前記ラミネートローラの長さと同一であることを特徴とする請求項7、21のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記押圧ローラの長さは、前記ラミネートローラの長さより短く、ラミネートローラの一部を押圧することを特徴とする請求項7、21のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記ラミネートローラの長さよりも短い押圧ローラをラミネートローラの長さ方向に直列に複数個並べて設置し、前記複数の押圧ローラにより前記ラミネートローラを押圧することを特徴とする請求項7、21のいずれかに記載のラミネート装置。
- 前記板材は、透明であることを特徴とする請求項23記載のラミネート装置。
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