JP2667355B2 - 自動車ボンネットへの塗膜保護用フィルムの貼付方法 - Google Patents

自動車ボンネットへの塗膜保護用フィルムの貼付方法

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JP2667355B2
JP2667355B2 JP5178094A JP17809493A JP2667355B2 JP 2667355 B2 JP2667355 B2 JP 2667355B2 JP 5178094 A JP5178094 A JP 5178094A JP 17809493 A JP17809493 A JP 17809493A JP 2667355 B2 JP2667355 B2 JP 2667355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ボンネットの塗
膜を保護するフィルムの貼付方法の改良であって、特に
シワ等の発生を防止するようにした貼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のボンネット等の塗装表面
には、塗膜を保護するため予め片面側に剥離型接着剤が
塗布されたような保護用フィルムが貼り付けられること
がある。そして、このようなフィルムの貼付作業は、
ンネット幅以上の横幅を有するフィルムがロール状に巻
かれたようなロールフィルムを使用して、自動車のボン
ネットの塗装表面に車両に進行方向に沿って順次貼り付
けてゆくようにしている。すなわち、例えば進行に沿っ
て貼り付ける場合、ボンネットの先端とフィルム先端を
概略位置合せした後、この先端部のフィルム上から押圧
ローラを押し付けて押付部を局所的に貼り付け、この押
圧ローラをボンネットの後端に向けて押圧・移動させる
ことでフィルムを引出しながら全面に貼り付けてゆく。
そして、ボンネット後端まで貼り付けると、一旦、フィ
ルムをカットし、次いでルーフの先端から後端に向け、
次にトランクリッドの先端から後端に向けて同様な貼り
付け手順を行う。同様に横方向に貼り付ける作業も、ボ
ンネット、ルーフ等ごとに同様な手順を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
のボンネットは先端側が幅狭で、幅狭の先端側から後
端側に向けて車幅が逐次拡大し、また特に先端側の車幅
方向の曲率は中央が盛り上がった状態で大きいことか
ら、ボンネットの先端から貼り付けを開始して後端側に
向かうと、特にフィルムの両端部に多数のシワ等が発生
し易くなるという問題があった。すなわち、ボンネット
貼付先端側では、貼付幅が車幅方向に延出する押圧ロ
ーラで押圧しても、ボンネット先端側の幅がフィルムの
幅よりも狭いので、ローラによりフィルムの横幅方向の
すべてに亘って押圧することが出来ず、貼付先端の車幅
が狭い時も、また貼付先端の中央部が大きな曲率で突出
する時もいずれも中央部の限られた部分のみが押圧・
貼付され、この状態からフィルムを引出しながら貼り付
けてゆくと、テンションの充分かからないフィルムの両
端部にシワが発生し易くなるからである。また、ボンネ
トを車幅方向の一側端から他方の側端に向けて貼り付
ける時も、側端部の前後方向の曲率が大きいため同様な
問題があった。そして、このようにシワ等が発生する
と、外観上見苦しいのみならず、雨水、ほこり等が進入
して保護機能の低下、或いは塗膜の劣化促進を招くとい
う不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、貼付先端から貼付方向後方に向けて貼付幅
が拡大する自動車のボンネットの表面全体に、該ボンネ
ット幅以上の一定の横幅を有する塗膜保護用フィルムを
該フィルム幅より長い押圧ローラを用いてボンネット
長手方向に押圧・移動してゆくことにより自動車ボンネ
ット表面に塗膜保護用フィルムを貼付するようにした貼
付方法において、押圧ローラで、フィルムの先端から一
定距離以上離れた箇所を、ボンネット表面の貼付先端か
ボンネット表面の後方に一定距離入り込み、且つ押圧
ローラにより前記フィルムがボンネット幅の略々全長に
亘って押圧できる位置に押圧して押圧部位を局所的に貼
り付ける第1貼付工程と、第1貼付工程と比較してボン
ネット表面の貼付幅が縮小する前記ボンネット表面の貼
付先端側に向けて前記押圧ローラを押圧・移動させ
ーク表面の先端側にフィルムを貼り付ける第2貼付工程
と、続いて前記押圧ローラをボンネット表面の貼付後端
側に向けて押圧・移動させてボンネット表面全域にフィ
ルムを貼り付ける第3貼付工程で自動車ボンネットへ
の塗膜保護用フィルムの貼付方法を構成した。
【0005】
【作用】当初のフィルムの貼り付け部位を、ボンネット
表面の先端からボンネット表面の後方に一定距離入り込
んだ位置とし、この位置を押圧ローラがボンネット幅の
ほぼ全長に亘って押圧出来るような位置とすることで、
当初の横幅方向の貼付域が増加し、その後のフィルムの
引出し時にフィルムの両端側にも充分テンションがかか
ってシワ等が発生しにくくなる。そして、押圧ローラを
一旦ボンネット表面の先端側に逆移動させて先端側を貼
り付けた後、反転移動させて後方に移動させ、ボンネッ
表面全域に貼り付ける。
【0006】
【実施例】本発明にかかるボンネット表面への塗膜保護
用フィルムの貼付方法の実施例について添付した図面に
基づき説明する。図1、図2はボンネットへ貼り付ける
状態を示す工程図、図3、図4はルーフへ貼り付ける状
態を示す工程図、図5、図6はトランクリッドへ貼り付
ける状態を示す工程図である。
【0007】近年、自動車に塗装を施した塗装完成車を
市場に向けて運送するような際、塗膜を保護するため車
体の塗膜表面に保護用フィルムを貼り付けることがあ
る。そして、かかる保護用フィルムは、車体全面を覆う
と例えば自走で船舶又はカーキャリア等に搭載する際に
視界を妨げる虞れがあるため、ウインド等を避けてボン
ネット、ルーフ等の塗装表面に限って貼り付けることが
多い。
【0008】一方、このような保護用フィルムは塗膜表
面に密着させて綺麗に貼り付ける必要があり、例えばシ
ワ、浮き等が発生した状態で貼り付けると、シワ等の隙
間から雨水、ほこり等が侵入して本来の保護機能を果た
さなくなるばかりでなく、却って塗膜の劣化を促進する
ような結果を招く虞れがあった。
【0009】特にボンネットは、前端側が幅狭で、中間
部〜後部が幅狭となるので、先端側からフィルムを貼付
し、ローラで押圧してゆくと、シワ、浮き等が発生し易
い。そこで、本発明の貼付方法は、このような不具合を
招きやすいシワ等の発生を有効に防止し得るよう発明
れたものである。
【0010】そこで、本発明の貼付方法を説明する前
に、貼付方法に係る貼付装置の概要について、装置の正
面視による全体図である図7、及び側面視による要部拡
大図である図8に基づき説明する。
【0011】図7に示すように、フィルム貼付装置1
は、位置決めされる車体Wの両側に設けられ且つ車体W
の前後方向(図1の紙面垂直方向)に延出する一対の架
台2、3と、各架台2、3に沿って移動自在となり且つ
車体Wを横幅方向に跨ぐ門型フレーム4と、この門型フ
レーム4の垂直レール4aに沿って上下動自在なラッピ
ングヘッド5を備え、このラッピングヘッド5は、左右
一対の昇降台6によって支持される複数のローラ群7を
備えている。
【0012】そして、このローラ群7は、例えば車体幅
以上の横幅のフィルムFをロール状に巻き付けたフィル
ムローラ8と、このフィルムローラ8からフィルムFを
引出す引出しローラ10、11、フィルムFにテンショ
ンをかけるテンションローラ12、フィルムFをガイド
するガイドローラ13、フィルムFを貼付面に押し付け
る押圧ローラ14等であり、この押圧ローラ14を車体
Wの塗装面上に沿って移動させるようにしている。
【0013】また、フィルムローラ8に巻き付けられた
フィルムFの片面側には剥離型接着剤が塗布されてい
る。
【0014】前記昇降台6の下方外側には、図8に示す
ように、押圧ローラ14のローラ軸延長線上に枢着され
る揺動板15が設けられ、枢着部Pまわりに揺動自在と
されている。
【0015】そして、この揺動板15には、その基端部
が昇降台6に枢着されるシリンダユニット16のロッド
先端が連結されており、このシリンダユニット16の作
動によって揺動板15を枢着部Pまわりに揺動させるよ
うにしている。
【0016】また、この揺動板15にはフィルムクラン
プ・カット機構17を設けている。
【0017】このフィルムクランプ・カット機構17
は、例えばクランプシリンダユニット18の作動によっ
てフィルムF端部を挟み付けて保持し得るクランプ機構
と、図に表れない回転移動刃によってフィルムFの横幅
方向を直線的に切断可能なカット機構を備えている。
【0018】因みに、このフィルムクランプ・カット機
構17は、揺動板15の下方のレール15aに摺動自在
に係合しており、揺動板15に固着されるシリンダユニ
ット20のロッド先端に結合されて前後(図8の左右)
に摺動自在とされているが、このフィルムクランプ・カ
ット機構17の前後への摺動機構は本案の必須の構成要
件ではない。
【0019】以上のようなフィルム貼付装置1を用いた
本発明の貼付方法について説明する。
【0020】本発明では、自動車の車体Wの進行方向の
前方側から後方側に向けて貼付作業が行われ、当初、図
1、図2に示すようにボンネットへの保護フィルムの貼
付が行われる。
【0021】そこで、図1(A)に示すように、フィル
ムクランプ・カット機構17でフィルムF端部を保持し
た状態の揺動板15を上方に揺動させ、押圧ローラ14
をボンネットの貼付先端fから貼付方向(図中右方)に
一定距離s入り込んだ位置にセットする。フィルムFは
ボンネットの幅以上の一定の横幅を有する。
【0022】この時、フィルムクランプ・カット機構1
7で保持されるフィルムF先端から押圧ローラ14底部
の押圧部までのフィルムF長さは、前記一定距離s以上
の長さとなるように予め前記シリンダユニット20を作
動調整している。
【0023】そして、この状態で押圧ローラ14を車体
W表面に押付け、フィルムFの押圧部位を貼り付ける。
尚、前記一定距離sは、車幅が広がって安定し、且つ幅
方向の曲率が少なくなる箇所を基準として選定され、こ
の箇所では押圧ローラ14によって車幅方向のほぼ全長
に亘ってフィルムFを圧着させることが出来る。又前記
したように、フィルムFの幅は、ボンネットの幅以上の
一定の横幅を有し、押圧ローラ14はボンネットの最大
横幅よりも大き目とし、ボンネット表面の所定位置にフ
ィルムFを貼付する。 以上を第1貼付工程とする。
【0024】次いで、フィルムクランプ・カット機構1
7によるフィルムF端部のクランプを解き、これに合せ
て押圧ローラ14を貼付先端fに向けて移動させる。こ
のため、図1(B)に示すように、ボンネットの先端側
にフィルムFが貼り付けられるが、フィルムFの先端は
ボンネットの貼付先端fより長く飛出し貼り残しが生じ
ない。以上を第2貼付工程とする。 以上により、フィル
ムFをボンネットの先端側から貼付し、後方に移動させ
て貼付した場合のような、先端側にシワ、浮き等の発生
の無いフィルム貼付が行なえる。
【0025】そして、押圧ローラ14が貼付先端fまで
移動してフィルムFの先端側が貼り付けられると、図2
(C)(D)に示すように、押圧ローラ14を貼付後端
bに向けて移動させる。
【0026】この移動間、図2(C)から(D)に至る
工程では、フィルムFが引出されながら貼り付けられる
ことになるが、既に図1(A)の時点でフィルムFは車
幅方向にほぼ一杯に貼り付けられているため、テンショ
ンが充分かかり、フィルムFの両端部等にシワが発生し
ない。
【0027】そして、ボンネットの貼付後端bまで貼り
付けが完了する。以上を第3貼付工程とする。 爾後、
(D)に示すように、押圧ローラ14が上昇するととも
に、揺動板15が下方に向けて揺動し、フィルムクラン
プ・カット機構17によってフィルムFを切断する。そ
して、このフィルムF端部をフィルムクランプ・カット
機構17でクランプしておく。
【0028】次に、ルーフへの貼り付けは図3、図4に
示すように、ボンネットの場合とほぼ同様な手順で行わ
れる。
【0029】すなわち、ルーフの貼付先端fから貼付方
向に一定距離s奥まった位置に押圧ローラ14を位置さ
せ(図3(A))、一定距離s以上の長さでフィルムF
端部をクランプするフィルムクランプ・カット機構17
のクランプを解いて押圧ローラ14を貼付先端fに移動
させてルーフ先端側に貼り付ける。(図2(B))
【0030】その後、押圧ローラ14を貼付後端b側に
移動させる(図3(A)(B))ことでルーフ全面にフ
ィルムFを貼り付けた後、フィルムクランプ・カット機
構17でフィルムFをカットする。
【0031】その後、同様な手順で図4、図5に示すト
ランクリッドへの貼り付けを行う。尚、図4、図5の貼
付先端f、貼付後端b等の記号は、前記例と同一であ
る。
【0032】以上のような手順によって、従来のように
フィルムの両端部にシワ、浮き等が発生するのを有効に
防止することが出来るが、勿論、実施例のように車体W
の前後方向に貼り付けてゆく作業のみならず、車幅方向
に貼り付けてゆく場合にも適用出来ることはいうまでも
ない。
【0033】また、前記フィルムクランプ・カット機構
17を揺動板15のレール15aに沿って摺動自在とし
ているのは、例えば貼付先端から貼り付けを開始する
際、押圧ローラ14が貼付先端fから一定距離s進行す
るまで、フィルムクランプ・カット機構17を貼付先端
fの近傍に留めておいてフィルムFにテンションをかけ
ることが出来るようにするためであるが、本案の方法を
採用するとかかるフィルムクランプ・カット機構17の
摺動機構は不要である。
【0034】因みに、本実施例のように押圧ローラ14
に揺動板15を取り付け、この揺動板15の先端にフィ
ルムクランプ・カット機構17を設けたような貼付装置
1において、通常の貼付手順によって貼付先端fから貼
り付けようとすると、貼付先端fからフィルムFにある
程度テンションをかけた状態から開始する必要があるこ
とから、押圧ローラ14の押圧部からフィルムクランプ
・カット機構17までの長いフィルムFが無駄になる
が、本案の方法を採用するとフィルムFの無駄は殆ど無
視できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車ボンネット
への塗膜保護用フィルムの貼付方法は、貼付先端から貼
付方向後方に向けて貼付幅が拡大する自動車のボンネッ
トの表面全体に、該ボンネット幅以上の一定の横幅を有
する塗膜保護用フィルムを該フィルム幅より長い押圧ロ
ーラを用いてボンネットの長手方向に押圧・移動してゆ
くことにより自動車ボンネット表面に塗膜保護用フィル
を貼付するようにした貼付方法において、押圧ローラ
で、フィルムの先端から一定距離以上離れた箇所を、ボ
ンネット表面の貼付先端からボンネット表面の後方に一
定距離入り込み、且つ押圧ローラにより前記フィルムが
ボンネット幅の略々全長に亘って押圧できる位置に押圧
して押圧部位を局所的に貼り付ける第1貼付工程と、
1貼付工程と比較してボンネット表面の貼付幅が縮小す
前記ボンネット表面の貼付先端側に向けて前記押圧ロ
ーラを押圧・移動させ、ワーク表面の先端側にフィルム
を貼り付ける第2貼付工程と、続いて前記押圧ローラを
ボンネット表面の貼付後端側に向けて押圧・移動させて
ボンネット表面全域にフィルムを貼り付ける第3貼付工
程とで構成したので、先端側が幅狭で、以後の部分が幅
広なボンネットにおいて、先ず押圧ローラで、ボンネッ
ト先端側から後方に一定距離離れた箇所を押圧し、爾後
フィルムをボンネット先端側に貼付しつつ押圧ローラで
押圧し、先端側にフィルムを貼着した後、押圧ローラを
ボンネット後方に向けて押圧・移動させるので、ボンネ
ット先端側から後部まで、当初の幅方向のフィルム接着
を行なうことができて、フィルムに充分のテンションを
かけることができ、ボンネットに 貼付するフィルムの
ワ、浮き等の不具合を防止することができる。
【0036】先端側が幅狭で、後方に順次幅が大きくな
るボンネットにおいては、フィルムを先端側に貼付して
押圧ローラで押圧し、フィルムを接着する場合、ボンネ
ットの最大幅を押圧するように設定された押圧ローラ
は、ボンネット先端側では、ボンネット全幅と等しい幅
のフィルム全面を押圧できず、フィルムの局所を押圧せ
ざるを得ないことから、押圧ローラのボンネット表面後
方へ移動させ、フィルムをボンネット表面後方貼付、接
着する際、ボンネット幅広部に相当するフィルム表面を
最初から押圧していないことから、貼付、接着フィルム
のシワ、浮き等の貼付、接着不良が発生する。 本発明で
は、ボンネット先端から後方に一定距離入り込んだ所定
のボンネットの最大幅部分にフィルムを貼付し、押圧ロ
ーラで押圧、接着させ、押圧ローラをボンネットの幅狭
の先端側に押圧・移動さてフィルムを貼付、接着させる
ので、押圧ローラによるフィルムの押圧が、ボンネット
前端側のフィルムであっても確実になされ、前述したよ
うにボンネット先端側のフィルム貼付、接着を確実に行
なって、シワ、浮き等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボンネットへの貼付手順を示す工程図
【図2】ボンネットへの貼付手順の続きを示す工程図
【図3】ルーフへの貼付手順を示す工程図
【図4】ルーフへの貼付手順の続きを示す工程図
【図5】トランクリッドへの貼付手順を示す工程図
【図6】トランクリッドへの貼付手順の続きを示す工程
【図7】貼付装置の正面視による全体図
【図8】貼付装置の側面視による要部拡大図
【符号の説明】
1 フィルム貼付装置 14 押圧ローラ b 貼付後端 f 貼付先端 s 一定距離 W 車体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫田 俊一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 景山 茂 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−39364(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼付先端から貼付方向後方に向けて貼付
    幅が拡大する自動車のボンネットの表面全体に、該ボン
    ネット幅以上の一定の横幅を有する塗膜保護用フィルム
    を該フィルム幅より長い押圧ローラを用いてボンネット
    の長手方向に押圧・移動してゆくことにより自動車ボン
    ネット表面に塗膜保護用フィルムを貼付するようにした
    貼付方法において、 前記押圧ローラで、フィルムの先端から一定距離以上離
    れた箇所を、ボンネット表面の貼付先端からボンネット
    表面の後方に一定距離入り込み、且つ押圧ローラにより
    前記フィルムがボンネット幅の略々全長に亘って押圧で
    きる位置に押圧して押圧部位を局所的に貼り付ける第1
    貼付工程と、前記第1貼付工程と比較してボンネット表面の貼付幅が
    縮小する 前記ボンネット表面の貼付先端側に向けて前記
    押圧ローラを押圧・移動させワーク表面の先端側にフ
    ィルムを貼り付ける第2貼付工程と、続いて前記 押圧ローラをボンネット表面の貼付後端側に
    向けて押圧・移動させてボンネット表面全域にフィルム
    を貼り付ける第3貼付工程と、 からなることを特徴とする自動車ボンネットへの塗膜保
    護用フィルムの貼付方法。
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