JPH07285521A - 粘着テープ貼着方法及びその装置 - Google Patents

粘着テープ貼着方法及びその装置

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JPH07285521A
JPH07285521A JP6093865A JP9386594A JPH07285521A JP H07285521 A JPH07285521 A JP H07285521A JP 6093865 A JP6093865 A JP 6093865A JP 9386594 A JP9386594 A JP 9386594A JP H07285521 A JPH07285521 A JP H07285521A
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JP
Japan
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adhesive tape
sticking
tape
slider
roll
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Application number
JP6093865A
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English (en)
Inventor
Kouji Honda
鋼司 本多
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業エリアの省スペース化及び装置の小型化
を図る。 【構成】 封緘面1fに対向しかつ上記突き合わされた
上下のフラップ1c、1dの先端縁に対して平行に移動
するスライダー6と、引き出された粘着テープ4の一端
が突き合わされたフラップの先端縁に対向するように上
記スライダーに回転自在に支持されたテープロール5
と、上記封緘面に直交する方向に移動自在にスライダー
に支持され上記テープロールから引き出された粘着テー
プの一端を始端側側面1gに貼着する第1の側面貼着手
段20と、該第1の側面貼着手段の移動方向と同じ方向
に移動自在にスライダーに支持され上記突き合わされた
2つのフラップの先端縁間に貼着した粘着テープに連続
する部分を終端側側面1hに貼着する第2の側面貼着手
段21と、粘着テープを段ボール箱1の始端側側面、封
緘面及び終端側側面に貼着する長さに切断する切断手段
24と、第1の側面貼着手段及び第2の側面貼着手段を
それぞれ始端側側面又は終端側側面に押圧する押圧手段
39とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボット等により折り
箱を整形し、その折り蓋を折り曲げた後、これら折り蓋
の先端縁を突き合せた状態で該先端縁間に粘着テープを
貼り付けて折り箱を封緘する粘着テープ貼着方法及びそ
の装置に関するものであり、作業エリアの省スペース化
及び装置の小型化を図ることができる新規な粘着テープ
貼着方法及びその装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】折り畳まれた状態の段ボール箱を箱状に
整形して、その箱本体に対してフラップを折り曲げ、折
り曲げたフラップの先端縁を突き合せた状態で該先端縁
間に粘着テープを貼り付けて段ボール箱を封緘する作業
を自動化した粘着テープ貼着装置が知られている。
【0003】かかる従来の粘着テープ貼着装置は、例え
ば、粘着テープを供給するテープ供給部と段ボール箱を
移動させる移動部とからなり、折り曲げたフラップの先
端縁を突き合せた状態の段ボール箱に粘着テープの一端
を貼着させて、段ボール箱をテープ供給部に対向した状
態で移動させ、その移動によりテープを引き出して段ボ
ール箱の突き合せたフラップの先端縁間に貼着するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の粘着テープ貼着装置にあっては、封緘作業にあたっ
て折り箱を移動させなければならず、このため、少なく
とも折り箱の封緘面のテープ貼着長の2倍の作業エリア
が必要であり、装置全体を大きくしてしまっており、ま
た、その分装置自体も大きくしなければならないという
問題があった。
【0005】特に、折り箱の箱状への整形及びその折り
蓋の折り曲げ等の作業を水平多関節型ロボットにより行
う場合には、1つのステージ内で種々の作業を行うこと
が要望されるが、従来のように折り箱を移動させて粘着
テープの貼着作業を行う場合、1つのステージ内で貼着
作業ができず、粘着テープの貼着後折り箱をステージ内
に再び移送する等の本来不要な工程が必要となるという
問題が生ずる。また、折り箱が大きい場合、折り箱を移
動させて粘着テープを貼着したときに折り箱が水平多関
節型ロボットの作業エリアから逸脱してしまい、折り箱
をステージに戻すためには、別の移動手段が必要になる
という問題もあった。
【0006】かかる問題は、折り箱が大きくなればなる
ほど顕著に生じてしまうものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明粘着テー
プ貼着方法は、上記した問題を解決するために、折り箱
の始端側側面にテープロールから引き出された粘着テー
プの一端を貼着して、テープロールを回転自在に支持し
たスライダーを折り箱に対して移動させ、テープロール
から粘着テープ引き出すと共に、上記封緘面に粘着テー
プを貼着し、スライダーの移動を所定の位置で停止させ
た後、粘着テープを封緘面における貼着終端より稍引き
出した部位で切断し、粘着テープにおける切断部位と上
記貼着終端部位との間の部分を折り箱の終端側側面に貼
着したものである。
【0008】また、本発明粘着テープ貼着装置は、封緘
面に対向しかつ上記突き合わされた折り蓋の先端縁に対
して平行に移動するスライダーと、引き出された粘着テ
ープの一端が突き合わされた折り蓋の先端縁に対向する
ように上記スライダーに回転自在に支持されたテープロ
ールと、上記封緘面に直交する方向に移動自在にスライ
ダーに支持され上記テープロールから引き出された粘着
テープの一端を始端側側面に貼着する第1の側面貼着手
段と、該第1の側面貼着手段の移動方向と同じ方向に移
動自在にスライダーに支持され粘着テープのうち上記突
き合わされた2つの折り蓋の先端縁間に貼着した部分に
連続する部分を終端側側面に貼着する第2の側面貼着手
段と、粘着テープを折り箱の始端側側面、封緘面及び終
端側側面に貼着するのに必要な所定の長さに切断する切
断手段と、第1の側面貼着手段及び第2の側面貼着手段
をそれぞれ始端側側面又は終端側側面に押圧する押圧手
段とから成るものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、粘着テープが巻回されたテー
プロールを折り箱の封緘面に対向した状態で移動させ粘
着テープを折り箱の封緘面に貼着するようにしたので、
折り箱を移動させる必要はなく、従って、折り箱を移動
するための領域は必要なく作業エリアを小さくすること
ができると共に、装置自体の小型化も図ることができ
る。
【0010】また、封緘作業にあたって折り箱を移動さ
せる必要がないため、封緘作業を1つのステージ内で他
の作業、例えば、折り箱の箱状への整形及びその折り蓋
の折り曲げ作業等と共に行うことができ、水平多関節型
ロボットでの作業を可能にする。
【0011】
【実施例】以下に、本発明粘着テープ貼着方法及びその
装置の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0012】図1乃至図14は本発明に係る粘着テープ
貼着装置の実施の一例の概要を示しており、図示した実
施例は本発明を段ボール箱の片側のフラップを折り曲げ
て封緘する粘着テープ貼着装置に適用した例を示すもの
である。
【0013】1は段ボール箱であり、折り畳まれた状態
の段ボール箱が水平多関節型ロボット(図示は省略す
る。)によりステージ2上の所定の位置に移送され、該
ステージ2で箱状に整形される。また、箱状に整形され
た段ボール箱1はその段ボール箱本体1aの開口1b、
1bが左右方向を向く向きでステージ2に載置される。
【0014】尚、図1において左方へ向かう方向を前
側、右方へ向かう方向を後側とし、又、上方へ向かう方
向を右側、下方へ向かう方向を左側とし、更に、紙面に
垂直な方向を鉛直方向とする。以下、説明において向き
を示すときはこの方向によるものとする。
【0015】図2は整形後の段ボール箱1を示すもので
あり、段ボール本体1aの開口1b、1bの縁にそれぞ
れ設けられた上フラップ1c、1c、下フラップ1d、
1d、左右の側フラップ1e、1e、・・・はいづれも
未だ折り曲げられていない状態となっている。
【0016】この状態から段ボール箱1の一方の開口1
b側の側フラップ1e、1eの折り曲げ作業を行った
後、上フラップ1c及び下フラップ1dの折り曲げ作業
を行い、折り曲げた上フラップ1c及び下フラップ1d
が鉛直な向きになるようにし、上フラップ1c及び下フ
ラップ1dの先端縁の突き合わさせた部位に後述する粘
着テープを貼着する。そして、上下フラップ1c、1d
を折り曲げた状態でこれらの表面が段ボール箱1の封緘
面1fとされる。
【0017】ステージ2に載置された段ボール箱1は図
示しない適宜な手段によりその載置された位置から移動
しないように支持され、かかる支持は後述する封緘作業
が終了するまで行われる。
【0018】3は粘着テープ貼着装置であり、上記ステ
ージ2に載置された段ボール箱1の封緘面1fに対向し
て配置され粘着テープ4が巻回されたテープロール5を
回転自在に支持したスライダー6と該スライダー6に回
動自在に支持された貼着ユニット7等から成る。
【0019】スライダー6はステージ2上の段ボール箱
1の封緘面1fに対向した位置に配設されたガイドレー
ル8に摺動自在に支持されたスライダー基台9と該スラ
イダー基台9に回転自在に支持されると共に上記テープ
ロール5を固定的に支持する円筒部材10と該円筒部材
10の回転を阻止するブレーキ手段11と上記テープロ
ール5から引き出された粘着テープ4を案内するガイド
ローラ12等を備えている。
【0020】13はスライダー基台9から右方へ向けて
突設された被検出片であり、スライダー6の右方の適宜
な位置に配設された2つのリミッタスイッチ14、14
及びストッパ15と作用してスライダー6の位置の検出
及び位置決めを行うようになっている。
【0021】ストッパ15は左端面が前方に行くに従い
左方に変位するように傾斜した被衝突片15aと該被衝
突片15aの前方に位置し被検出片13の移動を阻止す
る阻止片15bとを有し、かかるストッパ15は駆動機
構16に左右方向へ移動自在に支持されると共に、駆動
機構16により左右に移動されるようになっている。
【0022】被衝突片15aの左端面に上記被検出片1
3が衝突しかつ該面を押圧することによてストッパ15
は右方へ移動され、これにより、粘着テープ貼着装置3
が所定の位置に来たことが検知されるようになってい
る。
【0023】尚、上記リミッタスイッチ14、14及び
ストッパ15の位置は封緘しようとする段ボール箱の大
きさにより適宜変更することができるようになってい
る。
【0024】ガイドレール8は段ボール箱1の封緘面1
fの粘着テープ4を貼着する部分の長さよりも十分に長
く形成されている。
【0025】スライダー基台9は平面視で略矩形を為
し、その前左角部に矩形の切欠部9aが形成されてい
る。
【0026】円筒部材10はその軸が鉛直方向を向くよ
うに配置され、これに固定的に支持されたテープロール
5の幅方向の中心はステージ2に載置された段ボール箱
1の封緘面1fの上フラップ1cと下フラップ1dの突
き合わされた先端縁と略同じ位置になるようになってい
る。
【0027】ブレーキ手段11は上記テープロール5の
下方に位置され、その一端がスライダー基台9に回動自
在に支持され該回動支点から他端側に稍寄った位置にブ
レーキパッド17aを備えたリンク17と該リンク17
の他端にピストンロッドが連結されそのシリンダがスラ
イダー基台9に支持されたエアシリンダ18等からな
り、上記リンク17は図示しない弾発手段によりブレー
キパッド17aが円筒部材10から離間する方向へ回動
力を付勢されており、これにより上記エアシリンダ18
が駆動していない状態で、ブレーキパッド17aは上記
円筒部材10の外周面から稍離間した位置に位置され
る。
【0028】ブレーキ手段11は、所定のタイミングで
エアシリンダ18が駆動され、そのピストンロッドが突
出してリンク17を上記弾発手段による回動力に抗して
図1における反時計回り方向に回動させ、ブレーキパッ
ド17aを円筒部材10の外周面に押し付け、これによ
り、円筒部材10及びテープロール5の回転を阻止する
ようになっている。
【0029】ガイドローラ12はスライダー基台9の右
端側であって前後方向でテープロール5の前端より稍前
方に寄った位置に鉛直方向に突設された支軸に回転自在
に支持されており、ガイドローラ12の鉛直方向の幅は
粘着テープ4の幅より稍大きく形成されている。
【0030】貼着ユニット7は平面視で左方が開口され
た略コ字状の枠体から成るユニット基体19と該ユニッ
ト基体19に回動自在に支持され段ボール箱1の始端側
側面1gに粘着テープ4を貼着する第1の側面貼着手段
20と上記ユニット基体19に回動自在に支持され段ボ
ール箱1の終端側側面1hに粘着テープ4を貼着する第
2の側面貼着手段21と貼着ユニット7を段ボール箱1
から離間させるためのアクチュエータ22と封緘作業時
に上下のフラップ1c、1dが浮かないようにするため
の前方フラップ押え部材23と粘着テープ4を切断する
切断手段24等とから成る。
【0031】ユニット基体19はその後端の右角部が上
記スライダー基台9の前端部右側に回動自在に支持され
ている。
【0032】第1の側面貼着手段20は上記ユニット基
体19によって三方が囲まれた空間のうち前側半分の部
分に配設されており、一方の腕25aの先端部がユニッ
ト基体19の前後方向に延びる腕の略中央部に回動自在
に支持された第1のL字状ブラケット25と該第1のL
字状ブラケット25の他方の腕25bに固定された第1
のエアシリンダ26と該第1のエアシリンダ26のピス
トンロッドの先端部に回転自在に支持された第1のロー
ラ27と他方の腕25bの先端部に取着されたテープガ
イド28とから成る。
【0033】第1のL字状ブラケット25はその回動支
点側の腕25aが略左右方向に延びるように、また、他
方の腕25bが一方の腕25aの回動端(左端)から前
方に延びるように位置され、その回動は一方の腕25a
がユニット基体19の前後方向に延びる腕に略直角な状
態から回動端が後方へ移動する方向へのもののみが許容
され、従って、上記状態からその回動端が前方へ移動す
る方向への回動はできないようになっている。
【0034】第1のエアシリンダ26はそのピストンロ
ッドが左右方向に移動する向きで配置され、また、ピス
トンロッドの先端に取着された第1のローラ27はその
周面がステージ2に配置された段ボール箱1の封緘面1
fに対向し、当該粘着テープ貼着装置3がガイドレール
8に沿って摺動したときに封緘面1f上を転動する向き
で取り付けられている。
【0035】また、第1のエアシリンダ26のピストン
ロッドが最も引っ込んだ状態で第1のローラ27が上記
段ボール箱1の封緘面1fに軽く接触するようになって
いる。
【0036】テープガイド28は第1のローラ27の略
右半分を前方から覆うように配置され、また、その左端
面が前方に行くに従い右方に変位するような傾斜面28
aとされており、該傾斜面28aは第1のローラ27の
周面に連続するように近接する位置に配置されている。
【0037】29はテープガイド28の長さ方向の略中
心を貫通して形成されたノズル孔であり、その一端がテ
ープガイド28の傾斜面28aに開口されている。
【0038】尚、図示は省略したが、ノズル孔29の他
端はホースを介してバキューム手段に接続されおり、後
述するように傾斜面28aに案内された粘着テープ4の
反粘着面を吸着して、粘着テープ4が傾斜面28aから
離脱しないようになっている。
【0039】第2の側面貼着手段21は上記ユニット基
体19によって三方が囲まれた空間のうち後側半分の部
分に配設されており、一方の腕30aの先端部がユニッ
ト基体19の前後方向に延びる腕の略中央部であって上
記第1のL字状ブラケット25が支持された部位よりも
稍後方の部分に回動自在に支持された第2のL字状ブラ
ケット30と該第2のL字状ブラケット30の他方の腕
30bに固定された第2のエアシリンダ31と該第2の
エアシリンダ31のピストンロッドの先端部に回転自在
に支持された第2のローラ32と他方の腕30bの先端
部に取着された後方フラップ押え部材33とから成る。
【0040】第2のL字状ブラケット30はその回動支
点側の腕30aが略左右方向に延びるように、また、他
方の腕30bが一方の腕30aの回動端(左端)から後
方に延びるように配置され、その回動は一方の腕30a
がユニット基体19の前後方向に延びる腕に略直角な状
態から回動端が前方へ移動する方向のもののみが許容さ
れ、従って、上記状態からその回動端が後方へ移動する
方向への回動はできないようになっている。
【0041】第2のエアシリンダ31はそのピストンロ
ッドが左右方向に移動する向きで配置され、また、ピス
トンロッドの先端に取着された第2のローラ32はその
周面がステージ2に配置された段ボール箱1の封緘面1
fに対向し、当該粘着テープ貼着装置3がガイドレール
8に沿って摺動したときに封緘面1f上を転動する向き
で取り付けられている。
【0042】また、第2のエアシリンダ31のピストン
ロッドが最も引っ込んだ状態で第2のローラ32が上記
段ボール箱1の封緘面1fに軽く接触するようになって
いる。
【0043】後方フラップ押え部材33は支軸34と該
支軸34にその先端部に軸方向に移動可能でかつ抜け止
めされた状態で支持された押圧部材35と該押圧部材3
5に支軸34の先端方向への移動力を付勢するように支
軸34に外嵌されたコイルバネ36とから成り、上記支
軸34が上記第2のL字状ブラケット30の他方の腕3
0bの先端部から左方に向かって突設され、また、押圧
部材35の鉛直方向の幅は粘着テープ4の幅より稍大き
くされている。
【0044】また、後方フラップ押え部材33はその押
圧部材35に外力が加わらない状態においてはその先端
が上記第1及び第2のローラ27、32の左端面よりも
稍左方に突出されており、これにより、押圧部材35が
段ボール箱1の封緘面1fに接触したときはコイルバネ
36を圧縮するように作用するため、封緘面1fに対し
て上記第1及び第2のローラ27、32の接触圧よりも
稍高い圧力で接触される。
【0045】アクチュエータ22はエアシリンダで構成
され、上記スライダー基台9の切欠部9aに配設されて
おり、そのシリンダー本体がスライダー基台9の切欠部
9aの切欠縁の左端部に支持され、また、そのピストン
ロッドの先端部がユニット基体19の後側左端部に連結
されており、これにより、アクチュエータ22を駆動す
ると貼着ユニット7がスライダー6に対して回動するよ
うになっている。尚、アクチュエータ22のピストンロ
ッドが最も引っ込んだ状態でユニット基体19の前後方
向に延びる腕が上記ガイドレール8に対して平行になる
ようになっている。
【0046】前方フラップ押え部材23はユニット基体
19の前端側の腕の左端に左方へ延びるように取り付け
られ、その前面の左側半分は左方へ行くに従い後方に変
位する傾斜面に形成されており、また、前方フラップ押
え部材23の左端面はエアシリンダ26、31のピスト
ンロッドが最も引っ込んだ状態の上記第1及び第2のロ
ーラ27、32の左端面と左右方向において略同じ位置
に位置される。
【0047】切断手段24はエアシリンダ37と該エア
シリンダ37のピストンロッドの先端に取り付けられた
カッタ38とから成り、エアシリンダ37のシリンダ本
体が上記第2のL字状ブラケット30の一方の腕30a
の前面にカッタ38が左右方向に移動する向きで取り付
けられ、該カッタ38はその刃先が左方を向く向きで位
置される。
【0048】また、カッタ38はピストンロッドが引っ
込んだ状態においてそれぞれ引っ込んだ状態の第1のロ
ーラ27と第2のローラ32の左端面を結んだ線より右
方に位置され、ピストンロッドが突出したときにカッタ
38の刃先が上記左端面を結んだ線より左方に位置する
ようになっている。
【0049】39は上記第1の側面貼着手段20の第1
のローラ27を段ボール箱1の始端側側面1gに押し付
けると共に第2の側面貼着手段21の第2のローラ32
を段ボール箱1の終端側側面1hに押し付けるための押
圧手段であり、該押圧手段39は第1の側面貼着手段2
0と第2の側面貼着手段21との間であって第1のL字
状ブラケット25の一方の腕25aと上記切断手段24
のエアシリンダ37のシリンダ本体との間に縮設された
コイルスプリングで構成される。
【0050】そして、このコイルスプリング39によっ
て2つのL字状ブラケット25、30は第1のローラ2
7と第2のローラ32とが互いに離間する方向への回動
力をそれぞれ付勢され、また、上述のように、それぞれ
の一方の腕25a、30aがユニット基体19の前後方
向に延びる腕に対して直角な状態で、第1のL字状ブラ
ケット25は図1における時計回り方向への回動が阻止
され、第2のL字状ブラケット30は図1における反時
計回り方向への回動が阻止されているため、これら一方
の腕25a、30aはユニット基体19の前後方向に延
びる腕に対して直角な状態で保持される。
【0051】このように、押圧手段39をコイルスプリ
ングにより構成することにより、第1のローラ27と第
2のローラ32をそれぞれ段ボール箱1の側面1g又は
1hに押し付けるための押圧手段を共通にすることがで
きるが、本発明はこれに限らず、例えば、それぞれのL
字状ブラケット25、30の回動中心にトグルバネ等の
付勢手段を設ける等、適宜の構成を採ることができる。
【0052】40はユニット基体19の前後方向に延び
る腕の前端縁寄りの位置から右方へ突出した位置に配置
された小径ガイドローラであり、該小径ガイドローラ4
0はその軸心が鉛直方向に延び、また、その鉛直方向の
位置が上記ガイドローラ12と略一致するようにされて
いる。
【0053】小径ガイドローラ40はその幅が粘着テー
プ4の幅より稍大きく形成され、小径ガイドローラ40
の右端側周面と上記ガイドローラ12の右端側周面とを
結んだ線がガイドレール8と略平行になるように、ま
た、小径ガイドローラ40の前端側周面と上記テープガ
イド28の前面とを結んだ線がガイドレール8に略直交
するようになっている。
【0054】このような粘着テープ貼着装置3にテープ
ロール5は図1で見て粘着テープ5が時計回り方向に巻
回された向きで上記円筒部材10に固定的に外嵌され、
これから引き出された粘着テープ4はガイドローラ12
及び小径ガイドローラ40に案内されてテープガイド2
8まで引き出される。
【0055】これらガイドローラ12、40及びテープ
ガイド28に案内された粘着テープ4はテープガイド2
8のノズル孔29によりその傾斜面28aに吸い付けら
れてテープガイド28から離脱しないようになってお
り、また、その先端は、第1のローラ27よりも後方に
延びるように引き出されている。
【0056】尚、粘着テープ4のテープガイド28から
後方に引き出されている部分は、後述するように段ボー
ル箱1の始端側側面1gを貼着する分であり、これは、
第1のローラ27と第2のローラ32との間に位置した
カッタ38で切断されることにより生ずる。
【0057】また、引き出された粘着テープ4はその反
粘着面が上記ガイドローラ12、40及びテープガイド
28に接触するようになっており、また、小径ガイドロ
ール40に巻回されたときに、粘着テープ4はテープロ
ール5に巻回された向きと逆向きのカール癖が付けられ
るようになっている。尚、粘着テープ4に逆向きのカー
ル癖を付けるために、2つのガイドローラを共に小径ロ
ーラとしても良い。
【0058】しかして、このような粘着テープ貼着装置
3により、次のようして、ステージ2に載置された段ボ
ール箱1の封緘面1fに粘着テープ4が貼着されて封緘
作業が行われる。
【0059】先ず、粘着テープ貼着装置3はガイドレー
ル8に案内されて移動できる移動範囲のうち最も後側の
位置に位置され、この状態において粘着テープ貼着装置
3はステージ2の所定の位置に載置された段ボール箱1
に対して手前の位置(以下「初期位置」という。)に位
置される(図3参照)。
【0060】尚、この状態において、2つのリミッタス
イッチ14、14のうち右側に位置した始端側リミッタ
スイッチ14aに被検出片13が接触しており、当該粘
着テープ貼着装置3が初期位置に位置されていることが
検出されており、また、ストッパ15は駆動機構16に
より左方へ突出した状態とされている。
【0061】また、段ボール箱1はステージの所定の位
置に載置され、また、その各フラップ1c、1d、1
e、1eが段ボール箱本体1aに対して折り曲げられる
と共に、上フラップ1cの先端縁と下フラップ1dの先
端縁とが開口1bから稍浮き上がった状態となってい
る。
【0062】これは、図示しないフラップ折り曲げ機構
により各フラップ1c、1d、1e、1eを段ボール箱
本体1aに対して折り曲げるが、これらフラップ1c、
1d、1e、1eを折り曲げただけでは外側に重ねられ
た上下のフラップ1c、1dは折目とされた部分の弾発
力により直角に折り曲げられた状態が保持されないから
である。
【0063】次に、図示しないスライダーアクチュエー
タによりスライダー基台9を押圧して、スライダー6及
び貼着ユニット7を前方に移動させる。
【0064】移動されたスライダー6及び貼着ユニット
7はその前方フラップ押え部材23が段ボール箱1の開
口1bから稍浮いた状態の上下のフラップ1c、1d両
先端縁に接触して、これらフラップ1c、1dを段ボー
ル箱本体1a側に押し付ける。
【0065】このとき、前方フラップ押え部材23の前
面の左側半分が後方へ折れ曲がるように形成されている
ため、フラップ1c、1dの押し付けがスムーズに行わ
れる。
【0066】そして、押え付けられた上下のフラップ1
c、1dは互いの先端縁同士が突き合わされて封緘面1
fが形成される。
【0067】前方フラップ押え部材23による上下のフ
ラップ1c、1dの押し付けが開始された直後、ストッ
パ15の被衝突片15aの左端面にスライダー6の被検
出片13の右端が衝突し、ストッパ15を右方へ僅かに
移動させて、粘着テープ貼着装置3が所定の位置に来た
ことが検知される(図4参照)。
【0068】これにより、スライダー基台9を押圧して
いたアクチュエータが停止され、その慣性によりスライ
ダー6及び貼着ユニット7が僅かに移動してその被検出
片13がストッパ15の阻止片15bに衝突してスライ
ダー6及び貼着ユニット7の移動が停止される(図5参
照)。
【0069】このとき、第1の側面貼着手段20の第1
のローラ27はその前端面が段ボール箱1の始端側側面
1gより僅かに前方に位置した状態(以下、「始端位
置」という。)とされる。
【0070】次に、第1の側面貼着手段20のエアシリ
ンダ26を駆動して、第1のローラ27を左方へ突出さ
せる(図6参照)。
【0071】第1のローラ27を左方へ突出したとき、
テープガイド28から後方に延出された粘着テープ4の
先端部が左方へ移動せしめられると共に、段ボール箱1
の始端側側面1gと上記ローラ27との間に挟まれ、こ
れにより、粘着テープ4が始端側側面1gに貼着され
る。
【0072】第1のローラ27が始端側側面1gに接触
した際に、第1のL字状ブラケット25が図1における
反時計回り方向に僅かに回動され、第1の側面貼着手段
20と第2の側面貼着手段21との間に配設した押圧手
段39により第1のローラ27が始端側側面1gに押し
付けられ、これにより、粘着テープ4は始端側側面1g
に確実に貼着される。
【0073】始端側側面1gに粘着テープ4の一端部を
貼着した第1のローラ27は第1のエアシリンダ26に
より右方の位置、即ち、ピストンロッドが引っ込んだ位
置にに戻される(図7参照)。
【0074】尚、これまでの間は上記ストッパ15が左
方に突出した状態とされており、その阻止片15bにス
ライダー基台9の被検出片13が当接され、スライダー
6及び貼着ユニット7がそれより前方へ移動しないよう
に保持されている。
【0075】次に、駆動機構16によりストッパ15を
引っ込んだ状態とすることによりスライダー6の位置決
めを解除し、図示しないスライダーアクチュエータによ
りスライダー6及び貼着ユニット7を前方へ移動させる
(図8参照)。
【0076】このとき、貼着ユニット7の移動に伴い、
前方フラップ押え部材23による上下のフラップ1c、
1dの押し付けが継続されると共に、粘着テープ4の封
緘面1fへの貼着及びテープロール5からの粘着テープ
4の引き出しが為される。
【0077】また、貼着ユニット7の移動に伴い、第1
のローラ27、第2のローラ32及び後方フラップ押え
部材33が段ボール箱1の封緘面1f上をそれに粘着テ
ープ4を介して接触した状態で転動又は摺接するため、
粘着テープ4を封緘面に押え付けるように貼着が為さ
れ、その貼着が確実に為される。特に、後方フラップ押
え部材33はその押圧部材35の左方への突出量が上記
第1及び第2のローラ27、32よりも大きいため、封
緘面1fへの圧着力が強く、粘着テープ4の封緘面1f
への貼着を確実にするようになっている。
【0078】尚、貼着ユニット7の移動に際して、上記
ノズル孔29による粘着テープ4の吸着は解除され、こ
れにより、粘着テープ4のテープロール5からの引き出
しがスムーズに行われる。
【0079】スライダー6が所定の位置に来ると、被検
出片13が終端側リミッタスイッチ14bに衝突して、
スライダー6及び貼着ユニット7が所定の位置(以下、
「終端位置」という。)に来たことを検知すると共に、
スライダーアクチュエータによるスライダー6及び貼着
ユニット7の移動が停止される(図9参照)。
【0080】このとき、第2の側面貼着手段21の第2
のローラ32はその後端面が段ボール箱1の終端側側面
1hより僅かに後方に位置した状態とされる。
【0081】スライダー6及び貼着ユニット7が所定の
位置に来ると、テープロール5に対するブレーキ手段1
1が作動し、テープロール5の回転を阻止する。即ち、
ブレーキ手段11のエアシリンダ18が駆動され、その
ピストンロッドが突出してリンク17を図1における反
時計回り方向に回動させ、ブレーキパッド17aを円筒
部材10の外周面に圧接させ、これにより、円筒部材1
0及びテープロール5の回転が阻止される。
【0082】この状態で、テープロール5から引き出さ
れた粘着テープ4はその一端は封緘面1fに貼着され、
他端は回転が阻止されたテープロール5に巻回されてい
るため、その間の経路において緊張した状態で保持され
る。
【0083】テープロール5の回転が阻止された状態
で、上記図示しないバキューム手段を作動し、これによ
り、後述する粘着テープ4の切断後、テープロール5側
の粘着テープ4の一端部をノズル孔29で吸着してテー
プガイド28から離脱させないようになっている。
【0084】次に、切断手段24のエアシリンダ37が
駆動され、カッタ38が左方に移動され、該カッタ38
の刃先により粘着テープ4の第1のローラ27と第2の
ローラ32との間の部位が切断される(図10参照)。
【0085】かかる切断位置は第1のローラ27と第2
のローラ32との間の略中心位置とされており、これに
より、切断後のテープガイド28から後方に延出された
粘着テープ4の長さと粘着テープ4の封緘面1fの前端
縁から前方に延出された部分の長さとを略同じにするこ
とができ、段ボール箱1の始端側側面1gに貼着される
粘着テープ4の長さと終端側側面1hに貼着される粘着
テープ4の長さを略同じにすることができる。
【0086】次に、第2の側面貼着手段21のエアシリ
ンダ31を駆動して、第2のローラ32を左方へ突出さ
せる(図11参照)。
【0087】このとき、粘着テープ4の封緘面1fの前
端縁から前方に延出された部分の先端部が左方へ移動せ
しめられると共に、段ボール箱1の終端側側面1hと上
記ローラ32との間に挟まれ、これにより、粘着テープ
4が終端側側面1hに貼着される。
【0088】第2のローラ32が終端側側面1hに接触
した際に、第2のL字状ブラケット30が図1における
時計回り方向に僅かに回動され、第1の側面貼着手段2
0と第2の側面貼着手段21との間に配設した押圧手段
39により第2のローラ27が終端側側面1hに押圧さ
れ、これにより、粘着テープ4は終端側側面1hに確実
に貼着される。
【0089】また、第2のローラ32によって終端側側
面1hに粘着テープ4を貼着している間において、後方
フラップ押え部材33が封緘面1fの前端部において上
下のフラップ1c、1dを押え付けているため、フラッ
プ1c、1dが段ボール箱本体1aから浮き上がること
はない。
【0090】終端側側面1hに粘着テープ4の他端部を
貼着した第2のローラ32は第2のエアシリンダ31に
より右方の位置、即ち、ピストンロッドが引っ込んだ位
置に戻される。
【0091】これと略同時に、上記切断手段24のエア
シリンダ37により、カッタ38が右方に移動されて元
の位置に戻される(図12参照)。
【0092】以上のようにして段ボール箱1の封緘面1
fの封緘作業が完了する。
【0093】そして、スライダー6及び貼着ユニット7
を初期位置に戻すため、先ず、アクチュエータ22を駆
動してスライダー6に対して貼着ユニット7を傾動さ
せ、第1のローラ27、第2のローラ32及び後方フラ
ップ押え部材33を封緘面1fから右方へ離間させる
(図13参照)。
【0094】この状態からスライダー6及び貼着ユニッ
ト7をスライダーアクチュエータにより移動させ(図1
4参照)、初期位置に戻す。
【0095】初期位置に到達したスライダー6及び貼着
ユニット7はその被検出片13が始端側リミッタスイッ
チ14aに衝突して、これによって、初期位置に戻って
来たことが検出されると共に、スライダーアクチュエー
タが停止し、スライダー6及び貼着ユニット7の移動が
阻止される。
【0096】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明粘着テープ貼着方法によれば、互いに対向す
る折り蓋を折り箱本体に対して折り曲げ、これらの先端
縁を突き合せた状態で該先端縁間に粘着テープを貼り付
けて折り箱を封緘する粘着テープ貼着方法において、始
端側側面にテープロールから引き出された粘着テープの
一端を貼着して、テープロールを回転自在に支持したス
ライダーを折り箱に対して移動させ、テープロールから
粘着テープ引き出すと共に、上記封緘面に粘着テープを
貼着し、スライダーの移動を所定の位置で停止させた
後、粘着テープを封緘面における貼着終端より稍引き出
した部位で切断し、粘着テープにおける切断部位と上記
貼着終端部位との間の部分を終端側側面に貼着したこと
を特徴とする。
【0097】また、本発明粘着テープ貼着装置によれ
ば、互いに対向する折り蓋を折り箱本体に対して折り曲
げ、これらの先端縁を突き合せた状態で該先端縁間に粘
着テープを貼り付けて折り箱を封緘する粘着テープ貼着
装置において、封緘しようとする側の面、即ち、封緘面
に対向しかつ上記突き合わされた折り蓋の先端縁に対し
て平行に移動するスライダーと、引き出された粘着テー
プの一端が突き合わされた折り蓋の先端縁に対向するよ
うに上記スライダーに回転自在に支持されたテープロー
ルと、上記封緘面に直交する方向に移動自在にスライダ
ーに支持され上記テープロールから引き出された粘着テ
ープの一端を折り箱の封緘面に直交する側面であって粘
着テープの貼着を始める側の側面、即ち、始端側側面に
貼着する第1の側面貼着手段と、該第1の側面貼着手段
の移動方向と同じ方向に移動自在にスライダーに支持さ
れ粘着テープのうち上記突き合わされた2つの折り蓋の
先端縁間に貼着した部分に連続する部分を折り箱の封緘
面に直交する側面であって粘着テープの貼着を終わる側
の側面、即ち、終端側側面に貼着する第2の側面貼着手
段と、粘着テープを折り箱の始端側側面、封緘面及び終
端側側面に貼着するのに必要な所定の長さに切断する切
断手段と、第1の側面貼着手段及び第2の側面貼着手段
をそれぞれ始端側側面又は終端側側面に押圧する押圧手
段とから成ることを特徴とする。
【0098】従って、本発明粘着テープ貼着方法及びそ
の装置によれば、粘着テープが巻回されたテープロール
を折り箱の封緘面に対向した状態で移動させ粘着テープ
を折り箱の封緘面に貼着するようにしたので、折り箱を
移動させる必要はなく、従って、折り箱を移動するため
の領域は必要なく作業エリアを小さくすることができる
と共に、装置自体の小型化も図ることができる。
【0099】また、封緘作業にあたって折り箱を移動さ
せる必要がないため、封緘作業を1つのステージ内で他
の作業、例えば、折り箱の箱状への整形及びその折り蓋
の折り曲げ作業等と共に行うことができ、水平多関節型
ロボットでの作業を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粘着テープ貼着装置を概略的に示
す平面図である。
【図2】段ボール箱を示す斜視図である。
【図3】図4乃至図14と共に本発明に係る粘着テープ
貼着装置による段ボール箱1の封緘作業を順を追って説
明するものであり、本図は粘着テープ貼着装置が初期位
置にある状態を概略的に示す平面図である。
【図4】図3の状態から粘着テープ貼着装置を前進させ
て、始端位置の直前の位置に来た状態を概略的に示す平
面図である。
【図5】図4の状態から粘着テープ貼着装置が前進され
て、始端位置に来た状態を概略的に示す平面図である。
【図6】図5の状態から第1の側面粘着手段の第1のロ
ーラを移動させて始端側側面に粘着テープを粘着してい
る状態を概略的に示す平面図である。
【図7】図6の状態から第1の側面粘着手段の第1のロ
ーラを戻した状態を概略的に示す平面図である。
【図8】図7の状態から粘着テープ貼着装置を前進させ
て、封緘面を封緘している状態を概略的に示す平面図で
ある。
【図9】図8の状態から粘着テープ貼着装置を更に前進
させて、終端位置に来た状態を概略的に示す平面図であ
る。
【図10】図9の状態から切断手段により粘着テープを
切断した状態を概略的に示す平面図である。
【図11】図10の状態から第2の側面粘着手段の第2
ローラを移動させて、終端側側面に粘着テープを粘着し
ている状態を概略的に示す平面図である。
【図12】図11の状態から第2側面粘着手段の第2の
ローラを戻した状態を概略的に示す平面図である。
【図13】図12の状態から貼着ユニットをスライダー
に対して傾動させた状態を概略的に示す平面図である。
【図14】図13の状態から粘着テープ貼着装置を後退
させている状態を概略的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 段ボール箱(折り箱) 1a 本体(折り箱本体) 1c 上フラップ(折り蓋) 1d 下フラップ(折り蓋) 1f 封緘面 1g 始端側側面 1h 終端側側面 3 粘着テープ貼着装置 4 粘着テープ 5 テープロール 6 スライダー 11 ブレーキ手段 20 第1の側面貼着手段 21 第2の側面貼着手段 24 切断手段 27 第1のローラ 28 テープガイド 32 第2のローラ 39 押圧手段 40 小径ガイドロール(小径ロール)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する折り蓋を折り箱本体に対
    して折り曲げ、これらの先端縁を突き合せた状態で該先
    端縁間に粘着テープを貼り付けて折り箱を封緘する粘着
    テープ貼着方法において、折り箱の封緘しようとする側
    の面(以下、「封緘面」という。)に直交する側面であ
    って粘着テープの貼着を始める側の側面(以下、「始端
    側側面」という。)にテープロールから引き出された粘
    着テープの一端を貼着して、テープロールを回転自在に
    支持したスライダーを折り箱に対して移動させ、テープ
    ロールから粘着テープ引き出すと共に、上記封緘面に粘
    着テープを貼着し、スライダーの移動を所定の位置で停
    止させた後、粘着テープを封緘面における貼着終端より
    稍引き出した部位で切断し、粘着テープにおける切断部
    位と上記貼着終端部位との間の部分を折り箱の封緘面に
    直交する側面であって粘着テープの貼着を終わる側の側
    面(以下、「終端側側面」という。)に貼着したことを
    特徴とする粘着テープ貼着方法。
  2. 【請求項2】 互いに対向する折り蓋を折り箱本体に対
    して折り曲げ、これらの先端縁を突き合せた状態で該先
    端縁間に粘着テープを貼り付けて折り箱を封緘する粘着
    テープ貼着装置において、封緘しようとする側の面、即
    ち、封緘面に対向しかつ上記突き合わされた折り蓋の先
    端縁に対して平行に移動するスライダーと、引き出され
    た粘着テープの一端が突き合わされた折り蓋の先端縁に
    対向するように上記スライダーに回転自在に支持された
    テープロールと、上記封緘面に直交する方向に移動自在
    にスライダーに支持され上記テープロールから引き出さ
    れた粘着テープの一端を折り箱の封緘面に直交する側面
    であって粘着テープの貼着を始める側の側面、即ち、始
    端側側面に貼着する第1の側面貼着手段と、該第1の側
    面貼着手段の移動方向と同じ方向に移動自在にスライダ
    ーに支持され粘着テープのうち上記突き合わされた2つ
    の折り蓋の先端縁間に貼着した部分に連続する部分を折
    り箱の封緘面に直交する側面であって粘着テープの貼着
    を終わる側の側面、即ち、終端側側面に貼着する第2の
    側面貼着手段と、粘着テープを折り箱の始端側側面、封
    緘面及び終端側側面に貼着するのに必要な所定の長さに
    切断する切断手段と、第1の側面貼着手段及び第2の側
    面貼着手段をそれぞれ始端側側面又は終端側側面に押圧
    する押圧手段とから成ることを特徴とする粘着テープ貼
    着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した粘着テープ貼着装置
    において、第1の側面貼着手段及び/又は第2の側面貼
    着手段の粘着テープを押圧する部分がローラであること
    を特徴とする粘着テープ貼着装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載した粘着テ
    ープ貼着装置において、2つの側面貼着手段を折り箱本
    体の始端側側面又は終端側側面にそれぞれ押圧する押圧
    手段が1つであることを特徴とする粘着テープ貼着装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3又は請求項4に記載
    した粘着テープ貼着装置において、テープロールから引
    き出された粘着テープをテープロールに巻回された向き
    と逆向きのカール癖を付けるための小径ロールを設けた
    ことを特徴とする粘着テープ貼着装置。
  6. 【請求項6】 請求項2、請求項3、請求項4又は請求
    項5に記載した粘着テープ貼着装置において、テープロ
    ールから引き出された粘着テープの一端部をその反粘着
    面を吸着して、第1の側面貼着手段に案内するテープガ
    イドを設けたことを特徴とする粘着テープ貼着装置。
  7. 【請求項7】 請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5又は請求項6に記載した粘着テープ貼着装置におい
    て、テープロールにブレーキ手段が設けられ、該ブレー
    キ手段が粘着テープを切断するときに作用して、テープ
    ロールからの粘着テープの引き出しを禁止するようにし
    たことを特徴とする粘着テープ貼着装置。
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