JPH1016923A - 封緘機 - Google Patents

封緘機

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JPH1016923A
JPH1016923A JP17140496A JP17140496A JPH1016923A JP H1016923 A JPH1016923 A JP H1016923A JP 17140496 A JP17140496 A JP 17140496A JP 17140496 A JP17140496 A JP 17140496A JP H1016923 A JPH1016923 A JP H1016923A
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JP
Japan
Prior art keywords
cardboard box
base frame
adhesive tape
cutter
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17140496A
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English (en)
Inventor
Takumi Nishimura
巧 西村
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NISHIMURA SEISAKU KK
Original Assignee
NISHIMURA SEISAKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封緘機に関し、小型で、構成が簡単で、容易
にかつ安価に実施できるようにした封緘機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 エンドストッパ7 の前面に垂れ下げた粘
着テープ16の先端部をダンボール箱2 を押し込むことに
よりダンボール箱2 の後面に粘着させた後、基枠13を前
進させてテープロール15からガイドローラ17で粘着テー
プ15をダンボール箱2 の上面に引出し、上面押圧ローラ
19で押圧して粘着させる。ダンボール箱2の前方でカッ
ター23を昇降させて粘着テープ16を切断し、引続き前面
押圧ローラ26を下降させてダンボール箱2 の前面に粘着
テープ16の後端部を粘着させる。又、基枠13の後端時に
は基枠13を前上がりに傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は、ダンボール箱を
ガムテープなどの粘着テープで封緘する封緘機に関し、
特に小型で、構成が簡単で、容易にかつ安価に実施でき
るようにした封緘機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダンボール箱の上面に突き合わ
せ状に折り畳まれた上フラップを粘着テープを貼り着け
ることにより封緘する場合には、上フラップが開くこと
を防止するために、ダンボール箱の両側に粘着テープを
延出し、この延出部をダンボール箱の両側に折り曲げて
粘着させている。
【0003】このような粘着テープの貼着を自動的に行
うためには、例えば特公平6−84170号公報に記載
されているように、ダンボール箱の上方でダンボール箱
に対して後方から前方に移動する基枠から予め一定の長
さにわたってダンボール箱の後方上部に粘着テープを粘
着面を前に向けて垂れ下がらせておき、前記基枠に昇降
可能に支持させた第1押圧ローラでダンボール箱の後面
にこの粘着テープの先端部を押圧して粘着させ、更に、
ダンボール箱の上面に引き出された粘着テープをこの第
1押圧ローラでダンボール箱の上面に押圧して粘着さ
せ、第1押圧具がダンボール箱の前面を通過した直後に
カッターを作動させて粘着テープを切断し、基枠に昇降
可能に支持させた第2押圧ローラで粘着テープの後端部
をダンボール箱の前面に押圧して粘着させるようにした
封緘機(テープ粘着装置)が提案されている。
【0004】この従来の封緘機は、第1押圧具がダンボ
ール箱の前面を通過した直後に第1押圧ローラをその回
転をカッターに伝動できる位置に移動させる駆動機構
と、第2押圧ローラが先行するダンボール箱の前面に粘
着テープを粘着させた後、次のダンボール箱の前面を通
過するまで、この第2押圧ローラを昇降させるシリンダ
とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の封緘機で
は、基枠に対してダンボール箱を第1押圧ローラに後面
が接する位置から第2押圧ローラに前面が接する位置ま
で移動させるので、基枠あるいはダンボール箱の移動す
る距離が長くなり、装置全体が大型になるという問題が
ある。
【0006】又、構成が複雑で、制御が複雑であるの
で、コストダウンを図る上で不利になるという問題もあ
る。本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであ
り、装置を小型にできる上、構成が簡単で安価な封緘機
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る封緘機は、
上記の目的を達成するため、まず、テープロールを回転
自在に支持し、ダンボール箱の上方で該ダンボール箱に
対して前方から後方に移動する基枠を設ける。
【0008】この基枠とダンボール箱とは、基枠がダン
ボール箱の上方で該ダンボール箱に対して前方から後方
に移動するように構成してあればよいが、後面及び前面
への粘着テープの粘着を確実にするために、少なくとも
ダンボール箱の後面に粘着テープを粘着する時とその前
面に粘着テープを粘着する時にダンボール箱が停止され
ることが好ましく、構成を簡単にすると共に制御を簡単
にするために、ダンボール箱の後面に粘着テープを粘着
する時からその前面に粘着テープを粘着する時までダン
ボール箱を所定の位置に停止させ、基枠をダンボール箱
の上方で該ダンボール箱に対して前方から後方に移動さ
せるようにすることが好ましい。
【0009】又、本発明の封緘機は、ダンボール箱の後
面に粘着テープを粘着するために、所定の位置で前記テ
ープロールから引き出されたテープの先端部を前記ダン
ボール箱の後面に押圧する後面押圧具を備える。
【0010】この後面押圧具は、後方に移動するダンボ
ール箱の後面を所定の位置で粘着テープを介して受け止
めた後、ダンボール箱と共に後方に移動するように構成
したり、後方に移動するダンボール箱の後面を所定の位
置で粘着テープを介して受け止めた後、ダンボール箱の
移動空間外に退避するように構成したり、後方に移動す
るダンボール箱の後面を所定の位置で粘着テープを介し
て受け止めた後、その位置にダンボール箱を牽制するよ
うに構成したりすることができる。
【0011】これらの中では、構成を簡単にすると共に
制御を簡単にするために、後方に移動するダンボール箱
の後面を所定の位置で粘着テープを介して受け止めた
後、その位置にダンボール箱を牽制するように構成する
ことが推奨される。
【0012】前記基枠には、後面押圧具によってダンボ
ール箱の後面に粘着テープの先端部を粘着させた後、ダ
ンボール箱に対して基枠を後方から前方に移動させる
と、粘着テープの先端部がダンボール箱の後面に粘着さ
れているので、粘着テープがテープロールから引き出さ
れる。
【0013】前記基枠には、前記テープロールから引き
出されたテープを前記ダンボール箱の上面に案内するガ
イドローラと、前記ダンボール箱の上面に案内された粘
着テープを前記ダンボール箱の上面に押圧する上面押圧
具が設けられ、これにより、テープロールから引き出さ
れた粘着テープをダンボール箱の上面に粘着させること
ができる。
【0014】又、前記基枠には、前記ガイドローラと上
面押圧具との間で昇降して、粘着テープを切断するカッ
ターが支持される。このようにカッターを前記ガイドロ
ーラと上面押圧具との間に配置すれば、上面押圧具がダ
ンボール箱の前面を通過する前に粘着テープがダンボー
ル箱の前面と前記ガイドローラとの間の所定の位置で切
断できるようになり、基枠のダンボール箱に対する移動
距離を短くして、装置を小型にすることができる。又、
カッターを昇降させて粘着テープを切断するように構成
することにより、カッターを回転させる前記従来例に比
べてカッターの移動空間を小さくすることができ、装置
を一層小型にすることができる。更に、上面押圧具やガ
イドローラをその回転をカッターに伝動できる位置に移
動させる駆動機構が不要になるので、構成及びカッター
の制御が簡単になり、コストダウンを図ることができる
ようになる。
【0015】本発明においては、更に、前記基枠に、前
記カッターが前記ダンボール箱の前面から所定の距離だ
け前方で粘着テープを切断した直後に、前記上面押圧具
とカッターとの間で前記カッターに連動して昇降し、切
断された粘着テープの後端部をダンボール箱の後面に押
圧する後面押圧具が設けられ、これにより、切断された
粘着テープの後端部をダンボール箱の後面に押圧するし
て粘着させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る封緘機を
図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りである
が、まず、図2の側面図、図3の背面図及び図4の平面
図に基づいて本発明の一実施例に係る封緘機の構成を概
略的に説明する。
【0017】この封緘機1は、ダンボール箱2が位置決
めして載置されるテーブル3と、このテーブル3の左右
いずれか一方(ここでは、正面から見て右方)に前後1
対の支柱4を介してテーブル3に支持され、テーブル3
に載置されたダンボール箱2の上方で前後に延びる案内
ビーム5と、この案内ビーム5に前後摺動可能に支持さ
れた封緘ユニット10とを備える。
【0018】前記テーブル3には、ダンボール箱2が載
置されるテーブル3が上下2段に設けられ、図4に示す
ように、それぞれの段のテーブル3にはダンボール箱2
の下部の左右方向の位置を位置決めする下部サイドスト
ッパ6が設けられ、又、ダンボール箱2の後端の位置を
位置決めするエンドストッパ7が設けられる。更に、い
ずれかのテーブル3に載置されたダンボール箱2の上部
の左右方向の位置を位置決めする上部サイドストッパ8
(図3に示す。)が設けられる。
【0019】なお、上段のテーブル3には下段のテーブ
ル3に載置されるダンボール箱2を挿通するための開口
部9が設けらる。又、図5ないし図8に示すように、前
記上部サイドストッパ8の前端部にはダンボール箱2の
挿入を容易にするためのガイドローラ8aが設けられ
る。
【0020】ダンボール箱2は、まず、テーブル3に前
方から載置され、後方のエンドストッパ7に受け止めら
れるまで押し込まれる。図3に示すように、前記封緘ユ
ニット10は、案内ビーム5に設けた上下1対のガイド
バー5aが摺動可能に挿通される上下1対のベアリング
11aと、両ベアリングを連結する連結板11bとから
なるスライダ11と、このスライダ11に支軸12を介
して回転可能に支持される基枠13とを備える。
【0021】この支軸12は板状の基枠13の前寄り部
に枢着され、従って、基板13は自重で前下がり方向に
付勢されている。図5ないし図8に示すように、この基
板13の裏面の後上部にはストッパ14が設けられ、こ
のストッパ14をスライダ11の後端面上部に受け止め
させることにより、基板13の前下がり方向の回転が基
準位置で牽制される。
【0022】前記基板13の後部には、テープロール1
5が回転自在に支持され、このテープロール15の後下
方に、テープロール15から引き出された粘着テープ1
6をダンボール箱2の上面に案内するガイドローラ17
が回転自在に支持される。
【0023】図5に示すように、封緘ユニット10をダ
ンボール箱2の後方に位置させた状態では、テープロー
ル15から引き出された粘着テープ16の先端部は前記
エンドストッパ7の前側に垂れ下がり、ダンボール箱2
をこのエンドストッパ7に押し着けることにより、粘着
テープ16の先端部がダンボール箱2の後面に粘着す
る。
【0024】前記基枠13の前端部には、基枠13が基
準位置に位置する時に、ダンボール箱2の上面が押し上
げることによりダンボール箱2を検出するセンサを駆動
するセンサレバー18が支持されており、このセンサレ
バー18は、ダンボール箱2を前記エンドストッパ7に
押し着けることにより、ダンボール箱2の上面で押し上
げられ、前記センサがダンボール箱2を検出する。
【0025】ダンボール箱2が検出された後、前記案内
ビーム5に内蔵したユニット駆動装置30が作動し、封
緘ユニット10が前進し始める。このユニット駆動装置
30は封緘ユニット10を前後方向に往復させるように
構成してあればよく、例えばスクリュードライブ方式、
ベルトドライブ方式、チェーンドライブ方式などの公知
の方式の駆動装置を用いることができるが、ここでは、
外観の見栄えがよく、一定の速度で作動し、しかも、運
転騒音が少ないスライドベアと呼ばれるエア又は油圧の
シリンダをユニット駆動装置30として用いている。
【0026】封緘ユニット10が前進し始めると、図6
に示すように、粘着テープ16の先端部がすでにダンボ
ール箱2の後面に粘着されているので、この前進に伴っ
て粘着テープ16がテープロール15から引き出され、
前記ガイドローラ17によってダンボール箱2の上面に
案内される。
【0027】なお、粘着テープ16が過剰に繰り出され
ことを防止するために、スプリング31によりピンチプ
レート32が粘着テープ16をガイドローラ17に押圧
するようにしている。
【0028】前記基枠13の後部にはダンボール箱2の
上面に案内された粘着テープ16をダンボール箱2の上
面に押圧する上面押圧ローラ19が、カンチレバー20
を介して昇降可能に支持され、このカンチレバー20の
上面押圧ローラ19と反対側の端部と基枠13とにわた
って架着されたスプリング21によって上面押圧ローラ
19がダンボール箱2の上面に所定の圧力で押圧される
ようにしている。
【0029】テープロール15から引き出され、ガイド
ローラ17によってダンボール箱2の上面に案内された
粘着テープ16はダンボール箱2の上面に展開され、上
面押圧ローラ19に押圧されることによりダンボール箱
2の上面に粘着する。
【0030】もっとも、ここでは、粘着テープ16がダ
ンボール箱2の上面に押圧されればよいので、上記上面
押圧ローラ19に代えてへら状、あるいはシュー状の上
面押圧具を設けてもよいのである。
【0031】なお、前記基枠13が前進する時には、粘
着テープ16に作用する張力が基枠13を前下がり方向
に付勢しているので、基枠13は安定よく基準位置に保
持される。
【0032】前記基枠13には、前記ガイドローラ17
と上面押圧ローラ19との間に配置され、シリンダ22
により昇降可能に基枠13に支持させたカッター23が
設けられる。このカッター23は切断を確実にするため
に2枚刃構成とし、又、切断時の粘着テープ16の横ず
れを防止するため、その先形状をV字形に形成してあ
る。
【0033】前記シリンダ22はその上端部を左右軸心
回りに回転可能にトラニオン支持され、その下端部と基
枠13とにわたって架着されたスプリング24により後
方に付勢され、基枠13に支持されたストッパ25によ
り直立位置より後方への回転を牽制されている。
【0034】図7に示すように、前記基枠13がダンボ
ール箱2よりも前方の前進位置まで移動すると、センサ
レバー18がダンボール箱2の上面から離れて垂れ下が
り、封緘ユニット10が前進位置に接近したことが検出
される。この後、基枠13がダンボール箱2の前面から
一定の距離だけ前進した時に基枠13の前進が停止され
ると共にカッター23を下降させて粘着テープ16を切
断する。
【0035】前記シリンダ22のピストンロッド22a
の下端には、ブラケット22bを介して前面押圧ローラ
26が前記カッター23よりも後上側で左右軸心回りに
回転自在に支持されている。そして、カッター23が粘
着テープ16を切断する位置よりも更にシリンダ22を
伸長させることにより、この前面押圧ローラ26が前記
スプリング24により後方に付勢されながらダンボール
箱2の前面を上から下に転動し、ダンボール箱2の前面
からカッター23の位置までの粘着テープ16の後端部
がこの前面押圧ローラ26によりダンボール箱2の前面
に押圧されて粘着することになり、又、前記カッター2
3とガイドローラ17との間に所定の長さの粘着テープ
16の先端部が残される。
【0036】シリンダ22は所定のストロークまで伸長
した後、直ちに短縮され、この後、ユニット駆動装置3
0が逆作動して、封緘ユニット10が後退し始める。前
記基枠13の右面には、支軸12よりも前方で別の支軸
27を介して回転可能に懸垂され、図5あるいは図7に
示すように、ダンボール箱2の前又は後に位置する時
に、下端がダンボール箱2の上面よりも低く垂れ下がる
アーム28が設けられる。このアーム28は単純な腕状
に形成してもよいが、この実施例では、ダンボール箱2
の上面を傷つけることなく往復させるために、先端部に
ローラ28aを左右軸心回りに回転自在に支持させてい
る。
【0037】又、基枠13の右面には、このアーム28
が鉛直に垂れ下がる牽制位置よりもこのアーム28の後
方への回転を牽制するストッパ29が設けられ、ダンボ
ール箱2に対して基枠13が後方から前方に移動する時
には、図6に示すうように、このアーム28が鉛直に垂
れ下がる位置よりも後方に回転して基枠13が基準位置
に保持され、又、ダンボール箱2に対して基枠13が後
方から前方に移動する時には、図7に示すように、下端
がダンボール箱2の上面に受け止められたアーム28が
牽制位置に牽制され、基枠13を後上がりに傾斜する。
【0038】これにより、封緘ユニット10を後方に移
動させる時に、ガイドローラ17から下方に垂れ下がっ
た粘着テープ16の始端部がダンボール箱2の上面とセ
ンサレバー18との間に巻き込まれることが防止され、
センサレバー18に付着することを確実に防止できるよ
うになる。
【0039】そして、封緘ユニット10をダンボール箱
2の後方の初期位置に復帰させた後、ダンボール箱2を
テーブル3の前方に引き抜くと、粘着テープ16の先端
部はエンドストッパ7の前面に垂れ下がり、次のダンボ
ール箱2の封緘ができるようになる。
【0040】なお、初期位置に復帰した上面押圧ローラ
19は、次のダンボール箱2の封緘の時に円滑にダンボ
ール箱2の上に移動するように、エンドストッパ7の上
縁に連設した受台33の上に乗り上げるようにしてい
る。
【0041】以上から明らかなように、この封緘機の制
御は、初期位置でセンサレバー18でダンボール箱2の
セットを検出して封緘ユニット10を前進させ、前進位
置をセンサレバー18で検出して封緘ユニット10の前
進を停止させると共にシリンダ22を伸縮させ、この伸
縮が終了した後に封緘ユニット10を後退させて初期位
置に復帰させるというきわめて簡単な構成となる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の封緘機
によれば、前記のように構成するので、基枠をダンボー
ル箱に対して上面押圧具がダンボール箱の前部上に転接
している位置まで移動させればよいので、基枠の移動距
離を短くして、装置を小型にすることができる効果が得
られる。
【0043】又、カッターを昇降式にしているので、カ
ッターの移動空間を最小限に小さくして、装置を一層小
型にすることができる。更に、駆動装置としては、基枠
を前後に往復させる駆動装置とカッター及び前面押圧具
を昇降させるシリンダとを設ければよく、構成が簡単
で、容易に、かつ、安価に実施できる。
【0044】又更に、制御が簡単であり、制御装置を簡
単に、かつ、安価に構成することかでき、これにより、
一層容易に、かつ、安価に実施できるようになる。本発
明において、特に、前記基枠が所定の基準位置から前上
がり方向に回転可能に、かつ、自重で前下がり方向に付
勢されるように設けられ、この基枠の回転軸心よりも後
方で回転可能に前記基枠に懸垂され、下端がダンボール
箱の上面よりも下方に垂れ下がるアームと、このアーム
の下端をこの下端がダンボール箱の上面よりも下方に垂
れ下がる位置よりも前方に回転するすることを牽制する
ストッパとを設けた場合には、基枠をダンボール箱の上
で前方から後方に移動させた時に、ストッパにより、ア
ームがその下端がダンボール箱の上面よりも下方に垂れ
下がる位置よりも前方に回転するすることを牽制され、
これにより、基枠が前上がり方向に傾斜されるので、テ
ープロールから繰り出され粘着テープの先端が基枠の前
部などとダンボール箱の上面との間に挟まれて基枠の前
部などに付着することを防止でき、基枠が初期位置に復
帰させた後、ダンボール箱を前方に取り除くと、自然に
後面押圧具の前面に粘着テープの先端を位置させること
ができ、何ら手間をかけずに次のダンボール箱の封緘に
備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の側面図である。
【図2】本発明の側面図である。
【図3】本発明の背面図である。
【図4】本発明の平面図である。
【図5】初期状態における本発明の側面図である。
【図6】封緘ユニット前進時の本発明の側面図である。
【図7】粘着テープカット時の本発明の側面図である。
【図8】封緘ユニット後退時の本発明の側面図である。
【符号の説明】
1 封緘機 2 ダンボール箱 7 エンドストッパ 13 基枠 15 テープロール 16 粘着テープ 17 ガイドローラ 19 上面押圧ローラ 23 カッター 26 前面押圧ローラ 28 アーム 29 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープロールを回転自在に支持し、ダン
    ボール箱の上方で該ダンボール箱に対して後方から前方
    に移動する基枠と、ダンボール箱の後面よりも基枠が後
    方に位置する初期位置で、前記テープロールから引き出
    された粘着テープの先端部を前記ダンボール箱の後面に
    押圧する後面押圧具と、前記基枠に支持され、前記テー
    プロールから引き出された粘着テープを前記ダンボール
    箱の上面に案内するガイドローラと、前記テープロール
    から引き出された粘着テープを前記ガイドローラの後方
    で前記ダンボール箱の上面に押圧する上面押圧具と、 前記ガイドローラと上面押圧具との間で粘着テープを切
    断するように前記基枠に昇降可能に支持されたカッター
    と、このカッターが前記ダンボール箱の前面から所定の
    距離だけ前方で粘着テープを切断した直後に、前記第1
    の押さえローラとの間で前記カッターに連動して昇降
    し、切断された粘着テープの後端部をダンボール箱の前
    面に押圧する前面押圧具とを備えることを特徴とする封
    緘機。
  2. 【請求項2】 前記基枠が所定の基準位置から後上がり
    方向に回転可能に、かつ、自重で前下がり方向に付勢さ
    れるように設けられ、この基枠の回転軸心よりも後方で
    回転可能に前記基枠に懸垂され、下端がダンボール箱の
    上面よりも下方に垂れ下がるアームと、このアームの下
    端をこの下端がダンボール箱の上面よりも下方に垂れ下
    がる位置よりも前方に回転するすることを牽制するスト
    ッパとを設けた請求項1に記載の封緘機。
JP17140496A 1996-07-01 1996-07-01 封緘機 Pending JPH1016923A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101197395B1 (ko) * 2009-04-02 2012-11-05 재단법인 포항지능로봇연구소 코일 포장용 테이핑 장치
CN106628397A (zh) * 2016-12-19 2017-05-10 安徽天裕汽车零部件制造有限公司 一种双摆臂封装设备
CN113306797A (zh) * 2021-07-12 2021-08-27 杭州富彩包装制品有限公司 一种纸质包装箱上侧对折封口装置

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