JP3169199B2 - 車体上面への保護フィルム貼付方法 - Google Patents

車体上面への保護フィルム貼付方法

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JP3169199B2
JP3169199B2 JP02920594A JP2920594A JP3169199B2 JP 3169199 B2 JP3169199 B2 JP 3169199B2 JP 02920594 A JP02920594 A JP 02920594A JP 2920594 A JP2920594 A JP 2920594A JP 3169199 B2 JP3169199 B2 JP 3169199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,塗装完了後の複数車種
の車体が混合して搬送される車両製造ライン上で,各車
体のボンネットを含む車体前部上面,トランクリッドを
含む車体後部上面およびルーフ上面に,保護フィルムを
貼付するための車体上面への保護フィルム貼付方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来,工場から出荷される新品の自動車
を長期間屋外で保管する際に,太陽光線,塩類あるいは
雨(酸性雨)等に晒されることにより車体外板の上面に
生じる変色,染みおよび小さな傷等の発生を防止するた
めに,ポリエチレン等の合成樹脂から成るフィルムを車
体上面に貼付することが行われている(たとえば特開平
5−237935号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,車両製造ラ
イン上に複数車種の車体が混合して搬送されるために車
種に応じて車体上面の形状,大きさが異なるものであ
り,上記従来のものでは,各車種の車体上面よりも大き
めに切断された四角形状の保護フィルムを準備してお
き,各車体上面にその保護フィルムを貼付した後,不要
部分をカッター等で切除するようにしており,保護フィ
ルムの使用量が増大するとともに,切除作業に余分な時
間がかかり,作業能率が優れているとは言い難い。
【0004】本発明は,かかる事情に鑑みてなされたも
のであり,保護フィルムの使用量低減および切除作業の
能率向上を図った車体上面への保護フィルム貼付方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1記載の発明は,塗装完了後の複数車種の車
体が混合して搬送される車両製造ライン上で,各車体の
ボンネットを含む車体前部上面,トランクリッドを含む
車体後部上面およびルーフ上面に,保護フィルムを貼付
するための車体上面への保護フィルム貼付方法におい
て,車体前部上面,車体後部上面およびルーフ上面毎
に,各上面の前後端縁の少なくとも一方に応じた円弧状
端縁を有して各上面にほぼ対応した形状の第1,第2お
よび第3保護フィルムをそれぞれ準備し,各上面の前
後端縁の少なくとも一方に前記円弧状端縁を合わせた状
態で各保護フィルムを対応する上面に貼付した後,各保
護フィルムの不要部分を切除するようにし,車体後部上
面に貼付する第2保護フィルムの前記準備は,フィルム
ロールから所定長さだけ引出したフィルム部分を,その
側縁を円弧状に切除することにより円弧状端縁を形成し
た状態で引出し方向と直交する方向に切断して行われ,
ルーフ上面に貼付する第3保護フィルムの前記準備は,
各車種のルーフ上面の前後方向長さに対応するだけ前記
フィルムロールと同一幅の他のフィルムロールから引出
したフィルム部分を円弧状に切断して円弧状端縁を形成
することで行われ,第3保護フィルムの準備を行うフィ
ルム供給装置は,水平軸線まわりに回転可能として前記
他のフィルムロールを支承するロール支持部と,同フィ
ルムロールから引出したフィルム部分を円弧状に切断す
るための切断刃と,同フィルムロールからの引出し方向
に沿って該切断刃から所定の間隔をあけた位置に固定配
置されて,該切断刃からの長さを各車種に対応して異な
らせた複数の目盛りが設けられたスケール板とを備えて
いて,同フィルムロールから引出したフィルム部分の先
端を車種に応じて選択した前記目盛りの1つに合わせた
状態で該フィルム部分を切断刃で切断することにより,
ルーフ上面の前後長さにほぼ対応した長さで該フィルム
部分を切断することを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下,図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり,図1は車両製造ラインでの保護フィルム貼
付工程を示す平面図,図2は図1の2矢視側面図,図3
は図1の3矢視側面図,図4は図1の4矢視側面図,図
5は各上面毎に準備された保護フィルムを示す図,図6
はルーフ上面の前端部縦断面図,図7はルーフ上面の側
端部縦断面図である。
【0008】先ず図1において,車両製造工場の車両製
造ライン11には,複数車種の車体Vが混合して搬送さ
れるものであり,該車両製造ライン11において各車体
Vに塗装を施す塗装工程を経過した後の保護フィルム貼
付工程では,車体Vの搬送方向12に沿って順に第1貼
付位置P1 ,第2貼付位置P2 および第3貼付位置P3
が相互間に間隔をあけて設定され,第1貼付位置P1
車両製造ライン11の側方には第1フィルム供給装置2
0が,第2貼付位置P2 で車両製造ライン11の側方に
は第2フィルム供給装置21が,また第3貼付位置P3
で車両製造ライン11の上方には第3フィルム供給装置
22がそれぞれ配設される。
【0009】図2において,第1フィルム供給装置20
は,鉛直軸線まわりに回転可能としてフィルムロール2
3を支承するロール支持部24と,前記フィルムロール
23から一定の長さだけ引出したフィルム部分23aを
その引出し方向と直交する一直線状に切断するための切
断刃25と,前記フィルム部分23aの上部側縁を円弧
状に切断するための切断刃26とを備え,両切断刃2
5,26は,ロール支持部24から延設された支持腕部
27で固定的に支持されている。
【0010】しかもフィルムロール23からの引出し方
向に沿うフィルム部分23aの長さL1 は,いずれの車
種でも車体前部上面13の幅よりも大となる程度に設定
されており,また円弧状の切断刃26は,車体前部上面
13の後縁にほぼ対応する形状に形成されている。
【0011】図3において,第2フィルム供給装置21
は,上記第1フィルム供給装置20に類似した構成を有
するものであり,鉛直軸線まわりに回転可能としてフィ
ルムロール28を支承するロール支持部29と,前記フ
ィルムロール28から一定の長さだけ引出したフィルム
部分28aをその引出し方向と直交する一直線状に切断
するための切断刃30と,前記フィルム部分28aの上
部側縁を円弧状に切断するための切断刃31とを備え,
両切断刃30,31は,ロール支持部29から延設され
た支持腕部32で固定的に支持されている。
【0012】フィルムロール28からの引出し方向に沿
うフィルム部分28aの長さL2 は,いずれの車種でも
車体後部上面14の幅よりも大となる程度に設定され,
フィルム部分28aの幅すなわちフィルムロール28の
幅Wは,いずれの車種でもルーフ上面15の幅よりも大
となる程度に設定されている。また円弧状の切断刃31
は,車体後部上面14の前縁にほぼ対応する形状に形成
されている。
【0013】図4において,第3フィルム供給装置22
は,水平軸線まわりに回転可能としてフィルムロール3
3を支承するロール支持部34と,前記フィルムロール
33から引出したフィルム部分33aを円弧状に切断す
るための切断刃35と,各車種のルーフ上面15の車両
前後方向に沿う長さに応じた長さで前記フィルム部分3
3aを切断するためのスケール板36とを備え,ロール
支持部34およびスケール板37は天井部38に固定的
に支持され,切断刃35はロール支持部34から延設さ
れる支持腕部39で固定的に支持される。
【0014】フィルムロール33は,第2フィルム供給
装置21におけるフィルムロール28の幅Wと同一の
幅,すなわち,いずれの車種でも車体後部上面14の幅
よりも大となる程度の幅を有するものである。また円弧
状の切断刃35は,ルーフ上面15の後縁にほぼ対応す
る形状に形成されている。さらにスケール板36は,フ
ィルムロール33からの引出し方向に沿って切断刃35
から所定の間隔をあけた位置に固定配置されるものであ
り,このスケール板36には,各車種のルーフ上面15
の前後方向長さにそれぞれ対応してフィルム部分33a
を切断するために,切断刃35からの長さを各車種に対
応して異ならせた複数の目盛り37…が設けられてお
り,フィルムロール33から引出したフィルム部分33
aの先端を車種に応じて選択した前記目盛り37…の1
つに合わせた状態でフィルム部分33aを切断刃35で
切断することにより,ルーフ上面15の前後長さにほぼ
対応した長さL3 でフィルム部分33aを切断すること
が可能である。
【0015】而して,第1供給装置20からは,図5
(A)で示すように,車体前部上面13にほぼ対応した
形状の保護フィルム16を得ることができ,この保護フ
ィルム16の一端には,第1供給装置20の切断刃26
で切除されることにより車体前部上面13の後縁に対応
した円弧状端縁16aが形成されている。
【0016】また第2供給装置21からは,図5(B)
で示すように,車体後部上面14にほぼ対応した形状の
保護フィルム17を得ることができ,この保護フィルム
17の一端には,第2供給装置21の切断刃31で切除
されることにより車体後部上面14の前縁に対応した円
弧状端縁17aが形成されている。
【0017】さらに第3供給装置22からは,図5
(C)で示すように,ルーフ上面15にほぼ対応した形
状の保護フィルム18を得ることができ,この保護フィ
ルム16の一端には,第3供給装置22の切断刃35で
切断されることによりルーフ上面15の後縁に対応した
円弧状端縁18aが形成されている。なお,保護フィル
ム16の他端縁も,前記切断刃35で切断されることに
より前記円弧状端縁18aと同一形状の円弧状とされて
いるが,ルーフ上面15への貼付後に保護フィルム16
の他端は切除されることになる。
【0018】ところで,各保護フィルム16〜18は,
その一面に感圧性粘着剤層をそれぞれ有するものであ
り,押圧力を加えることにより各保護フィルム16〜1
8を前記各上面13〜15に貼付することができる。
【0019】而して,第1貼付位置P1 では,準備した
保護フィルム16を,その円弧状端縁16aが車体前部
上面13の後縁に合うようにした状態で車体前部上面1
3に貼付し,また第2貼付位置P2 では準備した保護フ
ィルム17を,その円弧状端縁17aが車体後部上面1
4の前縁に合うようにした状態で車体後部上面14に貼
付し,さらに第3貼付位置P3 では,準備した保護フィ
ルム18を,その円弧状端縁18aがルーフ上面15の
後縁に合うようにした状態でルーフ上面15に貼付し,
貼付後に各保護フィルム16〜18の不要部分,すなわ
ち各保護フィルム16〜18の対応する各上面13〜1
5からのはみ出し部分を切除する。また特に,保護フィ
ルム16,17に関しては,ボンネットおよびトランク
リッドを開閉可能とするために,ボンネットおよび両フ
ロントフェンダ間,ならびにトランクリッドおよび両リ
ヤフェンダ間に対応する部分が切断される。
【0020】ところで,ルーフ上面15の前方外縁に
は,図6で示すようにフロントガラス40の周囲に設け
られるモール41が在るが,ルーフ上面15に貼付され
る保護フィルム18の前端を,該モール41への貼付を
避ける位置で切除する。一方,保護フィルム18の後端
に在る円弧状端縁18aに関しては,リヤガラスの周囲
に設けられるモール(図示せず)を避けてルーフ上面1
5に貼付する。またルーフ上面15の両側外縁には,図
7で示すように,側部ドア42の上部に設けられたモー
ル43が在るが,前記保護フィルム18の両側端を,そ
れらのモール43への貼付を避ける位置で切除する。す
なわちルーフ上面15と,モール41,43間に生じて
いる溝44,45を跨ぐことがないようにして,保護フ
ィルム18を図6および図7の矢印で示す部分で切除す
る。
【0021】次にこの実施例の作用について説明する
と,車体前部上面13,車体後部上面14およびルーフ
上面15に,それらの上面13〜15の前後端縁の少な
くとも一方に応じた円弧状端縁16a,17a,18a
を有して各上面13〜15にほぼ対応した形状の保護フ
ィルム16,17,18を準備し,各円弧状端縁16a
〜18aを対応する各上面13〜15の端縁に合わせた
状態で各上面13〜15に保護フィルム16〜18を貼
付することにより,四角形状の保護フィルムを貼付して
いた従来のものと比べると,不要部分が少なくなり,そ
れに応じて保護フィルム16〜18の使用量が減少する
だけでなく,切除作業を短縮して作業能率を向上するこ
とができる。
【0022】またフィルムロール28から所定長さだけ
引出したフィルム部分28aを引出し方向と直交する方
向に切断するとともに,該フィルム部分28aの側縁を
円弧状に切除することにより,車体後部上面14の前縁
に対応した円弧状端縁17aを有する保護フィルム17
を形成し,各車種のルーフ上面15の前後方向長さに対
応するだけ前記フィルムロール28と同一幅のフィルム
ロール33から引出したフィルム部分33aを円弧状に
切断することにより,ルーフ上面15の後縁に対応した
円弧状端縁18aを有する保護フィルム18を形成して
いる。このため,車種によっては前後長さが極端に変化
するルーフ上面15に貼付すべき保護フィルム18と,
車種によっても前後長さがそれ程変化しない車体後部上
面14に貼付すべき保護フィルム17とを,車種の変化
にかかわらず同一サイズのフィルムロール28,33か
ら得ることができ,フィルムロール28,33の効果的
な使用が可能となる。
【0023】さらに保護フィルム18を,ルーフ上面1
5の外縁のモール41,43への貼付を避ける位置で切
除することにより,保護フィルム18をモール41,4
3とルーフ上面15との間に在る溝44,45を跨いで
貼付することを回避し,前記溝44,45内の空気によ
りルーフ上面15に貼付した保護フィルム18が剥がれ
易くなることを防止することができる。
【0024】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は上記実施例に限定されるものではなく,特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0025】たとえばルーフ上面15に貼付すべき保護
フィルム18に関しては,ルーフ上面15の前後縁にそ
れぞれ対応した円弧状端縁を両端に形成して準備するこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば,車体前部上面,車体後部上面およびルーフ上面毎
に,各上面の前後端縁の少なくとも一方に応じた円弧状
端縁を有して各上面にほぼ対応した形状の第1,第2お
よび第3保護フィルムをそれぞれ準備し,各上面の前
後端縁の少なくとも一方に前記円弧状端縁を合わせた状
態で各保護フィルムを対応する上面に貼付した後,各保
護フィルムの不要部分を切除するので,貼付後の保護フ
ィルムの不要部分を少なくし,保護フィルムの使用量を
低減することができるだけでなく,切除作業を短縮して
作業能率を向上することができる。
【0027】また車体後部上面に貼付する第2保護フィ
ルムの前記準備は,フィルムロールから所定長さだけ引
出したフィルム部分を,その側縁を円弧状に切除するこ
とにより円弧状端縁を形成した状態で引出し方向と直交
する方向に切断して行われ,ルーフ上面に貼付する第3
保護フィルムの前記準備は,各車種のルーフ上面の前後
方向長さに対応するだけ前記フィルムロールと同一幅の
他のフィルムロールから引出したフィルム部分を円弧状
に切断して円弧状端縁を形成することで行われるので,
車種によっては前後長さが極端に変化するルーフ上面に
貼付すべき保護フィルムと,車種によっても前後長さが
それ程変化しない車体後部上面に貼付すべき保護フィル
ムとを,同一サイズのフィルムロールから得るようにし
て,フィルムロールの効果的な使用が可能となる。
【0028】また特に第3保護フィルムの準備を行うフ
ィルム供給装置は,水平軸線まわりに回転可能として前
記他のフィルムロールを支承するロール支持部と,同フ
ィルムロールから引出したフィルム部分を円弧状に切断
するための切断刃と,同フィルムロールからの引出し方
向に沿って該切断刃から所定の間隔をあけた位置に固定
配置されて,該切断刃からの長さを各車種に対応して異
ならせた複数の目盛り が設けられたスケール板とを備え
ていて,同フィルムロールから引出したフィルム部分の
先端を車種に応じて選択した前記目盛りの1つに合わせ
た状態で該フィルム部分を切断刃で切断することによ
り,ルーフ上面の前後長さにほぼ対応した長さで該フィ
ルム部分を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両製造ラインでの保護フィルム貼付工程を示
す平面図である。
【図2】図1の2矢視側面図である。
【図3】図1の3矢視側面図である。
【図4】図1の4矢視側面図である。
【図5】各上面毎に準備された保護フィルムを示す図で
ある。
【図6】ルーフ上面の前端部縦断面図である。
【図7】ルーフ上面の側端部縦断面図である。
【符号の説明】
11・・・車両製造ライン 13・・・車体前部上面 14・・・車体後部上面 15・・・ルーフ上面 16,17,18・・・保護フィルム 16a,17a,18a・・・円弧状端縁22・・・フィルム供給装置 28,33・・・フィルムロール 28a,33a・・・フィルム部分34・・・ロール支持部 35・・・切断刃 36・・・スケール板 37・・・目盛り 41,43・・・モール V・・・車体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装完了後の複数車種の車体(V)が混
    合して搬送される車両製造ライン(11)上で,各車体
    (V)のボンネットを含む車体前部上面(13),トラ
    ンクリッドを含む車体後部上面(14)およびルーフ上
    面(15)に,保護フィルム(16,17,18)を貼
    付するための車体上面への保護フィルム貼付方法におい
    て, 車体前部上面(13),車体後部上面(14)およびル
    ーフ上面(15)毎に,各上面(13〜15)の前後端
    縁の少なくとも一方に応じた円弧状端縁(16a,17
    a,18a)を有して各上面(13〜15)にほぼ対応
    した形状の第1,第2および第3保護フィルム(16,
    17,18)をそれぞれ準備し,各上面(13〜1
    5)の前後端縁の少なくとも一方に前記円弧状端縁(1
    6a〜18a)を合わせた状態で各保護フィルム(16
    〜18)を対応する上面(13〜15)に貼付した後,
    各保護フィルム(16〜18)の不要部分を切除する
    うにし, 車体後部上面(14)に貼付する第2保護フィルム(1
    7)の前記準備は, フィルムロール(28)から所定長
    さだけ引出したフィルム部分(28a)を,その側縁を
    円弧状に切除することにより円弧状端縁(17a)を形
    成した状態で引出し方向と直交する方向に切断して行わ
    れ, ルーフ上面(15)に貼付する第3保護フィルム(1
    8)の前記準備は, 各車種のルーフ上面(15)の前後
    方向長さに対応するだけ前記フィルムロール(28)と
    同一幅の他のフィルムロール(33)から引出したフィ
    ルム部分(33a)を円弧状に切断して円弧状端縁(1
    8a)を形成することで行われ, 第3保護フィルム(18)の準備を行うフィルム供給装
    置(22)は,水平軸線まわりに回転可能として前記他
    のフィルムロール(33)を支承するロール支持部(3
    4)と,同フィルムロール(33)から引出したフィル
    ム部分(33a)を円弧状に切断するための切断刃(3
    5)と,同フィルムロール(33)からの引出し方向に
    沿って該切断刃(35)から所定の間隔をあけた位置に
    固定配置 されて,該切断刃(35)からの長さを各車種
    に対応して異ならせた複数の目盛り(37)が設けられ
    たスケール板(36)とを備えていて,同フィルムロー
    ル(33)から引出したフィルム部分(33a)の先端
    を車種に応じて選択した前記目盛り(37)の1つに合
    わせた状態で該フィルム部分(33a)を切断刃(3
    5)で切断することにより,ルーフ上面(15)の前後
    長さにほぼ対応した長さ(L 3 )で該フィルム部分(3
    3a)を切断する ことを特徴とする,車体上面への保護
    フィルム貼付方法。
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