JP2588820Y2 - ラップフィルムロール支持装置 - Google Patents
ラップフィルムロール支持装置Info
- Publication number
- JP2588820Y2 JP2588820Y2 JP1993007583U JP758393U JP2588820Y2 JP 2588820 Y2 JP2588820 Y2 JP 2588820Y2 JP 1993007583 U JP1993007583 U JP 1993007583U JP 758393 U JP758393 U JP 758393U JP 2588820 Y2 JP2588820 Y2 JP 2588820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrap film
- film roll
- angle
- height
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車ボディの塗装面
保護のためにラップフィルムをフードやルーフ等に貼付
する際にラップフィルムロールを支持するラップフィル
ムロール支持装置に関する。
保護のためにラップフィルムをフードやルーフ等に貼付
する際にラップフィルムロールを支持するラップフィル
ムロール支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボディ表面の塗装面保護のために
ラップフィルムをボディのフードやルーフ等に貼付する
場合に、ラップフィルムロールを支持する装置は、車高
の一番高い車種に合せてラップフィルムロールの支持高
さとラップフィルムのカット台の角度が調整され、ボデ
ィの上方に支持されていた。
ラップフィルムをボディのフードやルーフ等に貼付する
場合に、ラップフィルムロールを支持する装置は、車高
の一番高い車種に合せてラップフィルムロールの支持高
さとラップフィルムのカット台の角度が調整され、ボデ
ィの上方に支持されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、車高の高い車種に比べて車高の低い車種へのラップ
フィルムの貼付は作業性が悪く、また車高の一番高い車
種の場合でもルーフの高さに合せてラップフィルムロー
ルが支持されているので、ルーフに比べて低いフード等
にラップフィルムを貼付するのは容易でないという問題
点を有していた。
は、車高の高い車種に比べて車高の低い車種へのラップ
フィルムの貼付は作業性が悪く、また車高の一番高い車
種の場合でもルーフの高さに合せてラップフィルムロー
ルが支持されているので、ルーフに比べて低いフード等
にラップフィルムを貼付するのは容易でないという問題
点を有していた。
【0004】本考案は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ラップフィルム貼付対象部位に応じてラップフ
ィルムロールの支持高さとラップフィルムのカット台の
取付角度を調整することが出来るラップフィルムロール
支持装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ラップフィルム貼付対象部位に応じてラップフ
ィルムロールの支持高さとラップフィルムのカット台の
取付角度を調整することが出来るラップフィルムロール
支持装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
考案は、ラップフィルム貼付対象部位に対応してラップ
フィルムロールの支持高さを調整する高さ調整手段と、
ラップフィルム貼付対象部位に対応してラップフィルム
のカット台の角度を調整するカット台角度調整手段を備
えたものである。
考案は、ラップフィルム貼付対象部位に対応してラップ
フィルムロールの支持高さを調整する高さ調整手段と、
ラップフィルム貼付対象部位に対応してラップフィルム
のカット台の角度を調整するカット台角度調整手段を備
えたものである。
【0006】
【作用】ラップフィルムロールの支持高さとラップフィ
ルムのカット台の角度が、ラップフィルム貼付対象部位
に応じて、作業が容易になるように調整される。
ルムのカット台の角度が、ラップフィルム貼付対象部位
に応じて、作業が容易になるように調整される。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本考案に係るラップフィルムロール支
持装置の斜視図、図2は同じく要部側面図、図3は同じ
く自動車生産ラインに適用した状態を示す側面図であ
る。
説明する。図1は本考案に係るラップフィルムロール支
持装置の斜視図、図2は同じく要部側面図、図3は同じ
く自動車生産ラインに適用した状態を示す側面図であ
る。
【0008】ラップフィルムロール支持装置1は、図1
に示すようにラップフィルムロール2を支持するロール
受け具3と、ロール受け具3に一対の板状部材4を介し
て取付けられたカット台5と、カット台5の水平方向に
対する取付角度を調整するカット台角度調整手段6と、
ロール受け具3とカット台5を一体に昇降させる高さ調
整手段7から構成されている。
に示すようにラップフィルムロール2を支持するロール
受け具3と、ロール受け具3に一対の板状部材4を介し
て取付けられたカット台5と、カット台5の水平方向に
対する取付角度を調整するカット台角度調整手段6と、
ロール受け具3とカット台5を一体に昇降させる高さ調
整手段7から構成されている。
【0009】ロール受け具3は、ラップフィルムロール
2の両端部に差込む一対のロール固定部10と、ラップ
フィルムロール2に差込んだロール固定部10と嵌合し
て挟持する左右側部11a,11bと上部11cから成
るコの字型フレーム11から構成されている。
2の両端部に差込む一対のロール固定部10と、ラップ
フィルムロール2に差込んだロール固定部10と嵌合し
て挟持する左右側部11a,11bと上部11cから成
るコの字型フレーム11から構成されている。
【0010】カット台5は、ラップフィルム2aの引出
方向に対して垂直に溝5aを形成し、ラップフィルムロ
ール2から所望の寸法だけ引出されたラップフィルム2
aを切断する際に、ラップフィルム2aの切断部分を貼
着した後、カッタ(不図示)を溝5aに係合させながら
ラップフィルム2aを引出方向に対して垂直に切断する
ようにするためのものである。
方向に対して垂直に溝5aを形成し、ラップフィルムロ
ール2から所望の寸法だけ引出されたラップフィルム2
aを切断する際に、ラップフィルム2aの切断部分を貼
着した後、カッタ(不図示)を溝5aに係合させながら
ラップフィルム2aを引出方向に対して垂直に切断する
ようにするためのものである。
【0011】カット台角度調整手段6は、一対の板状部
材4の先端に挟むようにして取付けられたカット台5の
取付角度を板状部材4のフレーム11に対する取付角度
によって調整する第1角度調整機構12と、カット台5
自体の板状部材4に対する取付角度を調整する第2角度
調整機構13とから成っている。
材4の先端に挟むようにして取付けられたカット台5の
取付角度を板状部材4のフレーム11に対する取付角度
によって調整する第1角度調整機構12と、カット台5
自体の板状部材4に対する取付角度を調整する第2角度
調整機構13とから成っている。
【0012】第1角度調整機構12は、図2に示すよう
にコの字型のフレーム11の左右側部11a,11bの
先端に連結軸15を介して一対の板状部材4を回動自在
に取付け、フレーム11に対して5種類の取付角度が構
成されるように、板状部材4とフレーム11の左右側部
11a,11bを共に貫通する孔16を5箇所に形成
し、孔16にロックピン17を嵌合させてカット台5の
取付角度を調整するようにしている。
にコの字型のフレーム11の左右側部11a,11bの
先端に連結軸15を介して一対の板状部材4を回動自在
に取付け、フレーム11に対して5種類の取付角度が構
成されるように、板状部材4とフレーム11の左右側部
11a,11bを共に貫通する孔16を5箇所に形成
し、孔16にロックピン17を嵌合させてカット台5の
取付角度を調整するようにしている。
【0013】第2角度調整機構13は、一対の板状部材
4の先端に支持軸20を介してカット台5を回動自在に
取付け、板状部材4に対して3種類の取付角度が構成さ
れるように、板状部材4とカット台5を共に貫通する孔
21を3箇所に形成し、孔21にロックピン22を嵌合
させてカット台5の取付角度を調整するようにしてい
る。なお、23は板状部材4とフレーム11の左右側部
11a,11bを連結する左右一対の伸縮自在な緩衝部
材である。
4の先端に支持軸20を介してカット台5を回動自在に
取付け、板状部材4に対して3種類の取付角度が構成さ
れるように、板状部材4とカット台5を共に貫通する孔
21を3箇所に形成し、孔21にロックピン22を嵌合
させてカット台5の取付角度を調整するようにしてい
る。なお、23は板状部材4とフレーム11の左右側部
11a,11bを連結する左右一対の伸縮自在な緩衝部
材である。
【0014】高さ調整手段7は、図1に示すようにフレ
ーム11の外側に位置する左右側部30a,30bと上
部30cから成るコの字型のフレーム30と、上部30
cにロッド31を垂直下向きに取付けたシリンダ32か
ら構成されている。
ーム11の外側に位置する左右側部30a,30bと上
部30cから成るコの字型のフレーム30と、上部30
cにロッド31を垂直下向きに取付けたシリンダ32か
ら構成されている。
【0015】フレーム30の左右側部30a,30bに
は、シリンダ32の進退動によりフレーム11を昇降さ
せる際にフレーム11を案内するガイドバー33が設け
られ、フレーム11の左右側部11a,11bに設けら
れたガイド34と摺動自在に係合している。
は、シリンダ32の進退動によりフレーム11を昇降さ
せる際にフレーム11を案内するガイドバー33が設け
られ、フレーム11の左右側部11a,11bに設けら
れたガイド34と摺動自在に係合している。
【0016】また、ガイド34はシリンダ32のストロ
ークエンドを規制する役割も果たしている。
ークエンドを規制する役割も果たしている。
【0017】ラップフィルムロール支持装置1は、図3
に示すようにコンベヤ40の上方に架設されたレースウ
ェー41に固定され、コンベヤ40によって矢印A方向
に搬送されてくる自動車ボディWにラップフィルム5を
貼付するように設置されている。
に示すようにコンベヤ40の上方に架設されたレースウ
ェー41に固定され、コンベヤ40によって矢印A方向
に搬送されてくる自動車ボディWにラップフィルム5を
貼付するように設置されている。
【0018】以上のように構成されたラップフィルムロ
ール支持装置1の動作について説明する。先ず、前工程
からコンベヤ40によって搬送されてくるボディWの車
種信号がラップフィルムロール支持装置1が設置された
ラップフィルム貼付工程に送られてくる。
ール支持装置1の動作について説明する。先ず、前工程
からコンベヤ40によって搬送されてくるボディWの車
種信号がラップフィルムロール支持装置1が設置された
ラップフィルム貼付工程に送られてくる。
【0019】すると、搬送されてくるボディWのラップ
フィルム2aを貼付する対象部位であるフードWa、ル
ーフWb、トランクリッドWcの順番に、その高さに対
してラップフィルムロール2の高さが最適になるよう高
さ調整手段7のシリンダ32が、図3に示すように昇降
する。
フィルム2aを貼付する対象部位であるフードWa、ル
ーフWb、トランクリッドWcの順番に、その高さに対
してラップフィルムロール2の高さが最適になるよう高
さ調整手段7のシリンダ32が、図3に示すように昇降
する。
【0020】また、ラップフィルム2aを切断する際
に、カット台5の取付角度が対象部位であるフードW
a、ルーフWb、トランクリッドWcに適するよう第1
角度調整機構12と第2角度調整機構13によって調整
される。即ち、ロックピン17,22をカット台5が所
望な角度になる孔16,21に嵌合することにより調整
される。
に、カット台5の取付角度が対象部位であるフードW
a、ルーフWb、トランクリッドWcに適するよう第1
角度調整機構12と第2角度調整機構13によって調整
される。即ち、ロックピン17,22をカット台5が所
望な角度になる孔16,21に嵌合することにより調整
される。
【0021】従って、フードWa、ルーフWb、トラン
クリッドWcへのラップフィルム2aの貼付作業におい
て、作業者はラップフィルムロール2の高さを最適な状
態に維持して行うことが出来る。
クリッドWcへのラップフィルム2aの貼付作業におい
て、作業者はラップフィルムロール2の高さを最適な状
態に維持して行うことが出来る。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、車
種やラップフィルム貼付対象部位に応じてラップフィル
ムロールの支持高さとラップフィルムのカット台の角度
を調整することが出来るので、ラップフィルム貼付作業
の作業性が向上すると共に、ラップフィルム貼付作業の
品質も向上する。
種やラップフィルム貼付対象部位に応じてラップフィル
ムロールの支持高さとラップフィルムのカット台の角度
を調整することが出来るので、ラップフィルム貼付作業
の作業性が向上すると共に、ラップフィルム貼付作業の
品質も向上する。
【図1】本考案に係るラップフィルムロール支持装置の
斜視図
斜視図
【図2】本考案に係るラップフィルムロール支持装置の
要部側面図
要部側面図
【図3】本考案に係るラップフィルムロール支持装置を
自動車生産ラインに適用した状態を示す側面図
自動車生産ラインに適用した状態を示す側面図
1…ラップフィルムロール支持装置、2…ラップフィル
ムロール、2a…ラップフィルム、5…カット台、6…
カット台角度調整手段、7…高さ調整手段、12…第1
角度調整機構、13…第2角度調整機構、W…自動車ボ
ディ、Wa…フード(ラップフィルム貼付対象部位)、
Wb…ルーフ(ラップフィルム貼付対象部位)、Wc…
トランクリッド(ラップフィルム貼付対象部位)。
ムロール、2a…ラップフィルム、5…カット台、6…
カット台角度調整手段、7…高さ調整手段、12…第1
角度調整機構、13…第2角度調整機構、W…自動車ボ
ディ、Wa…フード(ラップフィルム貼付対象部位)、
Wb…ルーフ(ラップフィルム貼付対象部位)、Wc…
トランクリッド(ラップフィルム貼付対象部位)。
フロントページの続き (72)考案者 香川 功 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研 工業株式会社 鈴鹿製作所内 (56)参考文献 特開 平4−277055(JP,A) 特開 平4−163200(JP,A) 実開 平2−80661(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 15/00 B05B 15/04 102 B62D 65/00 B65H 35/04 - 35/08
Claims (1)
- 【請求項1】 ラップフィルム貼付対象部位に対応して
ラップフィルムロールの支持高さを調整する高さ調整手
段と、ラップフィルム貼付対象部位に対応してラップフ
ィルムのカット台の角度を調整するカット台角度調整手
段を備えたことを特徴とするラップフィルムロール支持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007583U JP2588820Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラップフィルムロール支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007583U JP2588820Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラップフィルムロール支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664755U JPH0664755U (ja) | 1994-09-13 |
JP2588820Y2 true JP2588820Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=11669838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993007583U Expired - Fee Related JP2588820Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラップフィルムロール支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588820Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116280389B (zh) * | 2023-05-17 | 2023-08-04 | 河北晶达包装材料有限公司 | 一种塑料包装膜打包装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1993007583U patent/JP2588820Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664755U (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981027 |
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