JPH0530999Y2 - - Google Patents

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JPH0530999Y2
JPH0530999Y2 JP15754888U JP15754888U JPH0530999Y2 JP H0530999 Y2 JPH0530999 Y2 JP H0530999Y2 JP 15754888 U JP15754888 U JP 15754888U JP 15754888 U JP15754888 U JP 15754888U JP H0530999 Y2 JPH0530999 Y2 JP H0530999Y2
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opening
support
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closing plate
roof
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、自動車、特に車体のルーフを、車室
に臨むインナパネルとこれに扁平な空隙をおいて
重合するアウタパネルとより構成すると共に、そ
の両パネルに、該ルーフの天窓となる開口部をそ
れぞれ形成し、前記空隙内を進退して天窓を開閉
し得る開閉板をルーフに支持してなるサンルーフ
付き自動車におけるテレビの取付構造に関する。
(2) 従来の技術 従来、上記自動車の車室内にテレビを設置する
ようにしたものは公知であるが、そのテレビの取
付場所としてルーフの天窓を利用したものはな
い。
(3) 考案が解決しようとする課題 テレビは、それを見る者の位置によつて設置位
置を適宜調節できる方が便利であるが、車室内に
おいては、車室内装備品との関係で空間的に制約
が多いため、従来ではテレビの設置位置を任意に
調節可能にすることが容易ではなかつた。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、サンル
ーフ付き自動車におけるルーフの天窓周縁部を利
用してテレビを簡単に支持し且つその支持位置を
容易に調節し得るようにし、しかもその支持に際
し天窓の開閉板とテレビの支持具とが干渉しない
ようにした、自動車におけるテレビの取付構造を
提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、車体のル
ーフを、車室に臨むインナパネルとこれに扁平な
空隙をおいて重合するアウタパネルとより構成す
ると共に、その両パネルに、該ルーフの天窓とな
る開口部をそれぞれ形成し、前記空隙内を進退し
て前記天窓を開閉し得る開閉板を前記ルーフに支
持してなる自動車において、車室内に収容したテ
レビを前記インナパネルに支持具を介して支持
し、その支持具が、前記開閉板よりも下方の前記
空隙内でインナパネルの前記開口部周縁に着脱可
能に係止される係止部と、この係止部にインナパ
ネルの前記開口部を通して一体的に結合されて前
記テレビを吊持する吊持部とを備えたことを特徴
とする。
(2) 作用 上記構成によれば、車室内に収容したテレビの
支持具をインナパネルの開口部周縁の所望位置に
係止させることができるから、この支持具を介し
てインナパネルにテレビを容易に吊持し得ること
は勿論、その吊持位置、即ちテレビの取付位置を
インナパネルの開口部周縁に沿つて随時に調節す
ることが可能となる。
また特に上記支持具の係止部は、天窓の開閉板
よりも下方の前記空隙内でインナパネルの開口部
周縁に着脱可能に係止されるから、該支持具と開
閉板との相互干渉が回避される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1,2図において、自動車Vはその
車体BのルーフRに略長方形の天窓Wと、その天
窓Wを開閉し得る、スモークドガラスよりなる開
閉板1とを有している。前記ルーフRは、車室2
に臨むインナパネル3と、車体外板となるアウタ
パネル4とを備えており、その両パネル3,4間
には扁平な空隙Sが形成され、またその両パネル
3,4には、前記天窓Wとなる開口部3w,4w
がそれぞれ穿設され、特にインナパネル3の開口
部3w周縁は縁取り材14で縁取られている。
前記空隙S内には、開閉板1とその下面に重合
し得るサンシエード5とを天窓Wに沿つて前後摺
動可能に案内支持する公知の案内支持機構(図示
せず)と、同開閉板1及びサンシエード5を前後
駆動するための公知の駆動装置(図示せず)とが
配設されている。而して開閉板1及びサンシエー
ド5は、それらの前進限では前記空隙Sより出て
天窓Wを全閉し、また後退限では前記空隙S内に
挿入格納されて天窓Wを全開することができる。
尚、サンシエード5は、手動操作により、開閉板
1から独立して任意の位置に前後移動させること
ができるようになつている。
前記天窓Wの開口縁部には液晶テレビTが次の
ようにして位置調節可能に取付けられる。即ち、
インナパネル3の開口部3wの後端側周縁部3a
には支持ステー6が着脱可能に装着されており、
この支持ステー6は、第3,4図に示すように断
面略コ字形の支持具7と、この支持具7と協働し
て前記周縁部3aを上下より挟着し得る保持片8
とより構成される。前記支持具7は、開閉板1よ
りも下方の前記空隙S内で該開閉板1に略沿うよ
うに扁平に形成された略水平な係止部7aと、車
室2内でテレビTを吊持する同じく略水平な吊持
部7cと、その吊持部7cと前記係止部7aの基
部間をインナパネル3の前記開口部3wを通して
一体的に結合する略鉛直な中間部7bとを備えて
おり、前記係止部7aの先部は下向きに湾曲形成
されて前記周縁部3aの上面に係止されている。
前記保持片8は、支持具7の前記中間部7bお
よび保持片8にそれぞれ穿設した長孔9および円
形孔8aに挿通されるビス10と、該保持片8に
溶着されて前記ビス10に螺合されるナツト8n
とにより、支持具7に対し長孔9の長さ範囲に亘
つて位置調節可能に固着され、その固着状態で前
記係止部7aとの間に前記周縁部3aを挟持固定
する。支持具7の前記吊持部7cには、テレビT
を回動可能に支持する支持腕11の上端部がビス
12により固着されており、このビス12は該吊
持部7cを貫通して、支持腕11の上端部に固定
のナツト11nに螺合される。
次に前記実施例の作用について説明する。支持
ステー6を天窓Wの開口縁部に取付けるに際して
は、その支持具7の係止部7aと保持片8との間
に、インナパネル開口部3wの後端側の周縁部3
aの適宜部位を挟圧した状態で、ビス10をナツ
ト8nにねじ込んで支持具7と保持片8間を一体
的に結合すればよい。また支持ステー6の取付位
置を変更するには、ビス10を弛めて上記周縁部
3aに対する挟持力を弱めた状態で、支持ステー
6全体を左右に適宜移動させるようにすればよ
い。かくして支持ステー6の取付位置は、インナ
パネル開口部3wの後端側の周縁部3aに沿つて
その全長に亘り調節可能であるから、その位置調
節に伴いテレビTを該周縁部3aに沿つて左右に
幅広く移動させることができる。
また支持具7は、その扁平な係止部7aがルー
フRのインナパネル3及びアウタパネル4間の空
隙S内においてインナパネル3上面に密着してい
るから、天窓Wの開閉に伴い該空隙S内を前後動
するサンシエード5や開閉板1の動きが支持ステ
ー6によつて妨害されることはない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、車体のルーフ
を、車室に臨むインナパネルとこれに扁平な空隙
をおいて重合するアウタパネルとより構成すると
共に、その両パネルに、該ルーフの天窓となる開
口部をそれぞれ形成し、前記空隙内を進退して天
窓を開閉し得る開閉板をルーフに支持してなるサ
ンルーフ付き自動車において、車室内に収容した
テレビに対する支持具をインナパネルの開口部周
縁の所望位置に係止させることができるから、こ
の支持具を介してインナパネルにテレビを容易に
吊持し得ることは勿論、その吊持位置、即ちテレ
ビの取付位置をインナパネルの開口部周縁に沿つ
て随時調節することができて便利である。しかも
上記のようなサンルーフ付きの自動車であれば既
存のものにでも容易に適用することができるか
ら、適用範囲が広く好都合である。
また特に支持具の係止部は、天窓の開閉板より
も下方の前記空隙内でインナパネルの開口部周縁
に着脱可能に係止されるので、該支持具と開閉板
との相互干渉が回避され、その開閉板の開閉動作
と、支持具の位置調節操作とをそれぞれ支障なく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は自動車のルーフの斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第2図の要部拡大図、第
4図は支持具の斜視図である。 B……車体、R……ルーフ、S……空隙、T…
…テレビ、W……天窓、1……開閉板、2……車
室、3……インナパネル、3w……開口部、4…
…アウタパネル、4w……開口部、7……支持
具、7a……係止部、7c……吊持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体BのルーフRを、車室2に臨むインナパネ
    ル3とこれに扁平な空隙Sをおいて重合するアウ
    タパネル4とより構成すると共に、その両パネル
    3,4に、該ルーフRの天窓Wとなる開口部3
    w,4wをそれぞれ形成し、前記空隙S内を進退
    して前記天窓Wを開閉し得る開閉板1を前記ルー
    フRに支持してなる自動車において、車室2内に
    収容したテレビTを前記インナパネル3に支持具
    7を介して支持し、その支持具7は、前記開閉板
    1よりも下方の前記空隙S内でインナパネル3の
    前記開口部3w周縁に着脱可能に係止される係止
    部7aと、この係止部7aにインナパネル3の前
    記開口部3wを通して一体的に結合されて前記テ
    レビTを吊持する吊持部7cとを備えたことを特
    徴とする、自動車におけるテレビの取付構造。
JP15754888U 1988-12-02 1988-12-02 Expired - Lifetime JPH0530999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15754888U JPH0530999Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

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JP15754888U JPH0530999Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0277159U JPH0277159U (ja) 1990-06-13
JPH0530999Y2 true JPH0530999Y2 (ja) 1993-08-09

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JP15754888U Expired - Lifetime JPH0530999Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

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