JPH06339315A - 苗植付装置 - Google Patents

苗植付装置

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JPH06339315A
JPH06339315A JP13018993A JP13018993A JPH06339315A JP H06339315 A JPH06339315 A JP H06339315A JP 13018993 A JP13018993 A JP 13018993A JP 13018993 A JP13018993 A JP 13018993A JP H06339315 A JPH06339315 A JP H06339315A
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seedling
guide
planting
take
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JP13018993A
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Mamoru Kubo
守 久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗ガイドの組付け作業性を向上させ、且つ、
取付け位置の変化に起因する苗案内機能の低下を防止す
る。 【構成】 苗のせ台1の下端部を摺動自在に受け止める
摺動レール14に植付爪12が通過する苗取り出し口1
3を形成し、前記苗取り出し口13の縁部に沿って取り
出し口ガイド15を取付けるとともに、前記苗取り出し
口13の下方側に前記植付爪12の移動軌跡に沿って取
り出し苗の拡がりを阻止する苗ガイド16を設けてある
苗植付装置において、取り出し口ガイド15と苗ガイド
16とを、摺動レール14に共締め連結するとともに、
取り出し口ガイド15に苗ガイド16の取付け部16a
が嵌まり合う位置決め係合部22を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗のせ台の下端部を摺
動自在に受け止める摺動レールに植付爪が通過する苗取
り出し口を形成し、前記苗取り出し口の縁部に沿って取
り出し口ガイドを取付けるとともに、前記苗取り出し口
の下方側に前記植付爪の移動軌跡に沿って取り出し苗の
拡がりを阻止する苗ガイドを設けてある苗植付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置において、従来では、前
記苗ガイドと前記苗取り出し口ガイドとの連結は、平坦
面同士に形成したボルト挿通孔を位置合わせしてボルト
で締め付け固定するようにしてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成は、例えばマ
ット状苗やペーパーポット苗等の苗の種類の違いに応じ
て、苗取り出し口幅を変更させる場合、大型部材である
摺動レールと苗ガイドとを共用しながら、比較的小型部
材である苗取り出し口ガイドだけを形状の異なるものに
変更して対応できるようにしたものであるが、この場
合、苗ガイドの取付孔〔ボルト挿通孔〕を長孔に形成す
る必要がある。ところが、上記したように、苗ガイドと
苗取り出し口ガイドとの連結が平坦面同士を合わせて取
付ける構成であるから、組付けする場合に位置合わせが
行い難い欠点があり、この点で改善の余地があった。本
発明は上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した苗植付装置において、前記取り出し口ガイ
ドと前記苗ガイドとを、前記摺動レールに共締め連結す
るとともに、前記取り出し口ガイドに前記苗ガイドの取
付け部が嵌まり合う位置決め係合部を形成してある点に
ある。
【0005】
【作用】苗取り出し口ガイドに位置決め係合部を形成し
てあるので、苗ガイドを取付ける際には、苗ガイドをこ
の位置決め係合部に嵌め込んだ状態で取付け固定するだ
けよく、苗ガイドの取付け用孔が長孔に形成されている
場合であっても煩わしい位置合わせ作業が不要となる。
又、植付け作業に伴って苗ガイドに外力が掛かっても係
合部に嵌まり込む状態で固定されているから、苗ガイド
が位置ずれするおそれが少ない。
【0006】
【発明の効果】その結果、苗ガイドの組付け作業性が向
上するとともに、長期間に亘って苗ガイドの取付け位置
が変化することが無く、苗の案内機能が低下するのを防
止できるものとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に苗植付装置を示している。この苗植付装置は、植付け
用苗を載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ
台1、苗のせ台1の下端部から一株づつ苗を取り出して
植付ける6個の植付機構2、3個の整地フロート3等を
備えて成り、図外の乗用型走行機体の後部にリンク機構
4を介して昇降自在並びに前後軸芯Y周りで左右ローリ
ング自在に連結してある。リンク機構4の後部リンク4
aに形成した枢支ボス部5に前後軸芯Y周りで相対回動
自在にフィードケース6を取付け、このフィードケース
6の下方に角パイプ形のメインフレーム7をボルトで締
付け連結してある。メインフレーム7は横方向に延設し
てあり、断面コの字形に屈曲成形した一対の板金材を合
わせ面部分で溶接連結して構成してある。又、メインフ
レーム7の後部面に所定間隔を開けて3個の植付ケース
9を後方側に向けて片持ち状に固定延設してある。前記
フィードケース6には、動力取り出し軸8を介して走行
機体側から動力が伝えられ、この動力をメインフレーム
7の後方側外方に配備された横向き駆動軸10及び各植
付ケース9を介して各植付機構2に動力を分岐伝動する
よう構成してある。
【0008】植付機構2は、植付ケース9に横軸芯周り
で回転駆動する状態で枢支された回転ケース11に一対
の植付爪12を設け、図示しないカム機構により植付爪
12の先端が側面視楕円軌跡を描きながら、苗のせ台1
上の苗を苗取り出し口13から一株づつ取り出して植付
けるよう構成してある。
【0009】以下、苗の取り出し部の構成について説明
する。図2、図3に示すように、角パイプ状のフレーム
部14aと、このフレーム部14aから一体延設した苗
受け止め用縦面部14bとを備えた摺動レール14によ
って、苗のせ台1の下端部を摺動自在に受け止めるよう
構成し、前記摺動レール14に植付爪12が通過する苗
取り出し口13を形成するとともに、この苗取り出し口
13の縁部に沿って苗取り出し口ガイド15を取付け、
苗取り出し口13の下方側に植付爪12の移動軌跡に沿
って取り出し苗の拡がりを阻止する苗ガイド16を設け
てある。
【0010】苗取り出し口ガイド15は金属材で構成さ
れ、図6、図7に示すように、取り出し口13の縁部に
沿って配備され、植付爪12による苗の切断作用による
剪断力に起因する摺動レール14の損傷を防止するよう
構成してある。詳述すると、苗取り出し口ガイド15
は、取り出し口13の縁に沿う平面視コの字形に形成し
た縦板状の開口形成部17と、この開口形成部17の左
右両側に延設され、摺動レール14の取り出し口形成部
の下方側に沿って配置される側面視L字形の板状の取付
け部18とで構成され、開口形成部17の左右両側にお
いて夫々2箇所で取付け部18を摺動レール14の苗受
け止め用縦面部14bにボルト連結して固定するよう構
成してある。又、前記開口形成部17の内奥側面17a
を摺動レール14のフレーム部14aの一側面に接当支
持させるようにして、植付爪12による苗取り出し時の
荷重を受け止め支持するよう構成してある。そして、フ
レーム部14aには苗取り出し口ガイド15が装着され
た状態において、前記開口形成部17の内奥側面17a
の端部が係合して、植付爪12による苗取り出し方向へ
の抜け外れを阻止する係合突起19を形成してある。
【0011】苗ガイド16は植付爪12により取り出さ
れ移動する苗の左右両側をガイドするよう左右両側に備
えられ、図4に示すように、鋼材から成る板状の芯材2
0の外周部にゴム材Gを焼付け被覆して構成してある。
夫々の苗ガイド16,16はボルト21によって摺動レ
ール14に対して苗取り出し口ガイド15と共締め固定
するよう構成してある。つまり、図5に示すように、苗
ガイド16のL字形取付け部16aを苗取り出し口ガイ
ド15の取付け部18にボルト21で共締め連結するよ
う構成してある。ここで、苗取り出し口ガイド15の取
付け部17にはL字形取付け部16aが嵌まり込む位置
決め係合部22を形成して、組付けを容易に行えるよう
構成してある。苗ガイド16のL字形取付け部16aに
はゴム材を被覆せず防錆用の接着材だけを塗布する構成
としている。尚、苗ガイド16の取付け孔23は横方向
に長孔に形成されているが、これは、植付け用苗の種
類、例えばマット状苗とペーパーポット苗等の苗の種類
の違いにより苗取り出し口幅Hを変更させる場合、摺動
レール14と苗ガイド16とを共用しながら苗取り出し
口ガイド15を交換して、苗取り出し口幅Hを変更させ
るようにするので、共用使用される苗ガイド16の取付
け位置が少し横ずれするがそれに対応するためである。
【0012】左右の苗ガイド16,16の奥側端縁に沿
ってステンレス材から成るガイド板24を配備してあ
り、このガイド板24は、苗取り出し口ガイド15と摺
動レール14との間に挟み込み支持するよう構成してあ
る。つまり、このガイド板24は上端側を側面視略くの
字形に折り返し成形し、この折り返し部24aを苗取り
出し口ガイド15の前記開口形成部17の内奥側面17
aと摺動レール14のフレーム部14aの一側面との間
に挟み込み、開口形成部17の内奥側面17aに形成し
た突起25に、ガイド板24に形成した係合孔26が嵌
まり合い係合し、かつ、端縁が前記係合突起19に接当
係合して位置決め保持されるよう構成してある。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付装置の側面図
【図2】苗取り出し部の側面図
【図3】苗取り出し部の平面図
【図4】苗ガイドの斜視図
【図5】苗取り出し部の後面図
【図6】苗取り出し口ガイドの取付け状態を示す平面図
【図7】苗取り出し口ガイドの斜視図
【符号の説明】
1 苗のせ台 12 植付爪 13 苗取り出し口 14 摺動レール 15 苗取り出し口ガイド 16 苗ガイド 16a 取付け部 22 位置決め係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗のせ台(1)の下端部を摺動自在に受
    け止める摺動レール(14)に植付爪(12)が通過す
    る苗取り出し口(13)を形成し、前記苗取り出し口
    (13)の縁部に沿って取り出し口ガイド(15)を取
    付けるとともに、前記苗取り出し口(13)の下方側に
    前記植付爪(12)の移動軌跡に沿って取り出し苗の拡
    がりを阻止する苗ガイド(16)を設けてある苗植付装
    置であって、前記取り出し口ガイド(15)と前記苗ガ
    イド(16)とを、前記摺動レール(14)に共締め連
    結するとともに、前記取り出し口ガイド(15)に前記
    苗ガイド(16)の取付け部(16a)が嵌まり合う位
    置決め係合部(22)を形成してある苗植付装置。
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CN104025783A (zh) * 2014-05-23 2014-09-10 长兴泗安科林植保专业合作社 一种插秧机
JP2015043731A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 ヤンマー株式会社 田植機
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CN108777937A (zh) * 2016-02-04 2018-11-09 洋马株式会社 秧苗取出引导部件以及具备该秧苗取出引导部件的秧苗移栽机
JP2019110854A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社クボタ 苗植付装置

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