JPS5916172Y2 - チェ−ンのみ機におけるチェ−ン張り調整装置 - Google Patents
チェ−ンのみ機におけるチェ−ン張り調整装置Info
- Publication number
- JPS5916172Y2 JPS5916172Y2 JP15257280U JP15257280U JPS5916172Y2 JP S5916172 Y2 JPS5916172 Y2 JP S5916172Y2 JP 15257280 U JP15257280 U JP 15257280U JP 15257280 U JP15257280 U JP 15257280U JP S5916172 Y2 JPS5916172 Y2 JP S5916172Y2
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- JP
- Japan
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- guide member
- chain
- board
- screw
- chisel
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、チェーンのみ機に係り、特にチェーンの張力
調整装置に関するものである。
調整装置に関するものである。
従来、この種のチェーンのみ機におけるチェーンの張力
調整装置を第4図および第5図によって略述するとS/
は基板7′の上部前面側に突出された出力軸9′に嵌着
されたスプロケットであり、その下方に設けられた長片
状の案内部材10′との間には切削用のチェーンC′が
掛装されている。
調整装置を第4図および第5図によって略述するとS/
は基板7′の上部前面側に突出された出力軸9′に嵌着
されたスプロケットであり、その下方に設けられた長片
状の案内部材10′との間には切削用のチェーンC′が
掛装されている。
また、案内部材10′の背面側には案内溝GM’が所定
長さ凹設されており、基板7′の凸部7 a /に沿っ
て上下動可能となっている。
長さ凹設されており、基板7′の凸部7 a /に沿っ
て上下動可能となっている。
さらに案内部材10′はその後方に設けられた調整ボル
ト13′の操作によって該調整ボルト13′に螺着され
た取付ねし12′が基板7′の長孔11′に沿って上下
動されることによって上下動され、しかして切削用チェ
ーンCの張力調整を行うものであった。
ト13′の操作によって該調整ボルト13′に螺着され
た取付ねし12′が基板7′の長孔11′に沿って上下
動されることによって上下動され、しかして切削用チェ
ーンCの張力調整を行うものであった。
なお、N′は案内部材10′を基板7′に対して締着さ
せるための取付ナツトである。
せるための取付ナツトである。
さて、切削用のチェーンC′は切削作業中に被加工材か
ら常に引っ張り方向の力を受承するため、弛緩し易く、
その調整を要する頻度は高いものであった。
ら常に引っ張り方向の力を受承するため、弛緩し易く、
その調整を要する頻度は高いものであった。
しかしながら上記のものにあっては、チェーンC′の張
力調整をなすための調整ねし13′が案内部材10′の
後方(背面側)に位置されており、その操作は困難であ
り煩わしさを伴うものであった。
力調整をなすための調整ねし13′が案内部材10′の
後方(背面側)に位置されており、その操作は困難であ
り煩わしさを伴うものであった。
また、目の届きにくい背面側に取付けられた調整ねし1
3′は、時としてその先端が正規に切欠き四部20′内
に突き合わされず、斜めに取付けられる場合があり、こ
の場合には案内部材10′が斜めの状態にて取付けられ
るため、チェーンC′は正規の張力が得られておらず、
このため再度の張力調整を行う必要性を含むことになっ
ていた。
3′は、時としてその先端が正規に切欠き四部20′内
に突き合わされず、斜めに取付けられる場合があり、こ
の場合には案内部材10′が斜めの状態にて取付けられ
るため、チェーンC′は正規の張力が得られておらず、
このため再度の張力調整を行う必要性を含むことになっ
ていた。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、チェーンの張力調整
を容易になしうるチェーンのみ機におけるチェーン張り
調整装置を提供することにある。
を容易になしうるチェーンのみ機におけるチェーン張り
調整装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
図面中、1はチェーンのみ機を示し、2は被加工材の上
面に載置されるベース、3,4はベース2を前後方向へ
案内するための左右のガイド杆である。
面に載置されるベース、3,4はベース2を前後方向へ
案内するための左右のガイド杆である。
5は本体であって、ベース2上に立設された左右の支柱
6,6間に昇降動可能に設けられていて、その内部には
後述切削用チェーンCを駆動するための駆動機構(図示
しない)が内蔵されている。
6,6間に昇降動可能に設けられていて、その内部には
後述切削用チェーンCを駆動するための駆動機構(図示
しない)が内蔵されている。
7は前記が開口して突出形成された基板であって、その
背面に一体状に形成された取付板8によってポル)B等
を介して本体5の前面に締着されている。
背面に一体状に形成された取付板8によってポル)B等
を介して本体5の前面に締着されている。
また、基板7上部には前記駆動機構(図示しない)の出
力軸9が突出されており、同出力軸9にはスプロケット
Sが嵌合され、リングR、ワッシャW等を介してナツト
Nにて締着されている。
力軸9が突出されており、同出力軸9にはスプロケット
Sが嵌合され、リングR、ワッシャW等を介してナツト
Nにて締着されている。
なお基板7の前面にはスプロケツ)S等を覆蓋するため
の図示しない安全カバーが取付けられる。
の図示しない安全カバーが取付けられる。
10は平板、長片状に形成された案内部材であって、ス
プロケットSとの間には、チェーン刃C5を連鎖状に有
してなる無端状の切削用のチェーンCが掛装されており
、また案内部材10はチェーンCの駆動を円滑ならしめ
るため、長手方向の対向する両側にはフランジF、Fが
突設されるととも下端は弧状に形成されてチェーンCの
案内面AMが周設されている。
プロケットSとの間には、チェーン刃C5を連鎖状に有
してなる無端状の切削用のチェーンCが掛装されており
、また案内部材10はチェーンCの駆動を円滑ならしめ
るため、長手方向の対向する両側にはフランジF、Fが
突設されるととも下端は弧状に形成されてチェーンCの
案内面AMが周設されている。
さらに案内部材10の裏面の上部中央には長手方向に沿
ってガイド溝GMが凹設されており、同ガイド溝GMに
よって基板7の下端部に突設された凸部7a先端の両側
段縁7bに対し摺動可能に嵌合されるとともに前記ガイ
ド溝GMの上端部に同ガイド溝GMに沿って貫設された
長孔11によって取付ねじ12を介して基板7に締着さ
れている。
ってガイド溝GMが凹設されており、同ガイド溝GMに
よって基板7の下端部に突設された凸部7a先端の両側
段縁7bに対し摺動可能に嵌合されるとともに前記ガイ
ド溝GMの上端部に同ガイド溝GMに沿って貫設された
長孔11によって取付ねじ12を介して基板7に締着さ
れている。
13は基板7の前面側に露出されて案内部材10の上下
位置の調整をなすための調整ねしであって、案内部材1
0の上端面に対し長孔11に連通して貫設されたねし孔
14に対して螺着されている。
位置の調整をなすための調整ねしであって、案内部材1
0の上端面に対し長孔11に連通して貫設されたねし孔
14に対して螺着されている。
また、調整ねじ13の頭部上面は、基板7の中央部に突
設された押え片15下面に当接されていて、その螺動に
よる上動が規制されるため、該調整ねじ13の操作によ
って案内部材の上下位置を調整することができる。
設された押え片15下面に当接されていて、その螺動に
よる上動が規制されるため、該調整ねじ13の操作によ
って案内部材の上下位置を調整することができる。
一方、調整ねじ13の下端は取付ねじ12に干渉しない
ように若干の隙間をおいて臨んでいる。
ように若干の隙間をおいて臨んでいる。
引きつづき上記のように構成された本実施例の作用と効
果を具体的に説明する。
果を具体的に説明する。
今、例えば切削作業中に切削用チェーンCが弛緩された
場合には、まず取付ねじ12を緩めて案内部材10の基
板7に対する締着状況を緩和させる。
場合には、まず取付ねじ12を緩めて案内部材10の基
板7に対する締着状況を緩和させる。
次に調整ねじ13をピン等の差込み、あるいは手動作に
て螺退操作させる。
て螺退操作させる。
このとき、案内部材10はガイド溝GMと凸部7aとの
嵌合により回り止めがなされ、かつ調整ねじ13の頭部
が押え片15に当接されて上動が規制されているため、
案内部材10は所要量下動されることになる。
嵌合により回り止めがなされ、かつ調整ねじ13の頭部
が押え片15に当接されて上動が規制されているため、
案内部材10は所要量下動されることになる。
しかして、切削用チェーンCに所定の張力が得られれば
取付ねじ12によって案内部材10が締着される。
取付ねじ12によって案内部材10が締着される。
さらに、上記とは逆に、切削用チェーンCを弛緩させる
場合には、上記とは逆方向に調整ねじ13を螺進操作す
ればよい。
場合には、上記とは逆方向に調整ねじ13を螺進操作す
ればよい。
こうすることによって、調整ねじ13はその下端が取付
ねじ12に当接して下動が規制されるため、この後さら
に調整ねじ13が操作されると、案内部材10が所要量
引き上げられる。
ねじ12に当接して下動が規制されるため、この後さら
に調整ねじ13が操作されると、案内部材10が所要量
引き上げられる。
こうして切削用チェーンCが弛緩されるため、切削用チ
ェーンCの修理・交換作業を容易に行うことができる。
ェーンCの修理・交換作業を容易に行うことができる。
以上詳述したように、本考案はベース上に立設された支
柱に対し昇降動可能に設けられた基板に対し、同基板上
部に可転軸支された駆動用スプロケットとその下方に垂
設される長片状の案内部材との間に掛装される切削用チ
ェーンを備えたチェーンのみ機において、前記案内部材
はその前面の上部に縦向きに貫通された長孔を介して取
付けねじにより前記基板に締着されかつ基板の一部に対
し回り止めされた状態で上下方向への摺動可能に嵌合さ
れ、さらに案内部材の−E端面にはチェーンのみ機の前
面に露出される調整ねじが前記長孔へ貫通して縦向きに
螺入されるとともに、その螺動操作によって案内部材を
上下両方向に調整変位させるために、調整ねしは前記案
内部材の上方であって基板から突出された押え片と前記
取付けねじとの間でその上動範囲および下動範囲がそれ
ぞれ規制されていることをその構成上の要旨とするもの
である。
柱に対し昇降動可能に設けられた基板に対し、同基板上
部に可転軸支された駆動用スプロケットとその下方に垂
設される長片状の案内部材との間に掛装される切削用チ
ェーンを備えたチェーンのみ機において、前記案内部材
はその前面の上部に縦向きに貫通された長孔を介して取
付けねじにより前記基板に締着されかつ基板の一部に対
し回り止めされた状態で上下方向への摺動可能に嵌合さ
れ、さらに案内部材の−E端面にはチェーンのみ機の前
面に露出される調整ねじが前記長孔へ貫通して縦向きに
螺入されるとともに、その螺動操作によって案内部材を
上下両方向に調整変位させるために、調整ねしは前記案
内部材の上方であって基板から突出された押え片と前記
取付けねじとの間でその上動範囲および下動範囲がそれ
ぞれ規制されていることをその構成上の要旨とするもの
である。
したがって、本考案によれば、まず調整ねし、取付ねじ
がそれぞれ操作の容易な個所に設けられているため、チ
ェーンの張力調整作業が極めて簡単である。
がそれぞれ操作の容易な個所に設けられているため、チ
ェーンの張力調整作業が極めて簡単である。
また、特に調整ねじの螺動操作によって、上下両方向へ
案内部材を摺動させうるため、切削用チェーンの緊張・
弛緩操作が円滑であり、したがってその脱着作業が容易
となる。
案内部材を摺動させうるため、切削用チェーンの緊張・
弛緩操作が円滑であり、したがってその脱着作業が容易
となる。
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図はチェーンの
み機全体を示す正面図、第2図は本考案の要部を示す路
体断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
従来のチェーン張り調整装置の要部を示す路体断面図、
第5図は第4図のBB線断面図である。 1・・・・・・チェーンのみ機、2・・・・・・ベース
、6・・・・・・支柱、7・・・・・・基板、10・・
・・・・案内部材、12・・・・・・取付ねし、13・
・・・・・調整ねし、C・・・・・・切削用チェーン、
S・・・・・・スプロケット。
み機全体を示す正面図、第2図は本考案の要部を示す路
体断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
従来のチェーン張り調整装置の要部を示す路体断面図、
第5図は第4図のBB線断面図である。 1・・・・・・チェーンのみ機、2・・・・・・ベース
、6・・・・・・支柱、7・・・・・・基板、10・・
・・・・案内部材、12・・・・・・取付ねし、13・
・・・・・調整ねし、C・・・・・・切削用チェーン、
S・・・・・・スプロケット。
Claims (1)
- ベース上に立設された支柱に対し昇降動可能に設けられ
た基板に対し、同基板上部に可転軸支された駆動用スプ
ロケットとその下方に垂設される長片状の案内部材との
間に掛装される切削用チェーンを備えたチェーンのみ機
において、前記案内部材はその前面の上部に縦向きに貫
通された長孔を介して取付けねじにより前記基板に締着
されかつ基板の一部に対し回り止めされた状態で上下方
向への摺動可能に嵌合され、さらに案内部材の上端面に
はチェーンのみ機の前面に露出される調整ねじが前記長
孔へ貫通して縦向きに螺入されると、ともに、その螺動
操作によって案内部材を上下両方向に調整変位させるた
めに、調整ねしは前記案内部材の上方であって基板から
突出された押え片と前記取付けねじとの間でその上動範
囲および下動範囲がそれぞれ規制されていることを特徴
とするチェーン張り調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15257280U JPS5916172Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | チェ−ンのみ機におけるチェ−ン張り調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15257280U JPS5916172Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | チェ−ンのみ機におけるチェ−ン張り調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5773103U JPS5773103U (ja) | 1982-05-06 |
JPS5916172Y2 true JPS5916172Y2 (ja) | 1984-05-12 |
Family
ID=29511873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15257280U Expired JPS5916172Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | チェ−ンのみ機におけるチェ−ン張り調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916172Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-23 JP JP15257280U patent/JPS5916172Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5773103U (ja) | 1982-05-06 |
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