JP2537309B2 - スライサ−用の刃物取付方法 - Google Patents

スライサ−用の刃物取付方法

Info

Publication number
JP2537309B2
JP2537309B2 JP3082433A JP8243391A JP2537309B2 JP 2537309 B2 JP2537309 B2 JP 2537309B2 JP 3082433 A JP3082433 A JP 3082433A JP 8243391 A JP8243391 A JP 8243391A JP 2537309 B2 JP2537309 B2 JP 2537309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
composite
slicer
mounting
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3082433A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04219202A (ja
Inventor
茂 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marunaka Tekkosho Inc
Original Assignee
Marunaka Tekkosho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marunaka Tekkosho Inc filed Critical Marunaka Tekkosho Inc
Priority to JP3082433A priority Critical patent/JP2537309B2/ja
Publication of JPH04219202A publication Critical patent/JPH04219202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537309B2 publication Critical patent/JP2537309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材から突板を削成さ
せるスライサ−において、そのテ−ブルへ簡単迅速に刃
物を取付けるスライサ−用の刃物取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライサ−用の刃物取付方法とし
て、実開昭60−159607号公報記載のものが公知
であり、このものは刃物を取付面に乗せた後、この刃物
の上へ取付部に蝶着した刃押え板をねじやシリンダによ
り押し付けて刃物を固定するものであった。
【0003】又、断面を直角三角状にした刃物支持板を
木工用縦突スライサ−本体に固定したものがある(特公
昭57−22003号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の刃物取付方法に
あっては、刃物を取付面へ仮止めした後、調整手段を操
作して刃物の刃先の出を調整し、調整後に刃物を本締め
して固定するもので、前記した刃先の出の調整をテ−ブ
ルと送材ベルトとの狭い空間において行わなければなら
ないため、この作業が甚だ面倒で時間がかかると共にス
ライサ−の運転中は、次にセッティングしたい刃物の調
整ができないという問題点があった。
【0005】又、後者の刃物取付方法にあっては、刃物
調整は、刃物支持板を木工用縦突スライサ−本体に固定
した状態で行うものであり、L形操作レバ−を回動させ
るため、テ−ブルと送材ベルトとの間隔を所定間隔あけ
る必要があり、しかも、スライサ−の運転中は、次にセ
ッティングしたい刃物の調整ができないという問題点が
あった。
【0006】本発明は前記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、刃物の出し入れ調整手段を備え
る刃押え板と刃物を組合わせた複合体を用いることによ
り刃出し寸法設定治具を用いて刃先の出を設定した後、
複合体を刃物取付部へボルト締めすることにより、取付
後の調整が不要となるスライサ−用の刃物取付方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスライサー用の刃物取付方法においては、
刃押え板の裏側に刃物を取付け、この刃物の進退調整手
段を前記刃押え板に内設させた側面形状が三角形の複合
体と、刃物の刃出し寸法を設定する治具とを有し、該治
具と前記進退調整手段により調整した前記複合体を該複
合体に着脱自在に取り付けた着脱用ハンドルを使用し
て、前記治具から離脱させ、その後、テーブルの刃口に
臨む側に設けた切込に納め、ボルトにより取付け面へ締
結したものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された本発明のスライサー用
の刃物取付方法にあっては、刃物の進退調整手段を刃押
え板に内接させた側面形状が三角形の複合体を刃物の刃
出し寸法を設定する治具にセットし、進退調整手段を操
作して、調整した後、複合体に着脱自在に取り付けた着
脱用ハンドルを使用して、複合体を治具から離脱させ、
その後、複合体をテーブルに設けた切込へ刃物が取付面
へ当たるように納めて、ボルトにより取付面へ締結した
ものである。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図9図において、1は、スライサ−のフレ
−ムで、その上部にテ−ブル2を設け、該テ−ブル2の
一側においてフレ−ム1上にはコラム3,3を立設し、
これらコラム3,3に送りねじ4により昇降される昇降
枠5を支持させ、この昇降枠5に一対のロ−ラ6,7を
軸支して、これらロ−ラ6,7に送材ベルト8を懸張
し、該送材ベルト8を減速機モ−タ9により駆動させる
ようにしてある。
【0011】図4において10は、テ−ブル2に後記す
る複合体Dを納めるように形成した切込で、同図に示す
ように刃口11に臨む側が所要傾斜の刃物取付面12と
なり、該刃物取付面12の送材方向に対して後側が取付
面12と直交する刃押え板19の支持面13となるよう
に側面形状を直角三角形に形成してある。
【0012】14は、前記した刃物取付面12へ図1に示す
ように表刃を上にして取り付ける刃物で、図3に示すよ
うにその後部(刃先とは反対側)に所定の間隔で後記す
る取付ボルト用の長孔15を複数個設け、長孔15の間に
は、刃物14を後記する刃押え板19へ取付けるための長
孔16を複数設けて、この長孔16の表側に座ぐり17を施し
てあり、又、刃物14の表側の後部には刃先縁と並行させ
た刃出し調整のための溝18を設けてある。
【0013】19は、刃押え板で、図1に示すようにテ−
ブル2の上面と一致し、且つステンレス製の表面板を添
えた水平上面板aと、刃物14を納める切欠20を設けた傾
斜下面bと、この傾斜下面bと直交して支持面13へ当接
する傾斜後面cとを備える直角三角形の側面形状に形成
されていて、この刃押え板19における傾斜下面b側に
は、図2に示すように長手方向と直交する複数状の溝21
を形成し、これらの溝21にそれぞれ調整ねじ22によって
進退される駒23を係合させ、該駒23に図1及び図7に示
すように付設した刃物14の溝18へ係合させて、調整ねじ
22を操作すると、刃物14の出し入れ調整ができるように
すると共に、この刃押え板19に図5に示すように刃物14
の長孔16に通した止めねじ24を螺合させて刃物14を取付
け、側面形状が切込10に適合する直角三角形の複合体D
を形成させて、この複合体D即ち、押え板19と刃物14と
は各々に設けた長孔15と座ぐり25付きの孔26とに通した
ボルト27により図1及び図6に示すように取付面12へ締
結固定される。
【0014】28は、複合体Dにおける刃押え板19に
対する刃物14の刃出し寸法を設定する治具で図7に示
すように複合体Dを逆さにして傾斜後面cが垂直になる
ように納める切込29を設け、刃物14の刃先に対応す
る側に刃物14の出を計測する計測器30を設け、切込
29の中間には、複合体Dを立ててこれに対する着脱用
ハンドル31の付け換えを行なうための切込32を設け
てある。
【0015】33は、刃物14の刃先に近い方に図1に示す
ように螺合させた調整ねじで、その先端を刃物14の取付
面12へ当接することにより、このねじ33を繰出すと刃物
14の刃先が押し上げられて、刃物14の刃出し寸法を増大
させるようにしたものである。
【0016】前記実施例に示す装置において、刃押え板
19に刃物14を取付けた複合体Dを治具28にセット
して、刃出し寸法の設定を行なった後、複合体Dの刃物
側に図8に実線で示すように着脱用ハンドル31を取付
け、この着脱用ハンドル31により複合体Dを治具28
の切欠32上に立ててから、着脱用ハンドル31を図8
に鎖線で示すように刃押え板19側に付け換え、複合体
Dを治具28から離脱させ、その後、複合体Dを図4に
示すようにテーブル2に設けた切込10へ刃物14が取
付面12へ当接するように納めて、刃押え板19と刃物
14とをボルト27により取付面12へ固定するだけ
で、刃物14を適切な刃出し寸法でテーブル2へ確実に
迅速に固定することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】本発明のスライサー用の刃物取付方法にお
いては、複合体を治具にセットして、刃物取付装置本体
(機械)外で刃出し寸法の設定を行ない、設定後、刃物
取付装置本体のテーブルの刃口に臨む側に設けた切込に
納め、ボルトにより取付面へ締結固定した複合体を取付
部へボルトにより取付ければ、適切な刃出し寸法での刃
物取付けが僅かな手数と時間で行なわれ、しかもスライ
サーの運転中に次の刃物を調整することができ、刃物を
テーブルへ迅速に取付けることができる。更に、重量が
比較的重く且つ刃先を露出した複合体を着脱用ハンドル
を使用して迅速且つ容易にしかも安全に治具から離脱さ
せて、スライサーの切込みに納めることができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるスライサ−の刃物取付装置
を示す縦断側面図である。
【図2】図1の刃押え板の平面図である。
【図3】図1の刃物の平面図である。
【図4】図1のテ−ブルに設けた切込を示す縦断側面図
である。
【図5】本発明に使用される複合体の縦断側面図であ
る。
【図6】本発明に使用される複合体を切込に納めて取付
面へ取付けた縦断側面図である。
【図7】本発明に使用される治具と進退調整手段により
複合体を調整する状態を示した縦断側面図である。
【図8】本発明に使用される複合体の移動を示した縦断
側面図である。
【図9】本発明に使用されるスライサ−の概略的側面図
である。
【図10】図9のコラム部で横断した平面図である。
【符号の説明】
10 切込 12 刃物取付面 14 刃物 19 刃押え板 21 刃出し調整手段 22 刃出し調整手段 D 複合体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃押え板の裏側に刃物を取付け、この刃
    物の進退調整手段を前記刃押え板に内設させた側面形状
    が三角形の複合体と、刃物の刃出し寸法を設定する治具
    とを有し、該治具と前記進退調整手段により調整した前
    記複合体を該複合体に着脱自在に取り付けた着脱用ハン
    ドルを使用して、前記治具から離脱させ、その後、テー
    ブルの刃口に臨む側に設けた切込に納め、ボルトにより
    取付け面へ締結したことを特徴とするスライサー用の刃
    物取付方法。
JP3082433A 1991-04-15 1991-04-15 スライサ−用の刃物取付方法 Expired - Fee Related JP2537309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3082433A JP2537309B2 (ja) 1991-04-15 1991-04-15 スライサ−用の刃物取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3082433A JP2537309B2 (ja) 1991-04-15 1991-04-15 スライサ−用の刃物取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04219202A JPH04219202A (ja) 1992-08-10
JP2537309B2 true JP2537309B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=13774430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3082433A Expired - Fee Related JP2537309B2 (ja) 1991-04-15 1991-04-15 スライサ−用の刃物取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537309B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04219202A (ja) 1992-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4924843A (en) Masonry saw jig
US2811874A (en) Chain saw grinders
US5127391A (en) Tile and marble cutting saw apparatus and method
US4830075A (en) Device for holding down and guiding workpiece plates
US4007657A (en) Saw tables
US3645307A (en) Power saw guide
US9205570B2 (en) Hollow form turning device
US3384135A (en) Guide means for saws
US4653371A (en) Work holder for vertical saws
JP2537309B2 (ja) スライサ−用の刃物取付方法
US5103880A (en) Machine for forming raised panel doors
CN216398433U (zh) 一种用于管材加工的激光切割设备
JPH0126404Y2 (ja)
CN214921012U (zh) 多角度板材切割装置
JPH0711848Y2 (ja) V字形状溝加工機
KR100861391B1 (ko) 기계톱과 선반의 결합 구조
US2880767A (en) Lathe attachment
CN218947946U (zh) 一种雕刻机工件夹持器
CN213226606U (zh) 刨刀轴外置端部支撑装置
CN221018852U (zh) 一种电池模组铜片拆解装置
CN216859956U (zh) 一种分切刀座
JP4316926B2 (ja) 吊りピース切断用帯鋸盤および吊りピースの切断方法
CN209830353U (zh) 一种大扭矩助力架
CN210939522U (zh) 一种pe发泡板的线切割机
JPS5882641A (ja) H形鋼固定装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees