JP3373238B2 - 育苗箱段積装置のチエン装置 - Google Patents
育苗箱段積装置のチエン装置Info
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Description
るものである。
公報には、育苗箱の移送台の終端部の左右両側に設けた
上下に回動する前後一対のチエン群と、該チエン群のう
ち、前後のチエン間に取付られた左右の受桟とからな
り、該受桟に育苗箱を乗せて下降させることにより段積
するようにした装置において、前記各チエン29群は、
上下部共にスプロケットを設けて巻回させ、上下のスプ
ロケットの間にチエン案内ガイドを設けた構成について
記載されている。
部回転軸と下部回転軸のそれぞれに固定した上部スプロ
ケットと下部スプロケットとに掛け回した点に課題があ
る。即ち、上下2軸に計4個のスプロケットを固定して
いるので、上下のスプロケットの歯の位置を合わせる
のが相当に困難であること、スプロケットの歯の位置
が合わないので、チエンの回動が円滑でないこと、組
立および調整が大変であること、チエンの騒音および
振動が発生して受桟の回動に悪影響を与えること、育
苗箱の段積みにも悪影響を与えること、チエンの耐久
性を低下させるという種々の課題がある。
にし、騒音および振動を減少させ、育苗箱の段積みを正
確に行ない、また、チエンの耐久性を向上させるように
したものである。
移送台1の終端部の左右両側に設けた上下に回動する前
後一対のチエン29群と、該チエン29群のうち、前後
のチエン29間に取付られた左右の受桟34とからな
り、該受桟34に育苗箱5を乗せて下降させることによ
り段積するようにした装置において、前記各チエン29
群は、下部はスプロケット28を設けて巻回させるが、
上部は単なる板状の案内ガイド64としてこれに巻回し
た育苗箱段積装置のチエン装置、および、前記案内ガイ
ド64は、バネ67により上方に引揚げられるようにし
た育苗箱段積装置のチエン装置としたものである。
1は移送台で、床2上に支脚3、3により水平に載置さ
れる。移送台1は公知であり、育苗箱5の移送方向に長
く形成され、所定の間隔を置いて移送ロール4、4が取
付けられている。移送ロール4は育苗箱5の移送手段で
あるから、移送ロール4に代えて移送ベルトにしてもよ
い。6は育苗箱5の供給側、7は育苗箱の取出側で、育
苗箱5を供給側6に供給載置すると、モータで回転する
移送ロール4により取出側7に向けて横送する。
9、覆土供給装置10等がその順に設けられる。11は
床土供給装置8のホッパ、12は同繰出ベルト、13は
床土であり、床土供給装置8と播種装置9との間には、
育苗箱5内の床土13を均平にする床土均平ブラシ14
が取付けられる。15は播種装置9の種子ホッパ、16
は同繰出ロール、17は種子であり、播種装置9と覆土
供給装置10との間には移送ロール4等を駆動させるモ
ータ18が設けられる。19は覆土供給装置10のホッ
パ、20は同繰出ベルト、21は覆土である。
段積装置22が設けられる。段積装置22は、前後左右
に4本の後柱23、23および前柱24、24を設け、
左側の後柱23と前柱24の上下に上部軸25と下部回
転軸26をそれぞれ軸支し、右側の後柱23と前柱24
の上下にも上部軸25と下部回転軸26をそれぞれ軸支
する。左側および右側の下部回転軸26には下部スプロ
ケット28、28がそれぞれ固定されるが、上部軸25
は後述するように上下動のみ自在に取付け、左右の上部
軸25のそれぞれにはチエン案内レール64を設け、前
後一対の下部スプロケット28、28とチエン案内レー
ル64とに、チエン29、29がそれぞれ掛け回わされ
る。
向に長く形成され、上部は前記下部スプロケット28と
同径であって前記上部軸25を中心する半円弧形状の円
弧部65に形成し、下部は切離して形成するが下部スプ
ロケット28の上方近傍に位置させる。前記上部軸25
とチエン案内レール64とは固定され、上部軸25は左
側および右側の後柱23と前柱24に形成した長孔66
より前後に突出させ、該突出端部に上部軸25およびチ
エン案内レール64を上動するように付勢するバネ67
を取付ける。前記左右の後柱23と前柱24には支持腕
68を設け、該支持腕68にチエン案内レール64の長
孔69を当てがいボルト70より固定する。したがっ
て、最初ボルト70を緩めることによりチエン29、2
9を張り、この状態でボルト70を閉めてチエン案内レ
ール64を支持腕68に固定し、チエン29、29が緩
んだときは、再びボルト70を緩めとバネ67によりチ
エン案内レール64が上動してチエン29、29を張
る。71は上部補強枠、72は育苗箱案内ガイドであ
る。
であり、モータ30は常時通電されており、前記チエン
29とモータ30との間に1回転クラッチ31が設けら
れる。左側および右側の後柱23、23からは移送台1
方向に突出す早送りベルト台32が設けられ、早送りベ
ルト台32には、早送りベルト33が取付られる。早送
りベルト33は前記モータ30により回転する。即ち、
案内ロール35の軸36には駆動側プーリ41が左右一
対設けられ、早送りベルト台32の始端側には軸36に
対応する軸42が設けられ、軸42には案内ロール43
の外、受動プーリ44が設けられ、駆動側プーリ41と
受動プーリ44との間に早送りベルト33が巻回されて
いる。45は育苗箱5を誘導する誘導板である。前記軸
42はバネ46により常時ベルト緊張方向に移動する。
47はスクレーパである。
ベルト33より乗移る受桟34が設けられる。前後一対
のチエン29、29は左右に設けられ、チエン29群
は、1回転クラッチ31を介して取付られているから、
受桟34は早送りベルト33より乗移れる位置で停止し
ているが、正確にいうと受桟34は早送りベルト33の
面よりもやや低い位置で停止している。それは、受桟3
4に早送りベルト33で確実に育苗箱5を送ることがで
きるようにするためである。なお、早送りベルト33の
終端の案内ロール35の軸36には、送り爪車37を設
ける。38はコ型金具であり、該コ型金具38に軸36
を跨いで2本のピン39をバネ40で突出するように取
付けておく。すると、底面形状の異なる育苗箱5でも、
底面にピン39に先が当って送り、また最後はピン39
で育苗箱5の尻部を押して受桟34に送り出すことがで
きる。
49は育苗箱5が受桟34に乗ったとき突当る突当部
で、段積装置22の後端部に軸50で軸止され、突当部
49の中間位置には横リンク51が軸止され、横リンク
51の他端はL型リンク52に軸止される。L型リンク
52の他端には縦リンク53の上端が軸止され、縦リン
ク53の他端にはアーム54の先端が軸止される。アー
ム54は回転軸55に固定され、回転軸55には作動杆
56が固定される。作動杆56の先端は屈曲した屈曲部
57となり、屈曲部57は一回転クラッチ31の軸58
のピン59に臨んでいる。60は軸58を常時歯車61
の爪62に弾着させるバネである。軸58には爪62に
係合する爪63が設けられる。
に育苗箱5を載せ、移送台1により移送させると、床土
供給装置8の下方を通過するとき床土13の供給を受
け、播種装置9の下方を通過するとき種籾17が播か
れ、覆土供給装置10の下方を通過するとき覆土21が
供給されて終端部7に至る。終端部7では早送りベルト
台32の早送りベルト33に乗り移る。早送りベルト3
3は、モータ30により移送ロール4よりも早く回転し
ているので、早送りされ、段積装置22の受桟34に乗
り移る。すると、育苗箱5は突当部49に突き当り、横
リンク51、L型リンク52、縦リンク53、アーム5
4を介して回転軸55を回転させる。回転軸55が回転
すると、作動杆56が回転し、屈曲部57とピン59の
係合が外れ、軸58はバネ60により歯車61方向に移
動し、軸58の爪63と歯車61の爪62が係合してモ
ータ30により一回転クラッチ31は一回転する。する
と、下部回転軸26をそれぞれ回転させ、下部回転軸2
6はチエン29、29を回転させ、段積装置22の受桟
34に乗り移った育苗箱5は、受桟34により下降して
段積みされる。すると、ピン59も一回転し、屈曲部5
7に当接して、軸58をバネ60の弾力に抗して移動さ
せ、爪62と爪63の係合を外し、受桟34の回動を停
止させる。
軸26の下部スプロケット28、28と上部軸25に固
定のチエン案内レール64の円弧部65に掛け回され、
チエン案内レール64および上部軸25は、左側および
右側の後柱23と前柱24に対して上下動自在であり、
上部軸25はバネ67により上動するように付勢されて
いるので、最初、ボルト70を緩めることによりバネ6
7の弾力が作用して上部軸25およびチエン案内レール
64が上動してチエン29、29を張り、この状態でボ
ルト70を閉めると、上部軸25およびチエン案内レー
ル64を後柱23と前柱24に対して固定できる。
単に除去でき、組立時の調整も頗る簡単にできる。ま
た、チエン29、29は、下部回転軸26の下部スプロ
ケット28、28にのみ噛合っているので、噛合いがず
れることがなく、円滑に回転し、受桟34の回動を円滑
にして育苗箱5を正確に段積みでき、騒音も減少させ、
また、チエン29、29の耐久性も向上させる。
の左右両側に設けた上下に回動する前後一対のチエン2
9群と、該チエン29群のうち、前後のチエン29間に
取付られた左右の受桟34とからなり、該受桟34に育
苗箱5を乗せて下降させることにより段積するようにし
た装置において、前記各チエン29群は、下部はスプロ
ケット28を設けて巻回させるが、上部は単なる板状の
案内ガイド64としてこれに巻回した育苗箱段積装置の
チエン装置、および、前記案内ガイド64は、バネ67
により上方に引揚げられるようにした育苗箱段積装置の
チエン装置としたものであるから、 公知例のように、上下のスプロケットの歯の位置を合
わせる必要がないので、出荷時の組立・調整が容易であ
る。 公知例のようなスプロケットの歯の位置が合わないこ
とはないので、チエン29の回動が頗る円滑である。 したがって、チエンの騒音および振動の発生を防止す
る。 受桟の回動および育苗箱の段積みが確実となる。 チエンの耐久性を向上させる。 チエンの弛み等の調整が頗る容易である。 という効果を奏する。
ル、5…育苗箱、6…供給側、7…取出側、8…床土供
給装置、9…播種装置、10…覆土供給装置、11…ホ
ッパ、12…繰出ロール、13…床土、14…床土均平
ブラシ、15…ホッパ、16…繰出ロール、17…種
子、18…モーター、19…ホッパ、20…繰出ベル
ト、21…覆土、22…段積装置、23…後柱、24…
前柱、25…上部回転軸、26…下部回転軸、27…上
部スプロケット、28…下部スプロケット、29…チエ
ン、30…モータ、31…一回転クラッチ、32…早送
りベルト台、33…早送りベルト、34…受桟、35…
案内ロール、36…軸、37…送爪車、38…コ型金
具、39…ピン、40…モータ、41…駆動側プーリ、
42…軸、43…案内ロール、44…受動プーリ、45
…誘導板、46…バネ、47…スクレーパ、48…リン
ク機構、49…突当部、50…軸、51…横リンク、5
2…L型リンク、53…縦リンク、54…アーム、55
…回転軸、56…作動杆、57…屈曲部、58…軸、5
9…ピン、60…バネ、61…歯車、62…爪、63…
爪、64…チエン案内レール、65…円弧部、66…長
孔、67…バネ、68…支持腕、69…長孔、70…ボ
ルト、71…上部補強枠、72…育苗箱案内ガイド。
Claims (2)
- 【請求項1】 育苗箱5の移送台1の終端部の左右両側
に設けた上下に回動する前後一対のチエン29群と、該
チエン29群のうち、前後のチエン29間に取付られた
左右の受桟34とからなり、該受桟34に育苗箱5を乗
せて下降させることにより段積するようにした装置にお
いて、前記各チエン29群は、下部はスプロケット28
を設けて巻回させるが、上部は単なる板状の案内ガイド
64としてこれに巻回した育苗箱段積装置のチエン装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記案内ガイド64
は、バネ67により上方に引揚げられるようにした育苗
箱段積装置のチエン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35504192A JP3373238B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 育苗箱段積装置のチエン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35504192A JP3373238B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 育苗箱段積装置のチエン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183563A JPH06183563A (ja) | 1994-07-05 |
JP3373238B2 true JP3373238B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=18441587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35504192A Expired - Fee Related JP3373238B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 育苗箱段積装置のチエン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3373238B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35504192A patent/JP3373238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06183563A (ja) | 1994-07-05 |
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