JPH06343313A - 苗植付装置における苗縦送り量調節構造 - Google Patents

苗植付装置における苗縦送り量調節構造

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JPH06343313A
JPH06343313A JP13703993A JP13703993A JPH06343313A JP H06343313 A JPH06343313 A JP H06343313A JP 13703993 A JP13703993 A JP 13703993A JP 13703993 A JP13703993 A JP 13703993A JP H06343313 A JPH06343313 A JP H06343313A
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seedlings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付けが容易で、且つ、円滑な作動を維持で
きる苗縦送り構造を提供する。 【構成】 植付け用苗が載置され往復横移動する苗のせ
台1の横移動ストロークエンドにおいて、基準待機位置
に復帰回動付勢される縦送り用駆動軸20に一方向回転
クラッチを介して連係した駆動アーム22を、回転カム
24により付勢力に抗して設定量接当回動させて、載置
苗を設定量縦送りさせる縦送り装置18を備え、前記駆
動アーム22の前記基準待機位置を接当規制する規制部
材25を回動方向に位置調節する調節操作具を備えてあ
る苗植付装置における苗縦送り量調節構造において、駆
動アーム22の左右両側において駆動軸20に相対回動
自在に外嵌された一対の支持部材26,26に亘り規制
部材25を架設支持して、この規制部材25の左右両側
端部に連動連結した連係部材27を調節操作具に連係さ
せてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植付け用苗が載置され
往復横移動する苗のせ台の横移動ストロークエンドにお
いて、基準待機位置に復帰回動付勢される縦送り用駆動
軸に一方向回転クラッチを介して連係した駆動アーム
を、回転カムにより付勢力に抗して設定量接当回動させ
て、載置苗を設定量縦送りさせる縦送り装置を備え、前
記駆動アームの前記基準待機位置を接当規制する規制部
材を回動方向に位置調節する調節操作具を備えてある苗
植付装置における苗縦送り量調節構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置における苗縦送り量調節
構造において、従来では、例えば特願平4−19327
号に示されるように、縦送り用駆動軸に一体回動自在に
取付けたアームに片持ち状に接当ピンを固定し、この接
当ピンにより一方向回転クラッチの駆動アームを接当回
動させるよう構成するとともに、この駆動アームに片持
ち状に固定したピンに長孔連係部材〔前記規制部材に相
当〕を介して調節操作具にワイヤ連係させ、前記駆動ア
ームの基準待機位置を変更させて縦送り量を変更させる
よう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、回動するアームに対して片持ち状に接当
ピンを固定する構造であるから、縦送り量調節のための
操作力に起因して捩じれたり、ガタつきが生じることが
無いように、駆動アームの枢支ボス部分を精度よく加工
する必要があるとともに、接当ピンを強固に片持ち状に
形成するために溶接加工を必要とし、加工工数が大にな
って作製コストが高くなる欠点があり改善の余地があっ
た。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した苗植付装置における苗縦送り量調節構造に
おいて、前記駆動アームの左右両側において前記駆動軸
に相対回動自在に外嵌された一対の支持部材に亘り前記
規制部材を架設支持して、この規制部材の左右両側端部
に連動連結した連係部材を前記調節操作具に連係させて
ある点にある。
【0005】
【作用】前記駆動アームを接当規制する規制部材が、駆
動部材の左右両側において連動連結される連係部材を介
して調節操作具により位置変更調節される構成であるか
ら、規制部材を両持ち状態で接当反力が支持されるか
ら、捩じれによる拗れやガタつきの生じるおそれが少な
い。しかも、規制部材は両持ち支持構造であるから、例
えば嵌め合い係合等による簡単な連係構造を採用するこ
とが可能で、溶接等の煩わしい加工を行う必要が無い。
又、規制部材は駆動アームと同一軸芯周りで回動自在に
配備された支持部材により両持ち状態で架設支持される
から、規制部材の位置を変更調節した場合であっても、
規制部材と駆動アームとの相対位置関係が常に一定で苗
縦送り変更調節の精度を高いものにできる。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的連係支持構造によってガ
タつきや拗れの生じにくい円滑な作動を行えるととも
に、組付け作業を簡素化することができて作製コストの
低減を図ることが可能な苗の縦送り構造を提供できるに
到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に苗植付装置を示している。この苗植付装置は、植付け
用苗を載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ
台1、苗のせ台1の下端部から一株づつ苗を取り出して
植付ける6個の植付機構2、3個の整地フロート3等を
備えて成り、図外の乗用型走行機体の後部にリンク機構
4を介して昇降自在並びに前後軸芯Y周りで左右ローリ
ング自在に連結してある。前記リンク機構4の後部リン
ク4aに形成した枢支ボス部5に前後軸芯Y周りで相対
回動自在にフィードケース6を取付け、このフィードケ
ース6の下方に角パイプ形のメインフレーム7をボルト
で締付け連結してある。メインフレーム7は横方向に延
設してあり、断面コの字形に屈曲成形した一対の板金材
を合わせ面部分で溶接連結して構成してある。前記フィ
ードケース6には、動力取り出し軸8を介して走行機体
側から動力が伝えられ、この動力を、該ケース6に内装
した苗のせ台1の横送り駆動機構及び前記各植付機構2
に供給するよう構成してある。
【0008】図4に示すように、メインフレーム7の後
部面側には、所定間隔をあけて3個の植付ケース9を後
方に向けて片持ち状にボルトで締付け連結してあり、各
植付ケース9の後部の左右両側に夫々植付機構2を配設
して6条植えに構成してある。つまり、各植付ケース9
に内装したチェーン伝動機構10を介して回転ケース1
1を回転駆動させ、この回転ケース11の回転に伴って
該ケース11内に設けた図示しないカム機構により、両
端部に取付けた植付爪12の先端がほぼ楕円軌跡を描き
ながら上下動するよう植付機構2を構成してある。そし
て、フィードケース6からメインフレーム7の後方側外
方に配備された横向き駆動軸13を介して各植付機構2
に動力を分岐伝動するよう構成してある。
【0009】苗のせ台1上の載置苗の下端部を摺動自在
に支持する摺動レール14を、調節レバー15により上
下スライド調節させて植付爪12による苗取り出し量を
複数段階に変更調節できるよう構成してある。つまり、
摺動レール14の近傍において植付ケース9に対して回
動自在に支架される横軸16に苗取り量調節レバー15
を連結し、この横軸16から摺動レール14を係合する
駆動アーム17を延設して、前記調節レバー15を上下
回動させることで摺動レール14、即ち苗のせ台全体を
苗供給方向に沿ってスライド調節できるよう構成してあ
る。
【0010】前記苗のせ台1には、その横移動ストロー
クエンドにおいて載置苗を所定量づつ植付機構2に向け
て縦送りする縦送り装置18を各状毎に備えてある。こ
の縦送り装置18は、図2に示すように、上下一対のプ
ーリ18a,18bに亘って突起付き無端状の縦送りベ
ルト18cを巻回してあり、下方側のプーリ18bを駆
動回動させることで、縦送り作動するよう構成してあ
る。つまり、苗のせ台1のほぼ全幅に亘って延びる六角
形状の駆動軸20に、各駆動側プーリ18bをトルク伝
達自在に外嵌装着し、駆動軸20からボールクラッチ式
の一方向回転クラッチ〔図示せず〕を介して延設され、
下方側に回動付勢された駆動アーム22に対して、苗の
せ台1のストロークエンドにおいて、フィードケース6
から横外方に突出させた縦送り回転軸23に設けた回転
カム24が接当して所定量だけ回動駆動して、縦送りベ
ルト18cを所定量づつ回動駆動させるよう構成してあ
る。
【0011】そして、駆動アーム22の基準待機位置を
接当規制する規制ピン25〔規制部材の一例〕を回動方
向に位置調節自在に設け、回転カム24による回動縦送
り量を変更調節できるよう構成してある。詳述すると、
図3に示すように、駆動アーム22の左右両側において
前記駆動軸20に対して遊転外嵌された左右一対の支持
部材26,26に亘り規制ピン25を挿通させて架設支
持し抜け止めしてある。又、前記駆動アーム22を上方
側から跨ぐ状態で正面視コの字形の連係部材27を規制
ピン25の左右両端部に差し込み係合連係し、更に、規
制ピン25は左右両側を引っ掛け係合したコイルバネ2
8,28により下方側に引張り付勢してある。このよう
に差し込み係合連係により構成され、片持ち状部材を溶
接する等の煩わしい作製工程は不要であり、且つ、拗れ
やガタつきの生じにくい規制位置調節構造となってい
る。前記連係部材27上部の横延設部27aに操作ワイ
ヤ29をネジで締付け連係し、この操作ワイヤ29は、
前記苗取り量調節用横軸16に一体形成したアーム30
に連動連係してあり、苗のせ台1の往復横移動を許容し
ながら、苗取り量を多い側に変更調節すると縦送り量が
大側に変更し、苗取り量を少ない側に変更調節すると縦
送り量が小側に変更されるよう連動操作されるよう構成
してある。従って、この構成においては、苗取り量調節
レバー15が縦送り量の調節レバーを兼用する構成とな
っている。
【0012】上記したように、縦送り量の調節レバーと
苗取り量調節レバーとを兼用する構成に代えて、縦送り
量調節専用の調節レバーを備える構成としてもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付装置の側面図
【図2】縦送り装置の側面図
【図3】縦送り量調節機構の正面図
【図4】苗植付装置の簡略化した平面図
【符号の説明】
1 苗のせ台 15 調節レバー 18 縦送り装置 20 駆動軸 22 駆動アーム 24 回転カム 25 規制部材 26 支持部材 27 連係部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付け用苗が載置され往復横移動する苗
    のせ台(1)の横移動ストロークエンドにおいて、基準
    待機位置に復帰回動付勢される縦送り用駆動軸(20)
    に一方向回転クラッチを介して連係した駆動アーム(2
    2)を、回転カム(24)により付勢力に抗して設定量
    接当回動させて、載置苗を設定量縦送りさせる縦送り装
    置(18)を備え、前記駆動アーム(22)の前記基準
    待機位置を接当規制する規制部材(25)を回動方向に
    位置調節する調節操作具(15)を備えてある苗植付装
    置における苗縦送り量調節構造であって、前記駆動アー
    ム(22)の左右両側において前記駆動軸(20)に相
    対回動自在に外嵌された一対の支持部材(26),(2
    6)に亘り前記規制部材(25)を架設支持して、この
    規制部材(25)の左右両側端部に連動連結した連係部
    材(27)を前記調節操作具(15)に連係させてある
    苗植付装置における苗縦送り量調節構造。
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