JPH06271173A - 車両の塗膜保護フィルム貼付装置 - Google Patents
車両の塗膜保護フィルム貼付装置Info
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- JPH06271173A JPH06271173A JP6505993A JP6505993A JPH06271173A JP H06271173 A JPH06271173 A JP H06271173A JP 6505993 A JP6505993 A JP 6505993A JP 6505993 A JP6505993 A JP 6505993A JP H06271173 A JPH06271173 A JP H06271173A
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- protective film
- film protective
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/02—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/0056—Provisional sheathings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両毎に対応する複数幅の塗膜保護フィルムを
適宜長さに切断して搬送系路上の車両に自動貼付し得る
装置を提供することにある。 【構成】塗膜保護フィルム貼付装置１を、搬送系路Ｈの
一側方から塗膜保護フィルム２を供給する供給装置３
と、該供給装置３の塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈの
他側方へ引出す引出し装置４と、搬送系路Ｈの上方に設
けられ、上記引出し装置４により引出した塗膜保護フィ
ルム２を上方から保持する保持装置５と、該保持装置５
により保持した塗膜保護フィルム２を上記引出し装置４
により引出した必要長さ位置で切断する切断装置６と、
該切断装置６で切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａの
搬送方向へ移動させて搬送系路Ｈ上の車両Ａの貼付部位
に位置合わせする第１移動装置７と、上記切断装置６で
切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａに貼付するよう上
記保持装置５を昇降可能に下降させる第２移動装置８と
で構成する。
適宜長さに切断して搬送系路上の車両に自動貼付し得る
装置を提供することにある。 【構成】塗膜保護フィルム貼付装置１を、搬送系路Ｈの
一側方から塗膜保護フィルム２を供給する供給装置３
と、該供給装置３の塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈの
他側方へ引出す引出し装置４と、搬送系路Ｈの上方に設
けられ、上記引出し装置４により引出した塗膜保護フィ
ルム２を上方から保持する保持装置５と、該保持装置５
により保持した塗膜保護フィルム２を上記引出し装置４
により引出した必要長さ位置で切断する切断装置６と、
該切断装置６で切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａの
搬送方向へ移動させて搬送系路Ｈ上の車両Ａの貼付部位
に位置合わせする第１移動装置７と、上記切断装置６で
切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａに貼付するよう上
記保持装置５を昇降可能に下降させる第２移動装置８と
で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に塗膜保護フィル
ムを自動貼付する塗膜保護フィルム貼付装置に関する。
ムを自動貼付する塗膜保護フィルム貼付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、海上輸送時などに傷み易い車両
の塗膜を保護する上で、ボンネットやルーフなどに塗膜
保護フィルムを二人一組のペアの作業者により、例えば
ロール状の塗膜保護フィルムを引出して切断した後に搬
送系路上の車両に貼付するようにしている。
の塗膜を保護する上で、ボンネットやルーフなどに塗膜
保護フィルムを二人一組のペアの作業者により、例えば
ロール状の塗膜保護フィルムを引出して切断した後に搬
送系路上の車両に貼付するようにしている。
【０００３】また、貼付対象物にフィルム状のものを貼
付する装置としては、例えば、特開平３−２０５２６３
号公報に開示されるように、予め粘着層が長手方向所定
間隔置きに切断されている均一幅の両面テープを引出し
て、搬送系路上の平面又は局面の貼付対象物に自動的に
貼付するようにした両面テープ自動貼付装置が知られて
いる。
付する装置としては、例えば、特開平３−２０５２６３
号公報に開示されるように、予め粘着層が長手方向所定
間隔置きに切断されている均一幅の両面テープを引出し
て、搬送系路上の平面又は局面の貼付対象物に自動的に
貼付するようにした両面テープ自動貼付装置が知られて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近来、搬送
系路上の車両に塗膜保護フィルムを自動的に貼付したい
という要求がある。その場合、上述した両面テープ自動
貼付装置を流用して、両面テープを塗膜保護フィルムに
置換することが考えられるが、車両の場合には車種毎の
寸法が異なるため、塗膜保護フィルムが長手方向（引出
方向）所定間隔置きに切断された均一幅のものでは、車
種毎に異なる車体寸法に個別に対応させることができな
い。
系路上の車両に塗膜保護フィルムを自動的に貼付したい
という要求がある。その場合、上述した両面テープ自動
貼付装置を流用して、両面テープを塗膜保護フィルムに
置換することが考えられるが、車両の場合には車種毎の
寸法が異なるため、塗膜保護フィルムが長手方向（引出
方向）所定間隔置きに切断された均一幅のものでは、車
種毎に異なる車体寸法に個別に対応させることができな
い。
【０００５】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、車両毎に対応する複数幅
の塗膜保護フィルムを適宜長さに切断して搬送系路上の
車両に自動貼付し得る装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、車両毎に対応する複数幅
の塗膜保護フィルムを適宜長さに切断して搬送系路上の
車両に自動貼付し得る装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための装置】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明が講じた解決装置は、車両の塗
膜保護フィルム貼付装置として、複数幅の塗膜保護フィ
ルムを供給する供給装置と、該供給装置の複数幅の保護
フィルムのうちの搬送系路上の車両に対応する幅の塗膜
保護フィルムを引出す引出し装置と、該引出し装置によ
り引出した塗膜保護フィルムを保持する保持装置と、該
保持装置により保持した塗膜保護フィルムを上記引出し
装置により引出した必要長さ位置で切断する切断装置
と、該切断装置で切断した塗膜保護フィルムを搬送系路
上の車両に位置合わせすると共に該塗膜保護フィルムを
車両に貼付するよう上記保持装置を移動させる移動装置
とを備える構成としたものである。
め、請求項１記載の発明が講じた解決装置は、車両の塗
膜保護フィルム貼付装置として、複数幅の塗膜保護フィ
ルムを供給する供給装置と、該供給装置の複数幅の保護
フィルムのうちの搬送系路上の車両に対応する幅の塗膜
保護フィルムを引出す引出し装置と、該引出し装置によ
り引出した塗膜保護フィルムを保持する保持装置と、該
保持装置により保持した塗膜保護フィルムを上記引出し
装置により引出した必要長さ位置で切断する切断装置
と、該切断装置で切断した塗膜保護フィルムを搬送系路
上の車両に位置合わせすると共に該塗膜保護フィルムを
車両に貼付するよう上記保持装置を移動させる移動装置
とを備える構成としたものである。
【０００７】また、請求項２記載の発明が講じた解決装
置は、上記請求項１記載の考案の保持装置を特定し、塗
膜保護フィルムを吸着により保持する固定式の主吸盤
と、該主吸盤に保持された塗膜保護フィルムの外周部を
吸着により保持しかつ主吸盤による車両への貼付が行わ
れた状態で下方へ円弧を描いて回動する補助吸盤とを備
える構成としたものである。
置は、上記請求項１記載の考案の保持装置を特定し、塗
膜保護フィルムを吸着により保持する固定式の主吸盤
と、該主吸盤に保持された塗膜保護フィルムの外周部を
吸着により保持しかつ主吸盤による車両への貼付が行わ
れた状態で下方へ円弧を描いて回動する補助吸盤とを備
える構成としたものである。
【０００８】
【作用】上記の構成により、請求項１記載の発明では、
搬送系路上に車両が搬送されてくると、供給装置の複数
幅の塗膜保護フィルムのなかから、搬送系路上の車両に
対応する幅の塗膜保護フィルムを引出し装置により必要
な長さだけ引出し、この引出した塗膜保護フィルムを保
持装置により保持した状態で切断装置により切断する。
そして、塗膜保護フィルムを保持した保持装置を移動装
置により移動させて、塗膜保護フィルムが搬送系路上の
車両に位置合わせされつつ車両に貼付される。
搬送系路上に車両が搬送されてくると、供給装置の複数
幅の塗膜保護フィルムのなかから、搬送系路上の車両に
対応する幅の塗膜保護フィルムを引出し装置により必要
な長さだけ引出し、この引出した塗膜保護フィルムを保
持装置により保持した状態で切断装置により切断する。
そして、塗膜保護フィルムを保持した保持装置を移動装
置により移動させて、塗膜保護フィルムが搬送系路上の
車両に位置合わせされつつ車両に貼付される。
【０００９】また、請求項２記載の発明では、主吸盤で
吸着された塗膜保護フィルムの外周部を吸着する補助吸
盤は、主吸盤による車両への貼付が行われた状態で下方
へ円弧を描いて回動するので、塗膜保護フィルム外周部
の貼付が確実かつ円滑に行える。
吸着された塗膜保護フィルムの外周部を吸着する補助吸
盤は、主吸盤による車両への貼付が行われた状態で下方
へ円弧を描いて回動するので、塗膜保護フィルム外周部
の貼付が確実かつ円滑に行える。
【００１０】
【発明の効果】以上の如く、請求項１記載の発明におけ
る車両の塗膜保護フィルム貼付装置によれば、車種毎に
異なる車両に対応する幅で必要な長さの塗膜保護フィル
ムを搬送系路上の車両に位置合わせしつつ貼付すること
が可能となり、搬送系路上の車両への塗膜保護フィルム
の貼付を自動的に行うことができる。
る車両の塗膜保護フィルム貼付装置によれば、車種毎に
異なる車両に対応する幅で必要な長さの塗膜保護フィル
ムを搬送系路上の車両に位置合わせしつつ貼付すること
が可能となり、搬送系路上の車両への塗膜保護フィルム
の貼付を自動的に行うことができる。
【００１１】また、請求項２記載の発明における車両の
塗膜保護フィルム貼付装置によれば、主吸盤による車両
への貼付後に下方へ円弧を描いて回動する補助吸盤によ
り、塗膜保護フィルム外周部の貼付を確実かつ円滑に行
うことができる。
塗膜保護フィルム貼付装置によれば、主吸盤による車両
への貼付後に下方へ円弧を描いて回動する補助吸盤によ
り、塗膜保護フィルム外周部の貼付を確実かつ円滑に行
うことができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１３】図１ないし図４は本発明の一実施例に係る
車両の塗膜保護フィルム貼付装置を示し、この塗膜保護
フィルム貼付装置１は、海上輸送に備えた完成状態の車
両Ａの搬送系路Ｈの途中に設けられている。該搬送系路
Ｈは、二条の平行な駆動ベルトＨａ，Ｈａにより構成さ
れていて、車両Ａ（図９ないし図１１参照）を所定スピ
ードで搬送するようにしている。
車両の塗膜保護フィルム貼付装置を示し、この塗膜保護
フィルム貼付装置１は、海上輸送に備えた完成状態の車
両Ａの搬送系路Ｈの途中に設けられている。該搬送系路
Ｈは、二条の平行な駆動ベルトＨａ，Ｈａにより構成さ
れていて、車両Ａ（図９ないし図１１参照）を所定スピ
ードで搬送するようにしている。
【００１４】上記塗膜保護フィルム貼付装置１は、上記
搬送系路Ｈの一側方から塗膜保護フィルム２を供給する
供給装置３と、該供給装置３の搬送系路Ｈを隔てた対向
位置に設けられ、塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈの他
側方へ引出す引出し装置４と、上記搬送系路Ｈの上方に
設けられ、上記引出し装置４により引出した塗膜保護フ
ィルム２を上方から保持する保持装置５と、上記搬送系
路Ｈの一側方に設けられ、上記保持装置５により保持し
た塗膜保護フィルム２を上記引出し装置４により引出し
た必要長さ位置で切断する切断装置６と、該切断装置６
で切断した塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈ上の車両Ａ
の貼付部位に位置合わせするよう上記保持装置５を車両
Ａの搬送方向へ移動させる第１移動装置７と、上記切断
装置６で切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａに貼付す
るよう上記保持装置５を昇降可能に下降させる第２移動
装置８とを備えている。そして、これらの各装置３〜８
は、図示しないステーションコントローラにより総括的
に制御され、このステーションコントローラに入力され
た搬送系路Ｈ上の車両Ａの車種情報に基づいて作動する
ことになる。
搬送系路Ｈの一側方から塗膜保護フィルム２を供給する
供給装置３と、該供給装置３の搬送系路Ｈを隔てた対向
位置に設けられ、塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈの他
側方へ引出す引出し装置４と、上記搬送系路Ｈの上方に
設けられ、上記引出し装置４により引出した塗膜保護フ
ィルム２を上方から保持する保持装置５と、上記搬送系
路Ｈの一側方に設けられ、上記保持装置５により保持し
た塗膜保護フィルム２を上記引出し装置４により引出し
た必要長さ位置で切断する切断装置６と、該切断装置６
で切断した塗膜保護フィルム２を搬送系路Ｈ上の車両Ａ
の貼付部位に位置合わせするよう上記保持装置５を車両
Ａの搬送方向へ移動させる第１移動装置７と、上記切断
装置６で切断した塗膜保護フィルム２を車両Ａに貼付す
るよう上記保持装置５を昇降可能に下降させる第２移動
装置８とを備えている。そして、これらの各装置３〜８
は、図示しないステーションコントローラにより総括的
に制御され、このステーションコントローラに入力され
た搬送系路Ｈ上の車両Ａの車種情報に基づいて作動する
ことになる。
【００１５】以下、上記各装置３〜８の構成についてさ
らに詳しく説明する。
らに詳しく説明する。
【００１６】上記塗膜保護フィルム２は、接着面２ａが
芯側となるように巻回したロールフィルムよりなり、こ
のローラフィルムの芯は車両Ａの搬送方向と平行に配さ
れている。そして、上記塗膜保護フィルム２は、車種毎
に異なる車両Ａのボンネットリッド、ルーフおよびトラ
ンクリッドなどの貼付部位の前後寸法に対応し得るよう
三種類の幅の塗膜保護フィルム２１，２２，２３が上か
ら長い順に配されている。
芯側となるように巻回したロールフィルムよりなり、こ
のローラフィルムの芯は車両Ａの搬送方向と平行に配さ
れている。そして、上記塗膜保護フィルム２は、車種毎
に異なる車両Ａのボンネットリッド、ルーフおよびトラ
ンクリッドなどの貼付部位の前後寸法に対応し得るよう
三種類の幅の塗膜保護フィルム２１，２２，２３が上か
ら長い順に配されている。
【００１７】また、上記供給装置３は、車両Ａのボンネ
ットリッドに対応する第１供給部３１と、ルーフに対応
する第２供給部３２と、トランクリッドに対応する第３
供給部３３とが車両Ａの搬送方向に連設されてなる。該
各供給部３１〜３３には、上記三種類の幅の塗膜保護フ
ィルム２１〜２３がそれぞれ支持具３４，…を介して設
けられていて、車種毎に異なる車両Ａの各貼付部位（ボ
ンネットリッド、ルーフおよびトランクリッド）の幅に
対応し得る三種類の幅の塗膜保護フィルム２１〜２３の
なかから適宜供給するようにしている。該各支持具３４
は、各供給部３１〜３３毎に立設された支柱３５，３５
間に設けられていて、車両Ａの搬送方向より視て略直角
三角形状に形成されてなる。また、上記各支持具３４に
は、塗膜保護フィルム２１〜２３の芯がその軸芯回りに
回動自在に支持されているとともに、塗膜保護フィルム
２１〜２３の導出端を上方から押さえるローラ３６が塗
膜保護フィルム２１〜２３よりも搬送系路Ｈ寄りにて昇
降自在に支持されている。そして、上記各支持具３４
は、各支柱３５間において一体的に昇降移動するように
支持されている。
ットリッドに対応する第１供給部３１と、ルーフに対応
する第２供給部３２と、トランクリッドに対応する第３
供給部３３とが車両Ａの搬送方向に連設されてなる。該
各供給部３１〜３３には、上記三種類の幅の塗膜保護フ
ィルム２１〜２３がそれぞれ支持具３４，…を介して設
けられていて、車種毎に異なる車両Ａの各貼付部位（ボ
ンネットリッド、ルーフおよびトランクリッド）の幅に
対応し得る三種類の幅の塗膜保護フィルム２１〜２３の
なかから適宜供給するようにしている。該各支持具３４
は、各供給部３１〜３３毎に立設された支柱３５，３５
間に設けられていて、車両Ａの搬送方向より視て略直角
三角形状に形成されてなる。また、上記各支持具３４に
は、塗膜保護フィルム２１〜２３の芯がその軸芯回りに
回動自在に支持されているとともに、塗膜保護フィルム
２１〜２３の導出端を上方から押さえるローラ３６が塗
膜保護フィルム２１〜２３よりも搬送系路Ｈ寄りにて昇
降自在に支持されている。そして、上記各支持具３４
は、各支柱３５間において一体的に昇降移動するように
支持されている。
【００１８】そして、上記引出し装置４は、上記各供給
部３１〜３３の塗膜保護フィルム２１〜２３を搬送系路
Ｈの他側方へそれぞれ引出すよう，該各供給部３１〜３
３の対向位置にそれぞれ設けられた第１〜第３引出部４
１〜４３からなる。該各引出部４１〜４３は、搬送系路
Ｈの他側方に設けられ、車両Ａの上方を搬送系路Ｈの他
側方と一側方との間で伸縮移動する引出しアーム４４，
…と、該各引出しアーム４４の先端に設けられ、各引出
しアーム４４伸長時に各供給部３１〜３３の塗膜保護フ
ィルム２１〜２３の導出端を所定間隔置きの３箇所で把
持して搬送系路Ｈの他側方まで引出すハンド部４５，…
とを備えてなる。この場合、各ハンド部４５により塗膜
保護フィルム２１〜２３の導出端を把持する際には、車
両Ａの各貼付部位の前後寸法に応じた幅の塗膜保護フィ
ルム２１〜２３が各供給部３１〜３３の支持具３４によ
り各引出しアーム４４伸長時におけるハンド部４５の対
応位置まで昇降移動するとともに、各供給部３１〜３３
の支持具３４のローラ３６が上昇し、そのローラ３６に
よる押さえを解除して塗膜保護フィルム２１〜２３の導
出端を各ハンド部４５で引出し易いようにしている。ま
た、各ハンド部４５は、各塗膜保護フィルム２１〜２３
の導出端を把持した状態で上方へ移動して各支持具３４
に対して接着状態にある各塗膜保護フィルム２１〜２３
の導出端を引き剥がすようにしている。さらに、各ハン
ド部４５は、各塗膜保護フィルム２１〜２３の幅に応じ
て間隔が変更するようになっている。
部３１〜３３の塗膜保護フィルム２１〜２３を搬送系路
Ｈの他側方へそれぞれ引出すよう，該各供給部３１〜３
３の対向位置にそれぞれ設けられた第１〜第３引出部４
１〜４３からなる。該各引出部４１〜４３は、搬送系路
Ｈの他側方に設けられ、車両Ａの上方を搬送系路Ｈの他
側方と一側方との間で伸縮移動する引出しアーム４４，
…と、該各引出しアーム４４の先端に設けられ、各引出
しアーム４４伸長時に各供給部３１〜３３の塗膜保護フ
ィルム２１〜２３の導出端を所定間隔置きの３箇所で把
持して搬送系路Ｈの他側方まで引出すハンド部４５，…
とを備えてなる。この場合、各ハンド部４５により塗膜
保護フィルム２１〜２３の導出端を把持する際には、車
両Ａの各貼付部位の前後寸法に応じた幅の塗膜保護フィ
ルム２１〜２３が各供給部３１〜３３の支持具３４によ
り各引出しアーム４４伸長時におけるハンド部４５の対
応位置まで昇降移動するとともに、各供給部３１〜３３
の支持具３４のローラ３６が上昇し、そのローラ３６に
よる押さえを解除して塗膜保護フィルム２１〜２３の導
出端を各ハンド部４５で引出し易いようにしている。ま
た、各ハンド部４５は、各塗膜保護フィルム２１〜２３
の導出端を把持した状態で上方へ移動して各支持具３４
に対して接着状態にある各塗膜保護フィルム２１〜２３
の導出端を引き剥がすようにしている。さらに、各ハン
ド部４５は、各塗膜保護フィルム２１〜２３の幅に応じ
て間隔が変更するようになっている。
【００１９】また、図６ないし図１１にも示すように、
上記保持装置５は、上記各引出部４１〜４３により引出
した塗膜保護フィルム２１〜２３を上方から個別に保持
する第１〜第３保持部５１〜５３からなる。該各保持部
５１〜５３は、同一構成となるので第１保持部５１につ
いてのみ説明するが、第１塗膜保護フィルム２１の上方
において車両Ａの搬送方向へ伸縮自在な伸縮枠５４と、
該伸縮枠５４の車両搬送方向両端に略中間部が一体的に
固着されて下方へ延び、その下方への延出部を車両搬送
方向と直交する方向へ伸縮させる略コ字状の支持枠５
５，５５と、該各支持枠５５の下端に設けられ、第１塗
膜保護フィルム２１の四隅側を吸着により保持する固定
式の主吸盤５６，…と、該各主吸盤５６に保持された第
１塗膜保護フィルム２１の四隅側よりも外周部の角部を
吸着により保持する補助吸盤５７，…と、該各補助吸盤
５７を略上下方向に円弧状の軌跡を描くように回動させ
る回動リンク機構５８とを備えてなる。上記回動リンク
機構５８は、上記各主吸盤５６よりも上方の支持枠５５
に内端部が上下軸廻りに回動自在に支持されて略水平方
向外方へ延びる直線アーム５８ａと、該各直線アーム５
８ａの外端に軸がその軸廻りに回動自在にかつ軸方向に
スライド自在に支持された略四分の一円弧状の円弧アー
ム５８ｂとからなり、各補助吸盤５７により各主吸盤５
６による第１塗膜保護フィルム２１の四隅よりも外周部
の角部を外方へ張架しつつ下方へ円弧を描いて回動させ
るようにしている。また、上記各塗膜保護フィルム２１
〜２３の四隅のうち、導出端側の二隅よりも角部に対応
する各ハンド部４５には、上記各補助吸盤５７による塗
膜保護フィルム２１〜２３の角部の吸着が円滑に行える
ようにするプレート状のフィルム受け４５ａが設けられ
ている。
上記保持装置５は、上記各引出部４１〜４３により引出
した塗膜保護フィルム２１〜２３を上方から個別に保持
する第１〜第３保持部５１〜５３からなる。該各保持部
５１〜５３は、同一構成となるので第１保持部５１につ
いてのみ説明するが、第１塗膜保護フィルム２１の上方
において車両Ａの搬送方向へ伸縮自在な伸縮枠５４と、
該伸縮枠５４の車両搬送方向両端に略中間部が一体的に
固着されて下方へ延び、その下方への延出部を車両搬送
方向と直交する方向へ伸縮させる略コ字状の支持枠５
５，５５と、該各支持枠５５の下端に設けられ、第１塗
膜保護フィルム２１の四隅側を吸着により保持する固定
式の主吸盤５６，…と、該各主吸盤５６に保持された第
１塗膜保護フィルム２１の四隅側よりも外周部の角部を
吸着により保持する補助吸盤５７，…と、該各補助吸盤
５７を略上下方向に円弧状の軌跡を描くように回動させ
る回動リンク機構５８とを備えてなる。上記回動リンク
機構５８は、上記各主吸盤５６よりも上方の支持枠５５
に内端部が上下軸廻りに回動自在に支持されて略水平方
向外方へ延びる直線アーム５８ａと、該各直線アーム５
８ａの外端に軸がその軸廻りに回動自在にかつ軸方向に
スライド自在に支持された略四分の一円弧状の円弧アー
ム５８ｂとからなり、各補助吸盤５７により各主吸盤５
６による第１塗膜保護フィルム２１の四隅よりも外周部
の角部を外方へ張架しつつ下方へ円弧を描いて回動させ
るようにしている。また、上記各塗膜保護フィルム２１
〜２３の四隅のうち、導出端側の二隅よりも角部に対応
する各ハンド部４５には、上記各補助吸盤５７による塗
膜保護フィルム２１〜２３の角部の吸着が円滑に行える
ようにするプレート状のフィルム受け４５ａが設けられ
ている。
【００２０】そして、図５にも示すように、上記切断装
置６は、上記各供給部３１〜３３のローラ３６よりも搬
送系路Ｈの他側方に位置する支持具３４先端にそれぞれ
設けられている。この各切断装置６は、互いに相対方向
に昇降移動する上側刃６１と下側刃６２とからなり、上
記各保持部５１〜５３の各主吸盤５６および補助吸盤５
７による吸着保持がなされた状態で各塗膜保護フィルム
２１〜２３を切断するようにしている。この場合、各塗
膜保護フィルム２１〜２３の切断が完了した状態で、ロ
ーラ３６が下降して導出端を支持具３４に一旦接着固定
させた後、各補助吸盤５７は回動リンク機構５８により
上方へ円弧を描いて若干回動するようになされていて、
各塗膜保護フィルム２１〜２３の角部を上方へ引き上げ
ることによって各塗膜保護フィルム２１〜２３の皺を延
ばすようにしている。
置６は、上記各供給部３１〜３３のローラ３６よりも搬
送系路Ｈの他側方に位置する支持具３４先端にそれぞれ
設けられている。この各切断装置６は、互いに相対方向
に昇降移動する上側刃６１と下側刃６２とからなり、上
記各保持部５１〜５３の各主吸盤５６および補助吸盤５
７による吸着保持がなされた状態で各塗膜保護フィルム
２１〜２３を切断するようにしている。この場合、各塗
膜保護フィルム２１〜２３の切断が完了した状態で、ロ
ーラ３６が下降して導出端を支持具３４に一旦接着固定
させた後、各補助吸盤５７は回動リンク機構５８により
上方へ円弧を描いて若干回動するようになされていて、
各塗膜保護フィルム２１〜２３の角部を上方へ引き上げ
ることによって各塗膜保護フィルム２１〜２３の皺を延
ばすようにしている。
【００２１】また、上記第１移動装置７は、上記搬送系
路Ｈの上方を各駆動ベルトＨａと略平行に延びる２本の
ケーブル７１，７１と、該各ケーブル７１に上端がスラ
イド移動可能に支持され、下端が上記各保持部５１〜５
３の伸縮枠５４に固着された第１〜第３ハンガー部材７
２〜７４とを備えてなり、上記切断装置６，…で切断し
かつ各保持部５１〜５３の各主吸盤５６および補助吸盤
５７により吸着保持した状態の塗膜保護フィルム２１〜
２３を搬送系路Ｈ上の車両Ａの貼付部位に位置合わせす
るよう，上記各ハンガー部材７２〜７４が車両Ａの搬送
方向へ移動し、この状態で車両Ａの搬送スピードと同期
して各ハンガー部材７２〜７４を移動させるようにして
いる。一方、上記第２移動装置８は、上記各ハンガー部
材７２〜７４を上下方向へ伸縮させるように構成され、
車両Ａの貼付部位に対して各ハンガー部材７２〜７４を
下降させて塗膜保護フィルム２１〜２３を車両Ａの各貼
付部位に貼付するようにしている。この場合、各ハンガ
ー部材７２〜７４の下降により塗膜保護フィルム２１〜
２３が車両Ａの各貼付部位に当接すると、各主吸盤５６
による塗膜保護フィルム２１〜２３の吸着保持が解除さ
れて、車両Ａの各貼付部位に塗膜保護フィルム２１〜２
３が貼付され、この状態で、各補助吸盤５７を回動リン
ク機構５８により円弧状の軌跡を描きつつ回動させて塗
膜保護フィルム２１〜２３の角部を車両Ａの側部に当接
させ、各補助吸盤５７による塗膜保護フィルム２１〜２
３の吸着保持を解除して塗膜保護フィルム２１〜２３の
角部を車両Ａの側部に貼付するようにしている。
路Ｈの上方を各駆動ベルトＨａと略平行に延びる２本の
ケーブル７１，７１と、該各ケーブル７１に上端がスラ
イド移動可能に支持され、下端が上記各保持部５１〜５
３の伸縮枠５４に固着された第１〜第３ハンガー部材７
２〜７４とを備えてなり、上記切断装置６，…で切断し
かつ各保持部５１〜５３の各主吸盤５６および補助吸盤
５７により吸着保持した状態の塗膜保護フィルム２１〜
２３を搬送系路Ｈ上の車両Ａの貼付部位に位置合わせす
るよう，上記各ハンガー部材７２〜７４が車両Ａの搬送
方向へ移動し、この状態で車両Ａの搬送スピードと同期
して各ハンガー部材７２〜７４を移動させるようにして
いる。一方、上記第２移動装置８は、上記各ハンガー部
材７２〜７４を上下方向へ伸縮させるように構成され、
車両Ａの貼付部位に対して各ハンガー部材７２〜７４を
下降させて塗膜保護フィルム２１〜２３を車両Ａの各貼
付部位に貼付するようにしている。この場合、各ハンガ
ー部材７２〜７４の下降により塗膜保護フィルム２１〜
２３が車両Ａの各貼付部位に当接すると、各主吸盤５６
による塗膜保護フィルム２１〜２３の吸着保持が解除さ
れて、車両Ａの各貼付部位に塗膜保護フィルム２１〜２
３が貼付され、この状態で、各補助吸盤５７を回動リン
ク機構５８により円弧状の軌跡を描きつつ回動させて塗
膜保護フィルム２１〜２３の角部を車両Ａの側部に当接
させ、各補助吸盤５７による塗膜保護フィルム２１〜２
３の吸着保持を解除して塗膜保護フィルム２１〜２３の
角部を車両Ａの側部に貼付するようにしている。
【００２２】ここで、搬送系路Ｈ上の車両Ａに塗膜保護
フィルム２１〜２３を貼付する手順を図１２ないし図１
７に基づいて説明するが、図１２に示すように、搬送系
路Ｈ上の車両Ａのボンネットリッドの前後長に対応する
幅の塗膜保護フィルム２１が供給可能となるように第１
供給部３１の支持具３４を、車両Ａのルーフの前後長に
対応する幅の塗膜保護フィルム２１が供給可能となるよ
うに第２供給部３２の支持具３４をそれぞれ下降（図で
は第１供給部３１側のみ示す）させるとともに、車両Ａ
のトランクリッドの前後長に対応する幅の塗膜保護フィ
ルム２３が供給可能となるように第３供給部３３の支持
具３４を上昇（図では第１供給部３１側のみ示す）さ
せ、図１３に示すように、各引出部４１〜４３の引出し
アーム４４を伸長させて各ハンド部４５により塗膜保護
フィルム２１，２３の導出端を把持する。この場合、各
引出部４１〜４３のハンド部４５は、各供給部３１〜３
３の支持具３４の昇降により選択された塗膜保護フィル
ム２１，２３の幅に応じた間隔に適宜変更されるように
している。
フィルム２１〜２３を貼付する手順を図１２ないし図１
７に基づいて説明するが、図１２に示すように、搬送系
路Ｈ上の車両Ａのボンネットリッドの前後長に対応する
幅の塗膜保護フィルム２１が供給可能となるように第１
供給部３１の支持具３４を、車両Ａのルーフの前後長に
対応する幅の塗膜保護フィルム２１が供給可能となるよ
うに第２供給部３２の支持具３４をそれぞれ下降（図で
は第１供給部３１側のみ示す）させるとともに、車両Ａ
のトランクリッドの前後長に対応する幅の塗膜保護フィ
ルム２３が供給可能となるように第３供給部３３の支持
具３４を上昇（図では第１供給部３１側のみ示す）さ
せ、図１３に示すように、各引出部４１〜４３の引出し
アーム４４を伸長させて各ハンド部４５により塗膜保護
フィルム２１，２３の導出端を把持する。この場合、各
引出部４１〜４３のハンド部４５は、各供給部３１〜３
３の支持具３４の昇降により選択された塗膜保護フィル
ム２１，２３の幅に応じた間隔に適宜変更されるように
している。
【００２３】次いで、各ハンド部４５による塗膜保護フ
ィルム２１，２３の把持が行われると、図１４に示すよ
うに、ローラ３６を上昇させるとともに、該各ハンド部
４５を上昇させて塗膜保護フィルム２１，２３の導出端
の接着面２ａを引き剥がし、図１５に示すように、引出
しアーム４４を縮短させて必要量だけ塗膜保護フィルム
２１，２３を引出す。それから、図１６に示すように、
第２移動装置８により各ハンガー部材７２〜７４を伸長
させて各主吸盤５６および各補助吸盤５７による塗膜保
護フィルム２１，２３の吸着保持を行った後、切断装置
６により各塗膜保護フィルム２１，２３を切断する。こ
の場合、各主吸盤５６は、各保持部５１〜５３の伸縮枠
５４および各支持枠５５の伸縮により各塗膜保護フィル
ム２１，２３の四隅側に吸着するように位置調整される
一方、各補助吸盤５７は、回動リンク機構５８により各
塗膜保護フィルム２１，２３の四隅よりも角部に吸着す
るように位置調整され、この状態で、各ハンガー部材７
２〜７４が伸長するようになっている。
ィルム２１，２３の把持が行われると、図１４に示すよ
うに、ローラ３６を上昇させるとともに、該各ハンド部
４５を上昇させて塗膜保護フィルム２１，２３の導出端
の接着面２ａを引き剥がし、図１５に示すように、引出
しアーム４４を縮短させて必要量だけ塗膜保護フィルム
２１，２３を引出す。それから、図１６に示すように、
第２移動装置８により各ハンガー部材７２〜７４を伸長
させて各主吸盤５６および各補助吸盤５７による塗膜保
護フィルム２１，２３の吸着保持を行った後、切断装置
６により各塗膜保護フィルム２１，２３を切断する。こ
の場合、各主吸盤５６は、各保持部５１〜５３の伸縮枠
５４および各支持枠５５の伸縮により各塗膜保護フィル
ム２１，２３の四隅側に吸着するように位置調整される
一方、各補助吸盤５７は、回動リンク機構５８により各
塗膜保護フィルム２１，２３の四隅よりも角部に吸着す
るように位置調整され、この状態で、各ハンガー部材７
２〜７４が伸長するようになっている。
【００２４】しかる後、図１７に示すように、各主吸盤
５６および各補助吸盤５７により塗膜保護フィルム２
１，２３を吸着保持した状態で、各補助吸盤５７を上方
へ回動させることにより、塗膜保護フィルム２１，２３
の皺を延ばすように張架させ、搬送系路Ｈ上の車両Ａの
貼付部位に各塗膜保護フィルム２１，２３が対応するよ
うケーブル７１，７１に対して各ハンガー部材７２〜７
４をスライド移動させた後、図１に示すように、該各ハ
ンガー部材７２〜７４を搬送系路Ｈ上の車両Ａの搬送ス
ピードと同期するよう一体的にスライド移動させ、同期
した状態で、第２移動手段８により各ハンガー部材７２
〜７４を下降させて、塗膜保護フィルム２１，２３を車
両Ａの各貼付部位に各主吸盤５６による吸着保持を解除
しつつ貼付した後、各補助吸盤５７を回動リンク機構５
８により円弧状の軌跡を描きつつ回動させて塗膜保護フ
ィルム２１，２３の角部を車両Ａの側部に各補助吸盤５
７による吸着保持を解除しつつ貼付する。
５６および各補助吸盤５７により塗膜保護フィルム２
１，２３を吸着保持した状態で、各補助吸盤５７を上方
へ回動させることにより、塗膜保護フィルム２１，２３
の皺を延ばすように張架させ、搬送系路Ｈ上の車両Ａの
貼付部位に各塗膜保護フィルム２１，２３が対応するよ
うケーブル７１，７１に対して各ハンガー部材７２〜７
４をスライド移動させた後、図１に示すように、該各ハ
ンガー部材７２〜７４を搬送系路Ｈ上の車両Ａの搬送ス
ピードと同期するよう一体的にスライド移動させ、同期
した状態で、第２移動手段８により各ハンガー部材７２
〜７４を下降させて、塗膜保護フィルム２１，２３を車
両Ａの各貼付部位に各主吸盤５６による吸着保持を解除
しつつ貼付した後、各補助吸盤５７を回動リンク機構５
８により円弧状の軌跡を描きつつ回動させて塗膜保護フ
ィルム２１，２３の角部を車両Ａの側部に各補助吸盤５
７による吸着保持を解除しつつ貼付する。
【００２５】このように、各供給部３１〜３３の３種類
の幅の塗膜保護フィルム２１，２３のなかから搬送系路
Ｈ上の車両Ａに対応する幅の塗膜保護フィルム２１（又
は２３）を各引出部４１〜４３により必要な長さだけ引
出し、この引出した塗膜保護フィルム２１，２３を各主
吸盤５６および補助吸盤５７により吸着保持した状態で
切断装置６により切断してから、塗膜保護フィルム２
１，２３を第１および第２移動装置７，８により移動さ
せて、塗膜保護フィルム２１，２３を搬送系路Ｈ上の車
両Ａに位置合わせしつつ貼付するので、搬送系路上にお
いて車種毎に異なる車両Ａの貼付部位への塗膜保護フィ
ルム２１，２３の貼付を自動的に行うことができる。
の幅の塗膜保護フィルム２１，２３のなかから搬送系路
Ｈ上の車両Ａに対応する幅の塗膜保護フィルム２１（又
は２３）を各引出部４１〜４３により必要な長さだけ引
出し、この引出した塗膜保護フィルム２１，２３を各主
吸盤５６および補助吸盤５７により吸着保持した状態で
切断装置６により切断してから、塗膜保護フィルム２
１，２３を第１および第２移動装置７，８により移動さ
せて、塗膜保護フィルム２１，２３を搬送系路Ｈ上の車
両Ａに位置合わせしつつ貼付するので、搬送系路上にお
いて車種毎に異なる車両Ａの貼付部位への塗膜保護フィ
ルム２１，２３の貼付を自動的に行うことができる。
【００２６】また、各主吸盤５６で吸着保持した塗膜保
護フィルム２１，２３の四隅よりも角部を吸着保持する
各補助吸盤５７は、各主吸盤５６による車両Ａへの貼付
が行われた状態で下方へ円弧を描いて外方へ回動するの
で、塗膜保護フィルム２１〜２３を張架しつつ角部を確
実かつ円滑に車両Ａの側部に貼付することができる。さ
らに、各補助吸盤５７は、各塗膜保護フィルム２１，２
３の切断が完了した状態で上方へ円弧を描いて若干回動
するので、各塗膜保護フィルム２１，２３の角部を上方
へ引き上げることによって各塗膜保護フィルム２１，２
３の皺が延ばされて、車両の塗膜を確実に保護すること
ができる。
護フィルム２１，２３の四隅よりも角部を吸着保持する
各補助吸盤５７は、各主吸盤５６による車両Ａへの貼付
が行われた状態で下方へ円弧を描いて外方へ回動するの
で、塗膜保護フィルム２１〜２３を張架しつつ角部を確
実かつ円滑に車両Ａの側部に貼付することができる。さ
らに、各補助吸盤５７は、各塗膜保護フィルム２１，２
３の切断が完了した状態で上方へ円弧を描いて若干回動
するので、各塗膜保護フィルム２１，２３の角部を上方
へ引き上げることによって各塗膜保護フィルム２１，２
３の皺が延ばされて、車両の塗膜を確実に保護すること
ができる。
【００２７】しかも、各ハンド部４５は、各塗膜保護フ
ィルム２１，２３の導出端を把持した状態で上方へ移動
して各支持具３４に対して接着状態にある各塗膜保護フ
ィルム２１，２３の導出端を引き剥がすので、各塗膜保
護フィルム２１〜２３の導出端を円滑に引出すことがで
きる。
ィルム２１，２３の導出端を把持した状態で上方へ移動
して各支持具３４に対して接着状態にある各塗膜保護フ
ィルム２１，２３の導出端を引き剥がすので、各塗膜保
護フィルム２１〜２３の導出端を円滑に引出すことがで
きる。
【００２８】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、搬送系路Ｈの駆動ベルトＨ
ａ，Ｈａにより車両Ａを所定スピードで搬送するように
したが、塗膜保護フィルム貼付装置において停止するよ
うにしたタクト搬送系路であっても良い。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、搬送系路Ｈの駆動ベルトＨ
ａ，Ｈａにより車両Ａを所定スピードで搬送するように
したが、塗膜保護フィルム貼付装置において停止するよ
うにしたタクト搬送系路であっても良い。
【００２９】また、上記実施例では、各供給部３１〜３
３の塗膜保護フィルム２１〜２３を各引出部４１〜４３
のハンド部４５対応位置まで昇降移動させたが、各供給
部の塗膜保護フィルムを固定し、各引出部のハンド部が
各塗膜保護フィルムの対応位置まで昇降移動するように
しても良い。
３の塗膜保護フィルム２１〜２３を各引出部４１〜４３
のハンド部４５対応位置まで昇降移動させたが、各供給
部の塗膜保護フィルムを固定し、各引出部のハンド部が
各塗膜保護フィルムの対応位置まで昇降移動するように
しても良い。
【図１】塗膜保護フィルム貼付装置の全体構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】塗膜保護フィルム貼付装置のボンネットリッド
に対応する部分の斜視図である。
に対応する部分の斜視図である。
【図３】図２において移動装置を取り除いた状態の側面
図である。
図である。
【図４】図３に係る平面図である。
【図５】図２に係る切断手段の側面図である。
【図６】図２に係る保持装置および移動装置の平面図で
ある。
ある。
【図７】図２に係る保持装置の平面図である。
【図８】図７に係る側面図である。
【図９】図２に係る補助吸盤の吸着保持状態を示す説明
図である。
図である。
【図１０】図２に係る補助吸盤の吸着保持後の持上げ状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図１１】図２に係る補助吸盤の貼付状態を示す説明図
である。
である。
【図１２】図２に係る第１引出部の引出しアーム縮短状
態の正面図である。
態の正面図である。
【図１３】図２に係る第１引出部のハンド部による塗膜
保護フィルムの把持状態を示す正面図である。
保護フィルムの把持状態を示す正面図である。
【図１４】図２に係る第１引出部のハンド部を上方へ移
動させた引き剥がし状態を示す正面図である。
動させた引き剥がし状態を示す正面図である。
【図１５】図２に係る第１引出部のハンド部による塗膜
保護フィルムの引出し状態を示す正面図である。
保護フィルムの引出し状態を示す正面図である。
【図１６】図２に係る保持装置による保持状態で塗膜保
護フィルムを切断した状態を示す正面図である。
護フィルムを切断した状態を示す正面図である。
【図１７】図２に係る保持装置による塗膜保護フィルム
の保持状態を示す正面図である。
の保持状態を示す正面図である。
１ 塗膜保護フィルム貼付装置 ２ 塗膜保護フィルム ３ 供給装置 ４ 引出し装置 ５ 保持装置 ６ 切断装置 ７，８ 移動装置 ５６ 主吸盤 ５７ 補助吸盤 Ａ 車両
Claims (2)
- 【請求項１】 複数幅の塗膜保護フィルムを供給する供
給装置と、該供給装置の複数幅の保護フィルムのうちの
搬送系路上の車両に対応する幅の塗膜保護フィルムを引
出す引出し装置と、該引出し装置により引出した塗膜保
護フィルムを保持する保持装置と、該保持装置により保
持した塗膜保護フィルムを上記引出し装置により引出し
た必要長さ位置で切断する切断装置と、該切断装置で切
断した塗膜保護フィルムを搬送系路上の車両に位置合わ
せすると共に該塗膜保護フィルムを車両に貼付するよう
上記保持装置を移動させる移動装置とを備えていること
を特徴とする車両の塗膜保護フィルム貼付装置。 - 【請求項２】 保持装置は、塗膜保護フィルムを吸着に
より保持する固定式の主吸盤と、該主吸盤に保持された
塗膜保護フィルムの外周部を吸着により保持すると共
に、主吸盤による車両への貼付が行われた状態で塗膜保
護フィルムの外周部を外方へ張架しつつ下方へ回動させ
る補助吸盤とを備えていることを特徴とする請求項１記
載の車両の塗膜保護フィルム貼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6505993A JPH06271173A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 車両の塗膜保護フィルム貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6505993A JPH06271173A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 車両の塗膜保護フィルム貼付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06271173A true JPH06271173A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13276004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6505993A Withdrawn JPH06271173A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 車両の塗膜保護フィルム貼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06271173A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999044891A1 (de) * | 1998-03-05 | 1999-09-10 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren und vorrichtung zum applizieren von selbsthaftender schutzfolie auf karosserien |
| NL1010319C2 (nl) * | 1998-10-14 | 2000-04-17 | J Van Breemen Beheer B V | Werkwijze en inrichting voor het aanbrengen van een beschermende folie op voertuigen. |
| JP2007530336A (ja) * | 2004-03-23 | 2007-11-01 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 自己接着性保護フィルムを車体に自動的に貼り付けるためのシステム |
| FR2911590A1 (fr) * | 2007-01-23 | 2008-07-25 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de stockage de bobines de film et systeme de pelliculage de vehicules automobiles. |
| KR101386849B1 (ko) * | 2012-09-20 | 2014-04-21 | 율촌화학 주식회사 | 자동차의 보호필름 패키징 장치 및 방법 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP6505993A patent/JPH06271173A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999044891A1 (de) * | 1998-03-05 | 1999-09-10 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren und vorrichtung zum applizieren von selbsthaftender schutzfolie auf karosserien |
| US6699346B1 (en) | 1998-03-05 | 2004-03-02 | Daimlerchrysler Ag | Method and device for applying a self-adhesive protective film to car bodies |
| NL1010319C2 (nl) * | 1998-10-14 | 2000-04-17 | J Van Breemen Beheer B V | Werkwijze en inrichting voor het aanbrengen van een beschermende folie op voertuigen. |
| WO2000021734A1 (en) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | J. Van Breemen Beheer B.V. | Method and installation for applying a protective film to vehicles |
| JP2007530336A (ja) * | 2004-03-23 | 2007-11-01 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 自己接着性保護フィルムを車体に自動的に貼り付けるためのシステム |
| FR2911590A1 (fr) * | 2007-01-23 | 2008-07-25 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de stockage de bobines de film et systeme de pelliculage de vehicules automobiles. |
| KR101386849B1 (ko) * | 2012-09-20 | 2014-04-21 | 율촌화학 주식회사 | 자동차의 보호필름 패키징 장치 및 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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