JP2002503665A - グルココルチコイド選択的抗炎症剤 - Google Patents

グルココルチコイド選択的抗炎症剤

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    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Abstract

(57)【要約】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、免疫または自己免疫疾患の治療に有用なグルココルチコイド受容体
選択的ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、この化合物を含む薬剤組成物、お
よび哺乳動物における炎症、炎症性疾患、免疫および自己免疫疾患を阻害する方
法に関する。
【0002】 背景技術 細胞内受容体(IR)は、遺伝子発現の調整に関与する構造的に関連している
タンパクのクラスである。ステロイドホルモン受容体は、天然リガンドが典型的
にエストラジオール、プロゲステロンおよびコルチゾールのような内因性ステロ
イドからなるこの上科の亜集団である。これらの受容体への人工リガンドは、ヒ
トの健康において重要な役割を果たし、これらの受容体のうち、グルココルチコ
イド受容体(GR)は、ヒト生理学および免疫反応の調整に本質的役割を果たす
。GRに作用するステロイドは、有効な抗炎症剤であることが示された。この利
点にも拘わらず、ステロイドGRは選択的でない。長期投与に係わる副作用は、
やや類似したリガンド結合領域を有するエストロゲン、プロゲステロン、アンド
ロゲンおよびミネラロコルチコイド受容体のような他のステロイド受容体との交
叉反応の結果であると考えられている。
【0003】 本開示の選択的GR修飾物質(例えば、抑制剤、作動薬、部分的作動薬および
拮抗薬)を用いて、炭水化物、タンパクおよび脂質代謝を含む、体の基本的生命
維持系、および心臓血管、腎臓、中枢神経、免疫、骨格筋、および他の器官およ
び組織系の機能に影響を与えることができる。この点において、従来技術のGR
修飾物質は、炎症、組織拒絶反応、自己免疫;白血病およびリンパ腫のような種
々の悪性病変、クッシング症候群、急性腎不全、先天性副腎過形成、リューマチ
熱、結節性多発性動脈炎、肉芽腫性多発性動脈炎、骨髄細胞系の阻害、免疫増殖
/アポトーシス、HPA軸抑制および調整、副腎皮質亢進、Th1/Th2サイ
トカインバランスの修飾、慢性腎炎、発作および脊髄損傷、高カルシウム血症、
高血糖、急性腎不全、慢性1次副腎不全、2次副腎不全、先天性副腎過形成、脳
水腫、血小板減少およびリトル病において有用であるとわかった。
【0004】 GR修飾物質は、炎症性腸疾患、全身性紅斑性狼そう、結節性多発性動脈炎、
ヴェグナー肉芽腫、巨細胞性動脈炎、リューマチ性関節炎、変形性関節炎、枯草
熱、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、血管神経性浮腫、慢性閉塞性肺疾患、喘息、腱
炎症、滑液包炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、自己免疫慢性活動性肝炎、臓器移
植、肝炎、および肝硬変のような全身性炎症を含む病状において特に有用である
。GR活性化合物は、免疫増強薬および抑制剤、および傷治癒および組織修復剤
としても用いられていた。
【0005】 GR修飾物質は、炎症性頭皮脱毛、皮下脂肪組織炎、乾癬、円板状紅斑性狼そ
う、炎症性嚢腫、アトピー性皮膚炎、壊疽性膿皮症、尋常性天疱瘡、水疱性類天
疱瘡、全身性紅斑性狼そう、皮膚筋炎、妊娠性疱疹、好酸球性筋膜炎、再発性多
発性軟骨炎、炎症性血管炎、類肉腫症、スウィート病、1型反応性ライ病、毛細
血管性血管腫、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、扁平苔癬、剥奪性皮膚炎、結
節性紅斑、にきび、男性型多毛症、中毒性表皮壊死症、多型性紅斑、皮膚T細胞
リンパ腫のような種々の局所的疾患においても使用されている。
【0006】 グルココルチコイド受容体の選択的作動薬は、数十年の研究にもかかわらず成
功していない。これらの試薬は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、細胞アポト
ーシス、および、限定はされないがカポジ肉腫を含むガン、免疫系活性化および
修飾、炎症反応の脱感作、IL−1発現、抗レトロウイルス治療、ナチュラルキ
ラー細胞分化、リンパ球性白血病、および色素性網膜炎の治療に関連する幾つか
の病状において適用される可能性がある。認識および行動プロセスも、認識動作
、記憶および学習向上、抑鬱、嗜癖、気分障害、慢性疲労症候群、精神分裂症、
発作、睡眠障害、および不安のような、プロセスの治療において拮抗薬が有用で
ある可能性があるグルココルチコイド治療に感受性がある。
【0007】 発明の開示 本発明の一つの実施形態は、下記式Iで示される化合物、またはその薬学的に
許容できる塩またはプロドラッグである:
【0008】
【化10】 式中: Rは−L−Rであり、ここでLは下記(1)〜(16)から選択され
、 (1)共有結合、 (2)−O−、 (3)−S(O)−、ここでtは0、1または2であり、 (4)−C(X)−、 (5)−NR−、ここでRは下記(a)〜(j)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (e)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のアリール
基により置換されているアルコキシカルボニル、 (g)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (h)1〜12個の炭素からなり、独立して下記(i)、(ii)から選択
される1または2個の置換基により置換されているアルキル、 (i)アリール、 (ii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (i)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (j)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (6)−NRC(X)NR−、ここでXはOまたはSおよびRおよびR は独立して下記(a)〜(g)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭素からな
るシクロアルキルから独立して選択される1または2個の置換基で置換されてい
るアルキル、 (f)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (g)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (7)−X’C(X)−、ここでXは先に定義した通りであり、X’はOまた
はSであり、 (8)−C(X)X’−、 (9)−X’C(X)X’’−、ここでXおよびX’は先に定義した通りであ
り、X’’はOまたはSであり、但し、XがOの場合、X’またはX’’の少な
くとも一方はOであり、 (10)−NRC(X)−、 (11)−C(X)NR−、 (12)−NR−C(X)X’− (13)−X’C(X)NR−、 (14)−SONR−、 (15)−NRSO−、および (16)−NRSONR−、 ここで(6)〜(16)は、Rに結合している右端と共に描写しており、R は、下記(1)〜(21)から選択され、 (1)−OH、 (2)−OG、ここでGは−OH保護基であり、 (3)−SH、 (4)−CO20、ここでR20は水素または1〜12個の炭素からなる
アルキルであり、 (5)アルコキシカルボニル、 (6)−CN、 (7)ハロ、 (8)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (9)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (10)−CHO、 (11)−NR7’、ここでRは先に定義された通りでありR7’は下
記(a)〜(j)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (e)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のアリール
基で置換されているアルコキシカルボニル、 (g)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (h)1〜12個の炭素からなり、独立して下記(i)、(ii)から選択
される1または2個の置換基で置換されているアルキル、 (i)アリール、および (ii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (i)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (j)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
炭素は直接窒素に結合しておらず、 (12)−C(X)NR、 (13)−OSO11、ここでR11は下記(a)〜(e)から選択され
、 (a)アリール、 (b)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (c)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (d)1〜12個の炭素からなり、1、2、3または4個のハロ置換基によ
り置換されているアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (14)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (15)2〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)に結合しておらず、 (16)2〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)に結合しておらず、 ここで、(14)、(15)および(16)は、独立して下記(a)〜(u)
から選択される1、2または3個の置換基で任意に置換され得、 (a)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (b)−OH、但し、2つの−OH基は同じ炭素に結合しておらず、 (c)−SH、 (d)1〜12個の炭素からなるチオアルコキシ、但し、2つの−SH基は
同じ炭素に結合しておらず、 (e)−CN、 (f)ハロ、 (g)−CHO、 (h)−NO、 (i)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (j)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (k)−NR7’、 (l)=NNR7’、 (m)−NRNR7’7’’、ここで、RおよびR7’は先に定義さ
れた通りであり、R7’’は、下記(i)〜(x)から選択され、 (i)水素 (ii)アリール、 (iii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (v)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のアリ
ール基で置換されているアルコキシカルボニル、 (vii)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (viii)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭
素からなるシクロアルキルから独立して選択される1または2個の置換基で置換
されているアルキル、 (ix)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結
合は直接窒素に結合しておらず、 (x)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合
は直接窒素に結合しておらず、 (n)−CO10、ここでR10は下記(i)〜(iv)から選択され
、 (i)アリール、 (ii)1〜12個の炭素からなる1、2または3個のアルキル置換基に
より置換されているアリール、 (iii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (iv)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (v)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭素から
なるシクロアルキルで置換されているアルキル、 (0)−C(X)NR、 (p)=N−OR10、 (q)=NR10、 (r)−S(O)10、 (s)−X’C(X)R10、 (t)(=X)、および (u)−OSO11、 (17)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (18)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接L(Lが共有結合以外の場合)に
結合しておらず、 ここで、(17)および(18)は、下記(a)〜(f)から独立して選択さ
れる1、2、3または4個の置換基で任意に置換され得、 (a)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (b)アリール、 (c)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (d)ハロ、 (e)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (19)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (20)アリール、および (21)ヘテロ環 ここで、(20)および(21)は、下記(a)〜(l)から独立して選択さ
れる1、2、3、4または5個の置換基により任意に置換され得る、 (a)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (b)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (c)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (e)ハロ、 (f)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (g)1〜12個の炭素からなるチオアルコキシ、 (h)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (i)−NR7’、 (j)−CO10、 (k)−OSO11、および (l)(=X); R、R、およびRは、独立して、水素またはRであるか;または、 RおよびRは、一緒になって−X−Y−Z−(ここで、−Xは−
O−または−CH−、Yは−C(O)−または−(C(R12)(R13
−、ここでR12およびR13は独立して水素または1〜12個の炭素から
なるアルキルおよびvは1、2または3、およびZは−CH−、−CH
(O)−、−CHO−、−CHNR−、−NR−、および−O−から
選択される)となり; Lは、下記(1)〜(8)から選択され、 (1)共有結合、 (2)1〜12個の炭素からなるアルキレン、 (3)1〜12個の炭素からなり、下記(a)〜(e)から独立して選択され
る1または2個の置換基で置換されているアルキレン、 (a)3〜8個の炭素からなるスピロアルキル、 (b)5または8個の炭素からなるスピロアルケニル、 (c)オキソ、 (d)ハロ、および (e)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (4)2〜12個の炭素からなるアルキニレン、 (5)−NR−、 (6)−C(X)−、 (7)−O−、および (8)−S(O)−;および Rは、下記(1)〜(11)から選択され、 (1)ハロ、 (2)水素、 (3)−C(=NR)OR10、 (4)−CN、 但し、Rが(1)、(2)または(3)の場合、Lは共有結合である、 (5)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (6)2〜12個の炭素からなるアルケニル、 ここで、炭素−炭素三重結合の炭素は、Lが共有結合以外の場合、Lに直
接結合しない、 (7)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル (8)ヘテロ環 (9)アリール ここで、(5)〜(9)は、下記(a)〜(z)、(aa)、(bb)から独
立して選択される1、2、3、4または5個の置換基により任意に置換され得る
、 (a)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (b)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (c)−CN、 (d)ハロ、 (e)−CHO、 (f)−NO、 (g)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (h)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (i)−NR8’9’、ここで、R8’およびR9’は下記(i)〜(x
iii)から選択され、 (i)水素 (ii)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (iii)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニ
ル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のフェ
ニル置換基により置換されているアルコキシカルボニル、 (v)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (vi)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (vii)1〜12個の炭素からなり、1〜12個の炭素からなるアルコ
キシ、3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、アルキル部分が1〜12個の
炭素からなるアルコキシカルボニルから独立して選択される1、2または3個の
置換基で置換されているアルキル、 (viii)3〜12個の炭素からなるアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接窒素に結合しておらず、 (ix)3〜12個の炭素からなるアルキニル、 但し、炭素−炭素三重結合の炭素は直接窒素に結合しておらず、 (x)−C(O)NR、ここで、RおよびRは、独立して、水
素および、1〜12個の炭素からなるアルキルから選択され、 (xi)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (xii)アリール、および (xiii)1〜12個の炭素からなるアルキル、アルキル部分が1〜1
2個の炭素からなるアルカノイロキシ、アルキル部分が1〜12個の炭素からな
るアルコキシカルボニル、1〜12個の炭素からなるアルコキシ、ハロ、−OH
(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)、1〜12個の炭素から
なるチオアルコキシ、1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、−NR 7’、−CO10、−OSO11、および(=X)から独立して選
択される1、2、3、4または5個の置換基により置換されているアリール; R8’およびR9’は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、下記
(i)〜(ix)から選択される環を形成し、 (i)アジリジン、 (ii)アゼチジン、 (iii)ピロリジン、 (iv)ピペリジン、 (v)ピラジン、 (vi)モルホリン、 (vii)フタルイミド (viii)チオモルホリン、および (ix)チオモルホリンスルホン ここで、(i)〜(ix)は、1〜12個の炭素置換基からなる1、2または
3個のアルキルにより任意に置換され得る、 (j)=NNR8’9’、 (k)−NRNR8’9’、 (l)−CO、 (m)−C(X)NR8’9’、 (n)=N−OR、 (o)=NR、 (p)−S(O)10、 (q)−X’C(X)R、 (r)(=X)、 (s)−O−(CH−Z−R10、ここでR10は先に定義した通り
であり、qは1、2、または3、およびZはOまたは−S(O)−であり、 (t)−OC(X)NR8’9’、 (u)−OSO11、 (v)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (w)−L30、ここで、Lは下記(i)〜(iv)から選択され、 (i)共有結合 (ii)−O−、 (iii)−S(O)、および (iv)−C(X)−および R30は下記(i)〜(iii)から選択され、 (i)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (ii)1〜12個の炭素からなるアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)
に結合しておらず、 (iii)1〜12個の炭素からなるアルキニル、 但し、炭素−炭素三重結合の炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)
に結合しておらず、 ここで、(i)、(ii)および(iii)は、3〜12個の炭素からなるシ
クロアルキル、−OH(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、)
、炭素、ハロ、1〜12個の炭素からなるアルコキシ、1〜12個の炭素からな
るチオアルコキシ、−NR8’9’、−O−(CH−Z−R10、アル
キル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、アルキル基が1〜1
2個の炭素からなるアルカノイロキシ、−NRSO−(1〜12個の炭素か
らなるアルキル)、−OSO−(1〜12個の炭素からなるアルキル)、アリ
ールおよびヘテロ環で、任意に置換されている、 (iv)アリール (v)1〜12個の炭素からなるアルキル、ハロ、−NOおよび−OH
(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)から独立して選択される
1、2、3、4または5個の置換基によりに置換されているアリール、 (vi)ヘテロ環、および (vii)1〜12個の炭素からなるアルキル、ハロ、−NOおよび−
OH(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)から独立して選択さ
れる1、2、3、4または5個の置換基によりに置換されているヘテロ環、 (x)−X’C(X)X’’R10、 (y)−NHC(O)NHNH、 (z)2個の炭素からなるアルケニル、 (aa)−C(=NR)OR10、および (bb)−NR(X)NR8’9’、 (10)
【0009】
【化11】 但し、Rが(9)の場合、Lは−NR−または−O−以外であり、 ここで、炭素−炭素二重結合はZまたはE構造であり、R19、R20および
21は、下記(a)〜(e)から独立して選択され、 (a)水素、 (b)ハロ、 (c)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなり、下記(i)〜(xxv)で置換されてい
るアルキル、 (i)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (ii)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (iii)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (iv)−CN、 (v)ハロ、 (vi)−CHO、 (vii)−NO、 (viii)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (ix)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (x)−NR8’9’、 (xi)=NNR8’9’、 (xii)−NRNR8’9’、 (xiii)−CO10、 (xiv)−C(X)NR8’9’、 (xv)=N−OR10、 (xvi)=NR10、 (xvii)−S(O)10、 (xviii)−X’C(X)R10、 (xix)(=X)、 (xx)−O−(CH−Z−R10、 (xxi)−OC(X)NR8’9’、 (xxii)−L30、 (xxiii)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ (xxiv)−OSO11、および (xxv)−NR(X)NR8’9’、または R20およびR21は一緒になって下記(a)〜(c)から選択されるものと
なる、 (a)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル (b)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、および (c)
【0010】
【化12】 ここで、R22およびR23は、独立して、水素または1〜12個の炭素から
なるアルキル、および (11)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、 ここで、シクロアルケニル基またはR20とR21とが一緒になって形成され
る環は、下記(a)〜(y)から独立して選択される1または2個の置換基で任
意に置換され得る、 (a)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (b)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (c)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (d)−CN、 (e)ハロ、 (f)−CHO、 (g)−NO、 (h)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (i)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (j)−NR8’9’、 (k)=NNR8’9’、 (l)−NRNR8’9’、 (m)−CO10、 (n)−C(X)NR8’9’、 (o)=N−OR10、 (p)=NR10、 (q)−S(O)10、 (r)−X’C(X)R10、 (s)(=X)、 (t)−O−(CH−Z−R10、 (u)−OC(X)NR8’9’、 (v)−L30、 (w)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (x)−OSO11、および (y)−NR(X)NR8’9’であり、 Rは水素または、1〜12個の炭素原子からなるアルキルであるか;または −L−RとRが一緒になって、下記(1)〜(3)から選択されるもの
となり、 (1)=O、 (2)
【0011】
【化13】 ここで、δは1、2、3または4であり、Aは下記(a)〜(d)から選択さ
れ、 (a)−CH−、 (b)−O−、 (c)−S(O)、および (d)−NR−、および (3)
【0012】
【化14】 ここで、炭素−炭素二重結合がEまたはZ構造中にあり得、R26およびR 6’ は、独立して、下記(a)〜(h)から選択され、 (a)水素、 (b)3〜12個の炭素からなるアルケニル、 (c)アリール、 (d)ヘテロ環、 (e)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (f)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (g)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、および (h)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、ここで、(a)〜(f
)は、下記(i)〜(xxiv)から独立して選択される1、2、3、4または
5個の置換基により任意に置換され得る、 (i)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (ii)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (iii)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (iv)−CN、 (v)ハロ、 (vi)−CHO、 (vii)−NO、 (viii)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (ix)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (x)−NR8’9’、 (xi)=NNR8’9’、 (xii)−NRNR8’9’、 (xiii)−CO10、 (xiv)−C(X)NR8’9’、 (xv)=N−OR10、 (xvi)=NR10、 (xvii)−S(O)10、 (xviii)−X’C(X)R10、 (xix)(=X)、 (xx)−O−(CH−Z−R10、 (xxi)−OC(X)NR8’9’、 (xxii)−L30、 (xxiii)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ
、 (xxiii)−OSO11、および (xxiv)−NR(X)NR8’9’であり、 R16およびR16’は、独立して、水素または、1〜6個の炭素からなるア
ルキルである;または R16およびR16’は一緒になって2個の炭素からなるアルケニルである、 破線は、二重結合の任意の存在を表し、 但し、R16とR16’とが一緒になって2個の炭素からなるアルケニルであ
る場合、二重結合が存在せず、 Yは、炭素、窒素およびN(=O)から選択され; R17は存在しないか、あるいは水素または1〜6個の炭素からなるアルキル
であり、 但し、二重結合が存在し、Yが窒素またはN(=O)である場合、R17 は存在せず、 R18およびR18’は、独立して、水素または1〜6個の炭素からなるアル
キル、または R18とR18’とは一緒になって3〜8個の炭素からなるシクロヘテロアル
キル環またはシクロアルキル環である。
【0013】 本発明のもう一つの実施形態として、下記式IIで示される化合物:
【0014】
【化15】 (式中、R、R、R、R、R、R、およびLは先に定義した通り
である) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグが開示される。
【0015】 本発明のもう一つの実施形態として、下記式IIIで示される化合物:
【0016】
【化16】 (式中、R、R、R、R、R、R、およびLは先に定義した通り
である) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグが開示される。
【0017】 本発明のもう一つの実施形態として、下記式IVで示される化合物:
【0018】
【化17】 (式中、Yは窒素またはN(=O)であり、R、R、R、およびL は先に定義した通りである) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグが開示される。
【0019】 本発明のもう一つの実施形態として、下記式Vで示される化合物:
【0020】
【化18】 (式中、R、R、およびLは先に定義した通りであり、R16およびR は、独立して、水素または1〜6個の炭素からなるアルキルであり、R18
よびR18’は独立して、水素または1〜6個の炭素からなるアルキルである、
またはR18とR18’とが一緒になって3〜8個の炭素からなるシクロヘテロ
アルキル環またはシクロアルキル環となる) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグが開示される。
【0021】 本発明のもう一つの実施形態として、グルココルチコイド受容体を選択的に部
分的に拮抗、作動、または修飾する方法が開示される。
【0022】 本発明のもう一つの実施形態として、式Iで示される化合物の有効量を投与す
ることを含んでなる病気を治療する方法が開示される。
【0023】 本発明のさらにもう一つの実施形態として、式Iで示される化合物を含んでな
る薬剤組成物が開示される。
【0024】 本発明の化合物は、限定はされないが、以下の化合物を含む: 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テトラメチル−5−(2−プロペニル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸メチル、 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール,酢酸(エステル)、 5−(3−ブロモ−5−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール,酢酸(
エステル)、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
(メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェニル]ジメチ
ルカルバメート、 5−[3−(2−フラニル)−5−メチルフェニル]−2,5−ジヒドロ−1
0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
ルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
トリフルオロメチル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−メトキシフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−メ
チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,4−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 (−)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 (+)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 5−(3,5−ジフルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N−テトラメチル−N−フ
ェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アミン、 (−)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(
2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N,N−ジメチルベ
ンゼンアミン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−メ
トキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−プ
ロピル−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−3,3−ジメチル−
2−ブタノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボニトリル、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2−プロパノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−酢酸メチル 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−1−フェニルエタノ
ン、 5−[2−(クロロメチル)−2−プロペニル]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール,酢酸
(エステル)、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(4−メ
チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 5−(3−ブロモフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
ルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−プロピル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,5−テトラメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メ
チルエチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−メ
チルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−エチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボキシイミド酸エチルエステル
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−エタンアミン、 N−シクロプロピル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロピニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2(5H)−フラノ
ン、 5−(3−ブテニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4,10−テトラメチル−5−フェニル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テ
トラメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン
、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−N−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン−10−アミン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
ロピニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
ロペニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−メタノール、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−イル]メチル
カーボネート、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリ
メチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチルカ
ーボネート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
2−プロペニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 5−[3−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 5−(3−ヘキシロキシフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3−(2,4−ジニトロフェノキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
2−プロピニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール,4−メチ
ルベンゼンスルホネート(エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノールアセテート
(エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[4−
(メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 [4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ジメチル
カルバメート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
メトキシメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 [(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]1−モルホリ
ンカルボキシレート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
(メチルスルホニル)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]エス
テル、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
メチルチオ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチ
ルカルボノチオエート、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル]−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]トリフ
ルオロメタンスルホネート、 5−[3−(4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)フェ
ニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸エチル、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(2−プロペニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 1−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチルフ
ェニル]エタノン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−トリメチルベン
ゼンメタノール、 5−[3−(2−フラニル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(1H−ピロリジン−1−イル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−メチル)−5,N−ジメチル
ベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル−N−(
2−プロペニル)ベンズアミド、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−メトキシ
エチル)−5−メチルベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−プロペニ
ル)ベンゼンアミン、 N’−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル
フェニル]−N,N−ジメチルウレア、 N−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ベン
ゼンメタンアミン、 5−[(3,5−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 5−[(4−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
(トリフルオロメチル)フェニル]メチレン]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 5−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 5−[(2−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 5−[(2,6−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 5−[(2−フルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[(4,
5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)メチレン]−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−ピ
リジニルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チ
エニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9,10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2
−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2−シクロヘキセン−1−イル)−2,5−ジヒドロ−9,10−ジメ
トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−3−ブテニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(5,5−ジメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 rel(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オキ
ソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 anti(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オ
キソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロペンテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘキセニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ブテニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−エテニル−1−シクロヘキセ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4,4−ジメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチレン−2−シクロヘキシ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−オキソ−2−シクロヘキセニ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロオクテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘプテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニルメチル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,3−ジメチル−6−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブロモ−3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシメチル−3−シク
ロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−インドリル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−クロロメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
,N−ジメリルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−モルホリノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−メチル−N−メチルスルホニルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
,Nジメチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチ
ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−メチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチル−3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,3−ブタジエン−2−イル)
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−3−プロペ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−ジヒドロキシ−3−プロ
ピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−エポキシ−3−プロペニ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N−フタルイミノ−3−プ
ロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アミノ−3−プロピル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(ヒドロキシカルボニルアミ
ノ)−3−プロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−1−
エテニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 (Z)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−プロペニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−1−プロ
ペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N,N−ジメチルア
ミノカルボニロキシ)−1−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシメトキシ−1
−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−3−プロペニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセチルヒドロキサム
酸メチル、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセトアルデヒド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘキシリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロペンチリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘプチリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−2−ブテニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ペンテン−1−イル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,1−ジフルオロ−1−ペンテ
ン−3−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 (E)メチル 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)2−ブ
テノエート、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ヒドロキシ−2−ブテ
ン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−N,N−ジメチルアミ
ノカルボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−N−メチルアミノカル
ボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−ベンジルカルボニロキ
シ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−モルホリンカルボニロ
キシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−(2−メトキシエチル
)アミノカルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−メチルアミノカルボニ
ロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N,N−ジメチルアミノカ
ルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メトキシメトキシエチル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2,2−ジメチルエトキシカルボ
ニルアミノ)メチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(アミノメチル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(エトキシカルボニルアミノ)メチ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(カルボエトキシ)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロペンチル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチルプロパ−1,2−ジエ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,4,5−トリフルオロフェニ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロヘキシル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−[1−ヒ
ドロキシメチル−3−シクロヘキセニル]−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
−トリメチル−5−(3S−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
−トリメチル−5−(3R−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 9,10−メチレンジオキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H
−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−エテニル−2,2,4−トリメ
チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−クロロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2,
5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−2,2,
4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメ
チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 8−フルオロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2
,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−8−フルオロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
メチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 (10−メトキシ−9−フルオロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 10−メトキシ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−ヒドロキシメチル−
3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジ
ヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−プロピル−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル−4−クロロフェニル)−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(S)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 (+)(R)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3−プロピニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(5−メトキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5(S)−(3(S)−1−ヒドロキシメチルシクロペンテン−
3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5(S)−(3(S)−1−メチルカルボキシレートシクロペン
テン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2−メチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−アセトキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−シクロヘキセニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5,5−トリヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−ヒドロキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 メチル 2−[2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]−5−キノリニル
]アセテート、 (Z)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−メチル−2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 (+)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3R)−(1−メトキシカルボ
ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−メチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−
1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−[3−シクロヘキセニル]−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 10−メトキシ−9−エトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 10−メトキシ−9−(3−プロペニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 10−メトキシ−9−(3−プロピニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−アセトキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 10−メトキシ−7−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−
2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7,9−ジブロモ−10−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 7,9−ジブロモ−5−[シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 7,9−ジブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−(2−エテニル)−5−(3−プロペニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−アセチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−メチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−9−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 10−クロロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (D)(+/−)2,5−ジヒドロ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−
5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(カルボ
メトキシメチル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(N−メ
チルカルボニル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチルアミノカルボニ
ロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−ヒドロキシエチル)フ
ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メタンスルホニロキシ
エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メチルチオエチル)フ
ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
ミノカルボニロキシ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−シクロプロピル−2,2,4−トリ
メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−エテニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエチニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 シス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチルプロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニル)
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−10−(2−フラニル)−5−(3−プロペニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−シアノ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−カルボキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(2−ヒドロキシメチル)−5−(3−プロペニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−アミノメチル−5−(3−プロペニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシメチル−5−(3−プロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エチニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 メチル 2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボキシレート、 2,5−ジヒドロ−10−(ヒドロキシメチル)−5−フェニル−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(メトキシメチル)−5−フェニル−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−オキソ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−シクロヘキセニル)−2,5−ジヒドロ−10−エテニル−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニ
ル]−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−アセトアミドブタノイロキシ)10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−5−フェニル−2,2−ジメチル−4
−メチレン−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−クロメノ(chromen
o)[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メチリデン−
2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチリデン−
2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(4,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−2−イル
)メチリデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(6−クロロピリジン−2−イル)メチリデン−2,5
−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ピリジン−2−イル)メチリデン−2,5−ジヒドロ
−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ブト−3−エニリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フ
ェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 10−メトキシ−5−(1−メチルプロピリデン)−2,5−ジヒドロ−5−
フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 10−メトキシ−5−(1−ブチリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−3−オキシド
−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(テトラヒドロ−4−
ピラニル)]−4−メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(ヘキシル)]−5−
アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジエチル−4−メチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3,4−テトラメチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジメチル−4−エチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3−トリメチル−5−アリル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(ベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン、 Z−5−(2,5−ジフルオロベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−クロロ−9−ヒドロキシ−
2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン、 Z−10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,2
,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 Z−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,
2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,5−ジフルオロフェニル)メチ
リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)メチ
リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−((4−フルオロフェニル)メ
チレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([2,3−ジフルオロフェニ
ル]メチレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−メトキシ−9−ヒドロキシ
−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
−シクロヘキセニル]−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒ
ドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−エチル−2,2,4−トリメチル−2
,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−シアノメトキシ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3,4,5−ト
リフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジフルオロフェニルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(1−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルカルボキシレート−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−アレニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3(Z)−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−アセチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン、 10−ジフルオロメトキシ−5−[[3−(メチルチオ)メトキシ]フェニル
]−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−7−ブロモ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−ヒドロキシフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−5−(3−メチルチオ)メトキシフェニル)−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−(メチルチオメトキシ)フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイロキシ]フェニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−N,N−ジメチルカルバモイロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイロキシ]
フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−エチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−イソプロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−ブチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(1−チアゾール−2−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−クロロ−2,2,4−トリ
メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−プロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([3−フルオロフェニル)メチレン
)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−([2−ピリジル)メチレン)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−メチルカルボニ
ル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−メトキシカルボ
ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキ
ソ−ブタノイロキシ)−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリ
メチル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルエチ
ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−5−(フェニルメチル)−2,2,4−トリメチ
ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チエニル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノブタノイロキシ)−1
0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−(2−エトキシ−2−オキソ−エチルアミノカルボニル)−オキシ−10
−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5
−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(3−アセトアミド−プロパノイロキシ)
−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−
トリメチル−5−ベンジル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン、 9−(ジメチルアミノチオカルボニル)−オキシ−10−メトキシ−5−(3
−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(N−カルバモイル−2−アミノアセトキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−エトキシ−4−オキソ−ブトキシ)
−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−オキソ−ペンタノイロキシ)−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−
ブタノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5(S)−(3
(S)−1−シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン、 10−メトキシ−9−(アリルアミノカルボニル)オキシ−5−(3−プロペ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−(シクロヘキシルアミノカルボニル)−オキシ−5−(
3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
、および 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(4−(フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン。
【0025】 発明の詳細な説明 用語の定義 用語「アルカノイル」は、カルボニル基を介して母体(親)の分子基に結合す
るアルキル基をいう。
【0026】 用語「アルカノイルオキシ」は、酸素原子を介して母体の分子基に結合するア
ルカノイル基をいう。
【0027】 用語「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する炭化水
素から誘導される炭素が2個〜12個の直鎖または分枝鎖の1価基をいう。
【0028】 用語「アルコキシ」は、酸素原子を介して母体の分子基に結合するアルキル基
をいう。
【0029】 用語「アルコキシカルボニル」は、エステル基(すなわち、カルボニル基を介
して母体の分子基に結合するアルコキシ基)をいう。
【0030】 用語「アルキル」は、飽和炭化水素から誘導される炭素が1個〜12個の直鎖
または分枝鎖の1価基をいう。
【0031】 用語「アルキレン」は、アルカンから誘導される炭素が1個〜12個の直鎖ま
たは分枝鎖の2価基をいう。
【0032】 用語「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する炭素が
2個〜12個の直鎖または分枝鎖の1価の炭化水素をいう。
【0033】 用語「アルキニレン」は、アルキンから誘導される炭素が2個〜12個の直鎖
または分枝鎖の2価基をいう。
【0034】 用語「アミノ」は、−NHをいう。
【0035】 用語「アリール」は、1つまたは2つの芳香族環を有する単環または二環の炭
素環系をいう。アリール基はまた、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、シク
ロペンタン環またはシクロペンテン環に縮合し得る。
【0036】 用語「カルボキシ」は、−COHをいう。
【0037】 用語「シクロアルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する
炭素が3個〜12個の環状または二環の炭化水素から誘導される1価基をいう。
【0038】 用語「シクロアルキル」は、飽和した環状または二環の炭化水素から誘導され
る炭素が3個〜12個の1価基をいう。
【0039】 用語「ハロ」は、F、Cl、BrまたはIをいう。
【0040】 用語「複素環」は、窒素、酸素およびイオウからなる群から独立に選択される
1個、2個または3個のヘテロ原子を含有する4員環、5員環、6員環または7
員環を表す。4員環および5員環は0個〜2個の二重結合を有し、6員環および
7員環は0個〜3個の二重結合を有する。用語「複素環」はまた、上記の複素環
のいずれかが、アリール環、シクロヘキサン環、シクロヘキセン環、シクロペン
タン環、シクロペンテン環または別の単環の複素環から独立に選択される1個ま
たは2個の環に縮合した二環基、三環基および四環基を含む。複素環には、アク
リジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエ
ニル、ベンゾオキサゾリル、ビオチニル、シンノリニル、ジヒドロフリル、ジヒ
ドロインドリル、ジヒドロピラニル、ジヒドロチエニル、ジチアゾリル、フリル
、ホモピペリジニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、イン
ドリル、イソキノリル、イソチアゾリジニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリ
ジニル、イソオキサゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリジニ
ル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリジニル、
ピラジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニ
ル、ピリミジル、ピロリジニル、ピロリニル、ピロリル、キノリニル、キノキサ
ロイル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロイソキノリル、テトラヒドロキノリ
ル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリジニル、チアゾリル、チエニル、
チオモルホリニル、トリアゾリルなどが含まれる。
【0041】 複素環はまた、単環の複素環基がアルキレン基により架橋した架橋型二環基を
含む:例えば、
【0042】
【化19】 などである。
【0043】 複素環はまた、下記の式の化合物を含む:
【0044】
【化20】 式中、Xは、−CH−、−CHO−および−O−から選択され、Yは、
−C(O)−および−(C(R”)−から選択され、R”は水素または炭
素が1個〜4個のアルキルであり、vは1〜3である。このような複素環には、
1,3−ベンゾジオキソリル、1,4−ベンゾジオキサニルなどが含まれる。
【0045】 本明細書中で使用されている用語「ヘテロシクロアルキル」は、酸素、イオウ
および窒素から独立に選択される1個または2個のヘテロ原子を有する非芳香族
で部分的不飽和型または完全飽和型の4員環〜8員環であって、窒素およびイオ
ウのヘテロ原子は任意に酸化することができ、そして窒素ヘテロ原子は任意に四
級化することができる環をいう。
【0046】 用語「N−保護アミノ」は、合成手順の途中で望ましくない反応からアミノ基
を保護することを目的とする基をいう。一般に使用されているN−保護基は、G
reeneの「有機合成における保護基」(John Wiley&Sons、
New York(1981))に開示されている。好ましいN−保護基は、ホ
ルミル、アセチル、ベンゾイル、ピバロイル、t−ブチルアセチル、フェニルス
ルホニル、ベンジル、t−ブチルオキシカルボニル(Boc)およびベンジルオ
キシカルボニル(Cbz)である。
【0047】 用語「O−保護カルボキシ」は、化合物の他の官能基部位が関与する反応が行
われているときにカルボン酸官能基を阻止または保護するために典型的に用いら
れているカルボン酸保護のエステル基またはアミド基をいう。カルボキシ保護基
は、Greeneの「有機合成における保護基」(1981)に開示されている
。さらに、カルボキシ保護基は、例えば酵素的加水分解によってカルボキシ保護
基がインビボで容易に切断されて、生物学的に活性な元の分子を遊離し得るプロ
ドラッグとして使用することができる。そのようなカルボキシ保護基は、当業者
にはよく知られており、そして米国特許第3,840,556号および同第3,
719,667号に記載されているように、ペニシリンおよびセファロスポリン
の分野においてカルボキシル基を保護する際に広く使用されている。
【0048】 用語「オキソ」は、(=O)をいう。
【0049】 用語「薬学的に許容できるプロドラッグ」は、可能な場合には本発明の化合物
の双性イオン型形態と同様に、妥当な医学的判断の範囲内において、過度な毒性
、刺激およびアレルギー応答などを伴ってヒトおよび下等動物の組織と接触して
使用されるのに適当であり、そして効果/リスクの妥当な割合に対応し、そして
その目的とする使用に関して効果的である本発明の化合物のそのようなプロドラ
ッグを表す。
【0050】 用語「プロドラッグ」は、インビボで、例えば血液中での加水分解によって上
記に記載される式の元の化合物に迅速に変換される化合物を表す。詳細な議論が
、T.HiguchiおよびV.Stellaの「新規な送達システムとしての
プロドラッグ」(A.C.S.シンポジウムシリーズ、第14巻)およびEdw
ard B.Roche編の「薬物設計における生体可逆的キャリア」(Ame
rican Pharmaceutical Association and
Pergamon Press、1987)に記載されている(これらはとも
に参考として本明細書中に援用される)。
【0051】 用語「薬学的に許容できる塩」は、妥当な医学的判断の範囲内において、過度
な毒性、刺激およびアレルギー応答などを伴うことなくヒトおよび下等動物の組
織と接触して使用されるのに適当であり、そして効果/リスクの妥当な割合に対
応するそのような塩を表す。薬学的に許容できる塩はこの分野ではよく知られて
いる。例えば、S.M.Bergeらは、薬学的に許容できる塩をJ.Phar
maceutical Science、1977、66:1〜19において詳
しく記載している。そのような塩は、本発明の化合物の最終的な単離および精製
が行われているその途中で調製することができ、あるいは遊離塩基型を適切な有
機酸と反応することによって別途調製することができる。代表的な酸付加塩には
、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩
、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重亜硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、ショウ
ノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸
塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、グル
コヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプトン酸塩、ヘキサン酸塩
、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩
、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マ
レイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、
ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩
(pamoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、
リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハ
ク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トルエンスルホン酸塩、ウンデカ
ン酸塩、吉草酸塩などの塩が含まれる。代表的なアルカリ金属塩またはアルカリ
土類金属塩には、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム
などが含まれ、さらに非毒性のアンモニウム、四級アンモニウムおよびアミンカ
チオンが含まれ、これらには、アンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テト
ラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミンおよびエチルアミンなどが含まれるが、これらに限定されない。
【0052】 本発明の化合物は、非対称中心またはキラル中心が存在する立体異性体として
存在し得る。このような化合物は、キラル炭素原子の周りの置換基の立体配座に
依存して「R」または「S」の記号によって表される。本発明は、様々な立体異
性体およびその混合物を包含する。立体異性体には、エナンチオマーおよびジア
ステレオマーが含まれる。エナンチオマーの等量混合物は(±)と表される。本
発明の化合物の個々の立体異性体は、非対称中心またはキラル中心を含む市販の
出発物質から合成的に調製することができ、あるいはラセミ混合物を調製し、そ
の後で当業者によく知られている分割を行うことによって調製することができる
。このような分割方法の例示としては、(1)エナンチオマーの混合物をキラル
な補助物質に結合し、得られるジアステレオマーの混合物を再結晶またはクロマ
トグラフィーによって分離し、そして光学的に純粋な生成物を前記の補助物質か
ら遊離すること、あるいは(2)エナンチオマーの混合物をキラルクロマトグラ
フィーカラムで直接分離することが挙げられる。
【0053】 本発明の化合物には、幾何異性体もまた存在し得る。本発明は、炭素−炭素二
重結合に関する置換基の配置または環における置換基の配置から生じる様々な幾
何異性体およびその混合物を包含する。炭素−炭素二重結合に関する置換基は、
Z配置またはE配置にあるとして示される:用語「Z」は、炭素−炭素二重結合
の同じ側に位置する置換基を表し、用語「E」は、炭素−炭素二重結合の反対側
に位置する置換基を表す。環における置換基の配置は、cisまたはtrans
として示される:用語「cis」は、環平面と同じ側に位置する置換基を表し、
用語「trans」は、環平面の反対側に位置する置換基を表す。置換基が環平
面の同じ側および反対側の両方に配置されている化合物の混合物は、cis/t
ransと示される。
【0054】 ヒトグルココルチコイドレセプターおよびプロゲステロンレセプターの細胞質 ゾルを用いた放射能リガンド結合性研究に関する方法 Anal.Biochem.(1970、37、244〜252:これは参考
として援用される)に記載される手順を使用した。簡単に記載すると、ヒトグル
ココルチコイドレセプター−α[GRX]イソ型およびヒトプロゲステロンレセ
プター−A[PRA]イソ型の細胞質ゾル調製物をLigand Pharma
ceuticals(San Diego、CA)から得た。両レセプターのc
DNAをバキュウロウイルス発現ベクターにクローン化して昆虫細胞SF21で
発現させた。[H]−デキサメタゾン(Dex、82〜86Ci/mmolの
比活性)および[H]−プロゲステロン(Prog、97〜102Ci/mm
olの比活性)をAmersham Life Sciences(Arlin
gton Heights、IL)から購入した。ガラス繊維のC型マルチスク
リーンMAFC NOBプレートをMillipore(Burlington
、MA)から得た。ヒドロキシアパタイドBio−Gel HTPゲルをBio
−Rad Laboratories(Hercules、CA)から得た。ト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(Tris)、エチレンジアミン四酢酸
(EDTA)、グリセロール、ジチオスレイトール(DTT)およびモリブデン
酸ナトリウムをSigma Chemicals(St.Louis、MO)か
ら得た。Microscint−20シンチレーション液をPackard I
nstrument(Meriden、CT)から得た。
【0055】 化合物の貯蔵溶液(32mM)をジメチルスルホキシド(DMSO)で調製し
、DMSO/エタノールの50:50混合物を用いて試験化合物の50X溶液を
32mM溶液から調製した。次いで、この50X溶液を、10mMのTris−
HCl、1.5mMのEDTA、10%のグリセロール、1mMのDTT、20
mMのモリブデン酸ナトリウムを含有する結合緩衝液(4℃でpH7.5)で希
釈した。1%のDMSO/エタノールが結合アッセイに存在した。
【0056】 GRXおよびPRAの結合反応をMillipore社のマルチスクリーンプ
レートで行った。GR結合アッセイの場合、[H]−Dex(約35,000
dpm(約0.9nM))、GRX細胞質ゾル(約35μgタンパク質)、試験
化合物および結合緩衝液を200μLの総容量で混合し、プレート振とう機にお
いて4℃で一晩インキュベーションした。特異的な結合を、1μMの未標識De
xの存在下および非存在下における[H]Dexの結合の差として定義した。
【0057】 PR結合アッセイの場合、[H]Prog(約36,000dpm(約0.
8nM))、PRA細胞質ゾル(約40μgタンパク質)、試験化合物および結
合緩衝液を200μLの総容量で混合し、プレート振とう機において4℃で一晩
インキュベーションした。特異的な結合を、3μMの未標識Progの存在下お
よび非存在下における[H]Progの結合の差として定義した。
【0058】 一晩のインキュベーションを行った後、50μLのヒドロキシアパタイト(2
5%重量/容量)スラリーを各ウエルに加え、プレートをプレート振とう機にお
いて ℃で10分間インキュベーションした。プレートをMillipore社
の真空マニホールドで吸引し、各ウエルを300μLの氷冷した結合緩衝液で洗
浄した。Packard社のMicroscint−20を250μLずつ各ウ
エルに加え、ウエルを室温で20分間振とうした。放射能の量をPackard
社のTopCountプレートリーダーで測定した。
【0059】 阻害定数(Ki)の測定 特異的な結合の50%を阻害する試験化合物の濃度(IC50)を競合的結合
実験のHill分析から求めた。試験化合物のKiを、下記のCheng−Pr
usoff式を使用して求めた: Ki=IC50/(1+[L]/[K]) (式中、Lは放射能リガンドの濃度であり、Kは飽和分析から求めた放射能
リガンドの解離定数である)。GRXの場合、Kは約1.5nMであった。P
RAの場合、Kは約4.5nMであった。本発明の化合物の阻害能ならびにG
RレセプターおよびPRレセプターに対する選択性を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【表6】
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】
【表9】
【0069】
【表10】
【0070】
【表11】
【0071】
【表12】
【0072】
【表13】
【0073】
【表14】
【0074】 本発明はまた、1つまたは複数の非毒性の薬学的に許容できるキャリアととも
に配合された本発明の化合物を含む薬剤組成物を提供する。薬剤組成物は、特に
、固体または液体の形態で経口投与用に、あるいは非経口注入のために、あるい
は直腸投与のために配合することができる。
【0075】 本発明の薬剤組成物は、ヒトまたは他の動物に、経口的、直腸的、非経口的、
槽内、膣内、腹腔内、局所的(粉剤、軟膏またはドロップとして)、口内に投与
することができ、あるいは経口スプレーまたは鼻腔スプレーとして投与すること
ができる。用語「非経口」投与は、静脈内、筋肉内、腹腔内、胸骨内、皮下およ
び動脈内への注射および注入を含む投与形式をいう。
【0076】 非経口注射用の本発明の薬剤組成物は、薬学的に許容できる無菌の水性溶液ま
たは非水性溶液、分散物、懸濁物またはエマルション、ならびに使用する直前に
無菌の注射可能な溶液または分散物に再構成される無菌の粉末を含む。好適な水
性および非水性のキャリア、希釈剤、溶媒または賦形剤には、水、エタノール、
ポリオール類(例えば、グリセロール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなど)およびそれらの適切な混合物、植物油(オリーブ油など)、
ならびにオレイン酸エチルなどの注射可能な有機エステルが含まれる。適正な流
動性が、例えば、レシチンなどのコーティング剤を使用することによって、分散
物の場合には必要とされる粒子サイズを維持することによって、そして界面活性
剤を使用することによって維持することができる。逆に、粒子サイズを小さくす
ると、生物学的活性が維持され得る。
【0077】 これらの組成物はまた、保存剤、湿潤化剤、乳化剤および分散剤などの補助物
質を含有することができる。微生物作用の防止は、様々な抗菌剤および抗真菌剤
(例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノールソルビン酸など)を含める
ことによって保証され得る。糖類、塩化ナトリウムなどの等張剤を含むこともま
た望ましい場合がある。注射可能な薬学的形態物の長期間の吸収は、アルミニウ
ムモノステアラートおよびゼラチンなどの吸収を遅らせる薬剤を含めることによ
って得ることができる。
【0078】 場合により、薬物の効果を延ばすために、皮下注射または筋肉内注射に由来す
る薬物の吸収を遅くすることは望ましい。これは、水溶性が良好でない結晶性物
質または非晶質物質の液体懸濁物を使用することによって達成することができる
。その場合、薬物の吸収速度はその溶解速度に依存し、溶解速度は結晶サイズお
よび結晶形態に依存し得る。あるいは、非経口的に投与された薬物形態物の遅延
した吸収は、薬物を油状賦形剤に溶解または懸濁することによって達成すること
ができる。
【0079】 注射可能なデポ剤形態物は、薬物のマイクロカプセルマトリックスをポリラク
チド−ポリグリコリドなどの生分解性ポリマーで形成することによって作製され
る。薬物対ポリマーの比および用いられる特定のポリマーの性質に依存して、薬
物の遊離速度を制御することができる。他の生分解性ポリマーの例には、ポリ(
オルトエステル)およびポリ(無水物)が含まれる。デポ剤の注射可能な製剤は
また、身体組織に適合し得るリポソームまたはマイクロエマルションで薬物を包
み込むことによって調製される。
【0080】 注射可能な製剤は、例えば、細菌保持フィルターでろ過することによって、あ
るいは使用直前に滅菌水または他の無菌の注射可能な媒体に溶解または分散させ
ることができる殺菌固体組成物の形態で殺菌剤を組み込むことによって滅菌する
ことができる。
【0081】 経口投与用の固体の投与形態物には、カプセル、錠剤、ピル、粉剤および顆粒
が含まれる。そのような固体の投与形態物において、活性化合物は、少なくとも
1つの不活性な薬学的に許容できる賦形剤またはキャリア(クエン酸ナトリウム
またはリン酸二カルシウムなど)、および/またはa)充填剤または増量剤(デ
ンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびケイ酸など
)、b)バインダー(例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、ゼ
ラチン、ポリビニルピロリドン、スクロースおよびアラビアゴムなど)、c)湿
潤剤(グリセロールなど)、d)崩壊剤(寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモデ
ンプンまたはタピオカデンプン、アルギン酸、ある種のケイ酸塩、および炭酸ナ
トリウムなど)、e)溶液緩和剤(パラフィンなど)、f)吸収促進剤(四級ア
ンモニウム化合物など)、g)湿潤化剤(例えば、セチルアルコールおよびグリ
セロールモノステアラートなど)、h)吸収剤(カオリンおよびベントナイトの
粘土など)、およびi)滑剤(タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
マグネシウム、固体のポリエチレングリコール類、ラウリル硫酸ナトリウムなど
)、およびそれらの混合物などと混合される。カプセル、錠剤およびピルの場合
、投与形態物はまた緩衝化剤を含むことができる。
【0082】 類似するタイプの固体組成物はまた、ラクトースすなわち乳糖ならびに高分子
量のポリエチレングリコール類のような賦形剤を使用する柔らかく充填されるゼ
ラチンカプセルおよび硬く充填されるゼラチンカプセルにおける充填剤として用
いることができる。
【0083】 錠剤、糖衣錠、カプセル、ピルおよび顆粒の固体の投与形態物は、製薬の分野
でよく知られている溶腸性コーティング剤および他のコーティング剤などのコー
ティング剤およびシェルを用いて調製することができる。そのような固体の投与
形態物は、任意に不透明化剤を含有することができ、そして任意に遅延した様式
で、腸管の特定の部分で有効成分のみを放出するか、あるいは有効成分を優先的
に放出する組成物であり得る。使用することができる埋め込み用組成物の例には
ポリマー物質およびワックスが含まれる。
【0084】 活性化合物はまた、適切な場合には、1つまたは複数の上記の賦形剤とのマイ
クロカプセル化形態であり得る。
【0085】 経口投与用の液体の投与形態物には、薬学的に許容できるエマルション、溶液
、懸濁物、シロップおよびエリキシル剤が含まれる。活性化合物に加えて、液体
の投与形態物は、例えば水または他の溶媒などのこの分野で広く使用されている
不活性な希釈剤、溶解剤および乳化剤(エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、オイ
ル(特に、綿実油、ピーナッツ油、コーン油、胚芽油、オリーブ油、ひまし油、
ゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレング
リコール類およびソルビタンの脂肪酸エステル、およびそれらの混合物)を含有
することができる。
【0086】 不活性な希釈剤に加えて、経口用組成物はまた、湿潤化剤、乳化剤および懸濁
剤、甘味剤、風味剤ならびに芳香剤などの補助剤を含むことができる。
【0087】 懸濁物は、活性化合物に加えて、例えば、エトキシル化イソステアリルアルコ
ール類、ポリオキシエチレンソルビトールおよびポリオキシエチレンソルビタン
のエステル類、微結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナ
イト、寒天およびトラガカントゴム、ならびにそれらの混合物などの懸濁剤を含
有することができる。
【0088】 直腸投与用または膣投与用の組成物は、好ましくは坐薬である。このような坐
薬は、本発明の化合物を、室温で固体であるが、体温で液体になり、従って直腸
腔または膣腔で融解して活性化合物を遊離するカカオバター、ポリエチレングリ
コールまたは坐薬用ワックスなどの適切な非刺激性の賦形剤またはキャリアと混
合することによって調製することができる。
【0089】 本発明の化合物はまた、リポソームの形態で投与することができる。この分野
で知られているように、リポソームは、一般には、リン脂質または他の脂質物質
から得られる。リポソームは、水性媒体の分散された単ラメラまたは多重ラメラ
の水和した液体結晶によって形成される。リポソームを形成し得る非毒性の生理
学的に受容可能で代謝可能な脂質を使用することができる。リポソーム形態にあ
る本発明の組成物は、本発明の化合物に加えて、安定化剤、保存剤および賦形剤
などを含有することができる。好ましい脂質は、リン脂質およびホスファチジル
コリン(レシチン)であり、これらはともに天然物であり、合成物である。
【0090】 リポソームの作製方法はこの分野では知られている。例えば、Prescot
t編、Methods in Cell Biology、XIV巻、Acad
emic Press、New York、N.Y.(1976)33頁以降を
参照のこと。
【0091】 本発明の化合物の局所投与用の投与形態物には、粉剤、スプレー剤、軟膏およ
び吸入剤が含まれる。活性化合物は、無菌条件下で、薬学的に許容できるキャリ
アおよび任意の必要とされる保存剤、緩衝剤、または必要とされることがある噴
射剤と混合される。眼用製剤、眼軟膏、粉剤および溶液もまた本発明の範囲に含
まれるものとする。
【0092】 本発明の薬剤組成物における有効成分の実際の投与レベルは、特定の患者、組
成物および投与形式について所望する治療的応答が達成されるのに効果的な活性
化合物の量が得られるように変化させることができる。選択される投与レベルは
、特定の化合物の活性、投与経路、処置される状態の重篤度、ならびに処置され
る患者の状態および以前の医学的履歴に依存する。しかし、所望する治療的効果
を達成するために必要とされるよりも低いレベルで化合物の用量で開始し、そし
て所望する効果が達成されるまで投与量を徐々に増やすことは当業者の範囲内で
ある。
【0093】 一般に、1日あたり体重1kgについて約1mg〜約50mg(より好ましく
は、約5mg〜約20mg)の活性化合物の投与レベルが哺乳動物の患者に経口
的に投与される。所望する場合には、効果的な日用量は、投与目的の多数回の用
量に、例えば、1日あたり2回〜4回の別個の用量に分割することができる。
【0094】 略号 下記の反応図式および実施例の説明で使用されている略号を示す:BF・O
Et、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体;DMF、N,N−ジメチルホル
ムアミド;DMSO、ジメチルスルホキシド;およびTHF、テトラヒドロフラ
ン。
【0095】 合成方法 本発明の化合物およびプロセスは、本発明の化合物が調製され得る方法を例示
する下記の合成反応図式を組み合わせてより理解される。
【0096】 本発明の化合物の合成を反応図式1〜21に記載する。
【0097】
【化21】
【0098】 反応図式1に例示されているように、レゾルシノールジメチルエーテルをn−
ブチルリチウムまたはsec−ブチルリチウムなどの強塩基で金属化して、トリ
メチルボラートまたはトリイソプロピルボラートなどのトリアルコキシボラート
で処理し、そして2M HClなどの酸で加水分解してホウ素酸1Aを得た。1
Aをテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)またはジクロロビ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)などのパラジウム触媒の存在
下で5−ニトロ−2−ブロモ安息香酸メチルで処理して、ビフェニル1Bを得た
。BBrなどの試薬を用いて1Bの脱メチル化を行ってヒドロキシラクトン1
Cを得、これをヨウ化メチルなどのアルキル化剤で処理して1Dを得た。1Dの
アミン1Eへの変換を、水素ガスおよび10%パラジウム担持炭素などのパラジ
ウム触媒を使用して行った。1Eをスクラウプ(Skraup)環化反応によっ
てキノリン1Fに変換した。1を得るための1FのC−5位における官能基の導
入を、フェニルリチウムなどの有機金属試薬をC−5カルボニルに付加すること
によって行い、1Gを得、その後、BF−OEtなどのルイス酸およびトリ
エチルシランなどの還元剤で脱酸素化して1を得た。
【0099】
【化22】
【0100】 本発明の化合物に対するより好ましい経路を反応図式2に例示する。1Fを、
ジクロロメタンなどの非プロトン性溶媒中でジイソブチルアルミニウムヒドリド
などの試薬を用いて1Fから2Aに変換し、その後、p−トルエンスルホン酸一
水塩などの酸およびメタノールなどのアルコールを用いて酸触媒によりアセター
ルを形成させて2Bにすることを含む2段階の手順を使用して、ヘミアセタール
2Aを介してメチルアセタール2Bに変換した。2Bを三フッ化ホウ素ジエチル
エテラートなどのルイス酸の存在下でアリルトリメチルシランなどの求核試薬で
処理して、実施例2などのC−5アリルアナログを得た。ルイス酸/メチルアセ
タール錯体はまた、有機マグネシウム塩化物、有機マグネシウム臭化物または有
機マグネシウムヨウ化物と縮合させ、実施例11などの本発明の化合物を得た。
【0101】
【化23】
【0102】 反応図式3に例示されているように、1CのC−10位を実施例1に記載され
ている同じ還元/スクラウプ条件に供して、ヒドロキシキノリン3Bを得た。3
Bをトリフルオロメタンスルホン酸無水物など試薬でトリフラート誘導体3Cに
変換し、次いで、実施例1および2に記載されているようにC−5位を誘導体化
して、3Dなどのアナログを得た。官能基化したC−10トリフラートを、アミ
ン化、カルボニル化、スチレ(Stille)カップリングおよび改変ソナガシ
ラ(Sonagashira)反応のパラジウム触媒により媒介されるカップリ
ング反応において使用し、C−5がアリル置換された実施例3、4、5および6
などの3Dのアミノメチル誘導体、カルボメトキシ誘導体、ビニル誘導体および
アセチレン誘導体をそれぞれ得た。
【0103】
【化24】
【0104】 反応図式4に示されているように、3Bをtert−ブチルジメチルシリル(
TBS)エーテルおよび塩基(イミダゾール、トリエチルアミンまたはジイソプ
ロピルエチルアミンなど)で処理し、そして反応図式1〜3の記載に従ってC−
5位を官能基化して、シラン7Bを得た。THF中でフッ化n−ブチルアンモニ
ウムなどの試薬でシラン基を除去してフェノール7を得、R−XまたはRC(O
)X(ただし、Rはアルキル基であり、Xはハロゲンなどの脱離基である)によ
る処理によって、実施例9および10などのアルコキシ化合物およびカルボキシ
化合物を得た。CFHClなどの多ハロゲン化アルキル化剤を使用する求核置
換反応によってハロアルコキシアナログを3Bから調製して8Aを得、その後、
反応図式1〜3の記載に従って8AのC−5位を官能基化して、8を得た。
【0105】
【化25】
【0106】 反応図式5に例示されているように、1Fを3−(メトキシメトキシ)フェニ
ルリチウムなどのリチウム化されたO−保護フェノール試薬で処理して、12A
を得た。保護基をメタノール性HClまたは水性HClなどの酸性媒体中で切断
して、ジオール12Bを得た。これを、塩化アセチルなどの試薬および塩基(ピ
リジン、トリエチルアミンまたはジイソプロピルエチルアミンなど)を用いてフ
ェニルアセタート12Cに変換した。次いで、三級アルコールを反応図式1の記
載に従って還元し、そして実施例12のアセタート基を除去して、実施例13を
得た。実施例13のアルキル化またはアシル化を反応図式4の記載に従って行い
、実施例14および15を得た。
【0107】
【化26】
【0108】 反応図式6に例示されているように、C−5位におけるフェニル環のメタ位に
おける官能基を、反応図式2の記載に従って調製した実施例11などのメタ−ハ
ロフェニルアナログを使用して導入した。トリブチルスタンニルフランまたはモ
ルホリンなどの配位子の存在下、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェ
ロセン]ジクロロパラジウム(II)またはテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)などのパラジウム触媒を用いたスチレカップリングまたは
スズキカップリングまたはアミン化によって、実施例16および17に例示され
ているように、炭素結合基または窒素結合基がC−5位における芳香族環のメタ
位にそれぞれ得られた。
【0109】
【化27】
【0110】 反応図式7に示されているように、1Fをマグネシウムハロゲン化物(好まし
くは、臭化物)で処理して中間体のヘミケタールを得、これを、p−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸または塩酸などの酸触媒で処理して、18などの任
意に置換されたアナログをE異性体およびZ異性体の混合物として得た。
【0111】 反応図式1に示されている化学は一般的であることが見出された。従って、様
々な四環コアを、反応図式8に従って、その対応するホウ素酸類を介して置換ア
ニソール類を使用することによって調製することができる。
【0112】
【化28】
【0113】 反応図式8は、反応図式1および実施例1〜131に記載される化学が、C−
10位のアルコキシ以外の置換基を有する新しいコアの合成に適用できることを
示している。置換アニソール類を強塩基(n−ブチルリチウムまたはsec−ブ
チルリチウムなど)でオルト金属化し、その後、実施例1に記載されているよう
に、トリアルコキシボラート(トリメチルボラートまたはトリイソプロピルボラ
ートなど)を用いたその後の処理および酸による加水分解によって、適切に置換
されたホウ素酸類を得た。次いで、これを、上記の化学を使用して式Iの化合物
に変換した。コア1〜17を得るための環のさらなる処理を下記に記載する。
【0114】 反応図式8に記載される化学を使用して調製される新規な四環コアの例を下記
に示す。
【0115】
【化29】
【0116】 当分野でよく知られている方法を使用するコア1のさらなる誘導体化によって
、反応図式9に示されているように、四環クマリン類はさらにC−5位でのその
後の処理に供される。例えば、アルキル化剤(例えば、ヨウ化メチル)および炭
酸カリウムなどの塩基を用いたコア1のC−10ヒドロキシルを選択的にアルキ
ル化して、コア7を得た。臭素またはN−ブロモスクシンイミドなどのハロゲン
化剤などによるC−7位におけるコア1の選択的な誘導体化によって、式Iの前
駆体コア8の化合物を得た。
【0117】
【化30】
【0118】 反応図式10は、さらなる選択的な臭素化化学を示している。実施例1Fの立
体化学的な臭素化はC−10メトキシ基および選択された臭素化剤によって行わ
れ、コア9、10および11が得られる。これらの臭素化された環は、様々な官
能基を遷移金属触媒によって導入することにより臭素化位置(1つまたは複数)
でさらに誘導体化された。
【0119】
【化31】
【0120】 反応図式11に示されているように、フェノール性ヒドロキシル官能基を有す
るコアは、この分野でよく知られている変換によって、(コア2について示され
ている)脱ヒドロキシル化、アセチル化、またはアルキル化のいずれかが行われ
た。Larock、「有機変換総論:官能基調製ガイド」、VCH Publi
shers、New York(1989)を参照のこと(これは参考として本
明細書に援用される)。
【0121】
【化32】
【0122】 反応図式12は、tert−ブチルジメチルシリルで保護されたエノールエー
テルを実施例2BのC−5位にルイス酸触媒により付加することによる置換シク
ロヘキセニル基の導入を示す。導入されると、ジアステレオマーおよび転位生成
物を分離し、そしてアルコキシカルボニル基を任意にヒドロキシアルキル基に還
元した。
【0123】
【化33】
【0124】 反応図式13に示されているように、実施例147などの化合物の臭化ビニル
基は、臭素化された位置(1つまたは複数)でさらに誘導体化され、そして多数
のR19置換基が反応図式10に記載される官能基などの様々な官能基の遷移金
属触媒による導入によってもたらされた。
【0125】
【化34】
【0126】 反応図式14に示されているように、実施例69へのフタルイミドのミツノブ
導入およびヒドラジンによるイミド基の除去によって、アルキルアミノの実施例
177を得た。これをさらに、ジ(tert−ブチル)ジカルボナートによる処
理によって実施例178に誘導体化した。
【0127】
【化35】
【0128】 反応図式15に示されているように、実施例44のC−5ニトリルを実施例1
79のα,β−不飽和エステルに処理し、その後、アルコキシカルボニル基をア
ルケニルアルコール(XはHである)に選択的に還元することによって、実施
例182および183のカルバマートおよびメトキシメチルエーテルの前駆体を
それぞれ得た。
【0129】
【化36】
【0130】 反応図式16に示されているように、実施例46のエステルから実施例185
のそのワインレブ(Weinreb)アミド誘導体に変換し、その後、実施例1
86のアルデヒドに還元することにより、実施例187、194、195および
200のアルケンの前駆体を、多数の市販のホルナー・ワズワース・エモンス(
Horner−Wadsworth−Emmons)のウィッティッヒ(Wit
tig)試薬を用いたアルデヒドの処理によって得た。
【0131】
【化37】
【0132】 反応図式17に示されているように、実施例1Fを、ジクロロメタンなどの非
プロトン性溶媒中でジイソブチルアルミニウムヒドリドなどの還元剤で処理し、
その後、カリウムtert−ブトキシドなどの塩基の存在下でtert−ブチル
ジメチルシリル塩化物などのシリル化剤で処理することを含む2段階の反応を使
用して開環アルデヒドに変換した。リチオピリジン類などの有機リチウム試薬を
アルデヒドに付加することによって、ベンジル型アルコール類(R=ピリジル)
を得た。次いで、これを、フッ化テトラブチルアンモニウムなどの試薬によるケ
イ素基の除去、およびトリエチルホスフィンおよび1,1’−(アゾジカルボニ
ル)ジピペリジンンなどの試薬の組み合わせを使用するその後の環化を含む2段
階の反応を使用して、実施例213〜215などのアナログに変換した。
【0133】
【化38】
【0134】 反応図式18に示されているように、実施例7をトリフルオロメタンスルホン
酸無水物などの試薬でトリフラート誘導体に変換し、次いで、反応図式3に記載
されている方法を使用してC−10位で誘導体化した。実施例355をジイソブ
チルアルミニウムヒドリドなどの試薬で還元して、実施例336を得た。実施例
336を過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウムなどの酸化剤で処理して、
実施例337を得た。実施例336のアルキル化は、実施例338などのアナロ
グを得るために、カリウム=ビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在
下でヨードメタンなどの試薬を用いて行うことができる。
【0135】
【化39】
【0136】 反応図式19に示されているように、トリフラート3Cはまた、反応図式3お
よび2にそれぞれ記載されている方法を使用して、実施例339のC−10ビニ
ル誘導体に変換され、その後、そのメチルアセタールに変換された。このアセタ
ールを三フッ化ホウ素エテラートなどのルイス酸の存在下で3−(トリメチルシ
リル)シクロヘキセンまたは3−(ジメチルフェニルシリル)−3−メチルシク
ロヘキセンなどの求核試薬で処理して、実施例340または341などのアナロ
グをそれぞれ得た。
【0137】
【化40】
【0138】 実施例3BのC−10位におけるイオウの導入を反応図式20に示す。実施例
3Bをジメチルカルバモイル塩化物などの試薬で処理してチオノカルバマートを
得、これを熱転位させることによってイオウ−炭素結合がC−10に得られた。
C−5におけるアリル基を反応図式2の記載に従って導入した。水酸化カリウム
などの強塩基によって加水分解し、そして炭酸セシウムなどの塩基の存在下でヨ
ードメタンなどの親電子試薬によって硫黄をアルキル化して、実施例343など
のC−10にチオアルコキシ官能基を有するアナログを得た。
【0139】
【化41】
【0140】 実施例320〜323を作製するための経路を反応図式21に示す。実施例2
Bを三フッ化ホウ素ジエチルエテラートなどのルイス酸の存在下でトリブチルビ
ニルスズなどの求核試薬で処理して実施例320を得、次いで、これを酢酸パラ
ジウム(II)などの触媒の存在下でヨードベンゼンなどのハロゲン化アリール
とカップリングして、実施例321のトランス異性体を得た。ルイス酸/メチル
アセタール錯体はまた、トリブチルフェニルアセチレニルスズと縮合して実施例
322を得、次いで、これをパラジウム担持BaSOなどの触媒の存在下で部
分的に水素化して、実施例323のcis異性体を得た。
【0141】 上記の反応図式および下記の実施例から、置換基R、R、R、R、R 、R、R16、R16’、R17、R18、R18’、Y、RおよびL は、適切な市販の出発物質または既知の出発物質(例えば、置換されたメトキシ
ベンゼン類)を選択することによって決定することができ、あるいはLaroc
k、「有機変換総論:官能基調製ガイド」、VCH Publishers、N
ew York(1989)(これは参考として本明細書に援用される)に開示
されている方法などの既知の化学的方法で合成的に導入できることが理解される
【0142】 さらに、R、R、R、R、R、R、R16、R16’、R17
18、R18’、Y、RおよびLの性質に依存する選択的な保護工程およ
び脱保護工程を、一連の合成反応を成功裡に完了させるために工程の順序または
数を変化させて実施できることが当業者によって理解される。一般に使用されて
いる保護基は、Greene、「有機合成における保護基」、John Wil
ey&Sons、New York(1981)(これは参考として本明細書に
援用される)に開示されている。
【0143】 実施例1 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン 実施例1A −20℃におけるヘキサン(20mL)中の1,3−ジメトキシベンゼン(3
3.2g、240ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウム(100mLのヘキ
サン中2.4M溶液、240ミリモル)およびN,N,N’,N’−テトラメチ
ルエチレンジアミン(1.81mL、12モリモル)を順に加え、23℃で1.
5時間攪拌し、−78℃に冷却し、ジエチルエーテル(60mL)中のトリイソ
プロピルボレート(60.9mL、264ミリモル)を1.5時間で加え、追加
のジエチルエーテル(150mL)を加えて攪拌を継続し、23℃で2時間攪拌
し、氷(150mL)および3M HCl(150mL)に注ぎ、酢酸エチルで
抽出した。抽出物を乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮し、その間に白色固
形物が溶液から沈殿した。固形物を濾過によって採集し、ヘキサンで洗浄して、
所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z200(M+NH
【0144】 実施例1B DMF(300mL)中の、実施例1A、メチル5−ニトロ−2−ブロモベン
ゾエート(25.8g、99.2ミリモル)、(21.7g、119ミリモル)
、炭酸セシウム(97.1g、298ミリモル)、およびジクロロビス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(II)(3.5g、5.0ミリモル)の混合物
を、80℃で24時間攪拌し、23℃に冷却し、水(60mL)を加え、酢酸エ
チル(800mL)で抽出した。抽出物を乾燥し(NaSO)、濃縮し、そ
の間に淡黄色固形物が溶液から沈殿した。その混合物を冷凍庫(−20℃)に2
時間入れ、次に、濾過して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z318(M+H)および335(M+NH
【0145】 実施例1C −78℃におけるジクロロメタン(60mL)中の実施例1B(11.1g、
35.1ミリモル)の溶液に、三臭化硼素(25.0g、99.8ミリモル)を
加え、1時間で23℃に温め、−78℃に再冷却し、メタノール(100mL)
を加えた。その混合物を0℃に温め、沈殿物を濾過によって採集し、メタノール
から再結晶して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z275(M+NH
【0146】 実施例1D 23℃におけるDMF(130mL)中の、実施例1C(10.7g、41.
6ミリモル)およびCsCO(20.0g、61.4ミリモル)の混合物に
、ヨウ化メチル(22.8g、161ミリモル)を滴下し、4時間攪拌し、水を
処理加え、1:1の酢酸エチル/ヘキサンで抽出した。抽出物を濃縮し、得られ
る固形物を濾過し、水(100mL)で洗浄し、真空において乾燥して、所望の
化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z289(M+NH
【0147】 実施例1E 23℃におけるジオキサン(400mL)中の実施例1D(11.2g、41
.3ミリモル)の懸濁液に、炭素(580mg)上10%パラジウムを加え、6
5℃に加熱し、水素を加え、気圧において60時間攪拌し、粉砕貝殻(セライト
(登録商標))で熱いうちに濾過し、濃縮し、沈殿物を形成した。生成物を濾過
し、真空において乾燥して、所望の化合物を得た。母液を初期容量の半分に濃縮
して、第二採集の所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z242(M+H)および259(M+NH
【0148】 実施例1F 105℃における、1L密閉ACEガラス高圧容器中のアセトン(380mL
)中の実施例1E(4.0g、16.6ミリモル)および沃素(1.7g、6.
64ミリモル)の溶液を、48時間攪拌し、室温に冷却し、濃縮した。残渣を、
0〜12%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z322(M+H)
【0149】 実施例1G −78℃におけるTHF(20mL)中の実施例1F(1.02g、3.18
ミリモル)の溶液に、シクロヘキサン/ジエチルエーテル中のフェニルリチウム
(10.9mL、19.6ミリモル)の溶液を加え、−50℃に温め、2時間攪
拌し、飽和NHClを加え、25℃に温め、酢酸エチルで抽出した。抽出物を
乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、20%酢酸エチル/ヘキ
サンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所
望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z400(M+H)
【0150】 実施例1 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン −78℃におけるジクロロメタン(30mL)中の実施例1G(0.67g、
1.67ミリモル)の溶液に、トリエチルシラン(2.91g、25.05ミリ
モル)およびBF・OEt(0.95g、6.68ミリモル)を加え、室温
に温め、16時間攪拌し、飽和NaHCOを加えた。有機層を乾燥し(Na SO)で乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣を、5%酢酸エチル/ヘキサンを使
用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合
物を得た。
【0151】 MS(DCI/NH)m/z384(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
19(m,5H)、6.9(dd,1H)、6.76(s,1H)、6.69(
dd,1H)、6.55(d,1H)、6.43(d,1H)、6.2(s,1
H)、5.38(s,1H)、3.8(s,3H)、1.83(s,3H)、1
.22(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2625NOについての計算値:C,81.42;H,6.58;
N,3.65。実測値:C,81.28;H,6.30;N,3.47。
【0152】 実施例2 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2A −78℃におけるジクロロメタン(500mL)中の実施例1F(6.65g
、20.69ミリモル)の溶液に、ヘキサン(47.6mL、47.6ミリモル
)中の1M 水素化ジイソブチルアルミニウムを滴下し、2時間攪拌し、飽和酒
石酸カリウムナトリウム水溶液(300mL)および酢酸エチル(600mL)
を順に加え、4時間にわたって勢いよく攪拌した。抽出物をブラインで洗浄し、
乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z306(M−OH)
【0153】 実施例2B 0℃におけるメタノール(150mL)中の実施例2A(4.20g、12.
99ミリモル)の溶液に、p−トルエンスルホン酸・HO(1.2g、20重
量%)を加え、30分間攪拌し、室温で1時間攪拌し、30分間で0℃に冷却し
、濾過した。固形物をヘキサンで濯ぎ、真空乾燥して、所望の化合物を得た。濾
液を飽和NaHCOに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄
し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、10〜20%酢酸エ
チル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精
製して、追加の所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z306(M−OCH
【0154】 実施例2 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン ジクロロメタン(225mL)中の実施例2B(2.50g、7.41ミリモ
ル)の溶液に、アリルトリメチルシラン(4.0mL、25.2ミリモル)を加
え、−78℃に冷却し、BF/OEt(3.1mL、25.2モリモル)を
滴下し、−78℃において15分間攪拌し、30分間で0℃に温め、飽和NaH
COを加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(M
gSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、5〜20%酢酸エチル/ヘキサンを使
用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合
物を得た。
【0155】 MS(DCI/NH)m/z348(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7.
07(t,1H)、6.71(d,1H)、6.60(d,1H)、6.52(
d,1H)、6.12(br s,1H)、5.82(m,1H)、5.76(
dd,1H)、5.44(br s,1H)、5.01(m,2H)、3.86
(s,3H)、2.44(m,1H)、2.20(m,1H)、2.16(s,
3H)、1.17(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2325NOについての計算値:C,79.51;H,7.25;
N,4.03。実測値:C,79.35;H,7.30;N,3.89。
【0156】 実施例3 Claim 2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テトラメチル−5−(2−プロペニル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン 実施例3A 実施例1Cの溶液を、実施例1Eのように処理して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z227(M+H)
【0157】 実施例3B 実施例3Aの溶液を、実施例1Fの方法によって処理して、所望の化合物を得
た。 MS(DCI/NH)m/z308(M+H)
【0158】 実施例3C −78℃におけるジクロロメタン(50mL)中の、実施例3B(1.38g
、4.49ミリモル)、トリエチルアミン(1.92mL、13.77ミリモル
)、および4−ジメチルアミノピリジン(100mg)の溶液に、トルフルオロ
メタンスルホン酸無水物(1.39g、4.94ミリモル)を滴下し、−78℃
で30分間攪拌し、1.5時間でゆっくり室温に温め、飽和NHClに注ぎ、
酢酸エチルで抽出した。抽出物を水で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、
濃縮した。残渣を、10%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシ
ュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z440(M+H)
【0159】 実施例3D 実施例3Cを、実施例2A、2Bおよび2の方法によって処理して、所望の化
合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z466(M+H)
【0160】 実施例3 2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テトラメチル−5−(2−プロペニル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン トルエン(0.5mL)中の、実施例3D(0.165g、0.36ミリモル
)、パラジウム(II)アセテート(0.0016g、0.007ミリモル)、
(S)−(−)−2,2’−ビス(フェニルホスフィノ)−1,1’−ビナプチ
ル(0.0055、0.008ミリモル)、ナトリウムt−ブトキシド(0.0
51g、0.53ミリモル)、メチルアミン(0.44mLのTHF中2.0M
溶液、0.88ミリモル)の溶液を、密閉ACEガラス高圧容器中において90
℃で4時間加熱し、0℃に冷却し、酢酸エチル(5mL)で希釈し、0.5M
HClで洗浄した。有機抽出物を乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。
残渣を、5〜12%酢酸チル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0161】 MS(DCI/NH)m/z347(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.83(d,1H)、6.
94(dd,1H)、6.62(d,1H)、6.28(dd,1H)、6.2
5(dd,1H)、6.05(d,1H)、5.86−5.74(m,2H)、
5.67(dd,1H)、5.45(s,1H)、5.40(q,1H)、5.
03(dd,1H)、4.98(dd,1H)、2.72(d,3H)、2.1
6(s,3H)、1.17(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS C2326Oについての計算値m/z:346.2045(M
+H)。実測値:346.2049。
【0162】 実施例4 メチル2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボキシレート メタノール(8mL)中の、実施例3D(263mg、0.565ミリモル)
、トリエチルアミン(0.10mL、0.717ミリモル)、1,3−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)プロパン(26mg、0.063ミリモル)、およびDM
SO(1.5mL)の溶液に、酢酸パラジウム(12.7mg、0.056ミリ
モル)を加え、一酸化炭素で飽和し、一酸化炭素(1気圧)において20分間攪
拌し、65℃で3時間加熱し、酢酸エチル(100mL)で希釈し、濾過した。
濾液をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、
5〜10%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0163】 MS(DCI/NH)m/z376(M+H) H NMR δ7.19(m,2H)、7.03(dd,1H)、6.78(
d,1H)、6.60(d,1H)、6.30(m,1H)、5.85(m,2
H)、5.46(m,1H)、5.05(dm,1H)、4.98(dm,1H
)、3.77(s,3H)、2.30(m,2H)、2.19(d,3H)、1
.21(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS C2425NOについての計算値m/z:375.1834(M
+H)。実測値:375.1841。
【0164】 実施例5 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 1−メチル−2−ピロリジン(2mL)中の、実施例3D(103mg、0.
221ミリモル)および(1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン
)パラジウム(II)クロリド−ジクロロメタン(22mg、0.027ミリモ
ル)の溶液に、ビニルトリブチルスタナン(0.110mL、119mg、0.
376ミリモル)を加え、65℃で24時間加熱し、室温に冷却し、飽和KFを
加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO )、濾過し、濃縮した。残渣を、5%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲ
ルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0165】 MS(DCI/NH)m/z344(M+H) H NMR δ7.22(d,1H)、7.15(m,2H)、6.99(d
d,1H)、6.83(dd,1H)、6.63(d,1H)、6.23(m,
1H)、5.87(ddm,1H)、5.73(dd,1H)、5.76(dd
,1H)、5.47(m,1H)、5.33(dd,1H)、5.03(dd,
1H)、4.98(dm,1H)、3.77(s,3H)、2.44(m,1H
)、2.28(m,1H)、2.18(d,3H)、1.21(s、3H)、1
.15(s,3H); HRMS C2426NOについての計算値m/z:344.2014(M+
H)。実測値:344.2011。
【0166】 実施例6 10−エチニル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例6A DMF(0.75mL)中の実施例3D(25mg、0.054ミリモル)、
テトラ−n−ブチルアンモニウムヨージド(40mg、0.108ミリモル)、
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロリド(7.0mg、0.010
ミリモル)、ヨウ化銅(I)(3.8mg、0.020ミリモル)、およびトリ
エチルアミン(0.15mL、0.717ミリモル)の溶液に、トリメチルシリ
ルアセチレン(174mg、1.76ミリモル)を加え、55℃で3時間加熱し
、酢酸エチル(20mL)で希釈し、濾過した。濾液を飽和NHClで洗浄し
、水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(MgSO)、濾
過し、濃縮した。残渣を、10x20cm、0.25mmシリカゲルTLCプレ
ートに入れ、10%酢酸エチル/ヘキサンで2回溶離した。シリカゲルを酢酸エ
チルで抽出して、所望の化合物を得た。
【0167】 MS(DCI/NH)m/z414(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.36(d,1H)、7.
07(m,2H)、6.90(dd,1H)、6.60(d,1H)、6.34
(m,1H)、5.80(m,2H)、5.46(m,1H)、5.04(dm
,1H)、4.97(dm,1H)、2.35(m,1H)、2.26(m,1
H)、2.17(d,3H)、1.18(s、3H)、1.17(s,3H)、
0.26(s,9H)。
【0168】 実施例6 10−エチニル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン THF(2.5mL)中の実施例6Aの溶液に、氷酢酸(0.005mL)お
よびTHF中の1Mテトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド(0.050m
L、0.050ミリモル)を順に加え、室温で18時間攪拌し、実施例6Aの方
法で精製して、所望の化合物を得た。
【0169】 MS(DCI/NH)m/z342(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.27(dd,1H)、7
.15(t,1H)、7.07(d,1H)、6.91(dm,1H)、6.6
2(d,1H)、6.34(m,1H)、5.80(m,1H)、5.46(m
,1H)、5.03(dm,1H)、4.98(dm,1H)、4.41(s,
1H)、2.44(m,2H)、2.17(s,3H)、1.18(s,6H)
; HRMS C2423NOについての計算値m/z:341.1780(M+
H)。実測値:341.1788。
【0170】 実施例7 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール 実施例7A 23℃におけるDMF(8mL)中の実施例3B(569mg、1.85ミリ
モル)の溶液に、イミダゾール(379mg、5.55ミリモル)およびt−ブ
チルメチルシリルクロリド(418mg、2.78ミリモル)を順に加え、3時
間攪拌し、水に注ぎ、2:1のヘキサン/酢酸エチル(22mL)で抽出した。
抽出物を、水およびブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮
した。残渣を、25%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z422(M+H)
【0171】 実施例7B 実施例7Aを実施例1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0172】 実施例7 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール 0℃におけるTHF(12mL)中の実施例7B(0.90g、1.87ミリ
モル)の溶液に、THF中の1Mテトラ−N−ブチルアンモニウムフルオリド(
3.37mL、3.37ミリモル)を加え、1時間で23℃に温め、水を加え、
酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)で
乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣を、10〜30%酢酸エチル/ヘキサンを使用
してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物
を得た。
【0173】 MS(DCI/NH)m/z370(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.63(s,1H)、9.
16(d,1H)、7.13〜7.24(m,5H)、6.74(s,1H)、
6.70(d,1H)、6.8(d,1H)、6.39(dd,1H)、6.2
6(dd,1H)、6.11(d,1H)、5.37(s,1H)、1.85(
d,3H)、1.22(s,3H)、1.11(s,3H); HRMS C2523NOについての計算値m/z:369.1729(M
+H)。実測値:369.1736。
【0174】 実施例8 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例8A 0℃におけるDMF(10mL)中の実施例3B(1.11g、3.6ミリモ
ル)の溶液に、ナトリムt−ブトキシド(0.38g、3.6ミリモル)および
ブロモジフルオロメタン(10mL)を順に加え、0℃で6時間攪拌し、1時間
で室温に温め、飽和NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物を乾燥
し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、5%酢酸エチル/ヘキサンを
使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化
合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z436(M+H)
【0175】 実施例8 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例8Aを、実施例2Bおよび2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0176】 MS(DCI/NH)m/z384(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.75(d,1H)、7.
20(t.1H)、7.15(t,1H)、6.83(dd,1H)、6.81
(dd,1H)、6.63(d,1H)、6.28(s,1H)、5.89〜5
.75(m,2H)、5.46(s,1H)、5.04(dd,1H)、4.9
6(dd,1H)、2.48〜2.40(m,1H)、2.29〜2.20(m
,1H)、2.18(s,3H)、1.17(s,6H); HRMS C2323NOについての計算値:383.1697(M+
H)。実測値:383.1693。
【0177】 実施例9 10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例9A 0℃におけるDMF(1.0mL)中の実施例3B(28mg、.09ミリモ
ル)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物2.4mg、0.01ミ
リモル)を加え、1時間攪拌し、臭化エチル(20mg,.182ミリモル)を
加え、室温で30分間攪拌し、飽和NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した
。抽出物を乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、5%酢酸エチ
ル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製
して、所望の化合物を得た。
【0178】 実施例9 10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例9Aを、実施例1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0179】 MS(DCI/NH)m/z398(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.09(d,1H)、7.
20〜7.15(m,5H)、6.78(dd,2H)、6.77(s,1H)
、6.69(d,1H)、6.53(dd,1H)、6.43(dd,1H)、
6.18(d,1H)、5.39(d,1H)、3.99〜4.06(m,1H
)、1.85(d,3H)、1.38(t,3H)、1.22(s,3H)、1
.16(s,3H); HRMS C2727NOについての計算値m/z:397.2042(M
+H)。実測値:397.2034。
【0180】 実施例10 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、アセテート(エステル) 0℃におけるピリジン(1mL)中の実施例7(20mg、0.05ミリモル
)の溶液に、無水酢酸(0.1mL、1.05ミリモル)を加え、室温で14時
間攪拌し、濃縮した。残渣を、20%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲ
ルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0181】 MS(DCI/NH)m/z412(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.62(d,1H)、7.
21〜7.16(m,5H)、6.93(t,1H)、6.77(s,1H)、
6.73(d,1H)、6.65(dd,1H)、6.62(dd,1H)、6
.32(s,1H)、5.37(s,1H)、2.30(s,3H)、1.79
(s,3H)、1.22(s,3H)、1.14(s,3H); HRMS C2725NOについての計算値m/z:411.1834(M
+H)。実測値:411.1842。
【0182】 実施例11 5−(3−ブロモ−5−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン ジクロロメタン(50mL)中の実施例2B(0.520g、1.54ミリモ
ル)の溶液を−10℃に冷却し、BF・OEt(0.57mL、4.62ミ
リモル)を滴下し、−10℃で30分間攪拌し、ジエチルエーテル(12.6m
L)中の3−ブロモ−5−メチルフェニルマグネシウムブロミドの0.49M溶
液を滴下し、15分間攪拌し、飽和NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した
。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残
渣を、5%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0183】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7
.22(s,1H)、7.03(br d,1H)、6.95(t,1H)、6
.74(s,1H)、6.71(d,1H)、6.59(d,1H)、6.50
(d,1H)、6.26(d,1H)、5.42(s,1H)、4.04(s,
1H)、3.80(s,3H)、2.18(s,3H)、1.85(s,3H)
、1.23(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS C2726NOBrについての計算値m/z:475.1147
(M+H)。実測値:475.1143。
【0184】 実施例12 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール、アセテー
ト(エステル) 実施例12A −78℃におけるTHF(300mL)中の3−メトキシメトキシフェニルブ
ロミド(10.85g、50.00ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウム(
ヘキサン中2.5M、20mL)を加え、−30℃に温め、−78℃に冷却し、
実施例1Fを加え、−50℃に温め、飽和NHClで鎮め、周囲温度に温め、
デカンテーションし、濃縮した。残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
物を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。
残渣を20〜25%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラシュクロマ
トグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z460(M+H)
【0185】 実施例12B メタノール(10mL)中の実施例12A(2.30g、5.00ミリモル)
の溶液に、HCl飽和メタノール(50mL)を加え、18時間攪拌し、1:1
酢酸エチル/飽和NHClに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出物を水および
ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮して、所望の化合物
を得た。 MS(DCI/NH)m/z416(M+H)
【0186】 実施例12C THF(100mL)中の実施例12B(2.45g、5.89ミリモル)お
よびピリジン(2.33g、29.4ミリモル)の溶液に、塩化アセチル(0.
51g、6.48ミリモル)を加え、4時間攪拌し、沈降させ、デカンテーショ
ンし、濃縮した。残渣に飽和NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した。抽出
物を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。
残渣を、25〜33%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z458(M+H)
【0187】 実施例12 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール、アセテー
ト(エステル) 実施例12Cを実施例1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0188】 MS(DCI/NH)m/z442(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
26(t,1H)、7.07(d,1H)、6.98〜6.90(m,2H)、
6.85(s,1H)、6.77(s,1H)、6.71(d,1H)、6.5
8(d,1H)、6.46(dd,1H)、6.23(s,1H)、5.40(
s,1H)、3.79(s,3H)、2.19(s,3H)、1.85(s,3
H)、1.23(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2827NO・0.25HOについての計算値:C,75.40
;H,6.21;N,3.14。実測値:C,75.76;H,6.21;N,
2.84。
【0189】 実施例13 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール THF(20mL)およびメタノール(20mL)中の実施例12(0.81
g、1.84ミリモル)の溶液に、水(6mL)中のKCO(2.00g、
14.5ミリモル)を加え、12時間攪拌し、飽和NHClで鎮め、デカンテ
ーションし、濃縮し、飽和NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物
を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮して、所
望の化合物を得た。
【0190】 MS(DCI/NH)m/z400(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.26(s,1H)、8.
00(d,1H)、7.00(t,1H)、6.92(t,1H)、6.71〜
6.66(m,2H)、6.63(d,1H)、6.58〜6.51(m,3H
)、6.44(dd,1H)、6.15(s,1H)、5.38(s,1H)、
3.80(s,3H)、1.88(s,3H)、1.24(s,3H)、1.1
5(s,3H); 分析:C2625NOについての計算値:C,78.17;H,6.30;
N,3.50。実測値:C,77.82;H,6.42;N,3.26。
【0191】 実施例14 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
(メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 0℃におけるDMF(40mL)中の実施例13(420mg、1.05ミリ
モル)の溶液に、NaH(50mg、2.10ミリモル)を少しずつ5分間で加
え、10分間攪拌し、クロロメチルメチルスルフィド(152mg、1.58ミ
リモル)を加え、室温に温め、飽和NHClを加え、酢酸エチルで抽出した。
抽出物を、1M NaOHおよびブラインで順に洗浄し、乾燥し(NaSO )、濾過し、濃縮した。残渣を、5〜17%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシ
リカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た
【0192】 MS(DCI/NH)m/z460(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
14(t,1H)、6.92(t,1H)、6.83〜6.68(m,5H)、
6.56(d,1H)、6.47(d,1H)、6.21(s,1H)、5.4
0(s,1H)、5.13(s,2H)、3.80(s,3H)、2.09(s
,3H)、1.97(s,3H)、1.24(s,3H)、1.16(s,3H
); 分析:C2829NOS・0.5HOについての計算値:C,71.76
;H,6.45;N,2.98。実測値:C,71.93;H,6.61;N,
2.68。
【0193】 実施例15 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ジメチル
カルバメート 実施例13およびN,N−ジメチルカルバモイルクロリドを、実施例14のよ
うに処理して、所望の化合物を得た。
【0194】 MS(DCI/NH)m/z471(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
22(t,1H)、7.05(t,1H)、6.93(t,2H)、6.83(
s,1H)、6.77(s,1H)、6.71(d,1H)、6.57(d,1
H)、6.48(d,1H)、6.23(d,1H)、5.40(s,1H)、
3.80(s,3H)、2.97(s,3H)、2.85(s,3H)、1.8
6(s,3H)、1.24(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2830についての計算値:C,74.02;H,6.42
;N,5.95。実測値:C,74.05;H,6.36;N,5.86。
【0195】 実施例16 5−[3−(2−フラニル)−5−メチルフェニル]−2,5−ジヒドロ−1
0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン 1−メチル−2−ピロリジノン(25mL)中の実施例11(0.253g、
0.531ミリモル)の溶液を、窒素で脱酸素し、2−(トリブチルスタニル)
フラン(0.33mL、1.06ミリモル)、[1,1’−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.
045g、0.005ミリモル)を加え、13時間で85℃に加熱し、室温に冷
却し、酢酸エチルおよび飽和KFで希釈し、3時間攪拌し、酢酸エチルで抽出し
た。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残
渣を、5〜10%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0196】 MS(DCI/NH)m/z464(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
67(m,1H)、7.31(d,2H)、6.92(t,1H)、6.92(
s,1H)、6.75(m,2H)、6.72(d,1H)、6.57〜6.5
0(m,3H)、6.23(m,1H)、5.41(s,1H)、3.78(s
,3H)、2.20(s,3H)、1.89(s,3H)、1.24(s,3H
)、1.17(s,3H); 分析:C3129NOについての計算値:C,80.32;H,6.31;
N,3.02。実測値:C,80.08;H,6.25;N,2.83。
【0197】 実施例17 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン トルエン(5mL)中の実施例11(0.055g、0.115ミリモル)の
溶液に、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(0.007g、0
.012ミリモル)、(S)−(−)−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1
’−ビナフチル(0.022g、0.035ミリモル)、モルホリン(15μL
、0.173ミリモル)、およびナトリウムt−ブトキシド(0.028g、0
.289ミリモル)を順に加え、85℃で4時間攪拌し、室温に冷却し、酢酸エ
チルおよび水で希釈し、粉砕貝殻(セライト(登録商標))で濾過した。抽出物
をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、1
0〜33%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0198】 MS(DCI/NH)m/z483(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.97(d,1H)、6.
93(t,1H)、6.68(m,2H)、6.54〜6.60(m,3H)、
6.49(d,1H)、6.40(s,1H)、6.18(br s,1H)、
5.40(s,1H)、3.78(s,3H)、3.65(m,4H)、2,9
1(m,4H)、2.09(s,3H)、1.89(s,3H)、1.21(s
,3H)、1.16(s,3H); 分析:C3134・0.25HOについての計算値:C,76.4
4;H,7.14;N,5.75。実測値:C,76.61;H,7.35;N
,5.47。
【0199】 実施例18 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
ルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン −78℃におけるTHF(5mL)中の実施例1F(0.100g、0.31
ミリモル)の溶液に、ベンジルマグネシウムブロミドの溶液(10mLのエーテ
ル中0.44M溶液、4.4ミリモル)を10分間で滴下し、室温に温め、14
時間攪拌し、飽和NHClを加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物を乾燥し(
NaSO)、濃縮した。残渣を、ジクロロメタン(10mL)に溶解し、p
−トルエンスルホン酸・HO(0.059g、0.31ミリモル)を加え、室
温で14時間攪拌し、2%NaOH(10mL)を加え、酢酸エチルで抽出した
。残渣を、10%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィーによって精製して、所望の化合物をレジオアイソマー(regio
isomers)の混合物として得た。レジオアイソマーをHPLC(Micr
osorb、5%アセトン/ヘキサン)で分離したが、室温において1:1のレ
ジオアイソマー混合物に急速に相互変換した(interconverted)
【0200】 MS(DCI/NH)m/z396(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.12(d,
1H)、7.16〜7.03(m,5H)、6.80〜6.66(m,4H)、
6.45(s,1H)、6.34(s,1H)、5.0(s,1H)、3,90
(s,3H)、1.84(s,3H)、1.20(s,3H)、0.91(s,
3H); 異性体2:δ8.23(d,1H)、7.70(d,2H)、7.37(t,2
H)、7.22(m,1H)、7.03〜7.16(m,3H)、6.86(d
,1H)、6.55(s,1H)、5.53(s,1H)、5.45(s,1H
)、3.90(s,3H)、1.97(s,3H)、1.25(s,6H); HRMS C2725NOについての計算値m/z:395.1885(M
+H)。実測値:395.1884。
【0201】 実施例19 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3,5−ジクロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例
1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0202】 MS(DCI/NH)m/z452(M+H) H NMR(300MHz、DMSO)δ8.10(d,1H)、7.51(
t,Hz、1H)、7.19(d,2H)、7.03(dd,1H)、6.87
(s,1H)、6.80(d,1H)、6.67(d,1H)、6.59(d,
1H)、6.36(s,1H)、5.50(s,1H)、3.87(s,3H)
、1.93(s,3H)、1.29(s,3H)、1.22(s,3H);13 C NMR(75MHz、DMSO)156.1、151.1、145.6
、143.8、133.8、133.8、133.5、128.1、127.6
、127.3、127.2、127.1、126.7、126.7、117.8
、116.9、114.1、113.4、110.2、105.9、73.3、
55.6、49.7、29.2、28.5、23.2; HRMS C2623NOClについての計算値:451.1106(M
+H)。実測値:451.1113。
【0203】 実施例20 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよびn−ブチルリチウムを、実施例1Gおよび1のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0204】 MS(DCI/NH)m/z364(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
06(dd,1H)、6.68(dd,1H)、6.58(d,1H)、6.5
4(dd,1H)、6.08(s,1H)、5.67(m,1H)、5.44(
s,1H)、3.85(s,3H)、2.15(s,3H)、1.68(m,1
H)、1.41〜1.22(m,5H)、1.17(s,3H)、1.14(s
,3H)、0.78(t,3H); 分析:C2429NOについての計算値:C,79.30;H,8.04;
N,3.85。実測値:C,79.10;H,8.14;N,3.72。
【0205】 実施例21 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
トリフルオロメチル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 実施例1Fおよび3−トリフルオロメチルフェニル−マグネシウムブロミドを
、実施例1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0206】 MS(DCI/NH)m/z452(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,1H)、7.
55(m,1H)、7.47(m,3H)、6.93(dd,1H)、6.88
(s,1H)、6.73(d,1H)、6.58(d,1H)、6.48(d,
1H)、6.29(s,1H)、5.43(s,1H)、3.79(s,3H)
、1.85(s,3H)、1.23(s,3H)、1.17(s,3H); 分析:C2724NOについての計算値:C,71.82;H,5.3
5;N,3.10。実測値:C,71.73;H,5.44;N,3.05。
【0207】 実施例22 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−メトキシフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびアニソールを、実施例2Cのように処理して、所望の化合物
を得た。
【0208】 MS(DCI/NH)m/z414(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
04(d,2H)、6.90(dd,1H)、6.78(dd,2H)、6.7
0(dd,2H)、6.60(dd,1H)、6.41(dd,1H)、6.1
8(s,1H)、5.37(s,1H)、3.79(s,3H)、3.65(s
,3H)、1.83(s,3H)、1.22(s,3H)、1.13(s,3H
); HRMS C2727NOについての計算値m/z:413.1991(M
+H)。実測値:413.1987。
【0209】 実施例23 5−(3−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3−クロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例1Gお
よび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0210】 MS(DCI/NH)m/z418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
23〜7.12(m,4H)、6.90(dd,1H)、6.77(s,1H)
、6.70(d,1H)、6.55(dd,1H)、6.44(dd,1H)、
6.18(d,1H)、5.38(s,1H)、3.79(s,3H)、1.8
4(s,3H)、1.22(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS C2624NOClについての計算値m/z:417.1496
(M+H)。実測値:417.1490。
【0211】 実施例24 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−メ
チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3−メチルフェニルマグネシウムブロミドを、実施例1Gお
よび1に記載のように処理した。
【0212】 MS(DCI/NH)m/z398(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
01〜6.91(m,4H)、6.84(dd,1H)、6.66(s,1H)
、6.62(d,1H)、6.48(dd,1H)、6.38(dd,1H)、
6.11(d,1H)、5.31(d,1H)、3.72(s,3H)、2.1
0(s,3H)、1.78(d,3H)、1.15(s,3H)、1.09(s
,3H); 分析:C2827NOについての計算値:C,81.58;H,6.85;
N,3.52。実測値:C,81.23;H,7.18;N,3.36。
【0213】 実施例25 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1の鏡像異性体。 スペクトルデータは実施例1と同じである。 [α]=+85.1; 滞留時間=Chiralcel OJ 4.6x250mmHPLCカラムにお
いて11.68分; 溶媒: 95:5 ヘキサン:エタノール; 流量: 1mL/分。
【0214】 実施例26 (±)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フ
ェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1の鏡像異性体。スペクトルデータは実施例1と同じである。 [α]=−84.9; 滞留時間=Chiralcel OJ 4.6x250mmHPLCカラムにお
いて15.27分; 溶媒: 95:5 ヘキサン:エタノール; 流量: 1mL/分。
【0215】 実施例27 5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン THF(5mL)中の実施例1F(0.052g、0.162ミリモル)を0
℃に冷却し、ジメチルエーテル(4.4mL、1.68ミリモル)中の0.38
M 3,5−ジメチルフェニルマグネシウムブロミドを滴下し、室温に温め、1
4時間攪拌し、飽和NHClと酢酸エチルの間に分配し、酢酸エチルで抽出し
た。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残
渣を、10〜25%からの勾配の酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフ
ラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0216】 ラクトール(0.043g、0.101ミリモル)を、ジクロロメタン(7m
L)に溶解し、トリエチルシラン(0.16mL、1.01ミリモル)を加え、
0℃に冷却し、BF・OEt(0.12mL、1.01ミリモル)を加え、
室温に温め、19時間攪拌し、NaHCOを加え、酢酸エチルで抽出した。抽
出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。残渣を、5〜10
%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーに
よって精製して、所望の化合物を得た。
【0217】 MS(DCI/NH)m/z412(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、6.
92(t,1H)、6.78(m,3H)、6.70(d,1H)、6.69(
s,1H)、6.56(dd,1H)、6.47(dd,1H)、6.19(d
,1H)、5.39(s,1H)、3.79(s,3H)、2.11(s,6H
)、1.85(s,3H)、1.22(s,3H)、1.15(s,3H); 分析:C2829NOについての計算値:C,81.72;H,7.10;
N,3.40。実測値:C,81.59;H,7.54;N,3.16。
【0218】 実施例28 5−(4−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび4−クロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例1Gお
よび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0219】 MS(DCI/NH)m/z418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
24(q,4H)、6.92(t,1H)、6.76(s,1H)、6.70(
d,1H)、6.57(d,1H)、6.43(d,1H)、6.24(br
s,1H)、5.20(brs,1H)、3.79(s,3H)、1.83(s
,3H)、1.24(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2624NOClについての計算値:C,74.72;H,5.7
9;N,3.35。実測値:C,74.73;H,5.68;N,3.29。
【0220】 実施例29 5−(3,4−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3,4−ジメチルフェニルマグネシウムブロミドを、実施例
1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0221】 MS(DCI/NH)m/z412(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6.
94(s,1H)、6.82(q,2H)、6.78(d,1H)、6.67(
d,1H)、6.53(d,1H)、6.42(d,1H)、6.17(s,1
H)、5.37(s,1H)、3.78(s,3H)、2.08(s,6H)、
1.84(s,3H)、1.22(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2829N・0.5HOについての計算値:C,79.97;
H,7.19;N,3.33。実測値:C,79.94;H,7.25;N,2
.98。
【0222】 実施例30 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび4−フルオロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例11
のように処理して、所望の化合物を得た。
【0223】 MS(DCI/NH)m/z402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,1H)、7.
16(m,2H)、7.03(t,2H)、6.88(t,1H)、6.71(
s,1H)、6.68(d,1H)、6.55(d,1H)、6.41(d,1
H)、6.22(s,1H)、5.38(s,1H)、3.79(s,3H)、
1.82(s,3H)、1.23(s,3H)、1.14(s,3H)。
【0224】 実施例31 5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例2Bおよび4−フルオロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例11
のように処理して、所望の化合物を得た。
【0225】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7
.98(s,1H)、7.00(s,1H)、6.93(d,1H)、6.75
(d,1H)、6.59(d,1H)、6.49(d,1H)、6.38(s,
1H)、5.46(s,1H)、3.79(s,3H)、1.87(s,3H)
、1.21(s,3H)、1.19(s,3H); HRMS C2823Nについての計算値m/z:519.1633
(M+H)。実測値:519.1646。 分析:C2823NO・1.25HOについての計算値:C,62.
05;H,4.74;N,2.58。実測値:C,61.96;H,4.70;
N,2.35。
【0226】 実施例32 (−)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例19の鏡像異性体。; スペクトルデータは実施例19と同じである。
【0227】 [α]=−208.0。 滞留時間=Regis(R,R)−WhelkO1 Kromasil 4.6
x250mmHPLCカラムにおいて6.89分; 溶媒: 86:10:3 ヘキサン:ジクロロメタン:エタノール; 流量: 1mL/分。
【0228】 実施例33 (+)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例19の鏡像異性体。スペクトルデータは実施例19と同じである。
【0229】 [α]=+210.7; 滞留時間=Regis(R,R)−WhelkO1 Kromasil 4.6
x250mmHPLCカラムにおいて8.63分; 溶媒: 86:10:3 ヘキサン:ジクロロメタン:エタノール; 流量: 1mL/分。
【0230】 実施例34 5−(3,5−ジフルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび3,5−ジフルオロフェニルマグネシウムブロミドを、実施
例11のように処理して、所望の化合物を得た。
【0231】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7
.05(m,1H)、6.93(t,1H)、6.79(s,3H)、6.71
(d,1H)、6.59(9,1H)、6.50(d,1H)、6.30(s,
1H)、5.43(s,1H)、3.81(s,3H)、1.87(s,3H)
、1.23(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS C2623Nについての計算値m/z:419.1697
(M+H)。実測値:419.1702。 分析:C2623N・0.5HOについての計算値:C,72.8
8;H,5.65;N,3.27。実測値:C,72.62;H,5.58;N
,3.06。
【0232】 実施例35 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N−テトラメチル−N−フ
ェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アミン 実施例1FおよびN−メチルアニリンを、実施例2のように処理して、所望の
化合物を得た。
【0233】 MS(DCI/NH)m/z306(M−NMePh) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,1H)、7.
25(t,2H)、7.08(m,2H)、6.99(t,1H)、6.86(
s,1H)、6.80(t,1H)、6.70〜6.65(m,2H)、6.4
1(d,1H)、6.26(br s,1H)、5.39(br s,1H)、
3.87(s,3H)、2.47(s,3H)、1.74(s,3H)、1.2
4(s,3H)、1.11(s,3H)。
【0234】 実施例36 (−)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(
2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2を、10%エタノール/ヘキサンを使用してChiralcel O
Jにおけるフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得
た。
【0235】 [α]=−1.8(c 1.2,CHCl; MS(DCI/NH)m/z348(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7.
07(t,1H)、6.71(d,1H)、6.60(d,1H)、6.52(
d,1H)、6.12(br s,1H)、5.82(m,1H)、5.76(
dd,1H)、5.44(br s,1H)、5.01(m,2H)、3.86
(s,3H)、2.44(m,1H)、2.20(m,1H)、2.16(s,
3H)、1.17(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2325NOについての計算値:C,79.51;H,7.25;
N,4.03。実測値:C, 9.34;H,7.00;N,4.07。
【0236】 実施例37 (+)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2を、10%エタノール/ヘキサンを使用してChiralcel O
Jにおけるフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得
た。
【0237】 [α]=+2.1(c 1.1,CHCl); MS(DCI/NH)m/z348(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7.
07(t,1H)、6.71(d,1H)、6.60(d,1H)、6.52(
d,1H)、6.12(br s,1H)、5.82(m,1H)、5.76(
dd,1H)、5.44(br s,1H)、5.01(m,2H)、3.86
(s,3H)、2.44(m,1H)、2.20(m,1H)、2.16(s,
3H)、1.17(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2325NOについての計算値:C,79.51;H,7.25;
N,4.03。実測値:C,79.29;H,7.01;N,3.92。
【0238】 実施例38 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびトリエチルシランを、実施例2のように処理して、所望の化
合物を得た。
【0239】 MS(DCI/NH)m/z308(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.82(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.72(dd,1H)、6.58(d,1H)、6.57
(dd,1H)、6.13(d,1H)、5.39(t,1H)、5.10(s
,2H)、3.84(s,3H)、2.02(d,3H)、1.18(s,6H
); 分析:C2021NO・0.1HOについての計算値:C,77.69;
H,6.91;N,4.53。実測値:C,77.60;H,7.15;N,4
.33。
【0240】 実施例39 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N,N−ジメチルベ
ンゼンアミン 実施例2BおよびN,N−ジメチルアニリンを、実施例2のように処理して、
所望の化合物を得た。
【0241】 MS(DCI/NH)m/z427(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6.
95(d,2H)、6.88(t,1H)、6.57(d,1H)、6.64(
s,1H)、6.53(m,3H)、6.39(d,1H)、6.14(d,1
H)、5.35(s,1H)、3.79(s,3H)、2.80(s,6H)、
1.84(s,3H)、1.21(s,3H)、1.13(s,3H); 分析:C2830・0.25HOについての計算値:C,78.0
2;H,7.13;N,6.50。実測値:C,78.29;H,7.38;N
,6.01。
【0242】 実施例40 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−メ
トキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−メトキシチオフェンを、実施例2のように処理して、所
望の化合物を得た。
【0243】 MS(DCI/NH)m/z420(M+H) H NMR(500MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6.
97(d,1H)、6.73(s,1H)、6.67(d,1H)、6.63(
d,1H)、6.46(d,1H)、6.20(d,1H)、6.18(s,1
H)、5.96(d,4H)、5.39(s,1H)、3.82(s,3H)、
3.72(s,3H)、1.98(s,3H)、1.21(s,3H)、1.1
3(s,3H); 分析:C2525NOSについての計算値:C,71.57;H,6.01
;N,3.34。実測値:C,71.54;H,5.99;N,3.17。
【0244】 実施例41 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−プ
ロピル−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−プロピルチオフェンを、実施例2のように処理して、所
望の化合物を得た。
【0245】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、6
.95(t,1H)、6.84(s,1H)、6.67(d,1H)、6.61
(d,1H)、6.51(d,1H)、6.46(d,1H)、6.41(d,
1H)、6.18(m,1H)、5.39(s,1H)、3.82(s,3H)
、2.59(t,2H)、1.96(s,3H)、1.50(h,2H)、1.
20(s,3H)、1.14(s,3H)、0.83(t,3H); HRMS C2729NOSについての計算値m/z:431.1919(
M+H)。実測値:431.1911。
【0246】 実施例42 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例2Bおよび4−フェニルモルホリンを、実施例2のように処理して、所
望の化合物を得た。
【0247】 MS(DCI/NH)m/z469(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
00(d,2H)、6.92(t,1H)、6.76(d,2H)、6.68(
d,2H)、6.55(d,1H)、6.40(d,1H)、6.16(m,1
H)、5.36(s,1H)、3.79(s,3H)、3.62(m,4H)、
3.05(m,4H)、1.81(s,3H)、1.22(s,3H)、1.1
3(s,3H); 分析:C3032・0.5HOについての計算値:C,75.45
;H,6.96;N,5.87。実測値:C,75.46;H,6.69;N,
5.31。
【0248】 実施例43 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−3,3−ジメチル−
2−ブタノン 実施例2Bおよび(2,2−ジメチル−1−メチレンプロポキシ)トリメチル
シランを、実施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0249】 MS(DCI/NH)m/z406(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.95(d,1H)、7.
04(t,1H)、6.71(d,1H)、6.60(d,1H)、6.41(
d,1H)、6.33(d,1H)、6.15(br s,1H)、5.43(
s,1H)、3.87(s,3H)、3.26(m,1H)、2.36(m,1
H)、2.13(s,3H)、1.16(s,3H)、1.15(s,3H)、
0.89(s,9H); 分析:C2631NO・0.33HOについての計算値:C,75.90
;H,7.76;N,3.40。実測値:C,75.91;H,8.17;N,
3.62。
【0250】 実施例44 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボニトリル 実施例2Bおよびシアノトリメチルシランを、実施例2のように処理して、所
望の化合物を得た。
【0251】 MS(DCI/NH)m/z333(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7.
20(t,1H)、6.89(d,1H)、6.84(s,1H)、6.74(
d,8H)、6.73(d,1H)、6.46(s,1H)、5.51(s,1
H)、3.90(s,3H)、2.22(s,3H)、1.29(s,3H)、
1.09(s,3H); 分析:C2120・0.25HOについての計算値:C,74.8
7;H,6.13;N,8.31。実測値:C,75.00;H,6.23;N
,8.34。
【0252】 実施例45 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2−プロパノン 実施例2Bおよび2−(トリメチルシロキシ)−プロペンを、実施例2のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0253】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(t,1H)、7
.04(t,1H)、6.71(d,1H)、6.58(d,1H)、6.48
(d,1H)、6.20(dd,1H)、6.16(s,1H)、5.4(s,
1H)、3.87(s,3H)、2.91(q,1H)、2.16(s,3H)
、2.04(s,3H)、1.15(d,6H); HRMS C2325Nについての計算値m/z:363.1834(M
+H)。実測値:363.1843。 分析:C2325NO・0.33HOについての計算値:C,74.79
;H,7.00;N,3.79。実測値:C,74.77;H,7.14;N,
3.67。
【0254】 実施例46 メチル2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセテート 実施例2Bおよび1−メトキシ−1−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチレ
ンを、実施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0255】 MS(DCI/NH)m/z380(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
11(t,1H)、6.78(d,1H)、6.66(d,1H)、6.53(
d,1H)、6.27(d,1H)、6.22(s,2H)、5.52(s,1
H)、3.93(s,3H)、3.67(s,3H)、2.70(dd,1H)
、2.64(d,1H)、2.27(s,3H)、1.22(d,6H); 分析:C2325N・0.5HOについての計算値:C,71.12;
H,6.75;N,3.61。実測値:C,71.46;H,6.81;N,3
.45。
【0256】 実施例47 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−1−フェニルエタノ
ン 実施例2Bおよび1−フェニル−1−(トリメチルシロキシ)エチレンを、実
施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0257】 MS(DCI/NH)m/z380(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
72(d,2H)、7.59(t,1H)、7.40(t,2H)、6.93(
t,1H)、6.70(d,1H)、6.61(d,1H)、6.43(d,1
H)、6.25(d,1H)、6.18(s,1H)、5.44(s,1H)、
3.90(s,3H)、3.66(q,1H)、2.95(d,1H)、2.1
6(s,3H)、1.16(s,6H); HRMS C2827Nについての計算値m/z:425.1991(M
+H)。実測値:425.2005。
【0258】 実施例48 5−[2−(クロロメチル)−2−プロペニル]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例2Bおよび2−クロロメチル−3−トリメチルシリル−1−プロペンを
、実施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0259】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7
.03(t,1H)、6.69(d,1H)、6.59(d,1H)、6.44
(d,1H)、6.15(s,1H)、5.96(dd,1H)、5.45(s
,1H)、5.27(s,1H)、4.95(s,1H)、4.17(q,2H
)、3.87(s,3H)、2.55(d,1H)、2.26(dd,1H)、
2.20(s,3H)、1.15(d,6H); HRMS C2426ClNについての計算値m/z:395.1652
(M+H)。実測値:395.1645; 分析:C2426ClN・0.333HOについての計算値:C,71
.73;H,6.69;N,3.49。実測値:C,71.71;H,6.32
;N,3.35。
【0260】 実施例49 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、アセ
テート(エステル) 実施例2Bおよび2−[(トリメチルシリル)メチル]−2−プロペン−1イ
ルアセテートを、実施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0261】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7
.10(t,1H)、6.75(dd,1H)、6.65(d,1H)、6.5
0(d,1H)、6.18(s,1H)、5.98(dd,1H)、5.51(
s,1H)、5.16(s,1H)、4.98(s,1H)、4.48(q,2
H)、3.93(s,3H)、2.25(s,3H)、1.22(s,6H);
HRMS C2629Nについての計算値m/z:419.2097(M
+H)。実測値:419.2095。 分析:C2629N・0.25HOについての計算値:C,73.65
;H,7.01;N,3.30。実測値:C,73.83;H,6.91;N,
3.20。
【0262】 実施例50 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(4−メ
チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび4−メチルフェニルマグネシウムブロミドを、実施例1Gお
よび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0263】 MS(DCI/NH)m/z398(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
02(q,4H)、6.89(t,1H)、6.72(s,1H)、6.69(
d,1H)、6.55(d,1H)、6.41(d,1H)、6.18(br
s,1H)、5.37(br s,1H)、3.79(s,3H)、2.18(
s,3H)、1.83(s,3H)、1.23(s,3H)、1.14(s,3
H); 分析:C2727NOについての計算値:C,81.58;H,6.85;
N,3.52。実測値:C,81.56;H,7.25;N,3.29。
【0264】 実施例51 5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例2Bおよび3−フルオロ−4−メチルフェニルマグネシウムブロミドを
、実施例11のように処理して、所望の化合物を得た。
【0265】 MS(DCI/NH)m/z416(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
11(t,1H)、6.95〜6.84(m,3H)、6.74(s,1H)、
6.71(d,1H)、6.57(d,1H)、6.46(d,1H)、6.2
3(s,1H)、5.39(s,1H)、3.79(s,3H)、2.11(s
,3H)、1.85(s,3H)、1.22(s,3H)、1.14(s,3H
); 分析:C2726NOFについての計算値:C,78.05;H,6.31
;N,3.37。実測値:C,77.80;H,6.51;N,3.06。
【0266】 実施例52 5−(3−ブロモフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3−ブロモフェニルマグネシウムブロミドを、実施例1Gお
よび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0267】 MS(DCI/NH)m/z462(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
36(m,1H)、7.30(m,1H)、7.17(m,2H)、6.93(
t,1H)、6.79(s,1H)、6.72(d,1H)、6.58(d,1
H)、6.48(d,1H)、6.24(br s,1H)、5.41(br
s,1H)、3.80(s,1H)、1.85(s,3H)、1.23(s,1
H)、1.16(s,1H)。
【0268】 実施例53 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
ルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびベンジルマグネシウムブロミドを、実施例11のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0269】 MS(DCI/NH)m/z398(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
31〜7.18(m,3H)、7.12(m,3H)、6.75(d,1H)、
6.63(d,1H)、6.46(d,1H)、6.15(d,1H)、5.9
3(dd,1H)、5.43(s,1H)、3.89(s,3H)、2.98(
dd,1H)、2.74(dd,1H)、2.23(s,3H)、1.16(s
,3H)、1.15(s,3H); 分析:C2727NO・0.25HOについての計算値:C,80.67
;H,6.89;N,3.43。実測値:C,80.78;H,7.08;N,
3.26。
【0270】 実施例54 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−プロピル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびプロピルマグネシウムブロミドを、実施例11のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0271】 MS(DCI/NH)m/z350(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.69(d,1H)、6.58(d,1H)、6.54(
d,1H)、6.10(d,1H)、5.70(m,1H)、5.44(s,1
H)、3.85(s,3H)、2.16(s,3H)、1.70(m,1H)、
1.43〜1.31(m,3H)、1.16(s,3H)、1.14(s,3H
)、0.83(t,3H); 分析:C2327NOについての計算値:C,79.05;H,7.79;
N,4.01。実測値:C,78.76;H,7.86;N,3.84。
【0272】 実施例55 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび4−フルオロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例11
のように処理して、所望の化合物を得た。
【0273】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、7
.11(d,1H)、6.92(m,2H)、6.71(s,1H)、6.68
(s,1H)、6.55(d,1H)、6.43(d,1H)、6.21(s,
1H)、5.39(s,1H)、3.99(s,3H)、2.11(s,3H)
、1.84(s,3H)、1.22(s,3H)、1.14(s,3H); HRMS:C2726NFについての計算値:415.1948(M+H
。実測値:415.1947。
【0274】 実施例56 5−(3−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび3−フルオロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例11
のように処理して、所望の化合物を得た。
【0275】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,1H)、7
.22(q,1H)、6.90(m,4H)、6.78(s,1H)、6.73
(d,1H)、6.56(d,1H)、6.46(d,1H)、6.24(s,
1H)、5.40(s,1H)、3.79(s,3H)、1.85(s,3H)
、1.20(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS C2624NFについての計算値m/z:402.1869(
M+H)。実測値:402.1865。 分析:C2624FN・2.25HOについての計算値:C,70.6
5;H,6.50;N,3.17。実測値:C,70.56;H,6.18;N
,2.83。
【0276】 実施例57 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,5−テトラメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびメチルマグネシウムヨージドを、実施例11のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0277】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.91(d,1H)、7
.02(8,1H)、6.67(d,1H)、6.54(s,1H)、6.52
(d,1H)、6.08(s,1H)、5.87(q,1H)、5.43(s,
1H)、3.85(s,3H)、2.16(s,3H)、1.25(d,3H)
、1.18(s,3H)、1.13(s,3H); HRMS C2123Nについての計算値m/z:321.1729(M
+H)。実測値:321.1728。
【0278】 実施例58 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メ
チルエチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−プロピルマグネシウムクロリドを、実施例11のように
処理して、所望の化合物を得た。
【0279】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、7
.03(t,1H)、6.57(d,1H)、6.45(d,1H)、6.53
(d,1H)、6.18(s,1H)、5.45(s,1H)、5.31(d,
1H)、3.85(s,1H)、2.16(s,3H)、1.79(m,1H)
、1.30(s,3H)、1.01(s,3H)、0.93(d,3H)、0.
62(d,3H); HRMS C2327Nについての計算値m/z:349.2042(M
+H)。実測値:349.2041。
【0280】 実施例59 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−メ
チルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびsec−ブチルマグネシウムクロリドを、実施例11のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0281】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.93(d,1H)、7
.03(t,1H)、6.67(d,1H)、6.51(q,2H)、6.08
(s,1H)、5.77(dd,1H)、5.43(s,1H)、3.85(s
,3H)、2.18(s,3H)、1.72(m,2H)、1.76(d,6H
)、0.86(d,3H)、0.74(d,3H); HRMS C2429Nについての計算値m/z:363.2198(M
+H)。実測値:363.2208。 分析:C2429NOについての計算値:C,79.30;H,8.04;
N,3.85。実測値:C,79.63;H,7.83;N,3.89。
【0282】 実施例60 5−エチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびエチルマグネシウムブロミドを、実施例11のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0283】 MS(DCI/NH)m/z336(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.92(d,1H)、7.
03(t,1H)、6.67(d,1H)、6.54(t,2H)、6.10(
s,1H)、5.55(dd,1H)、5.44(s,1H)、3.84(s,
3H)、2.16(s,3H)、1.63(m,1H)、1.44(m,1H)
、1.15(s,6H)、0.84(t,3H); 分析:C2225N・2.25HOについての計算値:C,77.73
;H,7.56;N,4.12。実測値:C,77.95;H,7.60;N,
4.07。
【0284】 実施例61 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボキシイミド酸エチルエステル エタノール(5mL)中の実施例44(0.040g、0.120ミリモル)
の溶液を、−5℃に冷却し、塩化水素ガスで飽和し、−5℃で10分間攪拌し、
室温で14時間攪拌し、NaHCOで中和し、ジエチルエーテルで抽出した。
抽出物を乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮して、所望の化合物を得た。
【0285】 MS(DCI/NH)m/z379(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.95(d,1H)、7.
32(s,1H)、7.05(t,1H)、6.69(t,2H)、6.61(
d,1H)、6.22(s,1H)、6.14(s,1H)、5.44(s,1
H)、3.92(m,2H)、3.82(s,3H)、2.06(s,3H)、
1.20(s,3H)、1.12(s,3H)、1.02(t,3H)。
【0286】 実施例62 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン 1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール 1:1のメタノール/水(10mL)中の実施例49(0.060g、0.1
43ミリモル)の溶液に、KCO(0.080g、1.0ミリモル)を加え
、室温で24時間攪拌し、10%HClで中和し、酢酸エチルで抽出した。抽出
物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、2
5%ジクロロメタン/酢酸エチルを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0287】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7
.72(d,2H)、7.59(t,1H)、7.40(t,2H)、6.93
(t,1H)、6.70(d,1H)、6.61(d,1H)、6.43(d,
1H)、6.25(d,1H)、6.18(s,1H)、5.44(s,1H)
、3.90(s,3H)、3.66(q,1H)、2.95(d,1H)、2.
16(s,3H)、1.16(s,6H); HRMS C2827Nについての計算値m/z:425.1991(M
+H)。実測値:425.2005。
【0288】 実施例63 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド 実施例46を、THF中において水酸化リチウムで加水分解して、対応する酸
を得、次にN,N−ジメチルアミンおよび1−(3−ジメチルアミノプロピル)
−3−エチルカルボジイミドに結合させて、所望の化合物を得る。
【0289】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7
.04(t,1H)、6.70(d,1H)、6.59(d,1H)、6.46
(d,1H)、6.26(d,1H)、6.15(s,1H)、5.44(s,
1H)、3.86(s,3H)、2.88(q,1H)、2.81(s,3H)
、2.55(s,3H)、2.25(s,1H)、2.19(s,3H)、1.
15(s,6H); HRMS C2428についての計算値m/z:392.2100(
M+H)。実測値:392.2104。 分析:C2428についての計算値:C,73.44;H,7.19
;N,7.14。実測値:C,73.17;H,7.19;N,6.85。
【0290】 実施例64 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−エタンアミン ジエチルエーテル中の実施例63の溶液を、室温において水素化リチウムアル
ミニウムで還元して、所望の化合物を得た。
【0291】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.93(d,1H)、7
.03(t,1H)、6.68(8,1H)、6.54(t,1H)、6.12
(s,1H)、5.76(dd,1H)、5.44(s,1H)、3.85(s
,3H)、2.18(s,3H)、2.05(s,6H)、1.18(s,3H
)、1.14(s,3H); HRMS C2430についての計算値m/z:378.2307(
M+H)。実測値:378.2307。
【0292】 実施例65 N−シクロプロピル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド 実施例46およびシクロプロピルメチルアミンを、実施例63のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0293】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7
.70(d,1H)、7.03(t,1H)、6.68(d,1H)、6.58
(d,1H)、6.43(d,)、6.23(dd,1H)、6.13(s,1
H)、5.43(s,1H)、3.85(s,3H)、2.51(m,2H)、
2.07(d,1H)、2.03(s,3H)、1.17(s,3H)、1.1
3(s,3H)、0.60(m,2H)、0.31(s,2H); HRMS C2528についての計算値m/z:404.2100(
M+H)。実測値:404.2092。
【0294】 実施例66 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
ロピニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−プロピニルマグネシウムブロミドを、実施例11のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0295】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.97(d,1H)、7
.06(t,1H)、6.71(d,1H)、6.56(q,2H)、6.16
(s,1H)、5.88(q,1H)、5.44(s,1H)、3.86(s,
3H)、2.82(q,1H)、2.41(q,1H)、2.19(s,3H)
、1.16(s,3H); HRMS C2323Nについての計算値m/z:345.1729(M
+H)。実測値:345.1738。
【0296】 実施例67 5−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2(5H)−フラノ
ン 実施例2Bおよび2−トリメチルシロキシフランを、実施例2Cのように処理
して、所望の化合物を得た。
【0297】 MS(DCI/NH)m/z 390(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.11(d,1H)、7
.13(dd,1H)、6.75(d,1H)、6.72(d,1H)、6.6
4(d,1H)、6.37(d,1H)、6.25(dd,1H)、6.23(
d,1H)、5.83(d,1H)、5.47(s,1H)、5.12(dd,
1H)、3.87(s,3H)、2.03(s,3H)、1.30(s,3H)
、1.09(s,3H); 分析:C2423NOについての計算値:C,74.02;H,5.95;
N,3.60。実測値:C,73.89;H,5.94;N,3.51。
【0298】 実施例68 5−(3−ブテニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび3−ブテニルマグネシウムブロミドを、実施例11のように
処理して、所望の化合物を得た。
【0299】 MS(DCI/NH)m/z362(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.68(d,1H)、6.58(d,1H)、6.57(
d,1H)、6.10(s,1H)、5.78(dddd,1H)、5.65(
dd,1H)、5.44(s,1H)、5.00(dd,1H)、4.93(d
d,1H)、3.85(s,3H)、2.16(s,3H)、2.10(m,2
H)、1.78(m,1H)、1.45(bm,1H)、1.16(s,3H)
、1.14(s,3H); HRMS C2427NOについての計算値m/z:361.2042(M
+H)。実測値:361.2039。
【0300】 実施例69 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール 0℃におけるTHF(4mL)中の実施例2(52.0mg、0.15ミリモ
ル)に、0.5M 9−BBN(600μL、0.30ミリモル)を滴下し、室
温で一晩攪拌し、0℃に冷却し、2.5M NaOH(400μL、1.0ミリ
モル)、および30%H(250μL)を順に加え、室温で2時間攪拌し
、1:1の酢酸エチル/水に分配し、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブライン
で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、30%酢酸エ
チル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精
製して、所望の化合物を得た。
【0301】 MS(DCI/NH)m/z366(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.68(d,1H)、6.58(d,1H)、6.53(
d,1H)、6.10(s,1H)、5.70(dd,1H)、5.44(s,
1H)、4.36(t,1H)、3.85(s,3H)、3.33(m,2H)
、2.16(s,3H)、1.40〜1.75(bm,4H)、1.17(s,
3H)、1.14(s,3H); HRMS C2327NOについての計算値m/z:365.1991(M
+H)。実測値:365.1991。
【0302】 実施例70 10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例70A 実施例3C(0.208g、0.493ミリモル)およびテトラエチル錫(0
.444g、1.89ミリモル)を、80℃において16時間にわたって、1−
メチル−2−ピロリジノン(3mL)中の(1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)フェロセン)パラジウム(II)−クロリド−ジクロロメタン(0.039
g、0.047ミリモル)と合わせ、濃縮して、所望の化合物を得た。
【0303】 実施例70 10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例70Aを、実施例1F、1G、および1のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0304】 MS(DCI/NH)m/z382(M+H) H NMR(300MHz、DMSO)δ7.37(d,1H)、7.21〜
7.16(m,5H)、6.85(dd,1H)、6.75(s,1H)、6.
73(dd,1H)、6.68(d,1H)、6.58(dd,1H)、6.2
1(s,1H)、5.39(s,1H)、3.02〜2.75(m,2H)、1
.79(s,3H)、1.24(s,3H)、1.15(s,3H)、1.15
(m,3H); HRMS C2727NOについての計算値:381.2093(M+H) 。実測値:381.2096。
【0305】 実施例71 2,5−ジヒドロ−2,2,4,10−テトラメチル−5−フェニル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例3Cを、実施例70のように処理して、所望の化合物を得た。
【0306】 MS(DCI/NH)m/z368(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.44(d,1H)、7.
21〜7.12(m,5H)、6.82(dd,1H)、6.74(d,1H)
、6.71(s,1H)、6.69(dd,1H)、6.59(dd,1H)、
6.21(s,1H)、5.39(s,1H)、2.51(s,3H)、1.8
0(s,3H)、1.25(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS 2625NOについての計算値m/z:367.1936(M+H
。実測値:367.1931。
【0307】 実施例72 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例70Aおよび3,5−ジクロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施
例1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0308】 MS(DCI/NH)m/z450(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.43(d,1H)、7.
43(t,1H)、7.18(d,2H)、6.91(dd,1H)、6.80
(dd,1H)、6.78(d,1H)、6.72(s,1H)、6.62(d
d,1H)、6.35(s,1H)、5.42(s,1H)、3.15〜2.7
5(m,2H)、1.79(s,3H)、1.27(s,3H)、1.14(s
,3H)、1.13(t,3H); HRMS C2725NOClについての計算値m/z:449.1313
(M+H)。実測値:449.1330。
【0309】 実施例73 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テ
トラメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン
【0310】
【化42】 実施例73A 実施例3Cおよび3,5−ジクロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例
72に記載のように処理して、所望の化合物を得た。
【0311】 MS(DCI/NH)m/z539(M+H)
【0312】 実施例73 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テ
トラメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン 実施例73Aを、実施例3のように処理して、所望の化合物を得た。
【0313】 MS(DCI/NH)m/z451(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.91(d,1H)、7.
45(dd,1H)、7.20(m,2H)、6.83(dd,1H)、6.7
5(d,1H)、6.71(s,1H)、6.22(dd,1H)、6.18(
s,1H)、6.17(dd,1H)、5.57(d,1H)、5.44(s,
1H)、2.65(d,3H)、1.85(s,3H)、1.24(s,3H)
、1.15(s,3H); HRMS C2624OClについての計算値m/z:450.126
6(M+H)。実測値:450.1267。
【0314】 実施例74 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−N−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン−10−アミン 実施例73Aを、実施例3のように処理して、所望の化合物を得た。
【0315】 MS(DCI/NH)m/z477(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、7.
49(dd,1H)、7.27(d,2H)、6.82(dd,1H)、6.7
7(d,1H)、6.75(s,1H)、6.25(dd,1H)、6.21(
s,1H)、6.20(dd,1H)、5.95〜5.86(m,1H)、5.
69〜5.65(m,1H)、5.48(s,1H)、5.18〜5.12(m
,1H)、5.11〜5.06(m,1H)、3.78〜3.70(m,2H)
、1.88(s,3H)、1.30(s,3H)、1.20(s,3H); HRMS C2826OClについての計算値m/z:476.142
2(M+H)。実測値:476.1428。
【0316】 実施例75 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
ロピニルオキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例7および臭化ブロパルギルを、実施例9Aのように処理して、所望の化
合物を得た。
【0317】 MS(DCI/NH)m/z408(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ1.12(s,3H)、1.
23(s,3H)、1.83(s,3H)、3.59(t,1H)、4.81(
d,2H)、5.39(br s,1H)、6.19(br s,1H)、6.
47(d,1H)、6.61(d,1H)、6.71(d,1H)、6.78(
s,1H)、6.90(t,1H)、7.14〜7.22(m,5H)、8.0
2(d、1H); 分析:C2825NOについての計算値:C,82.53;H,6.18;
N,3.44。実測値:C,82.64;H,6.31;N,3.38。
【0318】 実施例76 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
ロペニルオキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例7および臭化アリルを、実施例9Aのように処理して、所望の化合物を
得た。
【0319】 MS(DCI)m/z410(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ1.15(s,3H)、1.
23(s,3H)、1.84(s,3H)、4.51〜4.64(m,2H)、
5.26(dq,1H)、5.39(br s,1H)、5.40(dq,1H
)、6.12(ddt,1H)、6.21(br s,1H)、6.44(dd
,1H)、6.55(dd,1H)、6.69(d,1H)、6.77(s,1
H)、6.88(t,1H)、7.15〜7.24(m,5H)、8.06(d
,1H); HRMS C2827NOについての計算値m/z:409.2042(M
+H)。実測値:409.2039。
【0320】 実施例77 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−メタノール アルゴン下、−78℃におけるジクロロメタン(3mL)中の実施例4(32
mg、0.085ミリモル)の溶液に、シクロヘキサン(0.400mL、0.
40ミリモル)中の水素化ジイソブチルアルミニウム(1.0M)を滴下し、3
.5時間で0℃に温め、ロシェル塩を加え、分離し、酢酸エチルで抽出した。抽
出物を乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残渣を2個の10x20cm
、0.25mm厚のシリカゲルプレートに入れ、ヘキサンで3回、次に酢酸エチ
ル/ヘキサン(10:90)で溶離した。生成物バンドを掻き取り、酢酸エチル
で抽出して、所望の化合物を得た。
【0321】 MS(DCI/NH)m/z348(M+H) H NMR δ7.47(d,1H)、7.14(m,2H)、6.80(d
d,1H)、6.64(d,1H)、6.17(m,1H)、5.81(ddm
,1H)、5.73(dd,1H)、5.46(m,1H)、5.32(dd,
1H)、5.02(dm,1H)、4.94(dm,1H)、4.62(m,2
H)、2.30(m,2H)、2.17(s,3H)、1.19(s,3H)、
1.16(s,3H); HRMS C2325NOについての計算値m/z:347.1885(M
+H)。実測値:347.1897。
【0322】 実施例78 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸 実施例74およびクロロトリス(トリフェニルホスフェート)ロジウム(I)
クロリドを、実施例3のように処理して、所望の化合物を得た。
【0323】 MS(DCI/NH)m/z437(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.91(d,1H)、7.
44(dd,1H)、7.19(d,2H)、6.74(d,1H)、6.70
(s,1H)、6.69(dd,1H)、6.26(dd,1H)、6.22(
s,1H)、6.11(dd,1.0Hz,1H)、5.43(s,1H)、5
.15(s,2H)、1.84(s,3H)、1.23(s,3H)、1.15
(s,3H)。
【0324】 実施例79 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例9Aおよび3,5−ジクロロフェニルマグネシウムブロミドを、実施例
1Gおよび1のように処理して、所望の化合物を得た。
【0325】 MS(DCI)m/z466(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.10(d,1H)、7.
46(t,1H)、7.13(d,2H)、6.95(dd,1H)、6.81
(s,1H)、6.72(d,1H)、6.60(d,1H)、6.51(d,
1H)、6.32(d,1H)、5.44(s,1H)、3.99〜4.12(
m,1H)、1.87(s,3H)、1.37(t,3H)、1.23(s,3
H)、1.20(s,3H); HRMS C2725NOClについての計算値m/z:465.126
2(M+H)。実測値:465.1277。
【0326】 実施例80 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール 実施例7Aおよび3,5−ジクロロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例
7Bおよび7のように処理して、所望の化合物を得た。
【0327】 MS(DCI)m/z438,440(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.79(s,1H)、8.
18(d,1H)、7.44(t,1H)、7.12(dd,2H)、6.79
(d,1H)、6.77(s,1H)、6.73(d,1H)、6.45(d,
1H)、6.28(dd,1H)、6.23(d,1H)、5.43(s,1H
)、1.87(d,3H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS C2521ClNOについての計算値m/z:437.094
9(M+H)。実測値:437.0955。
【0328】 実施例81 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−イル]メチル
カーボネート 実施例80およびメチルクロロホルメートを、実施例7Bおよび7のように処
理して、所望の化合物を得た。
【0329】 MS(DCI/NH)m/z496(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.58(d,1H)、7.
45(t,1H)、7.24(m,2H)、7.02(t,1H)、6.82(
s,1H)、6.80(dd,1H)、6.75(dd,1H)、6.74(d
,1H)、6.48(s,1H)、5.43(s,1H)、3.79(s,3H
)、1.79(s,3H)、1.25(s,3H)、1.13(s,3H); 分析:C2723NOClについての計算値:C,65.33;H,4.
67;N,2.82。実測値:C,65.12;H,4.55;N,2.79。
【0330】 実施例82 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール 実施例7Aおよびアリルマグネシウムブロミドを、実施例7Bおよび7のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0331】 MS(DCI/NH)m/z334(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.77(s,1H)、8.
10(d,1H)、6.88(t,1H)、6.58(d,1H)、6.53(
d,1H)、6.35(d,1H)、6.05(s,1H)、5.89〜5.7
2(m,2H)、5.44(s,1H)、5.03(d,1H)、4.99(d
,1H)、2.50〜2.40(m,1H)、2.25〜2.18(m,1H)
、2.16(s,3H)、1.16(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS C2223NOについての計算値m/z:333.1729(M
+H)。実測値:333.1734。
【0332】 実施例83 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリ
メチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 実施例82およびジブロモジフルオロメタンを、実施例7Bおよび7のように
処理して、所望の化合物を得た。
【0333】 MS(DCI/NH)m/z462(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.60(d,1H)、7.
21(t,1H)、7.0(m,1H)、6.95(dd,1H)、6.64(
d,1H)、6.35(s,1H)、5.85〜5.76(m,2H)、5.4
6(s,1H)、5.04(dd,1H)、4.96(dd,1H)、2.55
〜2.44(m,1H)、2.33〜2.25(m,1H)、2.18(s,3
H)、1.19(s,3H)、1.17(s,3H); HRMS C2322NOBrについての計算値m/z:461.08
02(M+H)。実測値:461.0815。
【0334】 実施例84 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチルカ
ーボネート 実施例13およびメチルクロロホルメートを、実施例10のように処理して、
所望の化合物を得た。
【0335】 MS(DCI/NH)m/z458(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
25(t,1H)、7.12(d,1H)、7.01(q,1H)、6.90(
q,2H)、6.78(s,1H)、6.72(d,1H)、6.57(q,1
H)、6.44(q,1H)、6.20(d,1H)、5.39(s,1H)、
3.80(s,3H)、3.63(s,3H)、1.83(s,3H)、1.2
2(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2827NOについての計算値:C,73.50;H,5.94;
N,3.06。実測値:C,73.62;H,6.20;N,2.86。
【0336】 実施例85 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例13およびヨウ化メチルを、実施例14のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0337】 MS(DCI/NH)m/z414(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
13(t,1H)、6.92(t,1H)、6.75〜6.67(m,5H)、
6.57(dd,1H)、6.46(dd,1H)、6.20(d,1H)、5
.39(s,1H)、3.80(s,3H)、3.63(s,3H)、1.88
(s,3H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2727NOについての計算値:C,78.42;H,6.58;
N,3.38。実測値:C,78.58;H,6.55;N,3.23。
【0338】 実施例86 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
2−プロペニルオキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例13および臭化アリルを、実施例14のように処理して、所望の化合物
を得た。
【0339】 MS(DCI/NH)m/z440(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
13(t,1H)、6.92(t,1H)、6.78〜6.67(m,5H)、
6.56(d,1H)、6.46(d,1H)、6.20(d,1H)、5.9
5(m,1H)、5.40(s,1H)、5.31(dd,1H)、5.21(
dd,1H)、4.42(d,2H)、3.80(s,3H)、1.86(Cs
,3H)、1.23(s,3H)、1.16(Cs,3H); 分析:C2929NOについての計算値:C,79.24;H,6.64;
N,3.18。実測値:C,78.87;H,6.46;N,3.07。
【0340】 実施例87 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例13および臭化ベンジルを、実施例14のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0341】 MS(DCI/NH)m/z490(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.06(d,1H)、7.
40(m,5H)、7.18(t,1H)、6.97(t,1H)、6.90〜
6.85(m,2H)、6.80〜6.74(m,3H)、6.62(d,1H
)、6.48(d,1H)、6.24(d,1H)、5.45(s,1H)、5
.03(d,2H)、3.85(s,3H)、1.92(s,3H)、1.29
(s,3H)、1.21(s,3H); 分析:C3331NOについての計算値:C,80.95;H,6.38;
N,2.86。実測値:C,80.81;H,6.24;N,2.96。
【0342】 実施例88 5−[3−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例13およびシクロプロピルメチルブロミドを、実施例14のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0343】 MS(DCI/NH)m/z454(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
12(t,1H)、6.92(t,1H)、6.74〜6.68(m,5H)、
6.55(d,1H)、6.46(d,1H)、6.20(s,1H)、5.3
9(s,3H)、3.79(s,3H)、3.66(d,2H)、1.86(s
,3H)、1.23(s,3H)、1.16(s,3H)、1.12(m,1H
)、0.50(q,2H)、0.24(q,2H); 分析:3031NOについての計算値:C,79.44;H,6.88;N
,3.08。実測値:C,79.12;H,6.72;N,2.99。
【0344】 実施例89 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 実施例13および1−(2−クロロエチル)ピペリジンを、実施例14のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0345】 MS(DCI/NH)m/z511(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
12(t,1H)、6.92(t,1H)、6.77〜6.68(m,5H)、
6.57(d,1H)、6.46(d,1H)、6.20(d,1H)、5.3
9(s,1H)、3.91(t,2H)、3.80(s,3H)、2.55(t
,2H)、2.35(b,4H)、1.92(s,3H)、1.46(b,4H
)、1.36(b,2H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:3338・0.5HOについての計算値:C,76.27;
H,7.56;N,5.39。実測値:C,76.26;H,7.38;N,5
.28。
【0346】 実施例90 5−(3−ヘキシルオキシフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例13およびヨウ化ヘキシルを、実施例14のように処理して、所望の化
合物を得た。
【0347】 MS(DCI/NH)m/z484(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
09(t,1H)、6.92(t,1H)、6.75〜6.67(m,5H)、
6.56(dd,1H)、6.46(dd,1H)、6.18(d,1H)、5
.40(s,1H)、3.81(t,2H)、3.79(s,3H)、1.87
(s,3H)、1.60(m,2H)、1.36〜1.23(b,6H)、1.
22(s,3H)、1.16(s,3H)、0.86(t,3H); HRMS C3237NOについての計算値m/z:483.2773(M
+H)。実測値:483.2776。
【0348】 実施例91 5−[3−(2,4−ジニトロフェノキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例13および1−フルオロ−2,4−ジニトロベンゼンを、実施例14の
ように処理して、所望の化合物を得た。
【0349】 MS(DCI/NH)m/z566(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.87(d,1H)、8.
38(dd,1H)、7.88(d,1H)、7.40(t,1H)、7.20
〜7.08(m,2H)、7.20〜7.08(m,2H)、6.81(s,1
H)、6.72(d,1H)、6.68(d,1H)、6.62(d,1H)、
6.46(dd,1H)、6.24(d,1H)、5.40(s,1H)、3.
78(s,3H)、1.90(s,3H)、1.19(s,3H)、1.13(
s,3H); 分析:C3227についての計算値:C,67.95;H,4.81
;N,7.42。実測値:C,68.20;H,5.05;N,7.20。
【0350】 実施例92 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
2−プロピニルオキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例13および臭化プロパルギルを、実施例14のように処理して、所望の
化合物を得た。
【0351】 MS(DCI/NH)m/z566(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
13(t,1H)、6.92(t,1H)、6.80〜6.68(m,5H)、
6.56(d,1H)、6.48(d,1H)、6.18(d,1H)、5.3
9(s,1H)、4.67(d,2H)、3.80(s,3H)、3.50(t
,1H)、1.87(s,3H)、1.23(s,3H)、1.16(s,3H
)。
【0352】 実施例93 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール 4−メチ
ルベンゼンスルホネート(エステル) 実施例13および塩化p−トルエンスルホニルを、実施例15のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0353】 MS(DCI/NH)m/z554(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、7.
47(d,2H)、7.36(d,4H)、7.22(t,1H)、7.13(
d,1H)、6.97(t,1H)、6.85〜6.78(m,2H)、6.7
0(d,1H)、6.68(s,1H)、6.59(dd,1H)、6.37(
dd,1H)、6.24(d,1H)、5.39(s,1H)、3.80(s,
3H)、2.43(s,3H)、1.74(s,3H)、1.24(s,3H)
、1.18(s,3H); 分析:C3331NOSについての計算値:C,71.58;H,5.64
;N,2.52。実測値:C,71.49;H,5.75;N,2.40。
【0354】 実施例94 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノールアセテート
(エステル) 実施例1Fおよび4−メトキシメトキシフェニルブロミドを、実施例12A−
Cのように処理して、所望の化合物を得た。
【0355】 MS(DCI/NH)m/z442(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
19(d,2H)、6.99(d,2H)、6.91(t,1H)、6.79(
s,1H)、6.71(d,1H)、6.58(d,1H)、6.46(dd,
1H)、6.21(d,1H)、5.39(s,1H)、3.79(s,3H)
、2.19(s,3H)、1.83(s,3H)、1.22(s,3H)、1.
15(s,3H); 分析:C2827NOについての計算値:C,76.16;H,6.16;
N,3.17。実測値:C,75.79;H,6.24;N,3.03。
【0356】 実施例95 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール 実施例94を、実施例13のように処理して、所望の化合物を得た。
【0357】 MS(DCI/NH)m/z400(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.29(s,1H)、8.
05(d,1H)、7.00(d,2H)、6.95(t,1H)、6.74(
d,2H)、6.72(s,1H)、6.63〜6.58(m,3H)、6.4
4(dd,1H)、6.15(s,1H)、5.41(s,1H)、3.83(
s,3H)、1.90(s,3H)、1.28(s,3H)、1.20(s,3
H); 分析:C2625NOについての計算値:C,78.17;H,6.30;
N,3.50。実測値:C,78.59;H,6.20;N,3.12。
【0358】 実施例96 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[4−
(メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例95を、実施例14のように処理して、所望の化合物を得た。
【0359】 MS(DCI/NH)m/z460(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
17(d,2H)、6.90(t,1H)、6.82(d,2H)、6.72(
s,1H)、6.69(d,1H)、6.56(d,1H)、6.42(d,1
H)、6.17(s,1H)、5.38(s,1H)、5.16(s,2H)、
3.80(s,3H)、2.11(s,3H)、1.85(s,3H)、1.2
3(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2829NOSについての計算値:C,73.17;H,6.35
;N,3.04。実測値:C,72.86;H,6.62;N,2.69。
【0360】 実施例97 [4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ジメチル
カルバメート 実施例95およびジメチルカルバノイルクロリドを、実施例15のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0361】 MS(DCI/NH)m/z471(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
15(d,2H)、6.98(d,2H)、6.90(d,1H)、6.76(
s,1H)、6.70(d,1H)、6.57(d,1H)、6.44(d,1
H)、6.22(d,1H)、5.40(s,1H)、3.80(s,3H)、
2.98(s,3H)、2.85(s,3H)、1.86(s,3H)、1.2
3(s,3H)、1.15(s,3H)。
【0362】 実施例98 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例95および臭化ベンンジルを、実施例14のように処理して、所望の化
合物を得た。
【0363】 MS(DCI/NH)m/z490(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
40〜7.28(m,4H)、7.08(d,2H)、6.90(t,1H)、
6.84(d,2H)、6.72(s,1H)、6.70(d,1H)、6.5
5(d,1H)、6.41(d,1H)、6.15(s,1H)、5.37(s
,1H)、4.96(s,2H)、3.80(s,3H)、1.85(s,3H
)、1.23(s,3H)、1.15(s,3H); 分析:C3331NOについての計算値:C,80.95;H,6.38;
N,2.86。実測値:C,81.02;H,6.25;N,2.76。
【0364】 実施例99 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
メトキシメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例13および塩化メトキシメチルを、実施例14のように処理して、所望
の化合物を得た。
【0365】 MS(DCI/NH)m/z444(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
14(t,1H)、6.92(t,1H)、6.83〜6.75(m,4H)、
6.70(d,1H)、6.58(d,1H)、6.47(q,1H)、6.2
1(s,1H)、5.40(s,1H)、5.06(s,2H)、3.80(s
,3H)、3.30(s,3H)、1.89(s,3H)、1.24(s,3H
)、1.16(s,3H); HRMS C2829NOについての計算値m/z:443.2097(M
+H)。実測値:443.2098。
【0366】 実施例100 [(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]1−モルホリ
ンカルボキシレート 実施例13およびモルホリンを、実施例15のように処理して、所望の化合物
を得た。
【0367】 MS(DCI/NH)m/z513(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
22(t,1H)、7.05(d,1H)、6.93(t,2H)、6.83(
s,1H)、6.77(s,1H)、6.71(q,1H)、6.57(d,1
H)、6.48(q,1H)、6.23(d,1H)、5.40(s,1H)、
3.80(s,3H)、3.60(t,4H)、3.50(b,4H)、1.8
6(s,3H)、1.24(s,3H)、1.14(s,3H); HRMS C3132についての計算値m/z:512.2311(
M+H)。実測値:512.2328。
【0368】 実施例101 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
(メチルスルフィニル)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン 0℃におけるメタノール(1mL)中の実施例14(12mg、0.005ミ
リモル)の溶液に、TeO(1.6mg、0.01ミリモル)および酢酸(5
0mg、0.83ミリモル)を順に加え、周囲温度で一晩攪拌し、飽和NaHC
を加え、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を、水およびブラインで洗浄し
、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮して、所望の化合物を得た。
【0369】 MS(DCI/NH)m/z476(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(dd,1H)、7
.15(dt,1H)、6.92(m,3H)、6.78(t,1H)、6.7
4(s,1H)、6.70(d,1H)、6.58(d,1H)、6.47(d
,1H)、6.19(d,1H)、5.40(d,1H)、5.12(dd,1
H)、4.93(q,1H)、3.79(d,3H)、2.57(d,3H)、
1.87(d,3H)、1.24(d,3H)、1.16(d,3H); HRMS C2829NOSについての計算値m/z:475.1817(
M+H)。実測値:475.1819。
【0370】 実施例102 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]エス
テル 実施例13およびチオカルバノイルクロリドを、実施例16のように処理して
、所望の化合物を得た。
【0371】 MS(DCI/NH)m/z487(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
22(t,1H)、7.13(d,1H)、6.92(t,1H)、6.85(
d,1H)、6.78(s,1H)、6.72(s,1H)、6.59(d,1
H)、6.57(d,1H)、6.45(d,1H)、6.21(s,1H)、
5.39(s,1H)、3.80(s,3H)、3.29(s,3H)、3.2
2(s,3H)、1.86(s,3H)、1.24(s,3H)、1.14(s
,3H)。
【0372】 実施例103 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
メチルチオ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例103A −78℃におけるTHF(150mL)中の3−ブロモフェニルメトキシメチ
ルエーテル(3.50g、15.0ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウム(
ヘキサン中2.5M、6.00mL)を5分間で加え、−30℃に温め、−78
℃に冷却し、実施例1Fの一部(in one portion)を加え、−4
0℃に温め、飽和NHClで鎮め、周囲温度に温め、沈降させた。上澄みをデ
カンテーションし、濃縮し、残渣を水と酢酸エチルの間に分配した。有機層を、
水およびブラインで順に洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。20〜2
5%酢酸エチル/ヘキサンを使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー
によって、所望の化合物を得た。
【0373】 MS(DCI/NH)m/z476(M+H)
【0374】 実施例103 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
メチルチオ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 周囲温度におけるジクロロメタン(1mL)中の実施例103A(20mg、
0.042ミリモル)およびトリエチルシラン(49mg、0.42ミリモル)
の溶液に、BF・OEt(60mg、0.42ミリモル)を加え、24時間
攪拌し、飽和NaHCOを加えた。水性相をジクロロメタンで抽出し、合わせ
た抽出物を、1M NaOHおよびブラインで順に洗浄し、乾燥し(NaSO )、濾過し、濃縮した。10〜25%酢酸エチル/ヘキサンを使用するシリカ
ゲルフラッシュクロマトグラフィーによって、所望の化合物を得た。
【0375】 MS(DCI/NH)m/z430(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
15(t,1H)、7.05(s,1H)、7.03(d,1H)、6.93(
t,1H)、6.89(s,1H)、6.74(s,1H)、6.70(d,1
H)、6.57(d,1H)、6.46(d,1H)、6.19(d,1H)、
5.40(s,1H)、3.78(s,3H)、3.33(s,3H)、1.8
8(s,3H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS C2727NOSについての計算値m/z:429.1763(
M+H)。実測値:429.1764。
【0376】 実施例104 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチ
ルカルボノチオエート 実施例95およびメチルチオクロロホルメートを、実施例15のように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0377】 MS(DCI/NH)m/z474(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
26(t,1H)、7.12(d,1H)、7.01(q,1H)、6.89(
t,1H)、6.87(s,1H)、6.78(s,1H)、6.72(d,1
H)、6.57(q,1H)、6.44(q,1H)、6.20(d,1H)、
5.39(s,1H)、3.78(s,3H)、2.35(s,3H)、1.8
3(s,3H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C2827NOSについての計算値:C,71.01;H,5.74
;N,2.95。実測値:C,70.77;H,5.74;N,2.79。
【0378】 実施例105 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]トリフル
オロメタンスルホネート −78℃におけるジクロロメタン(10mL)中の、実施例13(100mg
、0.25ミリモル)、トリエチルアミン(70μL、0.5ミリモル)、およ
び4−ジメチルアミノピリジン(触媒量)の溶液に、トリフルオロメタンスルホ
ン酸無水物(50μL、0.30ミリモル)を滴下し、−78℃で30分間攪拌
し、飽和NaHCOに注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出物を、水およびブラ
インで順に洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、15
〜85%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフ
ィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0379】 MS(DCI/NH)m/z532(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
44(t,1H)、7.30(m,2H)、7.17(s,1H)、6.93(
t,1H)、6.83(s,1H)、6.71(d,1H)、6.57(d,1
H)、6.43(d,1H)、6.28(d,1H)、5.40(s,1H)、
3.78(s,3H)、1.83(s,3H)、1.22(s,3H)、1.1
5(s,3H); 分析:C2724NOSFについての計算値:C,61.01;H,4.
55;N,2.64。実測値:C,61.17;H,4.60;N,2.51。
【0380】 実施例106 5−[3−(4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)フェ
ニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 1−メチル−2−ピロリジノン(2mL)中の、実施例52(92.9mg、
0.20ミリモル)、2−トリメチルスタニル−4,4−ジメチルオキサゾリン
(210mg、0.80ミリモル)、および[1,1’−イズ(ジフェニルホス
フィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(16mg、0.02ミリ
モル)を、Nでパージし、85℃において3時間加熱し、酢酸エチル(50m
L)と飽和KF(30mL)の間に分配し、1時間攪拌し、粉砕貝殻(セライト
(登録商標))のパッドで濾過した。濾液を、水およびブラインで洗浄し、乾燥
し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、0〜30%酢酸エチル/ヘキ
サンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所
望の化合物を得た。
【0381】 MS(DCI/NH)m/z481(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
64(d,1H)、7.62(s,1H)、7.41(d,1H)、7.32(
t,1H)、6.92(t,1H)、6.82(s,1H)、6.71(d,1
H)、6.56(dd,1H)、6.47(dd,1H)、6.25(d,1H
)、5.40(s,2H)、4.02(s,2H)3.78(s,3H)、1.
84(s,3H)、1.25(s,3H)、1.22(s,6H)、1.16(
s,3H); 分析:C3132・0.7HOについての計算値:C,75.49
;H,6.85;N,5.68。実測値:C,75.83;H,6.88;N,
5.29。
【0382】 実施例107 エチル3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)ベンゾエート エタノ−ル中1.5M硫酸中の、実施例106(48mg、0.1ミリモル)
を、16時間還流し、冷却し、飽和NaHCOに注ぎ、酢酸エチルで抽出した
。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮した。残
渣を、30%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシュクロマトグ
ラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0383】 MS(DCI/NH)m/z456(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
76(m,2H)、7.48(d,1H)、7.38(t,1H)、6.91(
t,1H)、6.85(s,1H)、6.72(d,1H)、6.56(dd,
1H)、6.46(dd,1H)、6.26(d,1H)、5.40(s,1H
)、4.23(q,2H)、3.78(s,3H)、1.84(s,3H)、1
.25(t,3H)、1.24(s,3H)、1.16(s,3H); HRMS C2930NOについての計算値m/z:456.2175(M
+H)。実測値:456.2175。
【0384】 実施例108 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸 1:1:1のTHF/メタノール/水(3mL)中の、実施例107(20m
g、0.04ミリモル)およびLiOH・HO(16.8mg、0.4ミリモ
ル)を、48時間攪拌し、濃縮した。残渣を、1M NaOH(2mL)に溶解
し、ジエチルエーテルで洗浄し、1M HClでpH3にし、酢酸エチルで抽出
した。抽出物を乾燥し(NaSO)、濾過し、濃縮して、所望の化合物を得
た。
【0385】 MS(DCI/NH)m/z428(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,1H)、7.
73(m,2H)、7.46(d,1H)、7.35(t,1H)、6.91(
t,1H)、6.83(s,1H)、6.71(d,1H)、6.55(dd,
1H)、6.46(dd,1H)、6.22(d,1H)、5.40(s,1H
)、3.78(s,3H)、1.83(s,3H)、1.24(s,3H)、1
.16(s,3H); 分析:C2725NOについての計算値:C,72.86;H,5.89;
N,3.28。実測値:C,72.89;H,6.00;N,2.94。
【0386】 実施例109 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(2−プロペニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例52およびアリルトリブチル錫を、実施例16のように処理して、所望
の化合物を得た。
【0387】 MS(DCI/NH)m/z438(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、6.
91(t,1H)、6.80(m,3H)、6.70(s,1H)、6.68(
d,1H)、6.56(dd,1H)、6.44(dd,1H)、6.16(d
,1H)、5.78(ddt,1H)、5.39(s,1H)、4.94(dq
,1H)、4.88(dq,1H)、3.78(s,3H)、3.17(d,2
H)、2.13(s,3H)、1.86(s,3H)、1.22(s,3H)、
1.16(s,3H); 分析:C3031NOについての計算値:C,82.35;H,7.14;
N,3.20。実測値:C,81.99;H,7.14;N,2.98。
【0388】 実施例110 1−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチルフ
ェニル]エタノン ジクロロエタン(20mL)中の、実施例52およびトリブチル(1−エトキ
シビニル)錫に、シリカゲル(1.0g)および蟻酸(10滴)を加え、6時間
で40℃加熱し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し
、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残渣を、5〜10%酢酸エチル/
ヘキサンを使用して、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し
て、所望の化合物を得た。
【0389】 MS(DCI/NH)m/z440(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
61(s,1H)、7.51(s,1H)、7.28(s,1H)、6.92(
t,1H)、6.80(s,1H)、6.72(d,1H)、6.56(dd,
1H)、6.49(dd,1H)、6.24(m,1H)、5.40(s,1H
)、3.78(s,3H)、2.44(s,3H)、2.26(s,3H)、1
.84(s,3H)、1.23(s,3H)、1.16(s,3H)。
【0390】 実施例111 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−トリメチルベン
ゼンメタノール 0℃におけるTHF(5mL)中の実施例110(0.022g、0.050
ミリモル)の溶液に、メチルマグネシウムクロリド(THF中3M、0.83μ
L)を加え、室温に温め、1時間攪拌し、飽和NHClを加え、分離し、酢酸
エチルで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し
、濃縮して、所望の化合物を得た。
【0391】 MS(DCI/NH)m/z456(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、7.
11(s,1H)、7.08(s,1H)、6.91(t,8H)、6.78〜
6.63(m,3H)、6.55(d,1H)、6.46(d,1H)、6.1
8(m,1H)、5.39(s,1H)、4.84(s,1H)、3.73(s
,3H)、2.14(s,3H)、1.88(s,3H)、1.24(s,3H
)、1.23(s,3H)、1.22(s,3H)、1.16(s,3H)。
【0392】 実施例112 5−[3−(2−フラニル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例52および2−(トリブチルスタニル)フランを、実施例16のように
処理して、所望の化合物を得た。
【0393】 MS(DCI/NH)m/z456,450(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.0(d,1H)、7.6
9(s,1H)、7.48(d,1H)、7.23(t,1H)、7.05(d
,1H)、6.88(t,1H)、6.81(s,2H)、6.70(d,1H
)、6.54(m,2H)、6.47(d,1H)、6.23(s,1H)、5
.41(s,1H)、3.78(s,3H)、1.88(s,3H)、1.24
(s,3H)、1.16(s,3H); 分析:C3027NO・HOについての計算値:C,77.07;H,6
.25;N,3.00。実測値:C,77.27;H,5.97;N,3.23
【0394】 実施例113 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
チル−5−(1H−ピロリジン−1−イル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン 実施例11およびピロリジンを、実施例17のように処理して、所望の化合物
を得た。
【0395】 MS(DCI/NH)m/z467(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.97(d,1H)、6.
93(t,1H)、6.67(s,1H)、6.67(d,1H)、6.56(
d,1H)、6.49(d,1H)、6.22(s,1H)、6.14(m,3
H)、5.39(s,1H)、3.79(s,3H)、3.04(m,4H)、
2.07(s,3H)、1.92(s,3H)、1.87(m,4H)、1.2
1(s,3H)、1.17(s,3H)。
【0396】 実施例114 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−メチル)−5,N−ジメチル
ベンゼンアミン 実施例11およびメチルアミンを、実施例17のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0397】 MS(DCI/NH)m/z427(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6.
92(t,1H)、6.67(d,1H)、6.61(s,1H)、6.56(
d,1H)、6.46(d,1H)、6.18(br s,2H)、6.14(
br s,1H)、6.10(s,1H)、5.58(q,1H)、5.38(
br s,1H)、3.79(s,3H)、2.50(d,3H)、2.04(
s,3H)、1.90(s,3H)、1.22(s,3H)、1.15(s,3
H); 分析:C283032・0.5HOについての計算値:C,77.2
1;H,7.17;N,6.43。実測値:C,77.65;H,7.13;N
,5.97。
【0398】 実施例115 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル−N−(
2−プロペニル)ベンズアミド 実施例11およびアリルアミンを、実施例17のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0399】 MS(DCI/NH)m/z453(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6.
92(t,1H)、6.67(d,1H)、6.56(d,H)、6.45(d
,1H)、6.24(br s,1H)、6.14(m,3H)、5.76(m
,1H)、5.63(t,1H)、5.37(br s,1H)、5.10(q
d,1H)、5.02(qd,1H)、3.79(s,3H)、3.50(m,
2H)、2.02(s,3H)、1.89(s,3H)、1.22(s,3H)
、1.15(s,3H); 分析:C2325NOについての計算値:C,79.51;H,7.25;
N,4.03。実測値:C,79.35;H,7.30;N,3.89。
【0400】 実施例116 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−メトキシ
エチル)−5−メチルベンゼンアミン 実施例11および2−メトキシエチルアミンを、実施例17のように処理して
、所望の化合物を得た。
【0401】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.98(d,1H)、6
.95(t,1H)、6.65(d,1H)、6.60(s,1H)、6.54
(d,1H)、6.44(d,1H)、6.22(s,1H)、6.17(s,
2H)、6.13(s,1H)、5.41(t,10H)、5.38(s,1H
)、3.79(s,3H)、3.26(q,2H)、3.20(s,3H)、2
.98(q,2H)、2.03(s,3H)、1.90(s,3H)、1.22
(s,3H)、1.15(s,3H)。
【0402】 実施例117 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−プロペニ
ル)ベンゼンアミン 実施例52およびアリルアミンを、実施例17のように処理して、所望の化合
物を得た。
【0403】 MS(DCI/NH)m/z439(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.99(d,1H)、6.
91(t,1H)、6.86(t,1H)、6.67(d,1H)、6.63(
s,1H)、6.55(d,1H)、6.44(m,2H)、6.33(m,2
H)、6.14(d,1H)、5.78(m,2H)、5.37(s,1H)、
5.12(qd,1H)、5.03(qd,1H)、3.79(s,3H)、3
.51(m,2H)、1.88(s,3H)、1.22(s,3H)、1.14
(s,3H); 分析:C2930についての計算値:C,79.42;H,6.89
;N,6.39。実測値:C,79.03;H,7.05;N,6.17。
【0404】 実施例118 N’−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル
フェニル]−N,N−ジメチルウレア 10%エタノール/水(10mL)中の実施例115(0.112g、0.2
47ミリモル)の溶液に、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(0
.056g、0.495ミリモル)およびクロロトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウム(I)(0.115g、0.124ミリモル)を加え、15時間還
流し、5%HClに注ぎ、20分間攪拌し、NaHCOで中和し、酢酸エチル
で抽出した。抽出物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濾過し、
濃縮した。残渣を、20〜33%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフ
ラッシュクロマトグラフィーによって精製して、所望のアニリンを得た。
【0405】 そのアニリン(0.030g、0.073ミリモル)を、2:1のトルエン/
THF(7mL)に溶解し、ジイソプロピルエチルアミン(38μL、0.21
8ミリモル)およびN,N−ジメチルカルバモイルクロリド(20μL、0.2
18ミリモル)を順に加え、18時間還流し、冷却し、水で加え、酢酸エチルで
抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、濃縮し
た。残渣を、25〜50%酢酸エチル/ヘキサンを使用してシリカゲルフラッシ
ュクロマトグラフィーによって精製して、所望の化合物を得た。
【0406】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.15(s,1H)、7
.98(d,1H)、7.10(br s,2H)、6.91(t,1H)、6
.69(d,1H)、6.63(s,1H)、6.56(d,1H)、6.54
(s,1H)、6.46(d,1H)、6.16(br s,1H)、5.38
(s,1H)、2.85(s,6H)、2.09(s,3H)、1.86(s,
3H)、1.24(s,3H)、1.14(s,3H); HRMS C3039についての計算値m/z:484.2600(
M+H)。実測値:484.2601。
【0407】 実施例119 N−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ベン
ゼンメタンアミン 実施例11およびベンジルアミンを、実施例17のように処理して、所望の化
合物を得た。
【0408】 H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.97(d,1H)、7
.23(m,5H)、6.80(m,2H)、6.65(d,1H)、6.59
(s,1H)、6.53(d,2H)、6.49(s,1H)、6.20(m,
3H)、6.16(t,1H)6.12(s,1H)、5.35(s,1H)、
4.10(b,2H)、3.78(s,3H)、1.83(s,3H)、1.2
2(s,3H)、1.14(s,3H); HRMS C3332についての計算値m/z:488.2464(
M+H)。実測値:488.2468。
【0409】 実施例120 5−[(3,5−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例1Fおよび3,5−ジクロロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例
1Bのように処理して、所望の化合物を得た。
【0410】 MS(DCI/NH)m/z464(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.17(d,
1H)、7.32(s,1H)、6.96(s,2H)、6.81〜6.74(
m,4H)、6.45(s,2H)、5.11(s,1H)、3.93(s,3
H)、1.88(s,3H)、1.22(s,3H)、0.89(s,3H);
異性体2:δ8.29(d,1H)、7.78(s,2H)、7.45(s,1
H)、7.23(t,1H)、7.18(d,1H)、7.16(d,1H)、
6.84(d,1H)、6.66(s,1H)、5.59(s,1H)、5.4
7(s,1H)、3.93(s,3H)、1.96(s,3H)、1.27(s
,6H); HRMS C2723ClNOについての計算値m/z:463.110
6(M+H)。実測値:463.1112。
【0411】 実施例121 5−[(4−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例1Fおよび4−クロロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例1Bの
ように処理して、所望の化合物を得た。
【0412】 MS(DCI/NH)m/z430(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.26(d,
1H)、7.75(d,Hz,2H)、7.42(d,2H)、7.18(t,
2H)、6.89(d,1H)、6.74(d,1H)、6.61(s,1H)
、5.54(s,1H)、5.46(s,1H)、3.91(s,3H)、1.
97(s,3H)、1.26(s,6H);異性体2:δ8.13(s,1H)
、7.18(t,1H)、7.04(d,2H)、6.82〜6.71(m,5
H)、6.46(s,1H)、6.41(s,1H)、5.04(s,1H)、
3.91(s,3H)、1.84(s,3H)、1.22(s,3H)、0.9
0(s,3H); HRMS C2724ClNOについての計算値m/z:429.1496
(M+H)。実測値:429.1500。
【0413】 実施例122 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
(トリフルオロメチル)フェニル]メチレン]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン 実施例1Fおよび3−トリフルオロメチルマグネシウムブロミドを、実施例1
Bのように処理して、所望の化合物を得た。
【0414】 MS(DCI/NH)m/z464(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.28(d,
1H)、8.13(s,1H)、7.98(d,1H)、7.65〜7.56(
m,1H)、7.33〜7.39(m,1H)、7.21(t,1H)、6.8
3〜6.78(m,2H)、6.75(t,1H)、6.64(s,1H)、5
.68(s,1H)、5.48(s,1H)、3.92(s,3H)、1.99
(s,3H)、1.27(s,6H);異性体2:δ8.17(d,1H)、7
.65〜7.56(m,1H)、7.45(d,1H)、7.39〜7.33(
m,1H)、7.27(d,1H)、7.17(t,1H)、6.83〜6.7
8(m,2H)、6.75(t,1H)、6.56(s,1H)、6.40(s
,1H)、5.01(s,1H)、3.92(s,3H)、1.88(s,3H
)、1.19(s,3H)、0.78(s,3H); HRMS C2824NOについての計算値m/z:463.1759
(M+H)。実測値:463.1762。
【0415】 実施例123 5−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例1Fおよび2,6−ジフルオロベンジルマグネシウムブロミドを、実施
例1Bのように処理して、所望の化合物を得た。
【0416】 MS(DCI/NH)m/z432(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.32(d,
1H)、7.19〜7.08(s,3H)、6.92(t,1H)、6.81〜
6.76(m,2H)、6.64(s,1H)、6.54(d,1H)、5.4
9(s,1H)、5.46(s,1H)、3.92(s,3H)、2.11(s
,3H)、1.25(s,6H);異性体2:δ8.18(d,1H)、7.3
8(t,1H)、7.19〜7.08(m,3H)、6.81〜6.76(m,
2H)、6.67(d,1H)、6.21(s,1H)、6.19(s,1H)
、4.96(s,1H)、3.93(s,3H)、1.91(s,3H)、1.
16(s,3H)、0.61(s,3H); HRMS C2723NOについての計算値m/z:431.1697
(M+H)。実測値:431.1704。
【0417】 実施例124 5−[(2−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例1Fおよび2−クロロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例1Bの
ように処理して、所望の化合物を得た。
【0418】 MS(DCI/NH)m/z430(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 異性体1:δ8.11(d,1H)、7.47(d,1H)、7.40(d,1
H)、7.23〜7.10(m,3H)、6.84〜6.74(m,2H)、6
.71(s,1H)、6.66(s,1H)、6.01(s,1H)、5.47
(s,1H)、3.93(s,3H)、2.02(s,3H)、1.25(s,
6H); 異性体2:δ8.27(d,1H)、8.18(d,1H)、7.41(t,1
H)、7.26(d,1H)、7.01(t,1H)、6.84〜6.74(m
,4H)、6.47(s,1H)、6.37(s,1H)、5.00(s,1H
)、3.93(s,3H)、1.88(s,3H)、1.18(s,3H)、0
.73(s,3H); HRMS C2724ClNOについての計算値m/z:429.14
96(M+H)。実測値:429.1497。
【0419】 実施例125 5−[(2,6−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例1Fおよび2,6−ジクロロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例
1Bのように処理して、所望の化合物を得た。
【0420】 MS(DCI/NH)m/z464(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.27(d,
1H)、7.16(m,2H)、7.07(t,1H)、6.81〜6.76(
m,3H)、6.68(d,1H)、6.30(s,1H)、5.47(s,1
H)、4.90(s,1H)、3.93(s,3H)、1.96(s,3H)、
1.15(s,3H)、0.59(s,3H);異性体2:δ8.37(d,1
H)、7.45(d,2H)、7.31(t,1H)、7.16(m,2H)、
6.77(m,1H)、6.65(s,1H)、6.44(d,1H)、6.3
4(s,1H)、5.60(s,1H)、3.91(s,3H)、2.20(s
,3H)、1.25(s,6H); HRMS C2723ClNOについての計算値m/z:463.110
6(M+H)。実測値:463.1114。
【0421】 実施例126 5−[(2−フルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例1Fおよび2−フルオロベンジルマグネシウムブロミドを、実施例1B
のように処理して、所望の化合物を得た。
【0422】 MS(DCI/NH)m/z414(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.30(d,
1H)、8.23(m,1H)、7.28(m,1H)、7.19(t,1H)
、7.18(d,1H)、6.93〜6.75(m,3H)、6.76(d,1
H)、6.65(s,1H)、5.77(s,1H)、5.49(s,1H)、
3.93(s,3H)、2.01(s,3H)、1.25(s,6H);異性体
2:δ8.17(d,1H)、7.28(m,2H)、7.18(d,1H)、
7.14〜7.06(m,2H)、6.79(m,2H)、6.72(d,1H
)、6.41(s,1H)、6.38(s,1H)、5.00(s,1H)、3
.93(s,3H)、1.87(s,3H)、1.18(s,3H)、0.76
(s,3H); HRMS C2724FNOについての計算値m/z:413.1791(
M+H)。実測値:413.1788。
【0423】 実施例127 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[(4,
5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)メチレン]−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−2−メチルリチウム
を、実施例1Bのように処理して、所望の化合物を得た。
【0424】 MS(DCI/NH)m/z417(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d):異性体1:δ8.34(d,
1H)、7.19(t,1H)、6.83〜6.78(m,2H)、6.74〜
6.70(m,2H)、5.48(s,1H)、5.08(s,1H)、3.9
8(s,2H)、3.92(s,3H)、1.99(s,3H)、1.22(s
,3H)、1.20(s,9H);異性体2:δ8.06(d,1H)、7.1
4(m,1H)、6.80(m,1H)、6.76(m,1H)、6.72(m
,1H)、6.42(s,1H)、5.96(s,1H)、5.35(s,1H
)、3.90(s,3H)、3.72(m,2H)、1.93(s,3H)、1
.32(s,3H)、1.20(s,6H)、1.11(s,3H); HRMS C2628についての計算値m/z:417.2178(
M+H)。実測値:417.2176。
【0425】 実施例128 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−ピ
リジニルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび2−メチルピリジルリチウムを、実施例1Bのように処理し
て、所望の化合物を得た。
【0426】 MS(DCI/NH)m/z397(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 異性体1:δ8.50(m,1H)、8.31(d,1H)、8.25(d,1
H)、7.83(t,1H)、7.20(d,1H)、7.19(m,1H)、
6.95(d,1H)、6.83(d,1H)、6.78(d,1H)、6.6
4(s,1H)、5.77(s,1H)、5.49(s,1H)、3.92(s
,3H)、2.00(s,3H)、1.27(s,6H); 異性体2:δ8.43(m,1H)、8.15(d,1H)、7.48(t,1
H)、7.22(d,1H)、7.15(d,1H)、7.08(m,1H)、
6.88(d,1H)、6.78(d,1H)、6.77(t,1H)、6.4
6(s,1H)、6.38(s,1H)、4.99(s,1H)、3.92(s
,3H)、1.87(s,3H)、1.21(s,3H)、0.89(s,3H
); HRMS C2624についての計算値m/z:397.1961(
M+H)。実測値:397.1923。
【0427】 実施例129 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チ
エニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1Fおよび2−チエニルリチウムを、実施例1Bのように処理して、所
望の化合物を得た。
【0428】 MS(DCI/NH)m/z391(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
38(d,1H)、6.95(dd,1H)、6.93(s,1H)、6.81
(dd,1H)、6.68(d,1H)、6.65(d,1H)、6.64(d
,1H)、6.46(d,1H)、6.21(d,1H)、5.39(s,1H
)、3.81(s,3H)、1.95(d,3H)、1.21(s,3H)、1
.15(s,3H)。
【0429】 実施例130 2,5−ジヒドロ−9,10−ジメトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(
2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 1,2,4−トリメトキシベンゼンを、反応式1および2に記載のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0430】 MS(DCI/NH)m/e378(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.93(d,1H)、6.
82(d,1H)、6.61(dd,2H)、6.22(d,1H)、5.81
(ddt,1H)、5.70(dd,1H)、5.44(s,1H)、5.01
(m,2H)、3.76(s,3H)、3.67(s,3H)、2.35(m,
2H)、2.16(s,3H)、1.17(s,3H)、1.16(s,3H)
【0431】 実施例131 5−(2−シクロヘキセン−1−イル)−2,5−ジヒドロ−9,10−ジメ
トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン アリルトリメチルシランの代わりに3−トリメチルシリルシクロヘキセンを使
用して、1,2,4−トリメトキシベンゼンを実施例130に記載のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0432】 MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,1H)、8.
01(d,1H)、6.83(d,1H)、6.82(d,1H)、6.60〜
6.69(m,4H)、6.31(d,1H)、6.27(d,1H)、5.6
〜5.8(m,4H)、5.35〜5.52(m,4H)、5.11(m,1H
)、5.09(m,1H)、3.77(s,6H)、3.69(s,3H)、3
.68(s,3H)、2.25(m,4H)、2.13(s,3H)、2.10
(s,3H)、1.95(m,4H)、1.6(m,4H)、1.31(s,3
H)、1.29(s,3H)、1.07(s,3H)、1.04(s,3H)。
(249978) 実施例132 Claim 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−3−ブテニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび3−メチル−1−トリメチルシリル−2−ブテン(Flem
ingら、Synthesis 1979, 446によって製造)を、実施例
2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0433】 MS(DCI/NH)m/e(M+H)376; H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.10(d,J=8 Hz
,1H)、7.01(t,J=8 Hz,1H)、6.65(d,J=8 Hz
,1H)、6.62(d,J=8 Hz,1H)、6.49(d,J=8 Hz
,1H)、6.25(br s,1H)、5.57(s,1H)、5.55(d
d,J=17,11 Hz,1H)、5.41(s,1H)、4.64〜4.5
6(m,2H)、3.83(s,3H)、2.14(s,3H)、1.31(s
,3H)、1.01(s,3H)、0.86(s,3H)、0.83(s、3H
);13 C NMR(100MHz、DMSO−d)δ156.31、153.4
8、145.02、143.74、133.05、128.73、127.10
、126.82、126.27、119.20、118.15、114.05、
113.11、110.85、109.36、105.24、78.33、55
.69、49.12、44.84、29.53、26.14、23.53、23
.43、23.35; 分析:C2529NO・1/4HOについての計算値:C,79.02;
H,7.82;N,3.69。実測値:C,79.09;H,7.94;N,3
.59。
【0434】 実施例133 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(5,5−ジメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例2B、および5,5−ジメチル−1−トリメチルシリル−2−シクロヘ
キセン(Tsujiら、J.Org.Chem,1996,61,5779の方
法によって、5,5−ジメチル−2−シクロヘキセン−1−オールから製造)を
、実施例2のように処理して、所望の化合物を1.8:1の分離できないジアス
テレオ異性体の混合物として得た。 主ジアステレオ異性体: MS(DCI/NH)m/e(M+H)416; H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.08(d,J=8 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.25(br s,1H)
、5.85(m,1H)、5.62〜5.71(m,1H)、5.46(s,1
H)、5.45(d,J=10 Hz,1H)、3.86(s,3H)、2.4
1〜2.33(m,1H)、2.11(s,3H)、1.84〜1.72(m,
1H)、1.68〜1.48(m,2H)、1.30(s,3H)、1.35〜
1.21(m,1H)、1.01(s,3H)、0.76(s,3H)、0.5
3(s,3H); 分析:C2833NO・1/2HOについての計算値:C,79.21;
H,8.07;N,3.30。実測値:C,79.31;H,7.75;N,3
.11。 副ジアステレオ異性体: H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=8 Hz
,1H)、7.09(t,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz
,1H)、6.20(br s,1H)、5.60〜5.52(m,1H)、5
.50(d,J=10 Hz,1H)、5.14(m,1H)、5.41(m,
1H)、3.86(s,3H)、2.41〜2.33(m,1H)、2.09(
s,3H)、1.91〜1.78(m,1H)、1.68〜1.48(m,2H
)、1.35〜1.21(m,1H)、1.28(s,3H)、1.07(s,
3H)、0.92(s,3H)、0.51(s,3H)。
【0435】 実施例134 rel(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オキ
ソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2B、および3,4−ジヒドロ−6−(トリメチルシロキシ)−2H−
ピランを、実施例2のように処理して、41%の実施例134、および48%の
実施例135を得た。
【0436】 MS(DCI/NH)m/e406(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.12(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.49(d,J=8 Hz
,1H)、6.42(d,J=5 Hz,1H)、6.21(d,J=2 Hz
,1H)、5.44(br s,1H)、4.35〜4.00(m,2H)、3
.86(s,3H)、2.77〜2.67(m,1H)、2.17(s,3H)
、2.01〜1.50(m,4H)、1.27(s,3H)、1.01(s,3
H);13 C NMR(100MHz、DMSO−d)δ169.93、156.4
0、152.16、145.53、133.80、128.46、127.75
、127.20、126.66、117.38、116.74、113.45、
112.07、109.23、109.19、105.44、98.19、72
.79、69.09、55.62、49.44、46.37、29.45、27
.13、23.20、21.46、20.22、19.61; 分析:C2527NO・1/2HOについての計算値:C,72.44;
H,6.81;N,3.38。実測値:C,72.66;H,6.92;N,2
.91。
【0437】 実施例135 anti(5R,2’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オ
キソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2B、および3,4−ジヒドロ−6−(トリメチルシロキシ)−2H−
ピランを、実施例2のように処理して、41%の実施例135、および48%の
実施例135Aを得た。
【0438】 MS(DCI/NH)m/e406(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.12(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.49(d,J=8 Hz
,1H)、6.42(d,J=5 Hz,1H)、6.21(d,J=2 Hz
,1H)、5.44(br s,1H)、4.35〜4.00(m,2H)、3
.86(s,3H)、2.77〜2.67(m,1H)、2.17(s,3H)
、2.01〜1.50(m,4H)、1.27(s,3H)、1.01(s,3
H);13 C NMR(100MHz、DMSO−d)δ169.93、156.4
0、152.16、145.53、133.80、128.46、127.75
、127.20、126.66、117.38、116.74、113.45、
112.07、109.23、109.19、105.44、98.19、72
.79、69.09、55.62、49.44、46.37、29.45、27
.13、23.20、21.46、20.22、19.61; 分析:C2527NO・1/2HOについての計算値:C,72.44;
H,6.81;N,3.38。実測値:C,72.66;H,6.92;N,2
.91。
【0439】 実施例135A anti(5R,2’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オ
キソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/e406(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.06(d,J=9 H
z,1H)、7.06(t,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 H
z,1H)、6.65(d,J=9 Hz,1H)、6.50(d,J=8 H
z,1H)、6.27(d,J=8 Hz,1H)、6.21(d,J=2 H
z,1H)、5.46(s,1H)、4.01〜4.10(m,2H)、3.8
7(s,3H)、2.81(m,1H)、2.14(m,3H)、1.68〜1
.61(m,2H)、1.27(s,3H)、1.16〜1.36(m,2H)
、1.03(s,3H); 13C NMR(100MHz、DMSO−d)δ172.14、156.
33、150.95、145.21、134.18、127.71、127.3
8、127.20、126.73、118.09、116.66、113.53
、112.78、110.56、105.45、71.40、66.76、55
.52、49.49、29.46、27.38、23.69、21.05、20
.79: 分析:C2527NO・1/4HOについての計算値:C,73.24;
H,6.76;N,3.42。実測値:C,72.89;H,7.07;N,3
.05。
【0440】 実施例136 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロペンテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロペンテン−2−イルトリメチルシランを、実施例2の
ように処理して、所望の化合物を、分離できない2種類のジアステレオ異性体の
混合物(1.5:1)として得た。
【0441】 MS(DCI/NH)m/z374(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ8.05(d,1H)、7.09(t,1H)、6.
72(d,1H)、6.66(d,1H)、6.58(d,1H)、6.19(
s,1H)、5.77(ddd,1H)、5.50(d,1H)、5.43(s
,1H)、5.19(ddd,1H)、3.87(s,3H)、2.90(m,
1H)、2.43〜2.15(m,2H)、2.09(s,3H)、1.97〜
1.70(m,2H)、1.31(s,3H)、1.09(s,3H)。 副ジアステレオ異性体:δ8.07(d,1H)、7.08(t,1H)、6.
70(d,1H)、6.66(d,1H)、6.61(d,1H)、6.22(
s,1H)、5.82〜5.70(m,2H)、5.48(d,1H)、5.4
1(d,1H)、3.88(s,3H)、2.92(m,1H)、2.30(m
,1H)、2.20(m,1H)、2.15(s,3H)、1.50(m,2H
)、1.33(s,3H)、1.05(s,3H); HRMS C2527NOについての計算値m/z:373.2042。実
測値:373.2049。
【0442】 実施例137 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘキセニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロヘキセン−2−イルトリメチルシランを、実施例2の
ように処理して、所望の化合物を、2種類のジアステレオ異性体の分離できない
混合物(1.1:1)として得た。
【0443】 MS(DCI/NH)m/z388(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ8.05(d,1H)、7.06(t,1H)、6.
67(d,1H)、6.64(d,1H)、6.59(d,1H)、6.19(
s,1H)、5.82(m,1H)、5.72(m,1H)、5.41(s,1
H)、5.40(d,1H)、3.87(s,3H)、2.29(m,1H)、
2.13(s,3H)、1.95〜1.80(m,2H)、1.72〜1.50
(m,2H)、1.38〜1.10(m,2H)、1.30(s,3H)、1.
02(s,3H)。 副ジアステレオ異性体:δ8.03(d,1H)、7.07(t,1H)、6.
68(d,1H)、6.63(d,1H)、6.57(d,1H)、6.15(
s,1H)、5.62(m,1H)、5.54(m,1H)、5.46(s,1
H)、5.09(m,1H)、3.85(s,3H)、2.29(m,1H)、
2.10(s,3H)、1.95〜1.80(m,2H)、1.72〜1.50
(m,2H)、1.38〜1.10(m,2H)、1.28(s,3H)、1.
05(s,3H); HRMS C2629NOについての計算値m/z:387.2198。実
測値:387.2206。
【0444】 実施例138 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ブテニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−ブテニルトリメチルシランを、実施例2のように処理し
て、所望の化合物を、2種類のジアステレオ異性体の分離できない混合物(1.
3:1)として得た。
【0445】 MS(DCI/NH)m/z362(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ8.04(d,1H)、7.05(t,1H)、6.
69(d,1H)、6.64(d,1H)、6.47(d,1H)、6.16(
s,1H)、5.88(ddd,1H)、5.54(d,1H)、5.46(s
,1H)、4.93(ddd,1H)、4.74(ddd,1H)、3.86(
s,3H)、2.37(bm,1H)、2.17(s,3H)、1.30(s,
3H)、1.02(s,3H)、0.71(d,3H); 副ジアステレオ異性体:δ8.03(t,1H)、7.08(t,1H)、6.
67(d,1H)、6.64(d,1H)、6.58(d,1H)、6.10(
s,1H)、5.51(ddd,1H)、5.47(d,1H)、5.40(s
,1H)、4.78(ddd,1H)、4.74(ddd,1H)、3.86(
s,3H)、2.38(bm,1H)、2.11(s,3H)、1.28(s,
3H)、1.05(s,3H)、1.01(d,3H); 分析:C2427NOについての計算値:C,79.74;H,7.53;
N,3.87。実測値:C,79.41;H,7.63;N,3.43。
【0446】 実施例139 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−エテニル−1−シクロヘキシ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例2Bおよび2−シクロヘキシリデンエチルトリメチルシランを、実施例
2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0447】 MS(DCI/NH)m/z416(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.10(d,1H)、7
.00(t,1H)、6.63(d,1H)、6.60(dd,1H)、6.4
7(dd,1H)、6.20(dd,1H)、5.45(s,1H)、5.40
(s,1H)、5.14(dd,1H)、4.81(dd,1H)、4.53(
dd,1H)、3.85(s,3H)、2.15(s,3H)、1.78(m,
1H)、1.45〜0.80(m,9H)、1.32(s,3H)、1.03(
s,3H); 分析:C2833NOについての計算値:C,80.93;H,8.00;
N,3.37。実測値:C,80.57;H,8.02;N,3.22。
【0448】 実施例140 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4,4−ジメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例2Bおよび(4,4−ジメチルシクロヘキセン−2−イル)トリメチル
シランを、実施例2のように処理して、所望の化合物を、分離できないジアステ
レオ異性体の混合物(2:1)として得た。
【0449】 MS(DCI/NH)m/z416(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ8.07(d,1H)、6.99(t,1H)、6.
63(d,1H)、6.62(d,1H)、6.48(d,1H)、6.23(
s,1H)、5.72(d,1H)、5.48(m,1H)、5.40(m,2
H)、3.84(s,3H)、2.16(s,3H)、2.05(m,1H)、
1.75(bm,2H)、1.30(s,3H)、1.12(m,2H)、1.
02(s,6H)、0.51(s,3H); 副ジアステレオ異性体:δ8.04(d,1H)、7.06(t,1H)、6.
68(d,1H)、6.62(d,1H)、6.57(d,1H)、6.19(
s,1H)、5.68(dd,1H)、5.50〜5.38(m,3H)、3.
86(s,3H)、2.14(s,3H)、2.08(m,1H)、1.71(
m,1H)、1.42(m,1H)、1.30(s,3H)、1.07(m,2
H)、1.02(s,3H)、0.91(s,3H)、0.84(s,3H);
HRMS C2833NOについての計算値m/z:415.2511。実
測値:415.2527。
【0450】 実施例141 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチレン−2−シクロヘキシ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例2Bおよび1−(トリメチルシリルメチル)シクロヘキセンを、実施例
2のように処理して、所望の化合物を、分離できないジアステレオ異性体の混合
物(4:1)として得た。
【0451】 MS(DCI/NH)m/z402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d) 主ジアステレオ異性体:δ8.07(d,1H)、7.03(t,1H)、6.
65(d,1H)、6.63(d,1H)、6.40(d,1H)、6.22(
s,1H)、5.89(d,1H)、4.75(d,1H)、4.56(d,1
H)、3.87(s,3H)、2.38(m,1H)、2.23(m,1H)、
2.21(s,3H)、1.97(bm,2H)、1.55〜1.05(m,6
H)、1.34(s,3H)、1.01(s,3H); 副ジアステレオ異性体:δ8.09(d,1H)、7.05(t,1H)、6.
68(d,1H)、6.57(d,1H)、6.56(d,1H)、6.11(
s,1H)、5.86(d,1H)、5.40(s,1H)、4.33(d,1
H)、3.91(d,1H)、3.87(s,3H)、2.48(m,1H)、
2.22(m,1H)、2.20(s,3H)、1.94(bm,1H)、1.
75〜1.05(m,6H)、1.29(s,3H)、0.97(s,3H); HRMS C2731NOについての計算値m/z:401.2355。実
測値:401.2351。
【0452】 実施例142 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−オキソ−2−シクロヘキシル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例2Bおよび1−(トリメチルシリルメチル)シクロヘキセンを、実施例
2のように処理して、所望の化合物を、単一ジアステレオ異性体として得た。
【0453】 MS(DCI/NH)m/z404(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.04(d,1H)、7.
02(t,1H)、6.67(d,1H)、6.63(d,1H)、6.39(
d,1H)、6.37(d,1H)、6.17(s,1H)、5.44(s,1
H)、3.80(s,3H)、2.70(ddd,1H)、2.25(m,2H
)、2.15(s,3H)、1.84(bm,1H)、1.62〜1.25(m
、4H)、1.28(s,3H)、1.09(m,1H)、1.00(s,3H
); HRMS C2629NOについての計算値m/z:403.2147。実
測値:403.2142。
【0454】 実施例143 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロオクテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロオクテン−2−イルトリメチルシランを、実施例2の
ように処理して、所望の化合物を、分離できない2種類のジアステレオ異性体の
混合物(7:5)として得た。
【0455】 MS(DCI/NH)m/z416(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ8.03(dd,1H)、7.07(t,1H)、6
.62(d,1H)、6.57(d,1H)、6.39(d,1H)、6.17
(s,1H)、5.59(m,2H)、5.44(s,1H)、5.14(dd
,1H)、3.88(s,3H)、2.18(s,3H)、2.04〜0.84
(m,17H); 副ジアステレオ異性体:δ8.00(d,1H)、7.00(t,1H)、6.
70(d,1H)、6.66(d,1H)、6.58(d,1H)、6.12(
s,1H)、5.59(m,2H)、5.48(s,1H)、5.38(dd,
1H)、3.88(s,3H)、2.18(s,3H)、2.04〜0.84(
m,17H); HRMS C2833NOについての計算値m/z:415.2511。実
測値:415.2498。
【0456】 実施例144 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘプテニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロヘプテン−2−イルトリメチルシランを、実施例2の
ように処理して、所望の化合物を、分離できない2種類のジアステレオ異性体の
混合物(1:1)として得た。
【0457】 MS(DCI/NH)m/z402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d): ジアステレオ異性体A:δ8.04(d,1H0、7.04(t,1H)、6.
68(d,1H)、6.63(d,1H)、6.51(d,1H)、6.22(
s,1H)、5.97(m,1H)、5.73(m,1H)、5.58(m,1
H)、5.47(s,1H)、3.87(s,3H)、2.42〜0.98(m
,18H); ジアステレオ異性体B:δ8.01(d,1H)、7.08(t,1H)、6.
70(d,1H)、6.62(d,1H)、6.56(d,1H)、6.21(
s,1H)、5.58(m,2H)、5.49(s,1H)、5.32(m,1
H)、3.87(s,3H)、2.42〜0.98(m,18H); HRMS C2731NOについての計算値m/z:401.2355。実
測値:401.2351。
【0458】 実施例145 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニルメチル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび2−メチレンシクロヘキシルジメチルフェニルシランを、実
施例2のように処理して、所望の化合物を得た。
【0459】 MS(DCI/NH)m/z402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.96(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.68(d,1H)、6.58(d,1H)、6.45(
d,1H)、6.10(s,1H)、5.85(dd,1H)、5.43(s,
1H)、5.18(bs,1H)、3.85(s,3H)、2.45〜1.12
(m,19H); HRMS C2731NOについての計算値m/z:401.2355。実
測値:401.2342。; 分析:C2731NOについての計算値:C,80.76;H,7.78;
N,3.49。実測値:C,80.76;H,8.00;N,3.25。
【0460】 実施例146 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,3−ジメチル−6−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例2Bおよび(6,6−ジメチルシクロヘキセン−2−イル)ジメチルフ
ェニルシランを、実施例2のように処理して、所望の化合物を、ジアステレオ異
性体の分離できない混合物(5:1)として得た。
【0461】 MS(DCI/NH)m/z416(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)主ジアステレオ異性体:δ8.
04(d,1H)、7.06(t,1H)、6.68(d,1H)、6.63(
d,1H)、6.58(d,1H)、6.21(s,1H)、5.67(dd,
1H)、5.49〜5.38(m,3H)、3.86(s,3H)、2.29〜
0.82(m,20H);副ジアステレオ異性体:δ8.01(d,1H)、7
.07(t,1H)、6.68(d,1H)、6.63(d,1H)、6.57
(d,1H)、6.16(s,1H)、5.56〜5.33(m,3H)、4.
97(dd,1H)、3.86(s,3H)、2.29〜0.82(m,20H
); HRMS C2833NOについての計算値m/z:415.2511。実
測値:415.2527。 分析:C2833NOについての計算値:C,80.93;H,8.00;
N,3.37。実測値:C,80.92;H,7.98;N,3.25。
【0462】 実施例147 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブロモ−3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよび(2−ブロモアリル)トリメチルシランを、実施例2のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0463】 MS(DCI/NH)m/z426(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
08(t,1H)、6.72(d,1H)、6.62(d,1H)、6.47(
d,1H)、6.17(s,1H)、6.02(dd,1H)、5.51(d,
1H)、5.47(s,1H)、5.42(s,1H)、3.87(s,3)、
2.89(dd,1H)、2.44(dd,1H)、2.26(s,3H)、1
.17(s,3H)、1.15(s,3H)。 分析:C2324NOBrについての計算値:C,64.79;H,5.6
7;N,3.29。実測値:C,64.70;H,5.65;N,3.09。
【0464】 実施例148〜150 実施例2B(1.25g、3.70ミリモル)および1−[1’−t−ブチル
ジメチルシロキシ−1’−メトキシアルキリデン]−2−シクロヘキセンを、実
施例2のように処理して、不飽和エステルアダクトのジアステレオ異性体混合物
(1.21g、73)を得、次の段階に使用した。
【0465】 この混合物(1.20g、2.69ミリモル)を、THF(100mL)に溶
解し、0℃に冷却し、Dibal−H(13.5mLの1M/hex溶液、13
.5ミリモル)をシリンジでゆっくり滴下し、30分間攪拌し、250mLの飽
和酒石酸カリウムナトリウム水溶液および300mLの酢酸エチルで希釈し、一
晩攪拌した。相を分離し、水性相を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を
ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。得られる残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーによって精製し、ヘキサン中20%〜30%のメチルt−ブチルエ
ーテルで溶離して、実施例148〜150を得た。
【0466】 実施例148 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,J=8 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz
,1H)、6.17(d,J=2 Hz,1H)、5.50(d,J=10 H
z,1H)、5.39(br s、1H)、5.05(br s,1H)、4.
42(t,1H)、3.85(s,3H)、3.64(d,J=6 Hz,2H
)、2.27(n,1H)、2.05(s.3H)、1.95〜1.86(m,
2H)、1.78〜1.21(m,4H)、1.28(s,3H)、1.09(
s,3H); 分析:C2731NO・1/2HOについての計算値:C,76.03;
H,7.56;N,3.28。実測値:C,76.34;H,7.71;N,3
.20。
【0467】 実施例149 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.40(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=8 Hz,1H)、6.59(d,J=8 Hz
,1H)、6.20(d,J=8 Hz,1H)、6.20(s,1H)、5(
78,J=s Hz,1H)、5.45(s,1H)、5.37(d,J=10
Hz、1H)、4.60(dd,J=5 Hz、1H)、3.85(s,3H
)、3.75(s,2H)、2.37(m,1H)、2.12(s,3H)、1
.70(m,2H)、1.60(m,1H)、1.30(s,3H)、1.15
(m,2H)、1.02(s、3H);13 C NMR(75MHz、DMSO−d)δ156.3、151.5、1
45.0、139.6、133.7、130.2、128.0、127.1、1
26.9、120.8、120.3、118.5、116.5、113.0、1
10.2、105.2、105.2、76.2、65.1、55.6、49.4
、36.9、29.6、26.8、23.7、21.3。
【0468】 実施例150 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシメチル−3−シク
ロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.06(d,J=8 Hz
,1H)、7.01(t,J=8 Hz,1H)、6.59(d,J=8 Hz
,1H)、6.52(d,J=8 Hz,1H)、6.27(s,1H)、6.
03(s,1H)、5.38(s,1H)、5.23(m,1H)、4.75(
m,2H)、3.81(s,3H)、3.47(m,1H)、2.95(m,1
H)、2.19(s,3H)、1.70〜1.35(m,6H)、1.31(s
,3H)、1.03(s,3H);13C NMR(75MHz、DMSO−d )δ156.4、154.4(145.1)、132.9、129.2、12
8.0、127.6、126.9、126.1、119.3、118.6、11
4.3、113.1、109.0、105.5、73.5、64.4、55.9
、49.2、48.6、29.7、26.5、25.6、24.3、23.5、
18.3; 分析:C2731NO・1/4HOについての計算値:C,76.84;
H,7.52;N,3.32。実測値:C,76.93;H,7.73;N,3
.18。
【0469】 実施例151 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−インドリル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびインドールを、実施例2のように処理して、所望の化合物を
得た。
【0470】 MS(DCI/NH)m/e423(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.89(d,1H)、8
.01(d,1H)、7.83(dd,1H)、7.27(dd,1H)、7.
04(m,3H)、6.80(t,1H)、6.68(d,1H)、6.54(
s,1H)、6.53(d,1H)、6.28(d,1H)、6.12(s,1
H)、5.35(s,1H)、3.83(s,3H)、1.89(s,3H)、
1.22(s,3H)、1.14(s,3H); 分析:C2826についての計算値:C,79.59;H,6.20
;N,6.62。実測値:C,79.58;H,6.28;N,6.36。
【0471】 実施例152 rel(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン 実施例148(0.512g、1.23ミリモル)をCHCl(5mL)
に溶解し、0℃に冷却し、(i−Pr)NEt(0.32mL、1.84ミリ
モル)、メタンスルホニルクロリド(0.11mL、1.47ミリモル)を加え
、1時間攪拌した。その反応混合物に、リチウムトリエチルボロハイドライド(
4.70mLの1M/THF溶液、4.70ミリモル)を滴下し、60分間攪拌
し、10mLの1M NaOH、0.6mLの30%Hを加え、2時間攪
拌し、酢酸エチルで抽出した。有機層を、HO、飽和NaHCO水溶液、ブ
ラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し、ヘキサン中の5%、次に7%の酢酸エチルで溶離し
て、0.362g(74%)の所望の化合物を無色泡状物として得た。
【0472】 MS(DCI/NH)m/e402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=8 Hz
,1H)、7.06(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.56(d,J=8 Hz
,1H)、6.16(s,1H)、5.49(d,J=10 Hz,1H)、5
.41(br s,1H)、4.83(br s,1H)、3.85(s,3H
)、2.31〜2.17(m,1H)、2.06(s,3H)、1.99〜1.
21(m,6H)、1.49(s,3H)、1.29(s,3H)、1.08(
s,3H)。
【0473】 実施例153 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン 実施例149を、実施例152のように処理して、所望の化合物を得た。
【0474】 MS(DCI/NH)m/e402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.04(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz
,1H)、6.22(d,J=2 Hz,1H)、5.55(br s,1H)
、5.45(br s,1H)、5.35(d,J=10 Hz,1H)、3.
86(s,3H)、2.34〜2.18(m,1H)、2.12(s,3H)、
1.97〜0.88(m,6H)、1.61(s,3H)、1.30(s,3H
)、1.02(s,3H); 分析:C2731NO・1/4HOについての計算値:C,79.87;
H,7.82;N,3.45。実測値:C,79.81;H,8.28;N,3
.39。
【0475】 実施例154 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン 実施例152を、(R,R)WHELK−O1カラムでHPLCにかけ、ヘキ
サン中2%EtOHで溶離して、所望の化合物を得た。
【0476】 [α] 20−155.9°(c0.85,CHCl); MS(DCI/NH)m/e402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=9 Hz
,1H)、7.06(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=9 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz
,1H)、6.20(d,J=2 Hz,1H)、5.49(d,J=10Hz
,1H)、5.42(br s,1H)、4.85(br s,1H)、3.8
5(s,3H)、2.30〜2.18(m,1H)、2.06(s,3H)、1
.97〜1.20(m,6H)、1.49(s,3H)、1.29(s,3H)
、1.08(s,3H); 分析:C2731NO・1/4HOについての計算値:C,79.87;
H,7.82;N,3.45。実測値:C,79.80;H,8.15;N,3
.41。
【0477】 実施例155 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例149を、(R,R)WHELK−O1カラムでHPLCにかけ、ヘキ
サン中6%EtOHで溶離して、所望の化合物を得た。
【0478】 [α] 20−233.9°(c1.27,CHCl); MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.05(d,J=9 Hz
,1H)、7.08(d,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz
,1H)、6.23(br s,1H)、5.78(br s,1H)、5.4
6(br s,1H)、5.37(d,J=10 Hz,1H)、4.65(t
,J=6 Hz,1H)、3.86(s,3H)、3.76(m,2H)、2.
36〜2.22(m,2H)、2.12(s,3H)、1.87〜1.77(m
,2H)、1.65〜1.53(m,1H)、1.30(s,3H)、1.27
〜0.92(m,2H)、1.02(s,3H)。
【0479】 実施例156 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例149を、(R,R)WHELK−O1カラムでHPLCにかけ、ヘキ
サン中6%EtOHで溶離して、所望の化合物を得た。
【0480】 [α] 20+234.6°(c1.10,CHCl); MS(DCI/NH)m/e418(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.05(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz
,1H)、6.22(br s,1H)、5.78(br s,1H)、5.4
5(br s,1H)、5.37(d,J=10 Hz,1H)、4.63(t
,J=6 Hz,1H)、3.86(s,3H)、3.78〜3.73(m,2
H)、2.36〜2.22(m,2H)、2.12(s,3H)、1.87〜1
.77(m,2H)、1.65〜1.52(m,1H)、1.34〜0.93(
m,2H)、1.30(s,3H)、1.02(s,3H)。
【0481】 実施例157 (−)−(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メ
チル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン 実施例155を、実施例152のように処理して、所望の化合物を得た。
【0482】 MS(DCI/NH)m/e(M+H)402; H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.04(d,J=8 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=8 Hz,1H)、6.62(d,J=8 Hz
,1H)、6.23(br s,1H)、5.55(br s,1H)、5.4
5(br s,1H)、5.35(d,J=10 Hz,1H)、3.86(s
,3H)、2.33〜2.18(m,1H)、2.12(s,3H)、1.95
〜1.45(m,4H)、1.61(s,3H)、1.34〜0.88(m,2
H)、1.30(s,3H)、1.02(s,3H); [α] 20−224.1°(c0.73,CHCl); 分析:C2731NO・1/2HOについての計算値:C,78.99;
H,7.86;N,3.41。実測値:C,79.14;H,8.07;N,3
.03。
【0483】 実施例158 (+)−(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メ
チル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン 実施例156を、実施例152のように処理して、所望の化合物を得た。
【0484】 MS(DCI/NH)m/e402(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.04(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(d,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.59(d,J=8 Hz
,1H)、6.22(br s,1H)、5.55(m,1H)、5.45(b
r s,1H)、5.35(d,J=10 Hz,1H)、3.86(s,3H
)、2.27(m,1H)、2.12(s,3H)、1.94〜1.05(m,
6H)、1.61(s,3H)、1.30(s,3H)、1.02(s,3H)
【0485】 実施例159 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−クロロメチル−3−シクロヘ
キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例148(0.110g、0.264ミリモル)を、2滴のDMFを含有
する2mLのTHF中の、メタンスルホニルクロリド(49μL、0.632ミ
リモル)、(i−Pr)2NEt(53μL、0.695ミリモル)、塩化リチ
ウム(11mg、0.264ミリモル)と合わせ、その反応混合物を室温で数時
間攪拌した。その反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、シリカゲルクロマトグラフィー
によって精製し、ヘキサン中20%酢酸エチルで溶離して、106mg(92%
)の所望の化合物を泡状物として得た。
【0486】 MS(DCI/NH)m/e436(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.03(d,J=8 Hz
,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.66(dd,J=8 H
z,2H)、6.55(d,J=8 Hz,1H)、6.25(br s,1H
)、5.53(d,J=10 Hz,1H)、5.39(s,1H)、5.25
(s,1H)、3.91(s,2H)、3.84(s,3H)、2.30(m,
1H)、2.05(s,3H)、1.35〜2.00(m,6H)、1.30(
s,3H)、1.10(s,3H)。
【0487】 実施例160 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにナトリウムメトキシドを使用
して、実施例148を、実施例152によって処理して、所望の化合物を得た。
【0488】 MS(DCI/NH)m/e432(M+H) H NMR(400MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=9 Hz
,1H)、6.64(d,J=9 Hz,1H)、6.57(d,J=9 Hz
,1H)、5.53(d,J=10 Hz,1H)、5.11(s,1H)、3
.85(s,3H)、3.58(dd,J=12+32 Hz,1H)、3.0
6(s,3H)、2.30(br m,1H)、2.07(s,3H)、1.5
0〜2.00(br m,4H)、1.35(m,1H)、1.30(s,3H
)、1.10(s,3H);13 C NMR(100MHz、DMSO−d)δ156.2、150.9、
145.0、137.0、133.7、133.6、130.4、128.1、
127.1、127.1、123.5、117.9、116.4、113.5、
113.1、110.1、105.4、105.3、105.0、76.2、7
5.4、56.4、55.6、49.5、36.9、29.7、23.4、25
.5、25.3、25.2、24.2、20.2。
【0489】 実施例161 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにナトリウムチオメトキシドを
使用して、実施例148を、実施例152によって処理して、所望の化合物を白
色泡状物として得た。
【0490】 MS(DCI/NH)m/e448(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=8 Hz
,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.65(d,J=9 Hz,1H)、6.57(d,J=9 Hz
,1H)、6.23(s,1H)、5.49(d,J=10 Hz,1H)、5
.40(s,1H)、5.00(s,1H)、3.86(s,2H)、2.30
(br m,2H)、2.07(s,3H)、1.81(s,3H)、1.40
〜1.78(br m,6H)、1.30(s,3H)、1.09(s,3H)
13 C NMR(100MHz、DMSO−d)δ156.2、151.0、
145.0、135.7、133.8、130.3、128.2、127.1、
127.1、123.5、118.1、116.5、113.4、113.1、
110.1、105.3、75.7、55.5、49.5、40.8、37.5
、29.7、27.3、26.2、25.7(24.2)、20.6、13.7
【0491】 実施例162 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例149(0.100g、0.239ミリモル)を、ジクロロメタン(6
mL)中の、無水酢酸(27μL、0.288ミリモル)、DMAP(2mg、
触媒量)、(i−Pr)NEt(50μL、0.288ミリモル)と合わせた
。その反応混合物を室温で1時間攪拌し、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、シリカゲルクロマ
トグラフィーによって精製し、ヘキサン中20%酢酸エチルで溶離して、89m
g(81%)の所望の化合物を白色固形物として得た。
【0492】 MS(DCI/NH)m/e460(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.05(d,J=8 Hz
,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.62(d,J=8 Hz
,1H)、6.23(s,1H)、5.82(s,1H)、5.46(s,1H
)、5.40(d,J=10 Hz,1H)、4.38(s,2H)、3.86
(s,3H)、2.33(br m,1H)、2.12(s,3H)、2.03
(s,3H)、1.85(br m,2H)、1.60(br m,1H)、1
.30(s,3H)、1.02〜1.28(br m,3H)、1.02(s,
3H); 分析:C2933NOについての計算値:C,75.79;H,7.24;
N,3.05。実測値:C,76.14;H,7.47;N,3.02。
【0493】 実施例163 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例148を、実施例162のように処理して、所望の化合物を白色固形物
として得た。
【0494】 MS(DCI/NH)m/e460(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.02(d,J=8 Hz
,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 Hz
,1H)、6.65(d,J=8 Hz,1H)、6.58(d,J=8 Hz
,1H)、6.18(s,1H)、5.55(d,J=10 Hz,1H)、5
.39(s,1H)、5.16(s,1H)、4.22(s,2H)、3.85
(s,3H)、2.40(br,J=8 Hz,1H)、2.06(s,3H)
、1.96(s,3H)、1.32〜1.95(br m,3H)、1.28(
s,3H)、1.06(s,3H); 分析:C2933NOについての計算値:C,75.79;H,7.24;
N,3.05。実測値:C,75.53;H,7.32;N,2.84。
【0495】 実施例164 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにナトリウムメトキシドを使用
して、実施例149を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白色泡
状物として得た。
【0496】 MS(DCI/NH)m/e432(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.05(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz
,1H)、6.59(d,J=8 Hz,1H)、6.20(s,1H)、5.
78(s,1H)、5.45(s,1H)、5.39(d,J=10 Hz,1
H)、3.70(s,2H)、3.14(s,3H)、2.30(br m,1
H)、2.12(s,3H)、1.81(br m,2H)、1.60(br
m,1H)、1.30(s,3H)、1.15(br m,2H)、1.02(
s,3H); 分析:C2833NO・1/4HOについての計算値:C,77.12;
H,7.74;N,3.21。実測値:C,77.17;H,7.55;N,3
.15。
【0497】 実施例165 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
,N−ジメチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにジメチルアミンを使用して、
実施例148を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白色泡状物と
して得た。
【0498】 MS(DCI/NH)m/e445(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,J=8 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.64(d,J=8 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz
,1H)、6.22(s,1H)、5.50(d,J=10 Hz,1H)、5
.39(s,1H)、5.03(s,1H)、3.85(s,3H)、2.62
(d,J=11 Hz,1H)、2.50(d,J=11 Hz,1H)、2.
25(br s,1H)、2.06(s,6H)、1.98(s,3H)、1.
40〜1.95(br m,6H)、1.30(s,3H)、1.25(br
m,1H)、1.11(s,3H); 分析:C2936・3/4HOについての計算値:C,76.03
;H,8.25;N,6.11。実測値:C,75.90;H,7.81;N,
5.90。
【0499】 実施例166 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにナトリウムチオメトキシドを
使用して、実施例149を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白
色泡状物として得た。
【0500】 MS(DCI/NH)m/e448(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.05(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=8 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz
,1H)、6.24(s,1H)、5.71(s,1H)、5.46(s,1H
)、5.39(d,J=10 Hz,1H)、3.86(s,3H)、3.02
(s,2H)、2.17〜2.41(br m,2H)、2.11(s,3H)
、1.91〜2.10(br m,2H)、1.88(s,3H)、1.30(
s,3H)、1.25(s,3H)、1.05〜1.25(br m,3H)、
1.02(s,3H); 分析:C2833NOS・1/2HOについての計算値:C,73.65
;H,7.50;N,3.07。実測値:C,73.37;H,7.46;N,
2.97。
【0501】 実施例167 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−モルホリノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにモルホリンを使用して、実施
例148を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白色泡状物として
得た。
【0502】 MS(DCI/NH)m/e487(M+H) H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.01(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.65(d,J=8 Hz,1H)、6.56(d,J=8 Hz
,1H)、6.22(s,1H)、5.49(d,J=11 Hz,1H)、5
.41(s,1H)、5.04(s,1H)、3.85(s,3H)、3.52
(br s,3H)、2.68(d,J=12 Hz,1H)、2.56(d,
J=12 Hz,1H)、2.25(br s,1H)、2.15(br s,
2H)、2.05(s,3H)、1.40〜2.00(br m,6H)、1.
32(s,3H)、1.20〜1.28(br m,6H)、1.17(s,3
H); 分析:C3138についての計算値:C,76.51;H,7.87
;N,5.76。実測値:C,76.24;H,8.05;N,5.52。
【0503】 実施例168 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−メチル−N−メチルスルホニルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例170(0.80g、0.186ミリモル)を、0℃において1.5時
間にわたって、メタンスルホニルクロリド(15μL、0.195ミリモル)、
(i−Pr)NEt(48μL、0.279ミリモル)、およびTHFと合わ
せた。その生成物をシリカゲルプラグに直接加え、ヘキサン、次に、ヘキサン中
40%酢酸エチルで溶離して、88mg(93%)の所望の化合物を白色固形物
として得た。
【0504】 MS(DCI/NH)m/e 509(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.02(d,J=9 Hz
,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.65(d,J=9 Hz,1H)、6.58(d,J=9 Hz
,1H)、6.20(s,1H)、5.53(d,J=5 Hz,1H)、5.
41(s,1H)、5.11(s,1H)、3.85(s,3H)、3.46(
d,J=13 Hz,1H)、3.24(d,J=5 Hz,1H)、2.82
(s,3H)、2.53(s,3H)、2.30(br,1H)、2.08(s
,2H)、1.5〜2.0(br m,6H)、1.35(br m,1H)、
1.30(s,3H)、1.25(m,1H)、1.11(s,3H); 分析:C2936Sについての計算値:C,68.47;H,7.1
3;N,5.51。実測値:C,68.20;H,7.09;N,5.36。
【0505】 実施例169 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
,N−ジメチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにジメチルアミンを使用して、
実施例149を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白色泡状物と
して得た。
【0506】 MS(DCI/NH)m/e 445(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.05(d,J=9 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz
,1H)、6.213(s,1H)、5.69(s,1H)、5.46(s,1
H)、5.42(d,J=10 Hz,1H)、3.86(s,3H)、2.7
0(br,1H)、2.30(br m,1H)、2.11(s,3H)、2.
05(br,4H)、1.85(br,2H)、1.56(m,1H)、1.3
0(s,3H)、1.10〜1.25(m,3H)、1.02(s,3H); 分析:C2936・1/2HOについての計算値:C,76.79
;H,8.22;N,6.18。実測値:C,76.49;H,8.23;N,
5.95。
【0507】 実施例170 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
−メチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン リチウムトリエチルボロハイドライドの代わりにメチルアミンを使用して、実
施例148を、実施例152のように処理して、所望の化合物を白色泡状物とし
て得た。
【0508】 MS(DCI/NH)m/e 431(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=7 Hz
,1H)、6.63(d,J=7 Hz,1H)、6.57(d,J=7 Hz
,1H)、6.22(s,1H)、5.76(s,1H)、5.53(d,J=
10 Hz,1H)、5.41(s,1H)、5.14(br s,1H)、3
.85(s,3H)、3.02(s,2H)、2.30(br m,1H)、2
.22(s,3H)、2.07(s,3H)、1.75(br m,2H)、1
.80〜1.4(br m,4H)、1.30(s,3H)、1.25(s,1
H)、1.10(s,3H); 分析:C2833・1.25HOについての計算値:C,74.2
2;H,8.12;N,6.18。実測値:C,74.05;H,7.81;N
,6.00。
【0509】 実施例171 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチル−3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 1mLのHMPA中の実施例147(51mg、0.12ミリモル)およびテ
トラメチル錫(66.5μL、0.048ミリモル)の溶液を、Nで20分間
にわたって脱気した。ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)(9.8mg、0.012ミリモル)を加え、その反応混合物を85℃で6
0分間加熱し、室温に冷却し、30mLの酢酸エチルおよび30mLの飽和KF
水溶液と一緒に3時間にわたって勢いよく攪拌した。次に、その混合物をセライ
トのプラグで濾過し、相を分離した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥した
(NaSO)。濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(15%酢酸/ヘキ
サン)にかけて、所望の化合物を得た。
【0510】 MS(DCI/NH)m/z362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.68(d,1H)、6.58(d,1H)、6.42(
d,1H)、6.12(d,1H)、5.91(dd,1H)、5.44(s,
1H)、4.77(s,1H)、4.54(s,1H)、3.87(s,3H)
、2.43(m,1H)、2.20(s,3H)、2.09(m,1H)、1.
74(s,3H)、1.16(s,3H)。
【0511】 HRMS C2427NOについての計算値m/z:361.2042。
実測値:361.2047。
【0512】 実施例172 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,3−ブタジエン−2−イル)
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例147およびトリブチル(ビニル)錫を、前記実施例のように処理して
、所望の化合物を得た。
【0513】 MS(DCI/NH)m/z 374(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.70(dd,1H)、6.60(d,1H)、6.47
(dd,1H)、6.36(dd,1H)、6.18(d,1H)、5.95(
dd,1H)、5.43(s,1H)、5.16(s,1H)、5.12(s,
1H)、5.05(d,1H)、5.00(d,1H)、3.87(s,3H)
、2.55(dd,1H)、2.22(dd,1H)、2.10(s,3H)、
1.20(s,3H)、1.12(s,3H)。
【0514】 実施例173 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−3−プロペ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 5mLのMeOH中の、実施例147(64mg、0.15ミリモル)、ビス
(トリフェニルホスフィン)ジカルボニルニッケル(144mg、0.225ミ
リモル)、およびトリエチルアミン(42μL、0.30ミリモル)の混合物を
、16時間還流し、冷却し、酢酸エチルと水の間に分配した。有機層をブライン
で洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。残渣をフラッシュシリカゲルク
ロマトグラフィー(15%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の化
合物を得た。
【0515】 MS(DCI/NH)m/z 406(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.01(d,1H)、7.
06(t,1H)、6.70(dd,1H)、6.60(d,1H)、6.41
(dd,1H)、6.12(dd,1H)、6.01(dd,1H)、5.43
(s,1H)、5.36(s,1H)、3.87(s,3H)、3.68(s,
3H)、2.60(dd,1H)、2.43(dd,1H)、2.21(s,3
H)、1.20(s,3H)、1.12(s,3H); 分析:C2527NOについての計算値:C,74.05;H,6.71;
N,3.45。実測値:C,73.81;H,6.61;N,3.38。
【0516】 実施例174 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−ジヒドロキシ−3−プロ
ピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 0℃におけるピリジン(3mL)中の実施例2(50mg、0.144ミリモ
ル)の溶液を、OsO(370μL、0.144ミリモル)で処理し、周囲温
度で48時間攪拌し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液(3mL)を加え、4時
間攪拌し、セライトで濾過した。セライトプラグをEtOAcで繰り返して洗浄
した。有機濾液を水、ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。
残渣をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(95:5 塩化メチレン/メ
タノール)によって精製して、所望の化合物を、2種類のジアステレオ異性体の
分離できない混合物(2:1)として得た。
【0517】 MS(DCI/NH)m/z 382(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ7.94(d,1H)、7.05(t,1H)、6.
67(d,1H)、6.57(d,1H)、6.53(d,1H)、6.13〜
6.05(m,2H)、5.42(s,1H)、4.80(d,1H)、4.3
8(t,1H)、3.85(s,3H)、3.65(bm,1H)、3.19〜
3.00(m,2H)、2.21(s,3H)、1.83(m,2H)、1.1
9(s,3H)、1.11(s,3H); 副ジアステレオ異性体:δ7.96(d,1H)、7.07(t,1H)、6.
68(d,1H)、6.58(d,1H)、6.55(d,1H)、6.13(
s,1H)、5.97(dd,1H)、5.42(s,1H)、4.50(t,
1H)、4.45(d,1H)、3.85(s,3H)、3.45〜3.30(
m,3H)、2.23(s,3H)、1.80〜1.58(m,2H)、1.2
1(s,3H)、1.09(s,3H); 分析:C2327NO・0.35HOについての計算値:C,71.24
;H,7.20;N,3.61。実測値:C,71.24;H,7.28;N,
3.49。
【0518】 実施例175 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−エトキシ−3−プロペニ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン ベンゼン(5mL)中の、実施例174(50mg、0.13ミリモル)、ト
リフェニルホスフィン(38mg、0.14ミリモル)、ジエチルアゾジカルボ
キシレート(25mg、0.14ミリモル)、および3オングストロームの分子
篩(50mg)の混合物を、48時間還流し、冷却し、EtOAcと水の間に分
配した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。
残渣を、フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(8:2 ヘキサン/EtO
Ac)によって精製して、所望の化合物を、2種類のジアステレオ異性体の分離
できない混合物(1.3:1)として得た。
【0519】 MS(DCI/NH)m/z 364(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d): 主ジアステレオ異性体:δ7.93(d,1H)、7.09(t,1H)、6.
72(d,1H)、6.60(d,1H)、6.58(d,1H)、6.14(
s,1H)、5.95(m,1H)、5.44(s,1H)、3.85(s,3
H)、3.04(m,1H)、2.72(dd,1H)、2.35(dd,1H
)、2.17(s,3H)、2.05〜1.35(s,2H)、1.16(s,
3H)、1.14(s,3H);副ジアステレオ異性体:δ7.95(d,1H
)、7.08(t,1H)、6.71(d,1H)、6.59(d,1H)、6
.57(d,1H)、6.15(s,1H)、5.93(m,1H)、5.44
(s,1H)、3.85(s,3H)、2.90(m,1H)、2.65(dd
,1H)、2.28(m,1H)、2.17(s,3H)、2.05〜1.58
(m,2H)、1.17(s,3H)、1.13(s,3H); HRMS C2335NOについての計算値m/z:363.1834。実
測値:363.1846。
【0520】 実施例176 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N−フタルイミド)−3−
プロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン THF(15mL)中の、実施例69(250mg、0.68ミリモル)、フ
タルイミド(103mg、0.7ミリモル)、トリフェニルホスフィン(184
mg、0.7ミリモル)、およびジエチルアゾジカルボキシレート(110μL
、0.7ミリモル)を、24時間攪拌し、EtOAcと水の間に分配した。有機
層を水、ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮した。残渣を、フラ
ッシュシリカゲルクロマトグラフィー(3:1 ヘキサン/EtOAc)によっ
て精製して、所望の化合物を得た。
【0521】 MS(DCI/NH)m/z 495(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.88(d,1H)、7.
81(s,4H)、6.82(t,1H)、6.58(d,1H)、6.42(
d,1H)、6.40(d,1H)、6.10(s,1H)、5.61(dd,
1H)、5.40(s,1H)、3.78(s,3H)、3.48(t,2H)
、2.16(s,3H)、1.75〜1.40(bm,4H)、1.22(s,
3H)、1.16(s,3H); HRMS C3130についての計算値m/z:494.2206。
実測値:494.2198。
【0522】 実施例177 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アミノ−3−プロピル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 還流エタノール(8mL)中において、実施例176(118mg、0.24
ミリモル)に、ヒドラジン(12.8mg、0.4ミリモル)を16時間にわた
って加え、冷却し、濾過して固形物を除去した。濾液を濃縮し、フラッシュシリ
カゲルクロマトグラフィー(9.5:0.5 塩化メチレン/メタノール)によ
って精製して、所望の化合物を得た。
【0523】 MS(DCI/NH)m/z 365(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
05(t,1H)、6.68(d,1H)、6.57(d,1H)、6.54(
d,1H)、6.08(s,1H)、5.66(dd,1H)、5.43(s,
1H)、3.85(s,3H)、2.43(t,2H)、2.17(s,3H)
、1.80〜1.22(m,4H)、1.16(s,3H)、1.15(s,3
H); 分析:C2328・0.30HOについての計算値:C,74.6
9;H,7.79;N,7.57。実測値:C,74.50;H,7.78;N
,7.31。
【0524】 実施例178 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(ヒドラジノカルボニルアミ
ノ)−3−プロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 還流THF(6mL)中において、実施例177(65mg、0.178ミリ
モル)に、トリホスゲン(19mg、0.0646ミリモル)およびトリエチル
アミン(50μL、0.36ミリモル)を3時間にわたって加え、冷却し、濃縮
して、粗イソシアネートを得た。
【0525】 THF(10mL)中の粗イソシアネート(0.089ミリモル)に、ヒドラ
ジン(4.5ミリモル)を加え、窒素下に2時間攪拌し、濃縮し、残渣を、フラ
ッシュシリカゲルクロマトグラフィー(9:1 ジクロロメタン/メタノール)
によって精製して、所望の化合物を得た。
【0526】 MS(DCI/NH)m/z 423(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,1H)、7.
06(t,1H)、6.79(bs,1H)、6.68(dd,1H)、6.5
7(d,1H)、6.54(dd,1H)、6.22(bt,1H)、6.10
(d,1H)、5.63(dd,1H)、5.44(s,1H)、3.96(b
s,2H)、3.85(s,3H)、2.92(m,2H)、2.15(s,3
H)、1.58〜1.20(m,4H)、1.16(s,3H)、1.15(s
,3H); HRMS(M+H)2430についての計算値m/z:423
.2396。実測値:423.2413。
【0527】 実施例179 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−1−
エテニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例44(0.087g、0.26ミリモル)を、CHCl(10mL
)に溶解し、−23℃に冷却し、0.52mLの1M Dibal−H/ヘプタ
ン溶液(0.52ミリモル)を滴下し、1時間攪拌した。その反応混合物を、3
0mLの0.5M HClに注ぎ、30分間攪拌し、酢酸エチルで抽出し、合わ
せた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、中間体アルデヒドを
黄色泡状物として得た。
【0528】 得られる黄色泡状物をTHF(8mL)に溶解し、0℃に冷却し、メチル(ト
リフェニルホスホラニリデン)アセテート(0.130g、0.39ミリモル)
を加え、室温で一晩、次に45℃で1時間、攪拌した。その反応混合物を冷却し
、飽和NHCl水溶液で希釈し、酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層をブラ
インで洗浄し、乾燥した(MgSO)。残渣をシリカゲルでカラムクロマトグ
ラフィーにかけ、90:10 ヘキサン/酢酸エチルで溶離して、0.043g
(42%)の所望の化合物を黄色泡状物として得た。
【0529】 MS(DCI/NH)m/e 392(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.99(d,J=9 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.86(dd,J=4,1
6 Hz, 1H)、6.69(d,J=7 Hz,1H)、6.67(d,J
=9 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz,1H)、6.41(dd,
J=2,4 Hz,1H)、6.26(d,J=2 Hz,1H)、5.63(
dd,J=2,16 Hz,1H)、5.45(br s,1H)、3.84(
s,3H)、3.56(s,3H)、2.08(s,3H)、1.19(s,3
H)、1.15(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ165.19、156.1
8、151.64、146.45、145.59、133.53、128.39
、127.17、123.57、117.17、116.54、113.85、
109.82、105.78、71.93、55.80、55.59、51.5
7、49.75、29.56、29.15、28.70、23.45; 分析:C2425NO・1/4HOについての計算値:C,72.80;
H,6.49;N,3.54。実測値:C,73.00;H,6.56;N,3
.34。
【0530】 実施例180 (Z)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−プロペニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例179からの中間体アルデヒド、およびエチルトリフェニルホスホニウ
ムヨージドを、実施例187のように処理して、所望の化合物を得た。
【0531】 MS(DCI/NH)m/e 348(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.90(d,J=8 Hz
,1H)、6.97(t,J=6 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.52(d,J=8 Hz,1H)、6.48(d,J=12 H
z,1H)、6.26(d,J=7 Hz,1H)、6.01(s,1H)、5
.59(m,1H)、5.41(s,2H)、3.83(s,3H)、2.08
(s,3H)、1.79(d,J=7 Hz,2H)、1.23(s,3H)、
1.11(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ156.1、152.4、
145.4、132.4、131.0、130.2、127.7、127.2、
127.0、126.7、116.9、116.4、113.7、113.0、
109.9、105.4、69.4、55.6、49.7、29.6、28.3
、23.0、13.8; 分析:C2325N・1.0HOについての計算値:C,75.59;
H,7.45;N,3.83。実測値:C,75.53;H,7.20;N,3
.62。
【0532】 実施例181 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−1−プロ
ペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン LiAlH(0.200g、5.17ミリモル)の20mLエーテル懸濁液
に、AlCl(0.230g、1.72ミリモル)の15mLエーテル溶液を
、室温において滴下し、15分間攪拌し、実施例179の20mLエーテル溶液
を滴下した。室温で1時間攪拌した後、2mLのHOを慎重に加え、次に、1
5%NaOHを滴下し、容器の底に白色ペースト状物が沈着した。そのエーテル
溶液をデカンテーションし、ペースト状物をエーテルで数回洗浄し、合わせた有
機層をブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーによって精製し、ヘキサン中の25%、次に33%の酢酸エチ
ルで溶離して、0.195g(78%)の所望の化合物を無色泡状物として得た
H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.01(t,J=8 Hz,1H)、6.64(d,J=9 Hz
,1H)、6.61(d,J=9 Hz,1H)、6.52(d,J=8 Hz
,1H)、6.18(br d,J=4 Hz,1H)、6.08(s,1H)
、5.73〜5.66(m,1H)、5.51(5.43、J=m Hz,1H
)、5.41(s,1H)、4.65(t,J=5 Hz,1H)、3.83(
s,3H)、3.77(t,J=5 Hz,2H)、2.12(s,3H)、1
.19(s,3H)、1.13(s,3H); MS(FAB) C2325NOについての計算値m/e:363.183
。実測値:363.1839。
【0533】 実施例182 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N,N−ジメチルア
ミノカルボニルオキシ)−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例181(0.035mg、0.096ミリモル)を、DMF(5mL)
に溶解し、室温においてNaH(0.012g、油中60%分散物、0.289
ミリモル)を加え、10分間攪拌し、N,N−ジメチルカルバモイルクロリド(
44μL、0.481ミリモル)を滴下し、30分間攪拌した。その反応混合物
を10mLの飽和NHCl水溶液で希釈し、酢酸エチルで抽出し、有機層をH O、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮し、シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し、ヘキサン中25%、次に、33%の酢酸エチルで溶
離して、0.033g(79%)の所望の化合物を、無色泡状物として得た。
【0534】 MS(DCI/NH)m/e 509(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=9 Hz
,1H)、7.02(t,J=8 Hz,1H)、6.66(d,J=8 Hz
,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.53(d,J=8 Hz
,1H)、6.17(m,2H)、5.82(dd,J=16,4 Hz,1H
)、5.49〜5.42(m,1H)、5.42(s,1H)、4.31(d,
J=6 Hz,2H)、3.82(s,3H)、2.71(m,6H)、2.0
9(s,3H)、1.20(s,3H)、1.12(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.1、155.1、
151.8、145.4、133.0、131.5、130.0、129.8、
127.6、127.0、126.8、117.3、116.9、113.7、
113.5、110.0、105.6、72.9、63.8、55.7、55.
6、49.7、29.3、28.5、28.4、23.3; MS(FAB) C2630についての計算値m/e:434.22
06。実測値:434.2209。
【0535】 実施例183 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシメトキシ−1
−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例181(0.026g、0.072ミリモル)をジクロロエタン(5m
L)に溶解し、0℃に冷却し、(i−Pr)NEt(62μL、0.35ミリ
モル)、次に、クロロメチルメチルエーテル(16μL、0.215ミリモル)
を加え、浴を除去し、その混合物を14時間で55℃に加熱した。その混合物を
、酢酸エチルと飽和NHCl水溶液の間に分配し、有機層をブラインで洗浄し
、乾燥し(MgSO)、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘキ
サン中10%酢酸エチルで溶離して、0.012g(41%)の所望の化合物を
、琥珀色油状物として得た。
【0536】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=8 H
z,1H)、7.02(t,J=8 Hz,1H)、6.66(d,J=9 H
z,1H)、6.63(d,J=9 Hz,1H)、6.53(d,J=8 H
z,1H)、6.19(br d,J=3 Hz,1H)、6.14(d、J=
2 Hz,1H)、5.78(dd,J=16,4 Hz,1H)、5.42(
s,1H)、4.31(ABq,J=8,6 Hz,2H)、3.84(m,2
H)、3.82(s,3H)、3.09(s,3H)、2.11(s,3H)、
1.20(s,3H)、1.13(s,3H); MS(FAB) C2529NOについての計算値m/e:407.209
7。実測値:407.2090。
【0537】 実施例184 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−3−プロペニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例44(0.58g、1.74ミリモル)をCHCl(40mL)に
溶解し、−45℃に冷却し、2.09mLの1M Dibal−H/ヘプタン溶
液(2.09ミリモル)を滴下し、1時間攪拌した。その反応混合物を75mL
の0.5M HClに注ぎ、30分間攪拌し、酢酸エチルで抽出し、合わせた有
機層をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮して、0.55gの粗
アルデヒドを黄色泡状物として得た。
【0538】 得られるアルデヒド(0.048g、0.143ミリモル)をTHF(5mL
)に溶解し、0℃に冷却し、ビニルマグネシウムブロミド(0.72mL 1M
/THF、0.72ミリモル)をゆっくり加えた。15分間攪拌した後、その混
合物を、酢酸エチルとブラインの間に分配し、水性相を酢酸エチルで抽出し、合
わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、濃縮し、シリカゲ
ルクロマトグラフィーによって精製し、ヘキサン中20%酢酸エチルで溶離して
、所望の化合物(0.027g、53%)を、分離できない1:1のジアステレ
オ異性体混合物として得た。
【0539】 主ジアステレオ異性体: H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.97(d,J=8 Hz
,1H)、7.04(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.59(d,J=8 Hz,1H)、6.48(d,J=8 Hz
,1H)、6.03(br s,1H)、5.61(s,1H)、5.46(m
,1H)、5.36(m,1H)、4.97〜5.10(m,1H)、4.87
(m,1H)、3.94(m,1H)、3.85(s,3H)、2.19(s,
3H)、1.23(s,3H)、1.10(s,3H); 副ジアステレオ異性体: MS(DCI/NH)m/e 364(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.02(d,J=8 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 Hz
,1H)、6.62(d,J=8 Hz,1H)、6.61(d,J=8 Hz
,1H)、6.16(br s,1H)、5.95(m,1H)、5.58(s
,1H)、5.41(s,1H)、4.97〜5.10(m,2H)、3.94
(m,1H)、3.85(s,3H)、2.11(s,3H)、1.27(s,
3H)、1.01(s,3H);MS(DCI/NH)m/e(M+H)
64;分析:C2325NO・3/4HOについての計算値:C,73.
29;H,7.09;N,3.72。実測値:C,73.67;H,6.80;
N,3.81。
【0540】 実施例185 メチル2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセチルヒドロ
キサメート 実施例46(0.150g、0.395ミリモル)を、N,0−ジメチルヒド
ロキシルアミンヒドロクロリド(0.192g、1.98ミリモル)およびトリ
メチルアルミニウム(1.0mL、2.0ミリモル)の溶液に滴下し、得られる
混合物を40℃で2時間加熱し、メタノールで鎮め、塩化メチエンと飽和ロシェ
ル塩の間に分配した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄
し、乾燥した(MgSO)。粗生成物を、シリカゲルフラッシュクロマトグラ
フィーによって精製し、塩化メチレン中4%、次に10%の酢酸エチルで溶離し
て、所望の化合物(62%)を白色泡状物として得た。
【0541】 MS(DCI/NH)m/e 409(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.79(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(dd,J=8 Hz,1H)、6.73(d,J=8 H
z,1H)、6.61(d,J=8 Hz,1H)、6.48(d,J=8 H
z,1H)、6.25(dd,J=2+10 Hz,1H)、6.16(s,1
H)、5.43(s,1H)、3.87(s,3H)、3.25(br s,3
H)、3.04(br s,3H)、2.34(m,1H)、2.18(s,3
H)、1.17(s,6H); 分析:C2428についての計算値:C,70.57;H,6.91
;N,6.86。実測値:C,70.74;H,7.11;N,6.59。
【0542】 実施例186 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセトアルデヒド 実施例185(0.334g、0.817ミリモル)を、THF(20mL)
に溶解し、−78℃に冷却し、トルエン中の1M Dibal−H(1.71m
L、1.71ミリモル)を5分間で加え、1時間攪拌した。その反応混合物を、
飽和酒石酸ナトリウムカリウムに注ぎ、層を分離し水性相をCHClで抽出
し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥
し(MgSO)、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘキサン中
30%酢酸エチルで溶離して、0.265g(93%)の所望の化合物を無色泡
状物として得た。
【0543】 MS(DCI/NH)m/e 350(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.65(s,1H)、7.
95(d,J=9 Hz,1H)、7.05(dd,J=8 Hz,1H)、6
.73(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6
.45(d,J=8 Hz,1H)、6.35(dd,J=3+10 Hz,1
H)、6.20(s,1H)、5.45(s,1H)、3.85(s,3H)、
2.85(m,1H)、2.60(m,1H)、2.15(s,3H)、1.1
7(s,3H)、1.15(s,3H); 分析:C2223NO・1/4HOについての計算値:C,74.66;
H,6.69;N,3.96。実測値:C,74.32;H,6.30;N,3
.86。
【0544】 実施例187 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘキシリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン シクロヘキルトリフェニルホスホニウムブロミド(Grim, S. O.;
Ambrus, J. H.;J. Org. Chem. 1968, 33
,2993−2994)(0.234g、0.55モル)を、(5:3)THF
:エ−テル(8.0mL)に懸濁し、−10℃に冷却し、220μLの2.5M
n−ブチルリチウムを加え、10分間攪拌した。実施例186をTHF中の溶
液として加え、反応液を室温で12時間攪拌し、15分間還流し、冷却した。ジ
エチルエーテルを加え、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーによって精製し、10:1〜5:1 ヘキサン/酢酸エチルで溶離して、0.
033g(51%)の所望の化合物を得た。融点130〜135℃; MS(DCI/NH)m/e 416(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.03(t,J=9 Hz
,1H)、6.67(d,J=8 Hz,1H)、6.75(d,J=9 Hz
,1H)、6.50(d,J=8 Hz,1H)、6.11(s,1H)、5.
64(dd,J=10,10 Hz,1H)、5.43(s,1H)、5.04
(t,J=7 Hz,1H)、3.85(s,3H)、2.10(s,3H)、
2.0(b,2H)、1.81(t,J=7 Hz,2H)、1.45(b,3
H)、1.3(b,3H)、1.17(s,3H)、1.15(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ165.0、151.1、
145.4、140.5、133.41、132.2、127.5、127.0
、126.8、116.5、116.3、116.0、113.0、110.3
、105.3、73.9、55.5、49.6、36.6、30.5、28.9
、28.7、28.1、27.9,27.0、26.2、23.8。
【0545】 実施例188 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロペンチリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例186およびシクロペンチルトリフェニルホスホニウムブロミド(Ra
mirez, F.;Levy, S. JACS 1957,79,67−6
9)を、実施例187のように処理して、所望の化合物を得た。
【0546】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=9 H
z,1H)、7.02(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 H
z,1H)、6.57(d,J=9 Hz,1H)、6.48(d,J=7 H
z,1H)、6.10(s,1H)、5.56(dd、J=10,8 Hz,1
H)、5.43(s,1H)、5.22(b,1H)、3.85(s,3H)、
2.14(s,6H)、1.77(b,2H)、1.49(b,4H)、1.1
7(s,3H)、1.14(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d)δ156.1、151.2、1
45.4、144.6、133.4、132.3、127.6、127.0、1
26.8、116.4、116.1、115.3、113.3、113.1、1
10.3、105.3、73.6、55.6、49.6、33.1、29.0、
28.7、28.0、25.8、25.7、23.8; HRMS(FAB) C2732Nについての計算値m/e:401.2
355。実測値:401.2342。
【0547】 実施例189 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘプチリデニルエチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例186およびシクロヘプチルトリフェニルホスホニウムブロミド(Al
bright, T.A.;Freeman,W.J.;Schweizer,
E.E. JACS 1974,97,2942−2943)を、実施例18
6のように処理して、所望の化合物を得た。
【0548】 MS(DCI/NH)m/e 430(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=9 Hz
,1H)、7.02(t,J=8 Hz,1H)、6.67(d,J=8 Hz
,1H)、6.57(d,J=9 Hz,1H)、6.49(d,J=8 Hz
,1H)、6.12(s,1H)、5.69(dd、J=10,9 Hz,1H
)、5.43(s,1H)、5.12(t,J=7 Hz,1H)、3.85(
s,3H)、2.13(s,6H)、1.90(b,2H)、1.38(b,3
H)、1.27(m,4H)、1.17(s,3H)、1.14(s,3H)、
0.82(m,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d)δ156.1、151.1、1
45.4、142.2、133.4、132.3、128.6、127.6、1
27.0、126.8、120.0、116.3、116.0、113.0、1
10.3、105.3、73.6、65.7、55.6、49.6、37.3、
33.2、31.1、29.8、29.3、29.2、29.0、28.6、2
8.5、26.2、23.8、23.2; 分析:C2935・3/4HOについての計算値:C,72.70
;H,8.52;N,2.92。実測値:C,72.50;H,8.11;N,
2.47。
【0549】 実施例190 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−2−ブテニル)−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例186およびイソプロピルトリフェニルホスホニウムヨージドを、実施
例187のように処理して、所望の化合物を得た。
【0550】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=8 H
z,1H)、7.37(s,1H)、7.03(t,J=8 Hz,1H)、6
.67(d,J=7 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz,1H)、6
.49(d,J=8 Hz,1H)、6.11(s,1H)、5.65(dd,
J=10,9 Hz,1H)、5.43(s,1H)、5.12(t,J=7
Hz,1H)、3.85(s,3H)、2.14(s,3H)、1.63(s,
3H)、1.31(s,3H)、1.17(s,3H)、1.15(s,3H)
13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.1、151.1、
145.4、133.4、132.8、132.2、127.6、127.0、
126.9、119.8、116.4、116.1、113.3、113.1、
110.3、105.3、73.7、55.6、49.6、31.5、29.0
、28.7、25.6、23.8、17.5; HRMS(FAB) C2529Nについての計算値m/e:375.2
198。実測値:375.2189。
【0551】 実施例191 トランス 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例186およびエチルトリフェニルホスホニウムブロミドを、実施例18
6のように処理して、所望の化合物を得た。
【0552】 MS(DCI/NH)m/e 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.96(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(dd,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 H
z,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.51(d,J=8 H
z,1H)、6.10(s,1H)、5.72(dd,J=4+10 Hz,1
H)、5.45(m,3H)、3.86(s,3H)、2.43(m,1H)、
2.20(m,1H)、2.15(s,3H)、1.30(d,J=5 Hz,
3H)、1.17(s,3H)、1.15(s,3H)。
【0553】 実施例192 トランス 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ペンテン−1−イ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例186(0.050g、0.143ミリモル)およびプロピルトリフェ
ニルホスホニウムブロミド(165.6mg、0.429ミリモル)を、実施例
187のように処理して、所望の化合物を得た。
【0554】 MS(DCI/NH)m/e 376(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.05(dd,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 H
z,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.50(d,J=8 H
z,1H)、6.09(s,1H)、5.70(dd,J=3,10 Hz,1
H)、5.44(s,1H)、5.38(ss,J=5 Hz,2H)、3.8
6(s,3H)、2.41(m,1H)、2.19(m,1H)、2.15(s
,3H)、1.70(m,2H)、1.15(s,6H)、0.75(t,J=
7 Hz,3H)。
【0555】 実施例193 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,1−ジフルオロ−1−プロペ
ン−3−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例186(0.050g、0.143ミリモル)およびジフェニルホスホ
ラニルジフルオロメタン(Edwards, M.L.ら、Tet,Let.1
990,31,5571−74)を、実施例187のように処理して、所望の化
合物を得た。
【0556】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.98(d,J=8 H
z,1H)、7.08(t,J=8 Hz,1H)、6.71(d,J=9 H
z,1H)、6.62(d,J=9 Hz,1H)、6.57(d,J=9 H
z,1H)、6.17(s,1H)、5.73(dd,J=4,10 Hz,1
H)、5.46(s,1H)、4.53(m,1H)、3.86(s,3H)、
2.32(m,1H)、2.16(s,3H)、2.11(m,1H)、1.1
7(s,3H)、1.15(s,3H); HRMS(FAB) 計算値m/e:383.1697。実測値:383.16
89。
【0557】 実施例194 (E)メチル2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)2−ブテ
ノエート 実施例186(0.040g、0.115ミリモル)およびメチル(トリフェ
ニルホスホラニリデン)アセテート(115mg、0.344ミリモル、Ald
rich)を、実施例179のように処理して、0.037g(80%)の所望
の化合物を白色泡状物として得た。
【0558】 MS(DCI/NH)m/e 406(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(dd,J=8 Hz,1H)、6.85(m,1H)、6
.72(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6
.50(d,J=8 Hz,1H)、6.15(s,1H)、5.87(dd,
J=3+10 Hz,1H)、5.80(d,J=114 Hz,1H)、5.
45(s,1H)、3.88(s,3H)、3.65(s,3H)、2.60(
m,1H)、2.45(m,1H)、2.15(s,3H)、2.15(br
s,6H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d)δ165.8、156.2、1
50.5、145.6、144.8、133.6、131.3、127.4、1
27.2、122.7、116.3、115.9、113.4、113.1、1
10.2、105.7、72.4、55.6、51.3、49.7、34.9、
29.0、28.9、28.9、23.9;分析:C2527NO・1/2
Oについての計算値:C,72.44;H,6.81;N,3.38。実測
値:C,72.55;H,6.71;N,3.22。
【0559】 実施例195 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ヒドロキシ−2−ブテ
ン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン EtO中の実施例194(0.063g、0.155ミリモル)に、LiA
lH(0.044g、1.16ミリモル)およびAlCl(0.041g、
0.308ミリモル)を含有するスラリーを1時間にわたって滴下した。その反
応混合物をEtOで希釈し、2滴のHO、次に、15%NaOHを加えて、
白色ベースト状物を得た。EtOをデカンテーションし、そのペースト状物を
EtOで2回洗浄した。合わせた有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、シリカゲルクロマトグラフィーによ
って精製し、塩化メチル中6%、次に10%の酢酸エチルで溶離して、0.03
1g(53%)の所望の化合物を得た。
【0560】 MS(DCI/NH)m/e 378(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.94(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(dd,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 H
z,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.54(d,J=8 H
z,1H)、6.12(s,1H)、5.70(dd,J=3+10 Hz,1
H)、5.4〜5.69(m,3H)、4.63(dd,J=6 Hz,1H)
、3.87(m,5H)、3.31(s,3H)、2.40(m,1H)、2.
15(s,3H)、1.15(s,6H); 分析:C2427NO・1/4HOについての計算値:C,75.47;
H,7.26;N,3.67。実測値:C,75.62;H,7.40;N,3
.59。
【0561】 実施例196 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−(N,N−ジメチルア
ミノカルボニルオキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例195およびジスクシンイミジルカーボネートをを、実施例200のよ
うに処理して、中間体琥珀酸エステルを得た。
【0562】 中間体琥珀酸エステルおよびN,N−ジメチルアミンを、実施例200のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0563】 MS(DCI/NH)m/e 449(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 Hz
,1H)、6.59(d,J=8 Hz,1H)、6.52(d,J=8 Hz
,1H)、6.09(s,1H)、5.74(dd,J=3,10 Hz,1H
)、5.65(m,1H)、5.48(m,1H)、5.43(s,1H)、3
.85(s,3H)、3.79(d,J=5 Hz,2H)、2.45(m,1
H)、2.20(m,1H)、2.15(s,3H)、1.17(s,3H)、
1.16(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.1、150.9、
145.5、133.6、132.0、129.0、128.6、127.4、
127.1、127.0、116.2、115.9、113(3)、113.2
、110.3、105.4、73.5、72.0、56.9、55.6、49.
7、35.0、28.9、23.3; 分析:C2732についての計算値:C,72.30;H,7.19
;N,6.25。実測値:C,72.10;H,7.11;N,5.98。
【0564】 実施例197 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−(N−メチルアミノカ
ルボニルオキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例196からの中間体琥珀酸エステル、およびメチルアミンを、実施例2
00のように処理して、所望の化合物を得た。
【0565】 MS(DCI/NH)m/e 435(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.95(m,1H)、6.
70(d,J=8 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz,1H)、6.
52(d,J=8 Hz,1H)、6.08(s,1H)、5.70(m,2H
)、5.50(m,1H)、5.43(s,1H)、4.35(d,J=5 H
z,2H)、3.85(s,3H)、2.56(d,J=5 Hz,3H)、2
.42(m,1H)、2.20(m,1H)、2.15(s,3H)、1.15
(s,6H); 分析:C2630についての計算値:C,71.87;H,6.96
;N,6.45。実測値:C,71.66;H,7.25;N,6.07。
【0566】 実施例198 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例195(0.080g、0.212ミリモル)をCHCl(10m
L)に溶解し、−10℃に冷却し、(i−Pr)NEt(55μL、0.31
8ミリモル)、次に、メタンスルホニルクロリド(20μL、0.255ミリモ
ル)を加え、1時間攪拌し、室温に温めた。その混合物を−10℃に再冷却し、
リチウムトリエチルボロハイドライド(635μL、0.635ミリモル)を滴
下し、1時間攪拌し、室温に温め、5.0mLの1N NaOH、次に0.11
mLの30%Hを加え、30分間攪拌した。その混合物を、水と酢酸エチ
ルの間に分配し、水性相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を水、ブライン
で洗浄し、乾燥した(NaSO)。シリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し、15:1、次に7:1のヘキサン/酢酸エチルで溶離して、0.029
g(38%)の所望の化合物を得た。
【0567】 H NMR(360MHz,DMSO−d)δ7.93(d,J=9 H
z,1H)、7.04(t,J=8 Hz,1H)、6.68(d,J=8 H
z,1H)、6.57(d,J=8 Hz,1H)、6.51(d,J=7 H
z,1H)、6.11(s,1H)、5.67(dd,J=10 Hz,1H)
、5.41(t,J=9 Hz,1H)、5.34(t,J=11 Hz,1H
)、3.85(s,3H)、2.34(m,1H)、2.15(s,3H)、1
.59(dd,J=5 Hz,3H)、1.17(s,3H)、1.15(s,
3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.2、151.0、
145.4、133.4、132.1、127.1、127.0、126.9、
126.6、125.5、115,9、113.2、110.0、105.3、
73.7、55.5、49.6、35.4、28.9、28.8、23.9、1
7.8; HRMS(FBA)C2428Nについての計算値m/e:362.21
20。実測値:362,2119。
【0568】 実施例199 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例46(0.100g、0.264ミリモル)に、−78℃において、ト
ルン中1M Dibal−H(0.544mL、0.544ミリモル)を加え、
室温に温め、メタノールで鎮め、塩化メチレンと飽和ロシェル塩水溶液の間に分
配した。有機層を、1N HCl、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラインで
洗浄し、乾燥した(MgSO)。粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグ
ラフィーによって精製し、塩化メチレン中10%酢酸エチルで溶離して、所望の
化合物(87%)を白色固形物として得た。
【0569】 MS(DCI/NH)m/e 352(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(dd,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 H
z,1H)、6.59(d,J=8 Hz,1H)、6.55(d,J=8 H
z,1H)、6.10(s,1H)、5.95(dd,J=2,10 Hz,1
H)、5.43(s,1H)、4.61(t,J=6 Hz,1H)、3.84
(s,3H)、3.52(m,1H)、2.20(s,3H)、1.80(m,
1H)、1.50(m,1H)、1.19(s,3H)、1.16(s,3H)
【0570】 実施例200 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−ベンジルカルボニルオ
キシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例199(0.200g、0.57ミリモル)を、N,N’−ジスクシン
イミジルカーボネート(0.217g、0.85ミリモル)、(i−Pr)
Et(0.30mL、1.71ミリモル)、およびアセトニトリル(2mL)と
合わせ、室温で2時間攪拌し、CHClと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液の
間に分配した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、シリカゲル
クロマトグラフィーによって精製し、ジクロロメタン中6%酢酸エチルで溶離し
て、0.252g(90%)の琥珀酸エステルを白色泡状物として得た。
【0571】 琥珀酸エステル(0.020g、0.041ミリモル)、ベンジルアミン(6
.6μL、0.061ミリモル)、およびCHCl(3mL)を合わせ、室
温で20分間攪拌した。その反応混合物を、CHClで希釈し、有機層をH O、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO )、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘキサン中20%酢酸エチ
ルで溶離して、19mg(97%)の所望の化合物を白色固形物として得た。
【0572】 MS(DCI/NH)m/e 485(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.68(t,J=6 Hz,1H)、7.25(m,3H)、7.
07(t,J=8 Hz,1H)、6.71(d,J=8 Hz,1H)、6.
59(dd,J=8 Hz,1H)、6.11(s,1H)、5.86(d,J
=8 Hz,1H)、5.40(s,1H)、4.18(m,2H)、4.00
(m,2H)、3.85(s,3H)、2.12(s,3H)、1.90(m,
1H)、1.71(m,1H)、1.17(s,3H)、1.15(s,3H)
13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.3、156.1、
150.7、145.6、139.7、133.5、131.9、128.2、
127.5、127.2、127.1、127.0、126.7、116.3、
115.9、113.2、113.2、110.2、110.1、105.6、
70.3、60.2、55.6、49.6、43.7、31.5、28.8、2
8.7、23.8; 分析:C3032・HOについての計算値:C,71.69;H,
6.82;N,5.57。実測値:C,71.45;H,6.83;N,5.5
6。
【0573】 実施例201 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−モルホリノカルボニル
オキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン 実施例200からの中間体琥珀酸エステル、およびモルホリンを、実施例20
0のように処理して、所望の化合物を得た。
【0574】 MS(DCI/NH)m/e 465(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.07(t,J=8 Hz,1H)、6.71(d,J=8 Hz
,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz
,1H)、6.10(s,1H)、5.88(dd,J=3+10 Hz,1H
)、5.44(s,1H)、4.05(m,2H)、3.85(s,3H)、3
.75(m,4H)、2.16(s,3H)、1.85(m,1H)、1.78
(m,1H)、1.16(s,3H)、1.15(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.2、154.4、
150.6、145.6、133.5、131.8、127.3、127.2、
127.1、116(1)、115.9、113.2、110.1、105.6
、70.3、65.8、61(2)、55.6、49.7、43.7、43.6
、31.3、29.0、28.9、23.8; 分析:C2732・1/4HOについての計算値:C,69.14
;H,6.98;N,5.87。実測値:C,68.96;H,7.05;N,
5.94。
【0575】 実施例202 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−(2−メトキシエチル
)アミノカルボニルオキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例200からの中間体琥珀酸エステル、および2−メトキシエチルアミン
を、実施例200のように処理して、所望の化合物を得た。
【0576】 MS(DCI/NH)m/e 453(M+H) H NMR(500MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.13(m,1H)、7.04(t,J=8 Hz,1H)、6.
70(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.
56(d,J=8 Hz,1H)、6.08(s,1H)、5.85d(10,
1H)、5.45(s,1H)、3.95(m,2H)、3.85(s,3H)
、3.25(s,3H)、3.12(m,2H)、2.15(s,3H)、1.
92(m,1H)、1.72(m,1H)、1.15(d,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ156.1、156.1、
150.7、145.6、133.5、131.9、127.6、127.1、
127.1、116.3、116.0、113.2、113.2、110.2、
105.6、70.7、70.3、60.0、57.8、55.6、49.6、
31.5、28.8、28.8、23.8。
【0577】 実施例203 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチルアミノカルボニルオキ
シオキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン 実施例200からの中間体琥珀酸エステル、およびメチルアミンを、実施例2
00のように処理して、所望の化合物を得た。
【0578】 MS(DCI/NH)m/e 409(M+H) H NMR(500MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.04(t,J=8 Hz,1H)、6.93(m,1H)、6.
70(d,J=8 Hz,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.
56(d,J=8 Hz,1H)、6.08(s,1H)、5.85d(10,
1H)、5.45(s,1H)、3.95(m,2H)、3.85(s,3H)
、2.59(d,3H)、2.15(s,3H)、1.92(m,1H)、1.
72(m,1H)、1.15(d,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ156.6、156.1、
150.7、145.6、133.5、131.9、127.5、127.2、
127.1、116.3(116.0)、113.2、113.2、113.2
、105.6、70.3、60.0、55.6、49.6、31.5、28.8
、28.8、26.9、23.7; 分析:C2428についての計算値:C,70.57;H,6.91
;N,6.86。実測値:C,70.30;H,6.91;N,6.58。
【0579】 実施例204 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N,N−ジメチルアミノカ
ルボニルオキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン 実施例200からの中間体琥珀酸エステル、およびN,N−ジメチルアミンを
、実施例200のように処理して、所望の化合物を白色固形物として得た。
【0580】 MS(DCI/NH)m/e 423(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.69(d,J=8 Hz
,1H)、6.56(dd,J=8 Hz,2H)、6.12(s,1H)、5
.86(dd,J=3+10 Hz,1H)、5.44(s,1H)、3.96
(m,2H)、3.85(s,3H)、2.86(s,3H)、2.83(s,
3H)、2.18(s,3H)、1.95(m,1H)、1.76(m,1H)
、1.15(s,6H)。
【0581】 実施例205 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メトキシメトキシエチル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例199(0.040g、0.114ミリモル)を、クロロメチルメチル
エーテル(13μL、0.171ミリモル)、(i−Pr)NEt(40μL
、0.228ミリモル)、および塩化メチレン(5mL)と合わせ、3時間にわ
たって加熱還流した。その反応液をHOと酢酸エチルの間に分配し、水性相を
酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ブラ
インで洗浄し、MgSOで乾燥し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精
製し、塩化メチレン中2%、次に5%の酢酸エチルで溶離して、45mg(40
%)の所望の化合物を得た。
【0582】 MS(DCI/NH)m/e 396(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=9 Hz
,1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.70(d,J=8 Hz
,1H)、6.60(d,J=8 Hz,1H)、6.55(d,J=8 Hz
,1H)、6.14(s,1H)、5.89(dd,J=3+10 Hz,1H
)、5.45(s,1H)、4.55(s,2H)、3.85(s,3H)、3
.58(m,1H)、3.25(s,3H)、2.18(s,3H)、1.85
(m,1H)、1.65(m,1H)、1.19(s,3H)、1.13(s,
3H); 分析:C2429NO・1/4HOについての計算値:C,72.07;
H,7.43;N,3.50。実測値:C,71.90;H,7.33;N,3
.24。
【0583】 実施例206 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2,2−ジメチルエトキシカルボ
ニルアミノ)メチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 実施例206A 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(アミノメチル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン LiAlH(0.050g、1.31ミリモル)の10mLのエーテル懸濁
液に、AlCl(0.59g、4.4ミリモル)の5.0mLのエーテル溶液
を室温において、滴下し、30分間攪拌し、実施例44の4.0mLのエーテル
溶液を滴下した。室温で1時間攪拌した後、2.0mLのHOを慎重に加え、
次に15%NaOHを滴下して、白色ベースト状物を得た。エーテル溶液をデカ
ンテーションし、ペースト状物をエーテルで数回洗浄し、合わせた有機層をブラ
インで洗浄し、乾燥した(NaSO)。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーによって精製し、CHCl:CHOH(8:1)で溶離して、0
.031g(69%)のアミノメチルアナログを得、次の段階に直接使用した。
【0584】 実施例206 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2,2−ジメチルエトキシカルボ
ニルアミノ)メチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 前記アミノメチルアナログ(0.065g、0.19ミリモル)をジクロロメ
タン(6.0mL)に溶解し、0℃に冷却し、BoCO(0.93g、0.4
2ミリモル)を加えた。一晩で室温に温め、10mLのHOを加え、相を分離
した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥した(NaSO)。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーによって精製し、CHCl:CHOH(8:
1)で溶離して、0.080g(95%)の所望の化合物を得た;
【0585】 融点130〜135℃; H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.98(d,J=9 Hz
,1H)、7.70(t,J=9 Hz,1H)、6.79(t,J=5 Hz
,1H)、6.67(d,J=9 Hz,1H)、6.60(d,J=9 Hz
,1H)、6.53(d,J=8 Hz、1H)、6.12(s,1H)、5.
80(dd,J=10,10Hz,1H)、5.42(s,1H)、3.85(
s,3H)、3.14(m,1H)、2.86(m,1H)、2.19(s,3
H)、1.47(s,3H)、1.21(s,3H)、1.12(s,3H)、
.84(m,1H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.6、155.5、
150.9、145.5、133.4、131.5、129.5、128.6、
127.8、126,9、117.1、116.4、113.4、112.7、
110.5、105.3、77.7、72.3、67.4、55.6、49.5
、41.5、29.8、29.2、28.3、28.2、23.4、23.2、
22.3; HRMS(FAB) C2632についての計算値m/e:436.
2362。実測値:436.2360。
【0586】 実施例207 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(エトキシカルボニルアミノ)メチ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン THF(10mL)中の実施例206A(0.047g、0.14ミリモル)
に、トリエチルアミン(21.0μL、0.14ミリモル)を加えた。次に、エ
チルクロロホルメート(14.1μL、0.14ミリモル)を滴下した。30分
後、その反応液をHOに注ぎ、水性相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層
を、HOで1回、ブラインで1回洗浄し、乾燥した(NaSO)。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、3:2のヘキサン:酢酸
エチルで溶離して、0.047g(80%)の所望の化合物を固形物として得た
【0587】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.98(d,J=8 H
z,1H)、7.13(t,1H)、7.03(t,J=8 Hz、1H)、6
.67(d,J=8 Hz,1H)、6.57(d,J=8 Hz,1H)、6
.54(d,J=8 Hz,1H)、6.13(s、3H)、5.83(dd,
1H)、5.43(s,1H)、3.94(m,2H)、3.85(s,3H)
、3.13(m,1H)、2.94(m,1H)、2.21(s,3H)、1.
20(s,3H)、1.17(s,3H)、1.11(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d)δ156.1、150.8、1
45.5、133.4、129.4、127.7、127.0、117.0、1
16.4、113.5、112.7、110.6、105.4、72.2、59
.7、55.6、49.6、41.8、29.2、28.3、23.5、14.
6。 HRMS C2428についての計算値m/e:408.2049。
実測値:408.2044。
【0588】 実施例208 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(カルボエトキシ)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例61に、2.0mLの5%HCl水溶液、5.0mLのHO、および
充分量のエタノールを加えて、溶液を均質にした。これを35℃で1時間温め、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で鎮めて、pH7.0にした。その反応液を酢酸
エチルで抽出した。有機層をHO、ブラインで洗浄し、乾燥した(NaSO )。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、7:1〜5
:1〜3:2の、ヘキサン:酢酸エチルで溶離して、0.041g(48%)の
所望の化合物を固形物として得た。
【0589】 MS(DCI/NH)m/e 380(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.90(d,J=9 Hz
,1H)、7.04(t,J=8 Hz,1H)、6.64(d,J=8 Hz
,1H)、6.61(m,2H)、6.32(s、1H)、6.21(s,1H
)、5.45(s,1H)、3.90(m,2H)、3.84(s,3H)、1
.17(s,3H)、1.15(s,3H)、.93(t,J=7 Hz,3H
);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ169.4、156.2、
152.5、145.4、133.1、127.6、126.9、126.0、
118.2、117.7、114.7、109.8、105.7、73.0、6
0.7、55.6、49.9、28.9、28.7、22.8、13.7; 分析:C2325NO・1/4HOについての計算値:C.71.95;
H,6.68;N,3.65。実測値:C.72.21;H,6.41;N,3
.85。
【0590】 実施例209 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロペンチル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロペンチルマグネシウムブロミドを、実施例11のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0591】 MS(DCI/NH)m/e 376(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ8.01(d,J=8 Hz
、1H)、7.03(t、J=8 Hz,1H)、6.65(d,J=8 Hz
,1H)、6.59(d,J=9 Hz,1H)、6.52(d,J=8 Hz
,1H)、6.20(s,1H)、5.46(s,3H)、3.85(s,3H
)、2.16(s,3H),1.50(m,5H)、1.30(s,3H)、1
.16(m,3H)、1.10(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ156.2、151.7、
145.0、133.7、131.6、128.1、126.7、117.7、
116.4、113.3、112.6、109.9、105.0、76.5、4
9.2、42.5、29.8、29.5、27.5、26.6、24.8、24
.6、23.6; 分析:C2529N・1/2HOについての計算値:C,78.09;
H,7.86;N,3.64。実測値:C,78.09;H,7.52;N,3
.42 実施例210 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチルプロパ−1,2−ジエ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 実施例2Bおよびプロパルギルマグネシウムブロミド(Gaoni, Y.;
Leznoff, C.C.;Sondheimer,F.J.Am.Chem
.Soc.1968,90,4940−4945)を、実施例11のように処理
して、所望の化合物を得た。
【0592】 融点59〜63°; H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.84(d,J=8 Hz
、1H)、7.03(t、J=6 Hz,1H)、6.68(d,J=6 Hz
,1H)、6.55(d,J=8 Hz,2H)、6.04(s,1H)、5.
97(s,1H)、5.40(s,1H)、4.94(m,1H)、4.23(
m,1H),3.82(s,3H)、2.11(s,3H)、1.70(s,3
H)、1.21(s,3H)、1.10(s,3H);13 C NMR(100MHz,DMSO−d6)δ156.1、151.2、
150.5、145.1、132.6、130.5、127.9、127.1、
127.0、126.7、126.5、117(5)、117.1、114.7
、113.3、112.9、110.1、106.3、98.6、76.2、7
5.6、55.9、49.6、29.4、28.4、22.5、16.0。 MS C2425Nについての計算値m/e:359.1885。実測値
:359.1893。
【0593】 実施例211 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,4,5−トリフルオロフェニ
ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例2Bおよび3,4,5−トリフルオロフェニルマグネシウムブロミドを
、実施例11のように処理して、所望の化合物を得た。
【0594】 MS(DCI/NH)m/e 438(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.04(d,J=8 Hz
、1H)、6.94〜7.02(m,3H)、6.77(s,1H)、6.74
(d,J=9 Hz,1H)、6.62(d,J=8 Hz,1H)、6.51
(d,J=8 Hz,1H)、6.31(br s,1H)、5.43(s,1
H)、3.81(s,3H)、1.85(s,3H)、1.23(s,3H)、
1.15(s,3H); 分析:C2622NO・1/4HOについての計算値:C,70.6
6;H,5.13;N,3.17。実測値:C,70.89;H,5.19;N
,2.93。
【0595】 実施例212 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロヘキシル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2Bおよびシクロヘキシルマグネシウムブロミドを、実施例11のよう
に処理して、所望の化合物を得た。
【0596】 MS(DCI/NH)m/e 308(M+H); 主生成物:H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.03(d,J
=9 Hz、1H)、7.05(t,J=8 Hz,1H)、6.72(d,J
=8 Hz,1H)、6.61(d,J=9 Hz,1H)、6.59(s,1
H)、6.15(d,J=8 Hz,1H)、5.40(m,2H)、3.86
(s,3H)、2.01(s,3H)、1.61(m,1H)、1.56〜1.
41(m,2H)、1.35〜0.96(m,6H)、1.29(s,3H)、
1.18(s,3H)、0.95〜0.77(m、2H); 分析:C2631NO・1/2HOについての計算値:C,78.36;
H,8.09;N,3.51。実測値:C,78.24;H,7.72;N,3
.70。
【0597】 実施例213 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例213A 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 0℃におけるTHF(40mL)中の実施例2A(1.42g、4.39ミリ
モル)の溶液に、THF(13mL)中のカリウムt−プトキシド(1.48g
、13.2ミリモル)の溶液を加えた。その混合物を0℃で45分間攪拌し、T
HF(9.5mL)中のTBSCl(1.46g、9.66ミリモル)の溶液を
滴下した。その溶液を0℃で30分間攪拌し、次に、飽和NHCl水溶液(1
0mL)を加えて鎮め、EtOAc(2x30mL)で抽出した。合わせた有機
部分をブライン(8mL)で洗浄し、乾燥した(NaSO)。濾過し、濃縮
して、褐色残渣を得、フラッシュクロマトグラフィー(2%EtOAc/CH Clで溶離)によって精製して、所望の化合物を黄色固形物(994mg、2
.28ミリモル、52%)として得た。 MS(DCI/NH)m/z 438(M+H)
【0598】 実施例213 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン n−BuLi(680μLのヘキサン中2.5M溶液、1.70ミリモル)を
、−78℃においてTHF(17mL)中の2−ブロモピリジン(285mg、
1.80ミリモル)の溶液に加えて、2−リチオピリジンの溶液(呼称THF中
1M)を作った。この溶液を20分間攪拌し、次に、THF(2.0mL)中の
前記製造のアルデヒド(211mg、0.480ミリモル)の溶液を、−78℃
において滴下した。その溶液を−78℃で30分間攪拌し、次に、飽和NH
l水溶液(7mL)を加えて鎮め、EtOAc(2x30mL)で抽出した。合
わせた有機部分をブライン(10mL)で洗浄し、乾燥した(NaSO)。
濾過し、濃縮して、褐色残渣を得、さらに精製せずに使用した。
【0599】 前記に製造した粗生成物を、23℃においてTHF(10mL)に溶解し、テ
トラブチルアンモニウムフルオリド(500μLのTHF中1M溶液、0.50
0ミリモル)を加えた。1時間後、その反応混合物を真空濃縮し、EtOAc(
20mL)に再懸濁し、水(5mL)およびブライン(5mL)で洗浄し、乾燥
した(NaSO)。濾過し、濃縮して、褐色残渣を得、さらに精製せずに使
用した。
【0600】 この粗残渣をTHF(10mL)に溶解し、その溶液を0℃に冷却した。この
溶液に、トリエチルホスフィン(48mg、0.410ミリモル)、次にTHF
(1.5mL)中の1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン(103mg
、0.410ミリモル)の溶液を加えた。この溶液を0℃で30分間、次に23
℃で7時間攪拌した。その反応混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー
(25%EtOAc/ヘキサンで溶離)によって精製して、所望の化合物(13
mg、0.034ミリモル、8%)を無色固形物として得た。
【0601】 MS(DCI/NH)m/z 385(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ8.45(br d,J=6.6
Hz、1H)、7.98(d、J=8.0 Hz,1H)、7.61(td,J
=6.5,1.8 Hz,1H)、7.19〜7.13(m,2H)、6.91
(t,J=6.6 Hz,1H)、6.72(s,1H)、6.68(d,J=
7.9 Hz,1H)、6.57(br d,J=6.7 Hz,1H)、6.
44(dd,J=6.5,1.0 Hz,1H),6.17(br s,1H)
、5.37(br s,1H)、3.80(s,3H)、1.80(s,3H)
、1.23(s,3H)、1.13(s,3H); HRMS(FAB) C2525についての計算値(M+H):3
85.1916。実測値:385.1910。
【0602】 実施例214 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例213に記載のようにして、所望の化合物を49%の収率で得た。
【0603】 MS(DCI/NH)m/z 385(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ8.38(d,J=2.4 Hz、
1H)、8.35(dd、J=5.6,2.0 Hz,1H)、8.02(d,
J=8.0 Hz,1H)、7.49(br d,J=6.9 Hz,1H)、
7.25(dd,J=6.9,5.5 Hz,1H)、6.92(t,J=6.
9 Hz,1H)、6.86(s,1H)、6.72(d,J=8.1 Hz,
1H)、6.58(d,J=6.7 Hz,1H),6.45(d,J=6.4
Hz,1H)、6.38(br s,1H)、5.41(br s,1H)、
3.80(s,3H)、1.83(s,3H)、1.23(s,3H)、1.1
5(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ156.0、151.2、149
.4、148.8、145.6、135.7、134.7、133.2、128
.5、127.3、127.2、127.0、123.2、117.7、117
.2、113.9、113.7、110.2、105.7、73.0、55.5
、49.8、29.5、28.5、23.4。 HRMS(FAB) C2525についての計算値m/z:385.
1916(M+H)。実測値:385.1915; 分析:C2524についての計算値:C,78.09;H,6.29
;N,7.28。実測値:C,76.98;H,6.60;N,6.93。
【0604】 実施例215 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ピリジル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例213に記載のようにして、所望の化合物を20%の収率で得た。
【0605】 MS(DCI/NH)m/z 385(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ8.43(br d,J=4.3
Hz、2H)、8.04(d、J=8.0 Hz,1H)、7.15(d,J=
4.2 Hz,2H)、6.96(t,J=6.7 Hz,1H)、6.81(
s,1H)、6.75(d,J=7.9 Hz,1H)、6.59(d,J=6
.8 Hz,1H)、6.53(d,J=6.8 Hz,1H)、6.37(b
r s,1H),5.43(br s,1H)、3.79(s,3H)、1.8
8(s,3H)、1.26(s,3H)、1.18(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ156.1、151.4、149
.4(2)、148.2、145.6、133.4、133.3、128.3、
127.3(2)、127.0、122.9、117.9、117.0、113
.9、110.2、105.6、105.0、103.0、73.4、49.8
、29.4、28.6、23.2; HRMS(FAB) C2525についての計算値m/z:385.
1916(M+H)。実測値:385.1906。
【0606】 反応式1〜21および実施例1〜215に記載の化学を、コア2を用いて使用
して、実施例216〜226を製造した。
【0607】 実施例216 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 368(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.34(s,1H)、7.87(
d,J=8 Hz、1H)、6.72(d、J=8 Hz,1H)、6.66(
d,J=8 Hz,1H)、6.58(d,J=8 Hz,1H)、6.21(
br s,1H)、5.81〜5.71(m,1H)、5.62(dd,J=1
0,3 Hz,1H)、5.41(br s,1H)、4.98(dd,J=1
0,2 Hz,1H)、4.93(dd,J=17,2 Hz,1H),2.4
2〜2.34(m,1H)、2.26〜2.20(m,1H)、2.11(s,
3H)、1.16(s,3H)、1.11(s,3H); HRMS(FAB) C2222ClNOについての計算値m/z:367
.1339。実測値:367.1336。
【0608】 実施例217 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.46(s,1H)、7.96(
d,J=8 Hz、1H)、7.26〜7.12(m,3H)、7.14〜7.
07(m,1H)、6.87(dd,J=8,2 Hz,1H)、6.72(d
,J=8 Hz,1H)、6.68(s,1H)、6.58(app s,2H
)、6.37(br s,1H)、5.40(br s,1H)、1.80(s
,3H),1.26(s,3H)、1.17(s,3H); HRMS(FAB) C2522ClNOについての計算値m/z:403
.1339。実測値:403.1344。
【0609】 実施例218 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 472(M+H) H NMR δ9.45(s,1H)、7.98(d,1H,J=8.5 H
z)、7.54(m,4H)、6.85(d,1H,J=8.5Hz)、6.7
5(m,2H)、6.57(d,1H,J=8.5Hz)、6.42(m,1H
)、5.39(m,1H)、1.91(s,3H)、1.24(s,3H),1
.11(s,3H); 分析:C2621ClFNOについての計算値:471.1213。実測
値:471.1216。
【0610】 実施例219 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 432(M+H) H NMR δ9.52(s,1H)、7.95(d,1H,J=8.5 H
z)、6.82(m,2H)、6.71(m,2H)、6.61(s,2H)、
6.36(m,1H)、6.42(m,1H)、5.40(m,1H)、2.3
1(s,6H)、1.92(d,3H,J=1.4Hz)、1.24(s,2H
)、1.14(s,2H); HRMS(FAB) C2726ClNOについての計算値m/z:421
.1652。実測値:431.1650。
【0611】 実施例220 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−[1−ヒ
ドロキシメチル−3−シクロヘキセニル]−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 438(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.56(s,1H)、8.01(
d,J=8 Hz,1H)、6.77(app s,2H)、6.67(d,J
=8 Hz,1H)、6.39(br s,1H)、5.48(d,J=10
Hz,1H)、5.42(brs,1H)、5.10(br s,1H)、4.
42(t,J=6 Hz,1H)、3.65(br d,J=6 Hz,2H)
、2.28〜2.18(m,2H)、2.05(br s,3H)、1.94〜
1.87(m,2H)、1.75〜1.64(m,1H)、1.52〜1.42
(m,1H)、1.36〜1.27(m,1H)、1.29(s,3H)、1.
10(s,3H); HRMS(FAB) C2628ClNOについての計算値m/z:437
.1758。実測値:437.1756。
【0612】 コア2のC−5ラクトール−9−tert−ブチルジメチルシリルエーテル、
および3−シクロペンテニルトリメチルシランを、前記のように処理して、2:
1のジアステレオ異性体生成物混合物を得、(R,R)WHELK−O1カラム
でHPLCにかけ、ヘキサン中2%ETOHで溶離して、個々の鏡像異性体を得
た。
【0613】 実施例221 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
−トリメチル−5−(3S−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン [α]23 =−220°(c0.012、CHCl); MS(DCI/NH)m/z 394(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.55(s,1H)、8.
00(d,1H)、6.75(d,1H)、6.72(d,1H)、6.63(
d,1H)、6.36(s,1H)、5.73(ddd,1H)、5.44(d
,1H)、5.40(s,1H)、5.17(ddd,1H)、2.78(m,
1H)、2.35(m,1H)、2.15(m,1H)、2.05(s,3H)
、1.80(m,1H)、1.72(m,1H)、1.27(s,3H)、1.
05(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d)δ148.7、146.0、
144.0、134.0、133.6、132.7、129.9、127.9、
127.0、123.7、116.6、115.8、115.4、114.2、
112.4、76.1、49.6、48.2、31.7、29.8、27.8、
27.3、24.4。
【0614】 実施例222 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
−トリメチル−5−(3R−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン [α]23 =−232°(c0.010、CHCl); MS(DCI/NH)m/z 394(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.50(bs,1H)、8
.02(d,1H)、6.75(d,1H)、6.72(d,1H)、6.63
(d,1H)、6.39(s,1H)、5.74(ddd,1H)、5.60(
ddd,1H)、5.46(s,1H)、5.39(d,1H)、2.83(m
,1H)、2.26(m,1H)、2.14(m,1H)、2.09(s,3H
)、1.55〜1.40(m,2H)、1.27(s,3H)、1.01(s,
3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d)δ148.7、146.0、
144.6、134.1、132.8、132.0、131.7、127.8、
126.8、123.6、117.4、115.9、115.8、115.5、
114.2、112.3、76.4、49.4、48.0、31.7、29.5
、27.2、24.5、23.8。
【0615】 実施例223 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 472(M+H) H NMR δ9.40(s,1H)、8.01(d,1H,J=8.5Hz
)、7.43(m,4H)、6.85(d,1H,J=8.5Hz)、6.71
(m,1H)、6.57(d,1H,J=8.5Hz)、6.42(m,1H)
、5.47(m,1H)、1.81(s,3H)、1.29(s,3H)、1.
09(s,3H); HRMS(FAB) C2520ClNOについての計算値m/z:47
1.0559。実測値:471.0556。
【0616】 実施例224 (+)−(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン [α]23 =+256°(c0.046、CHCl)。 MS(DCI/NH)m/z 394(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.50(bs,1H)、8
.02(d,1H)、6.75(d,1H)、6.72(d,1H)、6.63
(d,1H)、6.39(s,1H)、5.74(ddd,1H)、5.60(
ddd,1H)、5.46(s,1H)、5.39(d,1H)、2.83(m
,1H)、2.26(m,1H)、2.14(m,1H)、2.09(s,3H
)、1.55〜1.40(m,2H)、1.27(s,3H)、1.01(s,
3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d)δ148.7、146.0、
144.6、134.1、132.8、132.0、131.7、127.8、
126.8、123.6、117.4、115.9、115.8、115.5、
114.2、112.3、76.4、49.4、48.0、31.7、29.5
、27.2、24.5、23.8。
【0617】 実施例225 (+)−(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン [α]23 =+244°(c0.165、CHCl); MS(DCI/NH)m/z 394(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.55(s,1H)、8.
00(d,1H)、6.75(d,1H)、6.72(d,1H)、6.63(
d,1H)、6.36(s,1H)、5.73(ddd,1H)、5.44(d
,1H)、5.40(s,1H)、5.17(ddd,1H)、2.78(m,
1H)、2.35(m,1H)、2.15(m,1H)、2.05(s,3H)
、1.80(m,1H)、1.72(m,1H)、1.27(s,3H)、1.
05(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d)δ148.7、146.0、
144.0、134.1、133.6、132.7、129.9、127.9、
127.0、123.7、116.6、115.8、115.4、114.2、
112.4、76.1、49.6、48.2、31.7、29.8、27.8、
27.3、24.4。
【0618】 実施例226 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 440(M+H) H NMR δ9.41(s,1H)、7.94(d,1H,J=8.5Hz
)、6.96(m,3H)、6.75(m,3H)、6.57(d,1H,J=
8.5Hz)、6.45(m,1H)、5.47(m,1H)、1.81(s,
3H)、1.29(s,3H)、1.09(s,3H); HRMS(FAB) C2520ClFNOについての計算値m/z:4
29.1150。実測値:429.1152。
【0619】 反応式1〜21および実施例1〜215に記載の化学を、コア3を用いて使用
して、実施例227を製造した。
【0620】 実施例227 9−10−メチレンジオキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H
−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 298(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d) 7.72(d,J=8.1
Hz,1H)、7.20(m,5)、6.82(s,1H)、6.75(d,J
=8.8 Hz,1H)、6.50(d,J=8.1 Hz,1H)、6.26
(s,1H)、6.27(d,J=8.8 Hz,1H)、6.05(s,1H
)、5.98(s,1H)、5.4(s,1H)、1.87(s,2H)、1.
20(s,2H)、1.17(s,2H)。
【0621】 反応式1〜21および実施例1〜215に記載の化学を、コア4を用いて使用
して、実施例228〜231を製造した。
【0622】 実施例228 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−エテニル−2,2,4−トリメ
チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR δ7.93(d,1H,J=8.5Hz)、7.20(d,1H
,J=8.5Hz)、6.70(d,1H,J=8.5Hz)、6.64(d,
1H,J=8.5Hz)、6.34(m,1H)、5.81(m,2H)、5.
46(m,1H)、5.03(dm,1H,J=10.5Hz)、4.98(d
m,1H,J=17.1Hz)、3.65(s,3H)、2.44(m,1H)
、2.28(m,1H)、2.18(s,3H)、1.19(s,3H)、1.
17(s,3H); HRMS(ESI) C2325ClNOについての計算値m/z:38
1.1495。実測値:381.1490。
【0623】 実施例229 9−クロロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2,
5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR δ7.98(d,1H,J=8.5Hz),7.42(m,1
H),7.21(m,5H),7.00(d,1H,J=8.5Hz),6.7
5(m,1H),6.57(d,1H,J=8.5Hz),6.42(m,1H
),5.47(m,1H),3.65(s,3H),1.81(s,3H),1
.29(s,3H),1.09(s,3H); HRMS(ESI) C2624ClNOについての計算値m/z:417
.1495。実測値:417.1497. 実施例230 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−2,2,
4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン H NMR δ7.58(d,1H,J=8.5Hz),7.14(m,2H
),6.80(dd,1H,J=7.3Hz),6.64(d,1H,J=8.
5Hz),6.24(m,1H),5.81(m,2H),5.46(m,1H
),5.02(dm,1H,J=10.5Hz),4.94(dm,1H,J=
17.1Hz),2.30(m,2H),2.17(s,3H),1.19(s
,3H),1.16(s,3H);質量スペクトル(ESI)m/z:418(
M+H);C2322ClFNOについての計算値:417.1307。
実測値:417.1304。
【0624】 実施例231 9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメ
チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR δ7.77(d,1H,J=8.5Hz),7.44(m,1H
),7.22(m,5H),7.12(d,1H,J=8.5Hz),6.84
(s,1H),6.76(t,1H,J=75Hz),6.74(d,1H,J
=8.5Hz),6.51(m,1H),5.39(m,1H),1.78(s
,3H),1.26(s,3H),1.14(s,3H);質量スペクトル(E
SI)m/z:454(M+1),C2622ClFNOについての計算
値:453.1307。実測値:453.1304。
【0625】 反応図式1〜21及び実施例1〜215に記載した化学反応を、実施例232
〜233を製造するためにコア5と共に使用した。
【0626】 実施例232 8−フルオロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2
,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR δ7.95(d,1H,J=8.5Hz),7.30(m,2
H),7.20(m,5H),7.00(d,1H,J=8.5Hz),6.8
2(s,1H),6.43(m,1H),5.38(m,1H),3.56(s
,3H),2.17(s,3H),1.25(s,3H),1.13(s,3H
),質量スペクトル(ESI)m/z:402(M+H);C2624FNO についての計算値:401.1791。実測値:401.1795。 分析:C2624FNOについての計算値:C,77.78;H,6.02
;N,2.49。実測値:C,77.66;H,5.90;N,2.28。
【0627】 実施例233 5−(3−プロペニル)−8−フルオロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
メチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
H NMR δ7.95(d,1H,J=8.5Hz),7.30(m,2H
),7.20(m,5H),7.00(d,1H,J=8.5Hz),6.82
(s,1H),6.43(m,1H),5.38(m,1H),3.56(s,
3H),2.17(s,3H),1.25(s,3H),1.13(s,3H)
;質量スペクトル(ESI)m/z:402(M+1);C2624FNO についての計算値:401.1791。実測値:401.1795。
【0628】 反応図式1〜21及び実施例1〜215に記載した化学反応を、実施例234
を製造するためにコア6と共に使用した。
【0629】 実施例234 10−メトキシ−9−フルオロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 366(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ7.87(d,J=8.5Hz,
1H),7.00(dd,J=8.8,2.2Hz,1H),6.64(d,J
=8.1Hz,1H),6.63(d,J=8.8Hz,1H),6.31(d
,J=1.1Hz,1H),5.90−5.80(m,1H),5.79−5.
75(m,1H),5.46(s,1H),5.05−4.95(m,2H),
3.79(s,3H),2.17(d,J=1.1Hz,1H),1.17(s
,6H); HRMS C2324FNOについての計算値:366.1869。実測値
:366.1869。
【0630】 反応図式1〜21及び実施例1〜215に記載した化学反応を、実施例235
〜296を製造するためにコア7と共に使用した。
【0631】 実施例235 10−メトキシ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
H NMR(300MHz,DMSO) δ8.69(s,1H),7.9
2(d,J=8.5,1H),6.62(d,J=8.5H,1H),6.62
(d,J=8.5Hz,1H),6.48(d,J=8.5,1H),6.16
(d,J=1.7Hz,1H),5.81(ddt,J=17.3,10.3,
6.6Hz,1H),5.67(dd,J=9.8,3.3Hz),5.44(
s,1H),5.02(dd,J=10.3,1.8Hz,1H),4.98(
dd,J=17.3,1.8Hz,1H),2.47−2.41(m,1H),
2.34−2.27(m,1H),2.16(s,3H),1.18(s,3H
),1.16(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO) δ145.8,145.1,143
.9,142.9,134.4,133.4,132.7,127.5,126
.5,117.8,117.0,116.3,116.1,114.3,113
.6,112.4,73.3,59.3,49.7,36.4,29.2,28
.9,23.9。 MS(DCI/NH)m/z 364(M+H); 分析:C2324についての計算値:C,76.01;H,6.93
;N,3.85。実測値:C,75.85;H,7.18;N,3.66。
【0632】 実施例236 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),8
.01(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.53
(d,1H),6.27(d,1H),5.82−5.65(m,2H),5.
45(s,1H),5.33(d,1H),3.65(s,3H),2.28(
m,1H),2.12(s,3H),1.86(m,2H),1.55(m,1
H),1.31(s,3H),1.26−1.14(m,3H),1.03(s
,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0
,144.1,143.5,133.6,130.7,128.1,127.9
,127.7,126.1,118.4,117.8,116.5,114.4
,113.4,112.1,75.9,59.3,49.4,37.2,29.
6,27.1,24.7,24.6,23.7,21.2。
【0633】 実施例237 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d,J=8.5Hz,1H),6.65(d,J=8.5Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.55(d,J=8.5Hz,1
H),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.51(br s,1H),
5.44(br s,1H),5.30(d,J=9.5Hz,1H),3.6
5(s,3H),2.30−2.20(m,1H),2.11(s,3H),1
.80−1.54(m,3H),1.60(s,3H),1.30(s,3H)
,1.28−1.08(m,3H),1.03(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,144.9,
144.0,143.6,134.7,133.5,130.9.128.0,
126.1,121.8,118.3,117.9,116.5,114.3,
113.3,112.1,76.2,59.3,49.4,37.5,29.6
,29.5,27.1,24.5,23.8,23.7,21.6。
【0634】 実施例238 (−)(5S,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン [α]=−158.8゜; MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d,J=8.5Hz,1H),6.65(d,J=8.5Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.55(d,J=8.5Hz,1
H),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.51(br s,1H),
5.44(br s,1H),5.30(d,J=9.5Hz,1H),3.6
5(s,3H),2.30−2.20(m,1H),2.11(s,3H),1
.80−1.54(m,3H),1.60(s,3H),1.30(s,3H)
,1.28−1.08(m,3H),1.03(s,3H); 13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,144.9
,144.0,143.6,134.7,133.5,130.9,128.0
,126.1,121.8,118.3,117.9,116.5,114.3
,113.3,112.1,76.2,59.3,49.4,37.5,29.
6,29.5,27.1,24.5,23.8,23.7,21.6。 分析:C2731NOについての計算値:C,77.67;H,7.48;
N,3.35。実測値:C,77.65;H,7.67;N,3.36。
【0635】 実施例239 (+)(5R,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン [α]=+157.9゜; MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d,J=8.5Hz,1H),6.65(d,J=8.5Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.55(d,J=8.5Hz,1
H),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.51(br s,1H),
5.44(br s,1H),5.30(d,J=9.5Hz,1H),3.6
5(s,3H),2.30−2.20(m,1H),2.11(s,3H),1
.80−1.54(m,3H),1.60(s,3H),1.30(s,3H)
,1.28−1.08(m,3H),1.03(s,3H); 13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,144.9
,144.0,143.6,134.7,133.5,130.9,128.0
,126.1,121.8,118.3,117.9,116.5,114.3
,113.3,112.1,76.2,59.3,49.4,37.5,29.
6,29.5,27.1,24.5,23.8,23.7,21.6。 分析:C2731NOについての計算値:C,77.67;H,7.48;
N,3.35。実測値:C,77.65;H,7.67;N,3.36。
【0636】 実施例240 (+)(5R,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5− [α]=+78.0゜; MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.74(s,1H),7
.99(d,J=8.8Hz,1H),6.66(d,J=8.8Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.52(d,J=8.5Hz,1
H),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.41(br s,1H),
5.41(d,J=10.3Hz,1H),4.84(br s,1H),3.
63(s,3H),2.34−1.35(m,7H),2.06(s,3H),
1.49,(s,3H),1.30(s,3H),1.09(s,3H); 13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,145.0
,144.0,143.2,135.5,133.3,131.3,128.4
,126.2,120.5,118.1,117.9,116.5,114.4
,113.5,112.0,75.3,59.3,49.5,36.8,29.
4,27.5,25.0,24.1,23.7,20.2。 HRMS C2731NOについての計算値:417.2304。実測値:
417.2305。
【0637】 実施例241 (−)(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン [α]=−79.4゜; MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.74(s,1H),7
.99(d,J=8.8Hz,1H),6.66(d,J=8.8Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.52(d,J=8.5Hz,1
H),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.41(br s,1H),
5.41(d,J=10.3Hz,1H),4.84(br s,1H),3.
63(s,3H),2.34−1.35(m,7H),2.06(s,3H),
1.49(s,3H),1.30(s,3H),1.09(s,3H); 13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,145.0
,144.0,143.2,135.5,133.3,131.3,128.4
,126.2,120.5,118.1,117.9,116.5,114.4
,113.5,112.0,75.3,59.3,49.5,36.8,29.
4,27.5,25.0,24.1,23.7,20.2。 分析:C2731NOについての計算値:C,77.67;H,7.48;
N,3.35。実測値:C,77.55;H,7.56;N,3.34。
【0638】 実施例242 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−ヒドロキシメチル−
3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 434(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.72(s,1H),7
.98(d,J=8.8Hz,1H),6.65(d,J=8.8Hz,1H)
,6.62(d,J=8.8Hz,1H),6.52(d,J=8.8Hz,1
H),6.23(br s,1H),5.43−5.39(m,2H),5.0
6(br s,1H),4.44(t,J=5.1Hz,1H),3.69−3
.67(m,1H),3.67(s,3H),2.32−2.22(m,1H)
,2.05(s,3H),1.94−1.88(m,2H),1.74−1.6
1(m,2H),1.55−1.45(m,2H),1.29(s,3H),1
.10(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0,
144.0,143.1,140.4,133.5,131.2,128.2,
126.2,120.5,118.0,118.0,116.5,114.4,
113.5,112.1,75.4,65.6,59.4,49.5.37.0
,29.8,27.8,25.8,25.1,24.3,20.3。 分析:C2731NOについての計算値:C,74.80;H,7.21;
N,3.23。実測値:C,74.59;H,7.21;N,3.22。
【0639】 実施例243 (+/−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 718(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d,J=8.5Hz,1H),6.65(d,J=8.5Hz,1H)
,6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.55(d,J=8.5H,1H
),6.24(d,J=1.5Hz,1H),5.51(br s,1H),5
.44(br s,1H),5.30(d,J=9.5Hz,1H),3.65
(s,3H),2.30−2.20(m,1H),2.11(s,3H),1.
80−1.54(m,3H),1.60(s,3H),1.30(s,3H),
1.28−1.08(m,3H),1.03(s,3H);13 C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.3,144.9,
144.0,143.6,134.7,133.5,130.9,128.0,
126.1,121.8,118.3,117.9,116.5,114.3,
113.3,112.1,76.2,59.3,49.4,37.5,29.6
,29.5,27.1,24.5,23.8,23.7,21.6。
【0640】 実施例244 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジ
ヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 448(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.75(s,1H),8
.00(d,J=8.5Hz,1H),6.67(d,J=8.5H,1H),
6.62(d,J=8.5Hz,1H),6.54(d,J=8.5Hz,1H
),6.27(d,J=1.5Hz,1H),5.46(d,J=9.9Hz,
1H),5.38(br s,1H),5.21(br s,1H),4.33
−4.29(m,1H),3.66−3.63(m,1H),3.65(s,3
H),3.64(s,3H),2.32−1.45(m,7H),2.04(s
,3H),1.29(s,3H),1.07(s,3H); 分析:C2833NOについての計算値:C,75.14;H,7.43;
N,3.13。実測値:C,74.81;H,7.35;N,3.05。
【0641】 実施例245 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−プロピル−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び塩化n−プロピルマグネ
シウムを、実施例251に於けるようにして処理して、所望の化合物を得た; H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),
7.90(d,J=9Hz,1H),6.60(d,J=8Hz,1H),6.
59(s,1H),6.49(d,J=9Hz,1H),6.14(br s,
1H),5.57(m,1H),5.44(br s,1H),3.63(s,
3H),2.15(s,3H),1.79−1.61(m,1H),1.48−
1.08(m,5H),1.16(s,6H),0.78(t,J=7Hz,3
H);13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.7,144
.9,143.9,143.1,133.5,127.5,126.4,117
.9,116.3,116.2,114.2,113.4,112.1,73.
6,59.3,49.7,31.9,29.1,28.8,27.7,23.8
,21.7,13.9;MS(DCI/NH)m/e (M+H)380;
分析:C2429NO・1/4HOについての計算値:C,75.07;
H,7.74;N,3.65。実測値:C,74.78;H,7.86;N,3
.29。
【0642】 コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び3−シクロヘプテニルト
リメチルシランを上記のように処理して、5:1ジアステレオマー生成物混合物
を得、これをヘキサン中の2%ETOHで溶離する(R,R)WHELK−O1
カラム上でのHPLCに付して、レバロータリー(levarotary)エナ
ンチオマーを得た。
【0643】 実施例246 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 418(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),7
.96(d,1H),6.65(d,1H),6.64(d,1H),6.21
(s,1H),5.55(ddd,1H),5.53(d,1H),5.46(
s,1H),5.31(ddd,1H),3.65(s,3H),2.45(m
,1H),2.14(m,3H),2.05−1.84(m,4H),1.46
(m,1H),1.29(s,3H),1.27−1.15(m,4H),1.
04(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.3,144.9
,144.0,143.1,133.7,132.1,131.6,131.2
,128.1,126.1,118.3,117.9,116.5,114.4
,113.3,112.1,74.5,59.3,49.5,38.9,29.
5,29.0,28.7,27.8,27.2,26.3,23.8; HRMS C2731NOについての計算値m/z:417.2304(M
。実測値:417.2319。 [α]23 =−134゜(c 1.15,CHCl)。
【0644】 実施例247 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 418(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),7
.97(d,1H),6.65(d,1H),6.59(d,1H),6.45
(d,1H),6.22(s,1H),5.93(ddd,1H),5.72(
ddd,1H),5.50(d,1H),5.45(s,1H),3.65(s
,3H),2.38(m,1H),2.13(s,3H),2.04(m,1H
),1.82−1.70(m,2H),1.50−1.05(m,5H),1.
30(s,3H),1.02(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.2,144.8
,143.8,143.2,133.9,133.6,131.1,130.8
,128.0,126.1,118.6,118.0,116.5,114.4
,113.4,112.2,75.3,59.2,49.4,41.9,30.
0,29.6,28.3,28.0,27.3,26.1,23.9; HRMS C2731NOについての計算値m/z:417.2304(M
。実測値:417.2288。 [α]23 =−122゜(c 0.74,CHCl)。
【0645】 実施例248 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO) δ8.53(s,1H),7.9
3(d,J=8.7Hz,1H),7.20−7.14(m,5H),6.73
(d,J=8.7Hz,1H),6.66(s,1H),6.42(d,J=8
.9Hz,1H),6.33(d,J=8.7Hz,1H),6.22(d,J
=1.7Hz,1H),5.37(s,1H),3.55(s,3H),1.8
0(s,3H),1.24(s,3H),1.14(s,3H);13C NM
R(300MHz,DMSO) δ145.7,144.8,143.8,14
3.6,139.3,133.1,132.7,130.2,128.3,12
7.8,127.6,127.5,126.4,126.1,123.8,11
8.4,117.8,114.1,114.0,112.8,112.2,74
.9,59.0,49.7,29.7,28.4,23.2,;MS ESI
m/z 400(M+H);HRMS C2625NOについての計算値
:399.1834。実測値:399.1839。
【0646】 実施例249 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO) δ8.68(s,1H),7.95
(d,J=8.4Hz,1H),7.06(tt,J=9.2,2.2Hz,1
H),6.82(dd,J=8.1,1.8Hz,2H),6.77(d,J=
8.4Hz,1H),6.70(s,1H),6.48(d,J=8.4Hz,
1H),6.42(d,J=8.4Hz,1H),6.32(d,J=1.5H
z),5.42(s,1H),3.56(s,3H),1.84(d,J=1.
1Hz,3H),1.25(s,3H),1.15(s,3H);13C NM
R(300MHz,DMSO) δ163.6(d,J=12.81Hz),1
60.4(d,J=12.81Hz),145.9,145.2,144.5,
144.4(t,J=7.93Hz),143.6,143.3,133.1,
129.0,127.3,126.6,118.2,117.9,117.2,
114.5(d,J=6.1Hz),112.4,111.4,103.5,7
3.8,64.9,59.1,49.9,29.6,28.5,23.2;MS
ESI m/z 436(M+H); HRMS C2622NOについての計算値:435.1646。実測
値:435.1657。
【0647】 実施例250 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO) δ8.76(s,1H),8.02
(d,J=8.4Hz,1H),7.08(dd,J=6.98,1.8Hz,
1H),6.86(dd,J=7.3,2.2Hz,1H),6.83(d,J
=8.8Hz,1H),6.73(s,1H),6.55(d,J=8.8Hz
,1H),6.47(d,J=8.8Hz,1H),6.38(d,J=1.5
Hz,1H),5.46(s,1H),3.62(s,3H),1.88(d,
J=1.1Hz,3H),1.30(s,3H),1.13(s,3H);13 C NMR(300MHz,DMSO) δ146.0,145.3,143.
6,143.1,133.1,128.7,127.3,126.7,118.
1(d,J=15.87Hz),117.1,116.0,115.9,115
.8,114.05(d,J=9.16Hz),113.0,112.7,11
2.4,73.5,59.1,49.8,29.7,28.4,23.3; MS ESI m/z 454(M+H); HRMS C2622NOについての計算値:453.1552。実測
値:453.1571。
【0648】 実施例251 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−tert−ブチルジメチルシリルエーテル(
0.057g、0.122ミリモル)を、1,2−ジクロロエタン(5mL)中
に溶解させ、−10℃に冷却し、BF・OEt(46mL、0.366ミリ
モル)で滴下により処理した。得られた暗緑色溶液を、塩化n−ブチルマグネシ
ウムのエーテル性溶液(2M/EtO溶液0.19mL、0.380ミリモル
)で滴下により処理した。色は黄褐色に変化した。この反応混合物を、重炭酸ナ
トリウム飽和水溶液と酢酸エチルとの間に分配させ、水性層を酢酸エチルで抽出
し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濃縮して、
黄色油を得た。
【0649】 得られた黄色油を、THF(5mL)中に溶解させ、0℃に冷却し、テトラブ
チルアンモニウムフルオリド溶液(1M/THF溶液0.14mL、0.14ミ
リモル)で処理した。10分後に、この混合物を、塩化アンモニウム飽和水溶液
及びpH7.0緩衝液を添加することによって鎮め、層を分離させた。水性層を
酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO )、濃縮した。残渣を、ヘキサン中の25%酢酸エチルで溶離するシリカゲル
クロマトグラフィーによって精製して、0.032g(72%)の所望の化合物
を得た。
【0650】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),
7.90(d,J=8Hz,1H),6.60(d,J=8Hz,1H),6.
59(s,1H),6.49(d,J=8Hz,1H),6.16(br s,
1H),5.61(m,1H),5.44(br s,1H),3.63(s,
3H),2.16(s,3H),1.77−1.63(m,1H),1.47−
1.26(m,3H),1.17(s,3H),1.16(s,3H),0.8
3(m,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.
7,144.9,143.9,143.1,133.5,133.3,127.
5,126.4,117.9,116.3,114.2,113.4,112.
1,73.2,59.3,49.7,34.1,29.1,28.9,23.9
,18.6,13.4;MS(DCI/NH)m/e(M+H)366;分
析:C2327NO・1.25HOについての計算値:C,71.20;
H,7.66;N,3.61。実測値:C,71.48;H,7.32;N,3
.52。
【0651】 コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び3−シクロペンテニルト
リメチルシランを上記のように処理して、1:1ジアステレオマー生成物混合物
を得、これをヘキサン中の2%ETOHで溶離する(R,R)WHELK−O1
カラム上でのHPLCに付して、個々のエナンチオマーを得た。
【0652】 実施例252 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.68(s,1H),8
.01(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.51
(d,1H),6.22(s,1H),5.72(dd,1H),5.41(d
,1H),5.40(s,1H),5.17(dd,1H),3.63(s,3
H),2.90−2.80(m,1H),2.41−2.32(m,1H),2
.23−2.10(m,1H),2.06(s,3H),1.89−1.71(
m,2H),1.30(s,3H),1.08(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.5,145.0
,143.9,143.4,133.5,132.3,132.2,130.2
,128.1,126.4,117.8,116.9,116.4,114.4
,113.4,111.9,75.7,59.3,49.5,48.7,31.
6,29.8,27.6,27.1,24.2; HRMS C2527NOについての計算値m/z:389.1991(M
。実測値:389.1994。 [α]23 =−120゜(c 0.800,CHCl)。
【0653】 実施例253 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.67(s,1H),8
.02(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.53
(d,1H),6.25(s,1H),5.77(ddd,1H),5.69(
ddd,1H),5.47(s,1H),5.37(s,1H),3.66(s
,3H),2.90(m,1H),2.34−2.13(m,2H),2.10
(s,3H),1.55−1.41(m,2H),1.31(s,3H),1.
04(s,3H); 13C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.5,144.
9,144.0,143.9,133.6,132.0,131.7,131.
5,127.9,126.2,117.7,117.6,116.5,114.
4,113.3,111.9,76.1,59.3,49.4,48.6,31
.7,29.5,27.1,24.6,23.7; HRMS C2527NOについての計算値m/z:389.1991。実
測値:389.1998。 [α]23 =−132゜(c 0.76,CHCl)。
【0654】 実施例254 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.65(s,1H),7
.96(d,J=8.8Hz,1H),7.31−7.17(m,2H),6.
98−6.95(m,1H),6.76(d,J=8.8Hz,1H),6.6
7(s,1H),6.48(d,J=8.4Hz,1H),6.38(d,J=
8.4Hz,1H),6.29(d,J=1.5Hz),5.40(s,1H)
,3.57(s,3H),1.82(d,J=1.5Hz),1.25(s,3
H),1.14(s,3H); 12C−NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.9,145.1,
143.6,143.3,137.3,132.9,129.5,127.4,
126.6,125.2,118.3,117.8,117.3,117.1,
117.0,116.8,114.4,114.3,112.3,73.8,5
9.1,49.8,29.7,28.4,23.3; HRMS C2622NOについての計算値:435.1646。実測
値:435.1638。
【0655】 実施例255 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン MS(DCI/NH) 418(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.58(s,1H),7
.95(d,J=8.8Hz,1H),7.23−7.19(m,2H),7.
03(dd,J=8.8,8.8Hz,2H),6.74(d,J=8.8Hz
,1H),6.66(s,1H),6.44(d,J=8.8Hz,1H),6
.34(d,J=8.8Hz,1H),6.24(d,J=1.5Hz),5.
38(s,1H),3.57(s,3H),1.80(d,J=1.5Hz),
1.24(s,3H),1.14(s,3H); HRMS C2624NOFについての計算値:417.1740。実測値
:417.1745。
【0656】 実施例256 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン MS APCI m/z 468(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ8.62(s,1H),7.97
(d,J=8.8Hz,1H),7.61−7.41(m,3H),7.36(
s,1H),6.75(s,1H),6.44(d,J=8.4Hz,1H),
6.35(d,J=8.4,1H),6.30(d,J=1.5Hz,1H),
5.40(s,1H),3.52(s,3H),1.80(d,J=1.5Hz
,3H),1.24(s,3H),1.15(s,3H);13 C NMR(300MHz,DMSO) δ145.9,145.0,14
3.5,140.9(d,J=17.01Hz),140.9,133.0,1
32.6,129.3,129.2,127.4,126.6,124.4,1
18.3,118.0,117.4,114.5(d,J=7.32Hz),1
12.3,74.2,58.9,49.8,29.5,29.4,23.3。 HRMS C2724NOについての計算値:467.1708。実測
値:467.1708。
【0657】 実施例257 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン MS APCI m/z 536(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ8.69(s,1H),8.00
(d,J=8.8Hz,1H),7.96(s,1H),7.80(s,2H)
,6.90(s,1H),6.79(d,J=8.4Hz,1H),6.46(
d,J=8.8Hz,1H),6.39(d,J=1.3Hz,1H),6.3
7(d,J=8.4Hz,1H),5.43(s,1H),3.51(s,3H
),1.80(d,J=0.73Hz,3H),1.24(s,3H),1.1
5(s,3H);13C NMR(300MHz,DMSO) δ146.1,
145.3,143.6,142.9,133.2,130.1,129.7,
129.5,127.2,126.7,124.9,118.2,117.2,
114.8,112.3,73.5,58.8,49.8,29.4,28.3
.23.3。 HRMS C2822NOについての計算値:535.1582。実測
値:535.1573。
【0658】 実施例258 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 502(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ8.70(s,1H),7.97
(d,J=8.8Hz,1H),7.70−7.60(m,3H),6.78(
s,1H),7.55(s,1H),6.46(d,J=8.8Hz,1H),
6.38(s,1H),6.36(d,J=8.8Hz,1H),5.41(s
,1H),3.53(s,3H),1.79(s,3H),1.28(s,3H
),1.14(s,3H);13C NMR(300MHz,DMSO) δ1
66.9,146.0,145.2,143.6,143.1,139.6,1
34.1,133.0,131.7,131.5,128.6,127.3,1
26.7,114.6,112.3,73.7,59.0,49.8,67.4
,29.6,29.8,28.3,23.3,23.2,22.4,13.8,
10.8。 HRMS C2722ClFNOについての計算値:501.1319。
実測値:501.1326。
【0659】 実施例259 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン コア7のC−5ラクトール−9−tert−ブチルジメチルシリルエーテル及
び塩化イソブチルマグネシウムを実施例251に於けるように処理して、所望の
化合物を得た。 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.69(s,1H),7
.90(d,J=8Hz,1H),6.61(d,J=8Hz,1H),6.5
9(d,J=8Hz,1H),6.48(d,J=8Hz,1H),6.16(
br s,1H),5.71(m,1H),5.44(br s,1H),3.
63(s,3H),2.17(s,3H),1.82−1.60(m,2H),
1.43−1.18(m,1H),1.17(s,3H),1.16(s,3H
),0.97(d,J=7Hz,3H),0.76(d,J=7Hz,3H); 13 C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.8,144.8,
143.8,143.0,133.5,133.3,127.5,126.4,
117.9,116.3,116.1,114.2,113.4,112.1,
71.8,59.3,49.6,29.1,28.9,24.6,24.0,2
3.3,21.2;MS(FAB Hi Res) C2429NOについ
ての計算値m/e:379.2147。実測値:379.2159。
【0660】 実施例260 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−tert−ブチルジメチルシリルエーテル及
び臭化3−フルオロ−4−クロロフェニルマグネシウムを実施例251に於ける
ように処理して、所望の化合物を得た。 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.72(s,1H),7
.91(d,J=8Hz,1H),6.59(d,J=8Hz,1H),6.5
9 6.48(d,J=8Hz,1H),6.16(br s,1H),5.7
1(m,1H),5.44(br s,1H),3.63(s,3H),2.1
7(s,3H),1.82−1.60(m,2H),1.43−1.18(m,
1H),1.17(s,3H),1.16(s,3H),0.97(d,J=7
Hz,3H),0.76(d,J=7Hz,3H)。
【0661】 実施例261 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−tert−ブチルジメチルシリルエーテル及
び臭化1−ブテニル−4−マグネシウムを実施例251に従って処理して、所望
の化合物を得た。
【0662】 実施例262 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び臭化ベンジルマグネシウ
ムを実施例251に於けるように処理して、所望の化合物を得た。 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.77(s,1H),7
.97(d,J=9Hz,1H),7.34−7.13(m,3H),7.11
(s,1H),7.10(d,J=7Hz,1H),6.67(m,J=8Hz
,1H),6.65(m,J=8Hz,1H),6.42(d,J=9Hz,1
H),6.20(br s,1H),5.86(dd,J=10,3Hz,1H
),5.42(br s,1H),3.69(s,3H),2.99(dd,J
=10,14Hz,1H),2.77(dd,J=3,15Hz,1H),2.
23(s,3H),1.16(s,3H),1.15(s,3H);13C N
MR(125MHz,DMSO−d) δ145.8,145.0,144.
0,142.8,138.0,133.3,132.4,128.9(2C),
121.1(2C),127.4,126.4,126.1,117.9,11
6.3,116.2,114.4,113.7,112.5,74.5,59.
4,49.7,37.9,29.2,29.0,24.3; MS(DCI/N
)m/e (M+H)414;分析:C2727NO・1/4H
についての計算値:C,77.58;H,6.63;N,3.35。実測値:C
,77.70;H,7.07;N,3.19。
【0663】 実施例263 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例277からのジアステレオマーの混合物を、ヘキサン:2−プロパノー
ル(95:5)で溶離するキラセル(Chiracel)OJ HPLCカラム
上で分割して、所望の生成物を得た。
【0664】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.67(s,1H),
7.99(d,J=9Hz,1H),6.65(d,J=9Hz,1H),6.
62(d,J=9Hz,1H),6.53(d,J=8Hz,1H),6.22
(s,1H),5.44(d,J=12Hz,2H),5.30(d,J=10
Hz,1H),3.62(s,3H),3.50−2.26(m,1H),2.
11(s,3H),1.89−1.72(m,3H),1.25−1.17(m
,2H),1.03(2,3H),.088(t,J=7Hz,3H);13
NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.4,144.9,144
.0,143.7,140.1,133.6,130.9,127.9,126
.1,120.0,118.2,117.8.116.6,114.3,113
.3,112.0,76.2,59.3,49.4,37.7,30.2,29
.6,27.7,27.2,24.9,23.7,21.6,12.3。
【0665】 実施例264 (−)(S)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び塩化シクロペンチルマグ
ネシウムを実施例251に於けるように処理した。得られたラセミ生成物を、ヘ
キサン中の2%EtOHで溶離する(R,R)WHELK−Oカラム上でのH
PLCによりその構成エナンチオマーに分割して、第一溶出液として所望の化合
物を得た: H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d8,1H),6.63(d8,1H),6.61(d,J=8Hz,
1H),6.48(d,J=8Hz,1H),6.24(br s,1H),5
.45(br s,1H),5.35(d,J=10Hz,1H),3.65(
s,3H),2.15(s,3H),2.12−1.97(m,1H),1.6
0−1.43(m,4H),1.42−1.22(m,2H),1.19−1.
07(m,2H),1.31(s,3H),1.02(s,3H);MS(DC
I/NH)m/e (M+H)392。
【0666】 実施例265 (+)(R)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン 実施例264からのラセミ生成物を、ヘキサン中の2%EtOHで溶離する(
R,R)WHELK−Oカラム上でのHPLCによりその構成エナンチオマー
に分割して、第二溶出液として所望の化合物を得た。 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),8
.00(d8,1H),6.63(d8,1H),6.61(d,J=8Hz,
1H),6.48(d,J=8Hz,1H),6.24(br s,1H),5
.45(br s,1H),5.35(d,J=10Hz,1H),3.65(
s,3H),2.15(s,3H),2.12−1.97(m,1H),1.6
0−1.43(m,4H),1.42−1.22(m,2H),1.19−1.
07(m,2H),1.31(s,3H),1.02(s,3H);MS(DC
I/NH)m/e (M+H)392。
【0667】 実施例266 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3−プロピニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び臭化プロパルギルマグネ
シウム(Gaoni,Y:,Leznoff,C.C:,Sondheimer
. J.Am.Chem.Soc.1968年、第90巻、第4940−494
5頁)を実施例251に於けるように処理して、所望の化合物を得た。H N
MR(300MHz,DMSO−d) δ8.77(s,1H),7.92(
d,J=9Hz,1H),6.63(dd,J=9,8Hz,2H),6.54
(m,1H),6.17(s,1H),5.82(dd,J=9,9Hz,1H
),5.44(s,1H),3.68(s,3H),2.78(t,1H),2
.44−2.36(m,2H),2.18(s,3H),1.17(d,J=5
Hz,6H);13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.9
,145.5,145.4,145.2,143.9,142.3,133.5
,132.6,131.4,127.4,126.5,117.4,116.5
,115.8,114.5,114.0,112.6,91.4,80.7,7
2.5,59.4,49.8,29.3,29.0,23.9,23.3,22
.4。
【0668】 実施例267 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び塩化イソプロピルマグネ
シウムを実施例251に於けるように処理して、所望の化合物を得た。
【0669】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.65(s,1H),
7.99(d8,1H),6.64(d,J=8Hz,1H),6.61(d,
J=8Hz,1H),6.51(d,J=8Hz,1H),6.22(br s
,1H),5.44(br s,1H),5.26(d,J=10Hz,1H)
,3.64(s,3H),2.16(s,3H),1.85−1.67(m,1
H),1.30(s,3H),1.02(s,3H),0.93(d,J=6H
z,3H),0.64(7,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−
) δ145.3,144.8,144.0,143.7,133.5,1
31.6,128.2,126.1,118.4,117.9,116.5,1
14.3,113.2,112.0,77.7,59.3,49.4,30.7
,29.7,27.2,23.9,19.5,17.9;MS(DCI/NH )m/e (M+H)366;分析:C2327NO・1/4HOにつ
いての計算値:C,74.67;H,7.49;N,3.79。実測値:C,7
4.81;H,7.39;N,3.67。
【0670】 実施例268 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(5−メトキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び2−メトキシチオフェン
を実施例276に従って処理して、所望の化合物を得た。
【0671】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.63(s,1H),
7.93(d,J=8Hz,1H),6.70(d,J=8Hz,1H),6.
65(s,1H),6.50(d,J=8Hz,1H),6.39(d,J=9
Hz,1H),6.28(d,J=3Hz,1H),6.23(br s,1H
),5.97(d,J=3Hz,1H),5.38(br s,1H),3.7
2(s3),3.59(s,3H),1.97(s,3H),1.22(s,3
H),1.13(s,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−d
δ166.2,145.7,145.1,143.6,143.5,132.
9,130.2,128.7,127.6,126.4,126.0,118.
3,117.2,117.2,114.2,112.4,102.7,71.5
,59.7,59.1,49.8,29.8,28.6,22.9;MS(DC
I/NH)m/e (M+H)436;分析:C2525NOS・1/
4HOについての計算値:C,68.24;H,5.84;N,3.18。実
測値:C,68.52;H,6.19;N,3.00。
【0672】 実施例269 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び臭化ペンタフルオロフェ
ニルマグネシウムを処理して、所望の化合物を得、これを4:1ヘキサン/Et
OAcで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0673】 MS(DCI/NH)m/z 490(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.75(s,1H),7
.83(d,1H),6.82(S,1H),6.67(d,1H),6.44
(d,1H),6.33(d,1H),6.19(s,1H),5.37(s,
1H),3.53(s,3H),1.77(s,3H),1.17(s,3H)
,1.06(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ146.1,145.8
,143.8,142.9,133.4,128.4,127.0,126.2
,118.6,118.1,117.6,114.5,114.2,113.3
,112.2,105.0,68.6,58.9,49.9,29.8,28.
3,23.1; 分析:C2620NO・0.5HOについての計算値:C,62.6
5;H,4.25;N,2.81。実測値:C,62.4;H,4.28;N,
2.73。
【0674】 実施例270 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5(S)−(3(S)−1−ヒドロキシメチルシクロペンテン−
3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 420(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−dH NMR(200MHz,
DMSO−d) δ8.77(s,1H),8.04(d,1H),6.67
(d,1H),6.62(d,1H),6.52(d,1H),6.24(bs
,1H),6.12(dd,1H),5.50(d,1H),5.42(bs,
1H),2.64(s,2H),2.57(s,2H),2.75−1.09(
m,14H)。
【0675】 実施例271 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−5(S)−(3(S)−1−メチルカルボキシラートシクロペン
テン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び3−シクロヘキセニルト
リメチルシランを前記のようにして処理して、3:2ジアステレオマー生成物混
合物を得、これを、ヘキサン中の2%EtOHで溶離する(R,R)WHELK
−O1カラム上でのHPLCに付して、個々のエナンチオマーを得た。
【0676】 実施例272 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),7
.99(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.52
(d,1H),6.20(d,1H),5.61(ddd,1H),5.46(
d,1H),5.41(s,1H),5.10(dd,1H),3.66(s,
3H),2.27(m,1H),2.10(s,3H),1.99−1.72(
m,2H),1.70−1.55(m,3H),1.35(m,1H),1.2
9(s,3H),1.06(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0
,143.4,143.0,133.5,131.0,128.9,128.1
,126.4,126.3,117.9,116.5,114.4,113.5
,112.1,75.2,59.3,49.5,36.9,29.7,27.6
,25.5,24.6,24.3,20.0; [α]23 =−162゜(c 0.11,CHCl)。
【0677】 実施例273 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),8
.01(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.53
(d,1H),6.27(d,1H),5.82−5.65(m,2H),5.
45(s,1H),5.33(d,1H),3.65(s,3H),2.28(
m,1H),2.12(s,3H),1.86(m,2H),1.55(m,1
H),1.31(s,3H),1.26−1.14(m,3H),1.03(s
,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0
,144.1,143.5,133.6,130.7,128.1,127.9
,127.7,126.1,118.4,117.8,116.5,114.4
,113.4,112.1,75.9,59.3,49.4,37.2,29.
6.27.1,24.7,24.6,23.7,21.2; [α]23 =−158゜(c 0.50,CHCl)。
【0678】 実施例274 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 塩化2−チエニル亜鉛の0.24M溶液を、2−チエニルリチウム(1M/T
HF溶液1.0mL、1.0ミリモル)をエチルエーテル(2mL)で希釈し、
0℃に冷却し、ZnCl(1M/EtO溶液1.1mL、1.10ミリモル
)で処理し、室温にさせることによって製造した。得られた不均一混合物を激し
く撹拌した。
【0679】 コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び上記からの塩化2−チエ
ニル亜鉛を、実施例251に従って処理して、所望の化合物を得た; H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.65(s,1H),7
.95(d,J=9Hz,1H),7.39(dd,J=5,1Hz,1H),
6.85−6.82(m,2H),6.74(m,1H),6.72(d,J=
8Hz,1H),6.48(d,J=8Hz,1H),6.37(d,J=9H
z,1H),6.28(br s,1H),5.39(br s,1H),3.
59(s,3H),1.93(s,3H),1.22(s,3H),1.14(
s,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−d) δ145.7,
145.1,143.7,143.6,143.5,133.0,130.8,
127.9,127.5,127.0,126.5,126.4,118.3,
117.1,114.4,114.2,112.4,70.9,59.0,49
.8,29.7,28.6,23.0;MS(DCI/NH)m/e (M+
H)406;分析:C2423NOSについての計算値:C,71.09
;H,5.72;N,3.45。実測値:C,70.93;H,6.00;N,
3.27。
【0680】 実施例275 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2−メチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び臭化o−トリルマグネシ
ウムを処理して、所望の化合物を得、これを4:1ヘキサン/EtOAcで溶離
するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
【0681】 MS(DCI/NH)m/z 414(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.43(s,1H),7
.79(d,1H),7.02(d,1H),6.92(dt,1H),6.7
2(t,1H),6.59(d,1H),6.55(s,1H),6.54(d
,1H),6.24(d,1H),6.12(d,1H),6.07(s,1H
),5.20(s,1H),3.48(s,3H),2.44(s,3H),1
.54(s,3H),1.09(s,3H),0.98(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.9,145.0
,143.9,143.6,137.5,136.6,132.6,130.6
,130.5,128.8,128.1,127.6,126.4,124.9
,118.7,118.2,117.8,114.1,114.0,111.7
,73.7,59.2,49.8,30.0,28.3,22.5,19.3; 分析:C2727NOについての計算値:C,78.42;H,6.58
;N,3.39。実測値:C,78.07;H,6.85;N,3.09。
【0682】 実施例276 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−アセトキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル(0.150g、0.321
ミリモル)を、ジクロロメタン(15mL)中に溶解させ、2−[(トリメチル
シリル)メチル]−2−プロペン−1−イルアセタート(0.180g、0.9
62ミリモル)で処理し、−78℃に冷却し、BF・EtOで滴下により処
理し、そして0℃まで加温させた。10分後に、この反応混合物を重炭酸塩飽和
水溶液と酢酸エチルとの間に分配させ、層を分離し、水性層を酢酸エチルで抽出
し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO)、そして濃縮
した。
【0683】 得られた黄色油をTHF(10mL)中に溶解させ、0℃に冷却し、そしてテ
トラブチルアンモニウムフルオリド溶液(1M/THF溶液0.35mL、0.
35ミリモル)で処理した。10分後に、この混合物を、塩化アンモニウム飽和
水溶液及びpH7.0緩衝液を添加することによって鎮め、層を分離した。水性
層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Mg
SO)、そして濃縮した。残渣を、ヘキサン中の25%酢酸エチルで溶離する
シリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、0.125g(89%)の所
望の化合物を得た。
【0684】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.74(s,1H),7
.92(d,J=8Hz,1H),6.63(d,J=8Hz,1H),6.6
2(d,J=8Hz,1H),6.41(d,J=9Hz,1H),6.21(
br s,1H),5.85(dd,J=2,10Hz,1H),5.44(s
,1H),5.08(s,1H),4.92(s,1H),4.58(ABq,
J=13,30Hz,2H),3.65(s,3H),2.23(m,2H),
2.17(s,3H),1.99(s,3H),1.18(s,3H),1.1
5(s,3H);MS(DCI/NH)m/e (M+H)436;分析:
2629NOについての計算値:C,71.71;H,6.71;N,3
.22。実測値:C,71.34;H,6.98;N,3.12。
【0685】 実施例277 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン −23℃の、77mLのジメチルフェニルシリルメチルカプラート(cupr
ate)の0.36M THF溶液(27.7ミリモル)(Fleming,I
.;Newton,T.W.、J.Chem.Soc.Perkin Tran
s.I.1984年、第1805頁)に、3−エチル−シクロヘキセ−2−エン
−1−オン(2.73g、27.0ミリモル)を添加した。この混合物を1時間
−23℃で、次いで2時間0℃で撹拌し、N−フェニル−ビス(トリフルオロメ
タンスルホンイミド)(4.43g、26.4ミリモル)で処理し、室温に加温
し、18時間撹拌した。この反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液で鎮め、
セライトを通して濾過し、そして層を分離した。有機層を重炭酸ナトリウム飽和
水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥させた(NaSO)。この生成物を、ヘキ
サンで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、明黄色油とし
て中間体のトリフラートを得た。
【0686】 上記のトリフラート(0.70g、1.28ミリモル)を、THF中の水素化
トリブチル錫(0.92g、2.13ミリモル)と合わせ、テトラキストリフェ
ニルホスフィンパラジウム(0)(0.44g、3.5ミリモル)及びLiCl
(0.45g、10.7ミリモル)のTHF溶液に室温で滴下により添加した。
この添加後に、反応物を24時間還流させ、冷却し、セライトのパッドを通して
濾過し、フッ化カリウム飽和溶液と共に2時間激しく撹拌した。この混合物をセ
ライトを通して濾過し、酢酸エチルで希釈し、そして層を分離した。有機層を重
炭酸ナトリウム飽和水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥させた(NaSO)。
この生成物を、ヘキサンで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製
して、無色油として3−エチル−3−ジメチルフェニルシリル−シクロヘキセン
を得た。
【0687】 コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び3−エチル−3−ジメチ
ルフェニルシリル−シクロヘキセンを実施例276に従って処理して、ジアステ
レオマーの混合物として生成物を得、これをヘキサン:エタノール(98:2)
で溶離する(R,R)WHELK−O1HPLCカラム上で分離して、所望の化
合物を得た。H NMR(500MHz,DMSO−d) δ8.01(d
,J=8Hz,1H),6.63(d,J=8Hz,1H),6.61(d,J
=9Hz,1H),6.53(d,J=9Hz,1H),6.20(s,1H)
,5.48(s,1H),5.44(s,1H),5.32(d,J=9Hz,
1H),3.64(s,3H),2.26(m,1H),1.90−1.73(
m,3H),1.60(m,1H),1.26−1.18(m,2H),1.0
3(s,3H),.088(t,J=7Hz,3H);13C NMR(50M
Hz,DMSO−d) δ145.3,144.8,144.0,143.6
,140.3,133.5,130.8,127.8,126.0,120.0
,118.1,117.8,116.5,114.2,113.2,111.9
,76.1,59.2,49.4,37.5,30.1,29.5,27.7,
27.1,24.8,23.6,21.6,12.2;MS C2833 Nについての計算値m/e:431.2460。実測値:431.2467。
【0688】 コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテル及び塩化シクロヘキシルマグ
ネシウムを処理して、実施例278及び279の混合物を得、これを4:1ヘキ
サン/EtOAcで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによって分離した。
【0689】 実施例278 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−シクロヘキシル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 406(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.66(s,1H),7
.96(d,1H),6.61(d,1H),6.59(d,1H),6.47
(d,1H),6.18(d,1H),5.42(s,1H),5.30(d,
1H),3.64(s,3H),2.13(s,3H),1.87(m,1H)
,1.60−1.48(m,3H),1.28(s,3H),1.20−0.8
0(m,7H),1.00(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.3,144.8
,144.1,143.8,133.5,131.1,128.1,126.1
,118.5,117.9,116.6,114.4,113.2,112.0
,76.8,59.3,49.4,29.7,29.5,28.0,27.2,
25.8,25.6,25.3,23.8。
【0690】 実施例279 2,5,5−トリヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 324(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.78(s,1H),7
.81(d,1H),6.62(d,1H),6.57(d,1H),6.53
(d,1H),6.22(s,1H),5.40(s,1H),5.05(s,
2H),3.62(s,3H),2.01(s,3H),1.19(s,6H)
13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ146.6,145.4
,145.3,144.0,131.5,130.8,128.1,126.2
,118.2,118.0,117.2,113.9,113.2,111.2
,67.1,59.4,49.9,29.0,22.9。
【0691】 実施例280 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−ヒドロキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン 実施例276(0.032g、0.074ミリモル)を、THF/MeOH/
O(5mL/1mL/0.5mL)中に溶解し、0℃に冷却し、KCO (0.051g、0.367ミリモル)で処理し、室温に加温させ、12時間撹
拌した。この混合物を、塩化アンモニウム飽和水溶液と酢酸エチルとの間に分配
させ、水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥
させ(MgSO)、そして濃縮した。残渣を、ヘキサン中の25%次いで50
%酢酸エチルで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、0.
022g(76%)の所望の化合物を得た。
【0692】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.71(s,1H),
7.92(s,J=9Hz,1H),6.62(d,J=9Hz,1H),6.
61(d,J=8Hz,1H),6.41(d,J=8Hz,1H),6.18
(d,J=1Hz,1H),5.86(dd,J=11,1Hz,1H),5.
43(br s,1H),5.02(m,1H),4.80(t,J=6Hz,
1H),4.74(br s,1H),3.90−3.78(m,2H),3.
65(s,3H),2.50−2.36(m,1H),2.23−2.10(m
,1H),2,19(s,3H),1.17(s,3H),1.16(s,3H
);13C NMR(125MHz,DMSO−d) δ145.9,145
.8,144.9,143.8,142.8,133.2,132.8,127
.6,126.4,117.7,116.2,116.2,114.2,113
.6,112.6,110.6,72.1,63.7,59.4,49.7,3
5.4,29.2,28.9,23.9;MS(DCI/NH)m/e (M
+H)394。
【0693】 実施例281 メチル 2−[2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]−5−キノリニル
]アセタート コア7のC−5ラクトール−9−TBSエーテルを実施例46に於けるように
して処理して、中間体シリル化生成物を得た。
【0694】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ7.94(d,J=9H
z,1H),6.64(dd,J=9,3Hz,1H),6.49(d,J=9
Hz,1H),6.27(s,1H),6.14(dd,J=10,3Hz,1
H),4.45(s,1H),3.63(s,3H),3.61(s,3H),
2.76−2.55(m,2H),2.20(s,3H),1.18(s,3H
),1.16(s,3H),1.00(s,9H),0.21(s,3H),0
.16(s,3H);MS(APCI)m/e (M+H)510,(M−H
508。
【0695】 上記の中間体シリル化生成物(0.030g、0.058)を、0℃に冷却し
たTHF(1mL)中に溶解し、そしてテトラブチルアンモニウムフルオリド(
1M/THF溶液58μL、0.058ミリモル)で処理した。5分後に、この
混合物をNHCl飽和水溶液の上に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した。合わ
せた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させた(MgSO)。生成物を、ヘキサ
ン中の40%メチルt−ブチルエーテルで溶離するシリカゲルクロマトグラフィ
ーによって精製して、白色固体として所望の化合物(0.019g、82%)を
得た。H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.80(s,1H
),7.93(d,J=9Hz,1H),6.64(d,J=9Hz,1H),
6.61(d,J=9Hz,1H),6.43(d,J=9Hz,1H),6.
25(s,1H),6.10(dd,J=10,3Hz,1H),5.45(s
,1H),3.66(s,3H),3.60(s,3H),2.77−2.52
(m,2H),2.21(s,3H),1.18(s,3H),1.16(s,
3H); MS(APCI)m/e (M+H)396,(M−H)394
【0696】 実施例282 (Z)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 実施例281からの中間体シリル化生成物(0.445g、0.87ミリモル
)を、0℃に冷却したTHF(4mL)中に溶解し、そしてダイバル(Diba
l)−H(1M/THF溶液2.69mL、2.69ミリモル)で滴下により処
理し、30分間撹拌した。この反応混合物を、100mLの酒石酸ナトリウムカ
リウム飽和水溶液及び100mLの酢酸エチルの急速に撹拌した混合物の上に注
ぎ、1時間撹拌した。これらの層を分離し、水性層を酢酸エチルで抽出し、合わ
せた有機層を重炭酸ナトリウム飽和水溶液及びブラインで洗浄し、乾燥させた(
MgSO)。残渣を、ヘキサン中の20%次いで30%メチルt−ブチルエー
テル続いてジクロロメタン中の6%酢酸エチルで溶離するシリカゲルクロマトグ
ラフィーによって精製して、白色固体として第一級アルコール(0.293g、
70%)を得た。H NMR(300MHz,DMSO−d) δ7.92
(d,J=9Hz,1H),6.65(d,J=9Hz,1H),6.61(d
,J=9Hz,1H),6.57(d,J=9Hz,1H),6.21(s,1
H),5.88(dd,J=10,3Hz,1H),5.43(s,1H),4
.62(t,J=5Hz,1H),3.61(s,3H),2.19(s,3H
),1.90−1.75(m,2H),1.62−1.47(m,2H),1.
17(s,3H),1.15(s,3H),0.99(s,9H),0.20(
s,3H),0.15(s,3H);MS(APCI)m/e (M+H)
82,(M−H)480。
【0697】 THF(2mL)中の塩化オキサリル(22μL、0.249ミリモル)の撹
拌した溶液を、−78℃に冷却し、DMSO(24μL、0.332ミリモル)
で処理し、5分間撹拌し、2mLのTHF中の上記の第一級アルコール(0.0
80g、0.166ミリモル)の溶液で滴下により処理した。得られた混合物を
40分間撹拌し、トリエチルアミン(92.5μL、0.664ミリモル)で処
理し、更に10分間撹拌し、そして0℃まで加温した。0℃で30分後に、この
反応混合物を水とジクロロメタンとの間に分配させ、水性層をジクロロメタンで
抽出し、合わせた有機層を乾燥させた(MgSO)。この生成物を、ヘキサン
中の20%次いで30%酢酸エチルで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーに
よって精製して、白色固体としてアルデヒド(0.059g、73%)を得た。
H NMR(300MHz,DMSO−d) δ9.65(s,1H),7
.93(d,J=9Hz,1H),6.67(d,J=9Hz,1H),6.6
5(d,J=9Hz,1H),6.48(d,J=9Hz,1H),6.33(
m,2H),5.46(s,1H),3.63(s,3H),2.87(m,1
H),2.65(m,1H),2.18(s,3H),1.19(s,3H),
1.14(s,3H),1.00(s,9H),0.21(s,3H),0.1
5(s,3H);MS(APCI)m/e (M+H)480,(M−H) 478。
【0698】 THF:EtO(3mL、3:2)中の臭化エチルトリフェニルホスホニウ
ム(0.130g、0.351ミリモル)の溶液を0℃に冷却し、n−BuLi
(2.5M/ヘキサン140μL、0.351ミリモル)で滴下により処理した
。得られた深赤色溶液を0℃で30分間撹拌し、−78℃に冷却し、THF(2
mL)中の上記のアルデヒド(0.056g、0.117ミリモル)で処理した
。この反応混合物を−78℃で5分間撹拌し、0℃に40分間加温し、そして水
を添加することによって鎮めた。これらの層を分離し、水性層をジクロロメタン
で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させた(MgSO)。生
成物を、ヘキサン中の5%から20%酢酸エチルまでの勾配で溶離するシリカゲ
ルクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として中間体シリルエーテル
(0.050g、87%)を得た。H NMR(300MHz,DMSO−d ) δ7.92(d,J=9Hz,1H),6.65(d,J=9Hz,1H
),6.63(d,J=9Hz,1H),6.20(s,1H),5.68(d
d,J=10,3Hz,1H),5.43(m,3H),3.64(s,3H)
,2.15(s,3H),1.26(d,J=5Hz,3H),1.17(s,
6H),1.00(s,9H),0.20(s,3H),0.15(s,3H)
;MS(APCI)m/e (M+H)492,(M−H)490。
【0699】 この中間体シリルエーテル(0.038g、0.077ミリモル)をTHF(
3mL)中に溶解させ、0℃に冷却し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(
1M/THF溶液80mL、0.080ミリモル)で処理し、混合物を酢酸エチ
ルと飽和塩化アンモニウムとの間に分配させた。水性層を酢酸エチルで抽出し、
合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO)、ヘキサン中の2
5%酢酸エチルで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、所
望の化合物(0.024g、83%)を得た。
【0700】 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.71(s,1H),
7.93(d,J=9Hz,1H),6.62(d,J=9Hz,1H),6.
60(d,J=9Hz,1H),6.47(d,J=9Hz,1H),6.18
(s,1H),5.62(dd,J=10,3Hz,1H),5.43(m,3
H),3.64(s,3H),2.45−2.18(m,2H),2.15(s
,3H),1.30(d,J=5Hz,3H),1.15(s,6H);MS(
APCI)m/e 計算値:377.20。実測値:(M+H) 378,(
M−H) 376。
【0701】 実施例283 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−メチル−2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン 実施例282からの中間体アルデヒド及びヨウ化イソプロピルトリフェニルホ
スホニウムを、実施例282に従って処理して、所望の化合物を得た。H N
MR(300MHz,DMSO−d) δ8.65(s,1H),7.91(
d,J=9Hz,1H),6.62(d,J=9Hz,1H),6.60(d,
J=9Hz,1H),6.46(d,J=9Hz,1H),6.14(s,1H
),5.60(dd,J=9,3Hz,1H),5.43(s,1H),5.1
5(m,1H),3.64(s,3H),2.45−2.18(m,2H),2
.15(s,3H),1.63(s,3H),1.32(s,3H),1.17
(s,3H),1.16(s,3H);MS(APCI)m/e (M+H) 392,(M−H)390。
【0702】 実施例284 (+)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),8
.01(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.53
(d,1H),6.27(d,1H),5.82−5.65(m,2H),5.
45(s,1H),5.33(d,1H),3.65(s,3H),2.28(
m,1H),2.12(s,3H),1.86(m,2H),1.55(m,1
H),1.31(s,3H),1.26−1.14(m,3H),1.03(s
,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0
,144.1,143.5,133.6,130.7,128.1,127.9
,127.7,126.1,118.4,117.8,116.5,114.4
,113.4,112.1,75.9,59.3,49.4,37.2,29.
6,27.1,24.7,24.6,23.7,21.2; [α]23 =+184゜(c 0.33,CHCl)。
【0703】 実施例285 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.70(s,1H),7
.99(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.52
(d,1H),6.20(d,1H),5.61(ddd,1H),5.46(
d,1H),5.41(s,1H),5.10(dd,1H),3.66(s,
3H),2.27(m,1H),2.10(s,3H),1.99−1.72(
m,2H),1.70−1.55(m,3H),1.35(m,1H),1.2
9(s,3H),1.06(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.4,145.0
,143.4,143.0,133.5,131.0,128.9,128.1
,126.4,126.3,117.9,116.5,114.4,113.5
,112.1,75.2,59.3,49.5,36.9,29.7,27.6
,25.5,24.6,24.3,20.0; [α]23 =+170゜(c 0.23,CHCl)。
【0704】 実施例286 (+)(5R,3’S)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.67(s,1H),8
.02(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.53
(d,1H),6.25(s,1H),5.77(ddd,1H),5.69(
ddd,1H),5.47(s,1H),5.37(s,1H),3.66(s
,3H),2.90(m,1H),2.34−2.13(m,2H),2.10
(s,3H),1.55−1.41(m,2H),1.31(s,3H),1.
04(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.5,144.9
,144.0,143.9,133.6,132.0,131.7,131.5
,127.9,126.2,117.7,117.6,116.5,114.4
,113.3,111.9,76.1,59.3,49.4,48.6,31.
7,29.5,27.1,24.6,23.7; [α]23 =+136゜(c 0.355,CHCl)。
【0705】 実施例287 (+)(5R,3’R)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.68(s,1H),8
.01(d,1H),6.65(d,1H),6.62(d,1H),6.51
(d,1H),6.22(s,1H),5.72(dd,1H),5.41(d
,1H),5.40(s,1H),5.17(dd,1H),3.63(s,3
H),2.90−2.80(m,1H),2.41−2.32(m,1H),2
.23−2.10(m,1H),2.06(s,3H),1.89−1.71(
m,2H),1.30(s,3H),1.08(s,3H);13 C NMR(400MHz,DMSO−d) δ145.5,145.0
,143.9,143.4,133.5,132.3,132.2,130.2
,128.1,126.4,117.8,116.9,116.4,114.4
,113.4,111.9.75.7,59.3,49.5,48.7,31.
6,29.8,27.6,27.1,24.2; [α]23 =+116゜(c 0.800,CHCl)。
【0706】 実施例288 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3R)−(1−メトキシカルボ
ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)462(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d) δ8.81(s,1H),8
.07(d,J=8.5Hz,1H),6.72(d,J=8.5Hz,1H)
,6.70(d,J=8.5Hz,1H),6.60(d,J=8.5Hz,1
H),6.42−6.41(m,1H),6.21(d,J=1.2Hz),5
.57(d,J=10.2Hz,1H),1H),5.45(s,1H),2.
71(s,2H),2.58(s,2H),2.56−2.48(m,2H),
2.20−2.16(m,2H),2.08(d,J=1.2Hz),1.80
−1.40(m,4H),1.25(s,2H),1.18(s,2H); HRMS C2821NOについての計算値:461.2202。実測値:
461.2212。
【0707】 実施例289 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−メチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例276(0.040g、0.092ミリモル)及びジクロロビス(トリ
フェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.006g、0.009ミリモル
)を、ジオキサン(5mL)中に溶解し、100℃に加熱し、ホウ水素化ナトリ
ウム(0.017g、0.460ミリモル)で処理した。得られた黒色溶液を室
温にまで冷却させ、水及び酢酸エチルで希釈し、セライトを通して濾過した。こ
れらの層を分離し、水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物をブラインで
洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濃縮した。ヘキサン中の25%酢酸エチルで
溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによる精製によって、無色泡状物として
所望の生成物(0.028g、80%)を得た。 H NMR(300MHz,DMSO−d) δ8.71(s,1H),7
.92(d,J=8Hz,1H),6.62(d,J=8Hz,1H),6.6
1(d,J=8Hz,1H),6.41(d,J=8Hz,1H),6.18(
d,J=1Hz,1H),5.83(dd,J=3,10Hz,1H),5.4
4(br s,1H),4.75(br s,1H),4.56(br s,1
H),3.65(s,3H),2.50−2.41(m,1H),2.19(s
,3H),2.16−2.07(m,1H),1.73(s,3H),1.18
(s,3H),1.15(s,3H);13C NMR(125MHz,DMS
O−d) δ145.8,144.9,143.8,142.8,141.6
,133.3,132.7,127.5,126.4,117.8,116.3
,116.2,114.2,113.6,112.8,112.7,72.0,
59.4,49.7,29.2,28.8,24.0,22.4;MS(DCI
/NH)m/e (M+H)378;分析:C2427NOについての
計算値:C,76.36;H,7.21;N,3.71。実測値:C,76.0
6;H,7.17;N,3.39。
【0708】 実施例290 9,10−ジメトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−
1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 378(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ7.93(d,J=8.5Hz,
1H),6.82(d,J=8.8Hz,1H),6.61(dd,J=4.4
,4.4Hz,2H),6.22(d,J=1.4Hz,1H),5.83(d
dt,J=16.9,10.3,3.1Hz,1H),5.70(dd,J=1
0.3,3.3Hz,1H),5.44(s,1H),5.44−4.96(m
,2H),3.77(s,3H),3.67(s,3H),2.16(s,3H
),1.17(s,3H),1.16(s,3H); HRMS C2427NOについての計算値:377.1991。実測値:
377.2001。
【0709】 実施例291 9,10−ジメトキシ−5−[3−シクロヘキセニル]−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン MS(ESI)m/z 418(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)、異性体1:δ8.02(d,J=8
.8Hz,1H),6.84(d,J=1.7Hz,1H),6.70−6.6
0(m,2H),6.27(d,J=0.6Hz,1H),5.80−5.60
(m,2H),5.16−5.15(m,1H),3.77(s,3H),3.
69(s,3H),2.13(s,3H),1.31(s,3H),1.07(
s,3H);異性体2:δ8.01(d,J=8.81Hz,1H),6.80
(d,J=0.7Hz,1H),6.64(m,2H),6.26(d,J=0
.7Hz,1H),5.60−5.30(m,2H),5.09(s,1H),
3.77(s,3H),3.68(s,3H),2.10(s,3H),1.2
9(s,3H),1.04(s,3H); HRMS C2731NOについての計算値:417.2304。実測値:
417.2299。
【0710】 実施例292 10−メトキシ−9−エトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO) δ7.94(d,J=8.8Hz
,1H),6.79(d,J=8.8Hz,1H),6.60(d,J=8.8
Hz,1H),6.55(d,J=8.8,1H),6.45(s,1H),5
.85(ddt,J=17.3,10.3,6.6Hz,1H),5.43(d
,J=9.2Hz),5.16(s,1H),5.09(dd,J=10.3,
1.1Hz,1H),5.06(dd,J=17.3,1.1Hz,1H),4
.91(s,1H),4.06−3.97(m,2H),2.62−2.52(
m,1H),2.31−2.15(m,1H),2.24(s,3H),1.3
5(t,J=7.0Hz,3H),1.26(s,3H),1.07(s,3H
); MS(DCI/NH)m/z 392(M+H); HRMS C2627NOについての計算値:391.2147。実測値:
391.2138。
【0711】 実施例293 10−メトキシ−9−(3−プロペニルオキシ)−5−(3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 404(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ7.93(d,J=9.0Hz,
1H),6.83(d,J=8.8Hz,1H),6.61(d,J=9.0H
z,1H),6.59(d,J=8.8Hz,1H),6.23(d,J=1.
5Hz,1H),6.15−6.02(m,1H),5.81(ddt,J=1
7.3,10.3,6.6Hz,1H),5.67(dd,J=9.8,3.3
Hz),5.45(s,1H),5.44(dd,J=16.0,2.0Hz,
1H),5.27(dd,10.6,2.0Hz,1H),5.03(dd,J
=10.3,1.8Hz,1H),4.98(dd,J=17.3,1.8Hz
,1H),4.56−4.53(m,1H),2.47−2.41(m,1H)
,2.34−2.27(m,1H),2.16(s,3H),1.17(s,3
H),1.16(s,3H); HRMS C2629NOについての計算値:403.2147。実測値:
403.2150。
【0712】 実施例294 10−メトキシ−9−(3−プロピニルオキシ)−5−(3−プロペニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 402(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ7.92(d,J=8.8Hz,
1H),6.88(d,J=8.8Hz,1H),6.62(d,J=8.8H
z,1H),6.61(d,J=8.8,1H),6.24(d,J=1.7H
z,1H),5.81(ddt,J=17.3,10.3,6.6Hz,1H)
,5.72(dd,J=9.8,3.3Hz),5.44(s,1H),5.0
3(dd,J=10.3,1.8Hz,1H),4.99(dd,J=17.3
,1.8Hz,1H),4.79(d,J=2.3Hz,2H),3.57(t
,J=2.3Hz,1H),2.47−2.41(m,1H),2.34−2.
27(m,1H),2,16(s,3H),1.17(s,3H),1.16(
s,3H); HRMS C2627NOについての計算値:401.1991。実測値:
401.1978。
【0713】 実施例295 2,5−ジヒドロ−9−アセトキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
H NMR(400MHz,DMSO−d) δ7.78(d,J=8.
5,1H),6.81(d,J=8.5,1H),6.60(d,J=8.5,
1H),6.57(d,J=8.9,1H),6.18(d,J=1.7,1H
),5.80−5.70(m,2H),5.39(s,1H),4.99−4.
90(m,2H),3.55(s,3H),2.39(br dd,2H),2
.23(s,3H),2.10(d,J=0.9,3H),1.11(s,3H
),1.10(s,3H);13C NMR(100MHz,DMSO−d
δ169.3,148.5,148.0,146.4,138.6,134.
1,133.7,132.2,127.4,126.3,120.8,118.
3,117.4,116.3,115.1,113.9,112.7,73.7
,60.0,49.9,36.7,29.4,29.1,23.9,20.6;
MS(DCI/NH)m/e 406(M+H);分析:C2527NO についての計算値:C74.05,H6.71,N3.45。実測値:C73
.91,H6.79,N3.31。
【0714】 実施例296 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d) δ7.86(d,J=8.
8,1H),6.85(d,J=8.8,1H),6.68−6.62(m,2
H),6.25(d,J=1.5,1H),5.89−5.75(m,2H),
5.46(s,1H),5.06−4.96(m,2H),3.62(s,3H
),3.00(s,3H),2.85(s,3H),2.83−2.67(m,
4H),2.48(m,1H),2.26(m,1H),2.17(s,3H)
,1.18(s,3H),1.17(s,3H);13C NMR(75MHz
,DMSO−d) δ171.5,170.4,148.3,148.0,1
46.2,138.5,134.1,133.5,132.1,127.3,1
26.2,120.8,118.1,117.2,116.2,115.0,1
13.8,112.5,73.6,60.0,49.8,36.6,36.5,
34.9,29.3,29.0,27.6,23.8;MS(DCI/NH
m/e 491(M+H),508(M+NH4);分析:C2924 についての計算値:C71.00,H6.99,N5.71。実測値:C
70.88,H7.10,N5.49。
【0715】 上記の化学反応を、実施例297〜299を製造するためにコア9と共に使用
した。
【0716】 実施例297 7−ブロモ−5−[3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン MS(APCI)m/z 466(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)、異性体1:δ8.03(d,J=8
.8Hz,1H),7.33(d,J=9.2Hz,1H),6.65(dd,
J=8.8,1.7Hz,2H),6.35(d,J=1.3Hz,1H),5
.91−5.43(m,4H),3.86(s,3H),2.14(s,3H)
,1.99(s,3H),1.31(s,3H),1.06(s,3H);異性
体2:δ8.00(dd,J=8.8Hz,1H),7.33(d,J=9.2
Hz,1H),6.65(dd,J=8.8,1.7Hz,1H),6.35(
d,J=1.3Hz,1H),6.31(d,J=1.3Hz,1H),5.9
1−5.43(m,4H),2.12(s,3H),1.28(s,3H),1
.03(s,3H);13C NMR(300MHz,DMSO) δ155.
5,145.5,133.9,133.7,129.5,129.4,128.
5,127.9,127.7,127.2,127.0,125.6,118.
1,115.5,113.2,113.1,106.9,102.3,77.2
,76.5,55.8,49.4,37.6,36.7,29.6,29.5,
27.4,26.9,25.6,24.6,24.2,23.6,21.1,1
9.8; HRMS C2628NO 79Brについての計算値:465.1303。
実測値:465.1284;C2628NO 81Brについての計算値:4
67.1283。実測値:467.1281。 分析:C2628BrNOについての計算値:C,66.95;H,6.0
5;N,3.00;実測値:C,66.77;H,6.20;N,2.88。
【0717】 実施例298 10−メトキシ−7−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 426(M+H) H NMR(300MHz,DMSO) δ7.93(d,J=8.8Hz,
1H),7.33(d,J=9.2Hz,1H),6.71(d,J=9.2H
z,1H),6.60(d,J=8.5Hz,1H),6.25(d,J=1.
5Hz,1H),5.94−5.80(m,2H),5.45(s,1H),5
.0(m,2H),3.86(s,3H),2.17(d,J=1.5Hz,3
H),1.17(s,6H)。13C NMR(300MHz,DMSO) 1
55.3,147.0,146.0,133.8,133.6,131.8,1
29.5,127.3,127.2,117.4,116.0,115.1,1
13.2,107.1,102.6,74.8,55.9,49.8,29.0
,23.8。 HRMS C2324 79BrNOについての計算値:426.3502。
実測値:426.3496。 分析:C2324BrNOについての計算値:C,64.79;H,5.6
7;N,3.29;実測値:C,65.08;H,5.73;N,3.18。
【0718】 実施例299 7−ブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−
2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(APCI)m/z 480(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)異性体1:δ8.02(d,J=8.
5Hz,1H),7.55(d,J=5.9Hz,1H),7.37(d,J=
2.6Hz,1H),7.31(d,J=1.8Hz,1H),6.67(dd
,J=14.7,8.8Hz,1H),6.35(d,J=1.5Hz,1H)
,5.63(d,J=5.9Hz,1H),5.56−5.45(m,2H),
3.86(s,3H),2.13(s,3H),1.61(s,3H),1.3
0(s,3H),1.02(s,3H);異性体2:δ8.00(d,J=8.
5Hz,1H),7.54(d,J=5.9Hz,1H),7.35(d,J=
1.8Hz,2H),6.67(dd,J=14.7,8.8Hz,2H),6
.31(d,J=1.5Hz,1H),5.51(m,2 3.86(s,3H
),2.08(s,3H),1.50(s,3H),1.09(s,3H),0
.92(s,3H); HRMS C2730NO 79Brについての計算値:479.1460。
実測値:479.1463;HRMS C2730NO 81Brについての
計算値:481.1439。実測値:481.1456。 分析:C2730NO 79Brについての計算値:C,67.5;H,6.
29;N,2.92;実測値:C,67.08;H,6.38;N,2.54。
【0719】 上記の化学をコア10と共に使用して、実施例300を製造した。
【0720】 実施例300 10−メトキシ−9−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 428(M+H);426; H NMR(300MHz,DMSO) δ7.93(d,J=8.8Hz,
1H),7.33(d,J=8.5Hz,1H),6.67(d,J=8.5H
z,1H),6.65(d,J=8.5Hz,1H),6.36(d,J=1.
1Hz,1H),5.88−5.74(m,2H),5.46(s,1H),5
.05−4.95(m,2H),3.62(s,3H),2.18(d,J=1
.1Hz,3H),1.19(s,3H),1.16(s,3H);13C N
MR(300MHz,DMSO)δ152.7,150.8,146.5,13
4.0,133.6,132.1,130.0,127.3,126.1,11
9.3,117.4,116.2,115.0,114.6,114.0,10
9.5,73.7,59.6,49.9,36.7,29.4,29.1,23
.9; HRMS C2324NO 79Brについての計算値:425.0990。
実測値:425.0998;HRMS C2324NO 81Bについての計
算値:427.0970。実測値:427.0974。 分析:C2324BrNOについての計算値:C,64.79;H,5.6
7;N,3.29;実測値:C,64.99;H,5.98;N,3.13。
【0721】 上記詳述した化学をコア11と共に使用して、実施例301〜303を製造し
た。
【0722】 実施例301 7,9−ジブロモ−10−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン MS(ESI)m/z 504(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.57(d,J=8.9Hz,1
H),7.65(s,1H),6.66(d,J=8.8Hz,1H),6.4
4(s,1H),5.95(dd,J=10.1,3.1Hz,1H),5.9
7−5.78(m,2H),5.47(s,1H),5.08−4.99(m,
2H),3.62(s,3H),2.19(s,3H),1.20(s,3H)
,1.17(s,3H);13C NMR(300MHz,DMSO)δ152
.1,147.4,147.0,133.6,132.7,132.0,131
.7,128.3,127.1,126.3,120.5,117.6,115
.9,115.3,114.0,113.8,110.0,106.6,75.
2,59.7,49.9,36.8,29.6,29.2,23.7; HRMS C2323 79BrNOについての計算値:503.0096
。実測値:503.0086;HRMS C2323 79Br81BrNO についての計算値:505.0075。実測値:505.0075。
【0723】 実施例302 7,9−ジブロモ−5−[シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2
,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン MS(ESI)m/z 544(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)第一異性体:δ8.81(d,1H,
J=8.83Hz),7.67(s,1H),6.70(d,1H,J=8.8
3Hz),6.59(s,1H),5.82−5.59(m,4H),5.50
(s,1H),3.61(s,3H),2.49−2.27(m,2H),2.
15(s,3H),2.04−1.81(m,2H),1.79−1.41(m
,2H),1.32(s,3H),1.08(s,3H);第二異性体:δ7.
9(d,1H,J=8.83Hz),7.66(s,1H),6.69(d,1
H,J=8.83Hz),6.54(s,1H),5.82−5.59(m,4
H),5.45(s,1H),3.60(s,3H),2.49−2.27(m
,2H),2.13(s,3H),2.04−1.81(m,2H),1.79
−1.41(m,2H),1.30(s,3H),1.05(s,3H); H
RMS C2627 79BrNOについての計算値:543.0409。
実測値:543.0385;HRMS C2627 79Br81BrNO
ついての計算値:545.0388。実測値:545.0396。
【0724】 実施例303 7,9−ジブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メト
キシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 560(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)異性体1:δ8.83(d,J=8.
0Hz,1H),7.37(s,1H),6.70(d,J=8.8Hz,1H
),6.58(s,1H),5.58(d,J=9.2Hz,1H),5.49
(s,1H),3.61(s,3H),2.51−2.49(m,4H),2.
14(s,3H),1.31(s,3H),1.29−1.20(m,4H),
1.26(s,3H):異性体2:δ7.99(d,J=8.0Hz,1H),
7.37(s,1H),6.71(d,J=8.8Hz,1H),6.55(s
,1H),5.57(d,J=9.2Hz,1H),5.45(s,1H),3
.59(s,3H),2.51−2.49(m,4H),2.09(s,3H)
,1.30(s,3H),1.29−1.20(m,4H),1.21(s,3
H); HRMS C2729BrNOについての計算値:557.0565。実
測値:557.0548。
【0725】 上記の化学をコア12と共に使用して、実施例304〜310を製造した。
【0726】 実施例304 10−メトキシ−7−(2−エテニル)−5−(3−プロペニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン MS(ESI)m/z 373(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.82(dJ=8.9Hz,1H
),7.23(d,J=8.9Hz,1H),6.78(dd,J=11.0,
6.8Hz,1H),6.61(d,J=8.9Hz,1H),6.49(d,
J=8.5Hz,1H),5.99(d,J=1.7Hz,1H),5.74(
dd,J=7.6,3.0Hz,1H),5.71−5.63(m,1H),5
.57(dd,J=7.6,1.7Hz,1H),5.32(s,1H),5.
00(dd,J=9.3,1.7Hz,1H),4.92(dd,J=10.2
,1.7Hz,1H),4.83(dd,J=16.9,1.7Hz,1H),
3.75(s,3H),2.06(s,3H),1.53−1.41(m,2H
),1.24−1.15(m,3H),1.05(d,J=2.1Hz,1H)
13C NMR(300MHz,DMSO)δ155.66,147.91,
145.55,134.17,133.45,131.98,130.77,1
27.37,127.28,123.88,119.52,117.21,11
5.99,115.80,113.20,113.18,112.12,105
.59,74.01,55.59,49.69,36.40,29.03,28
.83,27.67,26.19,23.83,13.55; HRMS C2527NOについての計算値:373.2042。実測値:
373.2048。
【0727】 実施例305 10−メトキシ−7−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.92(d,J=8.5Hz,1
H),6.93(d,J=8.5Hz,1H),6.59(dd,J=5.5,
2.6Hz,1H),6.10(s,1H),5.90−5.76(m,2H)
,5.44(s,1H),5.07−4.90(m,2H),3.82(s,3
H),2.17(s,3H),2.08(s,3H),1.99(s,3H),
1.16(s,3H),1.15(s,3H);13C NMR(300MHz
,DMSO), 154.2,148.5,145.4,134.5,133.
4,131.9,127.8,127.4,127.1,118.2,117.
0,116.3,116.0,113.1,112.9,104.8,73.6
,55.5,49.6,36.5,28.9,28.8,23.8,15.0;
HRMS C2427NOについての計算値:361.2042。実測値:
361.2045。
【0728】 実施例306 10−メトキシ−7−アセチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO), 7.88(d,J=8.8Hz,
1H),7.59(d,J=8.8Hz,1H),6.84(d,J=8.8H
z,1H),6.62(d,J=8.8Hz,1H),6.22(d,J=1.
5Hz,1H),6.01−5.97(m,1H),5.90−5.69(m,
1H),5.46(s,1H),5.03−4.83(m,2H),3.93(
s,3H),2.53(s,3H),2.20(d,J=1.5Hz,3H),
1.19(s,3H),1.16(s,3H)。
【0729】 実施例307 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−メチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 416(M+H)
【0730】 実施例308 10−メトキシ−7−メチル−9−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 376(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,J=8.5H
z,1H),6.81(s,1H),6.62(d,J=8.5Hz,1H),
6.17(d,J=1.5Hz,1H),5.89−5.76(m,2H),5
.44(br s,1H),5.04(dd,J=10.3,1.8Hz,1H
),4.94(dd,J=17.3,1.8Hz,1H),3.52(s,3H
),2.46−2.40(m,1H),2.28−2.24(m,1H),2.
18(s,3H),2.17(s,3H),2.07(s,3H),1.19(
s,3H),1.14(s,3H); HRMS C2529NOについての計算値:375.2198。実測値:
375.2214。
【0731】 実施例309 10−クロロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−2,5−
ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 352(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.93(d,J=8Hz,1H)
,7.12−7.10(m,2H),6.90−6.84(m,1H),6.6
5(10,2Hz,1H),4.97(dd,J=17,2Hz,1H),2.
47−2.26(m,2H),2.16(s,3H),1.23(s,3H),
1.17(s,3H); HRMS(FAB)C2222ClNOについての計算値m/z:351.1
390(M)。実測値:351.1385。
【0732】 実施例310 (+/−)2,5−ジヒドロ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−
フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 288(M+H) H NMR(200MHz,DMSO)δ7.98(d,J=8Hz,1H)
,7.27−7.14(m,5H),6.97−6.80(m,2H),6.8
1(br s,1H),6.78−6.72(m,2H),6.44(br s
,1H),5.40(br s,1H),1.81(br s,2H),1.2
6(s,2H),1.16(s,2H); HRMS(FAB)C2523ClNOについての計算値m/z:387.1
390(M)+。実測値:287.1286。
【0733】 実施例311 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(カルボ
メトキシメチル)アミノカルボニルオキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチ
ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例13及びN−メチル−N−(メチルグリシナート)カルバモイルクロリ
ドを実施例14に於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0734】 MS(DCI/NH)m/e 529(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H),7.
21(m,1H),7.03(d,1H),6.92(m,3H),6.72(
m,3H),6.55(d,1H),6.45(t,1H),5.40(s,1
H),4.15(s,1H),4.05(s,1H),3.78(s,3H),
3.65(s,3H),3.00(s,1H),2.88(s,2H),1.8
4(s,3H),1.22(s,3H),1.13(s,3H)。 分析:C3132についての計算値:C,70.43;H,6.10
;N,5.29。実測値:C,70.98;H,6.33;N,4.85。
【0735】 実施例312 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(N−メ
チルカルボニル)アミノカルボニルオキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチ
ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例13及びメチルイソシアナートを実施例14に於けるようにして処理し
て、所望の化合物を得た。
【0736】 MS(DCI/NH)m/e 514(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.18(q,1H),8.
01(d,1H),7.27(t,1H),7.06(t,2H),6.98(
s,1H),6.91(t,1H),6.77(s,1H),6.70(d,1
H),6.56(d,1H),6.46(d,1H),6.19(s,1H),
5.38(s,1H),3.78(s,3H),3.19(s,3H),2.7
0(d,3H),1.84(s,3H),1.22(s,3H),1.14(s
,3H)。 分析:C3031・2HOについての計算値:C,65.55;H
,6.41;N,7.60。実測値:C,65.71;H,6.20;N,7.
05。
【0737】 実施例313 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチルアミノカルボニ
ルオキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 実施例13及びメチルイソシアナートを実施例14に於けるようにして処理し
て、所望の化合物を得た。
【0738】 MS(DCI/NH)m/e 457(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.01(d,1H),7.
50(q,1H),7.21(t,1H),7.02(d,1H),6.92(
dd,2H),6.80(s,1H),6.77(s,1H),6.70(dd
,1H),6.56(d,1H),6.46(d,1H),6.18(s,1H
),5.40(s,1H),3.80(s,3H),2.60(d,3H),1
.86(s,3H),1.23(s,3H),1.15(s,3H)。 分析:C2828・0.50HOについての計算値:C,72.3
3;H,6.27;N,6.01。実測値:C,72.20;H,6.38;N
,5.78。
【0739】 実施例314 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−ヒドロキシエチル)フ
ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン −78℃の、THF(150mL)中の3−(2’−メトキシメトキシ)エチ
ルフェニルブロミド(3.55g、14.5ミリモル)の溶液を、n−ブチルリ
チウム(ヘキサン中2M、5.80mL)で15分間かけて処理し、−30℃に
加温し、−78℃に冷却し、化合物1Fで一度に処理し、−50℃に加温し、飽
和塩化アンモニウムで鎮め、周囲温度まで加温させ、沈殿させた。上澄み液をデ
カンテーションし、濃縮し、残渣を水と酢酸エチルとの間に分配させた。有機層
を水及びブラインで続けて洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。20
−35%酢酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマ
トグラフィーによって、0.82g(56%)の標題5−(3’−MOMO−フ
ェニル)ヘミケタールを得た。 MS(DCI/NH)m/e 489(M+H)
【0740】 メタノール(10mL)中の、上記で製造したヘミケタール(0.70g、1
.43ミリモル)の溶液を、メタノール(20mL)中の飽和塩化水素で周囲温
度で処理し、18時間撹拌し、1:1酢酸エチル/飽和塩化アンモニウム中に注
いだ。分離した水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた酢酸エチル層を水及びブ
ラインで続けて洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮して、0.52g(8
2%)のマスクしないヘミケタールを得た。 MS(DCI/NH)m/e 444(M+H)
【0741】 ジクロロメタン(20mL)中の上記で製造したマスクしないヘミケタール(
0.45g、1.00ミリモル)及びトリエチルシラン(1.16g、10ミリ
モル)の溶液を、三フッ化ホウ素エーテラート(1.42g、10ミリモル)で
周囲温度で処理し、18時間撹拌し、1:1酢酸エチル/飽和NaHCO中に
注いだ。分離した水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出液を水及びブライ
ンで続けて洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。ヘキサン中25−4
5%酢酸エチルによるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマトグラフィーに
よって、0.342の標題化合物を得た。
【0742】 MS(DCI/NH)m/e 428(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H),7.
00(m,5H),6.74(s,1H),6.70(d,1H),6.55(
d,1H),6.45(d,1H),6.16(s,1H),5.39(s,1
H),4.54(t,1H),3.79(s,3H),344(q,4H),2
.59(t,2H),1.86(s,3H),1.22(s,3H),1.11
(s,3H); 分析:C2829NOについての計算値:C,78.66;H,6.83
;N,3.27。実測値:C,78.48;H,6.85;N,3.29。
【0743】 実施例315 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メタンスルホニルオキ
シエチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン 0℃のCHCl(6mL)中の実施例314(200mg、0.47ミリ
モル)及びトリエチルアミン(94mg、0.94ミリモル)の溶液を、メタン
スルホニルクロリド(64mg、0.56ミリモル)で処理し、30分間撹拌し
、飽和NaHCOで鎮めた。分離した水性層を、CHClで抽出し、合わ
せた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。10−
30%酢酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマト
グラフィーによって、0.30g(97%)の標題化合物を得た。
【0744】 MS(DCI/NH)m/e 506(M+H)。; H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H),7.
18(s,1H),7.14(d,1H),7.09(d,1H),6.96(
d,1H),6.90(t,1H),6.75(s,1H),6.70(d,1
H),6.55(d,1H),6.45(d,1H),6.21(s,1H),
5.39(s,1H),4.27(t,2H),3.79(s,3H),2.8
8(s,3H),2.87(t,2H),1.84(s,3H),1.24(s
,3H),1.14(s,3H)。 分析:C2931NOSについての計算値:C,68.88;H,6.17
;N,2.77。実測値:C,69.08;H,6.14;N,2.63。
【0745】 実施例316 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メチルチオエチル)フ
ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン DMF(1mL)中の実施例315(10mg、0.02ミリモル)の溶液を
、NaSMe(14mg、0.20ミリモル)で周囲温度で処理し、2時間撹拌
し、飽和NaHCOで鎮め、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄
し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。10−30%酢酸エチル/ヘキサン
によるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマトグラフィーによって、9mg
(99%)の標題化合物を得た。
【0746】 MS(DCI/NH)m/e 458(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H),7.
11(t,1H),7.07(s,1H),7.02(d,1H),6.96(
d,1H),6.90(t,1H),6.75(s,1H),6.70(d,1
H),6.54(d,1H),6.44(d,1H0,6.16(s,1H),
5.39(s,1H),3.77(s,3H),2.70(t,2H),2.5
4(t,2H),1.91(s,3H),1.95(s,3H),1.21(s
,3H),1.15(s,3H)。
【0747】 実施例317 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
ミノカルボニルオキシ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例314及びN,N−ジメチルカルバモイルクロリドを実施例14に於け
るようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0748】 MS(DCI/NH)m/e 499(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.01(d,1H),7.
00(m,5H),6.76(s,1H),6.70(d,1H),6.55(
s,1H),6.44(d,1H),6.15(s,1H),5.39(s,1
H),4.01(t,2H),3.78(s,3H),2.79(t,2H),
2.77(s,3H),2.65(s,3H),1.84(s,s,3H),1
.23(s,3H),1.15(s,3H)。 分析:C3134についての計算値:C,74.67;H,6.87
;N,5.61。実測値:C,74.45;H,6.73;N,5.45。
【0749】 実施例318 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン 実施例315及びジメチルアミンを実施例316に於けるようにして処理して
、所望の化合物を得た。
【0750】 MS(DCI/NH)m/e 455(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.00(d,1H),7.
09(t,1H),7.01(d,1H),6.97(m,2H),6.90(
t,1H),6.73(s,1H),6.69(d,1H),6.55(d,1
H),6.44(d,1H),6.16(s,1H),5.39(s,1H),
3.79(s,3H),2.54(t,2H),2.25(t,2H),2.0
8(s,6H),1.87(s,3H),1.22(s,3H),1.17(s
,3H)。
【0751】 実施例319 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−シクロプロピル−2,2,4−トリ
メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例319A 周囲温度の、CHCl(100mL)中の実施例1F(4.43g、13
.7ミリモル)、4−クロロフェノール(9.28g、72.1ミリモル)及び
MgSO(8.69g、72.1ミリモル)の混合物を、12時間撹拌し、酢
酸エチル(200mL)で希釈し、それぞれ1M NaOH水溶液で2回及びブ
ラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。残渣を、熱酢酸エチル
(25mL)と共に粉砕して、所望のフェニルアセタールを得た。 MS(DCI/NH)m/e 306(M−4−Cl−ph)
【0752】 実施例319B 0℃のトルエン(20mL)中の実施例319A(131mg、0.30ミリ
モル)の溶液を、THF(1.5mL)中で臭化シクロプロピル(363mg、
3.0ミリモル)及びMg(73mg、3.0ミリモル)を還流させることによ
って製造した臭化シクロプロピルマグネシウムで処理した。最終溶液を周囲温度
まで加温し、12時間撹拌し、飽和NHClで鎮めた。有機層を、それぞれ1
M NaOH水溶液で2回及びブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、
濃縮した。5−15%酢酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上での残渣のフラ
ッシュクロマトグラフィーによって、18mg(17%)の標題化合物を得た。
【0753】 MS(DCI/NH)m/e 348(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.01(d,1H),7.
04(t,1H),6.67(d,1H),6.60(d,1H),6.57(
d,1H),6.16(s,1H),5.44(s,1H),5.42(d,1
H),3.85(s,3H),2.12(s,3H),1.26(s,3H),
1.05(s,3H),0.28(m,4H),0.08(m,1H)。
【0754】 実施例320 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−エテニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン CHCl(2mL)中の2B(34mg、0.1ミリモル)及びトリブチ
ルビニル錫(96mg)の溶液を、三フッ化ホウ素エーテラート(43mg、0
.3ミリモル)で−78℃で処理し、2時間撹拌しながら周囲温度まで加温した
。次いで、反応物を飽和NaHCOで鎮め、有機層をそれぞれ飽和NaHCO 及びブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。5−15%酢
酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマトグラフィ
ーによって、27mg(81%)の標題化合物を得た。
【0755】 MS(DCI/NH)m/e 334(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.93(d,1H),7.
02(t,1H),6.63(dd,2H),6.54(d,1H),6.19
(d,1H),6.10(s,1H),5.93(m,1H),5.42(s,
1H),5.16(dt,1H),4.91(dt,1H),3.83(s,3
H),2.11(s,3H),1.21(s,3H),1.13(s,3H)。
【0756】 実施例321 トランス 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン CHCN(1mL)中の、実施例320(13mg、0.039ミリモル)
、ヨードベンゼン(12mg、0.058ミリモル)、酢酸パラジウム(II)
(18mg、0.008ミリモル)、トリ(o−トリル)ホスフィン(3.6m
g、0.012ミリモル)、トリエチルアミン(12mg、0.12ミリモル)
の混合物を、密封チューブ内で80℃で4時間加熱した。溶媒を除去した後、5
−15%酢酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上での残渣のフラッシュクロマ
トグラフィーによって、7mg(44%)の標題化合物を得た。
【0757】 MS(DCI/NH)m/e 410(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.99(d,1H),7.
22(m,4H),7.19(m,1H),7.00(t,1H),6.67(
d,1H),6.63(d,1H),6.57(d,1H),6.38(q,1
H),6.34(d,1H),6.27(d,1H),6.14(s,1H),
5.43(s,1H),3.82(s,1H),2.12(s,3H),1.2
2(s,3H),1.13(s,3H)。
【0758】 実施例322 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエチニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2B及びトリブチルフェニルアセチレニル錫を実施例320に於けるよ
うにして処理して、所望の化合物を得た。
【0759】 MS(DCI/NH)m/e 408(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H),7.
29(m,3H),7.16(m,2H),7.10(d,1H),6.78(
d,1H),6.65(dd,1H),6.59(s,1H),6.23(s,
1H),5.45(s,1H),3.87(s,3H),2.33(s,3H)
,1.28(s,3H),1.12(s,3H)。
【0760】 実施例323 シス 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)−
2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン ピリジン(2mL)中の実施例322(20mg、0.049ミリモル)、
パラジウム/BaSO(20mg)の混合物を、周囲温度で12時間撹拌し、
水で鎮め、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na SO)、濃縮した。5−15%酢酸エチル/ヘキサンによるシリカゲル上で
の残渣のフラッシュクロマトグラフィーによって、13mg(75%)の標題化
合物を得た。
【0761】 MS(DCI/NH)m/e 410(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.97(d,1H),7.
62(d,2H),7.48(t,2H),7.39(t,1H),7.03(
t,1H),6.72(d,1H),6.63(d,1H),6.61(d,1
H),6.52(d,1H),6.12(d,1H),6.10(s,1H),
5.70(dd,1H),5.27(s,1H),3.87(s,3H),1.
55(s,3H),1.17(s,3H),1.079s,3H)。
【0762】 実施例324 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチルプロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例2B及びトリブチル−(2−メチルプロペニル)錫を実施例320に於
けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0763】 MS(DCI/NH)m/e 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H),6.
99(t,1H),6.65(d,1H),6.58(d,1H),6.44(
d,1H),6.24(d,1H),6.21(s,1H),5.40(s,1
H),5.18(d,1H),3.85(s,3H),2.07(s,3H),
1.84(s,3H),1.58(s,3H),1.23(s,3H),1.1
0(s,3H)。 分析:C2427NOについての計算値:C,79.74;H,7.52;
N,3.87。実測値:C,79.34;H,7.25;N,3.68。
【0764】 実施例325 トランス 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン 実施例2B及びトリブチル−(1−シクロヘキセニル)錫を実施例320に於
けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0765】 MS(DCI/NH)m/e 388(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.91(d,1H),7.
00(t,1H),6.64(d,1H),6.60(d,1H),6.49(
d,1H),6.02(s,1H),5.85(s,1H),5.39(s,1
H),5.14(s,1H),3.81(s,3H),2.18(m,1H),
2.03(s,3H),1.98(m,1H),1.81(m,1H),1.6
4(m,1H),1.42(m,3H),1.24(m,1H),1.22(s
,3H),1.13(s,3H)。 分析:C2629NO・1.25HOについての計算値:C,76.15
;H,7.74;N,3.41。実測値:C,76.12;H,7.34;N,
3.21。
【0766】 実施例326 2,5−ジヒドロ−10−(2−フラニル)−5−(3−プロペニル)−2,
2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 乾燥NMP(6.5mL)中の、トリフラート3C[元の特許出願から](1
96mg、0.421ミリモル)及び2−(トリブチルスタニル)フラン(0.
250mL、0.79ミリモル)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ
)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体(25mg、0.
031ミリモル)及びテトラブチルアンモニウムヨーダイド(25mg、0.0
68ミリモル)の磁気撹拌した混合物を、70℃で5時間アルゴン下で加熱した
。この反応物を室温にまで冷却させ、NaCl飽和水溶液で希釈し、酢酸エチル
(5×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO)、濾過
し、濃縮した。この粗製物質を、酢酸エチル−ヘキサン(10:90)を使用し
シリカゲル(16g)上でクロマトグラフィー処理して、出発物質で汚染された
生成物を得た。この物質を、3枚の10×20cm、0.25mm厚さのシリカ
ゲル板に適用し、これをEtOAc−ヘキサン(5:95)で4回溶離した。生
成物帯域を掻き落とし、酢酸エチルで抽出して、粘稠なシロップとして23mg
(0.044ミリモル、14%)の所望のフランを得た:H NMR δ7.
67(d,1H,J=1.0Hz),7.18(t,1H,J=7.8Hz),
7.08(m,1H),6.91(dd,1H,J=8.1Hz,J=1.4H
z),6.64(m,2H),6.35(d,1H,J=8.5Hz),6.2
5(d,1H,J=8.5Hz),6.14(m,1H),5.82(m,2H
),5.43(s,1H),5.05(dd,1H,J=10.5Hz,J=1
.5Hz),4.99(dd,1H,J=17.3Hz,J=1.5Hz),2
.40(m,2H),2.19(s,3H),1.20(s,3H),1.12
(s,3H);質量スペクトル(DCI)m/z 384(M+1)。 分析:C2625NOについての計算値:C,81.43;H,6.57;
N,3.65。実測値:C,81.24;H,6.62;N,3.66。
【0767】 実施例327 2,5−ジヒドロ−10−シアノ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 乾燥ジオキサン(4.0mL)及び水(1.0mL)中の、トリフラート3C
(195mg、0.419ミリモル)、36mg(0.031ミリモル)のテト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)及びシアン化亜鉛(36m
g、0.31ミリモル)の磁気撹拌した混合物を、80℃で48時間アルゴン下
で加熱した。この反応物を室温にまで冷却させ、酢酸エチル(25mL)で希釈
し、NaCl飽和水溶液で洗浄した。水性層を酢酸エチル(2×20mL)で抽
出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮した。この粗
製物質を、酢酸エチル−ヘキサン(10:90)を使用しシリカゲル(20g)
上でクロマトグラフィー処理して、出発トリフラートで汚染された生成物を得た
。この部分的に純粋なニトリルを、2枚の10×20cm、0.25mm厚さの
シリカゲル板に適用し、これを、EtOAc−ヘキサン(5:95)で5回溶離
した。生成物帯域を掻き落とし、酢酸エチルで抽出して、17.3mg(0.0
505ミリモル、12%)の所望のニトリルを得た:H NMR δ7.87
(d,1H,J=8.5Hz),7.46(dd,1H,J=7.5Hz,J=
1.5Hz),7.27(t,1H,J=7.8Hz),7.19(dd,1H
,J=8.1Hz,J=1.4Hz),6.71(d,1H,J=8.5Hz)
,6.57(m,1H),5.90(dd,1H,J=10Hz,J=3.6H
z),5.82(m,1H),5.49(m,1H),5.04(dm,1H,
J=10.5Hz),4.98(dm,1H,J=17.3Hz),2.38(
m,1H),2.30(m,1H),2.19(s,3H),1.20(s,3
H),1.19(s,3H);質量スペクトル(APCI)m/z 343(M
+1);C2322Oについての計算値:342.1732。実測値:3
42.1730。
【0768】 実施例328 2,5−ジヒドロ−10−カルボキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 乾燥ジメチルスルホキシド(2.5mL)中の、実施例4(31mg、0.0
82ミリモル)及びシアン化ナトリウム(51mg、0.78ミリモル)の磁気
撹拌した混合物を、110℃で5時間アルゴン下で加熱した。この反応物を室温
にまで冷却させ、NaCl飽和水溶液で希釈し、酢酸エチル(5×20mL)で
抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮した。この
粗製物質を、2枚の10×20cm、0.25mm厚さのシリカゲル板に適用し
、これを、EtOAc−ヘキサン(10:90)で2回、次いでEtOAc−ヘ
キサン(50:50)で3回溶離した。生成物帯域を掻き落とし、酢酸エチルで
抽出して、粘稠なシロップとして16mg(0.044ミリモル、54%)の所
望のカルボン酸を得た。H NMR δ7.16(m,2H),7.02(d
,1H,J=8.5Hz),6.98(dd,1H,J=5.5Hz,J=3.
7Hz),6.58(d,1H,J=8.5Hz),6.29(m,1H),5
.82(m,2H),5.45(s,1H),5.05(dd,1H,J=10
.5Hz,J=1.5Hz),4.98(dd,1H,J=17.3Hz,J=
1.5Hz),2.30(m,2H),2.18(s,3H),1.20(s,
3H),1.16(s,3H);質量スペクトル(APCI)m/z 362(
M+1)。 分析:C2323NOについての計算値:C,76.43;H
,6.41;N,3.88。実測値:C,76.24;H,6.46;N,3.
66。
【0769】 実施例329 2,5−ジヒドロ−10−(2−ヒドロキシメチル)−5−(3−プロペニル
)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン −78℃に冷却した、乾燥塩化メチレン(3mL)中の実施例4(32mg、
0.085ミリモル)の磁気撹拌した溶液に、シクロヘキサン中の1.0M水素
化ジイソブチルアルミニウム(0.400mL、0.40ミリモル)を、アルゴ
ン下で滴下により添加した。反応物の温度を0℃に上昇させた。3.5時間後に
、ロシェル塩水溶液を添加することによって反応物を鎮め、層を分離した。水性
層を酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Mg
SO)、濾過し、濃縮した。この粗製物質を、2枚の10×20cm、0.2
5mm厚さのシリカゲル板に適用し、これを、ヘキサン、次いでEtOAc−ヘ
キサン(10:90)で3回溶離した。生成物帯域を掻き落とし、酢酸エチルで
抽出して、粘稠なシロップとして27mg(0.078ミリモル、91%)の所
望のアルコールを得た。H NMR δ7.47(d,1H,J=8.5Hz
),7.14(m,2H),6.80(dd,1H,J=7.3Hz,J=1.
8Hz),6.64(d,1H,J=8.5Hz),6.17(m,1H),5
.81(ddm,1H,J=10.5Hz,J=17.1Hz),5.73(d
d,1H,J=3.4Hz,J=10.5Hz),5.46(m,1H),5.
32(dd,1H,J=6.3Hz,J=4.2Hz),5.02(dm,1H
,J=10.5Hz),4.94(dm,1H,J=17.1Hz),4.62
(m,2H),2.30(m,2H),2.17(s,3H),1.19(s,
3H),1.16(s,3H);質量スペクトル(ESI)m/z:348(M
+1);C2325NOについての計算値:347.1885。実測値:3
47.1897。
【0770】 実施例330 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 乾燥塩化メチレン(10mL)中の実施例329(185mg、0.532ミ
リモル)及び過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム(205mg、0.5
83ミリモル)の磁気撹拌した混合物を、アルゴン下で1.5時間撹拌した。反
応物をセライトを通して濾過し、フィルターパッドを酢酸エチルで洗浄し、濾液
を濃縮した。この粗製物質を、EtOAc−ヘキサン(10:90)を使用して
シリカゲル(20g)上でクロマトグラフィー処理して、144mg(0.41
7ミリモル、78%)の所望のアルデヒドを得た:H NMR δ10.11
(s,1H),7.45(dd,1H,J=7.8Hz,J=1.2Hz),7
.29(t,1H,J=7.8Hz),7.16(dd,1H,J=7.8Hz
,J=1.4Hz),6.84(d,1H,J=8.5Hz),6.70(d,
1H,J=8.5Hz),6.53(m,1H),5.91(dm,1H,J=
10.0Hz),5.84(m,1H),5.51(s,1H),5.05(d
m,1H,J=10.5Hz),4.97(dm,1H,J=17.3Hz),
2.40(m,2H),2.21(s,3H),1.22(s,3H),1.1
8(s,3H);質量スペクトル(APCl)m/z 346(M+1);C 23NOについての計算値:345,1729。実測値:345.173
2。
【0771】 実施例331 2,5−ジヒドロ−10−アミノメチル−5−(3−プロペニル)−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 乾燥メタノール(10mL)中の実施例330(40mg、0.116ミリモ
ル)及び酢酸アンモニウム(77mg、1.0ミリモル)の磁気撹拌した混合物
に、シアノホウ水素化ナトリウム(14mg、0.23ミリモル)を窒素下で添
加した。5時間後に、10%炭酸ナトリウムを添加することによって反応物を鎮
め、酢酸エチル(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(Mg
SO)、濾過し、濃縮した。この粗製物質を、2枚の10×20cm、0.2
5mm厚さのシリカゲル板に適用し、これを、ヘキサン、次いでEtOAc−ヘ
キサン(20:80)で4回溶離した。生成物帯域を掻き落とし、酢酸エチルで
抽出して、粘稠なシロップとして8.0mg(0.023ミリモル、20%)の
所望のアミンを得た:H NMR δ7.55(d,1H,J=8.5Hz)
,7.14(m,2H),6.80(dd,1H,J=7.3Hz,J=1.8
Hz),6.64(d,1H,J=8.5Hz),6.17(m,1H),5.
81(ddm,1H,J=10.5Hz,J=17.1Hz),5.73(dd
,1H,J=3.4Hz,J=10.5Hz),5.46(m,1H),5.0
2(dm,1H,J=10.5Hz),4.94(dm,1H,J=17.1H
z),4.62(m,2H),3.88(m,2H),2.30(m,2H),
2.17(s,3H),1.19(s,3H),1.16(s,3H);質量ス
ペクトル(ESI)m/z:347(M+1);C2326Oについての
計算値:346.2045。実測値:346.2047。
【0772】 実施例332 2,5−ジヒドロ−10−メトキシメチル−5−(3−プロペニル)−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 氷浴中で冷却させた、乾燥THF(2.0mL)中の実施例329(26mg
、0.075ミリモル)の磁気撹拌した混合物に、0.14mLのヘキサン中の
1Mカリウムヘキサメチルジシラジド(potassium hexameth
yldisilazide)をアルゴン下で添加した。ヨウ化メチル(13.8
mg、0.097ミリモル)を添加し、反応物をゆっくり室温にした。反応物を
NHCl飽和水溶液によって鎮め、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。
抽出液を乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮した。この粗製物質を、3枚の
10×20cm、0.25mm厚さのシリカゲル板に適用し、これを、EtOA
c−ヘキサン(5:95)で4回溶離した。生成物帯域をEtOAcを使用して
抽出して、25mg(0.069ミリモル、92%)の所望のメチルエーテルを
得た:H NMR δ7.34(d,1H,J=8.5Hz),7.11(m
,2H),6.85(dd,1H,J=7.1Hz,J=2.4Hz),6.6
4(d,1H,J=8.5Hz),6.20(m,1H),5.81(dm,1
H,J=10.2Hz),5.75(m,1H),5.46(s,1H),5.
02(dm,1H,J=10.2Hz),4.93(dm,1H,J=17.3
Hz),4.61(d,1H,J=11.2Hz),4.43(d,1H,J=
11.2Hz),3.37(s,3H),2.33(m,1H),2.27(m
,1H),2.17(s,3H),1.19(s,3H),1.17(s,3H
);質量スペクトル(ESI)m/z 362(M+1);C2427NO についての計算値:361.2042。実測値:361.2047。
【0773】 実施例333 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例333A 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例7及びトリフルオロメタンスルホン酸無水物を実施例3Cに於けるよう
にして処理して、所望のトリフラートを得た。 MS(ESI)m/z 502(M+H)
【0774】 実施例333 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例333A及びビニルトリブチルスタンナンを実施例5に於けるようにし
て処理して、所望の化合物を得た。
【0775】 MS(DCI/NH)m/z 380(M+H) H NMR(300MHz,CDCl)δ7.30−7.11(m,6H)
,7.02−6.89(m,3H),6.78(s,1H),6.76−6.6
8(m,2H),6.32(br s,1H),5.72(br d,J=11
.4Hz,1H),5.40(br s,1H),5.30(br d,J=1
5.9Hz,1H),1.81(s,3H),1.26(s,3H),1.15
(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ151.3,145.7,138
.8,137.3,133.3,133.0,131.2,128.5(2),
128.3,128.2,128.0(2),127.8,127.4,126
.6,123.9,120.8,118.1,116.2,114.5,113
.6,75.3,50.0,30.0,28.7,23.2; HRMS(FAB)C2725NOについての計算値m/z:379.193
6(M)。実測値:379.1924。
【0776】 実施例334 2,5−ジヒドロ−10−エチニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例333A及び(トリメチルシリル)アセチレンを実施例6A及び実施例
6に於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0777】 MS(DCI/NH)m/z 378(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ8.32(d,J=8.8Hz,1
H),7.27−7.16(m,5H),7.01(dd,J=8.7,1.8
Hz,1H),6.83(t,J=8.6Hz,1H),6.84−6.79(
m,1H),6.81(br s,1H),6.74(d,J=8.6Hz,1
H),6.42(br s,1H),5.41(br s,1H),4.38(
s,1H),2.03(s,3H),1.24(s,3H),1.18(s,3
H); 13C NMR(125MHz,DMSO)δ150.9,146.4,13
8.8,133.1,130.7,128.6,128.2(2),128.0
(2),127.9,127.4,126.6,126.5,126.4,12
6.3,118.3,117.6,117.5,115.7,113.4,84
.3,75.1,50.0,30.0,28.8,23.2; HRMS(FAB)C2723NOについての計算値m/z:377.178
0(M)。実測値:377.1779。
【0778】 実施例335 メチル 2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−
[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボキシラート 実施例333Aを実施例4に於けるようにして処理して、所望の化合物を得た
【0779】 融点150−2℃; MS(DCI/NH)m/z 412(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.36−7.30(m,2H),
7.28−7.17(m,3H),7.12−7.01(m,2H),6.93
−6.88(m,2H),6.84(d,J=8.7Hz,1H),6.70(
d,J=8.9Hz,1H),6.40(br s,1H),5.40(br
s,1H),3.79(s,3H),1.81(s,3H),1.26(s,3
H),1.17(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ169.9,151.2,146
.1,138.3,132.5,130.3,128.8(2),128.1,
128.0(2),127.7,127.4,127.0,126.6,124
.9,122.9,119.6,117.7,117.5,114.2,75.
7,52.2,50.0,30.0,28.6,23.2; 分析:C2725NOについての計算値:C,78.81;H,6.12;
N,3.40。実測値:C,78.84;H,6.25;N,3.24。
【0780】 実施例336 2,5−ジヒドロ−10−(ヒドロキシメチル)−5−フェニル−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン −50℃のCHCl(12mL)中の実施例335(136mg、0.3
30ミリモル)の溶液に、ダイバル−H(ヘプタン中の1.0M溶液1.65m
L、1.65ミリモル)を添加した。得られた橙色溶液を30分間かけて0℃ま
で徐々に加温し、次いで0℃で2時間撹拌した。次いでEtOAc(5mL)を
この溶液に0℃で添加して、過剰のダイバル−Hを鎮め(橙色から明黄色への溶
液の色変化によって示される)、次いで反応混合物をNHCl飽和水溶液(5
mL)で処理した。この反応混合物を酢酸エチル(40mL)とロシェル塩飽和
水溶液(酒石酸ナトリウムカリウム;35mL)との間に分配させ、得られた混
合物を、層の明瞭な分離が観察されるまで(約1時間)激しく撹拌した。層を分
割し、水性層をEtOAc(15mL)で抽出した。有機物を合わせ、ブライン
(10mL)で洗浄し、次いで乾燥させた(NaSO)。濾過及び濃縮によ
って、無色の泡状固体として所望の化合物(116mg、0.302ミリモル、
92%)を得た。
【0781】 MS(DCI/NH)m/z 384(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.58(d,J=8.9Hz,1
H),7.23−7.11(m,5H),6.98(dd,J=8.7,1.7
Hz,1H),6.84(t,J=8.7Hz,1H),6.76(br s,
1H),6.75(d,J=8.6Hz,1H),6.69(dd,J=8.7
,1.8Hz,1H),6.26(br s,1H),5.40(br s,1
H),5.37(dd,J=6.0,4.0Hz,1H),4.65(dd,J
=11.5,6.0Hz,1H),4.54(dd,J=11.6,4.4Hz
,1H),1.80(s,3H),1.24(s,3H),1.17(s,3H
);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ151.0,145.6,139
.0,137.0,133.1,131.4,128.4(2),128.1,
128.0(2),127.7,127.6,126.2,124.8,123
.7,118.6,118.0,116.0,113.9,75.1,61.9
,49.9,29.9,28.7,23.3; 分析:C2625NO:C,81.43;H,6.57;N,3.65。実
測値:C,81.53;H,6.86;N,3.41。
【0782】 実施例337 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 23℃のCHCl(6mL)中の実施例336(50mg、0.130ミ
リモル)の溶液に、CHCl(14mL)中の過ルテニウム酸テトラプロピ
ルアンモニウム(60mg、0.16ミリモル)の溶液を添加した。15分後に
、この反応混合物を、シリカゲルの小さいプラグを通して濾過し、CHCl で、続いて1:1EtOAc−ヘキサンで洗浄した。この濾液を濃縮して金色の
シロップを得、これを分取薄層クロマトグラフィー(3%EtOAc/トルエン
により溶離)によって精製して、薄黄色泡状物として所望の生成物(19mg、
0.050ミリモル、38%)を得た。
【0783】 MS(DCI/NH)m/z 382(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ10.13(s,1H),7.31
(dd,J=8.8,1.9Hz,1H),7.28−7.16(m,5H),
7.12(d,J=8.7Hz,1H),7.05(dd,J=8.7,2.0
Hz,1H),6.95(d,J=8.8Hz,1H),6.92(br s,
1H),6.81(d,J=8.8Hz,1H),6.59(br s,1H)
,5.43(br s,1H),1.85(s,3H),1.27(s,3H)
,1.18(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ191.4,151.9,146
.8,138.3,133.2,131.5,131.4,130.8,128
.6(2),128.1(2),128.0,127.2,126.6,121
.5,121.4,118.1,115.5,114.2(2),75.8,5
0.2,30.1,29.0,23.1; HRMS(FAB)C2624NOについての計算値:382.1807(M
+H)。実測値:382.1816。
【0784】 実施例338 2,5−ジヒドロ−10−(メトキシメチル)−5−フェニル−2,2,4−
トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 0℃のTHF(2.0mL)中の実施例336(22mg、0.057ミリモ
ル)の溶液に、KHMDS(トルエン中の0.5M溶液110mL、0.057
ミリモル)を添加した。15分後に、ヨードメタンの溶液を、DMF中の溶液(
1.0mLのDMF中の81mgのヨードメタンの溶液100mL、0.057
ミリモル)として添加し、この溶液を0℃で30分間更に撹拌し、冷却浴を取り
除き、この反応物を23℃で1.5時間更に撹拌した。次いで、この反応物を、
水(3mL)で鎮め、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層
をブライン(5mL)で洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO)、真空中で濃縮
して、褐色油を得た。この残渣を、分取薄層クロマトグラフィー(10%EtO
Ac/ヘキサンにより溶離)によって精製して、無色泡状物として所望の生成物
(15mg、0.038ミリモル、66%)を得た。
【0785】 MS(DCI/NH)m/z 98(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.40(d,J=8.9Hz,1
H),7.19−7.10(m,5H),6.97−6.92(m,1H),6
.94(s,1H),6.77−6.70(m,3H),6.29(br s,
1H),5.39(br s,1H),4.58(d,J=11.1Hz,1H
),4.39(d,J=11.1Hz,1H),3.28(s,3H),1.8
1(s,3H),1.26(s,3H),1.17(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ151.0,145.7,138
.8,132.9,132.6,131.5,128.4(2),127.8(
2),127.8,127.7,127.5,126.1,125.7,124
.4,118.3,117.9,116.6,113.9,75.2,72.5
,57.2,49.9,29.9,28.7,23.3; HRMS(FAB)C2727NOについての計算値m/z:397.20
42(M)。実測値:397.2039。
【0786】 実施例339 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−オキソ−2,2,4−トリメチル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例3C及びビニルトリブチルスタンナンを実施例5に於けるようにして処
理して、所望の化合物を得た。
【0787】 融点218−224℃; MS(DCI/NH)m/z 318(M+H),335(M+NH4) H NMR(300MHz,DMSO)δ7.88(d,J=8.8Hz,1
H),7.38(dd,J=8.8,6.6Hz,1H),7.29(s,1H
),7.28(d,J=8.6Hz,1H),7.19(dd,J=17.3,
11.1Hz,1H),7.13(d,J=8.7Hz,1H),7.03(b
r s,1H),5.75(dd,J=17.3,1.2Hz,1H),5.5
2−5.47(m,2H),1.97(s,3H),1.24(s,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ160.1,150.0,145
.4,138.5,136.3,132.2,131.0.127.1,126
.7,126.6,125.5,124.1,119.9,118.5,117
.2,115.9,115.7,50.0,27.9(2),21.0; 分析:C2119NOについての計算値:C,79.47;H,6.03;
N,4.41。実測値:C,79.28;H,5.97;N,4.20。
【0788】 実施例340 5−(3−シクロヘキセニル)−2,5−ジヒドロ−10−エテニル−2,2
,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン −78℃のCHCl(6mL)中の実施例339(100mg、0.30
0ミリモル)及び3−(トリメチルシリル)シクロヘキセン(139mg、0.
900ミリモル)の磁気撹拌した溶液に、新たに蒸留したBF・OEt(8
0mL、0.600ミリモル)を添加した。得られた緑色を帯びた褐色溶液を−
78℃で5分間撹拌し、次いで、撹拌を続けながら1時間かけて23℃にゆっく
り加温した。この反応混合物を10%NaHCO溶液(10mL)の中に注ぎ
、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機部分をブライン(8m
L)で洗浄し、乾燥させた(NaSO)。濾過及び濃縮によって褐色残渣を
得、これをフラッシュクロマトグラフィー(5%EtOAc/ヘキサンにより溶
離)によって精製して、黄褐色泡状物として所望の生成物(356mg、0.1
86ミリモル、62%)を得た。
【0789】 MS(DCI/NH)m/z 384(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)(主synジアステレオマーについて
のデータ)δ7.30(d,J=8.0Hz,1H),7.16−6.97(m
,3H),6.95−6.88(m,1H),6.67(d,J=8.0Hz,
1H),6.42(br s,1H),5.82−5.60(m,3H),5.
52−5.44(m,2H),5.33(d,J=7.6Hz,1H),2.4
0−2.26(m,1H),2.17(s,3H),2.05−1.82(m,
2H),1.70−1.53(m,2H),1.32(s,3H),1.31−
1.07(m,2H),1.05(s,3H);13 C NMR(125MHz,CDCl)δ138.8,134.2,12
9.3(2),128.1(2),127.9(2),126.7,121.3
,116.4,114.1,37.2.37.0,34.7,31.6,30.
2,27.2,26.1,25.2,24.7,22.6,24.1,21.8
(2),20.5,14.1; 分析:C2729NOについての計算値:C,83.57;H,7.66;N
,3.60。実測値:C,83.55;H,7.38;N,3.45。
【0790】 実施例341 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニ
ル]−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン 実施例339及び3−(ジメチルフェニルシリル)−3−メチルシクロヘキセ
ンを実施例339に於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0791】 融点198−201℃; MS(DCI/NH)m/z 398(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)(主synジアステレオマーについて
のデータ)δ7.30(d,J=7.9Hz,1H),7.16−7.00(m
,3H),6.92(dd,J=7.1,2.6Hz,1H),6.66(d,
J=8.0Hz,1H),6.39(br s,1H),5.73(d,J=1
2.4Hz,1H),5.52−5.41(m,3H),5.32(d,J=1
0.2Hz,1H),2.33−2.22(m,1H),2.14(s,3H)
,1.91−1.70(m,1H),1.87−1.65(m,1H),1.6
3−1.51(m,1H),1.60(s,3H),1.34−1.15(m,
2H),1.31(s,3H),1.13−0.98(m,1H),1.04(
s,3H); 分析:C2831NOについての計算値:C,84.59;H,7.85;N
,3.52。実測値:C,84.46;H,7.81;N,3.37。
【0792】 実施例342 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 0℃の無水DMF(1.0mL)中の実施例3B(120mg、0.390ミ
リモル)の磁気撹拌した溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液17
mg、0.430ミリモル)を添加した。この混合物を窒素の雰囲気下で、水素
の発生が停止するまで(1時間)撹拌した。次いで、固体ジメチルチオカルバモ
イルクロリド(64mg、0.520ミリモル)を一度に導入し、撹拌を0℃で
30分間続けた。冷却浴を取り除き、混合物を80℃で45分間加熱した。次い
でこの反応混合物を、1%NaOH(10mL)中に注ぎ、EtOAc(2×2
5mL)で抽出した。合わせた有機部分を、水(3×5mL)でそしてブライン
(3mL)で洗浄し、次いで乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮した。得ら
れた褐色残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(25%EtOAc/ヘキサン
により溶離)によって精製して、黄色固体として得られるチオノカルバメート(
43mg、0.109ミリモル、28%)を得た。 MS(DCI/NH)m/z 348(M+H)
【0793】 上記製造した化合物(113mg、0.280ミリモル)を開放バイアル中に
入れ、270〜280℃に加熱したウッヅ(Woods)金属浴中に6分間浸漬
させた。この反応物を冷却し、得られた暗褐色残渣を、フラッシュクロマトグラ
フィー(勾配溶離:20%AE40%EtOAc/ヘキサン)によって精製して
、黄色固体として熱的に転位したチオカルバメート生成物(67mg、0.16
5ミリモル、59%)を得た。 MS(DCI/NH)m/z 348(M+H)
【0794】 N下の−78℃の、無水トルエン(70mL)中のこの転位生成物(500
mg、1.26ミリモル)の溶液に、ダイバル−H(ヘプタン中の1.0M溶液
2.02mL、2.02ミリモル)を、−78℃で温度を維持しながら滴下によ
り添加した。得られた橙赤色溶液を−78℃で1.5時間撹拌し、この時点で、
アリコート(飽和塩化アンモニウムで鎮めた)のTLCは、所望の生成物への転
化を示した。幾らか低いR物質(過還元から得られるジオール)も観察された
。−78℃でこの溶液にEtOAc(10mL)を添加して、過剰のダイバル(
DIBAL)−H試薬を鎮め(橙赤色から明黄色への溶液の色変化によって示さ
れる)、続いてNHCl飽和水溶液(15mL)を添加した。この反応混合物
をEtOAc(150mL)とロシェル塩水溶液(酒石酸ナトリウムカリウム;
40mL)との間に分配させ、得られた混合物を、層の明瞭な分離が観察される
まで激しく撹拌した。層を分離し、有機層をブライン(20mL)で洗浄し、乾
燥させ(NaSO)、濾過した。溶媒の除去によって、明黄色泡状物として
ラクトール(512mg)を得、これを更に精製することなく使用した。
【0795】 このラクトールをMeOH(30mL)中に23℃で溶解させ、p−TsOH
・HO(50mg、25%w/w)を固体として少しずつ添加した。この混合
物を23℃で14時間撹拌し、次いで重炭酸ナトリウム飽和水溶液(10mL)
で鎮め、EtOAc(2×50mL)で抽出した。有機部分を合わせ、ブライン
(20mL)で洗浄し、乾燥させた(NaSO)。濾過及び濃縮によって黄
色残渣を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(5%EtOAc/CH
により溶離)によって精製して、黄色泡状物として生成物メチルアセタール
(157mg、0.416ミリモル、2工程で33%)を得た。 MS(DCI/NH)m/z 379(M+OCH
【0796】 上記製造したラクトール及びアリルトリメチルシランを実施例2に於けるよう
にして処理して、C−5アリル化合物を得た。 MS(DCI/NH)m/z 421(M+H)
【0797】 実施例343 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 水(1.5mL)を含有するエチレングリコール(6mL)中のチオカルバメ
ート(249mg、0.590ミリモル)及びKOH(90mg、1.20ミリ
モル)の懸濁液を、還流下で(均一溶液)1.5時間加熱した。この溶液を冷却
し、氷(10g)の上に注いだ。この混合物を10%HClで酸性にし(pH4
)、次いでCHCl(2×20mL)で抽出した。この抽出液を乾燥させ(
NaSO)、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、フラッシュクロマトグラ
フィー(5%EtOAc/CHClにより溶離)によって精製して、黄白色
固体として殆ど均一のチオフェノール付加物(183mg)を得、これを直ちに
使用した;H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.72(d,J
=8.0Hz,1H),7.08(dd,J=7.6,1.1Hz,1H),6
.96(t,J=7.5Hz,1H),6.67(d,J=8.1Hz,1H)
,6.63(dd,J=7.5,1.2Hz,1H),6.28(br s,1
H),5.88−5.70(m,2H),5.47(br s,1H),5.4
1(s,1H),5.03(dd,J=13.2,1.3Hz,1H),4.9
8(dd,J=18.4,1.3Hz,1H),2.48−2.21(m,2H
),2.17(s,3H),1.20(s,3H),1.17(s,3H);M
S(DCI/NH)m/e 350(M+H)
【0798】 0℃のDMF(10mL)中のこの粗製チオフェノール(183mg)の溶液
を、炭酸セシウム(50mg、0.153ミリモル)で処理した。10分後に、
DMF(0.7mL)中のヨードメタン(25mg、0.176ミリモル)の溶
液を添加し、この溶液を0℃で30分間、次いで23℃で2時間撹拌した。この
混合物を1:1EtOAc−ヘキサン(100mL)で希釈し、水(3×25m
L)で洗浄し、次いでブライン(25mL)で洗浄した。有機部分を乾燥させ(
NaSO)、濾過し、濃縮した。得られた残渣を、フラッシュクロマトグラ
フィー(5%EtOAc/ヘキサンにより溶離)によって精製して、黄白色固体
としてチオエーテル(65mg、0.179ミリモル、34%)を得た:
NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.82(d,J=8.1Hz,1
H),7.11(t,J=7.6Hz,1H),6.98(br d,J=7.
7Hz,1H),6.72(br d,J=7.6Hz,1H),6.62(d
,J=8.0Hz,1H),6.27(br s,1H),5.88−5.70
(m,2H),5.47(br s,1H),5.03(dd,J=13.3,
1.1Hz,1H),4.99(dd,J=18.3,1.1Hz,1H),2
.47(s,3H),2.46−2.33(m,1H),2.32−2.22(
m,1H),2.18(s,3H),1.21(s,3H),1.17(s,3
H);MS(CI/NH)m/e 364(M+H)
【0799】 実施例344 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−アセトアミドブタノイルオキシ)−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピ
ラノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 491(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.94(t,1H),7.
84(d,1H),6.88(d,1H),6.67(d,1H),6.64(
d,1H),6.21(s,1H),5.87−5.78(m,2H),5.4
6(s,1H),5.06−4.96(m,2H),2.60(s,2H),2
.16(dt,2H),2.62(t,2H),2.21−2.27(m,2H
),2.18(s,2H),1.82(s,2H),1.79(m,2H),1
.18(s,2H),1.17(s,2H)。
【0800】 実施例345 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,
4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例7及びブロモジフルオロメタンを実施例8Aに於けるようにして処理し
て、所望の化合物を得た。
【0801】 MS(CI/NH)m/z 420(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.80(s,J=8.8H
z,1H),7.26−7.15(m,5H),7.16−7.13(m,1H
),6.97(t,J=8.1Hz,1H),6.82(br s,1H),6
.74(d,J=8.9Hz,1H),6.72−6.67(m,1H),6.
38(br s,1H),5.39(br s,1H),1.82(s,3H)
,1.24(s,3H),1.15(s,3H); HRMS(FAB)C2623NOについての計算値m/z:419.
1697(M)。実測値:419.1714。
【0802】 実施例346 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2
,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 498(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.68(s,J=8.8H
z,1H),7.25−7.14(m,5H),7.03(t,J=8.2Hz
,1H),6.89−6.84(m,1H),6.85(br s,1H),6
.83−6.79(m,1H),6.74(d,J=8.6Hz,1H),6.
46(br s,1H),5.40(br s,1H),1.81(s,3H)
,1.25(s,3H),1.15(s,3H); 13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ152.34,146.
44,145.97,138.38,133.02,130.51,128.6
1(2),128.07,127.92(2),127.33,126.86(
2),119.16,117.82,116.68,115.84,115.3
2,114.28,114.12,75.60,49.93,29.90,28
.72,23.26; HRMS(FAB)C2622 79BrFNOについての計算値m/z:
497.0802(M+H)。実測値:497.0790。 HRMS(FAB)C2622 81BrFNOについての計算値m/z:
499.0782(M+H)。実測値:499.0793。
【0803】 実施例347 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−5−フェニル−2,2−ジメチル−4
−メチレン−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−クロメノ[3,4−f]キ
ノリン MS(ESI)m/z 498(M+H) H NMR(300MHz,CDCl)δ7.88(s,J=8.4Hz,
1H),7.31−7.26(m,2H),7.19−7.12(m,3H),
6.95(t,J=8.1Hz,1H),6.86−6.78(m,2H),6
.64(br s,1H),6.58(d,J=8.5Hz,1H),4.94
(s,1H),4.61(s,1H),4.17(br s,1H),2.45
(br d,J=12.0Hz,1H),2.19(d,J=12.4Hz,1
H),1.35(s,3H),1.14(s,3H); HRMS(FAB)C2622 79BrFNOについての計算値m/z:
497.0802(M+H)。実測値:497.0790。 HRMS(FAB)C2622 81BrFNOについての計算値m/z:
499.0782(M+H)。実測値:499.0771。
【0804】 実施例348 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン 実施例349 10−メトキシ−5−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メチイデン−
2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1F及び3,5−ジメチルイソキサゾールのリチウムアニオンを実施例
1Bに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0805】 MS(DCI/NH)m/z 401(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.33(d,1H,J=8
.83Hz),7.7−7.5(m,1H),7.22(t,1H,J=8.0
9),7.05(d,1H,J=1.1Hz),6.85(s,1H),6.7
9(d,1H,J=8.82Hz),5.61(s,1H),5.5(s,1H
),3.93(s,3H),2.45(s,3H),1.96(d,3H,J=
1.1Hz),1.20−1.30(s,6H)。
【0806】 実施例350 10−メトキシ−5−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチイデン−
2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1F及び3,5−ジメチルイソキサゾールのリチウムアニオンを実施例
1Bに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0807】 MS(DCI/NH)m/z 401(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d),異性体1:δ8.38(d,
1H,J=8.83Hz),7.22(t,1H,J=8Hz),7.09(s
,1H),6.87−6.81(m,2H),6.56(s,1H),5.65
(s,1H),5.51(s,1H),3.93(s,3H),2.28(s,
3H),1.95(s,3H),1.29(s,3H),1.26(s,3H)
;異性体2:δ8.16(d,1H,J=8.83Hz),7.18(t,2H
,J=8Hz),7.06(s,1H),6.80−6.76(m,2H),6
.46(s,1H),5.90(s,1H),5.21(s,1H),3.91
(s,3H),2.08(s,3H),1.84(s,3H),1.26(s,
3H),1.12(s,3H)。
【0808】 実施例351 10−メトキシ−5−(4,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−2−イル
)メチイデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1F及び2,4,5−トリメチルオキサゾールのリチウムアニオンを実
施例1Bに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0809】 MS(DCI/NH)m/z 415(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d),異性体1:δ8.36(d,
1H,J=8.82Hz),7.24−7.20(m,1H),6.82(m,
3H),6.25(s,1H),5.49(s,1H),3.92(s,3H)
,2.31(s,3H),2.09(s,3H),1.28(s,3H),1.
2(m,6H);第二異性体 δ8.09(d,1H,J=8.82Hz),7
.16(m,1H),6.78−6.73(m,2H),5.41(s,1H)
,5.21(s,1H),3.91(s,3H),2.03(s,3H),1.
89(s,3H),1.88(s,3H),1.25−1.15(m,6H)。
【0810】 実施例352 10−メトキシ−5−(6−クロロピリジン−2−イル)メチイデン−2,5
−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン 実施例1F及び6−クロロ−2−メチルピリジンのリチウムアニオンを実施例
1Bに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0811】 MS(DCI/NH)m/z 431(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.35(d,1H,J=4
.7Hz),8.25(d,1H,J=8.1Hz),7.9(t,1H,J=
7.7Hz),7.30(d,1H,J=7.7Hz),7.21(d,1H,
J=8Hz),7.00(d,1H,J=8.1Hz),6.8(dd,2H,
J=8.4,2.6Hz),6.72(s,1H),5.65(s,1H),5
.51(s,3H),3.93(s,3H),1.99(s,3H),1.2(
s,6H)。
【0812】 実施例353 10−メトキシ−5−(ピリジン−2−イル)メチイデン−2,5−ジヒドロ
−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
−f]キノリン 実施例1F及び4−ピコリニルリチウムを実施例1Bに於けるようにして処理
して、所望の化合物を得た。
【0813】 MS(DCI/NH)m/z 397(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d),異性体1:δ8.52(d,
2H,J=6.1Hz),8.17(d,1H,J=8.8Hz),7.2(t
,1H,J=8.2Hz),6.96(s,1H),6.7(m,3H),6.
66(s,2H),5.55(s,1H),4.53(s,1H),3.93(
s,3H),1.81(d,3H,J=1.4Hz),1.27(s,6H);
異性体2:δ8.32(d,2H,J=6.1Hz),8.19(d,1H,J
=8.8Hz),7.17(t,1H,J=8.2Hz),6.99(s,1H
),6.77(m,3H),6.45(s,2H),5.48(s,1H),5
.05(s,1H),3.93(s,3H),1.81(d,3H,J=1.4
Hz),1.27(s,6H)。
【0814】 実施例354 10−メトキシ−5−(ブト−3−エニリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フ
ェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
ノリン 実施例1F及びシクロプロピルメチルブロミドのリチウムアニオンを実施例1
Bに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0815】 MS(DCI/NH)m/z 360(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.16(d,1H,J=8
.8Hz),7.10(t,1H,J=7.7Hz),6.8−6.6(m,4
H),6.47(s,1H),5.89−5.75(m,1H),5.41(s
,1H),5.10−4.93(m,2H),4.67(t,1H,J=7.5
Hz),3.88(s,3H),1.97(d,3H,J=1.3Hz),1.
20(s,6H)。
【0816】 実施例355 10−メトキシ−5−(1−メチルプロピリデン)−2,5−ジヒドロ−5−
フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン 実施例1F及びsec−ブチルリチウムを実施例1Bに於けるようにして処理
して、所望の化合物を得た。
【0817】 MS(DCI/NH)m/z 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.01(d,1H,J=8
.09Hz),7.09(t,2H,J=8.09Hz),6.7(dd,2H
,J=8.5,2.6Hz),6.65(d,1H,J=8.46Hz),6.
37(d,1H,J=0.8Hz),5.4(s,1H),3.87(s,3H
),1.86(d,3H,J=1.1Hz),1.48(s,3H),1.33
(s,3H),1.08(s,3H),0.9(t,3H,J=7.3Hz)。
【0818】 実施例356 10−メトキシ−5−(1−ブチリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル
−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例1F及びn−ブチルリチウムを実施例1Bに於けるようにして処理して
、所望の化合物を得た。
【0819】 MS(DCI/NH)m/z 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.14(d,1H),7.
07(t,1H),6.67(m,3H),6.07(s,1H),5.40(
s,1H),4.71(t,1H),3.88(s,3H),2.29(q,1
H),2.00(s,3H),1.43−1.36(m,2H),1.21(s
,6H),0.88(t,3H)。
【0820】 実施例357 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−3−オキシド
−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン 実施例357A 8−アミノ−7−ブロモ−1−メトキシ−6H−ベンゾ[c]クロメン−6−
オン DMF(100mL)中の実施例1E(3.0g、12.0ミリモル)の溶液
を、N−ブロモスクシンイミド(2.2g、12.0ミリモル)で処理し、40
分間撹拌し、900mLの水中に注ぎ、5分間撹拌し、そして得られた固体を濾
過によって集め、乾燥させて、所望の化合物を得た。
【0821】 実施例357B 7−ブロモ−1−メトキシ−6−フェニル−6H−ベンゾ[c]クロメン−8
−イルアミン 実施例357A(2.0g、6.25ミリモル)及びフェニルリチウムを実施
例1Gに於けるようにして処理して、所望の化合物を得た。
【0822】 実施例357C 1−(7−ブロモ−1−メトキシ−6−フェニル−6H−ベンゾ[c]クロメ
ン−8−イル)エタン−1−オン NMP(30mL)中の、実施例357B(1.23g、3.22ミリモル)
、トリブチル(1−エトキシビニル)錫(1.4g、3.86ミリモル)及びジ
クロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(263mg、0.
322ミリモル)を、85℃で24時間窒素下で加熱した。この混合物を、Et
OAcと重炭酸ナトリウム飽和水溶液との間に分配させ、セライトを通して濾過
した。EtOAc層を濃縮し、残渣をアセトニトリル中に溶解させ、5×20m
Lのヘキサンで洗浄し、濃縮した。得られた残渣を、1:1体積の1N HCl
/THFで処理し、30分間撹拌し、冷たい重炭酸ナトリウム飽和液中に注ぎ、
EtOAc(5×25mL)で抽出した。有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ
(NaSO)、4:1ヘキサン/EtOAcで溶離するシリカゲル上でフラ
ッシュクロマトグラフィー処理して、所望の化合物を得た。
【0823】 実施例357D 1−(7−ブロモ−1−メトキシ−6−フェニル−6H−ベンゾ[c]クロメ
ン−8−イル)エタン−1−オンオキシム EtOH(70mL)及びピリジン(70mL)の混合物中の実施例357C
(700mg、2.03ミリモル)及びヒドロキシルアミン塩酸塩(2.45g
、30.4ミリモル)の溶液を、8時間還流させ、冷却し、そして濃縮した。残
渣をEtOAc中に溶解させ、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO )、濃縮して、精製することなく所望の化合物を得た。
【0824】 実施例357 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−3−オキシド
−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン 実施例357D(700mg、1.94ミリモル)、CuSO(105mg
)及び酢酸(3滴)を、アセトン(30mL)中で合わせ、8時間還流させた。
この混合物を冷却し、水の中に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。
有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。残
渣をEtOAc(30mL)と共に粉砕し、黄色固体を濾過によって集めて、所
望の化合物を得た。
【0825】 MS(DCI/NH)m/z 401(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.21(d,1H),7.
30(s,1H),7.29−7.16(m,5H),7.00−6.92(m
,2H),6.61(d,1H),6.57(s,1H),6.44(d,1H
),3.72(s,3H),2.01(s,3H),1.55(s,3H),1
.28(s,3H); HRMS C2427NOについての計算値m/z:400.1787(M
。実測値:400.1786。
【0826】 実施例358 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン 4気圧の水素下のMeOH中の実施例357E(80mg、0.2ミリモル)
の溶液を、ラネーニッケルで処理し、24時間撹拌した。この混合物をセライト
を通して濾過し、濃縮し、得られた残渣を、99:1EtOAc/MeOHで溶
離するシリカ上でフラッシュクロマトグラフィー処理して、所望の化合物を得た
【0827】 MS(DCI/NH)m/z 385(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.22(d,1H),7.
26−7.15(m,5H),6.93(t,1H),6.79(s,1H),
6.76(d,1H),6.73(s,1H),6.57(d,1H),6.4
4(d,1H),3.81(s,3H),2.00.(s,3H),1.36(
s,3H),1.21(s,3H)。 HRMS C2524についての計算値m/z:385.1916(
M+H)。実測値:385.1930。
【0828】 実施例359 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(テトラヒドロ−4−
ピラニル)]−4−メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン 実施例359A NMP(30mL)中の、実施例357A(1.3g、4.08ミリモル)、
イソプロペニルトリメチル錫(3.3g、16.3ミリモル)及びジクロロビス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(330mg、0.40ミリモ
ル)を、85℃で24時間窒素下で加熱した。この混合物を、EtOAcとフッ
化カリウム飽和水溶液との間に分配させ、3時間撹拌し、セライトを通して濾過
した。EtOAc層を水5×50mLで、ブライン5×50mLで洗浄し、乾燥
させ(NaSO)、濃縮した。3:1ヘキサン/EtOAcで溶離するシリ
カ上でのフラッシュクロマトグラフィーによって、所望の生成物を得た。
【0829】 実施例359 ACE密封チューブ内の、5mLのトルエン中の、2−イソプロペニルアニリ
ン(56mg、0.2ミリモル)、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(1
60mg、1.6ミリモル)及びヨウ素(25mg、0.1ミリモル)の混合物
を、80℃で1時間加熱し、冷却し、この混合物をEtOAcとNa の10%水溶液との間に分配させた。EtOAc層を水、ブラインで洗浄し、乾
燥させ(NaSO)、濃縮した。3:2ヘキサン/EtOAcで溶離するシ
リカ上でのフラッシュクロマトグラフィーによって、明黄色粉末として所望のク
マリンを得た。この得られたクマリンを実施例2に於けるようにして処理して、
所望の化合物を得た。
【0830】 MS(DCI/NH)m/z 390(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H),7.
07(t,1H),6.75(d,1H),6.70(d,1H),6.52(
d,1H),6.24(s,1H),5.87−5.73(m,2H),5.7
1(s,1H),5.01(dd,1H),4.96(dd,1H),3.86
(s,3H),3.75−3.39(m,4H),2.51−2.14(m,2
H),2.20(s,3H),1.69−1.49(m,4H); HRMS C2527NOについての計算値m/z:389.1991(M
。実測値:389.1974。 分析:C2527NOについての計算値:C,77.07;H,6.99;
N,3.60。実測値:C,76.92;H,7.28;N,3.64。
【0831】 実施例360 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(ヘキシル)]−5−
アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例357Aを、前記の実施例に於けるようにして、連続してイソプロペニ
ルトリブチル錫及びシクロヘキサノンで処理して、所望の化合物を得た。
【0832】 MS(DCI/NH)m/z 388(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.95(d,1H),7.
06(t,1H),6.74(d,1H),6.70(d,1H),6.52(
d,1H),6.05(s,1H),5.85−5.72(m,2H),5.5
8(s,1H),5.02(dd,1H),4.97(dd,1H),3.86
(s,3H),2.42(m,1H),2.18(s,3H),2.16(m,
1H),1.56−1.25(m,10H); HRMS C2629NOについての計算値m/z:387.2198(
M)。実測値:387.2196。
【0833】 実施例361 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジエチル−4−メチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例357Aを、前記の実施例に於けるようにして、連続してイソプロペニ
ルトリブチル錫及び3−ペンタノンで処理して、所望の化合物を得た。
【0834】 MS(DCI/NH)m/z 376(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H),7.
05(t,J=8Hz,1H),6.68(d,1H),6.59(d,1H)
,6.51(d,1H),5.98(s,1H),5.86−5.77(m,2
H),5.27(s,1H),5.04−4.95(m,2H),3.85(s
,3H),2.42(m,1H),2.21(s,3H),2.15(m,1H
),1.42−1.35(m,4H),0.83(t,3H),0.82(t,
3H); HRMS C2529NOについての計算値m/z:375.2198(M
。実測値:375.2191。 分析:C2529NOについての計算値:C,79.96;H,7.78;
N,3.73。実測値:C,79.74;H,7.89;N,3.54。
【0835】 実施例362 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3,4−テトラメチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例357Aを、前記の実施例に於けるようにして、連続して1−メチル−
1−プロペニルトリブチル錫及びアセトンで処理して、所望の化合物を得た。
【0836】 MS(DCI/NH)m/z 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.97(d,1H),7.
07(t,1H),6.70(d,1H),6.62(d,1H),6.53(
d,1H),5.90(s,1H),5.76(m,1H),5.61(dd,
1H),5.01−4.90(m,2H),3.87(s,3H),2.47(
m,1H),2.18(m,1H),2.04(s,3H),1.76(s,3
H),1.13(s,3H),1.09(s,3H); HRMS C2427NOについての計算値m/z:361.2042(M
。実測値:361.2055。
【0837】 実施例363 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジメチル−4−エチル−5−ア
リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例357Aを、前記の実施例に於けるようにして、連続して1−メチレン
プロピルトリブチル錫及びアセトンで処理して、所望の化合物を得た。
【0838】 MS(DCI/NH)m/z 362(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.98(d,1H),7.
07(t,1H),6.70(dd,1H),6.63(d,1H),6.53
(dd,1H),6.12(bs,1H),5.78(m,1H),5.59(
dd,1H),5.50(bs,1H),5.03−4.92(m,2H),3
.86(s,3H),2.54−2.41(m,3H),2,11(m,1H)
,1.20(s,3H),1.10(s,3H),1.03(t,3H); HRMS C2427NOについての計算値m/z:361.2042(M
。実測値:361.2034。
【0839】 実施例364 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3−トリメチル−5−アリル−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 実施例357Aを、前記の実施例に於けるようにして、連続して(Z)−1−
プロペニルトリブチル錫及びアセトンで処理して、所望の化合物を得た。
【0840】 MS(DCI/NH)m/z 348(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ7.89(d,1H),7.
04(t,1H),6.68(d,1H),6.52(d,1H),6.47(
d,1H),6.21(s,1H),5.96(s,1H),5.88(m,1
H),5.43(dd,1H),5.03(m,1H),4.96(m,1H)
,3.84(s,3H),2.35(m,1H),2.08(m,1H),1.
83(s,3H),1.23(s,6H); HRMS C2325NOについての計算値m/z:347.1885(M
。実測値:347.1879。
【0841】 実施例365 Z−5−(ベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ− MS(DCI/NH)412(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.93(s,1H),8.
13(d,J=8.8Hz,1H),7.63(d,J=8.8Hz,2H),
7.32−7.15(m,3H),6.77(d,1H),6.69(d,1H
),6.66(d,1H),6.52(s,1H),5.46(s,1H),5
.39(s,1H),3.65(s,3H),1.90(s,3H),1.20
(s,6H); HRMS C2725NOについての計算値:411.1834。実測値:
411.1821。
【0842】 実施例366 Z−5−(2,5−ジフルオロベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メ
トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/e (M+H)448。
【0843】 H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.06(s,1H),8
.29(d,J=9Hz,1H),7.96(m,1H),7.24(m,1H
),7.11(m,1H),6.86(d,J=9Hz,1H),6.82(d
,J=9Hz,1H),6.78(d,J=9Hz,1H),6.72(br
s,1H),5.75(s,1H),5.48(s,1H),3.75(s,3
H),1.99(s,3H),1.26(br s,6H); 分析:C2723NOについての計算値:C,72.47;H,5.1
8;N,3.13。実測値:C,72.21;H,5.31;N,3.09。
【0844】 実施例367 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−クロロ−9−ヒドロキシ−
2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 434(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.86(br s,1H),8.
40(d,J=8.5Hz,1H),7.61(dt,J=8.6,1.8Hz
,1H),7.60−7.52(m,1H),7.46−7.38(m,1H)
,7.15−7.02(m,1H),7.09(d,J=8.4Hz,1H),
6.85(d,J=8.6Hz,1H),6.84(s,1H),6.78(d
,J=8.6Hz,1H),5.68(s,1H),5.48(br s,1H
),1.97(br s,3H),1.16(br s,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ163.8,160.6,149
.9,149.2,148.2,146.4,132.0,130.3,128
.1,127.3,126.2,125.3,124.5,118.7,117
.7,117.3,116.1,115.5,114.6,114.3,114
.0,113.7,62.1,29.8,28.2,21.2; HRMS(FAB)C2621ClFNOについての計算値m/z:433
.1245(M)。実測値:433.1237。
【0845】 実施例368 Z−10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,2
,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 417(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.79(br s,1H),8.
51(ddd,J=5.9,1.6,1.0Hz,1H),8.43(d,J=
8.6Hz,1H),8.24(dt,J=7.8,1.0Hz,1H),7.
53(td,J=7.8,1.7Hz,1H),7.22(ddd,J=7.7
,5.8,1.2Hz,1H),7.00(d,J=8.5Hz,1H),6.
88(d,J=8.6Hz,1H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),
6.63(br s,1H),5.71(s,1H),5.51(br s,1
H),2.00(br s,3H),1.28(br s,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ153.5,149.7,
146.4,145.7,136.5,136.1,132.7,128.7,
128.2,123.0,122.4,121.5,118.3,117.7,
117.6,116.5,115.5,114.8,114.4,114.1,
113.9,49.5,29.7,28.1,21.2; HRMS(FAB)C2521ClNについての計算値m/z:416
.1291(M)。実測値:416.1288。
【0846】 実施例369 Z−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,
2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 413(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.08(br s,1H),8.
55(ddd,J=5.3,1.4,1.0Hz,1H),8.32(d,J=
8.6Hz,1H),8.30(br t,J=7.7Hz,1H),7.83
(td,J=7.8,1.4Hz,1H),7.21(ddd,J=7.6,5
.3,1.2Hz,1H),6.97(d,J=8.6Hz,1H),6.86
(d,J=8.5Hz,1H),6.81(d,J=8.6Hz,1H),6.
73(br s,1H),5.80(s,1H),5.54(br s,1H)
,3.78(s,3H),2.03(br s,3H),1.31(br s,
6H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ158.4,149.1,
148.2,146.6,139.5,136.0,133.1,128.8,
125.7,124.6,122.9,121.0,119.4,118.2,
117.3,116.9,115.8,115.1,114.7,114.0,
111.5,73.3,50.2,29.9,28.1,22.3; HRMS(FAB)C2625についての計算値m/z:413.1
865(M+H)。実測値:413.1849。 分析:C2624についての計算値:C,75.71;H,5.86
;N,6.79。実測値:C.75.61;H,6.05;N,6.75。
【0847】 実施例370 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,5−ジフルオロフェニル)メチ
リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.05(s,1H),8
.24(d,J=9Hz,1H),7.41(m,2H),7.07(m,1H
),6.85(d,J=8Hz,1H),6.80(d,J=9Hz,1H),
6.76(d,J=9Hz,1H),6.70(br s,1H),5.57(
s,1H),5.46(s,1H),3.72(s,3H),1.96(s,3
H),1.27(br s,6H);12C NMR(75MHz,DMSO−
)δ164.0(d),160.8(d),150.1,146.2,14
6,1,144.6,144.4,132.1,128.8,125.2,12
5.0,117.9,117.8,115.2,115.0,114.8,11
2.1,110.9,110.8,110.5,101.9,101.6,10
1.2,29.3,49.5,21.1(2xC);MS(DCl/NH)m
/e(M+H) 448。
【0848】 実施例371 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)メチ
リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.03(s,1H),8
.22(d,J=9Hz,1H),7.79(m,1H),7.52(m,1H
),7.41(m,1H),6.86(d,J=9Hz,1H),6.77(d
,J=9Hz,1H),6.74(d,J=9Hz,1H),6.68(br
s,1H),5.53(s,1H),5.45(s,1H),3.33(s,3
H),1.95(s,3H),1.27(br s,6H):MS(DCI/N
)m/e(M+H) 448。FAB HRMS C2723NO についての計算値。
【0849】 実施例372 (Z)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−((4−フルオロフェニル)
メチレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.01(s,1H),8
.19(d,J=9Hz,1H),7.77(d,J=9Hz,1H),7.7
6(d,J=9Hz,1H),7.22(d,J=9Hz,1H),7.18(
d,J=9Hz,1H),6.84(d,J=8Hz,1H),6.75(d,
J=9Hz,1H),6.72(d,J=9Hz,1H),6.66(s,1H
),5.53(s,1H),5.45(s,1H),3.71(s,3H),1
.96(s,3H),1.26(s,6H);13C NMR(75MHz,D
MSO−d)δ161.8,159.4,147.4,146.0,145.
1,144.4,132.0,131.4,130.2,130.1,129.
0,126.2,125.0,117.8,115.4,115.3,115.
2,114.6,114.5,113.3,111.0,59.3,59.2,
49.5,21.0;MS(DCI/NH)m/z 430(M+H);分
析:C2724NOFについての計算値:C,75.51;H,5.63;
N,3.26。実測値:C,75.64;H,5.97;N,3.03。
【0850】 実施例373 (Z)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([2,3−ジフルオロフェ
ニル]メチレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.09(s,1H),8
.27(d,J=9Hz,1H),8.04(d,J=9Hz,1H),7.3
3−7.20(m,2H),6.87(d,J=9Hz,1H),6.82(d
,J=9Hz,1H),6.76(s,1H),6.75(d,J=9Hz,1
H),5.75(s,1H),5.49(s,1H),3.73(s,3H),
1.99(s,3H),1.26(s,6H);MS(DCI/NH)m/z
448(M+H);分析:C2723NOについての計算値:C,
72.47;H,5.18;N,3.13。実測値:C,72.17;H,5.
03;N,2.95。
【0851】 実施例374 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−メトキシ−9−ヒドロキシ
−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.04(s,1H),8
.22(d,1H),7.62−7.37(m,3H),7.10−7.02(
m,1H),6.86(d,1H),6.78(d,1H),6.73(d,1
H),6.70(s,1H),5.56(s,1H),5.46(s,1H),
3.72(s,3H),1.96(s,3H),1.27(s,3H)。MS(
DCI/NH)m/z 430(M+H);分析:C2724NOF・
0.25HOについての計算値:C,75.51;H,5.63;N,3.2
6。実測値:C,74.84;H,6.17;N,2.91。
【0852】 実施例375 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジ
ヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 452(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ8.02(d,J=8.6Hz,1
H),6.93(app s,2H),6.68(d,J=8.3Hz,1H)
,6.48(br s,1H),5.52(d,J=10.3Hz,1H),5
.42(br s,1H),5.10(br s,1H),4.46(t,J=
5.5Hz,1H),3.81(s,3H),3.65(br d,J=5.5
Hz,2H),2.26−2.16(m,1H),2.08(br s,3H)
,1.95−1.88(m,2H),1.77−1.62(m,2H),1.5
7−1.44(m,1H),1.37−1.28(m,1H),1.30(s,
3H),1.11(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ150.4,146.0,144
.9,140.7,133.9,132.7,127.9,127.0,124
.3,119.8,117.7,116.7,115.7,115.4,112
.5,110.7,75.9,65.5,56.4,49.6,36.6,29
.7,27.9,25.9,25.0,24.4,20.3; HRMS(FAB) C2730ClNOについての計算値m/z:451
.1915(M)。実測値:451.1922。
【0853】 実施例376 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−エチル−2,2,4−トリメチル−2
,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.70(s,1H),7
.90(d,J=8Hz,1H),6.61(m,2H),6.51(d,J=
8Hz,1H),6.16(br s,1H),5.52−5.40(m,2H
),2.62(s,2H),2.09(s,2H),1.79−1.58(m,
1H),1.52−1.27(m,1H),1.17(s,2H),1.15(
s,2H),0.89(t,J=7Hz,2H);12C NMR(75MHz
,DMSO−d)δ145.8,145.0,142.9,142.0,12
2.5,122.4,127.6,126.4,118.0,116.4,11
6.1,114.2,112.5,112.2,75.1,59.2,49.7
,29.2,28.8,25.5,22.8,10.4;MS(DCI/NH )m/e (M+H)252;分析:C2225NO・1/2HOにつ
いての計算値:C,72.94;H,7.24;N,2.92。実測値:C,7
2.78;H,7.40;N,2.74。
【0854】 実施例377 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−シアノメトキシ−10−メトキシ−2,2
,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H),6
.95(d,1H),6.66(d,1H),6.62(d,1H),6.26
(d,1H),5.86(m,2H),5.45(s,1H),5.12(s,
2H),5.00(m,2H),2.69(s,2H),2.42(m,1H)
,2.26(m,1H),2.17(s,2H),1.18(s,2H),1.
17(s,2H)。
【0855】 実施例378 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.78(d,J=8.5
,1H),6.76(d,J=8.9,1H),6.60−6.55(m,2H
),6.18(d,J=1.7,1H),5.80−5.70(m,2H),5
.28(s,1H),4.98−4.90(m,2H),2.55(s,2H)
,2.28−2.17(m,4H),2.77−2.69(m,2H),2.6
8−2.57(m,2H),2.29(m,1H),2.19(m,1H),2
.10(s,2H),1.11(s,2H),1.10(s,2H),1.06
(t,J=7.2,2H),0.95(t,J=7.2,2H);13C NM
R(100MHz,DMSO)δ171.5,169.5,148.2,148
.0,146.2,128.5,124.1,122.5,122.1,127
.2,126.2,120.8,118.2,117.2,116.2,115
.0,112.8,112.5,72.6,60.0,49.8,41.1,2
6.6,29.2,29.0,27.4,22.8,14.0,12.1;MS
(ESI/NH)m/e 519(M+H),541(M+Na);分析
:C3138についての計算値:C71.79,H7.28,N5.
40。実測値:C71.50,H7.28,N5.28。
【0856】 実施例379 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ブタノイルオキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.78(d,J=8.4
,1H),6.76(d,J=8.8,1H),6.61−6.55(m,2H
),6.17(d,J=1.5,1H),5.82−5.68(m,2H),5
.28(s,1H),4.99−4.89(m,2H),2.55(s,2H)
,2.27(m,4H),2.74(m,2H),2.61(m,2H),2.
41(m,1H),2.18(m,1H),2.10(s,2H),1.51−
1.16(m,6H),1.11(s,2H),1.10(s,2H);13
NMR(75MHz,DMSO−d)δ171.7,168.9,148.
5,148.2,146.5,128.7,124.2,122.8,122.
2,127.5,126.5,121.0,118.4,117.5,116.
4,115.2,114.0,112.8,72.8,60.2,50.0,4
5.9,42.4,26.8,29.5,29.2,27.7,26.1,25
.5,24.2,24.1;MS(ESI/NH)m/e 521(M+H) ,552(M+Na);分析:C3238についての計算値:C
72.42,H7.22,N5.28。実測値:C72.16,H7.26,N
5.09。
【0857】 実施例380 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ブタノイルオキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.78(d,J=8.9
,1H),6.77(d,J=8.5,1H),6.60−6.55(m,2H
),6.18(s,1H),5.80−5.70(m,2H),5.28(s,
1H),4.98−4.90(m,2H),2.55(s,2H),2.52−
2.42(m,4H),2.40(m,4H),2.76(m,2H),2.6
5(m,2H),2.40(m,1H),2.20(m,1H),2.10(s
,2H),1.11(s,2H),1.10(s,2H);13C NMR(1
00MHz,DMSO−d)δ171.4,169.4,148.2,148
.0,146.2,128.5,124.1,122.5,122.1,127
.2,126.2,120.8,118.2,117.2,116.2,115
.0,112.8,112.6,72.6,66.1,60.0,49.8,4
5.1,41.6,26.6,29.2,29.0,28.8,27.2,22
.8;MS(ESI/NH)m/e 522(M+H),555(M+Na
;分析:C3136についての計算値:C69.90,H6.8
1,N5.26。実測値:C69.61,H6.84,N5.04。
【0858】 実施例381 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3,4,5−
トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.90(d,J=8.5
,1H),7.07−7.02(m,2H),6.80−6.70(m,2H)
,6.62(d,J=8.9,1H),6.44(s,1H),5.42(d,
J=1.2,1H),2.54(s,2H),2.97(s,2H),2.82
(s,2H),2.76−2.72(m,2H),2.67−2.64(m,2
H),1.84(s,2H),1.25(s,2H),1.15(s,2H); 13 C NMR(100MHz,DMSO−d)δ171.4,170.4,
150.1(d,J=248),148.4,147.9,146.4,128
.7,128.2(dd,J=251,49),126.5,122.2,12
8.2,127.1,126.5,121.0,118.5,117.9,11
6.1,114.8,112.0,112.8,112.6,72.7,59.
7,49.9,26.5,24.9,29.7,28.9,28.6,27.6
,22.2;MS(ESI/NH)m/e 581(M+H),602(M
+Na);分析:C3231についての計算値:C66.20
,H5.28,N4.82。実測値:C66.17,H5.46,N4.65。
【0859】 実施例382 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジフルオロフェニルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.81(s,1H),7
.95(d,J=8Hz,1H),7.10−7.03(m,1H),6.78
(d,J=9Hz,2H),6.63(dd,J=9,9Hz,2H),6.4
1(d,J=9Hz,1H),6.22(s,1H),5.91(dd,J=1
0,10Hz,1H),5.40(s,1H),3.69(s,3H),3.0
6−2.98(m,1H),2.90−2.84(m,1H),2.19(s,
3H),1.15(s,3H),1.12(s,3H);13C NMR(75
MHz,DMSO−d)δ163.8,163.6,160.6,160.4
,145.9,145.2,144.1,142.6,142.4,142.3
,133.4,131.7,127.4,126.5,117.8,116.5
,116.2,114.5,113.9,112.3,112.2,111.9
,102.1,101.7,101.4,73.5,59.5,49.7,29
.1,29.0,24.1;HRMS C2725Nについての計算
値:m/e449.1803,実測値:449.1801;分析:C2725N 0.05HOについての計算値:C,70.73;H,5.72
;N,3.05;実測値:C,70.52;H,5.79;N,2.91。
【0860】 実施例383 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR δ9.51(s,1H),7.95(d,1H,J=8.5H
z),7.40(dd,1H,J=5.1Hz,J=1.4Hz),6.82(
m,2H),6.71(m,2H),6.61(s,2H),6.26(m,1
H),5.40(m,1H),1.92(d,2H,J=1.4Hz),1.2
4(s,2H),1.14(s,2H);質量スペクトル(ESI)m/z:4
10(M+1);C2220ClNOSについての計算値:409.090
2。実測値:409.0902。
【0861】 実施例384 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.70(s,1H),7
.99(d,J=8Hz,1H),6.63(d,J=9Hz,1H),6.6
1(d,J=9Hz,1H),6.48(d,J=8Hz,1H),6.27(
br s,1H),5.45(br s,1H),5.35(d,J=10Hz
,1H),3.65(s,3H),2.15(s,3H),2.11−1.97
(m,1H),1.62−1.43(m,4H),1.41−1.26(m,2
H),1.30(s,3H),1.21−1.06(m,2H),1.02(s
,3H);MS(DCI/NH)(M+H) 392。
【0862】 実施例385 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 418(M+H)
【0863】 実施例386 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 378(M+H) H NMR(500MHz,DMSO)δ7.93(d,J=8.2Hz,1
H),7.16(d,J=8.3Hz,1H),6.67(d,J=8.1Hz
,1H),6.63(d,J=8.3Hz,1H),6.27(br s,1H
),5.87−5.75(m,2H),5.44(br s,1H),5.03
(br d,J=10.3Hz,1H),4.98(br d,J=15.1H
z,1H),4.97−4.93(m,1H),4.57−4.48(m,2H
),3.59(s,3H),2.55−2.46(m,1H),2.30−2.
22(m,1H),2.19(s,3H),1.19(s,3H),1.16(
s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ154.0,150.2,145
.9,134.2,133.4,132.1,128.9,127.4,126
.6,125.9,117.2,116.8,116.3,115.6,113
.9,112.6,73.6,60.0,58.1,49.8,36.4,29
.4,28.9,23.9; HRMS(FAB)C2427NOについての計算値m/z:377.19
91(M)。実測値:377.1985。
【0864】 実施例387 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(1−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.67(s,1H),7
.88(d,J=9Hz,1H),6.59(d,J=9Hz,2H),6.4
8(d,J=8Hz,1H),6.14(s,1H),5.73−5.65(m
,1H),5.61−5.57(m,1H),5.43(s,1H),4.94
−4.86(m,2H),3.63(s,3H),2.15(s,3H),1.
99−1.93(m,2H),1.73−1.69(m,1H),1.45−1
.41(m,3H),1.16(s,6H);13C NMR(75MHz,D
MSO−d)δ145.7,144.9,143.9,143.0,138.
4,133.4,133.3,127.5,126.4,117.9,116.
2,116.1,114.7,114.2,113.4,112.1,73.5
,59.3,49.7,32.5,31.7,29.1,28.9,24.6,
23.8;MS C2529Nについての計算値:m/e 391.21
47,実測値:391.2153;分析:C2529N 0.50H
についての計算値:C,74.97;H,7.55;N,3.50;実測値:C
,75.20;H,7,45;N,3.49。
【0865】 実施例388 2,5−ジヒドロ−9−メチルカルボキシラート−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン MS(DCI/NH)m/z 406(M+H) H NMR(125MHz,DMSO)δ7.92(d,J=8.1Hz,1
H),6.48(d,J=8.3Hz,1H),6.75(d,J=8.2Hz
,1H),6.65(d,J=8.2Hz,1H),6.33(br s,1H
),5.90−5.75(m,2H),5.46(br s,1H),5.04
(dd,J=10.5,1.0Hz,1H),4.98(dd,J=15.4,
1.0Hz,1H),3.82(s,3H),3.67(s,3H),2.54
−2.42(m,1H),2.38−2.27(m,1H),2.18(s,3
H),1.19(s,3H),1.16(s,3H);13 C NMR(300MHz,DMSO)δ166.1,156.5,154
.6,146.3,133.9,133.5,131.9,129.0,127
.2,126.2,119.1,118.1,117.4,116.2,114
.5,114.0,113.0,74.0,60.7,51.8,49.8,3
6.8,29.4,29.0,23.8; HRMS(FAB)C2527NOについての計算値m/z:405.194
0(M)。実測値:405.1939。
【0866】 実施例389 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−アレニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.67(s,1H),7
.93(d,J=9Hz,1H),6.57(dd,J=10,9Hz,2H)
,6.48(d,J=9Hz,1H),6.15−6.12(m,2H),5.
41(s,1H),5.31(q.J=12Hz,1H),4.72−4.69
(m,1H),4.59−4.49(m,1H),3.58(s,3H),2.
14(s,3H),1.23(s,3H),1.10(s,3H);MS C 23Nについての計算値:m/e 361.1678,実測値:361
.1671;分析:C2323N 0.5HOについての計算値:C,
74.58;H,6.53;N,3.78;実測値:C,74.98;H,6.
56;N,3.83。
【0867】 実施例390 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.05(d,J=9Hz
,1H),7.09(t,J=8Hz,1H),6.72(d,J=8Hz,1
H),6.66(d,J=9Hz,1H),6.58(d,J=8Hz,1H)
,6.19(s,1H),5.77(dd,J=6,3Hz,1H),5.50
(d,J=10Hz,1H),5.43(s,1H),5.19(dd,J=6
,2Hz,1H),3.87(s,3H),2.90(m,1H),2.43−
2.15(m,2H),2.09(s,3H),1.97−1.70(m,2H
),1.31(s,3H),1.09(s,3H);13C NMR(75MH
z,DMSO−d)δ156.2,151.4,145.2,133.7,1
32.5,131.6,130.0,128.1,127.2,127.1,1
17.0,116.4,113.4,113.1,110.0,105.3,7
5.9,55.6,49.5,48.6,31.6,29.7,27.3,27
.2,24.2; (DCI/NH)m/z 374(M+H); MS(FAB HRMS
)C2527NOについての計算値:m/e 373.2042,実測値:
373.2047。
【0868】 実施例391 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.03(d,J=9Hz
,1H),7.07(t,J=8Hz,1H),6.68(d,J=8Hz,1
H),6.63(d,J=9Hz,1H),6.57(d,J=8Hz,1H)
,6.15(s,1H),5.62(m,1H),5.54(m,1H),5.
46(s,1H),5.09(m,1H),3.85(s,3H),2.29(
m,1H),2.10(s,3H),1.95−1.80(m,2H),1.7
2−1.50(m,2H),1.38−1.10(m,2H),1.28(s,
3H),1.05(s,3H):13C NMR(75MHz,DMSO−d )δ156.2,151.0,145.0,133.7,130.4,129.
1,128.1,127.1,126.1,117.9,116.5,113.
5,113.1,110.1,105.4,75.3,55.6,49.5,3
6.8,29.7,27.3,25.5,24.6,24.3,20.0;MS
(DCI/NH)m/z 388(M+H);MS(FAB HRMS)C 2629NOについての計算値:m/e 387.2198,実測値:38
7.2204。 [α]23 =−138゜(c 0.114,CHCl)。
【0869】 実施例392 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.05(d,J=9Hz
,1H),7.06(t,J=8Hz,1H),6.67(d,J=8Hz,1
H),6.64(d,J=9Hz,1H),6.59(d,J=8Hz,1H)
,6.19(s,1H),5.82(m,1H),5.72(m,1H),5.
41(s,1H),5.40(d,J=10Hz,1H),3.87(s,3H
),2.29(m,1H),2.13(s,3H),1.95−1.80(m,
2H),1.72−1.50(m,2H),1.38−1.10(m,2H),
1.30(s,3H),1.02(s,3H);13C NMR(75MHz,
DMSO−d)δ156.3,151.4,145.0,133.8,130
.0,128.3,127.9,127.5,127.1,126.9,118
.5,116.4,113.4,113.0,110.2,105.3,76.
1,55.6,49.4,37.1,29.6,26.8,24.7,23.6
,21.2;MS(DCI/NH)m/z 388(M+H);MS(FA
B HRMS)C2629NOについての計算値:m/e 387.219
8,実測値:387.2206。 [α]23 =−147゜(c 0.080,CHCl)。
【0870】 実施例393 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.07(d,J=9Hz
,1H),7.08(t,J=8Hz,1H),6.70(d,J=8Hz,1
H),6.66(d,J=9Hz,1H),6.61(d,J=8Hz,1H)
,6.22(s,1H),5.82−5.70(m,2H),5.48(d,J
=13Hz,1H),5.41(d,J=10Hz,1H),3.88(s,3
H),2.92(m,1H),2.30(m,1H),2.20(m,1H),
2.15(s,3H),1.50−1.40(m,2H),1.33(s,3H
),1.05(s,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−d)δ
156.3,151.8,145.1,133.8,132.0,131.8,
130.8,127.9,127.0,117.7,117.0,116.5,
113.4,113.3,112.9,109.9,105.2,105.0,
76.3,49.3,48.4,32.4,31.6,26.7,24.6,2
3.9,23.6;MS(DCI/NH)m/z 374(M+H);MS
(FAB HRMS)C2527NOについての計算値:m/e 373.
2042,実測値:373.2049。
【0871】 実施例394 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3(Z)−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.71(s,1H),7
.92(d,J=8Hz,1H),6.62(d,J=9Hz,1H),6.6
0(d,J=9Hz,1H),6.47(d,J=9Hz,1H),6.18(
br s,1H),5.63(dd,J=4,9Hz,1H),5.43(br
s,1H),5.36(m,2H),3.64(s,3H),2.44−2.
33(m,1H),2.33−2.19(m,1H),2.15(s,3H),
1.70(m,2H),1.16(s,6H),0.75(t,J=8Hz,3
H);MS(DCI/NH)(M+H)392。
【0872】 実施例395 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−アセトキシフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 458(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.62(S,1H),7.
92(d,1H),7.27(t,1H),7.12(d,1H),6.94(
dd,1H),6.82(s,1H),6.72(d,1H),6.67(s,
1H),6.44(d,1H),6.27(d,1H),6.20(s,1H)
,5.29(s,1H),2.55(s,2H),2.18(s,2H),1.
81(s,2H),1.25(s,2H),1.12(s,2H)。
【0873】 実施例396 10−ジフルオロメトキシ−5[[3−(メチルチオ)メトキシ]フェニル]
−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン MS(DCI/NH)496(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.80(d,J=8.5H
z,1H),7.21(t,JH−F=56Hz,1H),7.20−7.12
(m,2H),6.99(t,1H),6.82−6.68(m,7H),6.
29(d,J=1.1Hz,1H),5.40(s,1H),5.14(s,2
H),2.08(s,2H),1.85(s,2H),1.22(s,2H),
1.16(s,2H); HRMS C2827NOSについての計算値:495.1680。実
測値:495.1682。
【0874】 実施例397 2,5−ジヒドロ−7−ブロモ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,
4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン MS(DCI/NH)m/z 448(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ10.03(s,1H),7.90
(d,J=8.5Hz,1H),7.00(app s,2H),6.63(d
,J=8.4Hz,1H),6.43(br s,1H),5.92−5.77
(m,2H),5.47(br s,1H),5.11−4.97(m,1H)
,2.44−2.26(m,2H),2.19(s,3H),1.22(s,3
H),1.18(s,3H);13C NMR(125MHz,DMSO−d )δ156.7,150.2,148.6,144.0,139.1,136.
3,135.5,130.8,129.2,124.4,117.6,115.
9,115.2,114.0,111.6,75.9,51.6,48.3,3
5.5,29.8,27.9,24.0; HRMS(FAB)C2221 77BrClNOについての計算値m/z:
445.0444(M)。実測値:445.0436。
【0875】 HRMS(FAB)C2221 79BrClNOについての計算値m/z
:447.0424(M)。実測値:447.0413。 分析:C2221BrClNOについての計算値:C,59.15;H,4
.74;N,3.14。実測値:C,59.31;H,4.85;N,3.22
【0876】 実施例398 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−ヒドロキシフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 416(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d) 9.22(s,1H),8.
56(s,1H),7.92(d,1H),6.98(t,1H),6.71(
d,1H),6.64(d,1H),6.58(m,2H),6.54(dd,
1H),6.44(d,1H),6.22(d,1H),6.22(s,1H)
,5.27(s,1H),2.56(s,2H),1.82(s,2H),1.
24(s,2H),1.12(s,2H)。
【0877】 実施例399 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−5−(3−(メチルチオ)メトキシフェニル)−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 526(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d) 7.94(d,1H),7.
14(t,1H),6.82−6.70(m,6H),6.50(d,1H),
6.24(s,1H),5.29(s,1H),5.16(s,2H),5.1
4(s,2H),2.61(s,2H),2.14(s,2H),2.08(s
,2H),1.82(s,2H),1.24(s,2H),1.16(s,2H
)。
【0878】 実施例400 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−(メチルチオメトキシ)フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ
[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 476(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)8.58(s,1H),7.9
2(d,1H),7.12(t,1H),6.82−6.6.71(m,4H)
,6.62(s,1H),6.42(d,1H),6.26(d,1H),6.
25(s,1H),5.28(s,1H),5.12(s,2H),2.55(
s,2H),2.07(s,2H),1.84(s,2H),1.22(s,2
H),1.15(s,2H)。
【0879】 実施例401 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−ト
リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
H NMR δ9.48(s,1H),7.98(m,1H),7.42(
m,1H),7.22(m,5H),7.00(m,1H),6.71(m,1
H),6.52(m,1H),6.42(m,1H),5.47(m,0.5H
),5.12(m,0.5H),1.96(s,2H),1.02(s,2H)
,0.85(s,2H);質量スペクトル(DCI)m/z:416(M+1)
;C2622ClNOについての計算値:415.1229。実測値:41
5.1229。
【0880】 実施例402 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイルオキシ]フェニル)−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)504(M+NH4),487(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)8.59(s,1H),7.9
2(d,1H),7.22(t,1H),7.09(d,1H),6.91(d
d,1H),6.81(t,1H),6.72(d,1H),6.66(d,1
H),6.44(d,1H),6.24(d,1H),6.27(s,1H),
5.28(s,1H),2.55(s,2H),2,949s,2H),2.8
2(s,2H),1.81(s,1H),1.24(s,2H),1.12(s
,2H)。
【0881】 実施例403 2,5−ジヒドロ−9−N,N−ジメチルカルバモイルオキシ−10−メトキ
シ−2,2,4−トリメチル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイルオキ
シ]フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH) 575(M+MH4)H NMR(400M
Hz,DMSO−d)7.90(d,1H),7.25(t,1H),7.1
1(d,1H),6.95(dd,1H),6.85(s,1H),6.79(
s,1H),6.75(d,1H),6.71(d,1H),6.52(d,1
H),6.49(s,1H),5.41(s,1H),2.52(s,2H),
2.02(s,2H),2.94(s,2H),2.89(s,2H),2.8
5(s,2H),1.84(s,2H),1.25(s,2H),1.15(s
,2H)。
【0882】 実施例404 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−エチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.59(s,1H),7
.91(d,J=8Hz,1H),6.75(s,2H),6.62(d,J=
8Hz,1H),6.29(d,J=2Hz,1H),5.46(m,2H),
2.14(s,3H),1.57(m,2H),1.19(s,3H),1.1
5(s,3H),0.89(t,J=7Hz,3H);高解像度MS(APCI
)m/e C2122NOClについての計算値m/e:355.1339
,実測値:355.1353。
【0883】 実施例405 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−イソプロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.57(s,1H),8
.02(d,J=8Hz,1H),6.76(s,2H),6.65(d,J=
9Hz,1H),6.45(s,1H),5.45(s,1H),5.32(d
,J=9Hz,1H),2.17(s,3H),1.70(m,1H),1.3
0(s,3H),1.02(s,3H),0.92(d,J=6Hz,3H),
0.67(d,J=6Hz,3H);HRMS(APCl) C2224NO Clについての計算値m/e:369.1496,実測値:369.1492
【0884】 実施例406 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン MS(DCI/NH) 412(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.92(s,1H),8.
12(d,J=8.8Hz,1H),7.62(d,J=8.8Hz,2H),
7.22−7.15(m,2H),6.77(d,1H),6.69(d,1H
),6.66(d,1H),6.52(s,1H),5.46(s,1H),5
.29(s,1H),2.65(s,2H),1.90(s,2H),1.20
(s,6H); HRMS C2725NOについての計算値:411.1824。実測値:
411.1821。
【0885】 実施例407 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−ブチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.55(br s,1H
),7.91(d,J=9Hz,1H),6.74(s,2H),6.61(d
,J=8Hz,1H),6.26(d,J=1Hz,1H),5.56(dd,
J=11,2Hz,1H),5.45(br s,1H),2.15(m,3H
),1.64(m,1H),1.46(m,1H),1.31(m,4H),1
.19(s,3H),1.15(s,3H),0.78(t,J=7Hz,3H
);MS(DCI/NH)m/e(M+H) 384。
【0886】 実施例408 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(1−チアゾール−2−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.72(s,1H),8
.02(d,J=8Hz,1H),6.88(s,1H),6.70(d,J=
8Hz,1H),6.68(d,J=8Hz,1H),6.61(d,J=9H
z,1H),6.54(s,1H),6.20(s,1H),5.49(s,1
H),3.72(s,3H),2.57(s,3H),2.30(s,3H),
1.33(s,3H),1.14(s,3H);13C NMR(75MHz,
DMSO−d)δ182.9,182.5,181.3,179.8,169
.8,167.9,165.5,163.8,154.6,154.4,153
.6,151.7,151.3,150.0,127.0,96.8,87.2
,67.6,65.7,60.3;MS(DCI/NH)(M+H)322
【0887】 実施例409 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.59(br s,1H
),7.91(d,J=9Hz,1H),6.75(d,J=8Hz,1H),
6.73(d,J=8Hz,1H),6.62(d,J=8Hz,1H),6.
28(d,J=2Hz,1H),5.70(dd,J=12,2Hz,1H),
5.45(br s,1H),2.17(s,3H),1.68(m,2H),
1.23(m,2H),1.19(s,3H),1.15(s,3H),0.9
8(d,J=6Hz,3H),0.75(d,J=7Hz,3H);MS(DC
I/NH)m/e(M+H)384。
【0888】 実施例410 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−クロロ−2,2,4−トリ
メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z381(M) H NMR(500MHz,DMSO)δ7.91(d,J=8.4Hz,1
H),7.30(d,J=8.5Hz,1H),6.90(d,J=8.4Hz
,1H),6.64(d,J=8.5Hz,1H),6.32(br s,1H
),5.90−5.73(m,2H),5.47(br s,1H),5.28
(t,J=5.1Hz,1H),5.04(dd,J=10.2,1.1Hz,
1H),4,97(dd,J=10.2,1.1Hz,1H),4.64−4.
50(m,2H),2.46−2.25(m,2H),2.17(br s,3
H),1.21(s,3H),1.16(s,3H); HRMS(FAB) C2324ClNOについての計算値m/z:381
.1496(M)。実測値:381.1495。
【0889】 実施例411 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−プロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ9.55(s,1H),7
.90(d,J=9Hz,1H),6.74(s,2H),6.60(d,J=
9Hz,1H),6.26(s,1H),5.59(d,J=9Hz,1H),
5.45(s,1H),2.15(s,3H),1.65(m,1H),1.3
8(m,3H),1.19(s,3H),1,15(s,3H),0.82(t
,J=7Hz,3H);13C NMR(75MHz,DMSO−d)δ14
8.6,146.1,143.6,134.8,133.4,127.4,12
7.0,123.9,116.2,115.9,115.9,115.2,11
3.9,112.5,73.9,49.8,33.4,29.4,28.8,2
3.8,18.7,13.4;高解像度MS(APCl)m/e C2224 NOClについての計算値m/e:369.1496,実測値:369.15
04。
【0890】 実施例412 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([3−フルオロフェニル]メチレン
)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
3,4−f]キノリン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ9.04(s,1H),8
.22(d,1H),7.62−7.27(m,2H),7.10−7.02(
m,1H),6.86(d,1H),6.78(d,1H),6.72(d,1
H),6.70(s,1H),5.56(s,1H),5.46(s,1H),
2.72(s,2H),1.96(s,2H),1.27(s,2H)。MS(
DCI/NH)m/z420(M+H); 分析:C2724NOF・0.25HOについての計算値:C,75.5
1;H,5.62;N,2.26。実測値:C,74.84;H,6.17;N
,2.91。
【0891】 実施例413 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−([2−ピリジル]メチレン)−2,2
,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
]キノリン MS(DCI/NH)m/z 417(M+H) H NMR(200MHz,DMSO)δ9.79(br s,1H),8.
51(ddd,J=5.9,1.6,1.0Hz,1H),8.42(d,J=
8.6Hz,1H),8.24(dt,J=7.8,1.0Hz,1H),7.
52(td,J=7.8,1.7Hz,1H),7.22(ddd,J=7.7
,5.8,1.2Hz,1H),7.00(d,J=8.5Hz,1H),6.
88(d,J=8.6Hz,1H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),
6.62(br s,1H),5.71(s,1H),5.51(br s,1
H),2.00(br s,2H),1.28(br s,6H);13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ152.5,149.7,
146.4,145.7,126.5,126.1,122.7,128.7,
128.2,122.0,122.4,121.5,118.2,117.7,
117.6,116.5,115.5,114.8,114.4,114.1,
112.9,49.5,29.7,28.1,21.2; HRMS(FAB) C2521ClNについての計算値m/z:41
6.1291(M)。実測値:416.1288。
【0892】 実施例414 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.49(s,1H),7
.99(d,J,=8.5Hz,1H),6.64(d,J=8.5Hz,1H
),6.58(d,J=8.5Hz,1H),6.47(d,J=8.5Hz,
1H),6.21(br s,1H),5.99(br s,1H),5.40
(br s,1H),5.26−5.21(m,1H),4.81−4.72(
m,2H),4.02−4.02(m,1H),2.61−2.58(m,1H
),2.52(s,2H),2.00−2.95(m,1h),2.21(s,
2H),1.61−1.40(m,4H),1.22(s,2H),1.28−
1.24(m,2H),1.04(s,2H); 分析:C2721NOについての計算値:C,74.80;H,7.21;
N,2.22。実測値:C,74.77;H,7.15;N,2.12。
【0893】 実施例415 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−メトキシカルボ
ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)462(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.72(s,1H),8.
04(d,J=8.5Hz,1H),6.90−6.87(m,1H),6.6
7(d,J=8.5Hz,1H),6.64(d,J=8.5Hz,1H),6
.52(d,J=8.5Hz,1H),6.25−6.29(m,1H),5.
50−5.44(m,2H),4.06−4.00(m,1H),2.66(s
,2H),2.62(s,2H),2.20−2.27(m,1H),2.18
−2.05(m,1H),2.12(s,2H),1.72−1.60(m,2
H),1.25−1.24(m,2H),1.20(s,2H),1.04(s
,2H); HRMS C2821NOについての計算値:461.2202。実測値:
461.2196。
【0894】 分析:C2821NO・0.25HOについての計算値:C,72.1
5;H,6.81;N,2.00。実測値:C,72.06;H,7.06;N
,2.82。
【0895】 実施例416 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
f]キノリン MS DCI m/z 468(M+H)H NMR(200MHz,DMSO)δ8.69(s,1H),7.96
(d,J=8.8Hz,1H),7.44(t,J=1.8Hz,1H),7.
17(d,J=1.8Hz,2H),6.76(d,J=8.4Hz,1H),
6.70(s,1H),6.48(d,J=8.8Hz,1H),6.28(d
,J=8.8Hz,1H),6.25(d,J=1.5Hz,1H),5.41
(s,1H),2.57(s,2H),1.82(s,2H),1.25(s,
2H),1.14(s,2H);13C NMR(200MHz,DMSO)δ
145.9,145.2,142.6,142.1,122.7,122.0,
128.8,127.6,127.2,127.1,126.6,118.2,
117.9,117.2,114.5,112.2,72.7,59.0,49
.8,29.6,28.2,22.2。 HRMS C2623ClFNOについての計算値:467.1066。実
測値:467.1064。
【0896】 実施例417 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 422(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.55(s,1H),8.02(
d,J=8.4Hz,1H),6.77(app s,2H),6.68(d,
J=8.4Hz,1H),6.41(br s,1H),5.50−5.42(
m,2H),4.88(br s,1H),2.23−2.15(m,1H),
2.07(br s,3H),1.91−1.80(m,2H),1.76−1
.63(m,2H),1.60−1.46(m,1H),1.50(br s,
3H),1.38−1.28(m,1H),1.30(s,3H),1.09(
s,3H);13C NMR(125MHz,DMSO)δ148.6,145
.7,143.7,135.8,133.7,132.6,128.2,126
.8,123.7,120.2,117.7,115.9(2),115.3,
114,1,112.4,75.6,49.5,36.3,29.6,29.3
,27.5,25.1,24.2,23.7,20.2; HRMS(FAB) C2628ClNOについての計算値m/z:421
.1809(M)。実測値:421.1810。
【0897】 実施例418 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 422(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.58(s,1H),8.05(
d,J=8.4Hz,1H),6.79(ABq,J=8.0Hz,△nAB
14.4Hz,2H),6.67(d,J=8.3Hz,1H),6.47(b
r s,1H),5.49−5.46(m,2H),5.35(d,J=8.9
Hz,1H),2.28−2.15(m,1H),2.12(br s,3H)
,1.93−1.80(m,1H),1.78−1.63(m,2H),1.6
4−1.51(m,1H),1.62(br s,3H),1.31(s,3H
),1.25−1.13(m,2H),1.04(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ148.7,145.8,144
.2,135.1,134.0,132.1,127.9,126.7,123
.7,121.4,118.0,116.0(2),115.4,114.2,
112.4,103.4,76.4,49.5,37.1,29.5,27.2
,24.5,23.8(2),21.6; HRMS(FAB) C2628ClNOについての計算値m/z:421
.1809(M)。実測値:421.1816。
【0898】 実施例419 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン [α] 25 +237.8゜(c=0.5,CHCl); MS(DCI/NH)m/z 422(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.58(s,1H),8.05(
d,J=8.4Hz,1H),6.79(ABq,J=8.0Hz,△nAB
14.4Hz,2H),6.67(d,J=8.3Hz,1H),6.47(b
r s,1H),5.49−5.46(m,2H),5.35(d,J=8.9
Hz,1H),2.28−2.15(m,1H),2.12(br s,3H)
,1.93−1.80(m,1H),1.78−1.63(m,2H),1.6
4−1.51(m,1H),1.62(br s,3H),1.31(s,3H
),1.25−1.13(m,2H),1.04(s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ148.7,145.8,144
.2,135.1,134.0,132.1,127.9,126.7,123
.7,121.4,118.0,116.0(2),115.4,114.2,
112.4,103.4,76.4,49.5,37.1,29.5,27.2
,24.5,23.8(2),21.6; HRMS(FAB) C2628ClNOについての計算値m/z:421
.1809(M)。実測値:421.1806。
【0899】 実施例420 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン [α] 25 +147.5゜(c=0.2,CHCl); MS(DCI/NH)m/z 422(M+H) H NMR(300MHz,DMSO)δ9.55(s,1H),8.02(
d,J=8.4Hz,1H),6.77(app s,2H),6.68(d,
J=8.4Hz,1H),6.41(br s,1H),5.50−5.42(
m,2H),4.88(br s,1H),2.23−2.15(m,1H),
2.07(br s,3H),1.91−1.80(m,2H),1.76−1
.63(m,2H),1.60−1.46(m,1H),1.50(br s,
3H),1.38−1.28(m,1H),1.30(s,3H),1.09(
s,3H);13 C NMR(125MHz,DMSO)δ148.6,145.7,143
.7,135.8,133.7,132.6,128.2,126.8,123
.7,120.2,117.7,115.9(2),115.3,114.1,
112.4,75.6,49.5,36.3,29.6,29.3,27.5,
25.1,24.2,23.7,20.2; HRMS(FAB) C2628ClNOについての計算値m/z:421
.1809(M)。実測値:421.1794。
【0900】 実施例421 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキ
ソ−ブタノイルオキシ)−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−アリル
−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(ESI)m/z 495(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.90(d,1H),6.
99(d,1H),6.92(d,1H),6.64(d,1H),6.42(
s,1H),5.81−5.76(m,2H),5.48(s,1H),5.0
7−4.94(m,2H),2.99(s,2H),2.84(s,2H),2
.82−2.68(m,4H),2.41−2.27(m,2H),2.18(
s,2H),1.20(s,2H),1.17(s,2H)。
【0901】 実施例422 (−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリ
メチル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
ン MS(DCI/NH)m/z 296(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.50(bs,1H),8
.04(s,1H),6.77(d,1H),6.72(d,1H),6.65
(d,1H),6.42(d,1H),5.50(s,1H),5.42(d,
1H),2.18−1.08(m,18H)。
【0902】 実施例423 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルエ
チル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.92(d,J=8.5
,1H),6.83(d,J=8.5,1H),6.71−6.65(m,2H
),6.31(d,J=1.7,1H),5.46(br m,1H),5.3
7(d,J=9.7,1H),3.61(s,3H),3.00(s,3H),
2.84(s,3H),2.80(m,2H),2.70(m,2H),2.1
7(s,3H),1.80(m,1H),1.31(s,3H),1.03(s
,3H),0.95(d,J=6.4,3H),0.65(d,J=6.8,3
H);13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ171.5,170
.4,149.0,148.0,145.6,138.3,133.6,131
.0,127.9,125.8,120.7,118.2,118.2,115
.4,113.4,112.1,78.0,60.0,49.4,36.4,3
4.9,30.9,29.6,28.9,27.6,27.3,23.8,19
.4,17.8;MS(ESI/NH)m/e 493(M+H),515
(M+Na);HRMS C2926についての計算値m/z:4
92.2624。実測値:492.2613。
【0903】 実施例424 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−5−(フェニルメチル)−2,2,4−トリメ
チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(500MHz,DMSO−d)δ7.90(d,J=8.8
,1H),7.29−7.26(m,2H),7.21(m,1H),7.09
(d,J=7.0,2H),6.89(d,J=8.8,1H),6.66(d
,J=8.8,1H),6.60(d,J=8.8,1H),6.25(d,J
=1.8,1H),5.98(dd,J=10.1,2.5,1H),5,42
(s,1H),2.67(s,2H),2.01(s,2H),2.97(m,
1H),2.85(s,2H),2.84−2.81(m,2H),2.72−
2.69(m,2H),2.22(s,2H),1.17(s,2H),1.1
4(s,2H);13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ171.
5,170.4,148.2,148.1,146.2,128.4,127.
6,122.4,121.9,128.9,128.2,127.2,126.
2,126.2,120.8,118.2,116.2,115.2,112.
9,112.6,74.8,60.1,49.7,28.2,24.9,29.
2,29.1,28.9,27.6,24.2;MS(ESI/NH)m/e
541(M+H),562(M+Na);分析:C3336
ついての計算値:C72.21,H6.71,N5.18。実測値:C72.8
7,H6.97,N4.90。
【0904】 実施例425 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
イルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チエニル
)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(500MHz,DMSO−d)δ7.90(d,J=8.4
,1H),7.40(dd,J=5.0,1.3,1H),6.96(s,1H
),6.86(m,1H),6.80(m,1H),6.74−6.71(m,
2H),6.57(d,J=8.4,1H),6.32(d,J=1.8,1H
),5.41(s,1H),3.58(s,3H),2.98(s,3H),2
.83(s,3H),2.77−2.74(m,2H),2.68−2.65(
m,2H),1.95(d,J=1.1,3H),1.23(s,3H),1.
15(s,3H);13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ171
.1,170.2,148.6,147.5,146.0,142.8,138
.4,132.8,130.1,128.0,127.2,126.3,126
.1,125.9,125.8,120.4,118.4,116.8,115
.8,114.3,112.3,70.9,59.5,49.7,36.2,3
4.7,29.5,28.7,28.5,27.4,22.8;MS(ESI/
NH)m/e 533(M+H),555(M+Na);分析:C20 22Sについての計算値:C67.65,H6.06,N5.26。実
測値:C67.48,H6.16,N5.07。
【0905】 実施例426 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノブタノイルオキシ)−
10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H−[
1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(500MHz,DMSO−d)δ7.85(d,J=8.4
,1H),6.86(d,J=8.4,1H),6.68−6.61(m,2H
),6.25(d,J=1.5,1H),5.86−5.78(m,2H),5
.46(s,1H),5.06−4.98(m,2H),2.61(s,2H)
,2.62(t,J=7.1,2H),2.47(m,1H),2.22(t,
J=7.0,2H),2.25(m,1H),2.18(s,2H),2.16
(s,6H),1.80(m,2H),1.18(s,2H),1.17(s,
2H);13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ171.8,14
8.4,147.9.146.2,128.5,124.0,122.5,12
2.1,127.2,126.2,120.7,118.2,117.2,11
6.2,115.0,112.8,112.6,72.6,59.9,58.0
,45.1,26.6,21.1,29.2.29.0,22.8,22.5;
MS(ESI/NH)m/e 477(M+H);分析:C2936についての計算値:C72.08,H7.61,N5.88。実測値:C7
2.77,H7.74,N5.64。
【0906】 実施例427 9−(2−エトキシ−2−オキソ−エチルアミノカルボニル)−オキシ−10
−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5
−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)510(M+NH,492(M+H),26
4; H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.21(t,J=6.0H
z,1H),7.86(d,J=8.5Hz,1H),6.86(d,J=8.
5Hz,1H),6.64(d,J=8.5Hz,1H),6.62(d,J=
8.5Hz,1H),6.29(d,J=1.1Hz,1H),5.90−5.
76(m,2H),5.45(br s,1H),5.04(dd,J=10.
2,1.8Hz,1H),4.99(dd,J=17.2,1.8Hz,1H)
,4.12(q,J=7.0Hz,2H),2.85(d,J=6.0Hz,2
Hz),2.65(s,2H),2.20−2.22(m,2H),2.17(
d,J=1.1Hz,2H),1.21(t,J=7.0Hz,2H),1.1
8(s,2H),1.17(s,2H); 分析:C2822についての計算値:C,68.28;H,6.55
;N,5.69。実測値:C,67.97;H,6.59;N,5.62。
【0907】 実施例428 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(3−アセトアミド−プロパノイルオキシ
)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベン
ゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 477(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ8.04(t,1H),7.
85(d,1H),6.90(d,1H),6.68(d,1H),6.64(
d,1H),6.26(s,1H),5.87−5.77(m,2H),5.4
6(s,1H),5.04(dd,1H),4.98(dd,1H),2.61
(s,2H),2.40(q,2H),2.76(t,2H),2.52−2.
44(m,1H),2.20−2.24(m,1H),2.18(s,2H),
1.84(s,2H),1.18(s,2H),1.17(s,2H)。
【0908】 実施例429 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−
トリメチル−5−ベンジル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 418(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−dH NMR(200MHz,
DMSO−d)δ9.70(bs,1H),7.99(s,1H),7.20
−7.08(m,5H),6.79(d,1H),6.67(d,1H),6.
62(d,1H),6.19(d,1H),5.86(dd,1H),5.44
(s,1H),2.98−2.84(m,2H),2.22(s,2H),1.
19(s,2H),1,17(s,2H)。
【0909】 実施例430 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
リン (DCI/NH) 412(M+H) H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.93(s,1H),8.
13(d,J=8.8Hz,1H),7.63(d,J=8.8Hz,2H),
7.32−7.15(m,3H),6.77(d,1H),6.69(d,1H
),6.66(d,1H),6.52(s,1H),5.46(s,1H),5
.39(s,1H),3.65(s,3H),1.90(s,3H),1.20
(s,6H); HRMS C2725NOについての計算値:411.1834,実測値:
411.1821。
【0910】 実施例431 9−(ジメチルアミノチオカルボニル)−オキシ−10−メトキシ−5−(3
−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH) 451(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.84(d,J=8.8H
z,1H),6.80(d,J=8.8Hz,1H),6.65(d,J=8.
8Hz,1H),6.62(d,J=8.8Hz,1H),6.26(d,J=
1.7Hz,1H),5.90−5.76(m,2H),5.46(br s,
1H),5.04(dd,J=10.2,1.8Hz,1H),4.98(dd
,J=17.2,1.8Hz,1H),2.64(s,2H),2.29(s,
2H),2.26(s,2H),2.22−2.22(m,2H),2.18(
d,J=1.7Hz,2H),1.18(s,2H),1.16(s,2H);
分析:C2620S・0.5HOについての計算値:C,67.9
4;H,6.79;N,6.09。実測値:C,68.06;H,6.80;N
,6.12。
【0911】 実施例432 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(N−カルバモイル−2−アミノアセトキ
シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベ
ンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 464(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.78(d,1H),6.
79(d,1H),6.60(d,1H),6.57(d,1H),6.27(
t,1H),6.18(bs,1H),5.80−5.70(m,2H),5.
67(s,2H),5.28(s,1H),4.97(dd,1H),4.92
(dd,1H),4.01(d,2H),2.55(s,2H),2.42−2
.27(m,1H),2.22−2.16(m,1H),2.10(s,2H)
,1.11(s,2H),1.10(s,2H)。
【0912】 実施例433 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−エトキシ−4−オキソ−ブトキシ)
−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
ピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.92(d,1H,J=
8Hz),6.79(d,1H),6.62(d,1H,J=8Hz),6.5
8(d,1H,J=8Hz),6.18(d,1H,J=2Hz),5.82(
m,1H),5.72(dd,1H,J=2Hz,J=9Hz),5.45(s
,1H),5.05−4.97(m,2H),4.08(q,2H,J=5Hz
),4.02−2.91(m,2H),2.70(s,2H),2.50(t,
2H,J=5Hz),2.45(m,1H),2.21(m,1H),2.16
(s,2H),2.00(quin,2H,J=5Hz),1.19(t,2H
,J=5Hz),1.17(s,6H)。
【0913】 実施例434 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−オキソ−ペンタノイルオキシ)−1
0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン MS(APCI)m/z 462(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.78(d,1H),6.
77(d,1H),6.59(d,1H),6.57(d,1H),6.18(
s,1H),5.80−5.68(m,2H),5.28(s,1H),4.9
6(dd,1H),4.92(dd,1H),2.54(s,2H),2.79
(dd,2H),2.70(dd,2H),2.41−2.16(m,2H),
2.10(s,2H),2.09(s,2H),1.11(s,2H),1.1
0(s,2H)。
【0914】 実施例435 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR δ9.20(s,1H),7.91(d,1H,J=8.5H
z),6.92(m,2H),6.88(m,2H),6.57(d,1H,J
=8.5Hz),6.28(m,1H),5.45(m,1H),1.81(s
,2H),1.29(s,2H),1.09(s,2H);質量スペクトル(D
CI)m/z:458(M+1);C2519ClFNOについての計算
値:457.1056。実測値:457.1054。
【0915】 実施例436 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)m/z 424(M+H) H NMR(400MHz,DMSO−d) 7.92(d,1H),6.
88(d,1H),6.62(d,1H),6.60(d,1H),6.20(
s,1H),5.81(m,1H),5.74(dd,1H),5.45(s,
1H),5.24(s,1H),5.02(d,1H),4.99(d,1H)
,2.70(s,2H),2.45(m,2H),2.22(s,2H),2.
18(s,2H),1.18(s,2H),1.17(s,2H)。
【0916】 実施例437 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
ノイルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペ
ニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.84(d,J=8.5
,1H),6.88(d,J=8.9,1H),6.68−6.62(m,2H
),6.26(br s,1H),5.85−5.77(m,2H),5.45
(br s,1H),5.05−4.97(m,2H),3.60(s,3H)
,3.34−3.21(m,4H),2.65(t,J=7.4,2H),2.
45−2.41(m,3H),2.27(m,1H),2.17(s,3H),
1.90(m,2H),1.18(s,3H),1.17(s,3H),1.1
2(t,J=7.0,3H),1.02(t,J=7.2,3H);13C N
MR(100MHz,DMSO−d)δ171.7,170.3,148.4
,147.9,146,3,138.4,134.0,133.5,132.1
,127.3,126.1,120.7,118.2,117.2,116.2
,114.9,113.8,112.6,73.6,59.9,49.8,41
.2,36.6,32.7,30.9,29.3,29.0,23.8,20.
4,14.2,13.1;MS(ESI/NH)m/e 533(M+H) ,555(M+Na);分析:C2240についての計算値:C7
2.15,H7.57,N5.26。実測値:C72.16,H7.76,N5
.06。
【0917】 実施例438 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
ノイルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペ
ニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.77(d,J=8.5
,1H),6.81(d,J=8.9,1H),6.61−6.56(m,2H
),6.19(d,J=1.7,1H),5.80−5.70(m,2H),5
.28(s,1H),4.98−4.90(m,2H),2.71(s,2H)
,2.90(s,2H),2.76(s,2H),2.58(t,J=7.4,
2H),2.28−2.25(m,2H),2.20(m,1H),2.10(
s,2H),1.84(m,2H),1.11(s,2H),1.10(s,2
H);13C NMR(100MHz,DMSO−d)δ171.7,171
.2,148.4,147.9,146.2,128.4,124.1,122
.5,122.1,127.2,126.2,120.7,118.2,117
.2,116.2,114.9,112.8,112.6,72.6,59.9
,49.8,26.6,24.8,22.8,21.2,29.2,29.0,
22.8,20.2;MS(ESI/NH)m/e 505(M+H),5
27(M+Na);分析:C3036についての計算値:C71.
40;H7.19,N5.55。実測値:C71.20;H7.19,N5.2
9。
【0918】 実施例439 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ペンタノイルオ
キシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.78(d,J=8.9
,1H),6.81(d,J=8.5,1H),6.61−6.55(m,2H
),6.19(d,J=1.7,1H),5.80−5.70(m,2H),5
.28(s,1H),4.98−4.90(m,2H),2.52(s,2H)
,2.25(m,4H),2.58(t,J=7.2,2H),2.29−2.
25(m,2H),2.20(m,1H),2.10(s,2H),1.82(
m,2H),1.51(m,2H),1.42(m,2H),1.26(m,2
H),1.11(s,2H),1.10(s,2H);13C NMR(100
MHz,DMSO−d)δ171.7,169.6,148.4,147.9
,146.2,128.4,124.0,122.5,122.1,127.2
,126,1,120.7,118.2,117.2,116.2,114.9
,112.8,112.6,72.6,59.9,49.8,45.8,41.
9,26.6,22.8,,21.2,29.2,29.0,26.0,25.
2,24.0,22.8,20.4;MS(ESI/NH)m/e 545(
M+H),567(M+Na);分析:C3340:C72.7
7,H7.40,N5.14。実測値:C72.50,H7.42,N4.99
【0919】 実施例440 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ペンタノイルオ
キシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−
1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.77(d,J=8.5
,1H),6.81(d,J=8.5,1H),6.61−6.56(m,2H
),6.19(s,1H),5.78−5.70(m,2H),5.28(s,
1H),4.98−4.90(m,2H),2.52(s,2H),2.50(
m,4H),2.29(t,J=4.7,4H),2.59(t,J=7.4,
2H),2.41−2.27(m,2H),2.20(m,1H),2.10(
s,2H),1.82(m,2H),1.11(s,2H),1.10(s,2
H);13C NMR(100MHz,DMSO−d)δ171.6,170
.2,148.4,147.9,146.2,128.4,124.0.122
.5,122.1,127.2,126.1,120.7,118.2,117
.2,116.2,114.9,112.8,112.6,72.6,66.1
,60.0,49.8,45.2,41.4,26.6,22.7,21.0,
29.2,29.0,22.8,20.2;MS(ESI/NH)m/e 5
47(M+H),569(M+Na);分析:C3238:C7
0.21,H7.01,N5.12。実測値:C69.99,H7.06,N4
.91。
【0920】 実施例441 (−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−
ブタノイルオキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5(S)−(
3(S)−1−シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
4−f]キノリン MS(APCI)m/z 517(M+H) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.94(d,1H),6.
84(d,1H),6.69(d,1H),6.67(d,1H),6.22(
s,1H),5.75(dd,1H),5.52(d,1H),5.42(s,
1H),5.17(dd,1H),2.62(s,2H),2.99(s,2H
),2.90−2.85(m,1H),2.84(s,2H),2.80(t,
2H),2.68(t,2H),2.29−2.21(m,1H),2.25−
2.12(m,1H),2.08(s,2H),1.92−1.74(m,2H
),1.20(s,2H),1.08(s,2H)。
【0921】 実施例442 10−メトキシ−9−(アリルアミノカルボニル)オキシ−5−(3−プロペ
ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
ノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)464(M+NH,447(M+H),26
4。 H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.96(t,J=5.9H
z,1H),7.86(d,J=8.5Hz,1H),6.86(d,J=8.
5Hz,1H),6.62(d,J=8.5Hz,2H),6.28(d,J=
1.5Hz,1H),5.90−5.76(m,2H),5.45(br s,
1H),5.27−4.97(m,4H),2.71(m,1H),2.64(
s,2H),2.41−2.22(m,2H),2.17(d,J=1.5Hz
,2H),1.18(s,2H),1.17(s,2H); 分析:C2720・0.25HOについての計算値:C,71.8
9;H,6.81;N,6.21。実測値:C,72.18;H,7.08;N
,5.98。
【0922】 実施例443 10−メトキシ−9−(シクロヘキシルアミノカルボニル)−オキシ−5−(
3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]
ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン MS(DCI/NH)506(M+NH,489(M+H),26
4。 H NMR(200MHz,DMSO−d)δ7.86(d,J=8.8H
z,1H),7.67(d,J=7.8Hz,1H),6.84(d,J=8.
8Hz,1H),6.62(d,J=8.8Hz,1H),6.61(d,J=
8.8Hz,1H),6.25(d,J=1.0Hz,1H),5.90−5.
76(m,2H),5.45(br s,1H),5.04(dd,J=10.
2,1.8Hz,1H),4.99(dd,J=17.2,1.8Hz,1H)
,4.02(br s,1H),2.62(s,2H),2.20−2.22(
m,2H),2.17(d,J=1.0Hz,2H),1.86−1.52(m
,5H),1.21−1.22(m,5H),1.18(s,2H),1.17
(s,2H);HRMS C2026についての計算値:488.2
675。実測値:488.2670。
【0923】 実施例444 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(3−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.57(s,1H),7
.91(d,J=9Hz,1H),7.35(dd,J=5,5Hz,1H),
6.99(d,J=5Hz,1H),6.92(s,1H),6.68(d,J
=9Hz,1H),6.64(s,1H),6.44(d,J=9Hz,1H)
,6.34(d,J=9Hz,1H),6.21(s,1H),5.38(s,
1H),3.57(s,3H),1.87(s,3H),1.23(s,3H)
,1.13(s,3H);13C NMR(125MHz,DMSO−d)δ
183.2,182.4,181.4,181.1,170.3,168.8,
165.3,165.2,164.1,163.9,163.5,163.4,
162.6,155.8,154.7,151.6,149.6,108.9,
96.6,87.3,67.3,66.0,60.6;MS(DCI/NH
(M+NH406。
【0924】 実施例445 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−5−(4−(フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
,4−f]キノリン H NMR(300MHz,DMSO−d)δ8.47(s,1H),7
.94(d,J=8Hz,1H),7.33−7.31(m,1H),7.13
−7.04(m,3H),6.62(dd,J=9,8Hz,2H),6.41
(d,J=9Hz,1H),6.41(s,1H),5.82(dd,J=10
,9Hz,1H),5.40(s,1H),3.69(s,3H),3.01−
2.93(m,1H),2.81−2.76(m,1H),2.20(s,1H
),1.15(s,3H),1.13(s,3H);13C NMR(75MH
z,DMSO−d)δ162.5,159.2,145.8,145.1,1
44.0,142.8,134.1,133.4,132.2,130.8,1
30.7,127.4,126.4,117.9,116.4,116.2,1
15.0,114.7,114.4,113.8,112.5,74.4,59
.5,49.7,37.1,29.2,29.0,24.3;MS C27 NFについての計算値:m/e 431.1897,実測値:431.1
905;分析:C2726NF・0.30HOについての計算値:C,
74.23;H,6.14;N,3.21;実測値:C,74.16;H,6.
44;N,2.96。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 311:58 C07D 311:58 215:04) 215:04) (C07D 491/052 (C07D 491/052 239:72) 239:72) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 コグラン,マイケル・ジエイ アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ イズレイク、フエアフアツクス・レイン・ 307 (72)発明者 エルモア,ステーブン・ダブリユ アメリカ合衆国、イリノイ・60031、ガー ニー、ハンプトン・サークル・6869 (72)発明者 コート,マイケル・イー アメリカ合衆国、イリノイ・60044、レイ ク・ブラフ、ノース・グリーン・アベニユ ー・507 (72)発明者 キム,フイリツプ・アール アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ イズレイク、ヒルサイド・141 (72)発明者 ムーア,ジミー・エル アメリカ合衆国、イリノイ・60031、ガー ニー、チヤンドラー・ロード・ナンバー・ 307・690 (72)発明者 プラツト,ジヨン・ケイ アメリカ合衆国、ウイスコンシン・53142、 ケノーシヤ、シツクステイフアースト・ア ベニユー・8210 (72)発明者 ワン,アラン・エツクス アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グレ イズレイク、タボツト・レイン・1012 (72)発明者 エドワーズ,ジエイムズ・ピー アメリカ合衆国、カリフオルニア・92129、 サン・デイエゴ、ヘズビイ・コート・8723 (72)発明者 ジヨーンズ,トツド・ケイ アメリカ合衆国、カリフオルニア・92075、 ソラナ・ビーチ、マービユー・ドライブ・ 546 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 CB22 MA01 MA04 NA14 ZB02 ZB07 ZB11 ZC02

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式Iで示される化合物、またはその薬学的に許容できる
    塩またはプロドラッグである: 【化1】 式中: Rは−L−Rであり、ここでLは下記(1)〜(16)から選択され
    、 (1)共有結合、 (2)−O−、 (3)−S(O)−、ここでtは0、1または2であり、 (4)−C(X)−、 (5)−NR−、ここでRは下記(a)〜(j)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (e)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり1または2個のアリール基
    により置換されているアルコキシカルボニル、 (g)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (h)1〜12個の炭素からなり、独立して下記(i)、(ii)から選択
    される1または2個の置換基により置換されているアルキル、 (i)アリール、 (ii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (i)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (j)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (6)−NRC(X)NR−、ここでXはOまたはSおよびRおよびR は独立して下記(a)〜(g)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭素からな
    るシクロアルキルから独立して選択される1または2個の置換基で置換されてい
    るアルキル、 (f)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (g)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (7)−X’C(X)−、ここでXは先に定義した通りであり、X’はOまた
    はSであり、 (8)−C(X)X’−、 (9)−X’C(X)X’’−、ここでXおよびX’は先に定義した通りであ
    り、X’’はOまたはSであり、但し、XがOの場合、X’またはX’’の少な
    くとも一方はOであり、 (10)−NRC(X)−、 (11)−C(X)NR−、 (12)−NR−C(X)X’− (13)−X’C(X)NR−、 (14)−SONR−、 (15)−NRSO−、および (16)−NRSONR−、 ここで(6)〜(16)は、Rに結合している右端と共に描写しており、R は、下記(1)〜(21)から選択され、 (1)−OH、 (2)−OG、ここでGは−OH保護基であり、 (3)−SH、 (4)−CO20、ここでR20は水素または1〜12個の炭素からなる
    アルキルであり、 (5)アルコキシカルボニル、 (6)−CN、 (7)ハロ、 (8)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (9)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (10)−CHO、 (11)−NR7’、ここでRは先に定義された通りでありR7’は下
    記(a)〜(j)から選択され、 (a)水素、 (b)アリール、 (c)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (d)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (e)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のアリール
    基で置換されているアルコキシカルボニル、 (g)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (h)1〜12個の炭素からなり、独立して下記(i)、(ii)から選択
    される1または2個の置換基で置換されているアルキル、 (i)アリール、 (ii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (i)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (j)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
    炭素は直接窒素に結合しておらず、 (12)−C(X)NR、 (13)−OSO11、ここでR11は下記(a)〜(e)から選択され
    、 (a)アリール、 (b)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (c)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (d)1〜12個の炭素からなり、1、2、3または4個のハロ置換基によ
    り置換されているアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (14)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (15)2〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結合の
    炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)に結合しておらず、 (16)2〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合の
    炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)に結合しておらず、 ここで、(14)、(15)および(16)は、独立して下記(a)〜(u)
    から選択される1、2または3個の置換基で任意に置換され得、 (a)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (b)−OH、但し、2つの−OH基は同じ炭素に結合しておらず、 (c)−SH、 (d)1〜12個の炭素からなるチオアルコキシ、但し、2つの−SH基は
    同じ炭素に結合しておらず、 (e)−CN、 (f)ハロ、 (g)−CHO、 (h)−NO、 (i)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (j)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (k)−NR7’、 (l)=NNR7’、 (m)−NRNR7’7’’、ここで、RおよびR7’は先に定義さ
    れた通りでありR7’’は、下記(i)〜(x)から選択され、 (i)水素 (ii)アリール、 (iii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル、 (v)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり、1または2個のアリ
    ール基で置換されているアルコキシカルボニル、 (vii)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (viii)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭
    素からなるシクロアルキルから独立して選択される1または2個の置換基で置換
    されているアルキル、 (ix)3〜12個の炭素からなるアルケニル、但し、炭素−炭素二重結
    合は直接窒素に結合しておらず、 (x)3〜12個の炭素からなるアルキニル、但し、炭素−炭素三重結合
    は直接窒素に結合しておらず、 (n)−CO10、ここでR10は下記(i)〜(iv)から選択され
    、 (i)アリール、 (ii)1〜12個の炭素からなる1、2または3個のアルキル置換基に
    より置換されているアリール、 (iii)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (iv)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (v)1〜12個の炭素からなり、アリールまたは3〜12個の炭素から
    なるシクロアルキルで置換されているアルキル、 (0)−C(X)NR、 (p)=N−OR10、 (q)=NR10、 (r)−S(O)10、 (s)−X’C(X)R10、 (t)(=X)、および (u)−OSO11、 (17)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (18)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接L(Lが共有結合以外の場合)に
    結合しておらず、 ここで、(17)および(18)は、下記(a)〜(f)から独立して選択さ
    れる1、2、3または4個の置換基で任意に置換され得、 (a)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (b)アリール、 (c)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (d)ハロ、 (e)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (f)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (19)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (20)アリール、および (21)ヘテロ環 ここで、(20)および(21)は、下記(a)〜(l)から独立して選択さ
    れる1、2、3、4または5個の置換基により任意に置換され得る、 (a)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (b)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (c)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (e)ハロ、 (f)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (g)1〜12個の炭素からなるチオアルコキシ、 (h)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、 (i)−NR7’、 (j)−CO10、 (k)−OSO11、および (l)(=X); R、R、およびRは、独立して、水素またはRであるか;または、 RおよびRは、一緒になって−X−Y−Z−(ここで、−Xは−
    O−または−CH−、Yは−C(O)−または−(C(R12)(R13
    −、ここでR12およびR13は独立して水素または1〜12個の炭素から
    なるアルキルおよびvは1、2または3、およびZは−CH−、−CH
    (O)−、−CHO−、−CHNR−、−NR−、および−O−から
    選択される)となり; Lは、下記(1)〜(8)から選択され、 (1)共有結合、 (2)1〜12個の炭素からなるアルキレン、 (3)1〜12個の炭素からなり、下記(a)〜(e)から独立して選択され
    る1または2個の置換基で置換されているアルキレン、 (a)3〜8個の炭素からなるスピロアルキル、 (b)5または8個の炭素からなるスピロアルケニル、 (c)オキソ、 (d)ハロ、および (e)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (4)2〜12個の炭素からなるアルキニレン、 (5)−NR−、 (6)−C(X)−、 (7)−O−、および (8)−S(O)−;および Rは、下記(1)〜(11)から選択され、 (1)ハロ、 (2)水素、 (3)−C(=NR)OR10、 (4)−CN、 但し、Rが(1)、(2)または(3)の場合、Lは共有結合である、 (5)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (6)2〜12個の炭素からなるアルケニル、 ここで、炭素−炭素三重結合の炭素は、Lが共有結合以外の場合、Lに直
    接結合しない、 (7)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル (8)ヘテロ環 (9)アリール ここで、(5)〜(9)は、下記(a)〜(z)、(aa)、(bb)から独
    立して選択される1、2、3、4または5個の置換基により任意に置換され得る
    、 (a)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (b)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (c)−CN、 (d)ハロ、 (e)−CHO、 (f)−NO、 (g)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ (h)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (i)−NR8’9’、ここで、R8’およびR9’は下記(i)〜(x
    iii)から選択され、 (i)水素 (ii)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルカノイル (iii)アルキル部分が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニ
    ル、 (vi)アルキル部分が1〜12個の炭素からなり1または2個のフェニ
    ル置換基により置換されているアルコキシカルボニル、 (v)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (vi)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (vii)1〜12個の炭素からなり、1〜12個の炭素からなるアルコ
    キシ、3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、アリールおよびアルキル部分
    が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニルから独立して選択される1、
    2または3個の置換基で置換されているアルキル、 (viii)3〜12個の炭素からなるアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接窒素に結合しておらず、 (ix)3〜12個の炭素からなるアルキニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接窒素に結合しておらず、 (x)−C(O)NR、ここで、RおよびRは、独立して、水
    素および、1〜12個の炭素からなるアルキルから選択され、 (xi)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (xii)アリール、および (xiii)1〜12個の炭素からなるアルキル、アルキル部分が1〜1
    2個の炭素からなるアルカノイロキシ、アルキル部分が1〜12個の炭素からな
    るアルコキシカルボニル、1〜12個の炭素からなるアルコキシ、ハロ、−OH
    (但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)、1〜12個の炭素から
    なるチオアルコキシ、1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルキル、−NR 7’、−CO10、−OSO11、および(=X)から独立して選
    択される1、2、3、4または5個の置換基により置換されているアリール; R8’およびR9’は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、下記
    (i)〜(ix)から選択される環を形成し、 (i)アジリジン、 (ii)アゼチジン、 (iii)ピロリジン、 (iv)ピペリジン、 (v)ピラジン、 (vi)モルホリン、 (vii)フタルイミド (viii)チオモルホリン、および (ix)チオモルホリンスルホン ここで、(i)〜(ix)は、1〜12個の炭素置換基からなる1、2または
    3個のアルキルにより任意に置換され得る、 (j)=NNR8’9’、 (k)−NRNR8’9’、 (l)−CO、 (m)−C(X)NR8’9’、 (n)=N−OR、 (o)=NR、 (p)−S(O)10、 (q)−X’C(X)R、 (r)(=X)、 (s)−O−(CH−Z−R10、ここでR10は先に定義した通り
    であり、qは1、2、または3、およびZはOまたは−S(O)−であり、 (t)−OC(X)NR8’9’、 (u)−OSO11、 (v)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (w)−L30、ここで、Lは下記(i)〜(iv)から選択され、 (i)共有結合、 (ii)−O−、 (iii)−S(O)、および (iv)−C(X)−および R30は下記(i)〜(iii)から選択され、 (i)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (ii)1〜12個の炭素からなるアルケニル、 但し、炭素−炭素二重結合の炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)
    に結合しておらず、 (iii)1〜12個の炭素からなるアルキニル、 但し、炭素−炭素三重結合の炭素は直接L(ここで、Lは共有結合以外)
    に結合しておらず、 ここで、(i)、(ii)および(iii)は、3〜12個の炭素からなるシ
    クロアルキル、−OH(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、)
    、炭素、ハロ、1〜12個の炭素からなるアルコキシ、1〜12個の炭素からな
    るチオアルコキシ、−NR8’9’、−O−(CH−Z−R10、アル
    キル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、アルキル基が1〜1
    2個の炭素からなるアルカノイロキシ、−NRSO−(1〜12個の炭素か
    らなるアルキル)、−OSO−(1〜12個の炭素からなるアルキル)、アリ
    ールおよびヘテロ環で、任意に置換されている、 (iv)アリール (v)1〜12個の炭素からなるアルキル、ハロ、−NOおよび−OH
    (但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)から独立して選択される
    1、2、3、4または5個の置換基によりに置換されているアリール、 (vi)ヘテロ環、および (vii)1〜12個の炭素からなるアルキル、ハロ、−NOおよび−
    OH(但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない)から独立して選択さ
    れる1、2、3、4または5個の置換基によりに置換されているヘテロ環、 (x)−X’C(X)X’’R10、 (y)−NHC(O)NHNH、 (z)2個の炭素からなるアルケニル (aa)−C(=NR)OR10、および (bb)−NR(X)NR8’9’、 (10) 【化2】 但し、Rが(9)の場合、Lは−NR−または−O−以外であり、 ここで、炭素−炭素二重結合はZまたはE構造であり、R19、R20および
    21は、下記(a)〜(e)から独立して選択され、 (a)水素、 (b)ハロ、 (c)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルコキシカルボニル、 (d)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (e)1〜12個の炭素からなり、下記(i)〜(xxv)で置換されてい
    るアルキル、 (i)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (ii)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (iii)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (iv)−CN、 (v)ハロ、 (vi)−CHO、 (vii)−NO、 (viii)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (ix)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ (x)−NR8’9’、 (xi)=NNR8’9’、 (xii)−NRNR8’9’、 (xiii)−CO10、 (xiv)−C(X)NR8’9’、 (xv)=N−OR10、 (xvi)=NR10、 (xvii)−S(O)10、 (xviii)−X’C(X)R10、 (xix)(=X)、 (xx)−O−(CH−Z−R10、 (xxi)−OC(X)NR8’9’、 (xxii)−L30、 (xxiii)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ (xxiv)−OSO11、および (xxv)−NR(X)NR8’9’、または R20およびR21は一緒になって下記(a)〜(c)から選択されるものと
    なる、 (a)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル (b)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、および (c) 【化3】 ここで、R22およびR23は、独立して、水素または1〜12個の炭素から
    なるアルキル、および (11)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、 ここで、シクロアルケニル基またはR20とR21とが一緒になって形成され
    る環は、下記(a)〜(y)から独立して選択される1または2個の置換基で任
    意に置換され得る、 (a)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (b)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (c)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (d)−CN、 (e)ハロ、 (f)−CHO、 (g)−NO、 (h)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (i)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (j)−NR8’9’、 (k)=NNR8’9’、 (l)−NRNR8’9’、 (m)−CO10、 (n)−C(X)NR8’9’、 (o)=N−OR10、 (p)=NR10、 (q)−S(O)10、 (r)−X’C(X)R10、 (s)(=X)、 (t)−O−(CH−Z−R10、 (u)−OC(X)NR8’9’、 (v)−L30、 (w)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ、 (x)−OSO11、および (y)−NR(X)NR8’9’であり、 Rは水素または、1〜12個の炭素原子からなるアルキル;または −L−RとRが一緒になって、下記(1)〜(3)から選択されるもの
    となり、 (1)=O、 (2) 【化4】 ここで、δは1、2、3または4であり、Aは下記(a)〜(d)から選択さ
    れ、 (a)−CH−、 (b)−O−、 (c)−S(O)、および (d)−NR−、および (3) 【化5】 ここで、炭素−炭素二重結合がEまたはZ構造中にあり得、R26およびR 6’ は、独立して、下記(a)〜(h)から選択され、 (a)水素、 (b)3〜12個の炭素からなるアルケニル、 (c)アリール、 (d)ヘテロ環、 (e)1〜12個の炭素からなるアルキル、 (f)3〜12個の炭素からなるシクロアルキル、 (g)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、および (h)4〜12個の炭素からなるシクロアルケニル、ここで、(a)〜(f
    )は、下記(i)〜(xxiv)から独立して選択される1、2、3、4または
    5個の置換基により任意に置換され得る、 (i)1〜12個の炭素からなるアルコキシ、 (ii)−OH、 但し、同じ炭素原子に2個の−OH基は結合しない、 (iii)−SH、 但し、同じ炭素原子に2個の−SH基は結合しない、 (iv)−CN、 (v)ハロ、 (vi)−CHO、 (vii)−NO、 (viii)1〜12個の炭素からなるハロアルコキシ、 (ix)1〜12個の炭素からなるパーフルオロアルコキシ、 (x)−NR8’9’、 (xi)=NNR8’9’、 (xii)−NRNR8’9’、 (xiii)−CO10、 (xiv)−C(X)NR8’9’、 (xv)=N−OR10、 (xvi)=NR10、 (xvii)−S(O)10、 (xviii)−X’C(X)R10、 (xix)(=X)、 (xx)−O−(CH−Z−R10、 (xxi)−OC(X)NR8’9’、 (xxii)−L30、 (xxiii)アルキル基が1〜12個の炭素からなるアルカノイロキシ
    、 (xxiii)−OSO11、および (xxiv)−NR(X)NR8’9’であり、 R16およびR16’は、独立して、水素または、1〜6個の炭素からなるア
    ルキルである;または R16およびR16’は一緒になって2個の炭素からなるアルケニルである、 破線は、二重結合の任意の存在を表し、 但し、R16とR16’とが一緒になって2個の炭素からなるアルケニルであ
    る場合、二重結合が存在せず、 Yは、炭素、窒素およびN(=O)から選択され; R17は存在しないか、あるいは水素または1〜6個の炭素からなるアルキル
    であり、 但し、二重結合が存在し、Yが窒素またはN(=O)である場合、R17 は存在せず、 R18およびR18’は、独立して、水素または1〜6個の炭素からなるアル
    キル、または R18とR18’とは一緒になって3〜8個の炭素からなるシクロヘテロアル
    キル環またはシクロアルキル環である。
  2. 【請求項2】 下記式IIで示される化合物: 【化6】 (式中、R、R、R、R、R、R、およびLは先に定義した通り
    である) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグ。
  3. 【請求項3】 Rが−L−R、Lが−O−または−S−、およびR が任意に置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキル、またはRとR とが一緒になって−X−Y−Z−となる請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 以下の化合物から選択される請求項3に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン 5−(3−ブロモ−5−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール,アセテ
    ート(エステル)、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
    (メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェニル]ジメチ
    ルカルバメート、 5−[3−(2−フラニル)−5−メチルフェニル]−2,5−ジヒドロ−1
    0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
    ルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    トリフルオロメチル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−メトキシフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−メ
    チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,4−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
    10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (−)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 (+)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−(3,5−ジフルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N−テトラメチル−N−フ
    ェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アミン、 (−)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(
    2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    (2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N,N−ジメチルベ
    ンゼンアミン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−メ
    トキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−プ
    ロピル−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
    1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−3,3−ジメチル−
    2−ブタノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボニトリル、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2−プロパノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−酢酸メチル、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−1−フェニルエタノ
    ン、 5−[2−(クロロメチル)−2−プロペニル]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール,アセ
    テート(エステル)、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(4−メ
    チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−(3−ブロモフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
    ルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−プロピル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,5−テトラメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メ
    チルエチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−メ
    チルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−エチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボキシイミド酸エチルエステル
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−エタンアミン、 N−シクロプロピル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロピニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2(5H)−フラノ
    ン、 5−(3−ブテニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチルカ
    ーボネート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    2−プロペニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−[3−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
    2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 5−(3−ヘキシロキシフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3−(2,4−ジニトロフェノキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
    10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    2−プロピニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール,4−メチ
    ルベンゼンスルホネート(エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノールアセテート
    (エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[4−
    (メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 [4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ジメチル
    カルバメート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
    フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    メトキシメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 [(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]1−モルホリ
    ンカルボキシレート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
    (メチルスルホニル)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]エス
    テル、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    メチルチオ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチ
    ルカルボノチオエート、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル]−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]トリフ
    ルオロメタンスルホネート、 5−[3−(4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)フェ
    ニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸エチル、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(2−プロペニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 1−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチルフ
    ェニル]エタノン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−トリメチルベン
    ゼンメタノール、 5−[3−(2−フラニル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(1H−ピロリジン−1−イル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−メチル)−5,N−ジメチル
    ベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル−N−(
    2−プロペニル)ベンズアミド、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−メトキシ
    エチル)−5−メチルベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−プロペニ
    ル)ベンゼンアミン、 N’−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル
    フェニル]−N,N−ジメチルウレア、 N−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ベン
    ゼンメタンアミン、 5−[(3,5−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 5−[(4−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
    (トリフルオロメチル)フェニル]メチレン]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 5−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 5−[(2−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 5−[(2,6−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 5−[(2−フルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[(4,
    5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)メチレン]−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−ピ
    リジニルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チ
    エニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9,10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2
    −プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2−シクロヘキセン−1−イル)−2,5−ジヒドロ−9,10−ジメ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−3−ブテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(5,5−ジメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オキ
    ソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 anti(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オ
    キソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロペンテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘキセニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ブテニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−エテニル−1−シクロヘキセ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4,4−ジメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチレン−2−シクロヘキシ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−オキソ−2−シクロヘキセニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロオクテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘプテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニルメチル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,3−ジメチル−6−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブロモ−3−プロペニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシメチル−3−シク
    ロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−インドリル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−クロロメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
    キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
    トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
    トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
    キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    ,N−ジメリルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −モルホリノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −メチル−N−メチルスルホニルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    ,Nジメチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチ
    ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −メチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチル−3−プロペニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,3−ブタジエン−2−イル)
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−3−プロペ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−ジヒドロキシ−3−プロ
    ピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−エポキシ−3−プロペニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N−フタルイミド−3−プ
    ロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アミノ−3−プロピル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(ヒドロキシカルボニルアミ
    ノ)−3−プロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−1−
    エテニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (Z)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−プロペニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−1−プロ
    ペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N,N−ジメチルア
    ミノカルボニロキシ)−1−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシメトキシ−1
    −プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−3−プロペニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセチルヒドロキサム
    酸メチル、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセトアルデヒド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘキシリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロペンチリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘプチリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−2−ブテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ペンテン−1−イル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,1−ジフルオロ−1−ペンテ
    ン−3−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (E)メチル 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)2−ブ
    テノエート、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ヒドロキシ−2−ブテ
    ン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−N,N−ジメチルアミ
    ノカルボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−N−メチルアミノカル
    ボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−ベンジルカルボニロキ
    シ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−モルホリンカルボニロ
    キシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−(2−メトキシエチル
    )アミノカルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−メチルアミノカルボニ
    ロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N,N−ジメチルアミノカ
    ルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メトキシメトキシエチル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2,2−ジメチルエトキシカルボ
    ニルアミノ)メチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(アミノメチル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(エトキシカルボニルアミノ)メチ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(カルボエトキシ)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロペンチル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチルプロパ−1,2−ジエ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,4,5−トリフルオロフェニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロヘキシル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ピリジル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ピリジル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9,10−メチレンジオキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H
    −2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−エテニル−2,2,4−トリメ
    チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−クロロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2,
    5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−2,2,
    4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメ
    チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 8−フルオロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2
    ,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−8−フルオロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−フルオロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−ヒドロキシメチル−
    3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
    −シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジ
    ヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−プロピル−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル−4−クロロフェニル)−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(S)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (+)(R)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3−プロピニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(5−メトキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5(S)−(3(S)−1−ヒドロキシメチルシクロペンテン−
    3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5(S)−(3(S)−1−メチルカルボキシレートシクロペン
    テン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2−メチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−アセトキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−シクロヘキセニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5,5−トリヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−ヒドロキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 メチル 2−[2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]−5−キノリニル
    ]アセテート、 (Z)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−メチル−2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 (+)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3R)−(1−メトキシカルボ
    ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−メチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−
    1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−[3−シクロヘキセニル]−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−9−エトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−(3−プロペニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−9−(3−プロピニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−アセトキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
    )−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 10−メトキシ−7−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−
    2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7,9−ジブロモ−10−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 7,9−ジブロモ−5−[シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 7,9−ジブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−(2−エテニル)−5−(3−プロペニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−アセチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−メチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−9−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(カルボ
    メトキシメチル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(N−メ
    チルカルボニル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチルアミノカルボニ
    ロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−ヒドロキシエチル)フ
    ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メタンスルホニロキシ
    エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メチルチオエチル)フ
    ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
    ミノカルボニロキシ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
    ミノ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−シクロプロピル−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−エテニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエチニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 シス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチルプロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニル)
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−アセトアミドブタノイロキシ)10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メチリデン−
    2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチリデン−
    2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(4,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−2−イル
    )メチリデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(6−クロロピリジン−2−イル)メチリデン−2,5
    −ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ピリジン−2−イル)メチリデン−2,5−ジヒドロ
    −5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ブト−3−エニリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フ
    ェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 10−メトキシ−5−(1−メチルプロピリデン)−2,5−ジヒドロ−5−
    フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−5−(1−ブチリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 Z−5−(ベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 Z−5−(2,5−ジフルオロベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 Z−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(2−ピコリニデニル)−2,2,
    4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,5−ジフルオロフェニル)メチ
    リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)メチ
    リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−((4−フルオロフェニル)メ
    チレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([2,3−ジフルオロフェニ
    ル]メチレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−メトキシ−9−ヒドロキシ
    −2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−エチル−2,2,4−トリメチル−2
    ,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−シアノメトキシ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
    )−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
    )−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
    )−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3,4,5−ト
    リフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジフルオロフェニルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(1−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルカルボキシレート−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−アレニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3(Z)−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−アセチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−ジフルオロメトキシ−5−[[3−(メチルチオ)メトキシ]フェニル
    ]−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−ヒドロキシフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−5−(3−メチルチオ)メトキシフェニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−(メチルチオメトキシ)フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 2−5−ジヒドロ−9−N,N−ジメチルカルバモイロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−([2−N,N−ジメチチルカルバモイロキシ
    ]フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([3−フルオロフェニル)メチレン
    )−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−メトキシカルボ
    ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルエチ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−5−(フェニルメチル)−2,2,4−トリメチ
    ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チエニル)
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノブタノイロキシ)−1
    0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−(2−エトキシ−2−オキソ−エチルアミノカルボニル)−オキシ−10
    −メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5
    −ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(3−アセトアミド−プロパノイロキシ)
    −10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 9−(ジメチルアミノチオカルボニル)−オキシ−10−メトキシ−5−(3
    −プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(N−カルバモイル−2−アミノアセトキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−エトキシ−4−オキソ−ブトキシ)
    −10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−オキソ−ペンタノイロキシ)−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
    ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
    ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−
    ブタノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5(S)−(3
    (S)−1−シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−9−(アリルアミノカルボニル)オキシ−5−(3−プロペ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−(シクロヘキシルアミノカルボニル)−オキシ−5−(
    3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、および 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(4−(フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン。
  5. 【請求項5】 Rが−L−R、Lが共有結合およびRが−NRである請求項2に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 以下の化合物から選択される請求項5に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テ
    トラメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン
    、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
    チル−N−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン−10−アミン、および 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸。
  7. 【請求項7】 Rが−L−R、Lが−C(X)X’−、XおよびX
    ’が−O−、およびRが任意に置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキ
    ルである請求項2に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 以下の化合物から選択される請求項7に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸メチル、およ
    び 2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸メチル。
  9. 【請求項9】 Rが−L−R、Lが−X’C(X)−、XおよびX
    ’が−O−、およびRが任意に置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキ
    ルである請求項2に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニ
    ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール,酢酸(
    エステル)である請求項9に記載の化合物。
  11. 【請求項11】 Rが−L−R、Lが共有結合、およびRが任意
    に置換され得る2〜12個の炭素からなるアルキルである請求項2に記載の化合
    物。
  12. 【請求項12】 以下の化合物から選択される請求項11に記載の化合物: 10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4,10−テトラメチル−5−フェニル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−メタノール、 2,5−ジヒドロ−10−(2−ヒドロキシメチル)−5−(3−プロペニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−アミノメチル−5−(3−プロペニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシメチル−5−(3−プロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(ヒドロキシメチル)−5−フェニル−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、および 2,5−ジヒドロ−10−(メトキシメチル)−5−フェニル−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン。
  13. 【請求項13】 Rが−L−R、Lが共有結合、およびRが任意
    に置換され得る2〜12個の炭素からなるアルケニルである請求項2に記載の化
    合物。
  14. 【請求項14】 以下の化合物から選択される請求項13に記載の化合物: 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−オキソ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−シクロヘキシル)−2,5−ジヒドロ−10−エテニル−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、および 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニ
    ル]−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン。
  15. 【請求項15】 Rが−L−R、Lが共有結合、およびRが任意
    に置換され得る2〜12個の炭素からなるアルキニルである請求項2に記載の化
    合物。
  16. 【請求項16】 以下の化合物から選択される請求項15に記載の化合物: 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、および 2,5−ジヒドロ−10−エチニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン。
  17. 【請求項17】 Rが−L−R、Lが共有結合、およびRが−O
    H、ハロ、ヘテロ環、−CN、−COHまたは−CHOである請求項2に記載
    の化合物。
  18. 【請求項18】 以下の化合物から選択される請求項17に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
    チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 (10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
    H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−[1−ヒ
    ドロキシメチル−3−シクロヘキセニル]−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3S−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3R−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 10−クロロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−
    フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(2−フラニル)−5−(3−プロペニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−シアノ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−カルボキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−クロロ−9−ヒドロキシ−
    2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 Z−10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,2
    ,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
    −シクロヘキセニル]−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒ
    ドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、および 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−7−ブロモ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−([2−N,N−ジメチルカルバモイロキシ]フェニル)−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−エチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−イソプロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−ブチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(1−チアゾール−2−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−クロロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−プロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−([2−ピリジル]メチレン)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−ヒドロキシメチ
    ル)シクロヘキセン−3−イル]−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−2
    ,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキ
    ソ−ブタノイロキシ)−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、および (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−
    トリメチル−5−ベンジル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
  19. 【請求項19】 Rが−L−R、LがOおよびRが任意に置換さ
    れ得る3〜12個の炭素からなるアルケニルである請求項2に記載の化合物。
  20. 【請求項20】 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニ
    ル−10−(2−プロペニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリンである請求項19に記載の化合物。
  21. 【請求項21】 Rが−L−R、LがOおよびRが任意に置換さ
    れ得る3〜12個の炭素からなるアルキニルである請求項2に記載の化合物。
  22. 【請求項22】 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニ
    ル−10−(2−プロピニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリンである請求項21に記載の化合物。
  23. 【請求項23】 Rが−L−R、Lが−X’C(X)X’’−、X
    、X’およびX’’がOである請求項2に記載の化合物。
  24. 【請求項24】 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−
    10−イル]メチルカーボネートである請求項23に記載の化合物。
  25. 【請求項25】 下記式IIIで示される請求項1に記載の化合物: 【化7】 (式中、R、R、R、R、R、R、およびLは先に定義した通り
    である) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグ。
  26. 【請求項26】 Rが−L−R、Lが−O−、およびRが任意に
    置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキルである請求項25に記載の化合
    物。
  27. 【請求項27】 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−5−フェニル−2
    ,2−ジメチル−4−メチレン−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−クロム
    エノ[3,4−f]キノリンである請求項26に記載の化合物。
  28. 【請求項28】 下記式IVで示される請求項1に記載の化合物: 【化8】 (式中、Yが窒素またはN(=O)であり、R、R、R、R、R 、R、およびLは先に定義した通りである) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグ。
  29. 【請求項29】 Rが−L−R、Lが−O−、およびRが任意に
    置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキルである請求項28に記載の化合
    物。
  30. 【請求項30】 以下の化合物から選択される請求項29に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−3−オキシド
    −5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン、および 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン。
  31. 【請求項31】 下記式Vで示される請求項1に記載の化合物: 【化9】 (式中、R、R、R、R、R、RおよびLは先に定義した通りで
    あり、R16およびR17は、独立して、水素または1〜6個の炭素からなるア
    ルキルであり、R18およびR18’は独立して、水素または1〜6個の炭素か
    らなるアルキルであるか、またはR18とR18’とが一緒になって3〜8個の
    炭素からなるシクロヘテロアルキル環またはシクロアルキル環となる) または、その薬学的に許容できる塩またはプロドラッグ。
  32. 【請求項32】 Rが−L−R、Lが−O−、およびRが任意に
    置換され得る1〜12個の炭素からなるアルキルである請求項31に記載の化合
    物。
  33. 【請求項33】 以下の化合物から選択される請求項32に記載の化合物: 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(テトラヒドロ−4−
    ピラニル)]−4−メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(ヘキシル)]−5−
    アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジエチル−4−メチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3,4−テトラメチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジメチル−4−エチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、および 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3−トリメチル−5−アリル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン。
  34. 【請求項34】 以下の化合物から選択される化合物: 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テトラメチル−5−(2−プロペニル)
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸メチル、 10−エテニル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−エチニル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール,酢酸(エステル)、 5−(3−ブロモ−5−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール,酢酸(
    エステル)、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
    (メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−フェニル]ジメチ
    ルカルバメート、 5−[3−(2−フラニル)−5−メチルフェニル]−2,5−ジヒドロ−1
    0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
    ルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    トリフルオロメチル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−メトキシフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−メ
    チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (±)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−クロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,4−ジメチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
    10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (−)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 (+)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−(3,5−ジフルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N−テトラメチル−N−フ
    ェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アミン、 (−)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(
    2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−
    (2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N,N−ジメチルベ
    ンゼンアミン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−メ
    トキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(5−プ
    ロピル−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
    1−モルホリニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−3,3−ジメチル−
    2−ブタノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボニトリル、 1−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2−プロパノン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−酢酸メチル 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−1−フェニルエタノ
    ン、 5−[2−(クロロメチル)−2−プロペニル]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール,酢酸
    (エステル)、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(4−メ
    チルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−(3−ブロモフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(フェニ
    ルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−プロピル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(4−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−フルオロフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,5−テトラメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メ
    チルエチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−メ
    チルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−エチル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−カルボキシイミド酸エチルエステル
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−(−メチレン 1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4,N,N−ペンタメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−エタンアミン、 N−シクロプロピル−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−アセトアミド
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プ
    ロピニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−2(5H)−フラノ
    ン、 5−(3−ブテニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−プロパノール、 10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4,10−テトラメチル−5−フェニル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エチル−2,5−ジヒドロ−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4,N−テ
    トラメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−アミン
    、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
    チル−N−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン−10−アミン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
    ロピニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル−10−(2−プ
    ロペニロキシ)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−メタノール、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボン酸、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−10−エトキシ−2,5−ジヒドロ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
    チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメ
    チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−イル]メチル
    カーボネート、 2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−オール、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチルカ
    ーボネート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    2−プロペニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 5−[3−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
    2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 5−(3−ヘキシロキシフェニル)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−[3−(2,4−ジニトロフェノキシ)フェニル]−2,5−ジヒドロ−
    10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    2−プロピニロキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール,4−メチ
    ルベンゼンスルホネート(エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノールアセテート
    (エステル)、 4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェノール、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[4−
    (メチルチオ)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 [4−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ジメチル
    カルバメート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[4−(
    フェニルメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    メトキシメトキシ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 [(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]1−モルホリ
    ンカルボキシレート、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−[
    (メチルスルフィニル)メトキシ]フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]エス
    テル、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−(
    メチルチオ)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 O−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]メチ
    ルカルボノチオエート、 [3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル]−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]トリフ
    ルオロメタンスルホネート、 5−[3−(4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)フェ
    ニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸エチル、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)安息香酸、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(2−プロペニル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 1−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチルフ
    ェニル]エタノン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−トリメチルベン
    ゼンメタノール、 5−[3−(2−フラニル)フェニル]−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[3−メ
    チル−5−(1H−ピロリジン−1−イル)フェニル]−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−メチル)−5,N−ジメチル
    ベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル−N−(
    2−プロペニル)ベンズアミド、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−メトキシ
    エチル)−5−メチルベンゼンアミン、 3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−N−(2−プロペニ
    ル)ベンゼンアミン、 N’−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)−5−メチル
    フェニル]−N,N−ジメチルウレア、 N−[3−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)フェニル]ベン
    ゼンメタンアミン、 5−[(3,5−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 5−[(4−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[[3−
    (トリフルオロメチル)フェニル]メチレン]−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 5−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 5−[(2−クロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メトキ
    シ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 5−[(2,6−ジクロロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−
    メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 5−[(2−フルオロフェニル)メチレン]−2,5−ジヒドロ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−[(4,
    5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2−オキサゾリル)メチレン]−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−ピ
    リジニルメチレン)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チ
    エニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9,10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2
    −プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(2−シクロヘキセン−1−イル)−2,5−ジヒドロ−9,10−ジメ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−3−ブテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(5,5−ジメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オキ
    ソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 anti(5R,2’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−オ
    キソ−3−テトラヒドロピラニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロペンテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘキセニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ブテニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−エテニル−1−シクロヘキセ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4,4−ジメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチレン−2−シクロヘキセ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−オキソ−2−シクロヘキセニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロオクテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−シクロヘプテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニルメチル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,3−ジメチル−6−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブロモ−3−プロペニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシメチル−3−シク
    ロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−インドリル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−ヒド
    ロキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−クロロメチル−3−シクロヘ
    キセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
    キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
    トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アセ
    トキシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メト
    キシメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    ,N−ジメリルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチ
    ルチオメチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −モルホリノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −メチル−N−メチルスルホニルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    ,Nジメチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチ
    ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N
    −メチルアミノ)メチル−3−シクロヘキセニル)−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチル−3−プロペニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,3−ブタジエン−2−イル)
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−3−プロペ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−ジヒドロキシ−3−プロ
    ピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,2−エポキシ−3−プロペニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(N−フタルイミド−3−プ
    ロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−アミノ−3−プロピル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−(ヒドロキシカルボニルアミ
    ノ)−3−プロピル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−カルボメトキシ−1−
    エテニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (Z)−2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−プロペニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−1−プロ
    ペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N,N−ジメチルア
    ミノカルボニロキシ)−1−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メトキシメトキシ−1
    −プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ヒドロキシ−3−プロペニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセチルヒドロキサム
    酸メチル、 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)アセトアルデヒド、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘキシリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロペンチリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−シクロヘプチリデニルエチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−メチル−2−ブテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ペンテン−1−イル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1,1−ジフルオロ−1−ペンテ
    ン−3−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (E)メチル 2−(2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−5−イル)2−ブ
    テノエート、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ヒドロキシ−2−ブテ
    ン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−N,N−ジメチルアミ
    ノカルボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−(N−メチルアミノカ
    ルボニロキシ)−2−ブテン−1−イル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (E)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ブテニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−ベンジルカルボニロキ
    シ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−モルホリノカルボニロ
    キシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−(2−メトキシエチル
    )アミノカルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N−メチルアミノカルボニ
    ロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−(N,N−ジメチルアミノカ
    ルボニロキシ)エチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メトキシメトキシエチル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2,2−ジメチルエトキシカルボ
    ニルアミノ)メチル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(アミノメチル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(エトキシカルボニルアミノ)メチ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(カルボエトキシ)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロペンチル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−メチルプロパ−1,2−ジエ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3,4,5−トリフルオロフェニ
    ル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(シクロヘキシル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−ピリジル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−ピリジル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(4−ピリジル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
    H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
    2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジメチルフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−[1−ヒ
    ドロキシメチル−3−シクロヘキセニル]−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3S−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 (−)2,5(S)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3R−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,5−ジクロロフェニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 9,10−メチレンジオキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H
    −2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−エテニル−2,2,4−トリメ
    チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−クロロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2,
    5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−2,2,
    4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 9−クロロ−10−ジフルオロメトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメ
    チル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 8−フルオロ−10−メトキシ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−2
    ,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−プロペニル)−8−フルオロ−10−メトキシ−2,2,4−トリ
    メチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−フルオロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−ヒドロキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メチル−3−シクロヘ
    キセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−ヒドロキシメチル−
    3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
    −シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジ
    ヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−プロピル−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘプテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 5−ブチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(S)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 (+)(R)5−シクロペンチル−2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3−プロピニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(5−メトキシ−2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5(S)−(3(S)−1−ヒドロキシメチルシクロペンテン−
    3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−5(S)−(3(S)−1−メチルカルボキシレートシクロペン
    テン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 (±)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2−メチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−アセトキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−[1−エチル−3−シクロヘキセニル]−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−シクロヘキセニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5,5−トリヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−ヒドロキシメチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 メチル 2−[2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]−5−キノリニル
    ]アセテート、 (Z)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−メチル−2−ブテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 (+)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロヘキセニル)−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5(R)−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3−シクロペンテニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3R)−(1−メトキシカルボ
    ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−メチル−3−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−
    1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9,10−ジメトキシ−5−[3−シクロヘキセニル]−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−9−エトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 10−メトキシ−9−(3−プロペニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−9−(3−プロピニロキシ)−5−(3−プロペニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−アセトキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(2−プロペニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
    )−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 10−メトキシ−7−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7−ブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メトキシ−
    2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−ブロモ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 7,9−ジブロモ−10−メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 7,9−ジブロモ−5−[シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2
    ,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 7,9−ジブロモ−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニル]−10−メト
    キシ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−(2−エテニル)−5−(3−プロペニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメ
    チル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−アセチル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリ
    メチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−メチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−7−メチル−9−メチル−5−(3−プロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 10−クロロ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−2,5−
    ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−
    フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(カルボ
    メトキシメチル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチル−N−(N−メ
    チルカルボニル)アミノカルボニロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(N−メチルアミノカルボニ
    ロキシ)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−ヒドロキシエチル)フ
    ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メタンスルホニロキシ
    エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−メチルチオエチル)フ
    ェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
    ミノカルボニロキシ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(3−(2−(N,N−ジメチルア
    ミノ)エチル)フェニル)−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−シクロプロピル−2,2,4−トリ
    メチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−エテニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエチニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 シス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−フェニルエテニル)−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(2−メチルプロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 トランス2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−5−(1−シクロヘキセニル)
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−(2−フラニル)−5−(3−プロペニル)−2,
    2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−シアノ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−カルボキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(2−ヒドロキシメチル)−5−(3−プロペニル
    )−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−(3−プロペニル)−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−アミノメチル−5−(3−プロペニル)−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシメチル−5−(3−プロペニル)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エチニル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 メチル 2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−
    [1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン−10−カルボキシレート、 2,5−ジヒドロ−10−(ヒドロキシメチル)−5−フェニル−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−ホルミル−5−フェニル−2,2,4−トリメチル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−(メトキシメチル)−5−フェニル−2,2,4−
    トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−オキソ−2,2,4−トリメチル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 5−(3−シクロヘキセニル)−2,5−ジヒドロ−10−エテニル−2,2
    ,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−エテニル−5−[1−メチル−3−シクロヘキセニ
    ル]−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−5−(3−プロペニル)−10−メチルチオ−2,2,4
    −トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−アセトアミドブタノイロキシ)10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 10−(ジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,
    4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2
    ,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−(ブロモジフルオロメトキシ)−5−フェニル−2,2−ジメチル−4
    −メチレン−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−クロメノ[3,4−f]キ
    ノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メチリデン−
    2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチリデン−
    2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベン
    ゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(4,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−2−イル
    )メチリデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(6−クロロピリジン−2−イル)メチリデン−2,5
    −ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ピリジン−2−イル)メチリデン−2,5−ジヒドロ
    −5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−5−(ブト−3−エニリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フ
    ェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 10−メトキシ−5−(1−メチルプロピリデン)−2,5−ジヒドロ−5−
    フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−メトキシ−5−(1−ブチリデン)−2,5−ジヒドロ−5−フェニル
    −2,2,4−トリメチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−3−オキシド
    −5−フェニル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−フェニル
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キナゾリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(テトラヒドロ−4−
    ピラニル)]−4−メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−[スピロ(ヘキシル)]−5−
    アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジエチル−4−メチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3,4−テトラメチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2−ジメチル−4−エチル−5−ア
    リル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,3−トリメチル−5−アリル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(ベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4
    −トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キ
    ノリン、 Z−5−(2,5−ジフルオロベンジリデニル)−9−ヒドロキシ−10−メ
    トキシ−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−クロロ−9−ヒドロキシ−
    2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,
    4−f]キノリン、 Z−10−クロロ−9−ヒドロキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,2
    ,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 Z−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(2−ピコリニリデニル)−2,
    2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,5−ジフルオロフェニル)メチ
    リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(3,4−ジフルオロフェニル)メチ
    リデン−2,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2,4−トリメチル−1H−[
    1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−((4−フルオロフェニル)メ
    チレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピ
    ラノ[3,4−f]キノリン、 (Z)9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([2,3−ジフルオロフェニ
    ル]メチレン)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 Z−5−(3−フルオロベンジリデニル)−10−メトキシ−9−ヒドロキシ
    −2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 rel−(5S,3’R)−9−ヒドロキシ−5−[1−メトキシメチル−3
    −シクロヘキセニル]−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−2,5−ジヒ
    ドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−エチル−2,2,4−トリメチル−2
    ,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−シアノメトキシ−10−メトキシ−2,2
    ,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル
    )−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
    )−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ブタノイロキシ
    )−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(3,4,5−ト
    リフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジフルオロフェニルメチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−((2−フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(1−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルカルボキシレート−10−メトキシ−2,2,
    4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロヘキセン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−10−メトキシ−2,2,4−ト
    リメチル−5−(シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3(Z)−ペンテニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−アセチルフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]
    キノリン、 10−ジフルオロメトキシ−5−[[3−(メチルチオ)メトキシ]フェニル
    ]−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−7−ブロモ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4
    −トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−ヒドロキシフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−5−(3−メチルチオ)メトキシフェニル)−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−(メチルチオメトキシ)フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−ト
    リメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイロキシ]フェニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−N,N−ジメチルカルバモイロキシ−10−メトキシ
    −2,2,4−トリメチル−5−([2−N,N−ジメチルカルバモイロキシ]
    フェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−エチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−イソプロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−ブチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(1−チアゾール−2−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(2−メチルプロピル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシメチル−10−クロロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−プロピル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−([3−フルオロフェニル)メチレン
    )−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[
    3,4−f]キノリン、 9−ヒドロキシ−10−クロロ−5−([2−ピリジル)メチレン)−2,2
    ,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f
    ]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−ヒドロキシメチ
    ル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−
    2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 rel−(5S)−9−ヒドロキシ−5−[(3S)−(1−メトキシカルボ
    ニル)シクロヘキセン−3−イル]−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル
    −2,5−ジヒドロ−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−
    f]キノリン、 (−)(5S,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)(5S,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’S)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+)(5R,3’R)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−
    2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルシクロヘキセン−3−イル)−1H
    −[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキ
    ソ−ブタノイロキシ)−10−クロロ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−
    1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリ
    メチル−5−シクロペンチル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリ
    ン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(1−メチルエチ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−5−(フェニルメチル)−2,2,4−トリメチ
    ル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ブタノ
    イロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−チエニル)
    −1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノブタノイロキシ)−1
    0−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1H−[1
    ]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 9−(2−エトキシ−2−オキソ−エチルアミノカルボニル)−オキシ−10
    −メトキシ−5−(3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5
    −ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(3−アセトアミド−プロパノイロキシ)
    −10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−
    トリメチル−5−ベンジル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、 9−ヒドロキシ−10−メトキシ−5−(フェニルメチレン)−2,2,4−
    トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノ
    リン、 9−(ジメチルアミノチオカルボニル)−オキシ−10−メトキシ−5−(3
    −プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(N−カルバモイル−2−アミノアセトキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベ
    ンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−エトキシ−4−オキソ−ブトキシ)
    −10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾ
    ピラノ[3,4−f]キノリン、 (+/−)2,5−ジヒドロ−9−(4−オキソ−ペンタノイロキシ)−10
    −メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ
    [3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−クロロ−2,2,4−トリメチル
    −5−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−メチルチオメトキシ−10−メトキシ−2,2,4−
    トリメチル−5−アリル−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジエチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
    ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−ペンタ
    ノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニ
    ル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−ピペリジノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−(4−N−モルホリノ−4−オキソ−ペンタノイロキ
    シ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5−(2−プロペニル)−1
    H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 (−)2,5−ジヒドロ−9−(4−N,N−ジメチルアミノ−4−オキソ−
    ブタノイロキシ)−10−メトキシ−2,2,4−トリメチル−5(S)−(3
    (S)−1−シクロペンテン−3−イル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4
    −f]キノリン、 10−メトキシ−9−(アリルアミノカルボニル)オキシ−5−(3−プロペ
    ニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]ベンゾピラ
    ノ[3,4−f]キノリン、 10−メトキシ−9−(シクロヘキシルアミノカルボニル)−オキシ−5−(
    3−プロペニル)−2,2,4−トリメチル−1H−2,5−ジヒドロ−[1]
    ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン、 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(3−チエニル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3,4−f]キノリン
    、および 2,5−ジヒドロ−9−ヒドロキシ−10−メトキシ−2,2,4−トリメチ
    ル−5−(4−(フルオロフェニル)メチル)−1H−[1]ベンゾピラノ[3
    ,4−f]キノリン。
  35. 【請求項35】 請求項1に記載の化合物の有効量を投与することを含んで
    なる、哺乳動物におけるグルココルチコイド受容体の活性化、抑制、作動および
    拮抗効果を選択的に修飾する方法。
  36. 【請求項36】 請求項1に記載の化合物の有効量を投与することを含んで
    なる、哺乳動物における炎症および免疫、自己免疫および炎症性疾患を治療する
    方法。
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US09/247,831 1999-02-10
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