JP2002502782A - 容器、容器製造方法及び装置、並びに容器充填方法 - Google Patents

容器、容器製造方法及び装置、並びに容器充填方法

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JP2002502782A JP2000531365A JP2000531365A JP2002502782A JP 2002502782 A JP2002502782 A JP 2002502782A JP 2000531365 A JP2000531365 A JP 2000531365A JP 2000531365 A JP2000531365 A JP 2000531365A JP 2002502782 A JP2002502782 A JP 2002502782A
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duct
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ジョアン、シェホルム
ウルフ、モスバーグ
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エコレーン、アクチボラグ
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Abstract

(57)【要約】 液状または粉状内容物の容器は、閉鎖区画を形成するように相互に連結された壁(12,14)を含み、閉鎖区画の容積は側壁(12,14)の位置に依存する。2つの対向側壁(12)が共通連結部にそって相互に接合され、容器はダクト手段(16)を有し、このダクトは2つの側壁(12)の間において、その全長にわたって均一な材料組成を有する。ダクト手段(16)は区画内部から容器(10)の外側まで延在し、容器が充填前の空状態にある間に密封される。本発明はまた、容器の製造方法及び製造装置、並びに容器充填方法及び充填装置に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明の分野 本発明は、請求項1の前文に定義されたような容器、それぞれ請求項14と請
求項22の前文に定義されたような容器製造方法及び容器製造装置、及びそれぞ
れ請求項26と請求項29に定義されたような容器充填方法並びに容器充填装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】背景技術 液状または粉末物質の各種の容器が現在使用されている。これらの容器は剛性
で金属、ガラス、紙またはプラスチックなどの剛性材料から成ることができ、あ
るいは可撓性材料、通常紙またはプラスチックから成ることができる。
【0003】 食品の扱いにおいては、一方においては食品の包装に関して、他方においては
食品の消費に関して容器の衛生状態に関して二、三の特殊の要求が成される。特
に牛乳などの影響されやすい食品の取扱と包装に関して大きな要求が成される。
【0004】 SE-B-412,357に開示された紙容器は平行六面体であって、その中に2側壁間の
連結部に管状ダクト手段が配置されている。この容器の形状及び紙の固有剛性の
故に自己支持性容器が形成される。ダクト手段は非密封性材料の内部層と、密封
性材料の外側層とから成り、この外側層の一端が非密封性材料を越えて延在して
ダクト手段の密封を可能とする。紙の剛性と容器の形状の結果、容器内部におい
て側壁に従うダクトの断面形状を生じ、実際上容器を排出する時に細長い開口ま
たは溝穴を形成する。
【0005】 この容器は、容器材料の充填された「チューブ」から下から容器を形成する事
によって同時的に製造され充填される型のもである。このような容器の製造充填
装置は非常に大型で高価であるので、大量生産にのみ適している。
【0006】 内側層の一端が外側層の内部に終わる型の管状ダクト手段を製造することは困
難である。さらに容器を充填された状態に形成する際に容器側壁の間にダクト手
段を挿入することは極めて複雑な操作である。
【0007】 現在、環境の影響に関して容器に関して種々の重要な要求が成されている。低
いエネルギー消費をもって容器を製造輸送することができ、また使用後にこれら
の容器を環境に優しい方法で処分することができなければならない。さらに消費
者は容器が扱いやすいことを要求する。
【0008】 SE-B-412,357による容器そのものは、容器を充填された開いた状態で保持する
ユーザが容器側壁を絞る事によって漏れのリスクを生じるので操作が困難である
【0009】 さらに容器は紙、ポリエチレン及びアルミニウムなどの種々の材料から成り、
従って容器の廃棄物を環境に優しい方法で処理することが困難である。
【0010】 現在非常に多量の種々の容器が使われているが、現在容器に課せられている種
々の要件をさらによく満たす新しい型の容器が必要とされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】発明の概要 本発明の目的は新規な改良型容器を提供するにある。特定の課題は、低コスト
で製造することができ、低重量で扱いやすい容器を提供するにある。
【0012】 本発明の特定の目的は、特に無菌状態の必要な食品についての改良型容器を提
供するにある。
【0013】 本発明の他の目的は、新規なまた適当な容器製造方法を提供するにある。
【0014】 さらに本発明の目的は液状または粉状物質を包装する改良法及び改良装置を提
供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、これらの目的及びその他の目的は、導入部に定義された型の
、さらに請求項1、14、22、26及び29にそれぞれ記載の特徴部分に記載
された特徴を有する型の容器、その製造方法及び製造装置、並びに、これらの容
器の充填方法及び充填装置によって達成される。
【0016】 従って本発明の第1の面によれば、本発明は可撓性壁を備え、これらの壁が相
互に連結されて閉鎖区画を成し、この区画の容積が壁の相対位置に依存するよう
にした容器にある。2つの対向側壁が共通連結部にそって相互に接合され、また
容器はダクト手段を備え、このダクト手段の材料組成がその長さ全体にわたって
均一であり、このダクトは2つの側壁の中間の間を区画から容器外部まで延在し
、容器が充填前の空状態にある時に密封される。
【0017】 ダクト手段が容器の区画と外部との間に形成される事により、所定サイズの強
い開口が形成される。その結果、一方においては容器を簡単に充填することがで
き、他方において内容物の消費に際して、開口の寸法と位置が特定されているの
で容器を開けることが容易である。
【0018】 さらに一方においては容器の製造と充填に際して、優れた衛生状態を保証する
ように、また他方において消費に際して品質と味を保持できるように容器を数回
開閉することが可能であり、これは食品、特に衛生状態と無菌状態が必要な食品
においては特に望ましい。
【0019】 本発明の大きな利点は、容器の製造と充填が完全に別々のプラントにおいて実
施することができ、またこれが容器を少量生産に適応させることにある。
【0020】 前述のように、容器の製造に際してダクト手段が密封される。容器が無菌状態
で製造されまたは製造後に殺菌されるので、無菌区画を有する未充填容器が得ら
れる。次にこの容器を無菌状態を保持したまま別個の充填プラントにおくること
ができる。従って充填プラントは容器の区画の滅菌装置を備える必要がなく、こ
れはコスト面で非常に有効であり、特に少量充填プラントに適している。
【0021】 容器が可撓性壁を有するので、容器の仕上がった時にこれを平坦にして平坦状
態で最もスペース節約状態で郵送することができる。
【0022】 圧潰性容器を生じるような可撓性壁を有する容器とダクト手段との組合せの故
に、充填前においても消費後においても一体的に圧縮することができ極めて空間
節約的な食品容器が提供される。
【0023】 ダクト手段が可撓性壁を有するので、これは容器全体を一所に圧縮することを
可能とする。一方においてスペースが節約され、また他方において製造と充填に
際しての取り扱いが簡単になる。
【0024】 好ましい実施形態において、ダクト手段は側壁と同一材料で製造されるが、こ
れは容器を使用後に処分する際に非常に便利である。
【0025】 さらにダクト手段は側壁と一体的に形成し、または別個の部品として形成して
側壁の間に挿入することができる。
【0026】 容器は可撓性材料、特にプラスチック材料から成る。このプラスチック材料は
望ましくは加熱密封性表面層を備える。材料の厚さは100μmの範囲内とする
。ダクト手段は壁より大きな厚さとすることができ、例えば壁が約100μmの
厚さを有する時に約200μmの厚さを有することができる。
【0027】 本発明の一実施形態によれば、ダクト手段はその外周の実質的に半分にそって
連結部の一方の側壁に連結され、またその外周の実質的に他の半分にそって連結
部の他方の側壁に連結される。その結果、ダクト手段の安定なまた対称的な連結
部が得られる。この実施形態は特にダクト手段が可撓性壁を有する時に有利であ
る。この場合空の容器の取り扱いに際して、平坦なダクト手段とのまっすぐな連
結部が得られるからである。
【0028】 特に好ましい実施形態において、ダクト手段はその内側に加熱密封性材料を備
え、これはダクト手段にそった任意の位置でダクト手段を密封することが容易で
ある。
【0029】 好ましい実施形態において、ダクト手段はその容器の縁から一定距離延在し、
容器外部に配置された末端縁部をもって終わる。この末端縁部は容器の製造に際
して密封することができ、この場合空の平坦状態の容器を簡単に滅菌しまたこの
容器が充填されるまで滅菌状態に保持することができる。充填前に容器の末端縁
を例えば切断する事によって容器を開くことができ、充填後に新しい末端縁を密
封して容器を閉じることができる。つぎに容器内容物を再び消費する場合、ダク
ト手段を末端縁によって切断する事によってもう一度開くことができる。このダ
クト手段の大きな利点は、その末端縁部の中にプラグを挿入する事によって消費
者が密封できることにある。
【0030】 前述の容器は数リットルまでの容量と数キロまでの重量を有する製品に特に適
している。またこの容器は特に牛乳などの食品に適している。
【0031】 容器の他の実施形態において、別個に製造されたダクト手段が容器の連結部分
から内側端部にむかって一定距離延在し、ダクト手段は連結部から内側に一定距
離延在し、側壁は突起部を有し、前記突起部がダクト手段を包囲しまた前記突起
部の中において連結部はダクト手段の両側に湾曲部とこの湾曲部からダクト手段
に対して平行に延在する縁部とを有する。
【0032】 充填状態の容器がそのダクト手段を下向きにして配置される時、ダクト手段に
対して放射方向圧力が加えられ、また管状弁手段がダクト手段の中に挿入される
時、ダクト手段と弁手段との間に密封効果が得られる。この実施形態による容器
は特に水などの液体を供給するディスペンサと協働するのに好適である。特にこ
の実施形態においては、容器が充填される時、ダクト手段の内側末端が密封され
ることが好ましい。
【0033】 本発明の第2の面によれば、液状または粉状内容物の容器の製造方法において
、容器の充填前に容器を形成する工程と、ダクト手段が区画から容器の外部に延
在するように、2つの対向側壁の間にダクト手段を形成する工程と、連結部にそ
って側壁を接合する工程と、ダクト手段を密封する工程とを含む方法が提供され
る。
【0034】 本発明のこの第2の面による製造方法の実施形態において、側壁同士が、ダク
ト手段をその間に配置する前に相互に分離される。特殊の実施形態においては、
容器とダクト手段を共通走行方向に前進させる間にダクト手段を側壁の間に挿入
する。これによりダクト手段の合理的迅速な取付けが可能となる。好ましくは複
数の容器が1つのウエブの中に製造され、前進させられ、複数のダクト手段がウ
エブに対して供給されてウエブ中の容器の側壁の間に配置される。このように容
器が大量生産されることが望ましい。その結果として製造コストが低下するから
である。
【0035】 第3の面によれば、本発明は容器の製造装置を提供する。この容器製造装置は
、ダクト手段が区画から容器の外部に延在するように側壁の間にダクト手段を形
成する組立てステーションを含み、前記組立てステーションは、連結部にそって
2つの側壁を接合する第1連結装置と、前記ダクト手段を密封する第2連結装置
とを含む。この製造装置により、本発明の容器を製造しまた本発明の製造方法を
実施するに適した装置が提供される。
【0036】 第4の面によれば、本発明は容器充填方法を提供する。この方法は、2壁の間
に形成され前記区画から容器の外部に延在する密封されたダクト手段を切断する
ことによって外部から開く工程と、充填ノズルを前記ダクト手段の中に挿入する
工程と、前記壁同士を相互に分離することによって区画の容積を増大しながら、
前記充填ノズルを通して内容物を容器の中に導入する工程とを含む。その結果、
予め滅菌された容器の中に腐敗しやすい食品を包装するのに特に適した方法が提
供される。
【0037】 本発明の第5の面によれば、本発明は容器充填装置を提供する。この充填装置
は、容器側壁の間に形成されまた区画から容器の外部に延在する密封されたダク
ト手段を切断または類似操作によって開くように成された開放手段と、充填ダク
トの末端に配置され、先細端部を有し、この先細端部が開放後のダクト手段の中
に挿入されるように細長い断面を有するように成された充填ノズルとを有する。
この装置により、液体の衛生的充填が達成され、また充填中に液体は外部と接触
することができない。
【0038】 好ましい実施形態において、充填ノズルは弾性材料から成る。特に好ましくは
、前記充填ノズルがその端部において対向縁部を備えた細長い排出口を有し、こ
れらの縁部が好ましくは他の力を加えられない場合に相互に係合して排出口を密
封する。その結果、液体は容器を充填する前と後において周囲環境と接触するこ
とを防止される。
【0039】 特に好ましい実施形態においては、充填装置はチャンバを含み、このチャンバ
は充填中にダクト手段及び充填ノズルを包囲してそれらの排出口に清浄ガスを流
れさせて清浄な環境を保証する。
【0040】 好ましい実施形態において、充填装置は、充填ダクト中に含まれた可撓性チュ
ーブに作用する絞り部材を備える。その結果、平滑な内面を有する弁手段が得ら
れ、これらの内面がバクテリアの集中を防止し従って無菌環境を保証する。
【0041】 最後に、前述の充填方法または充填装置を使用して液状または粉状内容物を充
填された容器が得られる。
【0042】 本発明の前記の特徴による容器システムを使用すれば、液状食品の包装に際し
て種々の大きな改良が成される。本発明の容器はユーザに使いやすく、コスト的
に有利に製造され、平坦で空の圧潰状態にあってその区画が本質的にガスを含ま
ないので予め滅菌するのに適している。さらに大きな利点はこの容器がこの状態
で密封されることにある。製造、滅菌及び充填が、すぐれた衛生状態を保持しな
がら相異なる箇所で相異なる時間に実施することができる。充填容器の完成まで
の本発明の方法の柔軟性が大きい。
【0043】 以下、本発明を図面に示す実施形態について詳細に説明するが、本発明はこれ
らの実施例によって限定されるものではない。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の現在の好ましい実施形態の説明 容器 図1と図2について容器10を説明すれば、これらの図はそれぞれ好ましい第
1実施形態の充填された容器をそれぞれ上と下から斜方向に見た状態を示す。容
器10は液状または粉状の内容物のためのものであって、牛乳などの高度の衛生
状態と無菌状態を必要とする食品に適している。この容器は圧潰型であり、すな
わち圧縮性または折り畳型てあって、可撓性の3壁、すなわち2つの対向側壁1
2と底壁14とを有し、これらの壁は可塑性材料から成り、相互に連結されて区
画を成し、この区画容積は壁12、14の位置に依存する。両側の壁12は共通
連結部20にそって相互に融着される。同様に可撓性プラスチック材料から成る
別個のダクト手段16が連結部20の横方向に側壁12の間に形成され、容器の
区画から容器の外側に向かって、底壁14と反対側に延在する。
【0045】 ダクト手段16は管状であって、側壁12と同様の材料及び品質の可撓性壁を
有する。縦方向シームのないダクト手段、例えば押出型管が特に好ましい。側壁
12は共通縁部を有し、この縁部からダクト手段16が垂直に一定距離突出し末
端縁18で終わり、この末端縁は容器の外側に配置され、ダクト手段16の内側
を相互に融着する事によって密封される。容器10は例えばハサミによって密封
された末端縁18を切断する事によって簡単に開くことができる。次にダクト手
段の中にプラグ(図示されていない)を挿入する事によって再密封することがで
きる。
【0046】 容器の連結部20においてダクト手段16の一方の側に搬送手段30が配置さ
れ、この搬送手段は開放区域32から成り、この区域32が本質的に丸い第1開
口34と本質的に細長い第2開口36とを含む。その結果、この搬送手段はハン
ドル30を成し、このハンドルによってユーザは容器10を4本の指によって搬
送することができるが、同時にこれらの開口の中間に力吸収部分が形成されてい
るので、容器10が搬送される時にハンドル30は折り畳まれることなくまたは
その他形に変形されない。ハンドル30の2つの開口34、36は容器10を通
る垂直線に対して約25゜の角度で延在する。実験が示すように、20−30゜
の角度が容器10の快適なハンドル操作を可能とする。ダクト手段16の反対側
において、容器の連結部20は容器の開閉を容易にするためにタブ22として設
計されている。
【0047】 図3と図4は充填された状態の容器10’の好ましい第2実施形態を示す。
【0048】 容器10’は図1と図2の図示の容器と、ダクト手段16が容器の側壁に対し
て一体化されている点のみが相違する。容器の側壁10’がそれぞれ突起Uを有
するように形成され、これらの突起Uが相互に融着された時に連結部20’にそ
って側壁12’が前記のダクト手段16’を成す。ダクト手段16’は側壁の間
に別個の部材を挿入する事によって形成されたダクト手段ほどに剛性で扱いやす
くないことは事実であるが、他方において、この第2実施形態によるダクト手段
16’は、1つの製造工程、すなわち側壁の間にダクト手段を挿入する工程が省
略されるので容器10’の製造が合理的になる。
【0049】 図5は前記の第1実施形態による空の容器10と後続の容器の一部とを示し、
これらの容器は下記に詳細に説明するように1枚のウエブから製造される。複数
の連結面も見られる。
【0050】 図6は、図5に図示の容器10をその最も近い側壁を除去して示す少し短縮ス
ケールの図面である。この図は他方の側壁12と、これに連結されたダクト手段
16と、折り畳み線15にそって折り畳まれた底壁14と2つの側壁12を相互
に連結した連結部20の内側を示す。容器10の底部区域42において、側壁1
2は底壁14に対して下方連結部分24によって連結され、この連結部にそって
各側壁12が底壁14に対して連結され、また側壁12は側面連結部26によっ
て底壁14と連結され、この2つの側面連結部26にそって3壁12、14が共
通の融着シームによって相互に連結される。このようにして容器10の区画10
が側壁12と底壁14によって画成される。連結部20は区画40に対向する境
界線28を成す。
【0051】 ダクト手段16は容器10の底壁と反対側に配置されている。この設計の結果
、壁が楽に注入される容器が得られる。
【0052】 区画40は前述の底部区域42と、中央区域44と、弧状の上方区域46とを
含み、前記の中央区域44の中において、連結部20に接続し区画に対向する境
界線28が相互に平行となり、また前記上方区域46の中において、境界線28
はダクト手段16の内側縁に向かって相互に弧状に延在する。この設計により、
容器10はその充填される程度に関わらず安定に直立する。
【0053】 管状ダクト手段16は平坦であり、連結部20の部分25において、その外周
の半分に沿って一方の側壁12に連結され、またその外周の他方の半分において
他方の側壁12に対して連結されている。容器10の内部において、ダクト手段
16は連結部分全体を横断して区画40に達する。
【0054】 図7は前記の第1実施形態による容器10の断面図であって、この断面図から
容器10の各部12、14、16が相互にどのように融着されているかを見るこ
とができる。容器10は空の状態で示されており、充填の前には清潔さを保持す
るために密封されている。容器10の上端において、ダクト手段16の末端縁1
8がその内面を相互に融着される事によって密封される。側壁12は、その内面
が連結部20のダクト手段16の外側面と融着されている。側壁12とダクト手
段16が熱間密封によって相互に連結される時に、ダクト手段16の内面が連結
部分20の領域で相互に融着されないことが重要である。そのためには、ホット
プレスジョーによって外側から加えられる熱がダクト手段16の内側に達する前
に側壁12とダクト手段16とを相互に溶接することができるように、ダクト手
段16が側壁12よりも分厚い壁を有することが好ましい。他の実施形態におい
て、ダクト手段16と側壁12との継ぎ目20の材料よりも高い融点を有する物
質をもってダクト手段16の内面を被覆することができる。
【0055】 前記の第2実施形態の場合のようにダクト手段16’が容器10’の側壁12
’と一体化されている場合、ダクト手段16’の製造は最も簡単である。側壁1
2’を相互に融着するための密封工具(図示されていない)は、側壁12’の密
封部分20’の相互融着と共にダクト手段16’が形成されるように設計される
。従ってダクト手段は側壁の厚さと同一の厚さを有するように製造され、またよ
り高い融点を有する介在物質を必要としない。
【0056】 容器10の底部区域において、上向きの折り畳み線15を有する底壁14と2
側壁12とが図示され、これらの側壁12は下方連結部24にそった融着シーム
で底壁14と接合されている。
【0057】 図8は、容器の搬送手段またはハンドル30の特殊実施形態である。変形区域
50は、2つの開口34,36にそって変形部分54,56を含むことが見られ
る。各変形部分54,56は、2つの並置された側壁12が相互に連結されない
部分からなる。従って変形部分54,56は大きな可撓性を有し、縁部に面する
開口区域32の側部にそって延在する。これらの変形部分54,56はユーザが
容器10の開口区域32を手で保持すれば変形する。このようにして開口区域3
2の回りの側壁12部分がユーザの手の中に切り込むことが防止される。
【0058】 さらに図8には、開口区域32と連結区域20の縁部の間に配置されたガス充
填されたダクト52の形の補強手段が示されている。その結果、側壁12が可撓
性材料で形成されていても、搬送手段30の大きな剛性が得られる。ダクト52
がガス、好ましくは空気によって充填されることにより、ダクト52をガス、特
に空気によって充填することにより、容器10をその使用後に重くし扱いにくく
するような他の材料を使用しなくてすむ。
【0059】 図1乃至図8に図示の容器は直立姿勢で貯蔵される充填状態にあり、牛乳及び
ジュースなどの液状食品の消費に特に適している。その好ましいサイズは1乃至
3リットルである。
【0060】 図9は、本発明による第3実施形態の容器110を示す。この設計の容器11
0はその内容物を分与するために懸垂するのに適し、特に約5乃至15リットル
の量のディスペンサとして使用するのに好適である。その特に好ましい用途は飲
料水ディスペンサである。容器110の構造は前記の第1実施形態の容器にほぼ
対応する。その相違点は特にその逆転配置にあり、従って底壁14に対応する上
壁114と、下端に配置されたダクト手段116とを有する。
【0061】 上壁114は容器110の側壁112と共に上方に延在して2つの搬送手段1
30を形成し、この搬送手段はフラップ132とその中に形成された開口134
を含む。従って、容器110はその貯蔵、輸送及び分与に際して保持棒60から
懸垂される。
【0062】 図10は容器110の下端部の設計を示し、図面をわかりやすくするため手前
の側壁112を除去し、またダクト手段116を縦方向断面で図示する。前記の
場合と同様に、ダクト手段116は容器110の連結部分120において、その
外周の半分にそって一方の側壁112に連結され、その外周の他方の半分にそっ
て他方の側壁と連結されている。しかしこの実施形態においては、ダクト手段1
16は連結部分120から容器110の区画140の中に一定距離延在する。同
時に側壁112は突出した付加部分113を成し、この部分113がダクト手段
116を包囲して、区画140中のダクト手段116を包囲する環状突出盲ダク
ト142を成す。
【0063】 連結部分120はダクト手段116と横方向に連結され、またダクト手段11
6の両側に湾曲部分122と、この湾曲部分からダクト手段116に対して平行
に延在する縁部124とを有する。
【0064】 図示の位置において、ダクト手段116は排出されまたは充填される位置にあ
り、ダクト手段116はその内側末端117と外側末端118とにおいて開放さ
れている。充填に際して、容器はその密封された末端118を切断することによ
って開放される。
【0065】 充填後に、容器10は、図11に示すようにダクト手段116の内側末端11
7が密封されることによって閉鎖され、この図11は図10に対して垂直方向の
縦方向断面図としてダクト手段116を示す。一対のホットプレス・ジョー70
が矢印72に示すように側壁112に対して加えられる。この図はその直後の状
態を示す。側壁112がダクト手段116と連結されることを防止するため、ダ
クト手段116の内面は好ましくは側壁112の内面とダクト手段116の外側
面より低い融点を有する物質によって形成される。
【0066】 後の工程において容器110から排出する際に、ダクト手段116を穿孔手段
によって図10の位置まで開く。そこで円筒形外周面を有する弁手段(図示され
ていない)をダクト手段116の中に挿入する事によって容器110から排出す
ることができる。そして、突出盲ダクト142の中の液体がダクト手段116を
弁手段に対して押圧して漏洩に対して密封する。
【0067】 前記の本発明の実施形態による各容器はオプションの可撓性材料で形成するこ
とができ、プラスチックが好ましい。このようなプラスチック材料は対応の表面
層に対していかなる場合にも熱密封性であるので特に好ましい。好ましいプラス
チック材料は、好ましくは充填材としての白亜を含むポリオレフィン物質層とす
る。この物質は低コストで、特にガスに対する優れたバリヤ特性を有することが
発見された。またEVAまたはEVOHのガスバリヤを配置することも可能であ
る。容器材料の厚さは好ましくは100−200μmの範囲である。
【0068】容器の製造方法 図1及び図2について説明した型の容器の製造方法について下記に説明する。
図12は容器壁が共通のウエブ状に接合された状態を示す。2枚の同形の側壁ウ
エブ212が生産ラインにそって相互に平行な対向関係において案内される。同
時にこれら2つの側壁ウエブ212の間に、二重壁状に折り畳まれた底壁ウエブ
214が挿入される。
【0069】 図12は組立ステーション240を示し、また3枚のプラスチックウエブ21
2、214が連結ステーション220において加熱密封されて接合され相互連結
されて容器ウエブ210を成す工程を示す。加熱密封操作は、ホットプレス・ジ
ョー218によって実施される。パンチング・ステーション225において、ハ
ンドル及び容器の間に配置される材料の各部が穿孔される。
【0070】 次に容器ウエブ210は挿入装置250に達しこの装置によってダクト手段が
取り付けられる。管状ウエブ216がダクト貯蔵コイル209から巻き戻され、
ダクト手段16の形に切断される。これらがウエブの側壁の間に挿入装置250
によって挿入されて容器ウエブ210の中に完成容器10を形成し、これらの完
成容器が貯蔵コイル230の中に貯蔵される。
【0071】 図13は組立ステーション240の細部を示す。この図は、管状ウエブ216
が送り装置242によって挿入装置250の中に送られて切断装置246によっ
て適当長さのダクト手段16に切断されることを示す。
【0072】 挿入装置250は円形挿入ホイール251を含み、このホイールは駆動モータ
248によって間欠的に作動され、またホイール251は保持スロット252を
有し、この保持スロットはホイール251の外周にそって延在してその中にダク
ト手段16が保持される。
【0073】 さらに挿入ホイール251の外周は容器ウエブ216に隣接した挿入位置の中
に延在して、ダクト手段16を容器10の側壁12同士の間に挿入する。組立ス
テーション240は、ダクト手段16を挿入する際に側壁12同士を相互に分離
させるための分離装置260を含む。この分離装置260は容器ウエブ216の
両側に2つの真空ロール262を含み、またこれらの真空ロール262はウエブ
210から一定距離離間して配置され真空組立体(図示されていない)に接続さ
れる。真空ロール262の外周上にアパチュア264が形成されており、これら
のアパチュアに対して真空組立体から吸引力が加えられて図示のように側壁12
同士を相互に分離させる。
【0074】 さらに組立ステーション240は第1連結装置270と第2連結装置280と
を含む。第1連結装置270はコンテナウエブ210の両側に2つのホットプレ
ス・ジョー272を有して2枚の側壁12を相互にまたダクト手段16に対して
開放連結部分20にそって接合する。第2連結装置280は第1連結装置270
の下流に配置され、同じく2つのホットプレス・ジョー282を有し、これらの
ジョーが挿入されたダクト手段16の両側に配置されてダクト手段を密封する。
【0075】 吸引力は真空ロール262から、容器ウエブ210と挿入ホイール250の外
周とをウエブ210の走行方向に移動させながら加えられるので、ダクト手段は
最初に側壁12の間に斜めに挿入される。ダクト手段16がウエブ210に対し
て垂直となった時、ウエブ210と挿入ホイールが停止され、また真空ロール2
62に対する吸引力が中断される。
【0076】 この静止位置において、第1連結装置270のプレスジョー272が側壁12
の外側面に対して押圧される。同時に、挿入ホイール250の反対側において新
しい管片216がホイール250のスロット252の中に挿入され切断されて、
新しいダクト手段16を形成する。第2連結装置280が遊び時間を利用して同
時にダクト手段16を密封し、このようにして当該容器10は下流工程に入る。
【0077】 容器製造装置は前記の各部品のほか、2つのロール291から成る送り装置2
90と、ダクト手段16の正確な配置が保証されるように送りを制御する割り出
し装置(図示されていない)とを含む。他の実施形態において、ダクト手段16
が側壁12同士の間に挿入される前にこのダクト手段の外側末端を密封すること
ができる。
【0078】 図12に図示のように、完成した容器10はコイル230上に巻き取られる。
これらの容器10が特に食品に対して使用される場合の利点は、コイル230を
軸方向に向けられた放射線に露出する事によってこれらの容器が極めて簡単に放
射線滅菌されることにあり、この場合、容器10の内側に入る放射線はコイル2
30の軸方向末端部分の継ぎ目(図示されていない)を透過すればよい。
【0079】容器の充填方法 図14は、図1と図2について好ましくは液体の場合について述べた型の容器
10を充填する装置300の走行方向の側面図である。この装置は下記において
牛乳について説明するが、この装置は他の液状及び粉状物質の充填についても適
当である。
【0080】 この充填装置300は搬送手段310と貯蔵タンク(図示されていない)に接
続され下端に充填ノズル325を備えた変形性チューブ320から成る充填ダク
ト315と、絞り手段330とを含み、この絞り手段330はチューブ320の
絞り部分322の回りに配置されまたチューブ320の第1側面に配置された支
持装置331と、チューブ320の反対側に配置された絞り手段332とを含む
。図14の充填装置330から図面を明瞭にするために複数の部品が除去されて
いる。
【0081】 絞り手段330の支持装置331は搬送手段310に対して固着され、チュー
ブ320に対向する凹形の絞り面333を成す。絞り部材332は円形であって
、搬送手段310から非対称的枢転運動を成すように懸垂されている。従って絞
り部材332は管320と支持装置331とに対向する凸形絞り面334を成す
。絞り部材332は両矢印335によって示されるように枢転自在であり、チュ
ーブ320から離れる下向きの運動によってダクト315を開き、またチューブ
320に対して内向きの上向き運動によってダクト315を閉じる。絞り運動と
上向き運動において生じる閉鎖によって、チューブ320の中に、絞り手段33
0の下流に大気圧以下の圧力が生じ、これによって充填操作中の充填ノズルから
の滴下を防止する。
【0082】 また充填装置300は、絞り手段330によるダクト315の開閉を制御する
制御手段(図示されていない)を含む。またこの制御手段は、通過した液体量を
計測するためのメータ(図示されていない)に接続される。この制御手段はダク
ト315が開くと同時に測定を開始し、所定量の測定に対応してダクトを閉じる
ように構成されている。このメータは数種の形の設計を有することができる。例
えば、充填中に容器10を計量するように、ダクト315を通る体積を測定する
ように、またはダクト315を開いた後の経過時間を測定するように設計するこ
とができる。
【0083】 充填操作を開始するために充填ノズル325を容器10中に挿入しまた充填後
に容器からノズルを除去することができるように、チューブ320と絞り手段3
30を担持する搬送手段310はフレーム340の中を垂直に調整自在である。
【0084】 フレーム340上に、2つの枢転開放アーム352の形の開放手段350が配
置され、これらの開放アームの末端には吸引カップ354が取付けられている。
これらの吸引カップは真空源に接続されている。開放アーム352によって吸引
カップ354をダクト手段16の両側面まで枢転させ、次に開放アーム352を
少し外側に枢転させながらこれらの吸引カップに吸引力を加えることによって、
ダクト手段16が開くので、充填ノズル325をダクト中に挿入することができ
、これは搬送手段310を下方に動かすことによって実施される。
【0085】 また図14は一対の搬送アーム345を示し、これらのアームはそれぞれ回転
自在搬送ロッド346上に取付けられ、これらのロッド346は往復運動するよ
うに成されている。容器ウエブ310を搬送する際に、搬送アーム345が枢転
させられてウエブ210に係合し、そこで搬送ロッド346がウエブ210の搬
送方向にストライキング運動を成してウエブ210を移動させる。次に搬送アー
ム345がウエブ210から離れるように枢転され、搬送ロッド346が出発位
置に戻されて手順を繰り返す。
【0086】 図20と図21にさらに詳細に図示された充填ノズル325は細長い断面の末
端部分326を有し、この末端部分326は細長い排出口327まで横方向にお
いて先細となり、対向縁部327が相互に係合する。また末端部分326は図2
0から明かなように、縦方向においても少し先細となる。充填ノズル325は弾
性材料、好ましくはプラスチック、例えばシリコーンゴムからなり、自己閉鎖性
である。すなわち、外力が加えられない場合には排出口327の縁部328が相
互に係合して排出口327を閉鎖する。充填ノズル325は、その末端部分32
6と反対側の末端に、充填ダクト315に連結される連結部分329を有する。
このような設計の充填ノズル325は、容器10のダクト手段16中に挿入され
てその内面に当接密封するのに特に適している。
【0087】 図15は、図14に図示のものと類似の充填装置300の側面図である。充填
ノズル325と容器10のダクト手段16の回りに配置されたチャンバ360が
図示され、このチャンバ360はダクト手段16を案内するためのレール362
と、充填ノズル325を包囲するベロー364と、熱い無菌空気などの無菌ガス
を送るダクト366とを含む。
【0088】 図15は容器10のウエブ210を示し、ウエブ210は矢印3のウエブ走行
方向に充填装置300中に導入される。位置Aにおいて、閉鎖容器10が図示さ
れ、そのダクト手段16がその外端部分18において密封されている。ダクト手
段16の密封端部18を切断することによって容器10を開放するため、開放手
段が備えられ、この開放手段は切断装置370の形を成し、この切断装置はモー
タ374と回転ブレード372を備え、このブレードはウエブ210の両側に配
置されるがその一方のみを示す。
【0089】 走行方向3において切断装置370の後方に、充填ダクト315の充填ノズル
325が配置され、その1段後方に、密封ステーション380が配置される。こ
の密封ステーションは図18及び図19においてさらに詳細に説明され、図16
に図示の2つのホットプレス・ジョー382を含み、これらのジョーは保持アー
ム384上に取付けられて、充填された容器のダクト手段16を密封する。
【0090】 レール362の外観は図16と図17に図示され、細長く、本質的に垂直の長
方形断面を有し、その下側面にスロット363が形成され、このスロットの中に
ダクト手段16が案内される。スロット363は、充填ノズル325に隣接して
、拡張されて楕円形開口365をなして、ダクト手段16を開放させ、充填ノズ
ル325をその中に挿入させる。さらにレール362は、充填ノズル325に隣
接して、その上側にベロー364用の円筒形連結部分368を配置されている。
【0091】 充填装置300の操作に際して、無菌ガスが送り導管366を通してレール3
62の中まで流入する。次にガスはスロット363を通して脱出する。ベロー3
64は充填ノズル325の回りに無菌環境を生じ、その間にノズルが自由に上下
させられる。チャンバ360を備えることにより、充填が容易にまた確実に無菌
環境で生じることができる。
【0092】 予め滅菌された空の容器10を充填する際に、容器はまずレール362中の無
菌環境の中に挿入され、そこで圧潰された空の容器10が切断装置370の中で
開放される。次に開いた容器10が充填ノズル325に搬送され、この充填ノズ
ルに隣接して開放手段350がダクト手段16を拡大し、充填ノズル325がダ
クトの中に挿入される。そこで、絞り手段330が開き、容器10が牛乳で満た
され、牛乳の体積が増大するに従ってメータが容器の中に加えられ液体量を測定
しはじめる。所定量が測定された時、絞り手段330がこれに応答して閉じる。
絞り手段が閉じた時、チューブ320の中に充填ノズル325に隣接して大気圧
以下の圧力が形成され、従ってノズルの排出口327が密封される。次に容器1
0は密封ステーション380まで搬送され、そこで再び密封される。
【0093】 外界の不清浄空気は滅菌された容器の中に入る機会がないので、容器10の中
に収容された液体にとってはきわめて衛生的な環境が得られる。
【0094】 充填装置300を浄化する際に、レール362がベロー364と共に離脱装置
367によって除去される。次にこれらの部分は別個の清浄浴の中で浄化される
。チューブ連結部を有する浄化カップ(図示されていない)が充填ノズルの回り
に取付けられ、そこで浄化剤が充填ダクト315の中及び充填ノズル325の回
りに循環させられる。次に浄化カップを除去し、レール362をベロー364と
共に再び取付ける。次にレール362のスロット363が、排出口を有する捕集
手段によって気密的に密封され、そこで充填ノズル325が充填位置に降ろされ
、過酸化水素(H)による滅菌が実施され、このガスは導入口366を通
して供給され捕集手段の排出口を通して排出される。捕集手段を除去しまた牛乳
を充填ダクト315を通して流入させた後に、生産が再開される。このようにし
て、充填装置は容易に清浄状態に保持されまた浄化され、従ってすぐれた衛生状
態が保証される。
【0095】 前記において、側壁間に挿入された別個のダクト手段を有する容器を製造して
充填する装置のみを説明したのであるが、これらの装置に適当な変更を加えて、
ダクト手段が側壁と一体化された容器の製造に使用できる事は理解されよう。従
って本発明の範囲は添付の請求の範囲によってのみ定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による充填された容器の第1実施形態の斜視図。
【図2】 本発明による充填された容器の第1実施形態の斜視図。
【図3】 本発明による充填された容器の第2実施形態の斜視図。
【図4】 本発明による充填された容器の第2実施形態の斜視図。
【図5】 ウエブ中に配列された空状態の容器及びその隣接部分を示す平面図。
【図6】 図5による容器の少し縮小スケールの断面図であって、容器の構造を示すため
に一部の部品を除去して示す図。
【図7】 図5のV−V線にそった断面図。
【図8】 容器のハンドルの特殊実施形態の細部を示す図。
【図9】 充填された状態の容器の第3実施形態の斜視図。
【図10】 図9の容器の開放状態を示す縦方向断面図。
【図11】 図10の断面図に対して垂直方向の縦方向断面図であって、閉鎖状態にある容
器及びその密封装置を示す図。
【図12】 本発明による容器の製造ラインの斜視図。
【図13】 本発明の容器の製造工程のさらに詳細な斜視図。
【図14】 本発明の容器の充填装置の側面図であって、図面をわかりやすくするために二
、三の部品を除去して示す図。
【図15】 容器の走行方向に配置された図14の充填装置の縦方向断面図であって、図面
をわかりやすくするために一部を除去して示す図。
【図16】 図15のXIV−XIV線にそった無菌環境レールの断面図。
【図17】 図15のXV−XV線にそった無菌環境レールの断面図。
【図18】 充填された容器の密封装置の断面図。
【図19】 図18のXVII−XVII線にそった断面図。
【図20】 充填ノズルの側面図。
【図21】 図20のXIX−XIX線にそった充填ノズルの縦方向断面図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月7日(2000.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 33/14 B65D 33/14 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3E018 AA04 AB01 AB06 BA03 BA05 BA08 BB10 CA07 DA02 DA05 EA01 3E064 AB25 BC18 EA01 EA10 EA18 FA04 FA06 HJ01 HK01 HR01 3E075 AA05 AA07 BA47 BB05 BB22 CA02 DA04 DA14 DA33 DC74 DD14 DD42 DD43 DE03 DE06 DE25 GA05 GA07

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖区画(40,140)を形成するように相互に連結された壁(12,14
    ;12’、14’;112,114)を含む液状または粉状内容物の容器であっ
    て、2つの対向側壁(12,12’、112)が共通連結部(20,20’、1
    20)にそって相互に接合され、 前記容器はダクト手段(16;16’;116)を有し、前記ダクト手段は2
    つの側壁(12;12’;112)の間に形成され且つ区画(40;140)か
    ら容器(10;10’;110)の外側に延在するように成された容器において
    、 前記壁は可撓性であって前記区画の容積は壁(12,14;12’、14’;
    112,114)の相対位置に依存し、 前記ダクト手段はその全長にわたって均一な材料組成の可撓性壁を有し、且つ
    前記ダクト手段は容器が充填前の空状態にある間に密封される事を特徴とする液
    状または粉状内容物の容器。
  2. 【請求項2】 充填前の容器の空状態において区画(40;140)が無菌であることを特徴
    とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 ダクト手段はその内面において加熱密封性材料を含むことを特徴とする請求項
    1または2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 ダクト手段の壁が容器側壁(12;12’;112)と同一材料から成ること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の容器。
  5. 【請求項5】 ダクト手段(16;16’)の末端縁部(18)はダクト手段(16;16’
    )の内面が相互に融着されることによって密封されていることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 空で平坦状態にある請求項5に記載の容器。
  7. 【請求項7】 連結部(20;20’)の中に配置された開口区域(32)を有する搬送手段
    (30)を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の容器。
  8. 【請求項8】 2つの側壁(12;12’)が底部区域(42)において底壁(14,14’
    )によって相互に連結され、容器(10,10’)の区画(40)が側壁(12
    ,12’)と底壁(14,14’)によって画成され、ダクト手段(16,16
    ’)が好ましくは底壁(14,14’)に関して容器(10,10’)の反対側
    に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の容器。
  9. 【請求項9】 連結部(20,20’)は区画(40)の対向する両側において境界線(28
    )を備え、前記境界線は、区画の方に向けられ且つ底部区域(42)に接合する
    中央区域(44)において底壁(14,14’)から平行に延在し、中央区域(
    44)に接合する弧状区域(46)において互いに向かってダクト手段(16,
    16’)まで弧状に延在することを特徴とする請求項8に記載の容器。
  10. 【請求項10】 ダクト手段(16’)が容器側壁(12’)と一体化されていることを特徴と
    する請求項1乃至9のいずれかに記載の容器。
  11. 【請求項11】 ダクト手段(16,116)は側壁(12,112)同士の間に挿入された別
    個の部品として設計され、連結部(20,120)の横方向に延在することを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の容器。
  12. 【請求項12】 ダクト手段(116)は連結部(120)から内側に一定距離延在し、側壁(
    112)はダクト手段(116)を包囲する突起部(113)を有し、前記突起
    部の中において連結部(120)がダクト手段(116)の各側に湾曲部(12
    2)とこの湾曲部からダクト手段(116)に対して平行に延在する縁部(12
    4)とを有することを特徴とする請求項11に記載の容器。
  13. 【請求項13】 ダクト手段(116)の内側末端(117)が密封されていることを特徴とす
    る請求項12に記載の容器。
  14. 【請求項14】 少なくとも2つの可撓性壁(12,12’)が相互に連結されて閉鎖区画(4
    0)を形成するように成された液状または粉状内容物の容器(10,10’)の
    製造方法において、 容器の充填前に容器を形成する工程と、 ダクト手段(16,16’)が区画(40)から容器(10,10’)の外部
    に延在するように、2つの対向側壁(12,12’)の間にダクト手段(16,
    16’)を形成する工程と、 連結部(20,20’)にそって側壁(12,12’)を接合する工程と、 ダクト手段(16,16’)を密封する工程とを含む方法。
  15. 【請求項15】 ダクト手段(16,16’)が容器(10,10’)の上縁部から一定距離延
    在するように設計されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 容器(10,10’)が滅菌されることを特徴とする請求項14または15に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 ダクト手段(16’)が容器側壁(12’)と一体化されていることを特徴と
    する請求項14乃至16のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 ダクト手段(16)が別個の部品として形成され、この部品が容器側壁(12
    )同士の間に挿入されることを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 側壁(12)同士の間にダクト手段(16)を形成する工程の前に、側壁(1
    2)同士を分離する工程を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 容器(10)とダクト手段(16)が共通走行方向に前進させられている間に
    ダクト手段(16)が側壁(12)同士の間に挿入されることを特徴とする請求
    項18または19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 ウエブ(210)の中において複数の容器(20)が形成されて前進させられ
    、複数のダクト手段(16)がウエブ(210)に供給されてウエブ(210)
    中の容器(10)の側壁の間に配置されることを特徴とする請求項18乃至20
    のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも2つの可撓性対向側壁(12,12’)を有し、これらの側壁が連
    結部(20,20’)にそって相互に連結されて閉鎖区画(40)を形成するよ
    うに成された液状または粉状内容物の容器(10,10’)の製造装置において
    、 区画(40)から容器(10,10’)の外部に延在するように側壁(12,
    12’)同士の間にダクト手段(16,16’)を形成するための組立てステー
    ション(240)を含み、前記組立てステーションは、 連結部(20,20’)にそって2つの側壁(12,12’)を接合する第1
    連結装置(270)と、 ダクト手段(16,16’)を密封するための第2連結装置(280)とを含
    む事を特徴とする容器製造装置。
  23. 【請求項23】 組立てステーション(240)はダクト手段(16’)を容器(10’)の側
    壁(12’)と一体化することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 組立てステーション(240)は2つの対向側壁(12)の間にダクト手段(
    16)を別個の部品として挿入するための挿入装置(250)を含むことを特徴
    とする請求項22に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記組立てステーション(240)は、さらに、ダクト手段(16)を挿入す
    る時に側壁(12)同士を相互に分離するための分離装置(260)を含むこと
    を特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 可撓性対向側壁(12,12’)を有し、これらの側壁が相互に連結されて閉
    鎖区画(40)を形成するように成され、前記区画の容積が前記壁(12,12
    ’)の相対位置に依存するように成された液状または粉状内容物の容器(10,
    10’)の充填方法において、 容器(10,10’)の2つの側壁(12,12’)の間に形成され、区画(
    40)から容器(10,10’)の外部に延在する密封されたダクト手段(16
    ,16’)を切断等により外部から開く工程と、 充填ノズル(325)をダクト手段(16,16’)の中に挿入する工程と、 壁同士を相互に分離することによって区画(40)の容積を増大しながら、充
    填ノズル(325)を通して内容物を容器(10,10’)の中に導入する工程
    とを含む事を特徴とする容器充填方法。
  27. 【請求項27】 充填ノズル(325)に接続された充填ダクト(315)を、ダクト(315
    )中に含まれ且つこのダクト(315)が変形性チューブ(320)を成す絞り
    部分(322)おいて、チューブ(320)の側面に作用する絞り手段(330
    )によって開き、絞り手段(330)は充填操作を開始するための絞り位置から
    移動させられ、絞り手段(330)が充填操作を停止するために絞り位置に戻さ
    れることによってダクト(315)が閉鎖されるようにした事を特徴とする請求
    項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 容器(10,10’)に充填される液体量を測定し、この測定操作はダクト(
    315)が開かれる時に開始され、ダクト(315)は所定量の測定に応答して
    閉鎖されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも2つの可撓性側壁(12,12’)を有し、これらの側壁が相互に
    連結されて閉鎖区画(40)を形成し、タンクから延在する充填ダクト(315
    )を含む、液状または粉状内容物の容器(10,10’)の充填装置において、 容器側壁(12,12’)同士の間に形成され、区画(40)から容器(10
    ,10’)の外部に延在する密封されたダクト手段(16,16’)を切断等に
    よって開くように成された開放手段(370)と、 充填ダクト(315)の末端に配置され、先細端部(326)を有し、この先
    細端部が開放後のダクト手段(16,16’)の中に挿入されるように細長い断
    面を有するように構成された充填ノズル(325)とを有する事を特徴とする容
    器充填装置。
  30. 【請求項30】 前記充填ノズル(325)が弾性材料、好ましくはプラスチックからなること
    を特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 充填ノズル(325)がその端部(326)において対向縁部(328)を備
    えた細長い排出口(327)を有し、これらの縁部(328)が好ましくは外か
    らの力を加えられない場合に相互に係合して排出口(327)を密封することを
    特徴とする請求項29または30に記載の装置。
  32. 【請求項32】 充填ノズル(325)の端部(326)を包囲するチャンバ(360)を備え
    、前記チャンバ(360)は、容器(10,10’)の充填に際してチャンバ(
    360)の中に無菌清浄環境を保証するため、ダクト手段とガス導入口(366
    )とを包囲する手段(364)を有することを特徴とする請求項29乃至31の
    いずれかに記載の装置。
  33. 【請求項33】 充填ダクト(315)は、充填ダクト(315)を通る液体流を制御するため
    に可変形チューブ(320)からなる絞り部分(322)と、前記チューブ(3
    20)にそって配置され、前記チューブ(320)の側面に作用する絞り手段(
    330)とを含むことを特徴とする請求項29乃至32に記載の装置。
  34. 【請求項34】 請求項26乃至28のいずれかに記載の方法を使用して液状または粉状内容物
    が充填される、請求項1乃至13のいずれかに記載の容器。
  35. 【請求項35】 請求項29乃至33のいずれかに記載の装置によって液状または粉状内容物が
    充填される、請求項1乃至13のいずれかに記載の容器。
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